「第93回アカデミー賞授賞式」の前週にYouTubeで生配信される「アカデミー賞授賞式直前パーティ!」に声優の津田健次郎が出演することが分かった。WOWOWでは、アメリカ・ロサンゼルスで開催される世界最高峰の映画の祭典「第93回アカデミー賞授賞式」を今年も独占生中継・配信する。その開催を前に行われる「アカデミー賞授賞式直前パーティ!」は、映画をこよなく愛する著名人が集い、アカデミー賞に関するトークをメインに、大好きな映画について気ままに語り合うイベントだ。すでに発表されている出演者、ビビる大木(MC)、尾上松也、こがけん、よしひろまさみち(映画ライター)に加え、「K」「Free!」などのアニメ作品や、『スター・ウォーズ』シリーズのカイロ・レンの吹き替えを担当し、声優、俳優、ナレーター、映画監督としても活躍する津田さんが出演。またこの配信終了後、事前応募者60人限定の「アカデミー賞授賞式直前パーティ!プレミアムトークセッション」が開催される。YouTube配信では語りつくせなかった濃密なトーク、プレゼント抽選会、出演者が参加者からの質問にも答えていくコーナーなども予定している。「アカデミー賞授賞式直前パーティ!」は4月16日(金)20時頃~WOWOW公式YouTubeチャンネルにて配信。※約1時間を予定「アカデミー賞授賞式直前パーティ!プレミアムトークセッション」は4月16日(金)21時頃~。※約30分を予定「生中継!第93回アカデミー賞授賞式」は4月26日(月)8時30分~WOWOWプライムにて、字幕版は4月26日(月)21時~WOWOWプライムにて放送。(cinemacafe.net)
2021年04月02日日本最大級、約1,200本のカラフルな傘が広がる「ムーミン谷とアンブレラ」が、2021年4月17日(土)から8月29日(日)まで埼玉・飯能のムーミンバレーパークにて開催される。約1,200本の傘が広がる「ムーミン谷とアンブレラ」「ムーミン谷とアンブレラ」は、2020年に引き続き2回目の開催となるイベント。今回も約1,200本ものカラフルな傘で、ムーミンバレーパーク内にある約200mの自然豊かな回廊を埋め尽くす。アートディレクターを担当するのは、前回と同様、マリメッコ(marimekko)など世界的なブランドでデザインを手掛ける鈴木マサルだ。“春バージョン”“夏バージョン”の2回に分けて開催2021年の「ムーミン谷とアンブレラ」は、ムーミンの物語と北欧のテキスタイルを融合させた世界観をテーマに、4月17日(土)から6月20日(日)まで開催する“春バージョン”と、北欧で夏至がスタートする時期に合わせた6月26日(土)から8月29日(日)まで開催する“夏バージョン”の2回に分けて行う。デザインががらりと変わるので、何度訪れても楽しめそうだ。期間限定メニューも登場また、施設内のパンケーキレストラン「レットゥラ」では、本イベントの開催を記念した期間限定メニューを提供。ミムラねえさん&リトルミイとその兄弟たちをモチーフにしたカラフルなパンケーキ「ミムラと兄弟たちのパンケーキ」、いちごとナタデココのフルーツソースにクランベリーソーダを合わせた赤いフルーツソーダ「アンブレラスカイ・フルーツソーダ『リトルミイのプレイスポット』コラボレーション ver.」の2種類のメニューが用意されている。詳細「ムーミン谷とアンブレラ」開催期間:<前期(春バージョン)>2021年4月17日(土)~6月20日(日)<後期(夏バージョン)>2021年6月26日(土)~8月29日(日)※6月21日(月)~6月25日(金)は傘の入れ替え作業期間となる会場:ムーミンバレーパーク住所:埼玉県飯能市宮沢327‐6■ムーミンバレーパーク チケット料金1デーパス 当日チケット:大人 4,200円、こども(4歳以上 小学生以下) 2,300円1デーパス 前売りチケット:大人 4,000円、こども(4歳以上 小学生以下) 2,100円入園チケット 当日チケット:大人 2,500円、こども(4歳以上 小学生以下)1,500円入園チケット 前売りチケット:大人 2,300円、こども(4歳以上 小学生以下)1,300円※チケット販売は、一部利用制限運営形態を変えて行う場合がある。※入園チケットは閉園時間の1時間前、1デーパスは2時間前まで購入できる。■営業時間ムーミンバレーパーク:平日 10:00~17:00、土日祝 10:00~18:00
2021年02月22日映画芸術科学アカデミーが、第93回アカデミー賞授賞式のプロデューサーを発表した。ジェシー・コリンズ、ステイシー・シェール、スティーヴン・ソダーバーグの3人。コリンズはここ数年連続でグラミー賞、BETアワードなどの制作を担当。そのほかにも数々の授賞式やテレビ番組のプロデューサーを務め、エミー賞にノミネート経験もある。ツイッターで「このような素晴らしい機会をありがとうございます!」とアカデミーに感謝を伝えている。シェールは『エリン・ブロコビッチ』『ジャンゴ 繋がれざる者』で2度アカデミー賞作品賞にノミネートされたほか、『パルプ・フィクション』『コンテイジョン』などの多数の有名作品でプロデューサーまたは製作総指揮を務めてきた。ソダーバーグは『トラフィック』でアカデミー賞監督賞を受賞。メガホンを取った『エリン・ブロコビッチ』では、シェールとともに仕事をした。アカデミーの会長デヴィッド・ルービンとCEOのドーン・ハドソンは連名で「来るオスカーは、授賞式の可能性を再構築、そして刷新するのに素晴らしい機会です。いまの時代に直接反応を見せてくれる、夢のようなチームを結成しました」と3人を紹介している。第93回アカデミー賞授賞式は、2021年4月25日に、バーチャル開催ではなく通常通りのスタイルで開催予定。(Hiromi Kaku)
2020年12月09日2014年に同性愛者であると公表し、2018年にダンサーのエマ・ポートナーと結婚したエレン・ペイジ(『JUNO/ジュノ』)が、トランスジェンダーであることをSNSで明らかにした。「ハイ!友人のみんな。私はトランスジェンダーであることをみんなと共有したいです。私の代名詞はheかthey(彼か彼ら)で、名前はエリオットです」と長文メッセージで報告した。エリオットはついに本当の自分を認めて愛することができたと喜ぶ一方で、トランスジェンダーの人々が直面している問題についても言及。たとえば、トランスジェンダーに対する偏見やヘイトが広まっていること、「2020年だけで、少なくとも40人のトランスジェンダーが殺害された」ことなどを挙げた。「私はトランスジェンダーであり、クィアである自分のことが好き」と明言するエリオットは、「この世界をもっとよく変えるために、私にできることはなんでもやるつもりです」という決意を込めた一文でメッセージを締めくくっている。Netflixの大人気ドラマ「アンブレラ・アカデミー」で女性のヴァーニャ役を演じているエリオットに、Netflixは「私たちのスーパーヒーローを誇りに思います。シーズン3であなたに会えるのが待ちきれない!」とツイート。エリオットがシーズン3にもヴァーニャとして戻ってくることを明らかにした。「アンブレラ・アカデミー」の共演者のトム・ホッパー(ルーサー役)、ジャスティン・H・ミン(ベン役)、製作総指揮のスティーヴ・ブラックマンやマイリー・サイラス、アンナ・パキン、オリヴィア・マンらがエリオットに応援メッセージを送っている。(Hiromi Kaku)
2020年12月02日Netflixの大人気ドラマ「アンブレラ・アカデミー」が、シーズン3へ更新された。ツイッターの公式アカウントが「オー・マイ・ゴッド!戻ってくるよ!正式発表。『アンブレラ・アカデミー』シーズン3の制作が2月から始まります」と発表した。シーズン3もこれまでと同様、全10話構成で、エレン・ペイジやトム・ホッパーらが演じる7人の兄弟姉妹がメインキャラクターとしてカムバック。ベン役のジャスティン・H・ミンはSNSでシーズン3への出演決定に感謝を述べ、「凍え死にそうなくらい寒いトロントに戻るのが待ちきれない。冗談だけど。もう2回死んでいるし。さぁ、シーズン3。がんばろう」と意気込みをつづっている。ほかのキャストたちも、公式アカウントの投稿をリツイートするなどしてファンに朗報を知らせている。7月31日にシーズン2が配信されてから約3か月、更新の知らせを待ちわびていたファンたちは大喜び。「このためだけに生きていた!」「あまりのうれしさに叫んでしまい、寝ていた赤ちゃんを起こしちゃった」「泣かない、泣かない、泣かない、いや泣いた」など、感情的なツイートが多くみられた。また、シーズン2もシーズン1と同じくエンディングが“クリフハンガー”だったため、更新が決定して「よかった。もう待たなくて済む」という声もあった。(Hiromi Kaku)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2020年11月11日アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーが、2024年の第96回アカデミー賞から適用する、作品賞についての新しい応募資格を発表した。「Academy Aperture 2025」と銘打った、多様性と包括性を推進する新基準に基づいたものだという。アカデミーの会長デヴィッド・ルービンとCEOのドーン・ハドソンの声明によれば、新基準は「私たちの業界において、長く続く促進剤となり、本質的な変化になるだろう」と自信を見せている。作品賞の応募資格は、大きく分けて4つ(基準A~D)あり、そのうち少なくとも2つをクリアしていなければならない。また、基準A~Dの中にも複数の条件があり、これらの1つないしは全てを網羅しなければならない。たとえば基準A「スクリーン上の表現、テーマ、物語」には、A.1からA.3までの条件があり、そのうち2つを満たしていることが必要だ。A.1は主演または重要な助演俳優の少なくとも1人がアジア人、黒人、ラテン系、その他少数民族であること。A.2は二番手または脇役の少なくとも30パーセントが、「女性、少数民族、LGBTQ+、障害者」の2つを占めていること。A.3はストーリー展開、テーマ、物語が「女性、少数民族、LGBTQ+、障害者」に沿った内容であること。その他、出演者だけでなく、スタッフや見習い生、インターンなどについても条件を明示し、全体的にまさに「多様性と包括性を推進する」内容となっている。(Hiromi Kaku)
2020年09月09日視聴率の調査会社「ニールセン」が、同社初となる「週間ストリーミング配信ドラマ視聴時間ランキング」を発表した。統計の対象はNetflixとAmazon Primeの2社オンリー、米国内でテレビを通して視聴された番組、サンプル数は6万4000世帯1万人という条件付き。つまり、スマホ、PC、タブレットでこれら配信サービスのドラマが視聴された記録は反映されていない。上位は「シェイムレス 俺たちに恥はない」、「グレイズ・アナトミー」、アメリカ版「The Office」(原題)、「クリミナル・マインド」、「NCIS」と何年にも渡って続いた、または続いている長寿番組が占める中、首位に立ったのは現在Netflixでシーズン2を配信中の「アンブレラ・アカデミー」。配信数はシーズン1・2をあわせて20話とほかの番組と比べて明らかに少ないが、2位以下に大きく差を付けて1位に。トップ10の番組は、全てNetflixで配信されている作品だった。ランキングは8月3日から9日の視聴時間の集計に基づいている。「アンブレラ・アカデミー」は、データを取る直前の7月31日にシーズン2の配信をスタートしたばかりだったというのも勝因の1つだったと言えるだろう。シーズン3への更新はまだ正式には発表されていない一方で、シーズン2の配信前の7月にすでに更新済みといううわさもある。(Hiromi Kaku)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2020年09月04日映画芸術科学アカデミーが、今年の新会員候補819人の名前を発表した。819人は招待を受け入れれば同アカデミーの会員となる。招待人数としては2018年が928人、2019年が842人に対して今年は若干減少しているが、史上3番目の数。ここ数年“多様性”が重視されるなか、今年は招待した会員候補の45%が女性、36%が有色人種、49%がアメリカ国外の68の国・地域の人々という割合になったという。15人の受賞者を含むオスカーのノミネート経験者75人も招待されている。2016年に「オスカーは白すぎる」という批判が噴出し、同アカデミーは2020年までに女性会員、有色人種の会員数を倍増するという目標を立てたが、どちらも達成した形だ。具体的には「The Hollywood Reporter」によると、女性は1446人から3179人に、有色人種の会員は554人から1787人にと3倍以上になっている。(どちらも2015年と今年の比較)。新会員に招待された819人の中で、特筆すべきは外国語映画でありながら、今年アカデミー作品賞を受賞するという快挙を遂げた『パラサイト 半地下の家族』の関係者が13人招待されているということ。以下は主な新会員俳優部門アナ・デ・アルマス、エヴァ・ロンゴリア、フローレンス・ピュー、ゼンデイヤ、オークワフィナ、コンスタンス・ウー、ザジー・ビーツ、オリヴィア・ワイルド、シンシア・エリヴォ(音楽部門でも招待)監督部門アリ・アスター(『ミッドサマー』)、マット・リーヴス(『猿の惑星:聖戦記』)、ルル・ワン(『フェアウェル』)、マシュー・ヴォーン(『キングスマン』シリーズ)(Hiromi Kaku)
2020年07月01日映画芸術科学アカデミーが、第93回アカデミー賞授賞式の開催日の変更を発表した。当初は2021年2月28日を予定していたが、映画業界が新型コロナウイルスの影響を大きく受けたことを考慮し、2か月遅らせて4月25日に開催するという。選考対象の作品については、本来であれば前年(12月31日まで)に公開された作品を対象としているが、今回に限っては2020年1月1日から2021年2月28日までと対象となる期間を広げるとのこと。長編アニメ賞、国際長編映画賞などの特別部門への出品の申込期限は12月1日で、作品賞、歌曲賞などの一般的な部門への申込期限は1月15日。ノミネーションは3月15日に発表される。アカデミー賞が延期になるのは、90年以上の歴史の中で4度目。1938年に洪水、1968年にマーティン・ルーサー・キング・ジュニアの暗殺事件、1981年にレーガン大統領暗殺未遂事件により延期になったことがあった。同アカデミーは「アカデミー映画博物館」の開館が4月30日に決定したことも明らかにした。英国アカデミー賞も、授賞式の開催日を2月14日から4月11日に変更した。アメリカのアカデミー賞のちょうど2週間前に開催されるというのは、変更後も変わらない。詳細については火曜日(現地時間)に発表される。(Hiromi Kaku)
2020年06月16日傘のトップブランド「Wpc.™」(ダブリュピーシー)とフラワーアートユニット「PLANTICA」が共同企画したアンブレラとパラソルが登場。今まで見たことのない鮮やかなフラワーテキスタイルの傘を多数展開している。■PLANTICA花に関係するアート、ファッション、ライフスタイル、カルチャー…それぞれの領域を繋げながら、スペースデザイン、インスタレーションアート、テキスタイルデザイン、プロダクトデザイン、アートディレクションまで手がけるフラワーアート・ユニット。大型商業施設やリゾート施設の空間演出、LVMHGroup、NIKE、STARBUCKS、TOYOTAなどのイベント装花や、CMや広告など多方面で装花ディクションを行っている。日本が誇る花文化の現在形を世界へ発信するため、国内外問わず精力的に活動している。近年はミラノ万博・日本館の装花を担当(日本館は展示デザイン部門「金賞」受賞)、タイ王国・故プミポン国王の一周忌追悼式典の装花を担当、モナコ公国・カロリーヌ王女主催のフラワーアートイベントに招待されインスタレーションを披露(作品で使用したikebanakitを献上)。フランス放送局「CanalPlus」や海外放送「NHKWorld」「DesignTalks」のドキュメンタリー番組に取材されるなど、国内外のメディアからも活動が注目されている。■コラボレーション日本の傘ブランドトップのWpc.™とPLANTICAのコラボレーションが実現した。傘の持つなんとも言えない情緒感とPLANTICAが創造する日本人の美的感覚に響くフラワーテキスタイルが融合し、雨の日に映える傘を作り上げた。雨の日に使用すると雨粒が花びらの上を転がりなんとも美しい表情を見せてくれます。リアルな花を転写プリントした晴雨兼用傘や透け感を活かし花の表情を引き立たせるビニール傘、傘の内面にプリントし、使用中も花柄が見え気分を上げてくれるインサイドプリント傘など様々なラインナップをそろえている。【会社概要】会社名:株式会社ワールドパーティー所在地:[本社]〒558-0014大阪市住吉区我孫子1-2-9設立:1985年9月代表:代表取締役CEO中村俊也事業内容:レイングッズの企画・製造・卸販売[ブランド]Wpc./KiU/unnurellabyWPCURL:「Wpc.™」(ダブリュピーシー)URL:企業プレスリリース詳細へ TIMESトップへ
2020年06月04日エミー賞を主催する「テレビジョン・アカデミー」が、2021年3月から適用される新しいルールを発表した。先月末に「映画芸術科学アカデミー」がアカデミー賞のルールを変更したことが大きく影響した模様。今年は新型コロナウイルスの影響でほぼ全ての映画館が営業中止になったため、「映画芸術科学アカデミー」は、アカデミー賞のノミネート資格を得るための条件「ロサンゼルス郡で7日間以上上映しなければならない」というルールを一時的に廃止。劇場公開日を設定していた作品なら、デジタル配信のみでの公開でも可能と決定した。「テレビジョン・アカデミー」は声明文の中で、「映画芸術科学アカデミー」が発表したこのルール変更を支持すると表明した上で、「アカデミー賞にノミネートされた作品は、エミー賞では選考対象外とする」というエミー賞側のルール変更も明らかにした。ここ数年、特にドキュメンタリー作品の「映画」と「テレビ」の境界線があいまいとなっており、アカデミー賞とエミー賞のどちらにもノミネートされたり、受賞するという作品が増えている。昨年は「ナショナルジオグラフィック」の長編ドキュメンタリー映画『フリーソロ』がアカデミー長編ドキュメンタリー映画賞を獲得し、エミー賞でも7部門受賞を果たした。(Hiromi Kaku)
2020年05月08日第92回アカデミー賞に10部門でノミネートされ、撮影賞など3部門を授賞したサム・メンデス監督作『1917 命をかけた伝令』。このほど、照明で物語を語る、アカデミー賞受賞の撮影監督ロジャー・ディーキンスが生み出す圧巻の撮影風景を収めた特別映像が到着した。全て屋外での“ワンカット”撮影に挑んだ本作では、入念なリハーサルを繰り返し、移動する歩数やセリフを言い終わる秒数、カメラの動きや天候まで、様々な要素を計算し尽くした上で初めてカメラを持って撮影に入ることができる。このプロダクションに関わる全ての人間の、本作への献身的な姿勢が最重要だったとメンデス監督が語るほど、撮影準備に最も時間をかけてきた。その中でも苦労を強いられたのは、“照明を使えない”ということだったという。撮影監督のディーキンスも「今回のように舞台が屋外の作品では、天候と自然光の状態が鍵となる。この映画では塹壕の中を走り抜け、360度方向転換することもあるから、照明を使用することができない。また、物語の進行順に撮影するから、シーンとシーンを自然につなぎ合わせるためには曇り空の中での撮影が必須だった。朝の時点で晴天だと撮影ができないから、その場合はリハーサルを行ったよ」と、撮影時の苦労をふり返っている。今回到着した特別映像は、本作の中でも特に見事な光と闇のコントラストを映し出している撮影シーンを収めたもの。照明が使えないため、あたりを照らすのは照明弾の明かりのみ。緊迫感に溢れたシーン全体を撮るには何秒の照明弾が必要かを計算し、事前に模型を使って影の動きを確認、全ての人間が計算通りに動くことはもちろん、影の動きまでをも把握した上で初めて描き出すことの出来る究極の映像だ。敵地を走り抜ける若き伝令兵の目に見えない脅威、曲がり角の先に潜む恐怖を照明弾のみで表現してみせたディーキンスに対し、「照明で物語を雄弁に語れるのが撮影監督のロジャー・ディーキンスだ」と惜しみない賞賛の言葉を贈るメンデス監督。「照明弾の作る影の動きは不気味な印象を残す」と語る彼の言葉通り、美しさを感じさせながら、どこか不安を掻き立てるような神秘的な映像が完成した。『1917 命をかけた伝令』は2月14日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:1917 命をかけた伝令 2020年2月14日より全国にて公開©2019 Universal Pictures and Storyteller Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.
2020年02月13日映画芸術科学アカデミーが、第92回アカデミー賞の長編アニメ映画部門にエントリーされた32本を発表した。「Variety」誌によればアカデミー賞史上、同部門では最多のエントリー数だという。昨年は25本、2017年は26本、2016年は27本だった。日本からは新海誠監督の『天気の子』、渡辺歩監督の『海獣の子供』、高坂希太郎監督の『若おかみは小学生!』、今石洋之監督の『プロメア』がエントリー。ディズニー作品は、11月22日に公開となる『アナと雪の女王2』、『トイ・ストーリー4』がエントリーされたが、今年大ヒットを記録した実写版『ライオン・キング』のタイトルは見当たらない。同作は、公開当時から“アニメ”として扱われるのかどうかという議論が交わされており、「ディズニーが『ライオン・キング』を同部門にエントリーすることはないだろう」と予想されていた。ここ数年賞レースで話題となっているNetflixは、オリジナルアニメ『Klaus』(原題)、カンヌ国際映画祭の批評家週間でグランプリを受賞した『失くした体』を引っ提げ、同部門に初参戦。ほかの作品は、アニメ映画版『アダムス・ファミリー』、『ペット2』、『ディリリとパリの時間旅行』、『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』など。来年1月13日にノミネーション作品が発表される。(Hiromi Kaku)■関連作品:若おかみは小学生! 2018年9月21日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©令丈ヒロ子・亜沙美・講談社/若おかみは小学生!製作委員会プロメア 2019年5月24日より全国にて公開©TRIGGER・中島かずき/XFLAG天気の子 2019年7月19日より全国東宝系にて公開(C)2019「天気の子」製作委員会海獣の子供 2019年6月7日より全国にて公開©2019 五十嵐大介・小学館/「海獣の子供」製作委員会
2019年10月17日来年は、例年よりかなり早い2月9日に開催されることが決定しているアカデミー賞授賞式。主催する映画芸術科学アカデミーと放送局のABCが、2021年と2022年は“いつも通り”の時期に開催することを発表した。2021年の第93回授賞式は2月28日、2022年の第94回授賞式は2月27日。アカデミーによれば、2022年のオリンピック、スーパーボウル、国民の休日の時期を考慮し、2021年と2022年(のオスカー)は従来通りの2月の最終日曜日に開催するとのこと。それ以降の開催日に関しては、今後判断するという。一方、2001年からアメリカのアカデミー賞より常に先行する形で2月に開催している英国アカデミー賞(BAFTA)は、2021年は2月14日、2022年は2月13日と、米アカデミー賞の2週間前の開催となる模様。来年のみ、米アカデミー賞のわずか1週間前という2月2日の開催が決定している。アカデミー賞授賞式の日取りが与える影響は大きく、ベルリン国際映画祭はこれまで2月中にアカデミー賞の前に行われてきたが、2020年は2月20日から3月1日と後に行われる。なお、2021年、2022年の開催日はまだ発表されていない。(Hiromi Kaku)
2019年06月13日埼玉県飯能市にあるメッツァビレッジで、6月8日から7月15日まで、約1,000本の傘を用いたアートプロジェクト「森と、湖と、アンブレラと。」が展示される。宮沢湖周辺に2018年11月にオープンしたメッツァビレッジ。豊かな自然の中、新鮮な地元野菜や北欧雑貨などを購入できるマーケットやショップ、レストラン・カフェを併設し、まるで北欧にいるかようなのんびりとしたひと時を体験できる施設として人気を集めている。今回公開される「森と、湖と、アンブレラと。」は、ポルトガルの小さな街アゲダで芸術祭の一環として2012年に始まったアートプロジェクト「アンブレラスカイ・プロジェクト」の日本最大規模の展示となる。デザインを行ったのは、マリメッコ(Marimekko)など世界的なブランドのテキスタイルデザインを手掛ける鈴木マサル。メッツァの入り口から湖まで約100メートルにわたり空中へ浮かぶ約1,000本のアンブレラ。“森から湖にかかる虹”をイメージしたこのアンブレラ群により、空間は差し込む光とともに上空と連動した虹のような道が続く。進むごとに見える景色も変わり、訪れた人へ非日常でドラマティックな体験をもたらす。道にさりげなくひそむ動物や傘のフォルムを探す楽しみも。会期中は、2011年から鈴木マサルがリリースしているカラフルなアンブレラコレクションのポップアップストアがメッツァホールにオープン。新作、旧作の傘に加え、タオルやソックスなどのアイテムも販売予定。※写真はイメージそのほかにも、鈴木マサルを講師に招いたワークショップなども開催。会期中はぜひ、イベントと合わせて楽しんで。【イベント情報】森と、湖と、アンブレラと。会期:6月8日〜7月15日会場:メッツァティエ・メッツァホール住所:埼玉県飯能市宮沢335時間:10:00〜21:00(※施設・イベント内容によって異なる)URL:■鈴木マサルの傘 POP UP STORE場所:メッツァホール時間:10:00〜19:00■ワークショップ「鈴木マサル氏講師によるトートバックとオリジナルバッジづくり」生地の好きなところを切ってテキスタイルバッジを3つ製作。色鮮やかなトートバッグ付。(※トートバッグは赤・黄・緑・青から選べる)日時:6月30日会場:メッツァホール講師:鈴木マサル参加料:税込2,500円※先着50名、なくなり次第終了■テキスタイルワークショップ(期間中毎日開催)日時:6月8日~7月15日 10:00〜17:30(最終受付17:00)会場:メッツァホール参加料:テキスタイル蝶ネクタイ/ヘアクリップ 税込500円レザーカードケース 税込3,000円テキスタイルバッジ 税込1,000円
2019年05月21日映画芸術科学アカデミーの会長ジョン・ベイリーが、来年の第92回アカデミー賞授賞式から実施予定のルール変更について発表した。結論として、Netflixに不利になる変更はなかった。これまで、スティーヴン・スピルバーグ監督が「Netflixなどのストリーミング配信サービス向けに作られた作品は、オスカーではなくエミー賞の受賞対象にすべき」と強く主張し、ヘレン・ミレンは「映画は映画館で観るべきもの。Netflixは好きよ。でもクソくらえ!」と罵り言葉を用いて批判するなど、長らく“Netflix論争”が展開されてきた。今年はついにNetflix作品でアルフォンソ・キュアロン監督作の『ROMA/ローマ』が監督賞、外国語映画賞、撮影賞の3つの賞を受賞。危機感を持ったスピルバーグ監督は、アカデミー理事会にNetflixの締め出しを提案するらしいと報じられていたが、ルール改正にスピルバーグの主張は反映されなかった。選考対象となるのに必要なルールの1つ、「ロサンゼルス郡内で7日以上、1日当たり3回以上の有料上映すること」も変わらずそのままだ。大きな変更点は、外国語映画賞の名称が「グローバルな映画製作コミュニティにおいて、“外国”という言葉は時代遅れである」という理由から国際長編映画賞という名称になったこと、メイクアップ&ヘアスタイリング賞のノミネート作品枠が3枠から5枠に増えたことなど。(Hiromi Kaku)■関連作品:【Netflixオリジナル】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflixオリジナル】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2019年04月25日『戦場のピアニスト』でアカデミー監督賞の受賞経験があるロマン・ポランスキー監督が、2018年5月にビル・コスビーとともに映画芸術科学アカデミーから追放されたことを受け、同アカデミーに会員権の回復を求めて提訴した。ポランスキー監督は、13歳の女子に性的行為を行ったとして有罪判決を受け、1978年にアメリカからフランスに逃亡したという過去がある。ポランスキー監督の長年の弁護士ハーランド・ブラウンは、「アカデミーの(追放の)過程に公正さが欠けるため、提訴しました。ポランスキー監督に対する警告や、話す機会さえも与えずに彼を放り出したのです。(事件から)40年も経っていまさらなぜという理由も知らせずに。コスビー氏と同じ日にです。うんざりですよ」と「PA」に語っている。なお、ビル・コスビーも性的暴行で2018年4月に有罪となり、アカデミーから除名された。しかし、アカデミー側は「ポランスキー氏の除名の手続きは、公正に、合理的に行われました。アカデミーの理事会は人権の尊重、人間の尊厳を守ることをメンバーに求めており、そういった倫理基準を大切にしてきました。そして、どんな形の暴行、ハラスメントに対し、断固として反対する姿勢です」と声明文を発表している。(Hiromi Kaku)
2019年04月22日Netflixオリジナルドラマ「アンブレラ・アカデミー」のシーズン2の制作が決定した。同作のSNSアカウントから正式に発表された。「アンブレラ・アカデミー」は、2013年に解散したバンド「マイ・ケミカル・ロマンス」のフロントマン、ジェラルド・ウェイ作のコミックをベースとしたドラマ。ある日、妊娠していない女性たちが、同時刻に突然出産するという怪現象が世界中で発生。生まれた子どものうちの7人を養子に迎えた大富豪のハーグリーヴス卿は、特殊能力を持つ彼らをスーパーヒーローとして訓練するため、「アンブレラ・アカデミー」を創設した。しかし、成長するにつれて家族はバラバラに。十数年後、養父の死をきっかけに再集結した子どもたちは、これまで明かされなかった家族の秘密や世界滅亡の危機に直面し…という物語。1号~7号と呼ばれるメインキャラクター7人を演じているのは、エレン・ペイジ(7号)、「ゲーム・オブ・スローンズ」のトム・ホッパー(1号)ら。「Variety」誌などによれば、シーズン2は7人全員が出演し、前シーズンと同様全10話。今年の夏にトロントで制作がスタートするという。(Hiromi Kaku)■関連作品:【Netflixオリジナル】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflixオリジナル】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2019年04月03日米国アカデミー賞が世界最高峰の映画の祭典ならば、日本最高峰の祭典となるのが「日本アカデミー賞」。先日、第42回の各優秀賞および新人俳優賞などの発表記者会見が行われたが、日本のアカデミー賞は米国や他国とどう違うのか、改めて紹介していこう。1.米国アカデミー賞との関係は?米国の映画芸術科学アカデミー(AMPAS:Academy of Motion Picture Arts and Science)の正式許諾を得て日本アカデミー賞協会が1978年に発足、米国と同様に映画人が選ぶ映画賞として日本アカデミー賞が誕生した。米国アカデミーから正式許諾を得ているのは、世界で日本と英国のみ。記念すべき第1回授賞式は1978年4月6日、帝国劇場にて開催。授賞式の模様は日本テレビで放送され、現在も毎年、同局で放送されている。第2回目から日本アカデミー賞協会会員による現在の投票方式となり、第4回から1次選考のノミネート5作品および5人全てを“優秀賞”とし、授賞式ではその中から“最優秀賞”を競うことになった。2.対象となる作品は?第42回日本アカデミー賞は、2017年12月16日~2018年12月15日に東京地区の商業映画劇場にて有料で初公開された、40分以上の新作劇場用劇映画及びアニメーション作品であり、同一劇場で1日3回以上、かつ2週間以上継続し上映された作品が対象。そのため、映画祭のみの上映作品や2週間限定公開作品、イベント上映作品、モーニング、レイトショーのみの上映は除かれる。3.どうやって決める?国内の映画関係者によって構成される日本アカデミー賞協会会員(下記参照)の投票によって行われる。作品賞・アニメーション作品賞・監督賞・脚本賞・主演男優賞・主演女優賞・助演男優賞・助演女優賞・外国作品賞などの正賞15部門と新人俳優賞を含む全16部門を投票で行い、郵送された投票用紙は公正なる第三者機関によって集計され、正賞15部門の優秀賞受賞者・受賞作品(各5名または5作品)と男女各3~5名の新人俳優賞が決まる。さらに、この15部門優秀賞受賞者及び受賞作品を対象に最終投票を行い、郵送された投票用紙は公正なる第三者機関によって集計され、最優秀賞が決定する。なお、日本アカデミー賞で唯一、一般の映画ファンが参加できるのが話題賞。ニッポン放送「オールナイトニッポン」の番組を通じ、一般リスナーがその年の映画界で最も話題を集めたと思われる作品と個人に投票し、決定される。たとえば、いまなお実写邦画歴代第1位の興収記録を持つ『踊る大捜査線THE MOVIE2レインボーブリッジを封鎖せよ!』は第27回(2003年度)優秀作品賞・優秀監督賞などに選ばれていたが、結果的に話題賞・作品部門を獲得。また、第40回(2016年度)は最優秀アニメーション作品賞を『この世界の片隅に』、話題賞・作品部門を『君の名は。』が受賞したことも記憶に新しい。4.日本アカデミー会員の構成は?米国アカデミーの場合、本年度は史上最多で928人が会員に招待され、会員総数は約8,200名にのぼる。俳優部門の会員が最も多く、短編及び長編アニメ部門、プロデューサー部門、監督部門と続く。日本アカデミー賞協会は、2018年度で会員数3,960名。会員の資格は、日本の映画事業に現在も含め3年以上従事していることが前提で、運営・実行委員会または賛助法人より推薦され認められた者となる。内訳は東宝、松竹、東映、KADOKAWAの大手映画製作配給会社(映連)4社で985名となり、俳優/マネージャーが132名、監督が117名。さらに映画関連企業やプロダクション関係、テレビ局、出版社などの賛助法人の社員が多数。その中には声優事務所の青二プロダクションや映像配信サービスNetflixなども名を連ねている。5.女性の司会は前年の最優秀主演女優賞受賞者第42回授賞式で総合司会を務めるのは、日本アカデミー賞協会・組織委員会副会長でもあるベテラン俳優の西田敏行。6年連続9度目となり、それ以前は関根勉が4年連続、その前は関口宏が12年連続で務めていた。注目なのは、女性の司会は前年度の最優秀主演女優賞受賞者が務めること。今回の第42回は、昨年『彼女がその名を知らない鳥たち』で同賞を受賞した蒼井優が人生初の司会に挑戦する。「去年の私にとって、そうであったように、どなたかにとって忘れられない1日になるはずなので、皆さんの喜びを感じつつ、楽しんで司会ができれば」と蒼井さん。同業者の司会となれば、共演経験者や親交の厚い人が壇上に上がることも多く、思いがけない振りがあったり、ツッコミがあったり、思い出話に花が咲くことも。第32回(2008年度)授賞式では、『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』で前年、最優秀主演女優賞に輝いた故・樹木希林さんが司会に。その年は、米アカデミー賞外国語映画賞を受賞した“婿”・本木雅弘主演『おくりびと』が主要賞をほぼ総なめにするという巡り合わせが実現。樹木さんのマイペースな司会ぶりには会場が何度も沸いた。今回は『日日是好日』『万引き家族』の2作品で優秀助演女優賞に選ばれている樹木さん。優秀助演女優賞の歴代最多受賞者だ。追悼セレモニーの中で、そんな在りし日の姿が取り上げられるかもしれない。なお、最優秀賞のプレゼンターは前年度の受賞者が行うことになっており、蒼井さんはじめ、菅田将暉、広瀬すず、役所広司、是枝裕和監督、湯浅政明監督らが務める予定。オスカー像の代わりとなるのが、第1回授賞式より受賞者に贈られている「最優秀賞・優秀賞ブロンズ」だ。その制作者で日本アカデミー賞協会の創設メンバー・流政之氏も2018年に亡くなられた。6.一般客も観覧できるディナー形式レッドカーペットが敷かれた授賞式会場に、華やかなドレスやタキシードなどに身を包んだ最旬の俳優・女優たちが集う様はやはり壮観。また、「ぴあ」会員限定だが、ディナー付授賞式観覧チケットも販売され、一般客も観覧できる。その雰囲気はハリウッドスターがパーティ形式で一堂に会するゴールデン・グローブ賞に似ている、ともいえるかも?7.アニメーション作品賞が独立へ第30回(2006年度)からアニメーション作品賞が独立した部門に。初めての受賞作品は、本年度の米アカデミー賞長編アニメ部門に『未来のミライ』がノミネートされている細田守監督の『時をかける少女』だった。なお、同賞設立以前に、宮崎駿監督の『もののけ姫』(第21回)、『千と千尋の神隠し』(第25回)の2作品が実写作品を抑えて最優秀作品賞に選ばれている。8.新人俳優賞から羽ばたくスター俳優たち新人俳優賞は、劇場映画で主演・助演クラスの役を演じ、印象を与えた俳優が対象。原則として映画初出演ではなくともこれまで日本アカデミー賞の受賞歴がない者、となっている。かつて同じ年(第13回)に新人俳優賞に選ばれた本木さんや深津絵里は、後に主演賞クラスの俳優となり、海外でも評価を受けるまでになった。第37回(2013年度)『共喰い』で選ばれた菅田さんは昨年度、第41回にて『あゝ、荒野』で見事、最優秀主演男優賞を受賞、さらに全くタイプの違う『帝一の國』で話題賞・俳優部門にも選ばれた。同年の新人俳優賞には綾野剛や黒木華らがおり、黒木さんは続く『小さいおうち』(第38回)、『母と暮せば』(第39回)で2年連続の最優秀助演女優賞を受賞。また、広瀬さんは『海街diary』で新人俳優賞を受賞して以来、翌年は『ちはやふる上の句』『怒り』で優秀主演女優賞と優秀助演女優賞、さらに昨年は『三度目の殺人』で最優秀助演女優賞を獲得。『湯を沸かすほどの熱い愛』の杉咲花などのように、最優秀賞(助演女優)と新人俳優賞を同年にW受賞した快挙も。本年度は上白石萌歌、趣里、平手友梨奈、芳根京子、伊藤健太郎、中川大志、成田凌、吉沢亮と、すでに映画・テレビでお馴染みの顔ぶれがずらり。彼らの晴れ舞台にも注目だ。第42回日本アカデミー賞授賞式は3月1日(金)、グランドプリンスホテル新高輪・国際館パミールにて開催される。(text:Reiko Uehara)
2019年02月26日24日(現地時間)開催の第91回アカデミー賞授賞式に向けて、主催する映画芸術科学アカデミーがその内容を徐々に明らかにしている。昨日は歌曲賞にノミネートされている『メリー・ポピンズ リターンズ』の「The Place Where Lost Things Go」を、ベット・ミドラーが歌うことを発表。本日は「クイーン」とアダム・ランバートがオスカーに出演することを「ボヘミアン・ラプソディ」の歌詞を引用しながらツイートした。「クイーン」のボーカルで、いまは亡きフレディ・マーキュリーをテーマに描いた伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』は、今年オスカーで作品賞、主演男優賞など5部門にノミネート。現在、「クイーン」はオリジナルメンバーのブライアン・メイ、ロジャー・テイラーと2011年の共演を機にアダム・ランバートをボーカルに迎え、「クイーン+アダム・ランバート」として活動している。アダムも「オスカーでぶちかますぜ。2月24日。午後5時PST」とツイートしてファンに報告。午後5時PST(太平洋標準時)とちょうど授賞式が始まる時間を強調していることから、ファンの間で「オープニングでパフォーマンスするのかもしれない」という期待が高まっているようだ。(Hiromi Kaku)■関連作品:ボヘミアン・ラプソディ 2018年11月9日より全国にて公開© 2018 Twentieth Century Fox
2019年02月19日ジェラルド・ウェイ&ガブリエル・バーの人気コミックを映像化した新たなヒーロードラマ、Netflixオリジナルシリーズ「アンブレラ・アカデミー」が2月15日(金)より配信スタート。この度、配信に先駆け、本作のヒーロー感ゼロなビジュアルと予告編が到着した。原作は、惜しまれながらも解散したアメリカの人気ロックバンド「マイ・ケミカル・ロマンス」のヴォーカリスト、ジェラルド・ウェイが手掛けた同名コミック。個性的なキャラクターたちが繰り広げる人間模様とバトルアクション、誰も予想ができないストーリーでアメコミファンはもちろん、批評家からも絶賛され、米コミック界で権威のある「アイズナー賞」も受賞した。物語は1989年、世界中で妊娠していない43人の女性が同日同時刻に突然出産するという事件が発生、億万長者の実業家であるレジナルド・ハーグリーヴズ卿が、特殊な能力を持つ7人の子どもを養子として引き取り、世界を救うスーパーヒーローに育てる“アンブレラ・アカデミー”を創設。子どもたちがティーンエイジャーになるとアンブレラ・アカデミーは解散してしまったが、父の謎の死をきっかけに、大人に成長した兄弟姉妹は嫌々ながらも再集結。地球が8日後に滅亡することを知った彼らは、人類を救うため、父の死に隠された謎を解明しようと立ち上がる…というストーリーだ。今回到着した予告編では、兄弟姉妹たちの誕生からアカデミーの創立、成長していく姿が描かれる。しかし、彼らは“クセが強すぎ”で性格も能力もやる気もバラバラ…家族の関係に亀裂が生じ始める…。出演には、『X-MEN』シリーズや『JUNO/ジュノ』、『インセプション』のエレン・ペイジのほか、トム・ホッパー、デヴィッド・カスタネダ、エミー・レイバー・ランプマン、ロバート・シーアン、エイダン・ギャラガーらが名を連ねている。Netflixオリジナルシリーズ「アンブレラ・アカデミー」は2月15日(金)よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング開始。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflixオリジナル】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflixオリジナル】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2019年01月28日映画芸術科学アカデミーが、来年のアカデミー賞の対象となる9部門のショートリスト(ノミネート前の候補リスト)を発表した。発表されたショートリストの中で、日本からは是枝裕和監督の『万引き家族』が外国語映画賞にリスト入りを果たした。ノミネーション獲得を競うほかの作品は、コロンビアの『Birds of Passage』、デンマークの『THE GUILTY/ギルティ』、ドイツの『Never Look Away』(原題)、カザフスタンの『Ayka』(原題)、レバノンの『Capernaum』、メキシコの『ROMA/「ローマ』、ポーランドの『Cold War』(原題)、韓国の『バーニング 劇場版』。これら9作品は、全87作品の中から選ばれたという。今後は1月7日から14日まで行われるアカデミー会員による投票で、9作品の中から5作品がノミネート作品に選ばれ、2月24日開催の第91回アカデミー賞授賞式で受賞作品が決定する。『万引き家族』は、放送映画批評家協会賞やゴールデングローブ賞の外国語映画賞にノミネートされている。(Hiromi Kaku)■関連作品:万引き家族 2018年6月8日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2018フジテレビジョンギャガAOI Pro.THE GUILTY/ギルティ 2019年2月22日より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開© 2018 NORDISK FILM PRODUCTION A/Sバーニング 劇場版 2019年2月1日よりTOHO シネマズ シャンテほか全国にて公開©2018 PinehouseFilm Co., Ltd. All Rights Reserved
2018年12月18日映画芸術科学アカデミーが、「人気映画部門」(ポピュラー・フィルム部門)の新設を延期することになった。先月、アカデミーは来年2月24日に開催の第91回アカデミー賞授賞式からこの新部門を取り入れると発表していた。「The Hollywood Reporter」などによると、アカデミーのCEO、ドーン・ハドソンは、「新部門の賞の件で、多くの方から幅広いご意見をいただきました。そこで、私たちはアカデミー内でさらなる議論が必要だということに気が付きました」と延期の理由を語ったという。具体的に延期がいつまでなのかは明らかにしていない。また、「今年も含め、長年に渡ってオスカーは変化を遂げてきました。90年間の歴史で受け継いできたものを大切にしながら、さらなる進化を続けます」と決意を新たにした。年々低下している授賞式の視聴率を上げるため、様々な策を練っているというアカデミー。「人気映画部門」の新設もその1つであったが、この動きに対して映画批評家やセレブたちからは批判が相次いだ。俳優のロブ・ロウは先月、「今日、映画業界は終わった。オスカーが“人気”映画の件を発表したことでね」とSNSで不満をあらわにしていた。オスカー史上、最高視聴率を記録したのは1998年の授賞式で『タイタニック』が作品賞を獲得したときで、昨年は一昨年より20パーセントも視聴者が減少した。(Hiromi Kaku)
2018年09月07日アカデミー賞に今後、「人気映画賞」が加わる。この新部門は、主催者の映画芸術科学アカデミーの理事会で承認された三大改革のうちの1つで、批評家ではなく観客からの人気を得た作品を表彰するものになるという。さらに理事会は、2020年の授賞式の日取りを例年より早め、「世界中の視聴者」に向けて式の放送時間を3時間に短縮するプランを発表している。今回の新部門の設立は、長年妥当性の欠如に拍車がかかってきたと批判される同賞への歯止めを狙ったもののようだ。映画ファンの中には、アカデミー賞は、最も観客を集めた作品を無視していると訴える者もいて、例えば、マーベルのチャドウィック・ボーズマン主演作『ブラックパンサー』は、13億ドル(約1400億円)もの大ヒットを記録したものの、賞を総なめにすることもなく、同作品のような映画を「人気映画賞」に押し込む目的なのではとも言われている。しかし、製作の現場は確実に変わりつつあり、ライアン・クーグラー監督『ブラックパンサー』に出演したルピタ・ニョンゴは以前、マーベルがこのような脚本を書いたことに驚きを隠せなかったと告白していた。「マーベルに呼ばれて、ライアンが『ブラックパンサー』で私を起用することに興味を持っていると言われた。それに関して彼と話したけど、何もかも秘密だった。でも、彼の最初のアイデアを聞いて、私は『ちょっと待って。これってマーベル映画なの?』って思ったわ」(C)BANG Media International
2018年08月13日アカデミー賞を主催している映画芸術科学アカデミーが、新部門「人気映画部門」(ポピュラー・フィルム部門)を設立する。会長のジョン・ベイリーとCEOのドーン・ハドソンが会員たちに手紙で報告した。来年の第91回アカデミー賞授賞式から反映される。昨年、アカデミー賞授賞式の生中継の視聴率が、史上最低を記録。アメリカ国内の視聴者は2,650万人で、前年から20%も減少していた。視聴者が3,000万人を切ったのは2008年から10年で初めて。そのため、「人気映画部門」の設立は視聴率を上げることが目的とみられる。この部門の詳細については、後に発表するとのことだ。アカデミーは、「人気映画部門」新設以外の変更点も明らかにしている。1点は、昨年は4時間弱放送した生中継の時間を3時間に短縮すること。世界中で見やすくするための配慮だという。もう1点は放送日の変更だ。第91回授賞式は予定通り2019年2月24日(現地時間)に放送されるが、第92回授賞式は2020年2月9日と大幅に日にちが早まる。2004年から例年、授賞式は2月の最終日曜か3月の第1日曜日に行われてきた。(Hiromi Kaku)
2018年08月09日今年で米アカデミー賞は90周年を迎えた。映画界のレッドカーペットを飾ってきたシャンパーニュ・メゾン「パイパー・エドシック」から、アカデミー賞90周年を記念した「ブリュット シネマ 2018 エディション」が、日本リカー株式会社より数量限定で全国の百貨店・ワインショップで、5月15日(火)より発売される。アカデミー賞公式シャンパーニュ「パイパー・エドシック」「パイパー・エドシック」は、フランスのラクジュアリーブランド企業で、高級靴で有名なJ. M. Westonや、子ども服のBonpointなどを有するEPiグループの傘下のPH-CH社が所有するシャンパーニュブランドのひとつ。ブランドカラーの華やかなレッドとゴージャスなムードの「パイパー・エドシック」は、映画界との繋がりが深く、カンヌ映画祭をはじめ、数多くの国際映画祭をサポートしていることで知られる。90年前の黄金時代を彷彿とさせるアールデコ調の限定デザイン今回発売する 「ブリュット シネマ 2018 エディション」は、授賞セレモニーでふるまわれた記念ボトルのデザインに「CINEMA EDITION」のロゴを入れた特別デザイン。ゴールドのアールデコ調のアーチが、90年前の華やかな黄金時代を象徴している。クリアBOX1本入り、750ml。希望小売価格は6,500円(税抜)。(text:cinemacafe.net)
2018年05月07日アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターにて開催される世界最高峰の映画の祭典「第90回アカデミー賞授賞式」。WOWOWでは、今年も「生中継!第90回アカデミー賞授賞式」として3月5日(月)に生中継を放送。この度、番組案内役として、今年もジョン・カビラ&高島彩がコンビを組むことが分かった。カビラさんは、「心痛むニュースが多く聞かれるアメリカのエンターテインメント界ですが、オスカーのステージでどのようにその暗雲を払うのか、はたまた直視しするのか、これまでの授賞式とは一線を画す内容になることは必至。映画の無限の創造性を讃えながら、正義の尊さもユーモアというスパイスを効かせて表現するであろう今回の授賞式。究極の『一期一会』にご期待ください!」と熱いコメント。一方、高島さんは「今年はどんな作品があの舞台を彩るのだろうと、胸が高鳴ってきますね」と心境を明かし、自身の私生活では、家事も育児も『ラ・ラ・ランド』のサントラと共にあったと言う高島さん。それゆえ「歌曲賞がどの作品になるのかも楽しみです。そして、前回は人種や性別を含め、あらゆる多様性を大切にしようというメッセージが『ムーンライト』の受賞に見えたように思いましたが、90回を迎える今回もハリウッドは明るいニュースばかりではありません。女性の人権を守るメッセージを作品や受賞者が発信してくれることも期待しています」と語った。ドナルド・トランプ大統領誕生直後の開催となった前回は、作品賞で封筒の渡し間違えという、アカデミー賞史上初のトラブルが発生し、前例のない大変な混乱の中終了した授賞式。高島さんは、「今年は幻の受賞作なんてことにならないように、受賞作が書かれた封筒がどんな風にプレゼンターに渡されるのかも個人的には小さな楽しみです」とも話している。「生中継!第90回アカデミー賞授賞式」は2018年3月5日(月)8時30分~WOWOプライムにて放送(2か国語/同時通訳)。※字幕版は同日21時~放送(cinemacafe.net)
2017年12月12日30年間にわたる多数の女性へのセクハラ疑惑が告発されたプロデューサーのハーヴェイ・ワインスタイン(65)が、映画芸術科学アカデミー(AMPAS)から追放された。アカデミー賞を主催する同団体が、ワインスタインを除名することを声明で発表した。「理事会は早急にワインスタインをアカデミーから除名することに決定しました。単に彼のような、同僚からの尊敬に値しない人物を追放しただけでなく、我々の業界での性的暴力や職場でのハラスメントに対し、見て見ぬふりをしたり、恥ずべき加担行為を働いたりする時代は終わったというメッセージでもあります」「ここで問題となっているのは、我々の社会において許されることのない深い問題です。理事会は今後も、全てのアカデミー会員が例示することが期待される、倫理的な行動規範を確立するため努力を続けていきます」スティーブン・スピルバーグやトム・ハンクス、ウーピー・ゴールドバーグらを含む理事会の幹部らが今回の追放を決定したと報じられている。同団体においては、理事会は3分の2の投票によって会員を正当な理由として除名できる決まりとなっており、今回の件に関しては「3分の2を優に超える」投票を得たという。アカデミー追放に先立っては、ワインスタインの弟ボブが、ワインスタイン・カンパニーの株主持ち分をワインスタインが失う可能性があると明かしていた。また、ワインスタインはフランスの名誉であるレジオンドヌール勲章をはく奪されることが発表された。エマニュエル・マクロン仏大統領は、2012年にニコラ・サルコジ元大統領によってワインスタインに授与されていたその栄誉をはく奪することに向けて動き出したことを、広報担当を通じて発表していた。(C)BANG Media International
2017年10月16日アカデミー賞を主催している映画芸術科学アカデミーが、公式サイトにて今年のアカデミー新規会員候補を発表した。57か国、774名の候補の中には日本人の名前も。俳優部門に真田広之、菊地凛子、監督部門に三池崇史、ドキュメンタリー部門・フィルム編集部門の2部門に『ミリキタニの猫』の出口景子らが発表されている。アカデミーは去年と同じく会員の“多様性”を課題としており、今年の新規会員の39パーセントは女性、30パーセントが有色人種、7部門が女性のメンバーが男性より多く、19歳(エル・ファニング)から95歳(ベティ・ホワイト)と幅広い年齢層から選んだ。家族のつながりも大切にしているようで、アナ・ファリス&クリス・プラット、カリーナ・ラウ&トニー・レオン、『ムーンライト』のプロデューサーのアデル・ロマンスキー&撮影監督のジェームズ・ラクストンは、夫婦でリスト入りを果たしている。会員候補者たちは、アカデミーの招待を受け入れれば、秋には正式な会員となる。通常、ほとんどの候補者たちが会員になるが、過去にはヴィゴ・モーテンセンが2007年に『イースタン・プロミス』で主演男優賞にノミネートされた後、会員候補となったが辞退。2016年に『はじまりへの旅』で再び主演男優賞にノミネートされた際、「もしまた会員候補にしてくれるなら今度はぜひ会員になりたい」と「The Wrap」に語っていた。その言葉を受けてか、ヴィゴは今年、再び会員候補入りしている。(Hiromi Kaku)
2017年06月29日人気司会者のジミー・キンメルが、2018年度アカデミー賞で司会を再び務めることが決定した。今年度の授賞式でも司会を務めていたジミーだが、アカデミー会長のシェリル・ブーン・アイザックがその司会ぶりをとても気に入ったことから、来年に開催される第90回アカデミー賞授賞式に再び起用することを決めたようだ。マイケル・デ・ルカとジェニファー・トッドも今年に引き続き式典のプロデュースを務めることが決定しており、アイザック会長はマイケルとジェニファー、ジミーの3人のことを「アカデミー賞のドリームチーム」と、16日に発表した声明文の中で称賛している。その一方でジミーも、今年の式典中に起きた最優秀作品賞の発表にミスがあった出来事に触れながら、冗談交じりに自身が再び司会を務める事を発表している。「アカデミー賞の司会を務めさせて頂いたことは僕のキャリアの中でも最高の出来事でした。ですからシェリルやアカデミーが再び、僕の大好きなマイケル・デ・ルカとジェニファー・トッドと一緒にする仕事を依頼してくれたことに感謝しています。もし僕らが今年の式典は最後にめちゃくちゃにしたと感じているあなた、第90回の式典のために僕らが何を計画しているのかお見逃しなく!」また、プロデューサーのマイケルとジェニファーもアカデミー賞の仕事に関わることができる経験は「人生に一度きり」の経験だと考えていそうで、再び携われることへの喜びを共同声明文の中で語っている。(C)BANG Media International
2017年05月18日