レオナルド・ディカプリオやケンダル・ジェンナーを始め、セレブたちが11月8日(現地時間)に行われるアメリカ大統領選の投票を呼びかけるビデオに出演した。「What Do You Care About」と題されたビデオにはレオやケンダルのほかにロバート・デ・ニーロ、アン・ハサウェイ、サミュエル・L・ジャクソン、エドワード・ノートン、ジュリア・ロバーツ、エマ・ストーン、ゼンデイヤらが出演。「気になることは(What Do You Care About)?」と問いかける。続いて彼らは銃規制、医療制度、人種や性的マイノリティへの差別、環境問題、男女平等、いじめなど様々な問題を挙げていく。次に彼らは自らの言葉で投票を呼びかける。ケンダルは「投票に行かないというのは、何もしないだけじゃなく、状況を悪化させることだと思う」と言い、サミュエルは「投票しなければ、何も言う権利はない」と続ける。また、アメリカの選挙は有権者が自ら選挙人名簿に登録しなければ投票できない仕組みであることから、名簿への登録も忘れないようにと呼びかけ、最後にケンダルが「あなたの未来を投票してください(Vote your futre)」というタグを表示したスマートフォンの画面を掲げて終わる。先月下旬にはケイティ・ペリーが全裸姿を披露し、投票を呼びかけるビデオをコメディ・サイト「Funny or Die」で公開。翌日にはマドンナが「私もケイティ・ペリーと裸で投票するわ」とインスタグラムにトップレスの画像を投稿した。投票日までいよいよあと1か月となり、セレブたちも渾身のパフォーマンスでアメリカ国民に選挙への参加を呼びかけている。(text:Yuki Tominaga)
2016年10月06日20代の女性にスポットを当てた新たなコンテスト「第1回ミス美しい20代コンテスト」が9月29日(木)、ザ・キャピトルホテル東急にて行われ、グランプリを受賞した是永瞳ら受賞者5名のほか、特別ゲストに武井咲、剛力彩芽、河北麻友子が登壇した。オスカーが主催する「第1回ミス美しい20代コンテスト」は、女性が最も美しく咲き誇る20代から、エンターテインメント業界を席巻する新たなスーパースターを発掘する趣旨のもと行われた。本年の4月20日より募集を開始するやいなや、計40,018通の応募があり、グランプリ、準グランプリ(2名)、審査員特別賞、モデル賞の5名が選出された。172センチの高身長を誇り、すらりとした長い脚と涼し気な顔立ちで堂々とウオーキングしたのは、グランプリの是永さん。現在、21歳の現役大学生で特技は小学校から続けている空手で、2段の腕前という。応募したきっかけについて、是永さんは「大学ではミスコンテストでグランプリをいただき、人に見られる仕事はこんなに素晴らしいと気付きました。これから頑張りたいです」と、緊張して頭が真っ白だと言いながらも、しっかりとコメントを寄せた。ちなみに、目標とする人は「アン・ハサウェイさん。カメレオンのようにいろいろな役柄をするので、すごく関心を持っています」と、オスカー女優の名前を挙げた。式典には、オスカーの先輩となる武井さん、剛力さん、河北さんの3名も駆けつけ、これから羽ばたく後輩を温かいまなざしで見つめる。剛力さんは、「とにかく楽しんでお仕事していただけたらと思います。うちには優しいマネージャーたちもたくさんいるので、甘えて、頼って、自分の思いを皆に届けてくれたらうれしいです」、武井さんも「10年前、美少女コンテストでデビューしましたが、本当に右も左もわからないまま今日まできました。何事にも挑戦して皆さん、個性を生かして頑張ってください」と、エールを送った。河北さんは、「(自分は)こんな感じでお仕事しているので、安心してお仕事してほしいです(笑)」と、受賞者をリラックスさせる気づかいも見せていた。■「第1回ミス美しい20代コンテスト」受賞結果一覧グランプリ:是永瞳準グランプリ:奥山かずさ、中谷モニカ審査員特別賞:宮本茉由モデル賞:西本有希(cinamacafe.net)
2016年09月29日現在開催中のトロント映画祭で、アン・ハサウェイが主演するSFスリラー『Colossal』の北米配給権を中国企業が買い付けたことが、業界で話題を呼んでいる。その他の情報その中国企業の名前は、現在、明らかにされていない。買い付け金額は、500~700万ドルあたりではないかと見られている。2017年に大規模な公開をすることも約束しているようだ。もちろん、中国企業がアメリカの映画館に自ら配給するのは現実的に難しく、この会社はアメリカの新しいスタジオに投資するようで、実際の配給業務は、そのスタジオが行うことになると思われる。最近、中国とハリウッドは急速に関係を近づけているが、このようなディールは、初めてのことだ。『Colossal』には、ほかに『ダウントン・アビー』のダン・スティーヴンスなどが出演。監督は、スペインのナチョ・ビガロンド。文:猿渡由紀
2016年09月15日Netflixとカナダのテレビ局CBCが、『赤毛のアン』をテレビドラマ化すると発表した。タイトルは『Anne』。脚本は、『ブレイキング・バッド』でエミー賞を受賞したモイラ・ウォーリー=ベケットが執筆する。その他の情報全部で8話からなるミニシリーズで、初回は2時間。初回は『クジラの島の少女』のニキ・カーロが監督する。カナダではCBCが放映し、それ以外の全世界ではNetflixがストリーミングする。放映およびストリーミング開始は来年。撮影は来月、カナダのオンタリオ州でスタートする。原作が出版されたのは1908年。以後、カナダやイギリスなどで、何度もテレビドラマ化や映画化がされてきた。今年11月には、アメリカのPBSチャンネルが、カナダのテレビが製作した別のテレビ用映画『赤毛のアン』を放映する予定だ。文:猿渡由紀
2016年08月23日TOURSミュージカル『赤毛のアン』東京公演が17日、東京・新宿文化センターで行われ、上白石萌歌、さくらまやが報道陣向けの取材に応じた。同ミュージカルは、日用雑貨メーカーのエステーが1998年より毎年夏にオリジナル舞台を主催。今年は14年連続でミュージカル『赤毛のアン』が公演され、14日の北海道公演を皮切りに、全国8都市9公演が行われる。主人公のアン・シャーリーは上白石萌歌が務め、アンの親友ダイアナ・バリーをさくらまやが務める。初ミュージカルで主演を務める上白石は「昨日までは北海道から仙台と東北を周り、ついに東京に来たという感じで緊張しています」と初の東京公演で緊張した表情だったが、「ドラマや映画といった映像の世界とは全く違って、稽古で何日かかけて作り上げていく感じがすごく楽しいです。皆さんを信じて最後まで走って行きたいと思います」と初ミュージカルに意欲満々。昨年の公演では姉の萌音がアン役を演じたが、「毎日のように姉からアドバイスを受けたりしていますが、全く違うものになっていると思います。姉のいい部分をもらいながら、自分の演じたいように演じられるように工夫しています。姉よりもまっすぐなアンを演じたいです」と話した。昨年に続いてアンの親友役を演じるさくらまやは「基本的にはお姉さんと全然違います。でも、ふとした瞬間に言い方とかちょっとした影がたまに似ているところがあって、懐かしいと思いつつ新鮮さもあって楽しいですね」と笑顔を見せた。同公演は東京以外の地方での公演も予定している。上白石は「(15日の)仙台に行った時は牛タン弁当などたくさん美味しい物を食べたので、各地に回って美味しい物を食べたいですね」と食いしん坊な一面を見せ、さくらも「打ち上げが必ずあるんですけど、(14日の)北海道ではカニを食べました。福岡ではやっぱりモツ鍋ですね。食い倒れ紀行だ(笑)。踊ってなければ太ってます(笑)」と話していた。ミュージカル『赤毛のアン』は、8月18日に東京・新宿文化センター、8月19日に埼玉・大宮ソニックシティ、8月22日に愛知・日本特殊陶芸市民会館、8月23日に広島・広島文化学園HBGホール、8月24日に福岡・福岡市民会館、8月25日に大阪・メルパルク大阪でそれぞれ公演される。
2016年08月18日サンローラン(SAINT LAURENT)が、今年の4月に着任したばかりの新クリエイティブ・ディレクター、アンソニー・ヴァカレロ(Anthony Vaccarello)による初のキャンペーンヴィジュアルと4つのムービーを公開した。アメリカのアーティスト、コーリア・ショア(Collier Schorr)がディレクションした同ビジュアル。モデルには全15人のフレッシュな新顔が起用された。スタイリストはアラスタ・マッキム、ムービーディレクターはナタリー・カンギレム(Nathalie Canguilhiem)が担当した。動画引用元: (サンローラン オフィシャルYouTube:
2016年08月05日『プリティ・ウーマン』や『プリティ・プリンセス』で知られるゲイリー・マーシャル監督(81)が脳卒中ののち、肺炎の合併症で19日夜(現地時間)に亡くなった。「People」誌などのメディアが報じた。『プリティ・プリンセス』に主演し、一躍人気女優の仲間入りを果たしたアン・ハサウェイにとってマーシャル監督の存在は大きく、SNSで監督とジュリー・アンドリュース、アンの3人で撮った思い出の写真と共に長文レターで監督を追悼している。それによれば、『プリティ・プリンセス』を撮影中、監督に「この映画がヒットするかどうかなんてわからない。でも撮影中の思い出作りはコントロールできるよ。だからいい思い出を作ろうね」と言われたことがアンの人生に大きな影響を与えたと言う。監督がカメラのレンズを覗き込む写真には「天国は(監督を迎え入れて)もっと楽しい場所になったでしょうね。ゲイリー、愛しているわ。ありがとう」という言葉で追悼した。『プリティ・プリンセス』でアン演じるミア王女の祖母を演じたジュリー・アンドリュースは「Entertainment Tonight」に「訃報を聞いて非常にショックを受けています。彼は大切な友達であり、同僚であり…とても寛大な人で。(彼の妻)バーバラとご家族にお悔やみを申し上げます。とても寂しいです」とコメント。そのほかにもリチャード・ギア、リンジー・ローハン、ジェシカ・アルバら多くのセレブがSNSなどで追悼コメントを寄せている。(Hiromi Kaku)
2016年07月21日女優のアン・ハサウェイが国連ウィメン親善大使に任命された。アンは世界中における女性の権利を訴えるこの役目を与えられたことについて「男女平等推進の支援に携わるこの機会を得られたことを誇りに思うと共にやる気があふれ出てきます。すでに顕著な前進が見られますが、力を合わせて私たちの努力を強化し、本当の男女平等というものを気づかせる時が来たのです」とコメントした。一方で、国連ウィメンのプムジレ・ムランボ・ヌクカ事務局長も「今回のアンの任命は絶好のタイミングでした。なぜなら今年国連ウィメンはよりポジティブな考え方を育成し、仕事場での女性の平等の権利を築き上げ支援する実用的な取り決めを助長しようと熱心に取り組んでいるところだからです」「父親の育児休暇を取りづらくさせているステレオタイプな考え方は『男性が大黒柱』という形から残された時代遅れの考え方であり、現代の男女混同した仕事環境においては存在する余地がありません」とアン任命に当たっての意欲を表した。そんな大役を任されたアンは、2カ月ほど前に夫アダム・シュルマンとの第1子となる息子を出産したばかりで、育児を楽しんでいるところだと言われている。ある関係者は「アンはただ息子との一時一時を楽しんでいますよ。2人とも両親としての全ての瞬間を喜んでいます。赤ん坊はとてもかわいらしく良い子です。アンとアダムを混ぜ合わせたような容姿ですね。アダムはとても素晴らしい旦那さんで、アンを支えています」「2人のもとにはロスから友人や家族がたくさん訪れていますよ。アンとアダムの両親も赤ん坊に関してとても助けになってくれています。アンは母乳で育てるつもりですし、新米ママとしてのすべてを経験したいと思っています。2人とも夜中は順番に起きて赤ん坊の世話をしているようですよ」と語っていた。(C)BANG Media International
2016年06月17日女優の深田恭子が、『アリス・イン・ワンダーランド』の新作『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』(7月1日公開)で、前作に引き続きアン・ハサウェイ演じる"白の女王(ミラーナ)"の日本語版声優を務めることが2日、わかった。可憐で優しい雰囲気が、皆から愛される白の女王(ミラーナ)のイメージに合致し、柔らかい感情の機微を表現できる唯一無二の女優、と評価され続投が決定した深田。「お話を頂いた時に、まずは作品に続きがある、といううれしさがあったことと、またこの"白の女王"の役を頂けて、とてもありがい気持ちになりました」と喜びを語った。そして、アン・ハサウェイについて「年齢も近いですし、女優としても女性としてもすごく人間味のある方」と言い、「かわいい役も、『プラダを着た悪魔』のような役、『レ・ミゼラブル』のような役も、いろんな役を演じられる方。素晴らしい女優さんであり、特にかわいさも持っているのは素敵」とコメント。そんなアン演じる"白の女王"の声優を担当し、「演じていてとても幸せでした」と心境を明かし、「自分が白の女王になったような、アン・ハサウェイさんになったような気持ちで演じられた時間が幸せでした。苦労とかはなく、とにかく楽しかったです」と振り返った。また、監督との話し合いの中で「ワンダーランドの世界の人たちは時が止まっていて成長はしていない」と聞き、「前作と同じテンションで大きく変えることなく演じました」と説明。「ただ、私も妹がいるので"姉妹のシーン"は大切に演じたいと思い、特に感情移入してしまいました」と語った。白の女王役の深田のほか、マッドハッター役に平田広明、アリス役に安藤瞳、赤の女王役に朴ロ美(ロは王へんに路)の続投も決定した。(C)2016 Disney. All Rights Reserved.
2016年06月03日「不思議の国のアリス」のその後を映画化し、世界的な大ブームを巻き起こした『アリス・イン・ワンダーランド』から6年。ティム・バートンが製作を務め、ジョニー・デップら豪華キャストが魅惑の再共演を果たす最新作『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』のUSプレミアが、5月23日(現地時間)に米国・ロサンゼルスにて盛大に開催。ジョニーたちがそれぞれ、日本のファンに向けてメッセージを贈った。会場となったロサンゼルス、エル・キャピタン・シアターでは、「不思議の国のアリス」生誕の地・イギリスを思い起こすような気品ある深紅のレッドカーペットが敷かれ、ジョニー、ミア・ワシコウスカ、さらに3月24日に男児を出産したばかりのアン・ハサウェイ、本作で鍵を握るタイム役のサシャ・バロン・コーエンら豪華キャスト陣が一堂に集結。それを取り囲む5,000人の熱狂的なファン、世界各国から詰めかけた120超のメディアが、6年ぶりの『アリス』の帰還を祝福した。会場内は、本作のキーワードである“時間”をイメージし、たくさんの時計が描かれた大きなゲートが立てられ、プレミアを歓迎。また、至るところに桜の木が飾られ、劇中のティーパーティーを連想する可愛らしい華やかな演出も見られるなど、先日の英国で行われたワールドプレミアの熱をそのままに、映画の街ロサンゼルスにも“ワンダーランド”が出現した。夕刻17時半。多くの歓声とともに“ワンダーランド”の扉が開かれ、まずレッドカーペットに登場したのは、どこか天然でマイペースな仲間思いの白の女王を演じたアン・ハサウェイ。産後から2ヶ月という早さで公の場に復帰した彼女は、ストライプに色とりどりの大きなバラが描かれたタイトな「クリストファーケイン(Christopher Kane)」のドレスに、「クリスチャンルブタン(Christian Louboutin)」のブラックヒールを合わせて登場。ハリウッド女優としての品格に加え、母となった喜びも感じさせる笑顔で、レッドカーペットを囲む多くの人たちから復帰第一弾となる本作への期待と、出産への祝福を受けていた。続いて登場したのは、<時間>を司る万人タイムを演じるサシャ。ハイテンションのままカメラの前に登場したサシャは、ジョニーへの愛をひたすらに語り、共演できた喜びを話してくれた。続いて、主演のアリス役で、さらなる成長を遂げたミアも登場。この日は「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)」のシースルーブラックに煌びやかなスワロフスキーをあしらったロングドレスに身を包み、本編のアリスさながら強く自立した女性としての一面をみせ、レッドカーペットを笑顔で進んでいく。そして、ひと際大きな歓声を浴びて、待ちに待ったジョニーが登場。ハマリ役と称された奇天烈な“帽子屋”として、6年ぶりに帰ってきたジョニー。ファンたちの熱気はさらにヒートアップし、インタビュー中も「ジョニー!」「ジョニー!」の大歓声が響いていた。最後に登場したのは、本作で新たな才能を魅せた期待の監督、ジェームズ・ボビン。『ザ・マペッツ』『ザ・マペッツ2/ワールド・ツアー』を監督した後に本作に抜擢され、見事、世界観を引き継いだ傑作を作り出したボビン監督は、ここLAの地でも誇らしげな笑顔をみせた。また、賑わうレッドカーペットをさらに盛り上げる演出が!主題歌「ジャスト・ライク・ファイア」を唄うP!NKが会場内の特別ステージに登場し、生バンド演奏のもと圧巻のパフォーマンスを披露。グラミー賞3冠、全世界アルバム・セールス6,000万枚を誇る彼女の歌声は、目の前の困難に果敢に立ち向かう本作のアリスの心を奮い立たせるような力強い1曲となって、USプレミアを包み込んでいた。<以下、キャスト&監督コメント>■ジョニー・デップ(マッドハッター役)今作でも家族の絆が描かれているけど、やはり子どもがいると、それ以上に強いものはないよ。もちろん、身内の母親、父親、兄弟ももちろん重要だけど、子どもは自分の人生にとって切り離すことのできない存在だからね。いつも日本に行くときは、残念ながらマスコミのためだけというのが多かったから、あまり色んなものを見れなかったんだけど、もう少し田舎の方や、京都とかいろんな場所に行ってみたいな。日本のお友達のみなさん。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』を気に入ってくるとうれしいよ。■アン・ハサウェイ(白の女王役)今回は親子の絆が描かれているけど、私は家族の絆を常に感じているわ。特に家族の存在が大事と感じる瞬間は、物事がうまくいっていないときね。最後に頼ったりするのは、自分の家族だと思うわ。日本のみなさん、『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』を見てもらえるのがとても楽しみです。前作と同様素晴らしい映像ですし、1作目同様、心に残る作品になっていると思います。応援してもらえるとうれしいです。■ミア・ワシコウスカ(アリス役)またアリスを演じられて本当にうれしかったわ。すごく素敵なキャラクターだし、彼女とマッドハッターとの関係も好きだし、本当に興奮したのよ。彼女は怖いもの知らずで、何にも臆することない姿がすごく素敵なキャラターだと思うわ。もし日本に行けたら、お寿司とか、いろんな和食が食べたいけど、ほかにいい案あれば教えて。日本のみなさんにも、この映画を楽しんでもらえればと思います!■サシャ・バロン・コーエン(タイム役)ジョニー・デップ、ベリー・セクシー・マン。ジョニー・デップ、オーー。ジョニー・デップ、大好きです。日本のみなさん、この映画を楽しんでもらえればと思います。とても良い作品なんできっと楽しめるよ。あとジョニー・デップも出演してるしね!オー、ジョニー・デップ。セクシー・ジョニー・オー・ベリー・ナイス。ありがとう。■ジェームズ・ボビン(監督)この場に居られて、いま興奮と恐怖と色んな気持ちが入り混じっているよ。アリス・ファンの日本のみなさん、こんにちは。映画を観てもらえるのが楽しみでしょうがないです。ありがとう。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』は7月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月25日大ヒット映画『アリス・イン・ワンダーランド』の"はじまり"の物語を描く『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』(7月1日公開)のUSプレミアが現地時間23日、米ロサンゼルスのエル・キャピタン・シアターにて行われ、ジョニー・デップ、アン・ハサウェイらが集結した。会場には5,000人の熱狂的なファンが集まり、世界各国から120超のメディアが参加。熱気に包まれる中、深い紅のレッドカーペットにまず、2カ月前の3月24日に男児を出産した白の女王役のアン・ハサウェイが姿を現した。大きなバラが描かれたドレスに身を包んだアンは、観客からの女優復帰第1弾となる今作への期待と出産への祝福に笑顔を見せた。タイム役のサシャ・バロン・コーエン、主人公アリス役のミア・ワシコウスカと続いた後、一層大きな歓声の中、マッドハッター役のジョニー・デップが登場。前作からハマリ役と称された奇天烈な"帽子屋"として6年ぶりに帰ってきたジョニーにファンはさらにヒートアップし、「ジョニー!」と名前を呼ぶ声が飛び交った。そして最後に、ジェームズ・ボビン監督が登場した。ジョニー・デップは「今作でも家族の絆が描かれているけど、やはり子供がいると、それ以上に強いものはないよ。もちろん、身内の母親、父親、兄弟ももちろん重要だけど、子供は自分の人生にとって切り離すことのできない存在だからね」と子供への愛を語り、日本について「もう少し田舎の方や、京都とかいろんな場所に行ってみたい」とコメント。「日本のお友達のみなさん。この作品を気に入ってくるとうれしいよ」とメッセージを送った。アン・ハサウェイも「今回は親子の絆が描かれているけど、私は家族の絆を常に感じているわ。特に家族の存在が大事と感じる瞬間は、物事がうまくいっていないときね。最後に頼ったりするのは、自分の家族だと思うわ」と家族の大切さを語り、「日本のみなさんに見てもらえるのがとても楽しみです。一作目同様、心に残る作品になっていると思います」とアピールした。イベントでは、今作の主題歌「ジャスト・ライク・ファイア」を歌うP!NKが会場内の特別ステージに登場。生バンド演奏のもと圧巻のパフォーマンスを披露した。(C)2016 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2016年05月24日アン・ハサウェイが、舞台劇『Grounded』の映画版に主演することになった。プロデューサーも兼任する。その他の情報ハサウェイは、同作品のオフブロードウェイでの舞台版に主演している。舞台版の演出は、ジュリー・テイモア。舞台版はひとり芝居で、ハサウェイは批評家から絶賛を受けている。ハサウェイが演じる女性パイロットは、妊娠のため、ラスベガスでドローンを操縦する任務に回されたという設定。映画版の監督は明らかになっていない。ハサウェイの最近作『マイ・インターン』は、全世界でスマッシュヒットとなった。次回作は、今月末北米公開予定の『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』。文:猿渡由紀
2016年05月06日アン・ハサウェイがなんと2週間も前の3月24日(現地時間)に第一子を出産していたことが分かった。アンの代理人が「E!News」に正式に認めた。「ジョナサン・ローズバンク・シュルマン」と名付けられた赤ちゃんはとても元気な男の子で、現在ロサンゼルスで家族や友人に囲まれて過ごしているそうだ。2008年から交際を始め、2012年9月にアダム・シュルマンと結婚したアンは、かねてより母親になりたいと強くアピールしていた。結婚して4年半、待望の我が子の誕生に夫婦そろって大興奮。夫のアダムは非常に協力的で、出産までの過程でアンとの絆がさらに深まったという。出産から2週間経ってやっと公になった大ニュースだったが、実は出産後6日目にアンはある記事の画像をインスタグラムに投稿していた。内容は、「ジョージア州知事がゲイ差別を正当化してしまう可能性のある『信教の自由』に拒否権を行使した」ことであり、同性愛の兄を持つアンにとっては「これで息がしやすくなった」とキャプションを付けるほどホッとするニュースだったらしい。この記事の画像が投稿されたコメント欄では、内容についての議論が活発にやり取りされていたが、「アン出産」が報道されるやいなや、ファンからの「おめでとう!」コメントで埋め尽くされている。(Hiromi Kaku)
2016年04月08日今月中に出産予定というアン・ハサウェイが、自身の映画デビュー作『プリティ・プリンセス』の続編に出演する可能性が出てきた。2001年製作の『プリティ・プリンセス』、2004年製作の『プリティ・プリンセス2/ロイヤル・ウェディング』を監督したゲイリー・マーシャルが「People」誌に3作目製作の可能性を語った。「何週間か前にアンに会ったんだけど、『プリティ・プリンセス』の第3弾を作りたいねって話になったよ。いまアンは大きなお腹だから、子どもが産まれるまで待たなきゃならないけど、やることになると思うよ」。『プリティ・プリンセス2/ロイヤル・ウェディング』でアン演じるミアと結ばれるニコラス・デヴロー卿を演じたクリス・パインの出演はあるのだろうか?「たぶんね。でも彼はいまやビッグスターだからどうかな」という。『スタートレック』シリーズで主人公を演じ、ここ数年でスターとなったクリス。今年1月、Tumblrでファンの質問に答えるという企画に参加した際、ファンに『プリティ・プリンセス3』への出演を聞かれて前向きなコメントをしていたが…。それを知ったマーシャル監督は「クリスは私のことが好きなんだよ。小さい頃から知っているんだ。父親のロバート・パインは私の最新作にも出演しているしね」とクリスが幼い頃から家族ぐるみで付き合いがあることを明かした。アン&クリスの2ショットをスクリーンで見られるのもそう遠くないかもしれない。(Hiromi Kaku)
2016年03月15日アン・ハサウェイ、ロバート・デ・ニーロが出演し、『恋愛適齢期』『ホリデイ』など名作を次々に手がけてきたナンシー・マイヤーズが脚本と監督を手がけた『マイ・インターン』のブルーレイ&DVDがリリースされたのを記念して、メイキング映像の一部が公開になった。メイキング映像の一部本作の主人公は、ニューヨークのファッション業界でオンラインサイトのCEOとして活動する女性ジュールス。華やかな世界で暮らし、多くの人から羨望のまなざしで見られる立場にある彼女の前に、40歳も年上の“シニア”インターンの男性ベンが現れるところから物語が始まる。あまりに年齢の離れたベンを前に、ジュールスは戸惑うが、ふたりは次第に心を通わせていき、ジュールスは実は気づかないままでいた人生の難問の数々に立ち向かっていく。このほど公開になったのは、ジュールスが経営する企業で働く若き男性社員たちと、デ・ニーロ演じるベンの共演シーンの舞台裏を紹介するもの。ベンは様々な人生経験を積んでおり、ジュールスの隣で彼女が自分の力で“答え”を見つけていくのをサポートするが、一方で若い男性社員にとっては“人生の先輩”として活躍する。ベンがインターンとしてやってきた初日には、他の社員同様、彼らも年上のベンとの関わり方を探っていたが、魅力があり、落ち着いていて、仕事ができて、どこか可愛い(!)ベンを慕うようになる。映像には、キャストたちが、映画史に名を刻む“レジェンド”デ・ニーロに敬意を払いながらも、彼への親しみを語る場面が収録されており、女性はもちろん、男性が観ると“お手本にしたくなる男”デ・ニーロの魅力を垣間見ることのできる映像になっている。このほど発売されたブルーレイ&DVDにはこのほかにもメイキングや特典映像が収録されており、『マイ・インターン』をより深く楽しめるようになっている。『マイ・インターン』ブルーレイ&DVD 発売中デジタルセル/レンタル配信中発売・販売元:ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント(C)2015 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC ALL RIGHTS RESERVED
2016年02月17日この記事の前編はこちら:「新たなアリアドネーの糸、欧州の次世代ロケット「アリアン6」の設計固まる - 紆余曲折を経て決まったアリアン6」アリアン6は、第1段と第2段に液体酸素と液体水素を使う液体ロケット、補助ブースターに固体ロケットを使う構成自体は、アリアン5を踏襲している。また第1段エンジンはアリアン5にも使われている「ヴァルカン2」というエンジンを改良したものが用いられる。一方、第2段には、より高性能な「ヴィンチ」というエンジンが使われる。ヴィンチは2000年代から開発が進められていたエンジンで、当初はアリアン5の改良型に搭載される計画だったが、予算などの都合で頓挫。アリアン6でようやく日の目を見ることになった。ヴィンチの最大の特長はエンジンの再着火ができることで、これにより衛星をより正確な軌道に投入したり、あるいは複数の衛星をそれぞれ異なる軌道に投入することが可能になる。固体ロケット・ブースターには、P120Cという新しいモーターが使われる。これはイタリア主導で開発され、アリアンスペースが運用する小型の固体ロケット「ヴェガ」の第1段モーターを改良したもので、また現在、同じP120Cを第1段に使う「ヴェガC」という改良型ロケットの開発も進められている。つまり、第1段は既存のエンジンの改良、第2段は2000年代から長年開発が続けられていたエンジン、固体ブースターも他のロケットの改良で、共用もされるという、あまり新しい開発要素のない、堅実な設計を採用している。一方、アリアン5と大きく変わっているのは、ブースターの装着基数を2基と4基で選ぶことができ、より柔軟な打ち上げが可能になっている点である。ブースター2基の構成は「A62」と呼ばれ、静止衛星を打ち上げる際に投入される静止トランスファー軌道という軌道に、最大5トンほどの打ち上げ能力をもつ。ブースター4基の構成は「A64」と呼ばれ、こちらはアリアン5と同じ、静止トランスファー軌道に10.5トンの打ち上げ能力をもつことが計画されている。アリアン5はその大きな打ち上げ能力を活かして、1機のロケットで静止衛星を2機同時に打ち上げるという芸当を強みとしていた。アリアン6がかつてトリプル・セヴンと呼ばれていたころには、この2機同時打ち上げを止め、ロケット1機あたりの価格を安くすることで他国のロケットと勝負するという方向が検討されていたが、最終的には続ける方針で固まった。ただ、2機同時打ち上げを行うためには、当然2機の衛星が揃わなければならず、顧客の好きなときに衛星を打ち上げられなかったり、同乗相手の衛星の製造が遅れた際に、自分の衛星の打ち上げも延期となったりするなどの短所もあった。そこで衛星が1機のみ打ち上げることに特化したA62が用意されることになった。たとえば打ち上げまでの時間を最優先にする顧客や、また軍事衛星などを迅速に打ち上げたい欧州各国の政府からの打ち上げ需要が期待されている。またA62は、ESAの地球観測衛星や、欧州各国の偵察衛星、欧州版GPSこと「ガリレオ」衛星など、低軌道、中軌道に向けた衛星の打ち上げにも使われることになっている。これらの衛星は従来、ロシアから輸入した「サユース」ロケットを使って打ち上げられていたが、安全保障にもかかわる衛星の打ち上げを他国のロケットに委ねることに、かねてより批判が出ており、アリアン6で改められることになったようである。ただ、今後の欧州によるサユースの運用をどうするかについて、まだ明確なスケジュールは発表されておらず、サユースの使用を止めるのか、アリアン6と並行して運用が続けられるのか、それはいつまでなのか、といった具体的なことはまだ不明である。○価格はアリアン5の半額、再使用も視野アリアン6の打ち上げコスト、価格について、明確な数字は出されていないが、アリアン5の半額になると表明されている。アリアン5の価格も公表されていないので推測にはなるが、A62は7500万ユーロ(現在の為替レートで約97億円)、A64は9000万ユーロ(約117億円)ほどになるとされる。A64は衛星の2機同時打ち上げが可能なので、発注側はこの価格を、衛星質量の割合に応じて出し合うすることになる。ちなみに、現在のファルコン9の価格は公称で6120万ドル(約71億円)であり、A64の2機同時打ち上げであれば十分に戦える数字ではある。もっとも、ファルコン9は現在、打ち上げコストの大幅な削減を目指し、ロケットの機体を再使用する構想をもっている。スペースXは最終的に、現在の100分の1まで安くすると豪語しているが、たとえ2分の1や3分の1程度になったとしても、アリアン6はとたんに戦えなくなる。ただ、フランス国立宇宙研究センター(CNES)やエアバスでも、「アデライン」(Adeline)と呼ばれるロケットの再使用に向けた研究は進められている。アデラインは、第1段機体すべてを回収、再使用するファルコン9とは違い、第1段ロケットエンジンのみを回収して再使用するという計画である。今のところはまだ、アリアン6に実際に採用されるという話はないが、いずれ具体的になる可能性はある。○迷宮入り口での駆け引き現在、新しいロケットを開発しているのは欧州だけではない。2020年代に向けて、世界各国で新型ロケットの開発ラッシュが起きている。米国ではスペースXがファルコン9の改良型「ファルコン9 v1.1 フル・スラスト」を完成させ、さらに強力な打ち上げ能力をもつファルコン・ヘヴィの開発も行われている。同社がロケットの再使用による低コスト化に成功すれば、市場の勢力図は大きく塗り変わるだろう。また、スペースXに似た宇宙ヴェンチャーのブルー・オリジンも再使用可能な大型ロケットの開発に着手しており、2019年ごろの初打ち上げを目指すとしている。また、アトラスVやデルタIVロケットを運用するユナイテッド・ローンチ・アライアンスでは「ヴァルカン」ロケットの開発を進めており、こちらもエンジンの再使用による打ち上げコストの低減を視野に入れている。ロシアは近年ロケットの失敗が頻発しているが、新型の小型、中型、大型「アンガラー」ロケットを開発し、商業打ち上げ市場に投入しつつある。中国も新型の大型ロケット「長征五号」、小型ロケット「六号」、中型ロケット「七号」を開発しており、このうち六号はすでに打ち上げられ、五号、七号も今年中に初打ち上げが行われる予定だ。インドも大型ロケット「GSLV Mk-III」の開発を進めており、数年のうちに実運用に入る予定となっている。そして日本では、H-IIAロケットの後継機となる「H3」の開発が進んでいる。H3もまた、コストを現行機の半額にすることを目指しており、初飛行も2020年と同じで、アリアン6と直接競合することになる。こうした世界各国の次世代ロケットがひしめく中で、アリアン6によって今のシェアを維持できるのか、そもそも生き残れるのかはまだ未知数である。しかし、現行の半額というコスト目標や今後のトレンドを見越した打ち上げ能力の設定、そして開発体制の変化は、打てるだけの手が打たれた結果といえよう。果たしてアリアン6は新しいアリアドネーの糸になれるのか。一方、ファルコン9やH3など他のロケットは、その糸を食い千切られるほどのミーノータウロス役になれるのか。クレーテー島から宇宙開発の世界へと舞台を移し、新しい物語が始まろうとしている。参考・Ariane 6 / Launch vehicles / Launchers / Our Activities / ESA・Airbus Safran Launchers・Ariane 6・Ariane 6, un chantier européen pour rester dans la course spatiale・Airbus Defence and Space’s solution to reuse space Launchers
2016年02月12日欧州が開発を進める次世代ロケット「アリアン6」。検討中の紆余曲折を経て、今年1月に設計が完了し、いよいよ開発が本格化する。アリアン・ロケットを運用するアリアンスペースは現在、世界の商業衛星打ち上げ市場において約半分のシェアを握っているが、米国スペースXの「ファルコン9」ロケットが、その安さを武器に、徐々にシェアを広げつつある。また世界各国でも、今後数年のうちに続々と新型ロケットが登場し、アリアン6は生まれる前から大きな課題を背負わされている。果たしてアリアン6は、この難題を解決できる「アリアドネーの糸」となれるのだろうか。○アリアドネーの糸、みたびギリシア神話によると、地中海に浮かぶクレーテー島にはかつて、ミーノータウロスという怪物が棲んでいた。この怪物に脅かされていたアテーナイ国のテーセウス王はこの怪物を倒すことを決意し、いざクレーテー島に乗り込む。しかしミーノータウロスは脱出不可能な迷宮の中におり、テーセウスが生きて帰れる保証はなかった。そこに、テーセウスに惚れた、クレーテー島の王の娘アリアドネーが現れ、彼に糸を手渡す。迷宮の入り口に糸をくくりつけて垂らしながら進み、帰りはその糸を辿ることで、迷わずに帰ってこられるのではないかという機転のきいたアイデアだった。そしてテーセウスは見事ミーノータウロスを倒し、無事に迷宮から抜け出すことに成功したのだった。――この「アリアドネーの糸」の伝説や言葉は、混迷から抜け出したり、難問を解決したりするため鍵という意味で、さまざまなところで使われている。それは宇宙開発も例外ではない。1960年代、英国やフランス、西ドイツなどの欧州各国は、お互いに協力して大型ロケットを開発するという計画を立ち上げたが、足並みがそろわず、一切の成果を残せないまま失敗に終わる。しかしフランスは諦めず、仕切りなおしの計画として「アリアン」ロケットの開発計画を立ち上げる。アリアンとはアリアドネーのフランス語表記「Ariane」(アリアーヌ)を英語読みしたものである。ロケットなどの乗り物に神話に由来する名前を付けることは欧米ではある種の慣例であり、また「アリアーヌ」自体、フランスでは人名としてごく普通に使われるものではあったが、その背景には、欧州共同でのロケット開発の失敗という苦い経験から抜け出したいという意図があったといわれている。このアリアン・ロケットの開発は成功し、1979年に「アリアン1」が誕生した。翌1980年にはアリアンを運用するための「アリアンスペース」という会社が設立され、それまで米国が幅を利かせていた人工衛星の商業打ち上げ市場に参入した。ロケットも「アリアン2」、「アリアン3」と改良が重ねられ、1988年から「アリアン4」が登場。アリアン4は性能、成功率ともに申し分ない傑作機で、アリアン・ロケットは世界で最も成功した商業ロケットとなった。そして1996年には最新型の「アリアン5」ロケットが登場し、現在までに84機が打ち上げられ、70機の連続成功を達成。アリアンスペースも静止衛星の商業打ち上げ市場で約半分の市場占有率(シェア)を維持し続けるなど、順風満帆な歩みを続けている。だが近年、その風向きが変わりつつある。2010年に米国の「スペースX」が送り出した「ファルコン9」ロケットが、アリアン5の3分の1ほどという安さを武器に徐々に勢力を伸ばし始めたのである。現在では、ロシアのロケットの信頼性低下も相まって、市場はアリアンとファルコン9でほぼ二分されており、さらにこのままアリアンのもつシェアさえも侵食する可能性があった。新たに立ちふさがったファルコン9という怪物を迎え撃つため、三度目のアリアドネーの糸となるべく、次世代ロケット「アリアン6」の検討が始まった。○アリアン6もっとも、ファルコン9が登場したからアリアン6の検討が始まった、というのは正確ではない。欧州宇宙機関(ESA)は2004年から、当時、最大の競争相手だったロシアや中国のロケットに対抗するために「次世代ロケット」(Next-Generation Launcher)というアリアン5の後継機の検討を続けていた。その後状況が変わり、ファルコン9が主たる敵となったが、競争相手に勝つためという意図は変わっていない。この次世代ロケットがアリアン6という名前で呼ばれ始めたのは2012年ごろからで、当時は第1段と第2段に固体ロケット、第3段に液体ロケットをもつ「PPH」という構成が検討されていた。現在のアリアン5は液体ロケットを第1段と第2段にもち、その両脇に固体ロケットを補助ブースターとしてもつ構成をしているため、このアリアン6の構成は大きな変化であり、挑戦でもあった。これには第1段と第2段を基本的に同じつくりにすることで、大量生産による低コスト化を図るという考えがあった。ロケットの完成予想図はいくつか変わったものの、しばらくはPPH構成は維持された。当時、この構成は「トリプル・セヴン」とも呼ばれていた。これは7年で開発し、静止衛星の打ち上げ能力が7トン、そして打ち上げコストが7000万ユーロという、7尽くしであったことに由来する。ところが2014年、アリアン5の製造を行っている欧州の航空宇宙大手「エアバス」と、エンジン・メーカーとして知られる「サフラン」が、共同でロケット開発会社「エアバス・サフラン・ローンチャーズ」(ASL)を立ち上げると発表。それまでESAやフランス国立宇宙研究センター(CNES)といった国の機関が主導していたアリアン6の検討を、産業側が主導する形に改められることになった。これは非常に大きな変化、決定だった。アリアン5までは、ESAやCNESが開発を主導し、ESAに加盟している欧州各国の企業に対し、その出資比率に合わせて部品の発注を分ける、「ジオリターン」(GeoReturn)という方法がとられていた。これは安全、確実に開発でき、ESA加盟国すべてがロケット開発で潤うという利点はあったものの、開発スピードは遅く、またロケットに採用する技術や部品を、純粋に技術や性能の高さやコストの安さで選べないという欠点もあった。ただ1社でファルコン9を開発したスペースXと対峙していくことを考えると、これらの欠点は致命的な弱みとなる。そもそも産業側からは、ESAやCNESの考える「トリプル・セヴン」案では「打ち上げ能力が足らない上に価格が高い」、つまり市場で勝てないという意見が出ており、危機感を強めた産業側が立ち上がり、ロケットの開発体制から設計に至るまで、大きな変化が起こることになったのである。その結果、アリアン6ではジオリターンに原則的にこだわらない開発、製造が行われることになった。そしてASLが出した案は、現在のアリアン5と同じ第1段と第2段に液体ロケットを、補助ブースターとして固体ロケットという構成をもち、打ち上げ能力も維持、その上で打ち上げコストを半額にするというものだった。その後も検討が続けられる中で、第1段と第2段の直径や、ブースターの形が変わるといった変化はあったものの、構成やコスト目標はこれで定着し、今年1月には設計と、製造に向けた産業側の準備が完了。これからいよいよ、実際の部品を造ったり試験をしたりと、開発が本格化する。順調に進めば、2020年にも1号機が打ち上げられることになっている。(後編に続く)参考・Airbus Safran Launchers: a highly promising first year・Ariane 6・Ariane 4 / Launchers / Our Activities / ESA・Airbus, Safran Form Space Launch Joint Venture | AWIN ONLY content from Aviation Week・Airbus Group and Safran Launch Joint Venture
2016年02月10日『プラダを着た悪魔』で恋に仕事に奮闘し、ファッション業界でキャリアアップしていく姿を等身大で演じたアン・ハサウェイが、ファッションサイトの若き社長となって9年ぶりに帰ってきた『マイ・インターン』。このほど、2月10日(水)にブルーレイ&DVDリリース、デジタルレンタル配信がスタートすることに併せ、アン・ハサウェイと監督のナンシー・マイヤーズのコメント映像がシネマカフェに到着した。ジュールズ(アン・ハサウェイ)は何百人もの社員を束ね、ファッションサイトを運営する会社のCEO。そんな彼女のアシスタントにやってきたのは、会社の福祉事業の一環として雇用した40歳年上の“シニア”インターン、ベン(ロバート・デ・ニーロ)。人生経験豊富なベンは、公私にわたり彼女に“最高の助言”をする。次第に心を通わせていく2人だが、やがてジュールズに予期せぬ人生の変化が訪れ…。『プラダを着た悪魔』で一躍ブレイクを果たし、『レ・ミゼラブル』でアカデミー「助演女優賞」を受賞したアンと、『ゴッドファーザー PART II』でアカデミー「助演男優賞」、『レイジングブル』で同「主演男優賞」を受賞したロバート・デ・ニーロが初共演し、ハートウォーミングな物語で日本でも大ヒットした本作。『セックス・アンド・ザ・シティ2』のスタッフが手がけた衣装は、ハイファッションから職場でも使えそうなリアルクローズまでTPO に合わせて登場し、アンがときに華麗に、ときにカジュアルに着こなす姿も注目を浴びた。今回の映像でアンは、監督を務めたナンシー・マイヤーズの作品はこれまで30代以上の登場人物が多かったに対し、今回は若者が多いと指摘し、20代の若手社員に囲まれた本作の撮影を「にぎやかで楽しかった」とふり返って語る。また、これまで『恋するベーカリー』『ホリデイ』『恋愛適齢期』などで「複雑な恋愛は描き尽くした気がしていた」というマイヤーズ監督は、本作について「普通なら出会わない2人に友情が芽生える話」として描いたことを明かしている。誇りを持って取り組める仕事と、優しい夫とかわいい娘、現代女性の理想をすべて手に入れたファッションサイト社長に人生最大の試練が訪れたとき、支えとなったのは70歳の新人“インターン”。大ヒット作の裏側を、こちらの映像から覗いてみて。『マイ・インターン』ブルーレイ&DVDは2月10日(水)より発売。<『マイ・インターン』リリース情報>【初回仕様】『マイ・インターン』ブルーレイ&DVDセット(2枚組/デジタルコピー付)価格:3,990円+税発売日:2月10日(水)※同日デジタルレンタル開始デジタルセル先行配信中発売/販売元:ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント(C) 2015 Warner Bros Entertainment Inc. All Rights Reserved.(text:cinemacafe.net)
2016年02月09日鬼才ティム・バートンが製作を手掛け、ミア・ワシコウスカ、ジョニー・デップ、アン・ハサウェイ、ヘレナ・ボナム=カーターら豪華共演で贈る待望のシリーズ最新作『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』。7月1日(金)より日本公開されることが決まった本作から、初の映像となる特報が解禁!1月14日に死去したアラン・リックマンの最後の声も収められていることが明らかとなった。「不思議の国のアリス」の“その後”を想像を超えた映像美で映画化し、世界的ブームを巻き起こした『アリス・イン・ワンダーランド』から6年。あの美しくもクレイジーなワンダーランドにアリスが帰ってきた。アリス不在の間に事件は起こり、マッドハッターの悲しい過去が彼を窮地へと追いやることに。アリスは大切な友だちを救うべく、時間の番人“タイム”と戦い、過去へと旅立つが…。本作は、アリス(ミア・ワシコウスカ)が個性的な仲間たちの幼年時代へと時を遡る、ワンダーランドの“はじまり”の物語。このたび解禁となった特報映像は、先月急逝したアラン・リックマンが声を務める芋虫から青い蝶になったアブソレムが、「久しぶりだな、アリス」と語りかけ、アリスを鏡の中へと誘う場面から幕を開ける。そして、焼野原に悲しげな表情で立ち尽くすマッドハッター(ジョニー・デップ)をはじめ、赤の女王(ヘレナ・ボナム=カーター)、白の女王(アン・ハサウェイ)など、おなじみの人気キャラクター陣も登場。それぞれが魅惑的な衣装に身を包み、ティム・バートンが創り上げた奇妙で美しい“ワンダーランド”の世界が次々と展開する。さらに、本作の重要なKEYとなる時間を司るタイム役として、ハリウッドでもジョニーと並ぶ強烈な個性を放つサシャ・バロン・コーエンが、ついにその姿をお披露目!昼が夜になったり、空が海になったり…扉を開けると、いきなり雲の上だったり!?鏡に飛び込んだアリスに待ち受ける、想像を越える新たな冒険とは…!?まずはこちらの映像から、この不思議な世界に飛び込んでみて。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』は7月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月03日欧州のロケット運用会社「アリアンスペース」は1月27日(現地時間)、米国の通信衛星「インテルサット29e」を搭載した「アリアン5 ECA」ロケットの打ち上げに成功した。アリアン5ロケット・シリーズの打ち上げは、今回で70機連続成功となった。同ロケットは日本時間1月28日8時20分(現地時間1月27日20時20分)、南米仏領ギアナにあるギアナ宇宙センターの第3アリアン発射施設(ELA-3)から離昇した。ロケットは順調に飛行し、打ち上げから約30分後に衛星を分離して、予定通りの軌道に投入した。インテルサット29eは米国の衛星通信会社インテルサットが運用する通信衛星で、同社の次世代衛星である「エピック」シリーズの最初の衛星となる。20本のCバンド、249本のKuバンド、そしてKaバンドのトランスポンダーを搭載し、東経310度の静止軌道から、大西洋やカリブ海、南米大陸に通信サーヴィスを提供することを目的としている。設計寿命は15年以上が見込まれている。衛星の製造は米国のボーイングが担当した。打ち上げ時の質量は6552kgもあり、これまで世界中で打ち上げられた静止衛星の中でもかなり重い部類に入る。アリアン5ロケットはその大きな打ち上げ能力を生かし、静止衛星を2機同時に打ち上げられるという特徴をもつが、今回はその質量の大きさから、インテルサット29eのみを搭載しての打ち上げとなった。○アリアン5ロケットの打ち上げ、70機連続成功今回の打ち上げはアリアン5ロケットにとって84機目となるもので、また現行のアリアン5 ECAというヴァージョンでは54機目となった。アリアン5は2002年に打ち上げに失敗しているが、以来失敗は無く、アリアン5シリーズ全体では今回が70機連続、またECAに限っても53機連続での打ち上げ成功となった。アリアン5は、欧州のエアバス・ディフェンス&スペースが開発、製造しているロケットで、アリアンスペースによって運用されている。1996年に最初の打ち上げが行われ、その後2002年に改良型の「アリアン5 ECA」が登場。現在主力機として活躍している。アリアン5は、1990年代に欧州の主力ロケットとして活躍した「アリアン4」ロケットを代替する目的で開発された。アリアン4は116機が打ち上げられ、失敗はわずか3機で、成功率97.4%という極めて高い信頼性をもつロケットだったが、1970年代に開発された「アリアン1」を改良して造られたロケットであり、次第に性能が時代に追いつけなくなってきた。アリアン5の検討は1984年から始まったが、当時は米国がスペースシャトルを打ち上げ始めたころでもあり、欧州でも小型のスペースシャトル「エルメス」の検討が始まっていた。そこでアリアン5には、エルメスを打ち上げられるほどの、強力な打ち上げ能力をもつことが求められた。だが、エルメスは開発が進む中で肥大化し、質量が目標を大きく超過するようになった。それに合わせてアリアン5の打ち上げ能力も増やされ、さらにエルメスの質量が増加すると、またそれに合わせてアリアン5の打ち上げ能力も増やされるという悪循環に陥った。結局、最終的にエルメスは開発が中止され、欧州の手元には過大な打ち上げ能力をもったアリアン5ロケットだけが残ることになった。だが、この過大な能力を生かして、1機のロケットで静止衛星を2機同時に打ち上げれば、1機のロケットで1機の衛星を打ち上げるよりもコストが安くなるのではとの発想が生み出された。そしてそのアイディアは的中し、アリアン5は現在、静止衛星の商業打ち上げ市場の約半分のシェアを握っている。現在も多くの受注を抱えており、今年だけでも8機のアリアン5の打ち上げが予定されている。しかし最近、アリアン5よりも大幅に価格が安い、米国スペースXの「ファルコン9」ロケットが登場。同社では競争力を維持するため、より打ち上げ能力を高め、一方でコストを約半額に抑えた後継機「アリアン6」の開発が始まっている。【参考】・An "Epic" launch: Arianespace’s Ariane 5 soars to success for long-time customer Intelsat - Arianespace・Flight VA228: The successful launch of Intelsat 29e, and Ariane 5’s 70th success in a row - Arianespace・Intelsat 29e, the First Intelsat EpicNG Satellite, Successfully Launched into Orbit | Intelsat S.A.・Intelsat 29e | Intelsat S.A.・Dossier-de-presse-VA-228-final-GB.pdf
2016年01月29日現在第1子を妊娠中のアン・ハサウェイがインスタグラムにビキニ姿の画像を投稿。パパラッチの盗撮への対抗策であることを表明した。インスタグラムのフォロワーたちに新年のあいさつをしつつ、アンは「ビキニ写真を投稿するなんて、ちっとも私らしくないけど、ついさっきビーチにいたときに写真を撮られているのに気がついたの。もしそういう写真が世に出るとすれば、少なくとも私がハッピーになれるもの(そして私の同意を得て撮られた、フィルターをかけたもの:))であるべきだと思ったの」と綴った。赤いビキニ姿で大きくなったおなかに手を添えて満面の笑みでポーズをとるアンはとても幸せそう。隠し撮りをするパパラッチに対する先手必勝法を披露した。(text:Yuki Tominaga)
2016年01月05日ドミニク アンセル ベーカリー(DOMINIQUE ANSEL BAKERY)が日本上陸後初のポップアップショップ「ドミニク アンセル ポップアップ(DOMINIQUE ANSEL POP UP)」を16年1月2日から2月14日まで、渋谷モディにオープンする。同ポップアップにはオーナーシェフ、ドミニク・アンセルのアイデアがプラスされたオリジナルスモア(SMORE)スイーツが登場。スモアとはキャンプスイーツとしてアメリカで古くから親しまれるマシュマロを使ったスイーツのことで、炙ったマシュマロとチョコレートをクッキーでサンドして食べる。店頭では、はちみつを使ったマシュマロを、オーダーが入ってから火で炙り、ブランデーが香るチョコレートガナッシュ、板チョコレートと一緒にシナモン風味のスペキュラースクッキーにサンドし、マルドン・シーソルトを振りかけた究極のスモア「ウルティメイト スモア」(800円)が登場。このほか、シナモンマシュマロやライスパフの入った「スモア シリアル」(950円)や、はちみつを使ったマシュマロと生キャラメルをチョコレートでコーティングした「マシュマロキャラメル」(1,200円)、ペンギン型のマシュマロ「ペンギン マシュマロ」(600円)など、表参道の既存店では味わえない限定メニューやドリンクメニューも販売する。なお、1月中旬からはバレンタイン限定商品も発売される予定となっている。さらに、1月1日4日の4日間にはドミニク・アンセルの来日が予定されている。
2015年12月24日現在第1子を妊娠中のアン・ハサウェイが、出産後はすぐに仕事復帰せずにしばらく子育てを優先する考えのようだ。2012年に結婚した夫のアダム・シュルマンとの第1子を妊娠しているアン。関係者によると、彼女はすでに女優として多くを成し遂げたと感じていて、待望の赤ちゃんが誕生した後はしばらく休業することを考えているという。現在は毎日ヨガをしてオーガニック・フード中心の食生活を送っているが、たまにはベーグルやドーナツも我慢できずに食べてしまうとか。フルタイムで子育てに専念するためには健康が第一と考えているというアンは、役作りで急に痩せなければならないプレッシャーとは無縁な生活を望んでいるようだ。(text:Yuki Tominaga)
2015年12月14日アン・ハサウェイと初共演した『マイ・インターン』のロバート・デ・ニーロが、今度は裏社会に君臨する巨大カジノのオーナーを演じ、『悪党に粛清を』などのジェフリー・ディーン・モーガン、『007 スペクター』のデイヴ・バウディスタと共演する『タイム・トゥ・ラン』が、ヒューマントラストシネマ渋谷にて開催される「未体験ゾーンの映画たち2016」で上映されることが決定。予告編とポスタービジュアルが解禁となった。裏社会を牛耳る巨大カジノのオーナー、ポープ(ロバート・デ・ニーロ)の下で働く、凄腕のカジノディーラー、ヴォーン(ジェフリー・ディーン・モーガン)。彼は重い病を患う娘のため、ポープに借金を申し出るが、断られた挙句、口論となりカジノをクビになってしまう。追い詰められたヴォーンは娘の命を救うため、同僚の用心棒コックス(デイヴ・バウディスタ)の誘いに乗り、カジノの現金強奪計画に加わることに。だが、首尾よく現金を手にしたのも束の間、仲間の裏切りによって彼らは逃走経路を失ってしまう。武装したボープの手下が迫る中、ヴォーンらは通りかかった路線バスをジャックするが、すぐに警察の知るところとなり、ヴォーンら強盗団、ポープと凶悪なマフィアたち、そして警察特殊部隊SWATの精鋭たちによる、三つ巴の壮絶な逃走劇が幕を開ける――。本作は、殺し屋世界一決定戦『ザ・トーナメント』で世界の度肝を抜いたスコット・マン監督のもと、豪華キャストが結集したノンストップ・クライム・アクション。娘の治療費のために恩人のカジノを襲うことになる主人公・ヴォーンには、映画『悪党に粛清を』ほか、人気海外ドラマ「ウォーキング・デッド」最新シーズンで究極の悪役に抜擢された実力派俳優ジェフリー・ディーン・モーガン。3月公開の『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』にも、ベン・アフレック演じるバットマンことブルース・ウェインの父トーマス・ウェイン役として登場する。さらに、『マイ・インターン』の優しい老紳士役から一転、“古巣”に戻ったかのような名優ロバート・デ・ニーロ、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』『007 スペクター』と話題作への出演が続く元WWE王者デイヴ・バウティスタ、NO.1女性アクションスターの呼び声も高い『エージェント・マロリー』のジーナ・カラーノに、『バトルフロント』のケイト・ボスワースが出演。人気俳優たちの熱演に加え、迫力のアクション、そして巧みなストーリーテリングで観るものを惹きつけて離さないノンストップの逃走劇を、まずはこの映像からご覧あれ。『タイム・トゥ・ラン』は2016年1月9日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷、2016年1月31日(土)よりシネ・リーブル梅田にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月13日アン・ハサウェイ&ロバート・デ・ニーロの共演が話題を集めた『マイ・インターン』。公開時にはアンの代表作『プラダを着た悪魔』超えのスタートを切った本作のデジタルセル先行配信が1月13日(水)、ブルーレイ&DVDが2月10日(水)にリリースされることが決定した。舞台はニューヨーク。華やかなファッション業界に身を置き、プライベートも充実しているジュールス。そんな彼女の部下に会社の福祉事業として、シニア・インターンのベンが雇われる。最初は40歳も年上のベンに何かとイラつくジュールスだが、やがて彼の心のこもった仕事ぶりと的確な助言で思わぬ危機を迎え、大きな選択を迫られる──。『プラダを着た悪魔』で一躍ブレイクを果たし、『ダークナイト ライジング』『インターステラー』などの話題作への出演や、『アリス・イン・ワンダーランド』の続編『Alice Through the Looking Glass』(原題)への出演が控えるアン・ハサウェイ。本作においては、ファッション雑誌の新人編集者を演じた『プラダを着た悪魔』の続編のような、ファッションサイトの社長という役柄を演じ、大きな注目を集めた。さらに名優ロバート・デ・ニーロが、本作では70歳のシニアインターンを好演。落ち着いた貫禄とチャーミングな演技で、多くの観客を魅了したのも記憶に新しい。監督は、『恋するベーカリー』『ホリデイ』『恋愛適齢期』ナンシー・マイアーズ。働く女性の声をジュールズに代弁させ、働く女性とシニア層に敬意を払った物語は、女性層のみならず、映画ファン、デニーロファンの男性層からも共感を呼んだ。『セックス・アンド・ザ・シティ2』のスタッフが本作の衣装デザインを手掛けたとあって、アン演じるジュールズが着こなすTPOに合わせたオフィスカジュアルはさすがの一言。ストーリーだけでなく、劇中に登場する華麗な衣装の数々にも注目してみて。『マイ・インターン』ブルーレイ&DVDは2016年2月10日(水)発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マイ・インターン 10月10日より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国(C) 2015 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC ALL RIGHTS RESERVED
2015年12月04日夫アダム・シュルマンとの第1子を妊娠中と言われているアン・ハサウェイ(33)が、幸せの絶頂にいるようだ。アンは、友人たちによればこれ以上ないくらいに幸せを感じているそうで、ある関係者はピープル誌に「アンはまだ気を緩めようとは全然していませんがね」「常に活動的で、いつも外出しているのが好きなんです。妊娠後も何も変わっていないようですよ。唯一変わったところと言えば、今までに見たことがないほど幸せそうだということですね。とてもきれいですし、とにかく幸せそうです。それにパワーもみなぎっているようです」と語っている。2012年に挙式した2人は以前から子供を持つことに意欲的な姿勢を見せており、「子供は余裕があるだけ持ちたいわね。経済的にという意味だけでなく、時間的にもね。だって1人ずつに特別だと感じてほしいじゃない」「私には過去12年間において一つの目標があったの。それは映画に出ること、映画に出ること、映画に出ること、だったわ。でも今は赤ん坊を作ること、赤ん坊を作ること、赤ん坊を作ること、かもしれないわ」「16歳のころから母親になることを夢見ていたけど、キャリアも築きたいと分かっていたの。だから今は正確にはいつとは言えないけど、その時が近いという年齢に近づいてきたと思うわ」と語っていたことがあった。(C)BANG Media International
2015年12月02日アン・ハサウェイが第1子を妊娠中のようだ。「E! News」によると、33歳のアンは2012年に結婚した34歳の夫、アダム・シュルマンとの間の第1子を妊娠中だという。関係者によると、すでに妊娠中期に入っているとのこと。アンは9月に『マイ・インターン』のロンドン・プレミアに出席した際にもおなかがふっくらしていたことから、妊娠のうわさが流れていた。「E!」サイト上には、先週始めにビヴァリーヒルズを夫と歩いているアンの写真が掲載されていて、かなりはっきりとおなかのふくらみが分かる状態だ。そして、自身のインスタグラムにアップしたセルフィーには「あごがオムツかぶれみたいになっちゃった」という意味深な書き込みも。以前からインタビューなどで「母親になりたい!」としばしば発言してきたアン。女優として多忙なスケジュールに一段落もついて、正式な発表はまだだが、来年前半にはママになることは間違いなさそう。(text:Yuki Tominaga)
2015年11月30日アン・ハサウェイが『プラダを着た悪魔』以来、9年ぶりにニューヨークのファッション業界に帰ってきた『マイ・インターン』。新作が続々と公開される中で、女性のみならず幅広い層の支持を受けている本作が、公開日36日目の11月14日(土)に興行収入15億円を突破。現在、乳がんを治療中のタレントの北斗晶も夫・佐々木健介とともに本作を鑑賞し、絶賛の声を贈っていたことが分かった。本作は、アンと名優ロバート・デ・ニーロの初共演作。ファッションサイトの若き女性CEO・ジュールズの元に、会社の福祉事業としてやってきた70歳のシニア・インターンのベン。ベンは、最初こそ会社の中でも疎まれていたものの、次第にその人生経験に裏打ちされた誠実な人柄やその仕事ぶりに、誰からも頼りにされるようになり、ジュールズも彼に一目を置くように。そんな中、ジュールズに人生最大の試練が訪れる――。最近の洋画には、シリーズものやリメイク、原作の実写化、史実作品が多い中、『恋愛適齢期』や『ホリデイ』のナンシー・マイヤーズが完全オリジナル映画として手がけた本作。65歳のハリウッドでも稀有な女流監督が、働く女性の声をジュールズに代弁させ、働く女性とシニア層に敬意を払った物語は、女性層のみならず、映画ファン、デニーロファンの男性層からも共感を呼んでいる。芸能界からも、本作を鑑賞した感想が続々と寄せられており、タレントの筧美和子や、「NMB48」&「AKB48」渡辺美優紀、「NGT48」北原里英、さらに秋山成勲なども本作を鑑賞したことをブログやTwitterにあげている。そんな中、北斗さんは夫婦で本作を鑑賞したことをブログに載せ、「本当に良かった~~~。働く女性、リタイヤしたけどまだまだ働ける年配の人、悩みとかつまずきって誰にでもあるんだな~って。凄く心に響く映画でした」と大絶賛。それぞれの世代で誰もが持つ悩みに、深く共感した様子だ。10月10日(土)の公開以来、観客動員数1,160,725人、興行収入は1,535,440,600円(11月15日現在)となり、洋画の完全オリジナル作品としては本年度NO.1となっている本作。公開36日目での15億円超えは、同じく大ヒットとなった『プラダを着た悪魔』よりも1日早い突破。幅広い層に支持されているだけに、今後もどこまで数字を伸ばすのか注目していて。『マイ・インターン』は新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マイ・インターン 10月10日より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国(C) 2015 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC ALL RIGHTS RESERVED
2015年11月17日アン・ハサウェイ、ダニエル・ラドクリフ、キアヌ・リーブスが『The Modern Ocean』で共演することになった。ほかにクロエ・グレース・モレッツ、トム・ホランド、エイサ・バターフィールドらも出演する。その他の情報船のルートをめぐる激しい競争を描くドラマで、監督、脚本はシェーン・カルース。カルースは『プライマー』でサンダンス映画祭の審査員賞を受賞、インディペンデント・スピリット賞にもノミネートされている。ハサウェイは『マイ・インターン』がヒット公開中。次回作は『アリス・イン・ワンダーランド』の続編『Alice Through the Looking Glass』。ラドクリフの次回公開作は、今月下旬北米公開の『Victor Frankenstein』。リーブスは、現在『ジョン・ウィック2』を撮影中。文:猿渡由紀
2015年11月05日アン・ハサウェイ×ロバート・デ・ニーロが初共演し、日本では『プラダを着た悪魔』超えの大ヒットスタートを切った『マイ・インターン』。アンが仕事に、家庭に奮闘する本作では、ロバートが演じるシニアインターン、ベンのふるまいに心奪われる女子が続出!さらに、鑑賞後は“ハンカチ男子”も続出しているという。悩み多き現代女性を影ながら応援し、素敵な言動で優しく包み込む、ベンの胸キュン必至の紳士っぷりに迫った。本作は、アン演じるファッションサイトの社長ジュールズの会社に、40歳年上のシニアインターンのベンがやってくるところからストーリーが始まる。ジュールズは最初ベンを邪魔者扱いするが、ベンの優しい言葉や言動によって、次第に自信を取り戻し成長していく。そんなベンの言動は「こんな人いたらいいのに…」と、日々頑張る女性たちの心を鷲掴みにしている。1.頑張っても認められない…アシスタントのベッキーをさりげなく褒める!仕事と家庭を両立させる社長ジュールズは、常に大忙し。従業員たちの現状に目が行き届かないこともしばしば。ジュールズのアシスタントのベッキーはまだ24歳だが、若いからこそ“早く仕事ができるようになりたい”という一心で、毎日、頑張りすぎている。あるとき、「こんなに頑張っているのに誰も認めてくれない」とベンの前で泣いてしまうベッキー。そこでベンはジュールズに対し、実にさりげなく行動を起こす。戦略プランをジュールズに提出したベンは、「ベッキーに助けられた。経営学専攻だと知ってました?」と、彼女が経営の知識を持っていることをアピール。ジュールズも「(ベッキーを)褒めとくわ」と応じ、影ながら頑張るベッキーの背中を、ベンがそっと押すことになった。2.進むべき道を見失いかけたジュールズに、自信を取り戻す言葉をかけるジュールズは仕事と家庭、どちらも人生最大のピンチが訪れ、自分の進むべき道を見失ってしまう。一体、私はこれからどうしていけばいいの?という漠然とした不安が彼女を襲い、心の支えが必要だった。やがて、ある大きな決断を迫られたそのとき、ベンは「会社には君が、君には会社が必要だ」、「長く生きたって、たいていの人は君ほどすばらしいものを生み出せない」と優しい励ましの言葉をかけ、彼女の失いかけた自信を取り戻そうとする。そんなベンの優しさには思わず、見ている者も涙がこみ上げてくる。3.ベンがいつもハンカチを持ち歩く理由ベンはクラシックなバッグにスーツ、ネクタイをきっちり締めた姿がお決まり。彼の持ち物にスマホなどはなく、若者は絶対に持っていないであろう“ハンカチ”を常に持っている。一緒に働くジェイソン(アダム・ディバイン)ら若者たちはベンに、「ハンカチって意味ある?わかんない」と問うのだが、ベンは「必需品だ。知らないのは罪だぞ」と言った後、誰もが “カッコよすぎる”と思ってしまう理由を告げる。ベンのカッコよすぎるその言葉は、劇場で確かめてみてほしいが、「ベンのような人が私の側にもいたらいいのに」とか「ベンの優しい言葉や行動に感動した」など、この紳士なシニアインターンに話題沸騰中の本作。恋に仕事に疲れたあなたの心を、きっと人生の大先輩の優しさが癒してくれるはずだ。『マイ・インターン』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マイ・インターン 10月10日より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国(C) 2015 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC ALL RIGHTS RESERVED
2015年10月15日