ファッションブランドのオサケンタロウ(osakentaro)と、アートブックを取り扱うオンラインショップのフロットサムブックス(flotsambooks)によるポップアップショップが6月20日から26日の期間、伊勢丹新宿店2階のTOKYOクローゼットにオープンする。ファッションデザイナー長賢太郎が手がけるosakentaroは、2014年に東京の墨田区を拠点にスタートしたウィメンズブランド。現在、伊勢丹新宿店2階のリ・スタイルTOKYOや、ラフォーレ原宿1階にあるウォール(WALL)、吉祥寺のとじこみを始めとしたセレクトショップや、大阪、松山といった各地で行うポップアップにてコレクションを展開している。今回スタートしたポップアップでは、2018年春夏コレクションの新作アイテムが一堂にラインアップする。flotsambooksは、国内外のファッション、アート関連の写真集を中心に、代表を務める小林孝行がバイイングしたた新刊から古書までを販売するオンライン書店。本好きのオサがflotsambooksで買い物をしていたことを接点に、今回はオサが過去に購入した本や、今flotsambooksがオサに売りたい・見せたい本を中心にセレクト。また、週末の23日と24日はオサと小林が店頭で接客を行う予定。【イベント情報】- osakentaro × flotsambooks -会期:6月20日〜26日場所:伊勢丹新宿店 2階 TOKYIOクローゼット住所:東京都新宿区新宿3-14-1時間:10:30〜20:00
2018年06月19日眠らない街・六本木をアートが埋め尽くす六本木の街を舞台にした一夜限りの饗宴「六本木アートナイト」が2018年5月26日(土)〜5月27日(日)の間で開催されます。9回目の開催となる今回のテーマは「街はアートの夢を見る」。日本の現代アート会を牽引する「金氏徹平(かねうじてっぺい)」氏、「鬼頭健吾(きとうけんご)」氏、「宇治野宗輝(うじのむねてる)」氏の3名をはじめ、多くのアーティストが六本木の街を舞台に、アートスポットを散りばめます。目で見るだけじゃない!体験型作品も数多く登場「六本木ヒルズ」をはじめ「森美術館」や「東京ミッドタウン」、「サントリー美術館」や「国立新美術館」などの六本木を代表する建物や公共スペースにさまざまなアート作品が登場します。“現代アート、デザイン、音楽、映像、パフォーマンス”などの多様な作品のほか、体験・参加型のプログラムも多数実施されます。目で見て、体験して、アートを五感で感じてみて。日本初上陸!巨大デモンストレーション《DUNDU(ドゥンドゥ)〜光の巨人〜》ドイツ・シュツットガルトを本拠地として活動しているパペットシアター・カンパニー「DUNDU(ドゥンドゥ)」が日本初上陸! LEDで発色する身長5mもの巨大パペットが「六本木ヒルズ、国立新美術館、東京ミッドタウン」に登場し、パフォーマンスを行います。夜の六本木を彩るダイナミックで幻想的な姿は必見。生田目礼一《未来庭園》ガラスを素材としたインスタレーションが2か所に登場。六本木ヒルズにある「毛利庭園」内には、さまざまな環境破壊にも屈せず順応し生き続ける“未来生物”の姿をファンタジックに表現した作品が展示されています。奇妙で不思議な姿を鑑賞してみて。時間を忘れてアートにのめり込むメインとなるインスタレーションやイベントが集積するコアタイムは18:00から翌6:00まで。本イベントでしか見ることができないアートを堪能できます。イベントを楽しみたいけれど、終電の心配があるという方も安心! 5月26日(土)24:00頃~5月27日(日)早朝まで「六本木けやき坂」から各ターミナルまで無料シャトルバスが運行されています。時間を気にすることなく思いっきりアートを楽しむことができますよ。今週末のお出かけに、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。イベント情報イベント名:六本木アートナイト2018催行期間:2018年05月26日 〜 2018年05月27日電話番号:03-5777-8600
2018年05月25日今週末、5月26日、27日のニューなトピックスをまとめてチェック!週末だけのイベントや開催中の北欧にまつわる展示・販売、今週オープンしたビアガーデン情報をまとめてお届け。今週末限り開催のイベント!◆2018年春の「東京蚤の市」は5月26日・27日開催! 今回新たに“台湾小路”エリアも登場◆アーティスト・金氏徹平、鬼頭健吾、宇治野宗輝の作品が六本木をジャック!? 「六本木アートナイト 2018」開催◆横浜市内最大級の公園で自然体験イベント開催! 巨大ウッドデッキや行列のできる人気キッチンカーが登場◆ミナ ペルホネンが「六九クラフトストリート」を松本で開催、皆川 明とトークリレーも北欧にまつわるイベントが各地で開催中◆北欧発「HAY」の5日間限定ストアが21_21 DESIGN SIGHTにオープンPaper Porcelain Vase Family◆太宰府天満宮でフィンランドとつながりの深い2人の日本人アーティストが展覧会を開催中いよいよ今年もビアガーデンがオープン◆農家の顔が見える屋上ビアガーデン「ファーマーズ ビアガーデン」が、今年も横浜髙島屋に登場◆代々木VILLAGE、昨年好評だったビアテラスを今年も開催! オランジェリーをテーマにフリーフロープランも
2018年05月25日「六甲山光のアート Lightscape in Rokko 夏バージョン~夏は夜~」兵庫県・六甲山にある「六甲ガーデンテラス」内にて「六甲山光のアート Lightscape in Rokko 夏バージョン~夏は夜~」が開催されます。期間は2018年6月1日(金)~9月6日(木)まで。「枕草子」の“夏は夜”毎年大好評の六甲山のアートイベント。今年は「枕草子」をテーマにし、物語の“春夏秋冬”を1000万色以上を表現できるLEDライトで表現します。季節ごとに異なる華やかさで会場を彩ります。夏バージョン「夏は夜」では夏の月明かりの中、蛍が飛び交う姿や雨の日など枕草子に描かれている世界を表現しているのだそう。儚く美しい光景に目を奪われます。地球と一体化した大きな樹「自然体感展望台 六甲枝垂れ」六甲山のシンボル「自然体感展望台 六甲枝垂れ」は2010年にオープン以降数多くの人が訪れたランドマークです。コンセプトは「山の上に立つ一本の大きな樹」。名前の通り枝垂れをイメージさせるヒノキのフレーム「枝葉」が展望台を覆っています。展望台の中央部では、木が地中の水を吸い上げるように、風の流れを吸い上げます。その様はまるで地球と一体となって“大きな樹”が呼吸しているかのよう。地元食材を堪能「グラニットカフェ」六甲山の標高880m「六甲ガーデンテラス」内に位置する「グラニットカフェ」では、地元の食材をふんだんに使用した体に優しいこだわりの食事をいただけます。六甲山は市街地と比べると気温が約5度低い場所なので、身体が温まる「チーズフォンデュ」はおすすめです。美しい夜景を眺めたら、美味しいディナーをいただいて心も身体もほっと一息ついてくださいね。1000万ドルの夜景✕ライトアップ“1000万ドルの夜景”と言われるほど神戸の夜景は美しくロマンチックで、幻想的な夜を過ごせます。六甲山上駅から「六甲山上バス」に乗り「六甲ガーデンテラス」で下車。ドライブデートのスポットにもぴったりです。ぜひ足を運んでみては?イベント情報イベント名:六甲山光のアート Lightscape in Rokko 夏バージョン~夏は夜~催行期間:2018年06月01日 〜 2018年09月06日住所:兵庫県神戸市灘区六甲山町五介山1877-9 「六甲ガーデンテラス」内 自然体感展望台 六甲枝垂れ電話番号:078-894-2281
2018年05月18日イギリスを代表する老舗アートギャラリー「リッソンギャラリー(LISSON GALLERY)」の創立50周年を記念したアーカイブブック『ARTIST | WORK | LISSON』が刊行。都内2ヶ所で記念フェアが開催される。1967年の設立以来、世界的なアーティストたちと共に現代アートシーンに大きなインパクトを与え続けている同ギャラリーの貴重な資料をもとに制作されたアーカイブブックには、これまでに開催した150名以上のアーティストによる、500以上に及ぶ展覧会記録に加え、著名批評家によるテキストやレビュー、過去出版物からの抜粋などを収録。参加アーティストのリストには、マリーナ・アブラモヴィッチ(Marina Abramović)、アイ・ウェイウェイ(AiWeiwei)、ローレンス・ウィナー(Lawrence Weiner)など、国際的に活躍する面々が名を連ねている。さらに、リチャード・ディーコン(Richard Deacon)のスケッチやソル・ルウィット(Sol LeWitt)の手書きカタログレイアウト、カール・アンドレ(Carl Andre)によるインスタレーションの指示書を始め、アーティストたちがギャラリー創設者のニコラス・ログズデイル(Nicholas Logsdail)に宛てたポストカードなど、多種多様な資料と貴重なコレクションも収録され、1,000ページを超える非常に充実した内容となっている。本書のデザインはオランダ人デザイナーのイルマ・ボーム(Irma Boom)が手掛け、表紙にはフランス人アーティストのダニエル・ビュレン(Daniel Buren)が特別に制作したアートワークを起用した。また、同書の刊行を記念して、代官山 蔦屋書店と東京・恵比寿のPOSTにてフェアを開催。リッソンギャラリーが所属アーティストに依頼して制作したリミテッドエディション(各アーティスト10部限定)を展示販売する。本書のカバーにアーティストが直接アートワークを施した「ハンドメイドエディション」と、アートワークをデジタルプリントした「デジタルエディション」の2種類が用意される。その他、イルマ・ボームが今回のフェアの為にデザインしたポスターやトートバッグなどの関連グッズも登場。各会場では、本書の編集者であり同ギャラリーのコンテンツチーフを務めるオシアン・ワード(Ossian Ward)と所属アーティストの宮島達男、TARO NASUでの個展「Moonlighting」(5月19日~6月16日)開催に伴い来日するライアン・ガンダー(RyanGander)を招いた、1日限定のトークイベントも開催される。【書籍情報】『ARTIST | WORK | LISSON』出版社:LISSON GALLERY国内流通:twelvebooksプラスチックカバー付きソフトカバー/1,152ページ/297x210mm価格:1万2,000円【イベント情報】■LISSON GALLERY 50th ANNIVERSARY『ARTIST | WORK | LISSON』 刊行記念フェア会期:5月11日〜5月27日会場:代官山 蔦屋書店住所:東京都渋谷区猿楽町17-5時間:7:00〜深夜2:00 ※店舗営業時間に準ずる■アーティストトーク日付:5月11日時間:19:30~21:00(19:15開場)会場:代官山 蔦屋書店 1号館2階 イベントスペース登壇者:宮島達男、オシアン・ワード(Ossian Ward)定員:70名料金:税込1,500円※代官山 蔦屋書店で『ARTIST | WORK | LISSON』(1万2,000円)を購入した場合は無料■Exhibition『ARTIST | WORK | LISSON』会期:5月15日〜6月3日会場:POST住所:東京都渋谷区恵比寿南2-10-3時間:12:00~20:00月曜定休(祝日の場合は通常営業)■アーティストトーク日付:5月18日時間:17:30~18:30(17:00開場)会場:POST登壇者:ライアン・ガンダー(Ryan Gander)定員:35名料金:税込1,000円■ライアン・ガンダー「Moonlighting」日付:5月19日〜6月16日時間:10:00〜18:00場所:TARO NASU住所:東京都千代田区東神田1-2-11日・月曜、祝日定休
2018年05月10日台湾文化の発信地、崋山1914にて開催される日本発信のアートイベント「CONNECT-ASIA 2018」の期間中、崋山1914内のギャラリーにて女優の安達祐実とアートディレクター千原徹也の世にも不思議な組み合わせのアート展「questions〜安達と変と新しいをまぜるとアートになる〜」展が開催される。子役からさまざまな時代を経て、今もっとも輝く安達祐実を被写体に、グラフィック、アート、映像、さまざまな分野で活躍するれもんらいふ代表の千原徹也が、ドローイング、コラージュ、デザインを施し制作。まったく新しい組み合わせのアート作品15点(A1サイズ)を展示、販売する。初日のオープニングイベントでは、安達祐実と千原徹也の2人が登場しトークショーを開催、猿田彦珈琲によるサーブも行われる。今後は、台湾を皮切りに日本でも開催される予定だ。【展覧会概要】安達祐実×千原徹也「questions〜安達と変と新しいをまぜるとアートになる〜」展会期:2018年6月1日〜3日 ※3日は販売のみ会場:台北 崋山1914内 ギャラリー 中5B 鍋爐室料金:1500円(猿田彦珈琲1杯付き)オープニングトークイベント日時:6月1日会場:台北 崋山1914内 ギャラリー 中5B 鍋爐室時間:19:00〜登壇者:安達祐実、千原徹也
2018年05月01日香取慎吾による初のストリート・アート作品のメイキングシーンを含むプロモーション映像が、「#香港慎吾アート」と題し香港政府観光局特設ページやYouTubeにて公開されている。毎年3月、香港では「香港アートマンス」として、「アート・バーゼル香港」をはじめ多くのイベントが開催されている。香取さんはその一環として、香港の中環(セントラル)に自身初となるストリート・アート作品を制作。今回の映像は「香港慎吾アート」が出来上がるプロセスが収められ、香取さんとアートの街の魅力を映し出している。■「#香港慎吾アート」プロジェクトとは?本プロジェクトは、2017年にテレビの撮影で、ストリート・アートが盛んな「オールド・タウン・セントラル」エリアを香取さんが訪問したことをきっかけに、香港政府観光局が制作を依頼して実現。香取さん初のストリート・アートは、香港島の世界で最も長いエスカレーター「ミッド・レベル・エスカレーター」の壁面に描かれた。人通りが多い中心部だったために、パーティションで覆われた限られた空間の中、3月24日~27日深夜から早朝にかけ、計18時間というごく限られた時間で制作は行われた。高さ4.5m、幅6m以上ある壁に、フリーハンドで大胆に描いていくアーティスト・香取さん。躍動感たっぷりのその様子と香港の街がまるで一体化するように、映像は展開していく。■作品名は自身の広東語の愛称「大きなお口の龍の子(大口龍仔)」香取さんは、映画の撮影で訪れた20年前より、香港では広東語で「大口仔(大きなお口の男の子)」という愛称で親しまれてきた。今回は20年後に、“龍になって香港に戻ってきた”という意味を込めてこの絵を描いたという。香港をイメージしてモチーフに選んだ龍は、風水上、パワーがある、運気があがるものとして知られており、作品には龍のほか、香港の夜景や東京タワーをはじめとした多様なモチーフが大胆かつ細やかに表現されている。作品そのものがSNS映えをするだけではなく、作品の前で撮影した写真をSNSでシェアして多くの方に作品を知って欲しいという願いから、「#香港慎吾アート」「#hkshingoart」の2つのハッシュタグもモチーフとして描かれている。■オールド・タウン・セントラル(OTC)とは?香港政府観光局では、香港島中環から上環(ションワン)を中心とした、東洋と西洋、レトロとモダンの文化が交わる一帯を「オールド・タウン・セントラル」(OTC)とし、街歩きの楽しみ方を紹介している。ここには英国統治時代に造られた路地や建物が多く残されているだけではなく、近年は、壁に描かれたストリート・アートがSNS映えのスポットとして世界の旅行者やインスタグラマーからの人気を集めている。(text:cinemacafe.net)
2018年04月26日世界遺産×現代アート「二条城桜まつり」京都の世界遺産・二条城にて、2018年3月23日(金)~4月15日(日)の期間で開催中のアートなお花見「二条城桜まつり2018-桜の宴- Directed by NAKED」。クリエイティブカンパニー「NAKED(ネイキッド)」が二条城桜まつりの演出を手がけるのは、昨年に引き続き2回目。今年はプロジェクションマッピングを中心とした構成がさらに進化し、映像に音と光を加えた、現代的なデジタルアートが繰り広げられています。圧巻の演出。龍が誘う桜の宴二条城は、日本中から注目の集まる京都の桜スポットのなかでも名所のひとつ。昨年に引き続き、今年の桜まつりもネイキッドが演出を手がけています。今年は、昨年にはなかったお堀の演出が加わり“龍が桜の宴に来城者を誘う”というバックストーリーで構成。春を起こしていく白い龍が二条城を通り抜けていくさまを、プロジェクションマッピング、光と影、そして音楽を用い、会場全体を使って表現しています。300本の桜と映像・音が作り出す幻想空間山桜、里桜、八重紅枝垂桜など、50品種300本もの咲き誇る桜と二条城の建築物も、ネイキッドの現代デジタルアートで彩られています。歴史ある二条城の風景を、映像や音でより幻想的な空間へ。この期間にしか見られない非日常な世界をぜひ楽しんで。「和」がテーマのイベントや飲食・物販ステージも「二条城桜まつり2018-桜の宴- Directed by NAKED」では、演出だけでなく“和”を中心としたステージイベントや、飲食、物販コーナーなど、桜が咲いていなくても楽しめる企画が用意されています。開催終了まであと少し、ぜひ足を運んでみてくださいね。イベント情報イベント名:二条城桜まつり2018-桜の宴- Directed by NAKED催行期間:2018年03月23日 〜 2018年04月15日住所:京都市中京区二条通堀川西入二条城町541電話番号:075-841-0096
2018年04月10日ロンドンでは、ほとんどの美術館・博物館が無料で公開されている…というお話は前回させていただきましたが、ひとくちに美術館と言っても絵画、オブジェ、歴史などジャンルは様々ですよね。今回はわたしの大好きな、ちょっと面白い美術館を紹介します。それが『Tate Modern』という近代美術を扱っている美術館です。ここはなんと以前発電所だった建物を、美術館として公開しています。 わたしはここでパフォーマンス・アートを見るのが大好きです。パフォーマンス・アートとは、アーティスト自身がその場でアートを作り上げる、もしくはアーティスト自身が作品になる芸術を指します。今回私が見たパフォーマンス・アートは’10days 6 night’という作品。これは Joan Jonasというアメリカ出身の映像を使ったパフォーマンス・アートの先駆者を題材にした作品です。残念ながらパフォーマンスの撮影はできなかったのですが、この空間がとても神秘的で、思わず長居しちゃいました。 私もピアニストとして、アーティストの人とコラボレーションすることは多々あります。以前、コンテンポラリーダンサーの方と体と音楽を使って壁に絵を描いていくというちょっと変わったコラボレーションをしたことがあります。 なんだか見ているだけで難しそうですよね(笑) これはパソコンを使って体の動きをトラッキングするというとっても難しい作品でした。でも、ただ普通にクラシック音楽を聞くよりも、目でも感じられるパフォーマンスっていいですよね。 パーフォーマンス・アートの可能性は無限大だと思います。あの有名な日本の芸術家草間彌生さんのように、キャンパスの上で絵画として表現するものも、パフォーマンス・アートのひとつの形です。 パフォーマンス・アートには見る観客を魅了するなにかがあると私は信じています。その瞬間、その場所でしか生まれない芸術。なんか素敵じゃないですか? 京花Instagram::
2018年04月08日「エロい」女性でありたい。それはいやらしい意味ではなく、いつまでも色気を失わない艶っぽい女性でありたい、という意味で。しかしながらエロスを学ぶというのはなかなかどうして難しいものです。まず誰に聞いたらいいかわからないですし、「エロくなりたい!」と公言するのもビッチと勘違いされるリスクもあります。であれば、アートについて勉強してみるのもいいかもしれません。■アートの歴史はエロスの歴史アートって聞くとなんだか敷居の高いものに感じるかもしれません。アートが身近に感じない人にとっては手の出しにくい分野でもあります。ただ興味深いのは、アートの歴史を辿ってみると、アートはどの国のどの年代であっても、少なからず「エロスの追求」の側面が存在しているという点です。例えば、バレエ。バレエってそれこそ高尚で文化人の芸術って感じがしますが、バレリーナはかつて「娼婦のやる仕事」だったのです。バレリーナの絵画といえば、エドガー・ドガの「舞台の踊り子」が有名です。踊り子の裏に立っている黒い男性。彼の正体はパトロンであり、舞台袖で踊り子を値踏みしているのです。一見すると華やかで美しい女性が踊っている絵画に見えますが、少し視点をずらすとそんな実態が浮き彫りになります。アートの世界では「エロスを直接的に表現する」と角が立つので、わかる人にだけ向けてこっそり忍ばせる、という方法がよく取られます。エロスを全面に出すことは宗教的にも政治的にもタブーとされている時代で、それでもいかにしてエロスを表現できるのか、そこにチャレンジしたアーティストがたくさんいますし、その「公には全面には出せないけど、実は全面に押し出したい」パワーこそがエロスの源だったりするのです。■音楽や映画にも隠れエロス作品はたくさんあるもう少し身近な例をあげると音楽、特にR&Bなどのクラブミュージックにはエロスを勉強するヒントがたくさん詰まっています。僕の好きなアーティストにNE-YOというアーティストがいますが、彼の曲の中には「SEX」だの「SEXY」だのの単語が頻繁に出てきます。その歌詞から彼がどんな世界を表現しようとしたのか、そんなところから、海外のアーティストが思うエロスについて勉強してみようと思ったことがあります。(ちなみにマルーン5も結構歌詞がエロいです)他には、日本の映画の中に「日活ロマンポルノ」というジャンルがあります。日本においては珍しい分野で、「エロさ全開!」といった感じでいろんな監督があの手この手をつかて、エロスとはなんぞやを追求しています。今の20代にとってはいささか古い(とはいえ僕も20代ですが)感じがすると思うのですが、その中での女優さんの演技が本当にエロいので、教科書的にみるという意味ではかなりおすすめです。■エロを学ぶことは恥ずかしいことではない性的な分野に興味を持つことは恥ずかしいことではありません。それだけエロスのもつパワーというのは強いものです。ただ下品になっては意味がないですし、ビッチになる必要もありません。(本当のエロさには上品さが必要です)個人的には、アートから学ぶのがもっともその欲求を満たしてくれ、かつ世間的にもそんなに変な目で見られないのでお勧めです。結果、自然と教養も身についてくるので、一石二鳥なんです。ハウコレ読者のみなさまもぜひ、アートに触れてみてくださいね。きっと新しい世界が見えてくるはずですよ。(川口美樹/ライター)(ハウコレ編集部)
2018年03月31日今年で11回目を迎えるミッドタウンの桜イベント今年も、東京ミッドタウンにて2018年03月16日(金)~2018年04月15日(日)までの間、「MIDTOWN BLOSSOM 2018」が開催されます。東京の真ん中にいながら約150本の華やぐ桜を楽しめるこのイベントは、今年で11回目。今年は初めての試みとなる「CHANDON」とのコラボレーションやザ・リッツ・カールトン東京が手がけた料理を春限定の特設野外ラウンジで楽しむことも。ストリートミュージアムやダイナミックなフラワーアートも設置されているので、春の魅力を五感で感じることができますよ。ピンクに染まるミッドタウンの桜通り外苑東通りと芝生広場をつなぐ約200mの「さくら通り」では、夕暮れとともに桜の木々を幻想的にライトアップ。 8種約150本の桜たちが一斉に咲き誇ります。開花前はピンク色、開花後は白色のライトでロマンティックな空間を演出。夜桜を散歩と一緒に楽しむことも。ミッドタウン内にある一部のレストランから桜を眺めることもできるそう。美味しい料理を味わいながら桜を楽しみましょう。例年多くの人で賑わう「CHANDON Blossom Lounge」ミッドタウン・ガーデンの一角には「CHANDON」のボトルインスタレーションが登場。 開放的な空間で、料理とプレミアムスパークリングワインとのマリアージュを楽しめます。のんびりと食事とシャンドンを味わえる特別席「CHANDON SUITE」もご用意。広々としているので、ゆったりとおしゃべりに花を咲かせることができるでしょう。桜スパークリングセット伝統的な製法で作られたフレッシュな味わいが特徴の「シャンドンロゼ」を前菜とともに楽しめる「桜スパークリングセット(7,500円)」は、軽めの食事を楽しみながら飲みたい方におすすめ。サーモンのコンフィやスパークリングワイン風味のポテトチップスなどと一緒に楽しめます。まだ少し肌寒い季節、冷たい飲み物や「シャンパンが苦手…」という方には白ワインベースの「ホット桜 カクテル」をおすすめします。春をイメージしたすっきりとしたカクテルは、お好みで金平糖を入れて飲むことができます。桜フローズンスフレザ・リッツ・カールトン東京の新メニューとして登場する「桜フローズンスフレ(800円)」。焼いて膨らんだスフレを真似て作られたアイススイーツは、口当たりなめらか。口の中でスッと溶けた後に桜の香りがほんのり残ります。見た目も可愛いのでインスタ女子は、食べる前に写真を撮ることをお忘れなく。今年は桜だけじゃない!アート作品を見ることもガレリア館内には、躍動感あふれるダイナミックなフラワーアートが飾られています。可憐に春一色に染める桜のフラワーアートは思わず息を吞む美しさ。2016年度の「フラワーアートアワード」優勝チームが手がける花作品に注目してみてください。ストリートミュージアムでは、「Tokyo Midtown Award 2017」を受賞した6人の作品を見ることができます。感性を感じるがままに表現した作品たちはどれも個性あふれるものばかり。展示会はプラザB1Fにて開催されています。都営大江戸線「六本木駅」より直結、東京ミッドタウンで開催される「MIDTOWN BLOSSOM 2018」。大都会の中心にいながらにして桜を満喫できるイベントで、美味しいシャンパンとスイーツたちを楽しんでみてください。イベント情報イベント名:MIDTOWN BLOSSOM 2018催行期間:2018年03月16日 〜 2018年04月15日住所:東京都港区赤坂9-7-1電話番号:03-3475-3100
2018年03月28日気になるアート展が目白押しのこの季節。FASHION HEADLINEがおすすめする、会期終了間際のイベントやアート展情報をお届けします。話題のあの人から、世界的に有名なアーティストまで、この貴重な機会を見逃さないで! --3月25日まで-- ■ みうらじゅん生誕60年を祝う大規模展覧会「MJ’s FES みうらじゅんフェス! マイブームの全貌展 SINCE 1958」が川崎市市民ミュージアムにて開催■ 前田エマ、3年ぶりの個展 「失う目」。 親、家族への疑問や感動を手がかりにしたインスタレーション--3月29日まで--■ グラフィックアーティスト、ヨシロットンの4年ぶりの大型展覧会&作品集! 新作約30点発表--4月1日まで--■ レアンドロ・エルリッヒ展をレポート! “見る”ことを疑い驚きのアート体験を■ オフ-ホワイトを手掛けるヴァージル・アブローの個展開催、村上隆との対談も! カイカイキキギャラリーにて■ アーティスト・片桐仁が生活雑貨から生み出した粘土アート作品展「ギリ展」を今年も開催--4月2日まで--■ ロバート秋山プレゼンツ「東京クリエイターズ・ファイル祭」初の大型展示が池袋パルコで開催!
2018年03月21日ギンザ シックス(GINZA SIX)5階のアートギャラリー、アールグロリュー ギャラリーオブトーキョー(Artglorieux GALLERY OF TOKYO)では「草間彌生と世界の現代アート作家展」を2月1日から14日まで開催する。アンディ・ウォーホル, Andy WarholCommittee 2000 1982年シルクスクリーン、額 76.35 x 50.95 cm戦後美術史に大きな足跡を残し続け、日本を代表する前衛現代アート作家となった草間彌生の作品を中心に、同時代からそれ以降に活躍した世界の著名な現代アート作家の作品を集め紹介。アンディ・ウォーホル(Andy Warhol)やデビッド・ホックニー(David Hockney)など、60年代に全盛期を迎えたポップアートや、それ以降ポップアートの影響を受け現れたミニマルアート、80〜90年代に活躍したジェフ・クーンズ(Jeff Koons)やジュリアン・オピー(Julian Opie)など様々な現代アートを展示する。【イベント情報】草間彌生と世界の現代アート作家展会期:2月1日〜2月14日会場:ギンザ シックス 5階 アールグロリュー ギャラリーオブトーキョー
2018年02月02日12月も残りあと少し。年末年始はどこに行こうかな~と迷っている人におすすめしたいのが、六本木ヒルズで開催中のアート展。見るだけでなく、作品の中に入ったり写真を撮ったり、とにかく楽しい体験がいろいろできちゃうのです。元旦もオープンしている話題のスポットをレポートします!楽しすぎ~!『レアンドロ・エルリッヒ展』【女子的アートナビ】vol. 94まずは超楽しい体験ができる『レアンドロ・エルリッヒ展:見ることのリアル』をご紹介。六本木ヒルズ森タワー53階の森美術館で開かれています。アルゼンチン出身の現代アーティスト、レアンドロ・エルリッヒ(1973~)による過去最大規模の個展で、新作を含む作品44点を展示。そのほとんどが日本初公開です。エルリッヒは錯覚の効果などを使ってウィットに富んだ作品を作っているアーティスト。金沢21世紀美術館に恒久展示されている人気作品《スイミング・プール》は代表作のひとつです。彼の作品を見ると、思わず「えっ? 何? どーなってるの?」という言葉が出てしまうほど、楽しいスパイスの効いた仕掛けが満載なのです。例えば、上の写真は最初の部屋に展示されている作品《反射する港》。水の中にボートが何艘か浮かんでいるように見えますが、実は違うのです。ネタバレになるので詳しくは実際に見てのお楽しみですが、彼の作品は必ずネタが仕込まれているので、ぜひ会場でじっくり観察してみてください。目の前に見える景色をそのまま素直に信じてしまうと、楽しいネタに気づけないかもしれません!こちらの作品は《試着室》。鏡に向かって写真を撮っている私の姿が写っていますが、このように鏡が入っている個室もあれば、鏡の部分が空洞になっていて、通り抜けられるようになっている個室もあり、それらの個室がいくつもつながっていて迷路のようになっています。実際に個室のなかに入って写真を撮ったり、出口がわからなくなり迷ったりして、ワクワク感たっぷり。子どもから大人まで、みなさん楽しそうに体験していました。そして、極めつけはこちらの大型インスタレーション作品《建物》。窓から落ちそうになっているのは私です。この仕掛けも、ネタバレになるので明かせませんが、とにかく体験してみてください。ポーズを工夫すれば、いろいろ楽しい写真が撮れちゃいます。このアート展は、友だちや彼を誘って行くのがベスト。かなり盛り上がると思います!話題沸騰途中!『THE ドラえもん展 TOKYO 2017』次にご紹介するのは、すでに話題沸騰中の『THE ドラえもん展 TOKYO 2017』。みんな大好きなドラえもんをテーマに国内外で活躍する現代アーティスト28組が作品を制作。絵画をはじめ、彫刻や写真、さらには書道など、さまざまな技法で手がけた新作が展示されています。参加作家がとにかくゴージャス。世界で活躍する村上隆や奈良美智、森村泰昌をはじめ、梅佳代、しりあがり寿、蜷川実花、増田セバスチャンなど錚々たるアーティストたちの作品がそろっているのです。まずは、こちら。展覧会のメインヴィジュアルにも使われている村上隆の作品《あんなこといいな 出来たらいいな》。ドラえもんの登場キャラと村上作品の定番モチーフがコラボしています。近くでじっくり見ると、ジャイアンが木箱の上に乗って歌っている絵やしずかちゃんのヌードなど、おなじみの場面がちりばめられていてワクワクします。こちらは個人的に大好きな作品、奈良美智の《依然としてジャイアンにリボンをとられたままのドラミちゃん@真夜中》。このドラミちゃんの顔は、一度見たら絶対忘れられません!増田セバスチャンの作品《さいごのウエポン》も見ごたえあります。きゃりーぱみゅぱみゅの演出・美術なども担当し、日本の「kawaii」文化を発信している彼が手がけたドラえもんは、高さが3メートル近くもある巨大サイズのぬいぐるみ。色もカラフルなので、うまく撮ればインスタ映えすること間違いなし!『THE ドラえもん展 TOKYO 2017』は2018年1月8日までの開催なので、まだ見ていない人はこの年末年始が最後のチャンスです。『レアンドロ・エルリッヒ展』と同じ六本木ヒルズ内で開かれているので、ぜひ二つまとめて楽しんでみてくださいね!Information『レアンドロ・エルリッヒ展:見ることのリアル』会期:~2018年4月1日(日)会期中無休時間:10:00~22:00(最終入館 21:30)※火曜日のみ17:00まで(最終入館 16:30)会場:森美術館料金:一般 1,800円/大学生・高校生1,200円/4歳~中学生 600円/シニア(65歳以上)1,500円『THE ドラえもん展 TOKYO 2017』会期:~2018年1月8日(月・祝)会期中無休時間:10:00~20:00(最終入館 19:30)※12 月 26 日(火)のみ 17 時閉館(最終入館 16:30)会場:森アーツセンターギャラリー料金:一般 1,800円/中学生・高校生1,400円/4歳~小学生 800円
2017年12月23日ケンゾー(KENZO)のポップアップイベント「KENZO celebrates JAPAN」展が、表参道のアートスペース、アイ オブ ジャイル(EYE OF GYRE)にて、12月7日から2018年2月24日まで開催される。1964年、高田賢三は国際的なファッションデザイナーになる夢を抱き、日本からパリへ船で海を渡った。1970年に、現ケンゾー本社の近隣にあるGalerie Vivienneに「ケンゾー(KENZO)」を創業。彼の作品は、当時からファッション業界に大きな影響を与え、今もなお、業界の枠を超えて多くの人々の記憶に刻まれ続ける。本展は、KENZOのクリエイティブ・ディレクターであるウンベルト・レオンとキャロル・リムが手掛けた、ケンゾーのクリエーションを紹介。最新コレクションのモチーフをアート作品として展示する。また、2018年春夏シーズンの最新コレクション国内先行発売をはじめ、スニーカー「KENZO Move」のジャイル限定カラーを展開。イベントストアで販売する最新コレクションは、「KENZO celebrates JAPAN」というタイトルにふさわしく、高田賢三の出身国である日本を讃える。2018年1月中旬から国内先行発売する2018年春夏コレクションのミューズは日本を代表する2人。1人はブランドの観点を象徴する現代の人、音楽家であり活動家でもある坂本龍一。そしてもう1人はこの世が生み出した偉大なスーパーモデル山口小夜子。この2人の感性。計り知れない坂本龍一の才能、そしてパターン、プリント、シルエット、カラーのミックスの可能性を体現した山口小夜子の魅力 - 2人の偉業を讃えたコレクションが、日本国内ではこのイベントストアにて先行発売される。期間中、税込2万7,000円以上の購入者を対象に、限定ピンバッチをプレゼント。【イベント情報】KENZO celebrates JAPAN会期:12月7日〜2018年2月24日会場:EYE OF GYRE住所:渋谷区神宮前5-10-1 GYRE 3F時間:11:00〜20:00
2017年12月01日ネイキッドによるAI(人工知能)を活用した体験型イベント「視線で花咲くアート展」が、東京駅直結の行幸地下通路にて開催される。期間は2017年11月13日(月)から26日(日)まで。「視線で花咲くアート展」には、「NEC the WISE(エヌイーシーザワイズ)」とのコラボレーションによるアート作品が登場する。最先端AI技術群の名称である「NEC」、賢者たちという意味をもつ「The WISE」を名に冠する「NEC the WISE」は、 人とAIが協調しながら問題を解決していこうという想いが込められた最先端AI技術だ。今回のコラボレーションはそのひとつである、カメラで離れた場所から人の視線の向きをリアルタイムかつ高精度に検知できる「遠隔視線推定技術」を組み合わせて実現した。訪れた人が作品を見ると、視線を向けた先のスクリーンで花が生まれ育ち、さらには蝶が飛ぶなど、さまざまな生命の誕生が映像によってうかがえる。 鑑賞者が多くなればなるほど、それぞれの視線で生み出す生命が重なり合う幻想的な世界を楽しむことができる。作品は、日本画をモチーフとしており、人によって異なる視線の機微を精密で柔らかな描写で表現した。 視線の先で花が咲いた後、色鮮やかに生命が宿る世界のストーリーが展開される。【開催概要】視線で花咲くアート展会期:2017年11月13日(月)~11月26日(日)時間:11:00~19:00場所:東京駅直結の行幸地下通路住所:東京都千代田区丸の内
2017年11月10日不思議な空間が特徴の「養老天命反転地」を始めとする個性的なスポットが点在する養老公園(岐阜県)を舞台に、ピクニック感覚でアートを楽しむ「養老アート・ピクニック」が11月18日と19日の2日間にわたり開催される。総合ディレクションを担当するのは、音楽や映像作品、近年は自転車等の移動体をテーマに活動しているメディア作家であり、岐阜県が世界に誇る情報科学芸術大学院大学(IAMAS)の教授でもある赤松正行。赤松は本イベントについて「舞台はなだらかな芝生の広場。いくつものテントが並び、賑やかな催しが繰り広げられます。無心に体を動かして汗を流すこともあれば、楽しい驚きに目を見張ることもあるでしょう。色鮮やかな紅葉を渡る秋風に吹かれながら、過去と現在を繋ぎ、生命と健康を繋いで未来を垣間見ます」とコメント。会場では、赤松正行による空中をゆっくりと昇り降りする巨大な目玉型のバルーン作品「空の目」や、携帯端末をかざすと目の前の絵画や彫刻が動き出すAR(拡張 現実感)技術による展覧会「ARアート・ピクニック」など、多様なジャンルのアーティストが体験型のアートプロジェクトを展開。養老のシンボルである“ひょうたん”をモチーフに、竹と和紙を使って大型行灯をつくり、それに本物のひょうたんを使って装飾を施す「ひょうたん・アートプロジェクト」、自然物や様々な素材を使って子どもたちが自由に表現できる空間づくりに挑戦する「森の子どものアートなひろば」など、アート好きはもちろん親子連れからシニアまで幅広い世代が、ピクニックをするような感覚で、気軽にアートに触れられる。18日の17時から21時には、一夜限りのライトアップされた会場で参加アーティスト(赤松正行/日比野克彦/クワクボリョウタ/安田綾香+Cameron Allan Mckean & Daphne Mohajer va Pesaran/Astrid Klein他)がパフォーマンスやトークで交流する「養老アート・ナイト」も行われる。また、養老公園 不動橋~養老の滝では、11月11日・12日・18日・19日・23日・25日・26日の17時から21時まで(最終入場20時半)「養老の滝 ひょうたん イルミネーション」も同時開催中。【イベント情報】養老アート・ピクニック会期:11月18日~11月19日会場:養老公園一帯(芝生広場、養老天命反転地)住所:岐阜県養老郡養老町高林1298-2時間:18日 10:00〜21:00/19日 10:00〜16:30料金:無料(養老天命反転地への入場は有料)
2017年10月31日色彩と水玉が無限に広がる草間ワールド!「草間彌生美術館」東京・牛込に誕生した草間彌生美術館で、開館を記念した特別展「想像は孤高の営みだ、愛こそはまさに芸術への近づき」が開催しています。さっそく突撃して足を踏み入れた瞬間、世界を魅了し続ける前衛芸術家の独創的な世界観に、思わず圧倒。フリーハンドで描いたドローイングを版画にした連作50点「愛はとこしえ」シリーズは、自分の周りを不思議なモチーフでぐるりと囲まれ、異世界に飛び込んだような気分に。ミラールームではビビッドなかぼちゃに囲まれ、気づけば自分が草間ワールドの一部になっていました。キュートなスヌーピーミュージアム特別展「Love is Wonderful –恋ってすばらしい。」肌寒く人恋しくなる秋にぴったりの胸キュンスポット、スヌーピーミュージアム特別展「Love is Wonderful –恋ってすばらしい。」は、乙女心をくすぐられてときめきが止まらない!場所は六本木・スヌーピーミュージアム。主人公チャーリー・ブラウンとルーシーのかわいらしい恋の物語が空間いっぱいに描かれていて、ついつい感情移入してしまいます。行くだけでときめき気分に浸れるパワースポットです。デザインに「ふれる」24日間! 話題の体験型デザイン展示六本木・東京ミッドタウンで開催中のイベント「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH」。普段は「見る」ことが多いデザインを実際に「ふれる」ことで、デザインの魅力や可能性を身近に感じることが出来るのだとか。面白いのは、きらめくイルミネーションのビニールハウス! なんと、さつまいもや、ミニトマト、ミニだいこんなどが実際に栽培されています。イルミネーションと野菜のコラボは、今までに感じたことのない異空間を演出。実際に体験してアートに触れることで、より身近な存在に感じました。横浜の街全体がアート展に!「横浜トリエンナーレ」アイ・ウェイウェイ(艾未未)《安全な通行》2016《Reframe》2016ヨコハマトリエンナーレ2017展示風景(横浜美術館)©Ai Weiwei Studio港町・横浜の大規模なアートの祭典「ヨコハマトリエンナーレ2017 島と星座とガラパゴス」は、個展が集まったような雰囲気で1日中アートを満喫できます。それぞれの作品が互いに影響し合うアート空間が斬新で、美術館入口の柱を利用した巨大インスタレーション作品《安全な通行》は見上げてため息をついてしまうほどの存在感。難民問題を表現するなど、深く心に切り込んでくる作品ばかりで、世界を見る目が変わります。騙されて楽しい新体験「驚異の超絶技巧! -明治工芸から現代アートへ-」日本橋の三井記念美術館で開催中の、日本の工芸作品が一堂に会する特別展示「驚異の超絶技巧! -明治工芸から現代アートへ-」。どれもギミックなのですが、じーっと見ても本物に見えてしまうほど精巧。騙されて心地いい、そんな巧みな技術が光る展示品ばかりで目を丸くしっぱなしでした。花から葉の葉脈、ツタまで繊細に作り込まれた超絶技巧作品《胡瓜》は感動的!アートの真髄を体感できます。文/萩原かおり
2017年10月23日ユーモラスでハッピー、そしてどことなくシニカルな作品で、世界中にファンを持つフランス生まれのアーティスト、ナタリー・レテ(Nathalie Lete)。彼女の新作アートブック『IN THE GARDEN OF MY DREAMS』(5,000円)の発売を記念した来日サインイベントが、11月10日に東京・表参道のナタリー・レテのオンリーショップ「ル・モンド・ドゥ・ナタリー(Le monde de Nathalie)」にて開催される。新作アートブック『IN THE GARDEN OF MY DREAMS』は、これまでの彼女の人生を映したような、ナタリー最愛の作品200点以上が手書きで綴られたポエティックな言葉と共に収録されている。ル・モンド・ドゥ・ナタリーでは、ナタリーが表紙のデザインと挿絵を手がける小説『BAMBI le chevreuil』(4,500円)も同日より発売。さらに繊細で上質なテキスタイルデザインで国内外に多くのファンを持つブランド、アンティパスト(ANTIPAST)とのコラボシリーズの新作を11月3日より販売、この本にちなんでミナ ペルホネン(minä perhonen)とコラボした「ミナ ペルホネン × ナタリー・レテぬいぐるみ 」(2万5,000円~)も11月23日に登場する。なお、来日サインイベントは当日ル・モンド・ドゥ・ナタリーにて新作アートブック『IN THE GARDEN OF MY DREAMS』、もしくは対象商品の購入者対象。【イベント情報】『IN THE GARDEN OF MY DREAMS』発売記念来日サインイベント会期:11月10日会場:ル・モンド・ドゥ・ナタリー(Le monde de Nathalie)住所:東京都渋谷区神宮前5-1-14 2F時間:16:00〜19:30
2017年10月20日お店のコンセプトは「現代美術コレクターの自宅」「SUNDAY CAFE ART RESTAURANT(サンデーカフェアートレストラン)」は、東京・三軒茶屋にあるカフェレストランです。店舗づくりのコンセプトは、「現代美術コレクターの自宅」。店内は、リビングや書斎などの部屋に見立ててエリア分けがされており、それぞれにアート作品が飾られています。お店の外には、テラス席も。モノトーンのおしゃれな外観にセンス良く緑が配置されており、のんびり食事を楽しみたくなるような居心地の良い空間です。塩味と甘味が絶妙にマッチした「赤豚のグリル」お店イチオシのメニューは、自社養蜂ハチミツを使った「赤豚のグリル」です。赤豚はみずみずしいやわらかな身が特徴。香ばしく焼き上げた赤豚の塩気を、ハチミツやイチジクの甘味が引き立てます。ソースのアクセントとなるゴルゴンゾーラチーズは、ハチミツとの相性もバツグン。コク深い味わいとなります。しっかり食べたい日にもピッタリのメニューです。こだわり野菜を堪能するなら「鎌倉野菜のロースト」この店ならではのの良さを味わいたいのなら、「鎌倉野菜のロースト」は押さえておきたい一品です。こちらのカフェは、厳選した有機野菜が自慢。使用している鎌倉野菜は、朝市で直接仕入れをしています。野菜それぞれが持つ素材の味を存分に楽しめるひと皿。色とりどりの野菜が美しく盛られ、思わずカメラを向けてしまうようなフォトジェニックな一品です。地域密着型のカフェレストランを目指すお店の思いお店の料理には、鎌倉野菜だけでなく葉山の農家から直送される有機野菜など、こだわりの素材がふんだんに使われています。そこに込められているのは、地域客を気づかうお店の思いやりです。「SUNDAY CAFE ART RESTAURANT」は、東急田園都市線「三軒茶屋駅」と「池尻大橋駅」の間にあります。どちらの駅からも、徒歩で12分程度です。アートギャラリーさながらのおしゃれな空間で、日曜日のようなゆっくりと流れる時間を楽しみませんか。スポット情報スポット名:SUNDAY CAFE ART RESTAURANT住所:東京都世田谷区池尻2-7-12 B1F電話番号:03-6413-8055
2017年10月18日ファッションブランド・08サーカス(08sircus)の直営店08bookにて、スウェーデンを代表する陶芸家のカール・ハリー・スタルハネ(Carl-Harry STALHANE)による白と黒の希少なアートピース約20点を展示するイベント「Dignified Beautyー凛とした美しさー」を10月13日から11月5日まで開催。多くのコレクターを惹きつけるスタルハネの陶器やセラミックは、繊細で滑らかなフォルムと巧みに調合された釉薬が作り出す質感を持つ。半世紀の時を経て、なおモダンで色褪せない美しいアートピースが、08bookのミニマルな空間にて展示販売される。【イベント情報】Carl-Harry STALHANE exhibitionDignified Beauty ー凛とした美しさー会期:10月13日~11月5日会場:08book住所:東京都世田谷区羽根木1-21-12 羽根木IGHフォレストハウスQ棟時間:11:00〜19:00休館日:月曜日~木曜日(期間中の金曜、土曜、日曜のみ営業)
2017年10月16日フランスのフレグランスブランド、ディプティック(diptyque)が砂時計型ディフューザーのアートインスタレーションイベントを、ギンザ シックス6階の銀座 蔦屋書店で開催。開催期間は2017年10月12日(木)から18日(水)まで。「砂時計型ディフューザー」は、2017年4月に発売された、砂時計をかたどったホームフレグランスディフューザー。砂時計のように容器を反転させると、オレンジやグリーンに輝くガラスに閉じ込められたフレグランスが、1滴1滴したたり落ち、時間の流れをうっとりするような香りで贅沢に彩ってくれる。そんな「砂時計型ディフューザー」を用いた今回のアートインスタレーションは、イタリア人アーティスト「フェリーチェ・リモザーニ」とのスペシャルコラボレーションによるもの。インスタレーションに使われる作品は、ミラノで開催された世界最大規模の家具見本市「ミラノサローネ」においてミラノデザインアワードを受賞したリモザーニの芸術作品だ。ミステリアスな作品の動作は、フレグランスの滴と共に時間の流れを表しており、見ている人たちに不思議な感覚を提供する。また、開催期間中には、インスタレーション会場にてホログラムカードをプレゼント。ギンザ シックス地下1階のディプティック銀座店でホログラムカードを提示すると、ライフスタイルに合わせた香りのカウンセリングサービスを受けることができる。【詳細】ディプティック砂時計型ディフューザー「ル・サブリエ」アートインスタレーション開催期間:2017年10月12日(木)~18日(水)会場:ギンザ シックス6階 銀座 蔦屋書店 イベントスペース住所:東京都中央区銀座6-10-1【問い合わせ先】ディプティック 銀座TEL:03-6264-5438
2017年10月13日一日かけて思う存分アートな時間を港町・横浜は文化や人の交流の中心でもあります。そんな地で開催される大規模なアートの祭典「ヨコハマトリエンナーレ2017 島と星座とガラパゴス」。横浜美術館や横浜赤レンガ倉庫をはじめとする、横浜を代表するスポットを巻き込み、2017年8月4日(金)から11/5(日)まで開催中です。交流の中心地である港町だからこそできる本特別展。一日かけて心ゆくまでアート三昧はいかが? 見たことのない横浜が待っています。私たちに問いかける現代アートの数々アイ・ウェイウェイ(艾未未)《安全な通行》2016《Reframe》2016ヨコハマトリエンナーレ2017展示風景(横浜美術館)©Ai Weiwei Studio斬新な試みが光る本特別展。個展が集まったような雰囲気である一方、タイトルにもある「島」や「星」がゆるく結びつき諸島群や星座を生み出すように、それぞれの作品が互いに影響し合うアート空間が広がっています。私たちを取り巻く現代社会を、アーティスト独自の切り口や手法で表現した作品群は、そんな現代に生きる私たちに問いを投げかけます。中国のアーティスト、アイ・ウェイウェイが作り出したのは、美術館入口の柱を利用した巨大インスタレーション作品《安全な通行》。柱に一面に貼り付けられているのは水上で使用する救命胴衣の数々。実はこの救命胴衣は、実際に難民が使用したものなのです。この作品を通して、アイ・ウェイウェイは、世界における難民問題を表現しました。ジョコ・アヴィアント《善と悪の境界はひどく縮れている》2017ヨコハマトリエンナーレ2017展示風景ジョコ・アヴィアントの作品《善と悪の境界はひどく縮れている》は、しめ縄から着想を得た巨大作品。使用した竹の数はなんと2000本! 膨大なインドネシアの竹を使用したアートワークは見るものを圧倒します。今まで家屋や日用品の素材として親しまれてきたインドネシアの竹材も、現代では失われつつある文化の一つとなってしまいました。そんな素材を通して喪失されゆく伝統文化と、人と自然の営みについて問題を提起する作品となっています。スタイリッシュな限定グッズも登場パンフレットやポスターのテーマにもなっている、ピンクと青色を貴重としたスタイリッシュなデザイン。描かれている亀は、スペイン語で亀を意味する「ガラパゴス」に由来しています。そんな可愛らしい亀をモチーフにしたグッズが多数登場です。キーホルダー付きトートバッグは、たくさん荷物も入る優れもの。ピンクと青色のキーホルダーがワンポイントとなっています。他にもオリジナルパパブレなど、ちょっとしたお土産にも最適なグッズも。横浜美術館ミュージアムショップや横浜赤レンガ倉庫1号館「SHOPトリエンナーレ2017」にて好評販売中です。文/おゝしろ実結イベント情報イベント名:ヨコハマトリエンナーレ2017 島と星とガラパゴス催行期間:2017年08月04日 〜 2017年11月05日住所:横浜美術館神奈川県横浜市西区みなとみらい3丁目4番1号 横浜赤レンガ倉庫1号館神奈川県横浜市中区新港1-1-1横浜市開港記念会館(地下)神奈川県横浜市中区本町1−6電話番号:03-5777-8600(8:00-22:00)
2017年10月10日中目黒高架下にあるスマイルズが運営を行うレストラン・パビリオン(PAVILION)で、10月21日に“LOVE”をテーマにしたアートイベント「MEET@ART」が開催される。パビリオンは、ただ胃袋を満たすためだけではなく、人々が集い芸術に心揺れ、人と人との距離を近づけるレストランとして2016年11月にオープンした。間もなく開店1周年を迎えるタイミングで初開催される本イベントでは、“アートを介して人が出逢う場”をコンセプトに、“LOVE”をテーマにしたアート作品を一堂に展示する。第1回目となる今回は、サカナクション山口一郎とNFチームが、音のない新曲「ANDON」として電車の通過音に合わせて奏でられる音のない光の曲のインスタレーションを発表。パビリオン入り口50メートルの回廊空間へ常設展示される。その他、インタラクションデザイナー岡田憲一と空間デザイナー冷水久仁江による、映像を使い“意図せぬ間接的な出逢い”を表現したインスタレーションや、FLOWERS NEST×Smilesによる“花を介して2人が出逢う”一夜限りの花屋「FLOWER」、さらにLicaxxx、Seiho、PELIのDJパフォーマンスと、パビリオンのフードやドリンクも楽しめる。【イベント情報】「MEET@ART」開催日:10月21日会場:PAVILION住所:東京都目黒区上目黒1-6-10 中目黒高架下時間:18:00~24:00料金:税込1,500円(1ドリンク付)
2017年10月08日「アートフェア東京2018」が、2018年3月9日(金)から11日(日)まで、東京国際フォーラムにて開催される。日本最大級の国際的アートフェア「アートフェア東京」は、日本のアート市場とアートシーンを国内外に発信する日本最大級の国際的なアートフェア。昨年は57,800人の来場者を誇る大規模なイベントとなっており、今回で13回目の開催となる。会場には、数々のギャラリーが作品を出展し、気に入った作品は購入可能だ。古美術、工芸から日本画、現代アートまで作家の層も幅広く作品が集結する。歴史に紐づいた日本のアートの発信だけでなく、“今”の日本のアート状況を伝える企画展示や関連イベントも開催する。古美術から気鋭のアーティスト作品まで、過去最多の出展者数アートフェア東京の特徴である、古美術、工芸、日本画、近代美術、現代アートまで様々なジャンルの作品が集まる「ギャラリーズ」と、気鋭の作家の個展で展開する「プロジェクツ」を合わせ、全164軒の出展が決定。前年より拡大したブース展示の「ギャラリーズ」では各ジャンルの作品が国内外から集結し、これまで以上に見応えのある展示になっている。「ギャラリーズ」「ギャラリーズ」の過去最多となる153軒の出展では、中国の繭山龍泉堂による南宋の青磁や、宝満堂の薩摩焼などの古美術から、日動画廊が出品する藤島武二の洋画などの近代美術まで、年代を超えた名作が勢揃い。また、現代アートを代表する海外アーティスト、ロナルド・ヴェンチェラ(Ronald Ventura)、インヴェイダー(Invader)らの個展も行われる。「プロジェクツ」「プロジェクツ」は入場無料のロビーギャラリーで展開。1ギャラリーにつき、1アーティストの個展形式で、ペインティングから写真、現代根付、インスタレーションまで、若手アーティストを中心とした11名の作品を展示販売する。初開催「World Art Tokyo-パンゲア・テクトニクス-」「アートフェア東京 2018」では国際的な文化交流の場を目指し、9ヶ国の駐日大使が推薦する、グローバルな活躍が期待される次世代のアーティストの国際展「World Art Tokyo-パンゲア・テクトニクス-」を初開催する。テーマは「パンゲア・テクトニクス-地殻変動するアート⇄ものがたりの分岐点-」。東京藝術大学大学院の学生がキュレーターを担い、9ヶ国のアーティストが生み出す新しい「ものがたり」によって、地球上の広大な地域の際や共通点を浮かび上がらせる。学生作品を展示「Future Artists Tokyo -スイッチルーム-」「Future Artists Tokyo -スイッチルーム-」は、日本を代表する芸術系大学の学生キュレーター6名がチームとなって12名の学生作品を選定、展示制作を行う展覧会。学生ならではの新しいアイデアから生み出される、多様で独創的な作品が展示される。ホテルでのアートフェアも「アートフェア東京」に連動して、汐留のパークホテル東京にて同期間、「ART in PARK HOTEL TOKYO 2018」が開催される。大阪で15年続く現代美術のアートフェア「ART OSAKA」が企画する本イベントでは、東京16軒、東京以外24軒、台湾1軒、韓国1軒の総勢42ギャラリーが出展し、ホテルの客室をギャラリーに仕立てて作品を展示・販売する。絵画・彫刻・版画・写真から、空間全体を使ったインスタレーションまで幅広いジャンルを展示。東京では見る機会が少ない作家や作品を見ることができる。ホテルの客室を利用することで、自宅でのアートコレクションをイメージしやすく、親近感を持って作品を見ることができるのも魅力の一つだ。また、フェア会場であるホテル26階、27階からは、東側に浜離宮恩賜公園、西側に東京タワーを臨むことができる。東京ガールズコレクションとのコラボレーションを実施イベントでは、「東京ガールズコレクション 2018 SPRING/SUMMER」とのコラボレーションが決定。東京アート&ライフメディア『アートマーケット トウキョウ(Art Market Tokyo)』が、「アートフェア東京」や「東京ガールズコレクション 2018 SPRING/SUMMER」の会場内、都内のギャラリー、美術館で配布される。『アートマーケット トウキョウ』内では、人気ファッションモデルを代表してラブリが東京の街の中にあるアートを巡り、アートとファッションの領域を超えて多様化するライフスタイルや価値観を発信する。【詳細】アートフェア東京2018開催日程:2018年3月9日(金)~3月11日(日)※3月8日(木)は招待制 ※最終入場は各日終了30分前会場:東京国際フォーラム・ホールE及びロビーギャラリー住所:東京都千代田区丸の内3-5-1入場料:前売券/1DAYパスポート引換券 3,000円(税込)当日券/1DAYパスポート 3,500円(税込)出展数:164軒(国内146軒、海外18軒)参加都市:国内15都市、海外14都市※3月8日(木)は招待制。※チケットの価格は予定価格。※小学生以下は、大人同伴の場合に限り入場無料。■ART in PARK HOTEL TOKYO 2018詳細日時:2018年3月9日(金)~3月11日(日) 11:00~20:00※3月8日(木)は招待制。※最終日のみ17:00まで ※入場はフェア終了1時間前まで場所:パークホテル東京 26階、27階(2フロア貸切)住所:東京都港区東新橋1丁目7番1号 汐留メディアタワーTEL:06-7506-9338(事務局)入場料:1,500円※チケットは25階フェア受付にて販売【アートフェア東京 2018 問い合わせ先】一般社団法人 アート東京東京都港区麻布台 1-9-12 飯倉台ビル4階TEL:03-5797-7912【ART in PARK HOTEL TOKYO 2018 問い合わせ先】ART OSAKA 事務局大阪市中央区上本町西4-1-68TEL:06-7506-9338
2017年08月25日2017年9月3日(月)までの期間中、銀座のポーラ ミュージアム アネックスで「Sebastian Masuda Exhibition "Point-Rhythm World -モネの小宇宙-」が開催されます。世界的アーティストの増田セバスチャンによるインスタレーションを楽しみましょう。展示の概要をご紹介します!モネの『睡蓮の池』にインスパイアされた作品インスタレーション作品は、増田セバスチャンがクロード・モネの絵画『睡蓮の池』(1899年制作:ポーラ美術館所蔵)にインスパイアされて生まれました。増田セバスチャンといえば、演劇・現代美術で活躍するアーティスト。原宿のKawaii文化を世界に発信しています。本作品でも『睡蓮の池』を現代風に解釈し、世界中から集めたKawaii素材を点描のように配置して“モネの小宇宙”を表現。巨大インスタレーションの中を回遊すれば、モネの小宇宙へといざなわれます。作品から世界中へ広がるKawaiiを体感しましょう。音楽、VRアートも要注目●細海魚(ほそみさかな)によるサウンドインスタレーション音楽を担当するのは、エレクトロニカ・ミュージシャンの細海魚(ほそみさかな)。増田セバスチャンの作品内に8チャンネルの音源が設置され、それぞれ違うサウンドを楽しめます。観賞場所、時間で繊細に変化するサウンドインスタレーションは、まさに音の小宇宙です。音楽によって、より作品が印象深いものに仕上がっています。●吉田佳寿美が描く“ふしぎな蝶”インスタレーション作品中を浮遊する“ふしぎな蝶”を描くのは、VRアーティストの吉田佳寿美です。3D空間に描いたマテリアルの蝶を透明スクリーンにプロジェクションマッピングすることで、ふしぎな浮遊感を演出します。空間インターフェース技術を駆使し、蝶が人の動きを感知して羽ばたきます。本当に生きているかのような蝶に魅了されること間違いなしです。増田セバスチャンのインスタレーション展示は日本初。入場は無料、必見です!開催概要イベント名称:「Sebastian Masuda Exhibition "Point-Rhythm World -モネの小宇宙-」開催期間:2017年7月21日(金)~ 9月3日(日)※会期中無休開催時間:11:00~20:00(入場は19:30まで)会場:ポーラ ミュージアム アネックス(東京都中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル3階)料金:無料URL:
2017年08月03日アートとの出会いの場の創出などを通して文化・芸術の発信地を目指す丸の内で、2017年9月8日(金)~9月24日(日)の期間、「アートアワードトーキョー 丸の内 2017」が開催されます。現代アートの祭典から今年はどんな才能が発掘されるのか、注目しましょう!「アートアワードトーキョー 丸の内 2017」今年も開催!「アートアワードトーキョー 丸の内 2017」(a.a.t.m.)は、若手アーティストの発掘・育成を目的として開催される現代アート展。今年で第11回を迎えます。審査委員が全国の主要な美術大学・芸術大学・大学院17校の卒業終了制作展を訪問し、2,500点以上の中からノミネート作品114点を発掘。そこからさらに20作品を厳選して展示します。そして最終日の9月24日(日)に、審査員による最終審査を実施し、グランプリや審査員賞など、全11の賞が決定することになっています。また、今年は一般参加者投票が導入され、オーディエンス賞として「丸の内賞」が追加されました。あなた自身の感性で、若い才能を発掘してみてはいかがでしょうか。●出展作品は力作揃い全国の主要な美術大学・芸術大学・大学院の卒業制作2,500点以上のなかから選ばれたとあって、展示作品はいずれ劣らぬ力作ばかり。そのほんの一部をご紹介します。※作品写真は、展示作品と一部異なります。また学校名は、2017年3月卒業・修了時点のものです。「大山椒魚濁流図屏風」「虹」「The road of the line」「おてんば納涼図」「Lonely planet」いかがですか?どの作品も、間近で見たいと感じる魅力にあふれていますね。今年度は展示会場が拡大され、これまでの行幸地下ギャラリーに加えて、新丸ビル3F アトリウム、国際ビル1F エントランスなどで、絵画や彫刻などの多種多様なアート作品を鑑賞できるようになりました。丸の内・有楽町エリアをあげてのアートの祭典に、期待が高まります。●イベント概要名称:アートアワードトーキョー 丸の内 2017Art Award Tokyo Marunouchi 2017会期 :9月8日(金)~9月24日(日) 会期中無休会場 :行幸地下ギャラリー、新丸ビル3F アトリウム、国際ビル1F エントランス、他入場 :無料主催 :アートアワードトーキョー 丸の内 2017実行委員会特別協賛 :三菱地所株式会社協賛:Shu Uemura協力 :三菱一号館美術館後援 :在日フランス大使館、アンスティチュ・フランセ日本【最終審査発表会】日時:9月24日(日)夕刻(予定)会場:丸ビル1F Marunouchi Cafe × WIRED CAFE【アワード各賞】グランプリ丸の内賞(オーディエンス賞) 審査員賞(6賞)a.a.t.m.2017三菱地所賞シュウ ウエムラ賞フランス大使館賞(予定)【審査員の紹介】 ※50音順■今村 有策(名古屋芸術大学 特別客員教授)■木村 絵理子(横浜美術館 主任学芸員)■後藤 繁雄(編集者、クリエイティブディレクター、京都造形芸術大学 教授)■小山 登美夫(小山登美夫ギャラリー代表、明治大学国際日本学部 特任准教授)■高橋 明也(三菱一号館美術館 館長)■建畠 晢(多摩美術大学 学長、埼玉県立近代美術館 館長)■野口 玲一(三菱一号館美術館 学芸グループ長)
2017年07月30日六本木の街を舞台にしたアートイベント「六本木アートナイト 2017」が、2017年9月30日(土)~10月1日(日)の2日間にわたって開催されます。今回は、「未来ノマツリ」をテーマに、メインプログラム・アーティストには写真家の蜷川実花を起用。さらに「東南アジア・プロジェクト」もスタート。国内外で活躍する気鋭のアーティストが集結する一夜限りのアートの饗宴を、体感してみてはいかがでしょうか。一夜限りのアートの祭典!「六本木アートナイト」が今年も開催「六本木アートナイト」は、六本木の街を舞台とした一夜限りのアートの祭典です。生活の中でアートを楽しむという新しいライフスタイルの提案と、大都市東京における街づくりの先駆的なモデル創出を目的に、2009年からスタート。例年、六本木の様々な商業施設や文化施設に、現代アート、デザイン、音楽、映像、パフォーマンスなどの多様な作品が登場し、コアタイムとなる日没から夜明けまでの時間帯にも、街を回遊する人の波が絶えることがないほどの人気ぶり。初開催以来発展を続ける、東京を代表するアートイベントに、今年も期待が高まっています。今年のテーマは「未来ノマツリ」!夜通しアートに包まれる「六本木アートナイト」の今回のテーマは「未来ノマツリ」。メインプログラム・アーティストには、写真家・映画監督として幅広く活躍する蜷川実花を起用し、美しく妖艶な世界観を創出します。また、今回は初の試みとして、東南アジアにゆかりのある日本人アーティストや、現代アートに沸く東南アジアより注目アーティストを招き、様々な人々と協働しながら作品を制作・発表するプロジェクト「東南アジア・プロジェクト」も開催されます!さらに、東南アジアのアーティストが“祭”をテーマに地域のコミュニティメンバーと協働して作品を制作、「六本木アートナイト」本番で作品を発表する予定です。アジアを中心に世界中から彩り豊かなアートやパフォーマンスが集まり、新しくクリエイティブな「未来ノマツリ」が展開されます。●メインプログラム・アーティストは、写真家・映画監督の蜷川実花「六本木アートナイト」では、今回のテーマである「未来ノマツリ」に共鳴した複数のインスタレーションを計画中。メインプログラムには、蜷川実花氏の真骨頂である強烈かつ独特の色彩感と、モチーフが存分に展開される予定です。縦横無尽の活動で圧倒的な人気を誇る蜷川実花氏。いまやその人気は海外にも拡大し、特にアジアの国々では多くのファンを獲得しています。写真集や、雑誌などのメディアでの露出はもちろんですが、台湾、香港、マレーシアなどでは、展覧会も開催され多数の観客を集めています。そんな蜷川実花氏が手掛ける作品が、今回の六本木アートナイトにおける蜷川作品以外のもうひとつの軸である「アジア」をテーマとする作品群と相まって、六本木の街の風景が劇的に変わります。●「東南アジア・プロジェクト」が初稼働!「六本木アートナイト 2017」の注目プログラムの1つ「東南アジア・プロジェクト」。東南アジアのアーティストや東南アジアにゆかりのある日本人アーティストを招聘し、様々な人々と協働しながら作品を制作・発表するプロジェクトが、今年初稼働します。東南アジアで活躍するアーティストが、六本木の街や人々と関わりながら、アート作品作りを通して六本木の街を盛り上げます。「未来ノマツリ」をテーマに、地域のコミュニティメンバーとアーティストが、協力し創り出すアート作品に注目してください。●「東南アジア・プロジェクト」の参加アーティスト、作品ナウィン・ラワンチャイクン《六本木物語》タイのアーティストのナウィン・ラワンチャイクンが六本木を舞台にした映画や絵画、ダンスなどを制作。六本木の人達が登場しながら、この街の様々な表情と魅力が映し出されます。ネオ・アンゴノ・アーティスト・コレクティブ 《巨人と歩く:彼らは私たちと同じ(六本木ヒガンテスプロジェクト)》巨人祭で有名なフィリピン・アンゴノのアーティスト集団が、六本木を舞台に、アートナイトでしか見ることができない巨人祭手掛けます。国立奥多摩美術館《国立奥多摩美術館 24時間人間時計 〜アジア編〜》2012年に東京都青梅市に発足したアーティスト・コレクティブ「国立奥多摩美術館」が登場。メンバーの多くは、東南アジアで作品発表の経験があります。今回は、アジアをテーマに人が時計の針となる「24時間人間時計」に挑戦します。イベント詳細名称:六本木アートナイト 2017開催日:2017年9月30日(土)、10月1日(日)<コアタイム>9月30日(土)17:27【日没】〜10月1日(日)【日の出】05:36開催場所:六本木ヒルズ、森美術館、東京ミッドタウン、サントリー美術館、21_21 DESIGN SIGHT、国立新美術館、六本木商店街、その他六本木地区の協力施設や公共スペース入場料:無料(但し、一部のプログラム及び美術館企画は有料)公式サイト:
2017年07月22日開催15周年を迎える「OSAKA光のルネサンス」は、水都大阪のシンボルである中之島で繰り広げられる光のアートフェスティバルとして、多くの人に親しまれてきました。そして「大阪・光の饗宴」も、5年目を迎えます。そこで、「5つのありがとう」をテーマに2017年11月12日(日)から12月31日(日)15周年記念の特別プログラムが実施されることになりました。大阪・光の饗宴2017大阪・光の饗宴2017は、水都大阪で開催される光の祭典。そのコアプログラムとなるのが、中之島を舞台とするアートフェスティバル「OSAKA光のルネサンス2017」、そして「御堂筋イルミネーション2017」です。また、「エリアプログラム」として、地域活性に取り組む団体が大阪の各所で光のプログラムを実施します。●5つの「ありがとう」OSAKA光のルネサンス2017の15周年を記念して、感謝をこめた5つのプログラムが実施されます。順にご紹介しましょう。●今年は12/1からの13日間も楽しめる!「中之島イルミネーションストリート・スペシャルプレビュー」今年はプレビュー期間にも、音楽に合わせた特別演出が楽しめることになりました。※1時間に4回/1回5分程度開催期間:2017年12月1日(金)~12月13日(水)開催時間:17:00~23:00(演出は21:00まで)開催場所:みおつくしプロムナード●大人気の光のアート作品が中央公会堂に登場!「ウォールタペストリー・大阪市中央公会堂特別公演」開催期間:2017年12月14日(木)~12月25日(月)※公演スケジュールは調整中開催場所:大阪市中央公会堂正面●台南との「光の文化交流」が実現!!台南で描かれた約1,000個のランタンが夜空に輝く!「光の交流プログラム 台南・光の廟埕(ビョウテイ)」台湾の元宵節(げんしょうせつ)を祝う約1,000個のランタンが、OSAKA光のルネサンスに登場します。開催期間:2017年12月14日(木)~12月25日(月)開催時間:17:00~22:00●大阪の食が大集合!こだわりのメニューが勢ぞろい!「OSAKA光のマルシェ」各店自慢のこだわりメニューを「感動の光」を眺めながら食べ歩き。「OSAKA光マルシェチケット」を活用すれば、お得に楽しめますよ。開催期間:2017年12月14日(木)~12月25日(月)開催時間:16:00~22:00●15周年を記念したオフィシャルグッズが盛りだくさん!「OSAKA光のルネサンス・オフィシャルグッズ『15周年記念特別販売』」「OSAKA光のルネサンス」の過去15年間で公開された光のアート作品をモチーフにしたグッズや、大阪ならではの光を楽しめる商品が登場します。来場の記念やお土産等にいかがでしょうか。【OSAKA光のルネサンス会場での販売】開催日時:2017年12月14日(木)~12月25日(月)開催時間:16:00~22:00販売場所:総合インフォメーション等公式サイト:
2017年07月17日長野市発の大音楽祭、「アートメントNAGANO 2017」が7月8日(土)に開幕します。「日常に、芸術を。」をテーマに、とっつきにくいイメージのあるクラシックを親しみやすいエンタテインメントに進化させるArt'ment。世界を舞台に活躍する演奏家が長野に集結します!日常に、芸術を。アートメント Art'mentとは?アートメントは、とっつきにくいと感じられがちなアートを、親しみやすいエンタテインメントに進化させる試みです。「アートメントNAGANO 2017」では、クラシック音楽を気軽に楽しめるよう、ワンコインで楽しめるコンサートも用意されています。しかし、ワンコインだからと侮るなかれ!世界レベルの演奏が楽しめるプログラムがそろっているんです。また、参加者が一緒に楽しめる多彩なプログラムも用意されています。気軽に、しかし世界に名だたる演奏家のパフォーマンスが楽しめる、それが、「アートメントNAGANO 2017」です。●ナガノ・チェンバー・オーケストラ Nagano Chamber Orchestra(NCO)久石譲を芸術監督に、長野市芸術館を本拠地として2016年に誕生したNCO。久石譲指揮のもと、日本で、世界で活躍するトップクラスの演奏家たちが集結した夢のオーケストラです。●Music Future in Nagano現代音楽の一つであるミニマル・ミュージックを素材に「Music Future in Nagano」を県下初演奏します。観客が理解しやすいよう、久石譲芸術監督みずからレクチャーする、希少な参加型コンサートです。イベント詳細名称:アートメントNAGANO 2017会期:2017年7月8日(土)~7月17日(月)会場:長野市芸術館(メインホール/リサイタルホール/アクトスペース)所在地:長野市大字鶴賀緑町1613番地公式サイト:
2017年07月06日