はっと息を呑むほど美しい工場夜景、その場所に“行ける”ことをコンセプトにした、新たなアート体験が楽しめる写真展「行ける工場夜景展 2017」が、6月2日(金)~6月25日(日)、ギャラリー「TODAYS GALLERY STUDIO」で開催されます。きらめくリアルSFの世界をのぞいてみませんか?「行ける工場夜景展」とは数年前の工場ブーム以来、工場は新たな鑑賞スポットとして定着しつつあります。なかでも、群を抜いた美しさで人気を集めているのが「工場夜景」です。近未来を感じさせる美しく雄大な光景は、見る者を魅了してやみません。「行ける工場夜景展」は、2015年、2016年の開催において1万人以上を動員した人気の写真展(「変わる廃墟 VS 行ける工場夜景展」含む )です。●最大の特徴は、実際に行けること「行ける工場夜景展」最大の特徴は、作品とともに解説とアクセス情報が展示されており、その作品が撮られた場所に行けること。展示作品と同じ光景を自分の目で見ることができ、同じ構図の写真を撮ることもできるんです。さらに、各作家陣が携帯電話のカメラで撮影した作品の展示も予定されています。ハイスペックなカメラがなくても「工場夜景」が撮影できることが感じられ、さらに“行ける”、“行きたくなる”企画なんですね。●リアルに夜景を体感できる特設展示も会場には夜を再現した壁一面真っ黒の特設スペースが設けられ、円形に配置された大倉裕史氏のパノラマ作品を眺められるとのこと。眼前に広がるきらめく工場群をリアルに感じられます!●気に入った工場はお持ち帰り!気に入った作品をTシャツに転写したオーダープリントTシャツ、トートバッグなどのほか、撮影ポイントへのアクセスコードがついた公式図録、ポストカード、缶バッジなど、ここでしか手に入らないグッズが販売されるとのこと。図録は300部限定、ほかのグッズも数量限定ですので、ほしい方はお早めにどうぞ!《企画展詳細》企画展名: 工場夜景の合同写真展「行ける工場夜景展」開催日時: 2017年6月2日(金)~6月25日(日) 11:00~19:00(閉場)休館日: 月曜日会場: TODAYS GALLERY STUDIO所在地 東京都台東区浅草橋5-27-6 5F入場料: 500円 / 3歳以下は入場無料主催: 株式会社BACONURL :
2017年05月23日東京・世田谷区の玉川高島屋で5月25日(木)~5月30日(火)の期間中、「ねこ展~ねこ・猫・ネコアート&グッズフェア~」が開催されます!ネコをモチーフにしたアートやグッズが一堂に会する、ネコ好きにはたまらないイベントですよ。期間中には、人気イラストレーター・いのまたむつみさんも来場サイン会も実施されます。グッズの詳細やイベントの見どころをチェックしましょう。いのまたむつみさんやアノ人気キャラクターに会える!●いのまたむつみさん来場サイン会小説の挿画、ゲーム「テイルズ オブ」シリーズやアニメキャラクターデザインで知られるイラストレーター・いのまたむつみさんの来場サイン会が実施されます。サイン会までにいのまたむつみさんの描き下ろしイラストをもとにした限定商品を購入すると、サイン会に参加できるチケットをもらえます。先着順なので早めにチケットを手に入れましょう。サイン会でもらえる特製のオリジナル色紙には自分の名前、いのまたむつみさんのサインが入ります。ファンにはたまらない企画です。※開催日時:5月27日(土)14:00~、定員:50名●「ねこフォト投稿キャンペーン」でもサイン色紙をもらえる!イベントに合わせ、5月10日(水)~5月30日(火)の期間中、「ねこフォト投稿キャンペーン」も実施されます。飼っている愛猫、自作のネコアートやグッズ、ネコのイラストなどの画像を投稿しましょう。ネコにまつわる画像なら何でもOK!キャンペーン期間終了後、抽選で10名にいのまたむつみさんのサイン色紙が当たります。※応募方法、応募資格、プレゼント内容など、詳しくは「玉川タカシマヤホームページ」でご確認ください。●トムとジェリーショップ世界的な人気を誇るキャラクター、トムとジェリーがそろって来場!おなじみのコンビをぜひ写真に収めてください。「マグカップ」(1,620円)や「カンバッジ」(324円)など、キュートなグッズも要チェック。※来場日時:5月26日(金)・5月27日(土)13:00~、15:00~、17:00●こねこのチー ポンポンらー大冒険アニメ『こねこのチーポンポンらー大冒険』のキャラクターショップに「チー」がやってきます。1日限定の来場イベントなので、お見逃しなく。※開催日時:5月28日(日)12:00~、14:00~、16:00~ネコグッズ&アートを集めよう会場にはネコをモチーフにしたグッズやアートが勢ぞろいします。アクセサリーならアップルココの「ピンクローズのピアス」(2,160円)、「ローズリースのブローチ」がおすすめです。ピンク色のバラと黒ネコの組み合せが可愛らしくて上品。cut-art さとうみよの「長傘」(21,600円)は、ネコが遊ぶカラフルなデザインで、梅雨時期も楽しく過ごせそうです。木工房さかいの「卓上時計 とら神代」(10,800円)も木のあたたかみが感じられる優しいデザインがたまりません。琴坂映理さんの水彩画「四季めぐりの樹」(43,200円)を部屋に飾るのもいいですね。お気に入りの1品がきっと見つかるはず。ネコづくしのイベントへ遊びに行きませんか?イベント期間中は、化粧品売り場や食料品売り場でも「ねこ展」とのコラボ商品やサービスが登場。玉川高島屋の随所で可愛いネコと会えますよ。開催概要玉川高島屋「ねこ展~ねこ・猫・ネコアート&グッズフェア~」開催期間:2017年5月25日(木)~5月30日(火)会場:玉川高島屋6階催会場(東京都世田谷区玉川3丁目17番1号)時間:10:00~22:00 ※最終日は18:00閉場TEL:03-3709-3111URL:
2017年05月22日「ディズニー・アート展 いのちを吹き込む魔法」会場内のショップでは、本展示会を記念した限定グッズが販売されています。ミッキー誕生の初期作品から最新作「モアナと伝説の海」まで、ディズニー90年の歴史を彩ったキャラクターが素敵なグッズになって登場。自宅へディズニーの魔法をお持ち帰りしちゃいましょう!お好きな一枚をお持ち帰り♡ 豆皿初期作品から近年の新作まで、幅広い作品が描かれた全23種類の豆皿(全23種 各650円)です。お気に入りの1枚が必ずあるはず!自分用にはもちろん、ちょっとしたお土産にも喜ばれるアイテムです。可愛さ&機能性 抜群! 手帳型スマートフォンケースミッキーとミニー、「不思議の国のアリス」「塔の上のラプンツェル」の全4種類の手帳型スマートフォンケース(全4種2,600円)です。カードも収納できるほか、AndroidもiPhoneも対応している優れもの。いつでも手元に魔法を携えて。定番グッズも必見ですクリアファイルミュージアムショップの定番、クリアファイル(全12種 400円)も見逃せません。思わずコレクションしてしまいたくなること間違いなし。最新作「モアナと伝説の海」のファイルも登場です!幻の作品がふかふかアイテムにプレーン・クレイジー クッションミッキー幻のデビュー作「プレーン・クレイジー」がふかふかのクッションになりました(全2種3,200円)。色は青と赤の2種類。初期のコミカルなミッキーの表情につい微笑んでしまう、プレミアムなクッションです。取材・文/おゝしろ実結イベント情報イベント名:ディズニー・アート展 いのちを吹き込む魔法催行期間:2017年04月08日 〜 2017年09月24日住所:東京都江東区青海2丁目3番6号電話番号:03-5777-8600
2017年05月14日アートディレクターのスティーブ・ナカムラと写真家 ノーバート・ショルナーのコラボレーション作品集『NEARLY ETERNAL』の写真展が5月12日から21日まで、東京・原宿のブックマーク(BOOKMARC)にて開催される。作品集『NEARLY ETERNAL』(6,000円)は、食べ物に関する写真集で、“主に”プラスチックの食品サンプルで構成されている。料理本の信憑性に挑戦し、見る者の想像力を刺激、人造欲を産み、現実とフィクションの境界線を探った1冊となっている。同展初日となる5月12日の19時から20時30分には、スティーブ・ナカムラ、ノーバート・ショルナー両名を招いたシャンパンレセプションと、サイン会も開催される。【イベント情報】「スティーブ・ナカムラ&ノーバート・ショルナー写真展“NEARLY ETERNAL”」会期:5月12日~21日会場:ブックマーク住所:東京都渋谷区神宮前 4-26-14時間:12:00~19:00
2017年05月11日今日も世界中を夢中にさせるディズニー・アニメーション。そんな夢と魔法の世界が、今年お台場にやってきます!約450枚にもなる原画は、ほぼ日本初上陸。ミッキー誕生の瞬間から、最新作「モアナと伝説の海」まで、ディズニー・アニメーションの高度な技術の結集と豊かな想像力に満ち溢れた裏側が今ここに。ウォルト・ディズニーの夢へようこそ。秘密の鍵をにぎる 圧倒的な原画の数々円筒の中を覗き込めば、先ほどまで止まっていた絵が動き出す…そんな、魔法のような体験で幕を開ける本展覧会。手書きの鉛筆の線が、いのちを得たかのように生き生きと躍動を始めます。ミッキーのデビュー作「蒸気船ウィリー」からミッキーの仲間たちの初期の姿、世界初の長編カラーアニメーション「白雪姫」。現在のディズニー・アニメーションの礎を築いた初期作品群には、最高峰の技術と研究がなされていました。そんなディズニー作品の秘密を、約500点にもなる珠玉の原画の数々とともに紐解きましょう。アナ雪 ズートピア、そしてモアナ 魔法の世界はこれからも2013年に公開され、全世界中で異例の大ヒットとなった3DCGアニメーション「アナと雪の女王」や心温まる兄弟愛と激しいロボットアクションが人気を博した「ベイマックス」、そして動物たちが多様性の社会を生きる話題作「ズートピア」など、ディズニー・アニメーションは時代や変化する価値観を反映し、進化を続けてきました。初期のコンセプトアートといった、貴重なバックグラウンドを垣間見ることができるのも魅力のひとつ。知られることのなかった舞台裏は、スタッフの熱い情熱と温かい愛情で満ち溢れています。ぜひその目で確かめて。取材・文/おゝしろ実結イベント情報イベント名:ディズニー・アート展 いのちを吹き込む魔法催行期間:2017年04月08日 〜 2017年09月24日住所:東京都江東区青海2丁目3番6号電話番号:03-5777-8600
2017年05月10日佐賀・武雄の15万坪の大庭園 「御船山楽園」 にて、光の祭「御船山楽園 かみさまがすまう森のアート展」が開催されます。期間は、2017年7月14日(金)~10月9日(月)まで。チームラボが手掛けた「自然が自然のままアートになる」アートプロジェクトの6作品が、庭園に展示されます。庭園内に、チームラボのアートプロジェクト6作品が出現! 「御船山楽園」は、1845年開園、国登録記念物の名勝地でもある大庭園で、2017年7月14日(金)~10月9日(月)の間、光の祭「御船山楽園 かみさまがすまう森のアート展」が開催。期間中は、チームラボのアートプロジェクト6作品が庭園内に登場します。池の水面に蓮の花が咲きわたり、鯉が泳ぐ「小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイングと蓮の花」、訪れた人がカエルやトカゲなどの生き物を描くと、現在は廃墟となっている大浴場で動き出す「Graffiti Nature - 廃墟の湯屋に住む生き物たち」、苔の巨岩に8mの滝をプロジェクションした「かみさまの御前なる岩に憑依する滝」など、光が織りなすデジタルアートと、森やツツジ谷などの自然が融合した圧巻の光景が楽しめます。各作品の詳細をご紹介!●小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイングと蓮の花「御船山楽園」の池の水面に蓮の花が咲きわたり、鯉が泳ぐ幻想的な作品です。水面はセンシングされて、水面に映し出された鯉は、池に浮かんで進む小舟とインタラクティブに変化。鯉の群れ全体に意思があるわけではなく、鯉は近くの鯉のふるまいに影響を受けながら自律的に泳ぎ、小舟が静かに浮かんでいると周りに集まり、小舟が動き出すと避けていきます。小舟のふるまい、そしてほかの鯉のふるまいの影響を受け鯉は泳いでいき、その鯉の群れの動きの軌跡によって作品は描かれていきます。●Graffiti Nature - 廃墟の湯屋に住む生き物たち 「御船山楽園」の今は使われていない旧大浴場内に水をはり、その空間が、訪れた人の描いた様々な生きものたちによって創られる自然の世界になります。生きものたちは、ほかの生きものを食べたり、食べられたりしながら、共に同じ1つの生態系を築いています。描いて生まれた生きものは、他の生きものを食べると、増えていきます。そして、蝶は、花がある場所で、増えていきます。生きものたちは、ほかの生きものに食べられたり、ほかの生きものを食べれなかったりすると死んでいなくなってしまいます。ワニは人が踏みすぎると死んでしまいます。そして、花は、あなたがじっとしているとたくさん咲きます。逆に、踏んで歩き回ると散ってしまいます。描いて生まれた生きものを探したり、花を咲かせたりしながら、みんなで創っていくこの世界の中を探検してみてください。●かみさまの御前なる岩に憑依する滝「御船山楽園」内の稲荷大明神にある巨岩(高さ3030mm・幅4550mm)に滝をプロジェクションした作品です。水の動きを物理計算し、滝をシミュレーションし、実際の岩にプロジェクションマッピングします。●岩割もみじの円相「御船山楽園」にあるもみじ生す巨岩(高さ2370mm・幅4700mm)に「円相 / Enso」をプロジェクションした作品。禅における書画のひとつ、円形を一筆で描いた「円相」を空間に一筆(空書)で描いています。空間に描かれた一筆は、空間上で静止していますが、視点が動くことにより、円に見える瞬間が生まれます。なお、「空書」とは、チームラボが設立以来取り組んでいる空間に書く書のことを意味します。書の墨跡が持つ、深さや速さ、力の強さのようなものを、新たな解釈で空間に立体的に再構築しています。禅において、円相は、古来は空中に杖などで円圏を描いて表現されてきたと言われています。そして、悟りや真理、宇宙全体、そして平等性を象徴的に表現したものとされています。 円相は、見る人の心を映し出す円でもあり、解釈は見る人によって様々なのです。●呼応するツツジ谷「御船山楽園」のツツジ谷のツツジ5万本がライトアップされ光り輝きます。光は、それぞれ自律しており、ゆっくりと呼吸するかのように強く輝いたり消えたりするのが特徴です。光は、鑑賞者が近くを通ると、強く輝き、音色を響かせ、その光は、放射状に近隣のツツジ株に伝播していきます。そして、伝播した光は、同じように音色を響かせながら、次々に隣のツツジ株に伝播させ、連続して広がっていきます。ツツジ谷の奥から光が押し寄せてくれば、向こうの方に人がいることを意味します。訪れた人は、同じ空間にいる他の人々の存在を普段より意識すること間違いありません。●夏桜と夏もみじの呼応する森「御船山楽園」の桜の森がライトアップされ光り輝く作品。木々の光は、それぞれ自律しており、ゆっくりと呼吸するかのように強く輝いたり消えたりします。木々の光は、鑑賞者が近くを通ると、光の色を変化させ色特有の音色を響かせていきます。そして、その木の光は、放射状に近隣の木々に伝播、伝播した木の光は、同じように音色を響かせながら、次々に隣の木に伝播させ、連続して広がっていきます。森の奥から光が押し寄せてくれば、向こうの方に人がいるということ。訪れた人は、同じ空間にいるほかの人々の存在を普段より意識するでしょう。イベント詳細名称:御船山楽園 かみさまがすまう森のアート展会場:御船山楽園住所:佐賀県武雄市武雄町大字武雄4100会期:2017年7月14日(金)~10月9日(月)時間:2017年7月14日(金)~8月14日(月)は20:00~22:30、8月5日(土)~10月9日(月)は19:30~22:30入場料:大人1600円、中高生1200円、小学生800円、未就学児無料公式サイト:
2017年05月10日レストラン型アート展、「食神さまの不思議なレストラン」にジョエル・ロブション氏監修メニューが期間限定で登場しています。世界的フレンチシェフ監修のオリジナルメニューを味わってみませんか?5月21日(日)までの提供期間を逃さないでくださいね。「食神さまの不思議なレストラン」とは?日本橋茅場町の特設会場で5月21日(日)まで開催中の「食神さまの不思議なレストラン」は、デジタルアートと料理が融合したユニークな展覧会です。コンセプトは“食べて完成する展覧会”。デジタルアート集団「モーメント・ファクトリー」がデジタルアートで和食の魅力を表現。一流料理人考案のメニューを実際に食べられます。中東久人氏(野草一味庵「美山荘」)、村田吉弘氏(菊乃井)など名だたる料理人のほか、ボイスキャストに乃木坂46の松村沙友理さんと若月佑美さんを迎えるなど豪華な顔ぶれも話題です。今回ジョエル・ロブション氏も加わり、いっそう注目が集まっています。●和とフレンチの融合!ジョエル・ロブション氏監修メニューフレンチの巨匠として知られるジョエル・ロブション氏監修の料理は、“和”テイストをふんだんに盛り込んだ2種類のメニューです。※どちらのメニューも日本酒と酒粕を使用しているので、子どもには提供していません。●「能登産黒豆をのせた“吟醸仕込純米”のブランマンジェ」:700円フランスの冷菓「ブランマンジェ」を日本風にアレンジ。牛乳と生クリームの濃厚な味わいに和三盆でスッキリした甘さをプラス。石川県能登産の日本酒“吟醸仕込純米”が香る、大人のブランマンジェに仕上がっています。●「コンテチーズとジャンボンを包み込んだ青さのり入り米粉パン」:800円ベーカリーも展開しているジョエル・ロブション氏ならではのパンも登場します。パン生地のもっちり食感の秘密は米粉と酒粕。青さのりをたっぷり練り込んでいるので、キレイな緑色のパン生地です。米粉を使った生地でコンテチーズとジャンボン(ハム)を包みこみ、香ばしく焼き上げています。ひと口かじれば口の中いっぱいに磯の香りが広がりますよ。●定番メニューもチェック!期間中は5種類の定番メニューも提供しています。どれも中東久人氏(野草一味庵「美山荘」)考案のメニューです。●「神様のおいなりさん」チケットを購入すると必ず1つもらえます。宗田鰹・鰯・鯖の枯れ節を組み合せた出汁で炊いた揚げに、五目の酢飯が詰まっています。食感と風味のバランスが絶妙のおいなりさんです。●「実山椒をきかせた親子出汁巻」:600円旨みが凝縮された出汁巻き卵は、播州赤鶏をつかった有馬煮をていねいに巻きこんだもの。山椒の効いた有馬煮が味の決め手です。卵は鶏ガラスープで溶き、ふわふわの食感を楽しめます。●「野菜の旨味感じる筑前煮」:500円1つひとつの野菜の生命力を感じられる、究極の筑前煮。出汁、醤油、みりんの素朴な味付けが素材の旨みを引き出しています。干ししいたけ、ごぼう、人参、こんにゃく、筍、鶏肉のどれもがシミジミ美味しく感じられるはず。●「出汁香る稲庭うどん」:1,000円本鰹・宗田鰹・鰯に北海道産昆布を合わせた出汁で稲庭うどんをいただきましょう。ツルツルっとした喉ごしがたまりません。●「味噌と出汁の相性を考える3種の味噌汁」:500円3つの組み合せは「白味噌×昆布だし」「田舎味噌×いりこ出汁」「赤味噌×鰹出汁」。味噌と出汁の組み合せの違いを楽しみましょう。家で味噌汁をつくるときの参考になりますよ。ジョエル・ロブション氏監修メニュー、定番メニューのどちらも堪能しましょう。1月からはじまった本展も、いよいよ5月21(日)まで。未体験の人は、ぜひ足を運んでください!開催概要「食神さまの不思議なレストラン」展開催期間:2017年1月28日(土)~5月21(日)会場:日本橋茅場町・特設会場(東京都中央区日本橋茅場町1−8−1茅場町1丁目平和ビル)開催時間:平日10:00~21:00、金・土・祝前日10:00~23:00、日祝日10:00~19:00※最終入場は、終了1時間前まで。料金:大人(高校生以上)2,000円、子ども(3歳以上~中学生以下)1,000円※「神様のおいなり」1個付き。URL:
2017年05月08日ねこ業界での常識!?もりわじん さん可愛らしい笑みを浮かべる猫に、神々しい光を浴びた神様のような猫…。そんな豊かな猫の世界を作り上げるのがアーティスト もりわじんさん。日本で初めて猫を神仏像にしたねこアートの先駆者でもあり、ねこ業界では知らない人などいないのだとか。中でも全部で366体の「招きたん」は、356日プラス閏日の366体分の猫がずらりと並ぶ大作。自分の誕生日の猫が一体どんな表情を浮かべているのか見つけてみてください。浮世絵の猫を立体化小澤康麿 さん浮世絵を立体化した陶芸作品で知られる小澤康麿さん。本展で大注目すべきは、歌川国芳「猫飼好五十三疋」をすべて立体化した作品群です。ころんと転がる猫や、茶目っ気たっぷりに魚をくわえる猫など、細部までこだわり抜かれた猫たちがずらりとお出迎えしてくれます。彩り豊かな猫たちの表情に釘付け石渡いくよ さんまた花見を楽しんでいる様子が描かれた床の間には、踊る猫又たちの愉快な姿が。和室の装飾ともマッチングした作品は、ひとつの大きなアート空間となり鑑賞者を楽しませてくれます。満面の笑みを浮かべた猫や少し恐ろしい妖怪のような猫など、幅広い表情を浮かべた猫たちにハッと目が奪われます。またこの猫たちが着ている衣は、全て石渡さんの蒐集した貴重な着物の数々。一体一体その子に合う着物を作っているのだとか。人形に使われている髭は本物の猫の毛ということもあり、リアルな猫とどこか人間のようなユーモラスな猫が交差しあった重厚な作品群は必見です!取材・文/おゝしろ実結イベント情報イベント名:「福ねこ at 百段階段」展〜和室で楽しむ ねこアート催行期間:2017年04月26日 〜 2017年05月14日住所:東京都目黒区下目黒1−8−1ホテル雅叙園東京東京都指定有形文化財「百段階段」電話番号:03-5434-3140
2017年05月06日いにしえより日本人に愛されてきた猫。そんな猫を題材にしたアート作品およそ1,000点を集めた「福ねこat百段階段」展~和室で楽しむ ねこアート が、ホテル雅叙園東京※で開催されます。東京都の文化財にも指定されている歴史ある建物で、独創的な猫アートを楽しみませんか?展覧会の見どころ今回展示されるのは、独創性と技量豊かな9名のアーティストによる猫アート。絵画、立体、陶芸、人形、彫刻、写真の6つのジャンルの作品が、およそ1,000点集められています。なかでも見逃せないのは、日本で初めて猫を神仏像にした猫アーティストのもりわじん氏が手がける「誕生日猫」。1年365日とうるう年の福招き猫366匹に、誕生日を記した作品です。ご自分の誕生日の福招き猫を、ぜひ見つけてくださいね。また、会場である百段階段のなかでもっとも絢爛豪華な「漁樵の間」に展示されるのは、浮世絵師・歌川国芳の作品「猫飼好五十三疋」に描かれている53匹の猫を完全再現した小澤康麿氏の立体陶芸作品です。豪華な部屋のしつらえと、国芳の浮世絵から飛び出してきたような猫たちを堪能できます。ほかにも、着物や帯に日本画の手法で描かれた耽美的な猫、木彫や切り絵で表現された猫、躍動感溢れる写真など、猫づくしを楽しめる展覧会になっています。百段階段とは会場の「百段階段」はホテル雅叙園東京で唯一の木造建築で、けやきの階段廊下が99段あることからこの名があります。竣工は1935(昭和10)年で、2009(平成21)年3月に東京都の登録有形文化財に指定されました。その装飾の豪華さから「昭和の竜宮城」と呼ばれた雅叙園に今も残る唯一の木造建築である百段階段は、通常は非公開です。今回のような企画展は、この文化財を訪ねる絶好の機会でもあります。会期中は作品も建物の内部も撮影できるとのこと。猫アートがお好きな方も、昭和の名建築に興味がある方も、どうぞお見逃しなく!※2017年4月1日に施設名を目黒雅叙園からホテル雅叙園東京に変更しました。イベント詳細展覧会名:「福ねこat百段階段」展~和室で楽しむ ねこアート~開催期間:2017年4月26日(水)~5月14日(日)会期中無休開催時間:10:00~18:00(最終入館17:30)入場料:当日1,500円、前売1,200円、館内前売1,000円(前売・館内前売の販売は4月25日まで)、学生800円※要学生証呈示、小学生以下無料会場:ホテル雅叙園東京東京都指定有形文化財「百段階段」所在地:東京都目黒区下目黒1-8-1 お問合せ:03-5434-3140(10:00~18:00 イベント企画)主催:ホテル雅叙園東京
2017年04月20日「自転車博覧会 2017 自転車とモード展〜門外不出のヤガミ・コレクション」が、2017年4月29日(土)から5月28日(日)まで、伊藤忠青山アートスクエアにて開催される。本展では、これまで一部の関係者しか見ることができなかった、門外不出の「ヤガミ・コレクション」を披露。黎明期に活躍した自転車の実物など、自転車のロマンと文化を追い求めたコレクションから選りすぐりのレアな自転車を特別公開する。また、その時代を象徴するモダンで快活な女性像を描いたポスターも展示。輝かしい自転車の黎明期と象徴期に登場する女性像を見渡せば、新たな自転車文化の魅力が見えてくることだろう。西欧だけでなく日本でも明治から昭和初期の錦絵コレクションには多くの自転車が描かれている。会場では、当時の東京名所の変遷が描かれた写真と自転車が併せて紹介されており、デザイン潮流という新たな視点で自転車文化に触れることが出来る。【開催概要】自転車博覧会 2017 自転車とモード展〜門外不出のヤガミ・コレクション会期:2017年4月29日(土)~5月28日(日)会期中無休時間:11:00~19:00会場:伊藤忠青山アートスクエア 銀座線外苑前出口 4a 徒歩2分住所:東京都港区北青山2-3-1 シーアイプラザ B1FTEL:03-5772-2913入場料:無料
2017年04月15日約500点の貴重な原画が出展される「ディズニー・アート展 いのちを吹き込む魔法」の内覧会が4月7日、会場となる東京・お台場の日本科学未来館で行われた。4月8日(土)から9月24日(日)まで開催。ディズニー・アニメーション・リサーチ・ライブラリーのキュレーターが厳選した約500点の原画が出展される本展。日本では過去2回、ディズニー作品に関する展覧会が開催されているが、初期のミッキーマウスから、最新作『モアナと伝説の海』までが一堂に展示されるのは、初の試みとなる。オープニングセレモニーには『モアナと伝説の海』日本語吹き替え版で、モアナ役を演じる屋比久知奈、ライブラリーのマネージング・ディレクターを務めるメアリー・ウォルシュ氏、日本科学未来館館長の毛利衛氏が出席した。来日したウォルシュ氏は「過去90年の歴史が生み出した、クリエイティブな遺産を日本の皆さんと共有できて、とてもうれしい」と話し、「ディズニー・アニメーションならではの芸術性、職人技、革新性の魅力を掘り下げた展示になっています。アニメーションは世代や国境を超えて、20世紀の芸術手法として、とても特別な存在。ぜひ展示品を通して、皆さんとディズニー・アニメーションとの新しい関係を築いてもらえれば」と期待を寄せた。また、屋比久さんは「会場全体がディズニーの世界観があふれていて、ずっとワクワクしっ放しでした。それぞれの展示品に夢とストーリーがあって、いまにも動き出しそうな感じ。(展示を見終わり)もう一度作品を見直したくなりました」と大満足の表情。映画の主題歌「どこまでも~How Far I’ll Go~」を熱唱し、「長い歴史があるディズニー・アニメーションの最新作に関わることができたこと、改めて幸せです」と感無量の面持ちだった。本展覧会では、1928年公開『蒸気船ウィリー』以前に製作されたミッキーマウスの“幻のデビュー作”とも言うべき『プレーン・クレイジー』の貴重な原画を展示する「動きだすいのち~重力をもったキャラクターたちの誕生~」をはじめ、『白雪姫』『ピノキオ』『バンビ』『ダンボ』といったクラシックの誕生秘話をひも解く「魔法のはじまり~あくなき研究と開発の日々~」、才能あふれるアーティストによる多様なスタイルを紹介する「魔法の使い手たち~表現の多様化とひろがる世界観~」。そして、『リトル・マーメイド』『美女と野獣』『ライオン・キング』を中心に、ミュージカル作品を個別のブースで体感できる「新たな次元へ~デジタル、ミュージカルの海へ~」、最後に『塔の上のラプンツェル』『シュガー・ラッシュ』『アナと雪の女王』『ベイマックス』『ズートピア』から、最新作『モアナと伝説の海』までを展示する「つながるいのち~多様な社会や地球の未来に向けて~」という5つのゾーンが展開され、傑作の裏に隠された数々の魔法を解き明かしている。「ディズニー・アート展 いのちを吹き込む魔法」は日本科学未来館企画展示ゾーン(東京・お台場)にて4月8日(土)~9月24日(日)まで開催。開館時間は10時~17時(入場券の購入および会場への入場は閉館時間の30分前まで)※休館日は火曜日(ただし、5月2日、7月25日、8月1日、8日、15日、22日、29日は開館)(text:cinemacafe.net)
2017年04月08日国立新美術館と森美術館では、2017年7月5日(水)から10月23日(月)まで、「サンシャワー:東南アジアの現代美術展 1980年代から現在まで」が開催されます。 ASEAN(東南アジア諸国連合)設立50周年にあたる2017年、東南アジアの現代美術を紹介する、史上最大規模の展覧会です。今回の展覧会は、国立新美術館と森美術館の両館長が発案し、国際交流基金の賛同により実現したもの。3者が総力を挙げ、2年半にわたる現地調査を経てASEAN10カ国より85組(予定)のアーティストを選定、計約180点の作品を2館の会場に展示する、初の共同企画展となります。時代の潮流と変動を背景とした東南アジアにおける1980年代以降の現代アートの発展を9つの視点から掘り下げ、そのダイナミズムと多様性に迫りましょう。ASEAN(東南アジア諸国連合って何?インドネシア、カンボジア、シンガポール、タイ、フィリピン、ブルネイ、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、ラオス(50音順)東南アジア10か国から成るASEAN(東南アジア諸国連合)は1967年のバンコク宣言によって設立されました。原加盟国は、タイ、インドネシア、シンガポール、フィリピン、マレーシアの5か国で、1984年にブルネイが加盟後、加盟国が順次増加し、現在は10か国で構成されています。2015年に共同体となったASEANは、過去10年間に高い経済成長をみせており、今後、世界の「開かれた成長センター」となる潜在力が世界各国から注目されています。※出典:外務省ホームページ(セクション構成と主な作品を、美術館ごとにご紹介!●国立新美術館 企画展示室2E国立新美術館の展示は5つのセクションにわかれています。地図からみるアジアの成り立ち、厳しい戦争下での芸術作品、そして日常の生活に至るまでを数々の作品でたどりましょう。●■うつろう世界イー・イラン《うつろう世界》(「偉人」シリーズより)2010年Courtesy: Silverlens Galleries, Makati, The Philippines世界のいかなる地域や時代においても、地図には政治的、経済的に多様な価値観や視点が織り込まれています。アーティストが描き出す地図は、単に地理的な特徴を記すのではなく、東南アジアの複雑な歴史と空間を表しています。このセクションでは、異なる視点から土地とその意味を見つめる複層的な地図、人々の移動を記録することで記憶を呼び起こす地図、理想的な社会を求めた想像上の地図などをとおして、東南アジアという空間を考えます。●■情熱と革命ホー・ルイ・アン《ソーラー:メルトダウン》2014年~Courtesy: Maezawa Hideto; TPAM Performing Arts Meeting in Yokohama, 2016東南アジア諸国の多くは、第二次世界大戦後の1940年代から80年代まで、植民地支配からの独立が続きました。その間、独立戦争、インドシナ戦争、ベトナム戦争、カンボジア内戦などが起こり、一方では芸術表現への抑圧や弾圧が続いた国も見られました。そうした環境のなかで、多くのアーティストは民主化や表現の自由、言論の自由に向けた活動を行ってきました。このセクションでは、こうした時代をリアルタイムで体験したアーティストの作品を中心に紹介します。●■アーカイブコウ・グワンハウ《シュ・ティエシェン――アーカイブから見る作家の100年》2014年撮影:Koh Nguang How近年、インターネットの発達によって、それまで発見や入手が困難だった情報へのアクセスが容易になり、それを起点にした調査研究をもとに、美術資料をアーカイブ化しようとする動きが見られます。東南アジアでも、各地で蓄積されてきた資料が公開されつつあり、その一方で、美術資料そのものを素材として作品化するアーティストも増えてきました。このセクションでは、そのうちシンガポールのザ・アーティスト・ビレッジ(TAV)の活動を総覧できるコウ・グワンハウの「シンガポール・アート・アーカイブ・プロジェクト」(2007年)をはじめ、いくつかの例を紹介します。●■さまざまなアイデンティティーアラヤー・ラートチャムルンスック《私たちが若かったころ》(「女性像」シリーズより)1990年所蔵:森美術館、東京脱植民地主義の時代に入り、独立や民主化が人々にもたらしたのは、新しい国家としてのアイデンティティー、民族としてのアイデンティティー、個人としてのアイデンティティーなど、自らを成り立たせているアイデンティティーとは何か、という問いでした。この複雑な問いは、冷戦構造が終焉を迎えた1989年以降、それまでのイデオロギーに替わる新しい価値の基軸を求める世界各地で共有されたものでもありました。この時期に制作された現代美術の作品には、さまざまなレベルでアイデンティティーを問うものが多く見られましたが、これは今日もなお複雑な課題として継承されています。●■日々の生活スラシー・クソンウォン《黄金の亡霊(現実に呼ばれて、私は目覚めた)》2014年パフォーマンス風景:台北ビエンナーレ20141990年代以降、多くのアーティストが毎日の暮らしや日常に目を向け始めました。国際的にもグローバル化や多文化主義が拡がり、世界各地それぞれの平凡な日常のなかに文化的、社会的、歴史的文脈を見出し作品化することが、新しい世代の表現として注目されたのです。そこでは、家族との思い出、毎日の食事や遊び、路上での多様な営みが、絵画、写真、映像、インスタレーションなどのメディアをとおして現代美術の文脈に持ち込まれました。同時期、世界各地で急速に拡張した国際展では、新しい世代のアーティストが注目され、東南アジアのアーティストも世界へ活躍の場をひろげていきました。●森美術館森美術館では4つのセクションから、急激な経済発展に隠された闇や多様に発展した宗教や文化、そしてアートを通して世代をこえた対話を試みます。●■発展とその影ジョンペット・クスウィダナント《言葉と動きの可能性》2013年所蔵:森美術館、東京総人口6億人を超えるASEANは、世界的にも今後の成長が期待されており、自由貿易によって生まれる巨大市場に海外資本も注目しています。成長率は国によって異なりますが、高度経済成長とそれに伴う開発は、都市部の景観を急速に変え、人々の生活にも劇的な変化を及ぼしています。その影で社会には格差が生まれ、伝統的な文化が喪失されることへの懸念もあります。アーティストは、しばしばそうした変化を批評的に見つめています。●■アートとは何か?なぜやるのか?公的な美術館など現代美術のための制度が発展途上にある東南アジアでは、創造活動の目的も現代美術を取り囲む制度内での成功に限定されていません。むしろ、若い世代のアーティストのなかには、環境問題や離散する地域社会などコミュニティーのさまざまな課題へ向けてアートに何ができるのかを問う姿勢が顕著に見られます。コミュニティーに介入し、一般の人たちの参加を求めるソーシャリー・エンゲイジド・アートの実践や、コレクティブ(集団)としての活動は、日本よりも色濃く見られる特徴のひとつと言えるでしょう。●■瞑想としてのメディアコラクリット・アルナーノンチャイ 《おかしな名前の人たちが集まった部屋の中で歴史で絵画を描く3》 2015年Courtesy: Carlos/Ishikawa,London; Clearing,Brussels/New York東南アジア諸国では多様な民族、言語、文化、宗教が共存しており、そこで継承されている年中行事や祭祀は、成長や開発が進む今日においても日々の暮らしに密接に関係し、現世だけでなく死後の世界や超自然界に向けられた関心などにも繋がっています。このセクションでは、古来の自然信仰から特定の宗教まで、より幅広い神秘的で崇高な世界を、伝統的な工芸のテクニックや思想をとおして作品化しているアーティストを紹介します。●■歴史との対話東南アジアの新しい世代のなかには、さまざまな政治的、経済的、社会的な変化を繰り返してきた地域の歴史、とりわけ戦争や抑圧の歴史を訪ね、記憶を継承しようとする動きが見られます。また、現代アートの発展に大きな貢献をしてきた先の世代のアーティストの実践を、現代に継承しようとする意識も見られます。このセクションでは、歴史の再訪や、世代を超えた対話をとおして、今日の社会や現代美術をより大きな歴史のなかに位置づけようとしている作品を紹介します。六本木エリアの2つの美術館での開催となる今回の展覧会。ぜひ足を運んで、東南アジアの今までとこれからをアートをとおして感じてみましょう。【イベント概要】名称:ASEAN設立50周年記念「サンシャワー:東南アジアの現代美術展 1980年代から現在まで」会期 : 2017年7月5日(水)〜10月23日(月)会場 : 国立新美術館 企画展示室2E、森美術館主催 : 国立新美術館、森美術館、国際交流基金アジアセンター一般問い合わせ:ハローダイヤル 03-5777-8600展覧会HP:観覧料:【2館共通】(一般)当日1,800円、前売り1,600円(大学生)当日800円、前売り600円【単館】(一般)当日1,000円、団体800円(大学生)当日500円、団体300円※高校生及び18歳未満の方(学生証または年齢のわかるものが必要)は無料。※障がい者手帳をご持参の方(付添の方1名を含む)は無料。※学生は身分証等をご提示ください。※団体券は各館で販売(国立新美術館は20名以上、森美術館は15名以上で団体料金を適用)します。※前売券(2館共通のみ販売)は、展覧会ホームページでお求めください。(販売期間については、後日、展覧会ホームページにてお知らせします。)※サントリー美術館、森美術館、国立新美術館で開催中の展覧会チケット(半券可)を提示された方は、相互割引「あとろ割」(200円引)が適用されます。※森美術館併設の展望台 東京シティビュー、屋上 スカイデッキ、森アーツセンターギャラリーへの入館は別料金になります。■各会場案内【国立新美術館 企画展示室2E】住所〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2開館時間10:00〜18:00(毎週金曜日・土曜日は20:00まで)※入場は閉館の30分前まで休館日毎週火曜日美術館ホームページアクセス東京メトロ千代田線 乃木坂駅青山霊園方面改札6出口(美術館直結)【森美術館】住所〒106-6150 東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー53階開館時間10:00〜22:00(毎週火曜日は17:00まで)※入場は閉館の30分前まで休館日会期中無休美術館ホームページwww.mori.art.museumアクセス東京メトロ千代田線 六本木駅 1C出口徒歩0分(コンコースにて直結)
2017年03月23日「東京 アート アンティーク 2017」が2017年4月14日(金)と15日(土)に東京の京橋・日本橋エリアで開催される。「東京 アート アンティーク」とは京橋・日本橋エリアは、終戦直後から約150の多岐にわたる専門店が集積する個性豊かなアート密集地。江戸・東京の歴史が息づくその街で、古美術品、骨董、書画、絵画、工芸など古今の芸術に触れられるアートイベントが「東京 アート アンティーク」だ。2日間の会期中は、各箇所で企画展、ギャラリートークなどが行われる。各箇所で開催されるさまざまな企画展エリア内、各箇所で行われる企画展はあらゆるジャンルが集う。また、期間外でも継続して開催されている展覧会も多い。自分が行きたいものは、事前にチェックをしていくことをお勧めする。丸善 日本橋店では、「新版画の美・没後60年―川瀬巴水木版画展」が開催される。郷愁の日本風景を描いた最後の浮世絵師・川瀬巴水の作品の中から厳選された30点余りの初期摺り版画と、在庫僅少となった平成の後摺り版画を展示即売する。また、京橋の翠波画廊では「ギィ・デサップ絵画展」を開催。“現代の印象派”と呼ばれ世界中で多くのファンを獲得している画家ギィ・デサップの情感あふれる風景画を展示する。「SM という猫」という印象的な名前の展覧会は京橋のGallery Seekで。アンディー・ウォーホールの名作「サムという名の猫」にちなんで、SMサイズの猫に限定した約20名の作家による猫作品展だ。そのほか、陶芸展では「樂歴代名碗展」や「モノクロ-ムの世界」など幅広い作品に出会うことが出来る。気軽に参加できるアートチャリティー入札会美術品のオークションや入札会というと、一般にはなかなか参加できないイメージがあるが、「東京 アート アンティーク」では、より来場者の楽しみ方を増やしたいという思いから気軽に参加できる入札会を企画。3月中旬より、ホームページで入札作品を閲覧、開催期間中にはさらに作品をじっくり吟味できる。ほしいものが決まったら、あとは入札用紙に落札希望金額を記入して入札箱へ投入し、落札結果を待つだけ。なお、落札金額の一部は慈善団体へ寄付される。周辺美術館の展覧会もあわせて行ってみよう小さな専門店や古美術だけでなく、この機会に美術館に合わせていってみてはいかがだろうか。現在、三井記念美術館では特別展創建1250年記念「奈良 西大寺展叡尊と一門の名宝」、三菱一号館美術館では「オルセーのナビ派展:美の預言者たち ―ささやきとざわめき」などが開催されている。【開催概要】「東京 アート アンティーク 2017」会期:2017年4月14日(金)・15日(土)営業時間:各店舗の営業時間に準ずる※入場・イベント参加費無料公式ホームページ:■オークションについて入札開始:2017年4月14日(金)※店舗により会期以前より入札を受け付ける場合あり。入札締切:2017年4月15日(土)※店舗により16 日(日)まで入札を受け付ける場合あり。・参加方法3月中旬より、ホームページで入札作品の写真を閲覧可能。※全ての作品が掲示されるわけではない。※ホームページからの入札は行っていない。東京アートアンティーク期間中に来店し、希望商品の入札用紙に落札希望金額を記入して入札箱へ投入。落札結果はイベント期間終了後、店舗より直接落札者の連絡先へ発表。寄付先例:社会福祉法人 東京都共同募金会、公益財団法人 日本生態系協会など
2017年03月18日ラフォーレ原宿が、岐阜県のユニークな教育・研究機関IAMAS(イアマス)と共に、メディアアートの展覧会を開催する。期間は、2017年3月10日(金)から3月16日(木)まで。IAMASとはIAMASは、先端的技術と芸術的創造の融合を建学の理念とし、先進的なアイディアによって未来の社会と文化のかたちを提案し実践することを目指す世界的にも知られた教育・研究機関。その卒業生はクワクボリョウタ、真鍋大度、長谷川愛、三原聡一郎、菅野創、山城大督などのメディア・アーティスト、セミトランスペアレントデザイン、GOCCO.などのデザインファクトリーやエンジニア・研究者など、まさに社会とアート、デザインの未来を背負って立つ才能を産み出し、今後もその役割が期待されている。先端的技術と芸術的創造の融合展示展覧会は、1996年に創設され今年度で創立20周年を迎えたIAMASの卒業生、また現在のIAMASを担う教授陣に焦点をあてる。作品展示やトークイベントなどによって、メディアアートの最も新しく、楽しく、驚きに溢れた世界を体感できるようになっている。「風景と映像」クワクボリョウタクワクボリョウタの「風景と映像(view or vision)」(2016)は、近年展示されてきた「10番目の感傷(点・線・面)」(2010)のリミックス版とも言える作品で、模型列車が“風景"を照らし出すという基本設計は共通している。本作で、2台の列車を光源として映し出される像は、別々に動きながら時に重なり、ダイナミックな映像として立ち現れる。「見る」こと自体を問う作品である。「Asemic Languages」菅野創菅野創の《Asemic Languages》(2016)は、人工知能によって、複数の人が書き記した文字の形状とパターンだけを学習し、意味をなさないが文字のように見える線を書き連ねていく作品である。文字とは本来、伝達や記録を目的とするが、その意味を読み取ることなく学習され生成される線には、それぞれの書き手の手癖の痕跡だけが浮かび上がる。そのほか、アーティスト・トークや、ライブパフォーマンスなども開かれるので、日時を確認して、ぜひラフォーレ原宿に足を運んでみて。【概要】Calculated Imagination IAMASが発信するメディアアート展会期:2017年3月10日(金)~3月16日(木)時間:11:00~21:00入場料:無料会場:ラフォーレミュージアム原宿住所:東京都渋谷区神宮前1丁目11番6号ラフォーレ原宿6F展示アーティスト:・クワクボリョウタ「風景と映像(view or vision)」2016年・三原聡一郎「 鈴」 2013年・菅野創「Asemic Languages (形骸化する言語)」2015年 菅野創+やんツー・山城大督「HUMAN EMOTIONS/ヒューマン・エモーションズ」2015年・村山誠「Lathyrus odoratus L.-top view – b」2012年・「Sunflower -ⅰ- bc」2008年・「Botech Composition 1-MV」2014年・石塚千晃「Portrait of Daucus carota」2015年■アーティスト・トーク・2017年3月11日(土)14:00~16:00出演:クワクボリョウタ、三原聡一郎、石塚千晃モデレーター:伊村靖子・2017年3月12日(日)14:00-16:00出演:菅野創、山城大督、村山誠モデレーター:安藤泰彦■ライブパフォーマンス「IAMASONIC BEYOND」開催日時:2017年3月11日(土)18:00~21:00内容:アルゴリズミックコンポジション(アルゴリズムを用いた作曲手法)による音楽作品や、電子音響やメディア技術を表現のベースにした音楽の披露。■スキャニングセッション「3Dスキャニング技術を用いたインタラクティブアートの時空間アーカイブ」開催日時:会期中随時内容:「3Dスキャニング技術を用いたインタラクティブアートの時空間アーカイブ」の一貫として、本展覧会の時空間アーカイブとすることを目的としている。期間中、3Dスキャニングによる各展示作品や来場者の動きを時間的な繋がりをもったアーカイブの作成を行い、鑑賞者の動きや作品の振る舞いを記録する。【問い合わせ先】TEL:03-3475-0411(ラフォーレ原宿代表番号)
2017年03月13日伊勢丹新宿店本館5階=アートギャラリーにて3月15日から21日まで「~アンディ・ウォーホルから草間彌生まで~Art Message from New York」が開催される。同展では、キャンベルスープ缶に代表される日用品や、有名人をモチーフとした作品を数多く手掛けてきたアンディ・ウォーホルの「MICKEY MOUSE from MYTHS」や、村上隆の作品で最も知名度の高いキャラクターDOB君がオフセット作品に描かれている「そして、そしてそしてそしてそして。黄色い世界」、ロックを愛し少女を多く描く奈良美智の「Guitar girl」など、現代でも人気の衰えないポップアーティストを中心にアーティストの版画作品が約30点展示される。【イベント詳細】「~アンディ・ウォーホルから草間彌生まで~Art Message from New York」会期:3月15日~21日会場:伊勢丹新宿店本館5階=アートギャラリー住所:東京都新宿区新宿3-14-1時間:10:30~20:00(3月21日のみ18:00まで)
2017年03月12日中目黒・目黒川沿いにて花見とアートを同時に楽しめる「サクラ ピンク(Sakura Pink)」展が開催される。期間は2017年3月24日(金)から4月9日(日)まで。都内有数の桜の名所として知られる目黒川。川沿いに咲き誇るソメイヨシノがはらはらと舞い散り川に流れていくさまは目を見張る美しさだ。今回のイベントは、この美しい桜を眺めながら注目の実力派アーティストが桜をイメージした「ピンク」をテーマに創作した作品を楽しめるというものだ。ユーモラスな作品で注目の木彫家の田島享央己、ミクロの折り鶴アーティスト小野川直樹、ポップでアイロニーな作品で注目される内田有、雑誌「VOGUE」の誌面も飾る切絵アーティストriyaなど、油彩画、陶磁器、コラージュ作品など様々な表現方法の総勢40名以上の作家による桜とアートの競演を堪能することができる。また同時に地下カフェギャラリー“SPACE M”にて内田有個展「bloom!」を開催する。ガラスを主な素材とし、鋳造技法でアイスキャンディーをモチーフに制作した約15点のポップでアイロニックな作品群が展示される予定だ。中でも注目の白くまのキャラクターが溶けたアイスキャンディー[cool it]シリーズでは、現代の大量消費社会に潜む矛盾を表現している。【詳細】中目黒アート花見会「Sakura Pink」展会場:MDP GALLERY開催日:2017年3月24日(金)~4月9日(日)開廊時間:11:00~20:00花見会:2017年3月31日(金)15:00~21:00休廊日:今展示会のみ無休所在地:東京都目黒区青葉台1-14-18 1Fアクセス:東急東横線中目黒駅正面出口より徒歩8分、東急田園都市線池尻大橋駅から徒歩15分【問い合わせ先】MDP GALLERYTEL:03-3462-0682
2017年03月11日企業のコラボプロジェクトをプロデュースする株式会社ZEL S運営のMDP GALLERYが、3月24日から4月9日まで中目黒アート花見会「Sakura Pink」展を開催する。今回で2回目の開催となる同展のテーマは、昨年と同様「桜」。同展では「中目黒桜まつり」の開催期間に併せて実力派アーティストらが各々の視点から捉えた桜の美を桜色である「Pink」で表現する。木彫家の田島享央己や、ミクロの折り鶴アーティストである小野川直樹、雑誌「VOGUE」の誌面も飾る切絵アーティスト・riyaなど総勢40名以上のアーティストが参加する。また、同時開催としてカフェギャラリー「SPACE M」(東京都目黒区青葉台1-14-18 地下1階)にて、ポップでアイロニーな作品が注目されている内田有の個展「bloom!」が開催される。【イベント情報】『中目黒アート花見会「Sakura Pink」展』会期:3月24日~4月9日開場:MDP GALLERY住所:東京都目黒区青葉台1-14-18 1階時間:11:00~20:00会期中無休参加費無料
2017年03月10日世界的な教育・研究機関IAMASの卒業生による展覧会「Calculated Imagination IAMASが発信するメディアアート展」が、3月10日から16日までラフォーレミュージアム原宿にて開催される。新たな才能の発掘・育成やビジネスの開発を目指し、様々な分野の専門学校・大学・研究機関と産学協同の新たな展開を模索しているラフォーレ原宿。今回はその一環として、クワクボリョウタや真鍋大度、長谷川愛、三原聡一郎、菅野創、山城大督などのメディアアーティストも輩出している岐阜県のユニークな教育・研究機関・IAMAS(イアマス/情報科学芸術大学院大学)とともにメディアアートの展覧会を開催する。会場では、今年度で創立20周年を迎えたIAMASの卒業生や現在のIAMASを担う教授陣をフィーチャーし、作品展示やトークイベントなどを実施する。クワクボリョウタは模型列車が“風景”を照らし出す「風景と映像」を、三原聡一郎は作品に内蔵された放射線センサーが感知した瞬間に鳴るガラスベルの音が主題の「 鈴」を出展。菅野創は人工知能によって複数の人が書き記した文字の形状とパターンを学習し、意味をなさないが文字のように見える線を書き連ねていく作品「形骸化する言語」を展示する。また、会期中は関連イベントを開催。3月10日の18時から21時にはクラブイベントが、3月11日と12日にはアーティストを迎えたギャラリートークが行われる。3月11日の18時から21時には、アーティストや音楽家を迎えたライブパフォーマンスも行われる。【展覧会情報】「Calculated Imagination IAMASが発信するメディアアート展」会場:ラフォーレミュージアム原宿住所:東京都渋谷区神宮前1-1-6 ラフォーレ原宿6階会期:3月10日~16日時間:11:00~21:00入場無料
2017年02月27日ホテル雅叙園東京は、2017年4月26日(水)から5月14日(日)まで、「福ねこ at 百段階段展~和室で楽しむ ねこアート~」を、園内・東京都指定有形文化財「百段階段」にて開催する。奈良時代に日本に伝わり、平安時代には貴族の寵愛をうけてきた「ねこ」。さらに江戸時代には、庶民の身近な存在となり、浮世絵などのアートにも登場するようになった、日本人になじみの深い動物だ。本展では、文化財を舞台に独創性と技量に富んだ9名のアーティストによるねこアート作品約1,000点が集結。絵画、立体、陶芸、人形、彫刻、写真の6ジャンルから、様々な作品が展示される。出店作品は、日本で初めてねこを神仏像にした猫アーティストのもりわじんによる招き猫や、近年話題の浮世絵師・歌川国芳の作品「猫飼好五十三疋」に描かれている53匹のねこを完全再現した立体作品、超絶技巧でねこを表現する切り絵、さらには“人間に媚びないねこ”を独特の技法で描き上げた日本画など。様々な表現を通じて、「猫がもたらす福」が楽しめる展覧会となっている。また、会期中は2種類の猫マーケットも同時開催。出展作家をはじめ、17名のねこアーティストの1点もの作品を展示即売する「ギャラリーショップ」と、ねこをあしらったステーショナリーや小物など、センスのよいグッズが並ぶ「猫グッズマーケット」がオープンする。なお会期中は、通常は撮影不可(一部企画展除く)となる文化財・百段階段にて、全室で撮影が可能に。この機会に、愛らしい猫たちの姿と、昭和の名画や大工の名工が揃う百段階段の様子を写真に収めてみてはいかがだろう。【開催概要】「福ねこ at 百段階段展~和室で楽しむねこアート~」開催期間:2017年4月26日(水)~5月14日(日)時間:10:00~18:00(最終入館17:30)入場料:当日 1,500円、前売 1,200円(園内前売1,000円 ※4月25日迄)、学生 800円 ※要学生証呈示、小学生以下無料会場:ホテル雅叙園東京東京都指定有形文化財「百段階段」チケット販売窓口:ホテル雅叙園東京内、ローソンチケット、セブンチケット、JTB各店、JTBレジャーチケット、イープラス※出展作家や出展作品は変更となる場合あり。■出展作家例<生命形態作家 もりわじん><造形作家 小澤康麿(おざわ やすまろ)><日本画家 川上けいすけ><創作人形作家 石渡いくよ><切り絵作家 松風直美><美術家 なかむらじん><絵描き 石黒亜矢子><写真家 アクセント><彫刻家 はしもとみお>■猫マーケット・猫アートマーケット場所:会場内「頂上の間」出展作家(一部):稲田敦(アート刺繍/イラスト/人形)、奥平浩美(ジュエリー)、きびねの(創作人形)、小紅(友禅染絵)、櫻井魔己子(立体造形)、東早苗(九谷焼)、平林義教・利依子(七宝焼)、松本浩子(人形)、目羅健嗣(絵画/立体) 他・猫グッズマーケット場所:会場内「物販コーナー」
2017年02月19日「谷川俊太郎展 TANIKAWA Shuntaro」を新宿・東京オペラシティ アートギャラリーにて開催。会期は、2018年1月13日(土)から3月25日(日)まで。日本を代表する詩人、谷川俊太郎。鮮烈なデビューを果たした詩集『二十億光年の孤独』から、『鉄腕アトム』の主題歌、スヌーピーで知られるコミック『ピーナツ・ブックス』の翻訳、さらに、数々の学校で歌われ続ける合唱曲まで。文学には疎い人でさえ1度はその作品に触れているほど谷川の活動は幅広く、日本人の多くが知らず知らずのうちに影響を受けてきたのではないだろうか。谷川のつむぎ出す言葉は、感傷や絶望感を感じさせない明るく軽やかなものだ。しかし、現実離れするのではなく、そこには1人の生活者の言葉として”日常”にしっかりと根を張っている。普段の生活から生まれるみずみずしく豊かな言葉は、戦後の日本で新たな生き方を模索する多くの人々の心を捉え、今でもなお私たちを魅了し続ける。本展では、谷川の幅広い創作活動のほか、少年時代にまつわる資料や交友関係、親しんできた音楽やコレクション等を紹介。作品の原点を探ることで、谷川の言葉に宿る魅力を紐解いていく。また会場では、本展のために書き下ろされる新作の詩や、音楽家小山田圭吾と、インターフェイスデザイナー中村勇吾とのコラボレーションなど、現在進行形の谷川の活動を紹介する。【詳細】谷川俊太郎展 TANIKAWA Shuntaro会期:2018年1月13日(土)〜3月25日(日)会場:東京オペラシティ アートギャラリー住所:東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティビル開館時間:11:00〜19:00 (金・土は11:00〜20:00 / いずれも最終入場は閉館30分前まで)休館日:月曜日 (祝日の場合は翌火曜日)、2/11 (全館休館日)入場料:一般 1,200円(1,000円)、大学・高校生 800円(600円)、中学生以下無料※( )の中は15名以上の団体料金※障がい者手帳保持者および付添1名は無料■開催記念対談・2018年1月27日(土) 都築響一(編集者)×谷川俊太郎・2018年2月10日(土) 小山田圭吾(コーネリアス)(音楽家)×谷川俊太郎開催時間:各回14:00(13:45分開場)会場:東京オペラシティビル7F 会議室定員:各回160名(全席自由)参加費:無料(展覧会の入場は別料金)、要整理券※開催当日11:00よりアートギャラリー入り口にて整理券を配布。整理券は1人1枚のみ。■スペシャルライブ 谷川俊太郎×DiVa「よしなしうた」開催日時:2018年3月10日(土) 14 :00開演(13:30開場)開場:東京オペラシティ リサイタルホール料金:3,500円(全席自由・税込)チケット予約:03-5353-9999【問い合わせ先】TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)
2017年02月12日1月28日(土)から5月21日(日)まで開催される注目のアートイベント「スーパー浮世絵 江戸の秘密展」。100点以上の高精細デジタルデータにした浮世絵を巨大化し、最新のテクノロジーを駆使して映像世界を創り出します。世界で最も美しいと名高い浮世絵コレクションを映像で体感!浮世絵の世界に誘うガイド役のキャラクターの声を務めるのは、歌舞伎俳優の六代目片岡愛之助さん。知られざる浮世絵の魅力を伝えてくれます。超高精細デジタルデータ化された浮世絵は、ボストン美術館所蔵の作品。なかでも、世界で最も美しいと称される門外不出の「スポルティング・コレクション」の浮世絵は、描かれた当時の色彩に近い状態とのこと。デジタルアートとして目にできるのはとても貴重な機会です。お江戸を賑わせた、イケメン&美女が勢揃い3フロアある会場では、葛飾北斎や歌川国芳、歌川広重など、スター絵師の名作を映像化してコラボ。「日本橋」「江戸時代の女性のファッション」「イケメン」「バケモノ」のゾーンに分かれ、江戸のトレンドや文化を感じることができます。作り込まれた立体空間もあいまって、まるで江戸時代に紛れ込んだかのような感覚に。江戸時代の大衆文化を今の世に伝える浮世絵。その煌びやかな世界に浸ってみて!取材・文/末吉陽子店舗情報店名:スーパー浮世絵 江戸の秘密展住所:日本橋茅場町「特設会場」東京都中央区日本橋茅場町1−8−1 茅場町1丁目平和ビル営業時間:2017年1月28日(土)~5月21日(日)平日10:00~21:00、金・土・祝前日10:00~23:00、日・祝日10:00~19:00
2017年02月03日「ディズニー・アート展いのちを吹き込む魔法」が、東京・お台場の日本科学未来館で開催されます。期間は2017年4月8日(土)~9月24日(日)です。約90年にわたるディズニー・アニメーションの歴史を紐解く、原画やスケッチ、コンセプトアートなど約450点が日本にやってくる貴重な機会。ディズニーファンならずとも、見逃せない展覧会です。「ディズニー・アート展いのちを吹き込む魔法」が開催決定●約90年分の原画が出展!その数なんと450点以上《アナと雪の女王》より 2013年© Disney Enterprises, Inc.「ディズニー・アート展 いのちを吹き込む魔法」では、ディズニー・アニメーション・リサーチ・ライブラリーのキュレーターが厳選した450点以上の原画が出展されます。日本でディズニー作品についての展覧会は過去2回開催されましたが、初期のミッキーマウスから、最新作「モアナと海の伝説」までが一堂に展示されるのは、初の試みです。《モアナと伝説の海》より 2016年© Disney Enterprises, Inc.●ディズニー・アニメーションの想像力と技術の秘密に迫る《ピノキオ》より 1940年© Disney Enterprises, Inc.ディズニー・アニメーションは想像力を駆使しながら、つねにその時代の最新技術をとりいれることで、いのちを吹き込む技=魔法を生み出してきました。展覧会では、傑作の裏に隠された数々の魔法を解き明かし、その鮮やかな魔法を生み出すために費やされたリサーチや開発といった側面もフィーチャーされます。副題のとおり、まさに「いのちを吹き込む魔法」の秘密に迫る内容です。●ミッキーマウスのデビュー作、 その貴重な原画が初登場《蒸気船ウィリー》より 1928年© Disney Enterprises, Inc.ミッキーマウスの公式デビュー作は1928年に公開された『蒸気船ウィリー』ですが、実はその前に、『プレーン・クレイジー』という作品が作られています。事情があり公開の順番は前後されましたが、ミッキーマウスの真のデビュー作とも言うべき作品です。この両作品の貴重な原画を、同時初公開。とても90年近く前に描かれたとは思えない、鮮やかな鉛筆画のタッチをじっくりと堪能しましょう。気になる作品をチェックしよう●1.動き出すいのち~躍動するキャラクター~《ミッキーのハワイ旅行》より 1937年© Disney Enterprises, Inc.回転する円筒をスリットから覗き込むと絵が動いて見える“ゾートロープ”、重ねられた紙をパラパラとめくることで、そこに描かれている絵が動いて見える“パラパラマンガ”。アニメーションのルーツはそんな素朴な“動かす喜び”から始まりました。1928年、ウォルト・ディズニーは『蒸気船ウィリー』を公開。一枚の絵に“いのちを吹き込む魔法”の歴史のはじまりが、ここにあります。●2.魔法のはじまり~あくなき研究と開発の日々~《バンビ》より 1942年© Disney Enterprises, Inc.ウォルト・ディズニーは、“キャラクターとアニメーションの動きに合った音楽を付ける”というミッキーマウスの短編を作ると同時に、“音楽に合わせてキャラクターやアニメーションを作る”というシリー・シンフォニーの短編制作を開始しました。この二つのシリーズで作画や映像の技法や表現を試行錯誤し、アニメーションならではの、“いのちを吹き込む魔法”を磨き上げます。そして、これらのノウハウをもとに大きな賭け、世界初の長編カラーアニメーション映画の制作に挑みました。その研究と開発の努力が、魅力的な作品とともに解説されています。●3.作品世界のひろがり~魔法の使い手たち~《ふしぎの国のアリス》より 1951年© Disney Enterprises, Inc.1950年代に入ると『ふしぎの国のアリス』や『眠れる森の美女』など、立て続けに名作が生み出されました。ナイン・オールド・メンをはじめとするベテランアニメーターたちと、メアリー・ブレアやアイヴァンド・アールなど新進気鋭のアーティストたちが登場。アートスタイルの異なる作品群がさらにディズニー作品の世界観をひろげることになりました。●4.新たな次元へ~デジタルがもたらした革新~《リトル・マーメイド》より 1989年© Disney Enterprises, Inc.『リトル・マーメイド』のヒットをきっかけに、ディズニー・アニメーションは見事に復活、二度目の黄金時代を迎えます。この頃より、CGをはじめとしたデジタル技術を徐々に取り入れ、デジタルならではの表現も多く登場。また、自らの意思で力強く生きるプリンセスやヒーローたちを盛り立てる、豪華絢爛なミュージカルシーンや美しい楽曲が、多くのファンを獲得しました。●5.いのちの新時代~多様な社会や地球の未来に向けて~《ベイマックス》より 2014年© Disney Enterprises, Inc.1995年、世界初のフル3DCG映画『トイ・ストーリー』が公開されました。3DCGという新たな手法が取り入れられ、アニメーションの世界はさらに広がります。2006年にディズニーとピクサーが一緒になってからは、ジョン・ラセターが両社の作品の製作総指揮としてクオリティ管理を担当。作品では、多様な価値観や地球の未来など、より社会的なテーマが色濃く描かれていくようになりました。オリジナルグッズと特典付きチケットも見逃せない●オリジナルグッズも多数登場会場では、作品の魅力を生かしたオリジナル商品も販売されます。コンセプトアートから、あの有名原画まで、いろいろな場面をきりとった絵柄が可愛いプレミアム豆皿、ルートートとコラボし使いやすいバッグなど、豊富な品ぞろえです。詳しくは公式ホームページをチェックしてみましょう!●会場では手にはいらない!プレミアムグッズつきチケット通常チケットの他に、早割ペアチケットやプレミアムグッズつきチケットも発売されます。『アナと雪の女王』の原画の世界を1冊の本に閉じ込めた、オリジナルカプセルがついた「カプセルトイ付チケット」や、可愛らしいミッキーのマスキングテープがついた「マスキングテープ付チケット」など、ファンにはたまらない特典が目白押し。お出かけの予定が決まっているのなら、事前にこちらの購入もおすすめです。詳しくは公式サイトをチェックしてみましょう。歴史的にも価値の高い手描きの原画やスケッチが世の中に公開されることは非常に珍しく、今回はそのほとんどが日本初公開です。ディズニー・アニメーションが歩んできた想像力と技術革新の軌跡は、きっと子どもも大人も夢中に、そして、未来の創造性に思いを馳せるきっかけとなるはずです。展覧会の開催が、いまから待ち遠しいですね。【開催概要】ディズニー・アート展 いのちを吹き込む魔法開催期間:2017年4月8日(土)~9月24日(日)開館時間:10:00〜17:00※入場券の購入および会場への入場は閉館時間の30分前まで会場:日本科学未来館1階 企画展示ゾーン休館日:火曜日※5月2日、7月25日、8月1日、8日、15日、22日、29日は開館チケット:当日大人(19歳以上)1,800円、中人(小学生~18歳以下)1,200円、小人(3歳~小学生未満)600円※土曜は中人1,100円前売大人(19歳以上)1,600円、中人(小学生~18歳以下)1,000円、小人(3歳~小学生未満)500円※土曜は中人900円公式サイト:
2017年02月01日「ファッションとアート 麗しき東西交流」展が、2017年4月15日(土)から6月25日(日)まで横浜美術館にて開催される。本展では、明治維新後の19世紀後半から20世紀前半のファッションと美術に焦点を当て、東西の文化交流によって生まれた当時の人々の美意識を反映する、美しいドレスや装飾品を中心に、工芸品、絵画など計約200点が紹介される。ジャポニスムのドレスコレクションみどころは、世界屈指のドレスコレクションを有する京都服飾文化研究財団(KCI)が提供するドレスの数々だ。とりわけ、日本の文化にインスピレーションを得て制作された有名メゾンのピースは必見。蒔絵を思わせるような金糸の菊の紋織を施したシャネルのコートや、和服の形状を踏襲したジャンヌ・ランヴァンのコートなどが展示される。19世紀後半のジャポニスムブームの影響が現れた、テーブルウェアやアクセサリーといった調度品も見ものだ。これら工芸品の展示によって、服飾を含めた当時の生活文化を広く知ることができる。昭憲皇太后の大礼服日本文化が西洋へと波及した一方で、西洋の文化も日本へ大きな影響をもたらした。とくに、女性のファッションの洋風化は、皇族や華族から始まったと言われており、その最高峰として紹介される昭憲皇太后が着用した大礼服は展示の目玉だ。3メートル近いトレーンを引く豪華なドレスは、当時の洋裁の縫製技術を尽くして制作されたもの。大小の菊花が日本刺繍で施され、まさに和と洋の融合が現れた大作である。画家が描くファッション19世紀後半の画家たちが描いた絵画には、当時の服飾文化を詳しく見ることができる。日本の画家が描いた西洋風の装身具を身に着けた女性画や、西洋の画家が描いた日本の着物を纏った女性像など、絵画作品も展示される。当時の絵画を、本物のドレスや工芸品と見比べることができるのも、本展覧会ならではの楽しみかもしれない。展覧会概要「ファッションとアート 麗しき東西交流」展期間:2017年4月15日(土)~6月25日(日)会場:横浜美術館住所:神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1TEL:045-221-0300開館時間:10:00〜18:00(入館は17:30まで)※5月17日(水)は20:30まで。(入館は20:00まで)休館日:木曜日、5月8日(月) ※ただし5月8日(月)は開館。入館料:一般 1,500(1,400)円/大・高生 900(800)円/中学生 600(500)円/65歳以上 1,400円(要証明、美術館券売所のみ対応)※( )内は20名以上の団体料金、要事前予約。※小学生以下無料。※毎週土曜日は、高校生以下無料(要生徒手帳、学生証)。※障害者手帳持参者および付添1名は無料。※本展チケットで観覧当日に限り、横浜美術館コレクション展も観覧可能。※その他の割引料金については別途問い合わせ。前売り:一般 1,300円/大・高生 700円/中学生 400円/先行ペア券 1セット2枚で2,000円(先行ペア券販売期間は2017年1月15日(日)~2月14日(火))※前売券販売期間は2017年2月15日(水)~4月14日(金)。※チケットは横浜美術館、セブンチケットにて取り扱い。関連イベント■シンポジウム「ファッションとアートにみる東西交流の諸相」日時:5月27日(土) 13:30~16:30会場:レクチャーホール定員:240名参加費:無料、先着順■講演会「日本のジュエリーの歴史と美-近代髪飾り、帯留め、指輪など」日時:4月22日(土) 14:00~15:30会場:レクチャーホール定員:240名参加費:無料、先着順■「夜の美術館でアートクルーズ」日時:5月20日(土) 19:00~21:00会場:企画展展示室対象・定員:18歳以上・60名(事前申込、先着順)参加費:3,000円■キュレーターズ リレー・ギャラリートーク4月28日(金)、5月12日(金)、5月19日(金)、5月26日(金)、6月9日(金)会場:企画展展示室参加費:無料(当日有効の観覧券が必要)
2017年01月24日ヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)が17年2月28日まで、上海市内のchi K11アートミュージアムで展覧会「GET A LIFE展」を開催中。ファッションとアートを融合したこの展覧会は、上海新開発エリアのK11アートモールと K11 アート財団、そしてヴィヴィアンチームの共同キュレーションにより実現したもので、広大なchi K11 アートミュージアムの敷地内に、最新鋭のファッションや環境支援をテーマにした大規模な展示だ。さらに、本展では中国現代アーティストを招いた展示も予定されており、中国において画期的な取り組みとして注目を浴びている。“アヴァンギャルド”を体現し続けるデザイナーとしてだけでなく、長年にわたって温暖化や過剰消費への警告など、社会的なメッセージを発し続ける活動家としても著名なヴィヴィアン・ウエストウッド。本展では、その両面を伝えるため、ヴィヴィアンの最新のキャンペーンルックや、“Save The Rainforest”、“Mirror The World”といった貴重なアーカイブコレクションが展示される。その他、手書きのグラフィック、60人の著名人の写真をロンドン・ウォータールー駅で展示して注目を集めたグリーンピースの“Save The Arctic”キャンペーン、ファッション映像、写真、アーカイブプリント、イラストなど、6部構成から成る展示全てに、ヴィヴィアンの哲学と社会的なメッセージが込められている。また、中国の新たな才能の育成を目指す試みとして、K11アート財団が送る7 人の中国人アーティストと1 組のアートグループによる展示も見逃せない。ユートピアを描いた有名な漢詩をモチーフとした作品群は、人類、自然環境、社会の定義を問い続けるヴィヴィアンのメッセージと共鳴するものに仕上がったという。本展の開催について、ヴィヴィアン・ウエストウッドは「私たちの世界にはもっと芸術を愛する人々が必要です。なぜなら本物の文化が危機的なほど失われているからです。多くの人が目先のことしか考えず、短絡的で独りよがりで視野が狭くなっているのです。素晴らしい芸術は、完璧を目指し不朽。芸術において進歩はなく、芸術は真実なのです」とコメントを寄せている。会期中は、様々なワークショップやセミナー、アート関連イベントが予定されているため、ファッションフリークに限らず、多くの人々が刺激を受ける展示となるだろう。【展覧会情報】ヴィヴィアン・ウエストウッド「GET A LIFE展」会場 : chi K11アートミュージアム住所 : B3, K11 Art Mall, Huaihai M Road, Huangpu District, Shanghai会期 : 12月20日~17年2月28日
2016年12月27日伊勢丹新宿店本館5階のアートギャラリーにて、毎年恒例の展覧会「猫・ネコ・NEKOアート展」が、2017年1月17日(火)から24日(火)まで開催される。今回のテーマは、「おしごと猫となまけ猫」。気まぐれでなまけものの猫から働くおしごと猫まで、30組を超える作家の絵画・彫刻・雑貨など、幅広い作品の数々が展示される。会場にはオーダー作品を製作してくれる作家も来場するので、自分の愛猫をモチーフにした思い出の品を依頼してみるのも良いだろう。新たな1年をスタートしたばかりの1月、縁起の良い猫に溢れた本展に是非足を運んでみては。【開催概要】~おしごと猫となまけ猫~「猫・ネコ・NEKOアート展」開催期間:2017年1月17日(火)〜24日(火)場所:伊勢丹新宿店本館5階=アートギャラリー住所:新宿区新宿3-14-1TEL:03-3352-1111(大代表)■主な出店予定作家飯沼由貴、石黒亜矢子、泉水、小黒アリサ、市川知美、伊藤清子、大塚玲子、小黒アリサ、小山内保夫、cokets.(金子昌見)、カマノレイコ、久下貴史、佐藤恵美、佐野暁、佐山泰弘、島田紘一呂、高橋行雄、髙橋幸恵、玉淵文雄、中嶋弘樹、NoriQuet.、西野美津子、ヒカリタケウチ、藤田嗣治、布施和佳子、堀口晴名、正木卓、MIKA、宮地乃梨子、ミロコマチコ、山岡康子、山本雅子、ルイ・シン
2016年12月18日企画展「アート+コム/ライゾマティクスリサーチ 光と動きの『ポエティクス/ストラクチャー』」が、NTTインターコミュニケーション・センターで開催される。会期は、2017年1月14日(土)から3月20日(月・祝)まで。アート+コムとライゾマティクスリサーチは、社会で機能するようなメディア・アートやテクノロジーによる表現を実践する集団。本展では、「光の動き」という要素に注目し、「ポエティクス(詩学)」、「ストラクチャー(構造)」をテーマに作品を展示する。展示作品の1つである《RGB|CMYK Kinetic》は、2015年にバルセロナのソナー・フェスティバルでアート+コムが発表した作品《RGB|CMY Kinetic》のアップデート版で、天井から吊られたオブジェクトが光と音楽にあわせて振付けられたダンスのように動くもの。現在のデジタル技術によってブラッシュアップされた要素と、20世紀の前衛芸術から引き継がれた要素、光、色彩、動き、音楽により、総合的な表現が完成している。ライゾマティクスリサーチからは、本展覧会のための新作が登場。近年彼らがダンスユニット「イレブンプレイ」とともに追求してきた、ダンスとオブジェクトの構造、関係性を研究するプロジェクトの延長上に位置する作品だ。内容としては、鑑賞者の位置情報とアルゴリズムを用いて、仮想世界のオブジェクト群と実世界のオブジェクトの位置を決定し、その様子を映像とLEDオブジェを通じて鑑賞するもの。なお、開催にあたって、アート+コムから、ライゾマティクスリサーチのメンバーと同世代のメンバー、ユッシ・アンジェスレヴァが来日。ライゾマティクスリサーチの真鍋大度、石橋素と展示作品についてや、自身の活動を通じた将来の可能性などについてトークセッションを行う。【概要】企画展「アート+コム/ライゾマティクスリサーチ 光と動きの『ポエティクス/ストラクチャー』」会期:2017年1月14日(土)〜3月20日(月・祝)時間:11:00〜18:00(入館は閉館の30分前まで)※金曜日、土曜日は開館時間延長、11:00〜20:00会場:NTTインターコミュニケーション・センター住所:東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー 4階休館日:月曜日(月曜が祝日の場合翌日)、2017年2月12日(日)入場料:一般・大学生:500円(400円)※高校生以下無料※料金は消費税込み、( )内は15名様以上の団体料金。会期中1回限り、再入場可能。■アーティスト・トーク日時:2017年1月14日(土) 18:00〜アーティスト:ユッシ・アンジェスレヴァ(アート+コム)、真鍋大度、石 橋 素(ライゾマティクスリサーチ)
2016年12月15日池袋にユニークなホステル「SAMURAIS HOSTEL ikebukuro」がオープンしました。“サムライ・ニンジャ×アート”をコンセプトに、壁画アートやコンセプト付き個室、甲冑を着用しての記念撮影、共有スペースを使った様々なイベントなど、宿泊だけではないエンターテイメント型の宿泊施設となっています。コンセプトは「サムライ・ニンジャ × アート」「SAMURAIS HOSTEL ikebukuro」は、全22ベッドを要するコンセプトホステルです。料金は部屋によっては分かれており、一人一泊¥3,000〜¥6,000ほど。時季により異なるので、詳しくは公式サイトをチェックしましょう。4Fは、ファミリーやグループ向けの完全個室。コンセプトは、戦国時代の「城」がテーマです。現在は改装中で、12月中にオープン予定となっています。3Fはドミトリールーム。ベッドはボックス型になっており、周りを気にせず安心して過ごすことができます。2Fはコンセプト別の個室(2名まで)になっており、それぞれ「ニンジャ」、「富士」、「松」とコンセプトが異なり、すべてオリジナルのデザインとなっています。1Fのフロントには、本物の甲冑が備え付けてあり、希望者は着用が可能(有料)。ホステル内で記念撮影をし、写真の持ち帰りができます。戦国武将のフィギュアも販売もされているので、お土産にもぴったりです。地下には共有スペースがあり、旅人同士のコミュニケーションスペースにもなっています。壁のアートはすべて美大生の作品。部屋のひとつひとつにコンセプトが設けられているので、ひとつの作品としても楽しめます。日本の魅力を表現したアートを堪能しましょう。オープニングキャンペーンでお得に泊まれる「SAMURAIS HOSTEL ikebukuro」は、現在オープンを記念して、12月21日(水)までお得に泊まれるキャンペーンが実施中されています。詳しくは公式サイトをチェックしましょう。booking.com: 【オープン情報】SAMURAIS HOSTEL ikebukuro住所:東京都豊島区池袋 3-52-12電話番号:03-5904-8384URL:(準備中)Facebook :
2016年12月11日「ディズニー・アート展いのちを吹き込む魔法」が、宮城県美術館で2018年6月16日(日)から9月30日(日)まで開催される。ディズニーアニメの原画やコンセプトアートなど約500点が集結「ディズニー・アート展」は、初期作品だけでなく、現代作品をも網羅した日本では初めての試みであり、展示作品のほとんどが日本初公開。ディズニー・アニメーションの活動の集大成ともいえる展覧会となっている。ミッキーマウスの誕生作となった『蒸気船ウィリー』にはじまり、『白雪姫』、『ダンボ』など初期の作品から『アナと雪の女王』、『ズートピア』、『モアナと伝説の海』に至るまで、約90年にわたるディズニー・アニメーションの歴史を紐解く原画やスケッチ、コンセプトアートなど約500点が集結する。作品に“いのちが吹き込まれた瞬間”を目撃クリエーターたちが想像力を羽ばたかせスケッチを重ね、また、その時代の最新技術を駆使することでいのちを吹き込む技=魔法を生み出してきたディズニー・アニメーション。歴史的にも価値の高い手描きの原画やスケッチが世の中に公開されることは非常に珍しい。数々のディズニー作品の“いのちが吹き込まれた瞬間”に立ち会うことができる、貴重な機会となっている。家族やカップル、あらゆる世代が楽しむことができる本展に、ぜひ足を運んでみて。【開催概要】「ディズニー・アート展いのちを吹き込む魔法」開催期間:2018年6月16日(日)~9月30日(日)会場:宮城県美術館住所:宮城県仙台市青葉区川内元支倉34-1開館時間:9:30~17:00(観覧券の購入は16:30まで)※7月~8月中の金曜日、土曜日、祝前日、8月6日(月)~8日(水)は19:00まで延長開館休館日:月曜日、7月17日(火)、9月18日(火)、9月25日(火) ※7月16日、8月6日、9月17日、24日は開館観覧料:一般 1,500(1,300)円、学生 1,300(1,100)円、小・中・高校生 750(650)円※()内は前売券及び20名以上の団体料金前売券販売期間:2018年6月15日(金)まで当日券販売期間:2018年6月16日(土)~9月30日(日)販売場所:宮城県美術館、藤崎、仙台三越*、チケットぴあ(Pコード:768-884)、ローソンチケット(Lコード:21628)、セブンチケット、イープラス、ミヤテレチケット、ミヤギテレビ事業部、宮城県庁1階売店*、みやぎ生協共同購入部*、コープふくしま共同購入部*※*は前売券のみ■七夕キャンペーン内容:仙台七夕期間中は、19:00まで開館時間を延長開館。当日先着200名に、オリジナルうちわをプレゼント。対象日:8月6日(月)~8月8日(水)■夏休みキャンペーン内容:7月~8月中の金曜日、土曜日、祝前日に19:00まで延長開館を実施。対象日:7月6日(金)、7日(土)、13日(金)、14日(土)、15日(日)、20日(金)、21日(土)、27日(金)、28日(土)、8月3日(金)、4日(土)、10日(金)、11日(土)、17日(金)、18日(土)、24日(金)、25日(土)、31日(金)■ディズニー映画上映会対象日:・7月7日(土)「白雪姫」(1937年・88分)・7月14日(土)「ファンタジア」(1940年・125分)・7月21日(土)「101匹わんちゃん」(1961年・79分)時間:各日とも14:00~上映開始(12:00~整理券配布/13:30~開場)会場:宮城県美術館 講堂(定員300名)参加方法:申込不要(要観覧券)、参加無料※入場時には本展観覧券の提示必要※都合により内容の変更有り。その際は当館ウェブサイトにて発表。
2016年12月08日2017年1月28日(土)から5月21日(日)まで、「見て食べる体験型デジタルアート『食神さまの不思議なレストラン』展」が日本橋茅場町の特設会場で開催となる。本アート展のデジタルアートの製作を担当するのは、マドンナをはじめとする海外一流アーティストの演出やスペインのサグラダ・ファミリアのプロジェクション・マッピングなどを手掛けた世界屈指のデジタルアート集団「モーメント・ファクトリー社(カナダ)」で、同社が日本で初めて手掛ける展覧会となる。四季と自然が育む米や食材をモチーフにしたプロジェクション・マッピングやシノグラフィー(光と音の舞台装置)により、日本人が知らなかったユニークでミステリアスな和食の世界を創り出し、世界中で愛される和食の魅力を再発見していく。また、展覧会で登場するキツネ役のボイスキャストにはアイドルグループ・乃木坂46の松村沙友理と若月佑美をダブルキャストとして起用した。本展は古事記をエッセンスとしたストーリーで展開し、来場者は五穀豊穣の神様の使いであるキツネに化かされて神々の住む森へと迷いこみ、神様のレストランを目指す途中で和食の魅力を体験していく。例えば、光で表現された稲から米へ、米から和食へと変化していく過程など、普段目にする事ができないマクロとミクロの神秘的で不思議な世界を視覚、聴覚、嗅覚、触覚で感じる事ができるなど、「見る」「触る」「聞く」「嗅ぐ」「食べる」という五感で体感する新感覚の展覧会となっている。提供される食の監修には、野草一味庵「美山荘」の4代目中東久人氏、スペシャルゲスト料理人に京料理・懐石料理「菊乃井」の村田吉弘氏と、20世紀を代表する世界的フレンチシェフ ジョエル・ロブション氏という豪華な食のプロを迎え、深淵なる和食の魅力へ迫る。また会期中、<デジタルアートで江戸の秘密を暴く「スーパー浮世絵『江戸の秘密』展」>も同時開催となる。(text:cinemacafe.net)
2016年12月02日ディズニー・アニメーションの歴史を紐解く「ディズニー・アート展 いのちを吹き込む魔法」が、17年4月8日から9月24日まで東京・江東区にある日本科学未来館1階の企画展示ゾーンにて開催される。クリエイターたちが想像力を羽ばたかせたスケッチに、その時代の最新技術を駆使することで、いのちを吹き込む技=魔法を生み出してきたディズニー・アニメーション。同展では“いのちを吹き込む魔法”と題し、これまでに発表されてきたディズニー・アニメーション作品の原画やスケッチ、コンセプトアートなど約450点を展示。ミッキーマウス誕生作となった『蒸気船ウィリー』から、『白雪姫』や『ダンボ』などの初期の作品、『アナと雪の女王』、『ズートピア』、17年3月日本公開予定の最新作『モアナと伝説の海』まで、約1世紀に及ぶディズニーアニメーションの歴史を紐解く。なお、ディズニーが歴史的にも価値の高い手描きの原画やスケッチを公開することは非常に珍しく、今回展示されるほとんどの資料が日本初公開。数々のディズニー作品の“いのちが吹き込まれた瞬間”に立ち会うことができる貴重な機会となっている。【イベント情報】「ディズニー・アート展 いのちを吹き込む魔法」会場:日本科学未来館1階 企画展示ゾーン住所:東京都江東区青海2-3-6会期:17年4月8日~9月24日《蒸気船ウィリー》より1928年(c)Disney Enterprises, Inc.
2016年11月29日