先月30日、第1子となる娘・ワイアット・イザベルちゃんが誕生したばかりのミラ・クニスとアシュトン・カッチャーだが、2人の交際が始まったばかりの頃にアシュトンが浮気していたのでは?という疑惑がもちあがっている。ミラとアシュトンは2012年4月頃から一緒にいるのを目撃されるようになり、7月に交際を公にしたが、その1か月ほど前に、バーで出会ったスウェーデン人のメイクアップ・アーティストの女性をハリウッドの自宅に連れ帰っていたことが明らかになった。ゴシップ雑誌「Star」では、バーで2人を目撃した人物の証言を掲載。友人たちと店に来ていたアシュトンの方から彼女に合図して、自分たちの席に呼んだという。その際に、「クリス」と本名で自己紹介したそうだ。アシュトンの家には友人たちも一緒に向かったが、1人また1人と帰宅し、最後に残ったのがこの女性だった。現在21歳のこの女性はイギリスの「The Sun」紙上で、アシュトンの家でしばらく会話を楽しんだ後、「彼は私の手をとって、2階に連れて行ったの」と語り、その後に親密な時間を過ごしたと明かした。彼女は、当時『スティーブ・ジョブズ』の役作りで髪を伸ばし、ひげもたくわえていたアシュトンとベッドの上で抱き合っている写真も同紙に提供している。「彼はミラのことも、ほかの誰のことも話さなかったわ」と彼女は語っている。(text:Yuki Tominaga)
2014年10月31日ベルキンは1日、Mac用Thunderboltドック「Thunderbolt2 Express Dock HD」を発表した。10月31日より発売する。価格は31,296円(税別)。Mac本体とThunderboltで接続するドッキングステーション。従来モデルと比較して、Thunderboltの転送速度が10Gbpsから20Gbpsに高速化。最大5台のデイジーチェーン接続に対応する。HDMI出力端子も新たに搭載し、Thunderboltポートと合わせてデュアルディスプレイ環境を構築できる。HDMIポートは4K出力にも対応。ポートの配置も見直されており、USB 3.0ポート×1基とオーディオジャックを前面に配置。USBメモリの接続やiPhoneなどの充電がやりやすくなっている。搭載インタフェースは、Thunderbolt×2、HDMI×1、USB 3.0×3、有線LAN×1。本体はアルミ製で、1mのThunderboltケーブルが付属。本体サイズはW207×D87×H27mm、重量は360g。対応OSはWindows 7 / 8、Mac OS X 10.9以降。なお、Macで使用する場合はドライバを必要としないが、Windowsで使用する場合は専用のドライバを導入する必要がある。ドライバは同社サイトからダウンロード可能。
2014年10月01日(画像はプレスリリースより)ベルばら×エステサロン・ソシエヘアサロン、エステティックサロンを経営する株式会社ソシエ・ワールドは、連載40周年となる人気漫画「ベルサイユのばら」とのコラボキャンペーン「オスカルとアントワネットの美的生活2014」を実施します。現代版ベルばらのパラレルワールドが楽しめる本キャンペーンでは、「現代にオスカルとマリー・アントワネットがいたら、どのような美的生活を送っているのか?」をイメージした限定エステプランを実施。期間中に限定エステコースを体験した方にはオリジナルグッズのプレゼントも。また、web限定で「現代版ベルばら」の特別漫画を読むことができます。ベルばらのキャラクターになりきって優雅で至福の体験を限定エステコースは、「オスカルコース」と「マリー アントワネットコース」の2種類を用意しており、「ベルサイユのばら」のキャラクターの気分になって、優雅で至福のエステ体験をすることができます。キャンペーン期間は2014年5月16日(金)から8月31日(日)まで。ベルばらファン必見のエステ体験となっています。【参考】・株式会社ソシエ・ワールド プレスリリース/PR TIMES・オスカルとアントワネットの美的生活2014
2014年05月22日21日(水)にリリースされるディズニーアニメーション『ティンカー・ベルとネバーランドの海賊船』は、大人気の妖精ティンカー・ベルがピクシー・ホロウに訪れた危機を救うために大活躍する作品だが、本作には女性から圧倒的な支持を集めているデザイナー、クリスチャン・シリアーノが参加している。その他の写真シリアーノは、アメリカの新人デザイナー発掘番組『プロジェクト・ランウェイ』で脚光を浴びたデザイナー。レディー・ガガやヴィクトリア・ベッカムも彼のデザインを賞賛しており、TVドラマ『アグリー・ベティ』ではシリアーノが本人役で出演した。本作で彼はティンカー・ベルが出会う孤独な妖精ザリーナの海賊コスチュームのデザインを担当。彼は「海賊がどんなものを身に着けていたのか考えた上で、ザリーナを最先端のファッショナブルなスタイルにしたかった。ザリーナは帆を破いてその切れ端でブラウスを作るんじゃないかとか、色んなアイデアを楽しんで考えた」と振り返る。さらに彼はデザインだけでなく、実際に試作品も作成したそうで「衣装はアニメーションとして制作されるとしても、やっぱり動きが必要だからね。シェイプがしっかりしていないと、本物の服らしく見えないんだ」とこだわりを見せる。彼のこだわりはコルセット、ブーツなどの目をひくアイテムだけでなく細部にまでおよんでおり、シリアーノのデザイン得たザリーナが劇中でどんな活躍を見せるのか気になるところだ。『…ネバーランドの海賊船』は、孤独な妖精ザリーナによって貴重な青い妖精の粉を盗まれてしまったティンカー・ベルが、妖精の粉を取り戻すべく大冒険を繰り広げる物語。『ティンカー・ベルとネバーランドの海賊船』5月21日(水) 発売ブルーレイ+DVDセット 3800円+税DVD 3200円+税オンデマンド同日配信開始
2014年05月01日1977年に母親が実の娘のヌードを撮るという反道徳的なテーマで、フランスのみならずヨーロッパや日本でも大きな議論を呼んだ写真集「エヴァ」(現題)。11歳で「PLAYBOY」誌のモデルとなったその伝説の少女(エヴァ・イオネスコ)は、34年の時を経て“被写体”から“監督”となり、その自らの壮絶な体験を映画『ヴィオレッタ』(公開:5月10日)として蘇らせた。本作が注目を集め始めたのは、遡ること2年以上前…2011年度のカンヌ国際映画祭で「批評家週間50周年記念作品」として上映されると、そのセンセーショナルな作風から現場は騒然となり、そして絶賛を受け、一気に話題となった。そんな問題作を携えて先週、エヴァ・イオネスコ監督と主演を務める“新星フレンチロリータ”として注目をあつめる絶世の美少女アナマリア・ヴァルトロメイが来日!シネマカフェはアナマリアに取材を敢行。4月初旬に15歳になったばかりという、10個の質問を投げかけてみた。<アナマリア・ヴァルトロメイに訊く、10のコト>【1】――『ヴィオレッタ』の出演が決まったきっかけは?映画での経験は本当に未経験だったんですけど、もともと学校の演劇部に所属していて、たまたまお父さんが舞台で活躍する女優さんとお仕事で一緒になったときに、「実は私の娘は演劇部に所属しているんだ」と何気なくいったひと言で、その女優さんからこの作品で主演女優を応募していることを知らされたの。応募内容を確認した段階では、ストーリーも全然分からなくて、エヴァ・イオネスコが監督するということだけ知っていたわ。【2】――監督からどんな演出を受けましたか?3か月の準備期間のあと、撮影に入ったのだけれど、監督はとても自由に演技させてくれたわ。もちろんセリフはあったけれど、そのセリフの言い方、表現方法は私のアドリブに任せてくれたからとてもやりやすかった。(本作は)監督と私で作り上げたという感じがします。【3】――本作のヒロイン・ヴィオレッタとの共通点は?私はルーマニア出身で6歳のときから家族でフランスに移住したんだけれど、6歳までは両親がフランスに仕事を探しに行ったりしていたので、おばあちゃんに育てられた。だから”ヴィオレッタ”との唯一の共通点はそうやって両親よりおばあちゃんと過ごす時間が多かった小さいころがあるのと、おばんちゃんのこと大好きで大切に思う気持ちだと思う。【4】――本作では母役を演じたイザベル・ユペールを始めドニ・ラヴァンらフランスを代表する俳優と共演していますが、プレッシャーはありましたか?全然プレッシャーは感じなかったわ。彼らがとてもすごい俳優だって前から知っていたけれど、彼らは私を新人だからといってプレッシャーをかけるようなことは絶対にしなかった(笑)。むしろ、とても助けられたわ。【5】――初めてカンヌ(※2011年度カンヌ国際映画祭)でレッドカーペットを歩いたときの感想は?カンヌは忘れられない思い出になっていて、私としてもひとつの冒険だったの。この映画のテーマはとてもデリケートだったから、まさかカンヌに行くとは思っていなかったの。批評も「良い」「悪い」で分かれると思ったけど、意外とフランスのマスコミには好意的な批評が多かったわ(笑)。【6】――映画に出演したことで、生活に変化はありましたか?学業とのバランスは?生活は変わりましたが、映画に出演したかったので、映画を撮るためにルーマニアから離れるくらいは平気(笑)。いまの所、こうして映画を撮りながら学校は行けているのでこのまましばらくは続けていけたらいいなぁ。撮影で長く学校を離れるときは、通信教育を受けているし、映画のために学校を辞めることは考えていないかな。【7】――女優とモデル、両方をしていますが将来はどちらを中心に?女優として仕事をしていても、写真を撮られることはあるし、モデルの方も少し続けたいと思っているわ。どちらかというと女優を中心にしたいかも。【8】――好きな俳優は?女優ならケイト・ブランシェット、男性では、ありえるかは分からないけどブラッド・ピットと競演したいです。ブラッド・ピットは素敵なだけじゃなくて、彼の演技も好きです。あと、モーガン・フリーマンも好きです。【9】――最新作は?フランスでは今年の1月29日に公開となった、シャルロット・ゲンズブール主演『Jacky Au Royaume Des Filles』(原題)というコメディ作品。監督はRiAD SALTOUF女性が権力を持っていて、その頂点にいる女性の役をシャルロットが演じていて、私は一切、笑う事のない、冷酷な少女の役。【10】――最後に、これから日本のファンにメッセージをお願いします。沢山の日本の方に、この映画を観てもらいたいです。大変、良い映画なので、みんな喜んでもらえると思います。(text:cinemacafe.net)
2014年04月22日1977年に母親が実の娘のヌードを撮るという反道徳的なテーマで、フランスのみならずヨーロッパや日本でも大きな議論を呼んだ写真集「エヴァ」(現題)。11歳で「PLAYBOY」誌のモデルとなったその伝説の少女(エヴァ・イオネスコ)は、34年の時を経て被写体から監督となり自らの体験を映画『ヴィオレッタ』として蘇らせた。そんな本作で鮮烈なデビューを飾った、12歳(※’11年当時)の一人の少女に観客たちは魅了されることとなった。その少女こそ、イオネスコ監督を投影させた本作のヒロイン“ヴィオレッタ”役を熱演した、“フレンチロリータの新星”として注目を集めるアナマリア・バルトロメイである。このほど、彼女の可愛らしい姿を収めた“写真集”のように美しい劇中ビジュアルが到着した。本作の主人公は、女流写真家の母・アンナ(イザベル・ユペール)と娘のヴィオレッタ(アナマリア・バルトロメイ)。仕事で滅多に家に帰ってこず、母の愛情を求める娘・ヴィオレッタは優しい祖母に育てられながら母の帰りを待つ日々を過ごしていた。ある日、突然帰ってきたアンナは、ヴィオレッタを写真のモデルへと誘う。母親に気に入られたいヴィオレッタは被写体となることを選ぶ。しかし、母の要求は徐々にエスカレートし、大胆なポーズを要求されることに。煌びやかな衣装とメイクを重ねたあどけない少女は、次第に“大人の女”の色香を漂わせ、退廃的な少女に変貌していくのだった…。本作が注目を集め始めたのは、遡ること2年と半年前…2011年度のカンヌ国際映画祭で「批評家週間50周年記念作品」として上映されると、そのセンセーショナルな作風から現場は騒然となり、そして絶賛を受け、一気に話題となった。撮影当時はたった10歳。幼さを残しつつも、すでに妖艶な雰囲気を醸し出し、少女・ヴィオレッタを見事に演じ、アナマリア・バルトロメイは作品さながらに大人たちを次々と魅了していった。自分自身の過去を監督という立場から描き出したエヴァも、「ほかの子役とは雰囲気、感覚が全く違う」とアナマリアを高く評価している。美しい見た目だけではなく、アナマリアの魅力はフランスの国境を超え、海外の映画祭(ムンバイ国際映画祭)でも、母役を演じたイゼベルと共に「主演女優賞」を獲得している。『ヴィオレッタ』は5月、シアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2014年01月22日いまやフランス映画界を牽引する存在となったフランソワ・オゾン監督が、国語教師と美しく聡明な生徒とのスリリングな個人授業を描いた最新作『危険なプロット』。今週末10月19日(土)に迫った劇場公開に併せ、これまでのオゾン監督の代表作が1週間限定で特集上映されることが決定した。『危険なプロット』は、作家の夢を諦めた高校の国語教師と美貌と文才に恵まれた生徒が共謀して、クラスメートの家庭を題材に“危険な”小説を作り上げていく個人授業の行方を描いた知的サスペンス。時に狂気に満ちた、緊張感あふれる両者の心理戦は、第37回トロント国際映画祭で「国際映画批評家連盟賞」を受賞し、第60回サン・セバスチャン国際映画祭では「最優秀作品賞」と「最優秀脚本賞」をW受賞。フランスでは120万人を動員する大ヒットを記録しており、オゾン監督の最高傑作との呼び声も高い。今回、本作の公開を記念してヒューマントラストシネマ有楽町では「フランソワ・オゾン監督週間」と題した特集上映を実施。過去作の中から、カトリーヌ・ドヌーヴ、イザベル・ユペールなどフランスを代表する女優陣が一堂に会した『8人の女たち』(’02/ベルリン国際映画祭「銀熊賞」受賞)、『スイミング・プール』(’03/カンヌ国際映画祭「コンペティション部門」選出)、『焼け石に水』(’00/ベルリン国際映画祭「テディ2000賞」受賞)、さらに“妊婦”をテーマにした『ムースの隠遁』(’12/サン・セバスチャン映画祭「審査員賞」受賞)と、特に人気の高い4作品をレイトショーで一挙上映する。女性のミステリアスな部分と“毒”を感じさせるオゾン監督。刺激の強いユーモアと仕掛けにあふれたストーリーテラーの手腕を、スクリーンで存分に堪能してみて。『危険なプロット』は10月19日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamura ル・シネマほか全国にて公開。「『危険なプロット』公開記念フランソワ・オゾン監督週間」は、10月19日(土)~10月25日(金)より連日21:10~ヒューマントラストシネマ有楽町にて1週間限定レイトショー上映。(上原礼子(cinema名義))■関連作品:危険なプロット 2013年10月19日よりヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開(C) 2012 Mandarin Cinéma-Mars Films-France 2 Cinéma-Foz
2013年10月15日パリ在住のフランス人イラストレーター、イザベル・ボワノさんのお片づけ術を、彼女の可愛いイラストとともに楽しく紹介した本『パリジェンヌの楽しいおかたづけ』がジュウ・ドゥ・ポゥムより発売!イラストだけでなく、写真、コラージュ、刺しゅうも得意で、様々な手法を作品に活かしているイザベルさん。まずはそんな彼女のお仕事について紹介。イザベルさんが暮らすのは、パリ11区にあるアパルトマン。彼女の好きなものが彩るリビング、仕事場、キッチン、寝室は、どこもオシャレできれい。寝室には刺しゅう入りクッションやウォールポケットなど、イザベルさんお手製のアイテムもいっぱい。とても居心地がよさそう!彼女は古いものを大事にし、昔からきれいな箱や布をコレクションしてきたそうで、パッケージを使って上手にかわいく収納する方法についても紹介。ちなみに日本のお菓子などのパッケージや、折り紙のコレクションも多数。それらは作品を生み出すインスピレーションにもなっているとか。また、自然豊かな場所で育ったというイザベルさんは、パリのアパルトマンでも自分だけのミニ・ガーデンを作って楽しんでいる。来年のために種を保管しておく方法にも、彼女流のオシャレなアイデアが満載!大工仕事が大好きという、お父さまが手がけたクローゼットも、彼女の大のお気に入り。また、中身が一目でわかるアクリルケースも大活躍。特に小さなものは小分けにして、わかりやすく収納。その収納法にもセンスが光る。巻末では、きんちゃく袋やポリ袋ストッカー、じゃばらの書類入れなど、身近な素材で手軽に作れる、おかたづけグッズの作り方や、イザベルさんのおすすめパリガイドも収録。イザベルさんから、こんなメッセージも到着!「私が日本の雑誌や本を読むときに感じるように、私の本が読者のみなさんに、幸せとインスピレーションをもたらしてくれることを願っています。この本からお片づけのアイデアを感じていただきたいのはもちろん、ぜひフランスにも来てみたいな~と興味を持っていただければうれしいです」身近なものを使った収納術、リサイクルや手づくりのアイデアなどが、ぎゅっと詰まった一冊。おかたづけを楽しくしてくれるはず!『パリジェンヌの楽しいおかたづけ』編著:イザベル・ボワノ判型:A5変型・96ページ・オールカラー定価:1,575円発行:ジュウ・ドゥ・ポゥム発売:主婦の友社取材/田辺 香
2013年07月01日1974年に宝塚歌劇で初演された、池田理代子原作の『ベルサイユのばら』。当時“ベルばらブーム”に火をつけるほどの大ヒットを記録し、その後も再演が重ねられてきた宝塚の代名詞的作品が、1月より月組で上演される。主人公を変えたさまざまなバージョンがある中でも今回は『オスカルとアンドレ編』。そこで、月組を率いるトップスター・龍真咲(りゅう・まさき)に、この大作にかける想いを訊いた。宝塚歌劇月組『ベルサイユのばら』チケット情報2001年に「フェルゼンとマリー・アントワネット編」で初舞台を踏んだ龍は「強い巡り合わせとご縁を感じます」と目を輝かせる。しかも今回挑むのは、男装の麗人オスカルと、オスカルを愛するアンドレの二役。準トップスター・明日海(あすみ)りおとの役替わりで演じるのが見どころのひとつだ。オスカルを演じるにあたっては、男役ならではの壁を感じたと語る。「女性でありながら男として生きる男装の麗人。男役のキャリアを積んできた中で、この役柄を演じるのは難しいと感じました。だからこそ、手応えも大きいです」。舞台は王妃マリー・アントワネットが生きた18世紀のフランス。その絢爛豪華な世界観や登場人物たちのさまざまな愛を巡るストーリーが、宝塚の雰囲気にぴたりとハマる。だからこそファンが多く、期待も大きい。「原作ファンの方、宝塚歌劇の『ベルサイユのばら』ファンの方、そしてそのどちらも愛する方、それぞれきっと心は同じ。キャラクターの心情やセリフについて強いイメージを持たれていると思うので、より理想に近づけられるように心がけたいです。プレッシャーも大きいですが、この二役を演じられることを幸せに思い、どんなに苦しんでも作り上げたいと思います」。初演から繰り返し上演されてきた本作だが、今回はさらにクリーンアップ。パワーアップした月組バージョンが観られるという。「説明ゼリフがほとんどなくなっていますし、プロローグがまた新しく作られていますので、今までご覧になられた方も新鮮な目で観て頂けると思います。あと、馬車に乗って飛んでいくラストシーンがいちばんの見せ場。かなり高いところまで昇っていくので、2階席のお客様にも喜んで頂けると思います」。前作の『ロミオとジュリエット』で、龍を中心とする月組がスタート。そこで大きな一歩を踏み出せたことが“組”としての自信に繋がっている。「『ロミオとジュリエット』を経て、月組のエネルギーがさらに上昇しています。来年はもっと組の一人一人の顔を観て頂けるように、下級生も個々をアピールしてほしいです。私自身は、オスカルと同様、自分の信念をまっとうして進んでいきます」。1月1日(火)から2月4日(月)まで兵庫・宝塚大劇場、2月15日(金)から3月24日(日)に東京宝塚劇場にて。チケットぴあでは東京公演のインターネット先行抽選を12月25日(火)11:00より受付スタート。取材・文:黒石悦子
2012年12月25日エヴァン・レイチェル・ウッドがかねてから交際中のジェイミー・ベルとついにゴールインするようだ。2人は2005年、アメリカのパンクバンド「グリーン・デイ」の「Wake Me Up When September Ends」のPVで共演し、交際が始まったが、1年で破局。一昨年にヨリを戻し、昨年婚約した。25歳のエヴァンと26歳のジェイミーは婚約の事実も公表していないが、先月16日(現地時間)にロサンゼルス市内で結婚許可証を取得するのを目撃されている。そして今週火曜(現地時間10月30日)、2人はそれぞれの左手薬指にお揃いの指輪をはめて、ロサンゼルス国際空港に姿を見せた。ゴシップサイト「RadarOnline.com」は、2人が数日中にも挙式するだろうと報じている。16日のランチタイムに、ビバリーヒルズの結婚許可局で2人を目撃した人物は「初めは彼らに気づきませんでした。愛し合っている普通の若いカップルに見えました。一般人と同様、列に並んで順番を待っていたんです。ずっと手を繋いでいました。ジェイミーがエヴァンに顔を寄せてキスもしていました。とても嬉しそうだったし、幸せそうでした」と語っている。(text:Yuki Tominaga)© KCS/AFLO
2012年11月01日アウトドアメーカーのモンベルは、「モンベル・チャレンジ・アワード」の第6回(2011年)・第7回(2012年)の受賞者を決定し、10日都内で授賞式を行った。「モンベル・チャレンジ・アワード」とは、2005年に創設された賞。自然を舞台に、人々に希望を与え、社会に貢献している活動家を応援するためのもの。第6回の受賞者は、NPO法人「森は海の恋人」理事長の畠山重篤氏、第7回はNPO法人「手のひらに太陽の家プロジェクト」が受賞し、モンベル代表の辰野勇氏から賞が送られた。第6回「モンベル・チャレンジ・アワード」を受賞した畠山氏は、NPO法人「森は海の恋人」の理事長を務めている。同法人は、子どもたちを対象とした環境教育や自然環境保全などの活動を行っており、自然体験学習の開催や植林など、その内容は多岐にわたる。畠山氏の職業は猟師。猟師が植林活動をしている理由には、「カキなどの海洋生物のエサは植物プランクトンであり、そのプランクトンは森の養分によって育まれるため」といった背景があるからとのこと。森が良くなれば海も良くなるという理由から、法人名である「森は海の恋人」も決まった。イベントには「手のひらに太陽の家プロジェクト」の代表である佐々木豊志氏が参加。「手のひらに太陽の家」とは、東日本大震災で被災した子どもたちを支援するための復興共生住宅。ペレット(おが粉などを圧縮した小さな固形燃料のこと)を用いたボイラーやストーブを活用しており、太陽光発電や太陽熱給油などの自然エネルギーも用いられているのが特徴。地元の木材が使用されているため、地域産業の活性にも寄与することができるという。「震災の支援をしようと思った背景には、アウトドアの経験があります。未知のこと、結果が保証されていないことに対しても、ためらうことなく行動することを、アウトドアの経験から学びました。その行動力で、震災支援のプロジェクトを実行できたと思っています。このプロジェクトは、多くの方々に支えられて実現されました。今回の受賞は、支援していただいた皆さまに対して贈られたものと思っております」(佐々木氏)【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月17日昨夏に亡くなったチリ出身のラウル・ルイス監督。百本を超える作品を撮りながら、日本で劇場公開された作品は『見出された時 「失われた時を求めて」より』(’99)や『クリムト』(’06)など、ごくわずかだ。一部に熱狂的なファンはいるものの、日本では“知られざる名匠”であるルイスが病に冒されながら撮り上げた4時間半もの大作『ミステリーズ運命のリスボン』が公開される。19世紀のポルトガル、フランス、イタリア、そしてブラジルを舞台に、孤児の少年と彼の出生の秘密を知る謎めいた神父、嫉妬や欲望、復讐が渦巻く中を生きる貴族の人々が繰り広げる複雑な人間模様が次々と畳み込まれ、幾重にもなった秘密の奥から思いもよらぬ結末が表れる。豪華絢爛な19世紀の意匠で描く幻想的な作品だ。6月開催のフランス映画祭で上映の折、出演者の1人であるメルヴィル・プポーが来日、話を聞いた。9歳のとき、ルイス監督の『海賊の町』(83)でデビューしたプポーは、その後30年近くにわたってルイス作品に出演し続けてきた。「12本一緒に映画を作ったよ。いつも主役っていうわけじゃない。今回もそうだった」と笑うメルヴィル。確かに長尺の本作で彼が登場する時間は長くはない。「僕は現場のマスコットみたいな存在でもあったかな。ラウルの撮影はいつも、とても心地よかった。誰に対しても優しい人なんだ。スタッフも皆、彼が大好きだった。ラウルへの愛に満ちた家族的な雰囲気で、誰もが映画作りを楽しむためにそこにいる。お金を稼ぐために働くってだけじゃない」。どんなに短い出演時間でも、ルイスからのオファーに「ノー」と言ったことはない。「彼との仕事は本当にユニークなものだから。普段のパリの生活でも、しょっちゅう彼に電話したり、会ってランチしたりしていたよ。臨終のときも、彼が入院していた病室に僕はいた。彼は僕の師だった。『スター・ウォーズ』のヨーダってところかな。しかもラウルはヨーダよりユーモアのセンスがあるし(笑)」。博識の人だったルイスは、独自の理論を持っていたとメルヴィルは考えている。「カバラ数秘術や科学や数学、中国や日本の文化にも通じていた。そうした知識を基に彼ならではの理論をを作り上げたんだと思う」。その理論の集大成とも言える『ミステリーズ運命のリスボン』は、1人の人物が持ついくつもの過去、いくつもの顔を描く複雑な構成になっている。「まさに“ルイス風”なテーマだよ。アイデンティティは1つではなく、輪廻を繰り返していく。誰かが生きた歴史を、もう一度生きる。物語の中にもう1つ、その中にさらにもう1つ物語がある。まるで、観客を理解不能な域にまで連れていくのが目的みたいに。目覚めていながら夢を見ているよう、とでも言おうか。手を取って迷宮に誘い込み、その手をいきなり放す。そうすると、観客は子供の視線で大人の世界を見ているような感覚になる」。現場では、独創的な演出プランに驚かされていたという。「トラベリングや、変わった効果を次々思いつく。とても豊かな時間だった」。ルイスは『ミステリーズ運命のリスボン』の撮影時、すでに肝臓ガンで闘病中だった。それでもユーモアを忘れなかった彼のエピソードをメルヴィルは披露してくれた。「検査のためにラウルが現場を離れたんだ。検査結果を手に戻ってきた彼は、こんな話をしてくれたよ。病院の階段教室で教授の医師が白衣姿の医学生たちに症例としてラウルの肝臓を3D映像にしたものを見せながら説明していた。ウォルト・ディズニーみたいな調子でね。で、ラウルの姿に気づくと『紹介しよう。幸運にも彼がこの肝臓の持ち主だ』と言いながら、肝臓の状態について説明を始めた。それが、5年前の彼の映画についての評論の言葉とそっくり同じだったんだ。『とても美しく、とても独創的で……一体何なのかよく分からない』(笑)!」。幼くしてルイスの世界に足を踏み入れ、無垢な心で多くを吸収し、40歳を目前にしたいまも第一線で活躍し続けるメルヴィルだが、「俳優って、自然なものではないよ」と言う。「自分の感情をコントロールするのが仕事だからね。“自然”に抗う仕事と言ってもいい。ある感情を作り出し、それを制御しながら表現する。大変な仕事だよ。母が映画宣伝をしていた縁で、ラウルに見いだされて仕事を始めたけど、周りはハチャメチャな大人ばかりだった。クレイジーな人間に成長したっておかしくなかったかもしれない(笑)。それにしても今回日本に来たら、大勢のファンに囲まれて…。何だかシュールだよ」と微笑むメルヴィル本人は地に足のついた印象だ。その分、スクリーン上で彼は冒険する。女装姿が美しい『Laurence Anyways』(原題/来年公開予定)を始め、俳優として。そして自ら監督する自主映画の数々でも。近況を聞かれると、「ラウルが作るはずだった映画を撮り終えたばかりなんだ。彼の奥さんが代わりに監督を務めて、ラウルの作品に出演した俳優たちが集結した。ミシェル・ピコリ、カトリーヌ・ドヌーヴ、イザベル・ユペール、ジョン・マルコヴィッチ…」。最初から最後まで、彼の言葉はすべてルイスへの愛情に満ちあふれていた。(text:Yuki Tominaga)■関連作品:ミステリーズ運命のリスボン 2012年10月13日よりシネスイッチ銀座ほか全国にて公開© CLAP FILMES (PT) 2010
2012年10月12日以前、紹介したインテリアのアイデアとハウツーが詰まった本『ファミーユ・サマーベルのパリの暮らしと手づくりと』(ジュウ・ドゥ・ポゥム)の出版を記念した展示会が25日(火)より、ギャラリー・ドゥー・ディマンシュ青山店にてスタートした。展示会にあわせて、ブランド『ファミーユ・サマーベル』のデザイナー、ジュリーさんがこの度、来日!そのオープニングパーティーに行ってきた模様をお伝えします!今回はジュリーさんの母親で、セラミック・アーティストとして活躍中のフランソワーズ・アンドレさんも一緒に来日。この『ファミーユ・サマーベルのパリの暮らしと手づくりと』展では、本で紹介されていたジュリーさんたちのステキなホームパーティーの雰囲気を再現しながら、切り絵をベースにした代表的な作品などが展示販売されている。ジュリーさんご本人に訊ねたところ、シティマップの切り絵作品を作るのにはトータルで約1ヶ月もかかるそう。実際に切るのは15時間程度でも、その前のリサーチや準備にかなりの時間を費やすのだとか。間近でみる作品は、本当に繊細で美しく、隅々まで眺めていると時間を忘れてしまう楽しさ! また、やはり本で紹介されていた、ウィンドウ・ステッカーや、娘のオフェリアちゃんが髪に飾っていたペーパーフラワーのヘッドドレス、息子のルシアンくんが大好きなうさぎのピックなどの手作りアイテムも、実際に展示されている。どれも可愛くて、実際に見るとさらに使い方の参考になりそう!また、トートバッグやカラフルなティータオルなど、『ファミーユ・サマーベル』ならではのアイテム、さらにフランソワーズさんのセラミック作品も販売! ちなみに『ファミーユ・サマーベル』の商品は展示会後も引続き、ギャラリー・ドゥー・ディマンシュで販売するそうなのでこちらも要チェック。ジュリーさんは、2008年に夫のサイモンさんと幼いオフェリアちゃんとともに世界旅行中、東京を訪れて以来、日本が大好きだとか。でもお母様と一緒に来るのは今回が初めて。ふたりは京都にも足を運び、満喫したそう。またジュリーさんは日本のイラストやキャラクターも好きだそうで、創作のインスピレーションにもなっているとか。『ファミーユ・サマーベルのパリの暮らしと手づくりと』展は、10月7日(日)まで開催中。おしゃれでキュートな『ファミーユ・サマーベル』の世界を堪能できる、この機会をぜひお見逃しなく! 『ファミーユ・サマーベルのパリの暮らしと手づくりと』展開催期間:9月25日(火)〜10月7日(日)会場:ギャラリー・ドゥー・ディマンシュ青山店 営業時間:12:00~20:00/月曜日定休取材/田辺香
2012年09月27日『リトル・ダンサー』で映画デビューし、近年では『ジェーン・エア』や『崖っぷちの男』など話題作に出演している俳優のジェイミー・ベルが、官能作品『The Nymphomaniac』(原題)のキャストの仲間入りを果たした。ラース・フォン・トリアー監督の最新作となる同作は、シャルロット・ゲンズブール、ニコール・キッドマン、ウィレム・デフォー、シャイア・ラブーフ、ステラン・スカルスガルドら豪華共演陣だけではなく、ポルノスターの起用とビジュアル・エフェクトを駆使したリアルな濡れ場もあり、早くも話題となっている。同作では、シャルロット演じる自称・色情症の女・ジョーが打ちひしがれ道端に残されているところを、ステラン演じるひとりの男が見つけ、ジョーが自身のセックスに満ちた人生を紐解いていく、かなり濃厚な内容になるという。今回の新キャストには、ジェイミーだけではなく、ニコラス・ブロ、コニー・ニールセン、ジェンズ・アルビヌスらも名を連ねている。ジェイミーがどのような役柄を演じるのかは未定だが、本作は来年の公開を目指して28日(現地時間)からドイツで11週間の撮影を開始しており、ソフトコア版と性描写が激しいハードコア版の2バージョンで公開が予定されている。■関連作品:第九軍団のワシ 2012年3月24日より渋谷ユーロスペースにて公開© 2010 Focus Features LLC. All Rights Reserved.ジェーン・エア 2012年6月2日よりTOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開© RUBY FILMS (JANE EYRE) LTD./THE BRITISH BROADCASTING CORPORATION 2011.
2012年08月30日音楽都市グラスゴーを代表する世界的な人気バンド、ベル・アンド・セバスチャン。そのリード・ギタリスト、シンガー・ソングライターとして活躍するスティーヴィー・ジャクソンの日本初のソロ・ライヴが決定した。「DUM-DUM PARTY’2012開催情報」今回のソロ・ライヴはスティーヴィーが、初のソロ・アルバム『(I Can’t Get No) Stevie Jackson』を6月にリリース、さらに彼が同時期にツアーを行うヴァセリンズのツアー・メンバーとして来日することから実現したもの。これまでベル・アンド・セバスチャンでは何度も来日しているものの、ソロとしては日本で初めての貴重なライヴとなる。スティーヴィーは、ヴァセリンズ、相対性理論、ゲスト出演の小山田圭吾で話題を呼んでいる7月1日(日)に河口湖で行われる「DUM-DUM PARTY 2012」へ参加後、翌7月2日(月)に「DUM-DUM PARTY 2012 Extra『Stevie Jackson Solo Acoustic Show』」と題して、7月2日(月)東京・渋谷O-Nestでソロ・ライヴを開催する。ソロ・ライヴのチケット一般発売は6月10日(日)10:00より。■DUM-DUM PARTY’2012~夏の黄金比~7月1日(日)OPEN 16:00START 17:00会場:河口湖ステラシアター (山梨県)出演:ザ・ヴァセリンズ / 相対性理論ゲスト:小山田圭吾■DUM-DUM PARTY 2012 Extra『Stevie Jackson Solo Acoustic Show』7月2日(月)OPEN 19:00START 19:30会場:渋谷O-NestARTIST:Stevie Jackson (Belle & Sebastian)Support Act : TBA
2012年05月25日アウトドアブランドのモンベルが、販売中の「バーサライトジャケット(#1128291)」および「バーサライトパンツ(#1128292)」の一部商品の不具合を発表した。同製品について販売は中止し、販売済みの該当製品は回収、および代金の払い戻しを行う。不具合の内容について、同社は「生地裏面のフィルムの剥離およびそれにともなう縫製個所の脱落」としている。該当製品の判別方法は、製品の内側にある白い品質表示タグに記載されている「『STYLE#から始まる7桁の』製品番号」で確認できる。製造時期を問わず、製品番号が該当すればすべて回収対象となる。回収方法は、購入済み製品は購入店舗に持ち込むか、あるいはカスタマー・サービス宛に着払いにて発送する。なお、発送の際は名前・住所・電話番号・購入店舗名の明記が必要。また、同社オンラインショップ上から返品受付票がダウンロードできる。回収期限は設けていない。なお、品質改善した次期生産分は、入荷時期がわかり次第、改めてウェブサイト等で案内するという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月22日来月16日(現地時間)から開催される第65回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門審査員に、ユアン・マクレガーや『ファミリー・ツリー』のアレクサンダー・ペイン監督らが選ばれたことが25日(現地時間)に発表された。審査員長を務めるのは7月21日(土)公開の『ローマ法王の休日』のナンニ・モレッティ監督。ほかに『アンノウン』のダイアン・クルーガー、『ココ・アヴァン・シャネル』のエマニュエル・ドゥヴォス、イギリスのアンドレア・アーノルド監督、ファッション・デザイナーのジャン・ポール・ゴルチエ、『扉をたたく人』などに出演しているパレスチナ人女優のヒアム・アッバスやハイチの映画監督、ラウル・ペックら総勢9人。オープニング上映作でもあるウェス・アンダーソン監督、ブルース・ウィリス主演の『Moonrise Kingdom』(原題)、アッバス・キアロスタミ監督が日本で撮影し、加瀬亮やでんでんが出演する『Like Someone in Love』(原題)、ウォルター・サレス監督がジャック・ケルアックの名作「路上」を映画化した『On The Road』(原題)、デヴィッド・クローネンバーグ監督の『Cosmopolis』(原題)やミヒャエル・ハネケ監督の『Amour』(原題)、ケン・ローチ監督の『The Angel’s Share』(原題)、レオス・カラックス監督の『Holy Motors』(原題)、ホン・サンス監督、イザベル・ユペール主演の『In Another Country』(原題)など22作品の審査にあたる。『少年と自転車』のジャン=ピエール・ダルデンヌ監督がシネフォンダシヨンと短編映画部門、ティム・ロスは「ある視点」部門の審査員長を務める。映画祭は5月16日から27日まで開催、クロージング上映作は今月4日(水)に亡くなったクロード・ミレール監督の遺作でオドレイ・トトゥ主演の『Therese Desqueyroux』(原題)。去年の映画祭では『アーティスト』がプレミア上映され、そこから同作の快進撃が始まった。今年はどんな傑作が登場するだろうか?第65カンヌ国際映画祭(公式サイト)(text:Yuki Tominaga)© Photoshot/AFLO■関連作品:第65回カンヌ国際映画祭 [映画祭]■関連記事:ミス・ユニバース優勝の森理世が故郷・静岡とカンヌの結びつきを猛アピール!三池崇史、2年連続でカンヌに殴りこみ!『愛と誠』、カンヌ国際映画祭で上映決定
2012年04月27日株式会社モンベルは、2012年春夏モデルとして、中容量のバックパックを一新したと発表した。超軽量フレーム「スーパーウィッシュボーン」を採用したほか、生地・テープ・バックルなど細部にわたる改良を重ね、従来モデルより約20%もの軽量化が実現したという。「スーパーウィッシュボーン」は、個人で異なる背中の曲線に合わせてカーブを調節ができるため、フィット感が良いのが特長だ。また、ザックの重心が自然と体に近づくよう形状に工夫がされており、腰に荷重がかかり肩への負担も軽減される。同社のサイトでは春夏の注目商品として、同製品のほかにも多数の新作を紹介している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月14日株式会社モンベルでは、ライフラインが絶たれた状況下においてアウトドア製品が活躍した一昨年の震災経験を踏まえ、今後も防災への備えとしてのアウトドアギアの提案をしていくとして、防災グッズのウェブページを開設した(。防災グッズのページでは、緊急時の電源不足対策として活躍する、最大出力7Wを誇るソーラーパワーシステムや、軽量かつ防水性・透湿性に優れた素材のレインウェア、ぬれた路面でも高いグリップ力を発揮するシューズなどを多数紹介している。同ページには紹介されていないが、今シーズンの新作として登場し早くも注目を集めている「マイクロヘッドランプ」は、重量わずか32g(電池込)。ボタン電池2枚使用で照射時間は12時間、明るさは11ルーメンでそれほど明るくはないものの、1,300円という低価格が嬉しい。同社ではこのほかにも、軽くて明るいヘッドランプを多数展開しているので、それぞれの目的や用途に応じて選ぶことができる。国産メーカーの信頼とコストパフォーマンスの高さは非常に魅力的だ。また、昨年の震災時、津波による被害が広がった経験を生かして開発された「浮(う)くっしょん」は、クッションとして日ごろも使えるよう考えられた救命胴衣だ。価格は成人用5,000円、子供用3,800円(S)、4,200円(M)。アウトドアに慣れ親しんできた人たちが震災時に不必要に慌てることなく対応できたのは、こういった備えやテント、ガスバーナーなどが既に家にあったからだとも言われている。震災時にアウトドア用品店からガスバーナーやヘッドランプ、寝袋や防寒着、非常食などが品薄になったのは記憶に新しいが、いつ来るともわからない災害のために、最低限のグッズは常備しておきたいものだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月12日第16回釜山国際映画祭が10月6日夜、韓国・釜山市の海雲台で華やかに開幕した。今年、完成した釜山シネマセンター「映画の殿堂」のお披露目を兼ねた開幕式には、オープニング作品『ただあなただけ(ALWAYS)』に主演したソ・ジソプ、ハン・ヒョジュを始めとする、多くのスターや映画人がお祝いにかけつけた。レッドカーペットに登場したのは、『マイウェイ 12,000キロの真実』で共演しているオダギリジョーとチャン・ドンゴン、ヒロインを演じる中国の女優ファン・ビンビンやキム・ソナ、キム・ジュヒョク、コ・ス、チソン、キム・ハヌル、カン・ヘジョン、ク・ヘソンら。台湾の人気歌手ワン・リーホンやフランスの女優イザベル・ユペールも姿を見せた。また、『アジョシ』の名子役キム・セロンちゃんは3姉妹で登場し、その愛らしさで会場を沸かせた。ちなみにファン・ビンビンは日中韓合作の『楊貴妃』で共演するリーホンと一緒に登場した後、ドレスを着替えてもう一度、『マイウェイ 12,000キロの真実』チームとして現れ、その早変わりぶりにはびっくりさせられた。なお韓国でも高い人気を誇るオダギリジョーさんは、今年はニューカレンツ部門の審査員も務めることになっており、こちらも注目を集めている。オープニングを飾ったソン・イルゴン監督『ただあなただけ』は、元ボクサーと、事故で視力を失った女性の甘いラブストーリー。開幕式前に行われた記者会見で「ラブシーンでNGは?」と聞かれたハン・ヒョジュは、「ジソプ先輩がリードしてくれたおかげで、NGは出さずに済みました。ただ、私はいままで『華麗なる遺産』を始め、あまり女性的ではない役ばかり演じてきたので、女性らしさを出すのが難しかったです」と語った。ソ・ジソプは「ボクサー役ということで1か月ボクシングの特訓を受けたのですが、そのときに腕のじん帯が伸びてしまい、本番では大変でした」と撮影時の苦労を語っていた。アジア最大級の映画の祭典、釜山国際映画祭は14日(金)まで開催される。(photo/text:Ayako Ishizu)■関連作品:マイウェイ 12,000キロの真実 2012年1月14日より全国にて公開© 2011 CJ E&M CORPORATION & SK TELECOM. ALL RIGHTS RESERVED第16回釜山国際映画祭 [映画祭]アジョシ 2011年9月17日より丸の内TOEI 2ほか全国にて公開© CJ ENTERTAINMENT INC & UNITED PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED■関連記事:ウォンビン インタビュー成熟した男の瞳で、新しい愛を魅せるウォンビン来日!「まだおじさんにはなりたくない(笑)」ウォンビンが魅せるエンターテイメント傑作『アジョシ』試写会に70組140名様ご招待オダギリジョー&チャン・ドンゴン『マイウェイ』9か月に及ぶ撮影の苦楽を告白!ウォンビン主演の注目作!『アジョシ』予告編が早くも到着!
2011年10月07日フランス・ヌーヴェルヴァーグの巨匠、クロード・シャブロルが12日、自然気胸の合併症が原因の徐脈(不整脈の一種)のため亡くなった。享年80。ジャン=リュック・ゴダール、フランソワ・トリュフォーらと同様に「Cahiers du Cinema」誌の批評家から映画監督の道へ進み、1957年に『美しきセルジュ』でデビュー。2作目の『いとこ同志』でベルリン映画祭金熊賞に輝き、その後もイザベル・ユペール主演の『ボヴァリー夫人』をはじめ数々の映画、TVドラマを監督。多作な作家として知られた。独特の愛敬ある風貌で俳優としても活躍した。シャブロル監督の遺作となった『Bellamy』(原題)で主演を務めたジェラール・ドパルデューは「クロードは生きる喜びそのもののような人だった。彼が死ぬなんて誰も考えられないことだった。彼が逝ってしまったと想像することさえできない。私はこう考えたい。彼はもう電話には出ないけれど、そこにいる。いまもあらゆる場所に存在しているんだ」と哀悼の意を表した。ニコラ・サルコジ大統領は「バルザックのように鋭く社会を描写し、ラブレー(16世紀の作家)のように生き生きとしたユーモアがあった」とシャブロルの才能を讚えた。フランスではTV局各局がシャブロルの作品を追悼放映するなど、国をあげてその死を悼んでいる。(text:Yuki Tominaga)写真は2009年のベルリン国際映画祭でのもの。© CATARINA ERIC/Gamma/AFLO■関連作品:石の微笑 2007年6月30日より渋谷Q-AXシネマほか全国にて公開©Moune Jamet■関連記事:映画にまつわるファッション小噺 vol.38愛は証明できるのか?
2010年09月13日ナタリー・ポートマンにミラ・ジョヴォヴィッチなど、名だたる名女優を発掘してきた、あのリュック・ベッソンが、フランスの人気漫画を映画化した『アデル/ファラオと復活の秘薬』でヒロイン役の白羽の矢を立てたルイーズ・ブルゴワン。あるTV番組の人気コーナーで“お天気お姉さん”を務めていたという彼女だが、“女性版インディ・ジョーンズ”とも称される本作のタイトルロールを演じることになった経緯は?公開前に来日を果たしたルイーズへの直撃インタビューを敢行!途中からはベッソン監督も加わって、映画について、そして彼女の魅力について語ってくれた。9頭身…いや…10頭身!?と錯覚してしまいそうな抜群のプロポーションとキュートな笑顔がまぶしいルイーズ。話を聞くと、元々、女優を志していたわけではなく、実は画学生だったとか。「そう、小さい頃から絵を描くのが好きで、美術学校にも通っていて、将来は画家やイラストレーターの仕事に就くのが夢だったの。学校に5年間通って卒業もしたけれど、とはいえ仕事としてやっていくのはなかなか難しい…。そんなときに偶然TVの仕事をすることになったの。この作品に出る前に、1本だけ映画に出演したことはあったけど、自分を“女優”として意識し、覚悟を決めたのはやっぱりリュックと出会ってからね」。「ほとんど初心者だった」という彼女だが、世界的な監督であるリュック・ベッソンの作品で主演を張るというのはかなりのプレッシャーだったのでは?「それはもちろんよ(笑)!監督がリュックでこれほどの大作で、しかも原作はフランスでとっても愛されている漫画。原作者のタルディもファンもがっかりさせたくなかったし、責任を感じたわ。でも、リュックは私にこう言ってくれたの。『大丈夫。僕と一緒に映画を撮るってことは、いいトレーニングになるから。強化合宿のつもりでやってごらん』って」。ちなみにベッソン監督の印象を尋ねると、少し考えてこんな答えが。「以前からTVなどで彼を見て、フランスの映画界で“王国”と呼べるものを築いてきた大監督なのに、その割にすごく質素な方というイメージは持ってたわ。実際の撮影現場でも、何百というスタッフがいるんだけど、すごく家族的な雰囲気なの。そして彼はと言うと、いつもカメラの後ろにいてくれる。この距離の近さがありがたかったわ」。と、ここでそのベッソン監督が入室!早速、ルイーズの起用の決め手を尋ねてみた。「この映画に最適な人間を選んだ、本当にそれだけだよ。彼女がTVに出ているのは何度も見ていたけど、毎晩、いろんな変装をするという非常にユーモラスな内容だった。それができるというのは、クリエイティブな才能があるということだよ。それから何と言っても、彼女はカメラ映えするんだ。カメラが彼女に恋をして、溶けてしまいそうだったよ(笑)」。劇中にも、アデルが変装を繰り返し、刑務所に忍び込もうとするコミカルなシーンがあるが、ここでのキュートな衣裳も必見!そしてもうひとつ、ルイーズがお気に入りのシーンとして挙げるのは、アデルが妹とテニスに興じる場面。「あの時代(20世紀初頭)のフランスで、女性がテニスをするっていうのはすごく下品なことだったの。そんな中で、唯一例外だったのが、スザンヌ・ランランというプレイヤー。なぜなら彼女はダンスを踊るように優雅にテニスができたから。いまも残っている彼女の試合の映像を参考に練習したわ。でも最後には、ウィリアムズ姉妹(現役のプロテニス選手)のように、ビシバシと激しいテニスをすることになるんだけど(笑)」。ちなみにベッソン監督曰く「あのシーンは6〜7台のカメラを用いて撮影した」とのこと。優雅でありつつもショッキングなこちらのシーン、ぜひ注目して見てほしいところだ。最後に、ルイーズに「女優として目標としている人は?」と尋ねると「イザベル・ユペール!」と即答。「彼女の出演作品の選び方、あれだけの地位を築いているのにリスクのある役を引き受ける姿勢がすごく好きなの。有名監督の作品にだけ出てれば安泰なはずなのに、そうせずに、50歳を過ぎてもアンダーグラウンドな香りがする。いつか共演させてもらいたいわ。『アデル』でマチュー(・アマルリック)と共演させてもらったけど、以前から彼のファンで『彼と共演したい!』って言い続けてたら叶ったのよ。緊張して、一緒のお墓のシーンでは、声が自分のものじゃないみたいだったけど(笑)。いつかイザベルとも一緒に仕事ができる日が来ると嬉しいわね」。まずはこの『アデル』。エジプトで、大統領官府で、そしてルーヴル美術館で、華麗にわが道を進むヒロインの姿をお楽しみに。シネマLIVE!『アデル/ファラオと復活の秘薬』特集■関連作品:アデル/ファラオと復活の秘薬 2010年7月3日より丸の内ピカデリー1ほか全国にて公開© 2010 EUROPACORP - APIPOULAI PROD - TF1 FILMS PRODUCTIONPhotos : Magali BRAGARD■関連記事:【シネマモード】お帽子ファッションに注目『アデル/ファラオと復活の秘薬』ジョニー&「SATC」4人組…写真でふり返る来日ハリウッドスター2010年上半期【シネマモード】2010年 映画ファッションのいままでとこれからシネマLIVE!にて来日レポート&メイキング映像もご紹介!『アデル』鑑賞券を5組10名様にプレゼントベッソン監督&新ミューズが北野監督談義に花咲かせる!?
2010年07月01日“世界で最も有名な妖精”ティンカー・ベルの、ピーターパンらと出会う以前の物語を描いた『ティンカー・ベル』シリーズ第2弾『ティンカー・ベルと月の石』。まもなく公開を迎える本作の日本語吹き替え版でティンクの声を演じる深町彩里からメッセージが到着した。前作に続いての出演となった深町さんだが、実はそれ以前は全く声優経験はゼロだった。にもかかわらず17,358人が集まったオーディションを勝ち抜いて、見事にティンク役を射止めたという、まさにシンデレラガール!ディズニーが選びに選び抜いたキャストだけあって、この動画メッセージからだけでも彼女の声の素晴らしさが伝わってくるはず。本シリーズはもちろん、今後、活躍の場をどのように広げていくのか注目したい!まずは、深町さんもお薦めするように「ワクワクドキドキ」な妖精たちの世界へGO!『ティンカー・ベルと月の石』は12月23日(水・祝)より全国にて公開。こちらの動画メッセージはMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:ティンカー・ベルと月の石 2009年12月23日より全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.■関連記事:あの妖精にまた会える!『ティンカー・ベルと月の石』試写会に10組20名様ご招待あゆと世界で最も愛される妖精が最強タッグ!『ティンカー・ベル』イメージソング決定“ティンカー・ベル応援隊長”木下優樹菜、自身のデザインによる衣裳は「12点…」
2009年12月22日ディズニーがクリスマスに贈る、人気シリーズの第2弾『ティンカー・ベルと月の石』のイメージソングを、浜崎あゆみが歌うことが発表された。日本が誇る歌姫と世界で最も愛される妖精の最強コラボレーションが実現!12月23日(水・祝)の公開に向け、12月中旬よりイメージソング「You were...」を使ったTVCMがオンエアされる。配給のウォルト・ディズニー・スタジオは、「人気だけでなく、ティンカー・ベルの持っている、いつまでも変わることのない“エバーグリーン”のイメージを持つ女性を探し、そこで出会ったのが浜崎あゆみさんでした。日本の女性からの圧倒的支持を受け、ティンクのように自分も、そして周りも元気にするパワーを持った方は浜崎あゆみさんしかいないと思い、今回のイメージソングを依頼いたしました。浜崎さんの、常にトップで輝き、みんなに元気を与え続けている姿は、まさにティンカー・ベルのイメージにぴったりだと思っています」と今回の起用について語っている。浜崎さんも「『ティンカー・ベルと月の石』のイメージソングに起用していただき、嬉しく思っています。世界中の多くの人から愛されている作品に関わることができ、とても光栄です。 映画と共に私の新曲も楽しんでいただければと思います」と喜びのコメントを寄せてくれた。「You were...」は作詞を浜崎さん自身が担当、CDの発売は12月29日(火)だが、それよりひと足早く11月25日(水)よりレコチョク、ミュウモなどで配信が開始される。『ティンカー・ベルと月の石』は12月23日(水・祝)より全国にて公開。■関連作品:ティンカー・ベルと月の石 2009年12月23日より全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.ティンカー・ベル 2008年12月23日より公開© Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.■関連記事:“ティンカー・ベル応援隊長”木下優樹菜、自身のデザインによる衣裳は「12点…」上戸彩、子供たちと『ティンカー・ベル』CMに挑戦!小さな妖精と意外なつながりも?独占映像到着!映画公開直前ティンカー・ベルが失踪?残された相棒たちは大慌て!世界一有名な妖精の誕生秘話!『ティンカー・ベル』特製携帯ストラップを3名様にプレゼント歌う妖精役?『ティンカー・ベル』主題歌の湯川潮音、声優挑戦に意欲!
2009年11月19日ディズニーの人気キャラクターの一人、妖精ティンカー・ベルを主人公にしたシリーズの第2弾『ティンカー・ベルと月の石』の応援隊長を、前作に続いて木下優樹菜が務めることが発表された。あわせて、ティンクのコスチュームを公募し、ベストデザイン賞に選ばれた方にはディズニーのアニメーターが描いた世界でたった1枚のイラストを贈られるという「ティンカー・ベル コスチューム・デザイン・コンテスト」の審査員にも就任した。1953年に映画『ピーター・パン』でスクリーンデビューを果たして以来、多くの人に愛され続けてきたティンク。彼女がピーターと出会う以前のたくさんのエピソードを描くのが、この『ティンカー・ベル』シリーズである。昨年の12月に劇場公開された第1作『ティンカー・ベル』では、彼女がその素晴らしい才能を開花するまでを描いたが、今回の『ティンカー・ベルと月の石』では、妖精たちの運命を握る魔法の宝“月の石”を守るため彼女が大冒険を繰り広げる。木下さんは「応援隊長は自分しかいないと思っていたので嬉しい」と満面の笑み。さらに、ティンクの新たなコスチュームを公募する「ティンカー・ベル コスチューム・デザイン・コンテスト」の審査員に選ばれたことについて「ティンカー・ベルの性格は天真爛漫で気分の上げ下げが激しくて私にとても似ていると思います。ティンカー・ベルにふさわしく、そして私にも似合うようなコスチュームができるのを楽しみにしています!」と語った。そして見本として(?)、木下さん自身の手によるデザインを披露!「コンセプトは“季節にこだわらずカラフル”です。服もグラデーションでラインストーンとか入れて、カラフルでキラキラした感じをイメージしました」と語る木下さん。ずばり、自己採点は?「12点かな…(笑)」と謙遜気味に語った。『ティンカー・ベルと月の石』は12月23日(水・祝)より全国にて公開。コンテストの詳細は映画公式サイトにて。『ティンカー・ベルと月の石』公式サイト■関連作品:ティンカー・ベル 2008年12月23日より公開© Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.ティンカー・ベルと月の石 2009年12月23日より全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.■関連記事:上戸彩、子供たちと『ティンカー・ベル』CMに挑戦!小さな妖精と意外なつながりも?独占映像到着!映画公開直前ティンカー・ベルが失踪?残された相棒たちは大慌て!世界一有名な妖精の誕生秘話!『ティンカー・ベル』特製携帯ストラップを3名様にプレゼント歌う妖精役?『ティンカー・ベル』主題歌の湯川潮音、声優挑戦に意欲!“天使の歌声”湯川潮音が妖精とタッグ『ティンカー・ベル』クリスマスツリー出現
2009年10月26日今年のアカデミー賞主要5部門にノミネートされ、ケイト・ウィンスレットに悲願のオスカー像(主演女優賞)をもたらした『愛を読むひと』。戦争による負の遺産を背景に描きつつ、20年におよぶ愛の物語を綴った本作がまもなく公開を迎える。これに先立って、メガホンを取ったスティーヴン・ダルドリー監督が来日。6月10日(水)、記者会見が行われた。本作を含め、これまで手がけた3本の作品全てで、アカデミー賞監督賞にノミネートされた実績を持つダルドリー監督。そのうちの1つ、『リトル・ダンサー』は日本でもファンの多い作品だが、こちらは監督自身の手で「Billy Elliot The Musical」として舞台化されており、つい先日発表されたトニー賞で主要10部門での受賞を成し遂げたばかり。この日の会見ではまず、この快挙に対し、集まった報道陣から大きな拍手が贈られ、監督は「この物語とは10年にもおよぶ歳月を共にしており、若い俳優と一緒に作品を作ることができるということも含め、本当に嬉しいです」と笑顔を見せた。続いて、『愛を読むひと』に関する質疑応答が交わされた。ケイト扮するハンナと、デヴィッド・クロス演じる若き法学生・マイケルが互いを強く求め、愛し合うシーンについて、監督は「あのシーンは、終盤の撮影でまとめて撮りました。というのは2人が互いについてよく知り、安心感を持って演じてほしかったからです。まず、ケイトと私でリハーサルを行い、最後にデヴィッドが加わる形で進めていきました。求めるものをしっかりと決めてから、スピーディーに撮影を行うようにしました」と説明した。また、マイケルがハンナに様々な本を読み聞かせるシーンについても、監督なりのいろんな工夫がなされているという。「ケイトには、デヴィッドが事前に何を読むかは伝えずに撮影に臨んでもらったんです。その方がフレッシュなリアクションをしてもらえるだろうと思いました。読む本の選択については、ケイトにとって面白そうなもの、デヴィッドが読んで楽しそうなものを選びました。実際、原作には出てこない『タンタン』を読んでもらったりしましたが、これはデヴィッドに(人気キャラクターの)ハドック船長のセリフを読んでもらいたかったからです(笑)」と明かしてくれた。冒頭にも示したように、演劇界、そして映画界において数々の受賞歴を誇るダルドリー監督。監督にとって賞とは?と聞いてみると「何ともおかしなものですよね」と微笑を浮かべつつ答えたが、一方で「自分の作品に出演した俳優が賞に輝くのは、この上ない喜びです」とも。さらに今後、一緒に仕事をしてみたい俳優を尋ねると「イザベル・ユペールにマリオン・コティヤール。ブラッド・ピットとも一緒に何かしようと話しているところですよ。来年、新しい作品を撮るとき、誰がキャスティングされるか楽しみにしていてください」との答えが返ってきた。最後に監督は日本の観客に向けて「初めてこの映画の原作小説を読んだとき、心が揺り動かされました。愛すべきなのか?許すべきなのか?感情のジェットコースターに乗ったようでした。この映画を観て、そのときの私と同じような感覚を味わっていただければ幸いです」と呼びかけ、会見は幕を閉じた。『愛を読むひと』は6月19日(金)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。■関連作品:愛を読むひと 2009年6月19日よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開© 2008 TWCGF Film Services II, LLC. All rights reserved.第81回アカデミー賞 [アワード]■関連記事:愛とは…?オスカー女優ケイト・ウィンスレットの力強い演技に納得『愛を読むひと』『スラムドッグ$ミリオネア』の子役たち、チャリティ活動で香港訪問苦境から子供たちを救えるか?ダニー・ボイル監督がムンバイの子役たちを訪問家の強制撤去に人身売買疑惑。オスカー受賞作の子役たちが直面する過酷な現実ケイト・ウィンスレットのオスカー受賞作『愛を読むひと』試写会に10組20名様ご招待
2009年06月12日カンヌこぼれ話。今年の審査委員長はフランスの大物女優イザベル・ユペール。去年の審査委員長ショーン・ペンもレッドカーペット上でタバコを吸ったり(吸殻で燃えるほど、やわな素材じゃないだろうが)、問題児ぶりを発揮していたが、ある意味で今年はそれ以上だったかもしれない。審査員9人のうち、ユペールに加え、アーシア・アルジェント(イタリア)、ロビン・ライト・ペン(アメリカ)、スー・チー(台湾)、シャルミラ・タゴール(インド)と女優が5人を占める異例の構成だったため、不協和音が事前から心配されていたが、やっぱり審査員同士が相当揉めた様子。まあ、そういったうわさは毎年のようにあるのだが、特に今回はユペールが2001年にミヒャエル・ハネケ監督の『ピアニスト』でカンヌの女優賞を獲得しているだけに、ハネケの受賞が予想され、実際そのとおりの結果になった。そのため、ユペールが強権発動したのではともっぱらの評判に。もちろん、ハネケのパルムドール受賞作『THE WHITE RIBBON』(原題)が優れた作品なのは間違いないのだが、授賞式では毎年大物プレゼンターが発表するはずなのを自ら発表するなど、異例のひいきぶりを発揮していたのも確か。授賞式後の会見でユペールは「ハネケが私の大好きな監督なのは確かだし、だから彼の映画に2度出演したのよ。彼の映画は人間の魂に深く向き合っている」と、堂々たるもの。やんちゃ娘のアーシア・アルジェントも「(会議室の)扉の向こうの話は、ここではしないわ」と大人の発言だった。しかし、審査員間のトラブルなどどこ吹く風でニッコニコだったのが、ロビン・ライト・ペン。夫ショーン・ペンと別居した直後だったため、13日の開幕記者会見ではピリピリぶりがこちらにも伝わってくるほどだったが、ロビンがカンヌにいる間に反省したらしいショーンが離婚申請を取り下げたため、「意見の違いはあっても、全員が心を開いて語り合ったわ。そこには本物の愛があったの」と終始ご機嫌だった。(photo/text:Ayako Ishizu)第62回カンヌ国際映画祭特集■関連作品:第62回カンヌ国際映画祭 [映画祭]■関連記事:【カンヌ現地レポ 13】52歳の新星!ブラピを喰った男演賞俳優クリストフ・ワルツ【カンヌ現地レポ 12】娘シャルロットの快挙に母ジェーン・バーキンも絶叫!【ハリウッドより愛をこめて】次世代アイドルC・クロフォードが『フットルース』に!ショーン・ペン、再び離婚申請を撤回【カンヌ現地レポ 11】最高賞はミヒャエル・ハネケ作品に!シャルロットに女優賞
2009年06月03日