追分のニュー・ノルディック・キュイジーヌ軽井沢は追分の別荘地に昨年オープンした【Naz】。レストランは北欧風の建物で、中に入ると木のテーブルがひとつあり、お洒落なバーカウンターがあります。今夜はわれわれ一組のための席です。シェフが挨拶に出てきて、飲み物が注がれます。なんだか友人の別荘ディナーに招かれたような感じです。鈴木シェフが迎えてくれたテーブルから明るさの残る外を見るまずはスロベニアのスプマンテにあわせてトウモロコシの菓子に雲丹を乗っけたものを一口でいただきます。トウモロコシの甘さと雲丹の塩味が爽やかです。次に素麺です。発酵きゅうりとそのソースがかかっていて昆布の香りがします。それが出汁の風味と重なりキャビアとほどよくからみあいます。素麺は富山の大門の手延べでのど越しが気持ちいい。汗が引いて落ち着きました。外はまだ明るく、木々の緑が見え、北欧にでもいる気分になります。信州サーモンと自分で育てる鮎シェフがサーモンをテーブルに持ってきて見せてくれます。これが信州サーモンといわれるもので、ニジマスとブラウントラウトの掛け合わせ。海のない長野県の八千穂漁場が苦労して作り上げたものです。「信州サーモンは水がきれいなので臭みがなく身がしまっています。これは2日塩漬けにしたものを12日寝かせてたもので、40から42度で1時間半火入れします。皮の部分と中身をご用意します」そうシェフが解説してくれました。合わせるワインはこれもスロベニアのオレンジ「パラスコス・ノット」。ピノ・グリージョでつくる優しい味わいのものですが、冷やすと酸が立って味覚が尖る感じがします。色合いも信州サーモンの美しいピンク色によく合います。小皿に乗せられた信州サーモンの皮は香ばしく、炭火の上に昆布や金柑やディルの香りも纏っています。メインの皿には発酵した蕪で覆われた信州サーモンの身。発酵したトマトジュースにザクロの香りを移したスープとイチジクの香りのオイル、エルダーフラワーの蕾の酢漬けが乗せてあります。信州サーモンは口に入れた瞬間、むっちりとした食感があり、それが次第に口の中で蕩けるように広がっていきます。発酵食材の纏まり感が素晴らしく、それぞれが上手に引き立てあっている感じが素晴らしい。前半の爽やかなピークです。これは軽井沢の空気感のなせる業でもあるのでしょうか。東京でこの感覚はなかなか味わえない気がします。白ワインが来ました。次の料理に合わせてと、エミリア・ロマーニャの「ぺリスフォン」は、海鮮料理にもよく合うアルバーニ。野菜です、と持ってこられたのはズッキーニの皿でした。絞ったズッキーニのジュレのうえにアイス、それに焼いたズッキーニは乾燥させてからリンゴのジュースでもどしてあるのだとか。パリに【アルページュ】という野菜の美味しい有名レストランがありますが、そこを思い出すような可憐な美しさと美味しさとテクスチャーの面白み。ひとつの食材からここまでの顔を引き出すシェフのセンスの良さに関心しました。そして鮎です。どう料理するのだろうと思っていたら春巻きになって出てきました。「鮎、生簀で飼ってるんですよ」シェフは笑いながら言います。「稚魚もらってきて自分で飼ってるんです。それ使ってます。万願寺や肝をいれて巻いて揚げてみました。すいかのソースでどうぞ」。ワインはエミリア・ロマーニャのサンジョベーゼです。夏の気分になります。食材の可能性、シェフのセンス次はリゾット。佐久産の五郎兵衛米といわれるもので甘く粘り気があるので、リゾットにするのも面白い。リゾットは春の名残かアスパラソバージュとクルマエビで、ワインはスロベニアのソービニオン・ブラン。「僕はここが地元ですが、改めてここの食材の豊かさに感動しています。いろんな可能性を試してみたい」とシェフは語ります。けっこう酔いも回ってきたころ、藁の上に乗っかった牛肉の塊が運ばれてきました。「ダボス牧場の短黒和牛です。無農薬で栄養価の高い牧草と発酵飼料を食べて育った健康で質の良い赤身肉だから肉の味が濃く旨味も強いです」とシェフ。干し草の香りのする柔らかなサーロインは、歯触りが優しく、噛むにつれて味わいが深まる美味しい牛肉です。ダボスの肉にはこれを合わせてほしいと、地元は千曲川ファンキーシャトーのカベルネ・フランを合わせます。彼の地元愛の分かるペアリングで、カベルネ・フランの上質な舌触りがサーロインを引き立てていきます。そしてもうひとつ、今度はマトンです。発酵ブルーベリーと黒ニンニクを纏っていて真っ黒です。これも臭みがまったくなく、脂身がとても美味しい。「羊を苦手な女性でも喜んでくれました」とシェフ。これにはスロベニアのピノ・ノワールを合わせました。発酵食品とスパイスや花々の芳香は、食欲を衰えさせません。ワインもまた。「最後に僕が毎朝手打ちで作るパスタを少しだけいかがですか」との誘いは断れません。締めパスタにはローズマリーが練りこまれています。短黒和牛と香味野菜のラグーの香りがまた胃を開きます。2種類の地元の肉をいただいて、そのソースでパスタをいただく。いい感じの流れです。そして、デザートはカシスのアイスクリーム。火照った口を優しく沈めてくれます。結構いただいたわりには重さを感じない、ちょうど信州の水の流れのような爽やかな料理だと思いました。イタリアやデンマークの【noma】【kadeau】での修行経験があるとはいえ、シェフはまだ26歳という若さ。これからの進化がとても楽しみです。地元食材の可能性と、なによりシェフのセンス、クリエイティビティに大いに期待したいところ。テーブルで最後のお茶をいただきながら、シェフのやんちゃだったころの話を聞いていたら、サービスで立っていた人が実はシェフのお母様であると知り、その若さにもういちど驚いてしまいました。レストラン ナズ【エリア】軽井沢【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】8000円 ~ 9999円【ディナー平均予算】20000円 ~ 29999円
2021年07月28日ファッションブランドの世界観を夏の新メニューで表現アルマーニの世界観があふれた、ゴージャスな内装世界中にその名を轟かすデザイナー、ジョルジオ・アルマーニがプロデュースする【アルマーニ / リストランテ】は、【HEINZ BECK TOKYO】に一つ星をもたらした実績を持つカルミネ・アマランテ氏がエグゼクティブシェフを務めていることでも注目のイタリアンレストラン。火入れの温度と時間にこだわり、伝統的なイタリア料理を繊細に、洗練された料理に仕上げることが得意なカルミネ氏。その繊細な仕事ぶりは日本人の感性にも寄り添ってくれています。フードロス食材を使用した話題のコースが2シーズン目に突入エグゼクティブシェフを務めるカルミネ・アマランテ氏同店は2021年3月より、フードロス食材を取り入れた「LOSS FOOD MENU」を提供。そして2シーズン目の今回、夏メニューを7月1日より開始します。天然資源の責任ある使用、環境問題に真摯に取組むことは、グローバル企業にとっての責務。ジョルジオ・アルマーニ自身環境問題に対して高い意識を持つデザイナーとして知られ、環境問題に関するコメントをしばしば発信していますが、その哲学は日本の【アルマーニ / リストランテ】でも継承されています。今回お届けするコースメニューは、春に引き続きFOOD LOSS BANKの協力のもとに創作。食材自体に問題はないものの不揃い・規格外となった野菜や、新型コロナウィルスの影響により出荷先を失った食材など、廃棄される予定であった食材を調達し、全メニューに取り入れています。続いてメニューの一例をご紹介します。『カプレーゼ 2021』フードロス食材のトマト(桃太郎、フルティカ、ピッコラルージュ)サイズが不揃いで、市場で販売ができないトマトを使った前菜のカプレーゼ。真っ白なトマトウォーターのエスプーマ、ミルクとブッラータのジェラートでトマトを覆っています。トマトの自然な甘みと、口の中でふわっと消えていくエスプーマ、濃厚なジェラートのコンビネーションが新鮮な味わいです。『あか牛外もも肉 なすのテクスチャー』フードロス食材の牛肉(肩・外もも)品質にこだわり丁寧に育てられたくまもとあか牛を長時間かけて煮込み、茄子でロールした逸品。あか牛のとろける食感と柔らかい茄子のマリアージュ、甘酸っぱい茄子のピューレソース(アグロドルチェ)との相性も抜群です。こちらは「部位ロス」と呼ばれる、低音調理すると美味しいが調理に技術が必要なため売れ残る部位を使用しています。『LOSS FOOD MENU』7皿のコースメニュー(ランチ/ディナー) ¥10,000(税込・サ別)・大根のフラン・カプレーゼ 2021・スパゲット 赤ピーマンとグリーンソース・金目鯛 枝豆 ライムの香りのコンソメ・あか牛外もも肉 なすのテクスチャー・酒粕 メロン・煎茶 シトラス・カフェ プティフール日本の旬食材とイタリアンが融合する爽やかな“夏のメニュー”が登場フードロス食材を使用したコースはもちろん、従来展開している季節の食材をふんだんに使用した通常メニューも引き続き展開しています。7月1日よりスタートする夏のメニュー(計5コース )は、【アルマーニ / リストランテ】らしい伝統的なイタリア料理と夏に旬を迎える食材との見事な融合が楽しめるものばかり。今回は、全5皿からなる人気のランチメニュー『ASSAGGI』のー例をご紹介します。『タコとキノアのフリット冷たいトマトのガスパチョ』低温調理したタコをマリネし、吸盤だけをソテーすることで食感にコントラストを持たせた一皿。タコの周りに纏わせたキノアやブラックオリーブが、サクサクとした食感を与えてくれます。仕上げに、夏野菜が溶け込んだ濃厚かつ爽やかなトマトソースをかけていただきます。『自家製パスタ“キタッラ”とエスカペーシュ』パスタは、口当たりが爽やかな『自家製パスタ“キタッラ”とエスカペーシュ』をご用意。ズッキーニをEXバージンオイル、ビネガー、にんにくのマリネに漬け込んだエスカペーシュのソースを、四角い断面の自家製パスタに絡めました。トップに飾ったズッキー二チップスの香りと食感がアクセントになっています。『ASSAGGI』5皿のランチコース/5,500円・アミューズ・タコとキノアのフリット 冷たいトマトのガスパチョ・自家製パスタ“キタッラ”とエスカペーシュ・仔牛のロースト 5種類のペッパーとマスタードソース(あか牛のローストに変更の場合は2,500円の追加料金にて承ります)・マンゴーのヴァリエーション ハーブグラニータ・カフェ プティフールほかにも『ARMANI』6皿のランチコース/8,500円、『STAGIONE』7皿のランチ・ディナー共通コース/12,000円、『ARMANI』8皿のディナーコース/17,000円、『GINZA TOWER』9皿のディナーコース/20,000円を用意。フードロス食材を全てのメニューに用いた全7皿からなる話題の「LOSS FOOD MENU」(ランチ・ディナー共通メニュー)と、夏仕様にリニューアルした通常メニュー。環境意識にもつながるフードロス問題を考えるきっかけとしても最適なメニューの数々をぜひ。アルマーニ /リストランテ【エリア】銀座【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】7500円【ディナー平均予算】15000円【アクセス】銀座駅 徒歩3分
2021年07月26日この記事を書いた編集部員人生ではじめて降り立った「国領駅」。ひらけたロータリーから見える広い空の下、しとしと降る雨が運ぶ湿気すらひんやりと心地よく感じます。お目当て【ドンブラボー】は通り沿いを5分ほど歩くと到着です。コンクリートの門から覗く、あたたかい木の扉にときめく金曜日の18:00を過ぎたころで、店内は満席。お店の方と親しげに会話をしているお客さんもちらほらといて、この地に根付いた愛されているお店だということがよくわかります。木材をたくさん使用した店内は、初めて来たのに居心地がよく、少し張っていた心がほぐれていきます。本日のメニュー。食材名か料理名というシンプルな内容に想像がふくらみますまず白ワインをお願いすると好みを聞かれ、それを聞いてさらに3種類から選ばせてくれました。柑橘系の香りのするそれが、最初に出てきた根セロリの冷製スープとよく合います。『ブルスケッタ』『フォアグラ』つづいてフィンガーフードが2皿。鮮やかな赤色の『ブルスケッタ』は中にサバが入っていて、口に入れた途端に香りが押し寄せます。幸せ……。フルーツトマトはとてもフレッシュで、その甘やかな余韻を色濃く残していきます。コーヒーの芳醇な香りをたずさえて運ばれてきた『フォアグラ』は、表面がパリっと香ばしく、中のフォアグラの濃厚でクリーミーな味わいと、それに負けず劣らずイチジクとカカオニブの存在感もしっかりと堪能できます。『鮎』その泡の存在感に驚かされた『鮎』はオイルで煮込まれたコンフィとなって登場しました。アユは骨まで食べられて、香ばしさとやさしい味わいにワインもすすみます。ヨーグルトとハーブのオイルソースは酸味と塩味のバランスが最高で、シャキシャキのおかひじき、シャインマスカット、枝豆も格段においしく感じました。泡の正体は青リンゴ味で、上からケールの粉をかけて仕上げています。それはふわりと香り、この料理を一段と華やかにしています。『ミエ イケノピノ・ノワール 2019』『トリッパ』白ワインを飲み干して、次の肉料理に合わせて「特別軽い赤ワインを」とお願いしました。素敵なラベルのこちらのワインは、八ヶ岳の農園でつくられた日本ワインで、おだやかな酸味と驚くほど軽いすっきりとした口当たり、そしてハーブのような香りがとても印象に残りました。『トリッパ』は、牛の胃袋をクラシックなトマト煮込みで仕上げていて、ちょっぴり辛味があるアラビアータのような味わいです。ゴーヤのソースとバジルのオイルでほんのり苦みが絡んで、いつまでも食べていたい最高の組み合わせでした。『蛤(ハマグリ)』『蛤』は、千葉県のハマグリをたくさんかけたパスタで、パクチーがたっぷり乗っています。ハマグリの身は入っていないのに、とんでもなくハマグリを感じるのがすごくて、その旨みと絶妙な塩加減が細めのパスタによく絡んで至高。旨みたっぷりのスープを、最後の一滴まで飲み干してしまいました。『ピザ』お店に入った途端目に入る大きなピザ窯が印象的な【ドンブラボー】さん。リストランテで本格的なピザが食べられるなんて……!席からピザができあがっていく様子を眺めるのも一興です。国産小麦の全粒粉とヨーグルトを使ったという生地は軽やかで、ここまでたくさん料理をいただいてきたのにさらっと食べられるのが不思議。マルゲリータとクアトロフォルマッジのハーフアンドハーフという、ピザ界の重鎮たちをコースの最後に味わえる幸せを噛みしめます。冷たい料理には冷えたカトラリーを。細やかなサービスがとても嬉しいです食べ終わって思うことは「近くに住んでいる人がうらやましい」ということ。料理はしっかり裏付けされたおいしさで、「リストランテ」であることは間違いないのですが、この「通いたい」と思う気持ちは、あたたかいサービスや、居心地のよい店内の雰囲気があってこそなんだと感じました。外まで見送ってくれたシェフやスタッフの方々のあたたかさに後ろ髪を引かれながらも、その名をしっかり胸に刻んだ国領駅へと帰路につきました。ドンブラボー(Don Bravo)【エリア】調布【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】2000円【ディナー平均予算】9000円【アクセス】国領駅 徒歩3分
2021年07月21日カフェ【Rue Favart ~RF~】イタリアン【恵比寿アッカ】ステーキ【肉えびす89BAL】和食・蕎麦・うどん【EBISU 蓮】鉄板焼き【広島やまと&bar】カフェ【Rue Favart ~RF~】絶品スイーツやカジュアルな料理を心地よい店内でアンティーク風のオシャレな店内。おすわりができれば店内へのペットの同伴も可能です【Rue Favart ~RF~】は恵比寿駅から少し歩いた場所にある一軒家のお店。ヨーロッパのカフェのような内装はオシャレの一言。1階はスイーツを購入できる店舗になっているため、気兼ねなく入店できます。2階に上がればカフェスペースが広がります。カウンター席は窓に面しており、おひとり様でも店内の人目が気になりません。『ニース風サラダ』に使用されている野菜は名水百選に選ばれている神奈川県秦野市の湧き水で育てられたものランチタイムにはカレーやパスタ、ラザニアなどのカフェメニューが、ディナータイムにはカジュアルなフレンチを中心とした料理が提供されます。一階で販売しているパティシエが作ったスイーツを楽しむことも可能。豊富なメニューの中で一押しなのが『ニース風サラダ』。具だくさんで食べ応えたっぷりです。RueFavart~RF~【エリア】恵比寿【ジャンル】カフェ【ランチ平均予算】1000円【ディナー平均予算】3000円【アクセス】恵比寿駅 徒歩10分イタリアン【恵比寿アッカ】契約農家直送の野菜を使用した料理とワインに定評のあるイタリアンコンクリートを打ちっぱなしにした都会的な雰囲気と木の温もりを感じるインテリアが絶妙にマッチしています恵比寿駅からほど近い場所にある【恵比寿アッカ】。シックで都会的な印象の店内は洗練されたインテリアとほの暗い照明のせいもあってか、大人の空間になっています。キッチンを囲むようにあるカウンター席に座れば、初めて訪れても常連客であるかのような居心地の良さを感じられます。『20種彩り野菜のサラダ 』は埼玉の「サンファーム高橋」から直送されたものを使用こちらのお店の自慢は、契約農家から直送された野菜を使用した料理とワインです。目にも鮮やかな『20種彩り野菜のサラダ 』は、それぞれの野菜の異なる食感と香りを楽しむことができます。ソムリエでもあるオーナーが厳選したワインの中には希少なものも。もちろん、料理との相性も抜群です。恵比寿アッカ【エリア】恵比寿【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】1000円【ディナー平均予算】6000円【アクセス】恵比寿駅 徒歩4分ステーキ【肉えびす89BAL】多彩な調理法で旨みを引き出された肉料理を堪能ブラウンを基調とした落ち着いた雰囲気の店内。カウンター席は店内の奥の方に計4つあります多彩な調理法を用いて提供される肉料理が自慢の【肉えびす89BAL】。恵比寿駅から徒歩6分、大通りから一本入った路地にあるお店です。目印はベンチに座ってどっしりと構えた牛のオブジェ。ガラスドアとガラス窓から店内の様子を見ることができるため、入りやすいというのもオススメの理由です。見るからに新鮮さが伝わってくる『黒毛和牛のたたき』はリピート率の高い、定番の一皿使用する肉を選ぶシェフは子どもの頃から実家の牧場を見て育ち、自身でも肉の卸売り会社を立ち上げるほど肉に精通している人物。黒毛和牛の大会で金賞を受賞したこともある「菊池牛」などの和牛の赤身を中心に、豚肉や馬肉などの料理もあります。芳醇な香りを堪能できるような調理法を追求し、ゲストを魅了し続けています。肉えびす89BAL【エリア】恵比寿【ジャンル】ビストロ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】7000円【アクセス】恵比寿駅 徒歩6分和食・蕎麦・うどん【EBISU 蓮】洋食の要素を含んだ和食メニューに連日行列ができる人気店カウンター席は計5つ。料理だけでなく、上品な和の雰囲気も楽しめます恵比寿駅からも近いオフィス街の中にある【EBISU 蓮】は、和食を中心としたお店です。店内には落ち着いた和の雰囲気が広がり、自然と心が和みます。テーブル席のほか、個室やテラス席、カウンター席も完備。カウンター席は割烹に来たような趣があり、気持ちも高まります。看板メニューの『肉蕎麦』は一度食べたら病みつきになると評判を呼んでいます和と洋が融合した料理で人気を博しているのがこちらのお店の特徴。『サラダ蕎麦』や『カレーつけ蕎麦』などの豊富な種類の蕎麦メニューの中でも注目なのが『肉蕎麦』。ラー油入りの汁に付けて食べるという一風変わった料理です。極太の蕎麦と牛肉、そして薬味が絡み合い、食べごたえと香りがクセになる逸品です。EBISU 蓮【エリア】恵比寿【ジャンル】和食【ランチ平均予算】1100円【ディナー平均予算】4500円【アクセス】恵比寿駅 徒歩5分鉄板焼き【広島やまと&bar】大きな鉄板焼きを目の前に臨場感のある楽しい食体験をシックな雰囲気の店内。銅粉が練り込まれたカウンターテーブルは高級感たっぷり【広島やまと&bar】は駅から徒歩8分のところにある鉄板焼きのお店。鉄板焼きと言えば油っぽい店内をイメージしますが、店内は清潔感がありスタイリッシュな雰囲気。テーブル席や個室もありますが、鉄板を囲むようにあるカウンター席が中心なので一人でも入りやすいですね。肉玉蕎麦と呼ばれ、広島で愛され続けている広島風のお好み焼き。ソースの焼ける香りが食欲をそそります必ず食べたいのが、『広島やまと焼き』。野菜をたっぷり使用しており、女性にも評判です。熱せられた鉄板のお皿で提供されるため、熱々の状態を保ったまま食べられるのもうれしいところ。最高級の和牛のほか、海の幸や珍しい旬野菜を利用した『季節の焼き野菜の盛り合わせ』など鉄板料理を幅広く味わうことができます。広島やまと&bar【エリア】恵比寿【ジャンル】鉄板焼き【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】7000円【アクセス】恵比寿駅 徒歩8分
2021年07月13日さて、今回も「シェフがオススメするお店」サイトからピックアップした、お店と料理をご紹介!ご紹介するのは、西麻布【リストランテ アルポルト】。このお店をオススメしてくれたのは、同じくハイクラスなイタリア料理店として名高い【リストランテ・ホンダ】オーナーの本多哲也シェフです。【リストランテ アルポルト】をオススメする料理人イタメシブームその火付け役としてあまりにも有名なお店ながら、その90年代前後の真っ只中で生まれた自分にとっては、その伝説的な名前を耳にすることはあれど、なかなかうかがう機会に恵まれずにいました。……ということで、善は急げ!西麻布交差点界隈にひしめく名店には目もくれず、アルポルトのランチに伺ってきました!表通りから一本入るだけで閑静な街の佇まい。地下へと続く階段の奥にあります白を基調としたクラシカルな雰囲気で、純白のクロスにシルバーがよく映えます。これはハレの日に来たら、素敵な思い出になりそうな予感です。ランチコースは3種類あり、『PRANZO A』3,410円、『PRANZO B』5,280円、『PRANZO SPECIALE』8,690円。今回は『PRANZO A』を注文。まず驚いたのがなんの気なしに頼んだトマトジュースです。『北緯43° 余市のトマトジュース』 880円こんなに甘いトマトジュース、飲んだことないぞ……!?調べたところ、こちらのトマトジュースはアルポルトの特製だそうです。ざらりとした果肉の食感が残る飲み口で、まるでトマトをそのまま飲んでいるかのよう。フルーツジュースのような甘みなのに、料理にも合わせやすいのが一口でわかります。そしてこの一杯から、トマトへの感動が始まりました。『前菜5種の盛り合わせ』。生ハムやカプレーゼ、カルパッチョなどイタリアンの食べたい前菜が一口ずつ味わえるのが嬉しい前菜5種の中には、カプレーゼがありました。このスライスのフルーツトマトの、その新鮮さ。冷たい前菜らしいみずみずしい食感と甘みが広がって、このうえなく爽やかでした。スタッフの方に聞いてみると、じつはトマトジュースと同じく余市のフルーツトマトが使われているのだそうです。つづいてやってきたのは、対照的に温かい煮込み料理。バケットが付いた『国産 黒毛和牛 トリッパのトマト煮込み』あくまで味の主役は、トリッパの柔らかい食感、噛むたびにじゅんわりと広がるやさしいコクと旨み。トマトジュース、カプレーゼ、とトマトが主役でしたが、ここではトマトは、あくまでトリッパを引き立てる脇役のような存在感。熱することで増幅されたトマトの香りが、ひじょうにいい仕事をしています。パスタ、メインへと続く直前、トリッパを食べながらさらに食欲をかきたてられているような感覚です。さて次はお待ちかねの、パスタ!なお、『PRANZO A』ではパスタは5種類から選べます。『トマトソースのフェデリーニ バジルペーストとリコッタチーズ』。フォークで、頂上のリコッタチーズを全体にからませて……ぱくっんぁぁ………!おいしい……!細麺のフェデリーニの軽快さと、しっかりとからむトマトソース。そこにリコッタチーズが、重くならない軽やかな油脂感で、全体にコクをプラス。でも、味の深みの決め手はやはりトマトで、一口でじわ0っとトマトのほどよい酸味と強い甘み、旨みが押し寄せてきます。もう一つ、すごく嬉しかったのがパスタの温度。器がしっかり温められているので、食べていると胸の辺りが温まっていくのがわかります。ほんの数度の違いだと思いますが、これが常温のお皿で出てくるだけで、味の印象はまたぜんぜん違うものになると思います。スタッフの方に聞いてみると、アルポルトでは料理によって、また時期によってもトマトの種類を使い分けているそう。今回、パスタとカプレーゼに使用していたトマトは、最初に飲んだトマトジュースと同じ北海道余市のフルーツトマト。甘みが強いのが特徴で、この時期メインに扱うのがこの余市のトマトとのことです。『仔牛とフォアグラのソテーマルサラソース』(+1,210円)。クラシックな重厚感かと思いきや、マルサラ酒の酸味なのかどこか軽やかにも感じるこの日のデザートは『アメリカンチェリーのタルト、アプリコットとラズベリーのソルベ』。エスプレッソとともに贅沢な食事を締めくくる料理ごとの出したい味わいによって、トマトの種類を使い分ける。そのプロのこだわりに驚くのはもちろんですが、そのトマトの活かし方の多彩さ。前菜のカプレーゼでは、生の新鮮な甘みが、食事の始まりを爽やかにする。トリッパのトマト煮込みでは、あくまで主役のトリッパの味と旨みを引き立てる名脇役として登場。パスタソースになれば、トマト自体の味わいを何倍にも奥深く、増幅させて味の決め手になる。あぁ、なんてトマトって偉大なんだ!えらい!好き!そして、トマトの魅力をこんなにも引き出すイタリア料理は素晴らしい!おいしかった……!ごちそうさまでした!こうしてぼくは、リスペクトにも似た感情をトマトに抱くようになったのです。リストランテアルポルト【エリア】西麻布【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】5000円【ディナー平均予算】15000円【アクセス】六本木駅 徒歩12分
2021年07月01日この記事を書いた編集部員立地も外装もめちゃくちゃおしゃれです今回訪れたお店は恵比寿駅から徒歩5分の場所にある【The Latria Table Hearth】。西洋風の外装で落ち着いた印象です。店内はおしゃれなソファ席、地下には個室もあるので女子会にはとてもおすすめです!『グレープフルーツジュース』最初のドリンクは『グレープフルーツジュース』です。外が暑かったこともあり冷たい酸味の効いたジュースで失われた体力を回復しました。周りでは複数の女子会が開催されていました。みなさん話に花を咲かせ楽しそうです。見渡すと、私以外に男性がおらず女性専用車両に間違えて乗ってしまったときのことを思い出しました。(もちろん男性も入れるお店です。)それでも私はおしゃれなランチを食べたいのです。落ち着いた店内のガラス越しに恵比寿の町を眺めながら料理を待ちます。『黒トリュフと濃厚きのこクリームのガレット』最初の料理は「黒トリュフと濃厚きのこクリームのガレット』。ガレットはそば粉と水と塩で作ります。シンプルな味の中に素材の味を感じられる逸品です。さっそく食べると黒トリュフの深みのある香りががふわっと口の中で広がります。コクのあるきのこのクリームソースと少し固めの生地がベストマッチです。『本日のパスタ‐たっぷりつくば鶏ときのこのパスタ‐』2品目は「本日のパスタ」です。無類のきのこ好きな私はまたしてもきのこが入った料理を注文しました。柔らかいつくば鶏とマイルドなクリームソースがからみ合い最高です。きのこがたくさん入っているので、香が強くきのこ好きにはかかせない逸品です。鶏肉はたんぱく質が豊富なので肌のツヤや枝毛などが気になる方は積極的に食べてみてください!『沖縄県産黒砂糖を使ったクレマカタラーナ』最後のデザート『沖縄県産黒糖のクレマカタラーナ』沖縄県産の黒糖は品のある甘さで下に入っているクリームととてもよく合います。バニラアイスも乗っているので甘党な私はとても満足です。デザートの種類が豊富なのも魅力です!出てくる料理がすべておしゃれで、もちろん味も最高です。また、サラダや低脂質な鶏肉を使ったメニューも豊富にあるので健康を気にする人たちにもおすすめです。店内もとてもおしゃれなので女子会や会社のメンバーとゆったりとした時間を過ごせます。みなさんぜひ行ってみてください!
2021年06月28日カフェ【ベーカリー&レストラン沢村】フレンチ【ドメイヌ・ドゥ・ミクニ】フレンチ【無彩庵池田】イタリアン【MODESTO】カクテルバー【COCKTAIL WORKS 軽井沢】カフェベーカリー【ベーカリー&レストラン沢村】きれいな空気と豊かな自然に囲まれつつ食べる焼きたてのパンは格別焼きたてのパンの香りが漂う店内。天上が高く、開放的なところもくつろげる理由の一つ軽井沢の日常をコンセプトにした複合施設・ハルニレテラス内にある『ベーカリー&レストラン沢村』。焼きたてのパンを購入できるだけでなく、併設されたレストランではモーニングからディナーまで楽しむことができます。店内からは豊かな自然を眺めることができるため、癒やしのデートを求める二人にもぴったりです。『SAWAMURA 特製ハンバーガー』は味はもちろん、ボリュームも自慢訪れたら絶対に食べたいのが『SAWAMURA 特製ハンバーガー』。牛赤身100%でつくったボリュームあるパテが自慢です。軽い食感のバンズは肉汁をしっかり吸い込むという特徴があり、パテとの相性は抜群です。ベーカリーとしての技術を最大に活かした料理でゲストをもてなしてくれます。ベーカリー&レストラン沢村【エリア】軽井沢【ジャンル】洋食【ランチ平均予算】3000円【ディナー平均予算】5000円【アクセス】軽井沢駅フレンチ【ドメイヌ・ドゥ・ミクニ】優雅な時間と地産地消の上質なフレンチを味わえるという贅沢軽井沢の景色を眺めながら、しっとりと大人の雰囲気の漂う店内で上質なフレンチが楽しめる風格のある日本家屋が特徴の【ドメイヌ・ドゥ・ミクニ】は周囲の別荘にもなじむ、隠れ家風のフレンチのお店です。自然豊かな信州が育んだ野菜や豚を使用した料理でゲストを魅了しています。格調高い店内は特別なシーンを彩るにも最適で、価値ある時間を提供してくれることでしょう。『信州産カリフラワーのババロア』には口にするのをためらうほどの美しさがディナーコースさながらの充実度を誇るランチコースは、メインを肉と魚から選ぶことができます。ランチコースで提供される『信州産カリフラワーのババロア』は目にも鮮やかな一皿です。メニューは季節に合わせて変わるため、何度訪れてもゲストが退屈させられることはありません。ドメイヌ・ドゥ・ミクニ【エリア】軽井沢【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】6500円【ディナー平均予算】13000円フレンチ【無彩庵池田】食事や風景から季節の移り変わりを感じ取ることができるフレンチのお店陽光が降り注ぐ明るい店内。森の中で食事をするような感覚を味わえます【無彩庵池田】は季節感を大切にしたフレンチを味わえるお店です。地元野菜を使用した風味豊かな料理には、シェフが食材の生産者との交流から得たアイデアが取り入れられていることも。静かな時間が流れるくつろぎの空間で、陽光を浴びながらランチデートを楽しむことができます。『冷製・じゃがいも・キタアカリのポタージュ夏トリュフのグラス・パウダー』はランチコースでも味わえる一皿ランチコースのメニューの一つ、『冷製・じゃがいも・キタアカリのポタージュ夏トリュフのグラス・パウダー』にはシェフ自らが食べ比べ、選んだキタアカリを使用。粉末状のトリュフとコンソメのアイスが振りかけられた高級感のあるスープを飲めば、豊かなコクと香りが口いっぱいに広がります。無彩庵池田【エリア】軽井沢【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】5000円【ディナー平均予算】9000円【アクセス】中軽井沢駅イタリアン【MODESTO】採れたての高原野菜を使用した料理を楽しめる森の中のリストランテ落ち着いた雰囲気の店内と窓から見える森の風景がくつろぎの空間を演出【MODESTO】は閑静な森の中に隠れるように立つイタリアンのお店です。国内外で研鑽を積んだシェフの日課は毎朝直売場を巡って食材を選ぶこと。購入した野菜を持って店に戻り、すぐにランチの準備をするので、自然と料理には新鮮な食材が使用されます。天気のいい日はテラス席で食事ができるというのも魅力の一つです。ランチコースの一皿『白アスパラガスのボイルカルボナーラソース生ハム添え』のほどよい塩味はワインとの相性抜群ランチコースはメインディッシュが1皿の『Lunch A』と2皿の『Lunch B』の2種類。どちらもオススメ料理である『白アスパラガスのボイルカルボナーラソース生ハム添え』を味わえます。シェフの味を熟知した奥様が選ぶ、イタリア原産やフランス原産を中心としたワインは料理に華を添える存在です。MODESTO【エリア】軽井沢【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】4500円【ディナー平均予算】10000円【アクセス】中軽井沢駅カクテルバー【COCKTAILWORKS軽井沢】大人が集う憩いの場で豊富な種類のお酒とおいしい料理を満喫アンティーク調の店内にはリカーショップを併設。長野の地酒を購入することもできます軽井沢駅より徒歩15分、散歩にちょうどいい距離を歩けば【COCKTAILWORKS軽井沢】が出迎えてくれます。カクテルバーだけあって、季節の果物を使用したカクテルは女性に大人気。もちろんお酒と合う地元食材を使用した料理も楽しむことができます。雰囲気のあるカウンターに並べば会話も弾むことでしょう。濃厚な旨みと肉の甘味を感じられる『信州産牛ランプステーキ』は人気の一皿ランチタイムでも味わえる人気料理『信州産牛ランプステーキ』には中軽井沢にある老舗店【佐藤肉店】より買い付けたものを使用。肉本来の旨みと芳醇な香りにお酒がすすみます。同じく人気の『信州牛100%ボロネーゼ』には生パスタを使用。トマトと赤ワインで煮込んだミンチ肉のソースが食欲をそそります。COCKTAILWORKS軽井沢【エリア】軽井沢【ジャンル】バー・カクテル【ランチ平均予算】1200円【ディナー平均予算】5000円【アクセス】軽井沢駅 徒歩15分
2021年06月26日従来の枠を超えて、日本ならではの本場を超えるイタリア料理をつくりたい西麻布の裏路地に現れる白い建物。扉を開けると、迎えてくれるのは、ジャコメッティやレオナール・フジタの絵画。ピエール・ジャンヌレの椅子がさりげなく置かれたサロンスペースを通り抜け、奥のダイニング・カウンターへ足を運べば南イタリアの街並みを思わせるような、真っ白な壁と紺色の天井のコントラストに目をうばわれる。ダイニングの舞台は白くて広い大理石のカウンター。異国の世界に迷いこんだような贅沢な席に座ることが許されるのは、一晩たったの6人のみ。カウンター越しにはキビキビと働いているスタッフの様子が見て取れる。「ようこそ」と笑顔で迎えてくれた湯浅一生シェフは黒いタブリエ姿。カウンターに座る他のゲストとも自然と馴染み、洗練とリラックスがバランス良く混じり合う心地よさは、誰かの邸宅に招かれたような気分になる。店内を飾る、現代の“違い棚”。さりげなく飾られているアートピースは博物館級のものシックなインテリアは“どこかのイタリアの小さな街”をイメージしたのだそうだ。天井の深い紺色の天井は、京都の「HOSOO」の西陣織を施したもの。テーブルから目をあげて飛び込む漆喰の壁には、モダンな“違い棚”に、美しいフォルムの素焼きの器が。聞けば、なんと本物の「須恵器」だという。店内のそこかしこに、研ぎ澄まされた美意識を感じる。日本の歴史が育んできた本物のアートピースや意匠を感じられるのもこの店の魅力だろう。シェフの湯浅一生さん湯浅シェフはトスカーナやエミリア・ロマーニャで働いたのち、【SALONE 2007】を経て【ビオディナミコ】のシェフを務めた人物。当時、日本にいながらにして、イタリア以上にイタリアの風を感じるような郷土料理をどう表現するかということに心を砕いていた。そうした日々のなかで、“日本でイタリア料理をつくる意味”について自分なりに考えるようになったという。現地そのもののリチェッタを再現するだけなら、誰でもできる。日本でやるからには、自分なりの視点でイタリアらしさを表現してみたい。さらには、日本でしか食べられない、現地を超えるおいしいイタリア料理をつくってみたい。そんな思いを抱いていたときに縁があり、とんとん拍子に開業が決まった。この日届いた食材。近江牛、広島の川俣シャモ、「ヨーロッパ野菜研究会」のアーティチョーク、豊洲から届く鮑や金目鯛など開業までの6ヶ月間、まずは日本の食材を知ることから行動に出た。全国の志高い生産者を知る“食材ハンター”の力を借りながら、さまざまな生産者を訪ねて縁をつくっていった。そこから開業までも止まってはいない。湯浅シェフがユニークなのは【湯浅一生研究所】というラボを4ヶ月限定で密かにオープンし、ゲストを巻き込みながらメニューをブラッシュアップしていったこと。集めた食材を生かし、湯浅シェフ自身が楽しみながら、イタリアの郷土料理らしさを感じさせながらも、もっと自由に、もっとおいしくと時間をかけて研究した集大成が【ISSEI YUASA】の料理にはつまっているのだ。魯山人の器に盛り付けられた『カチュッコ』そんな研究の“成果”は店のスペシャリテ『カチュッコ』ひとつ取ってもよくわかる。『カチュッコ』とは、魚介をたっぷりトマトで煮込んだブイヤベースのような素朴なトスカーナの郷土料理なのだが、ここでは実にエレガントな味わいで登場する。聞けば、具材の金目鯛は90度でシットリ蒸し上げ、はまぐりは65度で火を入れるなど、一つ一つの食材に合わせた温度で火を通す。さらにベースとなるスープは、あさりのだしに旨みのボタンエビと香りのジャコエビ2種をつかったエビのだし、魚の骨からとっただしにハマグリのだしを合わせ、本枯節を隠し味に加えている。その後は従来のカチュッコと同じ要領で仕上げていく。目の前にサーブされた『カチュッコ』は、素朴な現地のものとはまったく違う味だった。魚介の力強さを感じながら、雑味をほとんど感じない。それは湯浅シェフの丁寧かつ独自につきつめた調理のなせる技だろう。ブルゴーニュの赤ワインと合わせたくなるような澄んだ旨みが印象的だ。魯山人の器で供されるのもまた、なんとも面白い。ちなみにこちら、ワインの品揃えもすごい。豊富に揃うグランヴァンをゆっくり楽しむのもいいが、相談すれば料理にピタリと合うワインをグラスで出してくれる。ぜひ相談して合わせて楽しんで欲しい。手打ちパスタを使った『羊のパスタ』。器は岩崎龍二氏のもの一方、「コース一番のクライマックスはパスタです」と湯浅シェフが胸を張る2種類のパスタは、現地の風を感じる王道のもの。パスタはイタリアで修業したときにに感動した味をベースに考えていると湯浅シェフ。たとえばこの日はシンプルな『羊のパスタ』が登場した。ロングパスタは栃木の「パワードエッグ力丸君」という濃厚な卵のみで手打ちしたもの。北海道の羊のスネ肉はソフリット、白ワインとともに煮込み、シチリアンルージュトマトを加えさらに煮込む。ペコリーノチーズを加えて、オレガノで香りをつけている。羊のやさしいミルキーな香りとパスタを咀嚼したときにふわりと感じる卵の風味がたまらない。噛んだ時のプチッとした歯応えも手打ちパスタならではの醍醐味だ。『チョウザメのカルパッチョ』。カトラリーもオーダーした特注品さらにコースの途中には、『チョウザメのカルパッチョ』など面白い食材も登場する。この料理は、広島に食材探しにいったときにチョウザメに出会ったことから生まれた。「キャビアは食べたことあっても、チョウザメは食べたことある人なかなかいないんじゃないでしょうか。こうした食材としてあまり認知されていないものに出会うと、俄然料理したくなりますね」と笑う湯浅さん。チョウザメは昆布で締めて5日寝かして、神の島レモンとシチリアのオリーブオイルでつくったレモンオイルをかけ、ポーランドのキャビアを乗せている。イタリア料理という枠を飛び出して自由に羽ばたき、楽しみながら突きつめていく“湯浅ワールド”。日本でしか食べられない洗練のイタリア料理は、今後どんなふうに変化していくのだろうか。【ISSEI YUASA】という洗練された世界にちりばめられた、日本のエッセンスに触れると、日本という国をますます知りたくなってくる。自分の感性を解き放ち、ぜひその世界を楽しんで欲しい。ISSEI YUASA【エリア】西麻布【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】25000円【アクセス】六本木駅 徒歩10分撮影/佐藤顕子
2021年06月25日“カッコいい”と“親しみやすい”が共存する雰囲気イタリア料理と日本料理のいいとこ取りで生まれる新たな美味シェフみずからがテーブルをまわり、料理やワインのストーリーを伝える料理も会話も中毒性のある楽しさを追求。ちょっと寄りたくなる店に外観内観ともにグレーをベースに、差し色として鮮やかなグリーンが使われ、シンプルモダンな印象一見「何のお店だろう?」と思わせる店名とインテリア。スタイリッシュな雰囲気にちょっと緊張してドアを押すと、オープンキッチン、カウンター席で冗談が飛び交い親しみやすい空気が流れています。「僕たち料理人が楽しく仕事をしていないとお客さまも楽しめないですよね」と溝尾シェフ。「あの店に行くとなんか面白いんだよね」という印象を残せる料理、お酒、会話で「ついつい足が向く」そんな中毒性のあるおもしろさを探求しているそうです。「お客さまと一緒におもしろがってもらえる空間をつくり、常連客を増やしていきたい」と溝尾シェフみずからがサービスも担当する【割烹TAJIMA】とイタリア料理人のコラボが生む新たな面白み【割烹TAJIMA】の田島和彦氏と溝尾シェフは、専門学校の同級生。田島氏は当時から人を驚かせるアイデアやセンスに長けていたそうです。「ゼロイチが得意な田島、1を10に100にと膨らませていくことが得意なぼく。いつか二人で一緒に仕事をしようと約束して、それぞれ経験を積んできました」と溝尾氏。15年が経ち、ついに夢を実現したのです。2つのお店を経営することで、食材をある程度まとめ買いできるため、仕入れのコストを下げることができます。こうして、食材はハイクオリティながらも値段はカジュアルな通いやすいお店を実現したのです。しかも田島氏はコロナ禍でも豊洲市場の業者の支援のために食材を買い続けてきました。そういった信頼関係もあり、いいものを安定した価格で仕入れることができるそうです。コロナ禍、市場の業者を助けるためにウニをはじめ、鮮魚、青果を買い続け、信頼の絆がますます強固に共同仕入れなので、和食材の割合は多くなりますが、日本料理の技法も交えながら創意工夫を重ねて生み出す新たなイタリア料理が【Leon akasaka】の個性でもあり、強みになっています。18時からはコース料理のみ6000円月ごとにワインの種類を変えて提案するペアリング6000円21時前後からはアラカルトでワインバー的な使い方もOK『鮮魚のコトレッタ』。魚の骨のだしで炊いた大根の煮物を付け合わせに『ミラノ風仔牛のコトレッタ』、つまりカツレツを旬の鮮魚でアレンジしたこの一皿。コトレッタの下には魚の骨のだしでやわらかく煮てみりんと醤油で味付けした大根が隠れています。そしてソースは魚の骨を濃くひいただしにクリームを加えたもの。今までにない組み合わせですが、違和感なくおいしく食べられるのは、素材のよさ、ていねいな仕事、計算された味付けのバランスの賜物なのでしょう。『国産和牛のイチボのロースト原木椎茸のグリルと共に』。プラス料金でウニのトッピングも可能『【割烹TAJIMA】のカラスミのパスタ』。田島氏が試行錯誤で生み出した特別なカラスミをふんだんに使用ワインはお客さまとの距離を縮めるツール。経験や好みに合わせて提案自身がワイン好きということで、リストを固定するのではなく、試飲会にも頻繁に通い新たな興味を刺激するワインも色々仕入れています。「ペアリングも、ソムリエではなく、料理人の立場から、“新しく出会ったワインに合わせてつくってみました”、あるいは“この料理に合わせてこのワインを仕入れました”など、なぜこのワインを選んだのか、なぜこの料理が生まれたのかなどストーリーを説明してお客さまにもおもしろがってもらいたい」と溝尾氏。実際のペアリングは……『白身魚のコトレッタ』にすすめてくれたワインは、シチリアの土着ブドウ品種でつくられたミネラル豊富なドンナ・フガータの『アンシリア』。味わいの説明だけでなく、ときにラベルに描かれた絵のモチーフなど印象に残る物語を教えてくれたりもしますイチボのしっとりとした口あたり、脂の旨みと肉厚の原木椎茸の香りと旨みが相乗。そこに合わせるワインは、ジューシーで奥ゆきのある果実味、ほどよく熟成感も味わえる南イタリア・カンパーニア州を代表する『タウラージ』カラスミのパスタに合わせるのは、「白で合わせるのが王道ですが、エレガントな香り、若飲みできるバ2016年のバローロで贅沢な雰囲気を盛り上げるのもいいのでは?」と溝尾氏。ゲストの好みに合わせてときに変化球の提案で楽しませてくれますこれからますますおいしい、楽しい、おもしろい店へと進化すること間違いなし「おいしいお店はたくさんあります。ほかでは体験できないこの店ならではのおいしさも追求しながら、それ以上に、雰囲気づくりにも力を入れていきたい」と熱弁する溝尾氏。若手料理人も育てていきたいと、料理をディレクションしながら、みずからフロアに立ち、ゲストもスタッフも楽しめる店づくりに邁進しています。その溝尾氏の働きぶりも心に響く赤坂の新店。ぜひ覗いてみてください。一度訪れれば、雰囲気、味、コストパフォーマンスのよさを実感でき、ファンになること間違いなしです。シェフプロフィール:溝尾 歩1986年、千葉県生まれ。専門学校卒業後、【カノビアーノTOKYO】に入社。3年勤務したのち、本場を肌で感じるべく短期イタリアに渡る。帰国後、【神楽坂ソプラアクア】などを経て料理学校の同期であり【割烹Tajima】の田島和彦氏が代表を務める株式会社BAMFに入社。イタリア料理との融合の可能性も探るべく日本料理の習得にも励む。2021年4月に【leon akasaka】のヘッドシェフに就任。Leonakasaka【エリア】赤坂【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】6000円【アクセス】赤坂駅 徒歩2分
2021年06月23日立山を眺めるアルベルゴディフーゾ「この角度から見てください」と言われて見てみると、なんと、建物が遠くの立山連峰と相似形になっていました。「これはイベントなどを行う会場なのですが、レストランもショップも、これからできる宿泊施設も、全部この立山の風景のなかに自然と同化する形で点在しているのです」。ヘルジアン・ウッドの前田大介社長はそう言って、レストランへ案内してくれました。今日はここでランチをいただきます。前田さんはこの土地に惚れ込み、村全体を宿と見立てるイタリアのアルベルゴディフーゾを念頭に、いろんな人たちを巻き込んで、日本独自の散居村的な村づくりをしようとしています。それは同じ富山の岩瀬エリアを世界中から人が来るような魅力ある場所に育てた桝田酒造の桝田社長にも似た試みです。田植えのシーズンを迎え、水を湛えた美しい田園風景の広がる富山県立山町。ヘルジアン・ウッドはこんな豊かな場所にあります。到着したときから田んぼの匂いのなかに、ハーブの香りが漂っていたのは、ハーブの生産から活用、販売までを行う施設も併設されていたからでした。田んぼの中のレストラン【ヘルジアン・ウッド・ザ・キッチン/ザ・テーブル】と名付けられたレストランは田んぼのなかに浮かんでいるような形で、木でつくられた畦道のようなアプローチ。藁を壁材に使っています。この特徴あるデザインは隈研吾さんの手になるもので、隈さんはこの風景のなかに、建物がひとつずつ出来上がっていくことをイメージしながらデザインしたそうです。未来の村を関わる人みんなで作り上げていく感じでしょうか。散居村は日本の田園でよくみられる風景ですが、風景の中に同化しながらともに新しい未来を創生していくような息吹を感じました。おしゃれな農家風の入り口には立山クラフトの佐藤さんの手になる陶器のプレートがかけられ、中に入ると、ガラス張りのダイニングスペースは天井が高く光があふれています。ここでもハーブのいい香りが満ちていて、専門家が個々人にあわせてハーブをチョイスしてくれたりするようです。案内された席からは一面に広がる田んぼが見え、雪を抱いた立山連峰が望めます。大自然のなかでデザイン性の高い空間と工芸品に囲まれ、アペリティフを頂きます。レストランのコンセプトはまさに「フィールド・トゥ・テーブル」です。この地でとれたものを中心に、二十四節気(約2週間)ごとにメニューを変えるといいます。台北に【RAW】という「アート・アンド・クラフト」を体現できる素晴らしいレストランがありますが、場所は違えど、似た雰囲気を感じました。最初の甘夏のスパークリングにあわせて、春っぽい皿から。なばなと水蛸のサラダにかたばみの花が鮮やかです。サクラマスが続いて出てきます。こごみやきぼうしなどの山菜とともに、山菜パウダーとからめていただきます。少し懐かしさを感じさせるブルーの皿は、この地の陶芸家、釋永由紀夫さんが昔の作風に作ってくれたものだとか。息子の岳さんの作品も、今は多くのシェフたちに愛されています。アルザスのゲヴェルツトラミネールに合わせて、ホタルイカです。そろそろシーズンの終わるホタルイカですが、この時期に富山に来たら一度は味わいたいものです。ホタルイカはベトナム料理のバインペオ風で、そば粉のガレットの上に紅芯大根やハーブとともに乗せられていて、ふきのとうの味噌がもたらす春の爽やかな苦みが印象的です。アロマティックなゲヴェルツトラミネールは、よく冷やすとこういったスパイス感のある料理にはよく合います。フォカッチャが出てきて、セイズファームのアルバリーニョが出てきます。ちょうど昨晩、岩瀬の【カーヴ・ユノキ】でいただいたものと同じで、岩ガキに合わせます。セイズファームは氷見の丘にある富山を代表するワイナリー。そのワイナリーの経営が氷見で古くから続く魚問屋というのもユニークで、海のワインともいわれるアルバリーニョには特別な思いがあるようです。セイズファームの土地は海底が隆起したところでもあったそうで、この土地が生み出すワインの爽やかな酸味が岩ガキの海の強いジュースにしっかりと寄り添ってきます。地産地消の一歩先をめざしてカトラリーこそポルトガルの有名なクチポール社製ですが、皿は地元の作家の手になるものが中心で、その下に敷かれる白い重いプレートはコンクリートで作ったとか。白エビの皿が運ばれてきました。ここで獲れた米や山菜、タケノコなどのが入っていて、テーブルで出汁がかけられます。エビ茶漬けといった感じなのですが、香りがとても華やかで、かつおと昆布の出汁に沖縄の月桃というハーブの香りを移しているとか。お酒で火照り始めた体にじんわりと染み入るような感じです。さっきまで晴れていたのに、雲が下りてきて、山が少しずつ隠れ始めました。雨が近づいてきたようです。ここは山の天気なんですね。日本酒が運ばれてきました。羽根屋の純米クラシックです。蔵に残る昔のレシピを再現したものだとか。米の味を感じます。富山の酒は立山連峰の伏流水で作ります。そとんな山々を見ながらここでとれた米と水からできる酒を飲むと、自然すべてをいただいているような気になります。贅沢な昼酒です。真鯛がでてきます。炭で火を入れた真鯛が人参の上に乗せられ、しゃくという白い小花が添えられています。これがピリッとしたアクセントになっていてなかなか面白い。カエルが鳴き始めました。草の匂いや水の匂いも感じます。お腹も膨らみ始め、お酒も回ってきたころに・・・なんだかのどかでいいな。最後のポークにあわせてほしいと、ドイツのピノ・ノワールが出てきました。とても華やかでエレガントなのには驚きました。ドイツのバーデンはピノ・ノワールの有名な産地ですが、最近になって急速にクオリティがあがり、ブルゴーニュのそれほどには値段も張らないので人気になっています。ポークは黒部名水ポークと呼ばれるもので、しっかり火が入っていますが、身は柔らかくしっかりとしたうま味があって、バーデンのこの赤ワインによく合います。モリーユやフェンネルがつけ合わされ、黒オリーブのパウダーが風味を添えています。大阪の有名なパン屋さん【シュクレクール】のシャバタも出てきたので、お肉のソースを掬っていただきます。しっかりとしたフルコースです。デザートが運ばれる前に立山は隠れ、水面がいっぱいの小波で揺れ始めました。北風が入ってきたのでしょうか。刻一刻と変わる景色のなかにいて自然との一体感が高まるようです。ハーブティーの用意が始まりました。いい香りが部屋を包みます。「岩ガキがあるうちはいいんですが、これからベニズワイガニが出るまで大物はなくて」と前田社長。でもいわゆる大物はこの風景のなかではさほど重要ではないように思えます。この見事な大自然のなかで土地の作家がつくった器で土地の食材の料理をいただく。これ以上の贅沢はそうないでしょうから。晩白ゆずといちごのデザートをいただき、丁寧に淹れてもらったハーブティーでくつろぎながら、そんなふうに思いました。ヘルジアン ウッド ザ キッチン【エリア】立山【ジャンル】カフェ【ランチ平均予算】1000円 ~ 1999円【ディナー平均予算】~
2021年06月18日普段使いしたい大人のためのイタリアン素材の魅力を引き出したナチュラルな料理を堪能イタリアの「ビオワイン」が常時100種類以上普段使いしたい大人のためのイタリアン肩肘張らない接客で心地よく食事ができるアットホームなお店。デートや女子会、誕生日会にも最適東京・学芸大学駅から徒歩5分。イタリアン【オステリアカンティーナ】は、友人宅でくつろいでいるような気分で食事ができるアットホームな雰囲気のお店です。イタリアン一筋で修業したシェフの越田 純さんが織りなすメニューは、ワインに合うつまみから、しっかりとしたメインまで満足できるラインナップ。カウンターでは、キッチンに立つシェフと話が盛り上がることも温かみのある照明で落ち着いた雰囲気の店内は、カウンター席のほか、バル感覚で立ち飲みできるスペースや、8人までゆったりくつろげる個室もあります。さまざまなシーンで、心地よく過ごすことができます。カウンター席では、シェフと会話がはずむことも。デートのディナーや一人飲みなど日常のさまざまなシーンで利用したいお店です。素材の魅力を引き出したナチュラルな料理を堪能湘南でのびのびと育てられた「みやじ豚」は、脂身が少なく甘みがある【オステリアカンティーナ】の食材選びは、人と人との「つながり」を大切にしたセレクト。神奈川出身の越田さんが、地元近くの素材を探していたところ、湘南で、月に100頭しか出荷されない貴重な「みやじ豚」に出合いました。ストレスを与えないように大切に飼育された「みやじ豚」は、脂身もサラッとしていて甘く、柔らかな歯ごたえがクセになるおいしさです。その中でも、お店オススメのメニューを3つご紹介いたします!『生ウニのトマトクリームソースリングイネ』ウニに火が入り過ぎないように丁寧に仕上げた『生ウニのトマトクリームソースリングイネ』北海道産生ウニとイタリア産オーガニックトマトのトマト缶を使用した濃厚な『生ウニのトマトクリームソースリングイネ』は、オープン当初から一番人気のメニューです。優しい酸味のあるトマトソースを使うことで重たくなりすぎず、最後までいただくことができます。『おまかせ前菜盛りあわせ/1人前』さまざまな料理を少しずつ楽しめる『おまかせ前菜盛りあわせ/1人前』をオーダーすればワインもすすむ季節に合わせて旬のものを5~6種類盛り合わせた『おまかせ前菜盛りあわせ/1人前』は、越田さんがイタリア人シェフの元で修業したメニューがルーツにあります。ボリュームたっぷりの前菜に驚く人が多く、その鮮烈なインパクトがこのメニュー誕生のきっかけに。この『おまかせ前菜盛りあわせ/1人前』とワインを楽しみに、2軒目に訪れる常連客も多いのだそう。『湘南みやじ豚肩ロースのオーブン焼き』塩と胡椒、ローズマリーでローストした『湘南みやじ豚肩ロースのオーブン焼き』は、素材のおいしさがダイレクトに伝わる『湘南みやじ豚肩ロースのオーブン焼き』は、驚くほど柔らかな食感と甘味が広がり、豚肉の脂が苦手という人でもおいしくいただけます。豚肉の臭みのない「みやじ豚」は、弱火で優しくローストすると甘みが増し、脂身がサッパリしているのが特徴です。イタリアの「ビオワイン」が常時100種類以上農家のこだわりや思いが伝わるイタリアの自然派ワインを飲み比べるのも楽しいワインは、イタリアの自然派ワイン「ビオワイン」のみを取り扱っています。その種類は、100種類以上。すーっと染み込むようなナチュラルな飲み口が特徴です。ソムリエの資格を持つ越田さんに、季節や料理に合わせたおすすめのワインや、ビオワインのストーリーや哲学を聞いてみるのも楽しそうです。グラスで飲み比べもできるので、自分好みのワインが見つかるかも。「ゆったりくつろぐように……」越田さんの思いは店内の本棚にも。ワイン片手に読書もどうぞ店内には、ブックスペースがあり、本の貸し出しもしています。ちょっとつまみながら、ワインを片手に読書……少し贅沢な時間の使い方ができるのも魅力。日常使いしたくなるリピーターが多いのも納得です。カジュアルにおいしいイタリアンをいただきたいなら【オステリアカンティーナ】へ。ふらっと一人で立ち寄るのも、家族やパートナーと記念日に訪れるにもほどよく、帰るころには心が軽くなったり、打ち解けたような温かなムードに包まれることでしょう。料理人プロフィール:越田純さん大学時代に海外を巡った中で、笑顔で食卓を囲みながらおいしい料理を楽しむ人々を見て「こんな笑顔をつくる料理人になりたい」という思いが芽生える。帰国後、イタリア人シェフの下で修業を積み、2014年【オステリア カンティーナ】をオープンする。オステリアカンティーナ【エリア】学芸大学【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】4500円【アクセス】学芸大学駅 徒歩5分
2021年06月16日イタリアン【トラットリアモンテクッチーナ】和食【くつかけダイニング】イタリアン【MODESTO】イタリアン【イタリア料理&バールチェント・ドゥエ102】イタリアン【トラットリアモンテクッチーナ】軽井沢の食材をふんだんに取り入れた本格的なイタリアンに舌鼓日当たりが良く、開放的なテラスで味わう本格的なイタリア料理に心もお腹も満たされますショッピングモール・チャーチストリート軽井沢内にある【トラットリアモンテクッチーナ】は、イタリア語で「山の台所」を意味する店名の通り、農家から直送された高原野菜や信州牛などの地元食材を活かした料理でゲストをもてなしてくれます。開放的なテラスはペットと一緒にのんびり過ごすのにもぴったりです。石釜で焼く『軽井沢高原野菜のピッツァ』に使用する野菜は農家からの直送品石釜で焼いた『軽井沢高原野菜のピッツァ』や生パスタは訪れたら必ず食べたいメニューの1つ。300度の石釜で蒸し焼きにした『産地直送野菜の釜蒸し焼き』は、野菜本来の甘みを楽しむことができます。お手頃価格のワインや手づくりのオーガニックティーなどドリンクも充実しています。トラットリアモンテクッチーナ【エリア】軽井沢【ジャンル】パスタ・ピザ【ランチ平均予算】2000円【ディナー平均予算】2500円【アクセス】軽井沢駅 徒歩18分和食【くつかけダイニング】信州食材と旬の味覚を活かした創作和食を豊富な地酒と共に軽井沢の自然美に包まれた広々としたテラス席は癒しの空間。テラス席に限りペットの同伴も可能です【くつかけダイニング】は中軽井沢駅から徒歩5分という立地にあるオーベルジュ【くつかけステイ中軽井沢】のメインダイニングです。信州の味覚や旬の食材を使用した創作和食を堪能することができます。風情のある古民家や四季折々の自然に囲まれたテラス席は落ち着きのある空間になっています。会席料理をモチーフにした一品料理は盛付けが美しく、目でも楽しむことができます金曜日から日曜日に限り宿泊客以外のゲストでも楽しめる『くつかけ朝御膳』は、朝から贅沢気分を味わえると評判。信州産のそば粉を使用した『二八そば』は毎朝手打ちをしているこだわりの逸品です。忘れてはいけないのが信州産の日本酒や長野ワイン。信州サーモンやシナノユキマスなどの信州食材とのハーモニーは格別です。くつかけダイニング【エリア】軽井沢【ジャンル】和食【ランチ平均予算】2000円【ディナー平均予算】4000円【アクセス】中軽井沢駅 徒歩5分イタリアン【MODESTO】高原の隠れ家風なリストランテで洗練されたイタリアンと上質な時間を緑に囲まれた隠れ家風のお店。デートや記念日といった特別なシーンでの利用にもぴったりです中軽井沢駅から徒歩12分、大通りから少し入った静かな森の中にあるのが【MODESTO】。イタリアで修業経験があるシェフが自ら毎朝仕入れして、腕を振るっています。天気のいい日はテラス席で緑を満喫しながら食事をすることも。特別な一日を演出するのにもぴったりな、上質な時間を約束してくれます。春先から夏にかけて期間限定で提供される『新玉ねぎのブランマンジェ生ウニとコンソメゼリー仕立て』高原野菜をたっぷりと使ったヘルシーなイタリアンが【MODESTO】を人気店に押し上げた理由です。季節を感じられる洗練されたコースを求めて遠方から足を運ぶ人も後を絶ちません。イタリア産とフランス産を中心に厳選されたワインもアラカルトと共に楽しみたいですね。MODESTO【エリア】軽井沢【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】4500円【ディナー平均予算】10000円【アクセス】中軽井沢駅イタリアン【イタリア料理&バールチェント・ドゥエ102】信州食材の良さを引き出したイタリアンをくつろぎの空間で軽井沢らしい洋風の建物が【イタリア料理&バールチェント・ドゥエ102】。一日一組に限り宿泊も可能です賑わいを見せる旧軽井沢銀座から少し離れた閑静な場所にある【イタリア料理&バールチェント・ドゥエ102】。「パスタの神様」と呼ばれる巨匠の元で修業を積んだシェフが、信州食材を活かした料理で出迎えてくれます。ポーチにあるテラス席で食事をすれば、緑豊かな軽井沢らしい雰囲気まで味わえます。『信州和牛もも肉のタリアータ』は素材の味を活かしたグリル料理。芳醇な赤身の香りと柔らかさを堪能できます12時間煮込んだ『ポトフ』が楽しめるセットが朝食メニューの一番人気。ランチタイムには巨匠直伝のパスタを手頃な価格で味わえる『パスタセット』を目当てに多くの人が訪れます。ディナーではコースはもちろん、手頃な価格帯から通好みのものまでそろったワインと一緒に楽しめる信州食材を使ったアラカルトもオススメです。イタリア料理&バールチェント・ドゥエ102【エリア】軽井沢【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】1575円【ディナー平均予算】2100円【アクセス】軽井沢駅 徒歩15分
2021年06月09日イタリア人ピッツァ職人直伝の技を持つ店主が焼き上げる新鮮食材を使った彩り豊かなアラカルトメニューも見逃せない約100種類のワインからソムリエが料理に合う味をセレクトイタリア人ピッツァ職人直伝の技を持つ店主が焼き上げる平安神宮や、京都市京セラ美術館などの名所からほど近い場所にある【ピッツェリアナポレターナダユウキ】。窓から見える大きなレンガ窯を目印に店内に足を踏み入れると、本場イタリアのレストランを思わせるような明るい空間が広がります。カウンター席とテーブル席があり、一人でもグループでも居心地よく過ごせそうです。琵琶湖疎水に面したお店。平安神宮の大鳥居も見える「気軽な日常食の文化を広めたい」と、手ごろな価格でナポリピッツァを提供するのは、現地で経験を積んだ店主・鎌田友毅さんです。「生地の仕込みから発酵までタイミングが大切」と、常に天気予報をチェック。気温や湿度を把握して翌日の生地の仕込みを行い、ナポリより輸入した火山石や耐熱レンガの石窯で、イタリア人直伝の技を駆使して外は香ばしく、中はもちもちとした絶妙の焼き加減に仕上げてくれます。遠方から食べにくるファンもいるというのもうなずけます。イタリア人のピッツァ職人直伝の技を持つシェフまた本場の味を多くの人に楽しんでほしいと、南イタリア料理をベースにしたアラカルトメニューも豊富にラインナップ。魚介類は、毎朝地元の市場でシェフ自らが厳選。野菜はすべて国内の農家から直送され、特にトマトは日本で農家を営むイタリア人がつくったものを仕入れています。新鮮な素材の持ち味を生かしたシンプルな味わいが魅力で、ここでしか味わえない創作メニューもあり、何度でも通いたくなるお店です。本場イタリアでオーダーしたドーム型の薪窯新鮮食材を使った彩り豊かなアラカルトメニューも見逃せない同店のメニューは仕入れた素材を見て、その日の朝に考えます。季節感あふれる彩り豊かなイタリア料理を存分に楽しめます。それでは同店の看板であるピッツァとアラカルトメニューをご紹介しましょう。本場の素材と製法を堪能できる『燻製した水牛のモッツァレラのマルゲリータ』カゼルタ産水牛のモッツァレラをふんだんにのせて焼き上げた、本場ナポリのマルゲリータ。歯ごたえのあるモチモチ食感の生地にトマトの酸味が絶妙にマッチ。新鮮な素材とイタリア直送のフレッシュなチーズ、熟成された生地を高温で一気に焼き上げることで、香ばしさと素材の旨みが口に広がります。生地の旨みとトマトの酸味が絶妙にマッチ袋状につつんだチーズが美味!『北海道ファットリアビオのブッラータのカプレーゼ』ピッツァやサラダをはじめ、数々の料理にイタリアや北海道産のフレッシュで稀少なチーズを使用。本来の風味やコク、舌触りを活かしながら、それを引き立てる食材と味付けで、チーズの魅力をさらに深めています。こちらの一皿は、ナイフを入れると、とろりと出てくる生クリームとモッツァレラ。糖度が高いプチトマトとのコンビネーションが抜群です。とろ~り出てくる濃厚なコクがたまらない季節の魚介を楽しめる『海老とオニアサリのヴァポーレ南伊風』季節の貝と大ぶりのエビを貝のだしで蒸し上げ、魚介の旨みをぎゅっと凝縮。シンプルな味わいが素材を引き立てます。魚介のおいしさを堪能できる約100種類のワインからソムリエが料理に合う味をセレクトナチュラルワインを豊富に取り揃え、スパークリング・赤・白合わせて約100種類をストック。平日のランチタイムにも常時ソムリエがいるので、料理や好みに合わせたワインを選んでもらえます。迷ったらソムリエに相談してみよう一人ひとりに目が行き届くサービスで、ランチ、ディナーはもちろん、ちょっと飲みたいという気分のときはバル使いもできて重宝。貸し切りもできるので少人数のパーティにもおすすめです。イタリア仕込みの本格ピッツァや多彩なアラカルトメニュー、ワインとともに素敵な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。料理人プロフィール:鎌田友毅 (カマダユウキ)さん1978年京都府生まれ。着物の帯職人だった両親の背中を見て育ち、やがて手に職をつけて自分の店を持ちたいと考えるようになる。18歳で料理の専門学校を卒業。京都のイタリア料理店に勤務した後、本場ナポリに渡り修業を積む。京都およびナポリの店ではいずれもイタリア人のピッツァ職人に師事し、薪窯で焼く技術を習得。2007年、29歳で独立し【ピッツェリアナポレターナダユウキ】を開業した。ピッツェリアナポレターナダユウキ【エリア】岡崎/平安神宮/南禅寺【ジャンル】パスタ・ピザ【ランチ平均予算】2000円【ディナー平均予算】3500円【アクセス】東山駅 徒歩8分
2021年06月07日なんば 【AbsintheSOLAAR】北堀江 【北堀江マザーズ】長堀橋 【EspaceMAKOTO】桜川 【TrattoriaALBERO】なんば 【炭火とワインなんば店】なんば 【AbsintheSOLAAR】異国情緒あふれる素敵な雰囲気は、大切なシーンにもぴったり都会の中に異国空間を感じる、カラフルクッションが印象的なテラス席髙島屋大阪店8Fにある【AbsintheSOLAAR】は、地中海沿岸各国の料理が楽しめる、多国籍ダイニングです。モロッコがテーマという広い店内の内装は、カラフルでエキゾチック、オリエンタルな雰囲気で異国情緒たっぷり。美しい街のイルミネーションを眺めながら広々としたテラス席での食事に気持ちも弾みます。香辛料をたっぷり使ったトマトソースをベースに、卵を落としてグリルした料理『シャクシュカ』こちらでは、シャクシュカや、ホムス、ムサカ、クスクスなどの日本では珍しい、地中海沿岸各国の料理に出合えるのが魅力。タジン鍋で提供される、こだわりの『アブサン風ブイヤベース(2人前/3,000円)』も絶品です。エキゾチックな気分に浸れる雰囲気と食事が楽しめる一軒です。AbsintheSOLAAR【エリア】なんば【ジャンル】その他各国料理【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】難波駅 徒歩3分北堀江 【北堀江マザーズ】解放感あふれる気持ちのよい店内でこだわりのオーガニック野菜をいただくサンルーフがあるので、雨の日も楽しめるテラス席四ツ橋駅から徒歩5分、緑あふれる広々とした開放的な店内の【北堀江マザーズ】。テラス席もある1階のテーブル席は、ウッディ―でナチュラルな雰囲気、2階は大きなソファー席でゆったりくつろげます。全国各地の契約農家から仕入れたオーガニック野菜にこだわった料理は、多くの女性客の支持を集めています。『もち豚のステーキと契約農家さんの産直野菜添えセット【雑穀米バターライス】or【パン&サラダ】付き』こだわり野菜料理はもちろん、パスタや絶品の肉料理もしっかり揃っています。多彩な料理を楽しめるコース料理も充実、常駐ソムリエオススメのワインも豊富に揃っているので、ランチやディナーだけでなくウエディングなどパーティーニーズにも大人気です。北堀江マザーズ【エリア】四ツ橋/新町/堀江【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】1300円【ディナー平均予算】3000円【アクセス】四ツ橋駅 徒歩5分長堀橋 【EspaceMAKOTO】和のテイストをふんだんに取り入れた、お箸で頂く上質フレンチゆったりと、カジュアルにフレンチを楽しめるテラス席長堀橋駅より徒歩3分に佇む、白を基調にした落ち着きのあるおしゃれな店内の【EspaceMAKOTO】。こちらでは、肩肘はらずに、お箸でフレンチが楽しめます。オレンジ色のテントもおしゃれなテラス席は、開放感たっぷり。特別な記念日などに、ゆったりできるオススメの空間です。『カナダ産オマールテールのポワレ』 オマールまるごと堪能できる一品魚介のコンソメや、昆布だしなど、和のテイストを取入れたフレンチを堪能できます。バターや乳製品を控えているのに、奥深い味わいというのに納得の逸品ばかりです。丁寧につくられるお料理の一皿一皿をゆっくりと堪能、至福のひとときを過ごせることでしょう。EspaceMAKOTO【エリア】南船場【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】2000円【ディナー平均予算】5000円【アクセス】長堀橋駅 徒歩3分桜川 【TrattoriaALBERO】随所に遊び心がちりばめられた空間は、N.Y.の「リトル・イタリー」をイメージまるでヨーロッパの一角のような、石畳に囲まれたテラス席桜川駅 徒歩2分という便利な立地の【TrattoriaALBERO】は、厳選食材を使った料理が評判のイタリアンレストランです。天井が高く開放的な店内は雰囲気がよく居心地抜群。石畳の中庭に配されたテラス席は、デートにもぴったりな絵になるおしゃれな空間です。魚介の旨みを凝縮した『塩水漬けにした鮮魚のアクアパッツァ』もとフレンチ出身のオーナーシェフとあって、豪快でありながら繊細な技やセンスが感じられる料理の数々が堪能できます。また10種類以上の野菜が並ぶランチのサラダビュッフェや、独創性あふれるドルチェの数々も要チェックです。デートや女子会にもぴったり、様々なシーンに何度も訪れたくなるお店です。TrattoriaALBERO【エリア】なんば【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】1000円【ディナー平均予算】3000円【アクセス】桜川駅 徒歩2分なんば 【炭火とワインなんば店】店名通り、好きな炭火料理とワインを思う存分堪能できる夜景もご馳走の、雰囲気の良いテラス席なんば駅徒歩1分と、アクセス抜群の【炭火とワインなんば店】。ソファタイプのカウンター、おこもり感のある半個室、稼働自由なテーブル席にテラスと使い勝手も抜群です。お好みの食材の炭火焼と合わせて、『時間無制限ボトルワイン飲み放題』が人気、デートはもちろん、みんなで盛り上がりたい時にも最適のお店です。『おおいた和牛 赤降りスペシャル オレイン55%』 1,800円オススメの炭火焼きの食材は、オレインが55%以上と胃もたれしない上質な脂の『おおいた和牛 赤降りスペシャル オレイン55%』の他、『ツムラ本店河内鴨』『希少価値熊本馬肉ヒレ』『大分ムール貝』などなど、こだわりの食材ばかり。遠火の強火で旨みを閉じ込めた炭火焼をぜひ堪能してみては。炭火とワインなんば店【エリア】なんば【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】4500円【アクセス】なんば駅 徒歩1分
2021年06月02日フェンディ(FENDI)から、新作レディース腕時計「パラッツォ」が登場。「イタリア文明宮」に着想したダイアルフェンディの「パラッツォ」は、イタリアのアイコニックな建造物「イタリア文明宮」をモチーフにしたダイアルが特徴。マザー・オブ・パールのダイアルの中央に「イタリア文明宮」を思わせるシルエットやFFロゴを施し、それらをぐるりと囲むようにローマ数字とアラビア数字のインデックスを配している。マザー・オブ・パールのリューズなめらかなラウンド型ケースは29mmサイズで、リューズにはカボッション カットのマザー・オブ・パールをセット。手首にそっと寄り添うようなメッシュブレスレットを組み合わせることで、繊細でフェミニンな印象をプラスした。カラーは、ゴールド、ブロンズ、シルバーの3色が揃う。【詳細】フェンディ新作腕時計「パラッツォ」※2021年5月下旬現在発売中。販売店舗:フェンディ直営店、公式オンラインストア価格:ゴールド、ブロンズ 各157,300円(税込)、シルバー 129,800円(税込)<仕様>ケース:29mmポリッシュ仕上げステンレススチールケース、3時位置にカボッションカットのホワイトマザー・オブ・パールをセッティングしたリューズ、サファイアクリスタルダイアル:イタリア文明宮を思わせるマザー・オブ・パールに夜光塗料を施したデザインとFFロゴ、時表示にシルバーカラーのローマ数字を配したアウターリング針:シルバートーンブレスレット:ポリッシュ仕上げのステンレススチールメッシュブレスレット、「FENDI」ロゴが刻まれたステンレススチールクラスプムーブメント:スイス製クオーツ(時、分)防水:50メートル(165フィート/5気圧)【問い合わせ先】フェンディ ジャパンTEL:03-3514-6187
2021年05月29日ガーデンプレイスを望む、上質で落ち着いた空間伊仏和のあらゆる要素を取り入れたコース料理料理と好相性、ソムリエおすすめの厳選ワインガーデンプレイスを望む、上質で落ち着いた空間ゲストの特別な時間を演出する上質な空間恵比寿駅西口から徒歩4分。風が通りぬけるようなロケーションに店を構える【KINOE】は、長年【Ricos Kitchen】の料理長として活躍した夏目シェフが独立してオープンさせたお店。旬の食材に誠実に向き合うシェフによる、四季の恵みを感じられるコース料理をいただけます。坂の上に建つビルの4階にあるため、煌びやかに映える夜景が見られる昼は大きな窓からあたたかい日が差し込む優しく明るい空間、夜はガーデンプレイスの夜景を望める大人の上質空間へと雰囲気が変わります。恵比寿であることを忘れてしまうほど落ち着いた雰囲気の店内には、8名まで使える個室もあり、プライベートだけでなくビジネス利用もできそうです。伊仏和のあらゆる要素を取り入れたコース料理柴海農園の有機野菜、石黒農場のホロホロ鳥、全国から直送される魚介にA5ランクの讃岐牛……。食材は“季の恵”という店名の通り、旬を求めて北海道から九州まで全国から取り寄せており、伊仏和の技法を駆使し、ジャンルレスなコース料理に仕上げています。ここからは料理の一例をご紹介します。『オススメ!本日の鮮魚のカルパッチョ たっぷりの彩り野菜と』15~20種類ほど使用する野菜の多くは、千葉県「柴海農園」からの有機野菜。鮮魚は、各地からの直送品や築地より仕入れています。白身を中心に使用しますが、時には青魚を使うことも。トータルバランスを考えて仕上げています。『スペシャリテ!香ばしく焼いたウナギと里芋のテリーヌ白ワインソース』肉厚のウナギに絡む、もっちりとした里芋と味の濃い煮詰めのテリーヌ。表面を焼くことで煮詰めが香ばしくなり、和のおいしさも加わります。ウナギ、里芋、煮詰めが三位一体となり、口の中でハーモニーを奏でる一品。『十勝黒牛』十勝黒牛のイチボ肉を使用。余った野菜をローストし、赤ワインビネガーなどを使いソースをつくります。仕上げにオリーブオイル、レモン、チーズを散らして。料理と好相性、ソムリエおすすめの厳選ワインワインはすべてボトルも用意していますワインはフランスやイタリア産を中心にしつつ、料理との相性を考え国産ワインまで取り揃えています。ベーシックな一本をはじめ、季節ごとに揃う銘柄など様々なボトルを厳選してストック。夏目シェフの料理との相性を知り尽くしたソムリエのセレクトに委ねてみるのもオススメです。料理人プロフィール:夏目 治樹さん調理専門学校卒業後「ヒルトンホテル」に就職。様々な厨房で経験を積んだ後、イタリア料理店を経て恵比寿【ティムズNY】のシェフに。その後。【リコス・キッチン】で15年間シェフを務め、人気店に成長させる。2015年、自らがオーナーシェフとなる【KINOE】を満を持してオープン。KINOE【エリア】恵比寿【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】5000円【ディナー平均予算】12000円【アクセス】恵比寿駅 徒歩4分
2021年05月23日日本コンテンツの再発見と深堀り海外旅行ができなくなっているいま、国内のいいものを再発見したり深堀りしたりする傾向が多くみられます。それは3月末に発表になった「アジアのベストレストラン」の結果にも現れていました。今回発表になった100位のなかに、和歌山のアイーダや京都のチェンチがランクインしていたことからも、多くの方々が日本の地方の素晴らしいレストランに積極的に訪れていたことが伺えます。「アジアのベストレストラン」発表会場でお会いしたチェンチの坂本健シェフも、地方再発見の喜びを語っていました。ほどなく京都でランチをとる機会があったので、迷わずチェンチを訪問することにしました。お店は平安神宮のすぐ脇にあって、神宮の赤い大鳥居が春の青空に映えていました。古民家を改造したというお店は、スタッフの手作りになる煉瓦などをうまくインテリアに取り込み、伝統を現代に生かす京都の魅力を感じさせる空間です。地下に下るような作りになっているのですが、地下を掘ることで天井を高くし、圧迫感を感じないようになっています。席に案内され、カモミールベースのハーブティーをいただきながら、ティーペアリングでランチをいただくことにしました。スパークリング・ティーからのスタートです。渋みの少ないかぶせ茶を炭酸で割ったものですが、爽やかでシャンパーニュをいただく気分になれます。美しいペルシュウから熊のがんもどきまで最初はペルシュウがきれいに並んだお皿でした。日本で唯一のパルマハム職人といわれる多田昌豊さんの24か月熟成もの。脇に自家製のブッラータにこしあぶら入りのジャガイモのピューレが添えられています。透きとおるほどに薄くスライスされたペルシュウは口の中で儚く溶け、薫り高い余韻を残します。それにこしあぶらの苦みが春の淡い感じをうまく出しています。フォカッチャをオリーブオイルに浸して一つまみすると、イタリアの春の味の輪郭が現れてきました。ホタルイカが来ました。山菜とホタルイカのサラダ上に棒状の春巻きが乗っかっています。春巻きのなかにもホタルイカが行者ニンニクやエゴマなどと入っています。サラダのドレッシングは発酵米とペルシュウ、米麹からつくられているもので、春の海を感じるホタルイカにほどよい酸味を与え、これも爽やかな一皿です。熱湯で入れてからキンと冷やしたキンモクセイ香る凍頂烏龍茶が添えられます。次のお皿はグジです。京都や大阪ではアマダイのことをそう呼びます。若狭湾で獲れるそれは高級魚として珍重されてきたもので、ほのかな甘みがあります。そのグジを焚き上げ、熟成キャベツの発酵ソースでいただきます。仕上げにテーブルでかけられたのはグジのスープにホエーが入ったもので、これもじつに爽やかに上品なグジの甘みを引き立ててくれます。合わせたのはジャスミンティー。水出しのもので、このお茶の華やかさが、グジの繊細かつ深い味わいにうまく寄り添ってくれます。がんもどきが出てきました。珍しいなと思っていただくと、深い味わいのミンチが入っています。熊のミンチだそうで、それとタケノコをがんもどき風に仕立てたとか。このころの京都のタケノコといえば大枝塚原産の風味豊かなものが有名ですが、チェンチもそれを使い、塩と水でシンプルに炊き上げているそうです。がんもどきの上には糠漬けにしたタケノコも乗っかっていて、それが食感の面白さと味に深みを与えています。タケノコスープに木の芽のか香りがすばらしい。京料理の趣のなかに現れる野趣溢れる熊肉のミンチ。ペアリングは岩茶でした。岩山の隙間に生えるといわれるもので、青茶(烏龍茶)の中でもひときわ深みのあるものです。うまみもしっかりあって、タケノコの甘みを引き立ててくれます。京都というテロワールそしてコーヒーが出てきました。京都をベースにしているKURASUのエチオピアを浅めに焙煎したもので、これも華やかな香りと落ち着いた風味があって、和みます。そんななか出てきたのは今帰仁(なきじんそん)アグー。アグーとは沖縄の在来豚のことですが、この今帰仁村のアグーは中でも最も純度の高い生粋の黒豚と言われています。力強いが繊細で味わい深い豚肉です。優しく焼かれた豚肉とその香り高い脂が、カルダモンやウコンや島唐辛子といたやんばる感満載のスパイスを纏い、島胡椒フレーバーが全体を覆っています。それを自家製デュカの乗ったアスパラとともにいただきます。最後になって京都からいきなり沖縄にトリップする感じが面白く、でも通底する味は京都の春を感じる酸っぱさ、若々しさ。これがコーヒーによく合うのです。最後にタケノコのリングイネが出てきました。タケノコとアサリ、三つ葉のシンプルなパスタと、優しいやぶきた茶の組み合わせで、京都に戻って整う感じ。デザートのお茶はと訊かれたので、抹茶をお願いしました。デザートは、アーモンド風味のケーキの上にクリームチーズ、黄金柑を乗せたもの。もう一つはイチゴのクレープのジェラート乗せ。抹茶に添えられた菓子は、チェンチという名前の揚げ菓子で、イタリアの祭りで見つけたものだとか。チェンチとはフィレンツェの方言で「素朴な」とか「古き良きもの」と言った意味だそうで、食事の最後にちょっと添えられるメッセージにもなっているようでした。食材の魅力を引き出すために、水と塩だけで炊くといった日本料理のシンプルな技が結構重要と言う坂本シェフ。チェンチは京都というテロワールに忠実なイタリアンだと思いました。坂本シェフがかつて料理長を務めていた「イルギオットーネ」は、京都のイタリアンを代表するお店ですが、イルギオットーネの笹島オーナーシェフは「イタリアに京都という州があれば」というコンセプトで一世を風靡しました。そのころの話を笹島シェフからお聞きしたことがありますが、食材の魅力を最大限引き出す方法として京料理、日本料理の技法を生かし、日本の食材でいかにイタリアを表現するかを苦心されたとか。チェンチの料理をいただきながら、そんな話が思い出されました。cenci【エリア】岡崎/平安神宮/南禅寺【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】8000円【ディナー平均予算】20000円【アクセス】神宮丸太町駅 徒歩12分
2021年05月20日イタリア・ローマの伝統菓子「マリトッツォ」が、ホテルオークラ東京ベイで発売されます。「マリトッツォ」は、パンの間にたっぷりの生クリームを挟んだ、コロンとした可愛らしいフォルムも目を惹くイタリア・ローマ発祥の伝統スイーツ。ホテルオークラ東京ベイでは、“プレーン”と季節限定のフレーバー“シーズン”の2種類の味で提供されます。通年での提供となる“プレーン”は、ホテルオリジナルブレンドの生クリームを存分に味わえる一品。しっとりと焼き上げたパンと軽やかなくちどけの生クリームのハーモニーを堪能できます。また、5月31日(月)までの期間で提供される“シーズン”のフレーバー“バラとラズベリー”は、バラの生クリームの中にラズベリージャムを忍ばせた限定味。クリームの上にはさらにラズベリーをトッピングし、甘酸っぱい果実の味覚を楽しめる一品に仕上げられています。【詳細】ホテルオークラ東京ベイ「マリトッツォ」販売場所:ホテルオークラ東京ベイ カフェレストラン テラス売店販売時間:13:00~22:00住所:千葉県浦安市舞浜1-8価格:プレーン 450円(税込)、シーズン“バラとラズベリー” 500円(税込)※2021年5月11日(火)までは14:00~21:00での販売。※事前予約可。※シーズン“バラとラズベリー”は5月31日(月)までの販売。【予約・問い合わせ先】ホテルオークラ東京ベイ カフェレストラン テラス売店TEL:047-355-3348(直通)
2021年05月12日デートや大切な人との食事にぴったりのおしゃれな空間素材の持ち味を生かした上質なイタリア料理料理と相性抜群のイタリア産ワインも充実デートや大切な人との食事にぴったりのおしゃれな空間カラフルなタイルと明るい照明に包まれた空間阪神本線の「福島駅」からは徒歩2分、JR大阪環状線の「福島駅」からは徒歩6分ほどと、駅から近い立地の【イル ルォーゴ ディ タケウチ】は、ミシュランにビブグルマンとして掲載された名店。明るめの照明に包まれた店内は、シェフ発案のカラフルなタイルに覆われたおしゃれな空間で、2人用のテーブル席も充実しているので、恋人と連れ立って訪れるのにもぴったりの雰囲気です。人数や予算次第で貸切も可能また、2名~グループでも利用できるソファ席も用意されているので、デートだけでなく、友人同士の食事や接待まで、幅広く活躍してくれるお店です。素材の持ち味を生かした上質なイタリア料理この店で楽しめるのは、「心も身体も元気になる」をモットーにしたイタリア料理の数々。素材の持ち味を生かした上質なイタリアンを、コースやアラカルトで提供しています。ここからは、中でもオススメのメニューをご紹介します。『本日の中央市場からの厳選カルパッチョといろいろ野菜』シェフ自らが毎朝市場に赴いて厳選した旬の魚介と契約農家直送の野菜をサラダ仕立てで味わえる逸品です。『兵庫県産豚の炭火焼きビンコットとタスマニアマスタード』厳選した豚肉を備長炭と低温オーブンで3度にわたって焼き上げることで、表面はパリッと、中はジューシーな味わいに。フルーティーな甘酸っぱさのなかに、マスタードのアクセントをきかせたソースが決め手です。『エスプレッソの海に浮かぶモンテビアンコティラミス風』ティラミス風に仕立てた、栗をつかったケーキのモンテビアンコに、エスプレッソをたっぷりとかけていただく食後のデセール。料理と相性抜群のイタリア産ワインも充実料理にぴったりのイタリア産ワインを60~70種セレクト料理に合わせるワインも充実しています。素材の持ち味を最大限に引き出したイタリアンに、相性抜群の赤白をセレクト。ワインはすべてイタリア産で、60~70種から選んで楽しめます。料理人プロフィール:竹内啓二さん1977年生まれ、岡山県出身。辻料理師専門学校を卒業後、大阪市のイタリア料理店で修業。その後、【PONTEVECCHIO本店】などで腕を磨く。2010年にオーナーシェフとして【イル ルォーゴ ディ タケウチ】を開業。『ミシュランガイド関西』にビブグルマンとして掲載される。イルルォーゴディタケウチ【エリア】福島/野田【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】1000円【ディナー平均予算】6000円【アクセス】福島駅 徒歩2分
2021年05月08日レストランジャーナリスト・犬養裕美子さんの「今日、どこで何、食べる?」。今回ご紹介するのは、『canade(カナデ)』のイタリア料理です。昨年12月、本郷の商店街にオープンした小さなイタリアンレストラン。笑顔の爽やかな夫婦が実はなかなかの実力派だと評判。池田光寿シェフは東京・広尾『アロマフレスカ』で個性的な野菜使いに接し、イタリアで郷土料理の奥深さを学んだ。奥様の美穂さんはイタリアワインを学び、イタリアのソムリエ資格を取得。紆余曲折を経て「東京に店を出す」という夢を叶えた。それだけに想いがたくさん詰まっている。それはメニューを見ればわかる。季節の魚介類や野菜がずらりと並ぶ。特に野菜は山菜から西洋野菜まで30種類ほど。料理が出てくると一気にテーブルの上が華やぐ。ピンクのボタンエビと赤みを帯びたタロッコオレンジをサラダ仕立てにした前菜の色鮮やかなこと!「菜園風スパゲティ 春」は緑色の野菜だけで春を表現。その時期に美味しい10種類前後の緑野菜を使う。思い切った野菜使いは『アロマフレスカ』を思い出させる。「そう言われるのはとても嬉しい。僕が上京した約20年前、東京で一番話題の店が『アロマフレスカ』でした」。3年間、原田慎次シェフの横に張り付いて得たものは大きい。そして私が今とっても気になるのはリゾット。「米料理の奥深さを知ってほしい」というシェフの超おすすめも食べなくちゃ!手前左・菜園風スパゲティ 春¥1,980。毎日使う野菜が違うので、一期一会の味。コロナ禍だからこそ生まれた野菜たっぷりのメニュー。手前右・ういきょうとタロッコオレンジとボタンエビのインサラータ¥1,870。奥・ホワイトアスパラガスのオーブン焼き フォンティーナ カルボナーラ仕立て¥2,750。グラスワインは¥990~。アラカルトは1皿2人分あるので、取り分けての提供も可能。canade東京都文京区本郷2‐31‐3二木ビル1FTEL:070・3843・839317:30~23:00LO日曜休いぬかい・ゆみこレストランジャーナリスト。東京を中心に、国内外の食文化、レストラン事情をレポート。※『anan』2021年4月28日号より。写真・清水奈緒取材、文・犬養裕美子(by anan編集部)
2021年04月21日表参道駅から徒歩圏内、森の中の隠れ家各分野のプロが集結し、大人時間を提供バーカウンターもあり、利用シーンが豊富表参道駅から徒歩圏内、森の中の隠れ家まるで緑に囲まれた館の【GENTLE Dining(ジェントル ダイニング)】表参道から徒歩7分。青山通りから一本入った先に現れるのは、緑豊かなテラスが特徴的なレストラン【GENTLE Dining(ジェントル ダイニング)】。石畳のガーデンテラスから入ると、一階から地下まで広々とした空間が広がっています。表参道の喧騒からは離れ、静かな時間を過ごすことができます。緑豊かなテラス席は、ペットを連れての食事もOKお店は1階と地下1階の2層構造で、1Fフロアに「地中海ダイニング」、B1フロアに「鮨処」という2つの業態を併設。1Fダイニングは73席(バーを除く)あるほか、個室も完備しており、開放感溢れるガーデンテラスにはテーブル席も。テラス席のみペット連れの食事が可能となっているため、愛犬家からも人気があります。各分野のプロが集結し、大人時間を提供スイーツは毎日10種類以上用意1Fはイタリア・スペイン・ギリシャなどの地中海料理を愉しめるダイニングフロア。メインキッチンの他、スイーツは専属パティシエ、ワインはソムリエチームが選び、バーテンダーがカクテルをつくっています。つまり各分野のプロフェッショナルにより贅を尽くした一品を堪能できるのです。ここからは、おすすめの料理をご紹介します。“燻製にする”このひと手間が、味を昇華させる『燻製マグロのレアステーキ』3,080円マグロは、脂のりの良い中トロを使用。ソースに使う醤油も燻製にすることで風味が増し、素材の旨みがさらに強くなります。肉のステーキと同様に、赤ワインに合わせても美味しいと評判です。白ワインと合わせたい『ギリシャチーズのソテー アガベシロップ 蜜柑 オレガノ』1,980円羊と山羊のミルクからできた「ケファログラヴィエラ」。この、クセのないハードチーズに自家製シロップをかけてソテーすることで、キャラメリゼされたように香ばしく甘い仕上がりに。こちらは白ワインによく合います。いわゆる「リゾット」としての概念を覆す『豚肩肉のピロタ風リゾット』1,980円お米は具材のだしで炊き上げ、一粒一粒に具材の旨みを浸透。ですが、最後はお米一粒の食感が分かるように、水分を飛ばしパラリと仕上げてあります。「これがリゾット?」という驚きのある面白い一皿です。バーカウンターもあり、利用シーンが豊富バーカウンターがある風景。お一人様でもデートでも出入口近くにはバーカウンターを設けているので、デートの際は待ち合わせに利用すればスマートです。もちろんバーのみの利用も可能です。また、レストランは庭を望むソファー席、天井高のメインフロア、個室等を完備しているので、女子会から記念日デートまで、用途に合わせた席を選べます。料理人プロフィール:安達正道さん飲食店を経営している家庭で育ち、幼少期より「食」は常に身近な存在だった。兄弟も飲食に携わる仕事に就き、自身も調理師学校へ進学。卒業後は、10年ホテルのフレンチ部門のスーシェフを勤め上げる。2020年9月より【GENTLE】ダイニング部門料理長就任。GENTLE Dining【エリア】原宿/明治神宮前【ジャンル】スペイン料理・地中海料理【ランチ平均予算】2500円【ディナー平均予算】7000円【アクセス】表参道駅 徒歩7分
2021年03月04日こだわりが覗く、シンプル&モダンな空間約10種のオリーブオイルを使い分ける、計算され尽くしたフルコース料理の旨味と好相性な、イタリアワインも充実こだわりが覗く、シンプル&モダンな空間目立つ看板などはなく、オリーブの鉢植えが目印に。「Spello」は、ウンブリア州にある花が有名な町の名前から取ったものだそう各線堺筋本町駅6番出口から徒歩1分、にぎやかな問屋街のほど近くにある、上質なイタリアンが味わえるリストランテ【Spello(スペッロ)】。マンションの1階、少し奥まった外観はガラス張りで、一見ブティックのような、スタイリッシュな雰囲気をたたえています。店内はカウンター6席、テーブル16席一歩足を踏み入れると、そこはコンクリート壁と木製インテリアが主役のシンプルかつモダンな空間。ワイングラスをシャンデリアのようにあしらったサービスカウンター、シンプルながらも座り心地を追求した曲線が美しいイスなど、随所に洗練とこだわりが感じられます。ブルーのタイルとピンスポットが癒しの空間を演出するカウンターテーブル席の奥には、ニュアンスカラーが美しいブルーのタイルが目を惹くカウンター席が。隣接してキッチンがあり、席によってはシェフが料理する姿を眺めながら、食事を楽しむことができます。約10種のオリーブオイルを使い分ける、計算され尽くしたフルコース今回は季節変わりのディナーコースの中から、おすすめの3皿をご紹介。まずはつきだし、紅ズワイのタルト仕立て、トリュフ香るグジェール、そしてフォアグラのテリーヌです。この日のつきだし。左から、紅ズワイのタルト仕立て、トリュフ香るグジェール、フォアグラのテリーヌ紅ズワイのタルトは、根セロリのピューレとベシャメルソースがベース。蟹のジューシーな旨味を、根セロリが香るベシャメルがなめらかに包み込みます。グジェールは、シューのふんわり食感と共にトリュフの香りが口いっぱいに広がり、トッピングした生ハムの強い旨味が心地よく残ります。フォアグラのテリーヌは金柑のコンポートに包まれ、八角、生姜などオリエンタルなスパイスと、金柑のフルーティさ、さらにフォアグラの濃厚なコクが絶妙です。冷前菜『宮城産帆立と冬野菜のテリーヌ』。旬野菜7種の競演による、鮮やかな色彩に惹きつけられる2皿目は、『宮城産帆立と冬野菜のテリーヌ』。ロマネスコやオレンジカリフラワーほか季節の野菜7種を、新鮮なホタテと共に、カラフルなテリーヌに仕立てた冷前菜です。野菜それぞれの甘さとフレッシュな食感、そして肉厚なホタテの自然な甘さに、思わず笑みがこぼれます。冷前菜『みちのく地鶏のバロティーヌ』最後は『みちのく地鶏のバロティーヌ』。みちのく地鶏はしっとりと香ばしく、里芋のまろやかさとキノコの滋味によく馴染みます。ツナをマヨネーズ状に仕立てたトンナートソースも好相性。みずみずしいハーブと、散りばめられたリコッタチーズ&ピンクペッパーがほどよくアクセントを添えてくれます。「厳選した食材の味を見極め、その味を最も活かす味付けや調理法を感覚的に考えています」と語る、オーナーシェフの飯塚宗則さん素材の良さを最大限に引き出し、食材同士の調和に欠かせないのが、オーナーシェフを務める飯塚宗則さんがウンブリア地方で学んだオリーブオイルを使った調理技法。オリーブオイルは常に8~10種を使い分け、火を通す時も、仕上げの際にもたっぷりと、多彩な手法を用いています。けれど、余分な油は提供前に落とされるそうで、だからこそ、メニューからは全く重さが感じられず、いずれも軽やかです。料理の旨味と好相性な、イタリアワインも充実この日のワインのラインナップ。人気は左端の白ワイン、コスタレナスG 2,200円(税込)。芳醇なミネラル味が感じられるクリアな銘柄だワインは、素材の旨味を引き出す料理との相性を考えて、旨味がじわりと広がる質のよいイタリアワインをセレクトしています。グラス990円(税込)~、ボトルは4,180円(税込)~約20種が揃っています。シェフはソムリエでもあり、メニューごとにベストなペアリングを提案してくれるので、ぜひ好みを伝えて相談してみてください。左からパンチェッタ アッニカータ、イタリアから仕入れるパルマの生ハム、パルミジャーノ レッジャーノ。パンチェッタは自家製、無添加メニューはアラカルトも充実しているほか、1,100円(税込)~で手打ちパスタや自家製フォカッチャが味わえる、コスパ抜群のランチも。さらに自家製パンチェッタやイタリアから仕入れるチーズなど、ワインにぴったりのアテも充実しているので、昼に、夜に、食事の後の一杯に…とシーンに合わせて訪れてみてはいかがでしょうか。SPELLO【エリア】本町/堺筋本町【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】3000円【ディナー平均予算】8000円【アクセス】堺筋本町駅 徒歩1分※営業時間が変更されている可能性があります。最新の営業時間はお店に直接お問い合わせください。
2021年02月15日こだわりが詰まった温かみのあるナチュラル空間素朴なシンプルさを追求したイタリアの郷土料理インポーターが仕入れたこだわりの自然派ワインこだわりが詰まった温かみのあるナチュラル空間木場駅から徒歩4分、「州崎の奇跡」と呼ばれるグルメエリアに新たに誕生した【Inetto】。名店で修業したシェフが、諸先輩方の薫陶を胸に本格イタリアンを届けているお店です。1890年代イギリスの教会で使われていた素敵な扉をくぐれば、そこは特別な時間を過ごす為の非日常な空間が広がります。白を基調としたシンプルな外観。扉はアンティークのチャーチドアカウンター中心のシンプルな店内は、長年時が経った事で滲み出てくる深みや味わいのあるアンティークで統一。家具の温かみと、落ち着いた色調の壁や無垢材の床とのコントラストがたまりません。料理に合わせた香を炊くなど空間づくりを大切にしているお店なので、大切な人と訪れたくなります。机や椅子は木で揃えられ、温かみのある雰囲気素朴なシンプルさを追求したイタリアの郷土料理目指すのは、素朴でシンプルなイタリアの郷土料理。オーナーシェフである山口氏は、かつて麻布十番にあった【アロマフレスカ】や【カーザ・ヴィニタリア】で修業し、その腕を認められた料理人です。素材を活かし引き算で仕上げる料理の数々は、味はもちろん、ほのかに立ち上る香りの良さにも驚きがあります。それではお店のおすすめの料理を紹介します。『トマトとブッラータチーズ』2,000円(税抜)主役のトマトは「FARM YARD いしの」の水耕栽培でつくられた、甘みも酸味も皮もしっかりしたものを厳選して使用。その上に生クリームと合わせたブッラータチーズを乗せ、香りの良いオリーブオイルで仕上げています。食材を最大限に活かしたシンプルな料理からは、生産者をリスペクトするシェフの姿勢が感じられます。『タリアテッレボロニェーゼ』1,800円(税抜)和牛すね肉と山形豚のバラ肉をつかったボロニェーゼは、肉々しさを存分に味わえるパスタ。脂の旨みと甘みを活かし、赤ワインやトマトソースも控えめにした大人の味に仕上げています。料理はゲストのコンディションにも気を配り、味付けや量を好みで調整してくれるので、要望はシェフにリクエストを。インポーターが仕入れたこだわりの自然派ワイン料理に合わせたいのは、有機栽培のブドウからつくられた、身体にも環境にも優しいナチュラルワイン。フランスやイタリア、スロベニアに飛び、少量生産しているものを直接仕入れている業者からわざわざ取り寄せるほどの力の入れようです。ブドウ本来のポテンシャルを引き出した味わいを感じられそうです。自然な香りと味わいが楽しめるナチュラルワイン大切に育てられた食材をつないで活かす料理をモットーに、シンプルでおいしいイタリアンを提供してくれる【Inetto】。食材やワインへのこだわりは、生産者への敬意すら感じられるものでした。その一口から、素材の持つストーリーを感じてみてください。料理人プロフィール:山口大輔さん20才の時に代官山の【トラットリア サルサマーレ】に入店。イタリアから帰国後、麻布十番にあった【アロマフレスカ】で原田シェフ、【カーザ・ヴィニタリア】で長年笹川シェフに師事。退店後、都内イタリア料理店で研鑽を積み再び銀座アロマフレスカにて原田シェフに師事。満を持して2020年1月に【Inetto】をオープン。Inetto【エリア】木場【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】1800円【ディナー平均予算】10000円【アクセス】木場駅 徒歩4分店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。
2021年01月09日フランチャコルタのポップアップバーが1ヶ月間限定で【FARO】にオープン!能田耕太郎シェフが作る、今までにないヴィーガン料理も楽しんで加藤峰子パティシエが作るヴィーガンスイーツも注目フランチャコルタのポップアップバーが1ヶ月間限定で【FARO】にオープン!今回のポップアップのために、ソムリエがセレクトしたフランチャコルタ。左から、『フェルゲッティーナ ロゼ』(フェルゲッティーナ)、『ヴィッラ クレスピア チジオーロ ドサッジョ ゼロ』(ヴィッラクレスピア)、『エンリコ ガッティ サテン』(エンリコ ガッティ)、『カ デル ボスコ アンナマリア クレメンティ ブリュット』(カ デル ボスコ)今回の「ヴィーガン料理とイタリア最高峰のスパークリングワイン・フランチャコルタを楽しむポップアップバー」は、日本はもちろん、イタリア本国でも実現したことがない初めての試み。この素敵な企画は、自身もフランチャコルタが大好きだという【FARO】の能田耕太郎シェフが、自身のつくるヴィーガン料理とフランチャコルタの相性が良いと思ったことがきっかけで生まれた。もともとフランチャコルタはオーガニックやヴィオディナミなどの作り手が多く、シャンパーニュのようなエレガントさがありながらも、どこかチャーミングで軽やかな一面もあるワイン。その魅力を、ナチュラルで複雑味があり、かつ軽やかなヴィーガン料理と併せて楽しんでほしいと形になったのだ。フリーフローのバーで楽しめるのは、ヴィーガンのフィンガーフード。そんな、プレシャスな機会となるポップアップバーで楽しめるのは、【FARO】のソムリエ、河内 彪(かける)氏が選んだ4種類のフランチャコルタ。生産者が違えば、それぞれの個性も違うということを、フリーフローでいただきながら飲み比べてみるのも楽しい。合わせるスナックは、どこか和の雰囲気も携えた『八寸』と名付けられた4種類のヴィーガンのフィンガーフード。通常は座れない、店内もバーカウンターで、じっくりと味わうのも特別なひと時となるだろう。ここで終わっても良いけれど、せっかくここに来たならば、このバーでのフリーフローをアペロとし、続きをダイニングにてヴィーガンコースとともに楽しむことを強くオススメしたい。ここで繰り広げられる能田耕太郎シェフのヴィーガン料理と、フランチャコルタをしっかりあわせてこそ、ますますその真価を感じることができるからだ。能田耕太郎シェフが作る、今までにないヴィーガン料理も楽しんで能田耕太郎シェフ。20年以上イタリアで料理に携わり、現在はローマにあるミシュラン一つ星レストラン【ビストロ64】オーナーシェフ。2018年に【FARO】の料理長に就任し、ローマの自身の店をもちつつ、東京でもシェフを務める。現在はローマと東京を行き来する生活を送っている。そもそも、みなさんは”ヴィーガン料理”と聞いてどんな料理を思い浮かべるだろうか。実はこの1、2年の間、従来のヴィーガンのイメージを覆す、ガストロノミー・ヴィーガンがじわじわと人気を博しつつある。その、ヴィーガンでない人でも積極的に選びたくなる”ガストロノミー・ヴィーガン”の火付け役の1人とも言えるのが【FARO】のシェフ・能田耕太郎氏だ。「【FARO】は資生堂が経営するレストラン。食べて美しくなる、体が喜ぶ、というコンセプトを伺ったときに、最初から誰もが食べたくなるヴィーガン料理をメニューに出そうと思っていました」と語る能田氏。今や【FARO】を訪れるゲストの半数は、こちらのヴィーガンコースを注文するというから、その人気は推して知るべしだろう。彼のつくるヴィーガン料理は、主となる野菜の香りや食感、味の様々な表情を生かしつつ、そこに発酵調味料やハーブ、主の食材を引き立てる別の食材の組み合わせを緻密に構築し、重なり合う音楽のようなハーモニーをつくることで、ハッとさせる食べ応えを生む。こうした料理は、イタリアに長く住んでいる能田氏がローマの店ではイタリアの伝統料理を、新しい感覚で解釈した料理に通じている。ここでは、日本の生産者がつくる野菜の素晴らしさ、精進料理の歴史などからインスピレーションを得て【FARO】の料理として昇華しているのだ。ヴィーガンのショートコースより。『じゃがいものスパゲティ』例えば、こちらの『じゃがいものスパゲティ』。能田氏のスペシャリテのひとつで、じゃがいもを細く麺状にし、オイルにさっと泳がせアルデンテの食感を残したものに、カリカリに揚げたじゃがいもをトッピングしたもの。通常メニューでは、魚醤とバターを味付けに使い、キャビアをトッピングするところを、ヴィーガンコースでは、ピスタチオとココナッツで作ったヴィーガンバターと、セロリなどの野菜をベースに作った自家製醤油でコクを出し、リコリスや穂紫蘇をトッピングしている。ほのかに香るココナッツの香りと穂紫蘇の香りが、料理に華やぎを添え、通常メニューとまったく違う表情を見せている。ここに合わせる、フランチャコルタは『ヴィッラ クレスピア チジオーロ ドサッジョ ゼロ』。完全有機栽培のブドウを使用し、ドザージュはゼロ。キリッとした飲み口が、ココナッツのほのかな甘みやビーガンバターの油分をすっきりと切ってくれる。ヴィーガンのショートコースより『しろいし蓮根のラヴィオリ』そして、もうひとつのスペシャリテ『しろいし蓮根のラヴィオリ』。野菜のコンソメに、蓮根の詰め物をしたラヴィオリを浮かせたものだが、野菜の甘さを感じるスープに、もっちりとした皮につつまれた蓮根のさまざまな食感を感じる食べ応えのあるラヴィオリがよく合う。咀嚼すると、ときおりふっと鼻に抜ける、海苔の青い磯の香りがアクセントだ。合わせるフランチャコルタは、『エンリコ ガッティ サテン』。ブドウ本来の生命力を引き出すべく、有機農法を行う家族経営のワイナリーがつくるこのワインは、フランチャコルタでしか感じられないサテンの絹のような口当たりと、きめ細かな泡が、もっちりとしたラヴィオリを優しく包む。ミネラル感のある味わいは、海苔の磯の香りともリンクする。ヴィーガンショートコースより『椎茸のファルス 野菜コンソメのリダクションソース』そして、この日のメインとして登場したのが、「椎茸のファルス 野菜コンソメのリダクションソース」。肉厚のしいたけの下に忍ばせているのは、ソイミートでつくられたボロネーゼ。多くの種類の野菜を煮詰めたソースは、さながら野菜だけのドミグラスソースのような濃厚さだ。しいたけのムチっとした食感、肉を思わせるソイミートのしっかりと詰まった食べ応えのあるボロネーゼ、野菜の旨味がぎゅっとつまったソースをいっしょに食べれば、肉料理に負けないパンチとボリュームを感じる。ここに合わせるのは、フランチャコルタを牽引する名門「カデルボスコ」がつくる、フランチャコルタの最高峰『カ デル ボスコ アンナマリア クレメンティ ブリュット』。「イタリア最高の泡」とも称えられる7年以上の瓶内熟成を経たこのワインの、非常にきめ細やかなクリーミーな泡と複雑で広がりのある味わいは、ボリューム感のあるメイン料理を上品にまとめてくれる。加藤峰子パティシエが作るヴィーガンスイーツにも注目ヴィーガンコースから『吉野葛とアーモンドのソルベ紫蘇の香り』コースの最後のクライマックス、【FARO】のもうひとつの魅力は、パティシエ・加藤峰子氏が作るデザートの数々。日本ならではの食材を生かし、香りやその味わいを立体的に組み立てられたデザートは、イタリアに25年近く暮らし、VOGUEイタリアの編集者を経てパティシエとなった加藤氏の洗練された感性が光る。この、『吉野葛とアーモンドのソルベ紫蘇の香り』は、アーモンドミルクと葛で作られた、つるんとした食感のシートと口どけのよいソルベの食感が面白い。紫蘇の香りをメインにしながらも、国産オーガニックのバラやバジル、ライム、野イチゴの香りを抽出したものを忍ばせた複雑で奥ゆきのあるソースが印象的な味わいをもたらす。合わせるフランチャコルタは、『フェルゲッティーナ ロゼ』。自社栽培のブドウのみを使用し、丁寧な圧搾を行う「フェルゲッティーナ」。女性当主がつくる、華やかなフレーバーとチャーミングでバランスの取れた味わいは、デザートとの相性も抜群だ。アラカルトで注文可能な『山口農園の花のタルト』*事前に予約をそして、もうひとつ。今回、特別に事前の予約をすればアラカルトでオーダー可能なプティフール『山口農園の花のタルト』をご紹介したい。まるで小さなブーケのようなこちらのタルト、山口農園から届いた花とハーブがなんと約40種類乗せられている。これは、多種の薬草から作られるお酒『アマーロ』からヒントを得て、日本の野山の野生の花やハーブで”食べるアマーロ”をつくりたいと生まれたデザート。ヴィーガンメニューのものは、クリームが米粉からつくられており、さっぱりとした口当たりで、食べるだけですっきりとした食後感になる。フランチャコルタと合わせる、特別なヴィーガン料理は、そのときどきの旬の食材でつくられるため、内容はそのときどきで変わるそう。日本の季節の恵みを、イタリアの最高峰の自然派スパークリングワインのペアリングで楽しむ貴重な機会、たった一ヶ月しか開催されないので、ぜひ早めに予約を。「Franciacorta x FARO Pop-up Bar(FF Pop-up Bar)」詳細期間:2020年11月19日~12月18日バー利用:フリーフロー 8,000円(スナック付)ダイニング利用:ヴィーガン ショートコース 6,000円ガストロノミー ショートコース 7,000円※要予約※いずれも税込、サービス料別※フリーフローはディナータイムのみ【FARO】店舗詳細電話:03-3572-3911住所:東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル 10F営業:12:00~13:30(L.O.)、18:00~20:30(L.O.)定休日:日曜、月曜日、祝日、夏季(8月中旬)、年末年始
2020年11月20日ワイナリー併設の隠れ家レストランワインにあわせた、上質なイタリア料理醸造風景が眺められる店内ワイナリー併設の隠れ家レストラン東京の下町、門前仲町に佇む小さなワイン醸造所【深川ワイナリー東京】。お店の横にワイナリーが併設されており、レストランではワインに合わせた様々な料理が楽しめます。醸造所では、通常のワインの他に無濾過や酸化防止剤不使用ワイン、瓶内二次発酵のスパークリングワイン、オレンジワインなど多種多様なワインが作られているそうです。ずらりと並んだ巨大なステンレスタンクは圧巻の大きさなんといっても、ここでしか飲めないワインをいただけるのが魅力! スパークリングワインは、全て酸化防止剤無添加。瓶底に果肉や皮、酵母といった果実由来の成分が沈んでいるため、開栓時に泡と一緒にあわさることで、まるでぶどうを食べているかのような味わいが楽しめます。また、自社醸造ワインをはじめ、海外のワインも多く取り揃えてます。カウンター席のほか、奥にはテーブル席もありますワインにあわせた、上質なイタリア料理料理はコースのほか、アラカルトにグラスワインというカジュアルな楽しみ方もできます。今回は、ぜひ食べていただきたい一品メニューをご紹介。まず初めにオススメしたいのは、『前菜盛り合わせ』。日によって内容は異なりますが、この日は『国産野菜のカポナータ』や『5種のキノコのマリネ』、『にしんのサオール』、『無花果と胡桃・クリームチーズのパテ』など、計7種類のメニューが勢ぞろい。どの料理も各500円ほどで注文できる料理がひとつに合わさっているため、かなりお得でワインに合わせて様々な味が楽しめます。いろいろな味わいが楽しめる『前菜盛り合わせ』1人前700円(税抜)※写真は2人前です続いては、秋が旬の『北海道厚岸産 浅利の深川ワイン蒸し』。ふんだんに入っている浅利は、身が大ぶりでぷりぷり。味付けはガーリックバター風味で、添えてあるパンを浸して食べるのはもちろん、スープのみでいただくのもオススメです。お店の醸造所でつくられた白ワインで蒸しているため、同じ種類のワインを一緒にいただくのもツウな楽しみ方です。ガーリックバター風味の『北海道厚岸産 浅利の深川ワイン蒸し』1,000円(税抜)〆料理は『活 渡り蟹のトマトクリームソース マスカルポーネ添え タリアテッレ』。平麺に濃厚な蟹の旨味が絡まり、思わず「おいし~い!」と声がでちゃうほど。また、甲羅をめくると付け合わせのマスカルポーネが出現! さっぱりとした酸味がソースと一緒になることでまろやかになり、2度おいしさが味わえます。『活 渡り蟹のトマトクリームソース マスカルポーネ添え タリアテッレ』2,000円(税抜)醸造風景が眺められる店内客席からは、併設するワイナリーを眺めることができます。特等席のカウンターなら、ガラス越しに醸造風景を目の当たりに。テーブル席では、カップルや少人数でゆったりとワインのマリアージュが楽しめます。落ち着いた空間で美食をワインだけでなく、上質なイタリアンベースの本格料理で“ちょっといい気分”を味わい尽くせる隠れ家レストランです。深川ワイナリー東京【エリア】門前仲町【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】6500円【アクセス】門前仲町駅 徒歩6分
2020年10月30日ヒトサラ「Go To Eat」キャンペーンランチは500pt、ディナーは1,000ptもらえる期間中はヒトサラPOINTが通常の3倍!最短翌日でポイントがつかえる難波【ITALIAN BAR SPELLO】絶品イタリアンとワインが気軽に楽しめるイタリアン『秋のディナーコース』4,000円※写真はイメージですなんば駅から徒歩5分、静かで穏やかな時間が流れるイタリアン。1階はおひとりさまやデートに最適なバルを連想させるカウンター席、2階はグループで利用できるテーブル席があるので、シーンに応じた使い分けができます。『濃厚カルボナーラ』や『イタリア産生ハム、サラミ類6種食べ比べ』など本場のイタリアが楽しめるほか、黒毛和牛の希少部位「マルシン」を使ったメイン料理『黒毛和牛のグリル』も人気です。また特別な日に利用したい飲み放題付きコース料理も充実しています。ITALIANBARSPELLO【エリア】なんば【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】1200円【ディナー平均予算】4000円【アクセス】なんば駅 徒歩5分難波【炭火とワイン なんば店】炭火料理と一緒にワインの飲み放題を楽しむ数多く高い評価を受ける、おおいた和牛『赤降りスペシャル オレイン55%』 1,800円遠火の強火で表面を炙るように焼き上げ、旨みを閉じ込めた炭火焼が味わえます。店名の通り、好きな炭火料理とワインを思う存分楽しめる『時間無制限ボトルワイン飲み放題』が人気です。ソファタイプのカウンター、おこもり感のある半個室、稼働自由なテーブル席にテラスと使い勝手も抜群です。数多くの高い評価を受賞するおおいた和牛は、オレインが55%以上と胃もたれしない上質な脂を持った旨味の深い和牛。他にも、『ツムラ本店河内鴨』『希少価値熊本馬肉ヒレ』『大分ムール貝』『冠地鶏』『淡路野菜』『生パスタ』『高知池澤本店の鮮魚』『ブッラータチーズ』『那須御養卵』など、こだわりの食材を使用した料理が揃います。炭火とワインなんば店【エリア】なんば【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】4500円【アクセス】なんば駅 徒歩1分難波【フェリチーボ】季節の野菜や魚を使ったイタリアンで心身ともにリフレッシュ季節の味覚で彩る華やかな一皿『前菜おまかせ盛り合わせ 6種』 1,000円なんば駅徒歩5分、イタリアで腕を磨いた女性シェフ・長谷川氏が、季節の上質食材を選りすぐり、滋味あふれる皿を繰りだします。店名はイタリア語の「felice 幸せ」と「cibo ごはん」を組み合わせた造語。居心地のいいカウンター席があり、女性のおひとりさまも多い店です。近江産の新鮮野菜、近海の鮮魚を使った皿が自慢。おひとりさまにもぴったりな『前菜おまかせ盛り合わせ 6種』は、旬野菜のマリネ、新鮮魚介のカルパッチョ、イタリア産生ハム、鹿児島産豚肉を使った自家製パテなどを贅沢な盛り合わせ。ワインは100%イタリア産で、個性的な味が揃います。フェリチーボ【エリア】なんば【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】3000円【アクセス】なんば駅 徒歩5分心斎橋【meme】シャンデリア煌めく、ラグジュアリーなダイニングバー濃厚な肉の旨味を堪能できる『佐賀牛霜降りステーキ オニオンソース』 2,500円心斎橋駅から徒歩3分、有名デザイナーが手掛けたラグジュアリーな店内で、非日常的な時間を楽しめるデザイナーズレストラン。完全個室、半個室、テーブル席、カウンター席とさまざまな席があり、多彩なシーンで使い分けることができます。料理も充実していて、しっとりと柔らかく赤身肉の旨味を堪能できる『国産 黒毛和牛のタリアータ』が人気。『佐賀牛霜降りステーキ オニオンソース』は、上質な佐賀牛を焼き薄く切って皿に盛りつけるシンプルな料理。添え野菜が季節によって異なるのも楽しみのひとつです。お酒の種類も多く、飲み放題は150種類以上の中からお酒を選択可能です。meme【エリア】東心斎橋/心斎橋筋【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】4000円【アクセス】心斎橋駅 徒歩3分難波【アンティカ オステリア ダル スペッロ】シェフの感性で旬をいただく隠れ家イタリアン秋の味覚を味わう『トリュフとバター・パルミジャーノのパスタ』なんば駅から徒歩3分、難波の座裏から一本外れた場所にある隠れ家で、本格的なイタリア料理をリーズナブルに楽しめます。店内に入るとそこはまるでイタリアの本場オステリアを思わせる雰囲気。木の温もり溢れる一枚板のカウンターやレンガ造りが落ち着いた印象です。旬の食材を生かし、シンプルに、時には工夫を凝らしたイタリア料理や現地の郷土料理が楽しめます。パスタやメインはもちろん、ワインのおつまみになる小皿料理も揃い、この時季は、トリュフ・白子・牡蠣や栗など秋を感じる味覚が豊富。ワインは、全てシェフがテイスティングして選んだこだわりのセレクトです。アンティカ オステリア ダル スペッロ【エリア】なんば【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】2000円【ディナー平均予算】6000円【アクセス】なんば駅 徒歩3分心斎橋【チェッポ 心斎橋】おしゃれ空間で素材を活かした創作イタリア料理をワインと共に肉の美味しさをそのままに『香川県産讃岐オリーブ牛ヒウチ肉のグリル イタリアの岩塩とライムを添えて』 2,680円心斎橋駅徒歩5分、素材を活かしたイタリアンが楽しめるお店です。食材そのままの旨みを楽しむ「鉄板料理」と、組み合わせることで生まれる新しい味を追求した「創作料理」で季節の味がいただけます。白を基調としたシンプルで落ち着いた雰囲気の店内は、洗練された空間が心地よく、ゆっくりと食事が楽しめます。契約農家から直送された有機野菜は、鉄板料理にすることで香りや旨みが引き立ちます。香川県のブランド黒毛和牛「讃岐オリーブ牛」のきめ細かな肉質は、とろけるような柔らかさ、口いっぱいに広がる脂の旨みや甘味はまさに格別です。シンプルに焼くことで、やわらかく凝縮された美味しさが堪能できます。料理に合わせるワインも豊富に揃っています。チェッポ心斎橋【エリア】南船場【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】900円【ディナー平均予算】3000円【アクセス】心斎橋駅 徒歩5分四ツ橋【LA FINESTRA】開放感あふれる空間が魅力の創作イタリアンレストランこだわり素材で仕上げた『サルシッチャとルッコラのソース 自家製オレキエッテ』四ツ橋駅から徒歩5分、新町北公園すぐそばの居心地のいいイタリアンレストラン。炭火による焼きの温度管理にこだわった肉料理が人気で、時季によって猟師から直接買い取るイノシシやシカなどジビエ食材も揃います。店名はイタリア語で「窓」の意味、広々とした店内の大きな窓からは緑が見え、開放感あふれる雰囲気です。野菜は契約農家から無農薬野菜を取り寄せ、魚介類は博多や和歌山などから新鮮なものだけ仕入れるなど、妥協のない食材選びが特徴。店内でつくる自家製パスタも人気で、『サルシッチャとルッコラのソース 自家製オレキエッテ』は、添えられる野菜はルッコラや枝豆、そら豆など、季節ごとに変わります。料理と合わせるワインは、すべてイタリアワインです。LAFINESTRA【エリア】四ツ橋/新町/堀江【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】2000円【ディナー平均予算】6000円【アクセス】四ツ橋駅 徒歩5分心斎橋【Salute】アットホームなイタリアンでフォアグラをリーズナブルにじっくり火入れしたジューシーな『国産牛 赤身肉のロースト季節の野菜添え』心斎橋から徒歩3分ながら、まるで外国の田舎町に来たようなヨーロピアンレストラン。オープン当初から、ハンガリー産のガチョウのフォアグラが看板メニューです。ゆったりとしたカウンター席を中心に、テーブル席も設えられたモダンな空間でカジュアルに食事が楽しめます。料理はフォアグラや国産牛など贅沢な食材をふんだんに使用。アラカルトもありますが、コースメニューがおすすめです。コースのメイン『国産牛 赤身肉のロースト季節の野菜添え』は、オーブンで焼いた後、じっくり休ませて中までじんわり火を通すことでジューシな仕上がり。ワインは赤白、スパークリングなどグラスで常時10種ほどスタンバイ。Salute【エリア】東心斎橋/心斎橋筋【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】1000円【ディナー平均予算】5000円【アクセス】心斎橋駅 徒歩3分ほかにも、「GoToイート」利用可能なお店をお探しなら、こちらをチェック!↓
2020年10月25日ヒトサラ「Go To Eat」キャンペーンのポイント!ランチは500pt、ディナーは1,000ptもらえる期間中はヒトサラPOINTが通常の3倍!最短翌日でポイントがつかえる明治神宮前【ロカンダ・エッフェク】創業1978年。原宿で、世代を超えて支持される実力派イタリアン活ロブスターにレッドオニオンとトマトをオイルで絡めた『ロブスターのカタラーナ風』(2日前までに要予約)4,500円/尾1978年に原宿キャットストリートに、前身【フレンチ・クォーター】としてオープン。2000年に【ロカンダ・エッフェク】としてリニューアルした同店は、小説やテレビドラマの舞台にもなるなど、愛され続ける原宿のアイコン的イタリアンです。テラスはまさに“裏原”の特等席。千葉県八街市の農家から直接仕入れた野菜など、シェフ自ら納得した食材を仕入れて作るイタリアンが魅力です。『奥出雲和牛モモ肉のタリアータ』など、自慢の一品からは厳選素材の旨みを極限までに引き出す丁寧な料理人の技が見て取れます。ワインは王道のピエモンテ州とトスカーナ州を中心に、こだわりセレクトを用意しています。ロカンダ・エッフェク【エリア】原宿/明治神宮前【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】1500円【ディナー平均予算】5000円【アクセス】表参道駅 徒歩6分渋谷【ベルマーレ】本場イタリアの伝統の味。また訪れたくなるアットホームな本格イタリアントスカーナの伝統料理から着想した『霧島黒豚の低温ローストアリスタ風』2,400円渋谷駅から徒歩3分、同じ地で46年にわたり家族経営をされているお店。落ち着いたアンティーク風の内装で、日本の旬の食材をつかった伝統のイタリアンが味わえます。「小さいお子さんが大人になったときに、またお子さんを連れてきてくれるようなお店」を目指しており、家族でもデートでもまた来たくなるような、温かい雰囲気が魅力です。イタリア料理の基本を忠実に守りながらほとんどアレンジはしないというのが、伝統を大切にしているシェフのこだわり。南イタリア風の素朴な味を再現『パスタ・ベスビオたことアンデスポテトのラグーソース』やエスニックな風味がおいしい『海老のフリット』なども人気です。料理に合うワインに加え、食前・食後酒も用意しています。ベルマーレ【エリア】道玄坂/神泉【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】2000円【ディナー平均予算】6000円【アクセス】渋谷駅 徒歩3分広尾【ILBUTTERO】トスカーナ料理と本場の空気感。広尾の一軒家イタリアンで贅沢な時間を季節のスペシャルソースで織りなす『自家製パッパルデッレ』~シェフのスペシャルソース~2,200円広尾駅から徒歩2分の立地にある【ILBUTTERO】は、1994年の創業以来、本物のイタリアンをつくり続けています。自慢の薪窯を望むメインダイニング、総ガラス張りのテラス席、オープンエアの中庭、2階のプライベートパーティスペースなど、多彩な空間が揃うのも魅力です。トスカーナの館を彷彿させる一軒家でゲストをもてなしてくれます。メニューは、大地の恵みがつまるトスカーナの郷土料理が中心。肉料理の傑作『ビステッカ』、ジビエのパスタ、自家製サラミなど、力強い皿が集い、豊富なイタリアワインとのペアリングが絶妙。老舗リストランテでありながら、アットホームな雰囲気もこの店の矜持。大切な人と季節の美味と幸せな時間を過ごす理想的な一軒です。ILBUTTERO【エリア】広尾【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】1200円【ディナー平均予算】6000円【アクセス】広尾駅 徒歩2分丸の内【DELIZIOSO FIRENZE】ワインを片手に気持ちが盛り上がる。伝統的なイタリア料理を気軽に食事のスタートにぴったり『イタリア産生ハム・サラミとトスカーナ伝統料理の前菜盛り合わせ』1,800円東京駅より徒歩2分、新丸ビル5階【デリツィオーゾ フィレンツェ】。イタリア語が飛び交う店内へ一歩入ればイタリア・フィレンツェの路地裏のような雰囲気。都心にいながら、ヨーロッパへ旅したような感覚にさせてくれるイタリア料理店です。店内はオープンキッチンで活気に溢れ、大切な方と楽しい時間を共有できます。リストランテからトラットリアまで、イタリア料理を知り尽くしたシェフが辿り着いた伝統的なイタリア料理を旬の食材で。市場直送の新鮮な魚介や野菜を活かした豪快さと繊細さが織り成す、珠玉の一皿が味わえます。お料理と共に楽しむワインは全てイタリアワイン。季節や料理に合わせたワインを選んでもらえます。DELIZIOSO FIRENZE【エリア】丸の内【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】2500円【ディナー平均予算】6000円【アクセス】東京駅 徒歩2分新宿【ROSEMARY’STOKYO】開放的なテラス席でゆったりと。NY発のイタリアンで静かなひとときをパスタの歯ごたえが絶妙!不動の人気メニュー『菜の花とサルシッチャのオレキエッテ』S880円/R1,580円新宿駅より徒歩3分の立地にある【ROSEMARY’STOKYO】。NY・ウェストビレッジの人気店【ROSEMARY’S】の雰囲気を新宿で体感できるレストランです。木の温もり溢れる明るい店内席のほか、ガーデン・テラス席も完備。たくさんの植物が都会の喧騒を忘れさせてくれる、絶好のロケーションが人気です。イタリア・トスカーナ地方のやさしい家庭料理をNY風にアレンジした料理には、季節の食材をふんだんにつかわれています。モチモチとしたパスタの歯ごたえが楽しい『菜の花とサルシッチャのオレキエッテ』、ハーブが香る豚肉料理『ポルケッタ』など、NY本店のレシピをそのまま再現。種類豊富なワインやカクテルを合わせていただくのがおすすめです。ROSEMARY’STOKYO【エリア】新宿東口/歌舞伎町【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】2500円【ディナー平均予算】5000円【アクセス】新宿駅 徒歩3分恵比寿【KAGEROU ebisu】富山県直送お野菜を使用した自然派イタリアンとワインをゆっくり味わうシェフこだわりの食材を贅沢につかったコースを満喫恵比寿駅から徒歩3分にある【KAGEROU ebisu】は、シェフの出身地でもある富山県産の食材をつかったイタリアンが楽しめます。シックで落ち着いた店内には、お一人様やカップルに最適なカウンター席をはじめ、テーブル席も用意。おしゃれな個室や屋上テラスも完備しているので、デート以外にもさまざまなシーンでの利用が可能です。旬の新鮮な野菜は全て富山県の契約農家から仕入れ、牛肉は”越中万葉牛”、豚肉は、”黒部名水ポーク”をつかうなど、食材にこだわったイタリアンが味わえます。ソムリエ厳選の自然派ワインも人気で、グラスでの注文も可能です。また、GoToEat専用の月替りペアリングコースを二人様限定で7,500円/人で受け付けているので、この機会にぜひ訪れたい一軒です。KAGEROU ebisu【エリア】恵比寿【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】5000円【アクセス】恵比寿駅 徒歩1分ほかにも、「Go To Eat」利用可能なお店をお探しなら、こちらをチェック!↓
2020年10月25日イタリア・ローマ(Rome)を代表するラグジュアリーブランド フェンディ(FENDI)は、イタリアの手仕事への長きにわたる感謝を称えるため、イタリア各地の職人との草の根パートナーシッププロジェクト「ハンド・イン・ハンド(hand in hand)」を発表いたします。1997年にクリエイティブディレクター、シルヴィア・フェンディ(Silvia Venturini Fendi)がデザインした伝説的アイコンバッグ「バゲット(Baguette)」から始まるこの前例のないプロジェクトは、長くはぐくまれてきた応用芸術のスペシャリストたちの技法を表現していきます。イタリア全土の職人集団の技巧により、フェンディは定番的アイコンバッグである「バゲット」の象徴的な形状を再解釈する長い歴史を継続してきたのです。「ハンド・イン・ハンド」プロジェクトは、各地の工芸技巧を駆使して「バゲット」を解釈し、このハンドバッグの伝統的な構造を本物のアートオブジェに変えるために、多岐にわたるアトリエやワークショップグループの協力をあおぎました。限定制作の各バゲットを20のエディションとして統一して、すべてのバッグの内ポケットには、アトリエの名称と住所、さらにゴールドの ”FENDI Hand in Hand” のロゴが刻印されています。「私はイタリアのそれぞれ異なる地域から選び抜かれた職人さんたちと、特別なプロジェクトを進めています。最初の作品は、「2020-21年 秋冬コレクション」のランウエイで発表されたレザーのバゲットバッグです。 これは、小さなレザー製品をすべて手作業で少量ずつ作り上げていく1人の男性によって、トスカーナ(Tuscany, Toscana)で作られています。彼はすべてを自分で手作りしているのです。とても自然なベジタル(植物性)レザーで作られ、一切ステッチをせず、接着されているだけなのです。現在、私の目標は、イタリアのすべての地域を探索して、現在も活躍中のトップアルチザンを選び出すことで、その後、このプロジェクトを世界規模で拡大していくことです」――シルヴィア・フェンディ「ハンド・イン・ハンド」という名前は、各地の「職人の手」とフェンディの「職人の手」との出会いを表して、このユニークなコラボレーションを活気付けています。とてつもない価値を持つ古代の手作り(ハンドメイド)の能力と技術が、今回唯一無二の作品の数々を通して出会うわけです。このプロジェクトは、職人技巧を駆使したフェンディ製品のクリエーションを越えて、強力なヒューマンネットワークを確立して、イタリア各地の地元職人の希少な技能、クリエイティビティ、そしてサヴォアフェールを維持して、伝達していくための重要なステップにもなります。フェンディ 2020-21年 秋冬ウイメンズコレクションのランウエイLook No.13として登場した「ハンド・イン・ハンド」のパートナーシップが、私たちをトスカーナにいざないます。フィレンツェ(Florence, Firenze)のアトリエ、ペローニ(Peroni)は、この地で典型的な植物性なめし革で作られた小さなレザー製品を作り続けてきました。1956年以来、「クオイオ・アルティスティコ・フィオレンティー(cuoio artistico fiorentino)」と名付けられたフィレンツェの歴史的、かつ芸術的な手法です。第3代となるファミリービジネスは、タイムレスな「タッコ(tacco)」コイン入れのような、しっかりした構造を形作ることに特化してきました。1枚のレザーをカットして成型することで――裏地やステッチのまったくない――光沢のある斜めのフレームのバゲットができ上がりました。ダークチョコレートブラウンに仕上げられたこのバゲット作品では、特徴的なFFバックルもレザーで覆われて、シームレスなモノクローム効果を生み出し、ペローニの手作りのレザークラフトの特異な性質を明確に表出させています。それは長い手作り工程を必要とし、まずレザーを濡らしてから木製の型にのせて希望する形にしていくのです。ペローニの職人は、いわば、レザー彫刻家とも言えるでしょう。フィレンツェ_ペローニ「ハンド・イン・ハンド」のパートナーシップの旅は、次に西方のサルデーニャ(Sardinia, Sardegna)島に向かいます。ここで焦点はレザーから繊維工芸に移ります。丘の頂上にあるウラッサイ(Ulassai)の村は、スマルムーリ(Su Marmuri)女性協同組合が現地の伝統を守るために、1971年以来、手織りのタペストリー製作に傾注してきました。手動の織機を使って職人たちが天然繊維の糸を織り、複雑なドット形状のレリーフ(浮き彫り)を織り上げます。この手織り技術は、地元サルデーニャの方言では「ブドウ」を意味する、愛情のこもった名前のピビオーネス(pibiones)です。フェンディのためにスマルムーリの織り手の皆さんが、バゲットのボディ用にと、ブラック・アンド・ホワイトの斜めストライプモチーフを作成しました。内側にはFFロゴパターンが織り込まれています。このソフトなバゲットは、ピビオーネス織りの表と裏、両面の美しさを見てもらえるようにと、裏地なしで仕上げられて、両サイドには長いムートンファーが飾られています。サルディーニャ_スマルムーリ次の「ハンド・イン・ハンド」パートナーシップは、ベネト(Veneto)州にあるヴェネツィア(Venice, Venezia)の中心部で、5世紀にわたって受け継がれてきたファミリー経験を活かした、豪華なベネチアン・テキスタイルを作り上げる、ジャカード職人、ルイージ・ベヴィラクア(Luigi Bevilacqua)のアーカイブを探索します。18世紀の機織り機で手織りされたベヴィラクアのソプラリッツォ(soprarizzio)“オーバーザカール”のシルクとコットン・ベルベットは、最も時間のかかる「ハンド・イン・ハンド」プロジェクトとなっています。古代ヴェネツィアのレパートリーに触発された華やかなフローラルのブロケードモチーフは、1ミリずつカットされて、職人たちの手で織り込まれていくため、彼らは1日にわずか数センチの生地しか作れません。パウダーピンクのシルクで裏打ちされたこのバゲットは、ヴェネツィアらしい精神と、色あせていきながらも美しく輝く宮殿のカラフルな歴史を思い起こさせます。このバゲットバッグは、ジャスパーにリザードのディテールを彫り込んだFFバックルとハンドル(持ち手)、さらに結び目の交ぜ織り(インターレース)のサテンストラップによって、一層リッチな作品に仕上げられています。ベネト_ベヴィラクアマルケ_ボッテガ・イントレッチョ南のプーリア(Puglia)州に向かう「ハンド・イン・ハンド」パートナーシップは、ナルド(Nardò)村に拠点を置く、ドディーノ(Dodino)のレース職人たちと長く続いてきたコラボレーションを称えます。繊細なループとノット(結び目)でできた彼のレースのデザインは、木製のシャトルに糸をかがって作られ、キアッチエリーノ(chiacchierino)と呼ばれる伝統的なアプーリア(Apulian)の技法で、同心円状の花のデザインを作り上げています。キアッチエリーノとは、楽しくおしゃべりしながら仕事する職人たちの様子なのです。パッド入りのコットンとリネンのベースにのせると、キアッチエリーノレースは、バゲットの表面で3Dのフローラルクラウド(花々の雲)に浮かんでいるかのようです。バゲットには、小粒のパールで飾られた特製FFバックルがはめこまれています。イタリア中部のマルケ(Marche)州定番のウィッカー(小枝)、レザー、コード(糸)織りの技術はルネサンス期にさかのぼり、ボッテガ・イントレッチョ(Bottega Intreccio)において、何世代も受け継がれてきました。ここでの「ハンド・イン・ハンド」プロジェクトは、特に柳の枝で織り上げる現地の習慣を祝うために、フェンディのために職人が選び出した枝を織っています。柳の木はマルケ地方に自生しているため、春に採取できる収穫量が限られています。今回のバゲット作品を制作するために、職人が手作業で金属フレームの周りに織り込んでいきます。その前に柳を数日間、水に浸して、柔軟性を高めます。こうして作られたバゲットは、しなやかな木の自然な風合いと色調、さらに織り込まれた柳のモチーフがアクセントになっています。このモチーフは地元の漁師たちのバスケットから着想を得ていて、最後は植物性レザーのディテールで仕上げられています。ウンブリア_ジウディッタ・ブロッツェッティウンブリア(Umbria)州に向かうと、ペルージャ(Perugia)市の豪華な手織りの生地が、次なる「ハンド・イン・ハンド」コラボレーションの焦点となります。1921年からジウディッタ・ブロッツェッティ(Giuditta Brozzetti)によってクリエートされた非常に装飾的かつ歴史的な模様を称えます。彼女のイニシャティブによる女性のアントレプレニューア(起業家)にとっての初めての例の1つです。このアトリエは独自の研究室を備え、かつてフランシスコ会修道院内で織りを習熟して、結婚式用リネンを作っていた地元の女性に働くチャンスを提供しています。第4代目になるファミリービジネスは、 19世紀のアンティークな織機を使って、中世のデザインからインスピレーションを得た、本物の手織布を生産しています。バゲットのために、今では、兄弟の孫娘、マルタの経営するジウディッタ・ブロゼッティ店が、古典的な神話の馬、孔雀、ユニコーン、鳩を、明るいロイヤルブルーでフィーチャーしたツートンのスクロールモチーフの歴史的な織物を再現しました。その背景は中立的なトーンです。過去にはこのブルーは、東南アジアからもたらされた希少な藍(インディゴ)の色素で作られたため、非常に貴族的な色と認識されていたのです。このロイヤルブルーがバッグに本来の豪華さを輝かせています。バッグは、中世の織物に施された古代のトリミングにインスパイアされた、手作りのマクラメレースで仕上げられています。モリーゼ_GCコレッディレースの町として知られるイゼルニア(Isernia)は、イタリアの東海岸のモリーゼ(Molise)地方(長靴型のイタリアのかかと近く)に立地しています。繊細なアイボリー色の糸を使用したイゼルニアのボビンレースは、その平らで幾何学な模様と、細かな木製のボビンで作られた超軽量スパイラル、さらに円筒形のクッション付き土台に保持されたトレースパターンのおかげで、世界中で高く評価されています。言い伝えでは、ベネディクト会の修道女たちが16世紀初頭にスペインの伝統を持ちこんで、その技法をサンタマリア・デッレ・モナケ教会のシスター(修道女)たちに伝えたのだそうです。今回このフェンディ「ハンド・イン・ハンド」プロジェクトは、GCコレッディ(Corredi)レース店と共同で、レースのスペシャリスト職人の手によって実現されていて、ナッパレザーで作られたバゲットに、淡いニュートラルカラーのイゼルニア・レースワークによるパネルが重ねられています。カラブリア_ファブリカ・テッシール・ボッシオカラブリア(Calabria)州のコゼンツァ(Cosenza)沿岸一帯では、古代から“ジネストラ(ginestra)”、つまり、ほうき(エニシダ)繊維を織る技法が、何世代にもわたって受け継がれてきました。これは電気、入り組んだ機械や化学薬品を必要とせず、汚染物質の排出ゼロの完全な手工芸です。夏中収穫された丈夫な低木は、手作業で処理されて、クールな繊維(ファイバー)原料になり、それがナチュラルなパネルへと織り込まれて、植物ベースのバゲットが制作されます――コラボレートするのは、ファブリカ・テッシール・ボッシオ(Fabbrica Tessile Bossio)です。このバゲットは、地元の伝統的なモチーフにインスパイアされたデザインが特徴で、象徴的なアイコン、FFロゴパターンは、天然の植物ベースの染料で染色されています。すべてを手で結び上げたほうきの糸で作られた長いフリンジが、バッグの両サイドを飾っています。ラツィオ_マッシモ・マリア・メリスラツィオ(Lazio)州のFENDIの故郷、ローマでは、豊かな歴史を持つ大理石の寄木細工と銀と金細工の技術が、マスタージュエリー職人、マッシモ・マリア・メリス(Massimo Maria Melis)の作品として合体しました。1982年以来、ローマ中心部のヴィア・デローソ(Via Dell’Orso)通りにある有名なアトリエ兼ブティックで、メリスは、古代のコイン、ポリクローム(多彩色)ガラスや大理石を取り入れた複雑なエトルリア・スタイル、よびローマン・スタイルのジュエリーで、国際的な評価を受けています。今回、FENDI「ハンド・イン・ハンド」プロジェクトでは、貴重なバゲットバッグを通して、FENDIのレザーテクニックと、ロストワックス・テクニックで作られたメリスの金メッキのシルバーアップリケ“ベゼル”のすばらしさが融合しています。非常に珍しい手彫りの大理石もインレー(はめ込み)されています――現在では閉鎖された採石場から抽出された希少な大理石です。ベゼルは、“グラヌラトゥーラ(granulatura)”と呼ばれる古代ローマの特別な技法で作られ、ベゼルの周りに溝のようなモチーフが生まれます。このバゲットの正面には、帝国時代のローマ皇帝たちを描いた貴重なオリジナルの青銅貨2枚が飾られています。アブルッツォ_シモーナ・イアッニーニアブルッツォ(Abruzzo)地域に移動すると、次の「ハンド・イン・ハンド」コラボレーションで、FENDIはラクイラ(l’Aquila)市の職人、シモーナ・イアッニーニ(Simona Iannini)に、“トンボロ・アキラーノ(tombolo aquilano)”のレースのみで作られたバゲットの作成を依頼しました。この非常に古い緻密な技法は、さまざまな建築家が設計したプロジェクトを地元の女性たちが詳細に再現して、1400年代から存在しています。それは、しばしばベネディクト会の修道女たちにも踏襲される、人気のアートになりました。トンボロ・アキラーノのワークマンシップは、他のレース技術とはとても異なっています。望ましいパターンを作成するため、ひとつなぎの糸を織り交ぜる時、職人たちは、決して切断したり、縫製したり、または結んだりしないのです――こうして貴重な宝石のようなバゲットが仕上がりました。このバゲッにトは、このようなユニークな仕上がりに使用された、上質な木製ボビンにインスパイアされた、オリーヴの木のディテールがあり、インターレースのリネンスレッド(糸)を使用して、小さなFFロゴが挿入された繊細なネットデザインとして完成し、それにレースのストラップがついています。バッグ本体を作るだけで100時間以上の作業が必要なのですが、バッグが完成したら、裏地のないレースに古代の技法を使用して、デンプンでスターチ加工して固さを加え、木製の型の上で3日間乾燥させるのです。シチリア(Sicily, Sicilia)島のトラーパニ(Trapani)では、マスター・ゴールドスミス(金細工師)のプラティミーロ・フィオレンツァ(Platimiro Fiorenza)は、ユネスコの生きている人間国宝と見なされています。ジュエラーでありながら、金細工師のプラティミーロは、12世紀以来の地元の芸術形態を保存する、レッドコーラル(赤サンゴ)のアートに特化しています。彼のアトリエで手作りされたバゲットは、赤サンゴのパーツから成るユニークな正面が特徴で、この作品は、最も貴重な「ハンド・イン・ハンド」プロジェクト作品のひとつになっています。バッグはシルバーの硬化ラミネートパネルで作られ、それを幾何学的なパターンに切り取られた、貴重品入れ小箱のような「レトロインカッソ(後退処理)」技巧を駆使してサンゴが配置されています。「ハンド・イン・ハンド」イニシャティブは、イタリア全国の職人たち、つまり伝統的な生産技法に現在も命を与えている人々へのフェンディのコミットメントを語る重要なワンステップです。これら各地のワークショップやアトリエは、“メイド・イン・イタリー運動”の中心に存在しています。フェンディは、今こそ、古代からの手作りのワークマンシップを、かつてない国際的な規模で維持するために伸ばしていくことを信念としています。一緒に力を合わせて、私たちはイタリアの唯一無二のクリエイティビティを祝い、古くからの工芸を未来に向けて保存していくことができるのです。企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年10月22日都会で紅葉が満喫できる「日比谷公園」ビジネス街のオアシスでもある日比谷公園は、今から115年以上も前の明治36年に開業。S字形のイチョウ並木や日本で三番目に古いとされる「鶴の噴水」から見えるモミジは圧巻です。日比谷駅を最寄りに、銀座や有楽町、新橋駅から歩いていけるのも魅力。休日のお散歩やディナーの前にふらっと立ち寄って、季節を感じてみてはいかがでしょうか。日比谷公園周辺の美味しいお店すき焼き【江戸前肉割烹 宮下】もつ鍋【博多もつ鍋おおやま銀座】鉄板焼き【大坂鉄板焼 鉄十】和食【創作料理 FANCL 令和本膳】イタリアン【DELIZIOSO FIRENZE】居酒屋【UNIVERSAL CRAFT JAPAN】すき焼き【江戸前肉割烹 宮下】東京タワーと銀座の景色が一望できる贅沢空間で厳選黒毛和牛の美味しさを堪能ゆったりとした店内は個室もあり、お祝い事などにもおすすめ有楽町駅すぐの銀座マロニエゲートの12階で、厳選された黒毛和牛がいただけます。大きな窓からは銀座の夜景が見下ろせ、その後ろには東京タワーも望めます。昼間はもちろん、夜は夜景を楽しめるので、デートにもぴったりです。個室は2名~16名まで利用でき、周りを気にすることなく食事がいただけます。A5ランク黒毛和牛を贅沢に使用。『すき焼き』4,400円(税込)お店の名物『すき焼き』は、A5ランクの黒毛和牛の旨味を活かすために仕上げた、オリジナルの割下が味の決め手。口に入れた瞬間にトロけてしまうような食感です。他にも、『旨辛すき焼き』や『炙り焼き』など、肉の美味しさを存分に堪能できるメニューが揃います。お肉が中心ですが、新鮮な魚介や有機野菜も扱っています。江戸前肉割烹宮下【エリア】銀座【ジャンル】しゃぶしゃぶ・すき焼き【ランチ平均予算】2000円【ディナー平均予算】5000円【アクセス】有楽町駅 徒歩3分もつ鍋【博多もつ鍋おおやま銀座】洞窟をイメージした、大人の街・銀座ならではの落ち着いたもつ鍋専門店洞窟をイメージした落ち着いた雰囲気の店内は、ゆったりくつろげます日比谷公園から徒歩10分、銀座駅から徒歩1分という好立地にあるのは、もつ鍋の本場・博多でひときわ人気を集める有名店【もつ鍋おおやま】の銀座店。店内は洞窟をイメージし、大人の街・銀座を演出しています。テーブル席のほか、ソファ席の個室もあるのでさまざまなシーンで利用できます。脂が乗ったもつと濃厚なみそ味が特徴『もつ鍋 みそ味』1,390円(税込)看板メニューの『もつ鍋』は、九州産を中心に国産牛のみを使用。最上級の脂の乗った若い牛の小腸はぷりぷりの食感です。素材を厳選し試行錯誤し仕上げたスープは、味噌・醤油・水炊き風から選べます。『もつ鍋 みそ味』は、九州味噌を中心に数種類の味噌を独自ブレンドした濃厚で深いコクのあるスープに、野菜の甘みが溶け出した極上の味わい。博多もつ鍋おおやま銀座【エリア】銀座【ジャンル】もつ鍋【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】5000円【アクセス】銀座駅 徒歩1分鉄板焼き【大坂鉄板焼 鉄十】ジャズが流れる店内で銀座の街を眺めながら神戸ビーフやA4黒毛和牛ステーキを目の前の鉄板で調理されるカウンター席の先には、銀座の夜景が広がっています日比谷公園から徒歩9分、銀座駅からも徒歩2分の場所で、神戸ビーフや黒毛和牛A4ランクのステーキと大阪名物お好み焼きなどの鉄板焼きが楽しめます。ジャズが流れるシックな雰囲気の店内からは、銀座の街並みが一望。夜になれば街並みは夜景へと変わり、ジャズの流れる店内はムーディーな雰囲気に。サーロインはジューシーに、フィレはさっぱりと、部位ごとの味を楽しめる『ディナーコース』銀座にありながらリーズナブルな価格でランチやディナーを味わえます。『ディナーコース』は、毎月旬の食材を使い、フレンチとイタリアンの技法を融合した料理を提供。肉は全国から厳選されたA4ランク以上の黒毛和牛や神戸牛。肉の部位、食べられる重さなどを選ぶことが可能です。ソムリエが選んだ美味しいワインと一緒にどうぞ。大坂鉄板焼鉄十【エリア】銀座【ジャンル】鉄板焼き【ランチ平均予算】4000円【ディナー平均予算】7000円【アクセス】銀座駅 徒歩2分和食【創作料理 FANCL 令和本膳】職人の技×四季の食材×贅沢な空間、ファンケル流おもてなし木の温もりあふれる清潔感のある店内で、歴史ある本膳料理がいただけます日比谷公園から徒歩10分、銀座駅からも徒歩1分にあるのは、日本料理の原型とも言われる本膳料理をベースにしたコース料理をいただけるお店です。木の温もりあふれる店内は、喧騒を忘れられる寛ぎの空間で居心地の良さは抜群。一人でも気兼ねのいらないカウンター席や、大切な食事に適した個室も完備されています。一番だしで淹れたお茶の香りと独特な食感が後を引く『発芽米「金のいぶき」焼おにぎり唐墨茶漬け』 1,200円(税込)室町時代に誕生した日本料理の原型「本膳料理」は、「式三献(しきさんこん)」として3種類の日本酒かお茶、そして3種類の肴の膳が供されます。その後、熟練の職人が和洋織り交ぜた六つの膳をつくり上げます。『発芽米「金のいぶき」焼おにぎり唐墨茶漬け』は、一番だしで淹れたお茶と焼きおにぎりの香ばしさが美味。創作料理FANCL 令和本膳【エリア】銀座【ジャンル】創作和食【ランチ平均予算】2000円【ディナー平均予算】7000円【アクセス】銀座駅 徒歩1分イタリアン【DELIZIOSO FIRENZE】本場フィレンツェさながらの店内で伝統的なイタリア料理を気軽に楽しむ調度品や家具はイタリア製で、イタリア・フィレンツェ路地裏のトラットリアの雰囲気さながらJR東京駅丸の内北口より徒歩2分、新丸ビル5階に位置するイタリアン。イタリア語が飛び交う店内へ一歩入れば、まるでイタリア・フィレンツェの路地裏のよう!お料理は本場のイタリアンを忠実に再現。都心にいながら、ヨーロッパへ旅したような感覚にさせてくれるイタリア料理店です。食事のスタートにぴったり『イタリア産生ハム・サラミとトスカーナ伝統料理の前菜盛り合わせ』1,800円(税抜)『イタリア産生ハム・サラミとトスカーナ伝統料理の前菜盛り合わせ』は、肉料理を中心としたトスカーナ伝統料理。イタリア産の生ハムやサラミをふんだんに使い、イタリアへ足を踏み入れたかのような感覚にさせてくれる逸品です。お料理と共に楽しむワインは全てイタリアワインという徹底ぶり。DELIZIOSO FIRENZE【エリア】丸の内【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】2500円【ディナー平均予算】6000円【アクセス】東京駅 徒歩2分居酒屋【UNIVERSAL CRAFT JAPAN】絶品グルメと極上のクラフトビールが味わえるスタイリッシュでラグジュアリーな店内。個室は2名から利用できます日比谷公園から徒歩6分、日比谷駅・銀座駅からも徒歩1分のバル風居酒屋で、こだわりの絶品グルメと極上クラフトビールがいただけます。店内はプライベート感溢れる大人の雰囲気。少人数から大人数まで利用可能な幅広い種類の個室があり、気取らないプライベートな居心地の良さを感じられます。各種宴会におすすめのパーティーコース『オススメ料理9品コース』SNS映えするフォトジェニックな料理が揃います。『オススメ料理9品コース』は、全60種類以上飲み放題と、人気の『UFOフォンデュ』や『グリルチキン』など9品のコース。また「赤坂 アサヒクラフトビール公認店」として、世界各国の樽生クラフトビールが10種類以上も堪能できるお店。クラフトビール全種飲み放題付きプランもあります。UNIVERSAL CRAFT JAPAN【エリア】有楽町/日比谷【ジャンル】居酒屋【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】4000円【アクセス】 日比谷駅 徒歩1分
2020年10月21日イタリアの「現地の味」が楽しめる!東京の本格レストラン5選北参道【ボガマリ・クチーナ・マリナーラ】茅場町【ロットチェント】丸の内【DELIZIOSO FIRENZE】白金高輪【ロッツォ シチリア】赤坂【ピッツェリア マルーモ 赤坂店】北参道【ボガマリ・クチーナ・マリナーラ】イタリアの港町の魚市場をめぐるようなオーダーメイドの魚介専門イタリアン船や港をイメージした店内で、東京にいながら大海原を旅するような気分に食材選びから調理法まで選べるオーダーメイドの魚介専門店。キッチンの前にあるショーケースには新鮮な魚介が並び、漁港の市場へ訪れたような感覚で食材を選べるだけでなく、調理方法まで指定できます。船のキャビンをイメージした優雅な雰囲気の店内には、個室、半テラス席もあり、普段使いから特別な日まで幅広く利用できます。繊細な味わいの『ホウボウの白ワインソース アーティチョーク』3,550円北海道から九州まで、各地の漁港へ足を運んで開拓した独自の仕入れルートから、その日の朝に競り落とされた魚介を空輸し、夕方には東京では滅多にお目にかかれない魚介類が揃います。『ホウボウの白ワインソース アーティチョーク』は、アンチョビやレモンが香る白ワインベースのソースがエレガントな味わい。イタリア産のワインも約300種取り揃えています。ボガマリ・クチーナ・マリナーラ【エリア】千駄ヶ谷【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】1100円【ディナー平均予算】8000円【アクセス】北参道駅 徒歩1分茅場町【ロットチェント】ナチュラルワインと共にシチリア郷土料理の凝縮したエッセンスを堪能どこか海外の海を思わせる店内。シンプルで清潔感の漂う空間の中の随所に置かれる小物がアクセント茅場町駅から徒歩7分、日本のイタリア料理シーンを鮮やかに塗り替えてきたサローネグループが手掛る【ロットチェント】では、伝統料理をモダンに再構築した「クレアティーバ」がアラカルトでいただけます。シンプルで清潔感の漂う空間の店内は、ポーランド製のハンドメイドの陶器、アロハデニムとコラボしたユニフォームや店内装飾などこだわりが詰まっています。マダコ、ジャガイモ、シチリアトマトの煮込み『名物!たこジャガ』(2~3人前)2,800円エグゼクティブシェフがシチリアで感動した料理を元に構成されたメニューは、まさにシチリアという場で味わう食体験を凝縮したような料理。『名物!たこジャガ』は、シチリアの郷土料理『タコのインウミド風』を、肉じゃが風にアレンジして、より旨みを感じられるメニューに。ソムリエがセレクトするイタリア中心のナチュラルワインと共に。L’ottocento(ロットチェント)【エリア】人形町/小伝馬町【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】1500円【ディナー平均予算】6000円【アクセス】茅場町駅 徒歩7分丸の内【DELIZIOSO FIRENZE】陽気で気取らない雰囲気の中、伝統的なイタリア料理を気軽に味わうイタリア語が飛び交う店内はまるでフレンツェの裏路地のようJR東京駅より徒歩2分、新丸ビルにあるイタリアン。オープンキッチンでイタリア語が飛び交う活気に溢れた店内は、まるでトスカーナの田舎町。椅子や家具は全てイタリア製というこだわりようで、リストランテからトラットリアまでイタリア料理を知り尽くしたシェフが辿り着いた伝統的なイタリア料理を旬の食材で調理します。国産黒毛和牛を炭火でじっくり焼き上げ。『国産和牛の炭火焼き”タリアータ”』 3,400円市場直送の新鮮な魚介や野菜を活かした豪快さと繊細さが織り成す珠玉の一皿がいただけます。『国産和牛の炭火焼き”タリアータ”』は、国産牛の赤身を炭火でじっくり焼き上げ肉本来の旨味が楽しめるひと皿。塩胡椒、バルサミコのシンプルな味付けで素材の良さを豪快に味わえます。料理や季節に合わせたイタリアンワインと一緒にどうぞ。DELIZIOSO FIRENZE【エリア】丸の内【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】2500円【ディナー平均予算】6000円【アクセス】東京駅 徒歩2分白金高輪【ロッツォ シチリア】熟練の技とイタリア産素材で再現する、本場そのままのシチリア料理本場のトラットリアを思わせる明るく活気に満ちた空間で本格的な味が楽しめる白金高輪駅から徒歩5分、四の橋交差点に佇む、本場シチリアの味を伝えるイタリアン。多様な文化が混ざり合うシチリア料理ですが、本質は恵まれた山海の幸を活かすシンプルな料理です。シチリアで3年間修業した中村嘉倫シェフが、シチリアの伝統を日本の地で再現。カジュアルな雰囲気な空間で、本場の味をいただけます。魚介の濃厚な出汁が染みこんだ『シチリア風 魚介のクスクス』1,800円中村シェフが目指すのは、現地にあっても違和感がないような本場そのままの店。イタリアから届く食材や本場で身につけた技で仕立てる料理は、在日イタリア人の間でも評判です。日本では珍しい粒状のパスタ・クスクスは、シチリアの定番。『シチリア風 魚介のクスクス』は、海老、イカ、白身魚などからとった濃厚な出汁と抜群の相性です。ロッツォシチリア【エリア】白金/白金台【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】8000円【アクセス】白金高輪駅 徒歩5分赤坂【ピッツェリア マルーモ 赤坂店】伝統と文化を継承しつつ、革新に挑戦する赤坂の老舗イタリアン海外さながらのテラス席が目印の店内は、イタリアの田舎の家庭のような暖かみのある空間赤坂見附駅から徒歩1分、赤坂の真ん中で40年営業を営んできた老舗イタリアン。古き良き店の伝統を大切にしつつも、新しさを取り入れた新感覚なシェフの独創性あふれるセンスで人気を博しています。暖みのある店内はリラックスできる空間で食事も会話も弾みます。ふらっと一人でも気軽に楽しめるカジュアルイタリアンのお店です。生地から作る伝統の赤坂ピッツァ。『ピッツァ・マルゲリータ』1,200円イタリアでしか味わえない食材は直輸入、四季折々が楽しめる旬の食材は全国各地から産直するなど、常にベストコンデションの食材を使用。生地から作る自慢の『ピッツァ・マルゲリータ』は、粉のブレンド、品種、等生地を作るにおいて使用する食材を徹底的にこだわっています。イタリア産だけでなく、世界各地の安価で気軽に飲めるワインと一緒にどうぞ。【ピッツェリア マルーモ 赤坂店】電話:03-3585-5371住所:東京都港区赤坂3-8-14 遠山ビル1Fアクセス:赤坂見附駅 徒歩1分
2020年10月06日