イマジナリーフレンドと遊ぶ子供は少なくありませんが、まきこんぶ(makikonbu33333333333)さんのお子さん「こはさん」が遊んでいるのはイマジナリーベイビー。こはさんにだけ見えている赤ちゃん「ぎー」について、こはさんはお母さんにもお話ししてくれるようですが…。イマジナリーフレンドならぬイマジナリーベイビーである「ぎー」について、お母さんであるまきこんぶさんにもいろいろと教えてくれるこはさん。1歳の男の子というリアルな設定に驚きながらも、姉としてミルクをあげたり叱ったりとしっかりお世話をするこはさんを微笑ましく見守るまきこんぶさんですが、最終的には消えてしまうその存在に思わず内心でツッコミを入れてしまうのでした…。まきこんぶさんの投稿に対して、Instagram上では、「うちの長男にも、こういう友達が机の下にいました」「消えている!に爆笑しました」「うちの娘もイマジナリーフレンド?ベイビー?が毎日見えててお世話してます」「うちの3歳の娘もよくズコーーーいうてます」などのコメントが寄せられています。イマジナリーフレンドと遊ぶ子供の様子について共感するママさんのコメントのほか、リアルな設定としっかりお世話する様子からは予想できない「消えている」のひと言に思わず笑ってしまった人も多いようです。また最近のこはさんがよく使うという「ズコーーー!」という擬音についても、共感の声が寄せられていました。芸人さんがずっこける時のような動作と擬音には、音の響きやからだの動きに子供が好む特徴があるのかもしれません。児童期の子に特有の「イマジナリーフレンドと遊ぶ」という行動。イマジナリーフレンドはいずれ消えてしまうものとのことですが、一緒に遊んでいる様子が見られる間は子供の大切なお友達として見守っていたい存在ですね。[文・構成/grape編集部]
2023年05月29日ある日、妊娠が判明した月野ねこさんは、夫と「やった〜! 3人目だね」と喜び合いました。しかし、後日に婦人科を受診し、超音波検査や内診を受けたところ、医師に「残念ですが…異常妊娠です」と言われてしまい…。 イマジナリーフレンドとの再会抗がん剤投与による侵入奇胎(※1)治療のため、2度の入院生活を経て退院した月野ねこさん。しかし、退院後も抗がん剤の副作用の影響で体がだるくて思うように動けず、育児や家事は夫や母に任せきりで、寝たきりの生活を送っていました。 ある日の夜、「家族にとって私はただのお荷物でしかない。私はこの家にとってのガンのようなもので、存在していてもみんなを蝕むだけだ」と精神的に追い詰められてしまった月野ねこさんは、「ママ、行かないで」と動揺して泣きじゃくる娘を置いたまま、家を飛び出してしまい……。 ※1=侵入奇胎とは、胞状奇胎(異常妊娠・絨毛性疾患の1つ。本来は胎盤になるはずの絨毛が異常増殖し、ぶどうのような粒がたくさん子宮内に発生する)の細胞が、子宮内の筋肉や血管内に侵入した状態のこと。前がん段階といわれている。 ※月野ねこさんご本人の体験談ですが、作中での月野ねこさんは“豆田あんこ”という名前になっています。 イマジナリーフレンドとは、実在しない空想上の友だちのこと。「スピリチュアルな話なので、この出来事をどういうふうに描こうか迷った」と話していた、月野ねこさん。漫画ではイマジナリーフレンドを白いモヤで表現していますが、実際は人によってイマジナリーフレンドの姿は異なるそうで、ねこさんの場合は小学生のころに大切にしていたクジラの人形の姿なのだそうです。 家を飛び出したあとは誰もいない路肩に座り込み、イマジナリーフレンドと会話をしていた月野ねこさん。イマジナリーフレンドは、月野ねこさんが苦しんでいるときにいつもそばにいてくれ、今回も「退院して家に帰ってきたのは娘を悲しませるためでも、夫を心配させるためでもないよね? みんなで笑顔で過ごすために帰ってきたんだよね?」と、ねこさんの気持ちにやさしく寄り添ってくれました。その後、大切な友だちの適切な助言のおかげで冷静になれて、家族が待つ家へと帰ることができたそうです。 イマジナリーフレンドの存在は長子やひとりっ子によく見られ、5〜6歳ごろ、または10歳ごろに出現し、一般的には児童期に消失するため、大人になってからも会話ができることはまれなのだとか。月野ねこさんの場合も小学生時代に一度見えなくなったのですが、今回、病気になってから再びイマジナリーフレンドが現れるようになったそうです。そう考えると、イマジナリーフレンドは月野ねこさんを支えるために生まれた存在なのかもしれませんね。 監修/助産師 松田玲子 月野ねこさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 月野ねこ月野ねこです。インスタで漫画を描いています。漫画やイラストのご依頼お待ちしています♩
2023年01月10日歌手で女優の安斉かれんが主演を務める短編映画『イマジナリーフレンド』が、dTVで配信開始した。映画界からも注目を集める新進気鋭の映画監督・坂部敬史氏が脚本と演出を務めた同作。ある日、カレンは空の買い物かごを持った少年・ナナシと出会う。カレンは目に見えるモノしか描けない画家ヒカリを加えて、かごの中に猫がいたと言い張るナナシとともに、猫を探し始める。主人公・カレンを演じたのは、ドラマ『M 愛すべき人がいて』(テレビ朝日系)で演技初挑戦ながら主演を務めた安斉。ヒカリ役には松本怜生、ナナシ役を志水透哉が演じている。また、安斉が歌う同作の主題歌「未来の音」も、23日にリリースされた。コメントは以下の通り。■安斉かれん自分には見えないモノが別の誰かには見えていて、自分には見えているモノが他の誰かからは見えない。これはファンタジーなようで、実はすごくリアルな話なのかもって思ってます。それが物なのか、人なのか、夢なのか、未来なのかは人それぞれだと思います。この作品を通じて、自分には見えないけど否定しない優しさとか、自分にしか見えないけども信じる勇気とか、そういったことを感じてもらえるかもしれません。■志水透哉目に見えないものしか信じない2人と一緒にナナシにしか見えていない猫を探して、色々な話をしたり絵を描いたり歌を歌ったりして、仲良くなるけど不思議な関係で、最後猫が見つかったときどうなるかが見どころです。■松本怜生作品全体の自分が個人的に好きな見どころは、10歳の少年ナナシ、22歳の歌い手カレンさん、24歳の絵描きのヒカリ。この3人が河川敷で1匹の猫を探している光景が現実世界では味わえないすごい特別な青春感を感じさせられる絵になっているところです。
2022年11月24日イマジナリーフレンドとは?空想上の友達のこと子どもがママやパパの目には見えない相手と話していることはありませんか。心理学や精神医学にはこうした目に見えない遊び相手を示す言葉があります。それが「イマジナリーフレンド」です。イマジナリーフレンド(Imaginary Friend)は言葉通り架空の存在を指すもので、イマジナリーコンパニオン(Imaginary Companion)とも呼ばれます。日本語では「空想の遊び友達」や「想像上の仲間」といわれることもあります。イマジナリーフレンドは本人しか感じることができない特別な存在です。ほかの人は感じることができません。そのため、子どもが誰もいない場所で話している様子をママやパパは不審に思うこともあるでしょう。しかし、イマジナリーフレンドの存在は著名な心理学者であるジャン・ピアジェをはじめ何人もの研究者が、子どもの発達の段階で見られる正常な現象だと報告しています。心理学上の定義がある空想の友達と話す現象について学術的な研究が進められるようになったのは、19世紀後半~20世紀初頭にかけてです。比較的新しいテーマということもあり、いまもまだ研究が続けられています。研究者のあいだでさまざまに議論されているイマジナリーフレンドですが、その中で多くの研究者が取り上げているのが、 Svendsen(スヴェンセン)による定義です。定義では「名前を持ち、数ヶ月間継続して、ある種のリアリティーを伴って子どもが相互作用する目に見えない存在のことを言う(※1)」とされています。子どもは本当の友だちのように感じているのですね。※相互作用…互いに働きかけ、影響をおよぼすこと病気とは区別されるイマジナリーフレンドは幻覚のようなものなのかというと、そうではありません。幻覚は実際にはない音やにおいなどを感覚的に感じたり見たりすることを指しますが、イマジナリーフレンドを持つ子どもはイマジナリーフレンドが自分の想像から生まれた現実にはいない存在だということをしっかり理解しているようです。自分の人格と混同していたり、人にも見える・聞こえると信じて「そこにいる」とその存在を誰かに訴えたりする性質のものではないのですね。とはいえ空想をコントロールできない幼少期には「こうだったら良いな」という気持ちが「実際に起こった記憶」にすりかわるように、現実と空想の世界を混同してしまうこともあるようです。日本の研究では統合失調症や解離性同一性障害などの精神疾患と区別するために、通常の物忘れでは説明できないような健忘(けんぼう)を伴わないことや、空想の友達が子どもの行動を統制、つまりコントロールしたり何かをするように命じたりすることはないことを加えています(※2)。こうした疾患が幼少期にあらわれることはほとんどありませんが、日常生活で気になることがあれば医師や自治体の窓口で相談するようにしましょう。※健忘…過去の経験を部分的または完全に想起できなくなることイマジナリーフレンドとはどんな友達?子どもの見え方子どもが作りあげた空想上のお友だちは、いったいどのような姿をしているのでしょう。人なのでしょうか。動物なのでしょうか。研究によると、イマジナリーフレンドの多くは人の姿をしていることが多いようです。なかには動物や妖精のように、人の姿ではないイマジナリーフレンドもいます。イマジナリーフレンドは目に見えない友だちであると定義されていますが、近年ではぬいぐるみや人形に対して人格を与えたものも空想の友だちに含むことがあります。目に見える形があるイマジナリーフレンドは「Personified Object ( PO)」と呼ばれます。研究者によると、形があるPOであっても、子どもの目にはその姿のまま写っているとは限らないのだそうです(※1)。子どもの空想の世界はなんとも奥が深いですね。いつまで友達でいるの?想像力は人生を豊かに彩り未来を切り開く力となっていくものですが、いつまでも目に見えない相手と話しているのを不安に感じるママやパパもいることでしょう。一般的にはイマジナリーフレンドは3~4歳頃までに出現し、ピークは4歳頃だといわれています(※1)。ほかにイマジナリーフレンドがいる時期は2~10歳までと幅広い時期を示している研究結果もあり、見解はまだ定まっていません(※2)。ベストセラーとなっている「アンネの日記」は、アンネが日記帳にキティという名前を付け、友だちに宛てた手紙のような形式で書かれたものです。そして、日記を書いていた当時のアンネは13~15歳でした(※3)。アンネにとっての日記がイマジナリーフレンドであったように、青年期においてもイマジナリーフレンドがいることを示唆する研究もあります。イマジナリーフレンドがいる子どもの特徴は?イマジナリーフレンドがいる子どもは、ひとり遊びをする時間が多いことが特徴としてあげられます。たとえばひとりっ子や第一子にはその傾向がみられるようです。さらに、子どもがママやパパとの遊びを通じ想像力を働かせたファンタジーな世界に触れることが多いと、イマジナリーフレンドが出現しやすいという報告もあります。言語機能や社会的な認知力についてすぐれているという点も特徴といえるでしょう。イマジナリーフレンドとの遊びを通じて、自分のイメージを具現化する力が養われているのかもしれませんね。イマジナリーフレンドがいると気づいたときの対処法イマジナリーフレンドは、たくましい想像力で楽しさを感じると同時に、孤独や不安に対処する「移行対象」の性質を持っています。移行対象はラミナスの毛布とも呼ばれるもので、不安を取り除き安心を得るものとして存在するものです。移行対象が物であるのに対し、イマジナリーフレンドは人格があるという違いがありますが、安心を得るという役割は共通しています。そのため、子どもがイマジナリーフレンドと遊んでいても否定的な対応はしないようにしましょう。イマジナリーフレンドが子どもの思いを代弁していることもあるので、メッセージに耳を傾けることも大切です。子どもがママやパパの注意を聞かないときは、イマジナリーフレンドの存在を逆手に取るのもひとつの方法です。「○○ちゃんが悲しんでるよ」「○○ちゃんはこう言っているよ」と、その存在を共有してみるのも良いかもしれません。イマジナリーフレンドの体験談ままのて編集部に寄せられた、イマジナリーフレンドの体験談をご紹介します。寝る前にいつも見える動物がいましたイマジナリーフレンドの記憶がいくつかあります。幼稚園に入る前のころ、祖母と一緒の布団で寝ていたのですが、寝る前に天井に虹色の動物が来ていたのを祖母に話したことがあります。車に乗ると必ず現れる子もいました。車と同じ速度で飛び跳ねながらついてきているのが面白くて、いつも窓の外を楽しみに見ていました。さらに…、寝る前に現れるローラさんという友達にも毎晩挨拶して寝ていました。自分では幼いながらも変な妄想癖だと思って誰にも言ったことがなかったのですが、このような言葉があることを知り、よくあることなのだと驚き半分安心半分という気持ちです。駅に住んでるななみちゃん第二子である娘が3歳頃の話です。私が兄の相手をしているあいだ、しばらくひとりで過ごしていました。「何して遊んでいたの?」と聞くと、「ななみちゃんと遊んでいた」と言います。娘にななみちゃんというお友だちはいません。詳しく聞くと、背が高く、いつもは駅にいるのだそうです。追いかけっこをして遊んでいたそうです。思わず名古屋駅のシンボルが浮かびましたが、我が家は名古屋から遠く離れた場所にあり、娘はその存在を知りません。しばらくななみちゃんと遊ぶ様子がありましたが、気付いたらななみちゃんの名前を口にすることはなくなっていました。10歳になった今、ななみちゃんの存在はすっかり忘れています。いつかは離れていく親友、貴重な時間を温かく見守って日本ではもともと自然を神格化してまつったり、長い年月を経た道具をつくも神として大切にしたりする土壌がありました。目に見えない存在や物に宿る人格が心の支えになることは、ごく当たり前のことなのかもしれません。子どもが社会や人に触れ、実在する人とのコミュニケーションが活発になればその存在が消えていくのも自然なことといえるでしょう。ママやパパは子どものイマジナリーフレンドを不思議に思う必要はなく、空想の世界を子どもと一緒に楽しんでみてくださいね。※この記事は2022年4月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。
2022年04月14日こんにちは! イラストレーターのにわゆりです。小さな子どもの想像力にたびたび驚かされてしまうかーちゃんですが、以前、友人の子どもが5歳くらいのときに、布団の間に住んでいる妖精とよく会話をしていたなんて話を聞きました。うちの子もそんな話をするようになるのかな~と思っていたら…! モン太が4歳のころに突然、小さい妖精(?)の話をするようになりました。今回はその不思議な妖精のエピソード。■息子が教えてくれたイマジナリーフレンドの姿ある日モン太が口にした、「コージージャ」というお友達。これがうわさの小さな妖精!? かーちゃんは興味津々! さっそくモン太にコージージャについていろいろ聞いてみました。■小さな子どもにしか見えない妖精は…おじさん?どうやら、コージージャは空き家の屋根に住んでいる、かけっこが好きな50歳のこどもだそうです(笑)質問するとすぐに細かく話してくれるので、想像の世界なのか、本当に見えているのか…わからなくなるほど! その後もたびたび「コージージャと遊んだよ!」という話をしてくれ、うんうんと聞いていたかーちゃんですが…。5歳を過ぎたころからコージージャの話はパタリとしなくなりました。それとなく「最近コージージャとは遊んでないの?」と聞いてみると…■子どもの成長とともにお別れしていた…!コージージャがいた空き家は更地になっていて、引っ越してしまったんだそうな…。いつの間にか切ないお別れをしていたなんて…!そして成長するにつれ、コージージャのこともすっかり忘れてしまったモン太を見て少し寂しいかーちゃんです。小さなころにしか聞けない素直でかわいらしいお話は、記録に残して大切にしておきたいものですね!キーちゃんもそろそろ小さな妖精の話をしてくれないかな~と思ってワクワクしていますが、今のところまだ何もありません(笑)
2019年06月08日