完実電気は11月16日、MONSTERのスポーツ向けワイヤレスイヤホン「iSport SuperSlim Wireless」の新色ブラックを発表した。発売は11月19日。価格はオープンで、直販価格は税込21,284円。iSport SuperSlim Wirelessは、2015年7月に発売された防滴仕様のBluetoothイヤホン。カラーはグリーンのみを用意していたが、このたびブラックを追加する。マルチポイント接続に対応し、2台のスマートフォンと同時にペアリング可能。Bluetoothの対応コーデックはapt-Xとなっている。バッテリー駆動時間は5時間。重量は約18g。リモコンを装備し、再生、停止、音量調整、曲送り、曲戻しなどを操作できる。ソフトイヤーチップ(3サイズ)のほか、スポーツクリップ、USB充電ケーブル(約1m)、キャリングケースなどが付属する。
2015年11月16日ユニットコムは11月13日、10mm径のドライバーを搭載したカナル型イヤホン「IE-003」をパソコン工房の通販サイト内雑貨店「Nantena」にて発売した。カラーはブルー、グレー、レッドの3色。価格は584円(税込)。IE-003は、絡みにくいフラットケーブルを採用したイヤホン。ボタンを1つ装備したコントローラーが付いており、ボタンを1回押すと再生・停止、2回押すと曲送り、3回押すと曲戻し、長押しするとマイクの起動が操作できる。主な仕様は、周波数特性が20~20,000Hz、インピーダンスが16Ω、感度が92dB、重量が13g、ケーブル長が1.2m。3サイズ(S/M/L)のイヤーピースが付属する。
2015年11月13日米Optinventは、Android OSとARディスプレイを搭載したヘッドホン「ORA-X」を開発した。現在クラウドファンディングサイト「Indiegogo」にて資金援助を募っている。11月13日18時の時点で59,000ドル以上を集めており、目標額の60,000ドルをまもなく達成しそうな勢いだ。ORA-Xは、Google GlassのようなARディスプレイを搭載したBluetoothヘッドホン。15フィート(約4.6m)先に仮想ディスプレイを表示し、音と同時に映像を楽しめる。Android OSを内蔵しており、アプリの利用も可能。IngressやPokemon GO (2016年提供開始予定)のような拡張現実ゲームをサウンドとともに楽しめる。ORA-Xは349ドルの出資で1台入手可能。2016年5月に出荷を予定しており、製品化後の販売予定価格は599ドルとなっている。バッテリー駆動時間は約8時間。Wi-Fi機能により、メールやメッセージの受信もOK。500万画素のカメラを搭載し、写真撮影を行える。
2015年11月13日ゼンハイザージャパンは11月12日、スポーツ用イヤホン「OCX 684 i SPORTS」「PMX 684 i SPORTS」を発表した。発売は11月19日。価格はオープンで、推定市場価格はいずれも9,600円前後(税別)。OCX 684 i SPORTS、PMX 684 i SPORTSは、ケーブルにiOS対応のリモコンを装備したスポーツイヤホンのエントリーモデル。IPX4に準拠した防水性能を持つ。PMX 684 i SPORTSはネックバンドタイプ、OCX 684 i SPORTSはイヤハンガータイプとなっており、外観以外の仕様は共通となっている。周波数特性は18Hz~20kHzで、インピーダンスは28Ω。音圧レベルは115dBだ。ケーブルは、OCX 684 i SPORTSはU型、PMX 684 i SPORTSは片出しとなっており、長さはいずれも1.2mだ。
2015年11月13日オンキヨー&パイオニアイノベーションズは11月12日、フィリップスブランドのBluetooth対応スポーツイヤホン「SHQ8300」を発表した。カラーはライムグリーンを基調とした「SHQ8300LF」とブラック・ホワイトの「SHQ8300WS」の2色。発売はSHQ8300LFが11月中旬で、SHQ8300WSが12月中旬。価格はオープンで、推定市場価格は13,800円前後(税別)。SHQ8300は、フィリップスのスポーツイヤホンシリーズ「ActionFit」の新モデル。IPX2に準拠した防滴性能を持ち、雨や汗などの影響を受けにくい。周囲の音を遮らないオープン型のデザインを採用。3サイズ(S/M/L)のイヤーキャップに加えて、スポーツ中も耳にフィットする耳かけ型イヤーキャップも付属する。Bluetoothのバージョンは4.1で、NFC機能を搭載。Bluetoothを利用した音楽共有機能「MusicChain」に対応しており、SHQ8300で聴いている音楽を、同機能に対応した他のイヤホンやヘッドホンとワイヤレスで共有できる。ドライバー径は13.6mm。再生周波数帯域は15Hz~22kHz。インピーダンスは32Ω。感度は107dB。バッテリー駆動時間は約5.5時間(音楽再生時)。本体の質量は約42g。
2015年11月12日オンキヨー&パイオニアイノベーションズは11月12日、フィリップスのBluetooth対応イヤホン「TX2BT」「SHB5900」とヘッドホン「SHB3185」を発表した。発売は11月中旬。価格はオープンで、推定市場価格は、TX2BTが15,800円前後、SHB5900が12,800円前後、SHB3185が10,800円前後(いずれも税別)。○TX2BTTX2BTは、13.5mm径の大口径ドライバーを採用したBluetoothイヤホン。磁束密度の高いネオジウムマグネットを使用し、ダイナミックなサウンドを再生する。また、オーバルサウンドチューブを採用することで、快適な装着性を実現している。Bluetoothのバージョンは3.0+EDRで、NFC機能を搭載。通話用のマイクが付いたコントロールユニットを装備しており、再生、一時停止、曲送り、曲戻し、音量調節、通話切り替えなどの操作が可能だ。Bluetoothを利用した音楽共有機能「MusicChain」も搭載。TX2BTで聴いている音楽を、同機能に対応した他のイヤホンやヘッドホンとワイヤレスで共有できる。再生周波数帯域は6Hz~22kHz。インピーダンスは32Ω。感度は108dB。バッテリー駆動時間は約5.5時間(音楽再生時)。質量は約15.4g。○SHB5900SHB5900は、8.6mm径のドライバーを搭載したBluetoothイヤホン。TX2BTと同様に、Bluetoothのバージョンは3.0+EDRとなっている。マイク付きコントロールユニット、NFC機能、MusicChain機能をサポートしている。再生周波数帯域は10Hz~22kHz。インピーダンスは16Ω。感度は107dB。バッテリー駆動時間は約5.5時間(音楽再生時)。質量は約11.6g。○SHB3185SHB3185は、32mm径のドライバーを採用したポータブルヘッドホン。ハウジングに音楽の再生、一時停止などを操作できるボタンを搭載している。イヤークッションは軟らかく通気性があり、長時間の利用にも向いている。また、持ち運び時に便利な折り畳み機構を備える。Bluetoothのバージョンは3.0で、NFC機能を搭載。ハウジングには、再生、一時停止、曲送り、曲戻し、音量調節、通話切り替えの操作が可能なコントローラーを装備している。再生周波数帯域は10Hz~22kHz。インピーダンスは24Ω。感度は106dB。バッテリー駆動時間は約11時間(音楽再生時)。質量は約146g。
2015年11月12日ハーマンインターナショナルは11月12日、AKGのBluetoothヘッドホン「Y50BT」を発表した。価格はオープンで、直販価格は税別16,880円。Y50は、2014年8月に発表されたオンイヤーヘッドホン「Y50」にBluetoothを内蔵した新モデル。Bluetoothのバージョンは3.0で、コーデックはSBC、AAC、apt-X、プロファイルはA2DP、AVRCP、HFP、HSPに対応する。ハウジングには通話用のマイクを内蔵している。カラーバリエーションはY50から一新し、ブラック、ブルー、シルバーの3色をそろえる。バッテリー駆動時間は約20時間。主な仕様はドライバーサイズが40mm、インピーダンスが32Ω、周波数特性が17Hz~20kHz、感度が105dB/mW、重量は245g。ヘッドホンケーブル、充電用USBケーブル、キャリングポーチが付属する。
2015年11月12日オンキヨーは11月11日、カナダ・Revol TechnologiesによるカスタムBluetoothイヤホン「Revols」の開発における協業に合意し、音質の最適化に向けて協力すると発表した。11月9日からクラウドファンディグサイト「Kickstarter」にて先行予約を開始している。Revolsは、装着後60秒で耳にフィットした形に仕上がるするカスタムイヤホン。成型はユーザー自身が専用アプリのアナウンスにしたがって行う。イヤホン部分をジェル入りのチップで覆って耳に装着し、アプリのスタートボタンを押すと成型を開始。Bluetooth経由で受信した電気信号に反応して、ジェル入りのチップが硬化する仕組み。Bluetoothのバージョンは4.1で、コーデックはapt-xをサポートしている。カラーはブラックとホワイトの2色。Revolsはクラウドファンディグサイト「Kickstarter」にて出資を募っており、199ドルを出資すると、Revols、充電用USBケーブル、追加バッテリー、イヤホン保護用のシリコン製スキン×2などが手に入る。11月12日12時の時点で総出資額は428,402ドル。199ドルの出資枠には6,976人が出資している。
2015年11月12日メディア・インテグレーションは11月10日、米Apogee Electronicsのハイレゾ対応USB DAC搭載ヘッドホンアンプ「Groove 30th Anniversary Edition」を発表した。発売は11月17日。受注生産となっており、推定市場価格は税込89,800円。Groove 30th Anniversary Editionは、2015年6月に発売したUSB DAC搭載ヘッドホンアンプ「Groove」の新モデル。Apogee Electronicsの創業30周年を記念して開発された。DACチップにはESSテクノロジーのSABRE32こと「ES9016」(8ch対応)を搭載し、PCM 192kHz/24bitの再生に対応する。また、独自の回路デザイン「コンスタント・カレント・ドライブ」を採り入れ、ヘッドフォンのインピーダンスに関わらず、リニアで忠実な再生を可能にするという。本体はアルミ製でサイズはW30×H16×D95mm、重量は45.35g。電源はUSBバスパワー。最大出力レベルは225mW(30Ω)。周波数特性は10Hz~20kHz。ダイナミック・レンジは119dB。対応OSはWindows 7 / 8 / 8.1、Mac OS 10.8以降。
2015年11月11日オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパンは11月9日、対象製品の購入者にヘッドホン「ES-FC300」をプレゼントするキャンペーン「オンキヨー&パイオニア オーディオいい音キャンペーン」を実施すると発表した。対象製品の購入期間およびキャンペーン実施期間は2015年11月10日~2016年1月31日。CDレシーバーなど11製品のいずれかを購入したユーザーの中から抽選で1,000名に、オンキヨーブランドのヘッドホン「ES-FC300」をプレゼント。応募は同社Webサイトにて受け付ける。ES-FC300は40mm径のドライバーを搭載したヘッドホン。再生周波数帯域が10Hz~27kHz、インピーダンスが32Ω、出力音圧レベルが97dB/mW、最大許容入力が1,000mW、重量が240g。カラーはレッド、バイオレット、ホワイトだが、応募時に希望カラーは選択できない。キャンペーン対象製品は以下の通り。CD/SD/USBレシーバーシステム「X-NFR7X(D)」CD/SD/USBレシーバー「NFR-9X(S)」ネットワークCDレシーバー「CR-N765(S)」「CR-N765(B)」CDレシーバーシステム「X-U5X(B)」「X-U5X(W)」ネットワークCDレシーバー「XC-HM82-S」CDミニコンポーネントシステム「X-CM35-K」「X-CM35-W」「X-CM35-R」「X-CM35-T」
2015年11月09日アユートは11月6日、米MASTER & DYNAMICのヘッドホン「MH40」「MH30」とイヤホン「ME03」「ME01」の新色を発売した。価格はいずれもオープン。直販価格(税込)は、MH40が55,500円、MH30が44,400円、ME03が22,200円、ME01が18,800円。今回発売したのは、ヘッドホン「MH40」「MH30」のGUNMETAL/BLACKモデル・SILVER/BROWNモデルや、イヤホン「ME03」「ME01」のGUNMETALモデル。4製品は4月24日に発表され、いずれも8月7日にブラックモデルのみを発売している。MH40は、45mm径のネオジウムドライバーを搭載したアラウンドイヤータイプのヘッドホン。イヤーカップには剛性の高いアルミ素材を採用しており、振動を抑制する。右ハウジングにミュートボタンを装備している。MH30は、40mm径のネオジウムドライバーを搭載したオンイヤータイプのヘッドホン。折りたたみ機構を備える。素材は、イヤーカップにアルミ、ヘッドバンドとイヤーカップの表面にヘビーグレイン・カウハイド、ヘッドバンドの裏側とイヤーパッドにラムスキンを使用している。ME03とME01は、8mm径のネオジウムドライバーを搭載したダイナミック型イヤホン。ハウジングはアルミ製となっている。両製品は同じドライバーユニットを使用しているが、それぞれ異なったサウンドチューニングが施されている。
2015年11月06日ランドポートは11月5日、イヤマフ型のBluetoothヘッドホン「Music Earmuff Bluetooth」を発表した。発売は11月上旬。価格はオープンで、推定市場価格は税別6,450円。Music Earmuff Bluetoothは、USB充電式のBluetoothヘッドホン。スマートフォンなどとワイヤレス接続して音楽を聴けるほか、イヤーマフラーとして防寒グッズを兼ねる。ヘッドバンドには音量調節、再生、一時停止、曲送りなどを操作するボタンを装備。バッテリー駆動時間は10時間。主な仕様は、インピーダンスが32Ω、出力が0.5W×2、サイズがW165×H190×D95mm、重量が132g。カラーはブラックとキャメルの2色。充電用ケーブルが付属する。
2015年11月05日ローランドは、ダンス・ミュージック分野で定評のあるヘッドホン・ブランド「V-MODA」とコラボレートした、同社ダンス・ミュージック製品「AIRA」ブランドのヘッドホン「M-100AIRA」を発売した。価格はオープンプライスで、市場予想価格は税抜4万円前後。同製品は、V-MODAのフラグシップ製品「Crossfade M-100」のAIRAバージョンで、ダンス・ミュージックに特化した「AIRA」シリーズの太いサウンドの魅力をあますところなく体感することができるモデルとなっているとのこと。高い環境耐性を兼ね備えた堅牢な設計のボディーに、大口径50mmの高解像度のデュアル・ダイアフラム・ドライバー(振動板)を搭載。引き締った重低音と、バランスの良い高音域を再生できる。また、AIRAロゴのイヤーシールド、グリーンライン入りヘッドバンドとXLメモリークッション採用の大型イヤーパッド、ラージサイズキャリングケース、ストレートケーブルを備えるなど、V-MODA×ローランドのコラボレーションモデルならではの特別仕様となっている。
2015年11月04日独Sennheiserは11月3日(現地時間)、1991年に発売されたヘッドホンシステム「Orpheus」の後継モデルとして「HE 1060 / HEV 1060」を発表した。ヘッドホン部「HE 1060」と真空管アンプ部「HEV 1060」を組み合わせたモデルで、ドイツでは2016年中旬ごろ、約50,000ユーロ(日本円で約664万円)で発売する予定だ。日本での発売時期や価格、販路などは未定。HE 1060 / HEV 1060は、8本の真空管を搭載したヘッドホンアンプとコンデンサー型ヘッドホンを一体化したハイエンドオーディオシステムだ。アンプのハウジングには、アンプのコアを保護する効果があるイタリア・カララ産大理石を使用。操作ボタンを押すとクオーツガラス管に包まれた真空管がせり上がり、ガラス製のヘッドホンカバーも同時に開く。ヘッドホンには本革製のイヤーカップを使用。アンプ部のDACチップにはESSテクノロジー製の「SABRE ES9018S」を採用し、PCM 384kHz/32bitやDSD 5.6MHzの再生に対応する。再生周波数帯域は8Hz~100kHz。HE 1060 / HEV 1060は、10月8日に日本で開催された独Sennheiserの設立70周年記念パーティーにて初公開されていた。
2015年11月04日MSYは10月30日、米Polk Audioのイヤホン「Nue Voe」と「Nue Era」を発売した。いずれもiOS端末対応のマイク付きリモコンを装備している。希望小売価格はNue Voeが14,800円、Nue Eraが8,980円(すべて税別)。カラーはブラックアンドシルバーとトータスの2色。Nue Voeはコンパクトなデザインと高効率を両立したイヤホン。独自開発のBAドライバーを搭載し、中域の広がりと低域の反応を向上させた。イヤーチップには外音を最小限に抑える独自技術「The Passive Isolation Technology」を採り入れている。主な仕様は、再生周波数帯域が10Hz~21.5kHz、インピーダンスが32Ω、出力音圧レベルが101dB、ケーブル長が120cm、重量が11g。Nue Eraは5.5mm径のダイナミックドライバーを搭載したイヤホン。Nue Voeと同様「The Passive Isolation Technology」を採用している。主な仕様は、再生周波数帯域が10Hz~14kHz、インピーダンスが16Ω、出力音圧レベルが101.2dB、ケーブル長が120cm、重量が11g。
2015年10月30日MSYは10月30日、米Polk Audioのオンイヤー型ヘッドホン「Buckle」と「Hinge」を発売した。希望小売価格はBuckleが23,000円、Hingeが14,800円(すべて税別)。Buckleは、独自技術「Polk Optimized Electro-Active Tuning」を採用し、中域の広がりと低域の反応を向上させたヘッドホン。イヤーパッドには外音を最小限に抑える「The Passive Isolation Technology」を採り入れている。ヘッドバンドは人間工学に基づいてデザインしており、安定した付け心地を実現した。本体素材には本革を使用している。主な仕様はドライバー径が40mm、再生周波数帯域が10Hz~21.5kHz、インピーダンスが24Ω、出力音圧レベルが99.7dB、ケーブル長が120cm、重量が332g。カラーはブラックアンドシルバーとブラウンの2色。Hingeは軽量で持ち運びに向いたオンイヤー型ヘッドホン。Buckleと同様に独自技術「Polk Optimized Electro-Active Tuning」を採用している。素材には本革を使用。アルミ製のヒンジを採用しており、コンパクトに折りたためる。主な仕様はドライバー径が40mm、再生周波数帯域が10Hz~21.5kHz、インピーダンスが32Ω、出力音圧レベルが107dB、ケーブル長が120cm、重量が206g。カラーはシルバーとブラウンの2色。トラベルバックが付属する。
2015年10月30日MSYは10月30日、米Polk Audioのオーバーイヤーヘッドホン「Ultra Focus 8000」とイヤホン「Ultra Focus 6000i」を発売した。いずれもノイズキャンセリング機能を持ち、iOS端末に対応する。希望小売価格はUltra Focus 8000が29,800円、Ultra Focus 6000iが16,800円(すべて税別)。Ultra Focus 8000は、米Polk Audioの独自チューニング「Optimized Active Tuning」を採り入れたノイズキャンセリングヘッドホン。スマートセンサーを搭載し、外音のレベルに合わせたチューニングを行える。イヤーパッドには外音を最小限に抑える「The Passive Isolation Technology」を採用。本体にステンレスやアルミ、リアルカーボンファイバーを組み合わせた素材を使用している。右ハウジングに通話用マイクとコントローラーを内蔵。バッテリー駆動時間は40~60時間。主な仕様はドライバー径が40mm、再生周波数帯域が8Hz~28kHz、インピーダンスが32Ω、出力音圧レベルが110dB、ケーブル長が140cm、重量が360g。Ultra Focus 6000iも、Ultra Focus 8000と同様「Optimized Active Tuning」や「The Passive Isolation Technology」を採用している。ケーブルには3ボタン式のマイク付きリモコンを装備。主な仕様は、再生周波数帯域が8Hz~25kHz、インピーダンスが16Ω、出力音圧レベルが115dB、ケーブル長が142cm、重量が45g。
2015年10月30日シュア・ジャパンは、コンデンサ一型高遮音性イヤホンシステム「KSE1500」を発表した。価格はオープンプライス。同製品は、コンデンサ一型高遮音性イヤホンと、専用設計されたDACアンプにより構成されているイヤホンシステム。シンプルで軽量、かつエルゴノミックなデザインを採用したボディーに、シングルマイクロドライバ一を搭載したイヤホンは、高遮音性イヤホンに一般的には大きなステレオスピーカーシステムなどに使用されるコンデンサー技術を適用した初のモデルとなっている。電荷振動をマネージするバックプレートが生成する静電界に囲まれた低質量ダイヤフラムを搭載しており、高速かつ精確な過渡特性を備え、高い明瞭度とディテールに富んだサウンドを実現するとのこと。さらに、芯線の絶縁性に特に配慮されたカスタムデザインの付属ケーブルは、コンデンサーシステムに必要な低静電容量および高絶縁性を備え、Kevlarにより強化されたワイヤーフォームフィット機能なども搭載している。また、KSE1500のイヤホンシステム専用に設計されたアンプは、USB DAC/ADCおよびアナログのライン入力を搭載し、96kHz/24bitのハイレゾ音声を含むポータブルデジタルオーディオ(Mac、PC、iOS、Android)、アナログオーディオに対応。有機LEDカラーディスプレイ、専用DSPによる4バンドパラメトリックイコライザー、USB充電式電池なども備えている。使用時間はアナログバイパスイコライザーモード接続で最大10時間、USB入力アナログ入力(イコライザーモード)接続で最大7時間。
2015年10月28日10月24日・25日に開催中の「秋のヘッドフォン祭 2015」、Shureのブースでは、コンデンサー型イヤホンシステム「KSE1500」の試聴機を多数用意。整理券を配布しての時間予約制としたことで、来場者は落ち着いてKSE1500の実力を体験できていたようだ。Shureが22日に発表したコンデンサー型のポータブルイヤホンシステム「KSE1500」は、秋のヘッドフォン祭 2015において最も注耳を集めた製品と言えるだろう。Shureは出展社の中でも最大級のブーススペースを確保し、ゆったりとした試聴コーナーを用意。時間指定の整理券を配布することで混乱もなく、予想価格360,000円の超ハイエンド製品を聴くにふさわしい環境を提供していた。また、米Shureから来日したショーン・サリバン氏とマット・エングストローム氏らによる入場自由の製品説明会も開催。22日のプレス向け発表からさらに磨きをかけたプレゼンテーションに、多くの参加者が熱心に耳を傾けていた。KSE1500は、コンデンサー型の高遮音性イヤホンと専用のハイレゾ対応ポータブルアンプを組み合わせたシステム。いわゆるイヤホンの形状で、持ち運び可能なコンデンサー型システムを製品化したのは、これが世界初であるという。ポータブルアンプはDAC(CS4272)内蔵で、96KHz/24bitのハイレゾ再生に対応。iPhoneとのLightning接続やAndroid端末とのOTG接続、PC/MacとのUSB接続が可能となっている。その音質は、体験したことない次元の透明感。あまりにピュアすぎて、「これまで耳にしてきたのは、果たして本当の音だったのだろうか」と哲学的な迷宮に入り込みそうになるほどだ。KSE1500の詳細はこちらのレポート記事やニュース記事を参照いただきたい。Shureのブースでは、KSE1500と同時に発表されたポータブルアンプ「SHA900」の試聴が可能なほか、最上位イヤホン「SE846」の新色も展示されている。秋のヘッドフォン祭はフジヤエ―ビックが主催しているポータブルオーディオイベント。会場は東京・中野サンプラザ、10月25日18時まで開催中。
2015年10月25日ラディウスはW(ドブルベ)シリーズのイヤホン「ドブルベ ヌメロトロワ(No.3)」と「ドブルベ ヌメロキャトル(No.4)」を11月下旬に発売する。価格はオープンで、推定市場価格はヌメロトロワが32,000円前後、ヌメロキャトルが42,000円前後(税別)。ラディウスのドブルベシリーズは、DDM(Dual Diaphragm Matrix)方式のドライバーを採用するイヤホン。DDM方式は、2つの振動板を同軸上に配置するラディウス独自の技術だ。今回の2モデルは、いずれも高域用のセラミックピエゾ振動板と中低域用のダイナミック型ドライバーを組み合わせている。ダイナミック型ドライバーの素材は、ヌメロトロワはPET素材、ヌメロトロワはベリリウムコーティングを施した振動板を採用している。ケーブルはY型で長さは120cm。MMCXコネクタを採用する着脱式で、リケーブルも可能だ。いずれも、秋のヘッドフォン祭 2015のラディウスブースに出品されている。
2015年10月25日エミライは10月24日、MrSpeakers社の平面駆動タイプのヘッドホン「ETHER」を発売した。希望小売価格は248,400円(税別)。東京・中野サンプラザで開催中の秋のヘッドフォン祭 2015にて実機を出品している。○オープンエアータイプの「ETHER」ETHERは、新技術「V-Planar振動板」を採用した平面駆動型のオープンエアーヘッドホン。分割振動を起こしにくい平面駆動型の振動板でも、実際には中心がたわむため、完全なピストンモーションにするのは難しいという。V-Planar振動板は、振動板の全体にアコーディオンのようなシワを刻むことで分割振動を抑制する技術だ。また、バッフル板は精度の高いアルミ合金の削り出し加工で作成。3Dプリンタによって成型された音質調整機構も装備しており、奥行きや空間の表現に優れた、スピーカーライクな音場を提供するヘッドホンとなっている。○密閉型モデルも登場ETHERを密閉型にしたのが、「ETHER-C」。10月最終週以降の発売予定となっており、希望小売価格は248,400円(税別)だ。ETHER-Cでは密閉型専用のチューニングを施し、ハウジングにカーボンファイバーを使用している。
2015年10月25日●リファレンス機「HD 800」の後釜登場ゼンハイザー・ジャパンは10月24日、開放型ヘッドホンのフラッグシップモデル「HD 800」とヘッドホンアンプ「HDVD 800」の次世代バージョンを、東京・中野サンプラザで開催中の「秋のヘッドフォン祭 2015」にて参考出品した。○開放型のリファレンス機「HD 800S」ゼンハイザーの「HD 800」といえば、2009年の発売以来揺るぎない地位を獲得している開放型ヘッドホンのリファレンス的存在。最近でこそ「MOMENTUM」や「HD 630VB」といった密閉型モデルも展開しているが、開放型こそがゼンハイザーの真骨頂でありアイデンティティと言っていい。そんなフラッグシップモデルの次世代バージョンが、今回公開された「HD 800S」だ。同じモデルナンバーは800に「S」が添えられていることから、iPhoneにおける「Sモデル」の扱いをつい連想してしまうが、さにあらず。折しも来日していたプロダクトマネージャーのAxel Grell氏に話を訊くと、モデル名に追加された「S」には2つの意味があるという。「ひとつはSymmetricの「S」であり、バランス接続の改良を意味する。もうひとつはドイツを代表するスポーツカー、ポルシェ 911カレラSの「S」だ」。その言葉には、HD 800のひとつの特徴であるバランス接続に磨きをかけ、スピーディかつスポーティーなイメージを与えようとする意図が伺える。設計上の変更点には、アブソーバーの追加が挙げられる。各周波数帯域のレスポンスをフラットに保てるようになり、結果としてアコースティックな音質向上効果を得られたという。カラーリングはHD 800のシルバーからブラックに変更されているが、ドライバーやハウジングデザインには手を加えていないとのこと。ケーブル素材にも変更はないという。後述するヘッドホンアンプ「HDVD 800改」とバランス接続して試聴したところ、HD 800譲りのワイドな音場感がさらに広がり、さらに一音一音の粒立ちがくっきりとした印象だ。HD 800の特徴である解像感の高さはそのまま、連なる音がぼやけることもなく、静謐な空間に楽器の存在が浮かぶかのよう。基本的にはHD 800のキャラクターを引き継いでいるが、ウェイト調整したスポーツ選手のごとき"体のキレ"が感じられる。「バランス接続を意識してチューニングした」(Axel Grell氏)という開発コンセプトは、素直に頷けるところだ。気になる価格だが、HD 800より若干高めになることが見込まれる。発売は「2015年内、できれば12月上旬の発売を目指している」(Axel Grell氏)とのことで、ヘッドホン愛好者には格好のクリスマスプレゼントとなりそうだ。●DSD 5.6MHz対応に進化する「HDVD 800改」○DSD 5.6MHz対応に進化する「HDVD 800改」ゼンハイザーの「HDVD 800」は、192kHz/24bit対応のUSB DACを内蔵する同社初のヘッドホンアンプ。USB以外にもAES/EBUとS/PDIF、同軸という計4系統のデジタル入力、XLRバランスとRCAアンバランスのアナログ入力を装備、計6系統の入力をサポートする。ヘッドホン出力はバランス駆動(XLR)2系統とシングルエンド2系統の計4系統だ。デジタル入力を省いた兄弟機「HDVA 600」ともども左右対称のバランス回路設計であるなど、開発時点で同社が理想としたヘッドホンシステムを具現化した製品といえる。今回参考出品された「HDVD 800改」(モデル名はまったく未定のため仮にこう呼ぶ)は、デジタル回路を大幅に刷新。DACチップにBurr-brown 7094を搭載することにより、DSD 5.6MHzのネイティブ再生をサポートした。ただし、アナログ部分の設計は変更されておらず、「DSD再生に対応すべく、DACの変更およびDAC周辺の設計見直しとPLLの改良を行った」(Axel Grell氏)とのことで、ディスクリート構成など音に対するのアプローチは大きく変わらないようだ。見たところ、ボディカラーはブラックに変更されているが(HDVD 800はシルバー)、前面・背面ともコネクタの数に変更はない。筐体デザイン・サイズとも変更点は確認できず、前面に刻印されたモデル名も「HDVD 800」のままだ。入力信号がPCMかDSDかを識別するためのLEDも見当たらない。「まだ最終仕様ではなく、音質面でのチューニングを含め細部はこれから詰める」(Axel Grell氏)とのことで、あくまで試作品段階と理解したい。前述したとおり「HD 800S」とバランス接続のうえ試聴したが、音の印象はほぼそのままHDVD 800だ。デモ環境の都合で試聴した曲はPCM(FLAC)のみということもあるが、DACの変更を含めヘッドホンアンプとしての個性を打ち出すアコースティックなチューニングの段階には至っていないらしい。発売時期をたずねると、「2016年中には発売したい」(Axel Grell氏)との回答を得たが、HDVD 800が発表から発売まで約1年待たされたことを思い返すと、予定は未定と考えていたほうが精神衛生上いいかもしれない。秋のヘッドフォン祭はフジヤエ―ビックが主催しているポータブルオーディオイベント。10月25日まで開催される。
2015年10月24日モダニティは10月23日、スウェーデンSudio(スーディオ)社のイヤホン「VASA(バーサ)」を発表した。発売は11月1日で、希望小売価格は税別9,800円。VASAは、ハウジングやリモコン部にゴールドパーツを使用したファッション性の高いイヤホン。製品名は16世紀のスウェーデン国王の名前に由来しており、同社のフラッグシップモデルとして展開するという。ケーブルは平型で、マイク付きリモコンを装備。国内ではiOSデバイス対応モデルのみ扱う予定だ。主な仕様は、ドライバー径が10.2mm、周波数特性が18Hz~23kHz、インピーダンスが32Ω、音圧感度が113dB、ケーブル長が1.27m、重量が22g。カラーはホワイト、ブラック、ブルー、ピンクの4色。付属品として4サイズ(SS/S/M/L)のシリコンイヤーチップ、スチールコードクリップ、本革ソフトキャリーケースなどを同梱する。
2015年10月23日OPPO Digital Japanは10月23日、平面磁界駆動型ヘッドホン「PM-3」の新色を発表した。発売は10月30日。価格はオープンで、推定市場価格は53,000円前後(税込)。PM-3は、2015年3月に発売されたアラウンドイヤータイプのヘッドホン。ハイレゾロゴを取得している。振動板全体が均一に振動する「平面磁界駆動型」を採用し、音源を正確に再現する。新たに追加されたのは、チェリーレッドとスチールブルーの2色。カラーバリエーションは現行のブラック、ホワイトと合わせて4色となる。平面磁界駆動ユニットの口径は55mm、周波数特性は10~50,000Hz、インピーダンスは26Ω、感度は102dB、装着圧力は5N、重量は320g。ケーブルは着脱式となっている。ホワイトとブラックには長さ3mのケーブルと1mのケーブルが付属したが、チェリーレッドとスチールブルーには1mのケーブルのみ付属する。また、PM-3用のGNDセパレート接続ケーブル「6N-OFC Balanced Headphone Cable」も発表した。発売は10月24日で、希望小売価格は税別9,900円。ケーブルの長さは1.2mとなっている。
2015年10月23日シュア・ジャパンは10月22日、Shure製イヤホンのフラッグシップモデル「SE846」に新色のブルー、ブロンズ、ブラックを追加した。発売は11月中旬の予定で、価格はオープン。推定市場価格は税別109,800円前後。SE836は、4基・3ウェイ構成のBAドライバーを内蔵したShureの最上位イヤホン。独自のローパスフィルター技術により、本物のサブウーハーのような低域再現を得意としている。ケーブルは着脱式でMMCXコネクタを採用している。今回の新色3モデルは、既存のクリスタルクリアーモデルと設計面や性能面での差はない。なお同日、都内で開催された製品発表会では、世界初のコンデンサー型イヤホンシステム「KSE1500」、ハイレゾ対応ポータブルアンプ「SHA900」も同時リリース。マイナビニュースでは追ってそのレポート記事を掲載する。
2015年10月22日シュア・ジャパンは10月22日、世界初となるコンデンサー型高遮音性イヤホンシステム「KSE1500」を発表した。発売は2015年末から2016年1月にかけての予定で、価格はオープン。推定市場価格は税別360,000円前後。同日、都内で製品発表会が開催されており、マイナビニュースでは追ってそのレポート記事を掲載する。KSE1500は、Shureが世界に先駆けて日本で発表した、コンデンサー型の高遮音性イヤホンと専用のハイレゾ対応ポータブルアンプを組み合わせたシステムだ。これまでコンデンサー型のヘッドホンは存在していたが、コンデンサー型のイヤホンが製品化されたのはKSE1500が世界初となる。KSE1500のイヤホンは、質量が極めて小さなダイヤフラム(振動板)1枚のシングルドライバー構成。音源との相関関係に優れ、高いクリア感と優れたディテール表現を提供する。再生周波数帯域は10Hz~50KHz、最大音圧レベルは113dB、質量は44g。ケーブルは小径丸型の形状で非着脱式。LEMOコネクターを採用している。KSE1500のポータブルアンプはDACチップ(シーラスロジック CS4272)を搭載しており、96KHz/24bitのハイレゾ音源再生に対応する。Micro-B型のUSB端子を備えており、iOSデバイスとはLightning接続、AndroidデバイスとはOTG接続、PCやMacとはUSB接続が可能だ。これら3種の接続ケーブルが標準で付属する。4バンドのパラメトリック・イコライザー機能を用意しており、本体前面の有機ELモニターを見ながら音質を調整できる。また、3.5mm端子からのアナログ入力にも対応している。S/N比は107dB。バッテリー駆動時間はデジタル接続時で最大7時間、アナログバイパスモードで最大10時間。きょう体素材はアルマイトで質量は182g。サイズはW59×H111×D21mm。
2015年10月22日TTRは10月22日、茶楽音人(サラウンド)のイヤホン「ちょんまげ君」を発表した。発売は11月下旬。価格はオープンで、推定市場価格は4,860円前後(税込)。ちょんまげ君は、学習や教材向けのカナル型イヤホン。密閉性と遮音性を高め、音漏れをしにくくした。また、音声帯域のリスニング性能を重視し、語学リスニングに適したチューニングを施している。技術面としては、まず「トルネード・イコライザー方式」を採用。外耳道の閉管共振による悪影響を改善し、細かな音を聞き取りやすくした。同時に、新開発の「エアー機構」(Acoustic internal-pressure regulator)では、本体キャビネット内の音抜き穴を省くことによって、高音域の音漏れを大きく低減している。主な仕様は、ドライバー径が10mm、インピーダンスが18Ω、出力音圧レベルが108dB SPL/mW、最大入力が200mW、ケーブル長が1.2m、質量が約15g。今回のちょんまげ君は、10月24日~25日に東京都・中野サンプラザで開催する「秋のヘッドフォン祭2015」に出品される。
2015年10月22日Skullcandy Japanは10月1日、同社初のBluetooth対応ヘッドホン「Hesh2 wireless」「UPROAR WIRELESS」を発売した。希望小売価格はHesh2 wirelessが13,800円、UPROAR WIRELESSが7,400円(いずれも税別)。Hesh2 wirelessは、2013年発売の「Hesh2」をベースに開発されたBluetooth対応ヘッドホン。50mm径のドライバーを採用している。ヘッドバンドには耐久性の高い人工皮革を使用。イヤーカップに操作ボタンとマイクを搭載している。バッテリー駆動時間は約15時間。インピーダンスは35Ω。重量は180gだ。UPROAR WIRELESSは、コンパクトなオンイヤー型ヘッドホン「UPROAR」をベースとしたBluetooth対応ヘッドホン。ドライバー径は40mmとなっている。バッテリー駆動時間は約10時間。インピーダンスは32Ω。重量は123gだ。
2015年10月21日TTRは10月21日、茶楽音人(サラウンド)のイヤホン「Chonmage 3号」を発表した。発売は11月下旬。価格はオープンで、推定市場価格は19,440円前後(税込)。Chonmage 3号は、「トルネード・イコライザー方式」や「アコースティック・ターボ回路」などの独自技術を採用したイヤホン。トルネード・イコライザー方式は、カナル型イヤホンの音道にネジ状の部品を取り付けることで、6kHz付近の共振を抑える技術。アコースティック・ターボ回路は、振動系の等価質量を周波数によって変化させ、最低共振周波数を下げる技術だ。加えて、A.I.R.(Acoustic internal-pressure regulator)機構を採用。ドライバー前後の空間を音響抵抗で接続するなどの工夫を加え、高密閉かつ高遮音を実現している。主な仕様は、周波数特性が5Hz~40kHz、ドライバー径が10mm、インピーダンスが18Ω、出力音圧レベルが106dB SPL/mW、最大入力が200mW、ケーブル長が1.2m、質量が約15g(ケーブル含まず)。3サイズ(S/M/L)のシリコン製イヤーチップと、T-200サイズのComplyイヤーチップが付属する。Chonmage 3号は、10月24日~25日に東京都・中野サンプラザで開催する「秋のヘッドフォン祭2015」に出品される。
2015年10月21日フロンティアファクトリーは21日、米KlipschのiOS端末対応イヤホン「X12i」を発表した。発売は11月中旬。価格はオープンで、推定市場価格は税別45,800円。X12iは、Klipschを代表する現行モデル「X10」「X11」と同じドライバー「KG-926」を搭載したBA型のイヤホン。X10やX11を踏襲しつつ、さらなる改良を加えている。ハウジングは6mm径で、同社のプレミアムラインを象徴する銅色リングをあしらうほか、ヘアライン仕上げを施している。主な仕様は、周波数特性が5Hz~19kHz、インピーダンスが50Ω、感度が110dB、遮音性が-26dB、重量が15g。ケーブルに、MFi認証を受けた3ボタン式のリモコンマイクを装備している。カラーはブラックのみ。○「XR8i」「X6i」X12iと同時に、イヤホン「XR8i」「X6i」も発表した。発売は11月中旬で、価格はオープン。推定市場価格はXR8iが36,800円、X6iが27,800円(いずれも税別)。X12iと同じく、MFi認証を受けた3ボタン式のリモコンマイクを装備している。XR8iは、BAドライバーとダイナミックドライバーを1基ずつ搭載したハイブリッド型のイヤホン。ハウジングの内耳部分に亜鉛ダイカストを、外耳部分にエストラマー複合材を使用した二重構造により、耐久性を高めている。主な仕様は、周波数特性が10Hz~20kHz、インピーダンスが50Ω、感度が110dB、遮音性が-26dB、重量が25g。カラーはブラックのみ。X6iは、独自のBAドライバー「KG-723」を1基搭載したイヤホン。ハウジングの形状はスリムな楕円型を採用している。XR8iと同じく、二重構造のハウジングを使用。主な仕様は、周波数特性が10Hz~19kHz、インピーダンスが50Ω、感度が110dB、遮音性が-26dB、重量が18g。カラーはブラックとホワイトの2色。
2015年10月21日