子どもを通じて親しくなったママ友は、育児の悩みを共有できる強い味方ですね。その反面、気が合わないママ友がいても、子どもの手前仕方なくお付き合いするケースもあるようです。今回は“本当に図々しい「イラっとするママ友」”をご紹介します。平気で厚かましいことを言うママ友「近所に厄介なママ友がいます。普段からお互いの家を子どもが行き来する仲なのですが…。そのママ友の子どもは、日曜日の朝に『〇〇ちゃん(うちの子)遊ぼう』と突然家にやって来るんです。休日なので、まだパジャマを着ていたり、夫が疲れて寝ていたりすることもあって…。そこで、ママ友に『子どもが来るのなら、前もって連絡してほしい』とお願いすると『そんな必要ある? 』『私たち家族みたいなもんでしょ』と信じられない言葉が返ってきたのです。私は、いつから家族になったの…? 『親しき中にも礼儀あり』じゃないの…? と困惑。これ以上迷惑をかけられるのはごめんだと思い、ママ友に『アポなしで来られても正直困る』とはっきり意見しました」(沙紀・仮名/33歳)子どもが「友達の家に遊びに行く」と言ったら、親として相手の都合を考えるのは当然のことですね。ママ友に遠回しに気持ちを伝えても、聞き入れてもらえないのなら、今回のように相手に物申すのも解決策のひとつです。嫌気がさすほどしつこいママ友「図々しいママ友の話です。うちは子どもが二人、そのママ友には三人の子どもがいます。ある日、私が下の子と歩いていると『この服可愛いね』とママ友が褒めてくれました。でも、次の瞬間『それ着なくなったら、うちの子にちょうだいよ』と言ってきて。子どももすぐに大きくなるし、来シーズンはサイズアウトするので、私も捨てるよりは誰かに着てほしいと思うんですけど。ママ友は会う度『〇〇ちゃん(私の下の子)その服きつくない? 』『うちの子に早く着せたいから、すぐに譲ってよ』ととにかくしつこいんです。あまりにも『ちょうだい』と言われるので嫌気がさして…。これを機に軽く挨拶する程度にして、私からフェードアウトすることにしました」(絢・仮名/35歳)ママ友の間で「子どもの服のおさがり」をあげることは多いのではないでしょうか。しかし、それはもちろん相手の了解を得ての話。強引な要求をするママ友とお付き合いすると心を消費してしまうので、程よい距離感を保ちましょう。身勝手に子どもを預けるママ友「とても仲のいいママ友がいます。この前も『今度の週末、家族で遊園地に行くんだよ』『そうなの…? うらやましい』と世間話を交わしました。すると当日、そのママ友が子どもを連れてうちの玄関先に立っていたのです。私が『〇〇さん(ママ友)、こんな朝早くにどうしたの?』と聞くと『うちの子も遊園地へ連れて行ってもらおうと思って』と言ってきて。あまりのことに驚いていると『でも、私は忙しくて一緒に行けないんだけど』とにっこりするママ友。子どもの手前もあるので、結局ママ友の子を連れて出かけることに。身勝手に子どもを預けてくるママ友にうんざりして『家族で出かける日に来るのは遠慮してほしい』と遠回しに伝えました」(美佳・仮名/32歳)急用で、誰かに子どもを預かってもらうことがありますね。しかし、こんな風にいい加減に子どもを預けるのなら、そのママ友が本当に忙しいのかも疑わしいところです。同じことが繰り返されないよう、時にはきちんと注意することも必要です。以上、“本当に図々しい「イラっとするママ友」”をご紹介しました。例え相手に腹が立っても、子どもがいるのでママ友との関係を絶つことは難しいですね。場合によって、率直な気持ちを伝えたり、距離を置いたり適切な対応が求められます。ママ友みんなと気が合う訳ではないので、つかず離れずの距離を大事にしましょう。©macniak/Getty Images©Highwaystarz-Photography/Getty Images©martin-dm/Getty Images文・菜花明芽
2023年02月18日できることなら、大変な子育てをメンタル面でもお互いにサポートし合いたいママ友との関係。しかし、何気ないママ友の会話の中で、「あれ、マウント取られている?」と感じたことはありませんか。今回は、20~30代の女性が集まるanan総研メンバー約200人に聞いた、マウントママ友とのエピソードについてご紹介します!【女性約200人調査】マウントママ友へのイライラエピソード3つコミュニケーションが大事なママ友関係。できれば良好な関係を保っていたいものですが、時には相手の発言を不快に感じてしまうこともありますよね。今回は、マウントを取られたと感じたママ友エピソードについて、20~30代の女性が集まるanan総研メンバー約200人に聞いてみました。自分が知らない間にマウントを取るママにならないよう、ぜひチェックしてみてください!「まだ二人目作らないの?」「『二人目なんて考えられなーい』と言ってた知り合いのママ友。しかし、その発言後すぐに二人目妊娠(なら考えられないなんてわざわざ言わなくても…)。そして、二人目を出産した途端、『まだ二人目考えないの?あ、無理って言ってたっけ?兄弟がいるといいよー、上の子もほんとしっかりしてー』など、とにかくマウントというか、見下すというか、放っておいてほしいのに、どんどん話しかけてくる。イラッとします」(29歳・会社員)「私が不妊気味なのを知っているはずなのに、『まだ二人目作らないの?私はもう三人目を考えてるよ』と言われて、もうこの人とママ友をやめたいと思った」(33歳・会社員)それぞれの家庭には、金銭面、体調、仕事の都合などさまざまな事情がありますよね。特に、妊娠や出産ははとてもデリケートな問題。自分の価値観を相手に押し付けるような発言は、知らない間に相手を傷つける可能性もあり、ご法度ですよね。うちの子すごいの自慢が過ぎる「我が子は、小さい頃からよくぐずるタイプだったのですが、そんな話を聞いていた児童館で知り合ったママが、『うちの子すごく優秀なんですー!ほとんどぐずらないし、よく寝てくれるし』とニコニコ話していて、まるで私の子が優秀じゃないと言われているみたいで、イラっとしたことがあります」(34歳・会社員)自分の子どもを褒めるのは素敵なことですが、時と場合によっては周りの人を下げるように聞こえたり、不快にしてしまうことも。わざわざ周りのママを敵に回すような発言は慎みたいですね。「子育て大変だった」自慢をされる「子育て大変マウントをされたことがあります。私は、赤ちゃんが産後調子が悪くそのまま入院して、1か月ほど赤ちゃんとあまり会えなかったのですが、その話をしたら『いいなー、赤ちゃんの世話をしなくてよかったなんてうらやましすぎる!うちの子、ほんと産後お世話大変だったんだよー』と言われて、この人何を言っているんだろうと唖然としました。後遺症も残るかもという心配もあっての入院だったのに『いいなー』なんてあり得ません…。私は、会いたくても赤ちゃんに会えず、面会可能な時は産後のボロボロの体で車で30分離れた病院に通って辛かったのに。あまりの無神経さと謎の大変だったマウントに心からイラっとしました」(34歳・その他)相手の状態を考えることができない想像力不足のせいなのか、自分の大変だったことを自慢したかっただけなのか、いずれにせよ無神経すぎる発言。どんな状況でも大変なことはあるし、ママはみんなそれぞれ悩みや苦労を抱えて子育てしていることを忘れてはいけませんね。付き合いの浅いママ友との会話は慎重にそれぞれに異なる事情があり、なかには人には言いづらいこともあるはず。良いママ友関係を続けるには、安易な発言に注意することや、またデリケートな話は控えるなどの配慮が必要ですよね。©Emir Memedovski/Getty Images©Deagreez/Getty Images文・オリ子
2023年02月02日顔には出さないし、もちろん面と向かっては言えないけれど…。実はママ友のちょっとした行動にイライラしている女性がけっこういるようですよ。一体どんなママ友の行動にイライラしているのでしょうか。20~30代の女性が集まるanan総研メンバー約200人に、その実態を聞いてみました!【女性約200人調査】イライラした「ママ友の行動」3選あなたは周りのママ友をイライラさせていない自信はありますか?バックグラウンドも価値観も違う中で知り合いになったママ同士だからこそ、普通の友達以上に相手への理解が難しくなることもあるのかも。今回は、20~30代の女性が集まるanan総研メンバー約200人に、イラっとしたママ友エピソードを聞いてみました。長話がすごい「幼稚園のバス停での出来事です。常におしゃべり相手を探して、バスが行った後も1時間くらいしゃべり続けているママ友がいました。それもクレームが来るレベルで…」(35歳・会社員)園に預けた後、急ぎの用事がないママや、とにかく話すことがストレス発散になるというママは、ここぞとばかりに話し込む人たちもいるようです。相手も楽しんでいれば良いのですが、不快に感じるほどの長話だったり、ましてやご近所さんからクレームが来るレベルは、確かに問題ありですよね。カフェなどに移動して話すなど、多少は周りへの配慮が必要かも!?LINEの頻度が多すぎる「共通の友達からの紹介で1回しか会ってないのにLINEを聞かれて、その日に子どもの名前のグループを作られました。以降、子どもの画像や『今日ここに行ったけどおすすめだよー!』とかあまり意味のないメッセージが頻繁に来るようになってめちゃくちゃめんどくさかった!」(33歳・主婦)ただでさえ子育てで忙しいママは、LINEの返信にも負担を感じてしまう人もいるようです。ましてやそこまで親しくない相手からあまりにも頻繁に連絡が来ると、確かに違和感を感じたり、不快に感じてしまうのかもしれません。ただの「面倒な人」扱いされないためにも、相手のペースに配慮しつつメッセージを送ることが大事なようですね。会うたびに夫の愚痴を散々聞かされる「会うたびに、ひたすら夫の文句をいうママ友がいます。すごく面白くて好きなタイプのママなのですが、毎回マシンガンのように夫の悪口を言う彼女に対して、最近はもう『離婚すればいいのにな』と思ってしまうレベルで…。ただ、本人はそれでも夫のことが大好きらしい。イラっととは少し違いますが、『どっちなんだ』って突っ込みたくなる(笑)」(30歳・その他)「夫の愚痴」は、ママ友の会話でもよく出るネタですが、あまりに頻度が多いと聞いている相手も疲れるのかもしれませんね。どうしても誰かに聞いてほしいのであれば、最近では有料で愚痴を聞いてくれるサービスもあるようなので、そういうところを使うと、周りのママ友の迷惑にならなくて済むのかも?相手への配慮を忘れずに子育ては孤独になりがちなので、ついママ友を欲しがり、連絡先を交換しまくるママさんもいるようです。しかし、相手のペースや性格を把握しないまま自分のペースで進めすぎると、せっかくの出会いが台無しになってしまうことも。どんな関係にも言えることですが、相手への配慮を忘れずに、良い人間関係を築いていきたいものですよね。©AntonioGuillem/Getty Images©JGI/Jamie Grill/Getty Images文・オリ子
2023年01月30日なんとなく朝からイライラして、ささいな夫のひと言にもいちいち反応する自分にもイラついてしまう……。一体これはどうしたことだろう?と悩んでいました。いろいろネット等で調べてみたり婦人科の先生に相談してみたりしたら、更年期のせいかもしれないと言われました。理由がわかってホッとした一方で、どうしたらこのイライラや体の不調を治せるのかしら?と思い、さまざまな対処法を試す日々が始まりました。★関連記事:なぜ更年期はイライラする?今すぐできる改善策を医師がアドバイス!漢方薬を試してみたり、ヨガを試してみたり5年ほど前に卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)で左の卵巣を摘出手術したあと、ホルモンバランスが変わって憂うつ感などの体調の変化がありました。そこで、婦人科の先生に処方してもらったのが当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)。これを処方してもらったときはイライラが治まらず、先生に相談すると年齢的に更年期のせいもあるかもしれないと、更年期に効くという加味逍遥散(かみしょうようさん)を処方してもらいました。これを試したところ、イライラや憂うつ感などの不調もだいぶ良くなりました。先生からは「気分転換をじょうずにするために運動も良いですよ、何か試して見てくださいね」と言われました。でも、昔から運動は大の苦手。唯一得意なのは泳ぐことなのですが近くにジムもなく、以前から興味があったのがヨガだったので自宅で教室を開いているところに行ってみました。体験してみると、楽しくてこれなら続けられるかも?と思いましたが、面倒くさがりの性格が災いし、ヨガに通うのは思い立ったときだけになりました。そこで、もっと手軽にできることはないかな?と思って、加味逍遥散の服用は続けつつサプリを試してみることにしました。更年期の王道サプリを試してみる更年期で検索するとさまざまなサプリがあるので、どれにしたら良いかな?といろいろなサプリなどを試してみましたが、どれも1週間ほど飲んでもいまひとつピンとくる物がありませんでした。そこで、最近ネットで良く見る大塚製薬の「エクエル」を試してみることにしました。「エクエル」は、エストロゲンとよく似た働きをする大豆イソフラボン由来のエクオールを取ることができるサプリだそう。112粒入り4,320円(税込み)でお値段はちょっとお高めでしたが、「これで、このイライラが治まるなら安いかも」と思って購入して毎日朝飲み始めました。すると、3日ほどするとイライラしなくなったのです! やっと出合えた!と思いました。精神的な不調は人にはわからないので、ただ不機嫌な人だと思われるのもつらいし、本当に治まってうれしかったです。でも、やはり私にはお値段的にちょっと高めかなと思ったのでお値段がお手ごろなイソフラボンのサプリを試してみましたが、3日もするとイライラモードに逆戻り。やはり「エクエル」は私には効果があったのではないかと思い、「エクエル」に戻したら不調がすぐに治まり、やはりこれだわ! もう浮気はしません!と誓いました。ヨガからフラダンスへチェンジそして、引き続きヨガも1年ほど週1回通っていたのですが、黙々と体を動かすヨガが物足りない気がしました。もう少し、心が華やぐようなものがないかしら?と思っていたところ、近郊の町の施設で1枚のチラシをゲットしました。そこには、フラダンス教室の案内が書かれていました。体験レッスンをしてみると、優雅な印象とは違って意外とハードなことがわかりました。でも、きれいなパウスカートをはいて踊るフラダンスは心も踊る気分で、楽しくて仕方なくなりました。心が癒やされるようなハワイの音楽も決め手となって、ヨガをやめてフラダンス教室に通い始めました。習い事がなかなか続かないのですが、これだけはいまだに続いています。年齢に関係なく続けられるから今後のライフワークになりそうです。まとめ今のところ終わりの見えない更年期ですが、いつか終わりが来るからできることで対処して楽しく過ごしていきたいと思って、さまざまなチャレンジをしてみました。その過程も新しいことを知るきっかけになりとても楽しかったです。これからも新たな自分を発見しながら、人生のハードルを軽やかに乗り越えていきたいです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/粒来 拓先生(よしかた産婦人科分院綱島女性クリニック院長)日本産科婦人科学会 専門医・指導医。日本女性医学学会 女性ヘルスケア認定医・指導医。日本女性心身医学会 認定医。患者一人ひとりの症状と考え方に寄り添い、サポートしている。イラスト/山口がたこ著者/ririca(54歳)いつの間にか54歳になって驚いている今日このごろ。猫2匹とまったりと暮らしつつ、挑戦したいことは前向きにチャレンジ中。
2022年12月08日「イライラすることが増えて、感情のコントロールができなくなった」「これまでのPMS(月経前症候群)の症状に比べてイライラの度合いが強くなった」。これらはすベて40歳になったばかりのころに私が感じていたことです。看護師として産婦人科や不妊クリニックなど女性の医療に関わり、心身の健康には気を付けてきたつもりなのに急な心の変化に戸惑いました。でもよく考えてみると、これはプレ更年期症状の1つだったのではないかと思います。私が経験した40歳過ぎのイライラ感情についての体験と、その感情の対処についてをご紹介します。★関連記事:「疲労感、イライラ…プレ更年期!?」 43歳、更年期検査を受けてみた!(前編)【体験談】イライラが止まらない!40歳で感じた心の不調とは20〜30代と、これまでPMSで多少イライラすることはありましたが、これまで感じていたイライラとはまた別の、もっと厄介で、自分ではなかなか抑え切れない感情が月経周期に関係なく感じるようになりました。例えば、待ち合わせによく遅れる友人のことをこれまでは「よくあることだから」と許せていたのに急に許せなくなってしまったり、仕事では何度か注意をしているのに後輩のミスが続くと、つい指導もきつくなってしまったり……。自分では冷静に対処しようと思っても、うまく気持ちがコントロールしづらくなっていることに気付いたのが、40代に入ってからのことだったのです。このイライラは何?もしかしてプレ更年期?プライベートでも仕事でもイライラすることが多くなり、感情を大なり小なり相手にぶつけてしまうと相手との関係性は悪化します。感情をコントロールしようと思っても、うまくできないと悩んでいたときに、ふとこう思ったのです。「これってもしかしてプレ更年期……?」実際に婦人科外来に受診をして検査をしたわけではないので、はっきりとプレ更年期症状とは言えません。しかし、明らかに40代前と比べるとイライラ感情を持ちやすくなり、感情のコントロールができなくなっているのはたしか。これは将来、本格的に来る更年期症状の1つとして受け止めるしかないと思うようになりました。これまではなぜこんなにイライラしてしまうのかわからず、自己嫌悪になることもありましたが、「40歳にもなったのだから、女性としての体の変化があって当然。本格的な更年期症状が出る前でのプレ更年期として受け止めよう」と思うと、気持ちがとても軽くなったのを覚えています。イライラを受け入れてコントロールする方法イライラの感情をプレ更年期症状の1つと考えて受け入れたら、あとはどのようにこの感情と付き合っていくのかが問題です。私は以下のことに気を付けて、イライラが出ても感情が爆発しないように工夫しました。・自分の体をいたわり、運動・食事・睡眠と規則正しい生活を心がけるイライラの感情が生じにくくなるように、まずは体をいたわり生活習慣を整えていきました。基本的なことですが、仕事の合間を見て毎日1時間程度は体を動かし、栄養バランスの良い食事をし、夜間も十分な睡眠を取るようにしました。数カ月ほど続けていると体はより健康になり、以前のように急にイライラすることは減りました。心と体の健康がつながっていると実感しました。・イライラしそうになったら一旦深呼吸をして間を置く心や体の健康に気を付けていても、時に急にイライラしたり、カッと気持ちが高ぶったりすることもあります。イライラしそうな心のざわざわを感じたら、目を閉じ深く呼吸を吸って吐くことを繰り返し、気持ちを一旦落ち着かせるようにしています。呼吸に集中するだけで、心のざわざわもいつの間にかどこかに消えてしまいます。規則的な生活をすること、イライラが出る前に呼吸に集中すること、この2つを実践することでイライラが減り、たとえイライラが表に出てきても感情が爆発することがなくなりました。まとめここまでが私が初めて自分のプレ更年期症状としてイライラを認識し、対処をした経験です。感情を無理やり抑えようとはせずに、まずは自分の体をいたわること、感情が高ぶる前に深呼吸をして気持ちを穏やかにすると、だいぶ気持ちのコントロールができてきた気がします。これからも気持ちが不安定になることもあるかと思いますが、なるべく精神的に安定して過ごせるように対処していきたいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/粒来拓先生(よしかた産婦人科分院綱島女性クリニック院長)日本産科婦人科学会 専門医・指導医。日本女性医学学会 女性ヘルスケア認定医・指導医。日本女性心身医学会 認定医。患者一人ひとりの症状と考え方に寄り添い、サポートしている。著者/ゆき(41歳)40代に入りイライラすることが多くなったことで、プレ更年期を感じ始めた。現在は、看護師の経験をもとにプレ更年期の対処法を模索中。
2022年10月23日40代後半からイライラすることが増えた私。最初は、疲れがたまった精神疲労だと深くは考えずにいましたが、だんだんささいなことでいら立つ日々が増えるばかり。特に仕事中の人的ミスにイライラが募り、周囲に当たってしまうこともしばしばありました。このままではダメだと思い、アロマテラピーや針治療を実践してみましたが、行き着いた先は、考え方と生活習慣を変えること。実際、私が実践して効果があった超簡単なイライラ解消法を紹介します。★関連記事:43歳で軽度の更年期障害に。生活を見直してホットフラッシュとイライラを軽減した方法とは【体験談】「肺活」で自律神経を整えイライラ解消肩凝りから来る頭痛に悩まされ針治療に通院したとき、「呼吸が浅いせいで免疫力が下がっている」と言われました。さらに、呼吸が浅いせいで自律神経が乱れがちになり、イライラが増えて、それが肩凝りの原因につながっているとの指摘もありました。深い呼吸を心がけるようにアドバイスを受け、その後、実践したのが「肺活トレーニング」です。鼻から息を吸って口から2倍のスピードで息を吐くだけの簡単トレーニングで、朝晩の気が向いたときに1日数回実行しました。深く呼吸することにより自律神経が整うとのことで、精神が落ち着き、深い眠りにつけるようになったことは大きな収穫でした。 その他に肺活で心がけたことは、猫背を改善するために意識的に背筋を伸ばすことや、イライラしたときに深呼吸をして気を静めるなど、誰にでもできる簡単なことばかりです。その後、肺活トレーニングのおかげで、生活のイライラは少しずつ改善された気がします。イライラしたときに深呼吸して一拍置くことで、周囲とのコミュニケーションは断然良くなりました。イライラがMAXになる前に吐き出す50歳を過ぎて仕事の責任が増え、周囲に弱音を吐けずにどうしても我慢してしまうことがあり、自分の中で消化不良を起こしてしまうことが多くなりました。そんなときに、更年期による体調不良も重なり、仕事や生活のイライラで息が詰まりそうな時期がありました。どうにもならなくなり同年代の女友だちに相談したところ、友だちが実践しているストレス解消法を教えてもらい、試しにおこなってみました。それは、自分の中のマイナス要素を手紙に書き出し封をするという、手紙セラピーです。方法はいたって簡単で、とにかく自分の中にあるストレスや思いを紙にひたすら書き出すだけです。マイナス感情を言語化することでイライラが整理されて、自分を見つめ直すことができました。今でも、イライラがマックスになる前に、定期的にストレス要因を紙に書き出してそのまま封印しています。それを机の引き出しにしまって、気持ちが整理された1カ月後あたりに見返したりしています。そうすることで、自分のストレスとうまく付き合っています。ハッピーをインプットしてポジティブ脳に日常のイライラを解消するために実践したことが2つあります。2つともアファメーション(肯定的に自己暗示をかけること)を活用したもので、脳にハッピーになることをインプットしてポジティブ脳にするものです。1つ目は、笑顔になれる写真や言葉をプリントアウトして、よく目にする壁に貼り付けることです。自分ではどうにもならないことで落ち込んだりイライラしたときに、パッと見ただけで笑顔になれるものがあると気分が晴れます。これは最強のアナログスキルで、笑顔になれるものを脳にインプットする機会を増やすことで、ポジティブな考えへと脳が勝手に働いてくれるとのこと。参考にした本に書いてありました。2つ目は、笑うと幸せになると言われているように、生活の中の「笑い」を増やしたことです。例えば、笑える映画やバラエティ番組を観たり、ワクワクするような本を読んだりすることを、気分が晴れないときやイライラしたときに実践しています。調べたところ、簡単な気分転換になるだけでなく、笑いには免疫力を高める効果もあるそうです。この2つの方法は、実業家ナポレオン・ヒルの『思考は現実化する』を読んで実行したことです。2つともすごく簡単に実行でき、イライラを解消するのに効果的だと実感しています。まとめ年を重ねるごとに、更年期による体の不調があちこちに出てくるだけでなく、精神的な負担まで背負うことを、身をもって痛感しています。実際、「短気は損気」というように、一時は仕事のイライラが原因で会社の同僚との人間関係がうまくいかなくなったこともありました。更年期のイライラなどの改善法にはいろいろありますが、自分の体と末永く付き合うためにも、薬に頼らない方法で対処していきたいと思ってます。そのためにも、自分でできる超簡単なイライラケアを実践して、ストレスとじょうずに向き合うことを心がけるようにしています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著者/いずみ(53歳)独身。コロナ禍を機に、人生における健康の大事さを実感し、里山に移住し田舎暮らしを楽しんでいる。
2022年10月11日産後の女性が夫にイライラを感じるという話はよく耳にします。産後の私も例外ではなく、夫が家事や育児をすればするほどイライラが募っていきました。今回は、私の産後の様子と夫へのイライラが落ち着いていった過程についてお話しします。 どうしてイライラするの? 心と体に異変産後、家のことに不慣れとはいえ、夫の一挙手一投足に怒り、夜の夫婦生活なんて考えただけで夫を突き飛ばしたくなる有様だった私。「私はこんなに心が狭かったの? ちょっとイライラしすぎじゃないだろうか?」と、私は自分の感情に悩み、違和感を覚えていました。 そんなとき、自分の体にも異変が起きました。毎晩息苦しくて何度も目が覚めて眠れず、日中には気絶するように突然寝てしまうようになったのです。診察を受けると、なんと鼻にできたポリープが鼻腔を塞いでいたことが判明しました。 病気が判明、ずっと睡眠不足だった!?耳鼻科医によると、ポリープはかなり前からあり、産後の私は過度な睡眠不足になっていたようでした。ポリープ除去には1週間の入院と手術が必要とのこと。 ただ、入院している間、仕事のある夫は1歳3カ月の子どもの面倒を見ることができません。そこで何軒も病院をまわった末に、なんとか日帰り手術をしてくれる病院を見つけ、異変から5カ月後にやっと手術が決まりました。服薬のために断乳し、手術後、私の体調は劇的に回復し始めました。 熟睡と月経の再開で落ち着いた心と体手術のおかけで、睡眠中もきちんと呼吸ができるようになったことに加え、断乳したことで子どもの夜泣きがなくなり、ようやく私は熟睡できるようになりました。さらに産後1年8カ月ぶりに月経が再開。 こうして順調に体調が整っていったある日、ふと気付きました。「最近、夫に全然イライラしない……!」。自分でもコントロールできない夫へのイライラは、自分の本意ではなかったとはっきりと感じました。その後、夫婦仲は自然と改善していったのでした。 今振り返ってみると、夫へのイライラは、ポリープの影響による睡眠不足に加えて、産後特有のホルモンバランスの乱れによるものだったのではないかと感じています。 監修/助産師REIKOイラストレーター/大福著者:唐木田幸一児(男の子)の母。出産を機に報道関係の仕事を退職し、現在は専業主婦。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。趣味はブルーレイ収集と寺巡り。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2022年09月13日1カ月前くらいから急に顔から大量の汗をかいたり、ささいなことでイライラすることが頻繁に起こり、「自分の体調や人格が何か病気で変わってしまったのではないか」と不安になっていました。そこで婦人科の診断を受けたところ、急な発汗や日常生活すべてにおいてのイライラ感は、更年期障害によるホットフラッシュと情緒不安定と判明しました。軽度の更年期障害と診断されてからは、病院からの処方薬もありましたが、自分なりに更年期障害の症状を軽減させる方法を探し、それらを実践してきました。ここでは、実際に私がおこなってみた方法をお話しいたします。★関連記事:「見られると恥ずかしい…」長年続くホットフラッシュの症状と私の対処法【体験談】睡眠を大切にする私は仕事や育児で忙しく、睡眠というのは「寝られればラッキー」くらいの気持ちで過ごしてきました。しかし、更年期障害が起きるようになると、睡眠不足のときは更年期の症状もかなりひどくなることに気が付きました。そこで、睡眠の質を高めるために毎日2つのことを実践しました。1つ目は、ホットフラッシュなどでほてっているとき、おでこや足など熱を持っている部分を水枕や氷のうなどで冷やすようにしました。熱過ぎて寝られなかった私にとって、この方法は寝入りを良くし、「眠いのに寝られない」という状態から脱してくれました。2つ目は、夜はカフェインの摂取をやめました。カフェインが多い飲み物を飲むと夜中に必ずトレイに行かなければならず、それで目が覚めてしまうことも度々ありました。カフェインの摂取をやめたところ、夜中に起きることが少なくなり、最近では朝まで起きないことも多くなりました。この2つを実践して睡眠を十分に取ったところ、イライラ感と倦怠感がかなり軽減できました。ストレッチと有酸素運動をおこなう更年期障害がひどくなり始めたとき、イライラしたり情緒不安定で毎日訳もなく泣いていました。そんな私を心配した友人が、市の無料ズンバエクササイズに誘ってくれました。ズンバとは軽快な音楽に合わせて踊りながら有酸素運動がおこなえる南米発祥のエクササイズです。最初は乗り気ではなかったのですが、実際にズンバを終えたあとは爽快感があり、その日はイライラも不安感もなくぐっすり朝まで寝られました。私は心地よい程度に体を伸ばすストレッチと、20分以上のジョギングやズンバなどのエクササイズをすると、ホットフラッシュも軽く済むことに気が付き、毎日忙しいときもありますが少しでも時間を作り、実践しています。栄養のバランスと豆乳を取り入れた食事以前から家族の健康も考え、野菜中心の食生活をしてきましたので、食事は今さら考え直す必要はないと思っていました。しかし、更年期障害は女性ホルモンの低下によって起こるため、女性ホルモンと似た働きをするといわれるイソフラボンを含む大豆食品を、今までの食生活にバランスよく取り入れたほうが良いというアドバイスを医師からいただきました。そこで、今までの食事に大豆食品を取り入れるようになりました。ただ、働いていると大豆食品というのは簡単にアレンジできるものばかりではないので、手軽に大豆をとれる豆乳を家族で飲むようになりました。ただ、摂取するバランスが大事だそうなので、多過ぎても少な過ぎても女性の体には良くないそうです。ですので、その意味でも量がわかる豆乳は毎日飲むのによかったです。さらに肌の乾燥や髪の毛のパサつきも気になっていたのですが、豆乳を飲み始めてからは肌もしっとりし、髪の毛も明らかに潤いが増してきたのを感じます。まとめ更年期障害になってから、生活すべてを一旦見直すようになりました。特に睡眠不足や運動不足など、今まであまり重要に思っていなかったライフスタイルが更年期障害に影響しているのを痛感しました。それに気が付いてからは、できるだけ快適な睡眠ができるように環境を整え、定期的に運動をおこない、豆乳を取り入れたバランスの良い食生活を心がけてきました。婦人科からの処方薬と併せて、実際に更年期障害の症状が軽減したのを感じられたので、これからも続けていきたいと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/粒来拓先生(よしかた産婦人科分院綱島女性クリニック院長)日本産科婦人科学会 専門医・指導医。日本女性医学学会 女性ヘルスケア認定医・指導医。日本女性心身医学会 認定医。患者一人ひとりの症状と考え方に寄り添い、サポートしている。著者/Yoko(43歳)とても元気な小5の女の子と小1の男の子と家事をしない夫と楽しく暮らしてはいる。しかし、フルタイムで仕事をしていて、さらに更年期のような症状もボチボチ始まり家事と育児と仕事でかなり疲労気味の主婦。
2022年09月04日娘は穏やかな性格で、育てやすいタイプだと思っていました。しかし、中学3年生になって態度が激変。高校1年生までの約2年が反抗期のピークでした。当時は私も更年期が始まり、心身ともに不調を感じていました。娘の思春期と私の更年期が重なり、親子関係は最悪でした。★関連記事:「こんな家族をつくるんじゃなかった…」家庭崩壊の危機!長男の反抗期と重なった最悪のプレ更年期【体験談】母の更年期と娘の思春期が重なり喧嘩ばかり…娘、中3になり部屋から出てこなくなる娘はのんびり屋さんで穏やかな性格。幼いころから、子育てで苦労することはあまりありませんでした。家ではよく会話していて、親子関係は良好でした。そんな娘の態度が激変したのは中3のときです。学校から帰ってきてもあいさつもせず、自分の部屋に直行して出てきません。「どうしたの? なんかあったの?」と聞いても、返ってくるのは「うるさい」という返事。ついにきたか思春期、と思いました。部屋にこもりたいからか、娘はこれまで共用スペースに置いていたタオルや洗面用具などをどんどん自室に持ちこみます。そのせいで、娘の部屋がどんどん汚部屋に……。「片づけたら」と言うと、「うるさいっ部屋を見るな!!」とドアがばたーんと乱暴に閉められました。娘が別人になってしまったようでショックでした。大喧嘩で約1週間無視され続け…私自身も10代のころ親をうざいと思い避けていた時期があったので、娘の態度も仕方ないとは理解していました。しかし、母親にも感情があります。特に私が怒ってしまったのは食事のことでした。ある日、娘が「ごはんいらない」というので、「じゃあおなかがすいたら食べてね」と娘の食事を片づけていました。すると、娘がお菓子を出して食べ始めたのです。ひどい! と思いました。「食べられるならちゃんとごはん食べなさいよ!」とキレ気味でお菓子を取り上げると、「だってごはん食べたくないんだもん」と娘。私は料理は得意ではありませんが、栄養バランスなどを考えて食事を用意しています。せっかく用意した食事を拒否され、傷つきました。怒る私に、「もうごはん作らなくていい、食べたいものだけ食べる」という娘。「そうはいかない、栄養をとらないとダメ」と怒る私。大喧嘩になり、その後1週間ほど無視され続けました。食事のことだけではありません。日常のささいなことですぐに喧嘩になりました。女性ホルモンの乱れのせいでしょうか。お互いすぐに不機嫌になってしまいます。大した理由がなくても毎日のようにぶつかり合う日々が続きました。あいさつしただけなのに文句を言われたり、話しかけても無視されることは日常茶飯事。イラついた娘から、私が畳んだ洗濯物を投げつけられたこともありました。ひとりになって考えたこと中3から高1にかけては、思春期というだけでなく、高校受験や環境の変化など、娘もいろいろ大変だったのだと思います。そう頭ではわかっていても、私も当時45歳で更年期の始まりを自覚しており、心身共に不安定な時期で、過剰に怒ったり落ち込んだりしていました。家にいると娘のことでストレスがたまり、「こんな家にいたくない」と思うときもありました。あるとき、ストレスから家にいるのがつらくなり、夜にひとりで近所のファミレスに逃げました。そこでひとり時間を過ごしながら、「私が時々ひとりになりたいように、娘もひとりになりたいのかな」と考えました。子離れのときなのかもしれません。私は私、娘は娘。「私が娘のことを気にしすぎるからお互いにつらいのかもしれない。少し距離を置いて、娘のことはそっと見守ろう」と思いました。まとめ娘が中3になってからの約2年間は、私の更年期と娘の思春期が重なったこともあり、母娘の喧嘩が絶えずつらい日々でした。私が意識を変え、娘と少し距離を取ることで親子関係に良い変化があったと思います。これからも娘と適度な距離感を保ちつつ、見守る子育てをしていきたいです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。マンガ/あさり著者/もめん(46歳)高校生の娘が1人の働く母。世界中のおいしいものが食べたい。特に甘い物が好き。おいしく食べるために常にダイエット中。食べること以外の趣味は、語学学習、読書、ヨガ、散歩。
2022年08月28日■前回のあらすじ娘のダンス教室を自分の力で探してみることにした未祐。しかし調べて自分で決めていくという作業がどれほど大変か知った未祐は、今まで自分がいかに何事も人任せにしていたかに気づく。そして疎遠になってしまった彩美に謝りたいと思うが…。 >>1話目を見る 彩美さんに会ったらきちんと謝りたい―そう思いながらもなかなか会うことができずにいました。おそらく彩美さんは私を避けていたのでしょう。そんなある日…。幼稚園の他のママ友と会うことは気まずかったけれど、「自分がしたいことを自分が決めるための訓練」と思って参加することに。彩美さんが車を小さいサイズにしたのは、もう私を乗せないよという決別宣言に感じてしまった私。彩美さんの気持ちよりもまずは自分の被害の方を考えてしまうマイナス行動はまだ抜けきることができませんでした。このイベント後も彩美さんが私を無視することはありませんでしたが、話しかけてくれたり、誘ってくれたりすることはありませんでした。もしかして私が計画して誘ったら喜んでくれるのではないか…そう思うことは何度もありましたが、これまでのことを考えたらその勇気は出ませんでした。私は不満があっても言わず自分が決断しないことで、相手とうまくやっていかれると信じていました。でも相手からしたら私は責任を放棄して、どっぷり寄りかかっているようにみえたのでしょう。そして得意なことをやっているのだからと相手に任せる行為を悪いとも思っていませんでした。その裏にある相手のことを考えて行動する大変さが見えていませんでした。でも私は少しずつ人任せにする思考を抜け出して、自分で考えたり、意見が言えるようになっていきたいと考えています。だって娘には私のように不満を持ちながら意見が言えない人生は送ってほしくないから。※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ まりお
2022年07月14日■前回のあらすじ娘にダンスを習いたい、とお願いされた未祐。途方に暮れた未祐は、夫に期待するが、夫からは「ママが調べて」と言われてしまう。困惑する未祐に対して夫は「決めることは大変なこと。未祐はそこからずっと逃げている」と言われてしまい…。 >>1話目を見る これまでずっと周りの意見に合わせて、目立たないようにおとなしくしてきました。私が動くよりほかの人がやった方がみんなも喜ぶだろうし…そう思ってきましたが、娘のことで動けるのは私と夫しかいなかったのです。でも何を優先して決めればいいのか、娘に合うというのはどういう基準なのか…調べれば調べるほどわからなくなることが多くありました。その都度何度も彩美さんのことを思い出しました。彩美さんもこんな気持ちになりながら、調べて提案してくれていたのでしょうか?彩美さんのことを思うと、本当に居たたまれない気持ちになり、心から謝りたいと思うようになっていったのですが…。次回に続く(全11話)毎日8時更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ まりお
2022年07月13日■前回のあらすじ彩美に習い事の件で邪険にされたあと、幼稚園のママ友から「どうしてあそこまで人を頼るのか?」と噂される未祐。自分が意見を言うことで笑われたり失敗したくないと思う未祐は、自分がどうしていけないのか理解できず…。 >>1話目を見る 次回に続く(全11話)毎日8時更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ まりお
2022年07月12日■前回のあらすじ自分に内緒で習い事を始めたことを責めるような発言をする未祐に対し、「どうして私があなたの分まで考えなきゃいけないの?」という正論をついに伝えた彩美。それでも未祐はまだ納得がいかず…。 >>1話目を見る 思い起こせばいつでも彩美さんは、私の意見を聞いてくれていました。でも自分の意見を言って笑われたくないし、失敗したくなかった私は、いつでも周りの人に合わせてきました。でも合わせる人がいなかったら、意見がまとまらないし、その場の雰囲気が悪くなることもあります。私はその場をうまく収めようと行動してきたし、誰かが傷つかないようにしてきたつもりなのに…。どうしてこんなことになるの…?次回に続く(全11話)毎日8時更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ まりお
2022年07月11日私が20代後半ごろ、当時50代だった母が重度の更年期障害になり、しまいにはうつ病となり入院しました。日常生活や会話すらまともにできない母に家族全員が翻弄(ほんろう)され、胸を痛めたものです。あれから20数年。当時20代だった私もついに更年期に突入。すると当時の母の苦しみが少し理解できるように。イライラと落ち込みを繰り返し、母同様に私もうつ病寸前!? そんな私を救ったのは……。★関連記事:「夫がいつもと違う」40代・50代夫婦関係の悩み。夫の「男性更年期症状」が原因になることも…更年期に突入し、気分はいつも最低だったのが…どうにもできない更年期のもどかしさ私は50代で、飲食業界で働いています。45歳になるまで連れ添ったパートナーとは結婚せず、子どももいません。パートナーと暮らし始めてから13年、ずっと同じで何も変わらない毎日……。そんな生活に特別不満を抱くこともなく、ただ淡々と日々を過ごしていました。ところがです。40代半ばごろから、パートナーとの間に何か特別なことがあったわけでもないのに、何かが違うと感じるようになりました。以前と変わらない生活をしているのに、何かが違ってなんだかおかしい。口では言い表せないむずがゆい気分や感情に苛まれるのです。やる気が出ないとか、すぐにイライラしてしまう更年期の症状をパートナーに訴えてもうまく伝わらない。理解してほしくても理解してもらえない。気分はいつも最低です。イライラ、落ち込み、イライラ、落ち込みの繰り返し。このままうつ病になるのでは……と思うほどでした。親友との会話をきっかけに人生の再構築を決意ちょうどそんなとき、幼なじみで親友の女性と温泉に行く機会がありました。お酒を飲みながら、昔話に花が咲きました。お互い若いなりに人生を楽しんでいたあのころ……。若さゆえに勢いがあり、がむしゃらに今を生きていたあのころ……。2人で若かりし日々を懐かしんでいるうちに、私の中で「カチッ」と音がした気がしました。この13年間、私はどこかパートナーに気をつかい、言いたいこともうまく伝えられず、したいことも遠慮してできないことが多かったように思いました。それは、決してパートナーに強要されたわけではありません。私自身の性格の問題で、2人で過ごす中でそういう関係性を自ら築いていたのでした。親友と2人、温泉に浸かりながら「もうアラフィフだもんね。楽しくない時間を過ごすのはもったいないよね」と話すうち、私は今のままではダメだと思いました。自分の生きたいように生きたい。もう我慢はほどほどにして生きていきたい。そんな思いがふつふつと湧き上がりました。そして私は自分が築いてきたものを少しずつ壊し始めたのです。いえ、あらゆる面から自分の人生を築き直すことにしたのです。パートナーとの別れと新たなる出会い自分の人生を前向きに生きたいと思ったとき、更年期の症状とも向き合おうと思いました。そして、まずは親友おすすめのサプリメントを試すことに。ホルモンバランスを整えてくれるという「エクオール」です。親友の場合はイライラやホットフラッシュが軽くなったらしいのですが、私の場合は効果がなかったので、半年ほどで服用を中止。代わりにネットで調べて、ホルモンバランスを整えるのに良いというプラセンタと、気の巡りを良くしてくれるという漢方「田七人参」を飲み始めました。すると半年ほどでひどい疲労感が軽減。家でゴロゴロしていることが多かったのに外出したいと思うようになったり、イライラしてふさぎがちだったのに気持ちをうまく切り替えられるようになったりと、徐々に改善していきました。それと並行して、私の行動にも変化が。行きたい場所へひとりで行き、パートナーにも言いたいことを言うようになり、ついにはパートナーの元を去りひとりで新たな生活を始めました。誰にも気をつかわず、自分のペースでの生活です。その2年後には、言いたいことを言い合った上でわかり合える新しいパートナーとも出会え、仕事以外のストレスがなくなりました。まとめ私をつらい更年期から救ってくれたのは、やはり「自分らしく生きる」という人生の姿勢だったと思います。アラフィフになってそれまで築いてきた人間関係を壊したり殻を破ったりするのは大変でした。でもそれは、私が本来の自分を取り戻し、言いようのないストレスから解放されるには必要なプロセスだったと思います。思えば、母も更年期を抜けたらまるで別人でした。厳格な父に言いたいことも言えず遠慮がちだったのに、更年期を境に父に意見し、したいことをするようになりました。私も母も「自分らしさ」を取り戻してから更年期の症状が軽くなったような気がします。更年期の症状の緩和に限らず、「自分らしさ」も生き方の大事なエッセンスのように思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/粒来拓先生(よしかた産婦人科分院綱島女性クリニック院長)日本産科婦人科学会 専門医・指導医。日本女性医学学会 女性ヘルスケア認定医・指導医。日本女性心身医学会 認定医。患者一人ひとりの症状と考え方に寄り添い、サポートしている。マンガ/山口がたこ著者/ひろこ(50歳)バツイチ子どもなし。更年期にさしかかってから5年。一波乱ののち今では年下のパートナーと良好な関係を築き、精神的には落ち着いてきたものの体や顔の変化に毎日格闘中。
2022年07月10日■前回のあらすじ彩美をはじめとする幼稚園のママ友たちが「マグロ食べ放題」のイベントを計画していたが、未祐は誘ってもらえないでいた。そんなとき彩美が子どもの習い事で動いていたことを知る。一緒に通いたいと告げてあった未祐はショックを受けて…。 >>1話目を見る 彩美さんが私には相談もせずに、絵美里ちゃんの習い事を決めようとしているなんて信じたくありませんでした。きっと彩美さんは良い教室が見つかったら、うちの娘の亜実も誘ってくれるはずと思っていたのですが…。調べたり決めたりすることが得意な人がいます。苦もなくできて好きなことなのに、どうして彩美さんがそんなに怒るのか…。これまでだって彩美さんが決めたことに対して怒ったこともないし、意見したこともない。それなのに「反対でもいいから意見が欲しかった」と言われても、私はどうしたらいいのかわからずに途方に暮れてしまいました。次回に続く(全11話)毎日8時更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ まりお
2022年07月10日■前回のあらすじ幼稚園の打ち上げの幹事を未祐の代わりに彩美が急遽対応することに。しかし打ち上げの会では、未祐を避けるかのような行動を取る彩美のせいで話すらできない。そのことを夫に愚痴るが、「お前はひどいヤツだ」と逆に言われてしまい…。 >>1話目を見る 夫からは「自分が苦手だからと言って放り出し、さらには勝手に彩美さんがやるだろと憶測をしゃべるなんておかしいだろ! しかも幹事を頼まれてもいないのに、対応してくれた友人のこと『ひどい』だなんてどの口が言うんだよ」と怒られました。幼稚園でもすでに習い事を始めている人が多くいました。だけど私には何を習わせていいかもわからないし、教室を探すこともできないので、彩美さんと一緒のところにしたいと思っていました。それなのに何も教えてくれなかった彩美さんが私のことを裏切ったと思ったのです。次回に続く(全11話)毎日8時更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ まりお
2022年07月09日■前回のあらすじきちんと頼んでいないにも関わらず、ママ友の彩美に幹事を任せたように他のママに伝えてしまった未祐。彩美が本当のことを言ったらどうなるのだろうと不安になるが、その後彩美から打ち上げの詳細の連絡が入り、安心する未祐だったが…。 >>1話目を見る 彩美さんにきちんと確認していないにも関わらず幹事を代行してくれたことはありがたいことだと思っています。急に振られても打ち上げをきっちり仕切ってくれた彩美さん。こういった計画を簡単にできる人って羨ましいと思うし、でもそれだったら最初から引き受けてくれればこんな悩まなくて済んだのに…と私は思っていました。打ち上げや集まりをまとめるのは得意な人や好きな人がやればスムーズだし、みんなも助かります。もし私が担当したら、お店の選択もコース料理もそれに会の進行だって、みんなに迷惑をかけたことでしょう。どうしても私には、苦手な人が担当しなければいけないのかが理解できませんでした。次回に続く(全11話)毎日8時更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ まりお
2022年07月08日■前回のあらすじ夏祭りの幹事となった未祐。当然、彩美が代わってくれると思ったが、幹事のやり方だけアドバイスをくれるだけ。そんな彩美に怒ってしまう未祐。しかし彩美なら謝罪して幹事もやってくれるだろうと思っていたのだが…。 >>1話目を見る 速攻でお疲れ様会の詳細を詰めて連絡してくれた彩美さん。やっぱりできる人が最初からやればいいじゃん。私はそう思っていました。彩美さんは私が嘘をついたことを誰かに話した様子がなかったので、私は許されていると勝手に勘違いをしていたのです…。次回に続く(全11話)毎日8時更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ まりお
2022年07月07日■前回のあらすじママ友の彩美と仲良くなり、一緒にお出かけする仲になった未祐だったが、彩美の提案する場所やアクティビティに対し不満をためていく…。そうしているうちにいつしか彩美から誘われる回数が減っていき… >>1話目を見る 最近、あまり彩美さんとお出かけもお話もあまりできない日々が続いていたある日、思ってもみなかったことが起こります…!計画することも率先して行動することも苦手だと彩美さんには伝えていました。私は彩美さんが代わってくれるか、または一緒にやると声をかけてくれると信じていたのです。だって彩美さんは幹事のような役割が得意だし、好きだと思うから。それなのに彩美さんからは何も言ってこなくて…。次回に続く(全11話)毎日8時更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ まりお
2022年07月06日■前回のあらすじ人見知りで友達がいない未祐。新しく幼稚園に入園してきたママ友の彩美は、気さくで遊びの計画もスマートにこなす。そんな彩美に声をかけてもらって嬉しくなった未祐は、これからの友人関係に期待するのだが…。 >>1話目を見る 彩美さんと仲良くなってからは、彼女の行動が気になって仕方ありませんでした。他の幼稚園ママと話していたら、声をかけてくれないかなと思うし、お出かけの話をしていたら誘ってくれないかなと待っていました。そんな私の気持ちをよくわかってくれているかのように、彩美さんはいつでも私に声をかけてくれたのです。いつもどこかに行くときは声をかけてくれていた彩美さん。しかし次第に誘われる回数が減り、「家族と出かけるから」という理由で断られることが増えていきました。彩美さんにはうちの夫が外出することが苦手だと伝えていたのに…。家族の用事を優先させる彩美さんに私はモヤモヤしていたのですが…。次回に続く(全11話)毎日8時更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ まりお
2022年07月05日ママ友ができないこと、幼稚園でうまくいかないことをずっと夫に愚痴っていた私。当初は親身になってくれていた夫ですが、次第に私の話を聞いてくれなくなりました。誰も私を誘ってくれないなか、新しく入園してきた彩美さんが声をかけてくれ、さらには集まりでも仲良くしてくれました。ようやく私にもママ友ができた…これでもう独りぼっちではなくなる。彩美さんと一緒にいればもう大丈夫だと思っていました。それなのに…。次回に続く(全11話)毎日8時更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ まりお
2022年07月04日私は43歳で出産しました。主人も会社の管理職に就いているため、毎日忙しい日々を過ごしていました。出産前は3カ月の管理入院をし、苦労の末にかわいい娘と出会うことができました。しかし、なかなか体力や体調が回復しませんでした。毎日調子が悪いことで友人から「更年期かもよ」と言われました。体調をごまかす毎日43歳という年齢で出産した私はいわゆる高齢出産、高齢育児です。加えて主人は仕事に忙しく、ワンオペ育児の日々……。誰かに頼ることもゆっくり休むこともできませんでした。当たり前ですが、休まなければ体調は回復しないので、体調はずっとイマイチなまま。それをなんとかごまかして生活していました。私は妊活時、子宮筋腫の手術が必要な状態にありました。そのときも癒着がひどく、手術後もまた筋腫がいくつもできてしまったんです。やっとの思いで妊娠しても、頸管長を測るのに子宮の形がいびつになっていたり、MRI検査をしても子宮口がわからないという状態でした。結果的には開腹し、そのときの状態を見てから子宮を摘出するかどうか決めることになりました。そのため私は子宮を全摘出し、すでに生理が来ない状態です。どこから調子が悪くなっていたのかはもうよくわかりませんが、45歳ごろから常に生理前のようなイライラが増えるようになりました。そのイライラは娘に向いてしまい、当たりが強くなってしまうこともしばしばありました。朝は起きられず、夜はなかなか寝付けず眠りが浅い。夕方になると動けず、夕飯の支度をしようと思うのに時間だけが過ぎていってしまう。時には動悸がしてくることもありました。周囲の人が気付いてくれたことすっきりしない体調が続く中で、私に助言してくれた友人がいました。私がこんなことがあって悩んでいると言うと、「更年期かもよ」とひと言。その言葉にショックだったというよりかは、むしろホッとした気持ちになりました。体調が悪い中での育児に不安もありましたし、原因がわかって対処できれば少しは体も気持ちもラクになりますからね。私は血圧が高いと180〜200近くになることがあり、動悸やふわふわとした感覚のせいで動けなくなることもありました。かかりつけの病院で降圧剤を処方してもらっているのですが、そこの医師にも「一度、婦人科を受けてみてもいいかもね」と言われました。娘は3月で3歳になり、4月から入園したので少し自分の時間を持てるようになりました。今後婦人科を受診し、自分の体調の悪さは一体何が原因なのかを探していく予定です。まとめ朝から元気よく動ける! 夜はよく眠れる! そんな毎日がいかにありがたいことなのか、身に染みて感じています。調子が悪いと娘と遊んでもあげられません。イライラすると当たってしまうし、横になっていると何にもしてあげられず……。家族の笑顔のためには健康でいることが何よりも大切だと実感しています。少しでも自分が休める時間を作ったり、誰かに甘えたりすることも大事だなと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。文/原山嘉子監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック院長)日本医科大学産婦人科入局後、派遣病院を経て、米国ローレンスリバモア国立研究所留学。その後、日本医科大学付属病院講師となり、平成7年5月から三楽病院勤務。日本医科大学付属病院客員講師、三楽病院産婦人科科長を務めた後、退職。2004年2月2日より、三鷹レディースクリニックを開業。著者/ウーマンカレンダー編集室40歳を過ぎて心と体の変化に戸惑い、悩むオトナ女子を応援するメディア「ウーマンカレンダー」の編集室です。オトナ女子がおこなっているコスパ良し!時短!ズボラでもできる!リアルなアンチエイジング情報をお届け。医師解説の記事も満載!
2022年06月14日忙しい毎日を送っていると、日々の暮らしや仕事の中で、イライラしてしまうこともあるでしょう。イライラが募ると、つい周りの人に強く当たってしまったり、そんな自分がイヤになってしまったりと、悪循環に陥ってしまうものです。そのため、イライラは無理に抑え込まずに、適度に発散していく必要があります。今回、Twitterで話題となった『イライラを鎮める(しずめる)方法』をご紹介します。イライラを鎮める方法とは…?方法を紹介したのは、京都府京都市でお灸治療専門サロン『お灸堂』を営む、すき(@sukikara_okyudo)さん。一体どのような方法なのでしょうか…。こちらをご覧ください!イライラを鎮める方法。脇を開いて肘を伸ばし、手のひらは天に向けて万歳の姿勢でスキップをします。万歳して胸郭を動かすことで肝気を動かし、重心を上下させることで気を巡らせ、脳に適度な衝撃を与えたりしているスキップ養生(室内版)です。 pic.twitter.com/ABkYCBJwnO — すきさん | お灸と養生 (@sukikara_okyudo) January 7, 2022 動画で紹介されているのは『スキップ養生』という方法。手のひらを天に向けて、万歳の姿勢でスキップをするものです。身体を動かし、適度な衝撃を脳に与えることで、全身をスッキリとさせるような効果があるといいます。ユーモラスな動きも相まって、イライラがどこかにいってしまいそうですね!こちらの方法には、9万件以上の『いいね』と多くのコメントが寄せられました。・確かに、この動きをしながら怒り続けるのは難しい…!・この動画を見ているだけでもイライラが鎮まりそう。・家族で縦列でやると笑ってしまいます〜!また、すきさんは、続けてこのように語っています。「スキップなんかしてらんねぇわ」とか「鎮まらない」ということもあると思う(私もそう)。それはもう本当にごめん。生きてたら怒るべき時もある。そうではないものについては可能であれば手当てをしていきたいと思っています。— すきさん | お灸と養生 (@sukikara_okyudo) January 7, 2022 すきさんが「生きてたら怒るべき時もある」と語っているように、ストレスやイライラはため込まないことが重要です。ご紹介した方法以外でも、『スポーツをする』『おいしいものを食べる』『音楽を聴く』など、自分にあった解消方法を見つけてみてください。もし、「自分ではどうにもならない」と感じたなら、周囲の人や、専門家に相談するようにしましょう![文・構成/grape編集部]
2022年01月12日同窓会に行くと、もっぱら話題に上るのは健康の話と老後の年金問題。なかでもアラフィフの健康の話の中心は、“更年期症状”のこと。40歳を過ぎたころから低下し始めるという卵巣機能。卵巣から分泌される女性ホルモンのエストロゲンが急に減少すると、体内のホルモンバランスが乱れるそうで、アラフィフとなるとあれやこれやとやっかいな症状が顕著に出てくるようになりました。早い人で40代半ば、遅い人でも50代前半更年期仲間の話によると、その症状や始まる時期はさまざまで、早い人で40代中ごろから、遅い人で53~54歳くらいとのこと。ある友人は「突然、動悸が激しくなりドキドキが止まらなくなる」と。また、ある友人は「とにかくイライラする~!! 息子や夫に当たり散らしてる!」と。また、ある友人は「朝から何もやる気が起きず、外出する気力もない」と。その友人たちは、最初は市販薬の「命の母」を飲んでなんとかしのいでいましたが、動悸やうつとなると、やはり症状は深刻で婦人科で通院を始め、ホルモン治療に通っています。そんな更年期症状の話は出るものの、まだ自分には生理も定期的にあり、母も更年期の症状がひどくなかったこともあり、「ふふっ、もしかして更年期症状がないままいけちゃうかも?」と、余裕をかましていました、が。次の章では、突然やってきたホットフラッシュについてお伝えします。真冬でも扇風機が離せない“ホットフラッシュ”そんな更年期に苦しむ同級生を横目に見ながら、自分にはまったく症状もなく相変わらず余裕しゃくしゃくでしたが、「ん? 先月、生理来たっけ?」と、生理が来たり来なかったりになると、やって来ました~更年期! 動悸なし、うつなし、イライラなし、ですが、電車に乗っていたとき、突然“カ~~~~!!”っと顔がほてり、首周りにかけてとにかく暑い! 暑い! きっとこれは車内の暖房のせいかと自分を納得させたものの、その夜も布団に入ると突然“カ~~~~!!”。認めたくないけれどホットフラッシュのようです。一度やってくると、ホットフラッシュは容赦しません。家事の途中に、電車の中で、運転中に、とにかく予想もつかないタイミングで“カ~~~~!!”なのです。特にやっかいなのが、就寝中。眠っているのに、突然ぶあ~っと胸から上が暑くなり目を覚ましてしまうこと。それがひどいときは2時間ごとにやってくるので熟睡できません(泣)。ホットフラッシュ未経験者の方に言葉で表現するとしたら、沸騰したやかんのごとく、耳から熱い水蒸気が噴き出し、頭頂部からは火山が噴火している感じです。沸騰と噴火が起こると、冷めるまで眠れないので、真冬でも布団の横には扇風機。冷めると一気に寒くなるので、足元にはヒーター。それを一晩に何度もつけたり、消したり、またつけたりと、ぐっすり眠るどころではないのです。私は汗かきではないので、じっとり汗ばむ程度ですが、汗かきの友人はパジャマが絞れるくらい汗をかき、何度も着替えるそうです。まとめつらいです、ホットフラッシュ。でも、良いこともあります。朝にシャワーを浴びる派なのですが、ホットフラッシュが来たタイミングで浴室に行けば、寒い浴室も実に心地良し。寒い日の自転車も、ホットフラッシュならダウンなしでも風が実に心地良し。とはいっても、それは一瞬。やっぱりつらいです、更年期。そろそろ病院に行ったほうがいいのかな……。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック院長)★関連記事:「あれ? なんか臭い…?」原因はホットフラッシュ!?冬でも必要な汗対策とは【医師監修】★関連記事:「瞬く間に汗びっしょり」手軽にできるホットフラッシュの乗り切り法3つ【体験談】★ウーマンカレンダー更年期のお悩み記事をもっと読む著者/井上 裕紀子(54歳)読モを経て、ファッション誌、情報誌などのフリーライターへ。しわ、肝斑、たるみ、更年期太りと苦しい戦いを続けつつも、その先にいったい何があるのか見えない迷える五十路女子。
2021年12月23日若いころから 、仕事や恋の大きなトラブルがあった際には、夜眠れないほど落ち込むことがありました。ただ、それらはあくまでも一過性のことで、トラブルが解決もしくは気持ちが切り替わりさえすれば乗り越えられてきました。しかし、40代後半となってからの私は、日常的にイライラし、落ち込み、夜に熟睡できない状態が恒常化するようになってしまいました。周りの人に理由もなく常にイライラ40代後半になってから、何げない人との会話にいちいちカチンときてイライラするようになりました。さらには自分の気持ちの中だけにはとどめ切れず、イライラが爆発してブチ切れたりすることも。例えば、買い物先の店員の言動や電車の中での他人のやり取り、テレビのニュースなどを見てもいちいちイライラして、時には「意味わかんないんだけど」とか「ばかじゃないの」と独り事を言うようなヤバイ状況になっていました。自分でもよくわからず、常にイラついていました。気付くと眉間にシワが寄っているので、どんどん見た目も老け込んできたようでした。このままではどんどん嫌な自分になっていくのでは……と心配になり、近所にある女性内科という更年期外来のようなクリニックで診察してもらいました。診断の結果は、更年期症状とのこと。「抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)」という漢方薬を処方されました。毎日服用しなくても、症状が気になったときだけ服用すれば良いとのことでしたが、しばらく続けて服用したところ、心なしか常にイライラと尖っていた気分が和らいだ気がします。気分が落ちているときがほとんど若いころも気分が落ち込むときはもちろんありました。しかし、40代後半になるにつれて決定的に変わってきたのは、ウキウキとした高揚感やドキドキとするときめき感がなくなり、明るい気分でいるときよりも、どよ~んとした気分でいることのほうが圧倒的に多くなったことです。これではダメだと思い、気分を上げる方法を模索していたところ、アロマテラピーに触れる機会がありました。アロマテラピストによると、アロマテラピーには、免疫力に関係するNK細胞活性値が上昇したり、女性ホルモンのエストロゲン濃度が増加したり、副交感神経の高まりによって心臓から血液を全身に送り届ける動脈の機能が改善したりなど、多くの効果があるとのことです。アロマテラピストの方に、気分が上がる精油はないかと尋ねたところ、ローズマリーやレモングラスなど柑橘系の香りが気分をリフレッシュさせ、元気にしてくれるということでした。それからは通勤時にも柑橘系のアロマミストを持ち歩くようになり、仕事の休憩時間などに自分にシュッとスプレーをすると、なんともさわやかな香りで脳が刺激され、頑張ることができるようになりました。中途覚醒型不眠の症状により、万年寝不足40代になってから、春や秋といった季節の変わり目に眠れなくなることが度々あります。眠くて仕方ないので夜は布団に入るとすぐに眠れるのですが、なぜか決まって2、3時間後に目が覚めてしまうのです。あまりにもぱっちりと目が覚めてしまうのでもう朝になったのかと時計を見ると、まだ夜中の2~3時ぐらい。その後トイレに行ってもう1度寝ようとしてもなかなか寝付けません。おそらく中途覚醒のタイプの不眠の症状ではないかなと思いました。更年期症状の漢方薬を処方される際、この不眠についても言及されていました。焦ると余計眠れなくなると聞くので、もう開き直って用事をこなそうと試みたこともありますが、夜中に体を動かしたり、頭をフル回転させたりすると、余計眠れなくなりました。いろいろと試した結果、そんなときはスマホやパソコンのブルーライトを浴びると余計眠れなくなるため、せいぜい静かに読書程度をするのが一番だとわかりました。また、鎮静作用、安眠作用のあるラベンダーの精油を枕に1滴垂らしたり、カモミールティーを飲んだりして寝るのもよかったです。まとめこれといった理由もなくどうしようもなくイライラしたり、落ち込んでいたり、なぜか疲れているのに夜中に起きてしまう日が続いたりと、40代後半になってから、いわゆる更年期の症状が顕著に現れてきました。そんなとき鏡を見ると、若いころと比べて醜くなった自分が映っているので余計に落ち込みます。でも、これを放置して嘆くのではなく、これは誰しもが経験する当然の現象であり、これを通り過ぎるとラクになると客観的に現状を見つめたことで少し気が軽くなりました。専門医に相談したり、アロマやハーブティーなどの民間療法で対処したりして、うまく乗り越えていきたいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)★関連記事:「きらわれてる? 怒られる…?」強い不安感に襲われる日々!もしかして更年期の症状なの?【体験談】★関連記事:「40代になって落ち込むことが増えた…」生活習慣を見直して気持ちが明るくなった理由【体験談】★ウーマンカレンダー更年期のお悩み記事をもっと読む著者/輝歩 (51歳)勤続約30年となる会社員を務める傍ら、ファイナンシャルプランナーとストレッチインストラクターの副業をこなすシングルマザー。
2021年11月28日最近、イライラするし体調もイマイチ。これってプレ更年期?と不安に思うことも。38歳で1人目を出産し、現在40歳の専業主婦の私。徐々に現れる不調に悩みながら、育児と家事に奮闘する体験談と乗り越えるための工夫を紹介したいと思います。なんだか疲れやすい、だるい、イライラする私は38歳を過ぎたあたりから体力がガクッと落ちたような気がして、なんとなく体調がすぐれない日々を過ごしています。最初は妊娠してから運動もあまりしていないし、出産してから生活サイクルがガラッと変わったのが原因だと思って、軽く考えていました。しかし、40歳くらいから徐々に体調が悪くなり出したのです。まず寝ても疲れが取れず、朝起きても1日ソファーから動けなくなるほどの倦怠感にさいなまれました。子どもと遊ぶこともできず、食事を作ることもできないほどでした。さらにPMS(月経前症候群)が生理の10日前くらいから出始め、ささいなことでイライラしたり憂うつな気分になったりするようになりました。「これってもしかしてプレ更年期? それとも加齢が原因?」と私の悩む日々はこうして始まったのです。プレ更年期の不調の主な原因はストレス?調べたところによると、プレ更年期の主な不調は毎日の生活の中でため込んだストレスが関係するようです。それに加えて、年齢により卵巣からのホルモン分泌が不安定になるなか、脳が一生懸命に卵巣を刺激することで、女性ホルモンが多かったり少なかったりとゆらぐことが原因になるとのこと。ホルモンバランスが崩れ、更年期のような不快な症状が現れるみたいです。私は、産後慣れない育児に今まで感じたことのないストレスを抱えるようになりました。そこでまず、何にストレスを感じているか、どうしたいのかを紙に書き出すことにしました。そうすることで自分の気持ちと少し向き合えるような気がしたのです。そして、夫にも現状を理解してもらいたいと思い、その紙を見せることにしました。完璧を求めず家事は手抜き、アロマでリラックス鈍感な夫はまったく気付いていなかったらしく「多分これからも気付かないと思うから、その都度言ってよ」と、マイペースな返事が来ました。それでも、自分の気持ちを伝えられただけで心がスッキリしました。また性格的に、家事も育児も完璧でなければと思い込んでいたので、できない自分にイライラし自己嫌悪に陥ることがよくありました。「1日くらい掃除をしなくても大丈夫、ごはんを作れなくても出前や外食すればいいだけのこと」と思うことで肩の力が抜けました。家事を手抜きして、子どもと一緒に早めに寝るようにもしました。そのときに好きな香りのアロマオイルを焚くようにしました。プレ更年期の改善には、まずはストレスの軽減が大切だそうです。アロマを取り入れることで心も体もリラックスできれば良いなと思います。まとめまだ完全に悩みや不調がなくなったわけではありませんが、自分の心と体と向き合えるようになったことは大きな一歩だと思います。またPMSの症状が今後ひどくなるようであれば、専門医を受診しようと思えるようにもなりました。プレ更年期の改善には専門医や家族の力を借りて、まず不調を取り除くことが大切だと思いました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/粒来 拓先生(よしかた産婦人科分院綱島女性クリニック院長)★関連記事:「頭皮が透けて見えるほど…」徐々に増えていく抜け毛!実は更年期障害の症状だった【体験談】★関連記事:「疲労感やイライラ。プレ更年期かもしれない…」43歳、更年期検査を受けてみた結果は【体験談】(後編)★ウーマンカレンダー更年期のお悩み記事をもっと読む著者/エグママ(40歳)40歳になり、変わりゆく自分にとまどいを隠せない専業主婦。プレ更年期やPMSに悩みながら子育てや家事に奮闘する毎日を送っている。
2021年11月09日40歳を過ぎてから毎月あった生理の周期が急に乱れ、何カ月も来ない……。もしかして閉経が近いの? そんなことを思いながら、日々を送っていました。遅れる周期と早まる周期が、行ったり来たり。生理が来るたび、疲労困憊になっている43歳の現在をご紹介します。毎月来ない生理に振り回される日々現在三児の母で、末娘を出産したのがちょうど40歳でした。完全ミルク育児だったので、産後1カ月で生理再開。最初のうちは若干、周期が安定しないまでもだいたい10日間遅れぐらいで生理になっていました。もともと若いころから生理不順で1週間くらい遅れることもざら。許容範囲の周期遅れだったので、そんなに気になるほどではなかったです。乳児の世話もあり、気にしている暇もなかったけれど、1カ月近く来ないのはさすがに遅れ過ぎ。まさか妊娠?なんて疑いたいところですが、身に覚えもないのはわかっているので、いつ生理になるのかと考えながら生活していました。やっと生理が来た!と思ったら1週間で終わらず、10日間ぐらいずっと出血。なかなか終わらないので、本当にうっとうしいのです。ところがやっと終わった!と思ったら、今度は2週間でまた出血。それも多めの量で、通常の生理と同じ量が出るのです。まるで妊娠中になかった生理の分を出しているかのよう。そんな安定しない周期で過ごし、気が付いたら3年たって、今43歳。未だにこの2カ月に1回、もしくは2週間置きという周期なのです。これってもう閉経が近いのでは?と思い始めました。出血の量とイライラも増加!2カ月に1度、2週間置きとバラバラ周期ですが、いつでも出血量が同じでした。とにかく多いのです。もともと出血量が多く、周期が乱れ始めてからはさらに多い! 初日から5日目ぐらいまではほぼ同じ量なのです。夜用の30㎝ぐらいのナプキンは1時間も持たず、2枚重ねて使ったりしていました。家にいるときはいつでもトイレに行けるのでいいのですが、外出するときは大変! ナプキンを大量に持ち歩かないといけないので、夜用の大量吸収できるタンポンと30cmナプキンを併用していました。それでも2~3時間しか持たないのです。5日目を過ぎるころ、ようやくタンポンなしでも過ごせる量に減ります。7日目もしくは長いときは10日目あたりまで夜用を使用するぐらい出血が続き、急に出なくなって終わりに。なんとも不思議な生理期間です。生理が来る前はPMSもあります。私の場合は頭痛と乳房痛、そしてイライラ。怒りっぽくなり、子どもに八つ当たりしてしまうことも。困ったお母さんだと自覚があるので、余計にイライラしてしまい本当に最悪な自分に落ち込みました。ただ、次の生理がいつ来るのかわからないので、常に予定を狂わせていました。泊りがけの予定が悩みどころこの生理周期で一番困ったことは、泊りがけの予定が立てづらいということでした。旅行は年に1度くらいしか行かないのでいいのですが、帰省に重なると本当に大変。お盆と年末年始に夫の実家に泊まりがけで帰省をするのが、わが家は恒例になっています。これは毎回必ず泊まりになり、断ることもなかなかできません。日程は家族の休みに合わせるのでずらすことはほぼできないので、「どうか生理が重なりませんように!」とひたすら祈っている始末。特にお盆の帰省はプールに行くこともあるので憂うつ。でもプールぐらいは正直に話せばそれで済むことなのですが、一番嫌なことは大量出血している状態で人の家に泊まらなければならないこと。昼も夜も出血は続いているので、頻繁にトイレに行かなければならず、ゴミも多く出ます。寝るときも粗相があるのではと気が気でありません。帰省の当日に生理になることもあり得ます。こんなに気をつかうので、行きたくないというのが本音ですが、そうはいかないのが嫁の立場。行かない理由を伝えたところで、そんな理由と一蹴されるとわかっています。生理の悩みも人それぞれ違うので、必ずしも理解してもらえるとは限らないところが最大の悩みですね。まとめ現在も生理周期が定まらない日々を過ごしているわけですが、だんだんと来ない期間が長くなってきています。2カ月だったのが2カ月半になっているので、これが3カ月、4カ月とさらに間隔が空いてくるのでしょうか。正直、閉経はまだ先だと思っていたので全然ピンと来ていません。しかし、あまりに間隔が空くならばこれは閉経が近いと考えるほうが自然なのかもしれません。閉経の定義は1年間生理がなかったらということらしいので、これからもこの周期で様子を見ながら、じょうずに付き合っていこうと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック院長)【天神先生からのアドバイス】43歳という年齢から考えると、更年期というよりホルモンバランスの悪さが原因のことが多いです。子宮がん検診を含め、一度婦人科の受診をおすすめします。★関連記事:眠れない、目が覚める、疲れが取れない…。不眠の原因は更年期?どうすればいいの?【医師監修】★関連記事:「いつ来るのかわからない!」突然の大量出血、閉経前に起きた生理トラブルとは【体験談】★ウーマンカレンダー更年期のお悩み記事をもっと読む著者/aoyari(43歳)小学4年・2年の男子と年少になったばかりの娘がいる下町母ちゃん。40歳で三人目を出産したので体力の衰えを感じながら、これからの人生もまだ長い…と育児奮闘中。webライター歴6年目、ハンドメイド作品のweb販売をしているアラフォー。
2021年10月27日上の学年の試合に出してもらうが、ミスしたときなど試合中に泣いている息子。監督には「そのままでいい」と言われているが、上級生の親に「雰囲気が悪くなるから泣くのをやめろ」と注意された。監督は良いと言っているのに、他人の親に注意されてイラっとする。このことを監督に相談してもいい?というご相談をいただきました。今回もスポーツと教育のジャーナリストであり、先輩サッカーママでもある島沢優子さんが、悩めるお母さんに心を軽くするアドバイスを送ります。(文:島沢優子)(写真はご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)<<サッカーが嫌で辞めたい息子のやる気を引き出したいが、どこまでやれば過干渉かわからない問題<サッカーママからのご相談>10歳の息子が上の学年の練習や試合に呼ばれているのですが、ミスをして干されることがあり、試合中や練習中に泣いていたため、監督に泣くことの是非を問いかけたところ「何を考えているか分からない子どもより良いから、そのままで」と言われています。しかし、同じクラブの別の子の親がうちの息子に対し「上級生の雰囲気が悪くなるため、試合や練習で泣くことはやめろ」と注意します。他の親が人の子どもに対してのこのような発言をすることに対し、イラっときます。このような場合、監督に相談しても良いのでしょうか。<島沢さんのアドバイス>ご相談いただき、ありがとうございます。お母さんのお気持ち、察します。その保護者と、お母さんたち親子の関係性というか、親しさの度合いによっては「雰囲気悪くなるね。どうしたらいいのかなあ?」と相談に乗ってもらえそうです。が、それほど付き合いのない方から注意されると、ちょっとイラっとしますね。■本人を飛び越え監督に話をすると、問題が拗れる可能性があるしかしながら、イラっとしたからと言って、監督に話を持ち込むのはトラブルの素になりそうです。結論から申し上げると、監督に相談しないほうがいいでしょう。息子さんに注意した上級生の親御さんの発言を問題にするというわけですよね。こういった場合、お付き合いのルールとして、まずは注意してきたその親御さんに、お母さんからお話しするのが筋だと思います。本人を飛び越えて監督さんに相談した結果、そのことを監督さんからその方に万が一「○○さんから苦情が来た」などと伝わるとしましょう。その上級生の保護者は「なぜ、直接言わないのか?」と憤りを覚えるかと思います。仮に、お母さんが何かあって他の子どもを注意したら、その子のお母さんが自分には言わずに監督さんに「○○さんが......」と相談していたことを知ったら、どんな気持ちになるでしょうか。■イラっとするが、基本的には放っておくに限るしたがって、まずはその方にやんわり話すことをお勧めします。例えば、こんなふうに言ってみることが考えられます。「息子は悔しがりなので、すぐに泣いてしまいますが、大目に見てもらえませんか?監督からも、このままでいいと言われました」そこで、相手の方が反論してきたら「一度、一緒に監督に話しませんか?」と提案してもいいかと思います。ただし、基本的に放っておくに限ると私は思います。放っておくのは、この上級生の保護者もそうですし、干されると泣いてしまうお子さんのこともです。「泰然自若」という言葉をご存知かと思います。何事にも動じない。何かトラブルが起こっても慌てない姿勢を指します。人は皆そうありたいと思いつつ、ついついジタバタしてしまいがちだから、このような四文字熟語が生まれたのでしょう。泰然としていられないけれど、せめて「そうあろう」と心がけることは大切です。イラっとするし、「悪いのはあっちの親」と思われるかもしれませんが、そこを受け流す寛容さをぜひ身につけてください。■ミスをしたら干す指導法に疑問そのほかに、気になることが二つありました。息子さんがミスをしたからと言って干す指導法については、お母さんは何も感じられないのでしょうか?上級生の親御さんの発言云々よりも、私はそのことが気になりました。ミスすると交替させられると思うと、息子さんは思い切ったプレーができません。手を使う競技以上に、足でプレーするサッカーは「ミスのスポーツ」と言われます。トラップミス、パスミス、判断ミス。さまざまな失敗をしてこそ、「じゃあ、次はどうするか」と自分で解決法を探って、次の練習や試合に活かす。そうやって上達するのがスポーツです。このままでは息子さんは委縮して、自分で考えてサッカーをすることができなくなるのではないでしょうか?もし、監督さんと話しやすい関係性を築いているのであれば、ぜひそのことを話してみてはいかがでしょうか。■他者に意見を求める前に親としてすべきこと(写真はご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)二つめは、監督さんに相談することが多いようですが、まずはお母さんご自身の考えをまとめてみることも重要ではないでしょうか。今回、私に相談してくださったのは嬉しいのですし、他者に意見を求めることは重要です。しかし、もっと重要なのは、ご自分が母親としてどう考えるかです。短い相談文のなかからお母さんの意見や気持ちを探るのは限界があるので「いや、私は自分の意見を持ってますよ」とおっしゃるかもしれません。そうであれば、まずは最初に自分が思ったように動いてみてください。「島沢さんがこう言ったから」「監督からはこう言われた」と他者の意見を過度に尊重してしまうと、うまくいかなかったときに辛い気持ちになりますよね。子育ては難しい場面もあります。私自身、家族や、ママ友や専門家の意見、本を読んだりして乗り越えてきた気がします。少し視点を変えて、ゆったりと息子さんを見守ってみませんか。泰然自若。なかなかそうなれませんが、そうありたいと思う気持ちが大切かと思います。島沢優子(しまざわ・ゆうこ)スポーツ・教育ジャーナリスト。日本文藝家協会会員(理事推薦)1男1女の母。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』や『東洋経済オンライン』などで、スポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。主に、サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』『王者の食ノート~スポーツ栄養士虎石真弥、勝利への挑戦』など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著/いずれも小学館)ブラック部活の問題を提起した『部活があぶない』(講談社現代新書)、錦織圭を育てたコーチの育成術を記した『戦略脳を育てるテニス・グランドスラムへの翼』(柏井正樹著/大修館書店)など企画構成も担当。指導者や保護者向けの講演も多い。最新刊は『世界を獲るノートアスリートのインテリジェンス』(カンゼン)。
2021年10月20日生理中にイライラすることが多かった女性。周りの人に八つ当たりをしてしまう自分が嫌だったそうです。そんななか、生理中のイライラとうまく付き合う方法を見つけたというお話です。 生理中は体調が悪くなり、いつもと同じように生活できずに精神的に不安定になる私。イライラして周りの人に当たってしまい、後悔したことが無数にあります。生理時の自分の感情をコントロールできず困っていた私が、生理とうまく付き合うために必要なものに気付きました。生理であることを受け止め、イライラを軽減するために私がおこなったことをお伝えします。 生理中のイライラがひどい私は生理中に普段より体が思うように動かせないことや、周りからはなかなか理解されない体調の悪さで、精神的に不安定になっていました。 さらに、生理中はイライラすることが多く、家族や身近な人に当たってしまうことも……。それが原因で言葉がきつくなり、同僚に仕事のミスを指摘することでストレスを発散させていました。自分でも「人を傷つけている」という自覚があり、そんな自分を何とかしたいと思っていました。 生理について知ることでイライラ対策!?生理中の心の状態を何とかしたいと思った私がしたことは、生理のメカニズムとホルモンの勉強です。女性の体について本を読んだり、産婦人科で開催されていた女性ホルモンの講座を受けたりしました。 そして、生理前や生理中は女性ホルモンのバランスが影響し、精神的に不安定になるメカニズムを知ったのです。専門家に頼り、知識を身につけることの大切さを感じました。生理中にイライラしてしまうのは当たり前のことだとわかり、気持ちはラクになりました。 当たり前を受け入れる余裕「精神的に不安定になるのはホルモンバランスの影響を受けているから」と理解できてからは、生理中にイライラするのは当たり前のことなんだと納得しました。 それまでの私は、「女性ならみんな生理を乗り越えて普段通りにふるまうのに、感情をコントロールできない自分はダメだ」と自分を責める気持ちがありました。ですが、女性の体のメカニズムを知ったことで、当たり前の現象だと受け入れられるように。原因を知って受け入れることで、初めて自分の感情に余裕が生まれたのです。 私は生理中にできないことばかりに意識が向き、精神的に不安定になっていました。そのせいでイライラしたり、人にあたってしまったりして後悔したことも。しかし、女性ホルモンが感情にも影響していることを知ったことで、心にゆとりができました。これからは生理という現象と自分の感情の変化を受け入れ、気持ちをラクにして生活していきたいです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:三宅ちよこ
2021年09月16日更年期症状の代表的な症状として“イライラ”がありますが、なかには、あまりイライラしない人もいるそうです。同年代なのに、いつもイライラ怒っている人とそうでない人は、どこに差があるのでしょうか。産婦人科医の駒形依子先生に聞きました。イライラには2種類ある駒形先生のクリニックにも、イライラに悩む40代、50代女性の患者さんが多く訪れるそうです。「イライラの原因は大きく分けると自分の思いどおりに事が運ばないときに生じる“ 精神的イライラ ”と、自分の意思とはまったく関係なく生じる“ ホルモンバランス的イライラ ”があります。両者が合わさっていることも多いです。40代、50代女性の場合は、夫や子どもとの人間関係がうまくいかない、親の介護をどうするべきか、といったことでイライラしてしまうことが多いようです。これは “ 精神的イライラ ” ですね。一方、“ ホルモンバランス的イライラ”は本人の意思とはまったく関係なく、本当にささいなことでイライラするのが特徴です。これまでは我慢できなかったことが我慢できなくなるのが更年期なのです」(駒形先生)。女性ホルモンの影響で我慢できなくなるホルモンバランスが崩れると、どうしてイライラするのでしょうか。「セロトニンの生成に関わる女性ホルモン(エストロゲン)の減少により、セロトニンが不足し、感情がコントロールできずにイライラするようになります。 また、社会や家庭でのさまざまなストレスにより、自律神経のバランスが崩れることも要因となります。さらに、更年期になると子宮の機能が落ちて下半身への血流が減り、上半身に集中することで頭に血が上りやすくなります。頭がいつもカッカして、ちょっとしたことでもイライラしやすい状態になります」(駒形先生)。我慢強い性格の人ほどイライラが爆発しやすいしかし、同じように更年期を迎えている女性でも、イライラばかりしている人と、そうでもない人がいるような気がします。「イライラという怒りの感情は、突然湧き出るものではなく、長年の我慢の蓄積が原因であることも多いのです。例えば、家族が食べたものをさげないということが嫌だった場合。若いときは“まあいいか”と見過ごせたり、我慢したりしてきたとします。でも、更年期になるとホルモンバランスが崩れて感情のコントロールがうまくいかなったり、頭に血が上っていたりしていて我慢できなくなるのです。ですから、 イライラばかりしている人と、そうでもない人との違いは、我慢してきたか、してこなかったかということです。 自分が思っていること、意見を小出しにしてコミュニケーションを周囲と取ってきた人は感情を爆発させるリスクは低いでしょう。もし、自分はずっと嫌なことを我慢してきたという人は、自分の思っていることを周囲に伝えてみてほしいと思います」(駒形先生)。まとめ駒形先生のクリニックでは、自分のイライラで悩んでいる患者さんには、血の巡りを良くして頭をクールダウンする漢方薬を服用しながら、イライラの原因を解決する方法を考えてみるようにアドバイスするそうです。自分はなぜイライラするのか、どうすればその原因を解決できるのか、見つめ直すことが有効とのことです。取材・文/mido(49歳)ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重あごが悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。★ウーマンカレンダー更年期のお悩み記事関連記事:★更年期の運動不足はマジやばい!不調の原因は筋力低下だった【医師監修】★更年期症状を乗り切りたい!身近なものでできるホットフラッシュ対策4つ【体験談】著者/監修/駒形 依子 先生東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力~女医が教える「人には聞けない不調」の治し方(KADOKAWA)』。
2021年09月12日