本日7月3日は我らが大スター、トム・クルーズのなんと55回目の誕生日!そこで、主演を務める『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』から、今回も自ら身体をはったアクションを完璧にこなす、トムに注目した特別映像が到着した。本作は、ユニバーサル・スタジオが贈る超巨大プロジェクト「ダーク・ユニバース」の第1弾。“ミイラ”というキャラクターの原型となる『ミイラ再生』(’32)を新たに生まれ変わらせた本作は、トムを主演に、ソフィア・ブテラ、アナベル・ウォーリスら注目俳優たちを迎え、古代エジプトの神話に封印された邪悪なる“王女”の復活の物語を壮大なスケールで描き出す。今回到着した映像内で、「アクション満載でスリルを味わえる。ワイルドで激しくて奇抜で自由な映画だ」と、トム自ら語る本作。全編を通して、ド迫力のアクションが次々と繰り広げられることも見どころの1つとなっている。“スタントは自らこなす”をモットーとするトムの映画作りに対する真摯な姿勢に、アレックス・カーツマン監督は「トム・クルーズが主演すれば、すべてが変わる」とコメント。また、共演者たちも、「刺激になるよ。トムは妥協しないんだ」(コートニー・B・ヴァンス)、「彼の情熱とやる気と意志が私たちを導く」(アナベル・ウォーリス)、「子どものころの夢がかなったね。トムが見る映画を作るんだ」(ジェイク・ジョンソン)と惜しみない称賛を贈っている。さらに、「リアリティを追求する」トムの姿勢とスタント能力を各スタッフたちも絶賛!その中でも、本物の機体を使用して撮影された“無重力アクション”は、本作の中で最も重要なシーンであり、このアイディアはトムから生まれたという。「みんなが誇れるような上質な作品にできれば幸せだ」と語るトムだが、映像の最後には、崖から転げ落ちるシーンに挑みながら、なんと空中で3度もカメラを意識して見るという驚異の役者魂を披露。長いキャリアを積み、名実ともに世界的スーパースターでありながらも、映画に対する情熱、飽くなき探求はとどまるところを知らず、トムのエンターテイナーとしての真髄が垣間見られる映像となっている。日本公開に先駆け6月9日より全米を含む63か国/地域で公開を迎えた本作は、全世界で約1億7,300万ドル(約191億円 ※6月11日現在)を売り上げ、トム史上最高の全世界オープニング記録を樹立したばかり。本作の後にも、トムと『オール・ユー・ニード・イズ・キル』のダグ・リーマン監督が再びタッグを組む『BARRY SEAL』(原題)の公開が控えており、2017年は2本の主演作が公開される。さらに、『トップガン』続編『Top Gun:Maverick』(原題)、『ミッション:インポッシブル』シリーズ最新作など、すでに話題となっている作品も公開決定しており、55歳を迎えたトムの快進撃は、まだまだ続くはずだ。『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』は7月28日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年07月03日(写真:INSTARimages/アフロ) 映画『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』のミカエル・ブルムクヴィスト役や『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』の“コバルト”役などで知られるスウェーデン人俳優、ミカエル・ニクヴィストが27日、肺がんで死去した。56歳だった。 代理人が発表した声明によると、ニクヴィストは長年肺がんを患っており、闘病の末に家族に見守られながら静かに息を引き取ったという。「ミカエルの喜びと情熱は、彼を知り、愛していた人たちにすぐ伝わったものでした。彼の魅力とカリスマ性は抗いがたく、彼の芸術に対する愛情は、彼と共に働くことに喜びを見出していた人全てが感じていたでしょう」と声明は続いている。 ニクヴィストは1960年、スウェーデン・ストックホルムに誕生。20代からテレビシリーズなどに出演し始め、2000年の『エヴァとステファンとすてきな家族』で広くその名を知られるようになる。2009年からはスウェーデン人作家スティーグ・ラーソンのベストセラー小説『ミレニアム』三部作の映画化作品に主演。世界的に高い評価を得て、ダニエル・クレイグが同役を務めるハリウッド版も作られた。その後は『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』『ジョン・ウィック』といったアメリカ作品からも引く手あまたに。スウェーデンを代表する俳優の1人だった。
2017年06月28日『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で初登場し、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に本格参戦したスパイダーマンが、アイアンマンに認められる真のヒーローを目指す『スパイダーマン:ホームカミング』。このほど、主人公ピーター・パーカー/スパイダーマンを演じるトム・ホランドの日本語吹き替え版声優を、『シビル・ウォー』に引き続き、榎木淳弥が演じることが決定。さらに先日、待望の声優復帰を発表した藤原啓治が、お馴染みトニー・スターク/アイアンマンとして映画作品に復帰。日本語吹き替え声優陣による予告編も公開された。一人前のヒーロー気取りの15歳の高校生がスパイダーマンとなり、アイアンマンに導かれて真のヒーローになっていく成長と奮闘が描かれる本作。果たして、スパイダーマンはアイアンマンに認められ、最強チーム「アベンジャーズ」の一員になれるのか!?とはいえ、その素顔は、ヒーローに憧れながらも宿題や部活や恋愛に奮闘する、どこにでもいる15歳…。超ド級スケールのアクション映画と青春真っ只中のハイスクール・ムービーの2つの魅力を備えた新しいスパイダーマンが、この夏、日本を席巻する。トム・ホランドの声を再び務める榎木さんは、「活撃 刀剣乱舞」「カードファイト!!ヴァンガードG」などのアニメで知られる注目の若手声優。そのトム・ホランドといえば、スタジオジブリ作品『借りぐらしのアリエッティ』で神木隆之介が演じた青年・翔の英国版の吹き替えとしてデビューした後、『インポッシブル』、さらに『白鯨との闘い』などで確かな演技力を発揮し、英国アカデミー賞ライジングスター賞を受賞した新進気鋭の英国俳優だ。そして、ピーター・パーカー/スパイダーマンのヒーローの師匠となるロバート・ダウニーJr.が演じるトニー・スターク/アイアンマンは、もちろん藤原さん。これまで『アイアンマン』シリーズ、『アベンジャーズ』シリーズなどでトニー・スタークを演じてきた藤原さんは、本作が映画としての声優復帰第1作目となる。さらにマイケル・キートンが演じる、本作最大の敵となるバルチャー役には、「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」のラスタル・エリオン役で知られる大川透。ジョン・ファヴロー演じるトニー・スタークの秘書ハッピー・ホーガン役には『アイアンマン』シリーズで同役を演じ続け、「銀魂」村田鉄矢役でも知られる大西健晴。ジェイコブ・バタロン演じるピーターの親友ネッド役には俳優、声優、お笑い芸人とマルチに活動する吉田ウーロン太。本作のヒロイン、人気歌手ゼンデイヤが演じるミシェル役には、TVシリーズ「シェキラ!」から現在放送中の「ティーン・スパイ K.C.」まで、ゼンデイヤの声を演じてきた真壁かずみが決定。マリサ・トメイが演じるメイおばさん役は、ナオミ・ワッツなどの吹き替えでも知られる安藤麻吹が、『シビル・ウォー』に続き演じている。また、学校一の美少女リズの声を担当するのは、人気子役から成長を遂げ、いまや「キラキラ☆プリキュアアラモード」の宇佐美いちか/キュアホイップ役でも知られる美山加恋。キャプテン・アメリカ役には、『キャプテン・アメリカ』シリーズ、『アベンジャーズ』シリーズで同役を演じてきた中村悠一が務める。これ以上ないほど豪華な声優陣が集結した本作。榎木さんは、「こうして引き続き吹き替えを担当させていただけるというのは本当に嬉しいですし、とてもありがたいこと」とコメント。「トム・ホランドさんの表現はとてもストレートでありながらも、動きや喋りが本当に多彩で、見ている人を飽きさせない素晴らしい俳優さんだと感じたので、ピーターを演じる際に瑞々しさを表現出来るように意識しました」と役作りに言及し、「本作ではピーターがスパイダーマンに、そして本当のヒーローへと成長していく姿を楽しんでいただけたら嬉しい」と期待を込めている。また、藤原さんは「彼(トニー・スターク/アイアンマン)の魅力は多面性ですね。シーンによって多彩な表情を見せてくれるところが。ですので、再び、演じられて嬉しいに決まってるよー!ウソじゃないよー!今回は師匠としての部分もですけど、父親的な役回りもあると思います。これまでのトニーには皆無な部分ですから、そこは楽しんで演じました」と、その喜びを激白。日本語吹き替え版を楽しみにしているファンに、「楽しみにし続けることを強く望むものである」とコメントを寄せている。『スパイダーマン:ホームカミング』は8月11日(金・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スパイダーマン:ホームカミング 2017年8月11日より全国にて公開(C) Marvel Studios 2016. (C) 2016 CTMG. All Rights Reserved.
2017年06月28日ミイラというキャラクターの原型である作品『ミイラ再生』(1932年)を新しく生まれ変わらせた、トム・クルーズ主演『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』。この度、本作の日本語吹き替えキャストとして、主人公演じるトム・クルーズをお馴染み森川智之が演じるほか、沢城みゆき、山路和弘、中村悠一、高岡瓶々、鈴木達央といった豪華声優陣の出演が決定した。灼熱の太陽が降り注ぐ現代の中東で、米軍関係者のニック(トム・クルーズ)と考古学者のジェニー(アナベル・ウォーリス)は謎の地下空洞に隠された巨大な棺を発見。調査のため棺を輸送するが、想定外の事態により飛行機は墜落。即死であったはずのニックが次に目を覚ますと、無傷で遺体安置所に横たえられていた。混乱するニックはジェニーを連れ、棺の行方を捜すためにその場を後にする。ニックが目を覚ましたその頃、飛行機が墜落したロンドン郊外では、かつてファラオから裏切られ、復讐のために邪悪なモンスターと化し、棺に封印されていた古代エジプト王女アマネット(ソフィア・ブテラ)が現代に蘇り、5000年の時を経て人類への復讐をはじめようとしていた――。本作は、『魔人ドラキュラ』や『フランケンシュタイン』など、世界中の人々を魅了し続けてきたモンスター映画を、次世代向けにリメイク・シリーズ化するユニバーサル・スタジオの超巨大プロジェクト「ダーク・ユニバース」の第1弾。ハリウッドきっての大スターであるトムを主演に迎え、中東の広大な砂漠や現在のロンドンに隠された地下迷宮を舞台に、古代エジプトの神話に封印された邪悪なる“王女”の復活の物語を描くアクション・アドベンチャー超大作だ。そして今回、本作の日本語版吹き替えキャストが決定。トム演じる主人公・ニック役には、『オール・ユー・ニード・イズ・キル』や『ミッション:インポッシブル』シリーズなどで長年トムの吹き替えを担当してきた森川さん。しかし、今回のトムはこれまでのアクション・ヒーロー像とは一味違い、最強の暗殺能力もスパイ技術も持ち合わせていない“普通の人”という新たな一面を披露するうえ、神に選ばれ死から蘇る男を熱演。ヒーローらしさは残しつつ、お調子者で誰の指示も受けないアウトローという役柄を、森川さんがどう表現するのか注目だ。森川さんは、「常にチャレンジ精神旺盛なトムですから、それに負けないように強い気持ちで収録しました」とふり返り、「等身大の人間を演じることで、人間味のあるキャラクターを演じることができたと思っています。ただ、普通では終わりませんので、カッコ悪さとカッコ良さのギャップにトムの真骨頂が垣間見えると思います」と演じた感想を語った。またニックと行動を共にし、呪われた古代エジプト王女の謎に迫る考古学者のジェニー役(アナベル・ウォーリス)を、「ルパン三世」峰不二子役などアニメ作品はもちろん、「櫻井・有吉 THE夜会」「報道ステーション」などでナレーションなども担当する実力派声優の沢城さん。今後の「ダーク・ユニバース」の中核を担う存在であり、今回の物語のカギを握るジキル博士役(ラッセル・クロウ)を、舞台、ミュージカル、映画やドラマなど俳優として多方面で活躍し、声優としてもラッセルをはじめ数多くのハリウッドスターの吹き替えを務めている山路さん。ニックの相棒として金銭目的の墓荒らしを稼業とするヴェイル役(ジェイク・ジョンソン)を、「おおきく振りかぶって」「おそ松さん」といったアニメ作品、『ハンガー・ゲーム』シリーズ、「タイムレス」「マスケティアーズ パリの四銃士」など海外作品の吹き替えも務める中村さん。ニックとヴェイルの上官であり、エリート軍人のグリーンウェイ大佐役(コートニー・B・エヴァンス)を、数多くの海外映画・ドラマで吹き替えを担当する高岡さん。ジキル博士の右腕として危険な存在感を発揮しているマリク役(マーワン・ケンザリ)を、「図書館戦争」「Free!」の鈴木さんが務める。沢城さんは、「こんなに歳上の美人、私で吹き替えられるかなと不安になりましたが、同い歳という事実に衝撃が走りました」と話し、「個人的になぜか昔から惹かれる、古代エジプトを題材にした作品。ジェニーと一緒になって、世紀の大発見に一喜一憂できることがとても楽しかったです」とコメント。久しぶりのラッセルの吹き替えにわくわくしたと話す山路さんは、「ラッセル・クロウが楽しそう。トムとラッセル、2人はプライベートで仲が良いのか、絡んでるときの2人の目の奥が楽しそう」とマニアックなおすすめポイントを披露。中村さんは、「私自身、幼少期から大好きなトム・クルーズ主演作ということで気持ちも昂ります。今回はトム演じるニックの相棒役ですので、トムの隣に立っているような気持ちで挑ませていただきます」と語り、本作については「高いエンタメ性を併せ持っているので、どんな方でもきっと楽しんでいただけるのでは」とコメント。高岡さんは、「古代エジプト・ファラオ・王女の復讐など…とてもワクワクする面白い作品であり、参加できたことを嬉しく思います」と喜び、鈴木さんは「ミイラという個人的に好きな題材ということもあり、凄く楽しみにしていました。一視聴者として、完成を見るのが楽しみです」と語っている。『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』は7月28日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年06月23日ジョニー・デップが13度目の来日を果たし、盛り上がりを見せる『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』。すでに全米はじめ世界38の国と地域で初登場NO.1の大ヒットスタートを切っている本作は、7月1日(土)の日本公開が待ち遠しいところ。また、主演にエマ・ワトソンを迎え、ディズニー・アニメーションの不朽の名作を現代的な要素も交えて実写映画化した『美女と野獣』は、7週連続国内ランキング1位を獲得、累計興収100億円を突破する記録的大ヒットとなっている。『アナと雪の女王』『ズートピア』『モアナと伝説の海』といったアニメーションのみならず、次々と話題作、大ヒット作を生み続けるディズニー映画をふり返ってみた。■『シンデレラ』憧れのストーリーを見事に再現誰もが知る不朽の名作アニメーションの実写化といえば、記憶に新しいのが『シンデレラ』。アニメのストーリーとキャラクターを忠実に再現しながらも、アニメでは描かれなかったシンデレラと亡き両親の物語や、王子と王の親子愛などのエピソードが加わった人間ドラマも注目を集めた。リリー・ジェームズ演じるヒロインのエラ/シンデレラが舞踏会に着ていくドレスの色は、アニメと同じ鮮やかなブルー。女の子なら誰もが憧れるシンデレラストーリーを見事に再現しつつ、勇気と優しさを持って自ら行動する新しいシンデレラを描いて高い評価を得た。監督は、俳優として『ダンケルク』『オリエント急行殺人事件』などに出演し、『マイティ・ソー』などを手がけたケネス・ブラナー。衣装デザインは『恋におちたシェイクスピア』のサンディ・パウエル、プロダクョン・デザインは『スウィーニー・トッドフリート街の悪魔の理髪師』のダンテ・フェレッティが手掛け、豪華な衣装やロマンチックな舞踏会のシーンを存分に堪能できる作品。■『イントゥ・ザ・ウッズ』豪華キャスト競演が話題に「シンデレラ」をはじめ「赤ずきん」「ラプンツェル」「ジャックと豆の木」など、有名なおとぎ話のハッピーエンドの“その後”を描いたのが『イントゥ・ザ・ウッズ』。スティーヴン・ソンドハイムの同タイトルのブロードウェイ・ミュージカルを原作に、『シカゴ』や『NINE』、『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』のロブ・マーシャルが監督を務めた。オスカー常連のメリル・ストリープ、ジョニー・デップ、エミリー・ブラント、クリス・パインらハリウッドで活躍する豪華なキャストに加え、トニー賞ノミネートのアナ・ケンドリック、トニー賞主演男優賞受賞のジェームズ・コーデンなど、ブロードウェイでの経験も豊富な俳優も多く出演し、彼らが魅せる圧巻の歌声と臨場感も楽しめる。■『トゥモローランド』ウォルト・ディズニーが未来へ託した夢ディズニー/ピクサーの『Mr.インクレディブル』や『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』のブラッド・バード監督とジョージ・クルーニーのタッグで話題となった作品。ウォルト・ディズニーが未来へ託した夢を記した資料を基に制作され、全てが可能になる世界“トゥモローランド”の謎をめぐる冒険が描かれている。爽快なスリルを味わえ、パラレルワールドを巡る疑問が不可思議なまま終わる本作は、何度も見返したくなる。ディズニー映画初出演となったジョージと共演を果たした、若手女優のブリット・ロバートソン、新星美少女ラフィー・キャシディも大きな注目を集めた。■『アリス・イン・ワンダーランド』ティム・バートン×ジョニー・デップの名コンビ児童小説家ルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」と、その続編「鏡の国のアリス」のヒロインであるアリスの新たな冒険を描いたファンタジー。ティム・バートン監督とジョニー・デップの7度目のコンビも話題となった。主人公は、美しく成長した19歳のアリス(ミア・ワシコウスカ)だが、国を支配する残忍な赤の女王(ヘレナ・ボナム =カーター)を倒すため、運命をかけた戦いに巻き込まれていく。自分が何者か見いだせず悩んでいた少女の成長物語であり、バートン監督らしい美しくも奇妙な世界観、そして個性的すぎるキャラクターたちが人気となり、日本で興行収入118億円超えの大ヒットに。■『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』記念すべきシリーズ1作目これまでの全4作の累計世界興収が37億ドルを超える『パイレーツ・オブ・カリビアン』の記念すべき1作目。2003年に公開された。孤高の海賊ジャック・スパロウをユーモアたっぷりに好演したジョニー・デップはアカデミー賞主演男優賞にもノミネートされ、自身の代名詞となるキャラクターとなった。冷酷な海賊バルボッサ(ジェフリー・ラッシュ)、総督の娘・エリザベス(キーラ・ナイトレイ)、エリザベス救出のためジャックの相棒になったウィル(オーランド・ブルーム)たちはその後の作品にも登場し、合わせて人気キャラに。もちろん最新作『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』にも出演する。これらの作品はすべてdTVで配信中というから、復習もかねてチェックしてみては?『パイレーツ・オブ・カリビアン』過去全作は7月28日(金)まで見放題サービスで期間限定独占配信。『シンデレラ』『イントゥ・ザ・ウッズ』『トゥモローランド』は7月31日(月)まで配信中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊 2017年7月1日より全国にて公開(C) 2017 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved
2017年06月21日小田急電鉄株式会社と一般社団法人新宿観光振興協会と共同で、東京都庁舎に隣接する「新宿中央公園」(水の広場)にて、映画を観ながら憩いのひとときを楽しめる「Screen@Shinjuku Central Park 2017」が、7月26日(水)より開催されることが決定した。「Screen@Shinjuku Central Park 2017」は、新宿中央公園パークアップ共同体主催の「水と緑のEvening Bar!!!2017」(7月19日~9月22日開催)の実施期間中に、新宿高層ビル群の中に位置する同園内に、約縦5m×横11mのスクリーンを設置し、公園の緑の中で高層ビルの夜景を背景に映画を鑑賞しながら、お酒や食事を楽しめるもの。昨年度から開催されているこの企画。今年の第1弾企画は、7月26日(水)~29日(土)の4日間で開催。26日(水)には『ミッション:インポッシブル』シリーズの4作目で2011年公開の『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』を上映し、『ゴーストバスターズ』(27日)、『フラガール』(28日)、『ミニオンズ』(29日)と往年の名作や大ヒットした作品がラインナップされている。なお、映画は全日19時より上映、観覧は無料となっており、生ビールなどのアルコール類や各種燻製、串焼きなど、キッチンカーにて販売も。詳しくは公式Webサイトで確認してみて。「Screen@Shinjuku Central Park 2017」は7月26日(水)~10月中旬(予定)まで新宿中央公園にて開催。(cinemacafe.net)
2017年06月17日アイドルグループ・V6の岡田准一主演の映画『関ヶ原』(8月26日公開)の本ビジュアルが6日、公式サイトで公開された。同作は司馬遼太郎の同名小説を実写化。戦国時代に終止符を打った"関ヶ原の戦い"で石田三成(岡田)はなぜ徳川家康(役所広司)に負けたのか、封印された真実をひもとく。三成と淡い恋を育む伊賀忍び・初芽を有村架純が演じ、原田眞人監督がメガホンをとる。本ビジュアルでは、鉄砲隊や騎馬隊が入り乱れる戦火に「『愛』と『野望』、激突!」というコピーが掲載される。岡田演じる石田三成が甲冑を身に纏った凛々しい姿を見せ、役所演じる徳川家康や、有村演じる忍びの初芽、東出昌大演じる小早川秀秋らが一堂に会した。同作の映画化を25年にわたり熱望し続けた原田監督は、「『関ヶ原』は司馬遼太郎合戦文学の傑作です。映画化ミッション・インポッシブルの世界でもあります」と語る。「しかし、天下悉く利に走るとき、理念をもって流れと逆しまに走った男たち女たちの合戦を映像化するのは、この混迷と理不尽の時代を生き抜くための『正義』であると、サンチョ・パンサを従えたドンキホーテのように老骨背筋を伸ばして考えました」と、このタイミングでの映画化について理由を明かした。原田監督はさらに「正義とは一言で言えば、人間の価値です。石田三成のテーマ『大一大万大吉』とは人類として、個人として、人間として生きるための指針なのです」と、作品のテーマを提示。「三成は『今』を生きています。それが波乱万丈戦国絵巻の気と心です。演技合戦、合戦映像、合戦音楽、すべて勇壮超一級。大画面大音響で、存分に斬り結ばれよ!」とコメントを寄せた。
2017年06月06日岡田准一、有村架純、役所広司ら豪華キャストで、司馬遼太郎の傑作歴史小説を実写映画化する『関ヶ原』。メガホンをとった原田眞人が構想25年の末に映画化を実現した本作から、迫力の本ビジュアルが公式サイトにて公開された。豊臣秀吉が命じた「朝鮮出兵」をきっかけに対立を深めていった「官僚派」の代表格・石田三成と「武断派」の武将たち。やがて、三成率いる「西軍」と家康率いる「東軍」に分かれた彼らは、関ヶ原で激突。1600年9月15日、関ヶ原を主戦場に“天下分け目”の合戦が始まった――。このたび、公開された本ビジュアルは、鉄砲隊や騎馬隊が入り乱れる戦火の中、“「愛」と「野望」、激突!”のコピーとともに、これから始まる一世一代の戦を前に、甲冑を身に纏い真剣な眼差しをうかべる岡田さん演じる石田三成と、役所さん演じる徳川家康を中心とする世紀の合戦「関ヶ原」へと挑んだ者たちが一同に介した豪華なもの。また、本ビジュアル解禁と共に、25年もの長きにわたり「関ヶ原」の映画化を熱望し続けた原田監督からもコメントが到着。「『関ヶ原』は司馬遼太郎合戦文学の傑作です。映画化ミッション・インポッシブルの世界でもあります。しかし、天下悉(ことごと)く利に走るとき、理念をもって流れと逆しまに走った男たち女たちの合戦を映像化するのは、この混迷と理不尽の時代を生き抜くための『正義』であると、サンチョパンサを従えたドンキホーテのように老骨背筋を伸ばして考えました」と、自らの決意を語る。「正義とはひと言で言えば、人間の価値です。石田三成のテーマ“大一大万大吉”とは人類として、個人として、人間として生きるための指針なのです。三成は“いま”を生きています。それが波乱万丈戦国絵巻の気と心です。演技合戦、合戦映像、合戦音楽、すべて勇壮超一級。大画面大音響で、存分に斬り結ばれよ!」と語り、本作に対する想いを寄せている。昨夏8月中旬から2か月半行われた撮影では、京都・東本願寺、彦根城など各地の名だたる国宝級・歴史的建造物でロケを敢行。合戦シーンは、エキストラ総数3,000人規模、延べ400頭にもおよぶ騎馬や鉄砲隊が入り乱れる、大迫力の映像となったという。これまで語られてきた「関ヶ原の戦い」を新しい解釈で描く本作は、三成を「正義を信じ、愛を貫く純粋すぎる武将」として中心に据え、家康を「野望に燃え、天下取りを目論む武将」として対極に置き、関ヶ原の命運を握る小早川秀秋(東出昌大)もこれまでのイメージとはまったく違う「義を貫こうとする武将」として描いていく。さらに、忍び・初芽(有村架純)や蛇白(伊藤歩)、北政所(キムラ緑子)など女性たちも戦いの命運を握る重要な役どころとして、物語に深みをもたらす本作。史上最大の合戦に向かう武将たちと、女性たち、それぞれの“未来に込めた想い”が関ヶ原で交錯する。『関ヶ原』は8月26日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年06月06日スペインのアカデミー賞として名高いゴヤ賞にて、本年度最多9部門受賞の話題作『怪物はささやく』が6月9日(金)より公開される。この度、本作の主人公を務めたルイス・マクドゥーガルにフォーカスを当て、彼の貴重なオーディション映像も収められた特別映像がシネマカフェに到着した。12歳の少年コナーは、難しい病を抱えた母親と2人で裏窓から教会の墓地がみえる家に住み、毎夜悪夢にうなされていた。ある夜、コナーのもとに怪物がやって来て告げる。「いまから、私はお前に3つの“真実の物語”を話す。4つ目の物語は、お前が話せ」。しかも怪物は、コナーが隠している“真実”を語れと迫るのだ。頑なに拒むコナー。 しかし、コナーの抵抗など意にも介さず、その日を境に夜ごと怪物は現れ物語の幕が上がるのだが――。原作は、英国史上初のカーネギー賞とケイト・グリーナウェイ賞のW受賞をいう快挙を果たした同名小説。真夜中に現れ意外な結末の物語を語る怪物と、心の奥に秘密を隠した少年の奇妙な駆け引きの行方に魅了された『パンズ・ラビリンス』のプロデューサーが、『永遠のこどもたち』『インポッシブル』のJ.A.バヨナを監督に起用し映画化。昨年のスペイン年間映画興収No.1という大ヒットを記録した珠玉のダークファンタジー作品だ。フェリシティ・ジョーンズ、シガニー・ウィーバー、リーアム・ニーソンら豪華キャストたちが出演する中、本作の主人公・コナーを演じたのは、スコットランド出身で『PAN ~ネバ ーランド、夢のはじまり~』のニブス役で映画デビュー、本作が映画出演2作目となる新星、ルイス。6月5日に15歳の誕生日を迎えたばかりの彼は、今回1,000人以上の中からオーディションでこの主役の座を射止めたシンデレラボーイだ。到着した映像では、監督・キャスト陣がそれぞれルイスについて語っている。オーディションで大勢の子役を見たと言うJ.A.バヨナ監督は、「ルイスがほかの子と違ったのは、自分が何者なのか模索しているところだった。そのもがきはコナーのものと似ていたんだよ」と話す。また、祖母役を務めたシガニーは、「すごく才能がある」と絶賛し、母親役を演じたフェリシティも「言い表せないほどよ!まさにプロだわ。ルイスはすごく真剣なの。物語を深く理解し役になりきっている」とコメント。さらに、モーションキャプチャーで怪物を演じたリーアムは、「勢いがある役者だ。強い存在感を放っている。芝居もやりやすくて楽しかったよ」と撮影をふり返った。本作では、難しい病を抱えた母親を持つ孤独なコナーを演じたルイスだが、実生活でも11歳のときに病気で母親を亡くした経験を持ち、あるインタビューでは、「その経験があったからこそ、コナーの感情を十分に理解できたし彼の行動にも共感できたんだ」と答えている。共演陣から絶賛の声を浴びるルイス。役者としてこれから大きく成長していく彼に今後も注目だ。『怪物はささやく』は6月9日(金)よりTOHOシネマズみゆき座ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:怪物はささやく 2017年6月9日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開(C) 2016 APACHES ENTERTAINMENT, SL; TELECINCO CINEMA, SAU; A MONSTER CALLS, AIE; PELICULAS LA TRINI, SLU.All rights reserved.
2017年06月05日部活のノリで街を救う高校生がスパイダーマンとなり、アイアンマンに導かれて真のヒーローになっていく『スパイダーマン:ホームカミング』。いま、本作で新スパイダーマンこと主人公ピーター・パーカーを演じるトム・ホランドの驚異の身体能力が、大きな注目を集めている。マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に本格参戦し、スパイダーマンとアイアンマンとの競演でも話題となっている本作。主人公ピーター・パーカー/スパイダーマン役を演じるのは、英国アカデミー賞でライジングスター賞を受賞した新進気鋭の英国俳優、トム・ホランド。『リトル・ダンサー』のミュージカル版「ビリー・エリオット ミュージカルライブ/リトル・ダンサー」で2008年から2010年まで主演を務め、スタジオジブリ作品『借りぐらしのアリエッティ』(’11)で神木隆之介が演じた青年・翔の英国版の吹き替え声優として映画デビュー。ナオミ・ワッツ、ユアン・マクレガーと共演した『インポッシブル』で一躍注目を集め、クリス・ヘムズワース主演『白鯨との闘い』などでも確かな演技力を披露した。スパイダーマンの生みの親スタン・リーには、「トム・ホランドはスパイダーマンの役をやるために生まれてきた」と言わしめるほどの逸材。そんな彼のスパイダーマンばりの身体能力が、いま注目の的だ。先日、出演した米国の超人気番組「リップシンクバトル」では、リアーナの「アンブレラ」を本気の“口パク”&ダンスパフォーマンスで披露!その驚異的なポテンシャルの高さに世界中のファンたちが熱狂し、あの日本を代表する歌姫・宇多田ヒカルも、放送後に公式Twitter上で「The best part of my day so far:discovering Arthur Russell’s album "Another Thought" and Tom Holland’s rendition of "Umbrella"(本日のハイライト:アーサー・ラッセルのアルバム『アナザー・ソート』を発見&トム・ホランドによる『アンブレラ』の演出)」とつぶやくなど、その注目度は日に日に増すばかり。実際の撮影現場でも、ジョン・ワッツ監督がスタントの多くをトム自身にやってもらったと語っており、トムは撮影に向けさまざまなトレーニングを積んだという。「毎日できる限りたくさん腹筋をしたんだ。そのおかげで、ワイヤーからぶら下がっているときもバランスをうまく保つことができたよ。体操選手は信じられないくらい強い体幹を持っているけれど、それは何か失敗をして頭から落下しても、身体がきゅっと締まって怪我をしないためなんだ。だから僕も体幹を鍛えたんだ」と語っている。「でも今回一番役に立ったトレーニングは、ボクシングだった」とトム。「ボクシングのおかげで、朝から晩まで元気でいられる体力をつけることができたんだ。1日15、16時間撮影する日もあったからね。ボクシングが土台になっているんだ」と語る一方で、短期間で贅肉を落とすEMS(電気による筋肉刺激/Electrical Muscle Stimulation)なども取り入れるなど、肉体づくりにはかなり気を使っていた様子だ。6月1日に21歳の誕生日を迎えたトム。彼の公式インスタグラムには、肉体美を作る姿やアクロバティック映像が数多く投稿されており、劇中でもどんなアクションを披露しているのか、いまから気にならずにいられない。『スパイダーマン:ホームカミング』は8月11日(金・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スパイダーマン:ホームカミング 2017年8月11日より全国にて公開(C) Marvel Studios 2016. (C) 2016 CTMG. All Rights Reserved.
2017年06月04日突然の年金打ち切りにより絶望にくれた平均年齢80歳以上のジーサンたちが、どん底から這い上がるため、生まれて初めて銀行強盗という命がけの大勝負に出る痛快コメディ『ジーサンズ はじめての強盗』。本作に登場するのは、モーガン・フリーマン、マイケル・ケイン、アラン・アーキンという全員アカデミー賞俳優のレジェンドたち。そんな中、彼らが銀行強盗の“予行演習”に挑む本編シーンがシネマカフェに到着した。年金が突然打ち切られ、40年以上も真面目にコツコツと働いた会社から見放された挙句、銀行からも冷たくされたジーサンたち、ウィリー、ジョー、アル。 彼らが思いついたのは、なんと銀行強盗だった!?平均年齢80オーバーのジーサンズが銀行強盗をするなんて、どう考えてもひと筋縄ではいかなそう。何事も基礎が大切、とばかりに、彼らは“強盗のリハーサル”を行うことに。今回到着したのは、そんなジーサンたちが銀行強盗の予行練習として行った万引きがバレ、命からがら逃亡するシーンの本編映像。銀行を襲う前に、予行演習としてスーパーで万引きを目論むジーサンズ。真面目に働き、つつましい生活を送ってきた彼らの“初万引き”は、商品は落とすわ、監視カメラにもハッキリと映るわで、モロバレ状態。コミカルな行動が満載のこのシーンについて、ウィリー役のフリーマンは「いちばん大変だったのは、ズボンの中にローストポークを隠そうとしたときだな。あと、シャツの中に卵を1ダース隠して駐車場を走り回るというのもあったな」と、楽しそうにふり返って語る。しかし、逃走のため、車で待たせていたはずのアル(アラン・アーキン)がいつの間にかいなくなり、警備員に追い詰められたジョーはとっさに老婆から電動車いすを奪い、車道へ!“盗んだバイク(!?)で走り出した”ジョー役のケインは、このシーンについて「あれは古典的でちょっとスローなカーチェイスさ」と笑う。電動車いすの前カゴにすっぽりとはまり、“ET”さながらのフリーマンはすっかりその場所がお気に入りになってしまったよう。「モーガンはほぼ1日中、あのカゴの中で過ごしていました」 と明かすのはザック・ブラフ監督だ。「撮影の合い間、トレーラーに引っ込む人は誰もいませんでしたよ。マイケルは車のスタントもかなりの部分を自分でこなしました。交通量のある通りでカートを操縦し、目の前に割り込んできたバスをかわしたり。あのシーンの4分の3ぐらいはスタントが必要だったんですが、彼らはその大部分を自分でやりました。3人ともやる気満々だったな」と、撮影時の3人をふり返っている。まずは手始めに万引きに挑戦してみたジーサンズ。80歳の“ミッション:インポッシブル”は“ワイスピ”ばりのチェイスシーンへ!?その華麗なる(?)逃亡劇を、映像でチェックしてみて。『ジーサンズ はじめての強盗』は6月24日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年06月03日映画『スパイダーマン』の新シリーズ『スパイダーマン:ホームカミング』が8月11日に公開される。15歳の高校生がスパイダーマンとなり、アイアンマンに導かれて真のヒーローになるまでの成長と奮闘が描く本作で新生スパイダーマン/ピーター・パーカーを演じるのは、きょう6月1日に21歳を迎えたばかりの英国俳優トム・ホランド。トムは、本作を「スパイダーマンが居るべき場所に戻ってきた作品」と表現し、また、演じるスパイダーマンに熱い思いを抱いている。マーベル・コミックの"レジェンド"にしてスパイダーマンの生みの親であるスタン・リーが「スパイダーマンの役をやるために生まれてきた」と絶賛するほどの逸材として、すでにアメコミファンや映画ファンからは熱い視線が注がれているトム。『インポッシブル』『白鯨との闘い』といった大作に出演しているだけでなく、先日全米で放送された「リップ・シンク・バトル」(口パクパフォーマンス)では、人気歌手リアーナの楽曲をキレのあるダンスと共に披露し大きな話題に。その高い身体能力は、アクションシーンが見所でもあるスパイダーマン役において、ファンの期待値をさらに底上げすることとなった。トムは、2016年に公開された『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』にも同役で登場。トムにとってこの作品でのスパイダーマン役は、『スパイダーマン:ホームカミング』出演前のリハーサルのようだったという。「『シビル・ウォー』への出演は、キャラクターの雰囲気や立ち振る舞いを明確に把握するための予行演習のようだった。『シビル・ウォー』では、彼らののぞむ方向性でのスパイダーマンを演じるという部分が大きかった。難しかったのは、その彼らの決定をもとに役を作りこむことだったんだ。でもその間ずっと素晴らしいチームが正しい方向に導いてくれたから、僕は幸運だったよ。全く一人きりということが決してなかったから、すごく感謝しているんだ」またトムは、スパイダーマンを主役に展開する本作を「スパイダーマンが居るべき場所に戻ってきた作品」と表現。「これはピーターのための映画であると同じぐらい、スパイダーマンのための映画でもあるんだ。これはスパイダーマンにとってのホームカミング、帰郷なんだ。居るべき場所に彼が戻ってきた作品なんだ」とし、「彼はもともとMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)にいるべきだった。ピーターはこの映画で大いに成長していて、最後の最後にある決断を下すことで、彼は今まで僕らが見てきた中で一番、成熟したスーパーヒーローになるとさえ言えるかもしれない」と熱弁する。本作では、スパイダーマンが憧れのアイアンマンを師匠とし、アイアンマンがつくった特製スーツを着用して活躍。そして、MCUの最強チーム「アベンジャーズ」に憧れ、彼らの一員として認められたい一心で戦いに身を投じる姿が描かれる。ヒーローとしても男としても半人前の彼が、仲間との出会いや戦いの中で"自分の居場所"を探そうとする様は、まさに"15歳のスパイダーマン"ならでは。演じるトムも「彼は最初、自分の居場所がわからずにいる。この映画は、彼がニューヨーク、世界、そして願わくばアベンジャーズの中で自分の居場所を見つけようとする姿を描いているんだ。スパイダーマンが今後どうなるかわからないけど、今回の映画と同じくらいエキサイティングな未来になったらうれしいよ」と彼に共感しつつ、今後のさらなる展開を期待している。(C)Marvel Studios 2017. (C)2017 CTMG. All Rights Reserved.
2017年06月01日ライアン・レイノルズにジェイク・ギレンホール、真田広之ら豪華キャストが集う映画『ライフ』。本作でひと際、存在感を放つ注目女優レベッカ・ファーガソンのインタビュー映像がシネマカフェに到着した。続編の公開も控える『デットプール』のレイノルズとポール・ワーニック&レット・リースの脚本チームが再タッグを組み、無重力の国際宇宙ステーション(ISS)で直面する“未知なる生命体”との恐怖と死闘を描く本作。レイノルズに加え、『オクジャ』にも参加するジェイク、そして日本が誇るハリウッド・スターの真田さんという豪華キャストが集う本作に登場するのが、トム・クルーズ製作・主演『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネーション』(’15)のヒロイン、イルサ・ファウスト役で妖艶な魅力を披露してブレイクしたレベッカ・ファーガソン。現在、『ミッション:インポッシブル』シリーズ第6弾の撮影中だが、同シリーズでヒロインが本格的に続投するのは初めて、という快挙を達成。よほどトムにも気に入られた様子だ。まさにいま大注目の女優レベッカが本作で演じるのは、CDC(疫病対策センター)からの出向でミッションに参加している検疫官のミランダ・ノース。規則に忠実で仕事熱心な彼女の責務は、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在するクルーと、地球上の全人類の安全を守ること。厳格な科学者である彼女は、火星で発見した“生命体”の大発見に心躍り、関心を示しながらも、クルーと地球が“汚染”されないよう、何重もの“隔離”対策をする。共演のレイノルズは、「彼女の役は映画中、通してずっと葛藤がある。ほかのキャストは背負わなくてもいい重荷をずっと彼女は背負っているんだ」と、レベッカが演じたキャラクターについて語る。加えて、そんな難役に挑んだレベッカについて「彼女は素晴らしいよ。知的で、エモーショナルで、スマートな女優だ。シンプルで繊細な動きや瞬間によって、出来る限りエモーショナルな方法で必要なことを伝えていくんだ。とても才能のある役者だと思う」と絶賛!届いた映像では、本作やキャラクターについて、さらに、次第に進化・成長し、高い頭脳を持つ“未知の生命体”の特性などについてレベッカが真摯に語る様子が収められている。本作は、巨匠リドリー・スコットが描いた名作SFスリラー『エイリアン』からのインスパイアも強く受けているという。シガニー・ウィーバーが同シリーズで演じていたキャラクター、エレン・リプリーと、本作でレベッカが演じる、強く聡明な宇宙飛行士ミランダをなぞらえ胸が熱くなる人も多いかもしれない。“地球を守る、強い女性”を演じて見せた、レベッカのさらなる魅力に注目していて。『ライフ』は7月8日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年05月30日リーアム・ニーソン扮する怪物と少年の“魂の契約”をめぐる物語を映画化した『怪物はささやく』。本作で、主人公の少年コナーの父親役を演じるのが、演技派として注目を集めている英国俳優トビー・ケベルだ。実は今年、本作や『キングコング:髑髏島の巨神』など話題作への出演が相次いでおり、ブレイク必至とささやかれている。12歳の少年コナーは、難病を抱えた母親と2人暮らし。ある夜、コナーのもとに怪物がやって来て告げる。「いまから、私はお前に3つの“真実の物語”を話す。4つ目の物語は、お前が話せ」。しかも、怪物はコナー自身が隠している“真実”を語れと迫り…。原作は、英国史上初のカーネギー賞とケイト・グリーナウェイ賞のW受賞という快挙を果たした同名小説。この小説に魅了された『パンズ・ラビリンス』のプロデューサーが『永遠の子どもたち』『インポッシブル』のJ. A. バヨナを監督に起用し映画化。2016年スペインのアカデミー賞「ゴヤ賞」を最多9部門受賞しスペイン年間映画興収No.1という大ヒットを記録した。本作で、病床の母(フェリシティ・ジョーンズ)と2人で暮らすコナー(ルイス・マクドゥーガル)の、離れて暮らす父親役を演じているのがトビー・ケベル。その名を聞いてピンとこなくても、この顔に見覚えある方は多いかもしれない。英国出身のトビーは、現在34歳。イギリスのロックバンド「ジョイ・ディヴィジョン」のボーカル、イアン・カーティスの短い生涯を描いた『コントロール』(‘07)での演技が高く評価され、英国インディペンデント映画賞助演賞を受賞。その後、ガイ・リッチー監督の『ロックンローラ』(‘08)ではドラッグ中毒者の役を演じて注目を集めた。『猿たちの惑星:新世紀』では人類を恨むコバ役、人気ゲームを映画化した『ウォークラフト』ではオークのデュロタン役を演じるなど、高い演技力が求められるモーションキャプチャーにも挑戦しており、その実力を知らしめている。記憶に新しいところでは『キング・コング:髑髏島の巨神』への出演。サミュエル・L・ジャクソン演じるプレストンの軍隊の重要な一員を演じるかたわら、髑髏島の守護神コングのモーションキャプチャーにも挑んでいた。また、オスカー俳優マシュー・マコノヒーが、体重を20kgも増加させる肉体改造とハゲ頭の大変身ぶりを見せる『ゴールド/金塊の行方』では、マシュー扮する疑惑の投資家を追い詰めるFBI捜査官役で出演している。本作の監督を務めたJ.A.バヨナは、本作でのトビーの役について「父親はすべての登場人物が持つ矛盾を反映している。気高くも弱い人物像をトビーがうまく体現した」と語り、彼の繊細な演技に言及。プロデューサーのベレン・アティエンサからも、「彼が創り上げた父親は憎めないけれど、弱いのが玉にきず。少ないシーンで表現できたのは彼の才能ね」と絶賛されている。すでに日本でもジワジワと人気が高まりつつある演技派トビーの活躍に、今後も注目していて。『怪物はささやく』は6月9日(金)よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:怪物はささやく 2017年6月9日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開(C) 2016 APACHES ENTERTAINMENT, SL; TELECINCO CINEMA, SAU; A MONSTER CALLS, AIE; PELICULAS LA TRINI, SLU.All rights reserved.
2017年05月29日俳優トム・クルーズが主演を務めた『トップガン』(1986年)の続編の監督候補に、『オブリビオン』(2013年)でトムと共に仕事をした経験もあるジョセフ・コシンスキー監督の名前が挙がっているようだ。現在交渉を行っていると伝えられている。ヴァラエティ誌によると、コシンスキー監督は正式なオファーをトムから受けたわけではないものの、『ミッション:インポッシブル』第6弾の撮影中に他の監督らとも面会していたと言われるトムは、コシンスキー監督の持つ『トップガン』続編への考えにとても感銘を受けていたのだという。さらに先日には、前作に描かれたような戦闘機同士の戦いではなく、現代のドローン技術をテーマにすると言われる続編に向けて、ジャスティン・マークスが脚本を担当する可能性がでてきたと報じられていた。『トップガン』続編製作の噂は長らく飛び交っていたものの、先日トムが正式にその噂が事実であることを認めている。トムの正式発表を受け、共演者であったヴァルはインスタグラムに、オリジナル作品で演じた自身の役どころの「動きがまだできる」と投稿し、トムからの出演依頼を待っていることをアピールしていた。(C)BANG Media International
2017年05月29日フランケンシュタイン、透明人間、ドラキュラなど数々のモンスターを生み出してきたユニバーサル・ピクチャーズが、トム・クルーズ主演『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』を皮切りに、往年のモンスター映画を次世代向けにリメイク!その名も「ダーク・ユニバース」としてシリーズ化することを発表し、特別映像と豪華スターが集結したスペシャルショットが公開された。『魔人ドラキュラ』『ミイラ再生』『透明人間』『フランケンシュタインの花嫁』『狼男』『オペラ座の怪人』などのクラシック・モンスター映画のダイジェストと共に、「ダーク・ユニバース」の誕生を知らせる特別映像。ユニバーサルのクラシック・モンスターシリーズがこれまで築いてきた歴史を、改めて確認することができる。“DARK UNIVERSE”という黒に染め上げられたモーションロゴにかかるテーマ曲は、『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』をはじめティム・バートン作品の音楽を長年担当してきたダニー・エルフマンによるもの。その記念すべき新シリーズの立ち上げとなるのは、1932年、ユニバーサル・スタジオが世に送り出した『ミイラ再生』(原題:The Mummy)を現代に生まれ変わらせた『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』(7月28日公開)。新たなロゴも、同作から初めて劇場でお披露目される。この「ダーク・ユニバース」のクリエイティブの中核を担うのは、『ザ・マミー』の監督兼プロデューサーを務めるアレックス・カーツマンと、史上最高額の全世界オープニングを記録した『ワイルド・スピード ICE BREAK』をはじめ6作の「ワイルド・スピード」シリーズを手がけてきクリス・モーガンだ。さらに、アカデミー賞を受賞したクリストファー・マッカリー(「ミッション:インポッシブル」シリーズ、『ユージュアル・サスペクツ』)や、デヴィッド・コープ(『宇宙戦争』『ジュラシック・パーク』)といったプロフェッショナルが、本プロジェクトに参加する。カーツマンとモーガンは、「ユニバーサルから往年のモンスター・キャラクターを現代に甦らせるという話を受けたとき、継承した遺産に敬意を払いながら、同時に近代的なアドベンチャー映画にしなくてはいけないという責任を感じた。ぼくらがダーク・ユニバースの構想を練りだしてから、スタジオと仲間達が難題を突き付けつつも支えてくれた。この先もファンを夢中にし続け、新しいシリーズの想像力をかきたててくれればいいなと思っている」とのコメントを発表している。また、『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』に次ぐダーク・ユニバースの次回作には、『フランケンシュタインの花嫁』(仮題)を予定。映画史上最大のミュージカル映画となった『美女と野獣』を手がけたアカデミー受賞監督ビル・コンドンがメガホンをとり、2019年2月14日(木)に全米公開予定。その“花嫁”となる主演女優は近日発表される予定というが、ダーク・ユニバース作品は、世界的スーパースターと期待の新星が象徴的なキャラクターに起用されることが一番の特徴となるらしい。新たに“透明人間”と“フランケンシュタイン”をそれぞれ演じるのは、共に7月公開の『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』に出演している大スターのジョニー・デップと、アカデミー俳優ハビエル・バルデム。このたび解禁となったスペシャルショットでは、この2人が、『ザ・マミー』で主人公ニックを演じるトム、ヘンリー・ジキル博士を演じるオスカー俳優ラッセル・クロウ、タイトルロールである“呪われた王女ミイラ”、アマネットを演じるソフィア・ブテラと共に集結。そして、一連のダーク・ユニバース作品を繋ぎ合わせるのは、多国籍の人物たちから成る“プロディジウム”という秘密組織だ。謎に包まれた天才、ヘンリー・ジキル博士(ラッセル・クロウ)を筆頭に、モンスターという形でこの世に存在する悪を追い、研究し、必要であれば破壊することがプロディジウムの目的であり、どんな政府機関にも属さず、何千年もの間、明かされることのない手法で文明社会と隣り合わせにある悪の存在から人々を守る役目を担っている。もちろん、ダーク・ユニバースの第1弾作品となる『ザ・マミー』にも登場するこの“プロディジウム”。今後、どのような形でシリーズ作品に関わってくるのか、期待大。スーパーヒーローのシリーズとはまたひと味違う、往年のモンスターたちが現代に蘇る新シリーズに引き続き注目していて。『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』は7月28日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)
2017年05月24日インスタなどのSNSが普及し、写真をおしゃれにセンスよくみせるアプリの利用がさかんなこのごろ。でも加工だけじゃなく、カメラそのものの魅力にふれてみれば表現の仕方がもっと広がるかもしれません。実は今人気なのが、独特な世界観をもつインスタントカメラ。スマホではなくカメラを持ち歩く「カメラ女子」も急増中とのことで、その理由を探ってみました。インスタントカメラってどんなもの?昔、「チェキ」というインスタントカメラが大人気となったのをご存じでしょうか?インスタントカメラは撮影直後に自動で現像を行うフィルムを使ったカメラのことで、「チェキ」もそのひとつです。撮影すると「カシャッ」と撮影音がなり、続いて「ジー」とフィルムが本体からはきだされ、30秒程度で撮影した写真が浮かび上がってきます。スマホやデジカメのようにプレビュー画面ではなく、1枚の写真として実際に手にとってみることができるんです。インスタントカメラの魅力って?インスタントカメラの魅力はなんといっても、あとから修正することができないこと。だから自然と「撮る一瞬」に真剣になり、撮影そのものを楽しめるようになります。うまく撮れているか写真になるまで確認できないからこそ、「どんな風に仕上がるかな?」とドキドキする感覚が新鮮!こんな気持ちが味わえるのも、インスタントカメラならでは!操作は簡単なので、カメラに詳しくなくても大丈夫ですし、たとえピントが合っていなくてもそれはそれで味わいのある写真に仕上がります。結婚式や大人数でのレジャーなど、その場で手渡しして配れるのもメリットですね。今熱い!おすすめインスタントカメラ3つ夏のレジャーにも活躍してくれるインスタントカメラ。興味をもった人のために、ここからはデザインがかわいいインスタントカメラを紹介していきましょう。Photo by Amazonライカ「ゾフォート」世界でも多くの愛好家をもつ「ライカ」が初めてつくったインスタントカメラ。正方形に近いボディがキュートでおしゃれ!自撮りができるようにミラーもついているので、セルフィーもOK。ミントやオレンジなど個性的なカラーも用意されています。Photo by Amazon富士フイルム「チェキ instax mini 90」レトロなデザインが人気の、チェキの最新版モデル。被写体と背景を明るくする「パーティー」、シャッタースピードの速い「キッズ」、近距離撮影に最適な「マクロ」といったモード別の撮影もできるよう進化しました!Photo by Amazonインポッシブル「I-1」まるでおもちゃのようなフォルムがユニークな、新世代ポラロイドカメラ。被写体までの距離やそのときの光環境を感知し、自動でフラッシュ加減を調整。Bluetoothを搭載しているので、アプリを使用すれば遠隔操作でタイマーセットや光機能、シャッタースピードやマニュアル操作が可能となっています。「その一瞬」しか残せないインスタントカメラ。だからこそ、真剣になる。それが楽しい!ぜひ魅力を感じてみてくださいね!
2017年05月18日自身の製作&主演作『ウォー・マシーン:戦争は話術だ!』を引っさげ、まもなく2年6か月ぶりに来日する大スター、ブラット・ピット。本年度のアカデミー賞を制した『ムーンライト』のエグゼクティブ・プロデューサーとしても知られ、彼が率いる製作会社「プランBエンターテインメント」は『ディパーテッド』(’06)、『それでも夜は明ける』(’13)に続いての作品賞獲得となった。かたや、ヴィン・ディーゼルは最新作『ワイルド・スピード ICE BREAK』が全世界的に大ヒット中。全世界オープニング興収の歴代第1位に躍り出る特大ヒットスタートを切り、公開17日で全世界興収10億ドルを突破。日本でも、『ワイルド・スピード SKY MISSION』を超えるシリーズ最大のオープニング成績を記録している。一時シリーズから退いたヴィンは、エグゼクティブ・プロデューサー兼主演として復帰するや、以降の大躍進はご存じのとおり。彼らをはじめ、賞レースにからむ高評価を受けたり、世界的大ヒット作を生み出したりと、人気俳優たちの名プロデューサーぶりが今年は特に顕著だ。■ブラピ、マットにコリン…ときには裏方に徹する人気俳優たちブラッドは、『それでも夜は明ける』やアカデミー作品賞ノミネートの『マネー・ショート華麗なる大逆転』『ツリー・オブ・ライフ』などに出演してはいるものの、必ずしもすべてのプロデュース作品に出演しているわけではない。そのネームバリューを最大限に活かしつつ、時代性に即した挑戦的なテーマを求め、いち早く才能豊かな新鋭監督と組むなどの手腕が光り、いまや最も注目を集めるプロデューサーの1人となった。アカデミー賞に好まれるような社会派作品だけでなく、『キック・アス』シリーズや『ワールド・ウォーZ』などのアクション・エンターテインメントなど、振り幅の広さもポイントだ。そのブラッドが自ら、独特の話し方とオーバーリアクションの“クセがすごい”主人公を演じるNetflixオリジナル映画『ウォー・マシーン:戦争は話術だ!』は、5月26日(金)からの配信に合わせ、『フューリー』以来の来日PRをするとあって、かなりの自信作といえそう。Netflixとは、ハリウッドの気鋭クリエイター、ブリット・マーリングとともにオリジナルドラマ「The OA」を手がけ、カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品されるジェイク・ギレンホール、ティルダ・スウィントンら豪華競演のポン・ジュノ監督作『オクジャ』(6月28日配信)も控えている。また、今年は自らIMAX版のナレーションも担当した巨匠テレンス・マリックのドキュメンタリー『ボヤージュ・オブ・タイム』が公開され、今後もチャーリー・ハナム、トム・ホランドらが出演する『The Lost City of Z』(原題)、クリスチャン・ベイル主演のチェイニー元・米副大統領の伝記映画など注目作が続く。ブラッド製作・主演の『ジェシー・ジェームズの暗殺』(’07)でアカデミー賞助演男優賞に初ノミネートされ、今年『マンチェスター・バイ・ザ・シー』(5月13日公開)で主演男優賞に輝いたのが、ケイシー・アフレックだ。彼の兄ベン・アフレックと長年の友人であるマット・デイモンは製作会社「パール・ストリート・フィルム」の共同経営者で、『マンチェスター~』はマットが当初、製作・監督・主演を務めるはずだった。だが、マットがスケジュール的に難しくなり、監督を、脚本を執筆したケネス・ロナーガンに、主演を、キャリアにいまひとつ伸び悩んでいた親友の弟ケイシーにバトンタッチ。アカデミー賞の受賞スピーチでは、ケイシーがマットに「チャンスを与えてくれてありがとう」と胸アツの言葉を贈っていたことも記憶に新しい。『キングスマン』の続編『Kingsman: The Golden Circle』(原題)で“生存”が明らかになったオスカー俳優コリン・ファースも、自ら製作会社「レインドッグフィルムズ」を設立している。そのきっかけになったのは、夫婦の実話に心打たれたコリンが映画化を熱望した『ラビング愛という名前のふたり』(公開中)で、主演女優ルース・ネッガのオスカー初ノミネートをはじめ、賞レースを席巻。コリンはヘレン・ミレンと故アラン・リックマンの共演作『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』でも製作を務めた。ケイシーの兄ベンの『アルゴ』以来の監督・主演作『夜に生きる』(5月20日公開)で、ベンとともに共同プロデューサーを務めているのが、レオナルド・ディカプリオ。レオの製作会社「アピアン・ウェイ・プロダクションズ」は、オンラインカジノを題材にしたベン主演の『ランナーランナー』、レオ自身に念願のオスカー像をもたらした『レヴェナント:蘇えりし者』、ブラッド・ピットに競り勝って権利を手に入れた『ウルフ・オブ・ウォールストリート』など数多くの作品を手がけてきた。一方、“バットマン”でもあるベンは、DCヒーロー大集合の『ジャスティス・リーグ』(11月18日公開)では製作総指揮も務め、続くバットマン単独主演映画でも製作と脚本を務める。■主演作だからこそ徹底的にこだわる人気俳優たちレオやベン、“不可能”なミッションに挑戦し続ける『ミッション:インポッシブル』シリーズのトム・クルーズなどのように、自身で演じたいキャラクター、描きたいストーリーがあるからこそ俳優たちは自らプロデューサーを務める。『ワイルド・スピード』シリーズのヴィンは、第1作目が大ヒットとなった後、2作目は出演しなかったものの、3作目『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』にカメオ出演、4作目『ワイルド・スピード MAX』で製作総指揮も兼ねて主演復帰を果たした。以降、オリジナルメンバーといえるポール・ウォーカー、ミシェル・ロドリゲスらに、ガル・ガドットやドウェイン・ジョンソン、ルーク・エヴァンス、ジェイソン・ステイサム、シャーリーズ・セロンなどなど、人気俳優やネクストブレイカーたちを続々と参戦させ、1作ごと右肩上がりの興収で世界的にファンを獲得、大進化を成し遂げてきた。前作『ワイルド・スピード SKY MISSION』では、撮影中に他界したポールとの“劇中での別れ”を最大限の愛とリスペクトを持って最高の形で示し、ファンたちの涙を誘った。もちろん『ICE BREAK』にも、愛とリスペクトはたっぷりだ。まさに、ファンと一体となって“ファミリー”を形成してきたヴィン。今後、あと2作(2019年、2021年)が製作され、10作目で完結することを明らかにしている。さらに、ヴィンが『ワイルド・スピード』の後、製作総指揮を務めた代表作の1つに『トリプルX』シリーズがある。自身が出演しなかった前作(’05)は興行的に振るわなかったが、最新作『トリプルX:再起動』で再び型破りなエージェント、ザンダー・ケイジを演じてシリーズの“再起動”に大成功。こちらにもニーナ・ドブレフ、ドニー・イェン、ルビー・ローズ、ディーピカ・パーデュコーン、トニー・ジャー、サッカー選手のネイマールなど、グローバルな最旬キャストが集結しており、“プロデューサー”ヴィンの俳優を見る目は確かかも。また、昨今の潮流にもれず、自身の製作会社「ワン・レース・フィルムズ」にTV部門を設け、自身のこだわり主演シリーズ『リディック』のスピンオフTVドラマなどを製作する。もう1人、注目しておきたいプロデューサーは、8月に超大作『トランスフォーマー/最後の騎士王』が控えるマーク・ウォルバーグ(Closest to the Hole Productions)だ。彼はアカデミー作品賞ノミネートの『ザ・ファイター』や、「アントラージュ★オレたちのハリウッド」「ボードウォーク・エンパイア 欲望の街」などの傑作海外ドラマを手がけていることで定評があるが、今年、『ローン・サバイバー』のピーター・バーグ監督とタッグを組んだ実録ものの製作&主演作が連続公開。『バーニング・オーシャン』(公開中)は2010年に起きたメキシコ湾沖の石油掘削施設での“人災”と決死の脱出劇を描き、『パトリオット・デイ』(6月9日公開)では2013年に起きたボストンマラソン爆弾テロ事件の裏側に迫る。いずれも世界を震撼させた事故・事件だけに、製作者としての真摯な姿勢が問われるところ。前者では実際の掘削施設作業員たちと交流を深め、熱演を見せただけに、『パトリオット・デイ』でのボストン警察の刑事役ではどんな姿を描いてみせるのか、期待が高まる。(text:Reiko Uehara)
2017年05月08日ジェイク・ギレンホール、ライアン・レイノルズ、レベッカ・ファーガソン、真田広之と豪華キャスト共演で贈る『ライフ』。この度、本作の日本版予告編と、キャッチコピーに不気味な血痕が付着したポスタービジュアルが到着した。火星で採取した“地球外生命体”の細胞を、国際宇宙ステーション内で極秘調査するために、世界各国から集められた6人の宇宙飛行士たち。しかし、次第に進化・成長し、高い頭脳を持つ“それ”を前に、宇宙飛行士たちの関係も狂い始め、命も奪われていく。最後に生き残る“ライフ”は――。本作は、未知なる生命体を調査している宇宙飛行士6人が、無重力の宇宙船内で直面する恐怖と死闘を描いたSF無重力ホラー。宇宙飛行士のメンバーには、『デッドプール』で世界的人気を博したライアン、『エベレスト3D』のジェイク、『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』のレベッカ、そして日本が誇るハリウッドスター・真田さんという豪華キャストが集結。「地球外生命体が存在できるかもしれない環境をほかの星で見つけた」と先日、NASAがとんでもない大発見を発表したばかりであるが、本作ではまさにその地球外生命体が見つかったところから始まる。その地球外生命体が成長と共に人間を襲うようになり…というフィクションであるが、それ以外のISS国際宇宙ステーション、彼らの宇宙服をはじめ無重力空間の設定などは原寸大のまま、99.9%リアルを描いている。公開された予告編では、火星で発見された“未知なる生命体”の神秘的な様子から始まる。その美しさに魅了される6人の宇宙飛行士たちだったが、しかし次の瞬間、進化を遂げて変形した生命体に突如襲われた乗組員が、見るも無惨に指を砕かれて悲鳴を上げるショッキングなシーンが映し出される。そして、次々と宇宙飛行士たちに襲いかかり、人類の希望を砕いていく…。果たして、彼らは無事生き残ることができるのか?地球に到達するのは、人類と未知の生命体、どちらの“命”(ライフ)なのか…?なお、4月28日(金)より「火星で発見された<ライフ(生命体)>培養シャーレ」特典付きの前売券ムビチケカードが数量限定販売される。『ライフ』は7月8日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年04月28日アクション・アドベンチャー映画『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』が2017年7月28日(金)より全国公開。『魔人ドラキュラ』、『フランケンシュタイン』、『ミイラ再生』、そしてそのリメイク作品『ハムナプトラ/失われた砂漠の都』など、今日まで世界中の人々を魅了し続けてきたユニバーサル・スタジオのモンスター達。”マミー(mummy)”とはミイラ、干からびたもという意味。本作は、その歴史上、ミイラというキャラクターの原型となった『ミイラ再生』が新たに生まれ変わって誕生した。ザ・マミー - 人智を超えた驚愕の世界へ、想像を絶する復讐の世界物語のはじまりは古代エジプト。誰よりも気高く美しい王女アマネットは、次期女王として選ばれていた。しかしその約束は裏切られ、激しい怒りと力への欲望をため込んだ彼女は闇に堕ち、生きながらにして棺に封印される。そして、歴史と共に地下深くに埋められたのだった。しかし2,000年の時を経て、中東砂漠で調査中に彼女の棺が発掘される。憎悪を募らせた王女が再びこの世に目覚め、全ての人間たちへ想像を絶する復讐を始める。トム・クルーズ主演『ザ・マミー』でもアクションシーンに挑む主人公・ニックを演じるのはトム・クルーズ。これまでのアクション・ヒーロー像とは違った一面を披露する。なぜなら今回のトムはごく普通の“一般人”。しかし、世界を救うために強大な敵に立ち向かう姿は『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』でも健在だ。また、中東での銃撃戦、実際に無重力で行われた飛行機シーンの撮影など、『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』でも見せてきたようなアクションスタントはトム自身がこなしている。また、王女アマネット役は、『スター・トレック:BEYOND』のジェイラ役でも抜群のアクションを披露した女優・ソフィア・ブテラが演じる。トム・クルーズとの対決シーンは見どころのひとつだ。また、物語の鍵を握るジキル博士役にラッセル・クロウ、トム・クルーズとともに行動する考古学者にアナベル・ウォーリスが抜擢されている。豪華俳優陣の指揮を執るのは『トランスフォーマー』、『ミッション:インポッシブル』シリーズを手掛けてきた監督兼プロデューサーのアレックス・カーツマンだ。古代エジプトと現代ロンドンを舞台に繰り広げられる人智を超えた驚愕の世界へと見る者を誘う。ストーリー中東の戦闘地帯で古代エジプトの文字が刻まれた石棺が発見された。発掘に立ち会った米軍関係者のニック(トム・クルーズ)、考古学者のジェニー(アナベル・ウォーリス)らが同乗し、調査のために石棺をイギリスに輸送する途中にアクシデントが発生。ジェニーは辛うじて脱出するが、ニックたち米軍関係者を乗せた輸送機はロンドン郊外に墜落、石棺は行方不明になってしまう。やがて世界を恐怖の底に引きずり込む、想像を絶する物語が始まる――。【作品概要】『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』原題:The Mummy監督:アレックス・カーツマン,プロデューサー:アレックス・カーツマン、クリス・モーガン、ショーン・ダニエルエグゼクティブプロデューサー:サラ・ブラッドショウ脚本:ジョン・スぺイツ、クリストファー・マッカリー出演:トム・クルーズ、ソフィア・ブテラ、アナベル・ウォーリス、ジェイク・ジョンソン、コートニー・B・ヴァンス、ラッセル・クロウ公開日:2017年7月28日(金)TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー配給:東宝東和© Universal Pictures
2017年04月23日スパイでもアウトローでもないトム・クルーズが、現代に蘇った王女ミイラと壮絶な闘いを繰り広げるアクション・アドベンチャー『The Mummy』が、『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』として7月に日本上陸決定!最新予告映像とティザービジュアルが解禁となった。物語の始まりは、古代エジプト。誰よりも気高く美しい王女アマネットは、次期女王として選ばれていた。しかし、その約束は裏切られ、激しい怒りと力への欲望をため込んだ彼女は闇に堕ち、生きながらにして棺に封印され、歴史と共に地下深くに埋められてしまうーー。その後、二千年の時を経て、中東砂漠で彼女の棺が発掘される。憎悪を募らせた王女は、再びこの世に目覚め、全ての人間たちへ想像を絶する復讐を始める――。『魔人ドラキュラ』『フランケンシュタイン』など、その歴史のはじまりから今日まで、世界中の人々を魅了し続けてきたユニバーサル・スタジオが生んだモンスターたち。その中でも、“ミイラ”というキャラクターの原型となった1932年の『ミイラ再生』、さらに世界的ヒットとなった1999年の『ハムナプトラ/失われた砂漠の都』が、トム・クルーズ主演で新たに生まれ変わる。主人公ニックを演じるトムは、これまでのアクション・ヒーロー像とは違った一面も披露。今回の彼は、最強の暗殺能力もスパイ技術も持ち合わせていない“一般人”。それでも、世界を救うために強大な敵に立ち向かう姿は健在で、中東での銃撃戦、実際に無重力で行われた飛行機シーンの撮影など、場所と手段を選ばないアクションスタントのほとんどを、本作でもトム自身がこなしている。また、生きながらにして埋葬され、ミイラとなった王女アマネット役を演じるのは、『キングスマン』で美しき義足の殺し屋ガゼルを演じて大きな注目を集め、『スター・トレック BEYOND』やシャーリーズ・セロン共演『Atomic Blonde』(原題)など話題作が続く次世代女優ソフィア・ブテラ。その抜群の身体能力を生かして、本作でもキレのあるアクションを披露しており、トムとの対決シーンは必見。さらに、物語の鍵を握るジキル博士役にはラッセル・クロウ、トム演じるニックとともに行動する考古学者にアナベル・ウォーリス。監督を『トランスフォーマー』『ミッション:インポッシブル』シリーズを手掛けてきた監督兼プロデューサーのアレックス・カーツマンが務めている。早くも解禁された予告編では、中東の砂漠でアラブ風の民族衣装に身を包み、「アドベンチャー魂はどこいった?」と、地図を手に双眼鏡をのぞきこむトムの姿から始まる。爆撃で崩落した街の地面から現れる古代遺跡と棺、古代エジプト時代の王女と前にそびえるピラミッド、墜落する飛行機、死から蘇るトム、すさまじい砂嵐に襲われるロンドン、この世に復活し、その表情に憎悪を浮かべる王女、謎の地下水道に、次々に襲ってくるミイラなど、古代エジプトと現代ロンドンを舞台に繰り広げられる壮大なアドベンチャーの様子が次々に映し出されている。また、王女の棺が見つかった場所が「墓ではなく、牢獄」であること、飛行機の墜落により一度死亡した主人公が再び目覚め「君は生かされた 選ばれたのだ」と告げられるなど、激しいアクションはもちろん、謎めいたストーリー展開にも期待が膨らむばかり。ティザービジュアルには、厳重に保管された古代エジプトの文字が刻まれた石棺が収められており、「そこには“邪悪が眠る”」というキャッチコピーに相応しく、謎に包まれた不穏なオーラが漂う。この石棺に眠る王女の憎悪が、全ての人間たちへと向かうというが…。ユニバーサル・スタジオの礎を築く神々とモンスターの世界、その新たなる幕開けとなる本作に、引き続き注目していて。『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』は7月28日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)
2017年04月20日『パンズ・ラビリンス』の製作スタッフのもと、世界的ベストセラー小説を映画化したダークファンタジー『怪物はささやく』。リーアム・ニーソンがモーションキャプチャーで“怪物”を演じていることでも話題の本作から、感涙必至の本予告が解禁となった。余命わずかの母親と2人で、裏窓から教会の墓地が見える家に暮らす13歳の少年コナー。ある夜、コナーのもとに怪物がやってきて、こう告げる。「いまから、私はお前に3つの“真実の物語”を話す。4つ目の物語は、お前が話せ」。しかも怪物は、コナーが隠している“真実”を語れと迫るのだ。頑なに拒むコナだったが、その日を境に夜ごと怪物は現れ、物語の幕が上がることに…。スペインのアカデミー賞といわれる「ゴヤ賞」にて本年度最多の9部門を受賞した本作。『パンズ・ラビリンス』のプロデューサーと、『インポッシブル』で高く評価され『ジュラシック・ワールド』次回作の監督を務める次世代監督J.A.バヨナがタッグを組み、英文学の最高傑作を映画化。その原作は、カーネギー賞作家2人による異色の“コラボ”作で、47歳の絶頂期にこの世を去ったイギリスの作家シヴォーン・ダウドの未完の遺作を、パトリック・ネスが引き継いで完成。英国史上初のカーネギー賞とケイト・グリーナウェイ賞のW受賞を果たし、世界的ベストセラーともなっている。このたび公開された本予告では、余命わずかの母親と暮らす孤独な少年コナーの姿を映し出すが、ある日、家の裏に生えるイチイの木が怪物(リーアム・ニーソン)となって現れ、不気味な音を轟かせながら家の壁を突き破り、その大きな手でコナー(ルイス・マクドゥーガル)を連れ去っていく。ちらりと見える怪物の姿は、ダークな雰囲気が特徴的な原作の挿し絵がデザインの基となっており、原作ファンを裏切らない姿形だ。また、冷酷そうな祖母を演じるシガニー・ウィーバーや、不治の病と闘うコナーの母に扮するフェリシティ・ジョーンズのベリーショート姿と迫真の演技も必見。怪物との駆け引きにコナーがひとり涙し、叫ぶ姿には、思わず目頭が熱くなっていく。さらに、本作の見どころとなる<3つの物語>のアニメーションにも注目。ギレルモ・デル・トロが製作総指揮を務め、2017年のアニー賞3部門に輝いたTVシリーズ「トロールハンターズ」を手掛けたヘッドプロダクションが製作しており、そのファンタジックな質の高い映像にはすでに多くの絶賛の声が届いている。『怪物はささやく』は6月9日(金)よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年04月14日『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』、『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』に出演してきたジェレミー・レナーが、『ミッション・インポッシブル』シリーズ最新作にはスケジュールの都合で出演しない可能性が高そうだ。「Movies.com」など複数メディアが伝えている。先日、前作から引き続きレベッカ・ファーガソンが出演決定、新たにヘンリー・カヴィルがキャスティングされたことなど、最新作に関する情報が続々と舞い込んだ。また、今月27日から30日(現地時間)にラスベガスで開催された「シネマコン」では、パラマウントがトム・クルーズをはじめ、サイモン・ペグ、アレック・ボールドウィンらおなじみのキャストの続投を発表したが、ジェレミーの名前が出ることはなかった。その理由は、ジェレミーがマーベルの『アベンジャーズ』シリーズ最新作の『Avengers: Infinity War』(原題)と、同じくマーベルの『アントマン』の続編『Ant-Man and the Wasp』(原題)にホークアイとしての出演することになっており、「多忙すぎるから」と見られる。本日、数時間前にジェレミーはツイッターに『Avengers: Infinity War』のタイトルが刺繍されたニット帽の写真を投稿し、同作の撮影がまもなく始まることを示唆している。(Hiromi Kaku)
2017年03月31日リーアム・ニーソン、フェリシティ・ジョーンズ、シガニー・ウィーバーらが集い、英文学の傑作を『パンズ・ラビリンス』の製作スタッフが映画化する『A Monster Calls』(原題)が、『怪物はささやく』として6月9日(金)より日本公開されることが決定。その息を飲むほどに美しいビジュアルとショート予告が解禁となった。13歳の少年コナーは、難しい病を抱えた母親と2人で暮らしていた。ある夜、コナーのもとに怪物がやって来て「いまから、私はお前に3つの“真実の物語”を話す。4つ目の物語は、お前が話せ」と告げる。しかも、怪物はコナーが隠している“真実”を語れと迫るのだ。頑なに拒むコナー。しかし、コナーの抵抗など意にも介さず、その日を境に夜ごと怪物は現れ、“物語”の幕が上がるのだが――。スペインのアカデミー賞として名高い「ゴヤ賞」にて、本年度最多の9部門受賞を果たした本作。英国史上初の快挙となる最高峰の文学賞カーネギー賞とケイト・グリーナウェイ賞のW受賞を果たし、世界でベストセラーを記録した同名小説を原作に、この物語に魅せられた『パンズ・ラビリンス』のプロデューサーが、再び妖しくも美しいダークファンタジーを完成させた。監督を務めるのは、デビュー作『永遠のこどもたち』が高い評価を受け、“新スパイダーマン”トム・ホランドが注目された『インポッシブル』や、2018年公開予定の『ジュラシック・ワールド』シリーズ最新作にも抜擢されたJ.A.バヨナ監督。主人公の少年コナーには、『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』のニブス役で注目を集めた新星ルイス・マクドゥーガル。病いを抱えた母親役には『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のフェリシティ・ジョーンズ、祖母役には『エイリアン』シリーズのシガニー・ウィーバー、さらに、怪物の声を『沈黙-サイレンス-』の名優リーアム・ニーソンが演じ、モーションキャプチャーにも挑戦している。今回届いたショート予告では、本作の見どころの1つである“圧倒的な映像美”を垣間見ることができる。リーアムがモーションキャプチャーに挑み、CGで見事に再現された怪物の姿をはじめ、ストーリーの鍵となる“3つの物語”を描くダークなアニメーションは美しく幻想的な雰囲気。凄みのある声色で怪物になりきった、リーアムの声の演技にも注目だ。また、併せて解禁となったビジュアルは、妖しげで巨大な怪物の手と、主人公コナーの怯えてはいるものの、その手の主をしっかりと見上げる表情が描かれ、2人の関係を想像させるデザインとなっている。2006年に世界中で大ヒットを果たしたダークファンタジー映画の傑作『パンズ・ラビリンス』を思い起こさせる、現実とファンタジーの狭間に揺れる少年の心の闇に焦点を当てた物語は、大人も思わず夢中になってしまうほど魅力的。幾度も描かれてきた、これまでの“怪物と子どもの友情物語”とは一線を画す、全く新しい怪物と少年の繋がりを予感させている。『怪物はささやく』は6月9日(金)よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年03月30日前作『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』でイルサ・ファウスト役を演じたレベッカ・ファーガソンが、続編となる『Mission Impossible 6』(原題)にも引き続き出演することを明らかにした。2018年に公開が予定されている同作がどのようなストーリーになるかは謎に包まれたままだが、彼女の出演最新作『ライフ』のプロモーション中に応じた「ETonline」によるインタビューで「いま、トレーニング中なの。たくさんの大技があるわ。ピラティスのトレーニングも受けているし、すごく難しい。本当に大変!」と役作りの苦労を語った。とは言え、幼い頃からバレエやジャズダンスを習い、故郷のスウェーデンではアルゼンチン・タンゴを教えていたほどのダンスの教養があるレベッカ。イルサの身体の軸や強さを重視するのではない、ダンスのような伸びやかな動きのあるアクションがお気に入りなもよう。『ミッション・インポッシブル』シリーズ初出演となるヘンリー・カヴィルとはまだ対面していないと言い、「(会うのが)とても楽しみ。みんなと同じ気分よ!」とイケメン俳優の共演にうれしそう。「脚本は執筆が進んでいると思うし、クリスから情報を引き出そうとしているところ」と前作に続いて監督・脚本を担当するクリストファー・マッカリーの話題も提供した。(Hiromi Kaku)
2017年03月21日唐沢寿明演じる熱すぎ昭和デカと、窪田正孝演じる草食系の平成刑事が、絶妙なボケとツッコミの凸凹コンビとなる大人気ドラマの映画化『ラストコップTHE MOVIE』。このたび、ついに本予告編が解禁となり、邦画の常識と想像をはるかに超えたダイナミックすぎるアクションに加え、ギャグ、ラブ、そしてまさかの“泣ける”展開が凝縮された物語の一片が明らかに。また、主題歌をドラマ版から引き続き、ロックバンド「BLUE ENCOUNT」が手がけることが分かった。これまで幾多のピンチを乗り切ってきた京極(唐沢さん)の不死身のパワーが、ついに限界に到達。自らの死を覚悟しながら、なんとか自分の生きざまを亮太(窪田さん)に託そうとする京極だが、最新鋭の人工知能が大事件を引き起こす!昭和のアナログ刑事vsハイテク人工知能の対決の中、ニッポンの壊滅を阻止するため、京極は最後の決断をする――。30年の昏睡状態から突如目覚めた、現代の常識も世間の空気も全て無視した時代錯誤な熱血昭和デカ:京極浩介と、そんな京極とバディを組むことになった草食系の平成刑事:望月亮太の凸凹コンビが、豪快かつ破天荒な捜査で事件を解決するアクションコメディ。配信ドラマ、地上波ドラマは大人気となり、今回、満を持しての映画化。解禁された本予告では、横浜中央署に導入された最新鋭の人工知能が引き起こす“人類滅亡の危機”という未だかつてない大事件に、京極と亮太の命知らずな“最凶”凸凹コンビが果敢に挑む様子が映し出される。「愛する家族と、この街を守ってみせる!」と、これまで人間離れした不死身パワーで幾多のピンチを乗り切ってきた京極の力強いセリフと共に、さらにパワーアップした2人のキレキレ&ド派手なアクションシーンが繰り広げられ、『ダイハード』や『ミッション:インポッシブル』か!?と見まがうようなダイナミックなシーンも。その一方、京極の娘で亮太の恋人・結衣(佐々木希)が、ドラマでは実現することのなかったキスを迫る亮太に、「黙ってろ! この前髪直毛野郎!」と罵る豹変ぶりは映画でも健在。亮太のキメ台詞(?)である「はやく帰りてぇ~なぁ!」は今回ももちろん披露され、ドラマに劣らないハチャメチャなギャグシーンが連続する。しかし、後半では突然路上で胸を押さえ吐血する京極の姿も見え、「さらば、京極―」という不穏なテロップが映し出される場面が…。自らの死を覚悟しながら、「最後まで目に焼きつけてほしい」と語る京極の生きざまに、唯一無二のバディである亮太は、これまで京極に教わった全てを持って答えようと奔走するが…。最後に亮太が静かに流す一筋の涙、京極の名を叫ぶ咆哮の意味とは――?また、ドラマ版から引き続き、本予告映像に使用されている主題歌を手掛けるのは、熱い歌詞が10代の共感を集める「BLUE ENCOUNT」。激しいテンポでエネルギッシュな曲調のドラマ版主題歌「LAST HERO」とは打って変わって、バラード調の切なくも優しいメロディにのせた書き下ろしの映画版主題歌「さよなら」は、彼らの新境地ともいえる1曲だ。本作でついに大団円を迎える「ラストコップ」。唐沢さんと窪田さんの息のあったコンビに加え、佐々木さん、藤木直人、小日向文世、和久井映見、黒川智花、竹内涼真、桜井日奈子、武田玲奈、伊藤沙莉ら、お馴染みキャストも存在感たっぷりに登場。さらに、加藤雅也、吉沢亮、ふなっしーら映画版オリジナルキャストの姿も伺え、破天荒なストーリー展開に加え、ミステリーと家族ドラマとしても見応え満点の極上エンターテインメントを予感させている。『ラストコップ THE MOVIE』は5月3日(水・祝)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年03月16日スパイダーマン新シリーズ『スパイダーマン:ホームカミング』にて、新スパイダーマンを演じる俳優トム・ホランドが、アカデミー賞の前哨戦とも言われる英国アカデミー賞(British Academy Film Awards)において、“新人賞”に当たる「ライジングスター賞」を受賞したことがこのほど発表された。ニューヨーク。15歳のピーター・パーカーはスパイダーマン。部活のノリで街を救う、ヒーロー気取りの高校生だ。そんなピーターの能力を見出し、真のヒーローとしての道に導こうとする(?)のが、アイアンマンことトニー・スターク。スタークに新しいスーツまで作ってもらい興奮するピーターは、自分の力を認めてもらおうと街に飛び出す日々。そんなある日、巨大な翼で飛行する怪物が街に突如現れる。ピーターはここぞとばかり、ニューヨークの平和のために怪物退治に乗り出そうとするが、スタークに「アベンジャーズに任せておけ」と止められてしまう。「ガキ扱いは、ゴメンだ!」とピーターはその忠告を聞かずに戦いに挑むが――。若干20歳の新進気鋭の若手俳優トム。今後の活躍が期待される若手俳優・女優に贈られるこの「ライジングスター賞」は、英国アカデミー賞で唯一、一般の観客による投票によって選ばれるもので、全世界で支持されるスパイダーマン同様、トムも多くのファンに支持されたかたちとなった。トムは「嬉しすぎてぶっ飛んじゃうよ!本当に夢みたいだ!クレイジーでアメイジングだよ!一番イケてる色だと思うんだ。BAFTA(英国アカデミー賞の)2色のうちで(笑)こんな賞がもらえるなんてとても光栄だし感謝しきれないよ。本当に僕の夢がかなったんだ!」と大興奮で喜びを語り、「たくさんの子どもたちみたいに、僕も小さいころスパイダーマンになりたかったんだ。スパイダーマンを演じる上で嬉しかったのは、みんなから愛されるキャラクターを新しく違うアプローチで作り上げて、スクリーンに戻してくれたことだね。撮影期間はとても充実したものだったし、とても楽しかった」とコメントを寄せている。またレッドカーペットでは、トムの受賞を祝福するようにたくさんのファンが集結。サインを求められるとトムも笑顔でファンサービスに応える場面も。トムといえば、スタジオジブリ作品『借りぐらしのアリエッティ』で神木隆之介が演じた青年・翔の英国版の吹き替えを演じたほか、『インポッシブル』では20年ぶりの続編公開も話題となっている『T2 トレインスポッティング』のユアン・マクレガーとの共演、さらに、『白鯨との闘い』での確かな演技力で注目を集め、スパイダーマンの生みの親スタン・リーに「トム・ホランドはスパイダーマンの役をやるために生まれてきた」と言わしめるほどの逸材だ。日本でも大ブレイク間違いなしのトム。ますます本作の公開が楽しみだ。『スパイダーマン:ホームカミング』は8月11日(金・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年02月13日映画『ライフ』が2017年7月8日(土)より全国公開する。火星で採取した“地球外生命体”の細胞を国際宇宙ステーション内で極秘調査するために、世界各国から集められた6人の宇宙飛行士たち。しかし、次第に進化・成長し、高い頭脳を持つ“地球外生命体”を前に、彼らの関係も狂い始め、命も奪われていく。最後に生き残る「ライフ」は――。宇宙飛行士のメンバーには、『デッドプール』で世界的人気を博したライアン・レイノルズ、アカデミー賞ノミネート俳優であるジェイク・ギレンホール、そして日本が誇るハリウッド・スター、真田広之という豪華キャストが顔を揃える。さらに『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネーション』で妖艶な魅力を披露したレベッカ・ファーガソンも出演。監督は『デンジャラス・ラン』でライアン・レイノルズとタッグを組んだダニエル・エスピノーサ。脚本は『デッドプール』の名コンビ、ポール・ワーニックとレット・リースだ。「まるでTVのニュースを見ているような感覚で、“いま”起こり得るリアルさを徹底的に追及した」と製作陣が語る通り、実際に実現可能な技術と舞台設定で本作品は作りあげられたそう。宇宙船という限られた空間、そして無重力の中、未知の恐怖と向き合う宇宙飛行士6名は一体どうなるのか。【詳細】『ライフ』公開日:2017年7月8日(土)出演:ジェイク・ギレンホール、ライアン・レイノルズ、レベッカ・ファーガソン、真田広之監督:ダニエル・エスピノーサ
2017年02月09日『デットプール』の脚本家コンビが手がけた、ジェイク・ギレンホールやライアン・レイノルズ、レベッカ・ファーガソン、真田広之ら豪華競演のSFスリラー『ライフ』(原題:LIFE)が、7月8日(土)より日本公開されることが決定した。火星で採取した“地球外生命体”の細胞を国際宇宙ステーション内で極秘調査するため、世界各国から集められた6人の宇宙飛行士たち。しかし、次第に進化・成長し、高い頭脳を持つ“それ”を前に、宇宙飛行士たちの関係も狂い始め、命を奪われていく。最後に生き残る“ライフ”とは――。本作は、無重力の宇宙船内で、未知なる知的生命体の調査を依頼された宇宙飛行士6名が直面する恐怖と死闘を描くSFスリラー。宇宙飛行士のメンバーには、『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』など2017年は出演作目白押しのジェイク・ギレンホール、『デッドプール』で世界的人気を博したライアン・レイノルズ、『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネーション』『マダム・フローレンス!夢見るふたり』で妖艶な魅力を披露したレベッカ・ファーガソン、そして日本が誇るハリウッド・スター、真田広之ら実力派の豪華キャストが顔を揃える。「まるでTVのニュースを見ているような感覚で、“いま”起こり得るリアルさを徹底的に追及した」と製作陣が語る通り、実際に実現可能な技術と舞台設定で作りあげられたという本作。“極限の密室”ともいえる無重力の宇宙船内で巻き起こるスリラーの脚本を手がけたのは、『デッドプール』の名コンビ、ポール・ワーニックとレット・リース。監督は『デンジャラス・ラン』でもレイノルズとタッグを組んだダニエル・エスピノーサ。未知なる恐怖と極限のプレッシャーに直面する、彼らの“ライフ”の行方を、ハラハラしながら見守って。『ライフ』は7月8日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年02月06日映画『怪物はささやく』が、2017年6月9日(金)より、TOHOシネマズ みゆき座ほか全国の劇場で公開される。原作は、パトリック・ネスによる傑作児童文学『A Monster Calls(邦題:怪物はささやく)』。癌のため47歳でこの世を去ったカーネギー賞作家シヴォーン・ダウドの遺したアイディアを、2011年にカーネギー賞を受賞した作家パトリック・ネスが引き継いで完成させた作品だ。物語の主人公は、癌におかされた母親が元気だった頃の楽しい思い出に耽る日々を過ごす、13歳の少年コナー。ある日を境に、真夜中を過ぎると木の姿をした怪物が彼のもとに現れるようになる。コナーに「真実を語れ」と話す怪物の正体とは?夢と現実の狭間で、よくある“怪物と子供の友情物語”とは一線を画す、全く新しい怪物と少年の繋がりが描かれる。主人公コナーを演じるのは、ピーターパンの実写映画『PAN 〜ネバーランド、夢のはじまり〜』でニブス役を務めたルイス・マクドゥーガル。その他、コナーの母親役を『博士と彼女のセオリー』『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のフェリシティ・ジョーンズ、祖母役を映画『エイリアン』シリーズで知られるシガニー・ウィーバー、樹木の怪物の声を『スター・ウォーズ エピソード1・2』『沈黙 -サイレンス-』のリーアム・ニーソンがそれぞれ演じる。そして本作のメガホンを取るのは、ギレルモ・デル・トロ製作総指揮『永遠のこどもたち』、ナオミ・ワッツ&ユアン・マクレガー主演『インポッシブル』を手がけたフアン・アントニオ・バヨナ。映画『ジュラシック・ワールド』続編での監督起用も噂されている、気鋭のスペイン人監督だ。【作品情報】映画『怪物はささやく』公開日:2017年6月9日(金)原題:『A Monster Calls』監督:フアン・アントニオ・バヨナ『永遠のこどもたち』『インポッシブル』原作・脚本:パトリック・ネス『怪物はささやく』(あすなろ書房刊)キャスト:ルイス・マクドゥーガル、フェリシティ・ジョーンズ、シガニー・ウィーバー、リーアム・ニーソン(怪物の声)© 2016 APACHES ENTERTAINMENT, SL; TELECINCO CINEMA, SAU; A MONSTER CALLS, AIE; PELICULAS LA TRINI, SLU.All rights reserved.【ストーリー】13歳の少年コナーは、難しい病を抱えた母親と二人で裏窓から教会の墓地がみえる家に住み、毎夜悪夢にうなされていた。ある夜、コナーのもとに怪物がやって来て告げる。「今から、私はお前に3つの【真実の物語】を話す。4つ目の物語は、お前が話せ。」しかも怪物は、コナーが隠している“真実”を語れと迫るのだ。頑なに拒むコナー。しかしコナーの抵抗など意にも介さず、その日を境に夜ごと怪物は現れ物語の幕が上がるのだが―。
2017年01月09日