「インポッシブル」について知りたいことや今話題の「インポッシブル」についての記事をチェック! (4/11)
トム・クルーズが「スペースX」のCEOイーロン・マスク、「NASA」と宇宙で製作するアクション映画。監督はトムと『オール・ユー・ニード・イズ・キル』、『バリー・シール/アメリカをはめた男』でタッグを組んだダグ・リーマンに決定したようだ。リーマンはトムとともに脚本も書き、プロデューサーも務めるとのこと。「Variety」誌が報じた。「宇宙」・「トム」・「リーマン監督」から連想されるのは、リーマン監督がパラマウントで長年企画を温めてきた映画『Luna Park』(原題)だ。反逆を企てる宇宙科学者の集団が、月に向かい、エネルギー源を盗もうとするというストーリーで、2015年にはトムが製作チームに加わることと主演を務めることが報じられた。以降、進捗が不明だった同作。この作品こそが、宇宙で製作されるアクション映画なのかと思われた。しかしパラマウントは「まったく別物」とコメントしているという。現在、リーマン監督はトム・ホランド&デイジー・リドリー主演作『Chaos Walking』(原題)の仕上げに入っており、トムは新型コロナウイルスの影響で中断していた『ミッション:インポッシブル』第7弾の撮影に戻る。「宇宙の映画」の製作に入るには時間がかかりそうだ。(Hiromi Kaku)
2020年05月27日2019年、『バーフバリ』プラバースの主演作『サーホー』を抑えて第1位を獲得、世界でもヒットし、インド映画の全世界興収1位となった超大作『WAR ウォー!!』が7月17日(金)より日本公開されることが決定した。2019年、世界で1番映画が量産された国インド。ハリウッド・中国を凌ぎ、映画大国インドで興行収入No.1に輝き、インド映画の初日歴代記録を更新するスーパーヒットを記録。さらには、全米を含む世界30か国で大ヒットを記録し、インド映画の全世界興収1位となった本作がついに日本上陸。映画評も高評価が多く、あらゆる映画賞のアクション賞と振り付け賞を受賞している。主演はインド次世代を担う2大スターが豪華競演インドの対外諜報機関RAWのNo.1腕利きスパイ、カビールを演じるのは、オリエンタルな魅力を放つリティク・ローシャン(写真右)。2018年、ブラッド・ピット(9位)やスーパースターのサルマン・カーン(7位)を抑え世界で最もハンサムな男性6位にランクイン。インド版アカデミー賞と呼ばれるフィルムフェア賞最優秀主演男優部門で4度も受賞経験のある実力派俳優で、インスタグラムのフォロワーは全世界2,785万人。また、カビールを師と仰ぐ優秀な若手スナイパーのハリード役を演じるのは、1980年代のトップスターを父に持つタイガー・シュロフ。ジャッキー・チェンやトニー・ジャー級の極限のスーパーアクションを披露し、新たなアクション・スターとして登場。リティクとタイガーの演技と身体技で、新しいインド映画の時代が切り開かれていく予感…!トム・クルーズもびっくり!? 7か国15の国際都市での撮影&壮大なアクションインド・イタリア・ポルトガル・オーストラリアをはじめとする7か国15の国際都市で撮影された本作。中でもポルトガルでの撮影の際には、ポルトガル最大の橋を2日間封鎖し、地元民を驚かせた。この橋ではリティクが300フィート(91.44m)のフリーフォールという無謀なスタントを見せる。また、海抜1,993mにあるエストレーラ山脈の山頂で、監督のシッダールト・アーナンドが「ハリウッドのアクション大作と同じぐらい視覚的に驚くべきシーン」と語る、スーパーバイクによるハイスピードでの追跡シーンの撮影も行った。こうした濃厚なアクションと共に、『ミッション:インポッシブル』シリーズから『フェイス/オフ』『キングスマン:ゴールデン・サークル』『ワイルド・スピード』シリーズなど数多くのアクション映画のオマージュも満載。もちろん、インドお得意の豪華絢爛のダンスシーンにも注目。『WAR ウォー!!』は7月17日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2020年05月26日トム・クルーズ主演作『ミッション:インポッシブル』シリーズ第7弾で悪役を務める予定だったニコラス・ホルトが降板し、新たにイーサイ・モラレスが起用された。パラマウント・ピクチャーズが認めた。ニコラスが降板した理由は、スケジュールに問題が生じたためだという。『ミッション:インポッシブル7』の撮影は新型コロナウイルスの影響で2月に休止。エル・ファニングと出演しているHuluのドラマ「The Great」(原題)シーズン2の撮影時期が今後重なってしまうことになり、『ミッション:インポッシブル7』の出演を断念することに。ハリウッドで撮影・製作が再開され始めると、このようなことが頻発しそうだ。「NYPD BLUE~ニューヨーク市警15分署」や「クリミナル・マインド FBI行動分析課」、「殺人を無罪にする方法」で知られるイーサイは、最近では「タイタンズ」のデスストローク役が好評で、ファンが増加中。ニコラスからバトンタッチを受けたという報道にも好意的で、「素晴らしい俳優である彼が、ついに大きな映画で活躍するときが来た!」と喜び、「おめでとう」と祝福する声が多くみられる。(Hiromi Kaku)
2020年05月22日ハイクオリティの作品を贈り続け、熱い支持を集めているWOWOWの「連続ドラマW」シリーズ。その中でも究極の達成をめざし、劇場公開映画と連動するという破格のスケールで放たれるのが『太陽は動かない』 だ。ドラマ版全話並びに映画版、すべての監督を担ったのは羽住英一郎。『海猿』シリーズなどで知られる日本を代表するヒットメーカーの新たな挑戦について、監督本人に話を聞いた。主演に藤原竜也。相棒役に竹内涼真。ふたりが抜群のコンビネーションで演じる秘密組織のエージェントが、国家をまたにかけて縦横無尽に活躍する。エージェント物のサスペンス・アクションには『007』『ミッション:インポッシブル』『ジェイソン・ボーン』シリーズなど、おなじみの名作がある。そういった海外の先行作に対して、羽住監督は“日本発のエンタメ”ならではのオリジナリティを打ち出すことにこだわったという。「最初は原作『太陽は動かない』の映画化のオファーだったんですが、原作シリーズ第2弾『森は知っている』(主人公・鷹野一彦の17歳の頃を描く内容)も同時に映像化したいという想いが強かったんですね。それをWOWOWの武田吉孝プロデューサーに相談した時に、ふたつの原作を一本の映画にするというアイデアを提案されまして。その時は眼から鱗が落ちましたね。登場人物の過去に遡り、日本という国で育ったキャラクターの人間的な厚みを表現することで、海外の有名シリーズとの違いは出せると確信していました」映画版は『悪人』や『怒り』などの人気小説家・吉田修一のベストセラー小説が原作、連続ドラマ版は完全オリジナルストーリー(原作者の吉田が監修)。両方通じて描かれるのは、秘密組織“AN通信”の精鋭エージェントふたりに課せられた危険な任務だ。完全無欠のトップエージェント・鷹野一彦(藤原)と新米の相棒・田岡亮一(竹内)という、個性の異なる先輩後輩コンビの組み合わせの妙――それがスリリングに、時にユーモラスに発揮され、バディムービーとしての魅力が満載だ。「彼ら諜報員は24時間ごとに本部へ定期連絡しなければ、胸に埋められた爆弾が発動し、5分で爆死するという組織が強いた掟の恐怖に晒されています。そんな常に絶体絶命の状況下ながら、鷹野はあくまでクールな男。やや調子に乗りやすい田岡が感情をクイックに表現することにより、鷹野はよりクールに見え、そしてそんな鷹野によって凹まされる田岡はより感情をあらわにするという具合にコントラストを表現していきました」「藤原竜也さんの印象は一言で表すとプロフェッショナル。過酷な撮影が続く撮影現場でしたが、肉体作りの準備から既に完璧でした。竹内涼真さんはまさに好青年そのもの。過酷なアクションにもポジティブに楽しみながら全力で取り組んでいたのが印象的でした」もちろんメインふたりの周りでは豪華キャストが火花を散らす。佐藤浩市や市原隼人らが演じる“AN通信”の主要キャラクターのほか、ドラマ版では安藤政信、多部未華子、柿澤勇人、酒向芳、石橋蓮司、吉田鋼太郎など。映画版では韓国からピョン・ヨハンやハン・ヒョジュを迎え、ブルガリアでの大規模なアクションシーン撮影も敢行された。「映画は二作の小説を一本の映画にする作業だったので、時間軸をシャッフルしつつ、少年期と大人の主人公・鷹野一彦像を観客に徐々に理解させていくことを大切にしながら、国を跨いだアクションをてんこ盛りにするべく海外ロケハンと並行して脚本段階から構築していきました」「連続ドラマ版はオリジナルストーリーなので、原作にない新しいキャラクターを創り出すことにこだわりました。結果として劇場版とは違ったハードボイルドの世界観を拡げられたと思います」まずは連続ドラマ版だが、元々映画の公開日として予定されていた本日5月15日から第1話の無料放送が始まる。現在、コロナ禍の影響により、エンタテインメント産業にもさまざまな問題や困難が降りかかっているが、羽住監督は「楽しむ方も作る方も健康と命があってこそのエンタメ。皆さんにはまず自宅で、この作品の非日常のスリルをポジティブな気持ちで楽しんで欲しい」とコメントしてくれた。爆弾のタイムリミットというゲーム性、ド派手なエンタメ性が打ち出されている映画版に対し、ドラマ版は物語をじっくり味わうべく重厚に作っているのが特徴だ。「吉田修一先生の原作小説、ドラマ、映画……どの順番からでも楽しめる。どちらから先に観たとしても後に観た方がスケールアップしていると感じられる“騙し絵の階段”のようなものを目指しました。是非そのすべてを楽しんでいだだけたらと思います!」取材・文:森直人『連続ドラマW太陽は動かない -THE ECLIPSE-』5月24日(日)よりスタート(全6話/第1話無料放送) 毎週日曜夜10時よりWOWOWプライムにて放送『連続ドラマW太陽は動かない -THE ECLIPSE-』第1話5月15日(金)0時~7月11日(土)19時ドラマ公式サイト&公式You Tubeにて配信映画『太陽は動かない』2020年公開
2020年05月15日5月9日(土)今夜のフジテレビ系「土曜プレミアム」枠では、トム・クルーズ主演の超人気スパイシリーズ『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』を本編ノーカット放送する。80年代に『トップガン』でスターダムに躍り出ると『7月4日に生まれて』でゴールデングローブ賞主演男優賞受賞、アカデミー賞ノミネートと実力も評価。名実ともにハリウッドのトップスターとなったトム・クルーズが、1996年に自ら製作も兼ねて主演、大ヒットさせた第1作を皮切りにこれまで6作が公開されてきた本シリーズ。2018年公開の最新作『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』がシリーズ最大のヒットを記録するなど、開始から20年以上を経たいまも大きな人気を誇り、トム・クルーズの代表作の1つとなっている。第5作となる本作ではトム・クルーズ扮する主人公、イーサン・ハントが謎の多国籍スパイ組織<シンジケート>を秘密裏に追跡するも、敵の手に落ち拘束。目覚めると3年前に死亡したはずのエージェントが現れイーサンは救われるが、イーサンの所属するIMFが解体の危機に。イーサンは<シンジケート>のせん滅を誓うが、彼は国際手配の身となっていた…。組織の後ろ盾を失ったイーサンと仲間たちの運命は…というストーリーが展開する。出世作『トップガン』では実際にF-14戦闘機を駆ったのをはじめ、自ら様々なスタントをこなすことでも知られるトム・クルーズ。本作でもノーヘルメット&ノースタントバイクスタントを行ったり、飛行中の航空機にしがみつくなど驚異的なスタントに挑んでおり、リアルなアクションシーンは必見。また『グレイテスト・ショーマン』『ドクター・スリープ』のレベッカ・ファーガソン、『アベンジャーズ/エンドゲーム』などのジェレミー・レナー、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』などのサイモン・ペッグらも出演。34年ぶりとなる『トップガン』の続編『トップガン マーヴェリック』の公開を待ちきれないファンも、『キャプテン・アメリカ』シリーズなどのヘイリー・アトウェルらが共演、クリストファー・マッカリー監督によるシリーズ7作目に期待する人も、今夜は本作でトム・クルーズの雄姿を楽しんで。土曜プレミアム『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』は5月9日(土)今夜21時~フジテレビ系で本編ノーカット放送。(笠緒)
2020年05月09日俳優のトム・クルーズが、宇宙で映画を撮影しようとしているようだ。デッドラインによると、トムとイーロン・マスク氏のスペースX社は、NASAの協力のもと、人類初となる宇宙での映画撮影に挑もうとしているという。アクション映画になるとは言われているものの、現段階ではスタジオは決定しておらず、まだまだ初期段階にあるようだ。映画のため限界に挑むことで知られているトムだが、『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』では、屋上を飛び移るスタントに自ら挑み、足首を骨折していた。そんなトムは現在、マーヴェリック役を続投している『トップガン マーヴェリック』の公開が控えているところだ。(C)BANG Media International
2020年05月06日ウィル・スミス主演で5月22日(金)に公開される予定だったアニメーション映画『スパイ in デンジャー』の劇場公開中止が決定した。本作は、ウィルが主演し、「スパイダーマン」シリーズのトム・ホランドが共演したデンジェラス・スパイ・アクション・アニメーション。ルーカス・マーテルによる『ピジョン・インポッシブル』を原案とした映画で、数々の危機に立ち向かい超難関ミッションに挑む世界トップクラスのスパイ、ランス・スターリングをウィルが、彼とタッグを組む若き発明家ウォルターをトムが演じるほか、カレン・ギラン、ベン・メンデルソーン、マシ・オカら豪華キャストが参加。すでに全米では、昨年12月に公開されている。そしてこの度、ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社は「新型コロナウイルスの感染拡大防止および来場されるお客様の安全と健康を第一に考え、劇場公開を中止することにいたしました」と中止を発表。なお、劇場公開は中止となったが、ディズニー公式動画配信サービスにて、今年配信予定となる。(cinemacafe.net)■関連作品:スパイ in デンジャー 2020年、ディズニー公式動画配信サービスにて公開予定©2020 Twentieth Century Fox Film Corporation
2020年05月01日スターリン体制下のソ連という大国に、命がけで立ち向かった1人のジャーナリストの実話を描いた『MR.JONES』(原題)の邦題が『赤い闇 スターリンの冷たい大地で』に決定。併せて、日本版ポスタービジュアルが解禁となった。1933年、ヒトラーに取材した経験を持つ若き英国人記者ガレス・ジョーンズには、大いなる疑問があった。世界恐慌の嵐が吹き荒れるなか、なぜスターリンが統治するソビエト連邦だけが繁栄しているのか。その謎を解くために単身モスクワを訪れたジョーンズは、外国人記者を監視する当局の目をかいくぐり、全ての答えが隠されているウクライナ行きの汽車に乗り込む。やがて凍てつくウクライナの地を踏んだジョーンズが目の当たりにしたのは、想像を絶する悪夢のような光景だった…。主演を務めたのは、TV「グランチェスター 牧師探偵シドニー・チェンバース」やNHKでも放映された、BBC制作の超大作ドラマ「戦争と平和」で主演を務め、次期ジェームズ・ボンド役ともうわさされる注目度NO.1の若手俳優ジェームズ・ノートン。無力な存在でありながら命の危険も顧みず、眩しいほどまっすぐに真実を追い求めた英国人記者ガレス・ジョーンズを演じる。ニューヨーク・タイムズのモスクワ支局に勤める女性記者エイダには、Netflixドラマ「ザ・クラウン」でエリザベス女王の妹で自由奔放なマーガレット王女を見事に演じ切り、英国アカデミー賞のTV部門において、2019年の最優秀助演女優賞を受賞したヴァネッサ・カービー。近年では『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』や『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』にも出演し、硬軟を演じられる女優として日本でも話題を集めている。さらにニューヨーク・タイムズのモスクワ支局長であり、ピューリッツァー賞も受賞したウォルター・デュランティを演じたのはピーター・サースガード。『ニュースの天才』にて全米映画批評家協会賞の助演男優賞を受賞し、『フライトプラン』など、数々のハリウッド大作に出演する演技派俳優が脇を固める。監督を務めたのは、米アカデミー賞ノミネート経験もあり、世界的に活躍するアグニェシュカ・ホランド。本作では、息もつかせぬサスペンスフルな語り口、陰影豊かなビジュアルで、秘密主義の独裁国家に潜入した実在のイギリス人ジャーナリストの闘いを描いている。今回解禁された日本版ポスタービジュアルには、邦題の背景に雪の降る寒空の下、こちらを見つめるウクライナの人々。「皆、狂うほどに餓えている-」のキャッチコピーが添えられ、その地に暮らしているであろう人々の苦悩する姿が描かれている。そんな中、目を引くのが真っすぐな眼差しを向けるジョーンズ、斜めからこちらの様子を伺う表情のエイダ、ジョーンズの陰に隠れこちらを睨むウォルター。それぞれの表情から、“スターリンの冷たい大地”に隠された闇に、記者としてどう向き合うべきなのかが示唆された1枚に仕上がっている。『赤い闇 スターリンの冷たい大地で』は8月14日(金)より新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年04月23日クリス・ヘムズワース主演のNetflix映画『タイラー・レイク -命の奪還-』が4月24日(金)より配信開始。『アベンジャーズ/エンドゲーム』などのスタント・コーディネーターを務めてきたサム・ハーグレイヴ監督によるド迫力アクションが魅力の本作の根底には、“孤独な傭兵”タイラーと“愛に飢えた少年”オヴィとの関係性を通じて、世界中の記憶に残る傑作映画『レオン』が紡いだような、立場を超えた者同士の心震えるドラマが表現されていることが、クリスの証言から明らかになった。『レオン』(1995)は、『ミッション:インポッシブル』や『ダ・ヴィンチ・コード』にも出演するフランスの名優ジャン・レノと、同作が映画初出演で、後に『ブラック・スワン』でアカデミー賞主演女優賞を受賞するナタリー・ポートマンによるアクション映画。孤独を抱える凄腕の殺し屋レオンと、家族から虐待を受ける少女マチルダがひょんなことから出会い、徐々に互いの傷を補い合うかのように安らぎを求め、信頼を築いていく様子は世界中の映画ファンの涙腺を刺激した。本作では、クリス演じる主人公のタイラーが誘拐されたオヴィを奪還するミッションの中で肉弾戦・接近戦・カーチェイスなどのド迫力アクションを見せるが、実は、クリスが「根底にあるのは、心を閉ざした傭兵と無垢な少年の交流だ。タイラーは過去のある理由から自分の殻に閉じこもっていて、オヴィは両親や周囲の人たちからの愛情を求めている」と語るように、タイラーとオヴィによる立場の違う者同士の物語でもある。さらにクリスは、「2人は奇妙な形で出会うけれど、徐々にお互いにとっての癒しになっていくんだ。当初はお金のためにミッションを引き受けるんだけど、オヴィの孤独に気付き心を打たれるんだ。それからは報酬のためではなく、彼を安全に奪還することだけに命を懸けるようになるんだよ」と明かしており、2人の間にはレオンとマチルダが築いた絆のように魂が揺さぶられる関係性が描かれるようだ。ハーグレイヴ監督も「たくましいアクションを楽しんでもらうだけでなく、キャラクターたちのドラマチックな物語に共感できる作品を作ることが、我々の一貫した目標だった」と本作の製作意図を打ち明けている。クリスが「観る人の心と記憶に残る作品になっているよ」と自信を覗かせる本作。数々の危険な戦闘を渡り歩いてきた大胆不敵で屈強な傭兵、タイラー・レイクと狙われた少年の関係性にも注目だ。Netflix映画『タイラー・レイク -命の奪還-』は4月24日(金)よりNetflixにて独占配信。(text:cinemacafe.net)
2020年04月19日《文:Akemi Kozu Tosto/神津トスト明美》世界中で猛威を振るうコロナウイルス。経済にも計り知れない損害をもたらしているが、その渦中でアメリカの映画業界も大打撃を被っている。終わりの見えない非常事態に不安が渦巻くハリウッドの舞台裏を現場のノウハウを活かして探ってみた。前代未聞の週末興行収入ゼロ!映画業界史上初の異常事態先週火曜日の3月17日、ハリウッドが位置するカリフォルニア州より全米初の外出厳重自粛令が発令された。バーやレストランを筆頭に映画館もその扉を閉じざるを得なくなった。シアトルやニューヨークなど大都市を抱える他州でも、次々と外出自粛令が発令されたことから大手映画館を筆頭にやがて小規模の映画館も営業自粛を始めた。そして全米各地で映画館のネオンサインが消えてから約1週間。以来初めてのウイークエンドを迎えたハリウッドでは、本来であれば週明け3月23日には週末ボックスオフィスの統計が発表され業界紙を賑わせるはずだった。しかし今週は殆どの映画館が閉鎖しており正確な興行収入の統計が不可能ということで、「ウイークエンド興行収入ゼロ」扱いという、100年プラスに渡る米国映画業界始まって以来の異常事態となったのである。3月4日、コロナウイルスの影響を見越して真っ先に『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の配給スタジオが、当初の公開日4月2日を11月25日に延期されるというニュースを発表した。ディズニー実写作品『ムーラン』は巨額の宣伝費用をかけ3月27日全米公開予定だったが、3月23日現在で公開日未定に変更された。また、第1作目が大ヒットし3月18日の続編公開が期待されていたエミリー・ブラント主演のホラー・サスペンス作品『クワイエット・プレイス PARTII』も公開日未定に変更。春休みの家族連れ客が期待されていた『ピーターラビット2』は夏休みに賭けて8月公開予定に変更。5月1日全米公開予定だったマーベルの期待作『ブラック・ウィドウ』は公開未定、『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』はなんと1年後に公開延期と、コロナ.ウイルスの影響で、たたみ掛けるようにリリース予定の変更が発表された。撮影延期と製作遅延の余波延期や無期棚上げになってしまったのは映画の公開だけではない。ウイルスの影響で世界の至る所で行われていた映画や番組の撮影が一時中止を強いられている。撮影がストップしてしまった作品の数はNetflixやAmazonのオリジナル作品なども入れると100本以上にのぼる。撮影中断の暗礁に乗り上げている作品は、大作だけを例にあげても、『リトル・マーメイド』(ディズニー実写版)、『シャン・チー/Shang-Chi(原題)』(MCU=マーベル)、『アバター2』、『マトリックス4』、『ファンタスティック・ビースト3』、『バットマン』、『ジュラシック・ワールド:ドミニオン/Jurassic World: Dominion(原題)』、『ロード・オブ・ザ・リング』(Amazonオリジナル)、『ミッション:インポッシブル7』…とまだまだある。どうやら、Disney+(ディズニープラス)に人気作品「マンダロリアン/シーズン2」は、撮影を終了しており難を免れたらしいが、Disney+オリジナルで待望のマーベル作品「ロキ」は撮影中断の憂き目にあっており、再開の目処が立っていない。製作・現場スタッフへの重大な影響ウイルス問題で最も厳しい余波を受けているのは、映画製作において縁の下の力持ちである製作・現場スタッフたちだろう。アメリカには日本の様な国民保険が存在しない。殆どのスタッフはフリーランスとして作品ごとに雇われているため、個人で民間健康保険に入っている。これがベラボウに高い。スタッフをしている作品が一時棚上げとなり解雇となってしまったら、自分の家賃や光熱費の支払いはもとより、我が身を守る健康保険の支払いにも大いに困ることになる。解雇された時点で国掛りの一時保険にも入れるが、その費用たるや月々10万円前後という呆れた額で、仕事のある人間でも加入できない様な保険だ。また監督や大道具など、労働組合に入っているスタッフも1年間に一定の時間数を働かないと組合から出されている健康保険を解除されてしまう。まさに死活問題である。「憩い」となったストリーミングサービス外出自粛令が発令されて、家で過ごすことになった人たちの「憩い」となっているのがストリーミング配信サービスだ。昔なら家に閉じ込められることになったら、TVか読書だっただろうが、昨今ではストリーミングを楽しむのが主流と言える。そこで映画館が使えなくなった映画会社は、一部の劇場用映画を即時ストリーミング公開に切り替えた。例えば、日本では5月公開予定エリザベス・モス主演サスペンス作品『透明人間』などは、すでに有料でストリーミングが開始されお茶の間での鑑賞が可能になっている。またディズニーは『アナと雪の女王2』のストリーミング開始を大きく繰り上げ、すでにDisney+で配信をスタートした。また、自粛令が出されたあとNetflixでは加入者の大幅増加が見られたと報道されている。普段は有料の大手ネットワークCBSオンデマンドのストリーミング・サービスも3月24日から「1か月無料」サービスを開始。この機会にぜひお試しを、というわけだ。だが搾取するばかりが企業ではない。現状態から恩恵を被っている向きもあるNetflixは、失職してしまったスタッフ達のために100万ドル基金を発足した。そのうち15万ドルはスタッフをサポートする公益事業団に贈られるという。Netflix社のほかにも続々とエンタメ関係事業が救済基金を設立しはじめている。この先まだどうなるか分からない不安な状況ではあるが、自分にはいま何が出来るかを考え、思いやりを持って行動していくことが、映画業界のみならず社会を救うことになるだろう。(text:Akemi Kozu Tosto/神津トスト明美)
2020年03月25日フジテレビ系では3月20日(金・祝)、トム・クルーズ主演の伝説的“ミイラ”映画のリメイク作品となる『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』を、緊急特別企画「春くるプロジェクト」第2弾として地上波初放送する。灼熱の太陽が降り注ぐ現代の中東で、米軍関係者のニック(トム・クルーズ)と考古学者のジェニー(アナベル・ウォーリス)は謎の地下空洞に隠された巨大な棺を発見。調査のため棺を輸送するが、想定外の事態により飛行機は墜落。即死であったはずのニックが次に目を覚ますと、無傷で遺体安置所に横たえられていた。混乱するニックはジェニーを連れ、棺の行方を捜すためにその場を後にする。ニックが目を覚ましたその頃、飛行機が墜落したロンドン郊外では、かつてファラオから裏切られ、復讐のために邪悪なモンスターと化し、棺に封印されていた古代エジプト王女アマネット(ソフィア・ブテラ)が現代に蘇り、5000年の時を経て人類への復讐をはじめようとしていた――。本作は“ミイラ”の原点ともいえる『ミイラ再生』(1932年)を新たに蘇らせたもの。主人公のニックには『ミッション:インポッシブル』シリーズをはじめ、出世作の続編となる『トップガン マーヴェリック』の公開も控えるトム・クルーズ。呪われた古代エジプト王女の謎に迫ろうとニックとともに行動する考古学者・ジェニーには『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』『アナベル 死霊館の人形』などのアナベル・ウォーリス。ジキル博士には『グラディエーター』でアカデミー主演男優賞受賞に、『ビューティフル・マインド』でゴールデングローブ賞主演男優賞に輝くラッセル・クロウ。日本語吹き替えキャストとして多くの作品でトム・クルーズを吹き替えしてきた森川智之をはじめ、アナベル・ウォーリスには「ルパン三世」の峰不二子役などで知られる沢城みゆき。また山路和弘、中村悠一、高岡瓶々、鈴木達央といった豪華なメンバーが共演しているほか、5000年の眠りから覚め、復讐のために邪悪なモンスターと化す王女ミイラ、アマネットをベッキーが演じている。ホラー作品の定番キャラとしてお馴染みとなったミイラ。その原点に最新技術と豪華キャストで新たな息吹を吹き込んだ『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』は3月20日(金・祝)20時~フジテレビ系で地上波初放送。(笠緒)
2020年03月20日ケイティ・ペリーが、オーランド・ブルームとの第1子を妊娠した。新曲「ネバー・ウォーン・ホワイト」のMVの中で、膨らんだおなかを披露し、その後本人が認めた。インスタグラムライブの動画でケイティはこう話す。「遅れたわ。皆もう気づいてるだろうけど」「今年の夏はたくさんの出来事がある。赤ちゃんを産むだけじゃなく、皆が待ち望んでいたことをやるわ」そして、「楽しみにしている。私たちは幸せ。一番長く秘密にしていたことかも」「最高の方法で伝えようと思っていた。音楽を通してね、それがあなたたちに何かを伝える私のやり方だから」と続けた。また、「いつか言わなきゃって思ってた。だってどんどんあからさまになっていったから」と笑いつつ、食の好みの変化についても言及。「実際辛い物なんて全く好きでもなかった。でも今はタバスコソースを常に持ち歩かないとダメ」「今大嫌いなのはビーフ。赤身の肉がだめね。(代替肉のファーストフードチェーン)インポッシブル・バーガーがあって助かったわ」と明かした。(C)BANG Media International
2020年03月06日ディプティック(diptyque)から、フローラル系フレグランス6種の特別パッケージ「インポッシブル ブーケ(Impossible Bouquets)」が3月15日より登場。「オー ド トワレ」ド ソン(Do Son)(100ml 1万7,000円)「インポッシブル ブーケ」は、ディプティックのフローラル系の香り、ド ソン(Do Son)、オー ローズ(Eau Rose)、オー デ サンス(Eau des Sens)、ロンブル ダン ロー(L’Ombre dans l’Eau)、オー モエリ(Eau Moheli)、オレーヌ(Olene)の6種を、特別パッケージで展開するオード トワレコレクションだ。「オー ド トワレ」オー ローズ(Eau Rose)(100ml 1万7,000円)パッケージを手掛けたのは、写真家で自称デジタル・フローリストのバス・ミューズ(Bas Meeuws)。6種それぞれに組み込まれる開花や収穫時期の違う花々を、一枚一枚撮影し、それらの写真をデジタルで組み立てた。フランドル派の静物画家のスタイルと調香師のアプローチをデジタルで表現することで、花々の優美な趣きや色合いの繊細さを超現実的かつ詩的なブーケで捉えている。想像の世界に佇む庭園を巡る、魅力的な旅の体験または再体験へといざなうコレクションとなっている。
2020年03月03日2020年にハリウッド映画『GODZILLA VS. KONG』(原題)、2021年には『シン・ウルトラマン』と 大作特撮映画の公開が相次ぐなか、映画配給会社の松竹と東映が史上初のタッグを組んだ完全オリジナル脚本の大作特撮コメディ映画『大怪獣のあとしまつ』が、主演に山田涼介(Hey! Say! JUMP)、ヒロインに土屋太鳳を迎えて製作されることが決定した。“特撮映画” で倒された怪獣の “その後” とは?誰が、どうやって後始末している?ある日突然、この国を襲う大怪獣が、死んだ。ビックリするほど巨大な死体に、ガス爆発も時間の問題。片付けられなきゃ国家崩壊の危機!?この尻ぬぐい、誰が、どうやって...。未曽有の国家的危機の現場指揮の任務を背負わされたのは、首相直属の特殊部隊の帯刀(おびなた)アラタ。そんな彼の前に、環境大臣秘書で元婚約者の雨音(あまね)ユキノが現れて...。 ふたりは前代未聞の無理難題“巨大な死体の後片付け”に、知恵と工夫と愛(!?)で立ち向かうことに。誰もが知る“特撮映画” の、誰も見たことのない “その後の世界” を描く、 超インポッシブルなミッションを巡る空想特撮エンターテイメントが、いま、はじまる――。この超大型プロジェクトの監督・脚本を担うのは、ドラマ「時効警察」シリーズなどの映像作品や、「タモリ倶楽部」などのバラエティ番組で唯一無二の世界観を生み出し続けてきた映像作家・三木聡。山田涼介「全力でふざけて、面白く仕上げて行きたい」主人公の帯刀アラタ役に扮するのは、俳優として確固たるポジションを築く山田涼介。本格的なコメディ映画は初挑戦となるだけに、「すごく迷いがありました。ただ台本を読ませて頂いて、ふざけた情景のなかに超真面目な主人公のギャップ...これは面白い!と思い、ぜひ出演させて頂こうと思いました!」と打ち明け、「とにかく三木監督の期待に応えられるよう、全力でふざけて、面白く仕上げて行きたい」とコメント。初共演となる土屋さんにも「彼女の今作での“ツッコミ”が楽しみです」と語る。「松竹さんと東映さん、業界激震の前代未聞の初タッグがホントにこの作品で良いんですか!? と内心思いつつも、映画界の巨頭が組んで全力で“遊ぶ“ことにすごく意義があるなと!」と、自身でも楽しみな様子。土屋太鳳「全ヒーローへの恩返しを込め」さらに、ヒロインの雨音ユキノ役には、名実ともにトップを走る国民的女優・土屋太鳳。 「私はヒーローが好きです。特撮と呼ばれる作品には、人生において大切なことも、許されないことも、それをさえ許すことも、でも忘れてはな らないことも...たとえば現実を風刺するリアルな危機感も...ありとあらゆるものが含まれていて、ヒーローはその真ん中で輝き、苦しみ、闘って、たくさんの勇気を教えてくれました」と熱く語る。子ども時代、特撮映画に「のめり込み、衝撃的に感動した」と明かし、本作では「山田涼介さん演じる主人公を支えるチームの一員として、全ヒーローへの恩返しを込め、踏んばります!」と意気込む。三木監督はそんな2人に、「山田くんは欠落した過去を持つ主人公を、ときにクールに、また、ときに青い炎ともいうべき情熱を持って芝居づくりに臨んできてくれてますし、土屋さんは予想できない表情と的確なセリフトーンでやや負の面を持った新しい特撮もののヒロインを演じてくれる...はず」と期待を込めてコメント。また、前代未聞の初タッグに、東映の代表取締役社長・多田憲之氏は「松竹さんと手を組めるのであれば、大掛かりかつ面白い嘘がつけると東映内部でも話が進みました」とコメント、松竹の代表取締役社長・迫本淳一氏は「松竹の『男はつらいよ』『釣りバカ日誌』シリーズに代表される“庶民的人情”と東映さんの“義理人情”。その両方の“人情”がぶつかると、どうなるのか?とても期待しております」と語っている。『大怪獣のあとしまつ』は今春撮影予定、2020年以降、全国公開予定。(text:cinemacafe.net)
2020年02月27日イタリアで新型肺炎の感染者が急増しているのを受け、『ミッション:インポッシブル』7作目のヴェネチアでのロケが中止となった。ここでのロケは3週間の予定だったが、キャストやクルーの安全、また国境閉鎖などの可能性を考慮し、アメリカを含む別の国で実施することを検討しているという。主演とプロデューサーを兼任するトム・クルーズは、まだイタリア入りはしていない。映画は2021年7月北米公開予定。監督はクリストファー・マッカリー。イタリアでは現段階で200人以上の感染者が出ており、ロンバルディア州とベネト州の一部の街は、事実上閉鎖されている。文=猿渡由紀
2020年02月25日新型コロナウィルスの感染者が急増し、映画界にもその影響が及んでいる。トム・クルーズ主演作『ミッション:インポッシブル』第7弾の撮影が延期になったという。「Variety」誌などが報じた。パラマウント・ピクチャーズは「キャストとクルーの安全と健康に念のため、また、ヴェネチアで新型コロナウィルスの脅威により公共の場所で集まることが禁じられたため、ヴェネチアで3週間行うはずだった撮影予定を変更することになりました」と発表。クルーは製作を再始動できるようになるまで自宅に帰ることが認められ、スタジオ側は今後の状況を注視していくという。第7弾は前作、前々作でメガホンを取ったクリストファー・マッカリー監督が続投し、キャストにはトムやレベッカ・ファーガソン、サイモン・ペグ、ヴァネッサ・カービーらのほか、新しくニコラス・ホルトやMCU作品でペギー・カーターを演じたヘイリー・アトウェルも出演する。トムは『ミッション:インポッシブル』シリーズにあと2作主演することが決まっており、撮影が延期になった第7弾は2021年7月23日、第8弾は2022年8月5日に公開も決定している。(Hiromi Kaku)
2020年02月25日ウィル・スミス×トム・ホランド共演のアニメ映画『スパイ in デンジャー』が、2020年内、ディズニー公式動画配信サービスにて配信予定。なお、2020年5月22日(金)に予定していた劇場公開は中止。世界一クールなスパイが主人公?!『スパイ in デンジャー』は、世界一クールなスパイが危険で超“インポッシブルなミッション”に挑むデンジェラス・スパイ・アクション・アニメーション。ひょんなことから情報局をクビになってしまったスタイリッシュなスパイのランス・スターリングを主人公に、世界の平和を脅かす陰謀に立ち向かうストーリーが描かれる。キャラクター(キャスト)紹介主人公のスパイにウィル・スミス主人公・ランスに声を吹き込むのは、本作のストーリーやキャラクター設定など、企画段階から参加したウィル・スミス。『メン・イン・ブラック』『アラジン』を代表作に持つ彼が、今回は数々の危機に立ち向かい、超難関ミッションに挑む世界トップクラスのスパイに挑戦する。ウィルをそのままアニメ映画の世界へ投影したようなランスのキャラクター像にも注目だ。若き発明家役は、トム・ホランドまたそんなランスとタッグを組むこととなる若き発明家・ウォルター役には、マーベル映画『スパイダーマン』シリーズで主演を務めるトム・ホランドが抜擢。スパイには欠かせないガジェットの数々を開発する優れた頭脳を持ちながら、時にランスを困惑させる奇抜なアイディアの持ち主でもあるユニークなキャラクターを演じる。その他キャストに、豪華な顔ぶれが集結そのほかキャストには、マーベル作品『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのネビュラ役を務めたカレン・ギランや、『キャプテン・マーベル』のベン・メンデルソーン、海外ドラマ「HEROES」 シリーズのマシ・オカらが参加。監督は、本作が長編映画監督デビュー作となるトロイ・クアネ、ニック・ブルーノが務める。<ストーリー>どんな危険なミッションもクールにこなす世界最強で、最高にスタイリッシュなスパイのランス・スターリング。彼は、ある任務で押収した最新鋭の武器を横流ししたという汚名を着せられ、情報局から追われることになる。真相を追ううちにランスは、世界の平和を脅かす恐ろしい陰謀を知る。この緊急事態に同じく情報局をクビになったばかりの若き発明家ウォルター・ベケットを頼り、彼が開発した“透明になる薬”を飲むのだが、手違いでランスはハトの姿に変身してしまう…。果たしてランスはこの危機を乗り切ることができるのか?!詳細『タイトル:スパイ in デンジャー』動画配信日:未定※2020年5月22日(金)に予定していた劇場公開は中止。監督:トロイ・クエイン/ニック・ブルーノ原案:「ピジョン・インポッシブル」ルーカス・マーテル声の出演:ウィル・スミス/トム・ホランド/マシ・オカ/ベン・メンデルソーン/カレン・ギラン配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
2020年02月21日ウィル・スミスが主演し、「スパイダーマン」シリーズのトム・ホランドが共演したデンジェラス・スパイ・アクション・アニメーション『スパイ in デンジャー』(原題:Spies In Disguise)が日本でも公開されることが決定した。どんな危険なミッションもクールにこなす世界最強で、最高にスタイリッシュなスパイのランス・スターリング。彼は、ある任務で押収した最新鋭の武器を横流ししたという汚名を着せられ、情報局から追われることに。真相を追ううちにランスは、世界の平和を脅かす恐ろしい陰謀を知る。この緊急事態に同じく情報局をクビになったばかりの若き発明家ウォルター・ベケットを頼り、彼が開発した“透明になる薬”を飲むのだが、手違いでランスはハトの姿に変身してしまう…。昨年12月に全米公開を迎えた本作は、ルーカス・マーテルによる「ピジョン・インポッシブル」を原案とした映画。本作が長編映画監督デビューとなるトロイ・クアネ、ニック・ブルーノが監督を務めた。本作には、豪華キャストたちが声の出演をしており、数々の危機に立ち向かい超難関ミッションに挑む世界トップクラスのスパイ、ランス・スターリングをウィルが演じ、さらに本作のストーリーやキャラクター設定など、企画段階から参加。そして、ランスとタッグを組むこととなる若き発明家、ウォルター役を『スパイダーマン』『アベンジャーズ』シリーズなどでスパイダーマンを演じたトムが声をあてる。ウォルターはスパイには欠かせないガジェットの数々を開発するが、奇抜なアイディアが時にランスを困惑させることも…。ほかにも、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのネビュラ役などで知られるカレン・ギラン、『ダークナイト ライジング』『キャプテン・マーベル』のベン・メンデルソーン、「HEROES」シリーズなどのマシ・オカらが本作を一層盛り上げる。『スパイ in デンジャー』は5月22日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2020年02月18日2月23日(日)&24日(月・祝)の2日間にわたりBMW GROUP TOKYO BAY(東京・お台場)にて、映画や世界各国から厳選したショートフィルムを無料で楽しめる映画上映イベント「TOKYO BAY CINEMA」が開催される。今回は、500インチのモニターが完備されている国際会議ホールを会場に週末の映画体験を演出。上映作品は、昨年度アカデミー賞作品賞をはじめ3部門を制した『グリーンブック』や、カーチェイス版『ラ・ラ・ランド』とも評される、天才ドライバーのベイビーが組織に買われて“逃し屋”として働くクライム・アクション『ベイビー・ドライバー』。主人公が愛車BMW735iを駆る『トランスポーター』、トム・クルーズ演じるイーサン・ハントが大活躍する人気シリーズ4作目『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』がラインナップ。さらに、映画の合間には気軽に楽しめるショートフィルムを上映。ミーアキャットとハゲワシの一つの果実をめぐる戦いを描くフランスのアニメーション『つかまえろ』をはじめ、アイルランド、ドイツ、ノルウェーなど様々な国で製作されたショートフィルム7作品が選出されている。「TOKYO BAY CINEMA」は2月23日(日)、24日(月・祝)BMW GROUP TOKYO BAY カンファレンスホールにて開催。(cinemacafe.net)■関連作品:ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル 2011年12月16日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2010 by PARAMOUNT PICTURES. All Rights Reserved.ベイビー・ドライバー 2017年8月19日より新宿バルト9ほか全国にて公開グリーンブック 2019年3月1日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開© 2018 UNIVERSAL STUDIOS AND STORYTELLER DISTRIBUTION CO., LLC. All Rights Reserved.
2020年02月16日20世紀以降の国内外のアンビルト/未完の建築に焦点を当てた展覧会『インポッシブル・アーキテクチャー ―建築家たちの夢』が、国立国際美術館で3月15日(日)まで開催されている。この展覧会は、これまで完成に至らなかった構想、提案に留まった刺激的なアイディア、技術的には可能であったものの、社会的条件や制約で実施できなかったプランなど、アンビルト/未完の建築を、約40人の建築家、美術家による図面、模型、関連資料を通して読み解いていくもの。展覧会のタイトルに使われている「インポッシブル」という言葉は、単なる「不可能」という意味ではない。ここでの不可能は、建築の可能性の境界を問い、不可能性に焦点をあてること。つまり、建築における極限の可能性や潜在力を浮かび上がらせようとすることが、この展覧会のねらいである。例えば、展示される《ウラジーミル・タトリン、第3 インターナショナル記念塔》のCG映像やヤーコフ・チェルニホフの書籍挿絵にあるように、1930年代のロシアでは、大胆な曲線を描いた建築を構想していた。実際つくるには相当の技術が必要であろうが、当時の社会的な制約により実現には至っていない。そのようにこの展覧会を見て行くと、完成や実現がなされなかった建築には、既存の制度に対して批評が込められていたり、作者の夢や思考がより直接的に表現されているのではないか、ということに気づくはずだ。なかなか見ることも考えることもできない、貴重な建築の側面が分かる、とても興味深い展覧会である。【関連リンク】 国立国際美術館( )映像制作:長倉威彦《ウラジーミル・タトリン、第3 インターナショナル記念塔》CG 映像 1998 年ヤーコフ・チェルニホフ 書籍『建築ファンタジー 101 のカラー・コンポジション、101 の建築小図』より 挿図 1933 年 個人蔵ブルーノ・タウト《生駒山嶺小都市計画、遠望図、1933 年12 月》1933 年 大和文華館蔵制作監修:瀧澤眞弓《瀧澤眞弓、山の家、模型》1986 年 個人蔵安藤忠雄《中之島プロジェクトⅡ―アーバンエッグ(計画案)公会堂、断面図》1988 年 ギャラリー ときの忘れもの蔵山口晃《都庁本案圖》(会田誠提案による)2018 年 個人蔵 撮影:宮島径
2020年01月08日カンヌの最高賞パルムドールを皮切りに、本国はもとよりアメリカをはじめ世界各国で大ヒット、映画賞レースでも注目を集めている『パラサイト 半地下の家族』。そのほかにも、『神と共に』シリーズのようなエンタメ超大作から『国家が破産する日』など国の暗部を見つめた社会派まで送り出す“活気のある”韓国映画、新世代が台頭し世界の映画祭で注目を集める中国映画、ド肝を抜く映像やストーリーで楽しませるインド映画など、2020年も年明け早々からアジアの映画が熱くなりそう。その中から、オススメ作品をピックアップした。麻薬捜査×チキン屋で歴代No.1ヒット『エクストリーム・ジョブ』1月3日(金)公開昼はフライドチキン屋を営み、夜は潜入捜査を行う崖っぷち麻薬捜査チームを描いて、観客動員1,500万人超え、韓国歴代興収ランキング第1位の記録をつくった『エクストリーム・ジョブ』で、まずは初笑い。“揚げる大捜査線”とはよく言ったもので、麻薬組織を24時間監視するために目の前のチキン屋を買い取り、試しにチキンを揚げてみたところ、絶対味覚を持つマ刑事の才能で店がまさかの大繁盛。本業の麻薬捜査がどうなってしまうのかが気にならずにはいられない。チーム班長を演じる『王になった男』『7番房の奇跡』『ポイントブランク~標的にされた男~』などのリュ・スンリョンをはじめ、イ・ハニ、チン・ソンギュ、イ・ドンフィら個性豊かな俳優陣のアンサンブルも絶対に楽しい。なお、本作は『ジュマンジ』シリーズや『THE UPSIDE/最強のふたり』のケヴィン・ハート主演でハリウッドリメイクされることも決まっている。気高き王妃の戦いに注目『マニカルニカ ジャーンシーの女王』1月3日(金)より2週間限定公開『バーフバリ』シリーズの監督S.S.ラージャマウリの父であり、同シリーズや『バジュランギおじさんと、小さな迷子』のK.V.ヴィジャエーンドラ・プラサード脚本のもと、傑作ロードムービー『クイーン 旅立つわたしのハネムーン』で高い評価を受けたカンガナー・ラーナーウトが主演するスペクタルアクション。彼女が演じるマニカルニカは、“インドのジャンヌ・ダルク”とも称され、人々から“ラクシュミー・バーイー”と呼ばれたインド史上最も有名な女性指導者。幼いころから武士階級の男子同様に剣や弓、乗馬を習って成長したマニカルニカは、史実では息子を背負ったまま馬と剣を巧みに操って戦かったと伝えられており、ポスタービジュアルにもその姿が再現されている。チョン・ウソン×『神と共に』キム・ヒャンギ共演『無垢なる証人』1月24日(金)公開『アシュラ』のチョン・ウソンが、今回は信念を貫くより現実と妥協して俗物になることを決めた弁護士に。ある殺人事件の弁護で容疑者の無罪を立証するため、唯一の目撃者である自閉症の少女ジウを証人として立たせようとするが…という法廷ドラマ。熱狂者が続出した『神と共に』シリーズの“天使”ドクチュンことキム・ヒャンギが、その少女を演じる。香港期待の新人監督とベテラン俳優のタッグ『淪落の人』2月1日(土)公開2019年・第14回大阪アジアン映画際で観客賞に選ばれた『淪落(りんらく)の人』は、本作が長編映画監督デビューとなる香港映画界の期待の星オリヴァー・チャンのもと、『インファナル・アフェア』などの名優アンソニー・ウォンが脚本にほれ込んでノーギャラで出演した話題作。半身不随の中年男性と、家族のために住み込み家政婦として働くフィリピン人女性の心の交流を描く。チョウ・ユンファが完全復活『プロジェクト・グーテンベルク 贋札王』2月7日(土)公開引退もささやかれてたアジア映画界の帝王チョウ・ユンファと『風雲 ストームライダーズ』『コールド・ウォー/二つの正義』アーロン・クォックという2大スターW主演で贈る、二転三転は当たり前の予測不能なクライムアクションサスペンス。あの『男たちの挽歌』を思い起こさせる2丁拳銃姿のチョウ・ユンファを再び見られる日が来るなんて!『インファナル・アフェア』脚本のフェリックス・チョンが初の単独監督と脚本も手掛け、中国で興収200億円超えのメガヒット、“香港アカデミー賞”香港電影金像奨で最優秀作品賞、監督賞、脚本賞など7部門を受賞している。成長著しいD.O.が弾ける!『スウィング・キッズ』2月21日(金)公開『神と共に』で涙を誘った「EXO」のD.O.(ディオ)が、減量や剃髪といった外見的変化だけではなく、約5か月に及ぶ猛特訓で難易度の高いタップダンスを披露する!黒人下士官ジャクソン(ブロードウェイで最優秀ダンサーに贈られるアステア賞を受賞しているジャレッド・グライムス)のもとに集うのは、D.O.演じるトラブルメイカーの朝鮮人民軍ロ・ギスや、満州出身の通訳者ヤン・パンネ、民間人捕虜のカン・ビョンサム、ダンスの実力を持つものの栄養失調の中国人捕虜シャオパンといったメンバーたち。『サニー 永遠の仲間たち』を手掛けたカン・ヒョンチョル監督が、朝鮮戦争を背景しながら、人種や思想・イデオロギーを超えたチーム力とタップダンスに乗せた人間ドラマを見せてくれるはず。ハ・ジョンウ×『テロ,ライブ』監督が再タッグ『PMC:ザ・バンカー』2月28日(金)公開ほぼリアルタイムで進行した『テロ,ライブ』で世界をアッといわせた主演ハ・ジョンウと監督キム・ビョンウのコンビが、現代の韓国と北朝鮮の軍事境界線、地下30mにある“地下要塞(バンカー)”で息つく暇もない、最後まで気の抜けない極秘ミッションに挑む。アメリカ、中国、韓国、北朝鮮の政治的思惑が絡み合う巨大な陰謀に巻き込まれていく、極限的な状況下でのミリタリー・サバイバル・アクションに加え、ハ・ジョンウ演じる傭兵エイハブと『パラサイト』イ・ソンギュン演じる北朝鮮のエリート医師との友情ドラマにも期待。革新的な映像美『ロングデイズ・ジャーニーこの夜の涯てへ』2月28日(金)公開後半60分間、3Dのワンシークエンスショットという映像体験が話題となっている中国の新世代ビー・ガンの監督2作目。物語の中盤、主人公ルオが映画館に入り現実と記憶と夢が交錯する世界に入ると同時に、観客も3Dメガネを装着して、それを追体験できる。本国では名匠ジャ・ジャンクー監督『帰れない二人』の10億円を凌ぐ41億円のヒットとなったことは、ある意味、象徴的かも。本作に合わせ、これまで未公開だったビー・ガン監督の長編デビュー作『凱里ブルース』も2020年4月よりシアター・イメージフォーラムほかにて公開が決定している。実話ベースのネオノワール『シャドウプレイ』2月下旬「第20回東京フィルメックス」にてオープニングを飾った、『ブラインド・マッサージ』『スプリング・フィーバー』などで知られる名匠ロウ・イエ監督作品。中国と香港、台湾を舞台に、2013年に広州市の都市開発に取り残された小さな村で起きた暴動をベースとし、Netflix『僕らの先にある道』のジン・ボーランを主演に、『レッドクリフ』2部作のソン・ジアを相手役に迎えたサスペンス。市場経済への移行を目指す改革開放が本格化した1980年代末からの変動の時代と、2018年に亡くなったヨハン・ヨハンソン(『メッセージ』『博士と彼女のセオリー』)の音楽にも注目。ベルリンで絶賛!『在りし日の歌』4月3日(金)公開今作もまた、80年代に一人っ子政策が進められる中、たったひとりの息子を亡くした夫婦が経済成長を遂げる1990年、2000年代と30年にわたり、激動の時代を共に生きていく物語。『北京の自転車』『我らが愛にゆれる時』のワン・シャオシュアイ監督の最新作。老けメイクだけでなく、内面の変化も繊細に演じた夫役の『薄氷の殺人』ワン・ジンチュン、妻役の『黒衣の刺客』ヨン・メイはそれぞれ第69回ベルリン国際映画祭最優秀男優賞、最優秀女優賞をW受賞する快挙を成しとげた。ドニー・イェンのイップ・マン最終章『イップ・マン 完結』5月8日(金)公開『ムーラン』や『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』などハリウッドでも活躍するドニー・イェンが、ブルース・リーの師イップ・マンを演じる4作目で、最新作にして完結編。最愛の妻と死別したイップ・マンが愛弟子ブルース・リーの招待を受けて渡米するも、サンフランシスコのチャイナタウンで米海軍との闘いに立ち向かうことに。最強の師弟タッグが実現する。監督のウィルソン・イップ、アクション監督の巨匠ユエン・ウーピンら、お馴染みのスタッフで描く最終章や、いかに!?『バーフバリ』プラバース主演最新作『SAAHO』(原題)春公開『バーフバリ』シリーズで映画ファンを夢中にさせたプラバースが、架空の都市ワージーを舞台にしたクライムアクションに挑む。本国インドおよび世界では、オープニング世界興収が『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』に次ぐ第2位を記録、日本円で約45億円をあげたとか。メガホンを取ったのは、『バーフバリ』のS.S.ラージャマウリ監督の愛弟子で、注目の若手監督スジート。『ミッション:インポッシブル』や『マッドマックス 怒りのデス・ロード』級のカーアクションや肉弾戦に挑むプラバースに期待大。MCUにも仲間入りのマ・ドンソク主演『悪人伝』夏公開『新感染 ファイナル・エクスプレス』でゾンビを素手でなぎ倒す愛妻家を演じてブレイクし、『犯罪都市』『神と共に 第二章:因と縁』などで大活躍、マーベル作品『Eternals』(原題)でハリウッド進出も果たす“マブリー”ことマ・ドンソク主演。凶悪なヤクザのボスが問題児の刑事と手を組み、自分をめった刺しにした犯人を追う。日本では一足先に「シン・ファンタ/復活!?東京国際ファンタスティック映画祭ナイト」にてお披露目。すでにシルヴェスター・スタローン製作でハリウッドリメイクも決定しており、強面マブリーが日本の夏を席巻する!?コン・リー&オダギリジョーら豪華共演『サタデー・フィクション』秋公開第76回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門に出品されたロウ・イエ監督最新作。第2次世界大戦が勃発する直前、世界各国の諜報員が暗躍する東洋の魔都・上海に実在する「蘭心劇場」で巻き起こる愛と謀略の物語。女優とスパイ、2つの顔を持つ主人公をコン・リーが演じるほか、オダギリジョーに中島歩、台湾のマーク・チャオら国際色豊かなキャストが見もの。たくさん笑ってスカッとする、心躍るエンターテイメント作品から、激動の時代を生きる人々をとらえた人間ドラマまで、心惹かれる様々なジャンルの映画が勢揃い。4月には中国の新進女優リウ・イーフェイを主演に、コン・リー、ジェット・リー、ドニー・イェンなどアジアのトップ俳優たちが出演するディズニー作品『ムーラン』も控えている中、ますますアジアの俳優、アジアの映画は盛り上がりを見せることになりそうだ。(text:Reiko Uehara)■関連作品:イップ・マン 完結 2020年5月8日より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開© Mandarin Motion Pictures Limited, All rights reserved.プロジェクト・グーテンベルク 贋札王 2020年2月7日より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開© 2018 Bona Entertainment Company Limitedスウィング・キッズ(2019) 2020年2月21日よりシネマート新宿ほか全国にて公開© 2018 NEXT ENTERTAINMENT WORLD & ANNAPURNA FILMS. All Rights Reserved.エクストリーム・ジョブ 2020年1月3日よりシネマート新宿ほか全国にて公開©2019 CJ ENM CORPORATION, HAEGRIMM PICTURES. CO., Ltd ALL RIGHTS RESERVEDロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ 2020年2月28日よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿ピカデリーほかにて全国順次公開©️2018 Dangmai Films Co., LTD, Zhejiang Huace Film & TV Co., LTD - Wild Bunch / ReallyLikeFilmsSAAHO(原題) 2020年春より新宿ピカデリーほか全国にて公開淪落の人 2020年2月1日より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開NO CEILING FILM PRODUCTION LIMITED © 2018悪人伝 2020年夏より全国にて公開© 2019 KIWI MEDIA GROUP. ALL RIGHTS RESERVEDPMC:ザ・バンカー 2020年2月28日よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開ⓒ 2018 CJ ENM CORPORATION, PERFECT STORM FILM ALL RIGHTS RESERVEDマニカルニカ ジャーンシーの女王 2020年1月3日より新宿ピカデリーにて2週間限定公開ⒸEsselvisionproduction(p) (LTD)在りし日の歌 2020年4月3日より角川シネマ有楽町、Bunkamura ル・シネマほか全国にて順次公開©Dongchun Films Production
2020年01月05日昨年の映画界は『ジョーカー』や『アナと雪の女王2』『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』など多くのヒット作がうまれたが、今年も人気シリーズの最新作や口コミで動員を伸ばしそうな注目作が数多く控えている。そのすべてを紹介することはできないが、2020年公開予定のほんの一部を紹介する。1:期待と不安が入り混じる人気シリーズの最新作映画界は今も昔も“シリーズもの”が大好き。現在はネット配信を通じたドラマやミニシリーズも好調で、これまで以上に“長い時間をかけて、複数の作品で物語る”傾向に拍車がかかっている。また、長いインターバルをとった後に突然、続編が製作されるケースも増えており、昨年は28年の時を経て『ターミネーター2』の“正統な続編”が公開されたりもした。みんなが待ち待った続編なのか? 続編が公開されるにはタイミングが悪かったのか……期待と不安が入り混じるのがシリーズ映画の宿命なのかもしれない。2020年も“ブランクあり復活”映画がいくつか待機している。1月31日(金)公開の『バッドボーイズフォー・ライフ』は、ウィル・スミスとマーティン・ローレンスが17年ぶりに帰還するアクション大作。監督が破壊大帝マイケル・ベイからベルギー出身のアディル・エル・アルビ&ビラル・ファラーに交代し、名コンビ最後の事件を描く。そして34年ぶりの新作になるのが『トップガン マーヴェリック』(7月10日公開)。精鋭パイロット養成機関“トップガン”で学んでいた主人公マーヴェリックが本作では教官になって再登場。『オブリビオン』のジョセフ・コシンスキーが監督を、『ミッション:インポッシブル』シリーズのクリストファー・マッカリーが脚本を手がけており、撮影は名手クラウディオ・ミランダ! アッと驚く飛行シーンが楽しめるはずだ。世代を超えて復活するのが、2020年公開の『ゴーストバスターズ/アフターライフ』。オリジナルを手がけたアイヴァン・ライトマンの息子ジェイソンが監督を務め、新世代のゴーストバスターズを描く作品になりそうだ。ポール・ラッドが出演するほか、ビル・マーレイやダン・エイクロイドらオリジナル作品のキャストも登場を予定している。他にも、ダニエル・クレイグがボンドを演じる最後の作品になりそうな『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(4月10日公開)や、DCの新作『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒BIRDS OF PREY』(3月20日公開)、『ワンダーウーマン 1984』(6月公開)、小栗旬もキャストに名を連ねる『ゴジラ・バーサス・コング(原題)』(2020年公開)など、シリーズ作品が続々と待機中。前作から長い空白期間のある続編を観客はどう受け止めるのか? 前作を知らない新しい世代を魅了することができるのか? ここで紹介したすべての映画の成功を願いたい。2:2020年のディズニー映画はどうなる?ファンから愛されるシリーズを多く抱え、さらに過去の名作を実写化して大成功をおさめているのが王者ディズニーだ。昨年はアナ雪2とスター・ウォーズの最終章を立て続けに公開し、『ライオン・キング』や『アラジン』『トイ・ストーリー4』も大ヒット。興行収入の記録も更新。圧倒的な支持を集めている。そんな彼らは2020年も強力なタイトルを数多く用意しているようだ。ピクサーは3月13日(金)に『2分の1の魔法』を、夏には『インサイド・ヘッド』のピート・ドクター監督の最新作『ソウル(原題)』を公開。過去の名作アニメーションの実写化も継続中で、4月17日(金)には『ムーラン』が実写化され公開される。昨年公開の『アベンジャーズ/エンドゲーム』と『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』で“フェーズ3”を終えたマーベルは、今年からいよいよ新章“フェーズ4”をスタート。その皮切りとして5月1日(金)には『ブラック・ウィドウ』が封切られ、以降も新作、新キャラクターが続々とユニバース入りする。そして7月24日(金)にはディズニーランドの超人気アトラクションの世界観を基にした『ジャングル・クルーズ』が公開。過去に彼らは同様の手法で『パイレーツ・オブ・カリビアン』を大成功させており、本作への期待も高い。ちなみに本作はドウェイン・ジョンソンが主演で、エミリー・ブラントが共演。監督は『ロスト・バケーション』『トレイン・ミッション』のジャウム・コレット=セラ……盤石の体制で夏を盛り上げてくれそうだ。また昨年、ディズニーの傘下に入った20世紀フォックスも映画ファンが気になる作品を多く制作中。『キングスマン:ファースト・エージェント』やS・スピルバーグが伝説のミュージカルを再映画化する『ウエスト・サイド・ストーリー(原題)』も今年の公開を予定している。さらにディズニーは米国などの国で開始したストリーミングサービス“ディズニー+”にも力を入れている。今後はマーベルやスター・ウォーズ作品は映画館だけでなく、ストリーミングにまで作品宇宙を広げ、それらがリンクしていくことになりそう。ファンは観ても観ても新しい作品が投下される……忙しくも楽しい1年になりそうだ。3:2020年の“ジョーカー”候補は?映画界には時々、公開前はそれほど注目されていなかったのに、観客の熱い支持で動員を伸ばす作品が出現する。昨年の筆頭格は『ジョーカー』で、日本でも興行収入が50億円を突破。内容が過激だったり少し複雑でも、観客が何度も観たくなる、なぜか深みにハマってしまう要素があれば“予想外の大ヒット”を飛ばす可能性を秘めている。2020年の“ジョーカー候補”はどの作品か? それが法則になっていれば楽なのだが、そうはいかないのが世の常。しかし、早くもファンが大きな期待を寄せ、ネットで熱いコメントが飛び交っている映画がいくつかある。2月公開の『ミッドサマー』は、『へレディタリー/継承』のアリ・アスター監督の最新作で、スウェーデンの奥地で開催される奇妙な祝祭に足を踏み入れた若者たちのドラマを描く“明るいのに恐ろしいフェスティバル・スリラー”。すでに海外で鑑賞したファンや、秋に1度だけ行われた先行上映を観た人の感想コメントが熱く、公開を待ちわびている人が増加中。何でも、恐ろしい映画なのにジャンルは“失恋もの”らしい。これは一体、どういうことなのか? 公開時にはさらに口コミが広がっていきそうだ。また『ロングデイズ・ジャーニーこの夜の涯てへ』も2018年の東京フィルメックスで上映されて注目を集めた作品だ。映画は前半が通常の2D映画で、ラスト59分が3Dになる構成。カンヌなど多くの映画祭に出品され、台湾のアカデミー賞“金馬奨”では3冠に輝くなど期待値をあげる要素は出揃った状態。海外の映画サイトのいくつかが“2019年ベスト”に選出した本作を日本の観客はどう観るのか? 2月28日(金)に初日を迎える。他にも、海外で高評価を集めているミステリー『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』(1月31日公開)や、オスカー監督サム・メンデスが、名撮影監督ロジャー・ディーキンスとタッグを組んで過酷な戦場を全編ワンカットで描く『1917 命をかけた伝令』(2月14日公開)、今回もやっぱり内容が極秘で想像だけが膨らむ予告編を投下してきたクリストファー・ノーラン監督の最新作『テネット』(9月18日公開)など、映画ファンが気になる映画が盛りだくさん。今年も映画館の大きなスクリーンで集中して観たくなる映画、関連作とのリンクを探して何度か映画館に足を運びたくなる作品が公開を待っている。(C)2019 Paramount Pictures Corporation. All rights reserved.(C)2019 A24 FILMS LLC. All Rights Reserved.(C)2020 Disney
2020年01月03日俳優トム・クルーズを一躍ハリウッドのスターダムの頂点へと押し上げた映画『トップガン』(86)の待望の続編『トップガン マーヴェリック』の新予告がこのほど、公開された。あわせて日本公開が2020年7月10日に決定し、新ポスタービジュアルもお披露目された。アメリカ海軍のエリート・パイロット養成学校“トップガン”に所属するエースパイロット候補生の挫折と栄光の日々を描き、空前の大ヒットを記録した『トップガン』の続編。トム・クルーズが、『ミッション:インポッシブル』シリーズのイーサン・ハント役に次ぐ代表的キャラクターとして知られる伝説のパイロット、主人公マーヴェリック役としてカムバックを果たした。公開された予告編映像では、表舞台から遠ざかっていたマーヴェリックが、輝かしい功績を打ち立ててきたその腕を見込まれ、エリート・パイロット養成機関“トップガン”の教官として重要なミッションを任命され還ってきたことが判明。戦闘機に手を当て浮かべる万感の表情や、コックピットに乗り込み生徒を指導する頼もしいマーヴェリックに加え、新パイロットたちの様々な感情が入り混じった瑞々しい日常に誰もが耳にしたことのあるメロディが重なる。さらに後半には、マーヴェリックの超人的な操縦スキルや、攻撃を受けていると思われる戦闘機が追撃ミサイルを必死に回避しようとする迫力の映像も。マーヴェリックが教える“生と死”を分ける重大な差とは? 一瞬の判断ミスも許されぬ手に汗握る壮絶なドッグファイトが展開され、リアルを追求した迫力の戦闘機スカイ・アクションに息をのむ仕上がりとなっている。合わせて公開された新ポスタービジュアルでは、2機の戦闘機が飛行する大空を見上げるマーヴェリックが旧式のプロペラ機と思しき機体に背を預けており、さわやかでクールなトップガンらしい雰囲気はそのままに、「空を飛ぶこと」への憧憬を感じさせるエモーショナルな瞬間が切り取られている。共演には、『セッション』のマイルズ・テラー、『ノア 約束の舟』などで知られるアカデミー賞女優ジェニファー・コネリー、『ザ・ロック』の名優エド・ハリス、そして前作でマーヴェリックのライバル“アイスマン”を演じたヴァル・キルマーの再登板も決定。監督には『オブリビオン』でもトムとタッグを組んだジョセフ・コシンスキーが抜てきされ、プロデューサーは『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズなどのジェリー・ブラッカイマー、さらに『ミッション:インポッシブル』シリーズの監督で知られ、トムの盟友として信頼の厚いアカデミー賞脚本賞受賞のクリストファー・マッカリーが脚本に加わるなど、ハリウッドきってのクリエイターが集う。(C)TopGunMovie.jp
2019年12月17日ライアン・レイノルズ主演とマイケル・ベイ監督で贈る空前のアクション超大作となるNetflix映画『6アンダーグラウンド』から、これまで謎に包まれていた6人のキャラクターたちの情報が明かされる予告編が解禁となった。世界随一のスキルを持ちながら、過去を消して未来を変えたいと願う、世界中から選ばれた男女6人の精鋭たち。このチームを率いるのは、ライアン演じる謎のリーダー。彼らのミッションは、たとえ英雄として知られることがなくても、成し遂げた任務の成果が歴史に刻まれること。クセ者揃いの6人がそれぞれのスキルをフル活用して、イタリア、アブダビなど世界を股にかけ、“ONE TEAM”となって華麗に戦う。この度、到着した予告編映像では、ファンから“ベイヘム”と呼ばれているベイ監督らしい容赦なき大爆発シーンやド迫力アクションシーンだけでなく、ライアン演じるリーダーOne/ワン:ビリオネアが「君のような人材を探してた」と6名をスカウトしていく様子も捉えている。この世に恐れるものなどないタフな元CIA 諜報員のTwo/トゥー:スプーク(メラニー・ロラン)。殺しのスキルを良いことのために役立てようとチームに加わるThree/スリー:ヒットマン(マヌエル・ガルシア=ルルフォ)。どんな障害物も乗り越える驚異の身体能力を持つFour/フォー:スカイウォーカー(ベン・ハーディ)。医療のスキルを活かし、チームのメンバーを守るFive/ファイブ:ドクター(アドリア・アルホナ)。抜群のドライビングテクニックを持つSix/シックス:ドライバー(デイブ・フランコ)。米軍の特殊部隊デルタフォースのスナイパーだったSeven/セブン:スナイパー(コーリー・ホーキンス)たちが集結。クセモノ揃いの“6人の精鋭”たちが、それぞれのスキルを活かして、ひとつのチームとなり、立ちあがる理由は果たして何なのか?本作の企画は『デッドプール』の脚本を手掛けたレット・リースとポール・ワーニックが、『ミッション:インポッシブル』シリーズなどを手掛ける米スカイダンス・プロダクションCEOのデビッド・エリソンにアイディアを持ち込んだことから始まった。「ポールとレットが“6人の亡霊から成るチームを作ったらどうだろう“というアイディアを持ってきたんだ。彼らは自分の死を偽装し、自分の葬式に出て、それから世界の名だたる悪党を倒しに行くんだ」と本作の設定が生まれた背景を明かす。さらに、ライアンが「みんなが名前ではなく、数字で呼び合う理由の1つは、お互いに親密になり過ぎて緩い関係になったり、私情が入り込むようになったりするのを恐れているから。それがチーム崩壊の原因になるとリーダーであるワンは感じているんだ。けれど、長い時間を共に過ごし共に試練を乗り越えるうちに彼らは心を開いて、家族のようになっていくんだ。ワンにとっては不本意かもしれないけどね」と、距離を保っていた6人の間に絆が生まれていくドラマも予感させるコメントを寄せている。Netflix映画『6アンダーグラウンド』は12月13日(金)より世界同時配信開始。(text:cinemacafe.net)
2019年12月12日Amazonが、2018年10月26日~2019年10月25日の期間に最も多く視聴されたAmazon Prime Videoの映画・TV番組を集計した「Amazon Prime Video2019年間ランキング」を発表。『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』が今年最も視聴された映画作品となった。本ランキングは、Prime Videoに含まれるプライム会員特典対象作品およびレンタル作品を視聴顧客数に基づいて集計し、字幕版・吹き替え版の視聴顧客数を合算した数に基づいて作成したもの(2019年12月11日時点でのプライム会員特典コンテンツ)。見放題作品の映画総合部門で1位となったのは、主演・山下智久、新垣結衣、戸田恵梨香、比嘉愛未、浅利陽介による人気TVシリーズの劇場版『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』。8月から独占配信され、総合1位を獲得した。3位には第71回カンヌ国際映画祭でパルム・ドール(最高賞)を受賞した是枝裕和監督の『万引き家族』がランクイン。1位~4位は2018年劇場公開の新作がランクインし、トップ5のうち3作品をアクション映画が占めた。アクション映画部門では『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』『ジュラシック・ワールド/炎の王国』とハリウッドの大作映画に、『亜人』『シン・ゴジラ』の邦画が続く。コメディー映画部門では、電力が突然消滅した世界で家族が協力しあう 『サバイバルファミリー』が1位。 2位は、へそ曲がりでクリスマス嫌いのグリンチがクリスマスを盗もうと試みる『グリンチ』、 3位に宮藤官九郎監督、長瀬智也と神木隆之介がW主演した『 TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』が入った。アニメ映画部門の1位は、広瀬すず、菅田将暉、宮野真守など旬の役者が勢ぞろいした『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』。Prime Videoでは新海誠監督作品を多数配信中だが、『言の葉の庭』『秒速5センチメートル』の2作品がトップ5入り。なお、レンタル作品では『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』が最も視聴された映画となり、根強い人気を見せた。『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』はAmazon Prime Videoにて独占配信中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミッション:インポッシブル/フォールアウト 2018年8月3日より全国にて公開© 2018 Paramount Pictures. All rights reserved.劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- 2018年7月27日より全国東宝系にて公開© 2018「劇場版コード・ブルー –ドクターヘリ緊急救命-」製作委員会
2019年12月11日映画『マザーレス・ブルックリン』が、2020年1月10日(金)より、新宿ピカデリー他でロードショー。エドワード・ノートンが、監督・脚本・製作・主演を務める。NY舞台、ボスの殺害事件を巡るサスペンス映画映画『マザーレス・ブルックリン』は、1957年のニューヨークが舞台。障害を抱えながらも、驚異の記憶力を持つ私立探偵のライオネル・エスログが、人生の恩人であり唯一の友であるボスの“殺害事件”の真相を巡って、大都会に隠された闇に迫るサスペンス作品だ。“1人4役”を務めたエドワード・ノートン本作において、監督・脚本・製作・主演の4役を務めたエドワード・ノートンは、本来ハリウッドを代表する演技派俳優。『アメリカン・ヒストリーX』『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』などで、複数回アカデミー賞にノミネートされた経験を持つ彼が、今回は自分のボスを殺した犯人を探し出す名探偵・ライオネルを熱演。それと同時に、初めてシナリオにも挑戦し、20年ぶりのメガホンも握る。脇を固めるキャストまた主人公を取り巻くキャラクターたちにも、実力派俳優が勢ぞろい。主人公・ライオネルに“居場所”を与えてくれたボスのフランク・ミナ役に『ダイ・ハード』シリーズのブルース・ウィリス、ブルックリンを牛耳る“最凶の男”モーセズ・ランドルフ役に『スパイダー マン』シリーズや『永遠の門 ゴッホの見た未来』のウィレム・デフォーが抜擢。また『美女と野獣』のググ・バサ=ロー、『ミッション:インポッシブル』シリーズのアレック・ボールドウィンといった豪華メンバーが脇を固める。50年代へと時代変更、“レッチリ”のフリーなどが音楽に参加なお映画の時代設定は、1999年を舞台にしたジョナサン・レセム作の原作から、1957年へと変更。グラミー賞を受賞したレディオヘッドのトム・ヨークや、ロック界の帝王レッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリー、ジャズ界の大御所ウィントン・マルサリスらが参加し、50年代を意識した音楽で物語に深みを与えていく。詳細映画『マザーレス・ブルックリン』公開日:2020年1月10日(金)監督・脚本・製作:エドワード・ノートン原作:ジョナサン・レセム「マザーレス・ブルックリン」/オリジナル・ソング:トム・ヨーク「デイリー・バトルズ」キャスト:エドワード・ノートン、ブルース・ウィリス、ググ・バサ=ロー、アレック・ボールドウィン、ウィレム・デフォー配給:ワーナー・ブラザース映画<あらすじ>1957年、ニューヨーク。障害を抱えながらも驚異の記憶力を持つ私立探偵のライオネル・エスログは、人生の恩人であり唯一の友人でもあるボスのフランク・ミナが殺害された事件の真相を追い始める。ウイスキーの香りが漂うハーレムのジャズ・クラブからマイノリティの人々が集うブルックリンのスラム街まで、僅かな手掛かりと天性の勘と行動力を頼りに大都会の堅く閉ざされた闇に迫っていく。やがて、腐敗した街で最も危険な黒幕に辿り着くが…。
2019年11月18日『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のエドワード・ノートンが監督、脚本、製作、そして主演までも務める映画『Motherless Brooklyn』(原題)が、『マザーレス・ブルックリン』の邦題で日本公開されることが決定。ポスタービジュアルも到着した。舞台は1957年のニューヨーク。障害を抱えながらも驚異の記憶力を持つ私立探偵ライオネル・エスログは、人生の恩人であり唯一の友人でもあるボスのフランク・ミナが殺害された事件の真相を追い始める。僅かな手掛かりと天性の勘と行動力を頼りに、大都会の堅く閉ざされた闇に迫っていくが、やがて腐敗した街で最も危険な黒幕に辿り着く…というのが本作のストーリー。トロント国際映画祭を始め、ローマ映画祭、テルライド映画祭、ニューヨーク映画祭などで高く評価され、当時の犯罪映画を彷彿とさせる古典的なスタイルで、現代にも繋がる社会的なテーマを描いている。アカデミー賞ノミネート経験もあるハリウッドを代表する演技派俳優のエドワードが本作で演じるのは、一風変わったキャラクターの主人公ライオネル。今作では、主演だけでなく、初めてシナリオに挑戦し、約20年ぶりにメガホンも取るなど、プロデュースも含めて1人4役を兼任。そして、ブルース・ウィリス(フランク役)やウィレム・デフォー(ポール役)、『美女と野獣』のググ・バサ=ロー(ローラ役)、『ミッション:インポッシブル』シリーズのアレック・ボールドウィン(モーゼス役)といった実力派俳優陣も出演している。日本公開決定と合わせて到着したポスタービジュアルでは、ブルックリン・ブリッジに立つライオネルが写し出され、ポスター上部には彼を取り巻くフランク、ローラ、モーゼス、ポールの姿も。50年代のフィルム・ノワールの雰囲気をまとう、重厚感溢れる一枚となっている。本作は、ジョナサン・レセムの同名小説が原作となっているが、今作では1999年の時代設定を1957年に変更。また、オリジナル・ソングとしてグラミー賞を受賞した「レディオヘッド」のトム・ヨークが「デイリー・バトルズ」を提供。ロック界の帝王「レッド・ホット・チリ・ペッパーズ」のフリーや、ジャズ界の大御所ウィントン・マルサリスも参加している。『マザーレス・ブルックリン』は2020年1月10日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2019年11月15日40年の時を経て、『シャイニング』のホテルの呪いが解き放たれる『ドクター・スリープ』。本日10月19日、本作で謎の女性ローズ・ザ・ハットを演じるレベッカ・ファーガソンの誕生日を記念して場面写真がシネマカフェに到着した。40年前の雪山のホテルでの惨劇を生き残ったダニーは、幼い日の悪夢とトラウマを抱え、孤独に暮らしている。ある日、ダニーの前に特別な力を持つ少女アブラが現れる。彼女は特別な力で“事件”を目撃し、謎の集団に狙われていた。2人の周辺で謎の児童連続失踪事件が続く中、ダニーとアブラは“呪われたホテル”へとたどり着く…。今回解禁となったのは、児童失踪事件のカギを握り、少女アブラをつけ狙う狂信的な集団を率いる謎の美女、ローズ・ザ・ハットの場面写真。ローズを演じるのは、10月19日に36歳の誕生日を迎えるスウェーデン・ストックホルム出身の女優レベッカ・ファーガソン。スウェーデン製作のミステリー『ポゼッション』(日本未公開)で映画デビュー、2014年にドウェイン・ジョンソン主演『ヘラクレス』でハリウッドに進出、『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』で謎の美女イルサを演じ、その美しさとスタントなしのバイクアクションで話題となった。その後『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』でヒロインを続投、『マダム・フローレンス!夢見るふたり』や『グレイテスト・ショーマン』など話題作に出演し、実力派女優として注目を集めている。実は、今回解禁された場面写真には、新たな恐怖を加速させる“謎”が秘められている。薄暗い森の中、シルクハットをかぶったローズ・ザ・ハットは一体何をしているのか?謎の児童連続失踪事件が続く中、アブラを狙うローズの目的とは?ヴィラン初挑戦となるレベッカの、ミステリアスで妖艶な演技が“新たな恐怖”をさらに加速させることになりそうだ。『ドクター・スリープ』は11月29日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年10月19日バットマンとスーパーマン、誰もが知る2大ヒーローが“初共演”。世界で大ヒットを記録した映画『バットマン vs スーパーマンジャスティスの誕生』が、10月4日(金)今夜、日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」で地上波初放送される。ヒーローの“元祖”ともいえるバットマンとスーパーマンの2人が作品の垣根を超えてスクリーンで共演するという夢のような本作。『マン・オブ・スティール』に引き続き『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』のヘンリー・カビルがスーパーマン=クラーク・ケントを演じ、バットマン=ブルース・ウェインには『パール・ハーバー』のベン・アフレックを迎え、『スーサイド・スクワッド』のザック・スナイダーがメガホンをとった本作。ゾッド将軍から地球を守るため死闘を繰り広げたスーパーマンだが、その戦いの影響でブルース・ウェインのビルは崩壊、友人や部下たちが犠牲となったことで、ブルースはスーパーマンの超人的パワーを警戒するようになる。一方、デイリー・プラネットの記者として働くクラーク・ケントの恋人で同僚のロイス・レインがアフリカで取材中に銃撃戦に巻き込まれる。クラークはスーパーマンとなって彼女を助けに駆け付けるが、この行動が世界に波紋を呼び多くの人々がスーパーマンに不信感を抱くようになる。同じ頃、大企業レックスコープの若き社長レックス・ルーサー(ジェシー・アイゼンバーグ)が、2年前に墜落した宇宙船や異星人の死体を独自に研究し、クリプトン星の鉱石・クリプトナイトがスーパーマンの力を弱めることを突き止めていた。一方、レックスの行動を怪しむブルースは、執事のアルフレッド(ジェレミー・アイアンズ)の協力で彼の研究データを入手。クリプトナイトを使って武器を作り始める。 そんななか、スーパーマンの公聴会で爆発事故が発生、スーパーマンは徐々に窮地に立たされていく…というのが本作のストーリー。本作の“悪役”レックス・ルーサーには『ハミングバード・プロジェクト 0.001秒の男たち』のジェシー・アイゼンバーグ、アルフレッドには『レッド・スパロー』などのジェレミー・アイアンズ。そして『ジャスティス・リーグ』からワンダーウーマンも参戦。ワンダーウーマン=ダイアナ・プリンスには『ワイルド・スピード MEGA MAX』などで知られるガル・ガドットが起用されている。バットマンの宿敵・ジョーカーの誕生を描いた映画『ジョーカー』も10月4日(金)本日より全国公開。こちらも要チェック。『バットマン vs スーパーマンジャスティスの誕生』は10月4日(金)今夜21時~日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」枠で地上波初放送。(笠緒)
2019年10月04日映画史上空前の大傑作『バーフバリ』シリーズで数奇な運命に導かれた伝説の戦士役として主演を務めた、プラバースの主演最新作『SAAHO』(原題)の日本公開が決定。併せて、本国版のビジュアルが解禁となった。■ストーリー大都市ワージー。ここでは幾つもの犯罪組織が街を支配している。ある日、それら組織の頂点に君臨する初老ロイが交通事故に見せかけて殺される。組織のメンバーであり実力者のひとりであるデウラージが後継者の座を狙うが、ロイの息子も新たなボスとして名乗りを上げる。それぞれの思惑が交差する中、ムンバイでは200億ルピー相当の大規模な窃盗事件が発生。IB潜入捜査官アショークは相棒の女性警察官アムリターなどと共に、事件を捜査する。■オープニング世界興収第2位!プラバース主演クライムアクション本作は、架空の都市ワージーを舞台にしたクライムアクション。すでに公開になった本国および世界では、オープニング世界興収が『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』に次ぐ第2位を記録。日本円で約45億円をあげ、インド映画ながら『ライオン・キング』『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』など、ハリウッドのメジャー大作を抑えて堂々のランクインを果たした。メガホンを取ったのは、『バーフバリ』のS.S.ラージャマウリ監督の愛弟子で、注目の若手監督スジート。本作では脚本も務め、怒涛のアクションの数々と巧妙なストーリー展開でインドから新たなメガヒット作が誕生したと、世界中から喝采を浴びている。主演を務めるのは、『バーフバリ』の大成功で人気と知名度が国際的なものとなった俳優プラバース。犯罪シンジケートが関与する200億ルピー(日本円で約303億)相当の大規模な窃盗事件を追う捜査官を演じた。また、プラバースの相棒の女性警察官をシュラッダー・カプールが演じている。本編では『ミッション:インポッシブル』『マッドマックス 怒りのデス・ロード』級のカーアクションや銃撃戦、肉弾戦が繰り広げられ、『バーフバリ』を超える超絶アクションが期待される。また劇中では幾つかのエピソードが同時に進行し、それらは一見して無関係に見えるも予期せぬタイミングで絡み合い、関係したかと思えば観客を欺き、新たな展開を見せる。今回解禁された本国版のビジュアルには、バイクに跨り大都市を駆け抜けるプラバースの姿が。彼の背後には車が宙を舞い、吹き上がる砂ぼこりが疾走感溢れるビジュアルになっている。なお、本ビジュアルは9月28日(土)・29日(日)に東京・代々木公園で開催される、日本最大級のインドフェス「ナマステ・インディア 2019」に出展する配給会社ツインのブースにてティザーチラシとして配布される予定。『SAAHO』は2020年春、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年09月27日