2018年の秋に、関東(東京・神奈川・千葉・埼玉)の大学で開催される学園祭のイベント内容をご紹介します。人気アーティストやお笑い芸人、俳優などのゲストや、花火やライブなどのイベント情報が満載。ぜひチェックしてみてくださいね。東京都の学園祭SHE'Sのライブも!「上智大学 ソフィア祭」総勢約150団体による模擬店・ステージ・教室企画など、さまざまな企画が楽しめます。大型音楽フェスなどで活躍する「SHE’S」をゲストアーティストに招いてのライブや、学園のミス・ミスターを決めるコンテストも開催します。【概要】・イベント名:上智大学 四ツ谷キャンパス ソフィア祭2018~It’s show time~・開催期間:2018年11月1日(木)~11月4日(日)・最寄駅:四ツ谷・2017年度の総来場者数:45,000人・お問い合わせ:公式HP【SHE’S】2016年にメジャーデビューした、メンバー全員が1992年生まれ・大阪出身の次世代ピアノロックバンド。文学的な歌詞と、ポップ感を漂う構築力の高さ、繊細なメロディーが魅力です。・「SHE’S」学園祭ツアー20182018年10月6日(土)~11月4日(日)日芸らしいアートな学園祭「日本大学芸術学部 日芸祭」「夜芸祭(よるげいさい)」をテーマに、日芸生が夜に本性を表すバケモノに変身して内なる芸術性を解放する3日間。作品の展示や芸術を体感できる企画などが展開される、8つのアートが集う日芸ならではの学園祭です。【概要】・イベント名:日本大学芸術学部江古田キャンパス 日芸祭・開催期間:2018年11月2日(金)~11月4日(日)・最寄駅:江古田・2017年度の総来場者数:45,151人・お問い合わせ:公式HP創立127年の歴史ある学園祭「東京農業大学 収穫祭」毎年約10万人が訪れる、100%学生の手づくりが好評の学園祭。2018年のテーマは「農の心を手渡す」。大根チャリティー配布・野菜・はちみつ・味噌・ジャムなど、農大ならではの即売店が登場。文化学術展やステージ企画などもあります。【概要】・イベント名:東京農業大学 世田谷キャンパス 創立127年東京農業大学 収穫祭・開催期間:2018年11月2日(金)~11月4日(日)・最寄駅:経堂・2017年度の総来場者数:90,000人・お問い合わせ:公式HP全国トップレベルの動員力「青山学院大学 青山祭」「青山祭」は毎年秋に開催され、総来場者数15万人を超える日本トップクラスの学園祭です。2018年のテーマは「FLASHーこの一瞬に、惚れ直す。ー」。多くの有名人を招いての講演会や、ミス・ミスターコンテストなど、イベントも盛りだくさんです。【概要】イベント名:青山学院大学 青山キャンパス 青山祭開催期間:2018年11月2日(金)~11月4日(日)最寄駅:表参道2017年度の総来場者数:150,000人お問い合わせ:公式HP平均来場者数は約9万人!「早稲田大学 早稲田祭2018」来場者数約18万人、企画数約450、予算規模約3500万円を誇る、日本最大級の学園祭です。2018年は“「好き」に情熱を。”をテーマに、早稲田大学の文化の伝統を体現した2日間を目指します。【概要】・イベント名:早稲田大学早稲田・戸山キャンパス 早稲田祭2018・開催期間:2018年11月3日(土・祝)~11月4日(日)・最寄駅:早稲田/西早稲田・2017年度の総来場者数:180,000人・お問い合わせ:公式HP日本最大規模の学園祭「慶應義塾大学 第60回三田祭」「三田祭」は、毎年11月に「慶應義塾大学 三田キャンパス」で4日間にわたって開催される、来場者数・参加団体数ともに日本最大規模の学園祭です。前夜祭にはロックバンド「UVERworld」が登場して会場を沸かせます。【概要】・イベント名:慶應義塾大学 三田キャンパス 第60回三田祭・開催期間:2018年11月22日(木)~11月25日(日)・最寄駅:田町・2017年度の総来場者数:200,000人・お問い合わせ:公式HP【UVERworld】2005年にメジャーデビューした6人組ロックバンド。デビュー前からデビュー後しばらくまでは、メンバーで一軒家に住んでいたそう。その仲の良さが息ぴったりなライブパフォーマンスの秘訣なのかもしれません。・UVERworld ARENA TOUR 20182018年11月5日(月)~12月31日(月)全国屈指の規模を誇る「東京大学 第69回駒場祭」13万人もの来場者が訪れる、全国屈指の規模を誇る「駒場祭」。東大ならではのハイレベルな学術企画や、迫力のパフォーマンス企画が展開されます。勉強だけではない東大生の姿を見られる、特別な3日間になりそう。【概要】・イベント名:東京大学 駒場キャンパス 第69回駒場祭・開催期間:2018年11月23日(金・祝)~11月25日(日)・最寄駅:駒場東大前・2017年度の総来場者数:126,234人・お問い合わせ:公式HP神奈川県の学園祭約2,000発の打ち上げ花火「東海大学 第64回東海大学建学祭」「Build UP(積みあげる)」をテーマに、日本の文化・海外の文化を取り込んださまざまな模擬店や企画が展開されます。有名アーティストを招いてのライブや、約2,000発もの迫力ある花火にも注目。【概要】・イベント名:東海大学 湘南キャンパス 第64回東海大学建学祭・開催期間:2018年11月1日(木)~11月3日(土)・最寄駅:東海大学前・2017年度の総来場者数:80,000人・お問い合わせ:公式HP地域密着型の学園祭「神奈川大学 神大フェスタ」地域に開かれたオープンな学園祭を目指す「神大フェスタ」。神大スター決定戦・フリマ・ステージ・飲食店・サークルゼミなど、たくさんのイベントが企画されています。【概要】・イベント名:神奈川大学 横浜キャンパス 神大フェスタ・開催期間:2018年11月3日(土・祝)~11月4日(日)・最寄駅:白楽・2017年度の総来場者数:20,000人・お問い合わせ:公式HP千葉県の学園祭千葉県内最大級!「千葉大学 第56回千葉大祭」例年100以上のテント企画・50以上の部屋企画・ステージ発表やストリートパフォーマンスなどが展開される「千葉大祭」。千葉大生なら誰でもテントを出して出品でき、バンド演奏やダンスなどイベントも盛りだくさんです。俳優「小関裕太」さんを招いてのトークショーも。【概要】・イベント名:千葉大学 西千葉キャンパス 第56回千葉大祭・開催期間:2018年11月1日(木)~11月4日(日)・最寄駅:西千葉・お問い合わせ:公式HP【小関裕太】東京都出身の身長180cmのイケメン俳優。2006年~2008年にはNHK教育『天才てれびくんMAX』のてれび戦士として活躍していました。現在は、舞台やCM、ドラマや映画などで活躍中。・2018年10月5日~日本テレビ「ゆっくり私時間」・2018年12月14日(金)公開「春待つ僕ら」・2019年1月9日(水)DVD発売「わたしに××しなさい!」埼玉県の学園祭自称“埼玉一”の学園祭「獨協大学 第54回 雄飛祭」「Open the Book」をテーマに、おとぎの森の世界観のなかで、楽しいイベントを繰り広げる「雄飛祭」。よしもと芸人「しずる・和牛・インポッシブル」を招いてのお笑いライブや、ミス・ミスターコンテストも開催されます。【概要】・イベント名:獨協大学 第54回 雄飛祭・開催期間:2018年11月2日(金)~11月3日(土・祝)・最寄駅:獨協大学前(草加松原)・お問い合わせ:公式HP【和牛】よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の2006年に結成したお笑いコンビ。緻密に構成されたストーリー漫才が人気。現在、“よしもと内で一番ライブのチケットが取りにくい芸人”といわれているそう。・「2014年 第44回NHK上方漫才コンテスト」 優勝・2016年「M-1グランプリ」準優勝パワーみなぎる学園祭に行こう!日本を代表する大学が点在している関東の大学。ふだん勉強やサークル活動などに尽力している学生たちの、キャンパスライフをのぞいてみませんか。秋の学園祭に足を運んでみてはいかがでしょうか。
2018年10月24日“Mr.ビーン”として日本でも大ブレイクした、イギリスを代表するコメディアン、ローワン・アトキンソンが主人公を演じる『ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲』。この度、“ボンドガール”として一躍脚光を浴びたオルガ・キュリレンコの場面カットがシネマカフェに到着した。ジェームズ・ボンドと同じく、イギリスのスパイなのにコードネーム(007)は特になし、イーサン・ハントと異なり、どんな作戦(ミッション)も全て不可能(インポッシブル)にしてしまう、恐れを知らない&危険を知らない、そして何にも分かっていない“天災的スパイ”ジョニー・イングリッシュが、6年ぶりに活躍(?)する本作。今作には、事件の鍵を握る謎の女オフィーリア役でオルガ、イギリスの首相役でエマ・トンプソンと、“無駄に豪華過ぎる女優陣”が脇を固めているのも見どころの一つだが、今回到着したのはそのオルガ演じる謎の女の場面写真だ。グラマラスな美女はスパイ映画には欠かせないが、到着した写真では、胸元を大胆に開け大人のセクシーな魅力全開のドレスに身を包み、銃を構え鋭い視線を送る姿や、ジョニーを背後から見つめ、彼に自分の正体を明かす重要なシーン。そして、物語の終盤で近代的なスケルトンPCに向かい、緊迫した表情を見せるオフィーリアが映し出されている。一体、彼女は何者なのか?敵か味方か?謎が深まるばかり。今回の役についてオルガは、「最初、彼女はミステリアスなキャラクターなの。彼女が何者で何が目的かわからない」とその謎っぷりを説明。また、脚本のウィリアム・デイヴィスは、「ボンド映画のような世界に存在する女優を起用したいと思っていたけど、簡単にはいかなかった。他のキャラクターは全員リアルな存在だし、ジョニーの行動に対する反応も現実的である必要があったからね。ふざけた感じになってはダメなんだ。ジョニーに対してリアリティ溢れる反応が重要で、その点オルガの演技は非常に素晴らしかった」と『007/慰めの報酬』に出演したオルガはまさに適任だったと語っている。そして、「彼女は優れたコメディ女優」と話す監督のデヴィッド・カーは、「シーンによっては軽めの演技をしなければならないこともよく理解していた。とにかく、本作ではジョニーを現実的な世界に登場させることが重要だった。オルガの演技のお陰で、ローワンの行動に現実味が出たよ。何よりも彼女特有の知的なコメディセンスを発揮してくれた」と絶賛している。今回オルガが演じたオフィーリアは、物語後半までその正体が明らかにされないが、ジョニーは彼女に一目惚れし、ロマンスを体験できると思い込んでしまうのだ。その勘違いっぷりは甚だしく、本作では2人のコメディ全開のやりとりも必見だ。『ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲』は11月9日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲 2018年11月9日より全国にて公開ⓒ2018 UNIVERSAL STUDIOS
2018年10月19日映画『クレイジー・リッチ!』が、2018年9月28日(金)より新宿ピカデリー他ロードショー。ハリウッド25年ぶりオール・アジアン・キャストで挑む“全女子共感”のシンデレラストーリー『クレイジー・リッチ!』は、シンガポールを舞台に恋人とそのセレブ一族との間で揺れる独身女性の葛藤と成長を描くシンデレラストーリー。原作は、世界17カ国で出版され、女性の心を掴んだベストセラー小説だ。映画化にあたっては、『ジョイ・ラック・クラブ』以来ハリウッド映画として25年ぶりのオール・アジアン・キャストで挑んだこともあり、公開前から大きな話題を呼んでいた。公開されるやいなや、全米初登場1位を獲得し、その後驚異の3週連続第1位を達成。総興行収入は、『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』『ジュラシック・ワールド/炎の王国』『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』などの大作を上回っている。その大ヒットを受け、日本でも満を持して公開されることとなった。あらすじ生粋のニューヨーカー、レイチェル・チュウ(コンスタンス・ウー)は、長年の恋人ニック・ヤン(ヘンリー・ゴールディング)が親友の結婚式に出席するというので、一緒にシンガポールへ向かう。初めてのアジア旅行に胸を躍らせながらも、それまでニックが家族の話を避けているように感じていたレイチェルは、彼の家族に会うことにとても緊張していた。出発当日、空港で案内された先はファーストクラス……なんとニックは、かの国でもとりわけ裕福な一族の御曹司であるだけでなく、社交界の女性たちから超人気の独身男のひとりでもあったのだ。そんなニックの恋人として現れたレイチェルには、嫉妬深いお嬢さまたちからのキツーい視線が突き刺さる。さらに悪いことに、ふたりの交際をよく思わないニックの母親(ミシェル・ヨー)が仲を裂こうと画策し始める。そんななか明らかになってくるのは、お金で愛は買えないが、お金の存在は物事を断然複雑にするということだった…。ラグジュアリーなファッションも見どころ豪華絢爛のセレブリティの世界の中、同じくラグジュアリーなファッションも注目したいポイントだ。特に印象的なのが、主人公レイチェルが結婚式で着用した海外セレブ御用達ブランド・マルケッサ(Marchesa)の水色のシフォンドレス。首周りや腰にバラのコサージュが飾られた、小柄のレイチェルでも存在感抜群のスタイルとなっている。また、レイチェルがニックの家族と餃子作りに参加する際に着用している花柄のワンピースは、ジャンバティスタ ヴァリ(GiAMBATTiSTA VALLi)のものだ。御曹司であるニックの家族は、ゴージャスなドレスの数々で身を包んだ。ニックの従姉妹でアジア中の憧れの的、才色兼備のセレブ・アストリッドはフェミニンなディオール(Dior)のワンピースを着用。そして、ニックの母親・エレノアは、その貫禄にふさわしく、ヴァレンティノ(VALENTINO)や、王室・大富豪御用達ブランドのエリーサーブなど錚々たるブランドのドレスを身に着けている。作品詳細『クレイジー・リッチ!』公開日:2018年9月28日(金)より新宿ピカデリー他ロードショー監督:ジョン・M・チュウ『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』原作:ケビン・クワン著「クレイジー・リッチ・アジアンズ」(竹書房)出演:コンスタンス・ウー、ヘンリー・ゴールディング、ミシェル・ヨー、オークワフィナ、ソノヤ・ミズノほか配給:ワーナー・ブラザース映画宣伝:スキップ2018年/アメリカ/カラー/シネマスコープ/英語/121分/原題:Crazy Rich Asians
2018年09月22日ヘンリー・カヴィルがNetflixのオリジナルドラマ「The Witcher」(原題)の主演に決定した。「Variety」誌によると、このドラマはポーランド出身のアンドレイ・サプコフスキ著の、日本では「ウィッチャー」シリーズとして発売されているファンタジー小説をベースに製作。「ウィッチャー」とは、魔物退治の専門家の呼び名で、ヘンリーは主役のウィッチャー、「リヴィアのゲラルト」を演じる。ストーリーは「孤高の魔物ハンターであるゲラルトは、時に魔物よりも邪悪な面を見せる人々の世界で、自分の居場所を探そうとしていた。しかし、運命に突き動かされたゲラルトは、魔女、危険な秘密を抱える王女とともに、危険さが増す大陸を旅することに…」という内容だそうだ。世界で愛されてきた「ウィッチャー」はマンガ化やゲーム化もされ、ゲームの「ウィッチャー3ワイルドハント」は日本でも人気を集めた。ヘンリーがテレビ界にカムバックするのは久々だ。2010年「THE TUDORS~背徳の王冠」への出演を最後に、これまでは『マン・オブ・スティール』、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』、『ジャスティス・リーグ』のDC映画や『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』などの大作映画に出演し、知名度を上げてきた。(Hiromi Kaku)■関連作品:【Netflixオリジナル】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflixオリジナル】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2018年09月05日実写版『銀魂』の笑撃も冷めやらぬうちにパート2の製作決定が発表され、さまざまな話題を振りまいてきた『銀魂2掟は破るためにこそある』がついに公開、3週連続首位だった『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』を抑えて初登場第1位の大ヒットスタートを切った。小栗旬を筆頭に日本を代表する豪華俳優陣を集めながら、前作公開から約1年で続編公開という“掟破り”を敢行した本作は、昨今の大型邦画企画においても「2年連続で公開し、2年連続で初登場1位を獲得」という“常識破り”な記録を達成。公開3日間の興収は前作公開時を超えており、50億円超えが見えると同時に、早くも“パート3”を要望する声が上がっている。公開3日間は前作超え!全国の老若男女が劇場へ先日には、約15年に及ぶ「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)での連載が終了することが発表され、「銀魂ロス」が巻き起こる最中、福田雄一監督のもとに再び史上最強の超豪華キャストが結集した本作。全国 346館(470スクリーン)で公開されると、初日8月17日(金)は平日にも関わらず、興行収入2億7,991万100円、動員数21万5,903人と、昨年公開した前作の初日興行収入比159%という好スタート。その勢いを保ち続けたまま、8月18日(土)には2億6,060万6,100円、19日(日)は2億6,693万4,700円を記録し、週末興行ランキング初登場1位を獲得した。初日は早朝から劇場にファンたちが詰めかけ、20代~30代を中心に10代の友人グループや、母娘2代で来場する姿、夕方から夜にかけてはカップルも目立ち、幅広い世代が劇場へ足を運んでいる様子。男女比は4:6と、まさに“老若男女”が劇場に集結している。さらに注目すべきは、前作は都市部を中心にした興行だったが、今作では全国的に集客しており、都市と地方の構成比率は大ヒットした『るろうに剣心』シリーズとほぼ同等であること。数々の人気漫画が映画化される中で、前作『銀魂』の最終興行収入38.4億円、2017年実写邦画No.1という実績が注目され、公開前日に地上波初放送があったことも大きいだろう。鑑賞者たちの作品評価も高く、「ある意味、型破りな映画だった」「もうほんと!ほんと!最高だった!!!」「いろいろぶっこみ過ぎ!」といった声がSNSには続々。『銀魂』初体験という人からも「銀魂初めて観たけどめっちゃおもしろかった!」と好評のようで、早くも2回目、3回目のリピーターも見受けられている。国内最大規模の映画レビューサイト「coco」によれば、今作に関するツイート数は同日公開の『ペンギンハイウェイ』や、ヒット中の『劇場版コード・ブルー』『センセイ君主』『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』などを凌いでおり、「coco」映画レビュアー満足度は82%、ポジティブ(好評価)指数97%と高い数値を出している。『銀魂』の魅力、それは“イケメンの無駄遣い”!?主人公・坂田銀時を演じる小栗さん自ら「大河ドラマみたいな現場」と語っていたように、菅田将暉(志村新八)、橋本環奈(神楽)に、柳楽優弥(土方十四郎&トッシー)、三浦春馬(伊東鴨太郎)、窪田正孝(河上万斉)、吉沢亮(沖田総悟)、勝地涼(徳川茂茂)、夏菜(猿飛あやめ)、戸塚純貴(山崎退)、長澤まさみ(志村妙)、岡田将生(桂小太郎)、ムロツヨシ(平賀源外)、キムラ緑子(お登勢)、佐藤二朗(?)、中村勘九郎(近藤勲)、堂本剛(高杉晋助)、堤真一(松平片栗虎)と、キャスト陣を列記しただけでも大作映画が何本か作れそうな錚々たる顔ぶれ。公式は“イケメンの無駄遣い”であることを認めており、彼らが全力で取り組む、冒頭の映画業界の裏側トーク(?)から各方面ギリギリの今作らしいパロディネタをぶっ込んだ笑撃シーンの連続に、「イケメンの無駄遣い具合最高」「なんでもありの、豪華な出演者見てるだけでも楽しい」「笑いすぎてあごが痛い…」「主役級の男前揃えて大ふざけ」といったコメントがずらり。また、「主役を張れる役者たちが真剣にキャラクターになりきるんだ、という覚悟も見どころ」という声に象徴されるように、人気のある原作のエピソード、そして各々のキャラクターへのリスペクトから生まれた真摯な役作りや演じる姿勢が観る者の心をとらえている。「沖田役の吉沢亮ハマり具合感動した」「柳楽優弥のふたつの役作りに背筋がぞぞっとなった」「窪田正孝の万斉が良かった。雰囲気や話し方がイメージ通りでアクションも良い」「今回、柳楽優弥とか三浦春馬とか良くてねぇ」「MVPは窪田正孝くんです万斉よすぎ」「伊東に泣いた!」「素晴らしすぎる(伊東)鴨太郎が観られた」と、新キャストを含む俳優陣のなりきりぶりや、緩急もたせたギャップ演技に魅了される人が相次いでいる。平成最後の夏の“お祭り映画”、続編の可能性も!?しかも、コメディパートでは大爆笑、ドラマパートでは胸アツになるという、巧みな緩急、剛柔のつけ方、どちらにも偏りすぎないバランスを実に上手く保っている点もポイントだ。「将軍接待篇で腹がよじれるほど笑って、真選組動乱篇での男達の生き様に痺れました」「動乱篇パートでは前半ギャグであんなに笑ったのが嘘のようにキャスト陣の熱演に感動の涙」「緩い展開とアクション、笑いと感動が絶妙な匙加減」「シリアスとコメディとファンタジーのバランスが絶妙」など、“真選組動乱篇”と“将軍接待篇”が融合した映画オリジナルのストーリーによって、“笑い”も“感動”も同時に味わったというコメントが多数上がっている。思えば、花火大会や夏祭りのようなイベント感覚で映画館に向かった人が続出し、日本中をお祭り騒ぎにした前作。今回も、「銀魂1観てないからと躊躇する人がいたら言いたい、銀魂2からでも滅茶苦茶楽しめます! 」「まるで応援上映のように笑い声や、可愛い~という観客の反応もまた楽しい」といった声もあるように、2作目であるだけに“推しキャラ”がいたり、感動ポイントがそれぞれ違っていたりと、友人同士やファミリーでもワイワイ楽しめる要素が広がっている。“お祭り映画”としても格段にパワーアップしているのだ。加えて、「福田監督無双だね。3はあるかな?」「まだまだ続けて欲しい」「続きそうな予感…!」と“パート3”“さらなる続編”を望む声や、「夏菜が出番少なすぎ」「完コピっぷりに感動!また別の話も観たい!」「次回作あるなら主要キャラの坂本辰馬や服部全蔵あたりを出してほしい。キャラが増えすぎるとまた無駄遣いが増えてしまうけど」といったリクエストもちらほら。「1よりも2が面白かったねって言ってくれたら…もしかしたら、3が出来るかもしれない!どんどん愛を育んでくれたらいいなと思います」との熱い言葉で、初日舞台挨拶を締めくくっていた座長の小栗さん。今後のヒット動向によっては、実現する可能性は大いにありそうだ。『銀魂2掟は破るためにこそある』は全国にて公開中。(text:Reiko Uehara)■関連作品:銀魂2掟は破るためにこそある 2018年8月17日より全国にて公開©空知英秋/集英社 ©2018 映画「銀魂2」製作委員会
2018年08月22日トム・クルーズ主演の人気スパイアクション映画第6弾『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』(公開中)で、トム演じるイーサン・ハントの前に立ちはだかる敏腕CIAエージェント、オーガスト・ウォーカー役の日本語吹替版声優を務めたDAIGOにインタビュー。タレントを声優に迎えるのはシリーズ史上初ということで、熱い視線を浴びている。今回のイーサン・ハントは、捕まった仲間の命と引き替えに、奪還したプルトニウムを再び敵に引き渡してしまう。イーサン率いるIMFの仲間たちは、新しくチームに入ったウォーカー(ヘンリー・カヴィル)と共に、同時核爆発を未然に防ぐべく、新たなミッションに挑む。DAIGOといえば、ロックミュージシャンでありつつ、バラエティ番組やドラマ、映画など、幅広いフィールドで活躍。アフレコはテレビアニメ『カードファイト!! ヴァンガード』シリーズをはじめ、『ウォンテッド』(08)や『きかんしゃトーマス 探せ!!謎の海賊船と失われた宝物』(16)などでも吹替版を担当してきたが、今回は世界的な人気を誇る『ミッション:インポッシブル』最新作で、しかも物語のキーマンとなるウォーカー役ということで、かなりハードルが高いミッションとなった。――ウォーカー役のオファーが入った時、最初は戸惑いを覚えたそうですね。オファーをいただいたのはとても光栄でしたが、正直「僕でいいのかな?」と思いました。『ミッション:インポッシブル』シリーズは世界的にはもちろん、日本でも新作を待ちわびている方が多い人気作なので、「僕がちゃんと任務を全うできるのかな?」と心配になりました。ただ、今回「声優で初のタレント起用」ということで、僕がやらなければ誰かがやるってことなので、ぜひ自分がやらせていただきたいと。『ミッション:インポッシブル』の最新作にこういう形で携われるなんて、僕の人生のなかでも本当にエキサイティングな時間になると思いました。――トム・クルーズのアクションに対するプロ意識についてどう思われましたか?不可能なことをやり続けて可能にしている! 毎作、自分たちの想像を遥かに超える命懸けのスタントをご自身でやられていて、本当にすごすぎます。だからこそ何十年も世界的なスターでい続けられるんだろうなと。年もとらないし、ずっと永遠に生き続ける人なのかと思うくらい、すべてにおいてすごいと思います。――ウォーカー役にはどのようにアプローチしていきましたか?ウォーカーはすごくクールでガタイも良く、身体能力もすさまじい役柄なので、自分もそういうワイルドなイメージをもって挑んだつもりです。なるべくクールに演じられるよう、自分の声を限界まで低くして臨みました。もちろんやりすぎると「作っている」となっちゃうので、自然な範囲で出る声の一番低いところを目指したつもりです。――声だけで勝負するアフレコと普通の芝居とでアプローチの仕方は違いますか?全然違います。僕は歌もやっていますが、声優という仕事は別のジャンルです。僕にとってはエンターテインメントの仕事のなかでもトップクラスで難しい。“VD”です。ベリー・ディフィカルト。とても難しいです。――タレントが日本語吹替版を担当すると、賛否両論がつきまといますが、DAIGOさんはその重圧についてどう立ち向かっているのですか?プレッシャーは今も感じ続けています。僕は過去に日本語吹替版の声優をやっていて、様々なご意見があることも感じていますが、そういうなかで改めてこういう作品にチャレンジできるってことは、僕にとって運命なのかなとも思いました。僕もこのシリーズが大好きだからこそ、オファーをいただいたからにはちゃんと全力でやりきりたい。それはどんな仕事においても、僕のモットーです。『ミッション~』の吹替えなんて、自分でやりたいと言ってできることじゃないですから。僕にオファーしてくださったこと自体がありがたいと思っています。――ちなみに、プレッシャーには強いタイプでしょうか?僕はすごくニーズに応えたいタイプです。ニーズがあれば、普段の力では出せない力が出てくることが確かにあります。もしかしてプレッシャーみたいなものをパワーに変えていけるのかもしれません。今回、自分のなかでやれることはやったので、あとは観てくださる方がどう思ってくださるか。楽しんでもらえる作品になっていたらうれしいです。――このあと、人気コミックの映画化作品『ニセコイ』も待機中ですが、俳優活動への意欲も増してきていますか?正直、増しています。表現という意味では、歌も映画もドラマもバラエティも、ジャンルは違うけど、エンターテインメントでの表現なので。いろいろな表現のお仕事をしていくと、経験したことは絶対に歌の仕事にも返ってくるので。もちろん自分が歌手だからやるという意味ではなくて、呼んでいただいた時はジャンルという枠を取っ払い、真摯に向き合うことが大事だと思っています。いろんなお仕事をさせていただき、相乗効果で表現の幅が広がるのはいいことなんじゃないかと。ただ、役者や声優はオファーをいただいてこそできる仕事なので、また、良いお仕事をいただけるよう、お芝居も頑張っていきたいです。■プロフィールDAIGO1978年4月8日、東京都出身。シンガーソングライター、俳優、声優、タレントで、ロックバンドBREAKERZのヴォーカル。バラエティ番組やドラマ、映画、舞台などで幅広く活躍。映画の近作は『嘘を愛する女』、『ニセコイ』(2018年12月21日公開)。■著者プロフィール山崎伸子フリーライター、時々編集者、毎日呑兵衛。エリア情報誌、映画雑誌、映画サイトの編集者を経てフリーに。映画やドラマのインタビューやコラムを中心に執筆。好きな映画と座右の銘は『ライフ・イズ・ビューティフル』、好きな俳優はブラッド・ピット。好きな監督は、クリストファー・ノーラン、ウディ・アレン、岩井俊二、宮崎駿、黒沢清、中村義洋。ドラマは朝ドラと大河をマスト視聴
2018年08月21日「ここまでの状態になることは本当に想像できませんでした。世界中で誰一人として想像もできなかったんじゃないかなと思います(笑)」と言うのは、たった都内2館から全国47都道府県・累計上映館数200館以上の拡大公開(8月21日現在)となった超異例の映画『カメラを止めるな!』の上田慎一郎監督。邦画・洋画とも夏休みの大作映画が軒並み揃った8月18日~19日の週末映画ランキングでは、拡大公開を受け8位にランクイン!観た者はみな褒めちぎり、リピーターが続出、なのにネタバレ禁止が徹底されている。いまだかつてない“感染拡大中”の本作について、上田監督がたっぷりと語ってくれた。「女子高生が『カメ止め』の話をしていた」パンデミック(広範囲の感染拡大)と劇中の重要ワード「ポンッ」を掛け合わせ、この拡大ヒットぶりが“ポンデミック”と称されている本作。上田監督がまず、その“予兆”を感じたのは「関係者試写会のとき」だったという。「関係者だけにも関わらず、上映中に笑い声が沢山起きて、上映後は力強い拍手が長く続いた。その後の打ち上げは12時間続いたんです(笑)。『この作品とならちょっと遠くまで行けるかも』と思いました」と打ち明ける。そうはいっても、作品としての手応えとヒットするか否かはまた別の話。「公開館が日に日に増えたり、動員○万人!みたいな数字って、すごい!とは思うものの実感は掴みづらい」と正直なところを明かしつつも、「公開2週目ぐらいかな、『女子トイレで女子高生がカメ止めの話をしていた』『電車の中でカメ止めTシャツを着ている人がいた』というツイートが見かけたんですね。生活の中にまでこの映画が感染しはじめている。これはすごいことになるかも…と思いましたね」と日常の些細な瞬間から“蔓延”を実感したという。「二度と撮れないワンカット」を激白『カメラを止めるな!』は、“37分ワンシーン・ワンカットで描くノンストップ・ゾンビサバイバル!”と、それを撮った“裏方”の人々を描く物語。そもそもなぜ、ゾンビサバイバルだったのだろう?「ずばり『ゾンビが好きだからだ!』ということが1つめ。『仕掛けが沢山あるゾンビものだといろんな面白い展開が作れるから』というのが2つめ。『ゾンビものというジャンルが持つ手作り感が好き』ということが3つめです。もっと、ほかにもあるかも。ひとまずいま思い浮かぶのはこの3つです」と上田監督。確かに、かつて神木隆之介らが演じた『桐島、部活やめるってよ』の映画部といい、サイモン・ペッグがエドガー・ライト監督と手がけ、注目されるきっかけになった『ショーン・オブ・ザ・デッド』といい、映画マニアはまずゾンビ映画を撮るもの!?昨年亡くなった巨匠ジョージ・A・ロメロによる『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』(原題:Night of the Living Dead)、『ゾンビ』(原題:Dawn of the Dead)などはホラー映画の金字塔であり、『バイオハザード』をはじめ世界中の映画やゲーム、ポップカルチャーに大きな影響を与えている。ちなみに、本作の海外タイトルは『One Cut of the Dead』だ。冒頭からの37分間は一度もカットなし、予期せぬトラブルも交えつつのワンカット、ノンストップ。本当に、“カメラは止まらない”!その撮影をふり返り、「37分ワンカットで一番心を砕いたことは…沢山ありますが、1つ絞るとすると『二度と撮れないワンカットになったか』ということですかね」と監督。「何かトラブル起きて」と思いながら…「もちろん失敗しちゃったらダメなんですが、成功しすぎるのもダメというか。そつなく問題なく撮れちゃいました、というカットにはしたくないなと」と明かす。「カメラが止められない中で、予期せぬトラブルをも巻き込みながら『二度と撮れないワンカット』にしたいと思っていました。頭の半分では『失敗しないで』と思いながら、もう半分では『何かトラブル起きて』と思いながら撮っていました」。そのワンカットを繰り返すこと、実に6回。いま劇場で流れているのは、ハプニングがおそらく奇跡のようなバランスで盛り込まれた“二度と撮れない”6テイク目となる。監督が感じる「本当にありがたいこと」しかも、これだけSNSで口コミされ、リピート鑑賞もされている中で、鑑賞者は絶妙な感想コメントでネタバレ厳禁を徹底している。ハリウッド大作でもネタバレ合戦が盛大に行われるいま、この映画について“肝心な部分”を明かす人はほぼいない。「できるなら記憶を消して、また観たい」という人もいるほどだ。「本当にこの現象には驚いています」と上田監督。「正直に言うと、公開前は公式の宣伝でも、少しだけこの映画が持つ構造的なことは書いちゃってたんです。公式予告編でも構造的なことはうっすら伝えてる。少しは伝えないと『ゾンビものだと思って足を運ばないお客さんもいるだろう』と思ったから」。「ところが観たお客さんたちが、『何も予備知識を入れずに見て!』『予告編も見るな! あらすじも読むな!』と叫んでくれています。それはこの映画のことを本当に大事にしてくれているからなのかなと思います。自分の友達や知り合いに“一番いい状態で観て欲しい”という想いを持って勧めてくれているんです。これは本当にありがたいことですよね」。「映画のキャスト・スタッフなどのチームは家族」また、先日は上田監督の父親のSNSも「泣ける」と話題を呼んだばかり。映画の大ヒットを受けた親としての思いが、「毎日お母さんのライン(LINE)が止まらない」という言葉から始まり、Facebookにユーモアたっぷりに綴られているのだ。そんな今日も、LINEは止まらない?「お母さんのLINEの状態は…聞いてないのでわかりません(笑)。でもきっとまだ止まっていないんじゃないでしょうか」と上田監督。さらに家族について尋ねると、「『家族とは?』と聞かれた時はいつも『チームだ』と答えています。家族=チーム。チーム=家族」と断言する。映画の中には上田監督の実の息子も出演しており、「妻のふくだみゆきが衣装や宣伝ビジュアルを担当しています。妻には一番はじめに脚本を見せています。自分の自宅もロケ地として使っています」と、家族総動員で作られたことにも触れる。「家族はチームであり、映画のキャストスタッフなどのチームは家族だなと思います」と続けるように、全国各地での舞台挨拶やSNSでのやりとり、劇中の家族が揃って「ほんとにあった怖い話」や「痛快TVスカッとジャパン」(ともにフジテレビ系)などに出演している姿などを見ると、まさにキャスト・スタッフが一丸となった“1つの家族”であることが伺える。これこそ、“上田組”の一番の強みかもしれない。最後に、「こんな作品を作ってみたい!」という構想はあるか尋ねてみると、「『ミッション・インポッシブル』のようなスパイ映画、『ゴッドファーザー』のようなマフィア映画、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のようなタイムスリップもの、『オーシャンズ11』みたいなチーム強奪もの…」と言いつつ、「を、そのまま日本でやったら痛くなっちゃうと思うので、それらの王道ジャンルを日本ならでは、自分ならではに仕上げて、それぞれのジャンルのマスターピースを創っていきたい、という果てしない野望があります。あと、潜水艦ものもやりたいです」と、語る上田監督。「つまり中学二年生の男子が大好きな映画を作っていきたいんです」。(text:Reiko Uehara)■関連作品:カメラを止めるな! 2018年6月23日より全国にて公開©ENBUゼミナール
2018年08月21日こんにちは、アートディレクターの諸戸佑美です。読者の皆さまは、名優トム・クルーズが、伝説的スパイ/イーサン・ハントを演じる大人気スパイアクション映画『ミッション:インポッシブル』シリーズの最新作『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』をもうご覧になられましたか?プロのスタントマン顔負けの身体能力で数々のアクションをこなし、世界中のファンを魅了してきたトム・クルーズ。【シネマの時間】第37回は、そんなトムが、“ひとつの到達点であり、集大成”と豪語する、大小100を超えるスタントに挑んだ『ミッション:インポッシブル』シリーズ最新作!映画『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』4DX(フォー・ディー・エックス)版をご紹介します!私は、「ユナイテッド・シネマ アクアシティーお台場」の体感型シアター4DXにて本作を鑑賞したのですが、お台場にはお台場海浜公園もあり、海辺で遊んだり、夕暮れ(サンセット)や夜景はとても美しいですね。また近隣の日本科学未来館では、子どもたちのデザインマインドを育むNHK Eテレの人気番組『デザインあ』のコンセプトを体感することができる展覧会「デザインあ展 in TOKYO」( )が開催中です。10月18日(木)まで。トム・クルーズが、豪華キャストやスタッフ陣とともにパリ・ロンドンなど世界中を股に掛け、シリーズ史上最も不可能なミッションに挑んだ映画『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』4DX版。親子や仲間だけでなく恋人とのデートムービーとしても定評のあるオススメ映画なので、劇場周辺の観光スポットとあわせて素敵な夏の思い出にお楽しみいただければ幸いです!■ 『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』4DXシアターのご案内4DXとは、いま映画業界で最も注目を集めている、最新の”五感を刺激する体感型プレミアムシアター”です。映画のシーンに完全にマッチした形で、モーションシートが前後・上下・左右に動き、頭上からは雨が降り、水や風が吹きつけ、閃光が瞬く、など全20種類の特殊効果が稼働し、まるで映画の主人公になったかのような感覚で映画を鑑賞できます。さらに、演出を盛り上げる香りや、臨場感を演出する煙など、さまざまな特殊効果で映画を”観る”から”体感する”楽しみを満喫することができ、特にヨーロッパや北米で20~30代を中心とした若年層の間でトレンドとなっています。映画『ミッション:インポッシブル』シリーズの見どころといえば、トム・クルーズが体当たりで挑む迫力満点のアクションシーンですが、なんと本作では前後・左右・上下に動く4DXモーションチェアの動作レベル1~9の中で最も高いレベル9に設定!ライディングアクションに特化した「4DXエクストリーム」版で公開され、トム・クルーズとともに”陸上選手さながらのビルジャンプ”、”ヘリコプターにしがみつき、落下までするアクション”、”2000時間の飛行訓練を経たヘリコプター操縦”、”成層圏寸前高度7620mからのヘイロージャンプ”、”スピード感溢れるバイクシーンやカーチェイス”などといったスリルいっぱいのアクションシーンを最大限に体感できるとあって話題です。史上最大のミッションにふさわしい4DX演出を体験できる『ミッションインポッシブル:フォールアウト』4DXエクストリーム版をぜひお楽しみくださいませ!『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』4DX上映劇場は、こちらです▼【ユナイテッド・シネマ】(18劇場)【シネマサンシャイン】(6劇場)【USシネマ】(5劇場)【フォーラム那須塩原】【109シネマズ】 (8劇場)【コロナシネマワールド】 (9劇場)【イオンシネマ】 (7劇場)【アースシネマズ姫路】 CJ 4DPLEX日本公式ホームページ:(注意)1)劇場により対応している効果が異なります。 2)上映劇場は変更となる場合があります。3)チケットご購入の際には、安全ガイドラインを必ずご確認の上、お買い求めください。■映画『 ミッション:インポッシブル/フォールアウト』あらすじースパイ組織IMFと最強のスパイ イーサン・ハントが、不可能なミッションに挑む大人気アクション映画!トム・クルーズ主演の人気スパイアクション『ミッション:インポッシブル』シリーズ待望の第6作目。盗まれた3つのプルトニウムを回収するミッションについていたイーサン・ハント(トム・クルーズ)と仲間たちでしたが、回収目前で何者かによりプルトニウムを奪われてしまいます。イーサンとIMFチームは、プルトニウムを再び奪い返し、複数の都市の同時核爆発を未然に防ぐ新たなミッションを受けます。この事件の裏側には、シンジケートの生き残り勢力が結成したアポストル(神の使徒)が関連していて、手がかりはジョン・ラークという正体不明の男の名前と彼が接触するホワイト・ウィドウと呼ばれる謎めいた女性の存在のみでした。今回のミッションに対し、イーサンの動きを不服とするCIAは、敏腕エージェントのウォーカーを監視役に同行させることを条件とします。イーサンはホワイト・ウィドウの信頼を得るため、やむなく収監中の敵ソロモン・レーンの脱走に手を貸しますが、その影響で味方の女スパイ“イルサ”と対立してしまいます。一方、同行するウォーカーはイーサンへの疑惑を深め、ふたりはやがて対決のときを迎えます。タイムリミットが刻一刻と迫る絶体絶命のピンチの中で、チームの仲間や愛する妻の命まで危険にさらされるなど、いくつもの試練がイーサン・ハントに降りかかるのですが……!■映画『 ミッション:インポッシブル/フォールアウト』作品紹介映画『 ミッション:インポッシブル/フォールアウト』4DX版は、2018年8月3日(土)よりユナイテッド・シネマほか全国ロードショー!公式ホームページ: 原題:Mission: Impossible - Fallout監督/脚本/製作:クリストファー・マッカリー製作:ジェイク・マイヤーズ、J・J・エイブラムス製作総指揮:デビッド・エリソン、デイナ・ゴールドバーグ、ドン・グレンジャー原作:ブルース・ゲラー撮影監督:ロブ・ハーディプロダクション・デザイナー:ピーター・ウェンハム衣装デザイン:ジェフリー・カーランド編集:エディ・ハミルトン音楽:ローン・バルフェテーマ曲:ラロ・シフリンスタントコーディネーター/撮影第2班監督:ウェイド・イーストウッド特殊効果スーパーバイザー:ニール・コーボールドVFXスーパーバイザー:ジョディ・ジョンソン製作年:2018年製作国:アメリカ上映時間:147分映倫区分:G配給:東和ピクチャーズ©︎2018 Paramount Pictures. All rights reserved.■映画『 ミッション:インポッシブル/フォールアウト』キャストトム・クルーズ=イーサン・ハントヘンリー・カビル=オーガスト・ウォーカービング・レイムス=ルーサー・スティッケルサイモン・ペッグ=ベンジー・ダンレベッカ・ファーガソン=イルサ・ファウストショーン・ハリスソロ=モン・レーンアンジェラ・バセット=エリカ・スローンバネッサ・カービー=ホワイト・ウィドウウェス・ベントリー=パトリックフレデリック・シュミット=ゾラミシェル・モナハン=ジュリア・リードアレック・ボールド=ウィンアラン・ハンリー【シネマの時間】アートディレクション・編集・絵・文=諸戸佑美©︎YUMIMOROTO
2018年08月17日「彼自身も今回の作品がいちばんアクションがすごいと言っていたんだけど本当にそのとおりだったわねぇ。身体能力も、年を感じさせませんよね。敬服しました」トム・クルーズ(56)主演の最新作『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』が公開中だ。シリーズの字幕翻訳を担当する戸田奈津子さん(82)も、トムの生身で挑むアクションに感嘆の声を上げる。「ファンは本物かどうかすぐにわかるから、気持ちに応えないと申し訳ないって。そういう人なのよ、トムは(笑)。でも、みんな続編でさらに上を期待するじゃないですか。これからどうする気かしら」(戸田さん・以下同)トムの身を案じる戸田さんだが、それも当然のこと。トムが’92年に初来日してから、その親交はもう26年にもなる。「最初から好印象で、全く人が変わらない。昔からファンを大切にする優等生で、笑顔で周りに気を使える本当にいい人。女性に対しては非常にレディファーストで、その気遣いようは大変よ(笑)。今回の会見でも、私が舞台から降りるのを待ってて、手を取ってくれたんです。そんな人ほかにいませんよ」ハリウッドスターの中でも来日頻度が高いからこそ、親しくなっていくという。「トム・クルーズ嵐」と評するほど来日中は慌ただしいそうだが、わずかな時間でも彼のストイックな姿が垣間見えるそうだ。「たまにご飯を食べると、絶対お酒は飲まない。ヘルシーに、水かダイエットコーク。おすし屋さんに行ってもよ(笑)。私は飲むからさ、あぁいやだなぁって(笑)。あまり食べ物に関心がないのかも。あとは、空港からバスに乗ると、つり革につかまって懸垂みたいな。すぐにそういうことをします」日本でトムをいちばん身近で見てきたであろう戸田さんに、ずばり、彼の魅力を聞くと。「とにかく善良で、そして真摯に人を喜ばせる。それが自分の“ミッション”とわきまえて徹底してやっている人。この前のジャパンプレミアイベントでも、スターが汗かいたらみっともないからって水も飲まなかったのよ」トムの出演作では、『レインマン』(’88年)のようなヒューマンドラマが好きだという戸田さん。「このあいだ『たまにはレインマンみたいなのも作って』と言ったら、あまり乗り気じゃないのね。やっぱりアクションも年齢の限界を少し感じているんじゃないかな。今作らないともう作れないと」そのとおりか、現在、トムは来年夏アメリカで公開予定の『トップガン:マーヴェリック(原題)』の撮影中。ということは1年後もまた、トムとのツーショットが見られるのでは?「かもですね。早く来てもらわないと。こっちはもうすぐ人生が終わりますから(笑)。トムはしっかりしているから何も言うことはないですけど、とにかくけがをしないでほしい。それだけですね」
2018年08月17日前作『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』(15)に続き、シリーズ第6弾『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』(公開中)を手掛けたクリストファー・マッカリー監督に単独インタビュー。毎回違う監督がメガホンをとることで、それぞれの個性を発揮してきた『ミッション:インポッシブル』シリーズだが、マッカリー監督が初めて2度目のメガホンをとった。監督、脚本家としてのスキルや情熱は、主演でプロデューサーでもあるトム・クルーズのお墨付きだ。実際にマッカリー監督は、トムの主演映画『アウトロー』(12)の監督をはじめ、プロデューサーや脚本家としてトムと9回もタッグを組んできた。本作でのイーサン・ハント(トム・クルーズ)は、捕まった仲間の命と引き替えに、奪還したプルトニウムを再び敵に引き渡してしまう。イーサンとIMFチームは、敏腕エージェントのウォーカー(ヘンリー・カヴィル)と共に、3都市における同時核爆発を未然に防ぐべく、新たなミッションに挑む。毎回トムによる命知らずのアクションに目を見張るが、本作の危険度&スリルは、ケタ外れだ。トムの骨折したシーンがそのまま使われた決死の“ビルジャンプ”や特殊なパラシュートを使うヘイロー・ジャンプ、パリ・凱旋門前をバイクで爆走したり、2000時間の飛行訓練をした後、トム自らヘリコプターを操縦したりと、正直なところ正気の沙汰とは思えないレベルのチャレンジだ。インタビューでは、マッカリー監督にトムとの仰天撮影裏話をはじめ、興味深い監督のバックグラウンドや、脚本を手掛けた出世作『ユージュアル・サスペクツ』(95)の秘話まで話が及んだ。――再び『ミッション・インポッシブル』シリーズのメガホンをとることになり、まさに“自己ベスト更新”を余儀なくされたと思いますが、どんな点を心がけて監督をされましたか?2回目の監督に挑めたのは、きっと僕がクレイジーだから(笑)。シリーズのファンは、毎回、違う監督が演出することを期待しているから、僕も前作とは全く違う演出でいこうと決めた。だから編集者を除き、スタッフは全員替えたんだ。こんなにスケールの大きい作品を撮ったことがない撮影スタッフもいたけど、僕は本作を通常のアクション映画じゃないスタイルで撮りたかったからちょうど良かった。その分、いろんなディスカッションをして撮ったから、時には衝突することもあったよ。――アクションはどれも素晴らしいですが、特にヘイロージャンプのシーンが圧巻でした! IMAXレンズをスカイダイビングで使ったのは初めての試みだったそうですね。使ったのは一番小さなデジタルカメラだ。IMAXカメラは大きすぎるので、フレームだけを使ったんだが、まるで1ショットのように撮るというのが最大の難関だった。スカイダイビング中のトムの顔を、ずっと入れたかったので、トムがダイブする時、カメラマンは後ろ向きに落ちていかないといけなかった。とても難しい撮影だったよ。――トム・クルーズは、この撮影で100回以上もトライしたそうですね。そうなんだ。ちょうど夕陽が落ちた直後を狙いたかったので、毎日1回3分間しか撮るチャンスがなかった。少し遅すぎると暗すぎるし、早すぎると明るすぎる。しかも複雑なショットだったから大変だった。また、撮り終わってからもビジュアルエフェクトをかけたので、実は一番お金がかかったシーンでもあるよ。――これまで「ミッション:インポッシブル」を「ミッション:ポッシブル」に変え続けてきたトム。まさにトム自身がイーサン・ハントなのではないかと思ってしまいますが、監督はトムをどんなふうに見ていますか?トムとイーサン・ハントとの大きな違いが1つだけある。イーサンはやむを得ずミッションに取り組んでいるけど、トムはいつだってやりたくてやっている。彼は仕事が大好きなんだ。だから時々トムに「イーサン・ハントは恐怖心をもってミッションに挑んでいるよ」と念を押すこともある。そのくらいトムは楽しんでやっているから。――ちなみに、トムは毎回、1つ間違えば命取りとなる危険なアクションにトライしています。愚問かもしれませんが、監督として「これは危ないからやめよう」と、トムを止めることは可能でしょうか?ううーん……(大きくため息)。きっとトムを止めることなんて誰にもできないよ(苦笑)。今回、ヘリコプターのシークエンスもかなり危険度が高い撮影で、全員が固唾をのんで挑んだけど、本当に何も起きなくて良かった。そしたら、ビルからビルへとジャンプするシーンで事故が起きてしまった。あれは、ずっと走って1回だけジャンプするという、他と比べるとそこまで難しいアクションではないと思っていたから、その油断が落とし穴になってしまった。――監督は、高校卒業後、大学に行かずに5年間旅をしたり、探偵事務所で働いたりされたとか。その人生経験が今の仕事に生かされているのでしょうか?探偵事務所ではなく、警備会社で警備員をやっていただけさ。特別ドラマチックなことも起きない退屈な仕事で、僕は映画館の警備もやっていた。当時住んでいたのは、ドラッグが蔓延しているような街で、映画館でトラブルやケンカが起きないように見張るのが僕の仕事だった。ただ、今振り返ると、その仕事をしていたことが、後々になってとても良かったと思っている。――映画館の警備員の仕事が、今の仕事とどう結びついたのですか?僕は映画館の一番後ろに立って、観客の反応をずっと観ていたんだ。観客は映画を観ながら、意見を交わしたり、反応したりするでしょ。警備員として働いた4年間で、人がどんなふうに映画を観るのか、また、どういうところに反応するのかということを無意識に学んでいったんだと思う。観客は頭が良くて、なかでも本当に賢い観客は、物語の落ちを読んでしまう。その観客がポロリとネタバレをしてしまった時なんて最悪だよ(笑)。だから、監督は観客よりも賢くなければいけない。でも、ストーリー自体は誰もがついてこられるような作りにしなければいけないと痛感させられた。それを踏まえて書いたのが『ユージュアル・サスペクツ』の脚本だ。――なるほど、『ユージュアル・サスペクツ』は、予断を許さない展開が見事なサスペンス映画でした。監督したブライアン・シンガーとは、トム・クルーズ主演映画『ワルキューレ』(08)をはじめ、何作も組まれていますね。ブライアン・シンガーは僕の幼なじみで、小学校からの付き合いなんだ。彼とはずっと一緒に映画作りをしてきたよ。ブライアン・シンガーが大学で4年間映画作りを学んでいた頃、僕は映画館で“映画の見方”を勉強していたということだ。今、僕がトムと仕事ができているのも、過去の積み重ねがあったからだと思うと、実に感慨深いよ。■プロフィールクリストファー・マッカリー1968年6月12日、アメリカ生まれ。脚本家、プロデューサー、映画監督。『ユージュアル・サスペクツ』(95)で第68回アカデミー賞脚本賞他、数多くの賞を受賞。脚本と監督を務めた作品は『誘拐犯』(00)や『アウトロー』(12)、『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』(15)。トム・クルーズの出演作では、『ワルキューレ』(08)や『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(14)、『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』(17)などの脚本を手掛けている■著者プロフィール山崎伸子フリーライター、時々編集者、毎日呑兵衛。エリア情報誌、映画雑誌、映画サイトの編集者を経てフリーに。映画やドラマのインタビューやコラムを中心に執筆。好きな映画と座右の銘は『ライフ・イズ・ビューティフル』、好きな俳優はブラッド・ピット。好きな監督は、クリストファー・ノーラン、ウディ・アレン、岩井俊二、宮崎駿、黒沢清、中村義洋。ドラマは朝ドラと大河をマスト視聴(C)2018 Paramount Pictures. All rights reserved.
2018年08月11日家事も育児も世界の危機も、驚異のスキルと家族の絆で乗り越える、最高の一家団結アドベンチャー『インクレディブル・ファミリー』が現在日本でも大ヒット公開中。そんな本作から、ブラッド・バード監督がアニメーションの魅力を語るコメントがシネマカフェに到着した。■実写を撮ったからこそ分かる、アニメにしか出来ない演出とは?全米では、『アナと雪の女王』、『トイ・ストーリー3』を抜き去り全米アニメーション作品史上歴代興行収入No.1を記録し、日本でも“インクレディブル”な大ヒットが期待されている本作。監督を務めたブラッド・バードは実はアニメーションだけでなく、『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』や『トゥモローランド』など実写作品でもその手腕を見せている。アニメーションと実写作品の経験があるからこそ、“アニメーションにしか出来ないこと”を考えるようになったバード監督は、アニメーションの利点について「実写映画が出来ないことも確かにあって、それは物事の本質を要約してを伝えるということだ。強調するものと捨てるものを選択するという要素があり、それをアニメーションではいつもやる事が出来た。それが本当に実写から僕達アニメーションを分けているものなんだ。“本質を見つけて強化する”ということなんだよ」と力強く語った。また、本作は前作の直後から物語がスタートするという、実写映画ではできない、アニメーションならではの表現も魅力といっていいだろう。■実写の要素をアニメに取り入れると「たくさんのことが失われる」しかし現在は、アニメーションの動きも「モーション・キャプチャー」で現実の役者の動きを取り入れて製作することも出来る。そのような質問に対してバード監督は「演技がとても良い時、アニメーター達にそれらを見直させて、実際に役者の動きを取り入れる時もある。しかし演技をモーション・キャプチャーから直接取って、アニメーションに入れると、たくさんのことが失われる」と語る。アニメーターは実際にそのシーンの演技を自ら行い、その映像を実際に見てアニメーションに命を吹き込む作業をしている。事実モーション・キャプチャーの表現と、アニメーターの表現では、言葉では表せなくても、確かに動きに違いを感じることが出来る。アニメーションには、アニメーションならではのアクションが存在するのだ。「アニメーションというのは素晴らしい芸術なんだ」とバード監督が語る、その魅力が炸裂する様子を是非スクーリンで確かめてみて。『インクレディブル・ファミリー』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:インクレディブル・ファミリー 2018年8月1日より全国にて公開© 2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2018年08月10日現在大ヒット公開中の、トム・クルーズが伝説的スパイ:イーサン・ハントを演じる大人気アクション映画『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』。この度、本作でトムが披露する極限のアクションシーンを大解剖したメイキング映像が公開された。■ファンも共演者も思わず絶句してしまう、驚異のスタントを大解剖!プロのスタントマン顔負けの身体能力で数々のアクションをこなし、世界中のファンを驚かせてきたトム・クルーズ。この度、公開されたメイキング映像では、トムが“1つの到達点であり、集大成”と豪語し、大小100を超えるスタントに挑んだ様子が映し出されている。本作を観た観客たちからは、「アクションの凄まじさや撮影の見事さでは、文句無しにこのシリーズの最高傑作」「見たことないようなアクションやろうって心意気が凄いし、それを本人がやっちゃうトム・クルーズ」「これをほぼスタント無しでこなしてるとか恐ろしい」と興奮の声が沸き起こっている。■プロのスタントマン泣かせ?常識はずれなアクションの数々!トムが「凍えるような寒さで指の感覚が無かった、緊迫したね」と語る“ヘリからの落下”スタントは「ロングライン」と呼ばれ、上空約600メートルを飛ぶヘリから垂らされたロープをよじ登り、そこからおよそ十数メートル落下するというもの。映像では、貴重な絵コンテも映し出されており、それを超える再現度でスタントに挑むトムの姿を見たスタッフが「トムを失った…」と無線を流してしまったほどの緊張感で撮影されている。共演のレベッカ・ファーガソンも「トムが落ちた時、思わず叫んだわ」と、分かっていても失敗を覚悟したことを激白している。さらに、トムが2000時間もの飛行訓練の末、プロですら躊躇するという危険度MAXのアクロバット飛行“スパイラル飛行”に挑む姿や、パリでの“バイクチェイス”では、安全装置が上手く作動しないトラブルに見舞われながらも、「やるしかない」と華麗なバイクアクションで凱旋門を逆に疾走する驚きの姿も見ることができる。また、昨年撮影中に右足首を骨折してしまったロンドンでの“ビルジャンプ”や、トムが積年の夢と公言する、高度約8000メートルからの超高速スカイダイビング“ヘイロージャンプ”の舞台裏まで、最新作の超絶スタントの裏側がこれ1本で全て分かる贅沢な映像になっている。ベンジーを演じるサイモン・ペッグも「命がけで撮影に挑むトムはとても勇敢で凄すぎるよね」と語り、CGを使わない“全て本物“のド迫力アクションを追及し続けるトムを絶賛している。『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミッション:インポッシブル/フォールアウト 2018年8月3日より全国にて公開© 2018 Paramount Pictures. All rights reserved.
2018年08月10日8月3日(金)に日本でも公開されるや、週末3日間で観客動員数61.9万人、興行収入8億6,814万円を記録する大ヒットスタートを切った『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』。最終興収51億円の前作『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』を超える60億円突破も視野に入った本作から、大人気キャラ・ベンジーを演じるサイモン・ペッグの魅力に迫った特別映像が、いち早くシネマカフェに到着した。■チームに欠かせない存在:ベンジー『M:I:3』(’06)に初登場してから早12年、本国のみならず、日本でも大人気のキャラクターであるIMFチーム技術担当・ベンジーを演じ、「M:Iへの出演は常に喜びだ」と語るサイモン・ペッグ。主演のトム・クルーズ、ヴィング・レイムスのシリーズ全作皆勤賞の2人とは、シリアスとユーモアの絶妙なバランスで「これぞIMFチーム!」と唸らせる見事に息の合った演技を本作でも見せている。『M:I:3』では、まだ出演シーンが数えるほどしかなかったにも関わらず、常に不可能にしか思えないミッションに挑むイーサンの無茶を手助けしながら、自身も立派なエージェントへと成長してきた。本作ではセーヌ川でモーターボートを飛ばしたり、スキューバダイビングもこなしたり、さらにはこれまでにはない肉弾戦まで披露するとあって、ファン垂涎のシーンが満載の内容となっている。■サイモン自身も語る、ベンジーの驚くべき成長とは?サイモンはコメントで「ひとつのキャラクターをこれほど長く演じて、見た目にも比喩的にもラボにいるイモ野郎だった状態から、より有能で、驚くべき技術を備えた諜報員らしく進化していくベンジーを目にするのは素晴らしいね」と自虐を交えて語っている。劇中でのベンジーの成長はもちろんのこと、コメディを中心に活躍してきたサイモン・ペッグという才能溢れる映画人が本シリーズに参加したことにより、作品評価がうなぎ上りに高まっているのも頷ける。実際に今回の特別映像には、ベンジーがタブレットで指示を出すシーンがあるが、IMFチームとは思えないニアミスで、物語をよりスリリングにしてしまっている。そんな演出が本作でいきるのも、サイモンの持つユーモアセンスあってのことだろう。■米・映画批評サイト「Rotten Tomatoes」の数値こそ、”ベンジー効果”の証拠!辛口な評価で有名な、米・映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では、『M:I:3』が70%、ベンジーの出番が増えた4作目『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』が93%に急上昇し、続く5作目『ローグ・ネイション』も93%の高評価。そして本作『フォールアウト』が97%(8月5日時点)と驚愕の数字を叩き出しており、サイモンが出始めてからというもの”シリーズ最高傑作”を驚異の水準で更新し続けてるというデータも上がっている。サイモンはこの件に関して、「実際、ベンジーは観客の視点そのものなんだ。観客が考えていることをまさに代弁している。まあ要するに『まさかそこから飛び出したりはしないよね?あらら、本当に飛び出したよ……』みたいなね」と観客がグイグイと作品の世界に引き込まれる”ベンジー効果”についてもコメントした。本作でも活躍の幅を広げ、ますますスマートでチャーミングな活躍を見せるサイモン演じるベンジーの姿をお見逃しなく!『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミッション:インポッシブル/フォールアウト 2018年8月3日より全国にて公開© 2018 Paramount Pictures. All rights reserved.
2018年08月08日トム・クルーズ主演の人気シリーズの第6弾『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』が公開され、大ヒットを記録している。本シリーズはこれまで全作、違うフィルムメイカーが監督を務めてきたが、本作で初めてクルーズと長年タッグを組んでいるクリストファー・マッカリーが連投することになった。しかし、マッカリー監督が本作で目指したのは、人気シリーズの定型を“破壊”すること、そして過去5作が決して描かなかった“禁断の領域”に足を踏み入れることだった。監督に話を聞いた。マッカリー監督は、2008年に『ワルキューレ』の脚本を手がけたのを皮切りにトム・クルーズと繰り返しタッグを組んできた。クレジットされていないがシリーズ4作目『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』の脚本づくりに参加し、前作『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』では脚本と監督を担当。シリーズを熟知しているマッカリーに対するクルーズの信頼は厚く、前作に続いて彼が新作を手がけることになったが、マッカリーは「あえて前作とは違う監督が撮った作品のようにしたいと思いました」と振り返る。「私が続けて監督するからこそ、あえて前作とはまったく違う感性で、違う視点で映画を描きたいと思いました」彼がそう思ったのには理由がある。「私はトムに言ったのです。『…ローグ・ネイション』は、その前の映画『…ゴースト・プロトコル』が作り上げた定型を踏襲しているけど、同じ型でもうひとつ映画を作ってしまったら、きっと観客は“パターン化”を感じてしまうだろう。もちろん、成功しているシリーズのうまくいってる部分を変えてしまうのだからリスクはある。でも、シリーズを成長させたいのであれば、破壊する必要があるのではないか? とね」マッカリーの提案に対するクルーズの返事は“YES”だった。「そこで私はまず、撮影監督をロブ・ハーディに変えることからスタートしました。ロバート・エルスウィットは前2作品の撮影を手がけ、映画のルック(見た目/画面の設計)を作り上げた人物ですからね。その後、プロダクション・デザイナー、作曲家、衣装デザイナー……編集のエディ・ハミルトン以外の主要なスタッフをすべて変更しました。そうすることで、前作とは異なるトーンで語り、異なるトーンで物語を描き、前作よりもダークかつエモーショナルなドラマにしたいと考えました」さらにマッカリーは、クルーズと一緒に映画をつくる際、必ず彼に投げる質問をした。「今回はどうしたい? ひとつ何かしたいとしたら、それは何?」。クルーズの回答はハッキリしていた。「ジュリアの物語に取り組みたい」本作の主人公イーサン・ハントは、アメリカの諜報組織“IMF(Impossible Mission Force)”のメンバーで、様々な得意分野をもった仲間とチームを結成して“不可能”としか思えない作戦を成功させてきた。変装の名人で圧倒的な作戦遂行能力を誇るイーサンは、IMFにとって欠かすことができない人物だが、かつて現場を退いていた時期があった。彼は愛する女性ジュリアと穏かに暮らすために教官の道を歩んでいたが、教え子を救うために現場に一時復帰。その過程で、愛するジュリアにも危険が及んでしまう。結果としてふたりは離れて暮らすことを選び、イーサンは現場に戻り、ジュリアはその身に危険が及ばないよう保護された状態で穏かに暮らしている。やがて、イーサンは謎の犯罪組織“シンジケート”を追う中で、英国の諜報員イルサに出会う。自身と同じスパイの世界に身を投じている彼女に惹かれたイーサンは、イルサにも穏かな環境で暮らしてほしいと願うが、イルサは危険な任務から離れない。前作『…ローグ・ネイション』は、イーサンとイルサたちがチームを結成して“シンジケート”の首領ソロモン・レーンを捕らえたところで幕を閉じたが、最新作では3つのプルトニウムが何者かによって盗まれ、“シンジケート”の残党によって結成された犯罪組織が浮上する。「ジュリアをシリーズに戻したいとトムから言われた時に、“とってつけた”ようには戻したくないと思った」というマッカリー監督は、過去のシリーズを見直しながら、新作で何を主題にするべきか考え続けた。そこでマッカリー監督が注目したのは、シリーズ第1作目で、イーサンがラングレーにあるCIA本部に潜入するシーンだった。イーサンがワイヤーで吊るされたまま、天井から部屋に忍び込む場面が有名だが、監督が着目したのはそれより少し前の場面だ。イーサンは即席でリクルートしたメンバー、フランツ・クリーガー(ジャン・レノ)と施設に忍び込むが、クリーガーが警備員をナイフで殺そうとするとイーサンは全力でそれを阻止する。「あのシーンでイーサンがクリーガーを制止して“Zero body count(日本語字幕では“殺すな”になっている)”と叫ぶのを見たとき、イーサンは大勢の命も、たったひとりの命も同じように扱っていると思ったんです。これこそがイーサン・ハントのモラル(倫理)で、新作では彼のモラルの問題を扱おうと思いました。というのも、イーサンのモラルは観客にとっては魅力のひとつで、強みのように思えますが、悪人は彼のモラルを“弱点”として扱い、そこにつけこむと思ったからです。そして、ひとりの命も大勢の命も等しく大事するイーサンは、ジュリアの存在も、世界を救うことも等しく重荷に感じていると思ったからです。イーサンは、自分が世界を救う仕事に就いてしまったことで、ジュリアの人生を変えてしまったと罪悪感を感じているわけですから」全世界を危機に陥れるプルトニウムと、たったひとりの仲間の命が等しく大事なイーサンは新作の冒頭でミスをおかし、窮地に立たされる。自分は世界を救いたいが、そのために仲間が犠牲になることを許せない。しかし、自分が世界を救おうとした結果、最も愛する女性ジュリアの人生は後戻りできないほど変わってしまった。それは犠牲ではないのか? そして自分が世界を救おうと行動した結果として、新たな悪が出現し、心惹かれる女性イルサと時に対立し、彼女を危険な局面に立たせてしまう。それでもまだ、イーサンは世界を救おうとするのか?「このシリーズにおいてアクションが重要なのは当然のことで、だからこそアクションではなくイーサンの“心の旅”を映画の中心に据えたかった」と力を込めるマッカリー監督は、この想いを実現するために本作で初めて“禁断の領域”を描くことを決めた。「これまでのシリーズでは、イーサンが実際に何を考えているのか、チームのメンバーも観客も想像するしかありませんでした。しかし、今回の映画では冒頭でアクションを描かずに、このシリーズで初めてイーサンの“内面”を描きました。そうすることで、観客がイーサンの胸の内を誰よりもわかっている状態から物語を始めることができますし、観客とイーサンが“強いつながり”を持てると思いました」観客はイーサンの心の奥底を覗き、彼の葛藤を感じながら、息つまるアクションとサスペンスを楽しみ、イーサンとジュリアの関係、イーサンとイルサの関係の変化を見守る。書いているだけで盛りだくさんだが、驚くべきことに、これらは同時進行で描かれ、クライマックスではすべての要素がひとつの状況に集まる。本作は命がけのスタントで観客を魅了するアクション映画であり、ヒーローのモラルを問うシリアスなドラマであり、ひとりの男とふたりの女をめぐる複雑なラブ・ストーリーでもある。「ありがとう! 私が目指したのはまさにそれなんです。観客にそう思ってもらいたくて、私はこの映画をつくったのです」『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』公開中
2018年08月07日全米歴代アニメーションでNo.1の興行収入という大偉業を成し遂げた、ディズニー/ピクサー第20作『インクレディブル・ファミリー』が日本でも公開に! 14年ぶりの続編となる本作では、愛すべきヒーロー家族の新たな試練の物語が幕を開けるが、そのメガホンを握った監督が、前作の『Mr.インクレディブル』同様ブラッド・バード監督だ。ファン待望の一家団結アドベンチャーが、これだけのメガヒット街道を爆走し続ける理由の分析をお願いするとともに、カリフォルニアのディズニーランドとの積極的なコラボレーションの事情、愛すべきエドナ・モードへの思いなどを聞いた。――本作は記録的な大ヒットをしていますが、ある程度予想はされていたとはいえ、何が一番観客に響いたと分析しますか?家族のひとりだけではなく、そのそれぞれに、いろいろなカタチで共感してもらえていることが大きいだろうね。つまり、それぞれの人生では、さまざまな役割を果たしていくと思うけれど――たとえば子どもがいて、兄弟がいて、親がいて、またその関係など、家族の形態はさまざまだ。いろいろなカタチがあるために共感できる、という意味で響いていると思う。それと意外かもしれないが、時間が経っていることがプラスに作用しているとも思う。続編を作るには、意外かもしれないけれどね。――どうしてですか?今の時代は、すぐ満足感を得たい時代だよね。でも、逆に待ったことで“よりおいしい”ということがあったのではないかな。――ところで、2017年夏の「D23 Expo」でジャック・ジャックが無数にパワーを持っていることが明かされて以来、そのシーンが話題でしたが、あれは赤ちゃんだから、なのですか?そうだね。赤ちゃんって、そういうものだろう(笑)?――つまり、大人になったらパワーが減る?かもね(笑)。赤ん坊は実際、複数の言語を学べる能力があるそうだが、歳を重ねるにつれそれを失っていくそうだ。面白いよね。ひとつの言語を優先してしまうと、せっかく学べるほかの言語を忘れてしまうわけだ。――また、あるキャラクターのセリフで「時代にあわせなきゃ」みたいなフレーズがありましたが、どういう思いを込めましたか?夢を持っている者は、現状維持をしようとする人たちのせいで、それが叶わないこともある。僕たちにとって今よりもいい世界が、その角を曲がれば、ちょっとしたことをすればたどり着けるはずが、そこに行くまでが大変だと感じている。ちょっとだけ変化を起こせば世の中がよくなるのにということが見えているけれども、そこに行くまでが大変だと。そういうじれったい感情が表現されているセリフだと思う。――話は変わりますが、最近では宣伝のノウハウも変わりましたよね。カリフォルニアのディズニーランドには本作がモチーフのジェットコースターが出来て、監督が演じるエドナ・モードが初めてパークに登場するなど、連動プロモーションも奏功している気がします。善かれ悪しかれかな。『アイアン・ジャイアント』(99)など、ほぼ宣伝してくれなかったけれどねえ(笑)。良質なマーケティングはもちろんするべきだとは思うよ。『レミーのおいしいレストラン』(07)の時などはアイデアが尽きたのか、良質な作品ということで、僕は反対したけれど最初の12分間をオンラインで公開したことがあったね。今回はパークとの連動ということでジェットコースターに乗った人が、わくわくしてくれたら僕はうれしい。実はシナジーという言葉が好きではないけれど、最初にそのコンセプトを見出した人は、何を隠そうウォルトその人だからね。パークでの商品との連動などというものも、発明した人は彼だ。後の時代のそれは、皆彼の模倣だからね。――その意味では、カリフォルニアのディズニーランドにおけるピクサーの世界観を再現したエリア、「ピクサー・ピア」の新登場(6月23日)は成功なのでは?そこには自ずと限界があり、すべての世界観をマッシュアップしてはいけないとは思う。たとえばマーベルと『インクレディブル・ファミリー』のコラボが見たいという人がいるけれども、僕はそれはとんでもないアイデアだと思うし、ディズニーランドのピクサーのエリアにはピクサーのキャラクターだけがいてほしいと思う。でも、お偉方の中には「いいアイデアが浮かんだぞ! ルークとアイアンマン、ウッディとバズをダンスパーティーに一緒に出したらどうかな?」などという人もいて、僕は絶対反対だね(笑)。感謝祭には七面鳥のディナーが出て来るけれど、ああいうものを全部ひとつにして混ぜてグレーになったような状態だよ。それを食べる人もいるだろうけれど、僕はそういうものを美味しいとは思わないのでね(笑)。――監督とエドナ・モードの2ショットくらいはいいですよね?(笑)だって家族だからね。ピュアだ。そのアイデアはいけてると思う(笑)。■プロフィールブラッド・バード監督1957年生まれ。アメリカ、モンタナ州出身。14歳でウォルト・ディズニー・スタジオに注目され、“アニメ界の神童”と称される。入社後、『きつねと猟犬』(81)にアニメーターとして参加した後、退社。さまざまな作品を手掛けた後、1999年、『アイアン・ジャイアント』で監督デビュー。旧友ジョン・ラセターの誘いで『Mr.インクレディブル』(04)の監督と脚本を手がけ、2007年には 『レミーのおいしいレストラン』を監督。『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』(11)、 『トゥモローランド』(15)などの実写作品の監督も。前作に続いて『インクレディブル・ファミリー』 でも、エドナ・モードの声を演じている。■著者プロフィール鴇田崇映画&ディズニー・パークスを追うフリーライター。年間延べ250人ほどの俳優・監督へのインタビューと、世界のディズニーリゾートをひたすら取材しまくる。ジョン・ラセター、アラン・メンケン、キャスリーン・ケネディ、バイロン・ハワード、ティム・バートンなど、ディズニー映画関連人物のインタビュー経験も豊富。世界のディズニー・パークスでは東京だけでなく、アナハイムも偏愛している。instagram→@takashi.tokita_tokyo(C)2018 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2018年08月06日新宿のミニシアター、シネマカリテにて開催中の「カリコレ2018」で日本初公開されたマーゴット・ロビー主演最新作『アニー・イン・ザ・ターミナル』が、5回の上映すべて満席という好評につき、9月1日(土)よりレイトショー公開されることが決定した。■物語一筋縄ではいかない復讐劇に待ち受ける衝撃のラスト!ロンドンの地下鉄の終着駅の、とある街。ダイナーで働く女には別の顔があった。妖しい謎の美女として街の裏側で起こる厄介ごとを密かに片付け始末する。ダイナーにやってくる、一見、何の関係もない客たち。実はアニーには目的があり、それは壮大な復讐劇のはじまりだった――。■妖しく、強く、美しい――マーゴット・ロビーが仕掛ける極上のリベンジ・スリラー!いま、ハリウッドで最も注目される女優マーゴット・ロビー。『ウルフ・オブ・ウォールストリート』でブロンドの美人妻を熱演した後、『スーサイド・スクワッド』で当たり役のハーレー・クインを得た彼女は、さらに『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされる。また、マーゴットは映画制作会社「LuckyChap Entertainment」を自身で立ち上げ、プロデューサーとしても手腕を発揮。『アイ,トーニャ』、本作に続き、今後公開される作品ではハーレー・クインを主人公に迎えたスピンオフ『ゴッサムシティ・サイレンズ』(原題)をはじめ、『レディ・プレイヤー1』プロデューサーと共にロビン・フットの意思を継いだ女戦士を描く『マリアン』(原題)など、スタジオ作品で次々と主演&プロデュースを手がける。■見どころポイント1:クセのある俳優たち総出演!本作は、映画ファン垂涎の豪華キャストが出演。『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』でも存在感を発揮するサイモン・ペッグが、死の宣告を受けた国語教師に。どんな死に方が理想的か、アニーとともに妄想を膨らませる。また、渋メン俳優ジェレミー・アイアンズの息子で、『黄金のアデーレ 名画の帰還』『ライオット・クラブ』などで知られるマックス・アイアンズが、ハンサムで色男な殺し屋を演じる。カフェに出入りするうちにマーゴット扮するアニーと恋仲に…?一方、人を信用しない、口の悪い殺し屋には、『キック・アス』への出演や映画監督としても知られるデクスター・フレッチャー。経験豊富で鼻が利き、警戒心が強い人物だ。さらに、『オースティン・パワーズ』シリーズのマイク・マイヤーズが、夜間の駅を管理するのが仕事の、足の不自由な老駅員に。口笛を吹くのが癖。■見どころポイント2:マーゴット・ロビー七変化!主演のマーゴットの七変化にも注目。黒髪ボブのミステリアスな女、キュートなウエイトレス、魅惑のポールダンサー、ナース姿など、さまざまなコスチュームで登場する。『アニー・イン・ザ・ターミナル』は9月1日(土)より新宿シネマカリテにてレイトショー公開。(text:cinemacafe.net)
2018年08月05日シリーズ最新作『インクレディブル・ファミリー』の公開を記念して、8月4日(土)今夜のフジテレビ系「土曜プレミアム」ではシリーズ第1作となる『Mr.インクレディブル』を本編ノーカットで放送する。数々のCGアニメ作品を世界的にヒットさせてきたディズニー/ピクサーが『トイ・ストーリー』『バグズ・ライフ』『モンスターズ・インク』『ファインディング・ニモ』に続いて世に送り出したキャラクターであるMr.インクレディブルと妻、そして子どもたち。Mr.インクレディブルことボブ・パーと妻のヘレンは、かつては世の中の平和を乱す悪と闘い人々を危機から救い出す大活躍をしていたものの、15年前のスーパー・ヒーロー制度廃止を機に一般市民として暮らすことを余儀なくされて、ヴァイオレット、ダッシュ、ジャック・ジャックの3人の子どもたちと共に“普通”の家族生活を送ろうと努力する日々を送っていた。しかし、再び世界を救うことを夢見続けるボブのもとに謎の手紙が届いたことから、ボブとその家族が想像を絶する冒険に巻き込まれていく…。監督は最新作『インクレディブル・ファミリー』のほか、『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』や『トゥモローランド』などを手がけたブラッド・バード。製作総指揮を『アナと雪の女王』や『ベイマックス』『ズートピア』など数々のディズニー/ピクサー作品で知られるジョン・ラセターが務める。日本語吹き替えの声優には、Mr.インクレディブル役に三浦友和、インクレディブル夫人に黒木瞳、そのほか宮迫博之、綾瀬はるか、小倉智昭、高田延彦ら個性的なキャストが集った。本作に続くシリーズ最新作『インクレディブル・ファミリー』は現在大ヒット全国公開中。ディズニー/ピクサー長編アニメーション第20作目という記念すべき作品でもある同作は、全米で公開されると『アナと雪の女王』『トイ・ストーリー3』『ファイディング・ドリー』を超え、アニメーション史上全米興収歴代No.1を記録。日本でも大人気となっている。『Mr.インクレディブル』は8月4日(土)21時~フジテレビ系「土曜プレミアム」で本編ノーカット放送。(笠緒)■関連作品:インクレディブル・ファミリー 2018年8月1日より全国にて公開© 2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.Mr.インクレディブル 2004年12月4日より全国にて公開©Disney/Pixar
2018年08月04日不死身、不屈、不滅…。そんな言葉が似合う、スクリーンで最も超人的な活躍を見せる俳優はいったい誰なのか?シネマカフェでは7月18日(水)~20日(金)、「【不滅の男たち決定戦】あなたがイチオシする“超人”は?」と題した読者アンケートを実施。最新作公開を間近に控える“極限”エージェントを抑え、第1位には今年3作ものアクション大作が公開される、あのスキンヘッドの“マッチョ”俳優が選ばれた。■ダニエル・クレイグら、スーツの似合う渋メン俳優3人が互角の闘い!まず、同率で3位となったのは、ダニエル・クレイグ(50歳)、ジェイソン・ステイサム(51歳)、リーアム・ニーソン(66歳)という紳士な渋メン俳優3人。2019年公開予定の最新作『Bond 25』(原題)でジェームズ・ボンドを続投するダニエル・クレイグには、「ダニエル・クレイグの007はダントツNo.1。歴代007の中でも文句なく最高」、「He is cooool! and 揺るぎない信念が最高!」といった声が寄せられた。次期ボンドとしてイドリス・エルバやトム・ハーディ、トム・ヒドルストンらの名前が候補に挙がる中、『007』シリーズの記念すべき25作目でダニエルのボンドが見納めとなるのは嬉しいような、寂しいような…。「できるだけ長く続けてほしい」がファンの本音かも。詳細が判明するまで、昨年公開された『オーシャンズ』シリーズのスティーヴン・ソダーバーグ監督作『ローガン・ラッキー』での弾けた役柄にも、ぜひ注目してみて。7月26日に51歳になったばかりのジェイソン・ステイサムには、「サメと闘う」、「スーツ着て戦っている」から“すごい”という声が!確かに、彼がシルベスター・スタローンやアーノルド・シュワルツェネッガーといったベテランアクションスターとひと味違うのは、『トランスポーター』シリーズに代表されるように、スーツを着こなしながら、至極クールに超絶アクションをこなせる肉体派英国紳士であること。絶滅したはずの巨大サメ“MEG”(メガロドン)と闘う『MEG ザ・モンスター』(9月7日公開)では、“ウエットスーツ”に着替えた深海レスキューのステイサムに期待大。現在、Huluでは「ジェイソン・ステイサム特集」として、スーツ姿を堪能できる『SAFE/セイフ』ほか、『エクスペンダブルズ』『メカニック』『キラー・エリート』などを配信中だ。御年66歳と、今回の超人俳優候補の中で最年長のリーアム・ニーソン。『バットマン・ビギンズ』に登場した、バットマンの師匠でありながら宿敵、テロリスト集団「影の同盟」のリーダーである「ラーズ・アル・グールだから」という声や、『96時間』シリーズのイメージそのままに「アイリッシュとしても父としても最強」といった声が寄せられた。冴えないリストラ親父が通勤電車を舞台に見えざる敵と戦う最新作『トレイン・ミッション』(9月5日リリース)は、『フライト・ゲーム』『ラン・オールナイト』などを手がけたジャウム・コレット=セラ監督との4度目のタッグであり、このコンビは最強ともいわれる。つい先日は、『ワイルド・スピード ICE BREAK』のF・ゲイリー・グレイ監督がメガホンをとる『メン・イン・ブラック』スピンオフのクランクインが伝えられたばかり。クリス・ヘムズワースとテッサ・トンプソン、エマ・トンプソンと共演する。■第2位は“全治9か月”なのに6週間で復帰!? 心も体も強靱なトム・クルーズ最新作『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』を引っさげて来日、猛暑の中、“神対応”のファンサービスを行ったトム・クルーズ(56歳)。来日記者会見では例のビルジャンプの撮影時、「壁に激突した瞬間、『あっ、折れたな』って直感した。でも、カメラは回っているから、そのまま立ち上がり、走り続けた」と語り、わずか6週間で現場復帰し、撮影を続行したと打ち明けていた。そんなトムについては、「『トップガン』からずっとかっこよくて、スタントを使わず自分でやる。さいきょうです」、「スタント(マン)も腰が引けるアクションを自分でこなすとは、さすがです!」、「『M:I』シリーズをイッキ見して確信しました!」と、シリーズの代名詞となった命がけのアクションへの挑戦に熱い声が。トム自身が「集大成であり、一つの到達点」と謳う最新作『フォールアウト』は、全米はじめ世界30か国で初登場No.1を獲得、シリーズ史上最高の大ヒットスタートを切っている。日本では8月3日(金)より全国公開。Huluでは「トム・クルーズ特集」も組まれ、『ミッション:インポッシブル』シリーズや『トップガン』『宇宙戦争』などを配信中。■第1位は、若い世代の支持を得た“ロック様”ことドウェイン・ジョンソン!『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』(8月3日リリース、デジタル先行配信中)で、外見はムキムキの博士、中身は気弱なオタク高校生を演じたドウェイン・ジョンソン(46歳)。同作は全世界興行収入9.5億ドル超えの大ヒットを記録し、来年12月全米公開で続編の製作が決定している。世界で最も稼ぐ俳優として知られ、名実ともにハリウッド屈指のアクションスターとなったドウェインが、普段とは真逆のナヨナヨ演技を披露する姿は爆笑必至。さらに、80年代のアーケードゲームをもとにしたパニックアクション『ランペイジ 巨獣大乱闘』(9月19日リリース)では、元特殊部隊員で動物学者という主人公を演じ、巨大化&凶暴化したゴリラ、オオカミ、ワニと壮絶な激闘を繰り広げた。最新作は、愛する家族を救うため、高さ1,000m(1km)の超高層ビルから大ジャンプを見せるハラハラドキドキの救出劇『スカイスクレイパー』(9月21日公開)。今作では、義足の元・FBI人質救出チームの隊長を演じており、今年はタイプの異なる主演3作品が相次いで日本に上陸することに。そんな“ロック様”には特に20代、30代女性から支持されており、「ムキムキの筋肉で守ってくれそう」、「マッチョだから」といった頼りがいあるボディへの声のほか、「力技で助けてくれそう。パパとしても魅力的」と、インスタグラムなどから伺える父親としての素顔に惹かれるという声も寄せられ、“最強の男”の座を手にした。つい先日、人気アトラクションを映画化する『ジャングルクルーズ』(原題)の撮影開始をエミリー・ブラントと紹介する動画が、ディズニーからアップされたばかり。早速、「ジャングル俳優」と呼ばれつつ、注目を集めているところだ。(text:cinemacafe.net)
2018年08月03日◼︎「M:i(ミッション・インポッシブル)」シリーズ最新作!DRESS読者のみなさん、こんにちは。今回みなさんにご紹介したいのは、トム・クルーズが伝説的なスパイ、イーサン・ハントを演じる大人気アクション映画の最新作『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』です。アメリカのテレビドラマ『スパイ大作戦』の映画化作品としてスタートした同シリーズ。1996年の『ミッション・インポッシブル』を皮切りに、『M:i-2』(2000年)、『M:i:III』(2006年)、『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』(2011年)、『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』(2015年)と、これまでに5本の映画が製作されてきました。シリーズ6作目となる本作では、これまでの「M:i」シリーズで、数々の驚愕スタントに挑戦してきたトム・クルーズが過去最も危険なアクションを披露します!これまでのシリーズのストーリーを知っていた方が楽しめることは間違いありませんが、本作が初めてという方でも心配は要りません。次々と繰り広げられる、見る者の度肝を抜く超絶スタントに、きっとすぐに引き込まれてしまうことでしょう。◼︎『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』のストーリースパイ専門集団”IMF”(インポッシブル・ミッション・フォース)のエージェントとして、その名を知られる伝説的なスパイ、イーサン・ハント(トム・クルーズ)。これまでに数々の危険な任務をこなしてきたイーサンに今回与えられた任務は、盗まれた3つのプルトニウムの回収を行うこと。だが、突如現れた何者かの策略によって仲間の命が危険にさらされてしまい、仲間を守る事を優先したイーサンは、プルトニウムを奪われてしまう。「プルトニウムを再び奪い返し、複数の都市の同時核爆発を未然に防ぐ」新たなミッションを受けたイーサンだったが、手がかりは”ジョン・ラーク”という男の名前と、彼が接触する”ホワイト・ウィドウ”という謎めいた女の存在のみ。さらに、今回のミッションに対し、イーサンの動きを不服とするCIA(中央情報局)の敏腕エージェント、ウォーカーが監視役として同行することになり……。◼︎トム様が、飛ぶ!走る!落ちる!「M:i」シリーズといえば、何と言っても見逃せないのはイーサンを演じるトム・クルーズの驚愕スタントです。これまでも危険なスタントに果敢に挑戦してきたトムですが、今回はなんと2000時間もの訓練を乗り越え、ヘリ操縦免許を取得。一歩間違えたら即死という、プロでも危険な飛行に挑みました。それ以外にも、600mもあるノルウェーの断崖絶壁から落ちたり、軍が潜入作戦で行うという酸素がない成層圏に近い場所からパラシュート降下する"ヘイロージャンプ”なる技にも挑戦!前々作『ゴースト・プロトコル』でドバイにある世界一高いビル”ブルジュ・ハリファ”(828m)によじ登り、前作『ローグ・ネイション』で上空1524mの軍用機に挑戦したトムでしたが、今回の”ヘイロージャンプ”はなんと上空約7620mから……。あわせて106回も飛んだという大迫力のシーンは、必見です!◼︎ドラマ部分も見逃せないトム・クルーズいわく、同シリーズの全過去作の総決算という本作では、これまでに出てきた登場人物が一堂に会し、物語がひとつの集大成を迎えます。シリーズファンにとって特にうれしいのは、『M:i:Ⅲ』で初めて登場し、前々作『ゴースト・プロトコル』にもほんの少し登場したミシェル・モナハン演じる、イーサンの妻・ジュリアが再登場することでしょう。また、前作『ローグ・ネイション』に登場した、レベッカ・ファーガソン演じる元MI6(英・秘密情報部)の諜報員イルサ・ファウストが本作にも登場し、抜群の存在感を放ちます。先日公開された映画『グレイテスト・ショーマン』で演じた、オペラ歌手のジェニー・リンド役も記憶に新しいレベッカ・ファーガソンは、今後も目が離せない女優のひとりです。また、直近のシリーズ3作でもっとも愛されるキャラクターのひとりとなったベンジー役のサイモン・ペッグも、もちろん出演しています。これまで、毎回異なる監督が演出してきた「ミッション:インポッシブル」シリーズですが、本作の監督は前作『ローグ・ネイション』に続き、クリストファー・マッカリーがつとめました。観客や批評家たちから高い評価を得た『ローグ・ネイション』に続き、シリーズ最高傑作との呼び声も高い本作。シリーズ最大のアクションシーンや人間ドラマは、これまで同シリーズを観たことがない人にとっても、観逃す手はないでしょう。今年一番テンションの上がる映画と言っても過言ではない『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』、ぜひ劇場の大スクリーンでお楽しみください!◼︎『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』公開情報
2018年08月03日トム・クルーズ主演の超大作『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』が本日から公開になる。シリーズ6作目で、これまでの“M:I”シリーズが描いてきたドラマの総決算的な内容になっている。本作の主人公イーサン・ハントは、CIA内にある組織“IMF(Impossible Mission Force)”のスゴ腕エージェントで、世界の危機を救うために得意分野をもつ仲間とチームを組んで、“不可能”としか思えない作戦に挑んできた。映画は息つまるサスペンス、ド派手なアクション、トム・クルーズの身体をはったスタントなど見どころ満載だが、シリーズを通じてイーサンのドラマが少しずつ描かれてきた。変装の名人で圧倒的な作戦遂行能力を誇るイーサンは、IMFにとって欠かすことができない人物だが、かつて現場を退いていた時期があった。彼は愛する女性ジュリアと穏かに暮らすために教官の道を歩んでいたが、教え子を救うために現場に一時復帰し、その過程で、愛するジュリアにも危険が及んでしまう。結果としてふたりは離れて暮らすことを選び、イーサンは現場に戻り、ジュリアはその身に危険が及ばないよう保護された状態で穏かに暮らしている。長年に渡ってイーサンとチームを組んできたコンピューターの魔術師ルーサーも、かつてイーサンのピンチを救い、自身もエージェントになったベンジーも、進展することはないイーサンとジュリアの関係をそっと見守っている状態だ。やがて、イーサンは謎の犯罪組織“シンジケート”を追う中で、英国の諜報員イルサに出会う。自身と同じスパイの世界に身を投じている彼女に惹かれたイーサンは、かつてジュリアに対してしたように、イルサにも穏かな環境で暮らしてほしいと思うが、イルサは危険な任務から離れない。前作『…ローグ・ネイション』は、イーサンとイルサたちがチームを結成して“シンジケート”の首領ソロモン・レーンを捕らえたところで幕を閉じたが、最新作では3つのプルトニウムが何者かによって盗まれ、“シンジケート”の残党によって結成された犯罪組織が浮上。IMFのチームは絶体絶命の危機に陥ってしまう。『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』は、先の読めない展開、映画史に残る超絶スタントを織り交ぜながら、イーサンと仲間たちのチームプレイ、惹かれあっているのに時に対立せざるを得ないイーサンとイルサの、そして離れ離れになってしまった元妻ジュリアのドラマが同時進行で描かれる。いずれの設定も“シリーズ初心者”でもついていけるよう丁寧に描写されているが、長年に渡ってシリーズを見続けてきたファンは、過去の設定やドラマがすべて投入された“総決算”的な作品だと感じられるはずだ。『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』8月3日(金)公開
2018年08月03日猛暑の日本に降り立ち、プレミアでは共演者共々、炎天下で丁寧なファンサービスを実施。しかしながら、「今年はロンドンも異様な暑さだからね。何てことはないよ」と涼しい顔をしてみせる。それがサイモン・ペッグの優しさなのは間違いないが、『ミッション:インポッシブル』が彼にとって大切なシリーズであることも分かる。彼の演じるベンジー・ダンは、シリーズと共に成長してきたキャラクターだ。「第3作で初めてシリーズに加わったときは、一度きりの出演になると思っていた。撮影期間も短かったしね。でも、その後、(第3作の監督で、シリーズの製作を手掛ける)J.J.エイブラムスから『ベンジーがエージェントになるのはどうかな?』と聞かれた。すごく興奮したのを覚えているよ」。いまやトム“イーサン”を支える右腕的存在にかくしてスパイ組織IMFのシステム・アナリストだったベンジーは、現場で活躍するエージェントに。いまやトム・クルーズ演じる敏腕エージェント、イーサン・ハントの右腕的存在にまでなった。実際、シリーズ第6作『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』でのベンジーは、セーヌ川でスピードボートを走らせながらイーサンをサポートするばかりか、格闘にも臨む。足首を骨折しても撮影を続けたトムに対抗し、来日記者会見では「僕も紙で指を切った!」と主張していたが、それ以上の痛みもあったようだ。急にひそひそ声になり、「しかも、指を切ったのは嘘なんだ(笑)」とおちゃめに明かす。「足首の骨折には及ばないけど、格闘シーンでは体のあちこちを痛めた。相手のパンチがうっかり当たることもあれば、ロープで首を絞められた跡も残ったし。でも、スピードボートの運転は楽しかったよ。撮影スタジオの近くにある湖で特訓したんだ。その後、パリのセーヌ川で実際に撮影したのだけど、僕はスピードを愛しているから運転は問題なかった。難しいのは停止だね。ガシッと止めたいのに、ガガガガガ…と格好悪くなっちゃう」。「僕はプリンセスであり続けるよ」パンチを受けるのも、首を絞められるのも、すべてはイーサンと共に世界を救うため。「2人の関係をベンジーは喜んでいるし、僕も演じていて楽しい」と語るように、ベンジーが敵を欺くために大活躍し、イーサンに褒められて嬉しそうな顔をする一幕も。「ベンジーにとって彼はヒーロー。だから、『イーサン・ハントに褒められた!』と浮かれちゃうんだ。なにせベンジーは…ね」と、胸元で小さなハートマークを作る。シリーズファンの間では、「ベンジーこそがイーサンのプリンセス!」との声も多い。「アハハハ!ジュリア(イーサンの妻)やイルサ(前作から登場のスパイ仲間)を差し置いてね。でも、それってすごくいいことだ。女性だからといって、ヒーローに守られるだけではないことを物語っている。僕らのシリーズに登場する女性たちは、肉体的にも精神的にも強い。実際、イルサと戦ったらベンジーは確実に負けるよね。いいんだ。ベンジーの得意分野は格闘じゃなく技術だし。そんなベンジーをイーサンは仲間として愛し、危機が訪れたら迷いなく助ける。それがイーサン・ハントだからね。2人の友情が続く限り、僕はプリンセスであり続けるよ(笑)」。トム・クルーズは「覚悟のレベルが違う」ベンジーとイーサン同様、サイモン・ペッグとトム・クルーズの間にも友情と敬意がある。「人生を映画作りに捧げている」と真摯に公言するトムの言葉は、サイモンにも当てはまるものだ。「僕も若い頃から映画に大きな情熱を傾けてきたし、心から映画を愛している。この業界にいられることを日々誇りに思っているんだ。すごく大事な仕事だし、観客の皆さんのことも大事。ただし、トム・クルーズという人はちょっと異次元の存在でもあって、ある意味、覚悟のレベルが違う。確かに、僕も彼と同じくらい映画を愛しているけど、じゃあ命を投げ出して撮影するかといったら、絶対にやらない。たぶん、やらない。いや、やっぱり絶対にやらない(笑)」。自身の初監督作は「フィンランドで撮影したい」コメディ映画やユーモラスな役柄のイメージが強いが、「コメディやエンターテインメント作品と同じくらい、シリアスなヒューマンドラマも好き」。物語を担う俳優として、「自分が好きだと思えるものの中で、様々な方向性を探っていきたい気持ちがある」という。「自分が好きになれないものに関わるのは偽善的だしね。心に従って、いろいろな役に挑戦したい。最近、好きだと思った映画?トニ・コレット主演の『ヘレディタリー』(原題)かな。『シャイニング』や『エクソシスト』みたいな古典的ホラーなんだけど、不気味で、奇妙で、素晴らしかった。コメディじゃないホラーにも出てみたいな」。また、優れた脚本家でもあるサイモン・ペッグには、監督デビューの予定もある。今冬撮影スタートと報じられていたが?「フィンランドで撮影したいと思っているんだ。物語上、雪が必要でね。でも、そのための準備に時間をなかなか割けないから、もう1年先の冬になるかも。すごく気に入っている脚本だから、どうしても映画にしたい。カメラの前ではなく、後ろに立つことも楽しみにしているんだ。俳優のときよりも長く映画に関わっていられるしね。進捗状況は随時お知らせするよ!(笑)」。(text:Hikaru Watanabe/photo:You Ishii)■関連作品:ミッション:インポッシブル/フォールアウト 2018年8月3日より全国にて公開© 2018 Paramount Pictures. All rights reserved.
2018年08月02日8月3日公開の映画『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』の大ヒット祈願イベントが2日、都内で行われ、女優の広瀬アリス、シンガーソングライターでタレントのDAIGOが出席した。トム・クルーズが演じた伝説的スパイのイーサン・ハントの活躍を描いて人気を呼んでいる映画『ミッション:インポッシブル』シリーズ。その最新作となるシリーズ第6弾『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』が、日本で公開される。本作の大ヒット祈願イベントには、イーサン・ハントの前に立ちはだかるライバルの敏腕CIAエージェント、オーガスト・ウォーカー(ヘンリ ー・カヴィル)の日本語吹き替えを担当したDAIGO、イーサンを翻弄する謎の美女ホワイト・ウィドウ(ヴァネッサ・カービー)の日本語を吹き替えした広瀬アリスが登壇。これまで何度か映画やアニメのアフレコを担当してきたDAIGOだが、「正直、人生の中で一番のミッションでした。僕にとっての"ミッション・インポッシブル"と思うぐらい難しかったです。僕のイメージとして中々結びつかなかった役でしたので」と難しさを語るも「とにかくクールな役なので、自分史上一番低い声で役作りをしました。今までのアフレコは不評だったこともあったんですが、今回はすごく好評で、僕のアフレコ人生の中でも全力でやらせてもらいました」と満足げ。対する広瀬は「年齢的には私と同じぐらいですが、ありえないぐらいの色気を声で表現して欲しいと言われて……。『なぜ?』という一言が言えなくて20テイクも重ね、『どうして?』という台詞に変わりました(笑)」と振り返り、「中々自分を客観視できませんが、イーサンと会話している喜びの方が大きかったかもしれないですね」と語った。イベント後半では、主演のトム・クルーズが数々のスタントアクションをこなした本作にちなみ、DAIGOがトム・クルーズばりのスタントにチャレンジすることに。広瀬が答えたクイズの正解数に応じてDAIGOが挑戦するスタントの制限時間が長くなるというもので、DAIGOが10mのビルジャンプ、そしてクライミングスタントに挑んだ。2つの難題を見事にクリアしたDAIGOは「まさに"MI"でしたね。めちゃくちゃイイ感じ! アリスちゃんが結構答えてくれましたから」と広瀬に感謝し、広瀬は「"DKDK"! ドキドキでした(笑)。しっかり映画を見ていてよかったです」と笑顔を見せていた。映画『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』は、8月2日より全国公開。
2018年08月02日連日の猛暑に心も体も疲れぎみの女子が増えているところですが、そんなときこそ刺激的な映画がオススメ。そこでご紹介するのは、全世界が待ち望んだシリーズ最新作『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』です。先日、豪華キャスト陣が来日した際には日本がさらなる熱気に包まれましたが、今回はそのなかでもこちらの方に単独インタビューのミッションを敢行してきました。それは……。写真・角戸菜摘(ヘンリー・カヴィル)シリーズ初参戦のヘンリー・カヴィル!【映画、ときどき私】 vol. 1805年ぶり2度目の来日となるのは、スーパーマンとしても大人気のヘンリー。鍛え上げられた肉体に釘づけの女子も多いと思いますが、本作ではCIAの敏腕エージェントであるウォーカー役を熱演し、話題となっています。そこで今回は、過酷な撮影の裏側や主演のトム・クルーズとのエピソード、さらには日本への思いも語ってもらいました。子どものころになりたかったものは?―20年以上も世界中で愛されている特別なシリーズに参加することになり、プレッシャーを感じていましたか?それとも興奮のほうが強かったですか?ヘンリー僕は映画作りの過程が本当に好きだから、なるべくプレッシャーは忘れるようにいつも心がけているんだけど、今回に限っては興奮のほうが断然大きかったよ!―このシリーズが始まった1996年当時、ヘンリーさんはまだ13歳でしたが、そのときすでに俳優になろうと決めていましたか?ヘンリー実は、10代のはじめは軍人になりたくて、軍に入隊することを考えていたんだ。だから、「俳優をやってみよう」と思ったのは、16歳くらいからかな。その後、実際に俳優としてデビューしたのは、17歳だったけど、そのころはまだスクリーンやトムへの憧れというのはそこまで強くなかったかもしれないね。当然いまはすごく憧れているけど!疲労回復は毎晩泣くこと!?―今回はアクションなどもご自身でされていて、CGの多いスーパーマンとはその部分が大きく違ったということですが、今回一番きつかったシーンはどこですか?ヘンリーまずはやっぱりみんなも話題にしてくれているトイレでのファイトシーンとヘリコプターでのチェイスシーンだね。ただ、この2つのシーンに関しては、それぞれ異なる理由で心身ともに一番きついシーンだった。まず、ヘリコプターはドアを全開にして乗っていたので、異常なくらい寒くて、その寒さに耐えるのがとにかくつらかったんだ。あと、トイレでの殴り合いのシーンでは本当は4日間の撮影予定だったのに、なぜか4週間に延長。しかも、なるべくカットを少なめにして長回しで撮影するという監督の方針もあって、カメラを延々と回しっぱなしにした状態でアクションしていたから、これもかなりきつかったよ!―そんな厳しい撮影が続き、寝るのもつらいくらい体が痛かったそうですが、毎晩どのようにして回復させていたのですか?ヘンリーとりあえず寝る前に泣くことだね(笑)。あとは、熱いシャワーを浴びて、おいしいものを食べて、水をたくさん飲んでゆっくり寝る。本当は毎日マッサージとかを受けられればもっとよかったんだけど、できることといえばせいぜいそのくらいだったよ。―ちなみに、キャストのみなさんはヘンリーさんが戦う前に見せる腕を素振りするポーズがお好きなようですが、自分で気に入っているアクションはありますか?ヘンリーあのシーンについては、いまインターネットとかでネタとして拡散されていて、みんなが笑って喜んでくれているなら僕としてはうれしいことだよ(笑)。ただ、僕は演じているときに、「オレってかっこいい!」と思うような自意識過剰な人間じゃなくて、むしろ自分に一番厳しいタイプだから、そういう目線で自分を見ることはないんだ。だから、どのシーンが僕個人のお気に入りのアクションかというのは決められないかな。ヘンリーが語る “トム・クルーズ伝説”―トム・クルーズさんといえば不可能を可能に変える男であり、今回も新たな伝説をいろいろと作られていたようですが、実際に間近でご覧になって、「ありえない!」と思うようなことはありませんでしたか?ヘンリーまず僕自身の考えとしては、「基本的に世の中のどんな物事も不可能はない」と信じているんだ。だから、そういう前提はあるけれど、それにしてもトムは無理なんじゃないかということも可能に変えていく人だとは思うよ。とはいえ、今回の撮影を通してありえないと思ったのは、上空7620メートルからダイブするヘイロージャンプとか、実際にヘリコプターの免許を取って操縦しながら演技をしていたこと。そういうすごいスタントを生で見ていて素晴らしいなと思ったし、やっぱりすごいことだよね。あとは、全治9か月と言われたほどひどい足首の骨折をしておきながら、その6週間後にはもう全速力で走っていたというのもちょっと驚異的だなと感心してしまったよ。―そのトムさんとは20歳ほど年齢が離れていますが、ヘンリーさんもいまから20年後にこれだけのアクションを求められたら挑戦したいですか?ヘンリーもちろんやってみたいよ。これから20年かけて体づくりをしていって、オファーがきたらいつでも受けられるようにはぜひしたいね。―では、これまでのシリーズのなかで、トムさんが挑戦したアクションでやってみたいものがあれば教えてください。ヘンリー全部やってみたいね!ただ、シリーズ5作目の水中でのシーンだけはちょっと躊躇しちゃうかな。というのも、実体験からも知っているんだけど、水中のスタントって本当に厳しいんだ。なぜなら、水のなかでおぼれた瞬間、パニックになる気持ちを抑えてしばらくは息を止めていられるんだけど、限界になって口を開くと、その途端にバッと水が入ってきてしまって、そうなったらもうアウト。それを自分の経験として味わったことがあるから、水中のスタント以外ならどれもトライしてみたいかな。それができたら、きっと最高なことだろうね。―現場でトムさんからアドバイスをもらったこともありましたか?ヘンリー特に具体的なアドバイスというのはなかったけれど、トムや監督のすぐそばでスタントと映画制作のすべてを学ぶことができたから、世界一の映画学校に毎日行っているような気分だったよ。日本好きを公言する理由とは?―日本にとても興味を持ってくださっているようなので、最後にヘンリーさんから見た日本の魅力を教えてください。ヘンリー僕はもともと歴史そのものに興味があるんだけど、日本ほど歴史の長い国は世界でもそうそうないから、そういった意味でもすごく惹かれているんだ。あとは、日本人のメンタリティの部分や国民性にもとても興味を持っているんだよ。たとえば、「武士道の精神」というものは日本特有なものだと思うし、現代のビジネスシーンにおいてもそういう感覚を大切にしていると聞いたから、それらの考え方や忠義といったものがどこから生まれたものなのか、ということを知りたいとも思っているんだ。あとは、武士のように戦う民族でありながら、同時に控えめな文化も持っていたりして、そういう対極のものが存在しているのも、おもしろいなと感じているところなんだ。インタビューを終えてみて……。イケメンっぷりは言うまでもありませんが、思わず聞き惚れてしまうステキな声でひとつひとつの質問に丁寧に答えてくれるヘンリー。「さすが英国紳士!」と思わせる優しさと何があっても守ってくれそうな強さに、世界中の女子たちが虜になってしまうのもうなずけるほど。日本への熱い思いも語ってくれただけに、次回の来日にも期待です!シリーズ最難関にして不可能なミッションに挑む!回を重ねるごとにパワーアップしていく『ミッション:インポッシブル』シリーズ。キャスト自らが挑んだ圧巻のスタントやアクションシーンの連続に、誰もが大興奮すること間違いなし。臨場感あふれる驚異の映像はスクリーンで目撃せよ!ストーリー盗まれた3つのプルトニウムの回収に成功したIMFのエージェントのイーサン・ハント。しかし、仲間を救出している間に、ふたたびプルトニウムを奪われてしまう。そこで下された新たなミッションは、「同時核爆発を未然に防ぐ」というものだった。数少ない手がかりをもとに捜索をはじめたイーサンだったが、その動向を不服に思っていたCIAのエージェントであるウォーカーが監視役としてつくことに。はたして、イーサンと彼のチームはミッションを無事にクリアすることができるのか……。衝撃が止まらない予告編はこちら!作品情報『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』8月3日(金)全国ロードショー!配給:東和ピクチャーズ©2018 Paramount Pictures. All rights reserved.
2018年07月31日トム・クルーズが伝説的スパイ:イーサン・ハントを演じる大人気シリーズ最新作『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』の日本公開が8月3日(金)に控える中、本国では7月27日(金)に公開。初登場No.1を獲得し、シリーズのオープニング記録を塗り替えたことが分かった。7月27日(金)に全米4386館で封切られた本作は、オープニング興収6,150万ドル(約68億円※7月30日時点レート換算)を記録し、初登場No.1を獲得。さらに世界30か国での初登場No.1を獲得するなど、様々な前作の記録を塗り替えシリーズ史上最高の大ヒットスタートを切った。この成績は、これまでのシリーズ最高オープニング興収だった2作目『M:i-2』(全米オープニング興収5,784万ドル)の記録を大きく塗り替えるシリーズ最高の大ヒットスタートとなった。全米を含む全世界での3日間の累計興行収入でも1億5,350万ドルのオープニング興収記録を達成し、シリーズ史上最高の記録を樹立した本作の快進撃は興収に留まらない。トム自身が”集大成であり、一つの到達点”と謳う本作は、米・映画批評サイト「Rotten Tomatoes」でもエンターテインメント大作としては異例となる98%フレッシュ(7月30日現在)を記録。”シリーズ最高傑作”と呼び声の高かった前作を凌駕する驚異的な高評価を獲得している。日本でも、トム・クルーズ、ヘンリー・カヴィル、サイモン・ペッグ、クリストファー・マッカリー監督4人が来日し、記者会見とジャパンプレミアに登場するなど、猛暑続きの今夏の日本列島をさらに熱くさせている本作の公開が待ち遠しいばかりだ。『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』は8月3日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミッション:インポッシブル/フォールアウト 2018年8月3日より全国にて公開© 2018 Paramount Pictures. All rights reserved.
2018年07月30日トム・クルーズ主演の超人気スパイシリーズの最新作『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』の公開を記念して、前作『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』が7月29日(日)テレビ朝日系で地上波初放送される。トム・クルーズが伝説的スパイ、イーサン・ハントを演じる本シリーズはトム自身がプロデューサーを担当、ブライアン・デ・パルマ監督によるシリーズ第1作が1996年に公開されて以降、2000年にはジョン・ウー監督による『M:i-2』、2006年にはJ・J・エイブラムス監督がメガホンをとった『M:i:III』、2011年には第4作となる『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』、そして2015年公開の本作『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』とこれまで5作が公開されてきた。本作では、『グレイテスト・ショーマン』などのレベッカ・ファーガソン、『ハート・ロッカー』でアカデミー主演男優賞にノミネートされたジェレミー・レナー、『レディ・プレイヤー1』のサイモン・ペッグらと共演している。超敏腕スパイ、イーサン・ハント率いるIMFが無国籍スパイ「シンジケート」の暗躍によりまたしても解体の窮地に追い込まれてしまう。イーサンはこの最強の敵にどう立ち向かうのか?誰が敵か味方か分からないなか究極の諜報バトルが繰り広げられる。史上最難関のミッションをコンプリートできるのか――という物語。なんといっても見どころはシリーズ屈指のトム自身によるアクションの数々。上空1500m×時速400kmの決死の軍用飛行機スタントに、大迫力の超高速カー&バイクチェイス、手に汗握る6分間もの息継ぎなしでの潜水アクションなど本人による命がけのアクションが話題を呼んだのは記憶に新しい。改めてそのアクションを目に焼き付けてほしい。そしてシリーズ6作目となる最新作『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』では同作では複数のプルトニウムが盗まれ<3つの都市>が標的に。イーサン・ハントとIMFチームはその“同時核爆発を未然に防ぐミッション”を受けることになるのだが…。72時間の猶予のなか“名前しか分からない正体不明の敵”を追うなか、イーサンは彼を疑うCIAが送り込んだ敏腕エージェント・ウォーカーとの対決を余儀なくされる。さらにいくつもの<フォールアウト(予期せぬ余波)>が絶体絶命のイーサン・ハントに降りかかる――というストーリーが展開する。『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』は8月3日(金)より全国にて公開。『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』は7月29日(日)21時~テレビ朝日系で地上波初放送。(笠緒)■関連作品:ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション 2015年8月7日(金)より全国にて公開© 2015 Paramount Pictures. All Rights Reserved.ミッション:インポッシブル/フォールアウト 2018年8月3日より全国にて公開© 2018 Paramount Pictures. All rights reserved.
2018年07月29日今夏は、待望の大ヒットシリーズの最新作から、創刊50周年を迎えた「週刊少年ジャンプ」の人気マンガの実写化映画、10年ぶりの新作ミュージカル・ラブコメディまで、待ち遠しい映画が勢ぞろい!夏休みにぜひチェックしたい、シネマカフェオススメの注目映画を大特集。『虹色デイズ』男子高校生4人の友情と恋、いましかない輝き描く“たった一度だけ”の青春を駆け抜ける、お騒がせ男子高校生4人組の友情と恋を描く物語。累計発行部数335万部を超える人気原作に、映画オリジナルの展開を加えて実写化を手掛けるのは、『大人ドロップ』『榎田貿易堂』などで知られる気鋭・飯塚健監督。若者たちのリアルな感覚と青春の輝きを、“いましか撮れない”映像で紡いでいく。本作でカルテット主演を務めるのは、いま最も人気と勢いのある若手俳優たち。主人公となる男子高校生4人のうち、ピュアで元気な愛されキャラで、同級生の杏奈に片想いする“なっちゃん”(羽柴夏樹)を演じるのは、「GENERATIONS from EXILE TRIBE」の佐野玲於。チャラくて女好きなモテ男“まっつん”(松永智也)には中川大志。秀才で超マイペースなオタクの“つよぽん”(直江剛)には高杉真宙。いつもニコニコ、実はドSな“恵ちゃん”(片倉恵一)には横浜流星。それぞれ、“女子が萌える”魅力的な男子高生に扮する。全国にて公開中。『ジュラシック・ワールド/炎の王国』シリーズ最新作が早くも特大ヒット巨匠スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮のもと、“恐竜”に命をふきこみ、かつて誰も観たことがなかったリアルでスリリングな映像体験に世界中の人々が心を躍らせた『ジュラシック・パーク』シリーズ。そのシリーズ誕生25周年の節目となる2018年に登場したのが本作。国内週末映画ランキング2週連続1位を記録し、累計動員240万人、累計興収35億万円を突破、7月25日(水)には40億円に達したという。主要キャストは前作に引き続き、恐竜と心を通わせる恐竜行動学のスペシャリストの主人公オーウェン役にクリス・プラット、テーマパーク<ジュラシック・ワールド>運営責任者であったクレア役にブライス・ダラス・ハワード。監督は『怪物はささやく』で素晴らしい手腕を発揮し、ゴヤ賞9部門を受賞したハリウッド注目の鬼才J・A・バヨナ。前作の監督であり本作では脚本を務めるコリン・トレボロウと、シリーズの生みの親スピルバーグが製作総指揮。前作でハイブリッド恐竜インドミナス・レックスとT-レックスが死闘を繰り広げ崩壊したテーマパーク<ジュラシック・ワールド>を有する島、イスラ・ヌブラル島では火山が大噴火。迫り来る危機的状況の中、人類は恐竜たちの生死を自然に委ねるか、自らの命を懸け救い出すかの究極の選択を迫られる。そして、その先に待ち受けていたのは…。全国にて公開中。『BLEACH』死神代行VS悪霊・虚<ホロウ>にさらなる敵…壮絶バトルを見逃さないで!「週刊少年ジャンプ」で2001年から連載を開始し、世界中で圧倒的な支持を集めるシリーズ累計発行部数1億2,000万部の金字塔マンガ「BLEACH」を映画化。幽霊が見えること以外は普通の高校生・黒崎一護が、死神を名乗る謎の女・朽木ルキアから力を譲り受け、死神を代行することに。家族と仲間を守るため、人間の魂を喰らう悪霊・虚<ホロウ>と死闘を繰り広げる一護に、さらに想像を絶する運命が待ち受けていた――。主人公・黒崎一護を演じるのは、数々のヒット作で主演が続く福士蒼汰。今作では、激しいハイスピードアクションや斬り合いをこなすだけでなく、鬼気迫る表情で何度でも敵に立ち向かう一護を体現し、新境地を切り開いた。悪霊・虚<ホロウ>を唯一斬ることができる死神という存在で、一護とともに行動することになる朽木ルキアを杉咲花。また、一護のクラスメイトで、実は死神を嫌っており一護を含む死神に対抗する種族“滅却師(クインシー)”の生き残りである石田雨竜を、漫画実写映画には欠かせない存在となった吉沢亮が演じる。さらに、一護とルキアを追う死神・阿散井恋次を演じる早乙女太一は凄まじい剣技で魅せ、ルキアの兄でとてつもない力を秘めた死神・朽木白哉を世界を舞台に活躍するギタリスト・MIYAVIが妖しく演じる。また、楽曲では[ALEXANDROS]が、主題歌「Mosquito Bite」と挿入歌「MILK」の2曲を提供。『アイアムアヒーロー』で世界三大ファンタスティック映画祭で受賞した佐藤信介監督がメガホンを取る。壮大なスケールで描かれる死神たちの壮絶なバトルアクション、そして人間と死神の心通わせるドラマは必見。全国にて公開中。『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』トム・クルーズが史上最大&最悪のミッションへ!全世界累計興収は3,000億円以上(※1ドル=109円換算)、トム・クルーズが伝説のスパイ:イーサン・ハントを演じる大人気アクションシリーズの最新作にして第6弾。“フォールアウト=放射性降下物/副産物/予期せぬ余波”という様々な意味を持つタイトルの意味と、これまでイーサンが挑んだミッションすべてが本作に繋がっていき、さらなるストーリーへと導く。パリ・凱旋門前を颯爽と駆け抜ける“バイクアクション”、本作撮影中のアクシデントにより骨折を負いながらも、驚異的なスピードで撮影を再開した“ビルジャンプ”(実際に骨折したシーンが使用されている!)、2,000時間の飛行訓練の末にトム自らヘリコプターを操縦する“超絶ヘリスタント”など、息つく暇もないド迫力のアクションはシリーズ最高規模。監督は前作『ローグ・ネイション』も手がけたクリストファー・マッカリー。イーサン(トム)を支えるベンジー役サイモン・ペッグ、ルーサー役ヴィング・レイムスが続投し、『ローグ・ネイション』に続いて登場する女スパイ、イルサ役のレベッカ・ファーガソン、さらにCIAの敏腕エージェント・ウォーカー役のヘンリー・カヴィルや、謎に包まれた美しすぎる女暗殺者ホワイト・ウィドウ役のヴァネッサ・カービーらの活躍にも要注目。8月3日(金)より全国にて公開。『銀魂2掟は破るためにこそある』平成最後の夏、スケールも笑いも“2倍”以上!?累計発行部数5,500万部以上、「週刊少年ジャンプ」が誇る天下無敵の痛快エンターテイメントが、福田雄一監督のもと主演・小栗旬を筆頭に史上最強の超豪華キャストが結集して実写化された『銀魂』。最終興行収入38.4億円と2017年実写邦画No.1の超絶ヒットを記録した。宇宙からやってきた「天人(あまんと)」が台頭するパラレルワールドの江戸時代末期を舞台に、侍魂を堅持するちょっと変わった男・坂田銀時(小栗さん)と、ひょんなことから出会った志村新八(菅田将暉)、神楽(橋本環奈)が営む“万事屋銀ちゃん”の周りで様々な事件が巻き起こる。今回実写化されるエピソードは、「銀魂」史上最もアツい「真選組動乱篇」と最も笑える「将軍接待篇」のまさかのハイブリッド。金欠で家賃も払えない万事屋3人はついにバイトを決意するが、行く先々のバイト先でなんと天下の将軍様(勝地涼)と遭遇する羽目に!同じころ、「真選組」は犬猿の仲である副長・土方十四郎(柳楽優弥)と伊東鴨太郎(三浦春馬)によって内紛の危機に。やがて将軍をも巻き込む陰謀につながり、江戸中で大騒動が勃発するーー。敵と味方を超えた絆、超破格のスケールで繰り広げられる怒濤のアクション、そして普段は敵対する真選組でも、腐れ縁の彼らのために一肌脱ぐ坂田銀時の男気。さらに今回も一線を超えた(!?)掟破りのパロディが随所に登場するようで、今年の夏も笑って泣いて、アツくなることができそう。8月17日(金)より全国にて公開。『マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー』あの歌とダンス、最高のハッピーが帰ってくる!前作の公開から10年、ミュージカル映画史上No.2となる全世界興収6億ドル(Box Office Mojo調べ)突破の大ヒット映画『マンマ・ミーア!』は、全編「ABBA」のヒット曲で構成され、全世界でロングランヒットを記録した舞台の映画化。その続編となる本作では、ドナがソフィの父親候補3人と出会った青春時代を中心に、ソフィアたちのその後が描かれ、過去と現在を行き来する物語に。前作に続き、ドナ役にはアカデミー賞受賞のメリル・ストリープ、アマンダ・セイフライドとドミニク・クーパーはそれぞれソフィ役とスカイ役で、ピアース・ブロスナン、ステラン・スカルスガルド、コリン・ファースはソフィの父親候補である3人:サム役、ビル役、ハリー役をそれぞれ演じる。若きドナ役には『シンデレラ』『ベイビー・ドライバー』のリリー・ジェームズが抜擢。若き日のサム役をジェレミー・アーヴァイン(『戦火の馬』)、若き日のビルをジョシュ・ディラン(『マリアンヌ』)、若き日のハリーをヒュー・スキナー(『マッド・ドライヴ』)がそれぞれ演じる。さらに、アンディ・ガルシアとシェールも出演し、ギリシャの美しいカロカイリ島に、再び「ダンシング・クイーン」をはじめとする「ABBA」の楽曲が響きわたる。8月24日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:BLEACH 2018年7月20日より全国にて公開© 久保帯人/集英社 © 2018映画「BLEACH」製作委員会虹色デイズ 2018年7月6日より全国にて公開© 2018『虹色デイズ』製作委員会銀魂2掟は破るためにこそある 2018年8月17日より全国にて公開©空知英秋/集英社 ©2018 映画「銀魂2」製作委員会マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー 2018年8月24日より全国にて公開ⓒ Universal Picturesミッション:インポッシブル/フォールアウト 2018年8月3日より全国にて公開© 2018 Paramount Pictures. All rights reserved.
2018年07月29日トム・クルーズが伝説的スパイ、イーサン・ハントを演じる大人気アクション映画シリーズの最新作『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』。この度、イーサンを支える個性豊かなメンバーに注目した特別映像が、いち早くシネマカフェに到着した。本撮影中には骨折を負ったことが報じられるなど、シリーズを重ねるごとに難易度を増すミッションに挑み、その大迫力のアクションで毎回私たちを驚かせてくれるトム。今作でも、トム自らがノースタントで挑む“全て本物”なド迫力アクションは健在。今回到着した映像では、そこに立ち向かうトム(イーサン)を支えるキャラクターたちの魅力をぎゅっと凝縮!特殊任務を請け負うIMF(Impossible Mission Force)チームを牽引する伝説のスパイ、イーサンは、ミッション遂行のため、どんなに危険と思われる状況にも自ら体を張って立ち向かうのだが、その無謀とも言えるほどの行動を支えているのがIMFチーム。ベンジー・ダン(サイモン・ペッグ)シリーズ3作目からイーサンと共にミッションをこなし、スパイガジェットを扱う一流の腕と持ち前のユーモアで”愛されキャラ”の地位を確立する、サイモン・ペッグ演じるベンジー。無茶な行動に走りがちなイーサンを、様々な面で支えるキャラクターだ。ルーサー・スティッケル(ヴィング・レイムス)ヴィング・レイムス演じるルーサーは、1作目からイーサンを支え続ける頼れる天才ハッカー。その手腕はイーサンも惚れ込むほど。イルサ・ファウスト(レベッカ・ファーガソン)ヒロインとして登場した前作『ローグ・ネイション』に続いての参加となる、才色兼備でシリーズ随一の人気を誇る女スパイ、イルサ。演じるのは、大ヒットミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』にも出演していたレベッカ・ファーガソン。そんな個性が光る仲間たちがいるからこそ、本作から登場するヘンリー・カヴィル扮するCIAの凄腕エージェント、オーガスト・ウォーカーとの対立をはじめとした、シリーズ史上最大のミッションにも臆することなく果敢に挑んでいけるのだ。プロデューサーも兼任しているトムは、「映画作りで大好きな瞬間は、優れた役者たちが自らの本領を発揮しているときだ。僕とクリストファー・マッカリーはそんな瞬間を実現するべく最大限の努力をしているよ」とコメントし、サイモンも「このシリーズはいつも観客の一歩先を行こうと試みているんだ。陰謀や、裏切りや、欺きに満ちているが、いつもある種の陽気さがある。そういう瞬間の多くにベンジーが登場するんだ」とシリーズの魅力を説明。また、ヴィングも「マッカリーが私の役を『この映画の魂になっている』と言ってくれた。ルーサーの、イーサンへの愛が感じられる印象的なシーンも本作にあるんだ」と明かしている。『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』は8月3日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ミッション:インポッシブル/フォールアウト 2018年8月3日より全国にて公開© 2018 Paramount Pictures. All rights reserved.
2018年07月28日トム・クルーズが主演を務める人気シリーズの最新作『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』が8月3日(金)から公開になる。本シリーズは、主人公イーサン・ハントと仲間たちの“チームワーク”が見どころのひとつで、サイモン・ペッグ演じるベンジーはメンバーの中でも特に人気のキャラクターだ。私たちはなぜベンジーのことが好きなのか? 新作でベンジーはどんな活躍をみせるのか? サイモン・ペッグにベンジーが愛される理由、そして“M:I”シリーズの魅力を語ってもらった。イーサン・ハントは特殊組織“IMF(Impossible Mission Force)”のスゴ腕エージェントで、これまでも仲間と共に数々の“不可能”としか思えない作戦に挑んできた。イーサンがタッグを組む仲間は得意分野のあるプロのエージェントで、厳しい訓練を経てIMF内で活躍しているスーパーヒーローだ……ひとりを除いては。「ハハハハハ! そうだね! 確かにベンジーはスーパーヒーローじゃないな。でも彼は、ありえないことが次々に起こる本作と観客をつなぐ“窓口”の役割を果たすキャラクターなんだ。観客はベンジーに感情移入して、彼と一緒に危機的状況を怖がったり、時には作戦に疑念を抱いたりする。その一方で、ベンジーは成長もしているよ。元はラボの技師だったのに、訓練を積んで、今では世界を救うために戦っているわけだからね。ベンジーは新作のたびに大きな変化があるので、撮影に入る前はいつも“この次は一体、どんなことが起こるんだろう?”って楽しみだよ」ペッグが語る通り、ベンジーは新作が公開されるたびに変化し、成長を遂げている。そして、シリーズのファンなら誰もが知ることだが、ベンジーはスーパーヒーローではないが、いつだって最後の最後に頼りなる“ここ一番でキメてくれる最高の男”だ。「そうだね。ベンジーをこのシリーズから取り除いてしまったら、様々なミッションは成功しなかっただろうね。そこがこの映画の面白いところなんだよ! というもの、このシリーズは常に“チームの重要性”を描いているから、イーサンがチームの中心にいるけど、誰かひとりでも欠けてしまったら方程式が機能しなくなって、作戦が失敗してしまう。イーサンもまたシリーズを通して、作戦は自分ひとりでは成功しないことを学んでいく。それは今回の映画でもキチンと描かれているよ」さらにペッグは、チームの重要性を最も深く理解しているのは、主演のトム・クルーズだという。「トムはこの物語を最も深く理解している人だから、イーサンとメンバーの関係の変化や、ちょっとしたやり取りが、このシリーズの中でどれだけ重要かよくわかっているんだ。それに、イーサン・ハントは自分の命がそれほど大事じゃないみたいだけど(笑)、仲間の命をとにかく大事にするキャラクターとして描かれている。トムは、真の意味での“フィルムメイカー”なんだ。実際に彼の名前が脚本や監督の欄にクレジットされることはないけど、トムは映画づくりのすべての側面で経験を積んでいるし、映画づくりのすべての過程に関わっている。観客は彼の演技とスタントに目がいくけど、実際のトムは映画づくりのあらゆる作業に貢献しているんだ」ペッグも自ら脚本を執筆するなど“フィルムメイカー”の顔を持ち合わせており、ベンジーの存在と行動が“作品全体”に及ぼす効果をよく理解している。「この映画では、あまりにもすごい出来事が次々に起こるから、息をつく時間を用意しないと観客が息苦しくなってしまうんだ(笑)。ベンジーは“笑い”でそれを実現させているけど、他のキャラクターもそれぞれのやり方で実現させていると思うよ」。その際、ポイントになるのは、ベンジーがコミカルな振る舞いをしたり、面白いことを言っても、映画のテンポやトーンが一切ブレないことだ。チームが危機的な状況にある時も、ベンジーは確実に観客を笑わせ、少しホッとさせる。しかし、映画の緊迫感は失われていない。「そうだね。僕の経験上から言えることだけど、非常に切迫した状況でも、どこかに笑える部分は残っているものなんだ。“緊張”と“笑い”は決して排他的な関係ではなくて、恐ろしい状況あっても、必ず笑えるような面白い部分がある。そもそも“生きる”とはそういうことだと思うよ」新作のたびに頼もしくなっていく、しかし愛らしさやキャラクターは変わらずに、観客と作品をつなぐ“架け橋”になってくれるベンジーは“M:I”シリーズになくてはならない男だ。その勇姿は『…フォールアウト』でも存分に楽しめるし、ペッグは「次回作もある」と断言する。「これでもし、新作の際に僕に声がかからなかったら“えええええ!”って声が出るだろうな(笑)。僕はすでにファミリーの一員だと思ってるからね。トムはまだこのシリーズに対する意欲を失ってないし、イーサン・ハントはトムのキャリアの中で重要な位置を占めるものだ。賭けてもいいけど、次回作はあると思うよ!」『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』8月3日(金)公開
2018年07月27日トム・クルーズが伝説的スパイ、イーサン・ハントを演じるアクション映画『ミッション:インポッシブル』シリーズ。最新作となる『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』の公開を記念して、トム・クルーズら主要キャストが来日し、7月18日(水)にジャパンプレミアが開かれた。■プレミア前の記者会見から大盛り上がり7月18日(水)11時ごろ、プレミアに際して来日記者会見が開かれると、スチール、ムービー合わせ約400名ほどのマスコミが取材に訪れ、会場から溢れ出すほどの大盛況ぶりをみせた。記者会見ではトムの骨折の話題から、今回シリーズ初参戦となったヘンリーにも質問がおよび、「トムほど素敵なエピソードはないんだけど(笑)」と前置きしたうえで「トムとマッカリー(監督)と仕事をできたことが最高だった。学ぶことも多かったし、シリーズの新しい仲間に加われて嬉しい」とコメント。また、サイモン・ペックは「レベッカ(・ファーガソン)と一緒に、トムのヘリスタントのシーンを見ていたんだ。その当時は、彼がヘリから落ちることを知らなかったから、その様子をみてかなり驚いたし、残念だけど今日は早く撮影が終わることになると思ったんだ」と明かすと、その瞬間を見たときの表情を再現し、会場を笑いに包み込んだ。一方のトムは「とても楽しかったよ!でも、みんなは楽しくないよね(笑)」とあっけらかんと、サービス精神たっぷりに語ってくれた。■レッドカーペットでは出演者の溢れんばかりのファンサービスも!そして、夕方には東宝ミッドタウン日比谷にてジャパン・プレミアが開催。猛暑にもかかわらず、約130名ほどのマスコミのほか、会場内のプレミア招待客500名と、トムを一目でも見ようと会場周囲に集まったファン合わせて約1,000人が待ち構える状態に。トムを筆頭にレッドカーペットにキャスト、監督がそれぞれに登場すると、ファンは大熱狂!トムは「とても興奮しているよ! 信じられないくらいワクワクしている。日本のファンとは温かい関係が築けていると、来日する度に感じているんだ。日本のファンが作品を観てどんな反応をみせてくれるのか期待しているよ」、ヘンリーは「日本の歴史や文化がとても好きなんだ。次は仕事じゃなくて、今度はぜひ休暇で来たいね」と気さくに語り、サイモンは「前回来日したときよりも暑いね(笑)。日本は毎回来るのが楽しみなんだ。どんなときでも来たいと思っているよ」とコメント。マッカリー監督は「前回よりも暑くないから少し快適だ(笑)、日本が大好きだよ。作品は本国でいま、とても良い反応を得られていて、非常に誇りに思っている。前作の反応がとてもよかったから、続編を担当する監督は大変そうだなんて思っていたら、結局自分がやることになったわけだけど(笑)」とジョークも交えて語ってくれた。作品の中で登場する同系列モデルのヘリコプターと、今回のためにドイツから日本に送り届けられたという、本作仕様のBMW M5モデルが華を添えるステージにキャストらが登場すると、再び観客から大歓声が!さらに突如ヘリが霧に包まれると、そこからトムが登場し、会場のボルテージは最高潮に!本作の完成を待ちわびていた日本のファンに向けて、トムは「とても暑いけど、温かい歓迎に本当に感謝しています。これが日本だね! みんな大好きだ! ベストを尽くしてつくった映画です。きっとワクワクするはず!」とコメントすると、ファンからは歓声が多くあがった。続いてヘンリーは「僕は君を上回る日本好きなんだからね」と横目でトムをみながら話しはじめ、「今度マッカリー監督の、日本を舞台にしたトムが主演の、もちろん僕も出演するし、サイモンにも一役買ってもらって(笑)、映画をつくれればと思うけどどう思う?」とファンに呼びかけると大きな拍手が向けられた。サイモンは日本語で「コンニチワ!」と挨拶すると「日本の全てが好きです! みんなこの暑い中、すごい熱気で迎えてくれて、その忍耐力はたまらなくクレイジーだと思うけど(笑)熱烈な応援に感謝します。早く観てもらいたいな!」とコメント。するとマッカリー監督は「この面子で最後に挨拶となると、もう何も言うことなくなっちゃうな(笑)」と笑いながらも「日本大好き! 本当に来てくれてありがとう!」と語った。■サイモン・ペッグ、実は「僕がトムのマスクを被って演じてた」!?一歩間違えれば命に係わる、ノースタントでのアクションが注目を浴びている本作だが、そのこだわりについてトムは、「ヘリはとても楽しんで操縦したんだ。急降下してスピンもしたよ! ヘリが僕のことを面倒みてくれて、こうやって無事に撮影を終えることができたんだ」と明かした。世界的大ヒットシリーズにはじめて参加したことについてヘンリーは、「このような人気シリーズに参加できること自体、光栄だけど、その中でも、トムと毎日顔を合わせることということが一番スペシャルな出来事だった。トムは優しく寛大で親しみのある人物だ。朝、互いのファーストネームを呼びながら挨拶する日が訪れるなんて、とてもクールな経験だったよ」と感無量の様子で語った。シリーズを重ねるごとに役割が増している大人気キャラクター、ベンジーを演じるサイモンは、次回作ではスタントもやってしまうのでは?といった質問に、「実は全て僕がトムのマスクを被って演じていたんだ。大きな格闘シーンがあるんだけど、生きながらえるか是非スクリーンで確認して!」とユーモアたっぷりに回答し笑いを誘いつつ、「ヘンリーが言うように、みんなとの仕事は特別な経験だ。超一流の役者と超一流の監督がいたからね」と語った。トムもまた「僕もこれだけの素晴らしい俳優たちと一緒に仕事ができて、本当に幸せだった。毎日、撮影場所にいくのが楽しみでたまらかったよ。マッカリーと仕事することも大好きなんだ。本当に楽しいんだ!」と満足気。マッカリー監督も、「ヘンリーは一生懸命で役者として素晴らしい。そして、イケメンだ(笑)。サイモンだって、ハンサムだ! 今回彼がこの作品において、人間らしさの部分を担ってくれている。でも、第一にトムなしでつくれなかったけどね!」と語るなど、互いを称賛し合った。『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』は8月3日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミッション:インポッシブル/フォールアウト 2018年8月3日より全国にて公開© 2018 Paramount Pictures. All rights reserved.
2018年07月19日人気スパイアクション映画第6弾『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』で、トム・クルーズ、ヘンリー・カヴィル、サイモン・ペッグ、クリストファー・マッカリー監督の4名が来日。7月18日に東京ミッドタウン日比谷 日比谷ステップ広場で開催されたジャパンプレミアに登壇した。トムは「日本に来るのは23回目だ。本当に名誉なことだと感謝しているよ」とリップサービスし、詰めかけた1,000人のファンを沸かせた。イーサン・ハント(トム・クルーズ)は、捕まった仲間の命と引き替えに、奪還したプルトニウムを再び敵に引き渡してしまう。イーサンとIMFチームは、敏腕エージェント・ウォーカー(ヘンリー・カヴィル)と共に、3都市における同時核爆発を未然に防ぐべく、新たなミッションに挑む。会場には、トム・クルーズが今作のために免許を取得し、2,000時間の飛行訓練を行ったヘリコプターと同モデルの実機や、本作仕様のBMWが設置された。トムはヘリの隣にやってきて「楽しんで操縦したよ。機体がバラバラになってしまうんだけど、本当にちゃんと飛んでくれて、僕の面倒をよく見てくれた」とねぎらった。サイモンは「僕はトムのマスクを被って、スタントを演じたよ」とジョークを飛ばし、会場を笑いに包む。本作でシリーズ初参加となったヘンリーは「トムと毎日顔を合わせられるなんて! トムは本当に優しくて親切で最高の人です。気がつけばファーストネームで呼び合っていた。それが最高でクールな体験だったよ」と興奮しながら語った。前作『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』(15)に続いてメガホンをとったマッカリー監督は、脚本なども含めてトムと9回目のタッグを組んだ。毎回トムと映画について話をするそうで「前作で彼がエアバス社の軍用輸送機A400Mにぶらさがるシーンは、実は冗談で言ったんだけど、トムはそれを真剣にとってしまった。今後はジョークにも気をつけないとね」とおちゃめにつぶやくと会場は大爆笑。また、今回のヘリを使ったスタントについて監督は「トムもヘンリーも、自分だったら絶対やらないことをやってくれたよ。でも、演出する際に、僕もヘリに乗って演出するしかないと気づいた。もう二度とごめんだ!」と苦笑いして笑いを取った。『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』は8月3日より日本公開。
2018年07月19日