元賞金女王で韓国出身の女子プロゴルファー、イ・ボミが27日、自身のインスタグラムを更新。夫で韓国人俳優、イ・ワンとの夫婦2ショットを公開した。シンガポールのセントーサ島を訪れたイ・ボミは、現地での思い出の写真を紹介。さわやかなブルーのミニワンピース姿で島を散策する様子をはじめ、最後の写真では夫と腕を組みながら密着する仲むつまじい姿を披露している。ほほえましい旅の記録に、ファンからは「ボミちゃん!変わらず綺麗 ご主人とラブラブですね」「ナイスカップル ボミさん素敵です」「海外旅行楽しんでください」「美しいカップル」といった声が寄せられた。
2024年08月28日『悪人伝』イ・ウォンテ監督の最新作で、チョ・ジヌン、イ・ソンミン、キム・ムヨルらが共演を果たす『対外秘』から本予告編、メインビジュアル、場面写真10点が一挙解禁となった。解禁となった本予告編では、1992年の釜山、真面目で正義感に溢れ、妻には頭の上がらない弱小政治家だったへウン(チョ・ジヌン)が、全てを奪った闇の権力者・スンテ(イ・ソンミン)にリベンジ<下剋上>を仕掛け、徐々に狂気と暴力に囚われていく様が映し出されている。裏ルートで手に入れた<極秘文書>を盾に、一獲千金を狙う最凶ヤクザ・ピルド(キム・ムヨル)と共謀。さらにマスコミを操作し、裏切り者には無慈悲な鉄槌を下す。まさにその変貌ぶりは「韓国版『ジョーカー』」(Ilgan Sports)とも評されている。権力を競い合う表社会の政治闘争と、莫大な金を巡り命まで奪い合う裏社会の死闘が交錯。裏切り、共謀、大乱闘など、最後の最後まで予測不可能な下剋上バトルが幕を開ける。メインビジュアルにはへウン、スンテ、ピルドの三悪人が佇み、鋭い眼差しは同じく、それぞれ違う方向を見つめる姿と「見たら最後、あなたの正義が崩壊する。」というコピーが印象的。さらに、本作のノワールな世界観を感じられる場面写真10点も一挙解禁。1992年、現在のような大都会に姿を変える以前の釜山。発展していく街の傍らに確かに存在していた暗闇の世界を傑作『悪人伝』のイ・ウォンテ監督が陰影深く映し出している。チョ・ジヌン、イ・ソンミン、キム・ムヨル、韓国映画が誇る3人のトップ俳優の演技合戦にも期待が高まる。『対外秘』は11月15日(金)よりシネマート新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:対外秘 2024年11月15日よりシネマート新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開ⓒ 2023 PLUS M ENTERTAINMENT AND TWIN FILM/B.A. ENTERTAINMENT ALL RIGHTS RESERVED.
2024年08月22日チェ・ジウ、イ・ユミ、チェ・ミンホ(SHINee)、P.O(Block B)ことピョ・ジフンら豪華キャストが集結した『ニューノーマル』から、メイキング映像&写真が解禁となった。本作は、韓国ソウルを舞台に、6人の男女の絡み合う奇妙な運命が日常を一転させ、身近な出会いの裏に潜む恐怖と絶望を描いた予測不可能な新時代の体験型スリラー。この度解禁されたメイキング映像では、ヒョンジョン役のチェ・ジウが「面白い映画になるよう頑張って撮影しているのでお楽しみに」と笑顔で手を振る様子や、部屋の電気を消すシーンで撮り直しする場面が切り取られている。そのほかにも、ヒョンス役を演じた「力の強い女カン・ナムスン」のイ・ユミや、フン役のチェ・ミンホ。ギジン役のピョ・ジフン、ヨンジン役のハ・ダイン、イ・スンジン役のチョン・ドンウォン、それぞれ個性的な主要キャラクター6人のインタビューと撮影メイキングが映されており、この登場人物たちがどう交わっていくのか映画の展開が気になる映像となっている。また、新たに解禁されたメイキング写真では、監督と話し合いながら作品を作り上げている様子も。キャスト6人が真剣な眼差しで撮影に挑んでいる姿が収められている。『ニューノーマル』は8月16日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ニューノーマル 2024年8月16日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2023 UNPA STUDIOS.ALL RIGHTS RESERVED.
2024年07月25日気になる話題の映像作品をおすすめするコラム【テレビっ子の窓】第16回。日本の作品から韓国の作品まで日々チェックしている、テレビウォッチャーで、ライター・エディター・エッセイストのかわむらあみりがお届けします。Netflixシリーズ『Sweet Home -俺と世界の絶望-』シーズン1~3:独占配信中【テレビっ子の窓】vol.16もうすぐ夏休みになるかたも多いかもしれませんね。外出するのもいいけれど、涼しい部屋の中でじっくりドラマを観たり、映画館で映画鑑賞したりするのも有意義なもの。そこで今回は、続々とラインナップされる多彩な韓国作品の中で、ハラハラさせるサスペンスからホラーまで、最新の韓国ドラマ&映画をご紹介します!幸せな生活が一変するミステリー映画『スリープ』『スリープ』シネマート新宿ほか全国公開中。 © 2023 SOLAIRE PARTNERS LLC & LOTTE ENTERTAINMENT & LEWIS PICTURES ALL Rights Reserved.配給:クロックワークス出産を控え、幸せな結婚生活を送るヒョンス(イ・ソンギュン)とスジン(チョン・ユミ)。ある夜、隣で眠る夫ヒョンスが突然起き上がり「誰か入ってきた」と呟くと、呼応するように家を覆い尽くす不穏な気配が…。翌朝、下の階に越してきた住人から「騒音が我慢できない」と相談をされるもまったく身に覚えがなく、少しの違和感を抱きながらも夜を迎えたその日から、眠りにつく度にヒョンスは人が変わってしまったかのように奇行を繰り返して…。『スリープ』シネマート新宿ほか全国公開中。 © 2023 SOLAIRE PARTNERS LLC & LOTTE ENTERTAINMENT & LEWIS PICTURES ALL Rights Reserved.配給:クロックワークス現在、日本でも絶賛公開中の韓国映画『スリープ』は、巨匠ポン・ジュノ監督も太鼓判を押す、第76回カンヌ国際映画祭批評家週間に選出された新鋭ユ・ジェソン監督の長編監督デビュー作。実力派俳優イ・ソンギュンの遺作のひとつでもある今作は、ヒョンスの異常行動や、得体の知れない“それ”に恐怖を感じて怯えるスジンの変化など、恐怖の中にユーモアもあるストーリーには息をのむばかりです!!人類と怪物が戦うサバイバルスリラー『Sweet Home -俺と世界の絶望-』Netflixシリーズ『Sweet Home -俺と世界の絶望-』シーズン1~3:独占配信中家族を失い、引きこもりとなった高校生のチャ・ヒョンス(ソン・ガン)は、独りで古びた高層住宅に引っ越しをしました。生きる気力を持てないヒョンスは、住人たちが謎の感染により次々とモンスターに変身し、生死をかけた戦いに否応なく巻き込まれることに。怪物と人間のはざまで揺れる世界で、過酷な選択をせまられて欲望がぶつかり合うなか、最後の死闘が始まって…。Netflixシリーズ『Sweet Home -俺と世界の絶望-』シーズン1~3:独占配信中ソン・ガン主演によるサバイバルスリラー『Sweet Home -俺と世界の絶望-』のシーズン1と2が反響を呼び、完結編となるシーズン3が7月19日から配信中。超人的な力を発揮する特殊感染者となり、ついに怪物に支配されたヒョンス役のソン・ガン、同時期に半怪物と化した人間としてイ・ジヌク、オ・ジョンセらのほか、現在入隊中の人気上昇中の俳優イ・ドヒョンらの死闘に注目です。暗闇で生きる男たちを描く韓国ノワール『このろくでもない世界で』『このろくでもない世界で』7月26日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国公開。 2023 PLUS M ENTERTAINMENT, SANAI PICTURES, HiSTORY ALL RIGHTS RESERVED.配給・宣伝:ハピネットファントム・スタジオ継父のDVに怯える18歳のヨンギュ(ホン・サビン)は、義理の妹ハヤン(キム・ヒョンソ)を守るために暴力沙汰を起こして高校を停学になった上、示談金を求められることに。行き止まりの現実に苦しむ彼は、いつの日か、貧困差が無く平等だといわれるオランダに移住することが夢。しかし、その願いもむなしくバイト先をクビになったヨンギュは、地元の犯罪組織のリーダー、チゴン(ソン・ジュンギ)の門戸を叩くことに…。『このろくでもない世界で』7月26日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国公開。 2023 PLUS M ENTERTAINMENT, SANAI PICTURES, HiSTORY ALL RIGHTS RESERVED.配給・宣伝:ハピネットファントム・スタジオ自らも生活苦を味わった下積み時代にオリジナル脚本を執筆したという、キム・チャンフン監督による長編デビュー作『このろくでもない世界で』。第76回カンヌ国際映画祭に正式出品され、ハヤン役のキム・ヒョンソは百想芸術大賞の映画部門新人演技賞に輝くなど話題に。脚本に惚れ込んでノーギャラで出演したソン・ジュンギの凄みのある演技や、絶望の果てにふたりが選んだ結末を見届けませんか。交通犯罪を追うアクションコメディ『クラッシュ 交通犯罪捜査チーム』『クラッシュ 交通犯罪捜査チーム』 ディズニープラス スターにて全話独占配信中。 © 2024 Astory Co., Ltd. & KT Studiogenie Co., Ltd. All Rights reserved.ナムガン警察署では、殺人事件よりさらに多くの被害者を出している交通犯罪を取り締まる部署、通称「TCI(Traffic Crime Investigation)」と呼ばれる交通犯罪捜査チームを新設するも、その地味さからほかのチームにまったく相手にされていない始末。しかし、そんなチームに超エリートでルックスはいいのに社会性ゼロで運転もできない、変わり者の捜査官チャ・ヨンホ(イ・ミンギ)が加わり、彼らの運命は変わり始めて…。『クラッシュ 交通犯罪捜査チーム』 ディズニープラス スターにて全話独占配信中。 © 2024 Astory Co., Ltd. & KT Studiogenie Co., Ltd. All Rights reserved.『私の解放日誌』(2022年)のイ・ミンギ主演による、韓国で初めて交通犯罪に着目した痛快アクションコメディ『クラッシュ 交通犯罪捜査チーム』(2024年)。悪役が多い『イカゲーム』(2021年)のホ・ソンテがチーム長のチョン・チェマン役を演じ、クセが強いけれど冷静で頭脳明晰なヨンホが、暗い過去を背負いながらもTCIのメンバーたちと無法者たちを検挙していくことで、次第に変化していく様子も見どころです。今回は、ミステリー作から痛快アクションコメディまで、最新の韓国ドラマと映画をご紹介しました。時に映画館でゆったりと、時におうちでじっくりと、注目の作品を楽しんでくださいね。文・かわむらあみり文・かわむらあみり
2024年07月21日チョン・ユミとイ・ソンギュンが共演、第76回カンヌ国際映画祭「批評家週間」に選出された韓国映画『スリープ』が公開初週からミニシアターランキングで1位を記録、注目を集めている。今後も公開が続くアジアンホラーから、タイ、台湾から届いた新作映画を紹介する。ポン・ジュノの助監督出身、新鋭監督デビュー作『スリープ』公開中【幸せな生活を蝕む“それ”の正体とは…信頼が揺らぐコンフュージョン・スリラー】ある夜を境に、眠る度エスカレートしていく夫の異常行動。睡眠クリニックの受診を決意した矢先、巫女からは謎の御札を勧められる――。夜が訪れることに恐怖を覚える妻を『82年生まれ、キム・ジヨン』『トガニ 幼き瞳の告発』でその確かな実力を披露してきたチョン・ユミ。無意識の異常行動をきっかけに、眠ることに恐怖を抱く夫を『パラサイト 半地下の家族』『最後まで行く』のイ・ソンギュンが演じた。先週末の6月28日から公開された本作は、興行通信社が集計するミニシアターランキングで、初週から見事1位を記録。観客の口コミでは「観たら眠るのが怖くなる」「怖いけど楽しいジャンルの変化がある」「巫女の存在感が凄い」「流石、ポン・ジュノ助監督出身のクオリティ」といった、感想や考察が多く投稿され話題になっている。タイ発ホラーの新たな幕開け『フンパヨン呪物に隠れた闇』公開中【恐怖が目覚める…暗黒の儀式が始まる…】“フンパヨン”それはタイに古より伝わる特級呪物。出家した兄のティーに会うため、旅に出たターム。ドンシンタム島の寺院で、ティーが住職を殺して消えたという噂を耳にする。人形に妄信的な信仰を寄せる村人たち。やがて村を恐怖に陥れる奇怪な出来事が起こっていく。タイのドラマ「Lovely Writer The Series」「Step by Step』などに出演し、Up(アップ)の愛称で親しまれるプーンパット・イアン=サマンと、「The Gifted Graduation」「Fish Upon the Sky」などに出演し、Phuwin(プーウィン)の愛称で親しまれるプーウィン・タンサックユーン。日本でもファンミーティングが開催されるほど人気の、いま注目の2大タイ若手スターが共演が話題を呼んでいる。台湾アイドルグループ「S.H.E」のセリーナ・レン映画初主演『呪葬』7月12日(金)公開【帰ってきてはいけない。この家は何かおかしい――】祖父の葬儀に合わせて帰郷したシングルマザーとその娘を迎える、裕福な実家。かつての団欒はなく、冷え切った家族と、見覚えのない悪夢ばかりを見せる家。おかしいのは、家族か? この家か? それとも…。台湾発『哭悲/THE SADNESS』『呪詛』に続く恐怖の連鎖。民間伝承、実際の事件、社会問題、パンデミック…あらゆる現実を咀嚼し、鋭く良質なホラーとして世に放つ台湾から、新たな傑作ホラー映画が誕生した。公開当時の台湾映画年間ランキングで6位を記録した大ヒット作。監督は本作が長編初監督作となるシェン・ダングイ。実写での映像表現にこだわった本作では、日常の裂け目からもたらされたような少しの違和感から、やがて未知の恐怖に至るまでをリアリティと共に描いた。主人公リー・チュンファを台湾のアイドルグループ「S.H.E」出身のセリーナ・レン、その娘チンシェンをブレイク子役のウー・イーハンが演じる。「初七日」の風習から生み出された、全く新しい【家系ホラー】が、この夏日本を震わせる!(c)2022 PINOCCHIO FILM CO., LTD. TAIWAN MOBILE CO., LTD. Macchiato Digital Imaging Co., Ltd PEGASUS ENTERTAINMENT CO., LTD. MUWAV DIGITAL STUDIO CO.,LTD『スリープ』はシネマート新宿ほか全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:スリープ 2024年6月28日よりシネマート新宿ほか全国にて公開© 2023 SOLAIRE PARTNERS LLC & LOTTE ENTERTAINMENT & LEWIS PICTURES ALL Rights Reserved.フンパヨン 呪物に隠された闇 2024年7月5日よりシネマート新宿ほか全国順次公開© Five Star Production Co., Ltd. 2023呪葬 2024年7月12日よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて公開©2022 PINOCCHIO FILM CO., LTD. TAIWAN MOBILE CO., LTD. Macchiato Digital Imaging Co., Ltd PEGASUS ENTERTAINMENT CO., LTD. MUWAV DIGITAL STUDIO CO.,LTD
2024年07月08日長編監督デビュー作にして第76回カンヌ国際映画祭批評家週間に選出され、ポン・ジュノ監督も太鼓判を押す映画『スリープ』からメイキング映像&メイキング写真が解禁となった。今回解禁されたのは、抜群の相性で夫婦役を務めたチョン・ユミとイ・ソンギュン、そして新鋭監督のユ・ジェソンが本作の魅力や撮影当時をふり返るメイキング映像。チョン・ユミとイ・ソンギュンは、自身が演じた役柄について「初めて演じるキャラクター」「斬新なものを作るチャンス」とそれぞれ語る。夫婦が困難や逆境を乗り越える話という側面について、「信頼して協力し合う、友達のような夫婦にかつてない困難を与えたかった」と話す監督。主演2人の演技について、「チョン・ユミの素晴らしい演技に何度も驚かされ、イ・ソンギュンが提案してくれるアイデアのおかげで、ヒョンスというキャラクターがより豊かで面白いものになった」と賛辞を贈る。イ・ソンギュンとは、ホン・サンス監督作品で共演経験のあるチョン・ユミは「ソンギュンさんはどんなジャンルもこなせる。共演できてありがたいし、勉強になった」と改めて彼の魅力について語る。また、作品の魅力については、「今までにない独特な作品」「いろいろな見え方と解釈ができるストーリー」と表現。「劇場でその感覚を味わってもらえると面白いと思います」と締めくくる。新たに解禁されたメイキング写真5点では、主演の2人が監督と話し合いながら作品を作り上げる様子や、撮影に挑む姿が収められている。『スリープ』は6月28日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:スリープ 2024年6月28日よりシネマート新宿ほか全国にて公開© 2023 SOLAIRE PARTNERS LLC & LOTTE ENTERTAINMENT & LEWIS PICTURES ALL Rights Reserved.
2024年06月27日イ・ミンギのファンミーティングが、9月14日(土) に東京・有楽町よみうりホールで開催される。イ・ミンギは、現在ディズニープラス「スター」で配信中の韓国ドラマ『クラッシュ 交通犯罪捜査チーム』で主演を務めている俳優。ファンミーティングのチケットは先行受付を6月11日(火) まで受け付けている。なお終演後にはハイタッチ会も予定されている。<公演情報>2024 イ・ミンギ ファンミーティング9月14日(土) 東京・有楽町よみうりホール開場14:20 / 開演15:00(予定)※終演後にハイタッチ会あり【チケット情報】全席指定:13,200円(税込)※5歳以上有料/4歳以下入場不可プレリザーブ一次:6月11日(火) 23:59まで()ファンミーティング公式サイト:
2024年06月06日シン・ヘソン、キム・ソンギュン、カン・テオ、イ・ジュヨンらが共演、いまや日常的な中古品取引をきっかけにしたサスペンススリラー『ターゲットー出品者は殺人鬼ー』から、予告編が解禁となった。本作は、近年社会問題となっている中古品取引詐欺に焦点を当てたサスペンススリラー。パク・ヒゴン監督は本作を通して「現実を映画に」することを試みたという。新居に引っ越し、フリマサービスで中古の洗濯機を買ったスヒョン(シン・ヘソン)が、後日壊れた洗濯機が届き、詐欺にあったことに気づいたことをきっかけに、思いもよらない事態に巻き込まれていく。解禁された予告編では、シン・ヘソン演じるスヒョンが、スマホでフリマサービスを利用して中古の洗濯機を買うという、ごく日常的な出来事をきっかけに追い詰められていく姿が映し出されている。また、「ムービング」「D.P.ー脱走兵追跡官ー」のキム・ソンギュン演じるサイバー犯罪捜査部のチュ刑事、その後輩となるカン・テオ演じるナ刑事の姿も。個性豊かな実力派俳優たちの共演、その相乗効果にも期待が高まる映像が完成した。『ターゲットー出品者は殺人鬼ー』は6月21日(火)よりシネマート新宿・シネマート心斎橋・kino cinéma天神にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ターゲットー出品者は殺人鬼ー 2024年6月21日よりシネマート新宿・シネマート心斎橋・kino cinéma天神にて公開© 2023 PLUS M ENTERTAINMENT, STUDIO PIEONA ALL RIGHTS RESERVED.
2024年05月29日エピソード1として知られる『スター・ウォーズ/ファントム・メナス』の約100年前を舞台にしたオリジナルドラマシリーズ「スター・ウォーズ:アコライト」。この度、イ・ジョンジェが本作でジェダイ・マスターのソルを演じるまでの舞台裏を明かす特別映像が解禁された。本作の舞台は、正義の守護者ジェダイが銀河に多く存在し、戦争もなく平和であった“光”の時代。ある日、ジェダイの1人が殺害される事件が発生。真相を追うために動きだしたジェダイ・マスターのソルはかつて自分の弟子であった謎の主人公メイ(アマンドラ・ステンバーグ)と再会、密かに動きだしていた“巨大な闇”に立ち向かうことになる――。そんな本作でソルを演じるイ・ジョンジェは、韓国の大ヒットドラマ「イカゲーム」の主演を務め、第74回エミー賞でアジア人初となる主演男優賞受賞という快挙を成し遂げたアジアを代表する人気俳優。初監督を務めた『ハント』がカンヌを筆頭に世界中の映画祭へ出品されるなど監督としての活躍も目覚ましい。解禁された映像では、30年以上のキャリアを持ち、「スター・ウォーズ」(SW)が世界中に社会現象を起こす様子をリアルタイムで目撃してきたイ・ジョンジェが「『スター・ウォーズ』に出演できるなんていまだに信じられないです。子供の頃初めて映画館で観て圧倒されたことを今でも覚えています」と、念願であったSWシリーズ出演について喜びを打ち明けるコメントで幕を開ける。そんなイ・ジョンジェは自身が演じたソルについて、「ソルは非常に強い責任感を持つキャラクターです。高度な技術を持つジェダイ・マスターですが平和のためなら全てを懸ける覚悟のある人物です」と解説。さらに「ソルは何としてでも感情を出さずに本当の気持ちを隠そうとするのです」と意味深に語るように、ソルは聡明で強力なフォースの力を持つ〈ジェダイ黄金期〉を生きたジェダイとして尊敬を集める一方で、内面に葛藤を抱えた複雑なキャラクターとして描かれる。また、これまで様々なアションをこなしてきたイ・ジョンジェだが、「韓国でも剣術のアクションシーンの経験はたくさんありましたが、ライトセーバーのスキルは全く違うユニークな挑戦とすぐに気づきました」と語り、撮影前にライトセーバーを手に徹底的なトレーニングを積んでいる様子も。若いジェダイの先頭に立ちライトセーバーを構えるソルを映し出すシーンからも、忍び寄る〈ダークサイド〉を前にしたソルが死闘を繰り広げることに期待が高まる。監督を務めるレスリー・ヘッドランドは、「イカゲーム」を観てイ・ジョンジェにひと目ぼれし、熱烈なオファーを出したことを明かしている。「イ・ジョンジェは圧倒的な存在感を放つこともでき、一瞬で心を打つ演技に切り替えることができる数少ない俳優」と絶賛し、大抜擢した理由を打ち明ける。そんなイ・ジョンジェが演じるソルが映像内で、「お前はジェダイの武器を持っている。だがジェダイではない」と警告を送る、赤いライトセーバーを持つ謎のキャラクターは一体何者なのか。“ジェダイ黄金期”と“シスの誕生”に迫る本作は、正史を語るうえで絶対に欠かせない最重要作。「スター・ウォーズ」シリーズの、はじまりの時代を壮大なストーリーで描いていく。「スター・ウォーズ:アコライト」は6月5日(水)よりディズニープラスにて初回2話配信開始。(シネマカフェ編集部)■関連作品:スター・ウォーズ/ファントム・メナス(エピソード1)4K 2024年5月3日より全国25劇場にて公開©2024 Lucasfilm Ltd.
2024年05月24日チョン・ユミとイ・ソンギュンが共演、ユ・ジェソン監督の長編監督デビュー作にして第76回カンヌ国際映画祭批評家週間に選出された韓国映画『スリープ』が6月28日(金)より全国公開。さらに本年度アカデミー賞にて2部門に輝いた『関心領域』、ナタリー・ポートマン×ジュリアン・ムーア競演『メイ・ディセンバー ゆれる真実』など、今年の第77回カンヌ国際映画祭の開幕を控えるなか、昨年選出され話題を呼んだ映画が続々日本公開。注目の5作品をピックアップした。批評家週間選出:『またヴィンセントは襲われる』5月10日公開ハリウッドリメイク決定!ただ目が合っただけで周囲の人々に襲われるようになった男が、生き残りの戦いの果てに辿り着く“終末”を描いたフランス発の不条理サバイバル・スリラー。ヴィンセントはある日を境に、老若男女を問わず、様々な人々から突然襲われ、命を狙われるように。しかし、加害者たちは襲撃時の記憶を失っていた。やがて、「事件の原因は被害者の方にあるのでは」と疑われるヴィンセント。終わらない襲撃の法則を辛うじて発見した彼は、生き残りをかけた自衛を開始する…。コンペティション部門選出・グランプリ獲得『関心領域』5月24日公開オスカー2部門受賞のA24作品イギリスの作家マーティン・エイミスの同名小説を原案に、『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』(13)のジョナサン・グレイザー監督が10年もの歳月をかけて映画化。「The Zone of Interest(関心領域)」とは、第2次世界大戦中、ナチス親衛隊がポーランド・オシフィエンチム郊外にあるアウシュビッツ強制収容所群を取り囲む40平方キロメートルの地域を表現するために使った言葉。映画では、強制収容所と壁一枚隔てた屋敷に住む収容所の所長とその家族の暮らしが描かれる。コンペティション部門選出:『メイ・ディセンバー ゆれる真実』7月12日公開ナタリー・ポートマン×ジュリアン・ムーア競演当時36歳の女性グレイシーはアルバイト先で知り合った13歳の少年と情事に及び実刑となった。少年との子どもを獄中で出産し、刑期を終えたグレイシーは彼と結婚。夫婦は周囲に愛され平穏な日々を送っていた。ところが23年後、事件の映画化が決定し、女優のエリザベス(ナタリー・ポートマン)がモデルになったグレイシー(ジュリアン・ムーア)とジョー(チャールズ・メルトン)を訪ねる。彼らと行動を共にし、調査する中で見え隠れする、あのときの真相と現在の秘められた感情。そこにある“歪み”はやがてエリザベスをも変えていく…。『エデンより彼方に』『キャロル』など、重厚かつセンセーショナルな作品で熱狂的なファンをもつ異才トッド・ヘインズ監督が、ふたりのオスカー女優とタッグを組み、観る者を“抜け出せない万華鏡”に誘う衝撃のドラマを描き出した。コンペティション部門選出:『CLUB ZERO』(原題)2024年公開ミア・ワシコウスカ×気鋭女性監督第72回カンヌ国際映画祭女優賞の『リトル・ジョー』の気鋭監督ジェシカ・ハウスナーが贈るダークスリラー。名門校に赴任してきた教師ノヴァクは新しい教科を導入する。彼女の指導により生徒たちは食事の量を減らし、社会規範に挑戦していくが、事態は危険な方向へと発展していく…。批評家週間選出:『スリープ』6月28日公開ポン・ジュノ作品助監督の監督デビュー作ある夜を境に、眠る度エスカレートしていく夫の異常行動。睡眠クリニックの受診を決意した矢先、巫女からは謎の御札を勧められる――。夜が訪れることに恐怖を覚える妻を『82年生まれ、キム・ジヨン』『トガニ 幼き瞳の告発』でその確かな実力を披露してきたチョン・ユミが演じ、無意識の異常行動をきっかけに、眠ることに恐怖を抱く夫を『パラサイト 半地下の家族』『最後まで行く』のイ・ソンギュンが務める。自身の助監督経験をもつ、ユ・ジェソン監督のデビュー作にポン・ジュノは「ここ10年で観た中で最もユニークかつ恐ろしい映画。平凡な日常の空間で予測不可能な物語が繰り広げられる、スマートな監督デビュー作。ぜひスクリーンで味わってほしい」と称賛を送った。人間の三大欲求の1つ、睡眠。日常にある最も安静な時間だが、その一方で意識を失った無防備な状態でもあり、もっとも死に近い時間ともとれる。もしも、その時間を得体の知れない“それ”に脅かされたら? という発想を基に、「予測不能」な驚きと「自身にも起こりうるかも知れない」共感を観客へ提示する本作。韓国公開時には興行収入ランキングにおいて前週1位を記録していた『オッペンハイマー』を退け、見事1位を獲得、3週連続で首位をキープした。(シネマカフェ編集部)■関連作品:関心領域 2024年5月24日より新宿ピカデリー、TOHO シネマズ シャンテほか全国にて公開© Two Wolves Films Limited, Extreme Emotions BIS Limited, Soft Money LLC and Channel Four Television Corporation 2023. All Rights Reserved.スリープ 2024年6月28日よりシネマート新宿ほか全国にて公開© 2023 SOLAIRE PARTNERS LLC & LOTTE ENTERTAINMENT & LEWIS PICTURES ALL Rights Reserved.またヴィンセントは襲われる 2024年5月10日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて公開©2023 - Capricci Production - Bobi Lux - GapBusters - ARTE France Cinéma - Auvergne-RhôneAlpes Cinema ‒ RTBFメイ・ディセンバー ゆれる真実 2024年7月12日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2023. May December 2022 Investors LLC, ALL Rights Reserved.
2024年05月12日「イカゲーム」のイ・ジョンジェが出演するオリジナルドラマシリーズ「スター・ウォーズ:アコライト」より、闇迫る緊迫感溢れる本予告映像とキービジュアルが到着した。本作は、『スター・ウォーズ/ファントム・メナス(エピソード1)』の約100年前のジェダイ黄金期を舞台に、銀河の謎、ダークサイドの勃興と台頭を追う物語。陽が沈みかけたある日、ひとりのジェダイが殺され、ライトセーバーが床に残されている衝撃的なシーンからスタートする今回の映像。「その平和は“偽り”だ…」と囁く何者かによって、ジェダイが狙われはじめ、マスター・ソル(イ・ジョンジェ)はその事件の真相を追うことに。そんな中、ソルが再会したのは、かつての弟子・メイ。2人が激しい戦いを繰り広げる様子も登場する。またラストでは、マスター・ソルをはじめとするジェダイたちがライトセーバーを交錯させ、闇に立ち向かっていく姿が観られ、“光と闇”の壮大な戦いを描いてきた「スター・ウォーズ」の根幹を揺るがすような、重要作になっていることを予感させる。監督のレスリー・ヘッドランドは、これまでシリーズで描かれてきた“光と闇”の戦いをふり返って「ルーク・スカイウォーカーら反乱軍対帝国軍、レジスタンス対ファースト・オーダーなど、弱者と組織の対立をテーマの一つとして繰り返し描いてきたと思います。でも本作では悪者たちが弱者で、ジェダイが組織側になるんです。ジェダイは慈悲深く、“光”の存在だから脅威ではないけど、彼らの勢力は悪者たちを圧倒的に上回っている、そんな時代を描きたかったんです」とコメント。そして「目を覚ましてすぐに悪人になろうと決心する人はいないはずです。多くの場合、人々は多くの苦しみと闘っていて、脅威を感じたり、劣勢を感じたり、みんなが自分に敵対していると感じて行動に移していくんだと思うんです」と悪役には必ず“闇”が生まれた理由があるとも語っている。「スター・ウォーズ:アコライト」は6月5日(水)より初回2話ディズニープラスにて日米同時独占配信開始。(シネマカフェ編集部)
2024年05月05日チョン・ユミとイ・ソンギュンが夫婦役で共演する『スリープ』より本編映像と場面写真が解禁された。ユ・ジェソン監督が長編デビュー作にして第76回カンヌ国際映画祭批評家週間に選出された本作は、『パラサイト 半地下の家族』のポン・ジュノも太鼓判を押す話題作。ある夜を境に、眠る度に夫が異常な行動を取り始め、恐怖に襲われる夫婦を描く。解禁された本編映像は、寝返りを打った妻スジン(チョン・ユミ)が、隣にいるはずの夫の姿がなくて目覚めるところからはじまる。電気を点けるとそこには、暗闇の一点を見つめる夫ヒョンスの姿が。そして、おもむろに「誰か入ってきた」と呟いて、また眠りについてしまった。寝ぼけているのかと、スジンが微笑したのも束の間、扉の向こうから大きな音が聞こえてくる。音の正体は何なのか?入ってきたのは誰なのか?緊迫したスジンの表情から、恐ろしくも想像が膨らむ映像となっている。また、併せて解禁された場面写真には、悪夢の始まりとなった夜の2人や、ゴミ収集箱の前で焦った様子のスジンの姿も捉えられている。『スリープ』は6月28日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:スリープ 2024年6月28日よりシネマート新宿ほか全国にて公開© 2023 SOLAIRE PARTNERS LLC & LOTTE ENTERTAINMENT & LEWIS PICTURES ALL Rights Reserved.
2024年05月02日イ・ジェフン&イ・ドンフィら実力派俳優と、韓国のヒットメーカーが集結し、破天荒な熱血刑事が権力の腐敗を暴くために奮闘するクライム・サスペンス「捜査班長 1958」がディズニープラス スターにて独占配信中。先日、韓国・ソウルで行われた制作発表会の模様が到着した。会見は、フォトセッション、ハイライト映像の公開、記者たちとの質疑応答の順で進行。フォトセッションに登場した主人公ヨンハン役のイ・ジェフンは、ドラマのオープニングソングに乗って登場。続いてヨンハンのバディで“警察署の狂犬”と呼ばれるキム・サンスン役のイ・ドンフィ、ヨンハン率いるチームの一員で怪力キャラのチョ・ギョンファン役のチェ・ウソン、頭脳派の末っ子刑事ソ・ホジョン役のユン・ヒョンスが登場。イ・ジェフンとイ・ドンフィのツーショット撮影では、レトロなポーズを要求された2人が仲良くコッパッチム(小顔ポーズ)。フォーショット撮影では、4人で1つのハートを作り、ドラマさながらのチームワークを見せつけた。イ・ジェフン「応援する気持ちで観ていただきたい」本作は、最高視聴率70%を超えた韓国の国民的ドラマ「捜査班長」の前日譚を描く作品で、田舎出身の若手刑事が個性溢れる同僚3人とチームを組み、権力の腐敗を暴くため奮闘する痛快クライム・サスペンス。キム・ソンフン監督は「主人公のヨンハンが捜査班長になる前の、1958年から62年の間の話を描いています。当時の空気を感じられると思いますし、何よりここにいる俳優たちが皆さんを楽しませてくれるでしょう」と期待を煽る。イ・ジェフンは、「『捜査班長』に登場する4人がどのように集まったのか、どうやって犯人を捕まえるのか、僕自身が気になって、作品に参加することを決めました」とオファーを受けた理由を説明。また、「ヨンハンは(オリジナル作品では)経験の多い立派な刑事。でも、初めから有能な人物ではなかったのではないか、と考えました」とし、「無謀で周りが心配するような刑事がどのように成長していくのかを上手く演じたいと思いましたし、ヨンハンの“犯人を捕まえたい”という情熱とエネルギッシュな姿を表現したいと思いました。ヨンハンを応援する気持ちで観ていただきたいです」と続けた。オリジナル作品でヨンハンを演じたのがベテラン俳優のチェ・ブラム。今作でも1話に登場し、往年のファンを喜ばせた。イ・ジェフンは「普段は、台本読みにも準備万端で臨むため緊張はしない方なのですが、今回は初めての台本読みで(チェ・ブラム)先輩にお会いし、きちんと台本読みが出来たのか思い出せないほど緊張しました」と明かす。「2話までリーディングを終えた時、(チェ・ブラム)先輩が“ヨンハンは、悪い奴らを懲らしめて、弱い人を守る人。心に”怒り“が溢れている人物として演じてほしい”とおっしゃったんです。チェ・ブラム先輩の外見を似せるのは難しくとも、先輩の演じたヨンハンの心と精神は受け継ごうという気持ちで一生懸命演じました」とふり返った。ベストカップル賞候補!?イ・ドンフィ「相性は100%に近かった」サンスン役のイ・ドンフィも、「俳優になってから『捜査班長』をより深く知るようになりました。サンスンを演じるため素材集めをする中で、『捜査班長』を見て、本当にかっこいいと思いました。今見ても先輩方の演技は洗練されていますし、犯人逮捕への情熱と熱い思いが画面からも感じられたので、僕もそのスピリットを継承して、撮影していこうと思いました」と、オリジナル作品出演俳優たちへの尊敬の念を示す。オリジナル作品同様、今作でもヨンハンとサンスンのバディっぷりは健在。加えて、今作にはヨンハンのロマンス模様が描かれている。「ヒロインヘジュ役のソ・ウンスとイ・ドンフィ、どちらとベストカップル賞を取りたいか」という質問が出ると、困惑するイ・ジェフン。すると、イ・ドンフィが「僕が美しき敗北者になって、(ソ・ウンスさんに)ベストカップル賞を譲りたいと思います。僕たちはカップルではないですし、もしかしたらサンスンにも何か(ロマンス)ストーリーがあるかもしれないじゃないですか。皆さん、期待して下さい」と助け舟。するとイ・ジェフンも「それでは、心置きなくソ・ウンスさんを選びます」と乗っかり「ヨンハンのプライベートまでドラマの中で見せられれば、より内容が深くなり、幸せではないかと思いました。ヨンハンとヘジュのロマンスも大きな見どころですので楽しみにしていただきたいです」と加えた。とはいえ、バディの相性はばっちりだったそうで、イ・ドンフィは「相性は100%に近かったと思う」と断言。また「イ・ジェフンさんがいなかったら、僕たちは集まらなかったと思います。ヨンハンの後ろを僕たち三人が歩くシーンが多いのですが、イ・ジェフンさんの背中を見て、とても頼りがいを感じましたし、イ・ジェフンさんのおかげで僕たちが一つになりました」と語り、「僕たちが事件を解決する過程に集中できるよう、立派にリーダー役を務めてくれました」と信頼を寄せた。これを受けてMCは、イ・ドンフィ以外の3人に「あなたにとってイ・ドンフィとは?」と絆を試す質問。すると、イ・ジェフンは「愛です」と即答し指ハート。「ドンフィがいたおかげでリラックスできましたし、頼りになりました」と付け加えた。新鋭ユン・ヒョンス&チェ・ウソンのロールモデルはもちろん…また、ソ・ホジョン役のユン・ヒョンスは「僕のロールモデルは昔からイ・ドンフィさんなので、今回共演できて光栄でした。“リトルドンフィ”と呼ばれることが僕の目標です」と愛情をアピール。するとイ・ドンフィは照れを隠すように「もういい加減にしてほしいですよ。ドキュメンタリー撮影の時、チェ・ブラム先輩の前でもそういうのでとっさに“ここはカットしてくれ”と言いました」と言って笑った。この流れからロールモデルを尋ねられたチェ・ウソンは「僕はドラマのオーディションを初めて受けたとき、自由演技でイ・ジェフンさんの『建築学概論』をやりました。(ロールモデルは)もちろん、イ・ジェフンさんです」とニコリ。イ・ジェフンも、うれしそうな表情を浮かべていた。これが生まれて初めての記者会見というチェ・ウソン。キャスティングされたときの心境を「うれしくて我を忘れました(オルトルトラダ)」と言おうとして、「気が乗りませんでした(トルトラダ)」と思わず言い間違えるハプニングも。「ギョンファンがどんな人物なのか検索したところ、とてもガタイが良かったので、食事量を増やして、25キロほど増量しました。本当にきちんとやり遂げたかったので、(オリジナル作品でチョ・ギョンファンを演じた)チョ・ギョンファン先輩の姿を細かいところまで真似できるように研究しました」と熱弁。役に対する真摯な姿勢をアピールし、名誉挽回を図った。またユン・ヒョンスは、「今作のオーディションを受けることになった時、家族が喜んでくれました。特に祖父は、”オーディション上手くいったみたい“と話したら、ハグをしてくれました。親孝行者になった気分でした」と胸を張った。イ・ドンフィ「僕は大賞がほしいです」昨年「2023 SBS演技大賞」で大賞を受賞したイ・ジェフンには、早くも今作での受賞を期待する声が。イ・ジェフンは「僕が望むのは大賞ではなくて、チームワーク賞です」と“模範”解答。すると隣にいたイ・ドンフィは「僕は大賞がほしいです。とはいえ、大賞は資格がないので、何でもいいので個人賞がほしいです。期待しています」と本音を話して笑いを誘った。最後はキム・ソンフン監督が「10話の中に多彩なエピソードを盛り込もうと努めました。その時代の空気感を皆さんに紹介するための工夫もしました。厳しい環境の中で4人の俳優が素晴らしい演技を見せてくれました」と俳優陣をねぎらう。そして「編集をしながら、最初の観客として楽しく観ましたし、作品の出来に満足しています。皆さんにとってもいいプレゼントになることを願っています」と話し、イ・ジェフンも「今この時代にもこんな捜査チームがあったらいいのに、と思いながらご覧いただきたいです。冷たい時代に、人情を感じるヒューマンドラマとして皆さんの記憶に残ってくれたらうれしいです」と語り、1時間の会見を締めくくった。「捜査班長 1958」は毎週金・土曜日1話ずつディズニープラス スターにて独占配信中(全10話)。(シネマカフェ編集部)
2024年04月25日韓国ドラマ『私の夫と結婚して』で話題の俳優イ・イギョンのファンミーティング『2024 イ・イギョン ファンミーティング』の追加公演が決定した。イ・イギョンの初来日となる本公演は、7月21日(日) に東京・ヒューリックホール東京で開催。17時開演の回に加え、13時開演の回が発表になった。ファンミーティングでは、ヒット曲『칼퇴근(定時退勤)』の生歌唱やハイタッチ会などが行われる。また、現在イ・イギョンの日本公式Xでは、ファンミーティングで歌ってほしい日本の曲も募集している。追加公演のチケットは、先行抽選を5月1日(水) まで受付中。★イギョンさんからのメッセージ<公演情報>2024 イ・イギョン ファンミーティング2024年7月21日(日) ヒューリックホール東京開場12:20 / 開演13:00 ※追加公演開場16:20 / 開演17:00■追加公演先行抽選受付:5月1日(水) 23:59までチケットはこちらから()イ・イギョン日本公式X:イ・イギョン日本公式イベントサイト:
2024年04月25日チョン・ユミ、イ・ソンギュンが共演し、監督のユ・ジェソンが長編デビュー作にして第76回カンヌ国際映画祭批評家週間に選出され、ポン・ジュノ監督からも絶賛された映画『スリープ』。この度、2人が演じる“夫婦”が正体不明の“それ”に狂わされる、恐怖と混乱の予告映像が解禁された。ある夜を境に、眠る度エスカレートしていく夫の異常行動。睡眠クリニックの受診を決意した矢先、妻は巫女から謎の御札を勧められる――。解禁された予告編は、「誰か入ってきた」という言葉を皮切りに、眠りにつくとあらわれる夫ヒョンス(イ・ソンギュン)の異常行動の数々と、“それ”に悩まされて変貌していく妻スジン(チョン・ユミ)の鬼気迫る表情が収められている。「最もユニークかつ恐ろしい」というポン・ジュノ監督の賞賛や「豊かな想像力と巧妙な展開」をはじめとしたレビューからも、夫婦の身に降りかかる予測不可能な展開を期待させられ、“2人一緒なら何でも克服できる”と家訓を掲げる夫婦の運命が気にならずにはいられない映像となっている。『スリープ』は6月28日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:スリープ 2024年6月28日よりシネマート新宿ほか全国にて公開© 2023 SOLAIRE PARTNERS LLC & LOTTE ENTERTAINMENT & LEWIS PICTURES ALL Rights Reserved.
2024年04月15日岡田准一、綾野剛、磯村勇斗、駿河太郎らが出演している映画『最後まで行く』のBlu-ray&DVDがリリースされる。本作は、イ・ソンギュン主演の韓国映画『最後まで行く』(’14)の日本リメイク。『新聞記者』で日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞、『余命10年』が興行収入30億円の大ヒットと、現在の日本映画界をリードする藤井道人監督が、邦画史上類を見ない、手に汗握る極限のサスペンス・エンターテインメントを作り上げた。岡田さんが刑事・工藤、綾野さんが工藤と対決するエリート監察官・矢崎を演じ、陰謀に巻きこまれていく刑事とそれを追う謎の監察官が織りなす、年の瀬の96時間=4日間の物語を描いている。今回リリースされる豪華版には、メイキングやイベント映像、フォトブックなどが収録される予定だ。『最後まで行く』Blu-ray&DVD商品情報2024年6月19日(水)発売<価格>ブルーレイ豪華版7,700円(税抜価格 7,000円)DVD豪華版6,600円(税抜価格 6,000円)DVD通常版4,400円(税抜価格 4,000円)<販売元・発売元>東宝©2023映画「最後まで行く」製作委員会(シネマカフェ編集部)■関連作品:最後まで行く(2023) 2023年5月19日より全国にて公開©2023映画「最後まで行く」製作委員会
2024年04月14日イ・ジェフン&イ・ドンフィら実力派俳優と、韓国のヒットメーカーが集結した「捜査班長 1958」がディズニープラス スターにて4月19日(金)より独占配信開始。この度、刑事4人が集結したキービジュアルと大迫力のティザー予告も到着した。「捜査班長 1958」は、破天荒な若手刑事が個性溢れる同僚3人とチームを組み、権力の腐敗を暴くために奮闘するクライム・サスペンス。韓国で記録的大ヒットとなった犯罪捜査をテーマにした伝説的ドラマ「捜査班長」の前日譚となる。1958年、田舎からソウルに赴任し、個性溢れる同僚3人とチームを組むことになった主人公のパク・ヨンハン刑事。人々のために新たな人生を歩む刑事たちの姿を描き、捜査ドラマのロマンスとユーモアが詰まったストーリーが現代に復活する。主人公のパク・ヨンハンを演じるのは、「復讐代行人~模範タクシー~」シリーズでは悪を成敗する“復讐代行人”を演じて人気を集めたイ・ジェフン。根性があり人間味のある刑事役を熱演する。警察署の狂犬といわれるほど恐ろしい警察官キム・サンスンには、イ・ドンフィ。「カジノ」シリーズで見せた鋭い表情が記憶に新しいところだが、今回も存分に狂気を放つ。「九尾の狐とキケンな同居」など新人俳優として注目度の高いチェ・ウソンは、怪力の持ち主青年チョ・ギョンファンに、「ラケット少年団」「ワンダフルデイズ」のユン・ヒョンスは、エリート警察官のソ・ホジョンに扮する。また、大ヒットドラマの復活にスタッフ陣にも韓国のヒットメーカーが集結しており、演出は『コンフィデンシャル/共助』『王宮の夜鬼』などのキム・ソンフン監督、ヒット作を企画するMBCドラマIP開発チームが発掘した新人脚本家のキム・ヨンシンが執筆を担当。さらにクリエイターとして、ドラマ「ヴィンチェンツォ」「キム課長とソ理事~Bravo! Your Life~」「熱血司祭」などを執筆した作家のパク・ジェボムが参加している。ティザー予告は、冒頭で老人となったパク・ヨンハンが映し出され「俺の名を知ってるか?」と問いかけるところから始まる。「刑事パク・ヨンハン」というテロップとともに、時代は1958年へ。若き頃のヨンハンがこちらへ向かってジャブを打ちながら現れると、スーツに身を包んだ4人の刑事たちが、ガラスを粉砕、殴り込んで大暴れ!本気モードにギアがかかったヨンハンがロッカーの扉を盾に刀と戦うシーンや、「なぜ殺した!」と犯人に詰め寄りながら頭に拳銃を突き付けるシーンは大迫力。「この世に捕まえられないヤツはいない」というテロップの通り、どんな手を使ってでも犯人を探し出す4人の熱きチームプレーが映し出されている。キービジュアルには、パク・ヨンハンを筆頭に、キム・サンスン、チョ・ギョンファン、ソ・ホジョンら4人が1950年代を再現した街並みをバッグに登場。「あの頃、正義を貫く熱血刑事たちがいた」というキャッチフレーズは、大ヒットドラマ「捜査班長」に次ぐ、新たな熱い伝説を予感させるものとなっている。ストーリー時は1958年、野蛮な時代の韓国ソウル。地方から赴任してきた牛泥棒専門の田舎者刑事パク・ヨンハンが、狂犬とあだ名される後輩のサンスン、怪力を誇る青年ギョンファン、エリート新人のホジョンの3人とチームを結成し、醜悪な犯罪に立ち向かう。汚職にまみれた刑事たちの中で、信念を貫くヨンハン。彼の型破りな捜査と熱い信念で、チームは堕落した権力に立ち向かい、人々のための刑事に生まれ変わるべく成長していく。「捜査班長 1958」は4月19日(金)より毎週金・土曜1話ずつディズニープラス スターにて独占配信(全10話)。(シネマカフェ編集部)
2024年04月12日ポン・ジュノ監督のもとで助監督をつとめたユ・ジェソンの長編監督デビュー作にして、第76回カンヌ国際映画祭批評家週間、第48回トロント国際映画祭ミッドナイト・マッドネス部門にも選出された韓国映画『スリープ』が、6月28日(金)に日本公開決定。ビジュアルが解禁となった。「ここ10年で観た中で最もユニークかつ恐ろしい映画。平凡な日常の空間で予測不可能な物語が繰り広げられる、スマートな監督デビュー作。ぜひスクリーンで味わってほしい」とポン・ジュノ監督が太鼓判を押す本作。出産を控え、幸せな結婚生活を送るヒョンス(イ・ソンギュン)とスジン(チョン・ユミ)。ある夜、隣で眠る夫ヒョンスが突然起き上がり「誰か入ってきた」と呟いた。その呟きに呼応するように家を覆い尽くす不穏な気配…。翌朝、下の階に越してきた住人から「明け方の騒音が1週間も続いて、我慢できない」と相談をされるも全く身に覚えがなかった。少しの違和感を抱きながらも、夜を迎えたその日から眠りにつく度にヒョンスは人が変わってしまったかのように奇行を繰り返す。頬を掻きむしる。生魚を丸呑みする。窓から身を乗り出す。その異常行動は日を追うごとにエスカレートしていく。得体の知れない“それ”に恐怖を感じ、怯えながら夜を過ごす夫婦は睡眠クリニックの受診を決意するが、スジンの母から超自然的な力に頼るべきだと、巫女から手に入れた御札を渡される。果たして、“それ”は医学で克服できるものなのか、それとも――。チョン・ユミ Photo by The Chosunilbo JNS/Imazins via Getty Images夜が訪れる恐怖に怯える妻スジンを『82年生まれ、キム・ジヨン』や『トガニ 幼き瞳の告発』などでその確かな実力を披露してきたチョン・ユミが演じ、無意識の異常行動をきっかけに眠ることに恐怖を抱く夫ヒョンスを『パラサイト 半地下の家族』『最後まで行く』のイ・ソンギュンが務めた。イ・ソンギュン Photo by Stephane Cardinale - Corbis/Corbis via Getty Images人間の三大欲求の一つ、睡眠。日常にある最も安静な時間だが、その一方で意識を失った無防備な状態ともいえる。もしも、その時間を得体の知れない“それ”に脅かされたら?という発想を基に、“予測不能”な驚きと“自身にも起こりうるかも知れない”共感を観客へ提示する。この度解禁されたビジュアルは、チョン・ユミ演じるスジンとイ・ソンギュン演じるヒョンスが、ゴージャスなシーツの上に横たわっている姿が切り取られたもの。スジンが身を包む赤いドレスは、どこか不穏な気配を感じさせながらも、美しく印象的なデザインに。そして2人の間には「目覚めだすー」というキャッチコピーが添えられ、「幸せな生活を蝕む“それ”の正体とは」という言葉と合わせて、この夫婦に訪れる得体の知れない恐怖が一体何なのかを、想像させる仕上がりになっている。さらに、4月5日(金)より本作のムビチケ前売券(オンラインのみ)の発売も決定している。『スリープ』は6月28日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:スリープ 2024年6月28日よりシネマート新宿ほか全国にて公開© 2023 SOLAIRE PARTNERS LLC & LOTTE ENTERTAINMENT & LEWIS PICTURES ALL Rights Reserved.
2024年04月03日映画配信サービス「JAIHO(ジャイホー)」では「イ・チャンドン レトロスペクティヴ4K」としてイ・チャンドン監督自ら指揮を執ったレストア作業により新たな命を吹き込んだ全監督作6作品と、彼の制作と人生の原点を語るドキュメンタリーを4Kスペックで独占初配信中。この度、ある女性の魂の喪失と再生を描いた『シークレット・ サンシャイン 4Kレストア』の配信に合わせ、イ・チャンドン監督、チョン・ドヨン、ソン・ガンホが撮影当時の想いやタイトルに込めたメッセージについて明かすインタビューが到着した。『イ・チャンドン アイロニーの芸術 4K』イ・チャンドン監督は「メンター」名優ソン・ガンホが出会い語る「私のメンターです」イ・チャンドン監督に対し、絶大な信頼を寄せる名優ソン・ガンホ。『パラサイト 半地下の家族』や『ベイビー・ブローカー』など、いまや世界に知られる名優の1人だが「『グリーンフィッシュ』の撮影現場に足を踏み入れたときのことを覚えています」と、イ・チャンドン監督のデビュー作当時の撮影現場を懐古する。『グリーンフィッシュ4Kレストア』「『グリーンフィッシュ』は、韓国で最高の俳優たちが出演していました。ハン・ソッキュ、シム・ヘジン、ムン・ソングンです。私は最初の撮影に立ち会っており、監督が私を皆に紹介してくれました」と思い起こす。「彼は私を褒め続け、人々に紹介してくれたのですが、 私は恥ずかしかったです」というソン・ガンホ。そして「皆、監督が私を褒めているのを聞いていましたが、それが私に自信を与えてくれたと思います。その自信は撮影が終わるまで続きました」と言い、「彼は私に自信を植え付けてくれた、そして私のキャリアは彼のおかげであるようなものです。本当に貴重な時間でした。彼は特別な人です」と感謝する。本作の脚本については「読んでいてとても楽しかった」と語る。「演じたジョンチャンは普通の男のように話し、行動しますが、イ・チャンドン監督は彼をとても興味深い人物に変えました」と解説。「彼は自動車修理工場を営んでいますが、自分で手を汚しはしません。彼はオーナーであり、常に清潔で身だしなみを整えることを心がけているのです」と言う。そして「これは(チョン・ドヨンが演じる)シネの物語です」と加える。「ラブストーリーですが、その中心にシネがいます。私の役はどちらかというと助演だと思います。彼女のキャラクターは感情が極端です。私のキャラクターは普通の男です。彼はシネが感じていることを、同じように感じることができません」。そして、そのことを監督に正直に打ち明けると「『正直でいてくれてありがとう』と感謝してくれました」と明かす。「『私は自信がない』と話すと、監督は私を信頼していると言ってくれました。もし私ができると言っていたら、彼は私に信頼を置いてはくれなかったでしょう。無理にやらなくても良いと言ってくれました」と、当時の貴重なエピソードを語った。チョン・ドヨン「自分を超えるチャンスをもらえた」本作で、韓国人として初めてカンヌ国際映画祭で女優賞を獲得したチョン・ドヨン。出演を決める前に「脚本を読む必要を感じませんでした。この作品はイ・チャンドンが監督し、ソン・ガンホが出演するのです」「私はただ出演したいと思いました」という。「自分を超え、さらに上を目指してほしい」と撮影時、イ・チャンドン監督からそんな言葉をもらったことも明かしたチョン・ドヨン。「当時、その意味が私にはわかりませんでしたし、いまでも正確には分かっていません。この作品は精神的にも肉体的にも消耗が激しかったのですが、自分を超えるチャンスをもらえたと思います」とふり返る。それでも「上達したと自分でもわかりました」と話し、「観客の皆さんにもそれを感じて頂ければと思います。それが私にとっての『シークレット・サンシャイン』の意味なのです」とメッセージを送る。また、ソン・ガンホとの共演については「ガンホさんは常に我々の一歩先を行っています」と言う。「役者としてもっと頑張ろうという気にさせてくれます。尊敬せずにはいられない人です」と語り、「彼と一緒に仕事ができてうれしいです。長い間、 一緒に仕事がしたいと思っていたのです」と夢が叶ったことを感謝した。映画の舞台が密陽(ミリャン)である理由ほとんどがミリャンという都市で撮影されている『シークレット・サンシャイン』。「なぜ、この街を選んだのか?」と質問を受けたイ・チャンドン監督は「主たる理由はこの都市の名前にあります」と明かす。「ミリャン(密陽)の漢字である『密』はを意味しますが、またという別の意味も持っています」と言い、「基本的に、都市の名前を訳すとなのですが、我々はという意味も与えました。ミリャンは韓国の典型的な中規模の都市です」と語る。「ミリャンについて我々は何も知りません。この都市の情報は何も持ち合わせていません。大都市の粗雑なミニチュアに過ぎません、この都市がかつて持っていた美しさ、優美さが奪い取られ、この都市で美しかったものが隠されてしまったのです」と話し、「このメッセ―ジを表すものが、作品中のジョンチャンの台詞にあります。『ここはよそと同じだよ』。そのため「『なぜそこに住まなければならないのか?』という疑問が生じます。にも関わらず、生きる理由はその都市自体にあり、理由は壁の中に隠されていると私は思いました。その中に救いが見いだされなければなりません」と監督。「現実が特別美しいとか意味があるということではなく、この残酷で陰鬱な都市の中にさえ、生き続けなければならない理由があるからなのです。もし神が存在するならば、神は我々にこう言うでしょう。そしてそれが本作を通して私が伝えたかった物語なのです」とその想いを語っている。『シークレット・サンシャイン 4Kレストア』はJAIHOにて配信中。『イ・チャンドン アイロニーの芸術 4K』※常時配信『バーニング 劇場版4K』※常時配信『ポエトリー アグネスの詩4Kレストア』※常時配信『シークレット・サンシャイン 4Kレストア』※常時配信『オアシス 4Kレストア』【配信開始3月5日】※常時配信『ペパーミント・キャンディー 4Kレストア』【配信開始3月13日】※常時配信『グリーンフィッシュ 4K レストア』【配信開始3月23日】※常時配信(シネマカフェ編集部)■関連作品:シークレット・サンシャイン 2008年6月7日よりシネマート六本木ほか全国にて順次公開© 2007 CINEMA SERVICE CO.,LTD. ALL RIGHTS RESERVEDポエトリー アグネスの詩 2012年2月11日より銀座テアトルシネマ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2010 UniKorea Culture & Art Investment Co. Ltd. and PINEHOUSE FILM. Allrights reserved.バーニング 劇場版 2019年2月1日よりTOHO シネマズ シャンテほか全国にて公開©2018 PinehouseFilm Co., Ltd. All Rights Reserved
2024年03月03日イ・ジェウクと、「U-KISS」出身のイ・ジュニョン、「都会の男女の恋愛法」のホン・スジュが共演するディズニープラス「スター」オリジナル韓国ドラマシリーズ「予期せぬ相続者」が、本日2月28日(水)より独占配信開始。それに先立ち、2月26日(月)、韓国・ソウルで制作記者会見が行われ、主演の3人とミン・ヨンホン監督が、ドラマの見どころやキャラクターの魅力について語った会見の様子が到着した。今作は、巨大財閥グループのオーナーの隠し子イナと、“殺人者の息子”のレッテルを張られた青年テオ、貧乏育ちのヒロイン・ヘウォン。社会の頂点に立つべく、危険なプロジェクトを画策した3人の若者の運命を描くリベンジ・ミステリー。まずは作品の見どころについて、ミン監督は「韓国トップの座に立つという欲望を持ち、同盟を結んだ若い男女が、成功のために何を選択し、どんな風に困難を乗り越えていくのか、その先にはどんな未来が待っているのか。それを推理しながら観ると楽しいドラマです。視聴者の方が、"自分だったらどんな選択をするだろうか"と考えながら観ることができるよう、見せ方にこだわりました」とコメント。続けて「“韓国最大の財閥グループのトップにつく"ということがどれだけすごいことなのかを感じていただくため、財閥家の人々の家のセットや小道具にも気を遣いました。華やかな財閥世界にも注目していただきたいです」と語った。続いて、野心家のテオ役を演じたイ・ジェウクは「台本を読んだとき、とてもおもしろく興味深いと思いました」と明かす。「演じる僕たちも推理しなければいけない部分も多く、次の内容が気になるあまり、監督に続きのストーリーを聞きに行ったりもしました。トップにのしあがるべく3人が経験する熾烈な戦い、環境の変化と成長も見どころです」と台本のおもしろさに言及した。また、「テオは感情を表に出さない人物なので、ちょっとした表情や手の動きで感情や状況を見せるよう演じました。監督が細かい動きまでキャッチしてくださったおかげで、上手く表現することができたと思います。これまで演じてきた役柄とは180度違う役なので、新しい僕の姿を見ていただきたいです」と自信を覗かせた。財閥家の婚外子として生まれ、本家に疎まれて育ったイナを演じるイ・ジュニョンは、「僕は“クムスジョ(裕福な家の子供)“役とは縁がないと思って生きてきましたが、今回台本を受け取ってみたら、クムスジョでとても驚きました。イナは、表向きは天真爛漫でテンションも高く何も考えていなそうに見えるけれども、実は裏の顔があるという設定なので、演じていてとても楽しかったです。特別な役作りをするというよりも、台本の流れにうまく乗ってストーリーに入り込むことを優先し、常に“イナならどうするか”“イナならどう考えるか”を想像しながら演じました」と説明。近年悪役の印象が強いイ・ジュニョンだが、今回は笑顔も多いそうで「明るく自由奔放な姿、僕の等身大の姿が見られると思います」と付け加えた。今作で初めてヒロイン役を演じたホン・スジュは、大きな記者会見に参加するのもこれが初めてということで、少々緊張気味に「シリーズものへの出演は、初めてと言っていいくらいだったので、撮影現場でもとても緊張していましたが、監督が配慮してくださったおかげで楽しく撮影できました」とコメント。「役作りについては、大学生時代のへウォンと5年後に社会人となったヘウォンを演じ分けるために声のトーンを変えたり、ヘウォンの心理変化や感情変化をスタイリングの違いで見せたりしました」と答えた。そのチームワークの良さから、配信前にもかかわらず、ドラマを待ち望むファンから早くも「ロロズ」(原題「ロイヤルローダー」の頭文字をとって)という愛称で呼ばれている3人。ムードメーカーのイ・ジュニョンを中心に、撮影現場も和気あいあいとしていたそうで、特に、イ・ジュニョンとイ・ジェウクは、監督に「これからも長く友達でいられそう」と言わせるほど息ぴったりだったという。イ・ジュニョンが「僕はこれまで同世代の俳優さんたちと共演した経験があまりないので少し心配もしましたが、心配していたのがウソのように、とても楽しく撮影ができました。あまりに楽しすぎて、ジェウクさんとはお互い目を見るだけで笑ってしまって、NGを連発したことも。僕たちの抜群のケミストリーは、映像で確認していただきたいです」と自信たっぷり。MCがイ・ジェウクにもケミについて質問を投げると、イ・ジェウクが話している間も、隣でじっとイ・ジェウクの目を見つめるイ・ジュニョン。その視線に気づいたイ・ジェウクが「プレッシャーだよ」と苦笑いする様子に、会場からも笑い声が起こっていた。高校時代の同級生という設定の2人は、劇中、学生服姿も披露。イ・ジュニョンは「撮影で制服を着るたびに“これが最後かな”と思うんです。今回も感謝しながら着させていただきました。努力したことと言えば、高校生に見えるように1日2回ずつ髭を剃ったことかな。でも、思ったよりもすぐに生えてくるんですよ(笑)普段はしない顔パックをしてみたりもしました。色々な挑戦をした作品でしたね」とユーモアを交えてコメント。イ・ジェウクは「僕は申し訳ない気持ちで制服に腕を通しました(笑)実際の校舎で撮影したので、撮影の合間には学生気分に戻ってジュニョンさんと無邪気にバトミントンをしたりしていました」とふり返った。ホン・スジュが、「今までお2人の出演作品を楽しく観ていたので、共演することになってとても期待をしていました。現場では、お2人からたくさんのことを学びました」と言うと、MCから「では今、その感謝を伝えてみましょうか?」との振りが…。「どうすればいいですか?」と戸惑うホン・スジュに対して、背筋をピンと張ってようやくひと言。「……ゴマウォ(ありがとう)」と言うと、あまりにもシンプルすぎる言葉に一瞬、会場には気まずい空気が……。しかし、イ・ジェウクがとっさに「(スジュさんは)普段から照れ屋なんですよ」とフォローを見せた。最後に、監督が「楽しく撮影した雰囲気をそのまま視聴者の皆さんにお届けするべく、映像の中に閉じ込めました。一つ一つを感じ取りながら、楽しくご覧いただけたら嬉しいです」と語り、約1時間の記者会見の幕を閉じた。「予期せぬ相続者」は2月28日(水)よりディズニープラス スターにて初回2話、以降毎週水曜2話ずつ独占配信(全12話)。(シネマカフェ編集部)
2024年02月28日「還魂」「もうすぐ死にます」のイ・ジェウクと、「U-KISS」出身のジュンことイ・ジュニョン、「都会の男女の恋愛法」「Sweet Home -俺と世界の絶望-」S2のホン・スジュらの共演で贈るディズニープラス「スター」オリジナル韓国ドラマシリーズ「予期せぬ相続者」が、2月28日(水)より独占配信開始決定。日本語版本ポスター、本予告が解禁された。本作は、韓国の財閥オーナーの隠し子、そして野心家の幼なじみが手を組み、社会の頂点に立つことを目的に繰り広げていく非情な権力争いと復讐劇。冷酷な継父から長年虐待を受け続けたハン・テオ(イ・ジェウク)は、鋭い頭脳と冷徹な理性で継父を刑務所に入れると、別の街で新たな生活をスタートさせる。しかし、転校の高校では大成功を収めたカンオグループの会長の婚外子であるカン・イナ(イ・ジュニョン)がコネと端正な顔立ちを武器に、周囲を威圧していた。そんなイナは財閥家の婚外子として捨てられた恨みから自分の存在を認めさせようと、幼い頃から会社を乗っ取り、トップに立つ計画を企てていて…。転校早々、アカデミックな才能を発揮するテオは真っ先にイナに目をつけられるも、その圧力に屈することなく、いつしか、それぞれの目的のために2人は同盟を結ぶことに。時は経ち、韓国最高の財閥家のトップを狙う計画を立て早々に成功を収めたイナとテオ。順調に出世街道を歩み始めたようにみえたが、大学在学中に出会い、借金まみれの母親に育てられるも取り立ての高利貸しと戦いながら這い上がろうとする野心的な女性ナ・ヘウォン(ホン・スジュ)と運命的な再会を果たし、2人の運命が大きく変わっていく…。この度解禁となったポスターは、チェ・ジノ演じるカンオグループ会長のカン・ジュンモらしき人物に鋭い眼差しを向けるテオ、イナ、ヘウォンの3人が描かれたビジュアル。「俺たちがどこまでできるか見せてやるよ」というメッセージから、同盟を結んだ彼らがどんな手を使いトップに上り詰めるのか、人間の欲望と心理戦が繰り広げられるハラハラドキドキの展開に期待が高まる。さらに解禁となった本予告は、カンオグループの巨大なビルをテオが下からみつめる冒頭シーンから始まる。殺人犯の父親の存在が付きまとい、そこから“抜け出したかった”テオ。婚外子として実の父であるカンオグループの会長に近づき“認められたかった”イナ。そして、“這い上がりたい”ヘウォンとそれぞれの役柄が映像を交えて紹介される。「どん底の負け犬たちの反乱が始まる」というメッセージが浮かび、最上階の扉が開かれるシーンへ。複雑な関係図が書かれたボードが映り込場面からも、彼らの綿密な計画が垣間見える。血まみれの人物が横たわり、血を浴びたテオの姿からも波乱の展開が予想される中、一番低いところから一番高いところを目指して、3人が野心と自信に満ち溢れ、冒頭の姿とは見違えるスタイリッシュな人物に変わっていく姿も見どころだ。主演のテオ役には、注目の若手俳優と呼び声の高いイ・ジェウク。ヒョンビンとパク・シネ共演のドラマ「アルハンブラ宮殿の思い出」でデビューし、わずか2年で「ドドソソララソ」の主演に抜擢。さらにファンタジーロマンス活劇「還魂」でも主演を務め大ヒットし、その演技力の高さからいま注目されている俳優の1人。日本でも昨年初めてファンミーティングを開催し、国内でも人気急上昇中。そして、イナ役にはイ・ジュニョン。最近では「D.P.-脱走兵追跡官-」や「マスクガール」に出演し、俳優として活躍する彼が善と悪が共存する複雑な役柄を演じる。2人と同様、幼い頃から貧困に苦しみ、その人生から抜け出そうと野心をむき出しに玉座を狙う女性ヘウォンをモデルとしても活躍するホン・スジュが演じる。「予期せぬ相続者」は2月28日(水)より毎週水曜日2話ずつディズニープラス スターにて独占配信開始(全12話)。(シネマカフェ編集部)
2024年02月21日ファン・ビンビンとイ・ジュヨン共演による香港映画『緑の夜』より、主演ファン・ビンビンのメッセージ映像が解禁。自身が共演を熱望したイ・ジュヨンとの撮影や監督のハン・シュアイについて語った。2023年ベルリン国際映画祭でワールドプレミア上映され、テディ賞/パノラマ観客賞にノミネートされた本作。中国から韓国に渡り、抑圧された生活を送る主人公ジン・シャを演じるファン・ビンビン。俳優復帰作となった本作で、華やかなパブリックイメージとは真逆のジン・シャという役柄と共にスクリーンに戻ってきた。「『女性たちの連帯』というテーマにとても惹かれた」と語っていた彼女は、共演者のイ・ジュヨンに直筆の手紙で出演をオファーするなど、並々ならぬ意気込みと共に主演作に挑んだ。今回は、シンガポール映画祭でのアフターパーティーでのきらびやかな衣装そのまま、本作について語ってもらった。「こんにちは!」という日本語での挨拶に始まり、演じるジン・シャについて「ある事情から韓国に渡る女性で、ある女性(イ・ジュヨン演じる緑の髪の女)と特別な絆が生まれます」と述べるファン・ビンビン。初タッグとなるハン・シュアイ監督については「映画や芝居に独自の流儀があり、いろいろなアイデアが生まれた」と語り、熱望したイ・ジュヨンとの共演については「彼女と仕事をすることで大きく成長できたと思う。監督やジュヨンとの撮影はすごく楽しかったし、深い友情を築けました」とふり返る。そして、ファン・ビンビンが例に挙げた見どころは映画後半の海鮮市場のシーン。「現地の生活に溶け込んだかのような感じを味わえる」とのことだが、物語的にも大きな展開を迎える場面だけに要注目。「日本のファンの応援にはとても感謝しています。東京国際映画祭での最優秀女優賞受賞(『ブッダ・マウンテン ~希望と祈りの旅』)がとても励みになりました。本作を気に入ってくれると嬉しいです」と、映像を結んでいる。『緑の夜』は1月19日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイントほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:緑の夜 2024年1月19日より新宿武蔵野館、 ヒューマントラストシネマ有楽町、シネクイントにて公開© 2023 DEMEI Holdings Limited (Hong Kong). All Rights Reserved
2024年01月15日世界中を魅了した「イカゲーム」のイ・ジョンジェが初監督を務めた『ハント』をはじめ、話題の韓国映画が日本公開された2023年。イ・ジョンジェは「イカゲーム」シーズン2の撮影合間を縫って日本に駆けつけてくれた。同作で共に主演を務めた長年の親友チョン・ウソンも、念願の企画となる日本の名作ドラマのリメイク「愛していると言ってくれ」がついに配信開始に。また、ソン・ガンは「Sweet Home-俺と世界の絶望-」シーズン2の記者会見にて、同作が“入隊前最後”の作品となることを発表。キム・ユジョン共演の「マイ・デーモン」も絶賛配信中となっている。「Sweet Home-俺と世界の絶望-」から「セレブリティ」まで驚異の振り幅を見せるパク・ギュヨンも、今年話題を集めた1人。そして2023年下半期、社会現象となったのがディズニープラス韓国オリジナル作品のヒット作「ムービング」だ。そのキャストたちも含め、眩いばかりの活躍を見せた韓国俳優たちをピックアップした。イ・ジョンジェ&チョン・ウソン25年ぶり共演監督やプロデューサーの顔も第75回カンヌ国際映画祭(2022年)ミッドナイトスクリーニング部門から世界中の映画祭への出品され、青龍映画賞や釜日映画賞で新人監督賞も受賞したイ・ジョンジェ。2024年は『スター・ウォーズ』の前日譚ドラマ「The Acolyte/アコライト」(原題)でジェダイナイトを演じる。「イカゲーム」シーズン2にも期待が高まるところだ。自身で執筆し4年間温めてきたシナリオで自らメガホンをとった映画『ハント』は軍事政権下、安全企画部に所属する海外次長パク(イ・ジョンジェ)と国内次長キム(チョン・ウソン)が“北”の二重スパイ「トンニム」の潜入を知り、お互いに対する疑いを深めていく。『ハント』1999年の『太陽はない』以来のチョン・ウソンとの共演。全カットの絵コンテを自ら描いていたというイ・ジョンジェ監督による本作は、冒頭のワシントンDCや完全再現した80年代の東京を舞台にしたアクションシーン、親友同士が演じる2人の男の対立と暴政への抵抗が胸アツ。『ハント』そんなイ・ジョンジェ監督とチョン・ウソンのもとに、実在の北の亡命者“リ中佐”役ファン・ジョンミンはじめ、キム・ナムギル、チュ・ジフン、イ・ソンミンら錚々たる俳優たちがカメオ出演を果たしたのは、2人のそれまでの俳優人生と人間力の賜物だろう。そして、チョン・ウソンは日本のドラマ「愛していると言ってくれ」(1995年/脚本:北川悦吏子、制作:TBSテレビ)の版権を自ら購入し、一度は断然したものの今年ようやく韓国リメイク化が実現。日本版で豊川悦司が演じた、ろうの画家に扮しているが、年月がかかった分キャラクターたちの年代も上がり、常盤貴子が演じた相手役に「賢い医師生活」シン・ヒョンビンを迎えた大人のラブストーリーとなっている。「愛していると言ってくれ」© 2023 KT Studio Genie Co., Ltd原作 日本のテレビドラマ「愛していると言ってくれ」(脚本 北川悦吏子・製作 TBS)2024年1月26日(金)には初監督映画『ザ・ガーディアン/守護者』(原題:保護者)も公開。本国ではファン・ジョンミンと共演し、韓国現代史の転換期の1つとなった軍事クーデターを描いた『ソウルの春』(原題)が大ヒット中となっており、盟友とともにキャリアの充実期に突入している。入隊直前、ソン・ガンが存分に魅力を発揮先日RM&V、ジミン&ジョングクが相次いで入隊し、「BTS」は全メンバーが兵役へ。また、「ヴィジランテ」『復讐の記憶』で新境地を見せたナム・ジュヒョクや、「ユミの細胞たち」『聖なる復讐者』のパク・ジニョン(GOT7)なども今年入隊した。次なる若手俳優といわれているのがソン・ガン。Netflixシリーズ「わかっていても」や「気象庁の人々:社内恋愛は予測不能?!」「恋するアプリ Love Alarm」などの話題作を通して日本でも絶大な人気を誇る。「マイ・デーモン」ではNetflix映画『20世紀のキミ』のキム・ユジョンが演じる“悪魔のような”財閥令嬢と契約結婚し、次第に心を動かされていく悪魔グウォンを演じている。あざとすぎるほどのナルシシズムは、ソン・ガンだからこそ成立するというもの。一方、「Sweet Home-俺と世界の絶望-」シーズン2では“感染”して怪物化しながらも人間の心を失わないヒョンスを熱演。グリーンホームから脱出したものの、混沌とした絶望の世界では様々な人々の思惑が交錯していく。シーズン3も2024年夏に配信予定。世界的ヒットドラマで真逆の魅力を振りまいている。「Netflixの娘」パク・ギュヨン、インフルエンサーから「イカゲーム2」までソン・ガンが「Netflixの息子」ならば、「Netflixの娘」として韓国メディア「Wikitree」に紹介された1人が、「サイコだけど大丈夫」「ロマンスは別冊付録」などを経て、グローバルTV部門(非英語)1位を獲得した「セレブリティ」で主人公ソ・アリを演じたパク・ギュヨン。平凡な会社員から130万人のフォロワーを抱える上位1%のセレブとなって人生が一変、野心と競争、誹謗中傷が渦巻く世界へ飛び込んでいくソ・アリと同様、“時の人”となった。大学在学中に学生向けフリーペーパーで表紙モデルをしてスカウトされたというだけに、スラリとしたスタイルに煌びやかなハイブランド・ファッションがハマり、切りっぱなしの“ソアリボブ”は話題の的に。「Sweet Home-俺と世界の絶望-」シーズン2でも再び“怪物”だらけの世界で様々な試練に巻き込まれ、ついに戻ってくる「イカゲーム」シーズン2では、イム・シワンやカン・ハヌル、チョ・ユリ、イ・ジヌクらとともに新たにキャスティングされている。また、チャウヌと共演した同名ウェブ漫画のドラマ化「ワンダフルデイズ」は、“キスをすると犬になってしまう”高校教師を演じたファンタジーロマンチックコメディで、虚勢を張っていた「セレブリティ」とは打って変わってキュートさ全開。「ワンダフルデイズ」©2023 Lifetime & Group8そんなチャウヌも、OSTを担当しキム・レウォンやイ・ジョンソクらと共演した映画『デシベル』や、除霊アクションファンタジー「アイランド」でも活躍した。「ザ・グローリー」の憎まれ役でブレイクイム・ジヨン「Netflixの娘」の1人としても名前があがり、2022年末に配信がスタートした「ザ・グローリー ~輝かしき復讐~」で校内暴力を首謀したセレブ、ヨンジン役で殻を破ったような演技を見せ、今年大ブレイクしたのがイム・ジヨン。同ドラマで共演し、現在入隊中のイ・ドヒョン(「良くも、悪くも、だって母親」)との交際も話題だ。「ペーパー・ハウス・コリア:統一通貨を奪え」でも韓国版オリジナルキャラクター、ソウルで強い印象を残していた。「ザ・グローリー ~輝かしき復讐~」さらに日本では、2作のサスペンス・スリラーが配信中。一気見必至のHuluプレミア「庭のある家」では3年ぶりのドラマ復帰作となるキム・テヒと共演、壮絶なDVに遭う女性を演じ、Amazon Original「国民死刑投票」では投票結果に従って悪質な犯罪者に死刑を執行する“犬仮面”を追う、警察サイバー捜査班の正義感に尽くす警部補に。作品ごとにまったく違った姿を見せ、その演技力も支持されている。「庭のある家」©2023 KT StudioGenie.,Co.Ltd『バレリーナ』で切れ味抜群のアクション!チョン・ジョンソ「ペーパー・ハウス・コリア:統一通貨を奪え」トーキョー役のチョン・ジョンソは、いま世界が注視する韓国俳優のひとり。Netflix映画『バレリーナ』では、『ザ・コール』イ・チュンヒョン監督と再タッグ、NetflixグローバルTOP10の映画(非英語)で1位を記録した。同監督とは“公開恋愛中”でもある。Netflix映画『バレリーナ』演じたのは、親友が残した最期の願いを叶えるため、たった1人で無慈悲なまでの復讐に身を投じていくオクジュ。怒りと慟哭が入り交じった、そのアクションは誰にも止められないほど。また、チン・ソンギュ、チャン・リュル共演「身代金」(原題)ではデビュー作のイ・チャンドン監督『バーニング 劇場版』(18)以来、カンヌの地を踏み、作品は第6回カンヌ国際シリーズフェスティバルにて見事脚本賞を受賞した。さらに、“次世代のタランティーノ”と呼ばれるイラン系女性監督アナ・リリ・アミリプールに抜擢され、『モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン』でハリウッド進出。他人を操るスーパーパワーを持つ〈モナ・リザ〉として、12年間隔離されていた精神科病院を逃げだし、バイアスのない鋭い洞察で初めての世界を知っていく役どころがハマった。世界的ヒット「ムービング」を牽引したのは?スーパーヒーローを描く作品は幾多あるなか、他者を操る力や飛行能力、怪力、治癒など多種多様な特殊能力者たちが親子で登場したウェブ漫画原作「ムービング」は、2023年を代表する韓国ドラマの1つとなった。ディズニープラス(アメリカではHulu)の配信開始から7日間(視聴時間ベース)で、“最も視聴されたディズニープラスの韓国オリジナル作品”を記録するなど世界的なヒットとなり、「アジアコンテンツ&グローバルOTTアワード」では最多6部門を受賞。今作とともに、「ザ・グローリー~輝かしき復讐~」「マスクガール」「身代金」は全米放送映画批評家協会賞(クリティクス・チョイス・アワード)の外国語シリーズ部門にノミネートされている。「ムービング」© 2023 Disney and its related entities今作で30kg増量して飛行能力を持つ高校3年生のボンソクを演じたイ・ジョンハは、最旬新人俳優の証といえる音楽番組のMC(ショー!K-POPの中心)に起用されるほど人気となったが、その母親で強感覚の持ち主イ・ミヒョン役を演じて世間を驚かせたのがハン・ヒョジュだ。第59回大鐘賞映画祭にて今年初めて設けられたシリーズ部門の女優賞を受賞した。「ムービング」© 2023 Disney and its related entities人気ドラマ「トンイ」や映画『ビューティー・インサイド』のイメージで時が止まっていた人たちには、華やかさを封印し、幼いボンソクが“飛ばないように”背負う母親の姿は衝撃的に映っただろう。イ・ジョンハ演じるボンソクとの親子愛、夫キム・ドゥシク役チョ・インソンとのラブストーリーに涙した方も多いのでは。ハン・ヒョジュのInstagramよりそしてNetflix映画となった『毒戦 BELIEVER 2』では、麻薬王“イ先生”に近づく奴は許さない側近のビッグナイフに扮し、まったく異なる空気を纏って本格的なバイオレンスアクションに身を投じている。なお、イ・ジョンハとともにアジアコンテンツ&グローバルOTTアワード新人賞を受賞したのがチャン・ヒス役のコ・ユンジョン。「保健教師アン・ウニョン」「Sweet Home-俺と世界の絶望-」「還魂」と話題性を高めてきた彼女も、いわばNetflixの申し子。イ・ジョンジェ監督の『ハント』では、スパイと疑われる学生役で凄惨なシーンにも挑んでいる。「ムービング」© 2023 Disney and its related entitiesソ・イングク&パク・ソダムら豪華共演の「もうすぐ死にます」や、次回作の「賢い医師生活」スピンオフドラマなどで、さらなる飛躍を遂げそうだ。(上原礼子)■関連作品:ハント 9月29日より新宿バルト9ほか全国にて公開ⓒ 2022 MEGABOXJOONGANG PLUS M, ARTIST STUDIO & SANAI PICTURES, ALL RIGHTS RESERVED.モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン 2023年11月17日よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほか全国にて公開© Institution of Production, LLC
2023年12月28日イ・ビョンホン、パク・ソジュン、パク・ボヨンら出演の『コンクリート・ユートピア』から、イ・ビョンホン演じる“マンションの住民代表”ヨンタクの冴えない男が冷徹な支配者へと豹変していく様を捉えた場面写真がシネマカフェに到着した。本作で、マンションの住民たちにより選ばれた代表・ヨンタクを演じるのは、『G.I.ジョー』などハリウッドでも活躍し、『非常宣言』『白頭山大噴火』など、近年はディザスター大作での名演も記憶に新しいイ・ビョンホン。本作では韓国で最も権威ある映画賞の1つで、“韓国のアカデミー賞”とも称される「第44回青龍映画賞」にて主演男優賞を獲得し、日本での公開にもさらなる期待が高まっている。今回解禁されたのは、ヨンタクが住人に囲まれ、にこやかな笑顔を見せる姿から一転、マイクで住民へ発言する様子や、誰に向けてのものなのか冷たい眼差しを向ける姿が収められている。ヨンタクは崩壊を逃れたマンションの902号室に住む冴えない住人だったが、火事が起きた一室にためらうことなく入り、一気に火を消したことで住民たちから注目を浴びる。その献身的な態度が認められ、新しい住人代表に選ばれたヨンタク。マンションに隠れ住む外部から来た人間を“排除”する過程で、さらに住民たちからの厚い信頼を獲得していくが…。当初は子どもたちにも笑顔を見せていたヨンタクだが、権力を手にするにつれ徐々に表情を失い、狂気的な男に豹変していく。唯一、大災害から残った“ユートピア”で権力をふるう謎の男・ヨンタクの本当の姿とは――。韓国を代表するイ・ビョンホンが見せる狂気の演技から目が離せない。『コンクリート・ユートピア』は2024年1月5日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:コンクリート・ユートピア 2024年1⽉5⽇より全国にて公開© 2023 LOTTE ENTERTAINMENT & CLIMAX STUDIO, INC. ALL RIGHTS RESERVED.
2023年11月30日イ・ジョンジェが初監督、激動の1980年代を舞台に潜入した“北”のスパイを巡る壮絶な諜報戦を描いた『ハント』。この度、イ・ジョンジェ、チョン・ウソンをはじめとするキャストが撮影の裏側を語るインタビュー&メイキング映像が解禁された。先週ついに封切られた本作に、X(旧Twitter)では「初監督作でここまで撮れちゃうイ・ジョンジェすごい」「なんて凄まじい映画」「面白くてあっという間の2時間」「東京の銃撃戦がまさに『ヒート』で鳥肌」「クライマックスで度肝を抜かれた」「一番アガッたのファンジョンミン登場シーンかも」といった絶賛のコメントが続出。イ・ジョンジェ監督の手腕に称賛の声も多く、すでに複数回鑑賞する人も現れている。今回解禁されたのは、観ると作品をより楽しめる監督、キャストのインタビューとメイキング映像。“DIRECTOR”、“CASTING”、“WELLMADE”の3部構成となっており、イ・ジョンジェが脚本と監督も担当することになった経緯、撮影現場の雰囲気などが明かされる。チョン・ヘジンが「監督はたくさん任せてくれたし、いつもそばにいて頼りがいがありました」と話す通り、スタッフやキャストと緻密に対話を行う姿が映し出されている。チョン・ウソンに対して、イ・ジョンジェは「ウソンがそばにいるだけでパワーをもらえました」と語り、ホ・ソンテは「“私を信じてついてこい”と言ってくれた。そのおかげで心地よく演じることができました」と頼りになる先輩だったと話し、W主演としてイ・ジョンジェをサポートし現場を引っ張っていたことが伺える。また、ドローンやロシアンアームなど様々な機材を使用したカーチェイス、銃撃戦などアクションシーンのド迫力の撮影風景が捉えられている。ほかにも小道具を6か月前から海外から取り寄せるなど、リアルを追求した演出の見逃せないポイントとなっている。『ハント』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)
2023年10月05日スジ主演、Netflixの大ヒットラブロマンス「愛の不時着」を手がけたイ・ジョンヒョが監督を務める「イ・ドゥナ!」。この度、自身もアイドル経験を持つスジとヤン・セジョンの秘密の恋を予感させる本予告とキービジュアルが解禁となった。本作は、韓国の大人気ウェブトゥーンを原作にしたラブロマンス。上京したての平凡な大学生ウォンジュンが引っ越したシェアハウスで同居人となったのは、人気絶頂の中、突如引退した元K-POPアイドルのイ・ドゥナとの共同生活だったーー。解禁された予告編映像では冒頭から「ウォンジュン、私はほれないよ。絶対にね」と言い、ウォンジュンを試すように見つめるドゥナの姿が映し出され、2人の間に“恋愛禁止”の関係が結ばれたことが描かれる。それに対して、はじめは「君と僕は住む世界が違う」と冷静に距離をとっていたウォンジュンだったが、授業中に突然「(外に)行こう」「いつでもいいんでしょ?今がいい」と距離を縮めてくるドゥナに心をかき乱される。ドゥナもまた“アイドルではない自分”を引き出してくれるウォンジュンが気になり始めるが…。映像では「ウォンジュン、嫌いにならないで」と本音を漏らしたり、華奢な腕でぎゅっと抱き寄せたり、無邪気な笑顔ではしゃいだりとドゥナの可愛いらしさが映し出される。そんな彼女が最後には涙も…?互いに惹かれ始めた2人の運命はどうなるのか。“陶器のような肌と滑らかな黒髪、透き通った瞳”をもつイ・ドゥナを演じるスジは、かつて自身も一世を風靡したK-POPアイドルで「miss A」出身。映画『建築学概論』で“国民の初恋”と呼ばれ、近年では「スタートアップ: 夢の扉」で主人公ソ・ダルミをエネルギッシュに演じて人気となった、まさにイ・ドゥナを演じられる唯一無二の存在。監督を務めるイ・ジョンヒョも「スジのほかに、いったい誰がドゥナを演じることができるでしょうか?」と絶賛している。そんなドゥナの運命の相手ウォンジュンを演じるのは、普通の学生からオーディションを勝ち抜き、人気シリーズ「浪漫ドクター キム・サブ」で俳優デビューを果たし、「愛の温度」「30だけど17です」などで幅広い演技力が絶賛された人気俳優ヤン・セジョン。それぞれ役柄にピッタリな彼らが好演する本作について、監督は「『イ・ドゥナ!』を観たみなさんが、不器用に恋をしていた20代の日々を懐かしく思い出せるような作品にしたいです」と熱い思いを語っている。Netflixシリーズ「イ・ドゥナ!」は10月20日(金)より独占配信。(シネマカフェ編集部)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2023年10月04日映画『ハント』記者会見が8月31日(木)、都内にて行われ、監督・脚本・主演を務めたイ・ジョンジェが来日、記者からの質問に応じた。およそ3年半ぶりの来日となったイ・ジョンジェは、その間に「イカゲーム」で世界的スターとなったことについて「目まぐるしいのがずっと続いていたので、時間がどう過ぎていたのかわからない感じでした。けど、うれしくていいことだなと思っていた」とにこやかに振り返っていた。『ハント』はイ・ジョンジェが、4年間温めてきたシナリオを基に初監督したスパイ・アクション。1980年代の韓国を舞台に、安全企画部の海外次長パク(イ・ジョンジェ)と国内次長キム(チョン・ウソン)が、組織内に入り込んだ“北”のスパイを探し出すうちに、巨大な陰謀に巻き込まれていく。W主演の相手には、長年の朋友チョン・ウソンを抜擢したイ・ジョンジェ。1998年に『太陽はない』で共演以来、ずっと作品をやりたいねと言い合っていたという。「『ハント』を(自分で)書くことになり“ぜひ一緒にやりましょう”と言ってキャスティングしました。彼はヒューマニズムがあり、折り目正しくいいイメージがある人。普段から心を分かち合う人で知られています」とチョン・ウソンのよさをトーク。「彼の魅力を最大限に映画の中で引き出したいという気持ちがあったので、決まってからそのキャラクターを活かすためにシナリオを修正しました」と最大限によさを引き出すべく脚本を熟考したと明かした。近年では「イカゲーム」の大ヒットのほか、次の『スター・ウォーズ』の出演も報道されており、激動の日々を過ごしていたのではと予想される。イ・ジョンジェは「『イカゲーム』で多くの国の方々から人気を博すことになるという大事件が起きました。アメリカでは大きな賞をたくさんいただきましたし、こんなに大きな福がもたらされるんだなと、信じられない状況で、どう受け止めていいかわからないくらい実感の湧かない状況でした」と世界的スターになった気持ちを吐露、「こんなめまぐるしいときこそ、体調管理もしっかりしないと」と謙虚に微笑んでいた。『ハント』は9月29日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年08月31日『華麗なるリベンジ』のイ・イルヒョン監督による復讐劇『復讐の記憶』より本編映像が解禁された。映画やドラマで大活躍の名優イ・ソンミンと人気俳優ナム・ジュヒョクが初共演し、老人ピルジュによる60年前から準備していた復讐計画と、彼に巻き込まれた青年インギュの逃走劇が描かれる本作。この度、解禁となった本編シーンは、人生最後の願いである復讐計画を続けるピルジュ(イ・ソンミン)が、運転手として雇ったことで事件に巻き込んでしまったインギュ(ナム・ジュヒョク)にこれ以上迷惑をかけられないと離れて行動することに。しかし、その2人を巡回中のパトカーに発見されてしまう…。鋭い眼光でそれに気づいたピルジュは、インギュの呼びかけに答えず、路地に逃げ込み、「名残惜しいからお茶でも飲もう」と言って喫茶店へ。ある策を思いついたピルジュは頼んだアイスコーヒーをわざと床にぶちまけ、そのコップを窓からパトカーに向かって投げる。それに気づいた警官が手配中の犯人逮捕と意気込み、店に乗り込んでくるが、そこには2人の姿はなく、ビルから脱出していた。しかし、80代のピルジュは年齢のため足が遅く、警官が迫り大ピンチ!そこにインギュが運転する赤いポルシェが駆け付け、ピルジュを助け、狭い路地をもうスピードでバックで走行、間一髪パトカーを振り切っていくのだった…!ナム・ジュヒョクはこの印象的な赤いポルシェでの運転シーンについて「正直とても大変でした。ポルシェの車内での視野がとても狭く、ずっと足にハンドルが当たった状態で運転していて、何とか楽な姿勢を探そうと努力しました。でも大変でしたが楽しかったです」とふり返る。一方イ・イルヒョン監督は、年の離れた主人公2人を描くにあたり「ピルジュという人物は動作が非常に遅いのですが、いろんなアクションやポルシェを利用して少しスピード感を与えました」と演出意図を明かす。その狙いどおり、ピルジュの風格ある機転とインギュの若さ、年の差バディの絶妙な連携が見事に発揮された、目の離せない逃走シーンとなっている。『復讐の記憶』は9月1日(金)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)
2023年08月26日80年代の韓国、安全企画部を舞台にしたイ・ジョンジェ初監督・脚本、チョン・ウソンとW主演を務めたスパイ・アクション『ハント』。この度、イ・ジョンジェが監督デビュー作を引っ提げて待望の来日決定、さらに緊迫感MAXのアクションシーンが解禁となった。Netflixオリジナルドラマ「イカゲーム」の主演を務め、一躍世界のトップスターとなったイ・ジョンジェ。「イカゲーム」シーズン2でも続投するほか、「スター・ウォーズ」シリーズの前日譚を描く新ドラマ「The Acolyte」(原題)でジェダイ・マスターを演じることも決定しており、デビュー30年目にして活躍の幅はとどまることを知らない。本作で、盟友チョン・ウソンとW主演を務めて監督デビューを果たしたイ・ジョンジェ待望の来日が決定し、ジャパンプレミアに登壇することが分かった。脚本作業に 4 年もの時間を費やした本作について「観客が、今この映画を見るべき理由を考えるとともに、共感してもらえるようにたくさん悩んだ」と明かしている。併せて到着したのは、1983年のワシントンD.C.、米韓首脳会談が行われる会場の周辺で、大統領退陣を要求する韓国系移民によるデモが激しく繰り広げられているシーン。安全企画部(旧KCIA)のパク・ピョンホ次長(イ・ジョンジェ)率いる海外チームと、キム・ジョンド次長(チョン・ウソン)率いる国内チームが警護にあたっていた。ただならぬ雰囲気の中、CIAが大統領暗殺を目論むテロの動きを察知したと連絡が入り、一同は犯人グループが潜む劇場へと急ぐが、激しい銃撃戦が勃発。パク次長とその部下であるパン・ジュギョン主任(チョン・ヘジン)らも必死に追うが、狭い楽屋での犯人の抗戦に苦戦。なんとか銃撃を避けて、さらに追い詰めようとした瞬間、手榴弾が爆発、パク次長は大きく吹き飛ばされてしまう…。奇跡的に無事だったパク次長だが、その後の展開が気になる映像となっている。『ハント』は9月29日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年08月22日韓国で公開初日ボックスオフィスNo.1を記録した、イ・ソンミンとナム・ジュヒョクが初共演する異色の復讐劇『復讐の記憶』。この度、イ・ソンミン演じるピルジュの復讐計画に期せずして同行することになる青年インギュを演じるナム・ジュヒョクが、役作りについて明かした。数々の人気ドラマを経て映画デビュー作『安市城 グレート・バトル』で青龍映画賞、韓国映画評論家協会賞など多くの新人男優賞に輝き、韓国版『ジョゼと虎と魚たち』やドラマ「二十五、二十一」(Netflix)など話題作に次々と出演しているナム・ジュヒョク。本作で彼が演じたインギュは、アルバイト先では明るくポジティブで人懐っこい20代の青年だが、実は奨学金の返済や大けがを負った父の治療費などで抱えた借金に苦しむ一面もあり、光と影を併せ持つ複雑なキャラクターだ。今回出演を決めた理由として「何よりもイ・ソンミン先輩と共演できるということだけで心がときめきました」と明かしたナム・ジュヒョク。役作りについて「シナリオをもらってイ・イルヒョン監督と話をした時、監督からは『いまを生きる20代の青年を演じてほしい』と言われました。しかし実際撮影に入り、演技をしながら、これはなかなか難しいなと感じました。というのも、インギュが巻き込まれる状況というのは平凡な状況ではないので、その点に注意しながら演じました」とふり返る。その上で「観客がインギュの目線でこの物語を見てくれたらいいなと思いました。もしインギュならどうするか、ピルジュをどのように受け止めるか、いま自分が置かれた状況をどのように受け止めるだろうかなど考えながら、シンプルに演じるよう努力しました」と明かす。また憧れのイ・ソンミンとの共演は「最初の撮影の時からイ・ソンミン先輩との撮影があり非常に緊張しましたが、先輩が本当にフランクに接してくださり、撮影が続くにつれシナジーが出てきた様でした。撮影に行くのが楽しみで幸せな日々でした」と語る。そんな彼をイ・ソンミンも「完成した映画をみて、インギュが観客の関心を一気に引っ張っていくように感じた地点からのナム・ジュヒョクの演技が素晴らしかった」と絶賛を送る。今回、併せて解禁となった追加場面写真からもナム・ジュヒョク演じるインギュの“光と影”が垣間見られ、今年3月兵役のため入隊中のジュヒョクの新たな魅力をスクリーンで発見できるだろう。『復讐の記憶』は9月1日(金)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)
2023年08月07日