シンガーソングライター、映像作家、コミック作家、エッセイストとして、多才さを発揮するソウル出身のイ・ラン(Lang Lee)が、エッセイ集『悲しくてかっこいい人』を発売した。音楽のみならず、詞やエッセイが人々の心をつかみ、日本のカルチャーシーンからもオファー殺到中のイ・ラン。 2017年には、韓国のグラミーともいわれる、韓国大衆音楽賞最優秀フォーク賞を受賞した。同書は、2016年冬に韓国で発売し、7刷のヒット作となった待望の日本語版となる。ままならない日々の葛藤や疑問。生きることにつきものの、労働、孤独、恋愛、退屈、自意識との戦い…。アーティストとしての創作、社会との接点を通して、「いったい何者なのか? 」と自分をみつめる。日常を悲しみながら、あははと笑い飛ばすイ・ランの洒脱なユーモアあふれるひとりごとエッセイとなっている。撮影:熊谷直子すべてが過ぎ去ったあとに ようやく君は泣くのかい? 境界もピラミッドもない世界を願い、イ・ランが今日もまた問う。 「ほんとうにそうすべき?」「何をしたら面白い?」「わたしは何になれるだろうか?」【プロフィール】イ・ラン(이랑 Lang Lee)1986 年ソウル生まれ。シンガーソングライター、映像作家、コミック作家、エッセイスト。16 歳で高校中退、家出、独立後、イラストレーター、漫画家として仕事を始める。その後、国立の芸術大学に入り、映画の演出を専攻。日記代わりに録りためた自作曲が話題となり、歌手デビュー。短編映画『変わらなくてはいけない』、『ゆとり』、コミック『イ・ラン 4 コマ漫画』、『私が 30 代になった』、アルバム『ヨンヨンスン』、『神様ごっこ』を発表(2016 年、スウィート・ドリームス・プレスより日本盤リリース)。『神様ごっこ』で、2017 年の第 14 回韓国大衆音楽賞最優秀フォーク楽曲賞を受賞。授賞式では、スピーチの最中にトロフィーをオークションにかけ、50 万ウォンで売ったことが話題となった(その顛末を『早稲田文学女性号』に本人が寄稿している)。【書籍情報】『悲しくてかっこいい人』著者:イ・ラン出版社:リトルモアソフトカバー/280ページ/四六判翻訳:呉永雅(オ・ヨンア)装幀:名久井直子価格:1,800円
2019年02月04日こんにちは。アートディレクターの諸戸佑美です。もうすぐ新年ですね。お正月映画は、何か観る予定にしていますか?お正月映画といえば、映画『男はつらいよ』がやっぱり懐かしく思い出されますが、寒さ厳しい季節、心温まる映画が観たいですね。【シネマの時間】第52回は、離れ離れになっていた家族の絆を描いた感動のヒューマンドラマ映画『それだけが、僕の世界』をお送りします!主人公ジョハを演じるのは、韓国きっての大スター、イ・ビョンホン。元ボクサーの母に捨てられた兄役という役柄も相まって、無骨な男らしさとともに長年の孤独を背負った姿を愛おしく魅力的に演じています。サヴァン症候群(※)の弟で、天才的なピアノの才能を持つという難役に挑んだのは、韓国映画界が熱い視線を注ぐパク・ジョンミン。※「自閉症スペクトラム」などの発達障がいや知的障がいがある人の中で、特定の分野に限り突出した天才的な能力を持っているケース。「サヴァン」はフランス語で「賢人」の意味。『空と風と星の詩人〜ユン・ドンジュの生涯〜』などで徹底した役作りには定評があり、今回も撮影3カ月前からピアノを猛特訓し、吹き替えなしで見事な演奏を披露し惹き込まれます。ふたりの兄弟をあたたかく見守る母親インスクには、実力派女優ユン・ヨジュン。監督・脚本は、『王の涙イ・サンの決断』で脚本を務めたチェ・ソンヒョンが初監督に挑戦し、一流のスタッフ陣とともに製作。タイトルにもなっている挿入歌『それだけが僕の世界』は、韓国ではメジャーな人気楽曲で、K-POPアイドル・ジェジュンの持ち歌としても有名ですが、伝説のバンド・ドゥルグックアが歌う同楽曲は、深い余韻に優しく誘います。自らの拳だけを信じ孤独に生きてきた兄、世間を知らず母親の愛だけが生きる術だった弟。何もかも違う兄弟の出会いが起こした奇跡とは……。ぜひ、映画館でお楽しみください!12月28日(金)より TOHOシネマズ・シャンテほか全国ロードショー!■映画『それだけが、僕の世界』あらすじー初めて会った兄さんは、僕に夢見ることを教えてくれた。かつてWBCウェルター級東洋チャンピオンとして、華々しく脚光を浴びたプロボクサーのジョハ(イ・ビョンホン)。しかし40歳を過ぎた今は、チラシ配りなどで生活費を稼ぎ、ネットカフェに寝泊まりする日々を送っています。そんなある日、17年振りに母親インスク(ユン・ヨジョン)と再会を果たします。過去のある出来事から母親との関係は完全に断絶していましたが、老いた母から一緒に暮らそうと頼まれ、明日の暮らしにも困っていたジョハは渋々インスクの家に向かいます。そこには生まれて初めて会う弟ジンテ(パク・ジョンミン)がいました。初めて会った弟に戸惑いを隠せないジョハ。サヴァン症候群だというジンテは、何を言っても「は~い」と無邪気な返事をするばかりで、ジョハの苛立ちは収まりません。一方、長年母に溺愛されて育ってきたジンテは、荒っぽいジョハに恐怖心を抱き、食事中もキャッチャーマスクを装着する始末。ちぐはぐな3人の奇妙な共同生活が始まりますが、それでも初めて息子ふたりが揃ってくれたことに、インスクは嬉しくて仕方がありません。ジンテは、日常生活は母親の介助がなければ送れませんが、一度聴いた音をピアノで演奏することができる天才的な音感とピアノの才能を持っていました。大好きなTVゲームの腕も最強で、ジョハが何度勝負を挑んでも歯が立ちません。なにかとジンテを気にかけてくれる大谷の娘スジョンも巻き込んで、ギクシャクした兄弟の関係は少しずつほぐれ始めます。ある日、町でチラシ配りのバイトをしていたジョハは、以前夜道で自分を轢いたハン・ガエル(ハン・ジミン)に再会します。大豪邸に暮らすガエルの母は、ジョハの風貌を見てはなから当たり屋だと決めつけ不躾な態度をとったため、ジョハには不愉快な記憶しかありません。その非礼を丁寧に詫びるガエルに「二度と来るな。貧乏人を馬鹿にしやがって」そう悪態をつき帰ろうとしたジョハ。お詫びに大金を支払おうとするガエルの片脚が義足だと気づき、ジョハはわずかに興味を覚えます。実はガエルは、ジンテも大ファンの有名な天才美人ピアニスト。しかし、車の事故により右脚を失って以降、表舞台から遠ざかっていたのでした。3人の生活が、それなりにうまく回り始めていたのもつかの間。インスクが仕事のため1カ月近く家を空けるという緊急事態が起こります。かねてよりジンテにピアノの才能を感じていたインスクは、自分が不在の間に開催されるピアノコンクールにジンテを出場させたいとジョハに懇願します。当面の生活費とコンクールの賞金につられ、ジンテの面倒を見ることを了承するジョハ。インスクが旅立ってすぐ、一緒にバイトのチラシ配りをしていたところ、ジンテが急にいなくなってしまいます。イライラしながら慌てて探すジョハ。探し当てた彼が見たものは、街の広場のピアノで見事なベートーヴェンの演奏を披露するジンテでした。ジンテの周りには人だかりができ、皆が彼の素晴らしい演奏を聴きいっていました。ジョハは、初めてジンテに特別な才能があることに気づき、ガエルに引き合わせることを決意します。さまざまな思惑が交差する中、迎えたコンクール当日。ジンテの演奏は、成功するのでしょうか?優勝の行方は?しかし運命の歯車は、思いもよらない方向へと回り始めて……。■映画『それだけが、僕の世界』作品紹介12⽉28 ⽇(⾦)よりTOHO シネマズ シャンテほか全国ロードショー!公式サイト:原題:Keys to the Heart監督:チェ・ソンヒョン製作:ユン・ジェギュン脚本:チェ・ソンヒョン撮影:キム・テソン美術:イ・テフン音楽:ファン・サンジュン製作年:2018年製作国:韓国上映時間:120分映倫区分:G配給:ツインⓒ 2018 CJ E&M CORPORATION, JK Film ALL RIGHTS RESERVED■映画『それだけが、僕の世界』キャストイ・ビョンホン=キム・ジョハパク・ジョンミン=オ・ジンテユン・ヨジョン=ジュ・インスク【シネマの時間】アートディレクション・編集・絵・文=諸戸佑美©︎YUMIMOROTO
2018年12月30日韓国を代表する俳優イ・ビョンホンと注目度No.1の新鋭パク・ジョンミンが兄弟役で出演する感動作『それだけが、僕の世界』。この度、イ・ビョンホンのインタビューも収録したメイキング映像がいち早くシネマカフェに到着した。本作は、生きてきた境遇も得意なことも好きなことも全く違う兄弟が、初めて出会い起こる数々の出来事を通して徐々に心を通わせながら、本当の兄弟、そして家族となっていく姿を、ユーモアと温かい感動で描いた物語。到着したメイキング映像では、不器用ゆえに愛おしい魅力あふれる元プロボクサーの主人公・兄ジョハを熱演したイ・ビョンホンが、「日常生活の中にある笑いと涙が描かれた作品」と本作について説明。常によれよれのTシャツ姿で、これまでと違う素朴でコミカルな魅力を発揮する彼が、思わずモニターを見て笑ってしまう場面もカメラはとらえている。また、ひょんなことから一つ屋根の下暮らすことになるジョハの弟・ジンテ役を演じたパク・ジョンミンは、サヴァン症候群を患いながらも、天才的なピアノの才能を持つ難役に挑戦。「この役をやりたい、とすぐに連絡しました」と出演を熱望したそうで、「ビョンホンさんとの共演は夢だった。演技を見て大いに刺激をうけました」と嬉しそうに撮影をふり返る様子も。一方、今回プロデューサーを務めたユン・ジェギュン(『国際市場で逢いましょう』)は、「全員が第一希望のキャスティングでした」と明かし、チェ・ソンヒョン監督も「“これぞ真の演技だ”と感心しました」と俳優陣を絶賛。イ・ビョンホン&パク・ジョンミンにもそれぞれ称賛の声が寄せられている。「自然体で撮ったせいか、アドリブも多く入っています。面白いと思いますよ」とアピールするイ・ビョンホン。キャストやスタッフと笑顔で会話している様子や、NGを出し謝る場面など、メイキングも必見だ。『それだけが、僕の世界』は12月28日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:それだけが、僕の世界 2018年12月28日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開ⓒ 2018 CJ E&M CORPORATION, JK Film ALL RIGHTS RESERVED
2018年12月23日韓国を代表する俳優イ・ビョンホンと注目度No.1の新鋭パク・ジョンミンが、兄弟役で共演を果たす感動作『それだけが、僕の世界』から、待望の日本版予告が公開となった。■ベテラン×新鋭が見せる、演技の化学反応!イ・ビョンホン演じる、母に捨てられ拳だけを信じてきた元プロボクサーの兄。そしてパク・ジョンミンが演じる、母だけを信じて生きる、サヴァン症候群の弟。それぞれの世界だけで生きてきた兄弟が、思いがけない出会いを経て、徐々に心を通わせていくストーリー。主人公・ジョハを演じるのは、作品ごとに毎回違うジャンルとキャラクターで魅了し、『マスター』や、NETFLIXオリジナル作品「ミスター・サンシャイン」での熱演も記憶に新しいイ・ビョンホン。韓国版「ひとつ屋根の下」とも言われる大ヒットドラマ「Happy Together」以来の不器用な男を演じ、寡黙で粗暴、そして単純な性格だが、実は情の深い人間味溢れる元プロボクサーを熱演している。一方、サヴァン症候群を患いながらも、天才的なピアノの才能を持つ弟という難役に挑んだのは、韓国映画界が最も注目するパク・ジョンミン。『空と風と星の詩人~尹東柱(ユン・ドンジュ)の生涯~』などで、徹底した役作りには定評があり、"次世代の演技の神“とも称されるほど。そして2人の母親役には、韓国のバラエティ番組「ユン食堂」出演で話題となった実力派女優ユン・ヨジョンが扮する。■感動必須の予告編をチェック!この度公開となった日本版予告では、イ・ビョンホンが自分を捨てた母との偶然の再会し、サヴァン症候群の弟との出会いに戸惑いながらも、少しずつ心を通わせていく、不器用な兄の姿を繊細に演じている。そんな彼が家族の愛に飢えていた、心のうちを吐き出す場面は胸に迫るものがある。イ・ビョンホンは「『それだけが、僕の世界』での演技が僕の根本なのではないかと思うほど、楽しく撮影した」と撮影をふり返る。これまで『悪魔を見た』などでは、目を覆いたくなるほど残忍な復讐を成し遂げる役など、ジャンルを選ばない彼だけに説得力のあるコメント。続けて「何の計算もなしにカメラが回った瞬間にとにかく自分を役に預けて演技をした」と言い、彼にとって自然体で演じることができた作品ということもうかがえる。弟役のパク・ジョンミンは、撮影3か月前からピアノを猛特訓。作中で演奏している高度なクラシック曲の数々は、吹き替えなしで演奏している。そんな彼の姿にも注目だ。『それだけが、僕の世界』は12月28日(金)よりTOHO シネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:それだけが、僕の世界 2018年12月28日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開ⓒ 2018 CJ E&M CORPORATION, JK Film ALL RIGHTS RESERVED
2018年09月05日CNBLUEのイ・ジョンヒョンが、2ndソロアルバム「METROPOLIS」のリリースを記念し、ソロコンサートツアー「LEE JONG HYUN Solo Concert in Japan ーMETROPOLISー」を開催。今回は、ツアー最後を飾った、6月15日、パシフィコ横浜国立大ホールで行われた回をレポートします。写真・平野タカシ 文・小泉咲子【ペンになってもいいですか!?】vol. 68カッコよくておもしろい! ソロコンサートが開演!!今年2月から始まった本ツアーは、追加公演が出たほどの盛況ぶり。全8公演で2万8000人もの観客を動員しました。この日も、会場は満席! 開演前からBOICE(CNBLUEのファンの総称)は、気合十分。全員が立ち上がり、会場内に流れていた曲に合わせて手拍子が始まり、開演時刻が近づくにつれ、音楽をかき消すほどの大きさになっていきます。この公演後、しばらくの間、ジョンヒョンの姿を見られなくなってしまうことを、会場のすべてのBOICEは知っているからこそ、最高の雰囲気でジョンヒョンを迎えたい。そんな空気が会場中にみなぎっています。そんななか、黒いスーツで決めたジョンヨヒョンが登場します。長い指がギターの弦を弾く姿は、最高にクールでセクシー♡ 「Starry Places」では、高音のウィスパーボイスと男らしい低音ボイスを巧みに使いわけて、ボーカリストとしての実力を見せつけます。最初のMCでは、「今日がファイナルです。わかっていると思うけど、今日が終わると(会えなくなる時間が)けっこう長いんですよ」と、切り出します。しんみりモードに入るのかと思いきや、そこはユーモアあるジョンヒョン。「今日はカメラも入っているし、『(ジョンヒョンに)早く戻ってきてほしい』と思えるような映像を作るために、みなさんの意気込みを見せてください!」と、観客を盛り立てます。そして、BOICEにはおなじみ「Foxy」に入る前、合いの手「フ~!」の練習がスタート。「いつも言ってますけど、2階や3階席は、(ステージまで距離があるぶん、僕に聞こえてくるのが)ちょっと遅いです。自分たちが思っているより早めにお願いします」とファンイジリも冴えます。本番では、完璧な「フ~!」を聞かせるBOICEに、ジョンヒョンも「スゲー!」「最高!!」と喜びを爆発。どうしても、BOICEをイジりたくてたまらないジョンヒョン。MCに入った途端「暑くてムリムリムリムリッ!!」と言いながらジャケットを脱ぐ時に上がった歓声に対しても、「歌っている時にそういう反応してください」とバッサリ。そして、読書家らしく、フランスの作家、ポール・ブールジェの言葉を引用します。「自分が考えたとおりに生きなければならない。そうでないと、自分が生きたとおりに考えてしまう」。「いつも幸せになれるように、頑張って生きてほしい」という気持ちを込めて、この深遠な言葉をBOICEに贈るも、すぐに「僕もそういう年になったということ。若くないんで」とオチをつけるジョンヒョン。すると間髪入れず、会場から「オッパ~!(年下の女性から年上の男性への呼称)まだまだ~(大丈夫)!」とフォローが入るも、「オッパじゃないから。ウソがうまいですね、奥さん」とツッコむ。こうやって互いにツッコミ合えるのも、アーティストとファンとの信頼関係があってこそ!CNBLUEのメンバー、ミンヒョクやジョンシンと3人で行ったスイス旅行の写真がスライド上映されている間、ジョンヒョンはカジュアルなシャツスタイルにチェンジ。笑顔、笑顔、笑顔のエンディング!後半は、尾崎豊の「I Love You」を韓国語で歌い上げたほか、「Voice」など、CNBLUEの楽曲も披露。この日、オープニングアクトを務めた後輩バンドN.Flyingの話をすると、「やっぱりバンドでやりたいと思った」と心の内を吐露。しかし、「もともとボーカルじゃないから! 歌うのはカラオケくらい」だそう(笑)。メンバーとのスイス旅行のエピソードトークでも、素直過ぎるコメントが。「僕はせっかく時間を作って行ったからには、本を読んだりゆっくりしたかったのに、朝早くからドアをドンドン叩いてきて、夜12時まで予定がびっしり……。あのふたりとは二度と旅行しません!」。でも、頬杖をつき微笑んだり、仲良く3人で温泉に入ったりしていた写真からは、心の底から楽しんでいるのが伝わってきました。CNBLUEの楽曲の中でとくに印象的だったのは、「Blind Love」。BOICEは、たとえふたりの間に距離があっても、愛し続けるといった内容のサビを大合唱します。なかには、涙している人も……。このコンサートが終わっても、ジョンヒョンとBOICEの絆は変わらないことを確かめ合っていたかのようでした。それまでユーモアいっぱいだったMCも、本編最後ではファンへの感謝を真剣に語ります。「10年間、(こうしたソロの)舞台ができるように応援してきれてありがとうございました。早く戻ってきて、いつになるかわからないですけど、次のライブも無事にできるように応援してください」。「最後は、みんなと明るく笑顔で歌いたい」と「HEAD TRIP」「SHINE」「SHINE DROP」で締めくくり、ステージを後にしました。しかし、すぐにジョンヒョンコールが巻き起こります。アンコールを求める声は大きくなる一方で、ジョンヒョンが再登場するまで、小さくなることは一度もありませんでした。再び、登場して披露したのは、軽やかな「Moonlight Swing」。歌い終えると、「また3年後に」という言葉に、悲鳴が上がります。「いちばん悲しいのは僕」。本音が垣間見えた瞬間でした。そして、「みなさんと僕の切ない気持ちを慰めましょう」と歌ったのは、ジョンヒョンが出演した日本映画『生きる街』の挿入歌で、自身が作った「ひかりのまちで」。さらに、有志の男性ファン5人をステージに上げ、「Starlit Night」のサビを歌わせます。彼らはアドリブで「変わらずそばにいてくれる/ジョンヒョン(※正しくは「君」)の心が光らせている」と替え歌に! 猛烈に照れまくるも嬉しそうに笑みを浮かべていました。この幸せな時間を終わらせたくない――。BOICEの熱い思いが実り、ダブルアンコールに突入! BOICEひとりひとりの顔を記憶に焼き付けるかのように、2階、3階席にも目をやり、ステージの隅から隅を手を振り歩きながら、「Blind Love」を歌い上げます。終わった瞬間から、ジョンヒョン、そしてCNBLUEとの再会が待ち遠しくなります!
2018年06月25日韓国を代表する俳優、イ・ビョンホンと注目度No.1の新鋭パク・ジョンミンが共演する、兄弟の絆を描いた『それだけが、僕の世界』の日本公開が、2019年正月に決定し、併せて映画のティザービジュアルも公開された。■あらすじかつてアジアチャンピオンにまでのぼり詰めたが、40歳を過ぎたいまは見る影もなく落ちぶれ、その日暮らしをしている元ボクサーのジョハ(ビョンホンさん)。少年の頃、母は家を出ていき父は刑務所に入り、孤独の中で自分の拳だけを頼りに生きてきたジョハだったが、ある日、偶然17年ぶりに母(ユン・ヨジョン)と再会。そしてサヴァン症候群を患う弟ジンテ(ジョンミンさん)の存在を初めて知る。母の家に転がり込んだジョハは、母の不在の間、天才的なピアノの腕を持つジンテが著名なコンテストに出られるように世話をして欲しいという母の願いを聞き、弟の面倒を見始めるのだが…。■兄弟の仲睦まじいティザービジュアル生きてきた境遇も得意なことも好きなことも全く違う兄弟が、初めて出会い起こる数々の出来事を通して、徐々に心を通わせながら本当の兄弟、そして家族となっていく姿を、ユーモアと温かい感動で描いた本作。今回解禁となったティザービジュアルには、弟の肩を抱き笑顔を見せるビョンホンさん演じるジョハと、あどけない表情で寄り添うヨジョンさん演じるジンテの姿が。手元にはゲームのコントローラーがあり、兄弟で遊んでいた様子がうかがえる、ほほえましいビジュアルとなっている。■イ・ビョンホンが人間味あふれる兄を好演!近年、『インサイダーズ/内部者たち』の暴力でのし上がってきた男や、『MASTER/マスター』の希代の詐欺師など、ハードな役柄が多かったイ・ビョンホンが、本作では不器用な男を久々に熱演。寡黙で粗暴そして単純な性格だが、実は情の深い人間味溢れるといったキャラクターで観客の心を鷲掴みにする。そして、天才的なピアノの才能を持つサヴァン症候群の弟・ジンテには、パク・ジョンミン。“俳優人生において一番特別な経験”と言うほど、本作に向けて入念な準備と努力を行い、この難しい役を完璧にこなした。さらに、2人の兄弟になくてはならない存在である母親役は、『ハウスメイド』などでカリスマ的な女優であるにもかかわらず、バラエティーでも視聴者に愛されるユン・ヨジョンが演じている。■即座に映画化が決定したシナリオ製作は、日本でもヒットした『国際市場で逢いましょう』の監督ユン・ジェギュン。“最近読んだシナリオの中で一番優れている”と脚本を絶賛し、即座に映画化を進めた。そしてその脚本を書いたのが、ヒョンビン主演『王の涙 イ・サンの決断』の脚本を手掛けたチェ・ソンヒョン。本作では初の監督も務めている。決して交わることがなかった2人の出会いが、この冬を温めてくれそうだ。『それだけが、僕の世界』は、2019年正月よりTOHOシネマズ シャンテほかにて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年06月22日先日行われた史上初の米朝首脳会談によって、これからの歴史がどう動いていくのかに世界中の注目が集まっていますが、アラサー女子たるもの、いまこそさらなる知識と教養を身に着けておきたいところ。そこで、まるで現代の社会を反映するかのような出来事を遡ること約380年前の朝鮮から学んでいきたいと思います。今回ご紹介する映画とは……。国の存亡をかけた戦いを描いた歴史大作『天命の城』!【映画、ときどき私】 vol. 1711636年、中国全土を支配していた明が衰退したことにより、清が朝鮮の侵略を開始し、丙子の役(へいしのえき)が勃発。王と朝廷は南漢山城(ナムハンサンソン)に身を隠すが、敵兵に囲まれ、孤立してしまうのだった。そんななか、人事を担当する吏曹(イジョ)大臣のチェ・ミンギョルは清との和平交渉を求めていたが、儀礼と外交をつかさどる礼曹(イエジョ)大臣のキム・サンホンは清に徹底抗戦すべきだと訴え、朝廷内は親和派と主戦派のふたつにわかれていた。激しく対立する大臣たちの間で苦悩する16代王の仁祖(インジョ)が出した答えとは……。朝鮮王朝史上、もっとも激しい戦争といわれている丙子の役において、最後の47日間が描かれている本作ですが、私たち日本人にとっては、まだまだ知らないことのほうが多いはず。そこで今回は、作品の見どころや制作秘話などについて、この方にお話を聞いてきました。それは……。韓国でも人気の高いファン・ドンヒョク監督!これまでに『トガニ 幼き瞳の告発』や『怪しい彼女』といったヒット作を手掛け、社会派からコメディまで幅広くこなしている監督にとって、今回は初めて時代劇に挑戦した意欲作。まず、私たちにとって丙子の役はなじみのない事件ですが、韓国では誰もが知る歴史上の出来事ですか?監督実は私も学校の授業では、簡単なことしか習いませんでした。というのも、これは敗北の歴史であり屈辱的な出来事でもあったので、ほとんどの人は朝鮮が清に攻められて、国王が逃げて、降伏したという程度の知識だと思います。なので、その裏でこの作品に描かれているようなことが起きていたということは多くの人が知らなかったはずです。今回は2007年のベストセラー小説をもとに映画化した作品ですが、原作を読んでいくなかで、現在の韓国が置かれている情勢と非常に似ているなとも感じました。特にどのあたりが似ていると思いましたか?監督これまでに丙子の役と同じようなことは、歴史的に見ても何度も繰り返されてきていること。たとえばここ数年の韓国はアメリカと中国の間に挟まれていたり、北朝鮮とのことがあったりと、困難な状況に置かれていますよね。そういう意味でも、この話を映画にして見せることで、過去の失敗を繰り返さないためにはどうしたらいいのか、そしていま何をすべきなのかということについて、みんなで一緒に考えるきっかけになって欲しいという気持ちがありました。これは決して昔の話ではなく、いまでも起きていることなんだというのをこの映画を通して伝えたいと思っています。では、日本の観客に感じて欲しいことは何ですか?監督これは韓国に限った話ではなく、どこの国でも、さらには組織のなかで個人が冷遇されたりするときにも起こりうる話。最近、韓国では「自己尊重心」という言葉が流行っていますが、それを守って自分の信念を貫いたほうがいいのか、それとも屈辱的でも未来のために受け入れたほうがいいのか、という選択に迫られるのは、誰にでもあることだと思います。観ていくうちにリアルに感じられる迫力を生み出しているのは、実力派俳優たちによる熱演があってこそ。監督自身も「こんな素晴らしい俳優を一同に集めて映画を撮る機会はこの先もなかなかない」と話しているほど、とにかく豪華キャストが勢ぞろいしているのも本作では大きな見どころとなっています。これだけのキャスティングをどのようにして実現できたのかを教えてください。監督こういう作品には膨大な予算が必要ですし、商業的な映画でもないので、制作するのが難しいということは最初からわかっていました。だからこそ、この映画を作るにはネームバリューのあるスターで、なおかつ演技力のある俳優が必要だったんです。それもあって、イ・ビョンホンさん、キム・ユンソクさん、パク・ヘイルさんの3人のことは最初から頭にあり、シナリオを書き終えたらすぐに渡して、「ぜひお願いしたい!」と伝えました。ところが、足並みをそろえたように3人とも「この役をやるのは難しい」というお返事だったんです……。そこからどうやって説得したのでしょうか?監督確かにこの話は勝利する話でもなければ、主人公たちが英雄でもない。しかも、滅びる国を助けることもできないというストーリーなので、「この映画に出たい!」と惹かれるところがないというのも、私にはわかっていました。でも、どうして自分がこの映画を作りたいと思っているのか、そしてこの映画が持つ意味や意義を説明したうえで、もう一度シナリオを書き直して渡したんです。そんな困難な過程を経て、出演してもらえることになりましたが、実はパク・ヘイルさんには2回も断られてしまいました(笑)。最終的には、3回説得して、3度目の正直でようやく出演を決めてもらうことができたんです。そのお三方をはじめ、今回は男性の俳優ばかりの現場でしたが、雰囲気はいかがでしたか?監督実は私もその点に関しては、すごく気がかりでした。というのも、今回は女優さんがひとりもいないし、寒い平昌のなか、40代以上の男たちだけで撮影をしなければいけなかったので、堅苦しい雰囲気にならないかなと心配していたんです。ところが実際は、中年の男たちが集まるとこんなにもみんなおしゃべりになるんだと驚いたくらい。それは女性以上でしたね(笑)。カメラが回ってないときでも、みんなでいろいろな話ができたので、ほかの現場よりも楽しい撮影となりました。とはいえ、真冬に5か月間のロケは大変だったのではないでしょうか?監督外での撮影が多かったので、つねに寒さは苦労のもとでした。ただ、あまりにも寒すぎたので、寒さには慣れてしまい、「寒くて大変だった」という思いも最初の頃だけ。それよりも、実は寒くないことで大変な出来事のほうが多かったんですよ。というのも、寒い時期ではあったものの、すこし暖かくなってしまったせいで、本来ならあるべき場所に雪がなく、人工雪を降らせなければいけなくなってしまったんです。背景をしっかりと雪景色にするという作業は本当にひと苦労でした。あと、湖のシーンでも、氷が20センチ以上張っていないと上に乗ることができないのですが、撮影しようとした途端に暖かくなってしまい、氷が薄くて撮影ができなくなったこともありました。そのときは凍るまで1か月も待たなければいけなかったので、撮影できなくなったらどうしようかとそのほうが心配でしたね。これまでとは違うタイプの作品ではありましたが、映画を撮るうえで大切にしていることを教えてください。監督信念といえるかどうかはわかりませんが、私の場合、ジャンルがさまざまであっても、自分なりの共通点は、やはりキャラクターだと思います。なかでも、人に対する愛情を持った人物が必ず出てきているということです。今回でいえば、ナルという少女をはじめ、民を心から愛したサンホンやミンギョルは、決して他人を見捨てることがないですよね。だから、そういうキャラクターを描くというのが、私の作品においては共通していることかなと思っています。真実の物語だからこその重みを感じる!歴史が動き出す瞬間を力強く、臨場感にあふれた圧巻の映像とともに描かれた本作は、まるでその時代にタイムスリップしたかのような感覚を味わわせてくれるはず。いまこそ、負の歴史から“未来の糧”を学んでみては?激しくぶつかる予告編はこちら!作品情報『天命の城』6月 22日(金)、TOHO シネマズ シャンテほか全国ロードショー配給:ツイン提供:ツイン、Huluⓒ 2017 CJ E&M CORPORATION, SIREN PICTURES ALL RIGHTS RESERVED
2018年06月20日映画評論ユニットのお杉とB子。今回は『エターナル』を紹介してくれました。失意の男の心の旅。行き着く先は?お杉:ビョン様の役者としての奥深さに触れられたわ。『MASTER マスター』の極悪詐欺師から一転、今度は良心の呵責に苛まれるエリート証券マン、カン・ジェフンの苦悩を繊細に演じてるの。B子:でも、大事なのはそこじゃないの。その失意のなか、仕事にかまけて放っていた家族の大切さに気づくというのが感動を呼ぶのよ。お杉:将来のためにシドニーで暮らす妻子に、2年も会ってないってすごくない?B子:それだけ家族のために仕事に打ち込んでいたのよ。それなのに会いに行った彼が目撃したのは隣家の男と親しげな妻の姿。そりゃあ、俺の2年はなんだったんだと動揺。お杉:だから、なかなか妻子の前に姿を見せられないってか?(笑)この男の煮え切らなさがすごくリアルでもどかしいのよ。B子:そんなジェフンの前にワーキング・ホリデー中の女学生ジナが現れる。不良学生のせいで窮地に陥った彼女を助けるうちに、二人が恋に落ちるのかと思ったわけよ。隣人に心が傾いてる奥さんより、絶対いい。お杉:ジナ、かわいいからな。ところが二人の間には別の絆があった! 自分も悩みを抱えながらジナの力になろうとするあたりからも、実は思いやりのあるジェフンの人柄がうかがえる。いろいろと彼について不審に思うことがあるけどね。B子:今の韓国における、エリート家族の母子留学事情や留学生相手の詐欺の実情も描かれてる。留学予定のある皆様、参考になるかもよ。お杉:「うまい話には裏がある」ってジェフンも言ってたわ。この物語の構成もうまいの。冒頭のタスマニアのビーチで遊ぶ妻子の優雅な映像が、ラストに繋がる感動ときたら!B子:その感動の前にワンクッションあります。お楽しみに!監督・脚本/イ・ジュヨン出演/イ・ビョンホン、コン・ヒョジン、アン・ソヒ、ジャック・キャンベルほか2月16日よりTOHOシネマズ新宿ほか全国順次公開。(C)2017 WARNER BROS PICTURES, ALL RIGHTS RESERVEDお杉とB子下戸でも面白かった『ウイスキーと2人の花嫁』(2月17日公開)。求婚者の一人、ショーン・ビガースタッフを強力プッシュ!(お杉)スコッチ好きなので、映画を観ながら「飲みたい!」と思うことしきり。映画館さん、上映期間中はウイスキー販売よろ!(B子)※『anan』2018年2月21日号より。(by anan編集部)
2018年02月17日日々の忙しさを言いわけにいろいろなことを後回しにしていませんか? そこで、仕事に追われてばかりで、大切なことを見失いがちな人にオススメしたい映画をご紹介します。それは……。イ・ビョンホン主演最新作『エターナル』!【映画、ときどき私】 vol. 142韓国にある証券会社で支店長を務めるカン・ジェフン。英語教育のためにオーストラリアに留学させた息子と妻とは離れ離れに暮らしていた。ところがある日、ジェフンの会社が膨大な不良債権を出して破綻し、一瞬にしてすべてを失ってしまう。失意のなか、ジェフンは家族が暮らすシドニーを訪れるが、そこで隣人の男性と親しくする妻の姿を目撃することに。そして、妻子の日常を密かに探り始めたジェフンだったが、そこにはある驚愕の真実が隠されていた……。“超一級のサスペンス” と呼ぶにふさわしいほど、最初から最後まで息を飲むミステリアスな展開が繰り広げられている本作ですが、その裏側や見どころについてこちらの方にお話を聞いてきました。それは……。本作で長編デビューを果たしたイ・ジュヨン監督!もともと韓国の巨匠イ・チャンドン監督のもとで脚本を練り上げていたというイ・ジュヨン監督ですが、今回は人気俳優ハ・ジョンウさんが代表を務める映画制作会社によって制作が決定。さらに、主演にはハリウッドスターとしても活躍するイ・ビョンホンさんを迎えるという豪華な布陣が揃ったことでも注目を集めています。新人監督の初長編作に韓国映画界を代表する方々がこれだけ集結することは珍しいと思いますが、いかがですか?監督最初からこんな素晴らしい方々が集まるとは思ってもいなかったので、ものすごく大きなプレッシャーを感じました。脚本を作っていくなかで、イ・チャンドン監督の指導を受けることになり、企画にも参加していただけることになりましたが、そもそも私はこの映画が商業映画になるとは考えてもいなかったんです。そんななか、イ・ビョンホンさんが出演しますと快くおっしゃって下さってから大きな話になり、ハ・ジョンウさんの制作会社にも加わっていただいたので、すべてが終わってみたら、華やかなメンバーが揃っていたという感じでした。でも、そのぶん観客の方たちの期待値がすごく高くなっていたので、それに対するプレッシャーも大きかったですね。脚本を作る過程でイ・チャンドン監督から影響を受けたことはありますか?監督私はもともと広告関係の仕事をしていたので、どんなふうに見せるかということをこれまでは大切に考えてきました。でも、イ・チャンドン監督のもとで勉強していくなかで、何を見せるかということ以前に「人間とは何か」ということについて悩んだり、人間を見つめる眼差しが大事なんだということを教えていただきました。なので、生きている人たちに対する視線が変わったというのが、一番大きな影響を受けた点ですね。そうして作られた脚本に対して、イ・ビョンホンさんは「10年ぶりに素晴らしい小説を読んだかのような、心に深く響く作品」と大絶賛。実際に脚本を読んだあとはその余韻でしばらく呆然としてしまったそう。イ・ビョンホンさんから高く評価されたことに関してはどう感じましたか?監督私が思っている以上に褒めていただいたので、「褒められすぎだな」と思って、それもプレッシャーにはなりましたね(笑)。というのも、私は新人監督ですし、これまでのフィルモグラフィーをまったく知らない方たちからは、「どうしてそんなに大騒ぎしているんだ?」と言われていたからなんです。ただ、イ・ビョンホンさんは韓国公開して1年が過ぎたいまでも、インタビューでは自分が好きな映画として必ずと言っていいほどこの作品を挙げて下さっています。なので、本当に感謝していますし、何よりもうれしいです。本作では、驚きのラストを迎えますが、演出でこだわった点を教えてください。監督まずはイ・ビョンホンさんの姿が変わらないというところに重点を置きました。今回、イ・ビョンホンさんは9割近くのシーンに出演していますが、最後まで姿がほとんど変わっていないので、観客のみなさんにもそこに注目して欲しいなと思っています。もちろん伏線もいろいろとありますが、ここで驚いて欲しいとかこの伏線を知って欲しいというのは特に考えていません。韓国では、結末を知りながら再度観て下さる方もいらっしゃったくらいです。今回はオーストラリアでのシーンが大半でしたが、舞台をオーストラリアにしようと思ったきっかけは?監督以前、コマーシャルの仕事をしていたときに撮影でよく訪れていた場所なんです。それもあって、見慣れた空間という気持ちがあり、脚本を書いているときから自然とオーストラリアが思い浮かびました。それと、韓国では英語教育に対して非常に関心が高いので、アメリカやカナダ、そしてオーストラリアに行く方が多いというのもありますね。これまで撮影許可がなかなか下りないところでも撮影ができたそうですが、オススメのロケ地はありますか?監督今回撮影を行ったシドニーは、2~3時間もあれば一周できるくらい小さな都市なんです。なので、みなさんもシドニーに行けば、意図していなくても私たちが撮影で使った場所に行くことになるとは思いますよ(笑)。あと、オーストラリアはとにかく自然が豊かなところなので、都市部もいいんですけど、海辺もすごく素敵ですね。ラストシーンではタスマニアに行くという設定ですが、時間と費用が足りなかったので、実はメルボルンで撮影をしているんですが、そのあたりも大自然が素晴らしいところですよ。異国での撮影では、現地スタッフと韓国のスタッフをまとめることや限られた時間のなかでのやりくりが大変だったという監督ですが、そもそもいまだ男性社会といわれている映画業界において女性であることで困難にぶつかったこともあるはず。女性監督だからこそ感じる苦労もありますか?監督この映画が公開された当時、韓国でもよく聞かれましたが、そのときは「あまりよくない状況があります」ということはなかなか言えませんでした。日本も同じかもしれませんが、まだまだ女性監督というのは少ないですよね。私もそのひとりとして考えてみると、目に見える差別よりも隠されたところにある差別というものを時々感じることはあります。ただ、韓国ではいまフェミニズムに関する話題が加熱しているので、これから変わってくるのではないかと思っているところです。すでに、女性が事件や問題に直面したときにだまって見過ごすのではなくて、自分で表に出すような状況になりつつあります。私の周りにも監督デビューのための準備をしている女性が多いので、韓国でも日本でも女性監督がどんどん増えて、活発に交流できたらいいですね。韓国の女性監督を引っ張っていく存在として期待が高まりますが、今後挑戦したいことを最後に教えてください。監督私自身はやっと長編を1本撮ったばかりで、まだまだ経験が少ないので、先輩としてみんなをリードしていくことになるかどうかはわからないですが、そもそも先輩と後輩の関係というのも男性社会の関係ですよね。なので、これから出てくる人たちとは同僚として連帯していければいいなと感じています。これから撮りたいのは、この『エターナル』の主人公と対極にあるような女性の物語で、人間の欲望を描くような作品。イ・チャンドン監督の影響だと思いますが、今後も人に関する物語を撮っていきたいと思っています。緻密な展開に言葉を失う!静けさのなかにも、人生において忘れていけないものを突きつけられる本作。思わず声を上げてしまいたくなるほど衝撃的な結末とともに、胸に残るものが誰にでもあるはずです。引き付けられる予告編はこちら!作品情報『エターナル』2月16日(金)、TOHOシネマズ新宿ほか全国ロードショー配給:ハーク©2017 WARNER BROS PICTURES, ALL RIGHTS RESERVED
2018年02月15日今冬、イ・ビョンホンとペ・ヨンジュンという、2000年代中ごろから巻き起こった韓流ブームの立役者で、“韓流四天王”の代表格として知られる2人の主演作が相次いで公開される。これは韓流ブーム再来の兆しなのか!?それぞれの作品に注目した。韓流ブームの中で生まれた“韓流四天王”とは、「冬のソナタ」のペ・ヨンジュン、「美しき日々」のイ・ビョンホン、「イヴのすべて」のチャン・ドンゴン、日韓共同制作ドラマ「フレンズ」に出演したウォンビンの4人のこと。なかでも、「冬のソナタ」で一躍人気者となり、日本に“ヨン様”ブームを巻き起こしたペ・ヨンジュンと、いまやハリウッドスターとして国際的に活躍するイ・ビョンホンはその代表格といえる。■ペ・ヨンジュン、映画初主演作『スキャンダル』がデジタルリマスター!1月20日(土)公開2004年に公開され、当時9億円の興行収入を記録した本作は、フランスの古典恋愛小説「危険な関係」を、18世紀の李氏朝鮮を舞台に移して映画化した華麗な恋愛ドラマ。華やかな朝鮮王朝を舞台に、優雅に、かつドロドロに繰り広げられる恋愛ゲームを描き、時代劇ならではの鮮やかな衣装や装飾品へも高い評価を集めた。特に、これまでの誠実なイメージではなく、プレイボーイを熱演したペ・ヨンジュンと2007年に『シークレット・サンシャイン』での演技により第60回カンヌ国際映画祭女優賞を受賞した世界的な実力派人気女優チョン・ドヨンとのベッドシーンも話題に。そのほか、『造られた殺人』『うつせみ』のイ・ミスクなどが出演。監督は、『世界で一番いとしい君へ』『フライ・ダディ』のイ・ジェヨン。制作から15年という節目の2018年にリバイバル上映が決定した。■イ・ビョンホン主演最新作のラブ・サスペンス『エターナル』2月16日(金)公開「10年ぶりに素晴らしい小説を読んだかのような、心に響く作品」とイ・ビョンホン自身が脚本にほれ込んだ本作。その衝撃的なラストは本年度ナンバーワン・サスペンス映画と呼ばれるほど。監督は語り手としての優れた能力と、広告界で築いた演出力でイ・ビョンホンが惚れ込んだ、本作が長編映画にデビューとなる新人監督イ・ジェヨンが務める。イ・ビョンホンがハリウッドや韓国で近年演じてきた悪の魅力や激闘アクションを完全封印し、複雑な心情を言葉ではなく、表情や視線に映し出す静かなる感情表現で観る者を圧倒する演技を見せている。(text:cinemacafe.net)
2018年01月14日日本でも大人気のイ・ビョンホンが主演する最新作『エターナル』の公開日が、来年2月16日(金)に決定。衝撃的なラストは、本年度ナンバーワン・サスペンス映画の呼び名も高い本作から、これまでの作品とは違ったイ・ビョンホンの、“憂い”や“優しい”表情が印象的な場面写真がいち早くシネマカフェに到着した。先日公開された映画『MASTER/マスター』では、韓国犯罪史上最大の金融投資詐欺事件を起こした“犯罪者”に扮しているが、今作ではそんな近年演じてきた「悪の魅力」や「激闘アクション」を完全封印。今回演じているのは、勤務する証券会社の不良債権に巻き込まれ、全てを失ったエリートビジネスマン役。自分のこと以上に妻子の幸せを願っているが、誰も知らない秘密を抱える難しいキャラクターを好演している。到着した場面写真では、眼鏡にスーツと地味な姿を披露し、これまでのイメージを一気に覆すような表情を見せるイ・ビョンホンの姿を捉えた。まず1枚目は、倒産した証券会社の支店長カン・ジェフン(イ・ビョンホン)が、顧客に対して床に手をつき謝罪する姿。そして、離れて暮らす幼い息子からのメッセージカードを読み、感慨にふける父性愛を感じる姿。「10年ぶりに素晴らしい小説を読んだかのような、心に響く作品」とイ・ビョンホン自身が脚本に惚れ込んだ本作では、複雑な感情を言葉ではなく、表情や視線に映し出したイ・ビョンホン。本作で改めて、高い演技力と幅広い表現力で国際派俳優としての実力を見せつけている。『エターナル』は2018年2月16日(金)よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年12月23日『MASTER マスター』『密偵』など、今年、韓国映画の出演作が目白押しのイ・ビョンホンの主演最新作『エターナル』。イ・ビョンホン史上最高のラブ・サスペンスといわれる本作の予告映像とポスタービジュアルが公開された。カン・ドンウォン、キム・ウビンと競演を果たした『MASTER マスター』では、韓国犯罪史上最大の金融投資詐欺事件を起こした“犯罪者”に扮したイ・ビョンホンが、本作で演じるのは、勤務する証券会社の不良債権に巻き込まれ、すべてを失ったエリートビジネスマンのジュフン。ジュフンは離れて暮らす妻スジン(コン・ヒョジン)と息子との約束を果たすため、家族が暮らすオーストラリアに向かうが、妻と子にはすでにオーストラリア人の男性の影が…。ショックを受けたジュフンは妻子の秘密を探り始めるが、辿り着いた先には驚愕の事実が待ち受けていた――。このたび、解禁となった本予告映像では、オーストラリアの崖に立つビョンホンの姿から始まり、さらに不良債権のため倒産を告げた顧客から平手打ちされるという、これまでのカリスマ性あふれるイメージを覆すようなシーンへと続く。妻子に会うためオーストラリアまで向かったが、そこにもジュフンの居場所はなかった。「1人で勝手にここに来たように、1人でそっと消えるべきなのか」――。苦悩するジュフンが辿りつく衝撃のエンディングとは!?そして映像のラストでは号泣するビョンホンの姿が。映画本編は、想像をはるかに超えるラストを予感させている。また、ポスタービジュアルは、舞台となるオーストラリア・シドニーのオペラハウスをバックに失意のビョンホンが哀愁を漂わせえつつ海を眺める姿と、オペラハウスに向かう謎の女性の姿が印象的なビジュアルとなった。本作は、ビョンホン自身が惚れ込んだ脚本に衝撃のラストが待ち受ける、本年度ナンバーワンの呼び声も高いサスペンス映画。妻・スジンには「大丈夫、愛だ」などで知られる実力派女優のコン・ヒョジン、現在公開中の映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』にも出演している元「Wonder Girls」のアン・ソヒらが脇を固める。監督は、本作が長編映画デビューとなるイ・ジェヨン。語り手としての優れた能力と、広告界で築いた演出力にビョンホンが惚れ込んだという。『エターナル』は2018年2月、TOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年11月10日イ・ビョンホン、カン・ドンウォン、キム・ウビンという韓国3大スターが競演するクライムアクション映画『MASTER/マスター』。このたび、フィリピン・マニラを舞台にイ・ビョンホン、カン・ドンウォンが怒涛のカーチェイスを繰り広げる迫力満点の映像がシネマカフェに到着した。韓国史上最大規模の金融投資詐欺事件をモチーフに、男たちのアツい人間ドラマも展開するクライムアクションとなる本作。到着した映像では、冒頭からドンウォン演じる、知能犯罪捜査班長“キム・ジェミョン”が、道路を走る車を次から次へ猛スピードで追い越し、ビョンホン演じる詐欺師“チン会長”が乗る車に体当たりをする迫力満点のシーンからスタート。その後、住宅街に入り、町中でカーチェイスを繰り広げるも、追いつかれたチン会長の「押しつぶせ!」の怒号とともに、住宅街に並ぶ段ボールの山にド派手に突っんでいく。両者の車でせめぎあいを続ける様は、息つく暇もない、臨場感あふれる映像だ。また、パトカーも続々と出動していく中、このカーチェイスはどんな結末を迎えるのか…?事前準備に5か月、200名の現地スタッフが1か月撮影に加わったフィリピンロケが、その迫力の映像を後押しする。また、ビョンホンは実際のチン会長の威圧感ある詐欺師を演じるため、ヘアスタイル、服装などの細部に至るまでの徹底的な役作りを敢行。ドンウォンも過激なアクションのために、体重を10kg増やし、撮影数か月前からボクシングのトレーニングを受け、映画に挑んだという。彼の鍛えられた肉体にも注目だ。『MASTER/マスター』は11月10日(金)よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年10月29日イ・ビョンホンとの大型時代劇『南漢山城』(原題)の公開も決まった名優キム・ヨンソクと、日本でもリメイクされたドラマ「ミセン -未生-」で脚光を浴びた若手イケメン俳優ピョン・ヨハンが、過去と現在の主人公を演じる切ないラブストーリー『あなた、そこにいてくれますか』。このほど、若き主人公を演じたピョン・ヨハンが、恋人のヨナに意を決してプロポーズをする、胸キュン間違いなしの本編映像がシネマカフェにて解禁となった。世界30か国で第1位となったフランス発ベストセラー小説「時空を超えて」を映画化した本作。『キッチン~3人のレシピ~』『結婚前夜 ~マリッジブルー~』のホン・ジヨン監督のもと、キム・ヨンソクとピョン・ヨハンが過去と現在の主人公を2人1役で演じ、それぞれの立場でかけがえのない人を想い、苦悩する主人公スヒョンを熱演している。注目すべきは、30年前のスヒョンを演じ、先日発表された韓国のアカデミー賞とも称される映画賞「大鐘賞映画祭」にて新人男優賞にノミネートされたピョン・ヨハン。彼は大学在学中より数々の独立映画に出演、その後、大ヒットドラマ「ミセン-未生-」や「六龍が飛ぶ」で一躍人気者に。その甘いルックスと確かな演技力で、イ・ビョンホン主演の新作ドラマ「ミスター・サンシャイン」への出演も決定している。今回、解禁となった本編映像は、過去のトラウマから家族を持つことに臆病になっていたスヒョン(ピョン・ヨハン)が、30年後の自分(キム・ユンソク)との出会いを機に、本当に大切な存在である恋人ヨナ(チェ・ソジン)に意を決してプロポーズをするシーン。少しでも印象的なプロポーズにしようと、イルカの調教師をしているヨナに、イルカをはじめ、たくさんの風船を手に不器用ながら誠意ある言葉で思いを伝える様子が何とも微笑ましい!だが、ロマンティックなプロポーズを経たものの、30年後のスヒョンの隣に愛するヨナはいない…。2人がこの先どうなってしまうのか、劇場で確かめてみて。『あなた、そこにいてくれますか』は10月14日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年10月15日『王になった男』「オールイン 運命の愛」「IRIS-アイリス-」などに出演し日本でも大人気のイ・ビョンホンと、『チェイサー』『海にかかる霧』など数々のヒット作に主演する実力派俳優のキム・ユンソクが主演を務めた映画『南漢山城』(原題)が、2018年にTOHOシネマズ シャンテにて日本公開されることが決定した。本作は、『怪しい彼女』『トガニ 幼き瞳の告発』のファン・ドンヒョク監督が手掛ける大型時代劇。1636年、丙子の役で清の攻撃を避け、王と朝廷が南漢山城へ逃げ、外へ出ることも攻撃することもできない孤立無援の状況の中で繰り広げられた47日間のストーリーを描く。主演のイ・ビョンホンが、一時の恥辱に耐え王と百姓の命を守るべきだという信念を諦めない主和派チェ・ミョンギル役を、キム・ユンソクが清と最後まで戦い、大義を守るべきだと信じる主戦派キム・サンホン役を演じる本作。また、2人の対立の中で悩む王・仁祖役を『神弓-KAMIYUMI-』のパク・ヘイル、山城の鍛冶屋役を『マルティニークからの祈り』のコ・スが扮し、韓国映画界のドリームキャストが集結した。またイ・ビョンホンは、『MASTER/マスター』の日本プロモーション時にも、本作について「『南漢山城』(原題)は清の国から追われた王が南漢山城に逃げ込み、南漢山城の中に閉じ込められた状態で、果たして生きるために降伏しなければならないのか、それとも死を覚悟で戦わなければならないのか、2つに1つを選択しなければならない絶体絶命の危機に直面した47日間の物語です。日本の観客の皆さんにもぜひ期待していただきたい作品です」とメッセージを残していた。昨年11月から極寒の中、5か月間にも及ぶ撮影経て完成した本作。韓国では10月3日(現地時間)より公開されており、『王になった男』『観想師-かんそうし-』などの日本でヒットした数々の時代劇を超え、公開2日間で100万人を動員。さらに、韓国全公開作品の中でも最短記録となる公開4日目で200万人を突破し、史上稀にみる記録的大ヒットとなっている。『南漢山城』(原題)は2018年、TOHOシネマズ シャンテにて公開。(cinemacafe.net)
2017年10月12日韓国のみならず、アジアで高い人気を誇る若手俳優キム・ウビン。イ・ビョンホン、カン・ドンウォンと共演を果たした大ヒット作『MASTER/マスター』から、お調子者の天才ハッカーを軽妙に演じたキム・ウビンの場面写真9点が一挙に公開された。2004年ごろ、日本で最初に起きたいわゆる“韓流ブーム”。当時、ペ・ヨンジュン、ウォンビン、チャン・ドンゴン、そしてイ・ビョンホンは“韓流四天王”と呼ばれ、絶大な人気を博した。あれから10数年、最近では“新四天王”として、「相続者たち」などのイ・ミンホ、「太陽を抱く月」などのキム・スヒョン、「シークレットガーデン」などのイ・ジョンソク、そしてドラマ「相続者たち」「むやみに切なく」、映画『二十歳』などのキム・ウビンに注目が集まっている。本作では、“新旧四天王”となるイ・ビョンホンとキム・ウビンの初共演が実現!キム・ウビンが演じるのは、カリスマ的な魅力を持つチン会長(イ・ビョンホン)の右腕として、金融投資詐欺の片棒を担ぐも、やがて心を改め、キム刑事(カン・ドンウォン)とともにチン会長を追い詰める側に回るパク・ジャングン。ビジネスの場では絶対的な自信を持ちながらも、お調子者の一面も持ち合わせる憎めないキャラクターだ。詐欺師側と警察側、双方と関わるため、全編ほぼ出ずっぱりとなる。このたび到着した場面写真では、チン会長やキム刑事を前に険しい表情を見せたかと思えば、PCを前に知略をめぐらす姿や緊迫した雰囲気が漂う場面も。愛想笑いをしてみたり、人懐っこい笑顔を見せたりと、“天才ハッカー”パク・ジャングンの二面性を、キム・ウビンは新韓流四天王の名にふさわしい見事な演技で表現している。クレバーでありつつ、お調子者で笑いを誘う、憎めないキャラクターのジャングンを見事に演じ切ったキム・ウビン。現在、病気療養中の彼だが、その魅力がたっぷり詰まった写真ばかりとなっている。『MASTER/マスター』は11月10日(金)よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年10月06日先日、イ・ビョンホンが来日しTOHOシネマズ新宿を“舞台挨拶ジャック”したことも記憶に新しい『MASTER/マスター』。このほど、本作でビョンホン演じる希代の詐欺師を追い詰める、熱き刑事を演じたカン・ドンウォンの来日が決定!TOHOシネマズ上野のオープン記念で舞台挨拶を行うことになった。近年『華麗なるリベンジ』『隠された時間』など、出演作が立て続けに日本公開されているカン・ドンウォン。そのシャープで儚げなルックスと演技力で、韓国30代俳優でダントツの人気を誇っている。また、長身とスタイルの良さを活かし、アパレルブランド「ユニクロ」の広告にも登場。今年1月には待望の日本公式ファンクラブが発足し、ますますその人気は拡大中だ。本作では、イ・ビョンホン演じる巨額の投資詐欺を働いた投資会社会長を、何としてでもとらえようとする正義感あふれる初の刑事役を熱演。ドンウォン史上最高傑作とも称賛されている。今回、カン・ドンウォンは11月6日(月)に来日し、11月4日(土)にオープンとなるTOHOシネマズ上野のオープニング舞台挨拶に登壇する予定(計3つのスクリーンにて3回)。また、来日舞台挨拶の決定と併せて、ドンウォン本人からのメッセージと、彼の熱演ぶりがよく分かる魅力あふれる場面写真6点も到着。■カン・ドンウォンからのメッセージみなさん、こんにちは!カン・ドンウォンです。この度、映画『MASTER/マスター』のプロモーションで11月に日本へ行くことになりました。日本にいるファンの皆様に会えることが、いまからとても楽しみです。また、新しくオープンするTOHOシネマズ上野で舞台挨拶に登壇できることを嬉しく思っています。ぜひ多くの方々に映画をご覧いただきたいです。イ・ビョンホンに、カン・ドンウォン、キム・ウビンという各世代の韓国3大スターが体現した、観る者全てを物語に引き込んでいくクライム・アクション。引き続き、注目していて。『MASTER/マスター』は11月10日(金)よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年09月29日韓国で750万人を動員する大ヒットを記録した、ソン・ガンホ、コン・ユ、イ・ビョンホンら韓国のトップスターが共演を果たすサスペンス・アクション巨編『密偵』。この度、11月の日本公開に先駆け、本作の予告編とポスタービジュアルが到着した。日本による統治時代の1920年代を舞台に、独立運動団体「義烈団(ウィヨルダン)」と彼らを追う日本警察との攻防を、スリル満点に描いた本作。今回公開された予告編では、銃による攻撃も盛り込まれ重厚感溢れる仕上がりに。日本統治下の朝鮮半島で、日本警察官として尽くしてきたソン・ガンホ演じる朝鮮人のイ・ジョンチュルに対し、「お前はどちらの歴史に名を刻む?」と言い放つ義烈団の団長役のイ・ビョンホンや、激乱の時代に母国を想う気持ちと日本警察として責務を果たさなければならない現状の間で揺れ動く心情がソン・ガンホの表情から伝わる。また、義烈団を率いるリーダー役のコン・ユ、さらに日本警察のナンバー2、総督府警務局部長役の鶴見辰吾らキャストたちも次々と登場し、その表情も印象的だ。そして、最後に呟く”密偵”とは一体誰のことなのか…。またあわせて、ソン・ガンホ、コン・ユ、鶴見さん、イ・ビョンホンが、それぞれの決意を持ちながらも互いにどこか疑いを持った、意味あり気な表情を切り取ったポスタービジュアルも解禁された。『密偵』は11月11日(土)よりシネマート新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年09月11日来日中のイ・ビョンホンが9月4日(月)、東京・TOHOシネマズ新宿で行われた主演最新作『MASTER/マスター』の特別試写会に出席した。映画のプロモーションで来日するのは、昨年日本公開された『インサイダーズ/内部者たち』以来となる。大歓声を浴びながら、登壇したイ・ビョンホンは「お待たせして、すみません」と開始時間が10分弱遅れたことを詫び、「皆さんにお会いできて、とてもうれしいです」と喜びのコメントで、会場をさらに沸かせていた。“韓流スター”としての変わらぬ存在感はもちろん、現在では『マグニフィセント・セブン』『ターミネーター:新起動/ジェネシス』といったハリウッド作品でも活躍を見せるイ・ビョンホン。この日は海外の俳優としては史上初めて、TOHOシネマズ新宿の全10スクリーン(4DXとMX4Dを除く)にて舞台挨拶ジャックを実施し、「とても光栄ですが、いろんなタイプの映画をお客様に見ていただくという“多様性”の重要さを考えると、劇場ジャックは良いことではないと思います。ですから、今日1日だけはお許しいただければ」と恐縮しきりだった。映画は、被害者4万人、喪失総額3兆ウォンという韓国史上最悪の金融投資詐欺事件の全貌を暴く、クライムアクション・エンターテインメント。イ・ビョンホンは事件の首謀者である実在の金融投資会社代表を演じた。彼を追う知能犯罪捜査班の刑事役にカン・ドンウォン、警察に協力する元部下の天才ハッカー役にキム・ウビンと、各世代を代表するスターが共演を果たす。悪役に挑む心構えについて、イ・ビョンホンは「どんな役を演じる上でも、ご覧になる皆さんに説得力ある姿をお見せしなければいけない。しっかり役柄をつかまないと、演じることはできませんし、今回演じるのは実在の犯罪者。彼にまつわる資料を手当たり次第、目にしましたが、役にアプローチするのにとても苦労しました」とふり返り、「映画の冒頭、数万人の詐欺被害者を前に、大演説をするシーンは、まるで羊の仮面をかぶった狼のような気分で、特に気に入っています」と話していた。『MASTER/マスター』は11月10日(金) よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年09月04日『MASTER/マスター』の公開に合わせ、来日&舞台挨拶ジャックを実施するイ・ビョンホンの主演最新作『シングルライダー』(原題)が、邦題『エターナル』として2018年新春に全国公開されることが決定した。韓国の証券会社で支店長を務めるカン・ジェフン(イ・ビョンホン)は、オーストラリアに住む妻スジン(コン・ヒョジン)と息子と離れて暮らしているが、安定した職と家族にも恵まれ、それなりに成功した人生を送っていた。しかし、不良債権事件によりジェフンはすべてを失ってしまう。失意の中、ジェフンは家族との約束を果たすためオーストラリアへ。だが、やっと会えた妻と子にはオーストラリア人男性の影が…。ジェフンがたどりつく、驚愕の真実とは…!?イ・ビョンホン自身が惚れ込んだ脚本の衝撃的なラストと共に、本年度ナンバーワンの呼び声も高いサスペンス映画となる本作。韓国映画としては珍しく、撮影の大部分をオーストラリアで行い、オペラハウスをはじめとする名所を背景に洗練された映像美で観客を魅了する。主演を務めるのは、『MASTER/マスター』(11月10日(金)公開)では韓国史上最大規模の金融詐欺事件を起こした実在の投資会社代表に扮し、『密偵』(11月11日(土)公開)ではソン・ガンホ&コン・ユらと共演、『マグニフィセント・セブン』などハリウッドでも活躍する国際的スターのイ・ビョンホン。彼が演じるジェフンの妻・スジンには、「大丈夫、愛だ」「プロデューサー」などの実力派女優コン・ヒョジンほか、現在公開中の映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』で注目を集める元「Wonder Girls」のアン・ソヒらが脇を固める。監督は、本作が長編映画デビューとなるイ・ジュヨン。ビョンホンが惚れ込むほどの語り手としての優れた能力と広告界で築いた演出力で、2017年最も期待される新人監督といわれている。『エターナル』は2018年新春、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年09月04日『弁護人』ソン・ガンホ、『新感染 ファイナル・エクスプレス』コン・ユ、そして『MASTER/マスター』のイ・ビョンホンという韓国の3大トップスターが豪華共演を果たした『密偵』が、11月11日(土)より日本公開されることが決定した。本作は、日本による統治時代の1920年代を舞台に、独立運動団体と日本警察との攻防をスリル満点に描いたサスペンス・アクション巨編。韓国で3週連続第1位、観客750万人を動員する大ヒットを記録し、あのパク・チャヌク監督『お嬢さん』を抑えて第89回アカデミー賞外国語映画賞の韓国代表に選ばれた。日本警察に所属するイ・ジョンチュル(ソン・ガンホ)は、独立運動団体の義烈団(ウィヨルダン)を監視しろとの特命を受け、義烈団のリーダー、キム・ウジン(コン・ユ)に接近する。双方間で出どころ不明の情報が飛び交い、誰が密偵なのか分からない中、義烈団は日本統治下の主要施設を破壊する爆弾を京城(現在のソウル)に持ち込む計画を進めていた。そんな中、日本警察は義烈団を追って上海へ。義烈団と日本警察のかく乱作戦が繰り広げられる緊張感の中、爆弾を積んだ列車は国境を越えて京城へ向かうが…。主演は、数々のヒット作に主演し、『弁護人』(’13)でも迫真の演技をみせたソン・ガンホ。本作では、朝鮮人の日本警察官を演じ、日本語のセリフにも挑戦する。また、義烈団を率いるリーダー役には、『新感染 ファイナル・エクスプレス』が公開間近のコン・ユ。義烈団の女性メンバー役には、「屋根部屋のプリンス」(’12)に主演し、等身大の魅力で日本でも人気の女優ハン・ジミン。さらに義烈団の団長役を、イ・ビョンホンがカリスマ性あふれる圧倒的な存在感で演じ、日本警察のナンバー2である総督府・警務局部長役で鶴見辰吾が出演するなど、豪華な俳優陣の共演は見逃せない。監督は、『甘い人生』『悪魔を見た』などのキム・ジウンが務めている。敵も味方もわからない緊迫の状況下、果たして密偵は誰なのか!? 意味深な表情で窓越しにこちらを見つめているソン・ガンホや、追手の存在を気にかけるように後ろを振り向くコン・ユ、また、義烈団の団長であるイ・ビョンホンら姿が映し出された場面写真にも注目だ。『密偵』は11月11日(土)よりシネマート新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年08月26日イ・ビョンホンがカン・ドンウォン、そして若手のキム・ウビンと共演し、実在の悪人に挑戦する『MASTER/マスター』。その公開を前に、イ・ビョンホンの来日が決定!TOHOシネマズ新宿にて全10スクリーン舞台挨拶ジャックを敢行することになった。本作は、韓国中を震撼させた実際の金融投資詐欺事件の全貌を暴く、ノンストップ・クライムアクション・エンターテインメント。主演は『マグニフィセント・セブン』ほか、ハリウッド映画でも活躍する国際派俳優にして、日本でも絶大な人気を誇るイ・ビョンホン。韓国史上最大規模の詐欺をはたらいた実在の投資会社代表を演じ、彼を追う知能犯罪捜査班の刑事役にカン・ドンウォン、警察に協力する元部下の天才ハッカー役にキム・ウビンと、それぞれ世代を代表する3大スターが競演を魅せる。イ・ビョンホンが映画のプロモーションで来日するのは、昨年日本公開の『インサイダーズ/内部者たち』以来。また、ハリウッドでは『ターミネーター:新起動/ジェネシス』で液体金属型ターミネーターなどを演じてきたが、韓国映画で悪役を演じるのは『グッド・バイ・ウィアード』(’08)に続いて今回で2度目。8年ぶりに悪役で魅せる新境地は、ファンにとってもまさに待望といえる。しかも今回は、“ハリウッドスター”としては初の試みとなるTOHOシネマズ 新宿の全10スクリーンにて舞台挨拶ジャックを実施!イ・ビョンホンファンはもちろん、韓流ファン、映画ファンにとって、至福の1日となりそうだ。『MASTER/マスター』は11月10日(金) TOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年08月21日イ・ビョンホンが韓国犯罪史上、最大の金融投資詐欺事件の“犯罪者”に扮するクライムアクション『MASTER/マスター』。このほど、待望の本予告と日本版ポスター、場面写真が公開された。主演に、『マグニフィセント・セブン』をはじめハリウッド映画でも縦横無尽に活躍する国際派俳優イ・ビョンホンを迎え、相手役には『隠された時間』『華麗なるリベンジ』のカン・ドンウォン、さらに『二十歳』などで人気を博し、現在はがん闘病中が伝えられている若手俳優キム・ウビンと、日本でも人気の韓国3大スターが競演する本作。監督は、『監視者たち』で評価を集めたチョ・ウィソクが務めている。解禁となった最新予告では、悪の権化と化すイ・ビョンホン、正義に生きるカン・ドンウォンに、善悪の狭間に生きるキム・ウビンの3人の“マスター”が凄まじいオーラで大激突。一歩も譲れぬプライドに突き動かされた男たちの絶対悪VS正義のチェイスバトルは、韓国・ソウルからフィリピン・マニラへと海を越えてエスカレート。騙し合いの果てには、いったいどんな結末が待ち受けているのか…!?韓国中を震撼させた金融投資詐欺事件「チョ・ヒパル詐欺事件」を基を初めて映像化した本作で、イ・ビョンホンは『グッド・バイ・ウィアード』(’08)以来、8年ぶりの悪役に挑戦!ヘアスタイルや服装の細部に至るまで、ウラとオモテのある詐欺師・投資会社チン会長の二面性を見事に表現し、極悪ぶりを見せている。また、この3人は今回が初共演。カン・ドンウォンは刑事役に初挑戦し、キム・ウビン演じる天才ハッカーでチン会長の元部下を仲間に引き入れ、チンを執念深く追っていく役柄に挑む。さらに、圧倒的スケールのフィリピンロケも、韓国映画史上初。実際の警官と警察車両も多数登場するダイナミックなアクションシーンは見逃せない。あわせて解禁となった場面写真は、ワン・ネットワークのチン・ヒョンピル会長(イ・ビョンホン)と知能犯罪捜査班に所属するエリート刑事のキム・ジェミョン(カン・ドンウォン)が対峙するシーン!日本版ポスターは、不敵な笑みを浮かべるビョンホンに「極悪に染まる。」とのコピーが入り、彼の悪役ぶりと3大スターの激突を予感させるものに仕上がっている。『MASTER/マスター』は11月10日(金)よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年08月18日デンゼル・ワシントンにクリス・プラット、イーサン・ホーク、イ・ビョンホンら、7人の偉大なる男たちの熱き生き様を描いたアクション超大作『マグニフィセント・セブン』。いよいよ5月24日(水)にブルーレイ&DVDが発売となることに合わせ、アントワーン・フークア監督と、デンゼルら7人のキャストが一堂に会した画ヂカラがすごすぎる特典映像<7人の俳優と監督によるトークセッション>の一部が公開された。南北戦争の数年後、アメリカの小さな田舎町を舞台に、冷酷非道な悪漢・ボーグ(ピーター・サースガード)への復讐依頼を受けた賞金稼ぎのサム(デンゼル・ワシントン)、ギャンブラーのファラデー(クリス・プラット)など、荒れ果てた大地にやってきた“ワケありのアウトロー7人”が、拳銃、斧、ナイフ、弓矢などそれぞれの武器を手に命がけの戦いに挑んでいく――。このたび本作から公開された映像は、ブルーレイの特典映像として40分に及び収録される<7人の俳優と監督によるトークセッション>の一部。フークア監督とともに、デンゼル、クリス、イーサン、ビョンホン、ヴィンセント・ドノフリオ、マーティン・センスマイヤー、マヌエル・ガルシア=ルルフォという“ワケありのアウトロー7人”を演じた全員がそろった超豪華なトークセッションとなっている。『トレーニング デイ』でアカデミー賞を獲得したデンゼルと、『イコライザー』に続いて3度目のタッグが実現したフークア監督は、「僕にとって忘れられない瞬間は、デンゼルが出演を承諾してくれたときだ」と口火を切り、「そして、イーサン、クリス、ヴィンセント、マヌエル、マーティン、BH(ビョンホン)からの承諾だ。彼らに支持された瞬間が忘れられない」と感慨深げに明かす。監督もキャストも、皆が共演を喜び、憧れ、尊敬するデンゼルが、「映画作りは簡単じゃない。この作品は特にそうだった。汗だくになるし、厳しい環境だ。でも毎日の終わりにはいい気分だった」と言うと、キャスト一同が大きくうなずく。ビョンホンが暑さや湿気など「最悪のコンディションがみんなを1つにした」と語ると、彼と劇中でコンビを組んだイーサンも「BHと教会の上でひと月も撮影した」と語り、「ランチに僕らだけ取り残された」と激白、一同に笑いが起こるひと幕も。また、演じたファラデー同様にお調子者のクリスは、「撮影中は神が見守ってくれていた。皆と最高の時間が持てたし、ずっと神の存在を感じていたよ」と超真面目に話しているかと思えば、「僕にとっての素晴らしい時間は皆との親密な時間だ。それとバス釣りだね」と“らしさ”を出し、「ほぼ毎日(釣りに)行って、大物を釣った。毎日バス釣りだよ!」と語り、場を盛り上げている。今回の映像は、40分に及ぶトークセッションのほんの一部。ほかにも、シーンごとの撮影に関する苦労やその時々の思いをそれぞれが語るなど、彼らの仲の良さが伝わる和気あいあいとした映像となっている。『マグニフィセント・セブン』ブルーレイ&DVD&4KUHDは5月24日(水)発売&レンタル開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マグニフィセント・セブン 2017年1月27日より全国にて公開(C) 2016 Sony Pictures Entertainment(Japan)Inc.
2017年05月23日人気俳優イ・ジュンギを主演に迎え、中国とイタリアを舞台に国境を越えた純愛を描く『シチリアの恋』。本日4月17日のイ・ジュンギの誕生日を祝して、ヒロイン・シャオユウの気を引こうとキレキレダンスを見せる本編映像&胸キュン場面写真がシネマカフェにて解禁となった。本作は、中国・上海と、イタリア・シチリアを行き来しながら、国境と地域を越えて愛を育む1組の男女の正統派ラブストーリー。主人公ジュンホが、突然シチリアへオペラ留学すると言い出し、フィアンセであるシャオヨウとの関係にもピリオドが打たれた。絶望したシャオヨウは、ジュンホのシチリア行きを不信に思い、本当の理由を探ろうとするが…。2016年8月に公開された中国では、上半期の恋愛映画としては初日観客動員数ナンバーワンを記録し、話題をさらった。愛する女性シャオユウを最後まで守ろうとするパク・ジュンホを演じるのは、日本でも圧倒的人気を誇るトップスターのイ・ジュンギ。ヒロインには、チャン・イーモウ監督の『サンザシの樹の下で』でデビューし、人気女優として活躍するチョウ・ドンユイが務め、イ・ジュンギと息の合った演技を見せる。さらに、『モンガに散る』『黒衣の刺客』などの台湾の人気スターのイーサン・ルアンらが脇を固めている。このたび解禁された本編映像は、ジュンホがダンスでシャオヨウの気を惹こうとダンスを披露するシーン。賑わう食堂でいきなり踊り出す学生たちをただポカンと見つめるシャオヲウだが、次第に自分が取り囲まれているのに気づき、そこにジュンホがキレッキレのステップで登場する。初めは恥ずかしがっていたが、次第に嬉しさをにじませるシャオヨウ。 “恋ダンス”さながらのキュートな振り付けでイ・ジュンギが披露するダンスは、ファンにはたまらない胸キュンシーン!さらに、このダンスシーンの後には、シャオヨウからとんでもない試練が与えられたジュンホが奮闘する、かわいらしい姿も本編で見られるという。8年ぶりのスクリーン復帰作が純愛映画になったことについて、「なかなか、いままで見ることのできなかった役者イ・ジュンギの純愛ロマンス映画がいよいよ公開されます。楽しみにしてください」と本人も自信たっぷりに語っている。『シチリアの恋』は4月22日(土)よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シチリアの恋 2017年4月22日よりシネマート新宿ほか全国にて公開(C) All Rights Reserved 2015
2017年04月17日『マグニフィセント・セブン』をはじめハリウッドでも実力を発揮し、日本でも高い人気を誇るイ・ビョンホンが、韓国史上最大規模のネットワークビジネス詐欺の主犯という大悪人役に挑戦する『MASTER/マスター』が、早くも2017年秋に日本上陸することになった。投資会社のチン会長(イ・ビョンホン)は、その綿密な計画性と天性の口のうまさを駆使し、韓国最大規模のネットワークビジネスで多額の資金を市民から巻き上げる。やがて会社は倒産、チン会長は金と共に海外へ逃亡する。警察の知能犯罪捜査班のキム(カン・ドンウォン)は、優れた知性を武器に彼を逮捕すべくチームを編成。チンの部下だったITの天才パク(キム・ウビン)を仲間に引き入れ、彼の足取りをたどっていく。だが突然、チン会長の死体が外国で発見されたと報道される。容疑者死亡で捜査は終了かと思えたが、これもチンの策略と見たキムは、秘かに捜査を続行。やはりチンは東南アジアで別人を装い、新たな詐欺ビジネスを展開していた。捜査の手をすり抜けるチンと執拗に追い続けるキム、2人の静かで熱い攻防は、どちらの勝利で終わるのか――!本作は、アジアが誇る大スター、イ・ビョンホンがかつてないネット詐欺事件の主犯を演じたクライムアクション。相手役には、昨年、ファン・ジョンミンとの主演作『華麗なるリベンジ』が日本でもヒットし、1月18日には日本ファンクラブが再発足、日本での活躍も期待されている大人気俳優カン・ドンウォン。本作では知能犯罪捜査班チーム長に扮し、優れた頭能を駆使して犯人を追い詰めていく切れ者刑事を熱演している。さらに、『二十歳』『技術者たち』などの若手人気俳優キム・ウビンが、イ・ビョンホンの元部下で善悪の狭間で揺れ動く青年に扮する。監督は、『監視者たち』でも警察vs武装犯罪グループの攻防を描き、韓国で動員500万人を達成したチョ・ウィソク。息をもつかせぬ展開の連続で、観客の視線をスクリーンに釘づけにする。そんな本作から今回到着したポスターは2種類。インターナショナル版ポスターは、メイン3人のビジュアルがデザインされたもの。上段には刑事役のカン・ドンウォンが険しい面持ちで銃を構えており、緊迫した空気の中、相手を狙い定めている様子が感じ取れる。また中央には、極悪人の詐欺師役のイ・ビョンホン。『マグニフィセント・セブン』でのクールなナイフの達人とはかけ離れた、オールバックの髪にサングラスという、まさに悪人といった雰囲気で強烈な変身っぷりを披露。また下段には、イ・ビョンホンの部下役、キム・ウビン。きっちりしたスーツを着こなし、一見普通のサラリーマン風に見えるも、詐欺師と繋がりがあるという裏のある役柄を演じている。3人それぞれのキャラクターを生かした、緊張感漂うポスターだ。また、イ・ビョンホンがメインのキャラクターポスターは、インターナショナル版とは雰囲気が一変、葉巻を片手に豪快な笑みを見せる、どこか不気味なビジュアルとなっている。イ・ビョンホンが韓国映画で悪役を演じるのは、2008年『グッド・バッド・ウィアード』に続き2度目。巧みな話術で次々に人を騙していく、現代的な詐欺師をどんな名演で披露してくれるのだろうか。『MASTER/マスター』は今秋、TOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年03月30日ロサンゼルスから東に約180kmほど。砂漠に隣接したアメリカ・インディオで、イ・ボミ(28)はジュニア時代からのコーチであるチョ・ボムス氏と、教え子のジュニア15人とともに、1月中旬から合宿を張っている。 一週間ほど合宿に参加した、ボミのキャディを務める清水重憲さん(42)に話を聞いた。 「今年はジュニアの子のなかに、日本の女の子が5人いたのには驚きました。ボミプロのコーチに指導してもらいたいと、連絡先を調べて参加したそうです。これもボミプロ効果ですよね」 そんな日本人のジュニアたちとともに過ごす合宿は、かなりハードだ。 「まさに朝から晩までゴルフ漬け。あまりにきつい練習をするので、最初はびっくりしました。いろいろなプロの合宿に参加しましたが、ここまで練習するプロはいません。 たとえば午前中がラウンド、午後が打ち込み練習の場合は、7時にゴルフ場に集合し、8時にスタート。戻って1時間ほど昼食を取り休憩をしたら、4、5時間打ち込みます。300球から500球は打っていますね。 さらに驚いたのは、ラウンドで打つ前に、素振りを10回させられていたこと。使うのはクラブヘッドがついていない練習用のものですが、パー4で2回ショットを打つと、素振りが20回。それを18ホールですから、相当きついはず。しかも、コーチに怒られながらやっています」 練習はこれだけでは終わらない。家に戻り、夕食をすませると、庭やガレージに出て、また素振り。そのほか、トレーナー指導のもと体幹トレーニングをおこなう。一日約700スイング、練習時間は10時間ほどになる。 「それでも、ボミプロが『ショットがしっくりこない』と言うと、コーチから『素振りが足りないからだ』とまた怒られる。結果、よくなるんですよね。トッププロになると、意見を言ってくれる人が少なくなるので、怒ってくれるコーチがいるのは幸せなことだと思います」 ゴルフ場と合宿生活を送る家までは、車で5分の距離。娯楽も何もない街で、スマートフォンでインターネットを見るぐらいしか楽しみはないという。鬼のように厳しい環境である。 「ボミプロは『合宿』という日本語を知らなくて、『訓練、訓練』と言っていましたが、まさに訓練、特訓(笑)。でも、だからこそ、一年を通して、トップ争いのできるプレーができるんだと思います。合宿は5週間ですが、最後の1週間は、ボミプロも『早く合宿を終わらせて、試合をやりたい!』という気持ちになっているようです」 2月22日にアメリカ合宿を打ち上げ、韓国で3日間の休暇を過ごした後、開幕戦が開催される沖縄に入る。開幕戦は3月2日から。信頼する相棒の清水キャディとともに、ボミは3連覇の偉業に挑む。(週刊FLASH 2017年2月28日号)
2017年02月17日日本のみならず、海外でも大ヒットを記録している新海誠監督作品『君の名は。』。この度、1月4日より公開を迎えた韓国でも、イ・ビョンホン主演の韓国映画『Master』を2位に抑え、初日の興行収入&動員数で第1位になったことが分かった。公開初日興収は1億突破、動員13万人越えの快挙を達成した。まだ日本でも公開中の本作は、すでにアジア圏で5冠(映画ランキング1位、日本、台湾、香港、タイ、中国)を達成し、中国・タイでは公開された日本映画として歴代興収の新記録を樹立。韓国では98年に日本映画が解禁され、一時期日本映画ブームも起きたものの、2004年の『ハウルの動く城』以降、目立ったヒットは大幅に減少。そんな中、本作は555スクリーンという、同国での日本映画の公開規模としては新記録となるスクリーン数で公開。日本映画が韓国の映画ランキングで第1位となるのは、2004年の『ハウルの動く城』以来13年ぶりになり、これで、日本、台湾、タイ、香港、中国に続きアジアで6冠を果たしたこととなった。また、正月興行を迎えた国内の最新成績は1,735万人、224億円を記録。1月13日(金)からは、全国の一部劇場にてIMAX上映が2週間限定でスタートし、大迫力かつ高品質の映像と音響で本編をさらに楽しむことが出来るようだ。すでに世界125の国と地域で海外配給が決定している本作。『君の名は。』旋風はまだまだ続きそうだ。『君の名は。』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)
2017年01月06日新たな『トランスフォーマー』シリーズも控えるジョシュ・デュアメルを主演に据え、アカデミー賞受賞俳優のアル・パチーノ、アンソニー・ホプキンスが奇跡の初共演を果たした『ブラック・ファイル 野心の代償』。このたび、新年を記念して、デュアメル演じる野心家弁護士ベンとイ・ビョンホン演じる謎の男が一騎打ちを果たす本編シーンがシネマカフェに到着した。野心家の弁護士、腐敗した製薬会社CEO、黒ずくめの謎の男、ブロンド美女…。野心と欲望にまみれた登場人物たちが、それぞれ人生を狂わせる巨大な陰謀を仕掛ける本作。メガホンをとったのは、日系二世のシンタロウ・シモサワ。共同プロデューサーを務めた『THE JUON/呪怨』では、ハリウッドデビューの清水崇監督に全米No.1の快挙をもたらした。そのほか、人気シリーズのスピンオフ「クリミナル・マインド 特命捜査班レッドセル」やケヴィン・ベーコン主演「ザ・フォロイング」などを手がけ、海外ドラマ界で頭角を現した新鋭が、本作で映画監督デビューを果たしている。届いた本編映像では、謎の男に誘い出されたベン(ジョシュ・デュアメル)が、不意を突かれ囚われの身となっている。目を覚ますと、そこは古びた教会。そして同じように捕まった妻シャーロット(アリス・イヴ)の姿もあった。その傍らに立つ冷たい目の謎の男はポケットからナイフを取り出し、おもむろにシャーロットの肩を突き刺す!「貴様殺してやる!なんてことを!」と縛られたベンは叫ぶが、「正義の味方のつもりで何も見えてないな。この世には善も悪もない。あるのは真実だけだ」と呟く謎の男。彼はいったい何を知っているのか?その直後、何とか縄を解いたベンは、男に殴り掛かる。落としたナイフを拾い、謎の男の足を切りつけるが、返り討ちに。一進一退の攻防が続く中、2人を捉えるカメラは徐々に回転していく。ベンと妻の運命は?謎の男の言う「真実」とは何なのか…?この迫力満点のシーン、実はイ・ビョンホンの完全プロデュースで作り上げられたという。「現場までスタントコーディネーターを呼び、スタントダブルも用意していたのですが、残念ながら彼らの活躍の場はあまりありませんでした。なぜなら、ビョンホンが振付も全部自分でやってしまうのです」と、振り返るのはシモサワ監督。その日の撮影は20時間に及び、通常ではスタントマンでさえ疲弊してしまうような現場だったが、ビョンホンは毎回一貫したエネルギーと一定のテンションで臨んでいたそう。「スタントマンでさえできることではないと思うし、ましてや彼は芝居と同時にスタントもこなしてくれたわけですから、見事なものです」と、そのプロ根性を監督は称えている。そんなビョンホンのファイトシーンは、必見だ。『ブラック・ファイル 野心の代償』は2017年1月7日(土)、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年01月04日『バイオハザード:ザ・ファイナル』にも出演する韓国の人気俳優イ・ジュンギを主演に迎え、中国とイタリアを舞台に国境を越えた純愛を描いた『Never Said Goodbye』が、『シチリアの恋』として2017年4月より日本公開されることが決まった。突然、シチリアへ留学すると宣言したジュノ。フィアンセであるシャオユウとの関係にもピリオドが打たれた。絶望したシャオユウは、ジュノのあまりにも突然なシチリア行きを不審に思い、本当の理由を探ろうとする――。本作は、中国・上海とイタリア・シチリアを行き来しながら、国境と地域を越えて愛を育む一組の男女の正統派ラブストーリー。2016年8月に公開された中国では、上半期の恋愛映画としては初日観客動員数ナンバーワンを記録し、話題をさらった。愛する女性シャオユウを最後まで守ろうとするパク・ジュノ役を演じるのは、韓国トップスターのイ・ジュンギ。2001年からモデルとして活躍後、2000分の1の競争率からオーディションで合格。2005年公開の『王の男』で女性と見まがうほどの端正な容姿を持つコンギル役で一躍脚光を浴び、『初雪の恋~ヴァージン・スノー~』では宮崎あおいと共演。現在も、ドラマ「麗<レイ>―花萌ゆる8人の皇子たち―」や「夜を歩く士(ゾンビ)」などで話題を集めている。本作では、中国に渡ってきた韓国人留学生に扮し、愛する女性を最後まで守る好青年を熱演。さらに、ラストシーンと共に響き渡るエンディング曲「For a while」はイ・ジュンギの楽曲で、本作のメガホンをとった林育賢(リン・ユゥシェン)監督が気に入り採用された特別な1曲。相手役は、『サンザシの樹の下で』で巨匠チャン・イーモウ監督に見いだされてデビュー、人気女優として活躍するチョウ・ドンユイが務め、イ・ジュンギと息の合った演技を見せる。このたび解禁された場面写真でも、イ・ジュンギとチョウ・ドンユイ演じる恋人同士の2人が、顔を寄せ合い見つめ合う胸キュンなシーンが切り取られている。プロデューサーとして、作品に出演する俳優たちをスターへと押し上げることで有名な香港の3大監督の中の1人、スタンリー・クワンが製作を総括。ドキュメンタリー『ジャンプ・ボーイズ』で注目を集めたリン・ユゥシェン監督が、胸キュンラブストーリーをどう描き出すのか期待していて。『シチリアの恋』は2017年4月よりシネマート新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月21日