『6歳のボクが、大人になるまで』のイーサン・ホークが主演を務め、シェイクスピア劇を現代に蘇らせる映画『アナーキー』の日本公開が決定、予告編が解禁となった。鉄の拳と巨大な組織のバイク・ギャング軍団「The Britons」の麻薬王、シンベリン(エド・ハリス)は、後妻のクイーン(ミラ・ジョヴォヴィッチ)を溺愛するが、クイーンがローマ警察からの献金の要求を断るよう唆したことがきっかけで、血まみれの縄張り争いが勃発する。シンベリンの娘のイノジェン(ダコタ・ジョンソン)は、幼馴染のポステュマス(ペン・バッジリー)と結婚する。しかしシンベリンは、クイーンの息子クロートン(アントン・イェルチン)と娘を結びつけるためにポステュマスを追放してしまう。ポステュマスと出会ったヤーキモー(イーサン・ホーク)は、賭けをふっかける。ポステュマスとイノジェンの愛は本物か?ヤーキモーがイノジェンを誘惑するというのだ。ヤーキモーが突き付けた証拠に、ポステュマスは怒り狂う。イノジェンは姿を消し、ギャング軍団とローマ警察との抗争は激化、そして…偽りと真実が明らかにされる――!シェイクスピア劇の舞台を現代に置き換え、大胆にアクションを加えた映画『アナーキー』が、6/13(土)より新宿シネマカリテほか全国にて公開となる。主演を務めるのは、『プレディスティネーション』『6歳のボクが、大人になるまで』のイーサン・ホーク。監督を務めるマイケル・アルメレイダとは『ハムレット』以来のタッグで、再びシェイクスピア劇の現代化に挑む。共演には、『ラン・オールナイト』の公開が控えるエド・ハリス、「ヴァイオハザード」シリーズでヒロインを演じたミラ・ジョヴォヴィッチ、大きな話題を集めた『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』でヒロインを務めたダコタ・ジョンソンなど、超豪華キャストが名を連ねる。公開となった予告編は、銃やナイフ、燃え上がる車に暗躍するギャングたちの姿など、タイトルの通り混沌とした様相を呈する映像の連続。恐ろしいいでたちの悪役エド・ハリスの存在感がとにかく圧巻の一言だ。「真実も愛も裏切られる」というセリフに象徴されるように、暴力が支配する中での翻弄される登場人物の姿が描かれ、既に傑作の風格を感じる予告編となっている。これまでにも数多くの映画化作品を生んできたシェイクスピア劇。シェイクスピアの描く悲劇がいかに現代においても人々の心をつかむのかを、本作でもまた感じることができそうだ。『アナーキー』は6月13日(土)より新宿シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月28日監督スティーブン・スピルバーグ、主演トム・ハンクス、脚本イーサン&ジョエル・コーエン兄弟という最強チームで描くサスペンス・ドラマ大作『ブリッジ・オブ・スパイ』の日本公開が2016年に決定し、場面写真が22日、公開された。本作は、アメリカ合衆国と旧ソビエト連邦が対立を続けていた東西冷戦下の1960年に起こった大事件"U-2撃墜事件"の知られざる真実をもとに映画化した作品。ソ連からの米国スパイ救出というミッションに、ごく普通の男が型破りな方法で挑む、驚きとスリルあふれるストーリーとなっている。不可能と思われるミッションに挑むのは、ジョン・F・ケネディ大統領から極秘指令を受けた弁護士ジェームズ・B・ドノバン(トム・ハンクス)。CIAが極秘裏に遂行していた高高度偵察機U-2によるスパイ飛行中に、ソ連に撃墜・捕獲されたパイロットの奪還を目指す。監督は、『プライベート・ライアン』『シンドラーのリスト』でアカデミー賞監督賞を受賞したスティーブン・スピルバーグ。主演は、『フォレスト・ガンプ/一期一会』『フィラデルフィア』でアカデミー賞主演男優賞に輝いたトム・ハンクスで、『キャッチ・ミー・イフ・ユーキャン』以来13年ぶりにスピルバーグ監督とタッグを組む。そして脚本は、『ノーカントリー』『ファーゴ』でアカデミー賞脚本賞を受賞したイーサン・コーエンとジョエル・コーエン兄弟が務める。(C)Twentieth Century Fox Film Corporation and DreamWorks II Distribution Co., LLC. Not for sale or duplication.
2015年04月22日映画界の巨匠スティーブン・スピルバーグ監督、主演トム・ハンクス、脚本イーサン&ジョエル・コーエン兄弟というハリウッドで史上最高のスタッフ&キャストで贈るサスペンスドラマ『ブリッジ・オブ・スパイ』の日本公開が決定し、2016年に公開されることが明らかとなった。アメリカ合衆国と旧ソビエト連邦の世界を二分する、長きに渡る東西冷戦。冷戦下の1960年に起きた“U-2 撃墜事件”が世界を揺るがした。CIAが極秘裏に遂行していた高高度偵察機“U-2”によるスパイ飛行中、ソ連に撃墜・捕獲されたのだ。米国人パイロットの奪還計画に、当時の大統領ジョン・F・ケネディはある一人の男、弁護士ジェームズ・B・ドノバン(トム・ハンクス)に白羽の矢を立てることに。パイロット奪還という極秘指令を受けた弁護士ジェームズは、巨大政府を相手に限りなく不可能なミッションに挑むが…。世界を揺るがす大事件の知られざる真実を、映画界の最強タッグで映画化した本作。3つのアカデミー賞に輝くスティーブン・スピルバーグに、『ターミナル』以来11年の時を経てスピルバーグ監督と再タッグを叶えた名優トム・ハンクスが主演だ。脚本は『ノーカントリー』『ファーゴ』など4つものアカデミー賞を掴んだイーサン・コーエンとジョエル・コーエン。彼らとマット・チャーマンとで、史上最高のドリーム・チームが集結した。アカデミー賞常連が集結し、早くも2016年アカデミー賞有力候補として注目を集めている。全面的核戦争の瀬戸際に立たされた冷戦時代に、ごく一般的な男に課された重大任務。公開された場面写真に映るトムが神妙な面持ちから、事件の行く末も気になるところ。真実を基にした衝撃とスリリング、そして心に刺さる感動をスピルバーグ監督はどのように描いているのか。続報が楽しみだ。『ブリッジ・オブ・スパイ』は2016年より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月22日女優の綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すずが4姉妹を演じる是枝裕和監督映画『海街diary』(6月13日公開)が、5月13日から24日まで開催される第68回カンヌ国際映画祭でコンペティション部門に正式出品されることが16日、明らかになった。本作は漫画家・吉田秋生が漫画雑誌『月刊フラワーズ』(小学館)で2006年8月号から不定期連載中の同名漫画を原作に、一昨年の第66回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受けた『そして父になる』(2013年)以来の新作となる是枝裕和監督がメガホンを取った作品。鎌倉の祖母が残した家を舞台に、"異母妹"を加えた4姉妹のリアルな家族の絆を描いている。今回出品されるコンペティション部門は、最高賞パルムドール他賞を競う部門であり、本年度の審査委員長は 『ノーカントリー』(2007年)、『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』(2013年)などで知られるジョエル&イーサン・コーエン監督に決定。是枝監督作品としては前作『そして父になる』以来2年ぶり、『DISTANCE/ディスタンス』(2001年)、『誰も知らない』(2004年)を含む4回目のコンペティション部門出品となる。出演作が海を渡ることについて綾瀬は、「日本の海街、四季の美しさとそれに見守られるようにそれぞれに悩みを抱えながら、時にぶつかりながらも仲むつまじく暮らしている四姉妹の物語を海外のみなさんにもぜひたくさん見ていただきたいです」とコメント。長澤も「四人姉妹の物語を描いた『海街diary』を通して、海外のみなさんにも日本女性の美しさや強さを見てもらえるとうれしいです」と期待を寄せる。マイペースな三女を演じた夏帆は、「鎌倉の美しい四季の移ろいのなか、四姉妹を中心とした女性たちの物語を丁寧に描いた作品です。きっと国籍など関係なく、たくさんのひとに届く作品だと思います」と作品の持つ普遍性に言及。四女としてみずみずしい演技を見せた広瀬は、「自分が出演させていただいた作品が、海外映画祭に招待されるというのは初めてのことなので、今、正直オドオドしています」としながらも、「あらためて、この作品に参加させていただけて、本当に幸せです」と語った。前作『そして父になる』が、自身9年ぶりのコンペ出品でであった是枝監督は、「今回また選ばれたことは、正直驚きでした。素直にうれしいです」と喜ぶ。その上で、「国際映画祭はゴールではなく、より多くの人々に映画を届けるためのスタートだと考えていますし、中でもカンヌはその出発点としては最高の場所だと思っています」と気を引き締め、「一見すると、穏やかな春の海のようなこの映画があの場所でどのように受け止められるのか? 今から楽しみです」と現地での反応を心待ちにしている。(C)2015吉田秋生・小学館/「海街diary」製作委員会
2015年04月17日第68回カンヌ映画祭の審査員長に、ジョエル&イーサン・コーエンが決まった。ふたり組が審査員長を務めるのは初めてのこと。コーエン兄弟は、カンヌ映画祭の常連。1987年に『赤ちゃん泥棒』で初めてカンヌを訪れて以来、9作品をここで上映してきた。1991年の『バートン・フィンク』で最優秀賞にあたるパルムドールを、『ファーゴ』と『バーバー』で監督賞を、『インサイド・ルーウィン・デイヴィス名もなき男の歌』でグランプリを受賞している。ほかの審査員および上映作品は、4月中旬に発表される。今年のカンヌ映画祭は5月13日から24日まで開催される。文:猿渡由紀
2015年01月21日イーサン・ホークが主演を務める『プリデスティネーション』の予告編映像が公開になった。時空を飛び越えて犯罪を阻止しようとするエージェントの命がけのミッションを描いた大作映画だ。『プリデスティネーション』予告編本作の原作は、SF小説界を代表する作家のひとりロバート・A・ハインラインが1959年に発表した短編小説『輪廻の蛇』で、過去を変えると未来に変化や矛盾が生じるという“タイムパラドックス”をテーマにしている。このほど公開された予告編では、携帯型のタイムマシンを使って時空を移動しながら様々な事件の解決にあたるエージェントの活躍が描かれ、主人公が時間を超えた壮大な宿命に巻き込まれていく様が描かれる。一瞬にして人が“別時空”に移動し、一瞬にして見ていた風景が“過去の風景”へと変化するスタイリッシュな映像を手がけたのは、マイケル&ピーター・スピエリッグ監督。ホークやウィレム・デフォーをキャストに迎えてヴァンパイアのドラマを斬新な設定で描いた『デイブレイカー』で注目を集めた兄弟監督で、本作でもタイムトラベル、スタイリッシュなアクション、重厚な人間ドラマを巧みに融合させ、新たな視点を加えながら映像化しているという。『プリデスティネーション』2015年2月28日(土)より新宿バルト9ほか全国ロードショー
2014年12月22日イーサン・ホークにパトリシア・アークエット、そしてオーディションから主演に抜擢されたエラー・コルトレーンと、リチャード・リンクレイター監督の実娘・ローレライ・リンクレイターが12年に渡り、1つの家族となって同じ役柄を演じ続けた映画『6才のボクが、大人になるまで。』。2014年2月、第64回ベルリン国際映画祭で上映され、リンクレイター監督に2度目の「監督賞(銀熊賞)」をもたらした本作は、イーサンやパトリシアにとっても忘れがたい作品となったようで、それぞれから家族の絆を感じさせるコメントがシネマカフェに到着した。本作は、『ビフォア』シリーズのリンクレイター監督が脚本と監督を手がけ、6歳の少年メイソン(エラー・コルトレーン)とその家族の変遷の物語を、同じキャストで12年に渡り撮り続けた、かつてない試みのヒューマンドラマ。全米映画評サイトの「Rotten Tomatoes」では、先日、驚異の高評価100%を獲得しており、「21世紀に公開された作品の中でも並外れた傑作の1本」(NYタイムズ)とも評されている。あどけない6才の少年から多感な時期を経て、凛々しい青年へと成長していくメイソンを演じたのは、リンクレイター監督が12年前にオーディションで見出したエラー。メイソンの母親役のパトリシア、父親役のイーサン、姉役のローレライも、それぞれの役の変化と成長を見事に演じ切っている。12年という長い間、家族を演じ続けたキャストたちにとって、本作は家族のあり方に改めて想いを馳せる、いいきっかけになったそう。中でも、メイソンを演じたエラーは「息子であることについて、それと、ぼくの母との関係についてもたくさん学んだな」とふり返る。「ことに撮影の後半になるとね。(母親の)オリヴィアの傷つきやすさを見ると、特にそんな気がする。ふり返ってみると、ぼくの母との関係について、それがどんなに大切なものか、いろいろと教えてくれたと思うんだ」と、自らを役に重ねた。パトリシアもまた、12年の間に大人になり、遠ざかっていく子どもたちの姿を、本当の母親のように見守っていたという。「残酷よ!ほんと残酷。でもそれは最初から分かってた。私もイーサンも。まるで微速度撮影みたい。夜が明けて、小さなバラのつぼみが開いて、小さな美しい花になる――それが子どもたち。そのつぼみが開いて、花びらが落ち始めるのが、私とイーサン。花びらが全部落ちるところまでは見せないわ。それは最後に来るの、私たちの余生の間にね」と、深い視点から本作を掘り下げている。イーサンは「誰しも自分の子ども時代は自分のものだと思うけど、実はみんな家族とつながってるんだ。僕たちの子ども時代を両親と切り離すことなんてできない。彼らが何者で、誰と結婚して、どんな選択をしたか――長い目で見れば、それが子どもたちに影響を与えてる。だから素晴らしいんだ。メイソンの目を通して、10年以上の間に父親がどれほど変わるか見続けることが」と語り、子ども目線で父親の姿を見られることの素晴らしさを指摘する。シングルマザーとして子育てをしている母親や、子どもと友達のような関係を作る父親、これから親元を離れる子どもたち…。本作に出てくる、彼ら家族の12年間に及ぶ姿は、誰もがどこか共感し、家族の大切さを改めて感じさせてくれることだろう。『6才のボクが、大人になるまで。』は11月14日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月15日「コーエン(coen)」は、初のオリジナルフレグランスシリーズ「カリフォルニア ホライズン」を発売する。調香を手掛けたのは、「エスティローダー(ESTEE LAUDER)」や「トムフォード(TOM FORD)」などの香りを担当したフランス生まれの調香師、クリストフ・ラウダミエル(Christophe Laudamiel)。カリフォルニアの平原やアウトドアをイメージした香りで、ベルガモットやオレンジのトップノートを、ローズマリーとカリフォルニア産ユーカリのミドルノートが引き継ぎ、セダーウッドやホワイトアンバーがボトムノートを織りなす。一部店舗にはカリフォルニア ホライズンのフレグランスディフューザーを設置する。6月に「ファブリックフレッシュスプレー」(2,200円)、「ハンドソープ」(2,200円)、「ソリッドパフューム」(1,800円)が発売され、9月には「アロマキャンドル」が登場予定。2013年に開始した雑貨やギフトを扱うレーベル「キオスコ コーエン(kiosko coen)」で展開。取り扱い店舗は東京スカイツリーソラマチ店、吉祥寺店、二子玉川ドックウッドプラザ店、ジェネラルストア新宿ペペ店など多数。
2014年06月16日リチャード・リンクレイター監督、イーサン・ホーク、ジュリー・デルピーが三度、集結した新作映画『ビフォア・ミッドナイト』が明日から日本公開される前に、ホークのコメントが公開された。その他の写真本作はホーク演じるアメリカ人ジェシーとデルピー演じるフランス人セリーヌの関係を描いたシリーズ最新作。1995年製作の『ビフォア・サンライズ』ではふたりが列車で偶然に出会い、夜明けまでのひとときを過ごした後に再会を誓って別れるまでを描き、9年後に製作された『ビフォア・サンセット』ではパリで再会したふたりがジェシーが乗る飛行機に向かうまでの間、お互いの現在の状況や9年前の想いについて語り合う姿を描いた。そしてさらに9年の月日が流れた2013年に満を持してシリーズの最終章『ビフォア・ミッドナイト』が製作された。本作の最大の特徴は、主演のふたりと監督が共同で脚本を執筆していることだ。「リチャードには、もし誰かが何かに強く反対するのならそれはやらないで、別のアイデアを出さなければならないというルールがある」と語るホークは「もし誰かが夢中になっているアイデアでも、他のふたりが気に入らなければ、ふたりが納得するまで書き直さなければならない。例えば、僕がジェシーに言わせたらいいんじゃないかというセリフを提案する。するとジュリーは『世界中の人に嫌われるわ、そんなことを言ったら。不愉快だしバカみたい』と言うかもしれない。僕たちはお互いをよく理解するために助け合っているんだ。キャラクターを作り上げるためにね」と振り返る。前2作では男女の“つかずはなれず”な絶妙な関係が描かれたが、新作でふたりは年齢を重ね、現実の問題に向かい合う。「僕たちはすべての可能性を考えたよ。他の人と結婚しているかもしれないし、偶然会うかもしれないし。自分たちがどういう映画にしたいのかという答えを出すのが、最も難しいことだった」。9年という時間を置くことで見えた、9年前には決して思いつかなかった新しい視点、自身の変化を巧みに脚本や演技に取り入れることで誕生した“現在のジェシーとセリーヌの物語”が『ビフォア・ミッドナイト』だ。ちなみに、本作はシリーズの“最終章”とアナウンスされているが、ホークは「人生の中でも、映画に関することは充電に時間がかかるものだ。サンクト・ペテルブルグだね、次は。夏のサンクト・ペテルブルグ!」と笑顔でコメント。映画はひとまず完結しても、ジェシーとセリーヌの人生は続いていく。ホークら3人がシリーズに愛情を注ぎ続ける限り、新たな映画ができる可能性はゼロではなさそうだ。『ビフォア・ミッドナイト』1月18日(土)よりBunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿バルト9ほか全国公開
2014年01月17日ジャスティン・ティンバーレイクが、新作ロマンスコメディ『The Last Drop』(原題)の主演候補に挙がっており、アルコール中毒の料理評論家を演じる見込みだという。同作は、ニューヨーク出身でアルコール中毒の男性がある女性と出会って恋に落ち、デートを重ねるうちに真剣な仲になり、彼女のためにもアルコール中毒を克服しようと奮闘するというストーリーだ。ピーター・ソレット監督がメガホンを取り、ブランド&フィリップ・マーフィー兄弟が脚本を手がける模様だ。すっかり俳優としても成功を収めているジャスティンは現在、ジョエル&イーサン・コーエン兄弟の新作『Inside Llewyn Davis』(原題)や、ベン・アフレック、ジェマ・アータートンらと共演する『Runner,Runner』(原題)の撮影中だ。さらに、ジャスティンがクリント・イーストウッドと共演する新作『人生の特等席』は11月23日(金)に日本公開予定だ。■関連作品:人生の特等席 2012年11月23日より丸の内ピカデリー3ほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
2012年09月28日『ディクテーター 身元不明でニューヨーク』で世界中を騒がせているサシャ・バロン・コーエンが、今度はジェームズ・ボンド風のパロディ作品に出演するようだ。フィル・ジョンストンとの共同でサシャが脚本も担当する同作は、ボンドもどきのスパイと間抜けなサッカーのフーリガンの兄弟が引き起こす珍騒動を描いたものになるという。作品の製作権をパラマウント・ピクチャーズに販売したものの、売却金額は明らかにされていない。本作は今年初めに契約を結んで以来、パラマウント社が製作に乗り出す初めての作品となる見込みだ。間抜けな兄弟の片方をサシャが演じる見込みで、主人公のスパイはジェームズ・ボンドに似せているものの、ボンドの著作権は「イーオン・プロダクションズ」とダンジャックが所有しているため、“ボンドそのもの”とはいかないようだ。サシャが“将軍様”に扮して珍騒動を巻き起こす最新作『ディクテーター 身元不明でニューヨーク』は世界中で1億6,000万ドル(約125億円)の興行成績を叩き出しており、日本では9月7日(金)から公開予定。■関連作品:ディクテーター 身元不明でニューヨーク 2012年9月7日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて順次公開© 2011 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2012年08月08日『ボラット』『ブルーノ』のサシャ・バロン・コーエンが主演最新作『ディクテーター 身元不明でニューヨーク』であまりに危険な“役作り方法”を実践していたことが明らかになった。その他の写真カザフスタンのジャーナリスト、ゲイのファッション評論家など様々なキャラクターに扮し、世間を騒がせてきたコーエンが本作で演じるのは独裁者アラジーン将軍だ。映画は、彼がニューヨークを訪れるも、米国政府の陰謀により身元不明の状態にされたまま街に放り出され、行く先々で騒動を起こす様を描いている。徹底的な資料の読み込みや、体重の増減などの身体改造、体験取材など俳優が役を演じる準備には様々なものがあるが、コーエンは独裁者を演じる際にとんでもない方法で役をつくったようだ。本作を手がけたラリー・チャールズ監督によると「サシャは、アラジーン将軍というキャラクターにリアリティを持たせるため、映画の準備段階の時点でアラジーン将軍を実在の人物としていくつかのメディアに紹介し、実際にインタビューを受けたんだ」とコメント。「相手に将軍キャラが作り事だとバレないようにするためには、完全に即興で答えなければいけない。そういう会話を積み重ねることによって、サシャは役柄を完璧なものに仕上げていくんだ」と説明する。コーエンの役の“作りこみ”はいつも徹底されており、もしかしたらインタビューした人間は相手がコーエンだと気づいていない可能性もある。なんとも人騒がせな話だが、何者も恐れぬコーエンの破天荒ぶりと俳優魂が、映画『ディクテーター…』でどのように結実しているのか気になるところだ。『ディクテーター 身元不明でニューヨーク』9月7日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国順次公開
2012年07月04日イーサン・ホークが、今夏に『恋人までの距離(ディスタンス)』、『ビフォア・サンセット』の続編となる新作の撮影を開始するようだ。『恋人までの距離』(’95)で、ウィーンで出会い一夜の恋に落ちる見知らぬ2人をジュリー・デルビーと演じ、2作目『ビフォア・サンセット』(’04)ではその9年後の再会が描かれたが、3作目のクランクインを喜んでいるという。「僕らは『恋人までの距離』と『ビフォア・サンセット』に続く3作目の撮影に入るんだけど、これから楽しくなるよ。今年の夏にクランクインするんだ」と話すイーサンは、「この3作目が過去のものと一番違うところはインターネットさ。第1作目の頃は全然プレッシャーなんかなかったね。誰も気にしてなかった」と続ける。同作品の詳細については「叱られるから、秘密厳守なんだ」と固く口を閉ざしているという。今後イーサンは、ヴァンパイアが支配する世界を舞台に、人間が絶滅の危機に瀕した近未来を描いた『デイブレイカー』(’09)に次いでピーター&マイケル・スピエリッグ両監督と再タッグを組んだタイムトラベルもののアクション作品『Predestination』(原題)に出演する予定。こちらは、イーサン扮する政府のエージェントが、未来の殺人を阻止するために幾度となく時空を超えてミッションをこなしていくさまを描いた内容となるという。
2012年06月15日今年で俳優生活30周年を迎えるニコラス・ケイジの主演最新作『ハングリー・ラビット』が日本公開される前に、本作の最新画像とケイジがスタントなしで挑んだアクションシーンを収録した特別動画が公開された。特別動画本作は、平凡な暮らしを送っている穏やかな高校教師のウィル(ケイジ)が、何者かに暴行されてしまった妻の仕返しをするために、謎の男に“代理殺人”を依頼したことを機に、想像を絶する戦いに巻き込まれてしまう姿を描くサスペンス・アクション。『世界最速のインディアン』や『バンク・ジョブ』を手がけた名匠ロジャー・ドナルドソンが監督を務めている。ジョエル&イーサン・コーエン、デイヴィッド・リンチら個性豊かな映画作家の作品から、『ナショナル・トレジャー』シリーズなどの超大作まで幅広いジャンルで活躍してきたケイジが、キャリア30周年となる年に出演を熱望した作品が、本作『ハングリー・ラビット』だ。本作でケイジは、穏やかな男性がいつしか熾烈な状況に放り込まれてしまう姿を全身で体現。多くのアクションもスタントに頼らずに自ら挑戦。このほど公開された特別映像でもケイジは封鎖されていない高速道路のレーンを疾走。危険なシーンを体をはってこなしている。ちなみに日本では、彼の俳優生活30周年を記念した大規模企画“祝!ニコラス・ケイジデビュー30周年がんばれ!ニコラスキャンペーン”が行われており、日本のケイジ支持者から連日、応援メッセージが寄せられている。『ハングリー・ラビット』6月16日(土)より新宿バルト9ほか全国ロードショー
2012年05月25日サシャ・バロン・コーエンが2月に行われたアカデミー賞授賞式のレッドカーペットで、取材中のライアン・シークレストに粉をぶちまけた件について、シークレストに謝罪していたことが明らかとなった。2月27日に行われた第84回アカデミー賞授賞式の際、サシャは主演作『ディクテーター 身元不明でニューヨーク』で演じた独裁者・アラジーンに扮してレッドカーペットに登場。出席するスターたちにインタビューを行っていた「アメリカン・アイドル」の司会でおなじみのライアン・シークレストに、北朝鮮の故・金正日総書記の遺灰と称する白い粉を振りかけた。サシャは先週末にコメディ番組「Saturday Night Live」にカメオ出演し、同番組に出演しているライアンにバックステージで無礼を詫びたという。「(サシャの妻で女優の)アイラ・フィッシャーを見かけたので挨拶したら、彼女が『夫が失礼をして、すみませんでした』と言うから、『いいよ、いいよ。大丈夫。そう言ってくれて、ありがとう』と答えたんだ。まさか彼が番組に出てくるとは思わなかったから」。番組を終えると、サシャはライアンの元へ足を運び、毒舌キャラから素顔のサシャに戻って授賞式時の無礼を詫びたという。「心から謝ってくれて、とてもいい人だったよ」とライアンはふり返る。サシャはさらに、当初のターゲットは実はライアンではなかったと告白したそうだ。「本当はジョージ・クルーニーだったんだ。ただ、ジョージはいくつもノミネーションを受けていたから、さすがにまずいという話になって、不幸にも僕が選ばれたんだ」とライアンは暴露。これで少しは溜飲が下がったかも。(text:Yuki Tominaga)© Retna/AFLO■関連作品:ディクテーター 身元不明でニューヨーク 2012年9月7日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて順次公開© 2011 Paramount Pictures. All Rights Reserved.■関連記事:アンナ・ファリス、『ディクテーター』でコメディ・スター・オブ・ザ・イヤー受賞将軍様がラクダに乗りN.Y.をパレード!?『ディクテーター』超過激映像が解禁あのお騒がせ男、今度は世界一危険な独裁者に!サシャ・バロン・コーエン最新作公開
2012年05月09日『ボラット』『ブルーノ』のサシャ・バロン・コーエンの主演最新作『ディクテーター 身元不明でニューヨーク』の、過激な新画像が一挙に3点も公開された。その他の写真カザフスタンのジャーナリスト、ゲイのファッション評論家など様々なキャラクターに扮し、世間を騒がせてきたコーエンが本作で演じるのは独裁者だ。このほど公開された3点の画像はいずれも、彼が演じるアラジーンの偉業を称えたものらしい。アラジーン将軍は、あのウィンブルドンで10回連続の優勝を決めるも、なぜか手にはテニスラケットとサーベルが握られており、テニスコートの向こうには倒れている人の姿が。負けてくやしくて倒れたのか、ここには書けない事情があったのかは不明だが、アラジーン将軍がテニスの世界では“向かうところ敵なし”であることは間違いなさそうだ。その他にも、サッカーのワールドカップでMVPを14年連続で受賞し、悪趣味なまでに大きな純金のトロフィーを手にしている写真や、ゴルフの初ラウンドで30アンダーを記録した時の画像も登場。スポーツ万能で、国をおさめ、思いがすべて叶ってしまうアラジーン将軍。そんな彼が迷子になったニューヨークでどんな騒動を巻き起こすのか、気になるところだ。ちなみに3点の画像は、巨大なパネルになり、28日(土)から東京の映画館、新宿武蔵野館で展示され、その後、全国の劇場に順次設置される予定。『ディクテーター 身元不明でニューヨーク』9月7日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国順次公開
2012年04月23日“ブルーノ”や“ボラット”といったお騒がせキャラで知られるハリウッド一の問題児、サシャ・バロン・コーエン主演の最新作『ディクテーター 身元不明でニューヨーク』がこの秋、日本で公開されることが決定した。サシャと言えば、2月に行われた本年度アカデミー賞授賞式で、故・金正日総書記の遺灰を模してまくというパフォーマンスが波紋を呼び、全世界でその模様が駆け巡ったのが記憶に新しい。そんなお騒がせ男、サシャが贈る最新作はニューヨークで身元不明となった世界一危険な独裁者・アラジーンが繰り広げる大騒動を描いた“笑劇”の問題作。監督は『ボラット栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』や『ブルーノ』でサシャを起用し、世界中を笑いの渦に巻き込んだラリー・チャールズ。両作ともに世界中で大ヒットを記録すると共に、多くの人々の怒りやひんしゅくを買い、『ボラット』に関しては訴訟騒ぎにまで発展するなど、遺憾なく“問題作”っぷりを発揮してきたコンビの最新作とあって、今度はどんな波紋を呼ぶのか…?共演には、『ヒューゴの不思議な発明』でもサシャと共演を果たしたアカデミー俳優ベン・キングズレー。そのほか、ジョン・C・ライリ―(『おとなのけんか』)やアンナ・ファリス、そしてミーガン・フォックス(『トランスフォーマー/リベンジ』)が本人役で出演と、公開前から何かと話題に事欠かない本作。全米では5月16日(木)の公開を予定しているが、果たして“お騒がせ男”サシャ・バロン・コーエンは映画公開までのプロモーションで、今後どんなパフォーマンスを見せてくれるのか?日本での公開が待ち切れない!『ディクテーター 身元不明でニューヨーク』は9月7日(金)よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて順次公開。
2012年04月12日ジャスティン・ティンバーレイク、アマンダ・セイフライド出演のアクション・サスペンス『TIME/タイム』が17日(金)から日本公開になる前に、ティンバーレイクのコメントが届いた。その他の写真『TIME/タイム』は、科学技術の進化によって人間の成長が25歳で止まる近未来が舞台。映画は“時間”が通貨として流通し、貧しき者は早死にし、富める者は永遠の生を謳歌する社会で、主人公ウィル(ティンバーレイク)が世界を揺るがす“衝撃の真実”を追う姿を描く。昨年公開された『ソーシャル・ネットワーク』に出演し、映画ファンから大きな注目を集めたティンバーレイクだが、彼のキャリアの始まりはボーカリストだ。 90年代に世界中で人気を得たポップ・グループ“イン・シンク”のメンバーとして活躍しソロに転向。ヒット・プロデューサーのティンバランドとタッグを組んだアルバム『フューチャー・セックス/ラヴ・サウンズ』は900万枚以上を売り上げた。その後、俳優としてのキャリアを積み、今後もクリント・イーストウッドとの共演作や、ジョエル&イーサン・コーエン兄弟の新作映画への出演が控えている。『TIME/タイム』を「本当の意味での初主演作」というティンバーレイクは、「肉体的に大変だったばかりか、精神的にも新たな挑戦でした」と振り返るも「とてもエキサイティングで、おそらく毎日セットで一番ワクワクしていたのは僕だと思います」とコメント。本作について「強烈な映画で、ハラハラさせ、それにメッセージ性のある作品。この映画のような“中身”のしっかりとあるオリジナル作品に出演する事は、とにかくワクワクするものです」と語っている。劇中でティンバーレイクは、アクロバティックなアクションはもちろん、セイフライドとのロマンス・シーンや、息つまる演技バトルなども披露。ルックスだけではなく“中身”のしっかりとある俳優であることを証明した本作を機に、日本でも彼のファンが急増しそうだ。『TIME/タイム』2月17日(金)よりTOHOシネマズ 日劇他にて全国ロードショー
2012年02月08日第83回アカデミー賞の候補が25日未明(現地時間)にロサンゼルスで発表され、『英国王のスピーチ』が作品賞、監督賞、主演男優賞をはじめ最多12部門にノミネートされた。続いてコーエン兄弟の『トゥルー・グリット』が10部門、現在日本でも大ヒット公開中の『ソーシャル・ネットワーク』、渡辺謙も出演した『インセプション』が8部門の候補に挙がっている。まず目を引くのが『英国王のスピーチ』の大躍進。ここまで“オスカー前哨戦”と呼ばれた映画賞では『ソーシャル・ネットワーク』の圧勝ムードだったが、先日発表された第22回アメリカ製作者組合(PGA)賞では、映画部門の作品賞にあたるダリル・F・ザナック賞を受賞。ちなみに昨年、作品賞を含むオスカー6冠に輝いた『ハート・ロッカー』(キャスリン・ビグロー監督)も同賞を受賞している。また、10部門にノミネートされたコーエン兄弟の『トゥルー・グリット』はゴールデン・グローブ賞では候補ゼロだっただけに、ダークホースとして不気味な存在…つまり、今年のアカデミー賞は予想以上の混戦模様なのだ。主演男優賞は、すでにゴールデン・グローブ賞を受賞しているコリン・ファース(『英国王のスピーチ』)が最有力か。今年の授賞式司会を務めるジェームズ・フランコ(『127時間』)や、ジェシー・アイゼンバーグ(『ソーシャル・ネットワーク』)といった若手俳優の受賞にも期待したい。ちなみにこの3人は実在の人物を演じており、近年の傾向から、受賞の可能性は高いはず。『トゥルー・グリット』のジェフ・ブリッジスは、昨年の『クレイジー・ハート』に続き、2年連続でオスカーを手にできるか?授賞式の華である主演女優賞は、ゴールデングローブ賞の「ドラマ部門」と「ミュージカル・コメディ部門」を分け合ったナタリー・ポートマン(『ブラック・スワン』)、アネット・ベニング(『キッズ・オールライト』)の一騎打ち。その他、ニコール・キッドマン(『Rabbit Hole』)、ジェニファー・ローレンス(『Winter’s Bone』)、ミシェル・ウィリアムズ(『ブルーバレンタイン』)が候補に挙がった。主演女優賞より予想が難しいのが、助演女優賞。ゴールデン・グローブ賞を受賞したメリッサ・レオ(『ザ・ファイター』)をはじめ、同じ作品で候補になったエイミー・アダムス、ヘレナ・ボナム=カーター(『英国王のスピーチ』)など強力なメンツに加えて、現在14歳のヘイリー・スタインフェルド(『トゥルー・グリット』)も侮れない存在。過去の受賞者をふり返っても、最もサプライズが多い賞だけに大きな注目が集まる。助演男優賞には、ゴールデン・グローブ賞を獲得したクリスチャン・ベイル(『ザ・ファイター』)が順当にノミネート。主演のマーク・ウォールバーグが候補から漏れたこともあり、雪辱を晴らしたいところだ(ちなみにウォールバーグは製作者として作品賞候補に名を連ねた)。対抗馬はマーク・ラファロ(『キッズ・オールライト』)とジェフリー・ラッシュ(『英国王のスピーチ』)。公開当初から評論家筋の評価を得ながら今回、ノミネート数を伸ばすことができなかったベン・アフレック監督の『ザ・タウン』から、ジェレミー・レナーが堂々ノミネートされた。さて監督賞だが、またしてもクリストファー・ノーラン監督(『インセプション』)が落選!娯楽性と芸術性を兼ね備えた傑作を生み出す“天才”もアカデミー会員からは敬遠されがちなのか。その代わりと言っては何だが、コーエン兄弟が監督賞候補になった。これはこれで順当なのだが…。デヴィッド・フィンチャー(『ソーシャル・ネットワーク』)、トム・フーパー(『英国王のスピーチ』)、デヴィッド・O・ラッセル(『ザ・ファイター』)はゴールデン・グローブ賞に続き、ノミネートを果たした。外国語映画賞では『告白』(中島哲也監督)が惜しくも落選。また、アニメ映画賞の審査対象作品15本に残っていた『サマーウォーズ』も最終候補に残ることはできなかった…残念!発表と授賞式は2月27日(現地時間)にコダック・シアターで行われる。【第83回アカデミー賞ノミネート一覧】<作品賞>『ソーシャル・ネットワーク』『英国王のスピーチ』『127時間』『インセプション』『トイ・ストーリー3』『ブラック・スワン』『ザ・ファイター』『キッズ・オールライト』『トゥルー・グリット』『Winter’s Bone』(原題)<監督賞>デヴィッド・フィンチャー『ソーシャル・ネットワーク』ダーレン・アロノフスキー『ブラック・スワン』トム・フーパー『英国王のスピーチ』デヴィッド・O・ラッセル『ザ・ファイター』ジョエル&イーサン・コーエン『トゥルー・グリット』<主演男優賞>コリン・ファース『英国王のスピーチ』ジェシー・アイゼンバーグ『ソーシャル・ネットワーク』ジェームズ・フランコ『127時間』ハビエル・バルデム『BIUTIFUL』(原題)ジェフ・ブリッジス『トゥルー・グリット』<主演女優賞>ナタリー・ポートマン『ブラック・スワン』アネット・ベニング『キッズ・オールライト』ニコール・キッドマン『Rabbit Hole』(原題)ジェニファー・ローレンス『Winter’s Bone』(原題)ミシェル・ウィリアムズ『ブルーバレンタイン』<助演男優賞>クリスチャン・ベイル『ザ・ファイター』ジェフリー・ラッシュ『英国王のスピーチ』ジェレミー・レナー『ザ・タウン』ジョン・ホークス『Winter’s Bone』(原題)マーク・ラファロ『キッズ・オールライト』<助演女優賞>メリッサ・レオ『ザ・ファイター』『英国王のスピーチ』エイミー・アダムス『ザ・ファイター』ヘレナ・ボナム=カーター『英国王のスピーチ』ヘイリー・スタインフェルド『トゥルー・グリット』ジャッキー・ウィーヴァー『Animal Kingdom』(原題)<脚色賞>『ソーシャル・ネットワーク』『127時間』『トイ・ストーリー3』『トゥルー・グリット』『Winter’s Bone』(原題)<オリジナル脚本賞>『インセプション』『キッズ・オールライト』『ザ・ファイター』『英国王のスピーチ』『Another Year』(原題)<長編アニメーション賞>『トイ・ストーリー3』『ヒックとドラゴン』『イリュージョニスト』作曲賞『ヒックとドラゴン』『ソーシャル・ネットワーク』『英国王のスピーチ』『127時間』『インセプション』歌曲賞「We Belong Together」『トイ・ストーリー3』「If I Rise」『127時間』「I See the Light」『塔の上のラプンツェル』「Coming Home」『Country Strong』(原題)<外国語映画賞>※英題『BIUTIFUL』(メキシコ)『DOGTOOTH』(ギリシャ)『IN A BETTER WORLD』(デンマーク)『INCENDIES』(カナダ)『Outside the Law』(アルジェリア)■関連作品:127時間 2011年6月、公開© 2010 Twentieth Century Foxキッズ・オールライト 2011年4月29日より、渋谷シネクイント、TOHOシネマズ シャンテ、シネリーブル池袋ほか全国にて公開ザ・ファイター 2011年3月26日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010 RELATIVITY MEDIA. ALL RIGHTS RESERVED.トイ・ストーリー3 2010年7月10日より全国にて公開© DISNEY/PIXARトゥルー・グリット 2011年3月18日よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開© 2010 PARAMOUNT PICTURES. All Rights Reserved.ブラック・スワン 2011年5月、TOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2010 Twentieth Century Fox.英国王のスピーチ 2011年2月26日よりTOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開© 2010 See-Saw Films. All rights reserved.ソーシャル・ネットワーク 2011年1月15日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010 Sony Pictures Digital Inc. All Rights Reserved.第68回ゴールデン・グローブ賞 [アワード]第83回アカデミー賞 [アワード]■関連記事:ナタリー・ポートマンにコリン・ファース、オスカー候補たちが喜びのコメント発表【ハリウッドより愛をこめて】ゴールデン・グローブ賞の舞台裏&オスカーの見どころオスカー作品賞の結果を占うアメリカ製作者組合賞は『英国王のスピーチ』が受賞2010年映画ファンが選ぶベストムービー洋画大作を抑えあの邦画がNo.1に輝く!キャリー・マリガンら実力派俳優陣が紡ぐ哀しい運命『わたしを離さないで』予告編到着
2011年01月26日英国アカデミー(BAFTA)賞候補が18日発表され、『英国王のスピーチ』が最多14部門で候補に挙がり、次いでナタリー・ポートマンがゴールデン・グローブ主演女優賞に輝いた『ブラック・スワン』が12部門、『インセプション』が9部門で候補となった。また、今回の賞レースにはジョエル&イーサン・コーエン兄弟監督の西部劇『トゥルー・グリット』とダニー・ボイル監督の『127時間』(原題)が8部門にノミネートされている。16日発表の第68回ゴールデン・グローブ賞を制した『ソーシャル・ネットワーク』は6部門で候補入り。今月2日に逝去したピート・ポスルスウェイトが『ザ・タウン』で助演男優賞候補になった。授賞式は2月13日(現地時間)。昨年、BAFTA作品賞受賞の『ハート・ロッカー』はそのまま続けてオスカーも受賞。今年もその結果に注目が集まる。主な部門のノミネーションは以下の通り。作品賞『ブラック・スワン』『インセプション』『英国王のスピーチ』『ソーシャル・ネットワーク』『トゥルー・グリット』優れた英国映画賞『127時間』(原題)『Another Year』(原題)『Four Lions』(原題)『英国王のスピーチ』『Made in Dagenham』(原題)監督賞ダニー・ボイル『127時間』(原題)ダーレン・アロノフスキー『ブラック・スワン』クリストファー・ノーラン『インセプション』トム・フーパー『英国王のスピーチ』デヴィッド・フィンチャー『ソーシャル・ネットワーク』主演男優賞ハビエル・バルデム『Biutiful ビューティフル』ジェフ・ブリッジス『トゥルー・グリット』ジェシー・アイゼンバーグ『ソーシャル・ネットワーク』コリン・ファース『英国王のスピーチ』ジェームズ・フランコ『127時間』(原題)主演女優賞アネット・ベニング『キッズ・オールライト』ジュリアン・ムーア『キッズ・オールライト』ナタリー・ポートマン『ブラック・スワン』ノオミ・ラパス『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』ヘイリー・スタインフェルド『トゥルー・グリット』助演男優賞クリスチャン・ベイル『ザ・ファイター』アンドリュー・ガーフィールド『ソーシャル・ネットワーク』ピート・ポスルスウェイト『ザ・タウン』マーク・ラファロ『キッズ・オールライト』ジェフリー・ラッシュ『英国王のスピーチ』助演女優賞エイミー・アダムス『ザ・ファイター』ヘレナ・ボナム=カーター『英国王のスピーチ』バーバラ・ハーシー『ブラック・スワン』レスリー・マンヴィル『Another Year』(原題)ミランダ・リチャードソン『Made in Dagenham』(原題)(text:Yuki Tominaga)■関連作品:127時間 (原題) 2011年、公開© 2010 Twentieth Century Foxキッズ・オールライト 2011年GW、渋谷シネクイントほか全国にて公開トゥルー・グリット 2011年3月18日よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開© 2010 PARAMOUNT PICTURES. All Rights Reserved.インセプション 2010年7月23日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010 Warner Bros. Ent. All Rights Reservedザ・タウン 2011年2月5日より丸の内ルーブル、新宿ピカデリー ほか全国にて公開© 2010 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURESソーシャル・ネットワーク 2011年1月15日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010 Sony Pictures Digital Inc. All Rights Reserved.ブラック・スワン 2011年春、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2010 Twentieth Century Fox.英国王のスピーチ 2011年2月26日よりTOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開© 2010 See-Saw Films. All rights reserved.第83回アカデミー賞 [アワード]ザ・ファイター 2011年3月26日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010 RELATIVITY MEDIA. ALL RIGHTS RESERVED.第68回ゴールデン・グローブ賞 [アワード]ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女 2010年1月16日よりシネマライズほか全国にて順次公開©Yellow Bird Millennium Rights AB, Nordisk Film, Sveriges Television AB, Film I Väst 2009■関連記事:YOSHIKIアメコミ界の重鎮と共にゴールデン・グローブ授賞式に出席!J・ギレンホールは新恋人同伴?M・ダグラスは完全復活。G・グローブ賞こぼれ話「glee」がGG賞2年連続作品賞で3冠!アル・パチーノ、S・ブシェミらも受賞杏、ゴールデン・グローブ賞に感激!父・渡辺謙に続いて海外進出!?『ソーシャル・ネットワーク』ゴールデン・グローブ賞4冠N・ポートマン主演女優賞
2011年01月19日ブルース・ウィリス主演最新作『RED/レッド』が29日(土)から日本公開されるのを前に、本作に出演している名優ジョン・マルコヴィッチのインタビュー映像が公開された。その他の写真映画は、静かな引退生活を送る元CIAのフランク(ウィリス)が何者か襲撃され、かつてCIAから“RED”(Retired Extremely Dangerous=引退した超危険人物)と呼ばれ恐れられていた仲間たちとともに、巨大な陰謀に立ち向かう物語。本作でマルコヴィッチが演じるのは、CIAの実験のために長きに渡って幻覚剤を投与し続けられてきたという過去を持つ男・マーヴィン。現役を引退し人の目を忍んで暮らす彼は、主人公フランクに誘われチームに復帰。被害妄想が強いという欠点を抱えながらも、生粋の暗殺者として武器・兵器に関するスキルを最大限に駆使して巨大な陰謀に立ち向かっていく。マルコヴィッチは、マノエル・ド・オリヴェイラやベルナルド・ベルトルッチ、クリント・イーストウッド、ジョエル&イーサン・コーエンら世界中の映画作家たちから厚い信頼を得る演技派として知られる一方で、『コン・エアー』や『エラゴン/遺志を継ぐ者』などブロックバスター大作にも出演。また、『マルコヴィッチの穴』では本人役で登場しハジケまくった演技を見せるなど名優・怪優として映画ファンから高い支持を得ている。このほど公開されたインタビュー映像では、マルコヴィッチが自身が演じた役や物語について語るほか、今回メガホンを執ったロベルト・シュヴェンケ監督や共演者の魅力についてコメントしている。『RED/レッド』2011年1月29日(土)ロードショー(C)2010 Summit Entertainment LLC. All Right Reserved.
2011年01月19日台湾で記録的なヒットとなった『モンガに散る』がついに公開。主演のイーサン・ルアンとマーク・チャオがシネマカフェに向けて動画でメッセージを寄せてくれた。インタビューと併せてお届け!台北の繁華街を舞台に、極道の世界でのし上がっていこうとする若者たちの姿を疾走感あふれる映像で描いた本作。イーサンとマークそれぞれに共演の感想を尋ねてみた。イーサンはマークについて「相手のことをよく考えてくれる俳優です。相手がもっとうまく演じられるようにサポートしたり、足りない部分を補助したりもします。この映画は、監督も含め5人の存在の誰もが大事ですが、僕にとってはマークの存在が欠かせません。マークとの共演シーンが一番多かったですから。なので、支え合うこともとても多かったです」とコメント。一方のマークは「イーサンは、表と裏のない、誰に対しても真心で接する非常に真面目な人でした。今回の俳優仲間には本当に感謝しています。この映画から得た最大の収穫は、作品が認められただけではなく、本当の兄弟のような仲間に巡り合えたことです。僕にとって、これからの2〜30年先の役者人生を、彼らが一緒に歩んでくれると確信しています」と力強く語ってくれた。映画の見どころについては「感情の部分でしょうか。僕らは気持ちも全部本気で演じました。この映画から観客が見るものは全て、僕らから自然に滲み出た感情です。ですので、楽しさ、悲しさを直に感じ取ってほしい」とイーサンが語れば、マークは「特に注目してほしいところは、僕たちがヤクザに追っかけられるシーンかな?エキストラだけで700人ぐらい現場にいましたが、みんな本物のヤクザだったのです。しかも友情出演なんですね。10数台の観光バスに分乗して真っ黒のスーツ姿で現場にやってきたんです。彼らを相手に格闘シーンを撮るなんてとても怖かったのですが、実際に接してみると、我々一般人とは別世界で暮らしてはいますが、彼らも普通の人間で義理人情に満ちた人だなと思いました。あのシーンは、監督が上から俯瞰のショットで撮っていたので、何百人が駆け集まるという大変スケールの大きいシーンでした」と“裏話”を交えて語ってくれた。『モンガに散る』はシネマスクエアとうきゅうほか全国にて公開中。※こちらのインタビュー映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:モンガに散る 2010年12月18日よりシネマスクエアとうきゅうほか全国順次公開© 2010 Green Days Film Co. Ltd. Honto Production All Rights Reserved.■関連記事:台湾で記録的ヒット!『モンガに散る』試写会に10組20名様ご招待
2010年12月18日リチャード・ギア、ドン・チードルと共演の『クロッシング』が日本公開中のイーサン・ホークが先月28日、ニューヨークでホームレスや元受刑者の就労を支援する団体「Doe Fund」のチャリティ・ガラに出席した。「Doe Fund」はホームレスや薬物・アルコール中毒といった負の状況を克服しようとしている人々、服役して罪を償った人々の就労を支援するプログラムを実践していて、先日そのプログラムを見学したというイーサンは「彼らが逆境をくぐり抜け、戦いに勝った姿を見て、畏敬の念に打たれました。新聞やテレビは敗北の話題ばかりで占められていて、こんなにもたくさんの勝利の物語があることを私たちは忘れているようです」と感想を語った。この日はロシア出身のモデルで、サッカーのクリスティアーノ・ロナウド選手と交際中のイリーナ・シャイクもガラに出席、同プログラムに参加して社会復帰を目指す人々たちと一緒にカメラの前でポーズをとった。(text:Yuki Tominaga)© Splash/AFLO■関連作品:クロッシング (2008) 2010年10月30日よりTOHOシネマズシャンテ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2008 BROOKLYN’S FINEST PRODUCTIONS, INC.デイブレイカー 2010年11月27日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2008 Lionsgate and Paradise Pty Limited, Film Finance Corporation Australia Limited and Pacific Film and Television Commission Pty Limited.■関連記事:人間とヴァンパイア、共存の行方は?『デイブレイカー』試写会に20組40名様ご招待ヴァンパイア役でイーサン・ホークにアラフォーの渋味『デイブレイカー』画像解禁リチャード・ギア、イーサン・ホーク、ドン・チードルが警官役で共演!
2010年11月01日イーサン・ホーク主演の近未来SFアクション『デイブレイカー』のポスタービジュアルが到着した。イーサンにとって久々のSF作品であり、おまけに役柄はヴァンパイア!新たな魅力を見せてくれるのではと期待が高まるところだが、その全貌は――?2019年という遠からぬ未来を舞台とした本作だが、人類の大半はヴァンパイアと化し、旧来の人間はヴァンパイアの血液供給源として捕獲、管理されている。イーサン演じる血液科学者のエドワードは、ヴァンパイアでありながらも人間的な良心を持ち、絶滅寸前の人類を救うべく、巨大製薬会社で代用血液の開発に力を注いでいる。希少な血液を巡り、各地で巻き起こる暴動。人間を狩る者、そして守ろうとする者。パワーバランスが逆転した未来を描き出す。近年、『クロッシング』、『ニューヨーク,アイ ラブ ユー』などで渋い演技を見せているイーサンだが、SF作品への主演は1997年の『ガタカ』以来。本作でも、一般的なイメージのヴァンパイアとは異なり、ハットとスーツを粋にキメ、人類を絶滅の危機から救おうという“人の心”を持った男の内面を繊細に表現しているところはさすが!『リアリティ・バイツ』、『恋人までの距離(ディスタンス)』などでアイドル的な人気を誇った20代を過ぎ、前述の『ガタカ』での共演で出会ったユマ・サーマンとの結婚、そして離婚を経て、30代で『チェルシーホテル』、『痛いほどきみが好きなのに』など監督作を世に送り出してきた彼も今年で“不惑”の40歳。20代の頃とはひと味違った大人の魅力が本作のクールなヴァンパイア役からも伝わってくる?『デイブレイカー』は11月27日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。■関連作品:デイブレイカー 2010年11月27日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2008 Lionsgate and Paradise Pty Limited, Film Finance Corporation Australia Limited and Pacific Film and Television Commission Pty Limited.
2010年09月15日デンゼル・ワシントンにアカデミー賞をもたらした『トレーニング デイ』のアントワン・フークア監督が、リチャード・ギア、イーサン・ホーク、ドン・チードルら実力派キャストを迎えて贈る『BROOKLYN’S FINEST(ブルックリンズ・ファイネスト)』(原題)がこの秋公開されることが決定した。物語の舞台となるのは、ブルックリンの犯罪多発地区。自身の内に抱える問題と刑事としての正義の狭間で苦しむ3人の刑事の心の闇を描いたクライム・サスペンスで、北米公開時には初登場2位を飾り、スマッシュヒットを記録した。『正義のゆくえI.C.E.特別捜査官』で正義感の強い捜査官を演じたリチャード・ギアが今回演じるのは、退職目前のベテラン警官・エディ。野望や野心を抱くことなくひたすら無難に過ごしてきた彼が最後の仕事として、最も苦手とする新人教育を任される。熱い思いを持つ若者と自分の警官人生を照らし合わせ、苛立ちと、そしてなぜか焦りを感じている。信仰深く家族想いの麻薬捜査官・サルを演じるのは、『トレーニング デイ』にも出演しているイーサン・ホーク。病弱な妻と子供たちに約束した新居の購入の為、金の工面に奔走していたサルは、麻薬捜査のたびに目にする大金を前に自らの正義に疑問を抱き始める。そして、出世と引き換えに危険な潜入捜査官の任に就くタンゴを演じるのは『ホテル・ルワンダ』、『アイアンマン2』のドン・チードル。なかなか出世を約束しない上司、腐敗が進む警察組織に不満が募る一方で、潜入しているギャングのボスの人間味に魅かれ始める捜査官を熱演する。決して交わるはずのなかった3人の刑事たちだが、ある日起こった、警官による強盗殺人事件をきっかけに、それぞれの“正義”が思わぬ形で交錯することに――。ダンディでクール、そして渋さをにじませる、映画ファンの人気の高い3人の共演とあって、日本でも話題を呼びそう。三者三様の不揃いな正義がぶつかった先に待ち受けていた、衝撃の結末とは――!?『BROOKLYN’S FINEST』(原題)は2010年秋、TOHOシネマズシャンテ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。■関連作品:BROOKLYN’S FINEST (原題) 2010年秋、TOHOシネマズシャンテ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2008 BROOKLYN’S FINEST PRODUCTIONS, INC.
2010年07月21日