『ウィキッド』の実写映画『Wicked: Part One(原題)』のジョン・M・チュウ監督が、「Vanity Fair」誌と対談。主演のアリアナ・グランデ、シンシア・エリヴォが撮影中に見せたこだわりについて明かした。たいていのミュージカル映画では歌うシーンを撮る時、事前録音した歌を流し、それに合わせて俳優が口パクする手法が取られる。しかし、圧巻の歌唱力で世界を魅了してきたアリアナとシンシアは、そういった撮影方法には興味を示さなかったという。「生の歌声です。ミュージカルシーンの撮影中、彼女たちは『事前録音なんて冗談じゃない。私たちは生で歌う』という感じでした」とチュウ監督。本気で歌いながら演技やダンスもこなすことで生じる身体への負担も心配したようだが、2人は『ええ。それが私たちの仕事だから』と自信たっぷりだったそうだ。ファンは「才能があるからこそ実現できることだ」「プロの歌手だからなんの心配もない」「ミュージカル映画に本物の歌手が出演しているって、本当にうれしい」などの感想を寄せている。劇中で俳優が生歌を披露した映画には、本作のほか、『ラ・ラ・ランド』や『レ・ミゼラブル』がある。(賀来比呂美)
2024年03月22日2月11日(現地時間)、スーパーボウル中に流れるCMで、『ウィキッド』の実写映画『Wicked: Part One(原題)』より初の予告編が解禁された。この日、グリンダ役のアリアナ・グランデとエルファバ役のシンシア・エリヴォは、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のカスタムメイドによるフッドボール・ジャージーを着用して会場に登場。背中にそれぞれの役名と、公開日(11月27日)にちなんだ「27」という数字が入っており、並々ならぬ気合を感じさせていた。予告編は「人々を団結させるには、適切な敵を与えればいい」というナレーションからスタート。エルファバを見て「あなた、緑色!」と驚くグリンダと、「ええ、そう」と答えるエルファバの初対面から友情を築いていく様子が描かれる。ミシェル・ヨー演じるマダム・モリブル、ジョナサン・ベイリー演じるフィエロも登場。後半ではシンシアの歌声も聴くことができ、「鳥肌モノの感動」と好評。ファンから「ここ数年間、映画館に行った記憶がないけれど、この作品だけは映画館で観たい」「ミュージカル版の大ファンです。実写映画版もすごく期待ができそう」「予想の何倍もよかった!」と感想が寄せられている。『Wicked: Part One』は11月27日全米公開予定。(賀来比呂美)
2024年02月13日かねてより、二部作構成となることが発表されていた実写映画版『ウィキッド』。今年3月、第一部の公開日が2024年12月25日から同年11月27日に変更されたが、第二部も2025年12月25日から同年11月26日に変更されたことが分かった。どちらもクリスマスから感謝祭の週に前倒しだ。監督のジョン・M・チュウ、キャストのアリアナ・グランデらがSNSで発表した。第二部の変更前の公開日は、先週ディズニーが新たに設定した『アバター3』の公開日の翌週だった。『ウィキッド』の公開を楽しみにしている映画ファンは、二部作どちらとも1か月ほど公開が早まったとは言え、「ずいぶん先の話なんだね」「第一部と第二部が1年も離れているのはなぜ!続けて公開してほしい」「待てない!」などの悲痛の叫びを上げている。圧倒的な歌唱力を誇るアリアナと、トニー賞&グラミー賞を受賞し、アカデミー賞にもノミネートされた実力派俳優のシンシア・エリヴォが、グリンダとエルファバを演じるということで期待が高まる本作。今年、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』で見事アカデミー主演女優賞に輝いたミシェル・ヨーもマダム・モリブル役での出演が決定している。(賀来比呂美)
2023年06月21日2部構成で公開される映画『ウィキッド』の第2部が、1ヶ月前倒しになった。もともとは2025年クリスマスの北米公開予定だったが、同じ年の感謝祭の連休となる。第1部は、やはり感謝祭の連休である2024年11月27日の公開。第1部も最初は2024年クリスマスの公開予定だったので、第2部も合わせて繰り上がった形だ。ひとつの舞台ミュージカルが2部構成で映画化されるのは初めてのこと。監督は『イン・ザ・ハイツ』『クレイジー・リッチ!』のジョン・M・チュウ。主演はシンシア・エリヴォとアリアナ・グランデ。ほかにミシェル・ヨー、ジェフ・ゴールドブラムなどが出演する。文=猿渡由紀
2023年06月21日劇団四季はミュージカル『ウィキッド』を、2023年10月より東京・JR東日本四季劇場[秋]にて期間限定で上演予定。傑作ミュージカル『ウィキッド』を再演『ウィキッド』は、児童文学作品の名作「オズの魔法使い」を二人の魔女の視点から描いたミュージカル。何もかも正反対の二人が心を通わせ、やがてそれぞれの道へと進んでいく感動の物語。そしてグラミー賞をはじめ数々の栄誉に輝いた楽曲の数々は、世界中の人々の心を動かし、今もなお傑作ミュージカルとして愛され続けている。そんなミュージカル『ウィキッド』が、劇団四季の創立70周年を記念して東京にカムバック。再演リクエストが一番多く寄せられているというこの大作ミュージカルを、2023年10月よりJR東日本四季劇場[秋]にて上演する。ミュージカル『ウィキッド』あらすじ物語の舞台となるのは、人も動物も同じ言葉で意思疎通ができる、平和で自由な国・オズ。しかし動物たちの言葉は奪われ始め、少しずつ話せなくなっていた。そんなある日、緑色の肌と魔法の力を持つエルファバがシズ大学に入学。美しく人気者のグリンダがルームメイトになり、同じ部屋で暮らすことになる。登場人物■エルファバ見た目も性格もまるで違うルームメイトのグリンダに最初は激しく反発するが、彼女の心に触れるうちに、かけがえのない存在になっていく。あることをきっかけに、重大な秘密を知った彼女は、グリンダを想いながら一人で戦うことを決意するが…。■グリンダオズの支配者である魔法使いから招待状が届いたエルファバと共に、大都会エメラルドシティへと向かう。心の内では常にエルファバを想っているが、運命は二人を対立の道へと駆り立てていく…。エメラルド色の舞台装置など豪華な演出ミュージカル『ウィキッド』は、豪華な演出も見どころの一つ。エメラルド色の舞台装置、数百のきらびやかな衣裳、巨大なドラゴンや空飛ぶほうきなど、ステージ上には魔法の国をそのまま再現したようなファンタジックな世界が広がる。公演概要劇団四季創立70周年記念作品ミュージカル『ウィキッド』開幕時期:2023年10月会場:JR東日本四季劇場[秋]住所:東京都港区海岸1-10-45※詳しい公演日程・発売日等は、決まり次第告知。【問い合わせ先】劇団四季ナビダイヤルTEL:0570-008-110
2022年07月04日ブロードウェイの大ヒットミュージカル『ウィキッド』の実写映画が、二部構成になることがわかった。監督のジョン・M・チュウ(『クレイジー・リッチ!』『イン・ザ・ハイツ』)がSNSで発表した。「昨年からこの作品の準備を進めてきましたが、『ウィキッド』の物語にダメージを与えずに、1本の映画にまとめるのは不可能だということが次第に明らかになりました。曲をカットしたり、登場人物を減らしたりするのは、何年もの間私たちを楽しませてくれているミュージカルに対して、破壊的な妥協だと感じるようになったのです。そのため、私たちはより大きなキャンバスを使い、『ウィキッド』の映画を1本ではなく2本作ることに決めました!!!!」と報告。2本になることで「『ウィキッド』本来の物語を伝えることができるし、みなさんに愛されているキャラクターの旅にさらなる深みと驚きさえも与えられます」と自信を見せている。この投稿をInstagramで見るWicked Movie(@wickedmovie)がシェアした投稿キャストにはグリンダ役にアリアナ・グランデ、エルファバ役にシンシア・エリヴォの出演が決まっており、アリアナもSNSで「スリル満点なニュース #WickedMovies」と報告。この投稿をInstagramで見るAriana Grande(@arianagrande)がシェアした投稿実写版『ウィキッド』は、1本目が2024年のクリスマスシーズンに公開予定だという。(Hiromi Kaku)
2022年04月27日ブロードウェイのヒットミュージカル『ウィキッド』の映画版を、ジョン・M・チュウが監督することになりそうだ。『ウィキッド』の監督には、先にスティーブン・ダルドリーが決まっていたが、降板。チュウもDisney+で予定されている作品を降板したところで、タイミングが一致した。チュウは、コロナのため公開が昨年から今年に延期された『In the Heights』でも、ブロードウェイミュージカルの映画化を手掛けたばかり。チュウの過去作品には『G.I.ジョー バック2リベンジ』『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』『クレイジー・リッチ!』などがある。文=猿渡由紀
2021年02月03日米ユニバーサル・ピクチャーズが映画版『ウィキッド』の公開延期を発表した。同映画は長年愛されてきたブロードウェイ・ミュージカルを映画化したもので、当初は2019年12月20日の公開を予定していたが、2021年12月21日に変更。しかし、再び延期されることになった。同日には『SING/シング』続編が公開される。『SING/シング』続編は、2021年7月21日公開予定だったが、この日には『ミニオンズ フィーバー』が公開されることになった。『ミニオンズ フィーバー』は今年7月3日に公開予定だったが、フランスにある製作会社イルミネーションが閉鎖状態にあり、撮影後の製作作業ができず、公開日までに完成が見込めないという。仮に完成したとしても、7月に全米の映画館が通常営業しているとは考えにくい。新型コロナウイルスの感染拡大により、ほとんどの映画館が閉鎖されているアメリカ。『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』、『ムーラン』、『ワンダーウーマン 1984』など数々のメジャー作品の公開延期が発表されている。『ウィキッド』(2021年12月21日公開予定→未定)『SING/シング2』(2021年7月21日公開予定→2021年12月21日公開予定)『ミニオンズ フィーバー』(2020年7月3日公開予定→2021年7月21日公開予定)(Hiromi Kaku)■関連作品:SING/シング 2017年3月17日より全国にて公開。© Universal Studios.ミニオンズ フィーバー 2020年、全国にて公開© 2020 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED
2020年04月02日