富士通は4月7日、UNIXサーバ「SPARC M10-1」、「SPARC M10-4」に動作周波数3.7GHz、8コアの新プロセッサ「SPARC64 X+」を搭載し、全世界で提供を開始した。今回、同社のUNIXサーバのハイエンドモデル「SPARC M10-4S」と同水準の動作周波数のプロセッサをエントリーモデル「SPARC M10-1」とミッドレンジモデル「SPARC M10-4」向けに、同社が新たに開発して、CPUコア当たりの処理性能を強化した。新プロセッサの搭載により、CPUコア当たりの処理性能は従来に比べ約30%向上しているという。「SPARC M10」は、富士通とオラクルとの協業の下、2013年から市場に投入しているモデルで、両社は今回性能を強化したモデルを含む全機種について、Oracle Solarisと組み合わせて販売する。両社は、販売面に加え開発面でも連携しており、「Oracle Database」のオプション機能として、データ処理をメモリ内で行う「Oracle Database In-Memory」は、富士通製プロセッサ「SPARC64 X+」に実装した「ソフトウェア・オン・チップ」と連携し、高速な分析処理を実現する。
2015年04月07日美容業界にアンテナを張る早耳さんたちから、最近注目を集めている「ココナッツウォーター」。“飲む点滴”とまで呼ばれているようで、海外では日々ダイエットに励むハリウッドセレブたちがこぞって愛用していることでさらに注目度が高まっている。この話題のドリンクについて、パーソナルトレーナーでダイエットカウンセラーの大西ひとみがその魅力を解説してくれた。実際に首都圏在住の働く20代~60代の男女300人を対象に「健康意識」をテーマにしたインターネットリサーチ(ネオマーケティング調べ)によると、「最近、体重がなかなか減らないと思う」人は、全体の59.7%と約6割が自身の体重が減らないと感じているよう。大西さんによると、「近年、ココナッツがとてもダイエットや美容に良いと注目されています。ココナッツオイル、ココナッツミルク、ココナッツウォーターなど、体型や美を意識する方なら、一度は手にした事があるのではないでしょうか。これらは同じ1つのココナッツの実からできているのに、それぞれ少しずつダイエット効果が違うのです」とのこと。そもそも「ココナッツウォーター」は、その名の通り、ココナッツの実から採れる透明な液体のこと。ハワイなど南国では「ココナッツジュース」として販売されているものと同様のものだ。何故「ココナッツウォーター」がダイエット商品として注目されているのだろうか?その理由を大西さんに聞いてみると、「カロリーが低く、ココナッツウォーターに含まれるミネラルの一つ、カリウムにダイエット効果があると言う点です。カリウムは利尿作用を高める効果があり、身体に不要な老廃物や余分な水分を尿として排出してくれます。利尿作用が高まると、身体に余分なナトリウム(塩分)を排出してくれるので、むくみを解消することが出来るのです。むくみが解消されると自然と身体がすっきりした感じになり、ダイエットを頑張る気持ちも一層高まります。むくみは血液の流れやリンパの流れを悪くすると考えられていて、新陳代謝を低下させてしまう事も考えられます。新陳代謝が悪くなると、身体が冷えてしまったりして、脂肪燃焼が悪くなり、せっかく頑張ってダイエットをしても効率的なダイエットが出来ていない身体になってしまいます」。またダイエットに加え、ココナッツウォーターを語る上で“デトックス”というキーワードは外せないようで、それについては「カリウムが体外に不要な老廃物を排出してくれる事で、体内の代謝を阻害する毒素が減り、代謝アップの手助けにつながる可能性を高めてくれます。ココナッツウォーターは、毒素排出効果のあるカリウムとマグネシウムが含まれているので、運動と合わせて飲むとダイエット効果がより感じられるようになるかもしれません。特に、20代に比べ、急激に代謝が下がって太りやすくなったと感じる30代~40代の方にはぜひ一度試して頂きたいドリンクです。日々の生活の中にココナッツウォーターを取り入れてあげるだけで、身体がダイエットモードのスイッチを『ON』にしてくれるサポートをしてくれるのでは」。“何ごとも近道はない”と知りつつも、思わず近道したくなるのがダイエット。そんなあなたの心をきっとサポートしてくれるはずだ。(text:cinemacafe.net)
2015年03月31日GMOクラウドは、社内ファイルサーバーの新規導入を検討するユーザー向けに「"失敗しない"ファイルサーバー選び入門セミナー ~ Dropboxなど様々なストレージサービスを徹底比較! ~」を開催する。開催日は4月23日(木)で、会場は東京・渋谷、参加無料で先着順。Windows Server 2003のサポート終了やDropboxに代表されるオンラインストレージサービスの普及に伴い、従来型の社内ファイルサーバーから新しいタイプのファイルサーバーへの移行を検討するユーザーは増加傾向にある。このセミナーでは、オンプレミス型やクラウド型のファイルサーバー、オンラインストレージなど、特徴の異なるサービスを比較検討し、ユーザーにとって最適なサービスを選ぶためのノウハウを解説する。またGMOクラウドの提供するクラウド型ファイルサーバー「ファイル執事」の実演デモを行い、クラウドを利用したファイルサーバーの実際の使い勝手を体験でき、参加特典として、同サービスの無償デモ環境も用意されている。セミナー開催概要は以下のとおり。・日程 4月23日 (木)・時間 15:00~17:00 (14:30受付開始)・場所 東京都渋谷区道玄坂1丁目16-7 ハイウェービル7階GMOグループセミナールーム・定員 30名(先着順、1社につき2名まで)・対象 ファイルサーバー導入を検討している人・費用 無料・セミナー内容の詳細および申込はこちら
2015年03月27日レノボ・ジャパンは26日、x86サーバー「System x」シリーズの一部モデルをNECパーソナルコンピュータの米沢事業場(米沢工場)で生産すると発表した。2015年後半の生産開始と発売を予定する。受け付け開始時期や注文方法については、今後改めて発表するという。2014年1月に中国Lenovoと米IBMは、IBMのx86サーバ事業をLenovoが買収する計画への合意を発表し、同年6月には、日本でIBMのx86サーバと関連したシステムやソリューションの検証などを行う新会社「レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ」を立ち上げ、システムやサービス、ソリューションの提供を行っている。また、レノボは2015年2月からThinkPadの一部モデルについて、NECPC米沢工場での生産を開始。これを記念して行われた式典で、NECレノボ・ジャパングループ 代表取締役社長 ロードリック・ラピン氏が「System x」シリーズの米沢生産を検討していることを表明していた。NECPC米沢工場での生産が予定されているのは、1Uラック・サーバー「System x3550」、2Uラック・サーバー「System x3650」などのラック・サーバーで、30~50の選択肢を持つセミCTO生産から開始する。NECPC米沢工場での国内生産により、従来2~3週間かかっていた納期を最短5営業日まで短縮できる見込みだという。
2015年03月26日ドイツ生まれのポット型浄水器を手がけるブリタ・ジャパンは、「BRITA vs ミネラルウォーター『比べれば、ブリタ』プロジェクト」を3月18日(水)より実施すると発表した。このプロジェクトは、ブリタでろ過した水道水とミネラルウォーターを飲み比べてもらうため、全国主要7大都市でキャラバンを行うというもの。プロジェクトの実施に合わせて発表会が行われた。この発表会にはタレントの鈴木奈々、バイきんぐの小峠英二、ソムリエの若林英司氏、料理研究家のコウケンテツ氏が参加。鈴木と小峠はブリタでろ過した水道水を飲み「初めてブリタのお水を飲んだら大好きになりました」(鈴木)、「水道水があんなにきれいなおいしいお水に生まれ変わって、ブリタという魔法にかけられたと思いました」(小峠)とコメントした。一方、料理研究家のコウケンテツ氏は、ブリタでろ過した水道水を使って「春の旨塩鶏スープ」を調理。鈴木や小峠、ソムリエの若林氏が試食をし、「ワインを飲むときと同じで、おいしい水は味を引き立ててくれる」(若林氏)といったように、ブリタでろ過した水道水が素材の旨味を引き出すことをアピールした。また、鈴木は「ブリタでろ過した水を使って、旦那さんにおいしい煮物を食べさせてあげたい」とコメント。タレントの坂口杏里と交際中の小峠も「彼女に肉じゃがを作ってほしい」と話すなど、“のろけ話”が飛び交う一幕もあった。発表会では、全国主要7大都市をまわるキャラバン用カー「BRITA CAR」の披露も行われた。また、イベント後に、一般の人々も飲み比べにチャレンジし、116人(男性34、女性82)中82名が、ブリタの方がおいしい、または同等と答えた。キャラバンを実施する主要都市は東京、名古屋、大阪、広島、福岡、仙台、札幌で、期間は2015年8月末日までの予定となっている。
2015年03月20日米IBMは3月4日(現地時間)、同社が提供するパブリッククラウド・サービス「SoftLayer」において、OpenPOWERベースのサーバを提供することを発表した。これにより、 SoftLayerでクラウドのIT基盤を設定する際にOpenPOWERベースのベアメタル・サーバを選択することが可能になる。SoftLayerベアメタル・サーバの開発にあたり、IBMとSoftLayerはOpenPOWER Foundation のメンバーであるTYAN、InfiniBandソリューションやイーサネット・ソリューションの大手サプライヤー、Mellanox Technologiesなどと緊密に連携した。このベアメタル・サーバーはLinuxアプリケーションを稼働し、IBM Power Systemsに搭載されているPOWER8プロセッサのアーキテクチャに基づいている。OpenPOWERベースのベアメタル・サーバは、2015年第2四半期に提供を開始する予定で、まずは米国テキサス州ダラスのクラウド・センターで提供を始めた後、世界中に拡大される予定。
2015年03月06日ニフティは3月5日、ニフティクラウドのソリューションサービスとして、サーバー向けクラウド型セキュリティサービス「Trend Micro Deep Security as a Service」およびWeb改ざん検知サービス「GREDセキュリティサービス」の提供開始を発表した。トレンドマイクロのTrend Micro Deep Security as a Serviceは、サーバー保護に必要なウイルス対策やWebアプリケーション保護、侵入検知・防止などのセキュリティ機能を一元的に提供するサービス。導入時に管理サーバーを構築する必要がなく、クラウド上で提供される管理サーバーにログインするだけで、セキュリティ設定の変更やログ管理を行うことができる。同サービスがニフティクラウドで利用可能になることで、クラウドサービスとセキュリティ対策サービスを一括で調達できるうえ、ニフティクラウドの無償サポートも受けられるため、運用・管理の負荷を低減できる。利用料金は、1サーバーライセンスにつき月額20,000円(税抜)。最大5サーバーライセンスまでの利用料金を2015年6月末まで無料とするキャンペーンも実施されている。一方、セキュアブレインのGREDセキュリティサービスでは、サイトの改ざんの有無を定期的にチェックすることでサイトの安全性を確保することができる。同サービスは、一般のサイト閲覧と同じように、インターネット側からコンテンツをチェックするため、サーバー側の監視では見つけることができない改ざんも検知可能。また、ウイルスの行動パターンを推論するヒューリスティック検知エンジンがコンテンツのさまざまな要素を解析するため、多様なパターンの改ざんを検知できる。解析ページ数と1日のチェック回数によって9つの料金プランが用意されている。
2015年03月05日サニーヘルスは、ダイエット情報発信サイト「microdiet.net」にて調査レポート「ココナッツオイル人気の次はココナッツウォーターを取り入れる人続出中! 」を公開した。ココナッツオイルはテレビや雑誌で取り上げられる機会が増えたことから、一般認知度が高まり、普通のスーパーでも見かけられるようになってきた。そして今度は、同じくココナッツを使った「ココナッツウォーター」も広まり始めているという。ココナッツウォーターは、成熟していない緑色のココナッツの果実の中に含まれている透明な液体で、東南アジアやハワイなどココナッツのとれる場所では昔から親しまれてきた。「ココナッツジュース」とは呼び方が異なるだけで、同一のものとなる。ココナッツウォーターは、メーカーにより多少の差はあるが、100mlあたり15kcal前後と低カロリー。そして、マグネシウム、カルシウム、カリウム、ナトリウムなど、スポーツドリンクでおなじみの「電解質」を多く含む。電解質は5大栄養素の中ではミネラルに分類される。また、人間の体液に近い浸透圧のため体に吸収されやすく、"天然のスポーツドリンク"と呼ばれるほど。美容目的だけでなく、実際にスポーツドリンクとして利用する人も多くいるという。ミネラルの中でもカリウムが豊富に含まれ、その量は100mlあたり約200mgとバナナ1本分に相当する。カリウムには、心臓機能や筋肉機能を調整し、体内の塩分濃度を整えて余計な水分を体外に排出する働きがあるため、むくみの解消に役立つという。また、エネルギー代謝に関わり、不足すると太りやすくなってしまうマグネシウム、ダイエット中に不足しがちなカルシウムも多く含まれる。これらを一緒に摂取することで、イライラ防止や集中力を高めるなど相乗効果が得られるという。○ココナッツウォーターの飲み方ココナッツウォーターは、体に吸収されやすいため体の回復効果が高く、入浴後や運動後、夏場など汗をかいた時に水分やミネラルの補給をすることができる。特に夏場は熱中症の予防に適しているという。ただし体を冷やす作用があるため、冷え性の人や、冬場はあまり積極的には飲まないほうが良いとのこと。また、メーカーによって製法に違いがあり、100%ココナッツウォーターだけのものから、糖分やビタミン、フルーツのジュースなどが添加されているものまである。後者はそのままでも飲みやすいが、糖分が気になる人や、できるだけヘルシーに取り入れたいという人は、無添加のココナッツウォーターを選ぶのが良いという。無添加のものが飲みにくいと感じる場合は、スムージーに使ったり、カレーを作る時に水の替わりに使うと無理なく取り入れることができる。購入場所は、大型スーパーや輸入食品店、ネット通販などとなり、「自分の好みや用途に合った商品を探してみてくださいね」と同社。
2015年02月25日GMOクラウドは、同社の提供するレンタルサーバーサービス「iCLUSTA+< アイクラスタプラス」の新規申込ユーザーを対象にドメイン費用相当額が無料になるキャンペーンを2月18日より開始した。このキャンペーンでは、申し込み時にキャンペーンコードを入力することで、一般ドメイン名(.com/.net/.org/.biz/.info)の初年度ドメイン料金相当額「1,800円」を初回支払額から割引くもの。キャンペーン期間は2015年2月18日から2月27日18時まで。「iCLUSTA+ アイクラスタプラス」の新規申し込みユーザーが対象で、新規でドメインを取得する場合だけでなく、ドメイン取得済みで他社サービスから移転する場合もキャンペーンの対象となる。「iCLUSTA+ アイクラスタプラス」は、サーバーのクラスタ構成による安定稼働やマルチドメイン、最大600GBのディスク容量などを特徴とするビジネス向けレンタルサーバー。料金は月額934円(税別)から提供される。
2015年02月19日富士通は2月18日、グループ国内外で稼働中のすべての社内システム計約640システム(サーバ数:約1万3000台)を、次世代クラウド基盤に移行することを決定したと発表した。移行は、2015年2月より順次実施し、今後5年間で完了する予定。全社内システムをクラウドに移行する理由については、既存システムのモダナイゼーションと効率化を実現するとともに、自社の実践をリファレンスとして顧客への提案に生かすためとしている。同社で稼働している約640のシステムの内訳は、日本が約450システム(サーバ数:約8000台)、海外約190システム(サーバ数:約5000台)で、CRM/販売支援システム、SCM/ECMシステム、人事・経理などのコーポレート系システム、全社の情報共有やコミュニケーションを支えるグローバルコミュニケーション基盤などの共通システムに分類される。移行の第1弾として、コーポレート系の2システムより移行が開始される。全社内システムの移行が次世代クラウド基盤へ完了すると、TCOを5年間で約350億円削減できる見込みだという。今回、システムの移行先となる次世代クラウド基盤は、同社が開発を進めているOpenStackベースの新たなクラウドサービス基盤。社内システムを移行するとともに、一部の顧客と実証を行いながら継続的に機能開発を行い、2015年度中に顧客への提供が開始される予定。
2015年02月19日日本オラクルは2月16日、最新の高帯域フラッシュ・テクノロジー「NVM Express」を実装し、「Oracle Database」の高速化を実現するx86サーバの新製品「Oracle Server X5-2」と「Oracle Server X5-2L」 を提供開始した。両製品は、最大18コアのインテル Xeon プロセッサE5-2600 v3と24個のメモリ・スロットを搭載しており、前世代の機種と比べ、コア数・メモリ容量いずれも50%、メモリ帯域幅も33%増加している。また、いずれの製品も最大4個のホットスワップ可能なフラッシュ・ドライブが「NVMe」に対応しており、従来のフラッシュ・テクノロジーと比べて帯域を2.5倍以上拡張することで、データ処理の遅延を減らし、パフォーマンスを向上するという。「Sun Server X5-2」は、最大ストレージ容量が9.6TBのディスクまたは3.2TBのフラッシュで、筐体形状が1ユニット、奥行き737ミリメートル。最小構成価格は1プロセッサ搭載時で66万4672円となっている(税別)。「Sun Server X5-2L」は、最大ストレージ容量が50.4TBのディスクまたは9.6TBのフラッシュで、筐体形状が2ユニット、奥行き737ミリメートル。最小構成価格は1プロセッサ搭載時で75万8367円となっている(税別)。
2015年02月16日Slide The City JAPAN実行委員会は2015年のゴールデンウィーク期間内、街中でウォータースライダーを楽しむイベント「Slide the City」を日本で初開催する。「Slide the City」は、米国・ソルトレイクシティで2014年7月に初開催された。都心部の道路に全長1,000フィート(約300m)の屋外ウォータースライダーを設置することで、大規模な水遊びを楽しめる有料イベントとなっている。スライダーに毎秒4リットル程度の水を一気に放水することで、勾配角度により、約300mを30秒程度のスピードで滑ることができる。ソルトレイクシティでは初開催にもかかわらず6,000人がスライダーを楽しみ、観客動員を含めると計1万人がイベントに参加した。運営母体である「Slide the City LLC」は2015年の目標として、「2015 World Tour」と題し、全米に加え豪州など世界150都市以上での開催を掲げているという。日本では、「泡パ」や「BURNING JAPAN」などのパーティーを手がけてきたパーティークリエイター「afromance」と、「早朝フェス」の仕掛け人であるハッピネスアーキテクトによるクリエイティブユニット「Afro&Mo.」が、日本での同イベントの運営権を取得。2015年のゴールデンウィーク期間に東京都内で第1回を開催し、夏季シーズンには大都市圏を中心とした全国各所でイベントを開催する計画とのこと。同イベントの詳細は、日本版の公式ホームページやFacebook、Twitterを通じて順次告知される。
2015年02月05日GMOクラウドは、「GMOクラウド」の専用サーバおよびクラウドサービスにおいて、 パラレルスのサーバ管理ツール「Parallels(パラレルス) Plesk(プレスク) 12」(以下、Plesk 12)の3つのエディションに対応し、 1月28日より提供開始したと発表した。「Parallels Plesk」は、 GUIにより直感的にサーバを管理することができるサーバ管理ツール。 顧客のWebサイトを運営するサーバ管理者に導入されており、 導入実績は世界130カ国、 5万社以上に上るという。そこでGMOクラウドは顧客が手軽にサーバ管理ができるよう、「Plesk 12」の対応を開始した。「Plesk 12」は、 「GMOクラウド Altus Basicシリーズ」、「GMOクラウド 専用サーバー」「マイティーサーバー」の3サービスで、月額350円(税別)から提供する。「Plesk 12」では、 WordPressの管理機能の「WordPress Toolkit」を搭載し、該当サーバへのWordPressのインストール/更新/削除はもちろん、 WordPressプラグインやテーマのインストール/更新/削除/アクティブ化といった作業も、 コントロールパネルで一元管理できる。 また、WordPressの脆弱性を突いた第三者からの攻撃を未然に防ぐため、 管理対象サーバのWordPressについてセキュリティが不十分な設定を検知した場合、 コントロールパネル上で知らせ、 ワンクリックでセキュリティ改善の設定が行える。そのほか、管理するサーバと、 運営しているWebサイトの両方を保護するセキュリティ機能が搭載されており、 すべてのエディションで利用できる。プランには、Web Admin Edition、Web Pro Edition、Web Host Editionがあり、月額料金は350円、800円、1,500円/5,000円(いずれも税別)。
2015年01月28日日本HPは1月27日、ミッションクリティカルな環境向けに最適化された新しい無停止サーバ「HP Integrity NonStop X」を発表した。新サーバはx86アーキテクチャやInfiniBandなど業界標準テクノロジーを全面的に採用することでミッションクリティカルシステムに対応。また同社は、同時にミッションクリティカル用途向け「HP Integrity サーバー」のポートフォリオを拡充し、2Uタイプ1ソケットのラックマウント型サーバ「HP Integrity rx2800 i4 1-socket」を発表した。「HP Integrity rx2800 i4 1-socket」は最大8コアのIntel Itaniumプロセッサー9500ファミリーを搭載し、2Uのコンパクトな筐体ながら、HP-UXに対応するエントリーモデルのサーバとなる。1-socketモデルは、Oracle Databaseとの相性が良いHP-UX 11i v3を利用した小規模データベースシステムの構築・リプレースに最適となっている。最小構成価格(税別)は「HP Integrity NonStop X」が6,061万9,900円~、「HP Integrity rx2800 i4 1-socket」が161万8,000円。
2015年01月27日サードウェーブテクノロジーズは21日、Intel Xeon E5-2600 v3シリーズの搭載に対応したラックマウントサーバ「RS5122-4NH」を発表した。2Uラックスペースに最大4ノードを搭載できる。即日販売を開始し、4ノード搭載時の価格は税別1,289,000円から。通常の1Uラックマウントサーバの半分のスペースで、同等コア数の環境を構築可能できるため、限られたラックスペースを有効に活用できるという。電源は4ノードで冗長化電源を採用する。1ノード当たりの主な仕様は、CPUがintel Xeon E5-2620 v3(2GHz / 6コア / 12スレッド)、チップセットがIntel C602、メモリがDDR4 ECC Registerd 8GB(4GB×2)、ストレージが1TB HDD、ディスプレイアダプタがIntegrated 2D Video Controller、電源は1600W 80PLUS Platinum×2。インタフェースは、GigabitEthernet×2(Intel i350)、拡張スロットがPCI Express 3.0x16×1、USB 2.0×2、D-sub×1、Management LAN×1。本体サイズはD438×D771×H86.9mm。
2015年01月21日新菱冷熱工業は1月20日、データセンターにおけるサーバー室の温度・気流の状態をCFD技術で自動表示する「空間ビジュアライズシステム」を開発したと発表した。同システムは、自社開発のCFD(数値流体シミュレーション)解析技術を用いて、サーバー室の温度・気流を自動で「見える化」するもの。サーバーと空調機の運転状況を基にしてCFD解析を行い、サーバー室の温度・気流の状態を一定間隔で自動的に算出する「CFD自動実行機能」により、サーバー室全体に多数の温度センサーを設置せずに温度・風速の変化を継続的に把握することができる。さらに、見える化したデータは自動的に蓄積される「自動レポート化機能」により、サーバー室の問題点が明らかにし、環境改善や将来のサーバー更新工事に活用することも可能だ。新菱冷熱工業は、同システムを活用し、これまでデータセンター内サーバーの温度管理や入れ替え、追加、レイアウト変更時の温度・気流管理に課題を抱えている顧客に対し、積極的に提案営業を行っていく。
2015年01月21日富士ミネラルウォーターは1月22日、大寒の日(1月20日)に採水したミネラルウォーター「大寒の水」を発売する。生産数量限定で、2月28日まで販売する。大寒の時期は、古来より1年のうちでも最も寒さが厳しい頃と言われている。この時期の水は体に良く、腐りにくいと言い伝えられている。そのため、みそやしょうゆ、酒などの仕込み水に利用されたり、無病息災を願って寒稽古(けいこ)にも使用されたりしている。今回発売する「大寒の水」は、その大寒の日に合わせて、富士山の標高840mで採水する。水質はバナジウムを多く含んだ弱アルカリ性の軟水で、味わいはまろやかであるとのこと。販売期間は1月22日~2月28日。500ケースの限定販売となる。価格は1.5リットルペットボトル12本入りで2,570円(税込)。公式ホームページで販売する。
2015年01月16日GMOクラウドは1月14日、クラウド型ファイルサーバ「ファイル執事 byGMO」を同日より提供開始したと発表した。「ファイル執事 byGMO」は、セキュアな接続を実現する「リモートアクセスVPN機能」や、ファイル復元機能を標準搭載し、導入から運用、監視までの作業を顧客に代わって行う、専任のシステム担当者を持たない中小企業に最適なサービスとして提供される。「500GB」「1000GB」「2000GB」の3プランが用意され、標準機能のほかにオプションでストレージ容量のカスタマイズにも対応している。「Active Directory」の連携に対応しているので、社内ファイルサーバと併用した一元管理も可能なほか、パソコンのローカルフォルダへアクセスする感覚で簡単にファイルの保存・編集などの操作を行える。また、アクセス権の設定もOS標準の操作で設定できる。標準搭載している「ボリュームシャドウコピー機能」では、ファイルサーバ上のファイルやフォルダの変更履歴を定期的に記録。そのため、誤操作でファイルを削除してしまった場合でも、一定時で保存されたファイルを復元することができる。価格は初期費用が6万8,040円、月額費用が2万1,860円(500GBプラン)~、2万9,960円(1000GBプラン)~、4万6,160円(2000GBプラン)~。ユーザー数は20ユーザーで、追加オプションもある。また同社は、「ファイル執事 byGMO」のサービス開始に伴い、導入支援セミナーをセルリアンタワー(東京都渋谷)で2015年2月3日に開催する。参加費用は無料。詳細・申し込みはこちらから。
2015年01月15日アスクは13日、ZOTAC製グラフィックスカードの新モデルとして、GPUにNVIDIA GeForce GTX 980を搭載したサーバ向けモデルド「ZOTAC GeForce GTX 980 Server Edition」を発表した。1月下旬の発売を予定し、価格はオープン。「ZOTAC GeForce GTX 980 Server Edition」は、リファレンススペックでは6ピン×2の補助電源コネクタを8ピン×1としたほか、コネクタの位置を側面から前面に移動した。また、ベースクロックを1,126MHzから1,140MHzへ、ブーストクロックを1,216MHzから1,241MHzにオーバークロックし、それに伴いTDPも165Wから178Wに増加している。主な仕様は、ベースクロックが1,140MHz、ブーストクロックが1,241MHz、メモリが256bit接続のGDDR5 4GB、メモリスピードは7,010MHz、TDPは178W、補助電源は8ピン×1、PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0。映像出力コネクタはDL-DVI-I×1、HDMI 2.0×1、DisplayPort 1.2×3。本体サイズはW266.7×D111.15×H35.3mm。
2015年01月13日ネットアシストは1月13日より、24時間サーバの監視を無料で行うSaaS型サーバモニタリングサービス「SavaMoni.」の提供を開始したと発表した。今回提供を開始した「SavaMoni.」は、24時間365日体制の監視を無料で代行するサービスで、これまで監視体制の構築・運用が難しかった事業者様も導入することが可能だという。このサービスは、事業者様の代わりにサーバーやネットワークの監視を24時間自動で行うもので、サーバの稼動状況やアラート履歴がオンライン画面で管理でき、異常が検知された際に、自動的に電子メールや自動音声電話(有料オプション)で通知を行う。1アカウントで5台のサーバ監視が可能で、Web上でIPアドレスやドメインといった項目を入力することで、サービスを利用できる。また、サーバ単位で稼動状況をオンライン上で確認でき、アラート設定が可能となっており、事業者毎の監視体制のカスタマイズにも対応する。
2015年01月13日Yahoo! Japanは1月8日、「SHA-2のSSLサーバ証明書への移行について - Yahoo! JAPAN Tech Blog」において、2015年中にSHA-1サーバ証明書をSHA-2サーバ証明書へ随時切り替えていくと伝えた。切り替えのタイミングはサービスごとに任意に実施するという。ハッシュ関数であるSHA-1はすでに安全ではないと見られており、堅牢なセキュリティが要求される分野ではSHA-1の利用は推奨されていない。CA/Browser Forumでは1月16日以降はSHA-1証明書の発行を実施すべきではないという指針を示しており、関連するベンダーやプロジェクトでは似たようなタイムラインでSHA-1サポートの廃止へ向けた取り組みを進めている。SHA-1しかサポートしていないソフトウェア、例えばすでにセキュリティサポートが終了したオペレーティングシステムを使っている場合などは、サーバ証明書の移行が進むと対象サイトにアクセスできなくなることが予想される。なお、古い携帯電話などの組み込み機器も同様の結果になると思われる。
2015年01月09日トレンドマイクロは12月24日、企業のIT管理者を対象にしたインターネット調査「企業におけるサーバー脆弱性対策に関する実態調査 2014」を実施し、その結果を発表した。今回の調査は、企業が運用している業務用サーバーに対する脆弱性対策の実態や課題について2014年12月に調査したもの。企業のサーバー運用に関わるIT管理者515名から回答を得られた。調査では、脆弱性のあるサーバーにおいて、メーカーよりその脆弱性に対する更新プログラムが提供された際に、必ず更新プログラムを適用しているか質問した。回答では、「更新プログラムを適用できていないサーバーもある」との回答が27.0%を占め、「全てのサーバーに対して更新プログラムを適用していない」が8.5%、「対応できているのか把握できていない」が4.2%となった。「脆弱性が確認された全サーバーに対して更新プログラムを適用している」のは50.3%のみで、約半数が脆弱性の確認されたサーバーに対する更新プログラムの対応が十分にできていない状況が明らかになった。また、メーカより提供されるサーバーの脆弱性に対する更新プログラムの適用において、「時間がかかる」という課題を感じているとの回答者が全体の69.9%となった。時間がかかる理由としては、「計画的にサーバーを停止させる必要があるため(31.5%)」が最も多く、続いて「検証期間に時間がかかるため(29.3%)」「作業スケジュールを確保するのが困難なため(27.2%)」「サーバー毎に脆弱性を確認し、必要な更新プログラムを確認し準備するまでに時間と手間がかかるため(20.8%)」、「リソース不足のため(17.9%)」などの回答が挙がった。スケジュールやリソース確保といった人的要因のほか、更新プログラムの事前準備や適用中のサーバーの停止など更新プログラムの運用面で多くの企業が課題を抱えていることが浮き彫りにとなった。「全てのサーバーに対して更新プログラムを適用している」または「更新プログラムを適用できていないサーバーもある」の回答者を対象に、サーバーの脆弱性に対する更新プログラム適用の作業プロセスにおいて、その間に何か脆弱性対策として補完した対策を実施しているかを質問した。その結果、40%程度が「特に何もしていない」「分からない」と回答であった。更新プログラム適用まで時間を要するという課題を抱える一方で、その脆弱性をついたサイバー攻撃に対するセキュリティリスクについても十分な対策がなされていないことがわかった。さらに、サーバーOSの更新プログラムの適用の遅れ、もしくは未適用が原因で、業務用サーバーが外部から攻撃などを受けたことがあるかの質問に対して、15.1%が「経験あり」と回答。実際に外部からの攻撃を受けた経験を持つ回答者が一定数存在することがわかった。
2014年12月25日日本HPは12月25日、x86サーバ「HP ProLiant サーバー Generation 9(以下、HP ProLiant サーバー Gen9)」において、コスト重視のワークロード向けエントリーシリーズとして「HP ProLiant 10シリーズ」のラックマウント型製品2機種を含む計6機種を発表した。同日より出荷が開始される。新たに発表されたのは、HP ProLiant DL60 Gen9、HP ProLiant DL80 Gen9、HP ProLiant DL120 Gen9、HP ProLiant ML150 Gen9、HP ProLiant XL740f Gen9、HP ProLiant XL750f Gen9の6機種。今回、新たに発表された「HP ProLiant DL60 Gen9」と「HP ProLiant DL80 Gen9」の「10シリーズ」は、クラウド、ソーシャルサービスのITインフラストラクチャのワークロード分野に対するエントリー製品。HP ProLiant DL60 Gen9は、仮想化・クラウド環境ワークロード向けに最適化された1Uラックマウントサーバ。HP ProLiant DL80 Gen9は、ファイルサーバーやHadoopなどの大規模データを扱うワークロード向けに最適化されたコストパフォーマンスに優れた2Uラックマウントサーバ。いずれも最大12コアのIntel Xeon E5-2600 v3プロセッサーを2基搭載、メモリは8個のDIMM スロットに最大256GBのDDR4メモリを搭載できる。ストレージは12Gb/s SAS に対応し、処理性能の向上を実現している。また、ASHRAE環境基準A3に適用、最大40度の環境を保証する。HP ProLiant DL60 Gen9の価格は21万7,000円(税別)~。HP ProLiant DL80 Gen9の価格は28万2,000円(税別)~。HP ProLiant DL120 Gen9は、1Uラックマウント型の1ソケットサーバで、NonSQLのデータベースサーバや中位の仮想化環境ワークロード向けに最適化された製品。最大12コアのIntel Xeon E5-2600 v3プロセッサーを1基搭載でき、メモリは8個のDIMM スロットに最大256GBのDDR4メモリを搭載できる。ストレージは12Gb/s SAS に対応し、処理性能の向上を実現している。また、ASHRAE環境基準A3に適用、最大40度の環境を保証する。価格は25万7,000円(税別)~。HP ProLiant ML150 Gen9は、コストパフォーマンスに優れた2ソケットタワー型サーバで、高負荷ワークロードに最適化。25dBAでオフィス環境に適した静音設計を実現した。最大12コアのIntel Xeon E5-2600 v3プロセッサーを2基搭載、メモリは16個のDIMM スロットに最大256GBのDDR4メモリを搭載できる。16台の2.5型ドライブおよび8台の3.5型ドライブの搭載可能で、1Gb2ポートのネットワークアダプターを標準搭載、6PCIe拡張スロットを装備する。ストレージは12Gb/s SAS に対応し、価格は26万円(税別)~。HP ProLiant XL740f Gen9とHP ProLiant XL750f Gen9は、高度な演算処理能力と画期的な水冷設計を組み合わせた超低消費電力のスーパーコンピュータである「HP Apollo 8000 System」用のモジュラー型サーバトレイ。HP ProLiant XL740f Gen9は、HPCやサービスプロバイダーなど高密度実装を求めるワークロードに、HP ProLiant XL750f Gen9はHPCにおけるさらに高度な科学技術計算のワークロードに最適な製品。また同社は、HPサーバ、HP StoreServe 3PARを含むプラットフォームを単一のコンソールから管理できる統合管理ソフトウェア「HP OneView 」の最新バージョン「HP OneView1.20」をリリースした。HP OneView1.20は、サポート対象機種の拡大や、Virtual Connectマイグレーションツールの提供、レポーティング機能、ダッシュボードカスタマイズ機能、アラートの自動転送機能などの拡張を行っている。
2014年12月25日●好調なサーバ、ストレージ、ネットワークのビジネスPCメーカーとしてスタートしたDellは現在、エンタープライズベンダーに転身する戦略を進めている。最大の転機となったのは1年前の株式非公開化だろう。それから1年、創業者Michael Dell氏の指揮の下でDellはストレージなどの主要市場でシェアを伸ばした。今回、アジア太平洋・日本地区でエンタープライズソリューション事業部を統括するバイスプレジデントのPeter Marrs氏にエンタープライズ市場とDellの戦略について話を聞いた。--この1年、Dellのアジア太平洋・日本地区のエンタープライズ事業はどのように推移したのか。--Marrs氏: 非公開企業なので数字は公開できないが、2桁成長を遂げることができた。営業への投資、チャネルへの投資、そして戦略へのフォーカスが実を結んだ一年だったと言える。サーバはシェアトップを維持し、ストレージも内部と外部のテラバイト総出荷ベースで首位だ。ストレージ全体では第3四半期に2桁成長を実現しており、今四半期も2桁成長を維持できると見込んでいる。なかでも、iSCSIは連続で1位を達成しており、IDCの調査では第3四半期に前四半期比で成長したのは当社のみだ。ネットワーク分野も2桁で成長しており、シェアは7位から5位に上げた。ストレージ分野は変革期にあり、ソフトウェア定義の方向に進んでいる。今後、ストレージはサーバに組み込まれていくだろう。そうなると、当社はサーバ事業で成長を続けているので、サーバ1台当たりの売上増を図ることができる。注目すべき製品としては、「Dell Storage SC4020」を紹介したい。これはミッドレンジ向けのファイバーチャネルストレージ製品で、ストレージ分野の成長を加速する製品となった。当初はアジア市場のニーズに合わせて開発した製品だったが、現在はグローバルで展開している。われわれには素晴らしい製品と製品ロードマップ、戦略があり、優秀なチームがある。今後も市場の見通しはよいが、唯一の懸念材料を挙げるなら為替レートの変動だ。--Hewlett-Packard(HP)の分社化、IBMによるx86サーバ事業部の売却などがあった2014年はエンタープライズ分野にとって変動の一年だったが、どう見ているか?--Marrs氏: われわれにとってチャンスが増えた1年だったと思っている。IBMはずいぶん前にPC事業から撤退し、今回x86サーバ事業を切り離した。この戦略がIBMにとって正しいかどうかはわからないが、Dellからするとチャンスとなる。IBMは一流ブランドだが、チャネルパートナーから見るとUNIXベースのサーバ、ストレージなどしか持たず、インフラストラクチャを構成できるフルの製品ラインがそろっていない。AIX環境は日本では金融分野を中心に利用されており、シェアは安定しているが、世界的に見ると縮小傾向にある。現在はAIXを利用している業務も将来は標準ベースに移行するだろう。これはDellにとって商機となる。HPは分社化によりパートナーは2社とやりとりをしなければならなくなる。これに対し、われわれはエンド・ツー・エンドでポートフォリオを持っているため、ワンストップショップとしてお付き合いいただける。11月に開催したイベント「Dell World 2014」では、1億2500万ドルを投じてチャネルパートナーを支援するプログラムを展開することを発表した。われわれはITのモダナイズ(モダン化)というトレンドを支援し、さらに加速していく。われわれはレガシーなシステムを持っていないので、これが可能だ。●加速するコンバージド・インフラへの製品投下--Dell Worldでは最新のコンバージド・インフラ「Dell PowerEdge FX2」を発表し、日本でもローンチしたが、コンバージドインフラのニーズはどのぐらいあるのか?--Marrs氏: 実際のところ、コンバージド・インフラを検討している顧客は多い。「PowerEdge FX2」はデータセンターはもちろん、リモートサイトにも適した製品だ。コンバージド・インフラ市場が加速している要因としては、サーバ、ストレージ、ネットワークが統合されており、ケーブル配線から設定、実装などが大幅に簡素化される点に企業が魅力を感じていることにあるようだ。必要な機器を個別に用意して設定しなくても、きちんと動く。これは現場で作業している担当者にとって、劇的な業務の簡素化となる。顧客、パートナーはリファンレンス・アーキテクチャを求めており、コンバージド・インフラやアプライアンスはこのニーズにフィットするものだ。われわれはコンバージド・インフラに対し、さまざまな製品を投入していく。例えば、VMwareの「EVO:Rail」については7種類のソフトウェアライセンスを統合し、チューニングされた形で提供する。インフラはVMwareのvCenterから管理でき、日本では2015年前半に提供を予定している。このほかにも、Microsoftの「Hyper-V」アプライアンスもローンチする計画で、ソフトウェア定義型アプローチをとるNutanixともコンバージド・インフラで提携している。Nexenta、Clouderaなどとも同じような協業を行っている。--Dell Worldでは「Dell Cloud Marketplace」も発表した。日本での展開予定は?--Marrs氏: Dell Cloud Marketplaceは顧客とクラウド開発者に向けたサービスで、簡単にパブリッククラウドを利用できるツールを提供する。まだベータ版であり、米国向けのサービスとしてAmazon Web Services、Google Cloud Platform、Joyent、Dockerなど、米国企業を意識した事業者と提携している。このまま日本で提供することは考えにくく、内容や提供時期などはこれから決定していく。--なぜ、Dellがクラウドサービスのマーケットプレイスを提供するのか?--Marrs氏: それは、企業にとってパブリッククラウドが現実のものになっているという現状を受けてのことだ。日本や中国ではまだそれほどでもないが、米国では企業のパブリッククラウドの利用が増えている。Dellのソリューションはプライベートとパブリックの両方のクラウドで利用されている。われわれのサービスにおいて差別化となるのは「Boomi」だ。これは2010年に買収したクラウド統合・管理技術で、パブリッククラウドとプライベートクラウドの両方を管理できる。顧客はどの程度パブリッククラウドを利用すべきかを明確に決めていないところも多く、柔軟に管理できるツールを必要としている。--数年前からエンタープライズベンダーを目指して取り組んでいるが、"PCメーカー"から"エンタープライズベンダー"としての認識はどのぐらい広がっていると考えているか?2015年は何を最優先事項とするのか?--Marrs氏: エンタープライズベンダーとしては、まだやることは多い。だが、"当社が変わった"という認識は着実に広がっていると実感している。先日、約500社を集めたイベントでは、Microsoft、Intel、Cloudera、VMwareなどのパートナーがわれわれのソリューションのデモを行い、盛況に終わった。日本市場は保守的な部分もあるが、Dellは日本市場で成功したい。そのためにはチャネルの拡大が不可欠であり、この分野に継続して投資を行い、力を注ぐ。顧客やパートナーとの継続的な対話、それにわれわれ自身が戦略を実行することが重要であり、製品や機能として届けていく。2015年はサーバのシェアをさらに拡大し、iSCSIにおけるトップの地位も維持する。ソフトウェア定義の分野はDellの強みとも重なるので、2015年も強化していく。ソフトウェア分野ではクラウド、インフラ管理、ビックデータ分析などがキーワードとなる。ビックデータ分析については、これらを通じて、日本の顧客から信頼できるアドバイザー、ソリューションプロバイダーとして見ていただけるようになると信じている。
2014年12月17日サードウェーブテクノロジーズはこのほど、Intel Xeon E5-2600 v3シリーズに対応した1Uラックマウントサーバ「RS5122-SDF」を発売した。1wayモデルの価格は税別314,000円から。奥行きが短いショートデプスのシャーシを採用したサーバ。ラックのサイズに制限がある場所や荷重制限の厳しい環境に適しているという。1wayモデルの標準構成は、CPUがIntel Xeon E5-2620 v3(2.4GHz/6コア)、チップセットがIntel C612、メモリがDDR4 ECC Registerd 8GB(4GB×2)、ストレージが160GB SSD、ディスプレイアダプタがAspeed AST2400、光学ドライブがなし、電源が500W 80PLUS Platinum。本構成での価格は税別314,000円から。2wayモデルは、上記からCPUをIntel Xeon E5-2620 v3(2.4GHz/6コア)×2、メモリをDDR4 ECC Registerd 16GB(4GB×4)、ストレージを160GB SSD×2に変更し、価格は税別455,000円から。インタフェースは共通で、フロント部分にUSB 3.0×2、D-sub×1、Gigabit Ethernet×2(Intel I210AT)、Management LAN×1、PS/2×1。本体サイズがW444×D383×H44mm。
2014年12月16日日本ヒューレット・パッカード(HP)は12月9日、ミッションクリティカル環境のワークロードに最適化したサーバ新製品「HP Integrity Superdome X」の提供を開始した。インテルXeonプロセッサE7 v2ファミリーを最大16CPU/240コア搭載可能で、メモリは最大16ソケット12TBまでサポートする。さまざまなRAS機能により、信頼性を一般的なx86サーバの20倍にまで高めた。最小構成価格(税別)は2,397万1000円から。HP Integrity Superdome Xは、"ワークロード特化型"を掲げるHPサーバ製品のなかでも、汎用Linuxが稼働するミッションクリティカル環境向けに提供するサーバプラットフォーム製品。同社ではミッションクリティカル環境を持続的成長が求められる既存のミッションクリティカル環境と、企業の成長のための原動力となる新しいミッションクリティカル環境の2つに分けて製品を展開する。前者の領域で展開するのがHP UX、HP NonStop、OpenVMSといった製品で、後者で展開するのが、今回のIntegrity Superdome Xとなる。HPサーバー事業統括本部 事業統括本部長の手島主税氏は、新しいミッションクリティカル環境について「ビッグデータ/HPC、公共/社会インフラ、異業種間融合/連携、メールやコラボレーションなど、企業の新たな成長のエンジンとなる世界であり、今後、ミッションクリティカル性が高まっていくと考えている。こうした環境を支えるプラットフォームには3つの要素が必要だ。それは、大量のデータ処理、解析を行うための『異次元の性能』、可用性を追求するための『圧倒的な信頼性』、さまざまなワークロードとアプリケーションを稼働させるための『オープン性』だ」とし、新製品がこれら特徴を備えた新しいプラットフォームであることを強調した。続いて、米HPでミッションクリティカルサーバ事業の責任者である、エンタープライズサーバービジネス バイスプレジデント 兼 ゼネラルマネージャ リック・ルイス(Ric Lewis)氏が登壇。HP Integrity Superdome Xの狙いと特徴を解説した。ルイス氏は、新製品の特徴のうちパフォーマンスについて、「ビジネストランザクションに耐える画期的なパフォーマンスを実現した。eコマース処理でのJavaのベンチマーク(SPECjbb 2013)ではProLiant DL580 Gen8と比較して4倍の性能差があった」と説明。また、信頼性については「エラー予測やフォールトトレラントなどの新しい機能により、一般的なx86サーバと比較して20倍の信頼性を実現した。ダウンタイムは60%削減できる」とした。さらに、汎用LinuxとOSSを稼働できるオープン性を持ちながら、競合のUNIX環境と比較して32%のTCO削減ができるなど、投資の保護と経済性を高める製品に仕上げたと強調した。発表会には、ハードウェアを共同開発したNECのITプラットフォーム事業部長、西村知泰氏が参加し、NEC/HP開発協業の取り組みを説明した。NECでは、1995年にHP UX領域で協業を開始し、以降、HP社製サーバのOEM、ハードウェア/OSの共同開発、NEC社製サーバの開発など、広範囲な協業関係を構築してきた。2013年7月には、HP-UXサーバだけでなく、Linuxサーバを対象としたエンタープライズサーバの製品技術、製品開発に関する包括的な協業関係に拡大。今回の製品発表は、その協業の成果だとした。「20年におよぶ両社の協業経験と実績を生かし、密なチームワークによって開発することができた。業界最高レベルの高拡張性Xeonプラットフォームとなっている。NECでは、2014年度第四半期にNEC社製品として出荷を開始する。適用分野としてはビッグデータ活用、大規模システム統合化仮想化基盤、科学技術計算を想定している」(西村氏)製品の機能詳細については、HPサーバー事業統括本部 HPサーバー製品統括本部 エンタープライズサーバー製品ビジネス開発部 部長の中井大士氏が解説した。パフォーマンスについては、4ソケットのHP ProLiant DL580 Gen8、8ソケットのHP Superdome X、16ソケットのSuperdome XをSPECjbb2013の測定したところ、ソケット数が倍になるとパフォーマンスが2.3倍、ソケット数が4倍でパフォーマンスが4.4倍と、"リニア以上"に向上するとの結果を示した。大規模データ分析でも、Superdome Xの240コアで、他社の640コアのサーバと同等の性能を実現しており、コアあたりの性能は約5倍に達すると説明した。信頼性については、障害検知から障害の封じ込め、原因自動分析、自動切り離し、自動リカバリなど、HPがミッションクリティカルな領域で蓄積してきた技術とノウハウを適用した。具体的には、HP Superdome 2 HP-UXで提供してきたような、メモリ保護機能「Double Device Data Correction」、OSと連携したメモリの障害復旧「HP Memory Quarantine」、OSと連携したコアの障害復旧「HP Advanced Error Recovery」、I/Oエラーの封じ込め「PCI Live Error Recovery」、物理パーティション「nPars」、セルフヒーリング・ファブリック、クロックの二重化(動的切り替え&ホットプラグ)、故障箇所(CPU、メモリ、ブレード)の自動切り離し、ファームウェアによる自己診断機能「Analysis Engine」などを提供する。国内展開としては、「ビッグデータ、HPC、基幹システムの3つのワークロードを中心として、新しいミッションクリティカルワークロードに向けて、パートナー、アプリケーション、ミドルウェア情報、検証情報などをWebや媒体などで紹介し、協業でのビジネスを推進する。オープンならではの柔軟性を生かし、新しいソリューション開発とパートナーエコシステムを拡大させる」とのこと。「HP プロアクティブケア アドバンスト」「HP データセンターケア」などのサポートサービスも提供する。
2014年12月10日ファーウェイ・ジャパンは、Intel Xeon E5-2600 v3プロセッサを搭載した2Uハイエンド・ラックマウントサーバ 「HUAWEI FusionServer RH2288 V3」およびPCIe SSDカード「ES3000 V2」の販売を開始した。「HUAWEI FusionServer RH2288 V3」は、Intel Xeon E5-2600 v3を2基まで搭載でき(最大36コア)、DDR4メモリを768ギガバイト(GB)まで拡張できるほか、最大64テラバイト(TB)の内蔵ストレージと最大8基の拡張用PCIe 3.0スロットを備えている。また、同日から販売を開始するPCIe SSDカード「ES3000 V2」を最大2枚まで搭載可能。一方、ES3000 V2 は、I/O性能が要求されるシステム向けのI/Oアクセラレータ・ソリューション。ロープロファイル版の600GB/1.6TB モデルと、フルハイト版の1.2TB/2.4TB/3.2TB モデルの合計 5種類のラインナップを用意している。PCI Express 2.0 x8インタフェースでサーバとダイレクトに接続し、読み込み速度最大3GB/s、書き込み速度最大2.1GB/sの高い帯域性能を実現。RAID 5アルゴリズムにより、NAND型フラッシュメモリチップの障害発生時に不良チップの切り離しとパリティによるデータの復旧を実施する。
2014年12月05日子育て中はとにかく忙しいもの。あと1時間、いえ10分でいいから時間が欲しい! と思うことはありませんか。私は先月出産し、母乳育児の真っ最中。子育てと仕事を両立させるために、時短の工夫をあれこれしています。■子どもができると欲しくなるのが、お掃除ロボットと安全な水その中でお掃除時間を短くし、床をキレイにするためにお掃除ロボットがほしいなぁと考えていました。子どもがハイハイし始めたりした時に、床はキレイにしておきたいですもんね。とはいえ、お掃除ロボットは価格が高いし、ちゃんとキレイに掃除できるのか不安で購入を迷っていました。もうひとつ欲しいのがウォーターサーバーです。水は母乳や食事を通して子どもの口に入るものですから、おいしくて安全な水を飲みたいと思うようになりました。でも、我が家は狭くて、置くスペースがないのが悩み。ところが、ふたつの家電を一緒にし、省スペースを実現した「お掃除ロボット一体型ウォーターサーバー」がコスモウォーターから発売されているのを発見! スリムタイプで、これなら我が家にも置けそうです。でもねぇ、お高いんじゃないの? と思ったら、飲んだお水の代金のみで利用できます。それ以外の費用はかかりません(※)。お掃除ロボットの、メーカー希望小売価格は29,800円。それが無料だなんて、本当でしょうか? 何かマイナス点はないの? 実際に試してみました。(※)月2本以上の天然水宅配配送を利用の場合■水が変わると、毎日の「幸せ度」が変わるまず驚いたのが、お水のおいしさ。これまでは、水道水の味が苦手で、麦茶をつくっていました。ところがウォーターサーバーの天然水はおいしいので、そのままゴクゴク飲みたくなります。天然水は4種類あり、好みの採水地とテイストを選べるそう。何よりも嬉しいのは、レバーを押すだけで、すぐに熱いお湯が出てくることです。寒くなってきた近ごろは、温かいたんぽぽ茶やノンカフェインコーヒーを飲むことが多いのですが、お湯が沸く前に子どもが泣いてガスを止めたり、飲もうとしたときにはお湯が冷めていたり、なんてことがなくなりました。もちろんポットのように毎日水を入れ換えることも、カルキ取りも不要。これは想像以上に便利です!ちなみにこのウォーターサーバーは嬉しい節電タイプ。お水を使用するたび縮んでいくワンウェイボトルに加え、ウォーターサーバー内に取り込む空気をきれいにするクリーンエアシステムで衛生的に保たれています。チャイルドロック機能までついていて、子育てママのことをよく考えて作られたウォーターサーバーだなと思いました。■感動! 外出から帰ったら部屋がキレイになっていたお掃除ロボットの性能はどうでしょうか。無料だから期待しちゃいけない、と思っていたのですが、使ってみてビックリ! 床のゴミをどんどん吸い込んでくれます。気になる部屋の隅も、回転ブラシでちゃんとキレイに。帰宅した主人は「足の裏の感触が違う。ザラザラ感がなくて気持ちいい」と喜んでくれました。うちってそんなに汚かったのね……ごめんなさい。 私がとくに嬉しかったのは、掃除しにくいソファやベッドの下をキレイにしてくれること。タイマーをセットしておくと、散歩に出かけている間に掃除をしておいてくれるのもいいですね。掃除が終わると、自動でウォーターサーバー下の充電器に戻るので、何もしなくてOK! 外出から帰ったらキレイになっているなんて、魔法のような幸せです。■家事にかけていた時間が、優雅な自分時間にこの「お掃除ロボット一体型ウォーターサーバー」のおかげで、●麦茶を作る、麦茶ポットを洗う●やかんに水をため、お湯を沸かす●床を掃除する●ソファやベッド下を掃除するなどの時間が節約できました。トータルで1日約30分、年間で約180時間!こうしてできた余裕時間を、子どもと接する時間に充てたり、自分の息抜きタイムにあてています。たんぽぽ茶を飲みながら読書したり、好きな音楽を聴きながらストレッチしたり。子育てで忙しい毎日でも、心にゆとりを持った明るいママでいるために「お掃除ロボット一体型ウォーターサーバー」はオススメですよ。■今回試した商品はこちら コスモウォーター:お掃除ロボット一体型ウォーターサーバー
2014年12月01日IDC Japanは11月27日、国内企業の異機種混在環境の実態と課題の調査結果を発表した。これによると、異機種混在環境の企業(x86サーバ、RISC&IA64サーバ、メインフレームやビジネスサーバが混在する環境でシステムを構築している企業)は43.3%だった。従業員規模が大きくなるほど、x86サーバ、UNIXサーバ、メインフレームやビジネスサーバのすべてを導入している企業の比率が高くなり、特に、従業員規模2,500人以上の企業では3割以上の企業が該当するという。こうした状況について、同社は「異機種混在環境の企業ではITスタッフに対する既存システムの運用管理負荷が高くなるが、インテグレーテッドシステムの導入がITスタッフの負荷軽減に効果を発揮する」と指摘している。サーバーグループマネージャーの福冨里志氏は、こうした状況を踏まえ、「ITベンダーは自社顧客ベースにおける異機種混在状況を網羅的に把握し、導入状況に応じて分類すべき。そのうえで、分類に応じて、パターン化した戦略・戦術を強化すべきである。その際、ユーザー企業のIT部門のスキルセットをどこに向かわせるかといった点が、顧客とWin-Winの関係を維持する上で重要になる」とコメントしている。
2014年11月28日ディアイティは11月26日、クライアントPCの操作ログを監査証跡として取得するソリューション「Log Audit Tracker」に、サーバーの証跡を取得する「Log Audit Tracker Server Edition」を追加した「Log Audit Tracker 監査ソリューション」を2015年1月1日より販売開始すると発表した。「Log Audit Tracker 監査ソリューション」は、クライアント端末の管理を行う「Log Audit Tracker Client Edition」、ファイルサーバーへのアクセスの証跡やActive Directoryの変更証跡を取得する「Log Audit Tracker Server Edition」、取得した情報を一元管理する「Log Audit Tracker Client Edition」の3つが基本パッケージとして構成されている。Log Audit Tracker Server Editionは、複数のクライアント端末がファイルサーバーにアクセスする環境でも、すべてのアクセス証跡を取得する。対応サーバーは、Windows Server、Linux(Samba)、Enterprise NASのEMC VNXシリーズ、VNXeシリーズなど。また、Active Directoryのユーザー変更、ポリシー変更の証跡も取得できる。Report Managerでは、収集されたさまざまな情報をグラフィカルに表示することができ「いつ」「誰が」「何に対して」「何をしたか」を容易に追跡できる。価格は、初年度ライセンスが36万円となっており、別売りでサポート権を用意する。ディアイティは、一般企業、公共公益団体、自治体、官公庁、教育機関などを中心に、1年間で1万ライセンスの販売を目指す。
2014年11月27日