肌の悩みをピンポイントでカバーインターナショナルコスメティックス株式会社は、韓国コスメブランドの「ザ・セム(the SAEM)」から、『ザ・セム CPコンシーラーペンシル』(3色)を6月25日に発売した。容量は2.5g、販売価格は、各990円(税込み)。同社は、「ザ・セム」の日本における輸入販売元。同ブランドの『チップコンシーラー』は、優れたカバー力と密着力が支持されて、コスメサイトで殿堂入りしたロングセラーアイテムである。自然な仕上がりの涙袋を簡単に今回発売する『CPコンシーラーペンシル』は、シミ・ほくろ・目元のクマやくすみ等の肌悩みをピンポイントでカバーするペンシルタイプのコンシーラー。細芯でやわらかすぎず、スルスル塗れるテクスチャーなので、気になるシミ・ほくろ等の隠したいところを目立たなくできる。厚塗り感ができにくく、メイク直しの時も手軽にリタッチが可能。涙袋は、下まぶたに『CPコンシーラーペンシル』をのせてなじませると簡単に演出できる。細かいラインからやや太い幅のラインまで描きやすく、初心者でもテクニックいらずでリアルな涙袋が作れる。スポットメイクとして、眉毛の縁取りや唇の輪郭を整えることにも利用で可能で、いつものメイクがワンランクアップする。カラーは、3色展開。「1.0 クリアベージュ」は、透明感のある明るいベージュでハイライトに。「1.5 ナチュラルベージュ」は、やや明るい自然なベージュ。ニュートラルカラーで取り入れやすい。「SB サーモンベージュ」は、ほんのりピンクみがあるので肌なじみが良く、クマのカバーに効果的である。(画像はプレスリリースより)【参考】※プレスリリースインターナショナルコスメティックス株式会社※ICIコスメストアザ・セム CPコンシーラーペンシル
2023年07月07日afumi inc.は、パリのフォンダシオン ルイ・ヴィトンにて、ジャン=ミシェル・バスキアと、アンディ・ウォーホルとのコラボレーション作品展が、2023年8月28日まで公開されていることをご案内いたします。2018年「ジャン=ミシェル・バスキア」展では、推定70万人の来場者を記録する大成功を収めています。この機会をお見逃しなく!Jean-Michel Basquiat, Andy Warhol, 6.99, 1985 (C) Estate of Jean-Michel Basquiat Licensed by Artestar, New York;(C) The Andy Warhol Foundation for the Visual Arts, Inc. /Licensed by ADAGP, Paris 20ジャン=ミシェル・バスキア(1960-1988)とアンディ・ウォーホル(1928-1987)は、1984年から1985年にかけて、「a quatre mains」(4本の手)と呼ばれる約160点の絵画を共同制作しました。その作品群は彼ら双方において最大級の作品が含まれています。彼らの共同制作の様子や、そこから生まれる友情を目の当たりにしたキース・ヘリング(1958-1990)は、「彼らは言葉を介さず絵画を通じて会話をしている」「二人の心が融合し〈第三の個性的でユニークな心〉が生まれている」と語っています。フォンダシオン ルイ・ヴィトンで開催中の「バスキア×ウォーホル Painting 4 Hands」は、類稀な作品群が集められた過去にない素晴らしい展覧会です。ディーター・ブッフハートとアンナ・カリーナ・ホフバウアーによるキュレーションで、フォンダシオン ルイ・ヴィトンのキュレーターであるオリヴィエ・ミケロンの協力により、2人のアーティストが共同でサインした100点以上の絵画が一堂に展示されています。これら作品群に加え、他の主要アーティスト(キース・ヘリング、ジェニー・ホルツァー、ケニー・シャーフ等)の作品も展示され、1980年代のニューヨーク・ダウンタウンのアートシーンのエネルギーを感じられる展覧会です。また、1985年に開催された「ジャン=ミシェル・バスキアとアンディ・ウォーホル展」のポスター用に制作されたマイケル・ハルスバンドによる有名な「ボクシング グローブ」シリーズなどの写真を織り交ぜ、さらに充実した内容になっています。Andy Warhol and Jean-Michel Basquiat #143 New York City, July 10,1985 (C) Michael Halsband, 2022Andy Warhol and Jean-Michel Basquiat #3 New York City, July 10,1985 (C) Michael Halsband, 2022展覧会は、ウォーホルによるバスキアのポートレートと、バスキアによるウォーホルのポートレートのシリーズでスタートします。そして初期のコラボレーション作品へと続きます。これらの作品は、二人のアーティストのディーラーであったブルーノ・ビショフベルガーが、イタリアのアーティストであるフランチェスコ・クレメンテ(1952年生まれ)とのコラボレーションをきっかけに制作を開始したものです。バスキアとウォーホルは、クレメンテとともに、この15点の作品を完成させた後も、ほぼ毎日、意欲的に協力し共同制作を行いました。彼らの絶え間ない交流が生み出すエネルギーと力が、本展の原動力となりフォンダシオン全館を駆け巡ります。バスキアは、ウォーホルを芸術界の重要人物であると同時に、新しい言語とポップカルチャーの新たな局面を開拓した年長者として賞賛していました。一方、ウォーホルは、バスキアの絵画の中に新たな情熱を見出しました。彼(バスキア)のおかげで、ウォーホルは、とても大きなスケールの絵を手作業で描くことに回帰したのです。ウォーホルは、新聞、ゼネラル・エレクトリック、パラマウント、オリンピックのロゴを題材に一連の作品を制作しました。これらは、展覧会を彩る一連の作品となっています。「アンディは1枚の絵を描き始めると、そこにとてもわかりやすいものや、商品のロゴを描き、私はそれを壊すようなことをしていました。更にアンディにもっとその部分に何かを描かせようと思い、少なくとも二つのことをさせようとしていました。」とバスキアは説明しました。「私はまず絵を描いて、それからジャン=ミッシェルのようにペイントをしたんです。誰がどの部分を描いたかわからないような絵の方が良いと思ったんです。」と、ウォーホルが話していました。この展覧会では、2人の様々なスタイルとフォームの対話と共に、ウォーホルが時代をリードしているアメリカのナラティブに、アフリカ系アメリカ人のコミュニティーが溶け込んでいることなど、重要なテーマにも取り組んでいます。■バスキア×ウォーホル Painting 4 Hands会期 :2023年8月28日(月)まで開催中会場 :フォンダシオン ルイ・ヴィトン所在地:8 avenue du Mahatma Gandhi, Bois de Boulogne, 75116 Paris休館日:火曜日 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月04日ユニクロ(UNIQLO)のグラフィックTシャツブランド「UT」から「アンディ・ウォーホル フラワーズ コレクション」が登場。2023年4月10日(月)より発売される。アンディ・ウォーホル“フラワーシリーズ”“ポップ・アート”の旗手として名を馳せたアーティスト、アンディ・ウォーホル。作品の多くは、彼が興味をもった対象がモチーフとなっている。1950年代、広告イラストレーターだったアンディ・ウォーホルは、花をモチーフとした作品を数多く手がけ、1960年代には代表作品であるフラワーシリーズが誕生した。今回の「アンディ・ウォーホル フラワーズ コレクション」では、そんなフラワーシリーズのアートを落とし込んだウィメンズ&キッズウェアを展開する。ウィメンズTシャツ&キッズワンピース登場するのは、オーバーサイズフィットのウィメンズTシャツ5柄とキッズのキャミソールワンピース4柄。いずれもエネルギッシュなフラワーモチーフを大胆に落とし込んだ、華やかなデザインが魅力的だ。【詳細】「アンディ・ウォーホル フラワーズ コレクション」発売日:2023年4月10日(月)※一部店舗では、販売開始日が異なる場合がある。価格:・ウィメンズTシャツ 1,500円・キッズキャミソールワンピース 1,500円©/®/TM The Andy Warhol Foundation for the Visual Arts, Inc.
2023年03月12日2018年、フォンダシオン ルイ・ヴィトンでは「ジャン=ミシェル・バスキア」展を開催し、推定70万人の来場者を記録する大成功を収めました。2023年4月5日から8月28日まで、ジャン=ミシェル・バスキアの作品を紹介し、アンディ・ウォーホルとのコラボレーションを公開する予定です。Jean-Michel Basquiat, Andy Warhol, OP OP, 1984-1985Collection Bischofberger, Männedorf-Zurich, Suisse©The Estate of Jean-Michel Basquiat. Licensed by Artestar, New-York.©The Andy Warhol Foundation for the Visual Arts, Inc. / Licensed by ADAGP, Paris 2023ジャン=ミシェル・バスキア(1960-1988)とアンディ・ウォーホル(1928-1987)は、1984年から1985年にかけて、それぞれのキャリアにおいて最も大きな作品を含む約160点の絵画を協力して制作し、「à quatre mains」(4本の手)と名づけました。彼らの友情と共同制作を目の当たりにしたキース・ヘリング(1958-1990)は、「言葉の代わりに絵画を通して起こる会話」「二つの心が融合し、"第三の個性的でユニークな心" が生まれる」と語っている。2023年春、フォンダシオン ルイ・ヴィトンで開催される「バスキア×ウォーホル Painting 4 Hands 」は、この類まれな作品群に捧げられた、これまでで最も重要な展覧会となります。ディーター・ブッフハートとアンナ・カリーナ・ホフバウアーのキュレーションと、フォンダシオン ルイ・ヴィトンのキュレーターであるオリヴィエ・ミケロンの協力により、2人のアーティストが共同でサインした100点以上の絵画が一堂に展示される予定です。また、それぞれの作品に加え、他の主要アーティスト(キース・ヘリング、ジェニー・ホルツァー、ケニー・シャーフら)の作品も展示し、1980年代のニューヨーク・ダウンタウンのアートシーンのエネルギーを感じられる展覧会となります。また、1985年に開催された「ジャン=ミシェル・バスキアとアンディ・ウォーホル展」のポスターのために制作されたマイケル・ハルスバンドによる有名な「ボクシング グローブ」シリーズなどの写真を織り交ぜ、さらに充実した展示にする予定です。Jean-Michel Basquiat, Andy Warhol, Collaboration No. 19, 1984-1985Private collection, IsraelCourtesy Zidoun- Boussuyt Gallery, Luxembourg© The Estate of Jean-Michel Basquiat. Licensed by Artestar, New-York.©The Andy Warhol Foundation for the Visual Arts, Inc. / Licensed by ADAGP, Paris 2023展覧会は、ウォーホルによるバスキアのポートレートと、バスキアによるウォーホルのポートレートのシリーズで幕を開ける予定です。そして、初期のコラボレーション作品へと続きます。これらの作品は、二人のアーティストのディーラーであったブルーノ・ビショフベルガーが、イタリアのアーティスト、フランチェスコ・クレメンテ(1952年生まれ)とのコラボレーションをきっかけに制作を開始したものです。バスキアとウォーホルは、クレメンテとともにこの15点の作品を完成させた後、ほぼ毎日、意欲的かつ協力的な共同制作を行いました。この展覧会は、二人の絶え間ない交流のエネルギーと力強さが今回の展覧会を貫く原動力となります。バスキアは、ウォーホルを芸術界の重要人物であり、新しい言語とポップカルチャーとの画期的な関係の開拓者である年長者として賞賛していました 。同様に、ウォーホルは、バスキアの中に絵画への新たな関心を見出しました。彼(バスキア)のおかげで、ウォーホルは手動で非常に大きなスケールの絵を描くようになりました。ウォーホルは、新聞、ゼネラル・エレクトリック、パラマウント、オリンピックのロゴを題材に一連の作品を制作しました。これらは、展覧会を彩る一連の作品となっています。「アンディは1つの絵を描き始めると、そこに何かとてもわかりやすいもの、あるいは商品のロゴを描いて、僕はそれを汚したりするんだ。それから、アンディにもっと描かせようと思って、少なくとも2つのことをさせようとしたんだ」とバスキアは説明します。「私はまず絵を描いて、それからジャン=ミッシェルのように絵を描きました。誰がどの部分を描いたかわからないような絵の方がいいと思いました。」と、ウォーホルが述べています。この展覧会では、2人の様々なスタイルと形状のやり取りを通じて、ウォーホルが描いていたアメリカ合衆国における工業製品の象徴的なアイコンの物語に、アフリカ系アメリカ人のコミュニティーが組み込まれるなどの重要なテーマにも取り組んでいます。© Iwan Baan Fondation Louis Vuitton, 2014Fondation Louis Vuitton | フォンダシオン ルイ・ヴィトン8 Av. du Mahatma Gandhi, Paris, 75016 France英語)【バスキア×ウォーホル Painting 4 Hands】展会期:2023年4月5日(水)~ 8月28日(月)#FondationLouisVuitton#CollectionFLV
2023年03月10日マリナ リナルディはポップアップストア「THE FACTORY」を伊勢丹新宿店にて開催いたします。20世紀を代表するアメリカ人アーティスト、アンディ・ウォーホルのシルクスクリーンプリント作品をオマージュしたカプセルコレクション「THE FACTORY」を本ポップアップストアにて先行販売するほか、60~80年代のファッション・アート・音楽などにインスパイアされたマリナ リナルディの2023年春夏コレクションがそろいます。「マリナ リナルディ「THE FACTORY」ポップアップストア開催期間:2月8日(水)~2月14日(火)営業時間:午前10時~午後8時会場:伊勢丹新宿店 本館3階 クローバーショップ/プロモーション住所:東京都新宿区新宿3-14-1※イベント内容は、都合により変更または中止となる場合がございます。ポップアップストア先行販売アイテム20世紀を代表するアメリカ人アーティスト、アンディ・ウォーホルのシルクスクリーンプリント作品をオマージュしたカプセルコレクション「THE FACTORY」。コットンジャケット 9万7,900円(税込)コットンパンツ 6万6,000円(税込)ジャージードレス 9万4,600円(税込)スウェットシャツ 7万400円(税込)Tシャツ 3万7,400円(税込)マリナ リナルディマリナ リナルディは1980年、イタリアのマックスマーラファッショングループから誕生しました。40年以上にわたり研究されたオリジナルなパターンとカッティングから生まれる洗練されたシルエットは、すべて女性の美しさを表現します。フレッシュなカジュアルウエアからラグジュアリーなカクテルまで、現代的でダイナミックなライフスタイルを送る現代女性のためのエレガントでスタイリッシュなコレクションです。Website:
2023年02月03日チョコレート菓子専門店のザ・テイラー(THE TAILOR)から、期間限定スイーツ「ザ・ショコラアルモニー」が登場。2022年12月1日(木)より、ザ・テイラー 阪急うめだ店・渋谷東急フードショー店にて発売される。濃厚なチョコレート菓子を提案する専門店、ザ・テイラー文字通り“服の仕立屋=テイラー”を思わせる落ち着いた雰囲気の店構えで、濃厚な大人のチョコレート菓子を提案しているザ・テイラー。2021年にデビューした「ザ・ショコラアルモニー」は、濃厚なチョコレートのハーモニーが楽しめるブランド初のオリジナルショコラケーキだ。3種のスペイン産チョコをブレンドしたオリジナルケーキ3種類のスペイン産チョコレートをブレンドした生地は、いちじくのコンフィを練り込んでからオーブンへ。焼き上がった生地にマルサラワインのシロップを塗ることで、しっとりとした食感と華やかな風味が楽しめる、大人の一品に仕上げている。このほか、アールグレイとキャラメルを合わせたソースをミルクチョコで包み込み、ココアクッキーでサンドした「ザ・ショコラクチュール アールグレイ&キャラメル」(季節限定)、ガナッシュを詰めて焼き上げた濃厚なフィナンシェ「ザ・フォンダンショコラフィナンシェ」など、クリスマスシーズンを華やかに彩る多彩なスイーツも用意されている。商品情報「ザ・ショコラアルモニー」発売日:2022年12月1日(木)価格:2,700円販売店舗:ザ・テイラー 阪急うめだ店・渋谷東急フードショー店【店舗情報】■ザ・テイラー 阪急うめだ店住所:大阪府大阪市北区角田町8-7阪急うめだ本店B1FTEL:06-6313-0146■ザ・テイラー 渋谷東急フードショー店住所:東京都渋谷区道玄坂1-12-1渋谷 東急フードショー① 1階TEL:03-3477-4673
2022年12月02日ティファニー(Tiffany & Co.)は2022年クリスマスに向けて、「ティファニー × アンディ・ウォーホル」コレクションを発売。テーブルウェアやインテリア雑貨が、2022年11月25日(金)より、ティファニー店舗などで販売される。アンディ・ウォーホルのグリーティングカードから着想「ティファニー × アンディ・ウォーホル」は、アンディ・ウォーホルがティファニーのために制作した「ホリデー グリーティングカード」から着想した限定カプセルコレクション。アンディ・ウォーホルによる「ホリデー グリーティングカード」とは、1957年から1962年まで毎年12月に、ニューヨーク五番街にあるティファニー本店で提供されていたもの。鳥や星、靴、ツリーなど、クリスマスを象徴するモチーフが、水彩画のスタイルで描かれている。プレートやオーナメントなどのインテリア雑貨カプセルコレクションで展開されるのは、アンディ・ウォーホルが描いたモチーフを配したテーブルウェアやインテリア雑貨など。「デザート プレート」や「ミニ プレート」、「ガラス オーナメント」など、クリスマスシーズンを華やかに演出してくれるグッズが揃う。「ホリデーカード」や「トランプ」は、大切な人へのクリスマスギフトとしても活躍してくれそうだ。ティファニー銀座本店&丸の内店に巨大なアドベント カレンダーティファニー銀座本店&丸の内店では、アンディ・ウォーホルのイラストからインスピレーションを得た巨大なアドベント カレンダーも展示。クリスマスモチーフを配した大きなボックスの中からは、24個の実物大「ティファニー ブルー ボックス」が現れる。また、ティファニー銀座本店ではアンディ・ウォーホルのポップなイラストを使用した期間限定デコレーションも実施。この装飾は、全国のティファニーブティックでも順次展開される。【詳細】「ティファニー × アンディ・ウォーホル」コレクション発売日:2022年11月25日(金)販売店舗:ティファニー店舗、公式オンラインストアアイテム例:・ティファニー × アンディウォーホル ミニ プレート(6枚セット) 72,600円・ティファニー × アンディ・ウォーホル ガラス オーナメント(3個セット) 64,900円・ティファニー × アンディ・ウォーホル ホリデーカード(12枚セット) 32,450円■アドベント カレンダー展示場所:ティファニー銀座本店、丸の内店※詳細は各店舗まで問い合わせ。【問い合わせ先】ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インクTEL:0120-488-712
2022年11月28日ティファニーは、1950~60年代にかけてアンディ・ウォーホルがティファニーのために制作したホリデー グリーティングカードにインスパイアされた限定の「ティファニー × アンディ・ウォーホル」コレクションを発表いたします。ウォーホルがティファニーのために制作した鮮やかなグリーティング カードには、鳥や星、靴、ツリーなどホリデーシーズンをテーマにしたイラストが、彼の特徴である滲んだ線と水彩画のスタイルで描かれ、1957年から1962年まで毎年12月に、ニューヨーク五番街にあるティファニー本店で提供されていました。©Tiffany & Co.この「ティファニー× アンディ・ウォーホル」コレクションは、ティファニーがアートシーンとの間に長年にわたり培ってきた絆と、ウォーホルのホリデーシーズンに対する愛を称えるものです。テーブルウェアやオーナメント、グリーティング カード、トランプに至るすべてのアイテムに、ホリデーシーズンにぴったりのウォーホルの華やかで遊び心のあるモチーフが描かれています。「ティファニー × アンディ・ウォーホル」コレクションは、11月25日よりティファニー店舗および公式オンラインストアにて発売いたします。ティファニー × アンディ・ウォーホル デザート プレート(6枚セット)12万1,000円(税込)ティファニー × アンディウォーホル ミニ プレート(6枚セット)7万2,600円(税込)ティファニー × アンディ・ウォーホル ホリデーカード(12枚セット)3万2,450円(税込)ティファニー × アンディ・ウォーホル トランプ(2個セット) 3万2,450円(税込)ティファニー × アンディ・ウォーホル ガラス オーナメント(3個セット)6万4,900円(税込)ティファニー × アンディ・ウォーホル ガラス オーナメント(3個セット)6万4,900円(税込)ティファニー × アンディ・ウォーホル オーナメント(6個セット)11万3,300円(税込)また、ウォーホルのイラストから着想を得て、ティファニー ブルー ボックスをイメージした特別なアドベント カレンダーも、ティファニー銀座本店と丸の内店にて展開いたします。ウォーホルのアイコニックなイラストにオマージュを捧げるこの作品は、ホリデー モチーフの数々を4フィート(約1.2m)のアート作品として再構築。積み重ねられた大きなボックスを開けると、24個の実物大のティファニー ブルー ボックスが姿を現します。1つ1つのアドベントカレンダーは、軽量でサステナブルな木材を使用し、50時間をかけて制作されました。そして銀座本店では、ウォーホルのポップで生き生きとしたイラストたちに彩られた、華やかで特別なデコレーションを開始いたしました。全国のティファニーブティックでも順次展開をしてまいります。※詳細は各店舗までお問合せくださいティファニー銀座本店 ファサードホリデー特設ページURL:
2022年11月25日日経ナショナル ジオグラフィック(代表:滝山晋、所在地:東京都港区虎ノ門)は、『不安なモンロー、捨てられないウォーホル 「心の病」と生きた12人の偉才たち』を11月21日(月)に発行しました。本書は、華やかな功績の裏で、人知れず「生きづらさ」を抱えていた12人の偉才たちを、ナショジオの人気ジャーナリストが現代医学のレンズを通して追った異色の伝記ストーリーです。マリリン・モンローはなぜ、大量の睡眠薬を飲んだのか?アンディ・ウォーホルはなぜ、何百個という箱の中に、古いポストカードや医療費の明細書、ビザの切れはしまで、あらゆるものを詰め込んだのか?チャールズ・ダーウィンは、生涯にわたって心身の不調に悩まされ、ハワード・ヒューズは、ドアノブにティッシュを何枚も巻かないとドアを開けられなかった。彼らはみな、科学、ビジネス、政治、芸術などの分野で偉業を成し遂げた一方で、現代医学がいうところの「うつ病」「不安障害」「依存症」「強迫性障害」といった心の病を抱え、その症状から来る特異な行動を見せていました。歴史を変えた12人の偉才たちは、いったいどんな心の問題に直面していたのか。わたしたちと同じ「人間」である彼ら一人ひとりの人生を通じて、謎と苦悩に満ちた人間の心の中を探求していきます。『不安なモンロー、捨てられないウォーホル「心の病」と生きた12人の偉才たち』クラウディア・カルブ著/葉山亜由美 訳/2022年11月21日発行/定価 2,310円(10%税込)/384ページ/ソフトカバー/四六判/日経ナショナル ジオグラフィック 発行/ISBN:978-4-86313-540-6商品のご案内 Amazon 楽天ブックス 【本書に登場する12人の偉才と現代医学から見た診断名】・マリリン・モンロー:境界性パーソナリティー障害・ハワード・ヒューズ:強迫性障害(OCD)・アンディ・ウォーホル:ためこみ症・ダイアナ妃:過食症(摂食障害)・エイブラハム・リンカーン:うつ病・クリスティーン・ジョーゲンセン:性別違和・フランク・ロイド・ライト:自己愛性パーソナリティー障害・ベティ・フォード:アルコール・処方薬依存症・チャールズ・ダーウィン:不安症・ジョージ・ガーシュウィン:注意欠如・多動症(ADHD)・フョードル・ドストエフスキー:ギャンブル障害・アルベルト・アインシュタイン:自閉スペクトラム症■誰もが知る、世界を変えた12人の偉人たちの知られざる苦悩に迫る、異色の伝記ストーリー!■現代医学から見えてくる、彼らが抱えていた「心の病」の正体が明らかに!■華やかな功績を残した偉人たちも、さまざまな葛藤を抱えていた。彼らの人生を通じて、謎と苦悩に満ちた人間の心の中を探求する! 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月25日京都市京セラ美術館で開催中の『アンディ・ウォーホル・キョウト / ANDY WARHOL KYOTO』。本記事では、ウォーホルの全盛期から最晩年までの展示作品にフォーカスします。生け花文化からの影響…『アンディ・ウォーホル・キョウト』展示風景【女子的アートナビ】vol. 262本展覧会の1章では商業デザイナーとして活躍したウォーホルの初期作品、2章では京都旅行についての資料やスケッチなどが展示されています。この2章の最後に登場するのが「花」のシリーズ。本展前半のハイライトといわれている作品群です。アンディ・ウォーホル美術館の主任学芸員で、本展キュレーターをつとめるホセ・カルロス・ディアズ氏は、「花」シリーズについて次のように解説しています。ディアズ氏ウォーホルは1956年に初めて日本を訪れたとき、生け花の文化から大きく影響を受けました。帰国してからも生け花に関する本を買い集め、学んでいたのです。本作品も、生け花の本にあった図版が元ネタになっています。1974年の作品ですが、当時使っていたシルクスクリーン手法ではなく、手彩色で描かれている点も特徴です。会場では、ウォーホルが制作の参考にした生け花の本も展示してあります。有名作が続々登場!『アンディ・ウォーホル・キョウト』展示風景続く3章「『ポップ・アーティスト』ウォーホルの誕生」では、彼の超有名な代表作、キャンベル・スープ缶や花の作品などが登場します!展示会場の雰囲気もがらりと変わり、明るくポップな雰囲気。気分もワクワクしてきます。1960年代以降、ウォーホルは商業デザインから芸術的なファインアートの世界へと入っていきます。彼は「日常にありふれたものを芸術にする」とマスメディアに発表。シルクスクリーンの手法を使い、新聞記事や広告のイメージを取り入れた作品を次々と生み出していきます。『アンディ・ウォーホル・キョウト』展示風景また、彼は自分の制作スタジオを「ファクトリー」と命名。スタジオで華やかなパーティやイベントを開き、俳優や作家、ミュージシャンやパトロンと交流を重ね、アート界のスターになっていきます。さらにアートだけでなく映画や音楽、ファッションの分野でも活躍。セルフプロデュースにもたけており、ウィッグをつけてジーンズをはくウォーホルの独特なスタイルは人気となり、ファッションアイコンにもなりました。会場では、愛用のウィッグやジーンズ、ブーツなども見ることができます。珍しいマリリンが…!《三つのマリリン》について語るディアズ氏子どものころからハリウッドスターやセレブに憧れていたウォーホルは、華やかなスターの肖像画を描きはじめます。4章「儚さと永遠」では、当時話題になっていた有名人の肖像画が展示されています。なかでも注目したいのは、本展のメインビジュアルにもなっている《三つのマリリン》。ウォーホルはマリリン・モンローの絵を50点ほど制作していますが、ポップな雰囲気のものがほとんどです。でも、本展の作品は顔がピンク色で、黒い影のようなものも描かれ、ややグロテスク。なぜ、こんな色彩にしたのでしょう?ディアズ氏は次のように述べています。ディアズ氏本作品は、ウォーホルが最も脂の乗っていた時期に描いたもので、ほかのマリリン作品にはない過激な色の組み合わせになっています。また、この絵はマリリン・モンローが自ら命を絶ったすぐ後に描かれた作品です。彼女の存在をただ懐かしむだけでなく、ウォーホルが感じたものが作品に投影されているのだと思います。《三つのマリリン》は展覧会で展示される機会が少ない珍しい作品です。ぜひじっくりとご覧ください。ウォーホルの光と影…『アンディ・ウォーホル・キョウト』展示風景作品が売れて有名になり、自分自身もセレブになったウォーホルですが、プライベートな部分は謎に包まれていました。最終章「光と影」では、今まであまり知られていなかったウォーホルの素顔に迫る作品が展示されています。彼が亡くなる前年、1986年に描かれた《最後の晩餐》は、横幅が10メートル近くもある大きな作品です。キリストの顔やバイク、数字、アルファベットなどが白い画面に散りばめられ、一見しただけではどんな意味があるのか、まったくわかりません。この絵について、ディアズ氏は次のように述べています。ディアズ氏画商から依頼を受けて制作した《最後の晩餐》では、ウォーホル自身が敬虔なクリスチャンであったという生い立ちを示しています。また、アルファベットで書かれている『THE BIG C』のCはキリスト(Christ)のCであるとともに、当時流行していたエイズが、当時の新聞などで「ゲイの癌 Gay Cancer」と表現されていたことからくるCancer(癌)のCであるとも考えられています。彼が敬虔なカトリック教徒でゲイだったことについては、あまり知られていませんでした。本作品は、ウォーホルのプライベートな部分を示した濃厚な作品です。死の作品…『アンディ・ウォーホル・キョウト』展示風景最後の部屋では、先述の《最後の晩餐》と向かい合わせて、「電気椅子」や「病院」をテーマにした作品を展示。ポップな絵のイメージが強いウォーホルですが、1960年代から「死」をテーマにした作品も制作していました。「死と惨事」シリーズや「頭蓋骨」の絵など、闇を感じる作品も多く手がけています。特に、ニューヨーク郊外のシンシン刑務所にある電気椅子の写真をもとに描いた作品《小さな電気椅子》は、彼の代表作のひとつになっています。1987年2月、ウォーホルはニューヨークで胆嚢炎の手術をした後、合併症で他界。58歳でした。京都×ウォーホル最後に、ミュージアムショップから京都老舗店とのコラボ商品をご紹介!祇園の和菓子屋「鍵善良房」は、ウォーホルの花作品をモチーフにした干菓子を販売。ケースのデザインもおしゃれです。ほかにも、お酒や手提げ袋、さらに漆器などの高価なものもあり、見ているだけでも楽しいです。また、京都を訪れた彼の足跡を辿る企画「ウォーホル・ウォーキング」も開催中。例えば、京都駅前烏丸口に設置されている「ウォーホル・ウォーキング」BOXのQRコードにアクセスすると、「ウォーホルと京都」のストーリーを楽しむことができます。京都だけでしか開かれない見どころ満載の展覧会『アンディ・ウォーホル・キョウト』。関西エリアの人はもちろん、それ以外の地域にお住いの方も、ぜひぜひ足を運んでみてくださいね!Information会期:~2023年2月12日(日)休館日:月曜日(ただし祝日の場合は開館)、12月28日~1月2日会場:京都市京セラ美術館 新館「東山キューブ」開館時間:10:00〜18:00(入館は閉館の30分前まで)※最新情報などの詳細は展覧会公式ウェブサイトをご覧ください観覧料:土日祝一般¥2,200、平日一般 ¥2,000、大学・高校生 ¥1,400、中学・小学生¥800
2022年10月09日京都市京セラ美術館で、ポップ・アート界の巨匠、アンディ・ウォーホルの大回顧展が開催中です。京都だけでしか開かれない今回の展覧会では、200点以上の作品を展示するだけでなく、日本とウォーホルの深い関係も紹介。現地の内覧会やトークイベントを取材してきました。どんな展覧会?【女子的アートナビ】vol. 261『アンディ・ウォーホル・キョウト / ANDY WARHOL KYOTO』では、ポップ・アートの巨匠として人気を博したアメリカの芸術家、アンディ・ウォーホル(1928-1987)の初期から晩年までの絵画や立体作品など約200点と映像作品15作を展示。そのうち100点以上が日本初公開となっています。今回展示されているものは、すべてアンディ・ウォーホル美術館の所蔵作品。同美術館は、ウォーホルの故郷であるアメリカ・ピッツバーグにあり、世界で最も多くのウォーホル作品と関連資料を所蔵しています。『アンディ・ウォーホル・キョウト』トークイベントの様子本展の開幕に合わせて、同館の館長パトリック・ムーア氏と本展のキュレーターで主任学芸員のホセ・カルロス・ディアズ氏がアメリカから来日。お二人がトークイベントなどで語った解説もご紹介しながら、展覧会の様子をレポートします。大きな自画像からスタート!『アンディ・ウォーホル・キョウト』展示風景会場に入ると、まずは大きな自画像がお出迎え。メガネをかけた無表情なウォーホルの顔が大きく描かれています。逆立った髪の毛の部分は光っていますが、顔半分が暗くなり、やや陰うつな雰囲気です。本作品は、ウォーホルが早すぎる死を迎える9か月前に制作されたもの。彼の人生は、これから詳しく紹介していきますが、名声と悪評、光と影に包まれていました。展覧会のイントロダクションで、まず彼の人生を象徴するような自画像と向き合ってから、本格的に作品世界へと入っていきます。ウォーホラからウォーホルに…『アンディ・ウォーホル・キョウト』展示風景1章「ピッツバーグからポップ前夜へのニューヨークへ」では、1950年代から60年代にかけて、商業イラストレーターとして活躍した時期の作品を展示。アメリカ・ペンシルベニア州ピッツバーグで生まれ育ったウォーホルは、1949年にカーネギー工科大学(現カーネギーメロン大学)の絵画デザイン学科を卒業。その後ニューヨークに移住し、商業デザインの世界でキャリアをスタートさせます。彼の両親は、東欧の現スロバキア出身。敬虔な東方カトリック教徒の移民家庭で育ったウォーホルは、名前も「アンドリュー・ウォーホラ」でした。館長のムーア氏は、「貧しい家庭で育ったウォーホルには野心があり、何が何でも成功して貧困から抜け出し、金持ちになって有名になりたいと思っていた」と解説。家族の中で唯一大学に行かせてもらえた彼は、母親からも期待をかけられていたそうです。『アンディ・ウォーホル・キョウト』展示風景展示されている初期作品のうち、赤い靴が描かれたドローイング作品《ハイヒール》には、ウォーホルのサインが英語名で記入されています。ウォーホラからウォーホルへと名前を変えた彼は、その後商業イラストから本格的なアートの世界へと入っていきます。初の世界旅行へ!『アンディ・ウォーホル・キョウト』展示風景続く2章「ウォーホルと日本そして京都」では、初の世界一周旅行で立ち寄った日本で描いたスケッチや、写真、資料などを展示。ウォーホルにインスピレーションを与えた日本の文化や日本との関わりについて、詳しく紹介されています。1956年、ウォーホルは友人のチャールズ・リザンビーと一緒に初めての海外旅行に出かけます。京都、東京、香港などアジアから、ニューデリー、カイロ、ルクソール、ローマなど世界各地を訪問。日本には6月21日から7月3日までの約2週間滞在しました。展示作品のなかには、京都の都ホテルから母親に宛てて出したハガキや旅程表、地図などもあり、ウォーホルの京都旅を追体験できます。本展キュレーターのディアズ氏は、ウォーホルの世界旅行について次のように述べています。ディアズ氏旅でウォーホルが最も印象に残った国は、日本だったとされています。当時アメリカでは日本旅行が人気で、万博や展覧会などで日本文化がたびたび紹介されていました。彼は日本を旅しながら清水寺や舞妓の姿などをスケッチに残し、また旅先で入手した地図やチラシなどの資料もすべて残しています。さらに着物や骨とう品、食器、川端康成の小説など、日本のお土産もたくさん買いました。日本的なものは何でも好き!『アンディ・ウォーホル・キョウト』展示風景会場には、ウォーホルが残した言葉も掲示されています。特に日本への愛を感じられる一文をご紹介。「いま私は日本の花を描き、日本食を食べ、ケンゾーの服を着ている。そして日本製の写真やビデオやハイファイ、その他の電子機器も使っている。日本的なものはなんでも好きだ」また、葛飾北斎の作品からインスピレーションを受けて描いた作品なども見ることができ、ウォーホルの日本愛をたっぷり感じられます。ちなみに、初の海外旅行以降、74年に自身の個展開催のため日本を訪れたウォーホルは、日本のテレビコマーシャルやテレビ番組『徹子の部屋』にも出演。当時の写真も展示されています。Information会期:~2023年2月12日(日)休館日:月曜日(ただし祝日の場合は開館)、12月28日~1月2日会場:京都市京セラ美術館 新館「東山キューブ」開館時間:10:00〜18:00(入館は閉館の30分前まで)※最新情報などの詳細は展覧会公式ウェブサイトをご覧ください観覧料:土日祝一般¥2,200、平日一般 ¥2,000、大学・高校生 ¥1,400、中学・小学生¥800
2022年10月09日芸術の秋が到来!京都市京セラ美術館 新館「東山キューブ」では、9月17日から「アンディ・ウォーホル・キョウト / ANDY WARHOL KYOTO」が開催されている。会場入口ポップ・アートの旗手として知られる、アンディ・ウォーホル(1928~1987)。同展は、日本初公開の《三つのマリリン》や京都ゆかりの作品など、約200点の作品でウォーホルの内面に迫る、大規模な展覧会だ。会場風景アンディ・ウォーホルはアメリカのピッツバーグ出身。地元の大学を卒業後、1950年代から60年代にかけて、ニューヨークで商業デザイナーとして活躍した。会場風景1956年、ウォーホルは自分へのご褒美(ごほうび)として、世界一周旅行をした。その際、京都を訪れた。その後1974年にも、再び来日している。カトリックの環境で育ったウォーホルにとって、京都の寺院や神社はまさに異国文化との出会いだったようだ。アンディ・ウォーホル《京都(清水寺)1956年7月25日》 1956年 アンディ・ウォーホル美術館蔵© The Andy Warhol Foundation for the Visual Arts, Inc. / Artists Rights Society (ARS), New York会場には、京都を表現したスケッチやドローイングだけでなく、パンフレット、映像資料、ウォーホルが京都でたどった足跡の地図といった資料が並ぶ。ウォーホルの京都への思いを、見る私たちも共有することができるだろう。アンディ・ウォーホル《孔雀》 1957年頃 アンディ・ウォーホル美術館蔵© The Andy Warhol Foundation for the Visual Arts, Inc. / Artists Rights Society (ARS), New York※日本初公開京都でのウォーホルは、生け花などの豊かな文化に触れた。その後の作品に、金や銀の箔を使ったり、生け花をモチーフにしたように、ウォーホルは京都から多くのインスピレーションを受けた。会場風景アメリカでポップ・アートが開花し、ウォーホルはその中心人物のひとりとなった。おなじみの「キャンベル・スープ」の缶や「Brillo」の箱をモチーフにした作品も、会場で見ることができる。アンディ・ウォーホル《キャンベル・スープI:トマト》 1968年 アンディ・ウォーホル美術館蔵© The Andy Warhol Foundation for the Visual Arts, Inc. / Artists Rights Society (ARS), New York壁に展示された「キャンベル・スープ」のひとつひとつを見比べてほしい。ポスターのように同じようにも見えるが、それぞれ微妙に異なる。こうした1960年代のシルクスクリーン作品は、当時の大量消費社会を反映している。会場風景当時のウォーホルは、俳優、ミュージシャンといったクライアントのポラロイドを撮影して、肖像画作品シリーズをつくった。そのポラロイド写真は、この壁面の向かいに並んでいて、まるで制作の裏側を見ているようだ。会場風景日本初公開の《三つのマリリン》も、見ることができる。アンディ・ウォーホル美術館のパトリック・ムーア館長は、「マリリン・モンローの若さやはかなさ、セレブリティ、特にこの作品では美しさを感じることができる、」と語った。プレス向け内覧会で《三つのマリリン》の前で作品説明をするアンディ・ウォーホル美術館のパトリック・ムーア館長最終章は、光と影をテーマの展示室。晩年のウォーホルは、生と死、聖と俗のような、相反する主題に関わりながら、制作を続けていた。下の画像右にある、巨大な《カモフラージュ》は、自然がモチーフでありながら、アメリカのファッションのアイコンでもある。ポップに見えながら、姿を隠すカモフラージュ、植物の生まれ変わりといった多層的な意味が含まれている。会場風景左:《最後の晩餐》、右:《カモフラージュ》手前の画像《最後の晩餐》は、カトリック信者だったウォーホルが、亡くなる数カ月前に制作したという、とても大きな作品だ。向き合うだけで、「ああ、美術館に来て良かった」と感じられるはず。アンディ・ウォーホル《最後の晩餐》 1986年 アンディ・ウォーホル美術館蔵© The Andy Warhol Foundation for the Visual Arts, Inc. / Artists Rights Society (ARS), New York※日本初公開あまりにも有名なため、華やかな印象だったり、謎に包まれた人物だと思われがちなアンディ・ウォーホル。この展覧会を通して、ウォーホルが社会とつながり、多くの人と関わってきたことに気付かされる反面、ひとりのアーティストとして苦悩していたことや、絶えずチャレンジしていた制作過程が分かる。本の上では気が付かなかったアンディ・ウォーホルに、あなたもきっと出会えるだろう。取材・文:藤田千彩【開催情報】『アンディ・ウォーホル・キョウト / ANDY WARHOL KYOTO』会場:京都市京セラ美術館 新館東山キューブ会期:2022年9月17日(土)~2023年2月12日(日)時間:10:00〜18:00(入館は閉館の30分前まで)休館日:月曜(祝日の場合開館)、12月28日(水)~1月2日(月・祝)料金:土日祝一般 2,200円、平日一般 2,000円、大高1,400円、中小800円※状況により、会期・開館時間等が変更となる場合がございます。展覧会公式サイト:
2022年09月22日アンディ・ウォーホル大回顧展『アンディ・ウォーホル・キョウト/ANDY WARHOL KYOTO』が、9月17日(土)から京都市京セラ美術館・新館「東山キューブ」で開催される。この度、本展覧会オーディオガイドのナレーターに乃木坂46の齋藤飛鳥が就任した。本展は大衆文化やポップ・カルチャーの様々なイメージを、モチーフとして作品に取り入れていったアンディ・ウォーホルの回顧展。門外不出の『三つのマリリン』や大型作品『最後の晩餐』など、日本初公開作品100点以上を含む約200点を一挙公開。一般前売りチケットも各プレイガイドで発売となっている。就任が発表された齋藤は、オーディオガイドで作品やアーティストのバックグラウンドを解説。来場者とともに展覧会を楽しみながら巡っているような内容となるもようだ。なお、今回のオーディオガイドは、来場者全員が無料でアクセスできるWEBブラウザ形式。来場の際は自身のスマートフォン等でアクセスして楽しむ形となる。<齋藤飛鳥・コメント>アンディ・ウォーホルが大好きな方々には、日本初公開の作品が100点近く展示され、全国的に見ても約十年ぶりの大規模個展となる今回の貴重な機会を是非お楽しみいただきたいなと思っています。また、私たちの世代くらいのアンディ・ウォーホルをご存じない方も、オーディオガイドなどを通して知識を深めて、作品や作家を身近に感じていただけるとうれしいですし、また、何も知らなくても作品を見るだけで楽しんでいただけたり、心に刺さる作品に出会えたりもすると思いますので、是非アンディ・ウォーホル・キョウトに足をお運びください!■展示情報「アンディ・ウォーホル・キョウト/ANDY WARHOL KYOTO」2022年9月17日(土)~2023年2月12日(日)開催会場:京都市京セラ美術館・新館「東山キューブ」開館時間:10時~18時 ※入場は閉館の30分前まで休館日:月曜日(但し、祝日の場合は開館)、年末年始(12月28日~1月2日)
2022年08月17日アイドルグループ・乃木坂46の齋藤飛鳥が、9月17日から京都・京セラ美術館 東山キューブで開催される「アンディ・ウォーホル・キョウト/ANDY WARHOL KYOTO」展のオーディオガイドのナレーターを務めることが17日、わかった。ポップ・アートの旗手として、アメリカの大量消費社会の光と影を描いたアンディ・ウォーホルの初期の作品から、晩年の作品までを包括的に展示する同イベント。大衆文化やポップ・カルチャーにおける様々なイメージをモチーフとして作品にとりいれていったアンディ・ウォーホルの展覧会ということで、日本におけるエンターテインメントカルチャーの一つである“アイドルカルチャー”を代表し、乃木坂46でセンターを務めた経験もある齋藤の参加が実現した。コメントは以下の通り。■乃木坂46齋藤飛鳥――オーディオガイドを担当した感想有名なヴェルヴェット・アンダーグラウンド・アンド・ニコのジャケットイラストなど元々いくつかの作品とアンディ・ウォーホルという名前は知っていて、カラフルな作品の印象からポップな人なんだろうなと思っていたのですが、今回オーディオガイドを担当させていただいて色々と知ったことでそのイメージがぐるっと真逆になりました。身体が病弱だった幼少期があったり、コンプレックスをたくさん抱えていたり、描いている鮮やかな作品の裏側に深いヒストリーがあって、改めてアンディ・ウォーホルは深い人なんだなと思いました。今回ありがたいことにお声をかけていただいたのですが、私自身はアンディ・ウォーホルやアートに関する知識があるわけではないので、お話しすることで深みを持たせようとかではなく、一方できっと私みたいに初めて知る情報がたくさんある人も多いと思うので、そういった方々が楽しく知れるように友達や知り合いにお話しするような、ポップな気持ちで収録しました。京都に2回訪れていることだったり、日本食が好きなことだったりといった、へえと思う情報から、本人が残した名言まで、「当時こんな感じだったのか」ということや、「こんな人だったんだ」ということが全段落に詰まっていますので楽しんでいただけるとうれしいです。――展覧会によせてのコメントアンディ・ウォーホルが大好きな方々には、日本初公開の作品が100点近く展示され、かつ全国的に見ても約10年ぶりの大規模個展となる今回の貴重な機会を是非お楽しみいただきたいなと思っています。また、私たちの世代くらいのアンディ・ウォーホルをご存じない方も、オーディオガイドなどを通して知識を深めて作品や作家を身近に感じていただけるとうれしいですし、また、何も知らなくても作品を見るだけで楽しんでいただけたり、心に刺さる作品に出会えたりもすると思いますので、是非アンディ・ウォーホル・キョウトに足をお運びください!
2022年08月17日常田大希の楽曲「Mannequin(マネキン)」が、2022年9月17日(土)から京都市京セラ美術館で開催される展覧会「アンディ・ウォーホル・キョウト/ANDY WARHOL KYOTO」のテーマソングとなる。常田大希インディーズ時代の“幻の楽曲”「Mannequin」King Gnu(キングヌー)、millennium parade(ミレニアム・パレード)、PERIMETRON(ペリメトロン)と様々なプロジェクトの中心人物として活動している常田大希。そんな常田大希の、インディーズ時代にアンディ・ウォーホルからインスピレーションを受けて制作した楽曲「Mannequin」が、京都市京セラ美術館で開催される展覧会「アンディ・ウォーホル・キョウト/ANDY WARHOL KYOTO」のテーマソングに決定した。「Mannequin」は、常田がmillennium paradeの前身として活動していたDaiki Tsuneta Millennium Parade名義で2016年にリリースし、すでに廃盤となっているアルバム『http://』の中の1曲。その後millennium paradeの1stアルバム『THE MILLENNIUM PARADE』完全生産限定盤のカセットテープに収録されるも、この仕様も即完売。現在は入手できない“幻の楽曲”となっている。アンディ・ウォーホル大回顧展のスポット映像もなお、展覧会「アンディ・ウォーホル・キョウト/ANDY WARHOL KYOTO」のスポット映像では、「Mannequin」の一部を聴くことができる。スポット映像の監督はクリエイティブチームCEKAI所属の牧鉄兵が務めた。<常田大希 コメント>“アンディ・ウォーホル”時代を超えて私にインスピレーションを与え続けてくれるポップアートの巨匠。遡る事6年前に私がひっそりとリリースしたアルバム作品” http:// “ にウォーホルから勝手にインスピレーションを受けて作った“マネキン”という曲がありまして、今回なんとその曲が 『アンディ・ウォーホル・キョウト/ANDY WARHOL KYOTO』 展 のテーマソングに選ばれたということで、私自身、そのなんとも不思議な巡り合わせに驚いております。 ウォーホル作品とマネキンという曲が合わさった映像をはじめて観た時、とても自然かつ完璧にフィットした事に驚きました。(若い時の常田よ、良くやったと抱きしめてあげたい)烏滸がましさ承知で言わせてもらえるのならば、こうやってアーティストの魂は時代や国境を超えて次の世代へ脈々と受け継がれて行くのだなと、自分もそういった存在の一端になれるように頑張らねばと。アンディ・ウォーホルと聞くと、多くの人はコミカルかつスタイリッシュでカラフルな色彩の作品群をイメージするかと思いますが、彼を知れば知るほど、そういった作品は彼のほんの一面でしかありません。私自身、彼のアーティスト活動のスタイルにどれほど多くの影響を受けたかは計り知れません。 ウォーホルのファクトリーが無かったとしたら、私はmillennium paradeやPERIMETRONなどの複合的なクリエイティブチームを立ち上げる事も無かったかも知れません。 常田大希【詳細】常田大希 楽曲「Mannequin」(アルバム『http://』より)CD発売日:2016年7月20日(水)※現在は廃盤作詞:ermhoi/作曲:Daiki Tsuneta※「アンディ・ウォーホル・キョウト」展覧会テーマソング■展覧会「アンディ・ウォーホル・キョウト/ANDY WARHOL KYOTO」会期:2022年9月17日(土)~2023年2月12日(日)会場:京都市京セラ美術館新館「東山キューブ」住所:京都市左京区岡崎円勝寺町124開館時間:10:00~18:00(入場は閉館の30分前まで)休館日:月曜日(祝日の場合は開館)、12月28日~1月2日<チケット情報>・前売り券 土日祝一般 2,000円、平日一般 1,800円、大学・高校生 1,200円、中学・小学生 600円受付:8月17日(水)~9月16日(金)・当日券 土日祝一般 2,200円、平日一般 2,000円、大学・高校生 1,400円、中学・小学生 800円
2022年06月11日『アンディ・ウォーホル・キョウト/ANDY WARHOL KYOTO』が9月17日(土)から、京都市京セラ美術館・新館「東山キューブ」(京都市左京区)で開催される。この度、本覧のテーマソングが、Daiki Tsuneta Millennium Paradの『Mannequin』に決定し、公式YouTubeチャンネルでスポット映像が公開された。『アンディ・ウォーホル・キョウト/ANDY WARHOL KYOTO』は、ポップ・アートの旗手として、アメリカの大量消費社会の光と影を描いたアンディ・ウォーホルの初期から晩年にわたる大回顧展。1950年代に商業イラストレーターとして活躍していた初期の作品から、1960年代に事故や死を描いた象徴的な『死と惨事』シリーズ、アンダーグラウンド映画やテレビ番組などの映像作品、セレブリティ(有名人)たちの注文肖像画、そして、その名声を揺るぎないものとしつつ、カトリックの生い立ちにも触れる晩年の作品などが包括的に展示される。ウォーホルは、1956年の世界旅行中に初めて来日し、京都を訪れた。本展では、京都とウォーホルの関係に目を向け、そのゆかりを示す貴重なスケッチなども展示される。そしてアメリカ・ピッツバーグのアンディ・ウォーホル美術館の所蔵作品のみで構成される日本初の展覧会であり、約200点+映像15作の展示作品のうち、100点以上が日本初公開作品となる。テーマソングを担当した、Daiki Tsuneta Millennium Paradの中心人物である常田大希は、King Gnu、PERIMETRONと様々なプロジェクトを運営。東京芸術大学在学中には、小澤征爾主催の国際室内楽アカデミーにチェロ奏者として在籍した。映画やドラマ、CMの音楽監督を務める一方で、N.Hoolywood「NY Collection 2020」ファッションショーで、書き下ろし楽曲のチェロ演奏を披露するなど活動は多岐に渡る。DIOR、Cartierなどハイブランドのファッションシューティングや、adidasのアンバサダー務めるなど、ファッションカルチャーへの結び付きも深い。<常田大希・コメント>“アンディ・ウォーホル”時代を超えて私にインスピレーションを与え続けてくれるポップアートの巨匠。遡る事6年前に私がひっそりとリリースしたアルバム作品『http://』にウォーホルから勝手にインスピレーションを受けて作った『マネキン』という曲がありまして、今回なんとその曲が「アンディ・ウォーホル・キョウト/ANDY WARHOL KYOTO」展のテーマソングに選ばれたということで、私自身、そのなんとも不思議な巡り合わせに驚いております。ウォーホル作品とマネキンという曲が合わさった映像をはじめて観た時、とても自然かつ完璧にフィットした事に驚きました(若い時の常田よ、良くやったと抱きしめてあげたい)。烏滸がましさ承知で言わせてもらえるのならば、こうやってアーティストの魂は時代や国境を超えて次の世代へ脈々と受け継がれて行くのだなと、自分もそういった存在の一端になれるように頑張らねばと。アンディ・ウォーホルと聞くと、多くの人はコミカルかつスタイリッシュでカラフルな色彩の作品群をイメージするかと思いますが、彼を知れば知るほど、そういった作品は彼のほんの一面でしかありません。私自身、彼のアーティスト活動のスタイルにどれほど多くの影響を受けたかは計り知れません。ウォーホルのファクトリーが無かったとしたら、私はmillennium paradeやPERIMETRONなどの複合的なクリエイティブチームを立ち上げる事も無かったかも知れません。常田大希■展示情報『アンディ・ウォーホル・キョウト/ANDY WARHOL KYOTO』2022年9月17日(土)~2023年2月12日(日)会場:京都市京セラ美術館 新館「東山キューブ」開館時間:10時~18時 ※入場は閉館の30分前まで休館日:月曜日(但し祝日の場合は開館)、年末年始(12月28日~1月2日)公式サイト:
2022年06月08日DC SHOESは、アンディ・ウォーホル財団と協力して、20世紀の著名なアメリカ人アーティストの芸術的アートをリスペクトしたオリジナル・シューズとアパレル・コレクションを発表します。限定生産となるDC X WARHOL COLLECTIONは、本物のスケートボードブランドとしてのDCが持つ独自のレンズを通して、ウォーホルのユビキタスな作品に新鮮な視点をもたらします。DC X ANDY WARHOL“COLLISIONS”SAINTS & SINNERS CAPSULE 2WAR & PEACE CAPSULE 2ウォーホルは、ファインアート×ポップカルチャーの先駆的アーティストとして知られています。彼の名声は、ニューヨークの創造的な文化に浸った彼の豊かな生活と、彼の物理的なアートワークによって生み出されました。世界はウォーホルの遺産と現代アメリカ文化への影響を決して忘れません。彼はこの21世紀においても偉大な芸術家の一人であり続けています。LIFE & DEATH CAPSULEWAR & PEACE CAPSULEコラボレーションの包括的なストーリーとして、「COLLISIONS:衝突」にテーマに焦点を当て、WAR & PEACE(戦争&平和)、SAINTS & SINNERS(聖人&罪人)、STRENGTH & FRAGILITY(強さ&もろさ)、LIFE & DEATH(生命&死)の4つの異なるカプセルコレクションを発表。相反する事柄が衝突することで、より説得力のある新しい視点が浮かび上がります。そして、このコレクション収益の一部は、視覚芸術を進歩させるために財団へ寄付されます。STRENGTH & FRAGILITY CAPSULEWAR & PEACE CAPSULE 3SAINTS & SINNERS CAPSULE 3LIFE & DEATH CAPSULE 2DCで最も有名なチームライダーの1人であるプロスケートボーダーのエヴァン・スミスは、アンディ・ウォーホルの長年のファンであり、ウォーホルと同じペンシルバニア州ピッツバーグ出身でもあります。エヴァンは本コレクションのプロモーション動画に登場し、ウォーホルの代表的な作品である“Fragile(1962)”(壊れやすい)シリーズに対し、スケートボードが持つ強度(壊れにくさ)を見事なスケーティングで表現しています。スケートボードをあまり知らない人は、スケートボードとアートの密接な繋がりを知って驚くかもしれませんが、両者は豊かな歴史と深く絡み合っており、多くのカルチャーファンを魅了し続けているのです。EVAN SMITH_SKATEBOARDINGEVAN SMITH(C)/(R)/(TM) The Andy Warhol Foundation for the Visual Arts, Inc.DC X WARHOL COLLECTION特設ページ DC SHOES JAPAN Instagram 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月21日ビューティフルピープル(beautiful people)のスタンダードライン「ザ・ビューティフルピープル(THE / a beautiful people)」から、アメリカのオルタナティブロックバンド「ザ・フレーミング・リップス」とのコラボレーションウェアが登場。2022年春夏シーズンに、ビューティフルピープル直営店ほかにて発売する。ザ・ビューティフルピープル×ザ・フレーミング・リップス「ザ・フレーミング・リップス」は、1983年にウェイン・コインとスティーブン・ドローズによってオクラホマで結成されたオルタナティブロックバンド。今回のコラボレーションでは全3型を展開する。“ポップなアートワーク”が主役のニットウェア2022年1月下旬にはポップなアートワークを取り入れた、ニットのノースリーブプルオーバーとカーディガンを発売。アートワークは、色によってコットン糸・アクリル糸・シルク糸を使い分けることで、凹凸感とミクスチャー感を演出し、グラフィックのキャッチーさを引き立たせた。カラーは、エクリュ、レッド、ネイビーの3色が揃う。DVDジャケットのグラフィック入りTシャツ3月下旬には、2006年にオクラホマの「the Zoo Amphitheater」で行われたライブのDVDジャケットをモチーフにしたシースルーTシャツを販売。極細い綿糸を編んだ透け感のあるTシャツに、フロントからバックへストーリー性を感じさせるグラフィックをプリントした。【詳細】ビューティフルピープル×ザ・フレーミング・リップス取扱店舗:ビューティフルピープル 青山店・伊勢丹新宿店・渋谷パルコ店・阪急うめだ店・ ジェイアール名古屋タカシマヤ店・公式オンラインショップアイテム:<2022年1月下旬発売>・プルオーバー 49,500円・カーディガン 58,300円カラー:エクリュ、レッド、ネイビーサイズ:150/170/190<2022年3月下旬発売>・Tシャツ 29,700円カラー:ブラックサイズ:150/170/190/200
2022年01月27日時代に流されず、日常生活にやさしくなじむフィンランドのデザイン製品。1月30日(日)までBunkamuraザ・ミュージアムで開催されている『ザ・フィンランドデザイン展 ― 自然が宿るライフスタイル』は、フィンランドがデザイン大国になったあゆみをたどる展覧会だ。フィンランドは1917年にロシアから独立。新しい国造りの一環としてデザインの発展に注力し、「デザイン大国」として世界中に知られるようになっていった。同展では、日本でも広く愛されているフィンランドデザインの誕生と発展を、アルヴァ・アアルトやカイ・フランクなど50名以上のデザイナーやアーティストの作品と関係資料をもって紹介していく。アルヴァ・アアルト(左)《「サヴォイ」花瓶》1936年、(右の2点)《「サヴォイ」花瓶と木型》第一章「オーガニックなイメージ」では、「自然」を発想源としたプロダクトを紹介する。森と湖に囲まれたフィンランドは、人々は常に自然とともに暮らし、その有り様をデザインのモチーフに取り入れていった。フィンランドを代表するデザイナー、アルヴァ・アアルトの《「サヴォイ」花瓶》や《アームチェア・パイミオ》などもその一つ。器や家具で描かれた有機的な曲線は、フィンランドに多くある森や、湖のほとりの曲線のようにも見える。(写真左から)アルヴァ・アアルト《アームチェア・パイミオ》1940年代《キャンチレバーチェア31(現:42 アームチェア)/パイミオサナトリウム竣工時のオリジナル製品》1931年《スツール60》1940年代イルマリ・タピオヴァーラ《ドムスチェア》1946年第一章展示風景よりその一方で、実用的で大量生産可能、シンプルで使いやすい製品を作り出すこともフィンランドでは重視された。食器などはスタッキングができることなど、これまでにない機能性も考慮されるようになっていく。第二章「機能的なフォルム」では、シンプルなフォルムと色のプロダクトを紹介していく。第二章展示風景より(左2つの棚)アイノ・アアルト《ボルゲブリック》シリーズ 1932年(右の棚)サーラ・ホベア《グラス1718》 1954年、《ピッチャー1618》1954年カイ・フランクの《BA キルタ》は、絵付けをせず釉薬だけが唯一の装飾となったシンプルな食器シリーズ。器のデザインだけでなく、必要なアイテムを必要な分だけ組み合わせて購入できるスタイルが当時のディナーセットの概念を覆した。カイ・フランク《BA キルタ》シリーズ 1952〜75年当時の製品ポスター いずれも1954年独自の進化を始めたフィンランドのデザインを、国は積極的に支援。ミラノトリエンナーレで好評を得るなど、フィンランドデザインは国内のみならず、世界中の人々を魅了するようになった。第三章「モダニズムのアイコン」では、黄金時代と評価され、「デザイン大国」と位置づけられるようになった1950年代のフィンランドのガラス製品や陶磁器を中心に紹介する。展示風景より展示風景よりルート・ブリュックはアラビア製陶所で主に陶板作品に取り組んでいたアーティスト。日本では一昨年から昨年にかけて回顧展が開催され、注目を集めるようになっている。ルート・ブリュック(左)《孤独》1967年(中)《青い雲》1967年(右)《老いた木》1967年国の支援だけでなく、フィンランド国民のライフスタイルも、フィンランドデザインの発展に大きく寄与している。第二次世界大戦後、フィンランドの中産階級はその暮らしをより楽しむため、インテリアにいっそう気を配るようになった。冬場は長く留まる室内に明るさを求め、色鮮やかなテキスタイルを好んで取り入れるようになっていく。第4章「絵画のように」では、日本でも強く支持されているマリメッコ社のファブリックなど多様なテキスタイルデザインを取り上げ、布地の持つ可能性と魅力に迫っていく。展示風景より展示風景より展示はこのほか、1960年代に生まれたフィンランドデザインや、世界的キャラクターとなったムーミンや、作者のトーベ・ヤンソンの世界などにも触れ、フィンランドデザインをより深く知り、そして親しめる流れとなっている。まったく古びることなく、現代の暮らしにもすぐに取り入れることができるフィンランドデザイン。かわいらしく美しいフィンランドデザインの世界に入り込める、心おどる展覧会だ。取材・文:浦島茂世【開催情報】『ザ・フィンランドデザイン展 ― 自然が宿るライフスタイル』12月7日(火)~1月30日(日)、Bunkamuraザ・ミュージアムにて開催※会期中の全ての土日祝、1月24日(月)~30日(日)はオンラインによる入場日時予約が必要。
2021年12月10日伝説のバンド“ザ・スミス”の名曲で彩る青春音楽映画『ショップリフターズ・オブ・ザ・ワールド』より、モリッシーのインタビューも収められた本編映像が解禁された。痛烈な歌詞と独特の音楽性で若者たちから支持を集めた伝説のバンド「ザ・スミス」。本作は、1987年、「ザ・スミス」が解散したその日、バンドを愛する若者たちの刹那の青春と未来への不安、自分を探して彷徨う姿を描く。この度解禁された本編映像は、ラジオ局をハイジャックした「ザ・スミス」のファン、ディーンとラジオ局DJとの会話から始まる。DJに「生きる意味なんてどこにある?」と銃を向けるディーン。そこでモリッシーのインタビュー映像に切り替わり「ライブ中の観客はすごく盛り上がっている。暴力的なほどにワイルドだが、それがうれしいんだ。そこまで自分を解放できる瞬間など人生に無いんだろう。でもライブなら少しハメを外し自己表現できるんだ」と、まるでディーンの質問への答えのような演出で当時の貴重な映像が差し込まれる本編映像となっている。さらに「ザ・スミス」の楽曲「パニック」が流れ、当時の映像と劇中の物語がリンクするような演出も。本作ではこのほかにも解散を語る若かりし日のモリッシーや熱狂のライブ映像など、ファン必見の貴重な映像の数々に加え、未来への不安や現状への葛藤に思い悩む若者たちを描く本作の内容とシンクロした「ザ・スミス」の楽曲が随所に散りばめられており、「ザ・スミス」のファンはもちろんのこと、青春映画好きも見逃せない内容となっている。また、見事に再現された80年代のファッションや空気感にも注目だ。『ショップリフターズ・オブ・ザ・ワールド』は12月3日(金)よりTOHOシネマズシャンテ、渋谷シネクイントほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ショップリフターズ・オブ・ザ・ワールド 2021年12月3日よりTOHOシネマズ日比谷・渋谷シネクイントほか全国にて公開©2020 SOTW Ltd. All rights reserved
2021年12月02日ホテル ザ ミツイ キョウト内にホテルオリジナルアイテムを取り扱う店舗「ザ・ショップ(THE SHOP)」がオープン。「ザ・ショップ」オープン“日本の美しさと – EMBRACING JAPAN’S BEAUTY –”をブランドコンセプトに2020年11月に開業した京都のラグジュアリーホテル・ホテル ザ ミツイ キョウト。開業1周年を記念して、光、水、石、音が織りなす神秘的な空間・サーマルスプリングSPAに、新店舗「ザ・ショップ」がオープンする。京友禅柄チョコレート「ザ・ショップ」で取り扱うのは、ホテルグッズやペストリー、スパ関連アイテムなど。中でも注目したいのは、美しい京友禅柄をあしらったホテルオリジナルのボンボン・チョコレート「京友禅チョコレート」だ。京都の老舗茶舗「柳桜園」のほうじ茶や山崎のウィスキーを使用したチョコレート、人気和菓子・八つ橋をイメージしたフレーバーを楽しめる。ティーセットや有田焼ボトルの化粧水もまた、ホテル ザ ミツイ キョウトの人気アフタヌーンティーで提供される「ウェルカムティー」を自宅でも楽しめるセットや有田焼のボトルに入った化粧水、着心地抜群のバスローブなども展開される。【詳細】「ザ・ショップ」オープンオープン日:2021年10月25日(月)場所:ホテル ザ ミツイ キョウト 地下1階サーマルスプリングSPA住所:京都府京都市中京区二条油小路町284アイテム例:・京友禅チョコレート 1箱 4,500円種類:ほうじ茶、フランボワーズ、八つ橋 、ナチュール・HOTEL THE MITSUI KYOTOウェルカムティーセット 真鍮 66,000円、銅に漆を施したもの 90,000円※どちらもセット販売のみセット内容:ティートレイ(中川木工芸)/ 真鍮の茶筒(開化堂)/青磁のティーポットと煎茶碗(茶陶朝日焼)/インフューザー(金網つじ)・ホテルオリジナルローション 1本 11,000円・バスローブ Mサイズ、Lサイズ 各28,000円【問い合わせ先】ホテル代表TEL:075-468-3100(受付時間:平日 9:00~19:00 / 土・日・祝 9:00~18:00)
2021年10月31日SK-II(エスケーツー)2021年クリスマスコフレ「ピテラ エッセンス アンディ・ウォーホル限定版コフレ」が、2021年10月20日(水)より数量限定で発売予定だ。SK-IINo.1化粧水がアンディ・ウォーホルとコラボSK-II人気No.1化粧水が、ポップアートの巨匠アンディ・ウォーホルとコラボレーション。アンディ・ウォーホルが残した3つのメッセージにインスピレーションを得た、ピンク・レッド・イエローのカラフルなデザインボトルが、2021年クリスマスシーズン限定でお目見え。ボトルには、「すべてのものは美しい(All is pretty)」「美しくない人なんていない(If everybody’s not a beauty, then nobody is)」「ぼくは美しくない人に会ったことがない(I’ve never met a person I couldn’t call a beauty)」という3つの言葉にフォーカスを当てた。アンディ・ウォーホルが手掛けたテレビ番組「Andy Warhol T.V」を象徴する大胆なカラーバーの上に、メッセージを刻み、アイコニックなデザインに仕上げている。SK-IINo.1化粧水“現品サイズ入り”スキンケアコフレ2021年クリスマスコフレ「ピテラ エッセンス アンディ・ウォーホル限定版コフレ」の中には、化粧水「SK-II フェイシャル トリートメント エッセンスアンディ・ウォーホル リミテッド エディション」230mLを現品サイズでセット。さらに、洗顔料、ふき取り用化粧水、そして美容乳液のミニサイズが付属するので、SK-IIのベーシックなスキンケアをライン使いで楽しめちゃう。さらに、テレビ番組「Andy Warhol T.V」にインスパイアされたポーチもセットされている。【詳細】SK-II2021年クリスマスコフレ「ピテラ エッセンス アンディ・ウォーホル限定版コフレ」24,200円発売日:2021年10月20日(水)数量限定発売セット内容:SK-II フェイシャル トリートメント エッセンスアンディ・ウォーホル リミテッド エディション(ピンク/レッド/イエロー) 各230mL<現品>、SK-II フェイシャル トリートメント ジェントル クレンザー(洗顔料) 20g、SK-II フェイシャル トリートメント クリア ローション(ふき取り用化粧水) 30mL、SK-II スキンパワー エアリー(美容乳液) 15g、ポーチ※ピテラ:特別な酵母の株から、独自のプロセスで発酵させ生み出した、SK-IIだけの天然由来成分(SK-II独自のガラクトミセス培養液-整肌保湿成分)(C)/(R)/ The Andy Warhol Foundation for the Visual Arts, Inc.【問い合わせ先】SK-II お客様相談室TEL:0120-021325
2021年10月14日ザ・プロダクト(product)のシャンプー&コンディショナーがリニューアル。「ザ・プロダクトシャンプーモイスト」「ザ・プロダクトコンディショナーモイスト」が、2021年9月24日(金)より発売される。ザ・プロダクト「シャンプー&コンディショナー」がパワーアップザ・プロダクトのシャンプー&コンディショナーが、香り、使用感、成分をパワーアップしてリニューアル登場。新作「ザ・プロダクトシャンプーモイスト」には、USDA オーガニック成分を含む、全成分天然由来のシリコンフリーシャンプーだ。植物由来のアミノ酸系洗浄成分が、キメ細やかな泡で頭皮と髪を洗い上げ、しっとりまとまりのある髪へと導いてくれる。香りは、天然精油を使用したシトラスグリーン。心地よい香りで気分までリフレッシュさせてくれる。また、「ザ・プロダクトコンディショナーモイスト」は、オーガニックホホバオイルとオーガニックシアバターを配合して、毛先までまとまりのあるつややかな髪へと仕上げてくれる。精油は全て天然精油を使用し、心地よいハーバルフローラルの香りを叶えた。セット使いは特におすすめで、ヘアケアしながら気分までリラックスした気持ちに。洗い上りは、健康的なツヤ髪になり、髪表面だけでなく毛先までつるんとまとまりのある仕上がりを叶えてくれる。【詳細】ザ・プロダクトシャンプーモイスト 240mL 2,035円ザ・プロダクトコンディショナーモイスト 240mL 2,035円発売日:2021年9月24日(金)【問い合わせ先】ココバイTEL:03-5476-5270
2021年09月20日立山を眺めるアルベルゴディフーゾ「この角度から見てください」と言われて見てみると、なんと、建物が遠くの立山連峰と相似形になっていました。「これはイベントなどを行う会場なのですが、レストランもショップも、これからできる宿泊施設も、全部この立山の風景のなかに自然と同化する形で点在しているのです」。ヘルジアン・ウッドの前田大介社長はそう言って、レストランへ案内してくれました。今日はここでランチをいただきます。前田さんはこの土地に惚れ込み、村全体を宿と見立てるイタリアのアルベルゴディフーゾを念頭に、いろんな人たちを巻き込んで、日本独自の散居村的な村づくりをしようとしています。それは同じ富山の岩瀬エリアを世界中から人が来るような魅力ある場所に育てた桝田酒造の桝田社長にも似た試みです。田植えのシーズンを迎え、水を湛えた美しい田園風景の広がる富山県立山町。ヘルジアン・ウッドはこんな豊かな場所にあります。到着したときから田んぼの匂いのなかに、ハーブの香りが漂っていたのは、ハーブの生産から活用、販売までを行う施設も併設されていたからでした。田んぼの中のレストラン【ヘルジアン・ウッド・ザ・キッチン/ザ・テーブル】と名付けられたレストランは田んぼのなかに浮かんでいるような形で、木でつくられた畦道のようなアプローチ。藁を壁材に使っています。この特徴あるデザインは隈研吾さんの手になるもので、隈さんはこの風景のなかに、建物がひとつずつ出来上がっていくことをイメージしながらデザインしたそうです。未来の村を関わる人みんなで作り上げていく感じでしょうか。散居村は日本の田園でよくみられる風景ですが、風景の中に同化しながらともに新しい未来を創生していくような息吹を感じました。おしゃれな農家風の入り口には立山クラフトの佐藤さんの手になる陶器のプレートがかけられ、中に入ると、ガラス張りのダイニングスペースは天井が高く光があふれています。ここでもハーブのいい香りが満ちていて、専門家が個々人にあわせてハーブをチョイスしてくれたりするようです。案内された席からは一面に広がる田んぼが見え、雪を抱いた立山連峰が望めます。大自然のなかでデザイン性の高い空間と工芸品に囲まれ、アペリティフを頂きます。レストランのコンセプトはまさに「フィールド・トゥ・テーブル」です。この地でとれたものを中心に、二十四節気(約2週間)ごとにメニューを変えるといいます。台北に【RAW】という「アート・アンド・クラフト」を体現できる素晴らしいレストランがありますが、場所は違えど、似た雰囲気を感じました。最初の甘夏のスパークリングにあわせて、春っぽい皿から。なばなと水蛸のサラダにかたばみの花が鮮やかです。サクラマスが続いて出てきます。こごみやきぼうしなどの山菜とともに、山菜パウダーとからめていただきます。少し懐かしさを感じさせるブルーの皿は、この地の陶芸家、釋永由紀夫さんが昔の作風に作ってくれたものだとか。息子の岳さんの作品も、今は多くのシェフたちに愛されています。アルザスのゲヴェルツトラミネールに合わせて、ホタルイカです。そろそろシーズンの終わるホタルイカですが、この時期に富山に来たら一度は味わいたいものです。ホタルイカはベトナム料理のバインペオ風で、そば粉のガレットの上に紅芯大根やハーブとともに乗せられていて、ふきのとうの味噌がもたらす春の爽やかな苦みが印象的です。アロマティックなゲヴェルツトラミネールは、よく冷やすとこういったスパイス感のある料理にはよく合います。フォカッチャが出てきて、セイズファームのアルバリーニョが出てきます。ちょうど昨晩、岩瀬の【カーヴ・ユノキ】でいただいたものと同じで、岩ガキに合わせます。セイズファームは氷見の丘にある富山を代表するワイナリー。そのワイナリーの経営が氷見で古くから続く魚問屋というのもユニークで、海のワインともいわれるアルバリーニョには特別な思いがあるようです。セイズファームの土地は海底が隆起したところでもあったそうで、この土地が生み出すワインの爽やかな酸味が岩ガキの海の強いジュースにしっかりと寄り添ってきます。地産地消の一歩先をめざしてカトラリーこそポルトガルの有名なクチポール社製ですが、皿は地元の作家の手になるものが中心で、その下に敷かれる白い重いプレートはコンクリートで作ったとか。白エビの皿が運ばれてきました。ここで獲れた米や山菜、タケノコなどのが入っていて、テーブルで出汁がかけられます。エビ茶漬けといった感じなのですが、香りがとても華やかで、かつおと昆布の出汁に沖縄の月桃というハーブの香りを移しているとか。お酒で火照り始めた体にじんわりと染み入るような感じです。さっきまで晴れていたのに、雲が下りてきて、山が少しずつ隠れ始めました。雨が近づいてきたようです。ここは山の天気なんですね。日本酒が運ばれてきました。羽根屋の純米クラシックです。蔵に残る昔のレシピを再現したものだとか。米の味を感じます。富山の酒は立山連峰の伏流水で作ります。そとんな山々を見ながらここでとれた米と水からできる酒を飲むと、自然すべてをいただいているような気になります。贅沢な昼酒です。真鯛がでてきます。炭で火を入れた真鯛が人参の上に乗せられ、しゃくという白い小花が添えられています。これがピリッとしたアクセントになっていてなかなか面白い。カエルが鳴き始めました。草の匂いや水の匂いも感じます。お腹も膨らみ始め、お酒も回ってきたころに・・・なんだかのどかでいいな。最後のポークにあわせてほしいと、ドイツのピノ・ノワールが出てきました。とても華やかでエレガントなのには驚きました。ドイツのバーデンはピノ・ノワールの有名な産地ですが、最近になって急速にクオリティがあがり、ブルゴーニュのそれほどには値段も張らないので人気になっています。ポークは黒部名水ポークと呼ばれるもので、しっかり火が入っていますが、身は柔らかくしっかりとしたうま味があって、バーデンのこの赤ワインによく合います。モリーユやフェンネルがつけ合わされ、黒オリーブのパウダーが風味を添えています。大阪の有名なパン屋さん【シュクレクール】のシャバタも出てきたので、お肉のソースを掬っていただきます。しっかりとしたフルコースです。デザートが運ばれる前に立山は隠れ、水面がいっぱいの小波で揺れ始めました。北風が入ってきたのでしょうか。刻一刻と変わる景色のなかにいて自然との一体感が高まるようです。ハーブティーの用意が始まりました。いい香りが部屋を包みます。「岩ガキがあるうちはいいんですが、これからベニズワイガニが出るまで大物はなくて」と前田社長。でもいわゆる大物はこの風景のなかではさほど重要ではないように思えます。この見事な大自然のなかで土地の作家がつくった器で土地の食材の料理をいただく。これ以上の贅沢はそうないでしょうから。晩白ゆずといちごのデザートをいただき、丁寧に淹れてもらったハーブティーでくつろぎながら、そんなふうに思いました。ヘルジアン ウッド ザ キッチン【エリア】立山【ジャンル】カフェ【ランチ平均予算】1000円 ~ 1999円【ディナー平均予算】~
2021年06月18日ユニクロ(UNIQLO)のTシャツブランド「UT」は、アンディ・ウォーホル、キース・へリング、ジャン=ミシェル・バスキアとコラボレーションしたメンズTシャツやグッズを、2021年6月28日(月)に発売する。アンディ・ウォーホル、キース・へリング、ジャン=ミシェル・バスキアとコラボポップアート界の伝説ともいえる3人のポップアーティストとコラボレーションした「UT」コレクションでは、象徴的なアート作品やフレーズがデザインに落とし込まれている。アンディ・ウォーホルによる“キャンベルのスープ缶”や“バナナ”、“ブリロ・ボックス”といったアイコニックなアートモチーフを配したTシャツをはじめ、キース・へリングの躍動感に満ちたグラフィックTシャツ、バスキアによるユニークなタッチのアートワークをダイナミックに配したTシャツなどが勢揃いする。「UT」初のシューズ加えて、「UT」初のシューズもラインナップ。カジュアルなスリッポンシューズのアッパー全体に、それぞれのアートプリントを施した。エコバッグや食器など雑貨も充実その他、 アートワークを大胆にデザインしたエコバッグや、ワンポイントを効かせたキャップ、折り畳み傘、プレートやボウルといった食器など、多彩なラインナップのグッズも用意。様々な形で、ポップアートの世界観を楽しめそうだ。【詳細】ユニクロ「UT」アンディ・ウォーホル、キース・へリング、ジャン=ミシェル・バスキア発売時期:2021年6月28日(月)※ユニクロ原宿店は6月11日(金)より先行発売販売店舗:全国のユニクロ店舗およびオンラインストアアイテム例:・MEN Tシャツ 12柄 各1,500円・スリッポン 3柄 各2,990円・傘 3柄 各1,990円・キャップ 3柄 各1,990円・ポケッタブルバッグ 6柄 各990円・ハンカチ 6柄 各590円・豆皿 6柄 各590円・そばちょこ 6柄 590円※価格は全て税込。【問い合わせ】株式会社ユニクロ カスタマーサポートセンターTEL:0120-170-296(受付時間:9:00~17:00/年中無休)
2021年04月25日当時のソ連の政治体制を皮肉り、熱狂的なファンを生んだカルト映画『不思議惑星キン・ザ・ザ』を監督ゲオルギー・ダネリヤ自らがアニメ化した『クー!キン・ザ・ザ』が公開決定、その予告編が解禁となった。著名なチェリストのチジョフとDJ志望の青年トリクは、雪に覆われたモスクワの大通りで裸足の宇宙人と遭遇する。そして思いがけずキン・ザ・ザ星雲の惑星プリュクにワープしてしまった!そこは見渡す限りの砂漠に覆われ、身に着けるズボンの色によって階級が分かれた場所。ほとんど「クー!」(名詞・形容詞・副詞・感嘆詞など)しか言葉が存在しない異星人たちを相手に、地球に帰ろうと2人は奮闘を始めるが…。1989年、2001年、2016年と三度劇場公開され、「クー!」という意味不明な言葉でカルトSF映画の傑作として世界中で多くのファンを生んだ、実写版『不思議惑星キン・ザ・ザ』をダネリヤ監督自ら、アニメ化した本作。社会主義体制の真っ只中で制作された実写版を、レトロ感溢れながらSFタッチの未来を感じさせるアニメで再構築した。“キン・ザ・ザ”界を象徴する釣鐘型宇宙船の浮遊感は、ダネリヤ監督が実写版では再現できなかったアニメならではの珍妙なリアルさを描き出している。この度解禁された予告編からも、ロシア・アニメの伝統を継承したようなアニメならではのキッチュなキャラクターに置き換え、実写版以上にシュールさが加速する様子がうかがえる。合い言葉「クー!」から始まり、実写版の象徴ともいえる釣鐘形宇宙船も3Dグラフィックスを交えて独特の浮遊感で登場、実写版の音楽も担当したギヤ・カンチェリのサウンドトラックが鳴り響く映像が完成した。実写版は当時のソ連の政治体制を皮肉めいた視点で描いたと評されたが、本作『クー!キン・ザ・ザ』は大きな変革の波にあった現代のロシアを戯画化して風刺。ダネリヤ監督は本作の完成後、2019年に88歳で逝去し、遺作となっている。アニメ版『クー!キン・ザ・ザ』は4月4日(日)にヒューマントラストシネマ有楽町、アップリンク吉祥寺にて追悼先行上映、5月14日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、アップリンク吉祥寺ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:クー!キン・ザ・ザ 2021年5月14日よりヒューマントラストシネマ有楽町、アップリンク吉祥寺ほか全国にて公開© CTB Film Company、Ugra-Film Company、PKTRM Rhythm
2021年03月31日ユニクロ(UNIQLO)のTシャツブランド「UT」2021年春夏コレクションから、アンディ・ウォーホルと河村康輔のコラボレーションによる新作メンズ&キッズTシャツが登場。2021年2月8日(月)より、全国のユニクロ店舗などで発売される。アンディ・ウォーホル×河村康輔のコラージュアートTシャツ河村康輔は、「大友克洋GENGA展」のメインビジュアルや、渋谷パルコの建て替え工事中に展示された『AKIRA』のアートウォールなどで知られるコラージュアーティスト。ユニクロが、20世紀を代表するポップアートの巨匠アンディ・ウォーホルと、アーティストによるコラボレーションによるアイテムを発売するのは、今回が初の試みとなる。キャンベルスープ缶&バナナのアートを再解釈展開されるアイテムは、ビッグシルエットのメンズTシャツ6柄と、キッズTシャツ4柄。アンディ・ウォーホルを象徴するキャンベルスープ缶やバナナなどのアートを、河村康輔が再解釈した、ダイナミックなグラフィックを落とし込んでいる。【詳細】Andy Warhol × Kosuke Kawamura UT発売日:2021年2月8日(月)販売店舗:全国のユニクロ店舗およびオンラインストア展開:・メンズ Tシャツ 6柄 各1,500円+税・キッズ Tシャツ 4柄 各990円+税【問い合わせ】株式会社ユニクロ カスタマーサポートセンターTEL:0120-170-296(受付時間:9:00~17:00/年中無休)©/®/TM The Andy Warhol Foundation for the Visual Arts, Inc.©Kosuke KawamuraTrademarks Licensed By Campbell Soup Company. All Rights Reserved.Marilyn Monroe™; Rights of Publicity and Persona Rights: The Estate of Marilyn Monroe, LLC.
2021年01月28日ユニクロ(UNIQLO)のグラフィックTシャツブランド「UT」から、20世紀を代表するポップアートの巨匠アンディ・ウォーホルと、日本を代表するコラージュアーティスト河村康輔の作品がコラボレートしたコレクション「Andy Warhol × Kosuke KawamuraUT」が、2月8日より発売される。アンディ・ウォーホル×河村康輔誰もが知るアートが時代を超えて生まれ変わる、スペシャルなコラボレーションが登場ユニクロとして初となるウォーホル作品とアーティストのコラボレーションは、ウォーホルの存在がアーティスト人生に多大なる影響を与えたと語る河村康輔によって実現。誰もが知る“キャンベルスープ缶”や“バナナ”といったウォーホルのアートを河村が大胆にコラージュして、今までにない斬新なデザインとして発表。それらのアートワークがUTのビッグシルエットのTシャツに落とし込まれ、今の空気感にぴったりなコレクションとしてリリースされた。本コレクションでは、メンズ Tシャツ(6柄 各1,500円)、キッズ Tシャツ(4柄 各990円)の10アイテムを展開。メンズ Tシャツ 6柄©/®/™ The Andy Warhol Foundation for the Visual Arts, Inc. ©Kosuke Kawamura©/®/™ The Andy Warhol Foundation for the Visual Arts, Inc. ©Kosuke Kawamura©/®/™ The Andy Warhol Foundation for the Visual Arts, Inc. ©Kosuke Kawamura©/®/™ The Andy Warhol Foundation for the Visual Arts, Inc. ©Kosuke Kawamura©/®/™ The Andy Warhol Foundation for the Visual Arts, Inc. ©Kosuke Kawamura Trademarks Licensed By Campbell Soup Company. All Rights Reserved.©/®/™ The Andy Warhol Foundation for the Visual Arts, Inc. ©Kosuke Kawamura Trademarks Licensed By Campbell Soup Company. All Rights Reserved. Marilyn Monroe™; Rights of Publicity and Persona Rights: The Estate of Marilyn Monroe, LLC.キッズ Tシャツ 4柄©/®/™ The Andy Warhol Foundation for the Visual Arts, Inc. ©Kosuke Kawamura©/®/™ The Andy Warhol Foundation for the Visual Arts, Inc. ©Kosuke Kawamura©/®/™ The Andy Warhol Foundation for the Visual Arts, Inc. ©Kosuke Kawamura©/®/™ The Andy Warhol Foundation for the Visual Arts, Inc. ©Kosuke Kawamura Trademarks Licensed By Campbell Soup Company. All Rights Reserved.取り扱いは、全国のユニクロ店舗およびユニクロのオンラインストアにて。また、本コレクションの発売を記念し、本コラボレーションのスペシャルサイトや河村康輔へのインタビュームービーも公開中。合わせてチェックしてみて。■「Andy Warhol × Kosuke KawamuraUT」スペシャルサイトURL:■河村康輔インタビュームービーURL:その他のユニクロの記事はこちらから
2021年01月25日文/RKRK資生堂のプレステージスキンケアブランド『ザ・ギンザ(THE GINZA)』から、初のフレグランス『ザ・ギンザ パルファム』『ザ・ギンザ オードパルファム』が日本限定で発売されています。歴史のある画廊などが軒を連ね、タイムレスな本質を知る街、銀座。ここから気品あふれる至福のフレグランスが登場しました。今回登場したアイテムは、銀座・並木通りに咲く“菩提樹(リンデン)”の花の香りをひとつずつ採取して再現されました。銀座を象徴するようなこの香りは、『ザ・ギンザ』誕生から親しまれているスキンケアの香りです。ミューズ・冨永愛さんも絶賛ミューズを務める冨永愛さんは、「特別な時や心の調子を整えたい時にフレグランスを使うことが多い」とのこと。『ザ・ギンザ オードパルファム』の印象については、「誇り高く、優しく、とても癒されるような香りですね。まるで自信が漲ってくる感覚」と、内面に変化がもたらされそうだとコメント。さらに、冨永さん自身は自分の体調・状況を把握するために「自分自身に話しかけること」を大切にしているそうで、『ザ・ギンザ オードパルファム』の誕生コンセプト“癒しの香りで自分自身と向き合う時をもたらし、自身の美しさを磨く”に共感を覚えたと語りました。また、大切な人へギフトを贈るときは、「背景やストーリー性のあるものを選ぶことが多い」そう。今回のフレグランスと銀座のストーリーについて「とても素敵」と明かしていました。心地よく、凛とした気持ちになる香り今回の2アイテムは、銀座に咲き誇る菩提樹(リンデン)の花が基調になっています。トップは国産スダチがフレッシュに香り、まるでフローラルブーケに包まれたような癒しのミドルノートへと向かいます。そしてラストは、柔らかくも深みのあるムスキーが広がり、三温糖の優しい甘味でうっとりするような香りへと移ります。ボトルはフレグランスならではの“ゆらぎ”が表現され、反射によって色が変わるというとても繊細なデザイン。制作は日本の伝統工芸ともいえる技術の集大成で、熟年の職人たちの手作業で作られています。『ザ・ギンザ パルファム』¥40,000(税抜)パルファムタイプで、濃厚な至福の香りをたっぷりと堪能してみてください。【商品情報】『ザ・ギンザ パルファム』価格:¥40,000(税抜)20mL※パルファムは、THE GINZA COSMETICS GINZA / 資生堂ビューティ・スクエア/ SHISEIDO THE STORE /ザ・ギンザ 帝国ホテル店 / ザ・ギンザ オンラインショップ のみでの取り扱いとなります。※2021年1月8日(金)より上記店舗にて先行発売、2021年2月1日(月)より国内空港免税店にて発売『ザ・ギンザ オードパルファム』¥18,000(税抜)デイリーにほんのり、特別な時にしっかりつけてみるのも素敵ですね。【商品情報】『ザ・ギンザ オードパルファム』価格:¥18,000(税抜)50mL心地よく香るフレッシュフローラルに包まれて、香りから春を迎えてみませんか?【参考】タイムレスな本質を追求する資生堂のプレステージ スキンケアブランド「ザ・ギンザ(THE GINZA)」日本限定パルファム/オードパルファム誕生 - PR TIMES©︎株式会社資生堂
2021年01月17日ザ・ギンザ(THE GINZA)から日本限定で「ザ・ギンザ パルファム」と「ザ・ギンザ オードパルファム」が登場。「ザ・ギンザ パルファム」と「ザ・ギンザ オードパルファム」を2021年1月8日(金)より日本国内の直営店にて先行発売、「ザ・ギンザ オードパルファム」を2月1日(月)より国内空港免税店にて発売する。"菩提樹の花"の香りザ・ギンザから、初のフレグランスがラインナップ。香りは、銀座に咲き誇る菩提樹(リンデン)の花の香りを一つひとつ採取して再現した。国産スダチの天然香料がフレッシュに香り立つトップノートから始まり、フローラルブーケを身に纏うかのようなミドルノートへと移行。ラストは、柔らかく深みのあるムスキーな香りと、三温糖の軽やかな甘みが広がる。"オーロラ"のようなボトルデザイン「ザ・ギンザ パルファム」のボトルデザインは、フレグランスならではの"ゆらぎ"を表現した。裏面の造形にオーロラ蒸着を施すことで、面の角度によって色が変わる奥ゆかしくも華やかな佇まいに。また、精巧で繊細な同デザインは、全9工程に及ぶ過程を経て日本の職人が一から手作業で作り上げた。【詳細】■「ザ・ギンザ パルファム」20ml 40,000円+税発売日:2021年1月8日(金)取扱店舗:ザ・ギンザ コスメティックス 銀座 / 資生堂ビューティ・スクエア/資生堂 ザ ストア / ザ・ギンザ帝国ホテル店 / ザ・ギンザオンラインショップ■「ザ・ギンザ オードパルファム」 50ml 18,000円+税先行発売日:2021年1月8日(金)発売日:2021年2月1日(月)取扱店舗:<先行発売>ザ・ギンザ コスメティックス 銀座 / 資生堂ビューティ・スクエア/ SHISEIDO THE STORE / ザ・ギンザ帝国ホテル店 / ザ・ギンザオンラインショップ<一般発売>国内空港免税店
2021年01月10日