浅草軽演劇集団ウズイチ「シャフ~えびす屋と浅草六芸神~」が浅草九劇にて開幕した。浅草の町を舞台に、人力車を引く車夫(=シャフ)たちを主人公とした本作。シリーズ第4回となる今回は、脚本・演出に様々な人舞台を手掛ける川尻恵太、振付には梅棒より塩野拓矢を迎え、第3回公演からさらに3名が増えた劇団員12名が新たな物語を演じた。【チケット情報はこちら】舞台は浅草、観光人力車専門店“えびす屋”。シャフとして浅草の町をひた走るシンジ(鈴木康介)、キンイチ(白石惇也)、ユズル(赤城龍一)、ハカセ(近江征志郎)の4人。ある日、社長の一声でえびす屋のPRイベントとして演し物をすることになったシャフたち。さらに広島、関西からマサキ(荒木幹斗)、ヒデトシ(神坂優心)の2名も参加し、6名で歌、ダンス、演技、演奏、話芸、大道芸を披露することになり、それぞれ分担を決め練習に励むが、家族、恋愛、ひとりひとりが抱える秘密をきっかけにメンバー同士が衝突してしまう。そんなときに、シンジらが乗せた、神を自称する乗客たち。その神に導かれるように、また6人は集まるようになるが……。シャフたちが出会う神様、唄神(小原汰武)、踊神(稲垣政成)、演神(宗綱弟)、話神(樋口拓海)、奏神(石田泰誠)、戯神(仲井間稜)は、それぞれのパフォーマンスはもちろん、様々なシーンで活躍。全員でのオリジナル楽曲の歌唱、シリーズ初となる楽器の生演奏、ダンスなどの全力のパフォーマンスもAbemaSPECIALチャンネル『白雪とオオカミくんには騙されない』に出演中の鈴木康介をはじめとした、活躍の場を広げる役者たちの熱演をぜひ劇場で体感してほしい。浅草でも店舗を持つ人力車のえびす屋の協力もあり、役者たちは実際の車夫と同じものを着るなど、浅草ならではのこだわりが随所にちりばめられた本作。劇中にも出てくる浅草六芸神の像は劇場から徒歩3分ほど。観劇後はまた浅草の町が違ってみえる作品だ。公演は4月7日(日)まで、東京・浅草九劇にて。チケットは発売中。
2019年03月29日新垣結衣らが所属するレプロエンタテインメント初の男性演劇ユニット「浅草軽演劇集団・ウズイチ」のお披露目イベントが21日、東京・浅草九劇にて行われた。ウズイチは15歳から25歳まで14人のメンバーからなるユニット。そのほとんどが芸能未経験者で構成され、ユニット名には「エンタテインメントという渦のど真ん中で輝く一番星を目指す」という思いが込められている。「風刺を含んだ軽快で滑稽な大衆演劇」の軽演劇を通じて、誰もが気軽に楽しめる総合エンタテインメントを発信していく。多数の申し込みから選ばれた50人の女性客が見守る中、14人の劇団員が人力車の車夫の衣装で登場。力強いダンスパフォーマンスで会場を沸かせた後、自己紹介の場面では、ブレイクダンスや早口言葉、モノマネなど、それぞれの得意分野でアピールしていた。イベント内のコーナー「ウズイチ真の男前は誰だ!?男らしさコンテスト」では、審査委員長として同事務所の先輩でもある"男前研究科"菊地亜美が登場し、「イケメンなのは当たり前!芸能界でやっていくには、何かを身につけないと」と厳しくアドバイス。一方で、メンバーの稲垣政成(いながき・まさなり)からお姫様だっこでの甘い一言「亜美、かわいいよ」をささやかれると「本当にそう思ってるの?嬉しい!」と赤面し、そのほかを含む計3人を"真の男前"に認定した。ウズイチの旗揚げ公演『シャフ』は、3月2日から3月11日まで浅草九劇にて上演。人力車の車夫になる為に奮闘する青年たちを描く書き下ろし公演で、若さみなぎるエネルギッシュなパフォーマンスを披露する。
2018年01月22日