世界的ファッションデザイナーのトム・フォードが『シングルマン』以来、7年ぶりに監督を務めた最新作『ノクターナル・アニマルズ』。主演のエイミー・アダムス、ジェイク・ギレンホールという実力派2人の脇を固めるのは、なんとも華やかな実力派俳優たち。あのセレブイケメンから、ブレイク必至の最強ドールフェイス英女優、いま話題の人気海外ドラマに出演する若手俳優まで、この秋一番の極上ミステリー映画を彩る俳優陣に注目した。ある夫婦の愛と残酷さ、復讐と償いのきわどい境界線で揺れ動く心をミステリアスに描き出した本作。第73回ヴェネチア国際映画祭審査員グランプリ受賞をはじめ、各国で高い評価を得ており、賞レースを賑わせた実力派から若手まで、キャストも豪華な顔ぶれが揃っている。ファッション界、映画界からのラブコール殺到!最強ドールフェイスの英女優エリー・バンバー劇中小説のなかで、トニー(ジェイク・ギレンホール)の娘インディア役としてテキサスのティーンエイジャーを演じているのが、エリー・バンバー。1997年イギリス生まれ。12歳から舞台で活躍し始め、本格的な映画デビューは『高慢と偏見とゾンビ』。その後、トム・フォード監督の目にとまり、長編映画出演2作目にして本作に抜擢された。透き通るような白い肌にドールフェイスの持ち主のエリーは、女優業にとどまらず、「シャネル(CHANEL)」のコレクションにゲストモデルとして出演するなどファッション界からも人気が高く、トム・フォードやカール・ラガーフェルドからの信頼も厚い。また、カナダの人気歌手ショーン・メンデスの最新曲「There’s Nothing Holdin’ Me Back」のPVにも出演。待機作に、バレエ作品「くるみ割り人形」をディズニーが実写映画化する『The Nutcracker and the Four Realms』(原題/ラッセ・ハルストレム監督)などがあり、ファッション界、映画界ともにオファーが殺到中の、いま最も注目すべき若手女優なのだ。『キック・アス』のヘタレ男子から一転!アーロン・テイラー=ジョンソンの“サイコパス演技”が怖すぎ同じく劇中小説内で、奇怪な言動で主人公の心をかき乱していくレイ役を演じるアーロンは、その鬼気迫る怪演ぶりが話題に。初の”悪役”を演じるにあたり、実在した連続殺人犯や死刑囚を参考に役作りに挑んだそうで、自身初の映画賞となるゴールデン・グローブ賞助演男優賞に輝いたほか、英国アカデミー賞ノミネートなど高く評価された。1990年イギリス生まれ。10代のジョン・レノンの葛藤を描いた『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』で主人公を演じて話題となり、その後、同作の監督サム・テイラー=ジョンソンと23歳の年の差婚。現在27歳にして4児の父である。アーロンを世界的に一躍有名にした『キック・アス』シリーズでは、ヘタレ男子の主人公を熱演したほか、『GODZILLAゴジラ』『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』と次々と話題の大作に出演している。ハリウッド注目のセレブ御曹司!長身イケメン俳優アーミー・ハマーもスーザン(エイミー・アダムス)の現・夫役を演じているアーミー・ハマー。早くも「アーミー・ハマーのこんな贅沢な使い方はトム・フォードにしかできない!」との声が多く上がっている。1986年カリフォルニア州ロサンゼルス生まれ。完璧な目鼻立ちに、194cmの身長と抜群のプロポーションを持つアーミーは、父は複数の会社を経営する社長、曾祖父は石油王のアーマンド・ハマーという大富豪御曹司。「ゴシップガール」「デスパレードな妻たち」などのTVシリーズに出演して人気を博し、『ソーシャル・ネットワーク』で双子のウィンクルボス兄弟を一人二役で演じて注目を集めた。以降、『J・エドガー』『コードネームU.N.C.L.E.』『フリー・ファイヤー』など、出演作が後を絶たない。“渋カッコいい”表情がたまらない!マイケル・シャノンはテキサスの刑事役にアカデミー賞助演男優賞にノミネートされ、テキサスの刑事役の「“渋カッコいい”演技が最高!」といわれているシャノン。1974年ケンタッキー州生まれ。『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』でアカデミー賞にノミネート、『テイク・シェルター』『ドリームホーム 99%を操る男たち』などが評価され、後者ではゴールデン・グローブ賞ほか数々の賞にノミネートされた。『マン・オブ・スティール』『バットマン vs スーパーマンジャスティスの誕生』の悪役ゾッド将軍としても知られる。待機作に、エルヴィス・プレスリーを演じた『Elvis&Nixon』(原題)、ヴェネチア国際映画祭で金獅子賞に輝いたギレルモ・デル・トロ監督作『The Shape of Water』(原題)など。また、ロバート・デ・ニーロ主演のTVドラマへの共演が決定しており、これは超人気大作ドラマ「ボードウォーク・エンパイア欲望の町」以来のTVシリーズへのカムバックとなる。あの人気海外ドラマや話題作で活躍する俳優たちが続々!1話の製作費用が約1,000万ドル(約11億円)とも言われる、話題の大人気海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」に、ネッド・スターク(ショーン・ビーン)の青年時代役で出演しているロバート・アラマヨも登場。また、若者たちの情熱的な愛を大胆な性描写を交えながら3D映像で描いた『LOVE 3D』の主人公マーフィー役や、『ネオン・デーモン』でエル・ファニング演じるジェシーに思いを寄せるアマチュア・カメラマン役を演じるなど、話題作への出演が続くハリウッド注目のカール・グルスマン。大ヒット作『ハンガーゲーム』シリーズのジョアンナ役や、『ネオン・デーモン』で謎めいたメイクアップアーティスト・ルビー役を演じたジェナ・マローン。「マスターズ・オブ・セックス」で“性科学”の先駆者となったウィリアム・マスターズ博士役を演じたマイケル・シーン。ヴァンパイアドラマ「トゥルーブラッド」で熟女ヴァンパイアのパム役や、現代版おとぎ話の大人気ドラマ「ワンス・アポン・ア・タイム」でマレフィセント役を演じるクリスティン・バウアー・ヴァン・ストラテンも。『ラブ・アクチュアリー』や『ハドソン川の奇跡』のほか、ドラマ「キャシーのbig Cいま私にできること」の主人公キャシー役を演じたローラ・リニーは、エイミーと10歳しか年齢が変わらないが、本作ではエイミー演じる主人公スーザンの保守的な母親役を演じている。ファッション界、映画界、TVドラマ界でマルチに活躍する豪華実力派俳優らが脇を固める本作は、映画ファンはもちろんのこと、海外ドラマファンにとっても、この秋一番の見逃せない作品といえそうだ。『ノクターナル・アニマルズ』は11月3日(金・祝)、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年10月25日海外ドラマ・エンターテイメント専門チャンネル「FOXチャンネル」にて、マーベル『X-MEN』シリーズの最新TVシリーズ「The Gifted」(原題)が、12月26日(火)より日本最速、独占放送されることになった。■あらすじリードは、妻ケイトと2人の子どもたちと共に、郊外の街でごく普通の日常生活を送っていた。しかしある日、2人の子どもローレン(姉)とアンディー(弟)が人類を超越した能力を持つミュータントであることが発覚。ミュータントであることが明るみになったことで、一家は政府機関に追われることに。ミュータントを取り締まる政府機関の検察官だった父リードは、家族を守るため、一緒に逃げることを決断する。行き場に困った一家は、ミュータントたちで結成された地下組織に救いを求め、やがて政府機関とミュータントたちの戦いに巻き込まれていき…。本作は、『X-MEN』のスピンオフとなる新しいTVドラマシリーズ。“家族の絆”をテーマに、子どもたちを守るために奮闘する両親の姿が色濃く描かれたヒューマン・ストーリーが展開。ダン・スティーヴンス主演「レギオン」とはまったく違った世界観が描かれるという。■現地ではミュータント体験イベントも!そんな本作のユニークなイベントが、9月24日(現地時間)に、米ロサンゼルスのショッピングモール「グローブ」にて開催された。そのイベントには、特殊能力を持つローレンを演じるナタリー・アリン・リンド(「GOTHAM/ゴッサム」S2)と、その母親を演じるエイミー・アッカー(「パーソン・オブ・インタレスト」)、ミュータントを取り締まる組織のエージェント役のコビー・ベル(「バーン・ノーティス 元スパイの逆襲」)らが参加。今回のイベントは、本作の第1話目に登場する、ローレンが特殊能力を使ってお金を入れずに自動販売機のスナックを取り出すシーンを、参加者たちも実際に体験できるというもの。特別に設置された自動販売機を使い、参加者たちは自分がミュータントになったつもりで、触らずに自動販売機を持ち上げたり、お金を使わずに中のスナックを動かして落としたりするのを楽しんでいた。自動販売機のアトラクションを自身でも実際に体験したナタリーは、「第1話の中で、私がやっていたことを、いまみんながここで真似てやるのはとてもクールね」と興奮気味にコメント。現在のハリウッドでは、多くのマーベル作品を基にしたTVシリーズが作られているが、「The Gifted」には他の作品にはない魅力があるとも語っている。「この作品はよくあるスーパーヒーローものじゃないの。悪者を倒すために毎日戦っているのとは違う。私たちは、家族と共に、危機を乗り越えるの」。また、子どもを守るためにタフになることを強いられる母親を演じるエイミーも、「家族ドラマという面が、本作をユニークなスーパーヒーロー物にしている」と口を揃える。「この物語は、社会から見放された者(ミュータントたち)が、自分の家族を見つけようとするというものなの。そして、その物語の中心に、お互いに助け合っているこの家族がいるの」と語った。そして、本作のクリエイターでメインの脚本家でもあるマット・ニックスと「バーン・ノーティス」からの知り合いであるコビーは、番組の魅力について、「マットとプロデューサーのローレン(・シュラー・ドナー)が作ったこの世界は、単に白と黒じゃない。そこには多くのグレーの部分がある」と付け加える。「僕の役は悪者だけど、単なる悪者じゃない。ほかのキャラクターたちも世界を救おうとしているわけじゃなく、必死にサバイブしようとしているだけなんだ。だから、そこには、普通の目線から見た人間的なものが描かれているんだ」。さらに、映画『X-MEN』シリーズの生みの親で、本作のエグゼクティブ・プロデュサーの1人でもあるブライアン・シンガーが、第1話の監督を手がけている点も話題。「ブライアンが第1話を監督してくれたのはとてもクールだった」と言うのはナタリー。「なぜなら、彼は『X-MEN』の映画をとても熟知しているからよ。プロデューサーのローレンとブライアンにはとても大きな『X-MEN』のバックグラウンドがある。だから、第1話で見る多くのものや(ミュータントたちの)パワーは、彼らのアイディアを基にしていて、間違いなく、映画からの良いバイブレーションが感じられるわ。でも同時に、この作品はすべての映画とも違うものになっているの」と語る。最後に、日本のファンへ向けて「ハロー、ジャパン!この作品を気に入ってくれたらとても嬉しいわ。もし気に入ってくれたら、私たちを是非日本に呼んでね。私たちは皆さんにとても会いたいの!」とメッセージを贈ってくれた。「The Gifted」(原題)は12月26日(火)毎週火曜22時~ほかFOXチャンネルにて独占放送開始。(text:cinemacafe.net)
2017年10月09日美味しいフードやドリンクはもちろん、映画イベントやライブ演奏なども楽しめるプレミアムなビアガーデン情報を随時ご紹介!友人や恋人と夏の思い出作りに行ってみてはいかが?■「京橋エドグラン ビアテラス by Blue Moon」七夕から期間限定オープン全米No.1クラフトビール、Blue Moon(ブルームーン)が京橋エドグランとコラボレーションしたビアテラスが期間限定でオープン!Blue Moonはクリーミーな後味が特徴で、仕上げにオレンジ・ガーニッシュを添えるのが定番の女性にも人気があるクラフトビールだ。このほど開催されるイベントでは“五感”で味わうをテーマに、フードペアリングをはじめ、シネマ上映やバンドによるギグなど、アートとクラフトの街ならではの“京橋アート”を楽しむことが出来る。“味覚“では「Blue Moon Kitchen Car」が登場し、フレッシュモッツァレラチーズやオリジナルサルシッチャドッグなど、シトラスな風味とコクのある飲みごたえがあるBlue Moonとのマッチングにこだわった無添加素材のデリカテッセンが提供される。“視覚”では、イベント開始から4週に渡って映画を無料上映。「Art・Craft・Summer・Caravan」をテーマに、世界中の音楽ファンに愛されたエイミー・ワインハウスのドキュメンタリー『AMY エイミー』、リヴァ―・フェニックスら演じる4人の少年たちの名作青春ドラマ『スタンド・バイ・ミー』、「世界ベストレストラン50」で3年連続1位に輝いた名店のドキュメンタリー『ノーマ、世界を変える料理』、一流レストランのシェフがフードトラックで究極のキューバ・サンドを求める『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』など、新旧の名作が揃うラインナップになった。“触覚”では京橋エドグランの店舗をはじめとした出店者による、大人から子どもまで体験できるワーアショップが展開される。浴衣・甚平の着付けから、壁掛けスワッグ、オリリジナルうちわ、酵素シロップ作りなど素敵な体験が出来る。ほかにも京橋エリアの名店が期間限定で出店する特別なマルシェも開催予定。さらに、京橋エドグランを彩る色とりどりの飲食店とコラボレーションも開催。世界的パティシエ・鎧塚俊彦氏がプロデュースの極上のフードペアリング「ア・ラ・ティエンヌ」をはじめとする今回だけの限定メニューにはBlue Moonとのセットがお得になるものもあり、京橋エドグラン内の飲食店をハシゴして楽しむのも良いかも。“聴覚”ではワールドミュージックをベースにオリジナルなサウンドを持つさまざまなアーティストによる「LIVE CROSSING」が披露され、Blue Moonのオレンジアロマが刺激する“嗅覚”とともに音楽にも癒されてみては?「京橋エドグラン ビアテラス by Blue Moon」は京橋エドグランにて7月7日(金)~9月2日(土)の期間、11時~23時(ビアテラス営業時間)に開催。※各イベントの日時はオフィシャルサイトをチェック<情報更新日:2017.07.06>■新宿ルミネの屋上でモダンな「和」のビアガーデンルミネ新宿の毎年好評のオシャレなビアガーデン「Roof Top Beer Garden 東京小空」が今年も登場!2017年は、「トーキョーモダン」をテーマにメニューも空間も、装い新たにオープン。様々なシーンの“集い”にピッタリな、オシャレでモダンなビアガーデンだ。2017年のコンセプトは<トーキョーモダン>。様々な国籍の人々や世代がクロスオーバーする新宿の街で楽しめる、食べ放題&飲み放題のルーフトップビアガーデン。和そうざいをアレンジした“トーキョーおばんざい”や鎌倉野菜などの産地にこだわったお野菜、ちらし寿司や焼きおにぎりなどを東京小空らしくモダンに表現。ドリンクも和リキュール、和サングリアや寒天サワーなど50種類ものドリンクが楽しめる。料金はお1人様税込4,500円(スタンダードプラン)。さらに、しっかりと食べたい方向けに「サーロインステーキプラン」もあり、こちらはお1人様税込5,500円。さらに「Spotify(スポティファイ)」とのコラボレーションにより、ライブイベント「都会の空と音楽と~空音SORAOTO~ supported by Spotify」が開催される。シティポップ・レゲエシンガーの「ナツ・サマー」や湘南生まれ、日仏ハーフの女性シンガーソングライターMakia Loubute(マイカ・ルブテ)など、Spotifyオススメのアーティストたちのほか、イラストレーター、グラフィックデザイナーとして活躍し、大瀧詠一の「ALONG VACATION」や「NIAGARA SONG BOOK」のレコードジャケットを手掛けた永井博がDJとして参加。料金はお1人様税込1,000 円(1 ドリンク/1フード)。スタイリッシュで爽やかなチューンで、暑い夏の夜をチルアウトしてみては?「Roof Top Beer Garden 東京小空」はルミネ新宿 ルミネ19F屋上にて10月9日(月・祝)までの期間、平日17時~/土日祝16時~23時実施。「都会の空と音楽と~空音SORAOTO~ supported by Spotify」はルミネ新宿 ルミネ1 9F屋上「東京小空」にて※ライブのスケジュール等はオフィシャルサイトをチェックオフィシャルサイト:<情報更新日:2017.07.06>■日比谷公園で味わう!本場ドイツのビールとソーセージでお祭り気分千代田区日比谷公園にて、オクトーバーフェストと様々なアミューズメントが楽しめる「国際観光食文化博2017~オクトーバーフェスト~in日比谷公園」が開催決定。ドイツビールの祭典“オクトーバーフェスト”を楽しみながら、「お祭り要素」も取り入れ、遊具やバスキングミュージックの演奏など、大人から子どもまで楽しめるイベント内容だ。本場ドイツ・ミュンヘンでのオクトーバーフェストに出店できる6大公式ブリュワリーのうち、2つの公式ブリュワリー「Hofbräu(ホフブロイ)」と「Spaten(シュパーテン)」のビールを提供。王室のために作られたビール「ホフブロイ」、600年の歴史を持ち、ラガービールを発明した「シュパーテン」、大麦のほかに小麦を50%以上使用している贅沢なビール「フランツィスカーナー」のほか、北ドイツの辛口ビール「フレンスブルガー」を提供。また、ドイツ直輸入ソーセージなどビールに合うドイツ料理も各種取り揃えている。また本場ドイツ・ミュンヘンのオクトーバーフェストは、街中に雑貨店や巨大な遊具などが設置され、エンターテインメント性の高い催し物となっている。そこで本イベントでも、プロミュージシャンによる「ドイツやヨーロッパ音楽を中心とした演奏」や、ハンマーゴングなどの遊具で、ビールやフード以外でも楽しめる環境が提供される。本イベントの入場料は無料、ただし会場内での飲食は有料。「国際観光食文化博2017~オクトーバーフェスト~ in日比谷公園」は7月21日(金)~7月30日(日)の期間、日比谷公園噴水広場にて開催。開催時間は平日16時~21時、土日11時~21時予定(最終日20時まで)。<情報更新日:2017.07.07>■新宿サザンテラスに期間限定のビアガーデンがオープン!新宿駅南口に位置する飲食店を中心としたエリア「新宿サザンテラス」にて、真夏のイベント「SUMMER TERRACE 2017」が開催。期間中ビアガーデンがオープンし、ミニライブや音楽を聴きながらお酒を楽しめる空間が誕生した。また、同所にてミニシアターによるショートフィルムの上映や屋外ライブも併せて実施される。NY初のハンバーガーレストラン「SHAKE SHACK(シェイク シャック)」や話題のベーカリー&カフェ「BOUL’ANGE(ブール アンジュ)」の店舗が立て続けにオープンし、ますます注目が集まる新宿サザンテラス。イベント期間中は「プティ デリリウム タップ カフェ」で実施されるビアガーデン「BEER TERRACE」を中心に、「スターバックス」など、キッチンカーによる屋外店舗が出店されるほか、限定メニューや軽食、アルコール類なども販売される。「BEER TERRACE」は7月15日(土)~8月31日(木)の期間、平日17時~22時、土休日12時~22時開催。また、アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア」お薦めショートフィルムを無料上映する「SUMMER EVENT(Screen@Shinjuku Southern Terrace & Station)」も決定。『僕はうまく話せない(原題:Stutterer)』のほか、『5分間のラブストーリー』『フレンド・リクエスト』『ハッピーマーケット』など総11作品を上映する。こちらは7月28日(金)~29日(土)より、小田急百貨店新宿店本館1F階段前(西口)にて12時~22時、新宿サザンテラス広場にて18時~22時に開催。※荒天時は中止ほかにも、8月4日(金)と8月5日(土)の2日間限定で、観覧無料の屋外ライブ「LIVE TERRACE」が実施される。出演アーティストには、2015年・2016年と連続で出演してきた「Ayasa」(4日)と島谷ひとみ(5日)がラインナップ。さらに、上記日程以外にも連日ミニライブを開催する予定(出演者・開催時間は未定)。真夏の暑さや日ごろの疲れを吹き飛ばす、美味しい料理やお飲物、音楽のある憩いの空間を新宿で体感してみて。「SUMMER TERRACE 2017」は7月15日(土)~8月31日(木)新宿サザンテラス広場にて開催。※各イベントの詳細や予約についてはホームページを確認<情報更新日:2017.07.07>■代々木VILLAGEにメキシカンなビアテラスが登場「代々木VILLAGE by kurkku」の大人気企画のビアテラス「代々木VILLAGE ビアテラス2017 MEXICAN SUMMER」が今年も開催中!6度目となる今年は“MEXICAN SUMMER”と題して、プラントハンターの西畠清順氏が植栽をプロデュース。毎年大人気の夏限定の砂浜に、今年はメキシコをイメージしたユッカや多肉植物など数多くの南国の植物を配置するほか、メキシコのお祭りには欠かせないカラフルなガーランド「パペルピカド」を施設中に張り巡らし、代々木VILLAGEがカラフルで愉快なメキシコの街に大変身!「代々木VILLAGE by kurkku」とは、音楽プロデューサーの小林武史を中心とした株式会社KURKKU(クルック)がコンセプトプロデュースを担当し、デザイン、内装、レストランなど、日本を代表するクリエイター陣が手がける“こだわり”を追求しつくした渋谷区代々木にある新商業施設だ。メインとなる「VILLAGE ZONE」では、メキシコビールの代表格「コロナ(COLONA)」や、「代々木VILLAGE」内のバー「MUSIC BAR」のバーテンダーがつくるテキーラを用いたスペシャルカクテルや石窯オーブンで焼いたメキシコ風ピッツァなどのメキシカンメニューがラインナップ。また、今年は「VILLAGE ZONE」限定でランチタイムもビアテラスを開催!(予約時間に指定あり)セビーチェや特製トルティーヤなどのメキシカンな前菜盛り合わせにピッツァ(2人で1枚)が付いたフードメニューに、フリードリンクプラン(2時間制/1.5時間L.O)がセットで、料金がひとり5,000円(税込)。こちらのビアテラスは2人~6人で利用可能。ランチタイムからビールやフードを思う存分堪能してみては?また「CONTAINER ZONE」では、キャッシュオン対応で「代々木VILLAGE」各店のメニューを自由にオーダーすることが可能。「SUPER Me」では、「わさび風味の塩茹で枝豆」(500円+税)や「シーフード塩焼きそば ~パクチーのせ~」(1,200円+税)など、夏らしいさっぱりしたフードに“ひねり”が効いたメニューがラインナップ。ほかにも「代々木カリー」の「タコとトマトの和風マリネ」(650円+税)や「オリジナルモヒート」(1,000円+税)など爽やかなアペタイザーやドリンクが提供される。夏の屋台を散策するように様々なお店のこだわりの食事を気軽にいただけそうだ。さらに、伝統音楽からフラメンコ、ラテンジャズ、ロックなど幅広い演奏と、持ち前のパフォーマンスで人気を博しているダビッ ソラネスによる、メキシコの代表する音楽「マリアッチ」のライブもイベント中に併せて実施される(ノーチャージ)。週に1度、夜の19時~/20時30分~に演奏されるそうなので「ライブを観たい!」という方は、スケジュールをHPでチェックしてみて。「コロナビール」やメキシカンフードを楽しみながら本場の明るく楽しいラテンミュージックを聴けば、メキシコにトリップした気分で夏を満喫できるはず。是非足を運んでみて。代々木VILLAGEビアテラス2017「MEXICAN SUMMER」は9月30日(土)までの期間、11時30分~15時30分(「VILLAGE ZONE」のみ)、18時~22時(「CONTAINER ZONE」は~24時)開催。(定休日9月11日)※テーブルチャージや予約については公式HPをチェック。<情報更新日:2017.07.13>■「メゾンカイザー」自慢のパンとビールが食べ飲み放題!フランスの伝統的な製法を守るベーカリー「MAISON KAYSER(以下:メゾンカイザー)」が開店以来初となるビアガーデン「MAISON KAYSER presents Summer Beer Garden」を期間限定でオープン!メゾンカイザー初のビアガーデンでは、ビールはすっきりと口当たりの良い「キリンハートランド」生ビールやワインのほか、4種のクラフトビールが飲み放題となっており、さらにメゾンカイザーがセレクトした天然酵母パンが食べ放題など、ベーカリーならではのこだわりがつまったコースが用意された。コースのメインディッシュは、見た目もインパクトがある、背中側の骨付きロース肉を使ったバックリブプレート。シェフ特製のビールにぴったりな甘酸っぱい濃厚ソースを塗り足ししながら、 じっくり焼き上げたバックリブはスペアリブに比べて小ぶりながらもしっかり味わいがあり、柔らかさと骨付き肉の旨さが一体となって楽しめる。そしてなんといっても注目なのは、多くの星付きレストランやホテルのシェフから支持を受けるメゾンカイザーのお食事パンが食べ放題なこと。特製の小麦粉でつくるバゲットモンジュや、オレガノとオリーブオイルに漬け込んだイタリアンドライトマトを練り込んだパン“トッサードトマト”など、常時8種以上のお酒に合うパンがセレクトされている。さらに食後のデザートにはアイスクリームがセットになっており、最後まで女子心をくすぐる内容が詰められている。さらに幹事様先行予約特典として、前日までに6名以上で予約した場合、1名分無料となるので6名以上で予約する際はこちらもチェックしてみて。ビアガーデンはテラス席限定の90分制で、料金が1人4,500円(税抜)。開放的なテラス席でこだわりのビアガーデンをぜひご堪能あれ!「MAISON KAYSER presents Summer Beer Garden」は9月8日(金)までの期間、「メゾンカイザーサンシャイン池袋店」と「メゾンカイザー 幕張店」で開催。※営業時間は各店舗の公式サイトをチェック。■「メゾンカイザーサンシャイン池袋店」マップ<情報更新日:2017.08.04>■400種類以上のクラフトビールが楽しめる祭典、さいたまアリーナにて開催!さいたまスーパーアリーナ コミュニティアリーナにて8月30日(水)~9月3日(日)5日間、今回で18回目となる「2017 けやきひろば 秋のビール祭り」が開催される。日本最大級のクラフトビールを楽しむ祭典として知られる本イベントでは、北海道から沖縄まで日本全国のブルワリーに加え、海外のビールを含む102店舗400種類以上がラインナップ。たくさんの種類を楽しみたい人におすすめの飲み比べセットや、クラフトビール好きにはたまらない限定醸造ビールも多数取り揃えられる。期間中は混雑が予想されるが、平日の夜間と休日は全日で席の予約が可能(有料)となり、席の確保を気にせずに楽しむことが出来る。会場内で販売する「ビール祭り公式ガイドブック」は、ビールについてのベーシックな情報から、注目のビアスタイル、飲みたいビールが決められるビアチャートまで、ビール好きをうならせる充実のコンテンツが盛りだくさん!各出店店舗の詳細情報はもちろん、ビール祭り会場や各タップルームで使えるお得なクーポンも満載の内容となっている。■「2017 けやきひろば 秋のビール祭り」概要日時: 8月30日(水)16:00~21:30/31日(木)~9月2日(土)11:00~21:30/9月3日(日)11:00~19:00場所:さいたまスーパーアリーナ コミュニティアリーナ(埼玉・さいたま新都心)入場料:無料出店数:92ブース(102店舗)予定座席数:予約席約1,100席/スタンディング760卓/ピクニックエリア※予約席はYahoo!JAPANデジタルチケット「PassMarket」にて販売中。<情報更新日:2017.08.18>(text:cinemacafe.net)
2017年07月06日エイミー・アダムスが主演を務め、『ブレードランナー 2049』の監督も務める奇才ドゥニ・ヴィルヌーヴがメガホンをとる『メッセージ』。このほど、日本でもそのビジュアルが話題となっている巨大な“謎の飛行体”の内部に、ついにエイミーたちが初潜入するシーンの本編映像が解禁となった。突如、世界12の都市に降り立った巨大な球体型飛行体。米軍に雇われた言語学者のルイーズ(エイミー・アダムス)は、謎の知的生命体と意志の疎通をはかるため、“彼ら”が人類に<何>を伝えようとしているのかを物理学者イアン(ジェレミー・レナー)らとともに探っていくが――。“映像化不可能”といわれた傑作SF短編小説を、ヴィルヌーヴ監督が独創的な映像美と世界観で表現した本作。巨大飛行体から受け取った美しくも哀しいメッセージと、“娘を亡くした母”ルイーズの切なすぎる決断に、すでに公開された世界各国で称賛が続出。今回解禁となったのは、そんな“世界絶賛の感動作”とは信じ難いようなビジュアルの飛行体に、ルイーズたちが初潜入する瞬間の本編映像。冒頭は“彼ら”との対面におびえるルイーズの不安な表情が映し出され、飛行体にゆっくりと近づく様子からは静かな緊張感が伝わってくる。そして、ついに“飛行体の内部”へ進んでいくのだが、驚きなのはその潜入の仕方。工事現場で見かけるようなリフトに乗り込み、奇妙な四角いトンネルに向かって上昇していくのだ。飛行体の内部に入ると、その先からは重力がなくなり、人は“側面”に立ちながら天に向かって歩き出すことに。異彩を放つ飛行体の存在感と、摩訶不思議な現象には思わず圧倒されてしまう。このシーンは、実際にセットを制作して撮影されていたという。監督は、「ルイーズたち人類が“彼ら”と接触するためのツールは、現実社会にある技術を使わせたかったんだ」と語り、観客たちに共感を呼ぶ工夫があると明かしている。そんな監督のこだわりに、ジェレミー・レナーは「僕らはリフトに乗り、約10mも昇って巨大なトンネルに入っていった。こんなリアルな環境があったからこそ、その不思議な体験を肌で感じられたんだ」と明かし、役者たちの演技にも影響を与えてくれたと語る。さらに、主演のエイミーは「この映画で起こったことは、もしかすると私たちの世界で明日、起こることかもしれない。世界がどう反応するのかを描いているのよ」と語り、非現実的な題材でありながらリアリティが追求されていることに言及した。こうしてルイーズたちは飛行体の中へ入っていき、先に待ち受ける“彼ら”との初対面を果たす。そして、“彼ら”と対話を繰り返すことで、ルイーズは“美しくも哀しいメッセージ”の真相にたどり着く。監督は、「“彼ら”は心を開いているルイーズに言語を解読する鍵を垣間見せ、彼女は間違いを何度も重ねながらその言語に迫っていく。実はその間違いの1つからドラマが生まれるんだ」とも語り、ラストに繋がるキーワードも明かしている。飛行体の内部で待ち受ける驚きの展開は、まさにこの映像から始まっていくのだ。『メッセージ』は5月19日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:メッセージ 2017年5月19日よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開
2017年05月12日アカデミー賞に作品賞、監督賞など8部門にノミネートを果たしたSF感動作『メッセージ』。本作において、その圧倒的な演技力で世界中に涙と感動をもたらしているのが、娘を亡くした言語学者の主人公ルイーズを演じるエイミー・アダムスだ。この物語に心打たれたエイミーは、なんと“育児休暇”を撤回して本作に出演していたことが明らかになった。本作は、優れたSF作品に贈られる文学賞「ネビュラ賞」を受賞した米作家テッド・チャンの短編小説「あなたの人生の物語」を基に誕生した物語。“映像化不可能”といわれたこの作品を、『ブレードランナー 2049』の監督にも大抜擢された気鋭ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が、独創的な映像美と世界観で映画化を実現させた。そんな本作で主演を務めるエイミー・アダムスといえば、今年1月には“ハリウッド殿堂入り”を果たし、同性からの支持も高い、いまハリウッドで最も愛される存在のひとり。娘を亡くした言語学者のルイーズを演じる彼女は、自身も6歳の娘を持つ母親だが、本作の感動と衝撃の物語に心打たれたことから、“育児休暇”を撤回してまで出演したかったと明かしている。エイミーといえばこれまで、『魔法にかけられて』(’07)、『アメリカン・ハッスル』(’13)、『ビッグ・アイズ』(’14)など、大作から賞レースを賑わす鬼才監督の作品まで次々と出演し、5度のアカデミー賞ノミネート、2度のゴールデン・グローブ賞受賞を誇る映画界きっての演技派として知られる。先日は本年度の「アメリカン・シネマテーク・アワード」にも選出され、本作に続き、トム・フォード監督作『ノクターナル・アニマルズ』の公開も秋に控えている。そんな彼女は、本作のオファー当時、「次はどんな仕事をやるのか決めていなかったし、しばらく休養して母親業に専念したいと思っていたの」と、はじめは引き受けるつもりはなかったと語る。しかし、そんな彼女を出演へと突き動かしたのは、主人公ルイーズの“母としての決断”の衝撃と、その先に待ち受ける“誰も観たことがない感動のラスト”だった。エイミーは、「観客が最初に見るルイーズは、娘の死を受けいれようと“愛と死に向き合っている”姿よ。脚本を読んだとき、そんなルイーズに惹きつけられたの。私の心の奥底の人間の核になる部分に語りかけてくるものを感じて、これは絶対にやらなきゃと思った」と、“母としての顔”も持つ彼女だからこそ、この役柄に運命的なものを感じたという。そんなエイミーの出演を誰よりも喜んだのが、本作のメガホンを取ったヴィルヌーヴ監督だった。監督は「ルイーズの目を通して、観客たちは突如現れた“彼ら”と出会う。だから、それらが本当のことだと信じさせるだけの演技ができる人が必要だった」と説明する。「主役はエイミー・アダムスに演じてもらいたいというのが、僕の当初からの願いだった。エイミーがこの物語に惚れ込んで出演を承諾してくれたときは嬉しくて興奮したよ」と、この複雑な主人公の候補は、エイミーしかいなかったと明かしている。ハリウッドを代表する女優の1人である彼女が、“育児休暇”を返上してまで演じたかった主人公ルイーズ。その熱演は、オスカーにもノミネートされるべきだったといわれている。劇中で明かされる彼女の“母としての決断”の真相と、そこから繋がる“誰も見たことのないラスト”を、劇場で目撃してみてほしい。『メッセージ』は5月19日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:メッセージ 2017年5月19日よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開
2017年04月24日エイミー・アダムスを主演に、『ブレードランナー 2049』の監督にも抜擢されたドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が独創的な映像美と世界観で作り上げたSF感動作『メッセージ』。このほど、その姿から“ばかうけ”“柿の種”“ハッピーターン”などに例えられ、早くも話題となっている謎の飛行体の不可思議な動きをとらえた本編映像が解禁となった。エイミーをはじめ、ジェレミー・レナー、フォレスト・ウィテカーら実力派キャストで贈る本作。優れたSF作品に贈られる文学賞“ネビュラ賞”をはじめ、名だたる文学賞を数多く受賞している米作家テッド・チャンの短編小説「あなたの人生の物語」を基にし、アカデミー賞をはじめ世界中の映画賞を席巻している。今回、そんな“世界絶賛の感動作”であるとは信じ難い、独特のビジュアルの球体型飛行体が、奇妙に動く様子が収められた本編映像が到着。言語学者ルイーズら人類がぼう然と立ち尽くす前で、空中へ急浮上する衝撃の様子がとらえられている。まず、映像冒頭では、突如地上に現れた巨大な飛行体に混乱する人類と、“彼ら”がどこから、何のためにやってきたのかを必死で探ろうとする言語学者ルイーズの緊迫感がひしひしと伝わってくる。その謎の飛行体といえば、ビジュアルが解禁となって以来、日本では“ばかうけ”“柿の種”“ハッピーターン”など、なぜかお菓子に例える人が続出。今回の映像で初めて、飛行体の動く様子が明らかになったが、やはりその見た目は、まるで“日本を代表するお菓子”のよう…。だが、“映像化不可能”といわれた原作に挑んだヴィルヌーヴ監督は、「この飛行体にはモデルがある」と衝撃的発言をする。彼は「当初から、小石のような卵型の宇宙船にしようと考えていた。いままでにも見たようなものであり、それほど不吉な感じも奇妙な感じもしないと思ったからね。そして太陽系内の軌道を公転しているエウノミア(別名、第15 番小惑星)という小惑星を参考にして形を決めたんだ」と、驚きの事実を明かしている。本映像のラストでは、速すぎず、遅すぎず、奇妙な動きで上昇していく飛行体の不可思議な滑稽さと、それを真剣なまなざしで見つめるルイーズたちとのギャップが、何とも言えないリアリティを感じさせている。実は、そこにも「観客たちの先入観を超えたい」という制作陣の並々ならぬこだわりが隠されていた。本年度アカデミー賞撮影賞ノミネートを果たした撮影監督ブラッドフォード・ヤングは、「“もし人間がこれまでエイリアンとまったくコンタクトをとったことがなかったら?”と、一歩退いているんだ。地球上の人間の生活、そしてエイリアンの知能、両者が“いかにシンプルで未熟であり得るか”という新鮮な視点を意識したんだ」と、このシーンの秘密を明かしている。常識を覆すような謎の飛行体で地球にやってきた“彼ら”のメッセージを解読したルイーズ。この映像からは想像もつかない、“誰も観たことがない感動のラスト”を、楽しみにしていて。『メッセージ』は5月19日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:メッセージ 2017年5月19日よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開
2017年04月06日連続テレビ小説『べっぴんさん』の第26週(最終週)は、昭和59年3月。すみれ(芳根京子)は、月に1回のペースでキアリスのお直し部に出勤。紀夫(永山絢斗)は趣味のカメラを片手に隠居生活を送るようになっていた。春休みに入り、さくら(井頭愛海)が11歳になった娘の藍(渡邉このみ)を連れてすみれの家を訪れる。春休みの間はすみれの家で過ごし、塾に通うことになっている藍。すみれの作った大好物のぜんざいをうれしそうに食べる。 そのころ世界の料理店「レリビィ」では、昭一(平岡祐太)が常連客と将棋をしていた。側で、勝二(田中要次)は大きなあくびをしている。「もう、居眠りばっかして」と良子(百田夏菜子)。キアリス退職後、ウエイトレスとして龍一(森永悠希)の手伝いをしていたのだ。カウンター席には、明美(谷村美月)と栄輔(松下優也)の姿が。 そこに、君枝(土村芳)とすみれ、藍がやってくる。「また背高くなったやないか?」と孫の成長を喜ぶ昭一。良子は、40歳になった龍一がまだ独り身なのを愚痴るが、「いろんな生き方があってええんちゃうの?」と明美。栄輔と一緒に暮らし始めて10年、籍を入れていない。「この距離やから10年もうまくやってこれたんやと思う。な?」と栄輔を見るが、どこかしら元気のない栄輔。明日病院で検査を受けることになっていると明美に明かすのだった。 翌朝、藍を塾に送り出したすみれ。いつものように神戸を一望できる高台を歩いていると、仰向けに倒れている藍を見つける。驚き、声をかけると「おばあちゃん、私、寝てしもた」と藍。夕方、帰宅するが、紀夫に塾のことを訊かれても何も答えない。そんな藍は、どこか捉えどころのなく、何を考えているかよくわからない、と紀夫。 この年、キアリスは創業35周年を迎える。健太郎(古川雄輝)は、来月開催する35周年パーティーで発表する銀座店について、社長の武(中島広稀)と話し合っていた。パーティーでは、この春にオープンするキアリスの銀座店のほか、次の人事が発表される。「健太郎くんの社長就任を華々しく飾りたい」と武。10年務めた社長の座を健太郎に譲ることに。そこに、一通の外国からの手紙が届く。 すみれたちは健太郎に呼ばれ、レリビィに集まる。そこで健太郎が取り出したものは、アメリカから送られてきた手紙。差出人にジャスミン・モリスという名が。手紙の中に出てきた「エイミー」という名前を聞いてハッとするすみれ。その名の女性は、靴屋店「あさや」で働き始めたころ、すみれたちにベビードレスを依頼したエイミー・マクレガーだった。「そうしたら、ジャスミンさんはあのときの赤ちゃん?とすみれ。 手紙には、ジャスミンは生まれてすぐにアメリカに戻ったが、母のエイミーはよくすみれの話をし、ベビードレスのことも聞いていると書かれていた。すみれは、母・はな(菅野美穂)の形見のウエディングドレスを切って作ったベビードレスが大事に受け継がれていることを知る。 さらに、エイミーは昨年亡くなったが、すみれに感謝の気持ちを伝えたいという思いから手紙をしたためたとあり、ジャスミンの娘がすみれたちのベビードレスを着ている写真も同封されていた。「あなたが作った世界に一つしかないこのドレスを今度は娘に託します」と。感激する4人は、うれし涙を流す。 その晩、紀夫とすみれと藍は、ジャスミンの娘の写真を見ながら語り合う。「べっぴんやな」と紀夫。その写真をじっと見つめる藍は、棚の上に飾られている写真を見渡し、すみれと紀夫の結婚式の写真に目を止める。赤ちゃんが着ているドレスが、すみれのウエディングドレスと同じものだと気づいたのだ。「すごいなあ、写真って」と目を輝かせる藍に、写真は、誰かの幸せや喜びの瞬間を切り取って、一生、残しておくことができると語る紀夫。写真に興味を持ち始めた藍に大切にしていたカメラをプレゼントする。 翌朝、なかなか起きてこない藍を起こしに、藍の部屋に入る紀夫。机にふせったまま眠る藍の傍らにバラバラに解体されたカメラと大量の部品が転がっているのを発見し、驚く。「なんでこないなことを!」とめずらしく声を荒げる紀夫。すみれは、その様子を見て、声を失う。「ごめんなさい」と俯く藍。 その日の昼、すみれのもとに「藍が塾に来ていないとの連絡が入る。すでに数日間も塾に通っていなかったことがわかり、心配するすみれと紀夫、さくら(井頭愛海)たち。いつも通り夕方には戻ると信じて待つものの、夜になっても帰りがない。警察に連絡し手分けして探すことになるが、すみれは一人自宅で待機することに。藍の無事を必死で祈るすみれだったが、ふと懐かしい声が聞こえてくる。声をする方を振り返ると、そこには、父・五十八(生瀬勝久)とはなの姿があった。 「大丈夫や、そのうち帰ってきよる」と五十八。藍のことで悩んでいると話すすみれに「そら悩むやろなあ。あの子はすみれにそっくりやからな」としみじみと語る。すみれは、つかみどころがなく、何を考えているのかよくわからない子で、そうかと思えば、急にしっかり物を言う子だったと振り返る五十八。そんなすみれは芯の強い子だったと話すはなは、「辛抱強く、藍の話を聞いてあげて、心の声を」と助言する。 そこに、姉・ゆり(蓮佛美沙子)が現れる。「ゆりも、よう頑張ったね」と声をかけるはな。すみれ共々、「目には見えなくても、ずっと見守ってるよ」と優しく微笑む。「お前らは、お父さん、お母さんのべっぴんや!」と五十八。 行方不明だった藍が家に戻ってくる。しかし、どこにいたのか、なぜいなくなったのか訊ねても、何も答えようとしない藍。そんな藍にすみれは自分が子どものときに、針と糸に興味があったあまり、父の靴をバラバラにしてしまったエピソードを語る。そして、それを聞いた藍は、心に秘めていた気持ちをすみれたちに伝え始めるのだった。 「カメラの中はどうなっているんやろうって、なんであんなふうに写真に残すすごいことができるのやろうって思って。気になって気になって」と藍。さらに、塾は友だちが行っているから自分も行きたいと思ったが、実際、通ってみると行きたくなくなったと謝る。そんな藍に好きなことを見つけて、一生懸命頑張って欲しいと語るさくら。紀夫は、写真を見て、坂東家の人々の優しさや幸せを感じることができた藍の心は豊かだと言い、「その心をずっと持ち続けなさい。それがおじいちゃんとおばあちゃんの願いや!」と藍の背中を押すのだった。 栄輔の検査結果が出る日。レリビィで明美たちを待っていたすみれたちは、良性のポリープで、薬で治療できると聞き、安堵する。そんな4人に死を覚悟し、今後のことを考えたと明かす栄輔。突然、「結婚せえへんか?」と、明美にプロポーズする。思いがけない言葉に驚く明美だったが、準備してきた指輪をはめる栄輔の思いを素直に受け入れる。「素敵よ!」と感激するすみれたち。 すっかりカメラの魅力にとりつかれた藍に、すみれは明美と栄輔の記念写真を撮って欲しいと頼む。張り切る藍は「めっちゃいい写真!と会心の笑みを。「いっぱしのカメラマンやな」と紀夫。すると今度は、良子が4人を撮って欲しいと言い出し、すみれ、良子、君枝、良子は、楽しそうにカメラに収まるのだった。 後日、お礼として藍のために写真入れを作ろうと話し合うすみれたち。再び、べっぴん作りに取り掛かる。昔のように、君枝がデザインを描き、良子の作った型紙に合わせて、4人で選んだ布を裁断。そして四葉のクローバーを葉っぱ1枚ずつ、順番に刺繍していく。ひと針、ひと針、それぞれの思いを込めて丁寧に針を通す姿は戦後、「ベビーショップあさや」を始めたころと同じ。 また、変わらないものといえば、すみれの口癖だ。完成した刺繍をうれしそうに見つめる3人を見て、「なんか、なんかな……」と始まる。君枝が「なあに?」と訊ねると、「青春やねえ」と微笑むすみれ。そんな4人を、あの人が今でも見守っている。レリビィの棚のいちばん上には、今でも麻田(市村正親)の写真が飾られていた。 高台にある野原で、すみれがいつものように街を眺めていると、そこに紀夫が通りかかる。ここは、かつて紀夫が女学校時代のすみれに恋した思い出の場所。紀夫が声をかけると、すみれは「近ごろはこれまでのことをいろいろ思い出すと語る。静かに生まれ育った街を見渡す2人。いつしかぽろぽろと涙を流すすみれが「私にとって紀夫さんはたった一つの光る星やわ」と語ると、自分にとってもすみれは「たった一つの光る星や」と紀夫。2人は肩を寄せ合い、幸せそうに笑うのだった。 そうして、藍に写真入れをプレゼントするすみれたち。カメラと四葉のクローバーの刺繍が入った手作りの写真入れをもらって喜ぶ藍に、すみれは、クローバーの4枚の葉にはそれぞれ意味があり、これからの藍にとても大切なことだと語る。「勇気、愛情、信頼、希望。それが全部そろうと幸せになれるの。忘れんとってね。大人になっても」とすみれ。 キアリスの創業35周年の式典が無事に終わり、社員とその家族をはじめ、長年、キアリスを応援してきたし人たちがレリビィに集う。久しぶりの再会に、会話を弾ませる人々のなかで、すみれたち4人のもとにやって来る藍。「学校の友だちにあげたくて。みんな、いいな、欲しいなって」と、写真入れをもっと作って欲しいと頼むのだった。藍のクラスメイト全員の分を作ると約束するすみれたち。 やがて、宴もたけなわ、良子たちがアルバイトの春香のテキパキとした働きぶりを褒めると、「ええ子やろ。お母ちゃんの娘になる子や!」と龍一。その隣で照れくさそうに笑う春香を見て、これは結婚宣言だと悟る良子。「ついに龍が!」と感激のあまりその場に倒れこむ。 祝福ムードに包まれるなか、さくらが赤飯のおむすびの入った重箱を栄輔に差し出す。「これは、昔、栄輔さんが私たちのために用意してくれた小豆です」とさくら。かつて、特別なときのためにとって置こうと、喜代がお手玉に入れて保存していた小豆で作ったと話す。「うまいなあ」と涙がこらえて微笑む栄輔。 一方、社長を退く武を労う紀夫たち。「こげな大役を務めさせてくださって、本当にありがとうございました」と深々と頭を下げる武は、就職先にキアリスを紹介してくれた潔に「たくさんの素敵なご縁をくださった」と礼を言う。それは武の実力だと潔に対し、「人としての魅力や!」と武を讃える紀夫。中西(森優作)と阿部(上川周作)は、歌うことが好きな武にカラオケをプレゼントする。 すみれたちは、藍との約束どおり、クラスメイトの写真入れを作り始める。21人それぞれの好きなものを藍から聞き出し、その子に合った刺繍を考える4人。やがて、自分以外のキアリスメンバーに写真入れを作って交換することを思いつく。 レリビィでウエイトレスの手伝いをする良子にはエプロンを、ずっとデザイン画を描いてきた君枝には、色鉛筆をあしらった「KIMIE」の文字を、明美には花を散りばめた可愛らしいハートを、そしてすみれには、名前のすみれの花、とそれぞれに刺繍しした写真入れを完成させる。 そうして、神戸を見渡すクローバーの丘に、すみれ、紀夫、さくら、藍、家族が集まる。はなから受け継いだ刺繍用品を入れたバスケットを広げ、さくらに刺繍を教えるすみれ。そこに、サイドカー付きのバイクで乗って潔とゆりが現れる。「おばあちゃん、四つ葉のクローバーをみつけたよ!」と藍の声。すみれは、四つ葉のクローバーを青空にかざすと、幸せそうに見つめるのだった。
2017年04月02日現在公開中のエイミー・シューマー主演『エイミー、エイミー、エイミー!こじらせシングルライフの抜け出し方』や『40歳の童貞男』、ドラマ「GILRS/ガールズ」など、数々の大ヒット“等身大”コメディを手掛けてきた巨匠ジャド・アパトー。彼が製作総指揮を務めるNetflixオリジナルドラマ「ラブ」のシーズン2が先日配信され、話題を呼んでいる。このたび、アパトー監督が、「ラブ」はオタクの恋を描いた『電車男』のハリウッド版であることを明かした。テレビの脚本家になることを夢見ている31歳の“オタク”、ガス(ポール・ラスト)は、お人好しで、家庭教師をしている12歳の子役女優にさえも手のひらで転がされてしまう日々。うまくいっていると思っていた恋愛も、ある日突然、恋人に裏切られてしまう。そんなとき彼が出会った衛星ラジオ放送局のディレクター、ミッキー(ジリアン・ジェイコブス)は、わがままで自由奔放、思ったことはすぐに口に出してしまう32歳。彼女は、セックス&恋愛の依存症な上、気づけばボーイフレンドたちから恨まれ…。一生懸命生きているのに、なぜか周囲には理解されない2人は、くっついては離れ、それぞれ仕事や恋愛でイタイ体験を繰り返していく。シーズン2では、そんな2人の恋に進展が――!?このラブコメディ・ドラマは、いわゆるシュールな笑いのユーモアというよりも、日常の“あるある”が満載。「まるでドキュメンタリーを観ているかのよう」と世界のファンから共感の声が上がっており、日本人は特に共感できるとか!?アパトー監督は、日本ではお馴染みの“恋に落ちるオタク”の代表格『電車男』を知り、「『電車男』を直訳すると『なぜ、ポールとデートするの?』となるね(笑)」と、ガスを演じるポール・ラストのオタクぶりにかけてコメント。『電車男』との共通点は、主人公がオタクというだけではなく、“電車男”がインターネット上で見知らぬ人たちから恋を応援されているように、ガスの恋も“テーマ曲のない映画に、テーマ曲を作って歌う会”というなんともオタクらしい友達から応援されている。「視聴者は登場人物がもがきながら幸せを掴もうとする姿を観たいのだと思う。誰しも共感することだけれど、幸せの道のりは決して楽ではないし、自分がどうすれば幸せになれるのかをみんな探している。だからこそ、人生を良くしようとしている人を観ると、応援したくなるのが人間の性質だと思う」と、両作に共通するオタクの恋を応援したくなる心理をアパトー監督は分析。ガスの友達だけでなく、観ている私たちもガスの恋に目が離せなくなるのは必然なのかも…。ガスを演じるポール・ラスト(『イングロリアス・バスターズ』)と妻のレスリー・アーフィン(「GIRLS/ガールズ」)が、自分たち自身の恋愛体験や友人たちの体験をヒントにして生まれた本作。そこに、あるカップルの出会いから恋愛へ発展、そして、その後の関係性の変化を描きたいと思っていたアパトー監督が賛同し、リアルで切ない恋愛をコメディで描く本作ができ上がった。ガスとミッキー、大人になりきれない2人の頑張る姿は、ときにあまりにイタすぎて目を背けたくなるけれど、結局は共感し、応援したくなる愛おしさにあふれている。彼らの生き方は、自分をふり返るきっかけをそっと与えてくれるのだ。「ラブ」シーズン1、シーズン2はNetflixにて配信中。(text:cinemacafe.net)
2017年03月27日昨年12月、実写版『バービー』(原題)の主演を演じるとして最終的な交渉に入ったとされていたエイミー・シューマーが、「悲しいことにスケジュールの都合で出られなくなってしまったの」と明かした。「Variety」誌によると、エイミーは「この映画は間違いなく成功すると思うし、ソニーと(バービーの発売元/販売元の)マテルも私にとって素晴らしいパートナーだったわ。出演はできなくなってしまったけど、大きなスクリーンで『バービー』を観るのを楽しみにしている!」との声明を発表。『バービー』の製作は6月23日(現地時間)から開始されるが、エイミーはゴールディ・ホーンと主演を務めたコメディ映画『Snatched』(原題)の公開を5月に控えているためプロモーション活動に忙しく、また、スティーヴ・カレルやニコール・キッドマンとの共演作『She Came To Me』(原題)の製作にも入っており、スケジュールに余裕がないことは確かだ。『バービー』を製作するソニーは「私たちはエイミーの決断を尊重し、支持します」とし、「なるべく早くキャスティングやフィルムメーカーに関する情報のアップデートをみなさんにお知らせできればと思います」と表明している。12月にバービーをエイミーが演じると報じられた際、残念ながらツイッターではバービーファンから「ありえない!」の声が多数上がっていた。ファンが納得するバービーを誰が射止めるのか、続報に期待が募る。(Hiromi Kaku)
2017年03月24日映画『Trainwreck』で放送映画批評家協会賞の最優秀女優賞(コメディ部門)を受賞したエイミー・シューマー(写真:ロイター/アフロ) 現在、バービー人形の実写映画化プロジェクトが進められている。主人公であるバービー人形役には、コメディエンヌのエイミー・シューマーが挙げられていたが、23日に降板することをシューマー自身が明らかにした。 実写映画化が発表されたのは昨年の12月。バービーファンは大いに沸いたが、主人公のバービー役がシューマーであると知れ渡るや、反発の大合唱が始まった。彼女のSNSには誹謗中傷が書き込まれ、制作会社には「彼女はバービーに相応しくない!」といった陳情が殺到。「バービーを演じるには太りすぎている」という意見には、シューマーもInstagramで「太ってないのに、太っていると恥じることなんかあるわけがない!私は自分の生き様に誇りを持ってるのよ!」と反撃。両者の歩み寄りは不可能に思われたが、シューマーがスケジュールの都合がつかないということを理由にプロジェクトから去ることになってしまった。 彼女は米Variety誌に以下の声明を発表した。 「残念ですが、スケジュールのバッティングで、もう『バービー』には関わることがでこなくなってしまいました。この映画は絶対に面白いし、(制作会社の)ソニーと(バービーの製造元である)マテルは素晴らしいパートナーです。落ち込みましたが、大スクリーンでバービーに会えることを楽しみにしています」 シューマーは脚本にも携わっていたが、降板により内容に変更が生じるか否かについては定かではない。また、2018年6月を予定していた公開日も延期される可能性がある。 このニュースにバービーファンは喜んでいるが、残念がる声も多い。 そもそも、シューマー演じるバービーは、「完璧な世界に似つかわしくない」とバービーの世界から追放される落ちこぼれなのだ。夢の国で生きてきたバービーが、ある日突然現実の世界に放り出され、悪戦苦闘する……まさにシューマーにぴったりの役柄といっても過言ではない。新しいキャスティングは難航が予想される。
2017年03月24日ニューヨークを舞台に、こじらせシングルライフを送るイマドキ女子を描いた『エイミー、エイミー、エイミー!こじらせシングルライフの抜け出し方』。全米人気No.1コメディエンヌのエイミー・シューマーが主演を務める本作には、『ルーム』で昨年の第88回アカデミー賞主演女優賞に輝いたブリー・ラーソンも出演する。実は本作以外にも、2017年は公開作が目白押し。若くしてオスカーを獲得した演技派の快進撃に迫った。まず、3月4日(土)より公開されるのが、本作『エイミー、エイミー、エイミー!こじらせシングルライフの抜け出し方』(原題:TRAINWRECK)。ニューヨークのこじらせ女子が全米で圧倒的な支持を得て、1億ドル突破の大ヒットとなったロマンチック・コメディだ。第73回ゴールデングローブ賞(ミュージカル/コメディ部門)では作品賞、主演女優賞2部門にノミネートされた本作は、2015年の「TIME」誌の「世界で最も影響力のある人100人」に選出、本作で脚本も務めマルチな才能を発揮するエイミー・シューマーと、『40歳の童貞男』『ブライズメイズ史上最悪のウェディングプラン』のジャド・アパトー監督がタッグ。ブリーは、エイミー演じるこじらせ女子の妹、キム役を演じている。幼いころに離婚した父親から「一夫一婦なんて悪だ!」と教えられてきたために、独身で毎日奔放な生活を送る姉エイミー。そんな姉とは正反対で、キムは結婚して郊外で家庭を築き、その人生に全てを捧げているという役どころ。自分の結婚をよく思っていない父親や、姉の奔放な生き方に時に反発しながらも、父親の死をともに経験し、お互いの人生を認め合い、理解しあおうとする姉妹に扮している。『ルーム』と同様に本作でも母親役を演じるブリー。妻として、母親としての役目を一生懸命に果たそうと頑張りながらも、姉と真剣に意見をぶつけ合う姿など見逃せないシーンが満載となっている。また、3月25日(土)からはアドベンチャー超大作『キングコング:髑髏島の巨神』が公開。ブリーは、トム・ヒドルストンらと神秘の島・髑髏島に赴く戦争写真家ウィバー役を演じている。キングコングをはじめとする巨大怪獣たちを前に、タンクトップにカメラを構えた、美しくもたくましい女性をどう演じているのか楽しみ。ウィバー役の日本語版吹き替えキャストには、ハリウッド映画の声優初挑戦となる佐々木希が決定している。そして4月29日(土・祝)からは、『沈黙-サイレンス-』のマーティン・スコセッシ監督が製作総指揮を務め、『ハイ・ライズ』のベン・ウィートリーがメガホンをとった『フリー・ファイヤー』が公開される。ブリーは、『コードネーム U.N.C.L.E.』のアーミー・ハマー、『インセプション』のキリアン・マーフィら豪華俳優陣ともにギャングの1人を演じており、暴言をわめき散らしながら、生きるか死ぬかの銃撃戦を繰り広げるという。『ルーム』で賞レースを制し、世界を感動に包んでから1年あまり。この春は、彼女の新たな魅力に注目だ。『エイミー、エイミー、エイミー!こじらせシングルライフの抜け出し方』は3月4日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エイミー、エイミー、エイミー!こじらせシングルライフの抜け出し方 2017年3月4日よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほか全国にて公開(C) 2015 UNIVERSAL STUDIOS.ALL RIGHTS RESERVED.
2017年02月19日ウィル・スミスをはじめ、アカデミー賞受賞&ノミネート俳優たちが結集した映画『素晴らしきかな、人生』。この度、本作に登場するキーラ・ナイトレイの出演シーンが初解禁された。ニューヨークの広告代理店で成功を収めていたハワード(ウィル・スミス)。しかし彼は最愛の人を失い、深い喪失感に見舞われ、プライベートも仕事もやる気なし。会社も危ない。同僚たち(ケイト・ウィンスレット、エドワード・ノートン、マイケル・ペーニャ)もそんなハワードと会社を心配していた。そんなある日、人生ドン底のハワードの前に3人の奇妙な舞台俳優(キーラ・ナイトレイ、ヘレン・ミレンほか)が突然現れた。不可思議な言動をハワードに投げかける年代も性別も異なる3人。しかし、その出会いによってハワードに徐々に変化が…。本作は、『プラダを着た悪魔』で恋に仕事に奮闘しながら、人生で一番大切なことの見つけ方を描き、世界中の女性を夢中にさせたデヴィッド・フランケル監督の最新作。大人になるとき、誰もが一度は人生のドン底を経験する。失恋、家族や友人との別れ、仕事での失敗――理由は人それぞれだけれど、何もかもが上手くいく人生なんてあり得ない。悲しみを乗り越える「ヒント」とは?恋に仕事に一生懸命な女性を励ましてくれた『プラダを着た悪魔』『マイ・インターン』に続き、本作では全ての大人たちに、人生の試練から再び歩き出す力を与えてくれる。そんな物語の主人公、“人生ドン底男”のハワード役を演じるのは、ウィル。そして彼の親友でバリキャリウーマンのクレア役にケイト・ウィンスレット、彼の人生を取り戻すために一役買った舞台女優たちにヘレン・ミレンやキーラ・ナイトレイ。そのほか、エドワード・ノートン、マイケル・ペーニャ、ナオミ・ハリスらが登場する。そして今回到着したのは、キーラ演じる舞台女優エイミーが初めて登場する本編映像。解禁された映像は、ハワードのオフィスで行われているコマーシャルのオーディションで、ハワードの同僚で親友のホイットが順番を待つ美女エイミーと出会うシーン。エイミーはホイットの考えたキャッチフレーズに対して、自分のものの方がよいと提案。その言葉に共感したホイットは、急いでスタッフに修正を指示。しかし、その間にオーディション会場を後にしてしまうエイミーを、思わず追いかけるホイット…これから何かが起こる予感のする映像となっている。『素晴らしきかな、人生』は2月25日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:素晴らしきかな、人生 2017年2月25日より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS NORTH AMERICA INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT, LLC
2017年02月02日恋に仕事に一生懸命な女性を励ましてくれた『プラダを着た悪魔』『マイ・インターン』に続き、今度はすべての大人たちに、人生の“ドン底”という試練から再び歩き出す力を与えてくれる『素晴らしきかな、人生』。主演のウィル・スミスをはじめ、ヘレン・ミレン、ケイト・ウィンスレット、エドワード・ノートン、マイケル・ペーニャら豪華キャストが競演する本作で産後復帰を果たした、キーラ・ナイトレイに注目した。ニューヨーク、華やかで時代の最先端を走る広告代理店の代表ハワード(ウィル・スミス)。だが、彼は最愛の娘を失ったことで、自分の人生を見失ってしまう。そんな人生ドン底を迎えた男の前に、ある日突然現れたのは3人の奇妙な舞台俳優たち。彼らとの出会いによってハワードの人生に変化が生まれ…。その美貌はもちろんライフスタイルまで、世界中の女性の憧れを集めるキーラ・ナイトレイ。近年では、『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』でアカデミー賞にノミネートされ、「シャネル(CHANEL)」のミューズを務めるなど、その活躍は華々しい。第1子出産後の最新出演作となった本作は、絶大な支持を集めるジョン・カーニー監督の『はじまりのうた』と同様、ニューヨークが舞台。改めて、キーラ×ニューヨークの相性の良さを証明している。キーラが演じているのは、ちょっとミステリアスな舞台俳優エイミー。オーディション会場で出会ったホイット(エドワード・ノートン)に「殻を脱いで人生を変えよう」とひとことだけ残し、その場を去っていくが、エイミーの才能と美貌に魅かれたホイットは彼女の後をつけ、劇場で芝居の稽古をする3人の舞台俳優と出会うことに。本作の脚本がキーラのもとに届いたとき、彼女は長女を出産したばかりで、子育てを楽しんでおり、出演作を積極的に探していなかったという。「子どもが生まれて間もなかったし、あまり働きたくなかったんです。それで私はいつものように脚本を母に渡しました。たいていの場合、母は『ダメね。断って赤ちゃんと家でゆっくりしなさい』と言うんですが、このときは、読んだあとで泣きながら電話してきて『こんな気持ちになったのはずいぶん久しぶりだ』と言ったんです」とキーラ。そこで「私もすぐに脚本を読んだ」そうで、「とても感動したし、話の展開が予測できなかったので、ワクワクした」と、彼女は明かす。「エイミーは悲しむハワードに、愛はいいことだけに存在するのではなく、信じがたいほどの苦痛の中にもあること、弱まったり、なくなったりはしないことを教えたいんです。ものすごく興味深い考え方でしょ?」とも語り、今回の役柄の魅力も触れた。また、ウィルはキーラとの共演を「いろんなアイデアを出し合いながら、一緒にあれこれ考えるのが楽しかった。膝を突き合わせて“愛”とは何なのかについて話し合い、ハワードとエイミーの弁論・反論を構築していったんだ」と、その掛け合いをふり返っている。衣装を担当したリア・カッツネルソン(同じくNYが舞台の『ワタシが私を見つけるまで』など)は、カジュアルからエレガンス、クラシックまで着こなすキーラの今回の衣装について、「エイミーの服のスタイルはとても女性らしいんですよ。『プラダ(PRADA)』と『グッチ(GUCCI)』の新作とヴィンテージを組み合わせて、ニュアンスを出しました。花柄を中心に色は、藤色、紫、クリーム色が多く、ほんのたまにアクセントとして赤を使いました」という。「とにかく一歩ずつ踏み出すこと。呼吸を続けること。そうすれば陽の光を感じられる日がいずれまたやって来る。それこそが『素晴らしきかな、人生』なのだと思う」と、自らの想いを話してくれたキーラ。彼女がどんなキャラクターとなって、人生を輝かせるヒントをくれるのか、注目していて。『素晴らしきかな、人生』は2月25日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:素晴らしきかな、人生 2017年2月25日より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS NORTH AMERICA INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT, LLC
2017年01月31日オーストラリア・シドニーで活動を行っているエイミー・シュースミス(Ami Shoesmith)はサンキスド・キッチン(The Sunkissed Kitchen)という名義で、主にInstagramで人気を誇るビーガンフードアーティストだ。彼女の作るピンクやブルーのビビッドなココナッツミルクにフルーツや花々がバランスよく配置されたボウルが、多くのInstagramユーザーを惹き付けている。エイミーは幼少期から父親に料理を教わり、次第に自身もキッチンで実験のように色々な料理をするようになった。そして18歳の頃、動物農業についての本を読むようになり残酷な現状が存在することを知る。彼女はその後、動物を虐待に近い形で扱う行為に加担したくないという強い気持ちからビーガンになることを決意したという。ビーガンフードアーティストとして活躍する現在、彼女は周囲の人たちにもっとヘルシーで、カラフルな食べ物を食べてもらえたら、という気持ちを持って活動を続けている。ココナッツミルクボウルの作り方は、まずメインとなる色を決め、その色に合うフルーツや花をトッピングとして用意する。ベースとなるスムージーはフローズンバナナ、ココナッツミルクを主に使用し、色はビートルートという赤い蕪(かぶ)のような野菜やドラゴンフルーツ、ターメリックなど自然のものを使用し着色している。星や花の形に切られたトッピングが味と見た目の両方を豪華にするので、スムージーはシンプルにするのがポイントだという。Instagramの投稿では毎回作り方も載せておりエイミー曰く、慣れればすぐに調理することが出来るそうだ。その見た目の美しさから、ボウルの写真を欲しいという声が多く、近日販売を開始する予定となっている。将来はレシピ本やワークショップ開催なども視野に入れているとのことだ。※本記事は (引用元: に許可を得て、翻訳・執筆を行っております。
2017年01月27日全米人気No.1コメディエンヌ、エイミー・シューマーが主演&脚本を手がけ、オスカー女優ブリー・ラーソン、ティルダ・スウィントンらと競演する全米大ヒット作『TRAINWRECK』(原題)が『エイミー、エイミー、エイミー!こじらせシングルライフの抜け出し方』とのタイトルで日本公開されることが決定した。舞台はニューヨーク。幼いころ母と離婚した父から、「一夫一婦なんて悪だ!」と教えられて育ってきたエイミー(エイミー・シューマー)。その影響で、恋愛はせず男性とは一夜限りの関係と割り切り自由奔放に生きていた。そんな生活にマンネリ感を持ち始めたころ、仕事でスポーツ外科医のアーロン(ビル・ヘイダー)の記事を執筆することになり彼を取材する。アーロンとの出会いをきっかけに、エイミーは自身の恋愛感や人生を見つめ直し生きていこうと決心するが…。恋愛恐怖症の主人公エイミーがある男性との出会いをきっかけに、自身の恋愛観や人生をこじらせながらも見つめ直していくロマンチック・コメディとなる本作。『40歳の童貞男』『ブライズメイズ史上最悪のウェディングプラン』、海外ドラマ「GIRLS/ガールズ」などのクリエーターとして知られるアメリカ・コメディ界の雄ジャド・アパトーが監督を務め、脚本をエイミー自らが執筆。恋愛できないまま大人になってしまった主人公の成長が、現代の恋愛に悩む女性たちの共感を得て全米で1億ドル突破の大ヒットとなり、昨年の第73回ゴールデン・グローブ賞(ミュージカル/コメディ部門)作品賞、主演女優賞2部門にノミネートされた。共演には、『ルーム』でアカデミー賞主演女優賞を受賞したブリー・ラーソン、『ドクター・ストレンジ』のティルダ・スウィントン、同じくニューヨークのこじらせ女子を描いた『 マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ 』のビル・ヘイダーほか、映画ファンをあっと言わせるゲストも特別出演するという。このたび解禁となった予告編は、「一夫一婦制は悪だ」と父親に諭され、同じようにその言葉を繰り返す幼い女の子2人の映像からスタートする。そんな父の影響で、完全にこじらせ女子と化してしまった主人公エイミー。さまざまな男性と一夜限りの関係を持ち、だが決して“お泊まり”させず、ことが終われば家に帰し、デートに誘われれば「もう会わない」と一方的に関係を断ち切るエイミー。いいアパートに住み、いい友人もいる、仕事も充実している。そんなエイミーのもとにスポーツ医の紹介記事の執筆がまいこむ。スポーツ医のアーロンと出会い、2人でバスケ鑑賞や馬車に乗ってはしゃぐ姿など、幸せそうな一面がうかがえる中、一夜を共にしたことをきっかけに関係がぎくしゃく!?本当の恋愛を知らないエイミーと、恋愛経験が少ないアーロンの思いがすれ違う。2人の不器用すぎる電話でのやりとりなども、実にコミカルだ。あわせて解禁されたポスタービジュアルは、道路の真ん中でシーツを身にまとい、まるで一夜をすごした男性から逃げているかのようなエイミーの姿が!彼女は、こじれにこじれた「Trainwreck(大惨事、悲惨な状態)」な恋愛事情から抜け出すことができるのか、乞うご期待!『エイミー、エイミー、エイミー!こじらせシングルライフの抜け出し方』は3月4日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エイミー、エイミー、エイミー!こじらせシングルライフの抜け出し方 2017年3月4日よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほか全国にて公開(C) 2015 UNIVERSAL STUDIOS.ALL RIGHTS RESERVED.
2017年01月24日1994年にデビューした「オアシス」は、アルバム7作品すべてがUKチャート1位に輝き、全世界でCDトータルセールス5,000万枚以上を記録する90年代を象徴するバンド。そんな彼らが最も輝いていた3年間にフォーカスした音楽ドキュメンタリー『オアシス:スーパーソニック』から、バンドの神髄であるリアム&ノエル・ギャラガー兄弟の場面写真と製作の裏話が解禁となった。本作は、リアム&ノエル兄弟が製作総指揮を務め、バンド結成から96年のネブワース・ライヴまでの軌跡を描く「オアシス」初の長編ドキュメンタリー。製作には、アカデミー賞最優秀ドキュメンタリー賞に輝いた『AMY エイミー』のスタッフが結集した。先日の予告編映像でも示されたように、映画本編も冒頭はプロペラ音から始まり、伝説のネブワース・ライヴに向かうヘリから、観客たちを見下ろすオアシスのメンバーたちが登場する。当時のオーディエンスと同様、観る者もこれから始まる“ショー”の行方に心が躍らずにはいられない。なんと、この公演は、2日間のチケットに約260万人もの予約が殺到、最終的には2日間で25万人を集め、当時の野外コンサート動員記録をつくったのだ。製作陣は、ノエルとリアムをはじめとする「オアシス」関係者へのインタビューを敢行したが、総インタビュー時間は数百時間に及び、泣く泣く削った部分も多々あったという。仲の悪さでも世界一有名な兄弟、兄ノエルと弟リアムのインタビューは、もちろん個別に設定され、2人が顔を合わせることはなかった。それでも、2人の会話は絶妙に編集され、見事な掛け合いが連射されていく。2人の語りから、実は深いところで繋がっていることがわかり、それがまたファンにとってはたまらない。さらに、世界初公開となる貴重な映像がオンパレード。ネブワース・ライヴはもちろん、デビュー前の地下室での練習風景、レコーディングスタジオでのリラックスしたメンバーたち、来日時に滞在したホテルのプールサイドでふざけ合うノエルとリアム、新幹線のホームに立つ姿や、「渋谷クアトロ」でのライヴの模様などが連続する。だが、「本作を楽しめるのはオアシスファンだけか」というと、答えは「ノー」だ。ノエルは、マット・ホワイトクロス監督に対して、「古き良き時代の話ばかりする中年ロッカーの映画なんて見たくない」と話したという。この言葉のおかげで、本作はこれまでのバンド・ドキュメンタリー映画とは一線を画したものとなった。実はインタビューを受けた人たちの現在の姿は、ノエルとリアムも含め、この映画では一切見ることができない。激動の3年間をふり返るメンバーたちの声に耳を傾け、膨大な中から厳選された映像を観ていると、観る者はいつしか、自分も一緒にあの時代をふり返っているような錯覚に陥ってくるという。ファンはもちろん、彼らを何となくしか知らない人たちも、「オアシス」メンバーと共にあの時代を駆け抜けることができるのだ。『オアシス:スーパーソニック』は、12月24日(土)より、角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月18日2009年に解散したイギリスのロックバンド・オアシスの軌跡を描く初の長編ドキュメンタリー映画『オアシス:スーパーソニック』(12月24日公開)の場面写真が18日に公開され、本編の内容の一部も明かされた。リアム&ノエル・ギャラガー兄弟を中心に94年にデビューしたオアシスは、アルバム7作品すべてがUKチャート1位に輝き、全世界でCDトータルセールス5,000万枚以上を記録した90年代を象徴するバンド。リアムとノエルが製作総指揮を務める本作は、バンド結成から96年のネブワース・ライヴまでの軌跡を描くオアシス初の長編ドキュメンタリーとなり、製作にはアカデミー賞最優秀ドキュメンタリー賞に輝いた『AMY エイミー』のスタッフが結集した。このたび、リアムとノエルの場面写真とともに、本編の一部が明かされた。冒頭はプロペラ音で始まり、伝説のネブワース・ライヴに向かうヘリから25万人の観客を見下ろすオアシスのメンバーたちが映され、当時のオーディエンスと同様に期待が高まるスタートとなる。製作陣は、ノエルとリアムをはじめとするオアシス関係者へのインタビューを敢行。総インタビュー時間は数百時間に及んだという。もちろん、ノエルとリアムのインタビューは個別に設定され、2人が顔を合わせることはなかったが、2人の会話は絶妙に編集され、見事な掛け合いに。仲の悪さで世界一有名な兄弟だが、実は深いところでつながっていることがわかるものになっている。また、世界初公開となる貴重な映像の数々を収録。ネブワース・ライヴはもちろん、デビュー前の地下室での練習風景、レコーディングスタジオでのリラックスしたメンバーたち、来日時に滞在したホテルのプールサイドでふざけ合うノエルとリアム、新感線のホームに立つ姿や、渋谷のクアトロでのライヴの様子などが収められている。ノエルがマット・ホワイトクロス監督に「古き良き時代の話ばかりする中年ロッカーの映画なんて見たくない」と話したことで、この映画はこれまでのドキュメンタリー映画とは一線も二線も画したものに。インタビューを受けた人たちの現在の姿は、一切見ることができない。ファンはもちろん、彼らをよく知らない人たちも、オアシスメンバーと共に激動の3年間を駆け抜けることができる。本編では「ロックンロール・スター」「リヴ・フォーエヴァー」「ワンダーウォール」「モーニング・グローリー」ほか、バンドの軌跡を語る上で欠かすことのできない名曲が20曲以上を使用。また、映画のタイトルとなった「スーパーソニック」は、オアシスのデビューシングルのタイトルである。(C)Tim Abbot (C)Johnny Hopkins and Daniela Soave
2016年11月18日2013年の『アメリカン・ハッスル』でアカデミー主演女優賞にノミネートされるほどの演技派として活躍しているエイミー・アダムス。現在42歳の彼女の名前が知られるようになったのは2005年の『Junebug』(原題)で、世界的に注目を浴びたのは2007年の『魔法にかけられて』であり、女優としてはかなり遅咲きであった。その出世作『魔法にかけられて』の続編制作が決定し、主役のジゼル姫を引き続きエイミーが演じると「The Hollywood Reporter」が報じている。監督は『ヘアスプレー』や「glee/グリー」などのミュージカルドラマに定評のあるアダム・シャンクマンとディズニーが交渉中であり、ディズニーは2017年の夏に撮影を開始したいと希望しているという。関係者によると、タイトルは1作目の原題が『Enchanted』だったのに対し、2作目はその否定語『Disenchanted』になるようだ。物語の舞台は現実と同じ1作目から10年経った世界。おとぎ話のエンディングの定番である「いつまでも幸せに…」状態の自分の生活に疑問を抱いたジゼル姫が、現実世界とアニメの国アンダレーシアの人々の生活を大混乱に陥れるきっかけを作ってしまうというストーリーだそうだ。前作の主要キャストであるパトリック・デンプシー、ジェームズ・マースデンらが出演するのかは明かされていないが、ジェームズはかねてより続編への出演に前向きな発言をしていた。(Hiromi Kaku)
2016年10月07日オアシスの長編ドキュメンタリー『オアシス:スーパーソニック』が、2016年12月24日(土)より角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほかにて全国公開される。本作は、1991年に兄ノエル・ギャラガーが弟リアムのバンドに加入してから、1996年、2日間で25万人を動員し、当時の野外コンサートとしての動員記録を更新したネブワース公演までのバンドの軌跡を描いた作品だ。オアシスはこの5年の間に、ファースト・アルバム『Definitely Maybe』、セカンド・アルバム『(What’s The Story) Morning Glory?』と音楽史に名を刻む2作品を発表した。劇中では、バンドの中心であるギャラガー兄弟に対する新たなインタビューのほか、バンドメンバーや関係者たちの証言、名曲の数々をとらえた貴重なライブ映像を公開。さらに、写真や資料などの膨大なアーカイブに前例のないレベルでアクセスを許可された本作の製作陣たちは、一部をアニメーションによって再現し、ありのままの彼らの物語を紡いで行く。製作総指揮は、ノエル&リアムのギャラガー兄弟らと共に、映画『AMY エイミー』で第88回アカデミー賞の長編ドキュメンタリー賞を受賞したアシフ・カパディアがを務め、『グアンタナモ、僕たちが見た真実』で2006年ベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞した、マット・ホワイトクロスがメガホンをとった。マット・ホワイトクロス監督は、本作について以下のようにコメント。『本作で私が意図することは、バンドの核心を掴むこと、そしてリアム&ノエル・ギャラガーの強烈な関係性を前面に押し出すことです。なぜならその切迫した衝突関係こそが、このバンドを魅力的にしている要素だからです。彼らのコンサートはいつもこれが最後かもしれないと思わせるようなものでした。その不安定さこそオアシスを作る要素であり、同時に究極的には破たんの原因となったのです。本作は、壮大で快楽的、肯定的でメランコリック、そして時代を超越した彼らの楽曲に関する映画です。ワンダーウォール、シャンペン・スーパーノヴァ、ロックンロール・スター、ドント・ルック・バック・イン・アンガー。これらすべての忘れがたい名曲が勢ぞろいします。』【作品詳細】『オアシス:スーパーソニック』公開日:2016年12月24日(土)監督:マット・ホワイトクロス製作:フィオナ・ニールソン、ジェームズ・ゲイ=リース、サイモン・ハーフォン2016年/イギリス/英語/カラー/122分/配給:KADOKAWA
2016年09月30日英国出身のシンガーソングライターとして活躍していた故エイミー・ワインハウスさんの生涯を追ったドキュメンタリー映画『AMY エイミー』(7月16日公開)のポスタービジュアルと新たな予告映像が29日、公開された。エイミーさんは生前「Rehab」「Tears Dry On Their Own」「Back To Black」などの大ヒット曲を生み、グラミー賞5部門を受賞。世界を熱狂させるも2011年、27歳で早世した。そんなエイミーさんを描いた本作は、第88回アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞するなど世界の映画祭で30冠以上を獲得しており、ドキュメンタリーとしては異例の全世界興収約28億円となるヒットを記録。解散した英国のロックバンド・オアシスのドキュメンタリー制作にも携わり、話題を呼んでいるアシフ・カパディア監督がメガホンを取る。ポスターには、エイミーさん本人のビジュアルを大きく配置。トレードマークであったアイラインを跳ね上げたメイク"キャット・アイ"や、左肩のタトゥーが際立つデザインに仕上がっており、隣には「わたしは、ただ歌いたいだけ」とのキャッチコピーが書かれている。また、写真のモノクロは、今年7月23日で没後5年を迎える彼女への追悼の意が込められているほか、映画タイトルのロゴにはピンクを使用することで、本作で描かれるエイミーさんのかわいらしい"女の子"の一面を表現している。予告編は、レディ・ガガやローリング・ストーンズなど世界の大物ミュージシャンから絶賛されたエイミーさんの歌声からスタート。ブルーノ・マーズなどを手掛けるプロデューサーのマーク・ロンソンと共に行われた米国・ニューヨークでのレコーディング映像の一部を垣間見ることできる。後半には、家族や友人らが提供したプライベート映像も収録。華々しいスポットライトを浴びて、スターとしてマスコミから追われる一方、自分を支えてくれる人々と過ごす"女の子"としての自然な表情も映されている。なお、予告内で使用されている楽曲「Back To Black」は本編でも失恋を乗り越えて誕生した背景が描かれる。(C)2015 Universal Music Operations Limited.
2016年04月29日2月29日(日本時間)に行われたアカデミー賞授賞式で、『Amy エイミー』が「長編ドキュメンタリー賞」を獲得した。この映画は2011年にアルコールの過剰摂取で亡くなったエイミー・ワインハウスの生涯を描いたドキュメント。世界から高評価を得て、アカデミー賞以外にも多くの賞を受賞しているが、エイミーの父ミッチは全く認めていないという。とりわけ、映画を監督したアシフ・カパディアに対する不信感と怒りをツイッターで吐露している。「いつでもエイミーを誇りに思っているよ。エイミーがオスカーを受賞するわけじゃない。アシフ・カパディアが受賞するってことがすべてなのさ。ヤツはみんなを騙している!」「映画がオスカーを受賞したって私の姿勢は変わらない。この映画はネガティブで悪意があり、誤解を与えるようなエイミーの姿を描いている。なんとかしなきゃな…」。ミッチの映画に対する具体的な不満は、映画で自分のコメントが勝手に編集されてしまっている、出演していたはずのエイミーの本当の友人たちのシーンがカットされている、エイミーが亡くなる前の3年間は薬物を断っていたのにそれを全く描いていないことなどだ。一方のカパディアは受賞後のスピーチで、映画は「本物のエイミー」を描いていることを強調。マスコミが作り上げたエイミーの人格ではなく、世界に本当のエイミーの姿を見てほしかったと語っている。(Hiromi Kaku)
2016年03月01日2011年に27歳で夭逝したエイミー・ワインハウスのドキュメンタリーの邦題が『AMY エイミー』に決定。7月16日(土)より全国にて公開される。7月23日に没後5年を迎える稀代の歌姫、エイミー・ワインハウス。セカンドアルバム「バック・トゥ・ブラック」のセールスは全世界1,200万枚以上を記録し、グラミー賞5部門受賞するなど世界中からの支持を得るも、薬物依存やアルコール中毒に苦しみ、惜しまれながらも2011年に急逝した。彼女の姿を捉えたドキュメンタリーとして公開された本作は、月末に発表を控える第88回アカデミー賞長編ドキュメンタリーにノミネートされるほか、既に英国アカデミー賞、グラミー賞最優秀音楽映画賞など、世界の映画祭で30冠以上を獲得し、ドキュメンタリー映画としては異例の全世界興行収入約28億円(※「Box Office Mojo」調べ)となる大ヒットを記録している。本編にはエイミーはもちろん、父のミッチ・ワインハウスやセカンドアルバムのプロデュースを手掛けたマーク・ロンソン、エイミーとはデュエットで共演した大御所トニー・ベネットなども出演。監督は、『アイルトン・セナ~音速の彼方へ』のアシフ・カパディアが務める。併せて公開となった場面写真は、リラックスした様子のエイミーが映し出されたスタジオ風景や、素顔を写しとったような表情が印象的なショットなど、世界が熱狂した彼女のまた別の一面を垣間見ることができ、本作への期待感が高まるビジュアルとなっている。『AMY エイミー』は、7月16日(土)より角川シネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月23日ジェニファー・ローレンスが親友のエイミー・シューマーとTV番組制作を計画中だという。ジェニファーとエイミーは昨夏に友達になり、一緒にコメディ脚本を執筆し姉妹役で共演の予定もあるが、今度はコメディ専門局「Comedy Central」の番組でリアリティ番組のパロディ版の制作を考えているそうだ。ジェニファーは製作と主演を兼ねた映画『Rules of Inheritance』(原題)の製作が中止になり、代わりにエイミーとこの仕事に携わる時間ができたという。関係者によると、ジェニファーはリアリティ番組が大好きで、お気に入りは「The Real Housewives」シリーズ。それを知ったエイミーがリアリティ番組のパロディ版のアイディアを持ちかけ、2人が自分自身を演じ、恋愛や女同士の友情、ハリウッド風刺などをテーマにした内容を予定している。(text:Yuki Tominaga)
2016年02月04日2011年、27歳にして夭逝したエイミー・ワインハウスを捉えたドキュメンタリー『AMY』(原題)の日本公開が、2016年夏にこのほど決定した。2016年7月23日で没後5年を迎える稀代の歌姫、エイミー・ワインハウス。セカンドアルバムのセールスは全世界1,200万枚以上を記録し、グラミー賞5部門受賞するなど、その圧倒的な歌唱力と歌声で、多くのミュージシャンにも愛されつつも、27歳の若さで急逝した。彼女を捉えたドキュメンタリーとしてイギリスで制作された本作は、一般公開に先駆け2010年にドキュメンタリー『アイルトン・セナ~音速の彼方へ』で絶賛を受けたアシフ・カパディアが監督を務める本作は、第68回カンヌ国際映画祭にて上映され、多くのメディアで絶賛を浴び、公開前から大きな話題を呼んだ。本国イギリスでは2015年7月に公開され、自国のドキュメンタリー映画として、過去最高の約10億円の興行収入を記録。国外の作品を含めても、『華氏911』に次ぐイギリス史上2位を記録し、ドキュメンタリー映画としては異例となる全世界興行収入約28億円を記録している。「彼女は正真正銘のアーティストだった。彼女がいてくれたから、自分は決して一人ぼっちじゃなかった。 人にはない、ものすごく正直なところがあって、そこがとても好きだった。 ジャズに生き、ブルーズに生きた、そんな人だった」(レディー・ガガ)、「わたしはエイミーが大好きで、常にそうだし、これからもそうよ」(アデル)、「つい涙がでたよ。メディアが彼女をどう扱ったのか、僕にはわかるんだ」(ジャスティン・ビーバー)と、多くのミュージシャンからの絶賛を集める本作。生前、彼女にまつわる多くのスキャンダルの裏に隠された真実の姿が、未公開フィルムやプライベート映像と共に蘇る。『AMY』(原題)は2016年夏、角川シネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月22日女優のジェニファー・ローレンスは、親友エイミー・シューマーのゴールデン・グローブ賞受賞を願っているそうだ。同賞のコメディ映画部門女優賞に、脚本と主演を務めた『トレインレック』のエイミーと、『ジョイ』に出演したジェニファーは共にノミネートされているのだが、ジェニファーはエイミーが同賞を獲得することを望んでいるといい「彼女に壇上に上がってもらいたいわ。エイミーはそうは言わないかもしれないけど、私はそう言えるわ」とエンターテイメント・トゥナイトのインタビューの中で語った。ジェニファーは2013年には『世界にひとつのプレイブック』、2014年には『アメリカン・ハッスル』でゴールデン・グローブ賞を獲得しており、今年はエイミーとジェニファーが一緒に脚本を書いた『トレインレック』に多くの人に興味を持ってもらうためにもエイミーに受賞してもらいたいと思っているようで、「私的には『あなたのかわいいおしりがステージ上にあがっているのを見たいのよ』って感じだったわ。自分勝手なことを言うと、一緒に彼女が受賞することで私たちの映画へ良い影響をもたらすのよ。だからエイミーに投票をよろしく」と続けた。ちなみに先日、エイミーは同じ賞をかけてジェニファーと争うことについて「友情は終わったわね。私はすでに彼女の電話番号を拒否設定したわ。もう終わりよ」とジョーク交じりに話していた。ジェニファーとエイミーの共通の友人であるブリー・ラーソンもドラマ部門の女優賞に選出されているため、式典当日には3人一緒に座ってお酒を飲む計画をしているそうだ。ジェニファーは「私とエイミー、同じテーブルに座る予定よ。ブリー・ラーソンにもメッセージを送っておいたわ、『私たちは同じテーブルに座るようにしましょ』ってね。すると彼女は『ピニャ・コラーダのサーバーもね!』って返信してきたからもう『もちろんよ!そうしましょ!』って返信したわ。今回は間違いなく楽しくなるだろうから私たちはすでにワクワクしているわ」と計画について明かしていた。(C)BANG Media International
2015年12月16日コメディ女優のエイミー・シューマー(34)が、イタリアのタイヤメーカー・ピレリのカレンダーに向けてセクシーな姿を披露した。『トレインレック』などで知られるエイミーが、写真家アニー・リーボヴィッツによる無修正の撮影で、完璧とは言えないボディを大胆に披露。レースのパンツにハイヒール姿でイスに座り、腕で胸元を隠しながらコーヒーカップをすすり、遠くを見つめるポーズを見せている。エイミーは「こんなに美しい、それか自分らしいと感じたことはこれまでなかったわ」と大満足のようだ。世界中にいる女性たちを勇気づけたいというエイミーは1日、Instagramにその写真を投稿。「美しい、醜い、力強い、細い、太い、かわいい、ブサイク、セクシー、気持ち悪い、非の打ちどころのない女性」と肯定的な形容詞と否定的なものの両方を並べたキャプションを付けて紹介した。ナオミ・キャンベル、ペネロペ・クルス、ケイト・モス、シンディ・クロフォード、シエナ・ミラーらが登場したピレリの過去のカレンダーは、セクシーさや性的アピールをテーマにしたものが中心だったが、2000年にカメラマンに就任したアニーは、来年度のカレンダーで違った方向性を描き出したかったようだ。アニーは「ピレリから連絡を受けた時、過去から抜け出したいと言っていたの。際立った女性を写すというアイデアを提案されたわ。それに同意してからはゴールを決めるのはごく簡単だったの。私は見せかけのないありのままの女性の姿を見せたかったの」と語る。そんなひと味違った今回のピレリのカレンダーには、エイミーのほかにテニス選手のセリーナ・ウィリアムズ(34)も登場しており、壁に向かって引き締まった背中と太ももを強調するようなポーズを披露。そのほか、スーパーモデルで慈善活動家のナタリア・ヴォディアノヴァ、慈善家のアグネス・ガンド、作家のフラン・レボウィッツ、実業家のメロディー・ホーブソン、映画監督のエイヴァ・デュヴァーネイ、ブロガーのタヴィ・ゲヴィンソン、イラン人アーティストのシリン・ネシャット、オノ・ヨーコらが登場している。1964年に初めて発表されたこのカレンダーは数量限定となっており、少数のピレリの顧客やVIPらの手元に渡ることになる。(C)BANG Media International
2015年12月03日2011年に亡くなったミュージシャン、エイミー・ワインハウスの伝記映画の主演に、『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』のノオミ・ラパスが決まった。その他のキャストは明らかになっていない。その他の情報監督、脚本は、カーステン・シェリダン。シェリダンは、父ジム・シェリダンの『イン・アメリカ/三つの小さな願いごと』で脚本を共同執筆し、オスカーの脚本部門にノミネートされている。監督作には、フレディ・ハイモア主演の『奇跡のシンフォニー』がある。ラパスの最近作は、『チャイルド44森に消えた子供たち』。現在はSF映画『What Happened to Monday?』を撮影中。共演はウィレム・デフォー、グレン・クローズなど。文:猿渡由紀
2015年11月07日マックス マーラ(Max Mara)が10月19日、12月発売予定の女優のエイミー・アダムスとコラボレーションを行った「A Bag」のローンチパーティーをニューヨークのフォーシーズンズホテルにて開催した。「A」は14AWシーズンよりマックスマーラ アクセサリーの広告キャンペーンのモデルを務めているエイミー・アダムスとのコラボレーションによるバッグ。最高品質の柔らかなレザーを素材に用い、すべてイタリア・トスカーナの工房で製造された。丸みを帯びた長方形のフォルムや個性的なトップステッチ、彫刻的なクロージャー、リラックスした雰囲気が特徴のバッグとなっている。カラーは、ブラック(14万9,000円)、ブラウン(15万4,000円)に、エイミー・アダムス自身がセレクトしたシリアルナンバー入りの限定カラーであるブラッシュカラー(21万4,000円)を加えた3色で展開される。同バッグは、マックスマーラ青山店、及び銀座店にて12月より数量限定で販売される。同バッグの発売を記念して開催されたパーティーには、エイミー・アダムスを始めとした多数のセレブリティが登場し、バッグの発売を祝福した。コラボレーションについて、エイミー・アダムスは「過去何年かマックスマーラと仕事をしてきた中で、ブランドが長年続けているアイコニックでタイムレスな物作りの姿勢にとても惹かれました。こうして共に新たなステージを迎えられることはとても光栄です」と語っている。
2015年11月04日5回のアカデミー賞「助演女優賞」ノミネートという輝かしいキャリアと実力を持つエイミー・アダムス。これまでも名監督たちと仕事を共にしてきた彼女だが、今回選んだのは、ハリウッドの鬼才スパイク・ジョーンズの最新作『her/世界でひとつの彼女』だ。AIと人間との恋を軸にした奇想天外な物語ながら、恋の真実を描いた本作へは、「ホアキン・フェニックスに惹かれて出演した」というエイミー。彼女の役どころは、ホアキン演じるセオドアの良き理解者である女友達のエイミーだ。2人の関係について彼女はこう語る。「2人の共通点は、私たちのどちらもが岐路に立っていることね。感情的な岐路に立ち、物事を違う目で見ているのだと思うわ。2人を結びつけているのは友情。皮肉も遠慮もない純粋な愛といえるわね」。『ザ・マスター』以来2度目となるホアキンとの共演をとても楽しんだという。「実は、私たちが本当に心を通わせる場面は1シーンしかないの。あとは、ホアキンからとても遠ざかっているわ。私のキャラクターと彼のキャラクターは、別のチームで動いていたから、あまり一緒に演じていないの。でもすでに共演していたから、及び腰にならずに済んだわ。私は簡単に怖気づくのよ。でも、今回は心地良かった。ホアキン自身と、セオドアとしてのホアキンの両方と知り合えて楽しかったわ」。本作では、セオドアと彼のために最適化されたAI型OS“サマンサ”との関係が描かれている。エイミー自身は、テクノロジーとどのように付き合っているのだろう?「私たち昔はどうしていたのかしら?もう思い出せないぐらい(笑)。トーマス・ガイドという地図があったわよね?オーディションに行くのに、トーマス・ガイドを持ってロサンゼルスを回ったものよ。400ページくらいあって、必死になって場所を見つけようとしていたわ。いまでは地図の使い方なんて分からなくなったわ。グーグルマップとかに打ち込むことに慣れ過ぎたから。でもいま、娘には地図の読み方を教えておく必要があると思っているわ!」。「アーケイド・ファイア」がオリジナルサウンドトラックをプロデュースし、レコーディングしていることについては?「『アーケイド・ファイア』のことは知らなかったの。流行に敏感じゃなくて、全然ダメなの、本当よ。でも映画に素晴らしい価値を加えてくれたと思うわ。映画を台無しにすることも、目立ちすぎることもない。ただ孤独と希望を伝える手助けをしているの。スパイクはこの作品に完璧な音楽を見つけたと思う。彼は完璧なものを見つける方法を知っているわ。スパイクの審美眼は見事だし、完璧な素材を完璧に混ぜ合わせるのよ」。最後に、テクノロジーを超えて、人間には他者との繋がりが必要であることを描く本作についてはこう語ってくれた。「スパイクの素晴らしいところは、何事も明らかで現実的な方法ではやらないことなの。それは会話やディテールを通して表現されるの。素晴らしい台詞からも分かるわ。彼はキャラクターたちの居場所を書いているの。この2つのキャラクターが素晴らしいのは、2人が常に人生を探求していること。その探求を通して2人は繋がるために必要な会話をしていくの。アカデミー賞を始め、ここまで多くの賞を受賞したことは、スパイクにとって本当の勝利だと思う。もちろん、ホアキンは素晴らしいし、ほかの俳優たちもいつもながらに素晴らしいわ。この作品のように、型にはまらない映画が人々を感動させ、評価を得られるなんて素晴らしいことだと思うわ」。(text:June Makiguchi)■関連作品:her/世界でひとつの彼女 2014年6月28日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2013 Untitled Rick Howard Company LLC All rights reserved.
2014年06月27日エイミー・アダムスが演劇学校の名門、アクターズ・スタジオで行われるインタビュー番組「Inside the Actors Studio」に出演し、2日(現地時間)に亡くなったフィリップ・シーモア・ホフマンの思い出を語った。『アメリカン・ハッスル』で第86回アカデミー賞主演女優賞候補になっているエイミーは07年の『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』、2008年の『ダウト -あるカトリック学校で-』、そして2011年の『ザ・マスター』で3度フィリップと共演している。司会のジェームズ・リプトンがフィリップの名前を出すと、エイミーは俳優を目指す学生である聴衆の方を向き、「あなたたち全員が彼と共演できればよかったのに」と語りかけ、「彼は素晴らしい人だったわ。とてもユニークで、人を見る目を持っていた。本当に相手を見抜くのよ。ただ眺めるだけじゃない」とフィリップについて語った。19日に放送された番組の収録はフィリップの急逝の3日後に行われた。「彼のことが大好きだったし、多くの人がそうだった」とふり返ったエイミーは「ごめんなさい。いまはこれ以上、何を話したらいいのか分からない」と悲しみを隠そうとしなかった。(text:Yuki Tominaga)
2014年02月24日