ルピシア(LUPICIA)は、“紅茶の日”を記念した限定ティー「エカテリーナ(EKATERINA)」を、2023年10月10日(火)から11月1日(水)までの期間、数量限定販売する。“紅茶の日”の逸話をイメージ、女帝との出会いを表現「エカテリーナ」は、11月1日の“紅茶の日”にまつわるエピソードにちなんだ紅茶。日本人として初めてロシア女帝エカテリーナ 2世に謁見した大黒屋光太夫と、彼を宮廷のお茶会に招いたエカテリーナ 2世の出会いがモチーフになっている。和紅茶にダージリン、ウバ、キー ムンをブレンドブレンドされているのは、和紅茶と世界三大銘茶であるダージリン、ウバ、キームン。甘みのあるエレガントな味わいで、ストレートで飲むのはもちろんミルクティーで楽しむのもおすすめだ。【詳細】ルピシア「エカテリーナ」〈期間・数量限定〉販売期間:2023年10月10日(火)~11月1日(水)展開店舗:全国のルピシア店舗・通信販売価格:ティーバッグ10個デザイン缶入 1,500円
2023年09月02日今回は歴史ドラマ『エカテリーナ』が日本で初めて放送されるということで特別にロシア大使館で行われた試写会&パーティに行ってきました。この高い塀の厳重な建物内に入れるのも貴重ですが、「王冠をかぶった娼婦」と呼ばれたロシア最強女帝、エカテリーナの生きざまがすごかった! 結婚後8年間は処女のままで、その後まさかの愛人300人。その裏にある寂しさ。現代女性に通じる男女の心の葛藤なども含めてエカテリーナという女性についてもご紹介しますね。会場はきらびやかなロシア大使館試写会は東京タワーからも近いロシア大使館です。煌びやかなシャンデリアがいくつも輝く広間では、ロシア料理がずらりと並び、パーティも開かれました。ロシア料理といえばビーツを使ったボルシチや餃子の形をしたパン、ピロシキが有名ですよね。エカテリーナはあの有名なエルミタージュ美術館の礎となる絵画や宝飾品の収集にも尽力した人物で、ドラマではイタリア、スペイン産の最高級の生地を使った美しい衣装をまとい登場します。また、宮殿内の豪華さも見どころのひとつ。大使館では、そんな圧倒される映像の世界を少し体験できた気がしました。エカテリーナってどんな人?さてここから、歴史ドラマ『エカテリーナ』を基に彼女を紹介していきます。ドラマではNHKドラマ『坂の上の雲』にも出演経験がある美人女優、マリーナ・アレクサンドロワがエカテリーナを演じています。エカテリーナ(写真)はロシアの女帝なのでロシア人かと思いきや、実はプロイセン(ドイツ)で育った貧しい貴族の娘でした。当時、彼女は、ロシアを支配する女帝・エリザヴェータの決断によりエリザヴェータの甥で、次期王位継承者の立場であるフョードロヴィチの后候補になり、はるばる、プロイセンからロシアに渡ったのです。14歳という若さでロシア宮廷入りしたエカテリーナですが、まるで日本の大奥のような恐ろしい場所にも物怖じせず、持ち前の野心家を活かしてロシア語、歴史、宗教を学び、賢さを活かして全ての実権を握るエリザヴェータに気に入られようとします。そしてもちろん、女帝エリザヴェータに反抗できず、言われるがままのおぼっちゃま、フョードロヴィチ(写真の男性)の気も引こうと試みます。そして見事、16歳で彼の皇后となったのです。実際は、エカテリーナはドイツにいた幼少期に母から「お前はブサイクだ」といわれて育ったのだそう。それでも、エカテリーナは知性の力で内側から美しくなろうと懸命に勉強したそうです。そこで折れないからすごいですよね!ちなみに存在感もすごいフョードロヴィチの叔母である女帝エリザヴェータ(写真の女性)は、歴史上でロシア最高の美人といわれ、オシャレで有名だったそうです。なんと1日に5回もドレスを変え、トータルで2万着のドレスを持っていたといわれています!愛人の数は300人?せっかく結婚したものの、兵隊ごっこなどが好きで子供っぽさが抜けない「ザ・おぼっちゃま」の夫、フョードロヴィチが性機能障害だったため、8年間子供ができず、エカテリーナはそれまで処女だったといわれています。そこで登場するのがやっぱり、女帝エリザヴェータ! 世継ぎを望んでいたため、イケメンのサルゲイ・サルトゥイコフを送り込み、エカテリーナと愛人の仲にさせます。そこで愛される女の喜びを知ったエカテリーナは覚醒し、次々と愛人を作るようになってしまいます。ただ、エカテリーナも寂しかったんでしょう。というのも、最初の愛人、サルトゥイコフとの間にできた第一子(男の子)は独身で子供がいない女帝エリザヴェータに取られ、夫のフョードロヴィチとは結婚できたものの、反りは合わず愛されないままだったといいます。そんな寂しさもあり「王冠をかぶった娼婦」とも呼ばれ、300人もの愛人を作ってしまったのかもしれません。ただ、女帝エリザヴェータの死後、即位した夫フョードロヴィチの統治が至らず、国民のクーデターによりエカテリーナは、エカテリーナ2世として王位を継承します。その後、彼女は歴代のロシア皇帝のなかで最長在位を誇り、最も領土を拡大するという輝かしい功績を残し、国のためにお役目をしっかり果たしました。また、最も愛し心許したひとりの男性をのぞき、愛人には一切、政治に口出しをさせなかった強く、逞しい女性でもあります。現代の女性にも通じる男女の関係が見える女帝エカテリーナ2世の夫であるフョードロヴィチですが、あまりにもできすぎた奥さんエカテリーナにたじろぎ、劣等感を覚え、最終的には美しいとはいえない容姿で性格もどうしようもない女性を愛したそうです。彼女の前では自分らしさをさらけ出すことができ、安心感や居心地のよさを感じたともいわれています。結局、頭がよくて美しい女性だからこそ好かれるとは限らないという点は現代の女性にも通じることかもしれませんね。日本でも女性が社会で活躍すると結婚しずらくなる? 旦那さんの居心地も悪くなる?そんな現代社会の女性が感じるジレンマや悩みとも重ね合わせるとおもしろいかもしれません。世界20カ国で放送されるなど人気ドラマとなっている男女の愛、権力、憎しみなど波瀾万丈な人生を描いたドラマ『エカテリーナ』ですが遂に日本でも2/19(月)〜から放送開始です。気になる方はチェックしてみて下さいね。Information『エカテリーナ』スカパー・チャンネル銀河にて2/19(月)スタート月〜金深夜0:00〜
2018年02月19日「強い女」はモテない…、そんなイメージはありませんか?でも、まわりを見てみると、仕事ができて性格も良い「いい男」ほど、自立した「強い女」と恋愛しているなんてことも。ロシア史上最強の女帝と言われるエカテリーナ2世もそんな「強い女」の一人です。彼女の生涯を描いた歴史ドラマ『エカテリーナ』が2月19日から放送されます。そこで今回は、ドラマの見どころと、放送に先立って開催された記念イベントのレポートをご紹介!■最強女帝・エカテリーナ2世って?ロシアの女帝と言われても、日本人にはあまりなじみがないのでピンと来ないかもしれません。まずは、歴史上人物としてのエカテリーナ2世についてご紹介します。エカテリーナは、1729年にドイツ貴族の娘フレデリーケとして生まれました。貧しい貴族の家系でしたが、持ち前の知性と勤勉さを当時の女帝エリザヴェータに見込まれ、彼女の甥で次期王位継承者のフョードロヴィチの妃になります。エリザヴェータの死後、フョードロヴィチはピョートル3世としてロシア皇帝に即位しますが、近衛連隊のクーデターにより廃位させられ、妻のエカテリーナがエカテリーナ2世として皇帝の座につきます。夫を廃位させ自ら女帝となったので「夫殺しの王位簒奪者」などと呼ばれることもありますが、彼女が周囲から女帝として担ぎ上げられたのは、彼女が優秀だったからに他なりません。彼女は歴代ロシア皇帝の中で最長在位を誇り、最も領土を拡大するという輝かしい功績を残す名君とも言われています。まさに規格外の「強い女」ですね!ときには軍服姿を披露することも…!■数々の男に愛された女帝…そんなエカテリーナの気になる恋愛遍歴はと言うと…◎結婚後8年間、処女のまま夫ピョートル3世との結婚生活は冷え切ったもので、愛のない夫の態度と性機能不全のため8年の禁欲生活を余儀なくされました。◎愛人の数は300人!?禁欲生活ののち、エカテリーナは世継ぎを作るために愛人を作りました。それからは愛人が途切れることなく、その数は300人なんて噂もささやかれています。◎強い女に引き寄せられる男たちエカテリーナを取り巻く男たちもやはり魅力的で、有能な軍人でエカテリーナが即位するきっかけとなったクーデターで活躍したグリゴリー・オルロフ。彼女が生涯最も愛した男グリゴリー・ポチョムキンも有能な軍人・政治家としてエカテリーナを助けました。■「強すぎる女」の弱い一面に共感…2月15日に、ロシア大使館で漫画家・池田理代子さんのトークショーが開催されました。『ベルサイユのばら』で知られる池田さんですが、『女帝エカテリーナ』でもロシアの歴史や文化を積極的に学び作品作りに生かしているそうです。池田さんによると、エカテリーナは一般の女性とはかけ離れた「強すぎる女」のように見えますが、実は女性として共感できる部分もあるとのこと。池田さんが共感したポイントは…◎母親にブサイクと言われ知性を磨くエカテリーナは、母親に「あなたはブサイクだから知性の力で美しくなりなさい」と言われ、自分の知性を磨くため勉学に励んでいたそうです。最強女帝と言われる人でもコンプレックスを持っていたと知ると、親近感が湧いてきますね。◎強すぎる女の弱い一面…「これでもう、この広大なロシアをひとりで治めなくていいんだ。」エカテリーナは最愛の人ポチョムキンと出会った時にこんな言葉を残しているそう。強すぎる女が見せるふとした弱さに共感しちゃいますね。ロシア大使館の様子も少しだけご紹介…トークショーの後は、シャンデリアがきらめく大広間で立食パーティ。ピロシキやボルシチなどロシア料理が振る舞われました。豪華な雰囲気は『エカテリーナ』の世界観そのもの!「強い女」エカテリーナと「いい男」たちの華麗なる恋愛模様を楽しみたい。そう思ったあなたは、ぜひこのドラマをチェックしてください!そこには、あなたの恋愛にも役立つヒントが隠れているかも。池田さんのマンガと併せてチェックしても楽しめそう!エカテリーナ【STORY】歴代のロシア皇帝の中で最長在位を誇り、最も領土を拡大するという輝かしい功績を残した最強の女帝・エカテリーナ2世。しかし一方で、多くの愛人が存在し、夫の死後、皇位に就いたため「王冠をかぶった娼婦」、「夫殺しの王位簒奪者」とも呼ばれる。そんな彼女の波乱に満ちた生涯を、豪華絢爛なロマノフ王朝に潜む愛欲と権勢、策謀とともに描いた歴史ドラマ。放送日時:2月19日(月)スタート(月~金)深夜0:00~深夜1:00制作:2014年(Season1)、2016年(Season2)/ロシア/全22話/字幕出演:マリーナ・アレクサンドロワ(エカテリーナ)、アレクサンドル・ヤツェンコ(フョードロヴィチ)ほか詳しくはこちら>>>チャンネル銀河(C)RUSSIA TELEVISION AND RADIO
2018年02月19日