外出中のヒヤリハット。それは、子育てをしていれば…というか、生きていれば、誰にでも経験があると思います。今回は子ども二人とのお出かけ中に、思わぬ事故に巻き込まれそうになった話です。■スロープ式のエスカレーターで…わが家の子どもたちはお出かけが大好き。同じくお出かけが大好きな母なので、夫の休日出勤時にも遠出をすることがよくあります。この日も、車で2時間近くかかる場所のショッピングセンターへと、三人でやってきました。この場所は、私は一度来たことがあるものの、子どもたちは初めて。うれしそうにさまざまなお店を見て回りました。そのショッピングセンターのエスカレーターはスロープ式。オートスロープと呼ばれるもので、ショッピングカートのまま階層の移動ができるという、とても便利なものです。子ども向け施設の多いこのショッピングセンターでは子連れ客も多く、ベビーカーもよく見かけます。よく考えられているな~と感動しながら、私たちもオートスロープへ。目の前には子ども二人が乗ることができる大きなベビーカーを押すお母さんと、子どもを抱いたお父さんが乗っていました。私は息子の手をつなぎ、私の後ろには娘。次はどこにいく~? なんて話しながら、のんびりと次の階へ降りようとしていた、そのとき…。ガタガタガタッ!!お母さんの様子がおかしい。ベビーカーがスロープの降り口に引っかかっている…!? ■スロープ出口にベビーカーが!!しかし、スロープは止まりません。私は息子と娘の手を引き、急いで後ろへと走ります。まずい! このままじゃぶつかる…!!ベビーカーを引き上げるのを手伝おうにも、こちらからは何もできません。「ヤバイ!」「ベビーカーが!」そんなざわつきが巻き起こる中、私は必死に子どもを引っ張り、押し上げ、逆行して逃げました。幸いにも私たちの後方にはしばらくお客さんがおらず、距離を取ることができ、その間になんとかベビーカーも地上へと降り立っていました。「あ、あぶなかった…」「びっくりした~」子どもたちも突然のことにびっくり。なんとか無事フロアに到達し、一安心していると…。「何してんだよ!!」そのベビーカーの前にいたお父さんが、真っ先にお母さんを怒鳴り散らしていました。「(え…ええ…!? 大丈夫か? とかじゃなくて…?)」私も必死だったけど、ベビーカーを押していたお母さんだって、怖くて、必死だったはず…。そのお母さんを気遣う言葉ひとつもなく、怒鳴り始めたお父さん。突然の出来事にドキドキする私たちの一方で、今にもケンカが始まりそうなご家族。私はそのような状況のなか、声をかける勇気も余裕もなく、意外とケロッとしている子どもたちに手を引かれ、立ち去ることになってしまったのですが…。ショッピングカートのまま乗れる! と銘打ったオートスロープでも起きてしまったヒヤリハット。しかし、このオートスロープ。ショッピングカートのまま乗ることはできても、“持ち込まれたベビーカーは危険があるので乗せないでくれ”という注意書きがしっかりとされていました。エレベーターを使うとなると距離があったり、待ち時間が長かったり…いろいろと不便はあると思いますが、やはり、何物も命には代えられません。ベビーカーもあのまま引っかかっていたら大変なことになっていたと思いますし、もし混雑時で逃げ場がなければ、私たちも巻き込まれてケガをしていた可能性があります。私たちだけでなく、将棋倒しでたくさんの人が巻き込まれていたかもしれません。やはり、注意書きにはすべて意味がある! という気持ちで、しっかり確認することが大切だと実感しました。また、ベビーカーを卒業した私たち家族も、何かがあったときのために前後の人と少し距離をもって乗ることを普段から心がけていこうと思いました。そして何より、ベビーカーの方がエレベーターを迷いなく選択できるように、譲ったり、手助けしたり…そういうことを、周囲の私たちが続けていくことも大切だと感じました。
2024年03月27日皆さんは、信じられない事故に巻き込まれた経験はありますか?今回は「エスカレーターで落下してきた男性」にまつわる物語とその感想を紹介します。イラスト:エトラちゃんは見た!男性が上から…ある日、デパートで買い物をしていた主人公。エスカレーターに乗り、財布を広げていました。すると上から男性が落下してきて、ぶつかってしまい…。男性と一緒に、エスカレーターの下まで落ちてしまったのです。主人公が男性に声をかけると、男性は「お前が受け止めればこんなことにならなかった!」と逆ギレ。そして散らばった主人公の免許証を見て「名前覚えたからな!」と捨て台詞を吐いて去っていったのでした。翌日、主人公の自宅に弁護士から手紙が届きます。困惑した主人公は、すぐに記載されている弁護士に連絡をして…。手紙について出典:エトラちゃんは見た!そこには主人公に損害賠償を請求すると書かれていたため、主人公は驚愕。しかし弁護士は「あのときあなたが支えていれば、事故にならなかった」と信じられない発言をしたのでした。読者の感想エスカレーターの上から人が落ちてくるなんて、かなり危険ですね…。わけのわからない理由で損害賠償を請求され、主人公がかわいそうだと感じました。(40代/女性)突然人が落ちてきてぶつかられてしまったのにもかかわらず、賠償金を請求されるだなんて驚きました。弁護士も、男性の言い分を鵜呑みにしてしまっているのですね。(30代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(愛カツ編集部)
2024年02月22日皆さんは、不慮の事故に巻き込まれた経験はありますか?今回は「エスカレーターで突然人が降ってきた話」とその感想を紹介します。イラスト:エトラちゃんは見た!仕事終わりにある日、仕事終わりにデパートに寄った主人公。目当ての総菜を購入し、考えごとをしながらエスカレーターに乗っていると…。突然「わぁああ!?」と大声がして、上から男性が降ってきたのです。いきなりのことでどうすることもできず、そのままぶつかってしまった主人公。倒れている男性に、主人公は「大丈夫ですか?」と声をかけますが…。言いがかりをつける男性出典:エトラちゃんは見た!なんと「テメェが受け止めればこんなことにはならなかったのによ…」と、主人公を怒鳴りつけてきた男性。まさかの言いがかりに絶句してしまう主人公なのでした。読者の感想ぶつかってきたのは男性側なのに、主人公のせいにする男性に腹が立ちました。理不尽に怒鳴られてしまった主人公が気の毒です。(30代/女性)エスカレーターに乗っていて上から男性が降ってきた、誰だって受け止められるはずがありません。大きなケガにならなくてよかったですが、男性の言いがかりには驚きました。(50代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(愛カツ編集部)
2024年01月26日○一般社団法人京都府理学療法士会がポスターデザインを監修 ○京都市交通局、阪急電鉄株式会社と合同でエスカレーター利用時のマナー啓発を実施京阪電気鉄道株式会社(本社:大阪市中央区、社長:平川 良浩)では、一般社団法人京都府理学療法士会(以下、京都府理学療法士会)、京都市交通局、阪急電鉄株式会社(以下、阪急電鉄)と連携し、2024年2月1日(木)~6月30日(日)に、お客さまへのエスカレーター利用時のマナー啓発を目的として、「エスカレーターは歩かないで」をテーマとしたポスターを京都府下の主要駅に掲出します。エスカレーターのご利用にあたっては、お客さまがご自身でバランスを崩して転倒されたり、駆け上がったり駆け下りたりする際に他のお客さまと衝突し転倒させるなどの事象が発生しています。また、エスカレーターで歩行用に片側を空ける習慣は、左右いずれかの手すりにしかつかまることのできないお客さまにとって危険な事故に繋がる場合もあります。このような状況に鑑み、当社ではエスカレーターは立ち止まってご利用いただくよう、様々な啓発活動を実施してきました。今回、当社は京都府理学療法士会と京都市交通局が合同で実施しているマナーアップキャンペーンの趣旨に賛同し、新たに当社と阪急電鉄を加えた4者でエスカレーター利用時のマナー啓発を実施することにしました。本取り組みを通じて、より多くのお客さまに安心してエスカレーターをご利用いただけるよう、呼びかけを行うとともに、駅を安全安心にご利用いただける環境づくりに努めます。詳細は次ページのとおりです。ポスターデザイン(例)「エスカレーターは歩かないで」 をテーマとしたマナーポスターについて1.目的エスカレーター利用時は「2列に並んで歩かずご利用していただく」啓発を実施し、事故防止と安全確保に努める。2.掲出期間2024年2月1日(木)~6月30日(日)3.掲出場所京都府下主要駅の駅構内(淀、中書島、丹波橋、七条、清水五条、祇園四条、三条、神宮丸太町、出町柳、宇治)※全5種類のキャッチコピーの異なるポスター(デザインは同じ)を一か月ごとに交換で掲出します。4.キャッチコピー①実はひとり止まると、みんな止まれる。②その「気づかい」、「気まずい」になっているかも。③大阪、右側。東京、左側。これから、両側。④エレベーター、遠いなぁ。(エスカレーターを必要とする方の声です)⑤ってことは、並んで手つなげちゃう。※マナーポスターは、京都府理学療法士会に設置された「エスカレーターマナーアップ推進委員会」において作成されたもの。同委員会において、コピーライターの池端宏介氏をワークショップの講師として招き、京都芸術大学の授業において、在学中の学生向けに「キャッチコピーづくりワークショップ」を開催し、キャッチコピーを考案。5種類のポスターが作成されました。※啓発活動として、2月1日以降に京阪本線の主要駅でポケットティッシュの配布を行います以 上 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年01月25日今回は、物語をもとにしたクイズを紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。イラスト:エトラちゃんは見た!エスカレーターから男性が落ちてきた話デパートで買い物をした主人公はエスカレーターに乗っていました。すると上のほうから男性が落ちてきて主人公とぶつかってしまいます。男性はケガをしたようで「お前が受け止めればこんなことにならなかった」と言ってきました。主人公は「ケガしたのは私のせい!?」と驚きます。男性は「覚えてやがれよ」と言ってその場を去りました。その後、病院に行った主人公は全治2ヶ月の捻挫と診断されます。数日後、主人公のもとに1通の手紙が届きました。手紙が届く出典:エトラちゃんは見た!驚く主人公出典:エトラちゃんは見た!ここでクイズ後日、主人公のもとに届いた手紙の内容はどんなものだったでしょう?ヒント!それを見た主人公はまったく納得できませんでした。損害賠償の請求出典:エトラちゃんは見た!正解は…正解は「損害賠償を請求される内容だった」でした。納得がいかなかった主人公はすぐに友人の弁護士に相談。詳しく調べてみると、損害賠償の請求が詐欺だったと発覚します。そして主人公は自分を騙そうとした相手を懲らしめることを決意したのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(愛カツ編集部)
2024年01月19日子どもたちと家族で週末に大型商業施設へ行き、施設内の上の階に向かうエスカレーターに乗ったときのことです。ふと上を見ると、降り口あたりにやっと歩けるようになったようなよちよち歩きの1歳くらいの子どもの姿が……!?とっさに駆け上がって抱っこしたところ……!? 目が合った子どもの母親らしき人が…状況が分からないものの気になったので、目をこらしながらエスカレーターを登って行くと、今にも転びそうによちよちと歩く子どもが……!「転がり落ちてきそう!!」という恐怖をおぼえ、思わず駆け上がり急いで子どもを抱っこ! 辺りを見回しても親らしき人は見当たらず、エスカレーター付近の洋服屋さんにいる、夫婦と目が合ったと思ったその瞬間! 女性がこちらを睨みながら先ほど救出した子の名前を呼び、抱っこしていたその子を取り返すように抱っこしてきて……「何なんですか?!」と私に言い放ったのです。女性は子どもの母親だったので状況を説明しましたが、「目を離した隙に歩いて行ったんだろう」と言うだけで、お礼もなく去っていきました。その態度には同じ親として信じられない気持ちになりましたが、何もなくてよかった、と思い直しその場を後にしました。小さい子どもにとってはたくさんの危険があると再確認させられるヒヤリとした出来事でした。 作画/きりぷち著者:すずきはまこ
2023年11月25日・たまに覚醒した表情の人がいて笑った。・途中の変顔、なんやねん…!なんで顔芸しとんねん!・めっちゃ行きたい。散歩した場所の撮影をしている、有紀(yukiisgoing)さんがTikTokに投稿した動画に、そんな声が上がっています。有紀さんが訪れたのは、大阪府大阪市にある、回転寿司『スシロー』の難波アムザ店。店へと向かう途中、エスカレーターがあるのですが…人々が噴き出した動画2本を、続けてご覧ください!@yukiisgoing スシロー難波アムザ店のエスカレーターしんどいから見に行ってみて!#スシローを救いたい #スシロー#スシローしか勝たん ♬ 閃光 - [Alexandros] @yukiisgoing スシロー難波アムザ店のやばいエスカレーター#スシロー#回転寿司#大阪グルメ ♬ 閃光 - [Alexandros]エスカレーターに乗った客を、「いらっしゃいませ」「スシローへようこそ」の文字がお出迎え。続いて、お辞儀をしていた従業員が徐々に身を起こし、満面の笑顔を客に向けるではありませんか!また、デッキカバー部分には皿と寿司がたくさん並んでおり、まるで回転寿司のレーンを眺めているかのよう。そんなデザインに両脇を挟まれたら、きっと大半の人が笑わずにはいられないことでしょう。なぜこのようなデザインになったのか、スシローのPRを担当している株式会社FOOD & LIFE COMPANIESに問い合わせたところ、次の回答がありました。スシローの難波アムザ店は、外国人のお客様も多いため、大阪らしく、ユーモアのあるおもてなしの広告を目指しました。エスカレーターの動きに合わせ、「いらっしゃいませ」とおもてなしする、お辞儀の連続写真を配置し、一連の動作を表現しています。また、足元のデッキカバーを回転寿司に見立て、空腹を刺激する、お寿司のメニュー広告にもなっております。「来店いただく合間も、スシローらしい、楽しい体験を提供できれば」という思いで、制作させていただきました。インパクトが絶大なエスカレーターのデザイン。意図の通り、あふれ出るユーモアが、訪れる客の心をとらえ続けているようです![文・構成/grape編集部]
2023年03月23日今年1月に起きた、エスカレーターの乗り方をめぐるトラブルで、80代の男性が投げ飛ばされるなどして重傷を負ったJR秋葉原駅での事件。逃走していた61歳の自称会社役員の男が11月30日に傷害容疑で逮捕されたことが報じられた。各メディアによると、容疑者の男が、エスカレーターの真ん中に立っていた被害者の男性に「邪魔、邪魔だよ」と告げると、「エスカレーターは歩いて降りるものではない」と注意され逆ギレ。口論となり暴行を加えたという。急いでいる人のために片側をあけることが“暗黙のルール”となっているエスカレーター。しかし近年、“エスカレーターは立ち止まって乗る”という本来の乗り方へ回帰する動きも高まっている。昨年10月に埼玉県はエスカレーターを利用する際は立ち止まるよう義務づける条例を施行。立ち止まらないことに対する罰則はないが、駅や小売店などの管理事業者はこのことを周知することが求められている。さらに、今年11月にも、名古屋市もエスカレーターを立ち止まって利用することを義務化する条例を来年制定予定であることが報じられたのだ。“歩いて乗るのは危ない”そんな認識が広まりつつあるようだが、その一方で認識の差から冒頭の事件のようなトラブルも起こってしまっている。実際の利用者はどのような感覚を持っているのだろうか。WEB女性自身とYahoo!ニュースは、’22年10月に男女2000人を対象として、エスカレーターの乗り方に関する共同アンケートを実施した。■エスカレーターを歩くのは“仕方ない”が約7割まず、エスカレーターを歩くことに対して、世間はどのような印象を抱いているのか。「エスカレーターに歩いて乗るのは仕方ないことだと思うか?」という質問に対して、「思わない」が31.2%、「思う」が68.9%という結果に。「仕方ない」との認識が根強い一方、3割もの人が厳しくとらえていることも明らかになった。「仕方ないことだと思わない」と回答した人からは、“危ない”“急いでいるなら階段を使って”との指摘が相次いだ。一方「仕方ないと思う」と回答した人々からは、“悪いと思っていてもやってしまう”という声や、“階段がない”など動線の欠陥を訴える声が寄せられた。《歩くのは危険と頭ではわかっているが、急いでいるとついやってしまうし体に染みついてしまっているから…》《本当はいけないことでしょうが、電車に乗り遅れると思うとみんな行なってしまうと思う》《エスカレーターのほかに階段がないから急ぐ時はエスカレーターでも歩かないといけない》また、急いでいる際に階段があってもエスカレーターを歩くのは、“階段よりエスカレーターを歩いたほうが早い”ことが一因となっているようだ。「階段を使うよりもエスカレーターを歩いた方が早いから」「階段よりもエレベーターの方が段差の数が少ないので、急いでいるとき、時間に余裕がないときは歩いてしまいます…」実際に、「エスカレーターを立ち止まらずに歩いて利用することはありますか?」という質問に対しては「たまに」が58.9%、「毎回」の8.1%と合わせると67%が「歩く」という結果に。おおむね「仕方ないと思うかどうか」の結果とほぼ一致する形となった。歩いて利用する理由についても“急いでいるから”が多数を占めた。■3割の人がヒヤッと「自分の服に相手のキーホルダーがひっかかった」しかし、このような“ついつい”やってしまうエスカレーターの歩行のせいで、危険な目にあったという人も。「エスカレーターを歩く人にヒヤッとしたことはありますか?」という設問に対しては、32.3%が「ある」と回答。ぶつかられたなどのほか、歩いている人が転倒したり、足を踏み外したところに巻き込まれたりすることも危惧されている。「昇ってきた人が背負っていたバックパックにあたりそうになった」「ぶつかられてエスカレータ上段から下段へと転落したことがあったから」「子どもが小さい頃にエスカレーターに手を繋いで乗っていた時に横をすり抜けられた時は本当に怖かったです」「自分の服に相手のキーホルダーみたいなものが引っかかってしまったことがある」「歩きスマホをしながらエスカレーターを降りていた人が、エスカレーターを踏み外したのを見たことがある」その一方、前の質問で「歩いて利用することがある」と回答した人たちの75%はこのような経験が「ない」と回答。実際に利用するかどうかの判断には、このような経験の有無が関連している可能性がありそうだ。■中央に乗る人は“周りが見えていない人”と思われる現実…ここまではなぜ歩くのかというところに注目してきたが、逆に、「歩けるよう片側をあける」人の心理はどのようなものなのか?「ふだん、エスカレーターに乗る際に片側をあけるか?」という問いに対しては、94.6%が「あける」と回答している。その理由についても「急いでいる人のためにあける」「マナー」などとする人が多数を占めた。さらに、片側を開けないことで生じる“デメリット”も大きいようだ。《開けておかないとぶつかってくる人がいる》《空けずに乗っていたら、怒られたことかあるから》《本当は、開けたく無いが他の人達の視線が怖いから》実際に「エスカレーターで片側をあけず、中央に乗る人のことをどう思いますか?」という質問に対しては《本来は中央に乗るのものだと思うので良いと思う》《片側を開けることはルールではないので中央に乗っていても特に何とも思わない》など「よい」と肯定的に受け止める人は26%のみ。過半数を占めたのは「よくない」の58.5%で、“マナーを守れない人”“周りが見えていない人”だと感じるという声が多く寄せられた。確かにこれでは中央に立つことを躊躇するのは当然かもしれない。《マナー違反だから》《邪魔になる。非常識の人と思われる》《急いでいる人の邪魔になると思います》《みんなが止まって乗った方が効率よく人を運搬できる事は知っているのですが、現状の日本のエスカレーター使用事情で、その様な乗り方をする人は周りの状況が見えていない人だなと思ってしまいます》《ルール化されて、歩く人が無くなれば『良い』が、歩く人がいる間はじゃまになるので『よくない』》今回のアンケート結果では、まだまだ片側を開けるべきという風潮が根強いことがわかった。一方で、3割の人がエスカレーターの歩行に対して抵抗を持っていることも明らかに。「歩かない」ことによる利用者の”衝突”を避けるためには、施設側や自治体などによる“ルール”の明示が求められるのではないだろうか。
2022年12月07日野生化したエスカレーターの写真です。そんなひと言を添えて、Twitterを更新したのは、主に廃墟を撮影する写真家のtoshibo(@JIYUKENKYU_jp)さん。撮影されたのは、とある廃施設のエスカレーターです。「ゲームの世界」「未来の地球」などの声が上がった1枚をご覧ください!野生化したエスカレーターの写真です。 pic.twitter.com/9Z1LLd0hNc — toshibo|廃墟と写真 (@JIYUKENKYU_jp) June 6, 2022 放置されたエスカレーターにツタが伸び、周囲にも雑草が生い茂っています。舗装されているであろう地面を突き破って繁殖している植物に、自然の強さを感じますね。薄暗い雰囲気も相まって、幻想的で不思議な魅力を感じる1枚です!写真は拡散され、多くの『いいね』とコメントが寄せられました。・こういう荒廃した雰囲気の場所好きです!神秘的ですよね…。・ここにもかつては人々の繁栄があったんだろうなぁ。・廃墟の写真が大好きだからテンション上がり過ぎた。最高!まるで人類が滅んだあとの地球を写したかのような廃墟の写真。日本にもこのような場所があると思うと、ワクワクしますね![文・構成/grape編集部]
2022年06月08日エスカレーターは、ショッピングセンターや駅などの施設内の移動に大変便利な設備です。ほとんどの場合、エレベーターよりも設置場所が多く、待ち時間が短いことが魅力と言えるでしょう。しかし、ベビーカーでの利用は「正しい乗り方をしないと危険な状況が起こり、死亡または重傷を受ける可能性があるもの」として“禁止”行為になっています。それはエスカレーター特有の理由によって、危険性が高まるためなのです。 ベビーカーが関連したエスカレーターの事故事例ベビーカーでエスカレーターを利用することは、大変危険な行為です。もちろんエスカレーターの乗り口付近にも注意書きが必ずあります。しかしながら消費者庁には、ベビーカーに子どもを乗せたままエスカレーターを利用したことによる事故情報が寄せられています。実際の事故例を見てみましょう。 子ども安全メール from 消費者庁から引用 当事者以外にも危害が及ぶ可能性がある!ベビーカー使用時のエスカレーターの利用は、ベビーカーに乗せた子どもやその保護者が怪我をするだけではなく周囲の人にも危害が及ぶ可能性があり、非常に危険な行為です。消費者庁にも、以下のようなケースが報告されています。 子ども安全メール from 消費者庁から引用 エスカレーターには作動時の危険を防止するために、非常停止させる安全装置が設置されています。上記のケースでは、エスカレーターの乗降口に異物が挟まることで作動する安全装置が異常を検出し、緊急停止したと考えられます。 エスカレーターではベビーカーを使用しない!ベビーカーのエスカレーターへの乗り入れは非常に危険です。タイヤがうまく乗らずにバランスを崩すと、ベビーカーの重さを支えきれずに転倒する恐れがあります。エスカレーターを利用する場合にはベビーカーを折りたたみ、子どもは抱っこします。ベビーカーに子どもではなく荷物を載せている場合も転倒の可能性があるので危険です。ましてやベビーカーに子どもを乗せたままの利用は言語道断! ベビーカーで移動する場合は、エレベーターなどを利用しましょう。エレベーターがない場合には、駅員さんや店員さんなどに補助してもらえることもあります。無理せず、声をかけてみてください。 ベビーカーでのエスカレーター利用はわが子のみならず、周囲の人をも危険にさらすことがあり大変危険な行為です。絶対にやめましょう! 少し面倒でもエレベーターを利用したり、店員さんなどに声をかけたりするなど、危険回避の行動を心がけてくださいね。 <参考>子ども安全メール from 消費者庁「Vol.412ベビーカーに子どもを乗せたままエスカレーターを利用しないで!」 監修/助産師REIKO
2021年08月04日2021年1月、東京都板橋区にあるイオン板橋ショッピングセンターにいた男性グループが、下りのエスカレーターの乗り口からショッピングカートをわざと落下させました。男性らは、動画投稿アプリ『TikTok』にその一部始終をとらえた動画を自ら公開。『おふざけ』を超えた常識のない行為に、ネットからは非難の声が続出しました。後日、イオン株式会社はウェブサイトに謝罪文を掲載し、今後は警備を強化することを明かしています。客がエスカレーターからカートをわざと落下イオンの謝罪に「謝る必要はない」「むしろ被害者」『ショッピングカート落下』の少年らが書類送検へ同年2月25日、警視庁は高校生の少年を暴行の疑いで書類送検。同じく、現場にいた無職の少年を軽犯罪法違反の疑いで書類送検しました。産経ニュースによると、少年はどちらも17歳。動画の拡散後、無職の少年が商業施設側に名乗り出たといいます。今回の事件について、少年らは「友人と遊んでいて気分が高まり、勢いでカートを落としてしまった。反省している」と容疑を認めているとのことです。エスカレーターには何人もの客が乗っていました。少年らが落としたショッピングカートは、エスカレーターを利用していた40代女性に接触していたそうです。ショッピングカートのように重量のある物を高い場所から落下させたら、最悪の場合は誰かが命を落としていた可能性もあるでしょう。少年らの書類送検が報じられると、ネットからはいろいろな意見が上がりました。・ノリで人の命を奪うところだったんだぞ…。しっかりと反省してほしい。・動画を見たけど本当に怖かった。自分だったら、足をケガしているので避けられない…。・やっぱり送検されたか。「まだ名乗り出ただけえらい」と思ってしまった。残念なことに、『ちょっとしたおふざけ』のつもりで人生を破滅させる人は少なくありません。また、その『おふざけ』によって被害を受ける人も存在します。その時のノリで行動する前に、冷静になって考えてみてほしいですね。[文・構成/grape編集部]
2021年02月25日エスカレーターは、ショッピングセンターや駅などの施設内の移動に大変便利な設備です。ほとんどの場合、エレベーターよりも設置場所が多く、待ち時間が短いことが魅力と言えるでしょう。しかし、ベビーカーでの利用は「正しい乗り方をしないと危険な状況が起こり、死亡または重傷を受ける可能性があるもの」として“禁止”行為になっています。それはエスカレーター特有の理由によって、危険性が高まるためなのです。 ベビーカーが関連したエスカレーターの事故事例ベビーカーでエスカレーターを利用することは、大変危険な行為です。もちろんエスカレーターの乗り口付近にも注意書きが必ずあります。しかしながら消費者庁には、ベビーカーに子どもを乗せたままエスカレーターを利用したことによる事故情報が寄せられています。実際の事故例を見てみましょう。 子ども安全メール from 消費者庁から引用 当事者以外にも危害が及ぶ可能性がある!ベビーカー使用時のエスカレーターの利用は、ベビーカーに乗せた子どもやその保護者が怪我をするだけではなく周囲の人にも危害が及ぶ可能性があり、非常に危険な行為です。消費者庁にも、以下のようなケースが報告されています。 子ども安全メール from 消費者庁から引用 エスカレーターには作動時の危険を防止するために、非常停止させる安全装置が設置されています。上記のケースでは、エスカレーターの乗降口に異物が挟まることで作動する安全装置が異常を検出し、緊急停止したと考えられます。 エスカレーターではベビーカーを使用しない!ベビーカーのエスカレーターへの乗り入れは非常に危険です。タイヤがうまく乗らずにバランスを崩すと、ベビーカーの重さを支えきれずに転倒する恐れがあります。エスカレーターを利用する場合にはベビーカーを折りたたみ、子どもは抱っこします。ベビーカーに子どもではなく荷物を載せている場合も転倒の可能性があるので危険です。ましてやベビーカーに子どもを乗せたままの利用は言語道断! ベビーカーで移動する場合は、エレベーターなどを利用しましょう。エレベーターがない場合には、駅員さんや店員さんなどに補助してもらえることもあります。無理せず、声をかけてみてください。 ベビーカーでのエスカレーター利用はわが子のみならず、周囲の人をも危険にさらすことがあり大変危険な行為です。絶対にやめましょう! 少し面倒でもエレベーターを利用したり、店員さんなどに声をかけたりするなど、危険回避の行動を心がけてくださいね。 <参考>子ども安全メール from 消費者庁「Vol.412ベビーカーに子どもを乗せたままエスカレーターを利用しないで!」 監修/助産師REIKO
2020年08月27日恋人とデートに出かけた際、エスカレーターに乗る機会がありますよね。その際、どちらが先に乗ればいいか分からないという人は多いです。そこで、ここではエレベーターに乗る際に知っておきたいマナーを紹介します。女性は男性の上側にいるように乗るデート中に駅や飲食店やデパートなどを利用する際、エスカレーターを使うことがあるのではないでしょうか。その際、男女どちらが先に乗ればいいのか分からずに戸惑ってしまう方も少なくありません。どちらが先に乗ってもいいのではと思う人もいますが、実は乗る順序にはきちんとしたマナーがあるのです。基本的に、常に女性が男性の上側にいるのが正しいマナーといえます。つまり、上りのエスカレーターの場合は女性は最初に乗り、下りに乗る場合は女性は男性の後に乗ることになります。女性がエスカレーターに乗る際に常に男性の上側にいなければいけない理由は、女性が転倒した場合に男性が補助するという意味合いがあるからです。デートの際に、女性はお洒落のためにハイヒールなどかかとが高い靴をはいてくることが多いですよね。ただヒールはエスカレーターの溝にはまりやすいことから、バランスを崩して転倒しやすいです。その際に、男性がすぐに支えることができるように女性の下側にいるのがマナーになります。その他にも、男性が下側にいることで、女性のスカートの中を他人に覗かれるのを防ぐことができるという意味合いもあります。したがって、デート中にエスカレーターに乗る時は、女性は男性の上側に乗るようにしましょう。横並びはいけないデート中にエスカレーターを利用する際は、絶対に横並びで乗ってはいけません。ついつい会話が盛り上がっていると、無意識に横並びに乗ってしまうことはありますよね。しかし、エスカレーターは自分たち以外の人も利用するので、急いでいる人のために片側を開けておくのが常識といえます。横並びに並んでいると、急いでいる人がわざとぶつかってきたり、これ見よがしに悪態をつかれたりすることもあります。デート中に嫌な気持ちにならないためにも、必ず横並びはやめましょう。傘の持ち方に注意しようエスカレーターに乗る際は、傘を横向きに持たないようにしましょう。横向きに持っていると、傘が後ろに乗っている人の体にあたって迷惑をかけることになるからです。デート中にケガをさせてしまう恐れもあるので、必ず傘は縦に持つように心がけましょう。エレベーターに乗る際のマナーのまとめデートしている際に、カップル同士でエレベーターを使う機会は頻繁にありますよね。その際に、どちらが先に乗ればいいのか困ってしまうことは少なくありません。デートに出かけた際は参考にしてみてください。
2020年07月19日エスカレーターは、ショッピングセンターや駅などの施設内の移動に大変便利な設備です。ほとんどの場合、エレベーターよりも設置場所が多く、待ち時間が短いことが魅力といえるでしょう。しかし、ベビーカーでの利用は「正しい乗り方をしないと危険な状況が起こり、死亡または重傷を受ける可能性があるもの」として“禁止”行為になっています。それはエスカレーター特有の理由によって、危険性が高まるためなのです。 ベビーカーが関連したエスカレーターの事故事例ベビーカーでエスカレーターを利用することは、大変危険な行為です。もちろんエスカレーターの乗り口付近にも注意書きが必ずあります。しかしながら消費者庁には、ベビーカーに子どもを乗せたままエスカレーターを利用したことによる事故情報が寄せられています。実際の事故例を見てみましょう。 「ベビーカーに子どもを乗せたまま下りエスカレーターに乗ったところ、子どもが前に放り出され10~15段下に転落した。」(3歳)出典:子ども安全メール from 消費者庁 当事者以外にも危害が及ぶ可能性がある!ベビーカー使用時のエスカレーターの利用は、ベビーカーに乗せた子どもやその保護者が怪我をするだけではなく周囲の人にも危害が及ぶ可能性があり、非常に危険な行為です。消費者庁にも、以下のようなケースが報告されています。 「他の客のベビーカーが上りエスカレーターに引っかかり緊急停止したため、自分と子どもが前のめりになって首や背中を痛めた」(年齢不明)出典:子ども安全メール from 消費者庁 エスカレーターには作動時の危険を防止するために、非常停止させる安全装置が設置されています。上記のケースでは、エスカレーターの乗降口に異物が挟まることで作動する安全装置が異常を検出し、緊急停止したと考えられます。 エスカレーターではベビーカーを使用しない!ベビーカーのエスカレーターへの乗り入れは非常に危険です。タイヤがうまく乗らずにバランスを崩すと、ベビーカーの重さを支えきれずに転倒する恐れがあります。エスカレーターを利用する場合にはベビーカーを折りたたみ、子どもは抱っこします。ベビーカーに子どもではなく荷物を載せている場合も転倒の可能性があるので危険です。ましてやベビーカーに子どもを乗せたままの利用は言語道断! ベビーカーで移動する場合は、エレベーターなどを利用しましょう。エレベーターがない場合には、駅員さんや店員さんなどに補助してもらえることもあります。無理せず、声をかけてみてください。 ベビーカーでのエスカレーター利用はわが子のみならず、周囲の人をも危険にさらすことがあり大変危険な行為です。絶対にやめましょう! 少し面倒でもエレベーターを利用したり、店員さんなどに声をかけたりするなど、危険回避の行動を心がけてくださいね。 参考/子ども安全メール from 消費者庁
2019年05月01日秋から始まる小学校受験は、合格を目指して1年くらい前から準備している家庭が多いようです。なかでも国立附属小学校は、学費が私立に比べて安かったり、ほとんどかからなかったりする学校もあり人気があります。しかし、だれもが国立小学校を受験できるわけではありません。そんな、意外と知られていない、国立小学校の注意点をご紹介します。■「国立」なのに受験できない?国立附属小学校は各都道府県にあり、地方在住でも受験するチャンスはあります。おもに国立大学の教育学部の附属校として位置づけられていましたが、大学直属に編成されてきています。しかし、学区はエリアや通学時間によって学校ごとに決められていて、その範囲内に住んでいないと受験資格さえ得ることができないことになります。受験のために引っ越したり、子どもが生まれる前から将来を見据えて家を決めたりするママもいるほど。学区の考え方は、学校によって異なります。国立小学校の受験を考える場合は、まずは自宅が学区内にあるかの確認が必須となります。■受験に合格しても入学できない!?国立小学校にも受験があり、試験内容は行動観察や運動試験など、学校によってさまざま。受験前に傾向を知り対策する必要があります。しかし国立小学校と私立小学校の大きな違いは、基準をクリアする能力を身につけても合格できるとは限らないことにあります。なぜなら、公平を期すため国立小学校は抽選を導入する学校が多いから。抽選を突破した子だけが試験に進む学校もあれば、試験後に抽選を行う場合もあります。これに漏れたら、どんなに考査で合格しても、不合格と同じ結末になってしまいます。試験については塾などでも対策できますが、抽選ばかりは運頼み。このため、子どものがんばりを無駄にしたくないと考え、抽選がなく努力が反映されやすい私立校を選ぶママも少なくありません。私が子どものころにも、国立小学校には抽選がありました。わが家は学区内にあったので親は受験を考えたようです。しかし、父も母もくじ引きではティッシュなどの末等しか当たらないほどくじ運がなく…。これでは入学できるはずはないと、受験をあきらめたそうです。■受験番号が早いほうがいいってホント?小学校受験では、「受験番号が早いほうが有利」という説があります。私立校の場合は、その学校に入学したいという熱意を示すためといわれますが、国立の場合はどんな理由があるのでしょうか?国立小学校の場合、よくいわれることが、行動観察などをスムーズにクリアするため。そのため、できるだけ早い番号を確保しようと、親が朝早くから並ぶ光景が見られます。このウワサは本当なのでしょうか? 実際に子どもが小学校受験を経験したママたちの体験談を紹介します。●集団行動で巻き込まれないために「国立校は塾に通う子だけでなく、家が近いからと記念受験する子が少なくないと聞きました。記念受験の場合、受験対策として集団行動の練習をしていないお子さんがいるので、もし一緒のグループになってしまっうと、巻き込まれやすいと塾で教わりました。受験番号が早いほうが本気で受験を考えている家庭が多い傾向にあると言われ、本命ではなかったけど早起きして並びました」(41歳・小学校5年生のママ)●受験番号は月齢順「受付後に受験番号を月齢順に並び変える学校もあるそうで、そんなに気にしなくていいといわれました。それでも、やっぱり気になるので早く並びましたが、抽選に漏れたのでわが子は公立通いです」(40歳・小学3年生のママ)学校によって条件が異なるようですね。志望校の情報を早めに収集して、対策したいところです。■「附属」といってもエスカレーター式ではない大学の附属学校であるならエスカレーター式を期待するところですが、国立の場合はそうではありません。中学入学時はあらたに外部生が入ってくるため、全員が進学できない場合もあります。だから日々の勉強は、とても大事です。在学中に、子どもがほかの中学校に魅力を感じることがあるかもしれません。もし外部の学校を受験をする場合は、内部進学の権利が失われる学校もあるようです。また、附属高校を設けていない学校もあり、その場合は必然的に外部受験することに。志望校がどのような仕組みになっているのか、あらかじめチェックしておきましょう。■授業中に常にだれかにみられている?多くの国立小学校は、教育研究校として位置づけられています。そのため、先生が研修などで不在になる可能性も。また、教育実習や視察なども行われるため、常にだれかに見られている状態で授業を受けることが多いようです。国立小学校出身の知人に話を聞いたところ、「教室に知らない人がいることが多かった」とのこと。最初は気になったものの、次第に慣れてきたそうです。この人に見られた環境での授業は、慣れる子と慣れない子がでるかもしれませんが、えてして子どもは順応性が高いため、あまり問題にはならないかもしれません。ちなみに前述の知人いわく「公立の高校では見学者がいないので違和感があった」とのこと。また、新しい教育を実験する場でもあるので、最新の教育を受けるチャンスがあります。これはほかの学校ではなかなか体験できないことです。国立というだけでブランド化されている現状。お受験を挑戦してみたくなるかもしれません。しかし、それだけを判断材料にするのではなく、子どもの将来を考えたうえで検討したいものですね。
2017年08月12日駅やデパートなどでよく利用するエスカレーター。地域によって細かいマナーは異なりますが、基本的に「片側空け」が主流となっていますよね。片側が空いていると、とくに駅では電車に乗り遅れそうなときにとても助かります。しかし、時たま子どもと手をつないで横並びに乗っている人を見かけますね。「片側は急ぐ人用だから邪魔!」と言いたいところですが、実はエスカレーターって本来“歩行禁止”がマナー って知っていました?つまり、エスカレーターに横並びに乗っている親子の方が乗り方としては正しくて、電車に乗り遅れそうだからと走っている人の方が間違っているわけです。とはいえ、急いでいるときに目の前を塞がれているとやはりイライラするものですよね。そこで今回は、巷で繰り広げられている「エスカレーターに横並びで乗る親子ってあり?なし?」論争についてお話ししてきます。●横並び賛成派の意見『小さい子どもだと自分の前や後ろに立たせるのが大変。とくに下の子をおぶりながらだと十分に手が届かないことが多い。横並びが一番安全 』(34歳女性/1歳・3歳男児のママ)『そもそも「片側に寄らなければならない」なんてルールはないし、本来は歩行禁止がマナー。急いでいる人が足止めくらって舌打ちしても、こっちは悪いことしてないからシカトしてます。どうしても急ぐなら横の階段使えばいいのに』(28歳女性/2歳女児のママ)基本的に小さい子どもを育てているママは、横並びに賛成の人が多いようです。たしかに手すりに十分手が届かないような小さな子どもを連れている場合、縦に並ぶと転倒する恐れがあって危険ですよね。横並びだと手をつなげるので安心です。「マナー違反ではない」と胸を張って混雑時でも横並びで乗る人もいるようです。しかし、混雑時に横並びで乗ったことで、『無理矢理子どもをまたいで追い越された』(31歳女性/3歳男児のママ)という人や、『子どもがいようがお構いなしに登ってくる人がいて、危うく子どもが転倒しそうだった 』(25歳女性/2歳女児のママ)という人もおり、危ない目にあうことも少なくないようです。●横並び反対派の意見『デパートとかなら許せるけど、朝の混雑時に駅で横並びしている親子は正直イライラする。他人に迷惑かけていることが分からないのかな 』(41歳男性/中学1年生男児のパパ)『この前電車に乗り遅れそうでエスカレーター急いで登っていたら、横並びしている親子が道を塞いでた。「すみません!」とはっきり聞こえるように言うと、突然子どもが泣き出し、一緒にいたお母さんがものすごい形相で睨んできました。融通きかなすぎ。横並びしてる親子って大体こんな感じ』(34歳男性/子どもなし)主に職場への出勤に電車を利用している人からは反対の声が多く聞かれました。皆さん“歩行禁止が本当のマナー”ということは頭で分かっていても、日頃使っている分イライラが募っている人も少なくないようです。『横並びで乗ってもいいけど、せめて人が来たときは譲ってほしい』(38歳男性/小学3年生のパパ)という折衷案を出している人もいました。----------いかがでしたか?人口が密集している地域では“片側空け”が常識のようになっているところもありますが、基本的には“横並び”で乗ることが推奨されています。電車に乗り遅れそうなときに通路が塞がれているとイライラしてしまいがちですが、なるべく時間に余裕を持って行動したり、横の階段を使ったりしてギスギスした雰囲気を作らないようにしたいですね。●文/パピマミ編集部
2016年07月19日今や多くの商業施設や駅に設置されているエスカレーター。関東方面の人の多くは左側に立って、右側を優先追い越しにしているらしい。ところが、大阪人はその真逆を良しとしていて、右側に立ち左側を優先追い越しにしているのだ。これはいつから、またなぜ違いが生まれたのだろうか。実際にエスカレーターの前に立ってその様子を観察してみた。検証に出向いたのはビジネスマンや買い物客、旅行者が行きかう大阪駅。確認するまでもなく、ほとんどがエスカレーター右側に立っている。2人連れや3人連れも分かれて右側に立っている。そこで中年のサラリーマンに声をかけてみた。「え?エスカレーターが何?俺は右に乗るで、右!!」とだけ答えて足早に去って行った。これを大阪弁でいうと「いらち」。「いらち」とはせっかちのことで、この「いらち」っぷりは歩くスピードにも現れていて早い。国際交通安全学会が行った調査によると、大阪人の歩くスピードは秒速1.6メートルで日本一なのだという。次に声をかけてみたのは20代の女性。「利き手が右の人が多いからちゃうの?右に立つとベルトが持ちやすいねん」。なるほど、なかなか的を射た発言だ。さらに取材をしていると40代の女性がこんなことを言ってきた。「だいたい東京が間違っているねん。世界的に右に立つのが正解で、外国ではな、左に立つのは田舎もんやと思われるねんで」。実際に海外出身の英会話教室講師をやっているという男性に話を聞いたが、「確かにアメリカやフランスなどでは右側通行が正解です」とのこと。どうやら大阪人は知らない間に国際ルールに合わせていたのか(笑)。次に私鉄阪急電車の梅田駅に場所を移して再度エスカレーターを観察してみたが、やはりほとんどの人が右側に立っている。ここで新たな情報をキャッチした。60代男性が言うには「昔、阪急梅田駅が今の場所に移動した時にエスカレーター乗っていたら、急いでいる人のために左側を空けてくださいっていうアナウンスが流れていたような気がする」と。これは本当か?そこで中高年の方々に片っ端から声をかけてみる。昭和42年ごろにこのアナウンスを聞いたことがあるという人が多くいた。そのほかにも「万博の年から急にアナウンスを聞きはじめた気がする」という1970年の万博説が浮上してきた。万博開催時に国際基準に合わせた右立ち、左空けルールが制定されたというのだ。ところで万博で普及したものといえば、阪急梅田駅に設置されている日本最大規模のムービングウォークだ。そこで番外編として日本で初めて設置されたムービングウォークに関しても調べることにした。ムービングウォークとは「動く歩道」とも呼ばれており、阪急・梅田駅になくてはならないものとなっている。そしてこのムービングウォークもやはり右立ち、左空けルールになっている。通りがかった30代女性に話を聞いたところ「え?前の人が左を空けていたからやけど」となんとも簡単な返事。前の人に倣うのは日本人ならではの感性だから納得はしたが……。とにかく諸説あるものの、この文化は一体どこまで浸透しているのだろうか。東京と大阪の真ん中あたりに位置する愛知県名古屋市出身の人に話を聞いたところ、左立ち右空けという大阪寄りではなく、東京寄りの意見が得られた。大阪に少し近づいた三重県津市出身の人からもやはり東京寄りの意見が得られた。それならば関西圏の滋賀県出身者に取材。「近畿なのだからきっと大阪寄りだろう」とたかをくくっていると、なんと東京寄りという!おや、同じ関西圏でも違いがあるではないか。では京都ではどうなっているだろうか。ドキドキしながら電車に揺られること45分。到着した京都駅には降りたつと、改札の外では多くの人がエスカレーターの左側に立っていた。おお、東京寄りだ!調査結果、大阪人がエスカレーターの右側に立つようになったのは昭和40年代。理由は「利き手優先説」、「国際基準説」、「阪急電鉄アナウンス説」、「万博アナウンス説」、「前の人にならえ説」など様々ながら右立ち左空けは大阪人のみの常識となっているようだ。最後にこんな話も。実は、エスカレーターの安全基準はステップ上に立ち止まっている場合を想定して設計されており、利用者が片側に立ってしまうとバランスを崩す場合があり危険。そのため、現在歩行を禁止する呼びかけが少しずつ始まっている。くれぐれも安全第一の利用を心がけていただきたい。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月07日阪急電鉄は阪急百貨店うめだ本店前の南北コンコース1階に設置工事を進めていたエスカレーター6基について、31日より供用開始すると発表した。6基のエスカレーターは並列タイプとしては日本初。通行客の状況に合わせて上り・下りを適宜変更しながら運用する。エスカレーターの高低差は約6mで、長さは約12m。昇降速度と傾斜角度は一般的なエスカレーターと同じ。供用時間は4:30~24:30。南北コンコースは、阪急百貨店うめだ本店と阪急グランドビルの間にある幅員約16.5m、高さ約9mの歩行空間で、阪急梅田駅方面と阪神梅田駅および地下鉄梅田駅・東梅田駅方面とを結んでいることから、通勤通学や買い物客などに多く利用される”阪急梅田のメインストリート”となっている。今年秋に全面開通予定とのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月25日