エベレスト登山中に意識を失った中国人女性が、救助にあたったシェルパへの費用の支払いを拒否し国内外から非難を浴びている。CCTVによると、湖南省出身のリュウさん(50)は先月18日、エベレストの山頂付近の“デスゾーン(気温が極端に低く、酸素が不足している、特に危険な場所)”で意識を失って倒れているところを発見された。リュウさんの顔は氷に覆われ、酸素は底をつき、手は凍傷で黒ずんでいたとINSIDERは伝えている。リュウさんを見つけた中国人のハンさんと彼のシェルパは、彼女を安全な場所へ移そうと2人がかりで運んだが、悪天候もあり200メートルほどしか移動できなかったという。CCTVによると、ハンさんが絶望して途方に暮れていると、登山チームの仲間シェイさんと運良く会うことができたという。彼に付いていたベテランシェルパが「1万ドルもらえるなら助ける」と持ちかけると、シェイさんは「彼女は払うだろう」と意識のないリュウさんに代わって承諾。シェイさんのシェルパがリュウさんを背負い、ハンさんと彼のシェルパ、そしてシェイさんの3人は交代でリュウさんの足を高く持ち上げて血流を促しながらベースキャンプまで彼女を運んだ。リュウさんは治療を受け、数日後に無事回復。しかし、シェイさんのシェルパが約束の1万ドルを要求すると、リュウさんは「普通は4,000ドルだ」と全額の支払いを拒否したという。彼女に代わってシェルパに残額を払ったというハンさんは、「リュウさんは感謝の言葉すら言いませんでした」とUpStream Newsに語る。「何十万元も払って、長い時間をかけて準備したのに、ムダな出費をするだけだった。私は本当に怒っています」。一連の顛末が中国版Twitter「ウェイボー」で話題となると、リュウさんは激しい非難を浴びることに。何万もの攻撃的なコメントに加え、彼女のあらゆる個人情報がネット上に晒された。INSIDERによると、最終的に、リュウさんのパートナーだった登山会社は事態の収拾を図るため、救助費用の全額を払ったという。
2023年06月14日エベレスト登頂を10回も果たしたアイルランド出身の登山家ノエル・ハンナさん(56)が17日、ネパールのアンナプルナのベースキャンプで亡くなったとRTEが伝えている。ハンナさんは12日に世界で10番目に高いアンナプルナのI峰(標高8091m)に補助酸素なしで登頂。下山途中、登頂アタック前最後のキャンプ地である「キャンプ4」滞在中にテント内で死亡していたという。CBS NEWSによると、遺体はすでにネパールの首都カトマンズにヘリコプターで運ばれたようだ。ハンナさんは’18年、アイルランド出身者として初めて標高世界第2位のK2登頂に成功。アジア大陸のエベレスト、南極大陸のヴィンソン・マシフを含む7大陸最高峰を全て攻略したばかりでなく、’06年にはエベレスト登頂後、その足でベースキャンプからインド北部の海まで自転車で2週間移動し、ベンガル湾に到達したという記録も残っているとCBSは伝えている。ネパール観光局の職員はロイターの取材に対し、現時点でハンナさんの死亡状況は不明だと明かした。
2023年04月19日全国無料放送のBS12 トゥエルビ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:須磨直樹)は3月5日(土)よる7時より『エベレスト』(2015年・米)を放送します。© 2015 Universal Studios. All Rights Reserved.1.映画『エベレスト』1996年に実際に起きたエベレストでの遭難事故をベースに、極限状態の中で登頂を目指す各国の登山家を描く緊張の群像劇。本作は極力CGを使わずエベレストをはじめとした高山での撮影を敢行し、圧倒的迫力と大自然のリアルを描き出している。極限状態に置かれた登山家役には、ジェイソン・クラークやジョシュ・ブローリン、ジェイク・ギレンホールらハリウッド屈指の演技派が名を連ねる。(英語・日本語字幕)■監督:バルタザール・コルマウクル■出演:ジェイソン・クラーク、ジョシュ・ブローリン、ジョン・ホークス、ロビン・ライト、エミリー・ワトソン、キーラ・ナイトレイ、サム・ワーシントン、ジェイク・ギレンホール、森尚子 ほか■コピーライト:© 2015 Universal Studios. All Rights Reserved.■番組HP: エベレスト | 土曜洋画劇場(海外映画テレビ番組) | 無料ドラマ・映画 | BS無料放送ならBS12(トゥエルビ) : 2.ストーリー1996年春、登山ガイド会社を営むロブ・ホール(ジェイソン・クラーク)の率いるエベレスト登頂ツアーはネパールに到着する。参加者たちは、日本人登山家を含め数々の山を踏破してきたベテラン。ベースキャンプ(標高 5,364 メートル)で約1カ月間入念な準備を整えた後、頂上を目指す冒険に出発した一行は、順調に第4キャンプ(標高 7,951 メートル)まで登っていく。しかし、頂上アタックの日、固定ロープの不備や参加者の体調不良などでスケジュールが狂い、下山が大幅に遅れてしまう。さらに未曾有の嵐の接近で急激に天候が悪化。人間が生存していられない死の領域「デス・ゾーン」で散り散りになった登山家たちは、ブリザードと酸欠との過酷を極めた闘いの中で、生き残りを賭けた能力を試されることになる。© 2015 Universal Studios. All Rights Reserved.© 2015 Universal Studios. All Rights Reserved.© 2015 Universal Studios. All Rights Reserved.■BS12 トゥエルビについて■三井物産(株)100%出資の24時間全国無料のBS放送局です。スポーツ中継や大人の趣味教養など、上質なエンタテインメント番組を総合編成でお送りしています。視聴方法は、BS+12ボタン、または3桁番号222チャンネルです。BS12 | BS無料放送ならBS12 トゥエルビ : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年03月01日『世界最高峰』と呼ばれる、エベレスト。世界一の標高を誇り、登頂を試みるも途中で諦めざるを得なかった人、最悪、命を失うケースも少なくありません。だからこそ、エベレストの頂上は特別であり、限られた人しか見ることのできない、いわば神聖な場所といえます。そんな特別な景色を動画に撮影しTwitterに投稿したのは、ネイチャーフォトグラファーの上田優紀(@nature_yukiueda)さん。「僕より高いものは、もう地球にはなかった」と、文字通り地球上で一番の標高を誇るエベレストの山頂でしか見ることのできない景色をご覧ください。エベレストの頂上から見た世界。僕より高いものはもう地球にはなかった。 pic.twitter.com/qJj15fI3Vj — 上田優紀 / 写真家 (@nature_yukiueda) January 23, 2022 見渡す限り広がる、青の絶景。高度が高いため、空の色は深い青色をしており、山頂にかかる純白の雪とのコントラストがより一層美しく感じられます。上田さんが投稿した動画は多くの人の心を打ち、「宇宙に手が届きそう」と絶賛の声が寄せられています。・なんてきれいな青色。・空の上に宇宙が見える。・素晴らしい景色をありがとうございます。空の色がやばい…!映像を通してでも、圧倒的な壮大さなのですから、実際に目で見た景色はきっと言葉に表せないほど感動的なものなのでしょうね。[文・構成/grape編集部]
2022年01月26日日本映画界を代表する名優・役所広司が主演を務める日中合作映画『オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁』。先日、第32回東京国際映画祭でのワールドプレミアでの興奮もまだ冷めやらぬなか、俳優歴41年の役所さんがピッケルを武器に、かつてないバトルを繰り広げる本編映像がシネマカフェにて解禁となった。本作で役所さんが演じるのは、“ヒマラヤの鬼”と呼ばれるヒマラヤ救助隊<チーム・ウィングス>の隊長・ジアン。公開された本編映像には、救助隊員として「人命を守る」という信念を貫いて下山しようとするジアンと、多額の報酬と引き換えに「機密文書の回収」という任務を冷徹に達成させようとするヴィクターとの、壮絶な戦いが収められている。男2人、お互いに持っている武器は登山道具のピッケルのみ。ヴィクターが隠し持っていた銃も、エベレストのあまりの寒さに凍り付いてしまうほどだ。必死の表情でピッケルを振りかぶり、馬乗りになって殴り合ったかと思いきや、鋭利なスパイクの付いたブーツで蹴り合うなど、アクションの応酬で息つく暇もない大迫力の映像は、「これほどスケールの大きい作品は日本では体験できない」と明かす役所さんの言葉通り、まさに日中合作ならでは。俳優歴41年の役所さんにとって、カナダや中国、ネパールといった世界各地で行われた大規模な撮影に加え、ワイヤーやグリーンバックを使用しての本格アクションは今回が初となるが、その鬼気迫る表情はもちろん、動作一つとっても迫真の演技で観るものを惹きつける。そんな役所さんの俳優魂は、世界から集まった共演者たちにも強く響いたようで、先日開催されたワールドプレミアでは、シャオタイズ役のチャン・ジンチューやハン役のリン・ボーホンも絶賛。撮影中、役所さんが27時間もの長時間にわたってワイヤーに吊るされていることがあったという驚愕のエピソードも明かされ話題をさらったが、そんな中でも終始笑顔だったという役所さんの姿勢には、思わずジンチューも「役所さんの現場でのプロフェッショナルな姿勢に、とても感動しました」と感服しきった様子だった。役所さんが文字通り決死の覚悟で撮影に臨み、かつてないほどの白熱のアクションを見せる本作。「各国の皆さんと映画を作ることが出来て、本当に幸せでした。多くの方に、本作が描く美しい自然風景と美しい人間模様を楽しんでいただきたい」と自信を覗かせるように、世界的キャストとの化学反応により新たな魅力を見せてくれそうだ。『オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁』は11月15日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁 2019年11月15日より全国にて公開©Mirage Ltd.
2019年11月16日俳優・役所広司主演の日中合作映画『オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁 Wings Over Everest』が、11月15日に公開を迎える。メガホンを握るのは、本作でデビューを飾るユー・フェイ監督。役所はなぜ、無名新人監督のオファーを受け、危険を伴う山岳アクションに挑んだのか。標高8,848m・氷点下83度、過酷な環境下にある世界最高峰・エベレスト。役所は、ヒマラヤ救助隊「チーム・ウィングス」を率いる隊長・ジアンを演じ、飛行機の墜落現場に残された重要機密文書を巡って、デスゾーン(危険地帯)に身を投じた隊員たちが異常事態に巻き込まれる様を描く。ユー・フェイ監督は、過去に北極と南極を制覇し、ヨーロッパアルプスの最高峰・モンブラン、さらには標高8,163mのヒマラヤ山脈マナスルも完登した猛者だ。フランスのゲーム会社・Gameloftの中国グローバル副総裁として数々の人気作をプロデュースする中、「中国ではまだ誰もエベレストを題材にした映画を作ったことがなかった」「昔から憧れている映画のテーマ」などの理由から創作に着手。16年間務めていた同社を離れ、所有していた株をすべて売った資金で映画会社・Mirage Filmを設立した。脚本執筆開始から映画完成に至るまで約4年を費やし、中でも「世界の半分を旅してでも、映画に最適な人を見つけたい」とキャスティングに並々ならぬこだわりがあったというフェイ監督。その後、プロデューサーとして加わった名匠テレンス・チャンが「世界で一番優秀な役者の一人」として役所の名を挙げ、フェイ監督も『十三人の刺客』(2010)、『失楽園』(1997)、『うなぎ』(1997)などで感銘を受けていたことから、役所へのオファーを決意する。約1カ月をかけて日本語に翻訳された脚本は、「これほどスケールの大きい作品は日本では体験できない」と役所の心を動かす。「中国と日本、ひいてはアジアが映画を通して交流し、同じ映画人として友情を深めていきたい」と常日頃から抱いていた役所にとっては絶好の機会で、脚本から伝わった「今まで経験したことがないアクション映画」と向き合った結果、「ぜひ俳優として挑戦してみたい」と決断したという。役所との打合せを「とても楽しかった」と振り返るフェイ監督。「オーラがあるが全然威圧感がなく、優しいお方でした」とその人柄に惚れ込んだようで、「撮影の最初から最後まで、彼は新人監督としての私を支え、信頼と広い心を与えてくれた」と感謝の言葉を送っている。(C)Mirage Ltd.
2019年10月29日エベレストを舞台に、圧倒的スケールと映像美で贈る役所広司主演のスペクタクル・エンターテインメント作品『オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁』が、第32回東京国際映画祭の特別招待作品に選ばれたことが分かった。日本版ポスタービジュアルと場面写真も一挙初公開された。今年で32回目の開催となる「東京国際映画祭」は、10月28日(月)~11月5日(火)の期間、六本木ヒルズ、EXシアター六本木などで行われる。ほかにも、特別招待作品には間宮祥太朗と桜井日奈子共演の『殺さない彼と死なない彼女』が決定している。そして到着したポスタービジュアルでは、雪に覆われたエベレストと、屈指の危険地帯“デスゾーン”に挑むジアン隊長(役所さん)率いる、ヒマラヤ救助隊「チーム・ウィングス」の姿が。爆炎や捨て身で仲間を救助しようとするジアン隊長も確認でき、本作の過酷さが垣間見える1枚となっている。さらに、より緊迫感が漂う、スケールの大きさが覗ける場面写真も到着。拳を構えたり、巨大な氷柱に掴まり崖からダイブする隊員を受け止めたり、吹雪の中ヘリから身を乗り出す姿と、ジアン隊長決死のアクションシーンが収められている。『オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁』は11月15日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁 2019年11月15日より全国にて公開©Mirage Ltd.
2019年09月06日役所広司が主演する、エベレストを舞台に日中合作の圧倒的スケールと映像美で贈るスペクタクル・エンタテインメント『オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁』。この度、極限のアクションシーンを繰り広げる役所さんの姿が初披露となる日本版本予告映像が到着した。ヒマラヤ地域の平和のため、「ヒマラヤ公約」を締結する会議開催前、一機の飛行機がエベレスト南部、通称デスゾーンに墜落。その飛行機には、平和のカギを握る重要機密文書が載せられていた。3日後、ヒマラヤ救助隊「チーム・ウィングス」に、特別捜査官を自称する2人の男、ヴィクターとマーカスから多額の報酬と共に機密文書を探す依頼が入る。チーム・ウィングスは“ヒマラヤの鬼”と呼ばれるジャン(役所広司)隊長中心に、エベレストで遭難した恋人を探し出すために入ったシャオタイズ(チャン・ジンチュー)、若く情熱を持ったヘリパイロット・ハン(リン・ボーホン)らが日々危険なミッションに臨んでいた。危険なミッションと感じながらも、財政難に悩むチーム・ウィングスは依頼を引き受ける。残された時間は48時間。死に至る場所・デスゾーンに向けて決死の登頂を始める…。今回到着した予告編では、「GLAY」9作目の映画主題歌となる日本語吹き替え版主題歌「氷の翼」(LSG)の音源が初解禁。力強い声が印象的だ。また、役所さん演じる“ヒマラヤの鬼”と呼ばれ、ヒマラヤ救助隊「チーム・ウィングス」を率いる隊長・ジャンの極限アクションシーンは必見。圧倒的なスケールの映像の一端を覗くことができる。そして本作では、日本語吹き替え版も製作。役所さんが自身の吹き替えを担当するのはもちろん、今回人気実力派声優の沢城みゆきと宮野真守の参加も決定。エベレストで遭難した恋人を探し出すために、ジャン隊長率いるヒマラヤ救助隊「チーム・ウィングス」に新たに加わるシャオタイズ(チャン・ジンチュー)を、「ルパン三世」峰不二子役や「図書館戦争」柴崎麻子役、吹き替えではクロエ・グレース・モレッツなどを担当する沢城さん。「チーム・ウィングス」のメンバーで、若く情熱を持ったヘリパイロット・ハン(リン・ボーホン)を、『機動戦士ガンダム00』『うたの☆プリンスさまっ♪』、『ファンタスティック・ビースト』シリーズでは主人公の吹き替えなど、また最近ではTV出演も目立つ宮野さんが担当。ほかにも、高木渉をはじめ、神尾佑、山野井仁、俊藤光利、細貝光司、沖原一生らが参加する。『オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁』は11月15日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2019年08月16日日中合作の圧倒的スケールで贈る、役所広司主演スペクタクル・エンターテインメント『オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁』の日本語吹き替え版主題歌がGLAYに決定。併せて、作詞作曲を担当したメンバーのTAKUROのコメントが解禁となった。標高8,848m/氷点下50度という過酷な条件下の世界最高峰・エベレストを舞台に、激しいアクションと熱い人間ドラマを描いた本作。日本映画界を代表する名優・役所広司が、“ヒマラヤの鬼”と呼ばれ、ヒマラヤ救助隊「Wings」を率いる隊長・ジャン役で主演を務める。日本語吹き替え版主題歌を担当するのは、2019年で25周年を迎え、いまなお日本の音楽シーンをリードし続けるロックバンド「GLAY」。映画主題歌は、過去に『大帝の剣』『草原の椅子』『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』などで担当しており、本作で9作目となる。書き下ろし新曲で、日本語吹き替え版主題歌となる「氷の翼」。印象的なピアノソロで始まるイントロとそこに重なる高音ボイス。サビではエベレストの銀嶺を飛翔し、舞い上がるようなフレーズで高揚感を最大限に煽る。アクション要素と人間ドラマ、映像美といった本作の魅力を見事に融合し表現した楽曲で、長年第一線で活躍し続ける「GLAY」の真骨頂を見せつける。作詞・作曲を担当したGLAYのギター・TAKUROは、この楽曲について「過酷な運命から目をそらさず受け入れないといけないし、それでも人は自然の一部として生きていかなければならない、と言う事を意識して制作しております」とコメントしている。映像や音源などはまだ解禁されていない本作だけに、今後の続報が待ち遠しい。『オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁』は11月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年07月25日映画『オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁』が2019年11月15日(金)に全国公開ロードショー。圧倒的スケールと映像美で描く日中合作映画標高8848M、氷点下50℃という過酷な環境。世界一高く、そして多くの登頂者を危険に陥れる山エベレストを舞台に、圧倒的スケールで贈るスペクタクル・エンターテイメント 『オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁』。物語は、ヒマラヤ周辺国家の地域平和のため、「ヒマラヤ公約」を締結する会議開催の前、機密文書の乗った一基の飛行機がエベレスト南部に墜落したところから始まる。実はその文書にはヒマラヤ地区の平和的局面を脅かす可能性のある内容が含まれていた。インド軍側が派遣した特別捜査官だと自ら名乗る二人の男、ヴィクターとマーカスは、ヒマラヤ救助隊“Wings”を探し出し、エベレストに登って機密文書を取り戻す手伝いを依頼。深刻な財政難に陥っていたWingsは、迷った結果ガイドを引き受ける。しかし、過酷な雪山の頂・デスゾーンでは思いも乗らない試練が待ち構えていた。様々な想いや世界規模の陰謀がからまり、物語は思わぬところに向かう。役所広司がエベレストに挑む日本と中国の合作映画として制作される『オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁』。もともと『M:I‐2』『レッドクリフ』などを手掛けた名プロデューサーのテレンス・チャンが役所広司のファンだったことからエベレストを舞台にした映画の制作がスタート。役所広司が演じるのは物語の主人公で、ヒマラヤ救助隊「Wings」の隊長・姜。エベレスト南部に墜落した飛行機から機密文書を取り戻すため、エベレストガイドの任務を引き受ける。シャオタイズー役 - チャン・ジンチューエベレストで遭難した恋人の遺体を探し出すためにWingsに入隊したシャオタイズー。無謀ともいえる行動を繰り返す。演じるチャン・ジンチューは中国の女優で『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』に出演していた。ハン役 - リン・ボーホンヘリパイロットでともにエベレストへの登頂に挑む。演じるリン・ボーホンは、台湾の俳優で「金田一少年の事件簿 獄門塾殺人事件」にも出演していた。日本語吹替版キャストには、『ルパン3世』の三代目・峰不二子役や『ゲゲゲの鬼太郎』の鬼太郎役など幅広いキャラクターを演じ分ける実力派声優の沢城みゆき、俳優・アーティストとしても活躍する宮野真守らが担当する。GLAY新曲「氷の翼」が日本語吹替版主題歌に日中合作で制作された映画『オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁』。日本語吹替版では、ロックバンド・GLAYが主題歌を担当することが決定。新色「氷の翼」を本作のために書き下ろした。作詞作曲を担当したTAKUROは、「様々な過去を背負う登場人物達の人生を、エベレストと言う究極の世界を舞台に描くこの作品を下地に「氷の翼」を書き上げました。過酷な運命から目をそらさず受け入れないといけないし、それでも人は自然の一部として生きていかなければならない、と言う事を意識して制作しております。」とコメント。世界最高峰エベレストを舞台に繰り広げられる激しいアクションと熱い人間ドラマをGLAYのロックバラードが、華麗に彩りを添える。作品詳細『オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁』原題:Wings Over Everest公開日:2019年11月15日(金)監督・脚本:ユー・フェイプロデューサー:テレンス・チャン出演:役所広司、チャン・ジンチュー、リン・ボーホン、ビクター・ウェブスター、ノア・ダンビー、グラハム・シールズ、ババック・ハーキー、プブツニン撮影監督:リ・ヨウキ美術監督:パク・イルヒョンチー・セバク音楽:川井憲次編集:デビッド・リチャードソンジョーダン・ディーセルバーグゾア・ジュイン配給:アスミック・エース
2019年06月15日映画コメンテーターの有村昆が21日、オフィシャルブログを更新し、登山家・栗城史多さんがエベレスト下山中に亡くなったことを受け、沈痛な思いをつづった。有村昆有村は、冒頭で「生前から仲良くさせて頂いた栗城史多さんが亡くなりました」と訃報に触れ、「正直、驚きを隠せません。。。」と心の整理がつかない様子。「彼のチャレンジ精神には僕も勇気付けられました」と勇姿を振り返った。「賛否色々なご意見があった事も事実ではありますが、彼なりのスタイルで考え、行動し、精一杯、生き抜いた人だと思います」と称えながら、「ご冥福をお祈りします」と悼む有村。栗城さんとのツーショット写真を公開し、「写真は、我が家のホームパーティで、栗城史多さんからエベレストの写真を頂いた時のもの。今も我が家に、飾ってあります」と明かす。また、「僕の友達の冒険家福永弁護士も、現在エベレスト登頂成功し今下山をしているので、とても心配です。VR人狼渋谷の協同経営者でもあります」と友人の身を案じ、「どうぞ無事に戻られますように」とメッセージを送っている。
2018年05月22日登山家・栗城史多氏(34)が6度目の挑戦となるエベレスト(標高8,848メートル)登頂を断念したため、インターネット放送局・AbemaTVで7日に予定されていた生中継が中止となった。栗城氏はこれまで2009年9月、2010年10月、2011年10月、2012年10月、2015年10月と5度にわたってエベレストに挑戦するも失敗。2012年の下山途中で両手、両足、鼻が重度の凍傷となり、両手9本の指を失った。7日、6度目となる挑戦の様子を13時から17時まで生中継する予定となっていた。AbemaTVの広報によると、「危険性を考えて本日の登頂を断念するとの連絡」が現地から届いたという。現時点では「延期」としていて、「日程は再度調整中になりますので、日程が確定しましたら再度お知らせさせていただきます」。なお、栗城氏のブログでは「栗城中継班」が7日午前9時、「栗城より無線が入りました。進みたい気持ちはありますが、雪と体調のコンディションから判断して下山を決めました」と報告。「昨晩キャンプ3(6800m地点)を出発し夜通し登り続けていましたが、7400m地点から下山します。昨夜のアタック出発で大きく期待してくださっていた多くの皆様には、申し訳ございません」と謝罪し、「今後、天候的に可能であれば体制を整え直してから、再度アタックも考えています」と呼びかけている。
2016年10月07日登山家・栗城史多氏(34)にとって6度目の挑戦となるエベレスト(標高8,848メートル)登頂の様子が、7日13時から17時まで、インターネットテレビ局・AbemaTVの「AbemaGOLDチャンネル」にて生放送することが、このほど明らかになった。栗城氏はこれまで2009年9月、2010年10月、2011年10月、2012年10月、2015年10月と5度にわたってエベレストに挑戦するも失敗。2012年の下山途中で両手、両足、鼻が重度の凍傷となり、両手9本の指を失った。生中継に先立ち、栗城氏がアドバンスベースキャンプからコメントを寄せた。■栗城史多氏のコメント僕を初めてご覧になる方もいると思いますが、僕の本当の夢は「冒険の共有」です。「冒険」「チャレンジ」を、インターネットを通してリアルタイムでみんなで共有するということをやってきました。今年はエベレストの頂上を目指していきますが、AbemaTVでその様子を生中継するのでぜひみなさん見ていただければと思っています。冒険の共有の本当の目的は、否定という壁を少しでもなくすことができたらと思っています。何かにチャレンジする時には必ず否定的な言葉とか、失敗が怖いとかいろいろあると思うけども、失敗も含めてすべてリアルタイムで共有して登ってきたいと思います。がんばって登ってきます。必ず生きて帰ってきたいと思っています! みなさん応援よろしくお願いします! またお会いしましょう!
2016年10月07日ハリウッド、そして最近では日本でも描かれた、エベレスト標高8,848メートルという“神の領域”。この地で山岳史上最も壮絶な挑戦を行った、伝説の登山家オム・ホンギルと仲間たちの軌跡を描く韓国映画『ヒマラヤ~地上8,000メートルの絆~』から、感涙の予告編が到着した。アジア初、ヒマラヤ8,000メートル級高峰14座の登頂に成功した、実在の登山家オム・ホンギル。彼を隊長とする“ヒューマン遠征隊”は、エベレストで亡くなった彼の愛弟子の亡骸を探すため、記録には残らない過酷な遠征を行った。それは、過去には誰一人として試みなかった、名誉も栄光もない挑戦。山の上では1つになり、山の下では家族であった仲間たちが命をかけたのは、友との“絆”だった――。韓国では、同時期に公開された<a href="">『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』</a>を抑え初週1位の動員を記録、最終800万人の大ヒットとなった本作。実在する伝説の登山家オム・ホンギルを演じるのは、<a href="">『ベテラン』</a><a href="">『国際市場で逢いましょう』</a>などで知られる韓国を代表するカリスマ俳優ファン・ジョンミン。その最愛の後輩ムテクには、ドラマ「応答せよ1994」で多くの女性の心を虜にしたチョンウ。さらに、『サスペクト哀しき容疑者』など貫禄の演技力を見せるチョ・ソンハ、<a href="">『王になった男』</a>などインパクトある演技で魅了するキム・イングォン、ホン・サンス監督作『ソニはご機嫌ななめ』の愛くるしい演技が印象的なチョン・ユミほか豪華俳優陣が脇を固める。監督は、『パイレーツ』で独創的世界観を作り上げたイ・ソクフンが務め、今回は山で結ばれた仲間の“絆”を見事に描き切ってている。このたび、解禁された予告編では、伝説の登山家オム・ホンギルが、かつての最強のパートナーであり愛弟子パク・ムテクを家族の元へ返すべく、過酷極まりないエベレストへと向かった、熱き77日間の姿が描かれる。俳優たちは、減圧トレーニング、岩壁、氷壁の登攀まで登山家さながらの撮影準備訓練を行い、臨場感あふれるリアルな映像を作り上げるため、ヒマラヤ、モンブランでの危険な撮影に臨んだという。オム・ホンギル率いる遠征隊に、容赦なく襲い掛かる雪崩や落石、猛吹雪…。頂上制覇ではなく、ただ仲間との“絆”を守るために一歩一歩エベレストを進む、ファン・ジョンミン演じるオム・ホンギルの姿には胸アツにならずにはいられない。『ヒマラヤ~地上8,000メートルの絆~』は7月30日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、シネマート新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年04月13日公開中の映画『エベレスト3D』が公開になった。本作は、世界最高峰エベレストに挑む者たちのドラマを、1996年に起こった実話を基に描く超大作で、氷河や雪渓などに形成された深い割れ目“クレバス”を渡る緊迫の場面が描かれている。本編映像の一部エベレストは、ヒマラヤ山脈に位置する世界最高峰の山。標高8848メートルの山頂を目指す者たちはあとをたたないが、山頂部では風速320キロメートルもの風が吹き、気温は零下26度にまで下がる。気圧は地上の3分の1ほどで、酸素を供給しなければ、肉体と意識は停止してしまう過酷な場所だ。本作では多くの者を魅了する“極限の地”を臨場感あふれる3D映像で描き、さらに1996年に起こった実話を基に、自然が猛威をふるう中で必死に生き抜こうとした人々のドラマを描き出す。このほど公開されたのは、雪山に現れたクレバスにハシゴをかけてゆっくりと渡るシーン。裂け目は深さ数10メートルにもなり、一歩間違うと“死の入り口”になってしまう。映像ではジョシュ・ブローリン演じるベックが、クレバスに設置されたハシゴを渡るも雪の塊か崩れたことでパニックになり、危機が訪れる場面。気が動転するベックの叫びと、ジェイソン・クラーク演じるロブ・ホールたちが彼を必死に救出しようとする場面は観ているだけで息がつまりそうになる。クレバスに設置されたハシゴは多くの場合はこのシーンのような事態になることはなく、安全に渡ることができるが、慎重に歩を進めるため、どうしても登山隊全員が進もうとすると時間がかかってしまう。近年はエベレスト登頂を目指す者が多いため、ハシゴの部分で“待ち行列”ができてしまい、その間に手足が凍えてしまう登山者が出たり、予定よりも時間がかかってしまった結果、悪天候やトラブルに巻き込まれるケースもあり、映画『エベレスト3D』ではそのような問題点やトラブルを物語の中に巧みに取り入れている。なお、本作は3Dで観客が“体感”できる画面づくりがされており、このほど公開になった映像も、大きな画面と大音響、立体映像で観ると印象は大きく異なる。映像で確認した“死の入り口”は、映画館のスクリーンでどのように映し出されるのだろうか。『エベレスト 3D』公開中
2015年11月11日ヒマラヤ山脈に位置する世界最高峰のエベレストで繰り広げられた実話を基に映画化した『エベレスト3D』。この度、今月6日の公開を目前に控えた本作が、過酷な撮影を通して一致団結した豪華キャスト達が、共演者たちに対しての想いをそれぞれ語る特別映像がシネマカフェに到着した。1996年、ニュージーランドで登山ガイド会社を営むロブ・ホールの率いる登頂ツアーがネパールに到着したところから始まる。エベレストのベースキャンプ(標高5334m)で約1か月間入念な準備を整えたあと、はるか3500m上の頂上を目指す4日間の冒険に出発した一行は、別のツアーと協力体制を組みながら順調に第4キャンプ(標高8000m)まで登っていく。しかし、ついにやって来た頂上アタックの日、固定ロープの不備や参加者の体調不良などでスケジュールが狂い、下山が大幅に遅れてしまう。さらに未曾有の嵐の接近で急激に天候が悪化。デス・ゾーンで散り散りになった登山家たちは、ブリザードと酸欠との過酷を極めた闘いの中で個々の生き残りの能力を試されることになる――。ヒマラヤ山脈に位置する世界最高峰・エベレスト。1953年に初登頂がなされて以来、世界中の登山家を魅了し続けるその山は、同時に地球上で最も生きるのが難しい場所でもある。山頂では風速は時速320kmを超え、気温は零下26度まで低下、気圧は地上の1/3。酸素の供給を受けずに長時間留まれば、肉体と意識の両方の機能は停止。まさに死の領域<デス・ゾーン>。本作は、登頂の夢をかなえるためエベレストへやって来た世界各国の登山家たちが、自然が猛威をふるうデス・ゾーンで生き残りを賭けた闘いに挑む姿を、3Dならではの圧倒的な迫力で映像化。その臨場感あふれる映像は、極限状況に置かれた人々の群像劇を緊張感満点に描き出し、ハリウッドの山岳映画史上最もエキサイティングで最も壮絶なサバイバルを体感させる超大作だ。今回到着した映像は、実際にエベレストに行き、現地で長期間の撮影を行い、過酷な撮影を通して一致団結した豪華キャスト陣が共演者たちに対して語る映像。ジョン・クラカワー役のマイケル・ケリーが「24時間ずっと一緒さ、寝ても覚めても同じ顔ぶれだ」と語るように、文字通り寝食を共にし、撮影に望んだキャストたち。水が凍結し、部屋に暖房はなく、電気毛布にくるまって眠る。そんな一歩間違えると命を落すような環境下で苦労を共にした彼らは、すぐさま結束を固めた。「テントで登山用具を身につけたり、昼食を共にするのは楽しかったよ」と語るのはスコット・フィッシャー役のジェイク・ギレンホール。本映像では、彼らがチームとして団結し、楽しみながら撮影に望んでいる姿を垣間見ることが出来る。そして彼らが口々に話すのが、この撮影を通して得た仲間への想い。「この映画では、最高の仲間ができた。一生の友になると思う」とケリーが語れば、ダグ・ハンセン役のジョン・ホークスは「一緒に困難を乗り越えたから、みんなと家族になれたよ」と絆の強さをアピール。そして、ベック・ウェザーズ役のジョシュ・ブローリン、ロブ・ホール役のジェイソン・クラークが、「こういう映画には滅多に出会えない」などと本作がいかに特別な作品だったかを語っている。また最後に「これほどいい雰囲気の撮影現場は、今までに一度しかない。そこで生まれた人間関係は何よりも貴重かもしれない」とギレンホールがまとめ、子どものように仲良く雪の上ではしゃぐキャストたちの姿が現れる。彼らの絆の強さを感じさせる、和気あいあいとした映像だ。本作のキャスティングにあたり、バルタザール監督は「嵐に向き合い恐怖心を克服できる俳優が必要だった。」と語っている。その期待通り、本作のキャストたちは一致団結してこの過酷な撮影を乗り越え、素晴らしい作品を完成させた。実際のエベレストで撮影した過酷な大自然の驚異を感じさせる映画をスクリーンで体感してみて。『エベレスト3D』は11月6日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:エベレスト 3D 2015年11月6日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) Universal Pictures
2015年11月04日世界最高峰エベレストに挑む者たちのドラマを、1996年に起こった実話を基に描く超大作『エベレスト3D』の特別映像が公開になった。大自然の美しさと脅威を描く本作の魅力がわかる映像だ。その他の画像/『エベレスト3D』メイキング映像エベレストは、ヒマラヤ山脈に位置する世界最高峰の山。標高8848メートルの山頂を目指す者たちはあとをたたないが、山頂部では風速320キロメートルもの風が吹き、気温は零下26度にまで下がる。気圧は地上の3分の1ほどで、酸素を供給しなければ、肉体と意識は停止してしまう過酷な場所だ。実際に行かなければ目にできない光景、大自然の広がり、白銀の世界、想像を絶する寒さに震える人々の表情……すべてをリアルに描くため、本作では実際に過酷な雪山で撮影が行われた。特別映像では、作品のダイジェストシーンを中心に、メイキング映像、出演者たちへのインタビューが収録されているが、サム・ワーシントンは「風景だけなく、登山者の心情までリアルだ」という。監督のバルタザール・コルマウクルが「実際にエベレストを登るような臨場感が味わえる」と語る通り、本作ではエベレストの風景を繊細な3D映像で描き、さらに1996年に起こった実話を基に、自然が猛威をふるう中で必死に生き抜こうとした人々のドラマを描くことで、観客にさらなる緊迫感をもたらす。本作は、命をかけて挑まなければ見られない世界の美しさと、エベレストの脅威を“体感”できる映画で、スタッフたちは本作を大画面、大音響の映画館で観てもらうことを望んでいるようだ。『エベレスト 3D』11月6日(金) TOHOシネマズ 日劇ほか全国公開
2015年11月02日実話をもとにエベレスト登頂に挑む登山家たちのサバイバルを描いたスペクタクル超大作『エベレスト 3D』。ロケ地となったネパールの大震災復興支援を目的に10月26日に、都内でチャリティー試写会が実施され、来日中のバルタザール・コルマウクル監督が出席した。その他の写真『ターミネーター:新起動/ジェニシス』のジェイソン・クラークをはじめ、ジェイク・ギレンホール、ジョシュ・ブローリン、サム・ワーシントン、キーラ・ナイトレイ、ロビン・ライトら豪華キャストが集結し、雄大な自然を背景にした極限の人間ドラマが展開する本作。コルマウクル監督は、「ハリウッドでしか実現しないスケールの大きさ、名優たちのアンサンブル、何より舞台がエベレストですから、私自身、監督のオファーを断る理由はなかった」と振り返る。標高5000メートル超の現地ロケは、「寒さと高山病との戦い。映画の登場人物同様に、我々も常にギリギリの状態でした。でも、それは観客に自然の厳しさをリアルに実感してもらうため。監督としてチャレンジを忘れず、エベレストという題材に対し、正直かつフェアに向き合いたかった」と作り手としての強い信条を語った。それだけに「もし自分がその場にいたら…。そんなことを想像しながら、感覚を研ぎ澄ませて、何より暖かい服装でご覧ください(笑)」とアピールにも熱がこもった。この日はエベレスト登頂を達成し、世界的にも活躍しているアルピニストの角谷道弘さん、登山番組への出演を機にプライベートでも日本中で登山を楽しむタレントの釈由美子が出席。「とにかくすべてがリアル。映画は20年ほど前の出来事を描いていますが、登山の装備なども当時のものを忠実に再現している」(角谷さん)、「先ほど監督がおっしゃった通り、とにかく寒いです! 映画を観ているのに、空気が薄くなる感じで、とにかく覚悟してご覧ください」(釈)と本作のリアリティに太鼓判を押した。『エベレスト 3D』11月6日(金) TOHOシネマズ 日劇ほか全国公開取材・文・写真:内田 涼
2015年10月26日第28回東京国際映画祭が開催中の東京・六本木ヒルズで10月25日に、特別招待作品『エベレスト3D』の公式会見が行われ、バルダザール・コルマウクル監督、唯一の日本人キャストとして七大陸最高峰を制覇した登山家・難波康子さんを演じる森尚子が出席した。その他の写真世界最高峰の山・エベレストに挑む登山家たちの壮絶な冒険と山にかける想い、そして登山の過程で目にした雄大な風景を3D映像で描くアドベンチャー超大作。ネパールでの現地ロケでは、ジョシュ・ブローリン、ジェイク・ギレンホールら著名なハリウッドスターが5000メートル級の高地を訪れ、「彼らには自分の荷物を背負ってもらい、かなりの距離を歩いてもらった。気温はマイナス30度にもなるので、キャストには嫌われました」(コルマウクル監督)。過酷な撮影について、森は「まつ毛も髪の毛も凍るような現場。監督は『自然vs.人間』のドラマにこだわっていたので、私たち役者にもacting(演技)ではなく、reacting(反応)してほしいと演出があった」とコメント。高山病の症状を訴えるクルーもいたが、「苦労が多い現場だったからこそ、チーム一丸で撮影に取り組み、最後は皆が家族のような絆で結ばれた」と振り返った。この日の会見は『EVEREST フレンドシップ会見』と銘打ち、来年3月12日に公開される日本映画『エヴェレスト 神々の山嶺』の角川歴彦製作代表、平山秀幸監督、原作者の夢枕獏氏が駆けつけた。角川代表は「とてもすばらしい作品でした。両方の作品を見れば、エベレストという山が、人間を拒絶する森厳な場所だとお分かりいただけるはず」と『エベレスト3D』を絶賛。コルマウクル監督も「完成したらぜひ拝見したい」と『エヴェレスト 神々の山嶺』に強い関心を示した。会見では角川代表が、今年4月に大地震が起こったネパールにエールをおくるため、駐日ネパール大使のマダン クマール バッタライ大使に義援金を手渡す場面もあった。『エベレスト 3D』11月6日(金) TOHOシネマズ 日劇ほか全国公開『エヴェレスト 神々の山嶺』2016年3月12日(土)全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2015年10月26日第28回東京国際映画祭の特別招待作品『エベレスト3D』と、岡田准一が主演する来年公開の『エヴェレスト 神々の山嶺』の2作品が10月25日(日)、都内で合同記者会見を行い、各スタッフと関係者が一堂に会した。ヒマラヤ山脈に位置する世界最高峰・エベレストで繰り広げられた実話を基に映画化した『エベレスト3D』からは、バルダザール・コルマウクル監督と、唯一の日本人キャストとして実在の女性登山家を演じた女優・森尚子が出席した。ネパールで過酷な高地ロケが敢行され、「クルーが高山病の症状や体調不良を訴えるなか、出演者自らが重い荷物を背負って現場に向かった。限界に挑む毎日でしたが、こうして皆が無事に戻ってこられたのが何よりうれしい」(コルマウクル監督)、「まつ毛も髪の毛も凍りましたね。監督は人間と自然の戦いにこだわっていて、私たちにも常にacting(演技)ではなく、reaction(反応)しろと言っていました」(森さん)とふり返った。片や、岡田准一、阿部寛、尾野真千子という豪華キャストが出演する『エヴェレスト 神々の山嶺』からは、製作代表を手がける角川歴彦氏、平山秀幸監督、原作者の夢枕獏氏が出席し、同作を国際舞台でアピールした。今年3月にネパールでのロケを行った直後、同地で震災が起こり、「映画化にはエベレストに匹敵する壁があったが、現地の皆さんに支えられた。来年3月の日本公開を前に、ネパールの皆さんにご覧いただく機会を作れれば」(角川氏)、「震災が起こったのがちょうど半年前。現地スタッフやコーディネーターの方々に支えられたおかげで、僕らも仕事できた」(平山監督)と感謝とエールを送り、マダン クマール バッタライ特命全権大使(在日本ネパール国大使)に義援金を手渡した。また、夢枕氏は「何度も映像化のオファーがあったが、やはり現地ロケ抜きには成立せず、何度も頓挫した」と明かし、「今回は、皆さんの本気度が映画化を実現させた」と感慨しきり。「いまは感謝でいっぱいで、原作を書いて良かったという思い。一観客として完成が楽しみ」と期待を示した。第28回東京国際映画祭は10月31日(土)まで、メイン会場となる六本木ヒルズをはじめ、TOHOシネマズ新宿などで開催。『エベレスト3D』は11月6日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。『エヴェレスト 神々の山嶺』は2016年3月12日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エベレスト 3D 2015年11月6日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) Universal Pictures
2015年10月25日ヒマラヤ山脈に位置する世界最高峰・エベレストで繰り広げられた実話を基に映画化した『エベレスト3D』。このほど、大自然の脅威をひしひしと感じる日本版予告編と、その恐怖に青ざめるジェイク・ギレンホールの新たな場面写真が到着した。1996年、世界最高峰エベレスト登頂ツアーの参加者たちは、日本人登山家を含め数々の山を踏破してきたベテラン揃いだった。だが、ついにやってきた頂上アタックの日、固定ロープの不備や参加者の体調不良などでスケジュールが狂い、下山が大幅に遅れてしまう。さらに、未曾有の嵐の接近で急激に天候が悪化。人間が生存できないといわれる死の領域<デス・ゾーン>で、登山家たちは散り散りになる――。1953年に初登頂がなされて以来、世界中の登山家を魅了し続けるエベレストを舞台に、自然が猛威をふるう<デス・ゾーン>で生き残りを賭けた闘いに挑む登山家たちの姿を、3Dならではの圧倒的な迫力で映像化した本作。『ターミネーター:新起動/ジェニシス』のジョン・コナー役で注目を集めるジェイソン・クラークや、8月22日より『ナイトクローラー』の日本公開も控えるジェイク・ギレンホール、『ノーカントリー』『ミルク』などのジョシュ・ブローリン、『アバター』のサム・ワーシントン、『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』のキーラ・ナイトレイ、TVシリーズ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」でゴールデン・グローブ賞に輝いたロビン・ライトら、ハリウッド屈指の演技派たちが集結する。届いた予告編映像では、冒頭から、ツアー参加者の命を預かる隊長のロブ(ジェイソン・クラーク)の口から「エベレストは完全に獣だ」と語られるように、大自然の脅威をひしひしと肌で感じさせる映像が連続。極限状況に置かれた彼らに襲いかかる試練を、緊張感たっぷりに描き出すとともに、ロブと彼の妻(キーラ・ナイトレイ)との無線でのやりとりが胸を打つ、夫婦愛をも感じさせる映像となっている。キャストたちは、実際にエベレストの約4,880mまで上り、体感温度マイナス30度の生命の危険にさらされるような高度での撮影に臨んだといわれ、撮影期間は2014年1月14日~2015年4月25日まで1年4か月に及んだという。併せて到着した新場面写真では、ロブとは別のツアーを率いる、もうひとりの隊長・スコット役を演じるジェイクの姿が映し出されているが、その青ざめた表情はリアルそのもの!彼の目線の先には、いったいどんな光景が広がっているのかが、気にならずにいられない1枚となっている。ハリウッドの山岳映画史上、最も壮絶なサバイバルを体感させる本作。まずはこちらの予告編から、確かめてみて。『エベレスト3D』は11月6日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月04日世界最高峰エベレストに挑む者たちのドラマを、1996年に起こった実話を基に描く超大作『エベレスト3D』が11月に公開されることが決定し、本作の特別映像が公開になった。『エベレスト3D』特別映像エベレストは、ヒマラヤ山脈に位置する世界最高峰の山。標高8848メートルの山頂を目指す者たちはあとをたたないが、山頂部では風速320キロメートルもの風が吹き、気温は零下26度にまで下がる。気圧は地上の3分の1ほどで、酸素を供給しなければ、肉体と意識は停止してしまう過酷な場所だ。本作ではこの多くの者を魅了する“極限の地”を臨場感あふれる3D映像で描き、さらに1996年に起こった実話を基に、自然が猛威をふるう中で必死に生き抜こうとした人々のドラマを描き出す。『ターミネーター:新起動/ジェニシス』のジェイソン・クラークをはじめ、ジェイク・ギレンホール、ジョシュ・ブローリン、サム・ワーシントン、キーラ・ナイトレイ、ロビン・ライトらが出演。公開された映像では力を合わせて山の頂を目指す人々の姿と、そこで発生したトラブル、迫り来る自然の脅威が緊張感あふれる演出で描かれている。『エベレスト3D』11月6日(金) TOHOシネマズ 日劇ほか全国公開
2015年06月26日現在、人気シリーズ最新作『Mad Max:Fury Road』(原題)の撮影中である俳優のトム・ハーディが、イギリスの登山家で1920年代にエベレスト登頂を目指したジョージ・マロリーを演じるための出演交渉中だ。『ジャンパー』のダグ・リーマン監督が手掛ける同新作は、一部の議論では、1953年にエベレストの登頂を果たしたエドモンド・ヒラリーとテンジン・ノルゲイよりも早く、1920年代に初登頂を果たしたとも言われているジョージの生涯を描く作品だ。しかし、1924年にジョージは同じく登山家のアンドリュー・アーヴィンと共に参加した3度目のエベレスト登山中に行方不明となっており、1999年にはジョージの遺体が発見されている。また、本作はソニー・ピクチャーズが製作を担当し、ジェフリー・アーチャーの2009年の著作「遥かなる未踏峰」を基に映画化することになる見通しで、リーマン監督は最新作『All You Need Is Kill』(原題)を完成させ次第、本作に取り掛かる予定だ。■関連作品:ダークナイト ライジング 2012年7月28日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLC
2012年09月26日『ダークナイト ライジング』で悪役を演じ、今、最も注目されている実力派イギリス人俳優のトム・ハーディが、『エベレスト』で主演を務めることになりそうだ。『ボーン・アイデンティティー』『Mr.&Mrs.スミス』のダグ・リーマン監督がメガホンを執るという。『エベレスト』は、ジェフリー・アーチャーによる『Paths of Glory, Everest』が原作。脚色は、『マイレージ、マイライフ』のシェルドン・ターナー氏が手がける。物語は、1920年代に、エベレストへの登山を3度試み、ライバルのオーストラリア人ジョージ・フィンチを破って、史上初めてエベレストに登ったジョージ・マロリーのチャレンジを描く。リーマン監督自身も登山家であることから、マロリーの物語に強い興味を持っていたらしい。リーマン監督は、トム・クルーズ、エミリー・ブラント主演のSF大作『All You Need Is Kill』の撮影を控えており、それが終わってからこの作品の準備に入ることになる。ハーディは、現在、アフリカで『Mad Max: Fury Road』の撮影中。北米では最新作『Lawless』が公開されている。文:猿渡由紀
2012年09月26日