宮司愛海アナウンサー(26・以下宮司)「ネコを飼っているんですよね?」 徳井義実(42・以下徳井)「あいつらを食わせるために働いています(笑)。2匹いて、名前はミコライオとエルドレッド。広島カープの助っ人外国人の名前なんですよ。実家が京都の田舎で、野良ネコが多いんですが、おかんがネコ好きで、餌付けしていたんですよ。そうしたら、勝手に家にすみ着いて。一時期は14匹くらいいましたね」 3月某日、都内の高級フレンチレストランで、お笑いコンビ・チュートリアルの徳井の顔は思わずほころんだ。’06年には『M-1グランプリ』で優勝し、さまざまなテレビ番組で活躍するチュートリアル。ボケの徳井は「よしもと男前ランキング」で3年連続1位に輝き、殿堂入りを果たしたお笑い界きってのイケメンとしても知られる。 だが、過去にさまざまな熱愛報道はあったが、いまだ独身だ。そんな徳井に、お見合いしたい相手を聞いてみると、熟考のすえに名前を挙げたのがフジテレビの宮司アナだった。平昌五輪から帰ってきた宮司アナと本気のお見合い対談が実現しました! インタビューマン山下(49・以下山下)「本日、仲人を務めさせていただく山下です。徳井さんは婚活中と聞きまして、ぜひ『女性自身』で結婚相手を探してもらおうと、お見合いを提案しました」 徳井「宮司さんは休みをどう過ごされていますか?」 宮司「去年の夏、1週間お休みがとれたときは、カンボジアに1人で行きました」 徳井「1人カンボジア!?(笑)」 宮司「ツアーに申し込んで、遺跡を回ったり、カンボジアの民族衣装を着る体験も……」 徳井「1人で?(笑)」 宮司「はい。でも、ツアーで一緒になった人と、仲よくなったりとか」 宮司アナは4月から始まるスポーツニュース番組『SPARK』でメインキャスターを務める。 徳井「もうフジテレビ女子アナのエースでしょ?今、(入社)何年目ですか?」 宮司「いえいえ、そういうのではまったくなくて。いま、3年目で、26歳です」 徳井「え!3年目なんや」 宮司「だから、徳井さんとは16歳差ですね」 徳井「上はどれくらいの人とお付き合いされたことがありますか?」 宮司「7~8歳ぐらい上は……。今の世の中は年の差婚みたいなのは珍しくないですし。ご両親に早く結婚してほしいと言われませんか?」 徳井「これがねぇ、言われないんですよ(笑)。去年結婚した4つ下の妹に、『お兄ちゃんは、結婚せえへんの?』と言われても、おかんは『そんな焦ってせんほうがええで』って。42歳の息子つかまえて、焦るなって!(笑)」 宮司「今まで結婚を考えたことはないんですか?」 徳井「それはあります。『あれ、これ、結婚なのか』みたいな。結婚願望はありますか?」 宮司「したいですよ。すぐにとかはないですけど」 山下「じつはアナウンサーと芸人さんのカップルは多いんですよね。フジテレビだと松村未央アナ(31)と陣内智則さん(44)。退職された方では、青木裕子さん(35)とナインティナインの矢部浩之さん(46)。中村仁美さん(38)とさまぁ~ずの大竹一樹さん(50)もです」 宮司「大竹さんとは『さまぁ~ずの神ギ問』という番組で共演していますけど、すごく尻に敷かれている感を出してらっしゃいます(笑)。芸人さんとアナウンサーの結婚は意外にあるんですね」 徳井「仕事を一緒にする機会が多いから……。どうですか。番組とかでの出会いは?」 宮司「みなさん、ある程度の距離感を持って接してくる感じです」 徳井「うかつに近づいていったらあかんのやろな、というのはありますね」 宮司「それはアナウンサーだからってことですか?」 徳井「アナウンサーの人もそうやし、女優さんとかもそう。俺、現場で見たことがあるんですが、役者さんとか音楽の人ってわりとガーッと行くんですよ。すごいな、なんか人種が違うな。そんなこと、ようせんわ、みたいな」 宮司「徳井さんはテレビで見ると、すごく下ネタが好きだし、グイグイ行くタイプだろうなと勝手に思っていました」 徳井「基本は人見知りなほうです。うちのコンビが若いタレントの女のコと一日ロケをすることになっても、たいてい相方の福田(充徳・42)とずっとしゃべってますからね」
2018年03月25日プロ野球・広島が15日、セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)を制して25年ぶりとなる日本シリーズ進出を決め、有吉弘行やアンガールズの田中卓志ら"カープ芸人"が、ツイッターやブログで喜びを爆発させた。有吉は、試合の途中にも「打線爆発!今日決めてくれ!」「痺れるぜ。。。」とつぶやき、広島を応援。熱戦の末、8-7で広島が勝利すると、「あーやったー!!おめでとうございます!日本シリーズだ!!」と喜んだ。アンガールズの田中卓志は、「カープ!いざ日本シリーズへ!」というタイトルでブログを更新し、「やった!やりました!カープが日本シリーズへの切符を手に入れました興奮が止まらない!!まだまだ今年の広島伝説が続いていきます」と感激。そして、試合を振り返って「いやー、横浜ベイスターズも強かった!」「クライマックスのラストに申し分の無い対決でした!」などとつづり、「次は32年ぶりの日本一に向けて頑張れカープ」とエールを送った。また、ザ・ギースの尾関高文もツイッターで「カープ日本シリーズ出場決定!!」と大喜び。「初回のエルドレッドのホームランに解説の安仁屋さんが『やったー!!』と言ってしまうという軽い放送事故的な思い出も遠い昔のよう」と笑いを誘い、「日本一まであとすこし!」と日本一を見据えた。
2016年10月16日パルコが運営するセレクトショップ「Meetscalストア by once A month」は7月15日、「広島東洋カープ」×「ファミスタ」のTシャツとトートバッグを発売する。オリジナルTシャツとトートバッグは、1980年代~90年代のファミコンの野球ゲーム「ファミリースタジアム」と「広島東洋カープ」がコラボして誕生した。5月に広島パルコで販売したところ、即完売となるほどの人気だったという。今回、新デザインを4種類加え、全6アイテムを販売する。新デザインは、広島復帰後不動の4番として打線を引っ張る「新井貴浩」モデル、広島のエース「前田健太」モデル、2013年の盗塁王「丸佳浩」モデル、2014年のホームラン王の「エルドレッド」モデルの4種。また、第1弾で販売した「黒田博樹」モデルと「菊池涼介」モデルも関東地区で初めて発売する。Tシャツは男女兼用で、サイズはS~L、キッズサイズ(130cm)も用意する。価格はTシャツが3,456円(税込)、トートバッグが2,916円(税込)。販売場所は渋谷パルコPART1で、なくなり次第終了。予約や通信販売は受け付けていない。(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
2015年07月15日●シーズン開幕間近!最新情報を先取り!いよいよ近づいてくるシーズン開幕の足音に、野球ファンもサッカーファンも胸を躍らせている。頂点に立つのはどのチームなのか。新たな名勝負は生まれるのか。待ち切れないファンは、シーズンを先取りする最新情報が盛りだくさんのスカパー! に注目してほしい。今回は、プロ野球とJリーグそれぞれの見どころを詳しくご紹介しよう。○カープをさらに成長させる黒田博樹の男気と経験2015年のプロ野球は大きなドラマが生まれるかもしれない。リーグ優勝から最も遠ざかっているセントラルの広島東洋カープ、パシフィックのオリックス・バファローズがともに戦力を充実させて、負の歴史に終止符を打とうと開幕を待ち焦がれているからだ。2年連続で3位に入った広島には、黒田博樹が8年ぶりに復帰した。20億円以上ともいわれたMLB球団のオファーに断りを入れて、年俸4億円で古巣へ戻ってきた理由はただひとつ。アメリカへ旅立ったときにファンとかわした約束を守るためだ。黒田はかねてからこう語っていた。「体が衰えてからではなく、元気なうちに帰って恩返しがしたい」。40歳ながら抜群の安定感を誇る右腕はマウンド上のパフォーマンスだけでなく、その大きな背中で後輩投手たちに男気と経験を伝えてくれる。「苦しまずして栄光なし」を座右の銘とする黒田の存在は、大瀬良大地と野村祐輔の新人王コンビには最高の教科書となるだろう。エース前田健太がメジャー移籍を封印して残留し、野手では菊池涼介や堂林翔太、丸佳浩たちがたくましく成長。昨シーズンの本塁打王エルドレッドが四番でにらみをきかせ、かつての主砲・新井貴浩も復帰した。投手王国誕生の予感と、機動力と破壊力を兼ね備えた打線。緒方孝市新監督のもとで読売ジャイアンツと阪神タイガースの牙城を崩し、1991年以来となるリーグ優勝を勝ち取る条件は整ったと言えるだろう。○巨大補強のオリックスに導かれるパ・リーグ戦国時代昨シーズンの最終戦で福岡ソフトバンクホークスにサヨナラ負けを喫し、わずか2厘差で1996年以来となるリーグ優勝を逃したオリックスは巨大補強でこのオフの主役を演じた。FA(フリーエージェント)で中島裕之と小谷野栄一の両内野手を獲得し、日本球界で十分な実績を残している大砲ブランコと右腕バリントンも加入した。そして忘れてならないのは絶対的エースの金子千尋ではないだろうか。FA宣言していた沢村賞右腕が残留したこともまた、チームにとっては最大の補強となるだろう。そしてもちろん、連覇を目指すソフトバンクも負けてはいない。日本一を置き土産に勇退した秋山幸二氏からバトンを託された工藤公康新監督のもと、9年ぶりの日本球界復帰となった「平成の怪物」松坂大輔が加入した。和製大砲に成長した柳田悠岐のフルスイングと日本人離れした飛距離もまた、ファンを魅了するはずだ。ベーブ・ルース以来となる2桁勝利&本塁打をマークした北海道日本ハムファイターズの二刀流の大谷翔平はさらにスケールアップしているが、千葉ロッテマリーンズ、埼玉西武ライオンズ、東北楽天ゴールデンイーグルスも虎視眈々と逆襲を狙っている。2005年シーズン以降の10年間で、パ・リーグはオリックス以外の5球団が優勝している。群雄割拠の戦国時代を彷彿とさせる覇権争いはますます白熱しそうだ。ちなみに、セ、パともにいまから楽しみがつきない今年のプロ野球を先取りする番組が、2月21日(土) 【BSスカパー!】、22日(日)【スカチャン1】に放送される「プロ野球セットpresents オープン戦中継ザップ」だ。新監督の初陣や注目される新加入選手の動向を含めて、お気に入りのチームの2015年シーズンをいち早くチェックしよう。●J1チームの初対決○故・松田直樹選手の思い出を共有するチームのJ1初対決明治安田生命J1リーグでは、今シーズンから2ステージ制が復活! このことからも、J1には新たな注目カードが生まれる事が予想される。ちなみに、今年初めてJ1へ挑む松本山雅FCとJ1屈指のビッグクラブの横浜F・マリノスは、2011年8月に急性心筋梗塞で倒れ、34歳の若さで急死した松田直樹さんが在籍したチームだ。2011年シーズンに当時JFLだった松本山雅FCへ移籍した松田選手は、チームをJ1へ導く使命を担いながら、口癖のようにこう語っていた。「横浜F・マリノスと戦いたい。練習試合でもいいからやりたい」。日本中を涙させた悲報から約4カ月半後の12月17日。J2への昇格を決めていた松本山雅FCは何かに導かれたように天皇杯でJクラブを連破する快進撃を演じ、4回戦で横浜F・マリノスと対戦している。結果は0対4の完敗。序盤こそ前線からの激しいプレスで横浜F・マリノスを苦しめたが、時間の経過とともに地力の差が顕著になった。最後まで決して手を抜かなかった横浜F・マリノスの猛攻は、翌年から幕を開けるJ2での戦いへ向けて、もっともっと力をつけろというメッセージにも映った。また、試合後にはさらなるドラマが待っていた。試合後に自軍のサポーターへの挨拶を終え、ロッカールームへ引き揚げようとした横浜F・マリノスの選手たちをキャプテンのMF中村俊輔が呼びとめた。向かった先は、松本山雅FCのサポーターで埋まったゴール裏。横浜F・マリノスの選手たちは一列になって並び、深々と頭を下げたのだ。相手チームのサポーターに挨拶する光景は、サッカー界では極めて異例のことだ。誰からも愛された松田選手の思い出を共有する両チームだからこそ生まれたこの印象深いシーンは、サポーターの目頭を熱くしていた。○「経験」の横浜F・マリノスと「ハードワーク」の松本山雅FCあれから約3年半。走れない選手は使わない、という方針を掲げる反町康治監督に鍛えられ、屈指のハードワーク集団へ変貌を遂げた松本山雅FCは約束の場所へたどりつき、フランス人のエリク・モンバエルツ新監督のもと、7位に終わった昨シーズンからの捲土重来を期す横浜F・マリノスと対じする。横浜F・マリノスの最大の武器は、昨シーズンのリーグ最少失点を誇った堅守、中澤佑二と栗原勇蔵の元日本代表コンビだ。同コンビが組むセンターバックは、他チームの攻撃陣の脅威となると同時に、円熟の境地に達した司令塔・中村がふるうタクトにより、24歳の齋藤学をはじめとするアタッカーも躍動するはずだ。創成期からJリーグに名を連ね、3度のリーグ優勝を誇る名門の壁は確かに厚いかもしれない。しかし、松田選手の生き様はかつて横浜F・マリノスでともにプレーし、昨シーズンから松本山雅FCで松田選手が背負った『3』番を託されたDF田中隼磨を介して、J1の舞台で戦うための羅針盤として伝わっているだろう。また、自他ともに認める負けず嫌いだった松田選手は、生前にこんな武勇伝を語っていたようだ。「アトランタ・オリンピックでブラジル代表に勝った時もそうでしたけど、相手にビビったり、相手に名前負けして試合に臨んだことは一度もないですね」。そんな松田選手の熱い思いを背負い、「失うものはなにもない」と言わんばかりに、全身全霊で横浜F・マリノスに体当たりしてくるのが松本山雅FCだ。ちなみに、J1におけるこの注目の初対決をうらなう前哨戦が、2月21日(土)に生中継される「Jリーグ・スカパー!ニューイヤーマッチ横浜F・マリノス×松本山雅FC」だ。5月23日(土)に松本山雅FCの、11月22日(日)には横浜F・マリノスのホームでそれぞれ組まれているリーグ戦の行方をうらなう上でも、開幕2週間前の日産スタジアムでの一戦は見逃せない。また、志半ばでこの世を去った松田選手の悲劇を繰り返さない為の決意を込めて、この一戦は「AED普及マッチ」と銘打たれているのにも注目したい。いかがだっただろうか? なお、「プロ野球セットpresents オープン戦中継ザップ」は、オープン戦が開幕する2月21日(土)、22日(日)の両日に(※放送は両日ともに午後0:50~午後4:00、21日はBSスカパー!、22日はスカチャン1にて放送)、スカパー!の各チャンネルで放送されるオープン戦をゲストとともにザッピングしながら紹介される。一方、「Jリーグ・スカパー! ニューイヤーマッチ 横浜F・マリノス×松本山雅FC」は、2月21日(土)に生中継(※ライブでの放送時間は午後1:50から、スカチャン0にて放送)されるので、スカパー!でプロ野球と明治安田生命Jリーグの最新情報を先取りしよう!
2015年02月20日つい先日、幕を下ろしたペナントレース。最後の最後まで白熱した優勝争いがあり、チームの順位を1つでも上げるために多くの選手がプレーしていた。そんな中で、シーズン終盤に日本人選手とは異なった"戦い"を繰り広げている外国人選手たちも少なくなかった。ある者はタイトルを獲得してオフの大幅年俸アップを狙おうとし、またある者は「クビの当落線上」から何とか抜け出して来季の契約を勝ち取ろうと、必死に結果を残そうとした。登録枠の関係で、タフな"戦い"を強いられることが多い外国人選手たち。今回は彼らの今シーズンを振り返り、「優良助っ人」と「残念助っ人」を独自にジャッジしてみた。○阪神とソフトバンクに「超優良」が集中まずは、「超優良助っ人」から紹介していこう。呉昇桓(オ・スンファン)とメッセンジャー(共に阪神)CS進出に貢献したこの2人には、「大変よくできました」のハンコを押してあげてもいいだろう。31試合に全て先発登板したメッセンジャー。13勝10敗で防御率3.20という数字以上に、セ・リーグで唯一投球回数200回を突破し、リーグ断トツとなる226個の三振を奪ったことは評価に値する。呉昇桓は39セーブまで積み重ね、来日1年目の外国人投手の歴代最多セーブ記録を更新してタイトルを獲得した。ちなみにこれまでの最多は、2000年のギャラード(当時中日)と2011年のサファテ(当時広島)の35セーブ。その呉昇桓の年俸3億円は外国人投手の中では12球団で最も高い金額だが、見合った活躍はしたといえるだろう。スタンリッジとサファテ(共にソフトバンク)優勝したソフトバンク投手陣を支えたこの2投手も文句なしだろう。6年ぶりにソフトバンクに帰ってきたスタンリッジは、阪神時代の昨季はいわゆる「無援護状態」が続き、9イニングあたりの援護点はわずか3.02だった。結果、8勝12敗と敗戦数が上回ったが、今季は強打線のバックアップを受けて11勝8敗と、勝ちと負けが逆転した。守護神のサファテは、イニング数を超える奪三振数(68回と3分の1イニングで96奪三振)が魅力。今季にキャリアハイの成績を残した2人は、CSでの活躍も期待される。メヒア(西武)5月に年俸3,570万円で途中加入するも、34本塁打をかっ飛ばし、チームメートの中村剛也と並んで本塁打王のタイトルを獲得したメヒアも超優良助っ人と言える。打率2割9分と確実性がある点も魅力で、来季年俸は大幅アップになること間違いなしだ。エルドレッド(広島)年俸5,000万円ながらも37本塁打、104打点をマークしたエルドレッドも該当する。打撃が荒くてシーズン終盤には不振による2軍落ちの屈辱を味わったが、ツボにはまったときの打撃はすさまじく、カープの3位に貢献した。○年俸2,000万円台でも活躍したヒース、マエストリ続いて「優良助っ人」に値する選手たちを紹介しよう。モスコーソ(DeNA)DeNAのモスコーソは外国人枠の関係で、シーズン当初は1軍と2軍を行ったり来たりしたが、規定投球回数に到達し、防御率3.39はリーグ10位。打線との巡り合わせで9勝に終わったが、中畑清監督やチームからの評価は高く、8,500万円から年俸は上がり、来季から複数年の契約に至りそうだ。ヒース(広島)年俸2,290万円で後半戦から広島に加入したヒースは、7試合に登板して3勝0敗、防御率2.38と好成績を収め、シーズン終盤の救世主となった。マエストリ(オリックス)年俸わずか2,000万円ながら、33試合に登板して防御率1.97の好成績を挙げているオリックスのマエストリも選出したい。先発が早めに崩れた試合では、ロングリリーフもできるなど、使い勝手の良い投手だ。○パッとしなかった西武の2投手ここからは、高年俸の割にはそれほど活躍できなかった外国人選手たちだ。レイノルズとボウデン(共に西武)西武の新外国人投手のレイノルズとボウデンは、ともに年俸8,000万円ながら、ボウデンは主にリリーフとして36試合に登板し防御率4.50、レイノルズは先発として12試合に登板し防御率5.46とパッとした成績を残せなかった。メンドーサ(日本ハム)年俸1億円の日本ハムのメンドーサも思うように勝ち星が伸びず、7勝13敗、防御率3.89の成績に終わった。先発して6回以上投げて自責点3以内に抑えた時に記録される「クオリティ・スタート」(QS)を達成した割合は65%とまずまずの成績で、CS時の起用法に注目したい。○3億円で打率2割1分5厘、1本塁打のユーキリス最後は期待を大きく裏切る成績しか残せなかった「残念助っ人」の外国人投手たちを紹介しよう。ブラックリー(楽天)1年契約、総額2億円で楽天に入団するも、3試合に先発したのみ。成績も1勝2敗、防御率5.54と期待はずれに終わった。グライシンガー(ロッテ)8,500万円の年俸ながら開幕前に右肩痛を発症。今季は登板機会がないまま退団となった。ユーキリス(楽天)メジャー通算150発で、2008年にはシーズン29本塁打をマークした「大物助っ人」として期待がかかったユーキリス。契約金と合わせた年俸は3億円とされているが、左足のケガの検査ということで5月に米国へ帰国。早々と戦線離脱し、以後の試合に出場することなくシーズンを終えた。21試合で2割1分5厘、1本塁打、11打点と、寂しい結果に終わっている。選手のチームへの貢献度を考える際、プロ野球ファン一人ひとりにさまざまな意見があることは間違いない。ただ、今季の年俸が5,000万円以下ながらもタイトルを獲得したエルドレッドとメヒアが、今シーズン最も「費用対効果」が良かった選手と考えてもいいのではないだろうか。日本の野球にフィットするか否か、ふたを開けてみないとわからないことが多い外国人選手。ソフトバンクや阪神、広島のように「超優良助っ人」を抱えていたチームはCSに進みやすい傾向があるのかもしれない。そう考えると、12球団にとって助っ人たちは、あらためて貴重な戦力であると言えそうだ。(年俸は推定)週刊野球太郎スマホマガジン『週刊野球太郎』では、「クライマックスシリーズ観戦ガイド」や、10/23(木)ドラフト会議に向けた「ドラフト候補スター名鑑」など、”ポストシーズン”を総力特集中! また、ドラフト候補選手へのインタビューが30本、有望選手500名を掲載した雑誌『野球太郎No.012~2014ドラフト直前大特集号』が絶賛販売中!
2014年10月16日