ピエール・アルディ(Pierre Hardy)がエルメス(HERMES)のジュエリー クリエーティブ・ディレクターに就任して15年。彼はこれまで宝石ありきのジュエリーデザインとは一線を画す、自由なクリエーションを行いながらエルメスらしさを追求してきた。エルメスが12月13日まで、伊勢丹新宿店本館1階=ザ・ステージにて「エクラン・ドール(ECRIN D’OR)」を開催中。「エクラン・ドール」とは、フランス語で“金の宝石箱”を意味する。ピンク、イエロー、ホワイトゴールドのエクセプショナルな5つのゴールドジュエリーコレクションが一堂に会する。ピエール・アルディのクリエイティブな発想の創造に取り組むのは、どんな技巧も受けて立つ職人たち。コレクションの1つ「サングル・エルメス」には、メゾンのルーツである馬具をモチーフに、ホワイトゴールドとダイヤモンドを用いたネックレスとブレスレットがそろう。ジュエリー職人の精緻な技術により、非常にしなやかなゴールドとダイヤモンドのファブリックが実現した。メゾンを象徴する馬の意匠がジュエリーで表現された「ギャロップ・エルメス」は、非常に珍しいピンクゴールドとブルーサファイアを組み合わせたコレクション。躍動感のある馬の頭部のシルエットにサファイアを配した指輪や、螺旋状にトルサードされたネックレスなどがラインアップ。1938年、ロベール・デュマが船の錨鎖に着想を得てデザインしたシルバーチェーン「シェーヌ・ダンクル」をモダンに昇華させたのが「シェーヌ・ダンクル・アンシェネ」。「フィレ・ドール」は、エルメス初のジュエリーとして1927年に製作された、馬銜から着想を得たブレスレット「フィレ・ドゥ・セル」を受け継いで現代へ繋ぐコレクション。馬銜のエレガントな曲線は、ホワイトゴールドとダイヤモンドでしなやかに表現されている。ナイルクロコダイルの学名から名付けられた「ニロティカス」は、クロコダイルスキン模様が、ゴールドで忠実に、しなやかに表現されている。斑の形もまるで本物のクロコダイルのように一つ一つが異なる。配列はクロコダイルの斑が脊柱を境にして左右対称であるのと同じく、ダイヤモンドのバレットを中心に左右対称を成している。なお展示演出は、エルメスのパリ・フォーブル・サントノーレ店のウィンドウも手掛けるアントワーヌ・プラトー(Antoine Platteau)によるもの。「ケリー」や「バーキン」を彷彿させるレザーのオブジェと共に「エクラン・ドール」の世界に浸っていただきたい。
2016年12月08日エルメス(HERMÈS)の期間限定ストア、エルメス祇園店で“自然”をテーマにしたイベントが開催される。期間は、2016年12月9日(金)から2017年1月18日(水)まで。2016年11月より9ヶ月間の期間限定でオープンしている祇園店は、町家をリノベーションした内装が特徴のブティック。オープンからの1ヶ月は、メゾンのアイコンともいえるスカーフ“カレ”にフォーカスしたイベント「HERMESMATIC」が催されていた。エルメスの2016年のテーマでもある「自然」を、京都ならではの世界観に乗せて表現したのが今回のイベント。木の枝から見え隠れするように商品がティスプレイされ、ランプが暖かく空間をライトアップする。1階に生えた木は天井を超え2階まで。その2階にはまるで森の上のような世界が広がり、願い事や大切な人への想い、新年の抱負などを紙に認め、木に結びつけることができる。また、2017年春夏の新作カレ(スカーフ)「ブリッド・ドゥ・ガラ・タトゥ」を背景にしたフォトブースを設置。さらに衹園店および公式オンラインブティックでは、カレ「ブリッド・ドゥ・ガラ・ ラブ」が限定販売される。【概要】エルメス祇園店 新イベント期間:2016年12月9日(金)〜2017年1月18日(水)場所:エルメス祇園店住所:京都市東山区衹園町南側570番地8営業時間:11:00〜19:00定休日:木曜日限定アイテム:カレ「ブリッド・ドゥ・ガラ・ ラブ」52,000円+税【問い合わせ先】エルメスジャポンTEL:03-3569-3300
2016年12月08日エルメス(HERMES)が12月7日から13日まで、伊勢丹新宿店本館1階=ザ・ステージにて「エクラン・ドール(ECRIN D'OR)」を開催する。エルメスのジュエリー クリエーティブ・ディレクター、ピエール・アルディ(Pierre Hardy)は15年前の就任当初より、宝石ありきのジュエリーデザインとは一線を画す、エルメスらしさを追求するユニークなジュエリーを発表してきた。「ECRIN D'OR」には、ホワイト、ピンク、イエローゴールドで表現された5つのコレクションが集う。コレクションのラインアップは、エルメスのルーツでもある馬の世界からインスパイアされた「フィレ・ドール」や「ギャロップ・エルメス」、「サングル・エルメス」に、アイコニックな「シェーヌ・ダンクル」を現代的に進化させた「シェーヌ・ダンクル・アンシェネ」、クロコダイルレザーをゴールドに変身させた「ニロティカス」の5つとなっている。
2016年12月05日エルメス(HERMÈS)の2017年春夏ウィメンズコレクションが、パリ・ファッション・ウィークで発表された。鮮やかなカラーパレットで魅せるシーズンである。ランウェイには、インペリアルイエローやフューチャーピンクが舞い降り、花々が咲いたかのようなフレッシュな風が吹き込んでいる。穏やかな環境で、ナデージュが目指すのは‟日常に寄り添うウェア”。メゾンのコードを道しるべに、クラシックを再構築し、着ている人に寄り添うまるで友達のような存在となる服づくりを目指していく。装いと日常の距離感、これを縮めるために今季はワークウェアのディテールを持ち込んだ。アーティストのナイジェル・ピークによるデザインがプリントされたコートには、袖をロールアップできるベルトを配し、デニムのように見えるコットンツイルのワンピースにはフロントボタンと大きなポケットをあしらった。セーラー風のレザ―ジャケットやリネンのジャンプスーツも、ワークウェアやミリタリーユニフォームから着想を得たものである。メゾンのアイデンティティを、格子模様でも表現。鞍の下に敷く「鞍下ゼッケン」という馬具にヒントをもらい、格子柄のデザインが用いられた。これを流れるようなエプロンドレスにのせてフェミニニティと融合させる。また、新作のカレ(スカーフ)の絵柄もジャカードや刺繍となって、ラップスカートやニットドレスに昇華された。アクセサリーのミックスコーディネートも新境地。目をモチーフにしたチャームのネックレス、リップスティックが3本入るコンパクトなバッグネックレス、さらにメンズのウォッチまでも取り込んで、新しいコンビネーションスタイルを提案。ソールが空洞になった新作シューズも上品で美しい仕上がりだ。
2016年11月23日エルメス(HERMÈS)のアイコニックな腕時計「ケープコッド」が2016年で誕生25年を迎えるのに際して、新作ウォッチが登場する。「ケープコッド」は、デザイナーのアンリ・ドリニーが、エルメスの代表的なブレスレット「シェーヌ・ダンクル」にインスピレーションを得て、“長方形の中に正方形をデザインする”という発想のもとに生まれたウォッチ。1998年には、レディスプレタポルテを務めていたデザイナー、マルタン・マルジェラが「ケープコッド」に二重巻きのストラップを付け、独特なスタイルを確立した。新作には、新たなダイヤモンドセッティングによるデザインのものや、ラッカーやオニキスの文字盤のもの、さらに、カフスタイルの男性用モデルが登場する。また、職人の手作業で完成する付け替え可能なストラップには、カラフルな新色を迎えた。【詳細】エルメス「ケープコッド」2016年新作発売中価格:309,000~342,000円+税仕様:ステンレススティール製ケース 23mm×23mm シルバーカラー文字盤【問い合わせ先】エルメスジャポンTEL:03-3569-3300© Hermès, Paris 2016
2016年11月12日エルメス(HERMÈS)が、京都・祇園に期間限定ショップ「エルメス祇園店」を、2016年11月3日(木・祝)から2017年7月31日(月)までオープンする。馬具工房として創業し、職人の伝統的な手仕事を守りながら革新を続けてきたエルメスが、同じく長い歴史の中で伝統と革新を保ち続けてきた“京都”と結びつく。約9か月の期間中、エルメスのものづくりや世界観を紹介する、変化に富んだ提案がなされていくという。店舗は、祇園の歴史ある建造物、町家の中に構える。内装や什器には、釘や接着剤を用いない伝統建築技法「木組み」「組子」を用い、メゾンと京の地が融合する世界観を表現した。オープンからの1ヶ月は、エルメスのアイコンともいえるスカーフ“カレ”にフォーカス。来場者が持参したカレ(90cm)に後染めを施すシルクイベント「HERMESMATIC」が開催される。また、地元京都の著名人らのカレを後染めしたものを展示する催しも行われる。【詳細】エルメス衹園店オープン期間:2016年11月3日(木・祝)~2017年7月31日(月)住所:京都市東山区衹園町南側570番地8営業時間:11:00~19:00定休日:木曜日■HERMESMATICイベント:2016年11月3日(木・祝)~30日(水) エルメス祇園店1階カレ展示:11月3日(木・祝)~20日(日) エルメス祇園店2階【問い合わせ先】エルメスジャポンTEL:03-3569-3300
2016年11月05日エルメス(HERMES)が11月3日、京都・祇園にエルメス祇園店(京都市東山区祇園町南側570番地8)をオープンする。12月9日より第2弾となるイベント「WINTER TIME」が始まった。詳しくはこちらからチェック。このブティックは、2017年7月31日までの期間限定。11月3日から9ヶ月にわたって、エルメスのものづくりの精神や世界観を様々な形で展開していくという。その第一弾として、オープンから11月30日まで、エルメスのアイコンとも言えるスカーフの「カレ」にフォーカスしたイベント「HERMESMATIC」が行われる。店内では、一つとして同じものはない限定300枚のディップダイの「カレ」と、16-17AWシーズンのアクセサリーも展開される。ブティックを構える地は、景観保全修景地区に指定されている祇園の中心を通る花見小路沿い。八坂神社や建仁寺にも程近く、周りには由緒ある茶屋や料亭が立ち並ぶ。ブティックオープンの発端は、建築様式“京町家”が形成された江戸時代中期、同地で創業した大丸が2017年に300周年を迎えるにあたって、失われつつある“京町家”を保存・活用しようと始めた「町家プロジェクト」にある。一方で1837年、馬具工房としてフランスで創業したエルメスは、その伝統と共にある美しい手仕事を頑なに守りながら革新を続け、時を超える価値を生み出してきた。今回、日本とフランス、異なる文化を持ちながらも、伝統と革新、職人の技、ものづくりへのこだわりが京都とエルメスを結び、伝統的な町家を舞台とした期間限定ブティックが実現した。改装前は、住居や茶屋として利用されていたというこの町家は、花見小路に馴染んだ情緒ある佇まい。入り口の引き戸を開けて、暖簾を潜り、エルメスの世界へ誘われる――。「エルメス祇園店」釘や接着剤を一切使わず、格子状にはめ込み組み立てた「木組み」という伝統的な技法が用いられた壁面。京友禅着物の老舗 千總が1枚1枚グラデーション染めを施したシルク布を用いた什器。建築家・鬼木孝一郎率いる鬼木デザインスタジオが手掛けた内装設計には、随所にものづくりに対する誠実な精神が宿っている。1階フロアの中央カウンターでは、エルメスを象徴するオレンジカラーに染まった洗濯機と乾燥機が出迎える。これは、エルメスが今回用意したとっておきのおもてなし。日本では初となる「HERMESMATIC」イベントだ。今まで長年愛用してきた、あるいは大切にクローゼットにしまっておいた、はたまた祖母や母から受け継いだなど、様々な想いの込められた自身の「カレ」を持ち込むと、無料で後染めを行ってくれるという同サービス。ピンク、ブルーの2色からカラーを選び、預かりから約2週間後、染めを施し新しい命が吹き込まれた「カレ」が手元へ返ってくる(店頭持込/受渡のみ受付)。続いて奥の階段で2階へ上がると、京都に縁のある著名人の愛用する「カレ」をディップダイした、全19品が一堂に展示されている。中には、書家の川尾朋子、騎手の武豊、株式会社スマイルズ代表取締役社長の遠山正道、ファッション・ジャーナリストの生駒芳子などが参加しており、会場ではディップダイ前の「カレ」の写真と共に、各人のエピソードを読むことができる。今後もエルメス祇園店では、町に寄り添い、季節や時節に合わせ、常に変化とウィットに富んだ提案が行われて行く。12月にはクリスマスシーズンに向け、スカーフ、アクセサリーといったアイテムが展開される予定だ。【店舗情報】エルメス祇園店期間:2016年11月3日~2017年7月31日(「HERMESMATIC」は11月30日まで、2階の展示は11月20日まで)住所:京都市東山区祇園町南側570番地8営業時間:11:00~19:00
2016年11月02日エルメス(HERMÈS)は、ゴールドジュエリーのエクセプショナルコレクションを集めた「エクラン・ドール(ÉCRIN D’OR)」を東京・エルメス銀座店にて、2016年10月28日(金)より開催する。ジュエリー クリエイティブ・ディレクターのピエール・アルディは、ゴールドと貴石を用いて、メゾンの伝統と歴史にひもづく物語を描き出す。展示されるのは、5つのジュエリーコレクション。エルメス銀座店3階に、真っ黒な壁面に覆われた空間が出現し、貴重なピースたちが紹介される。ユニークなのは、その展示方法。ホワイト、ピンクそしてイエローゴールドで表現されたジュエリーをメゾンのアイコニックなレザーと融合。「ケリー」や「バーキン」など、象徴的なバッグのオブジェとコンビネーションさせて、宝石箱のような特別な展示を作り出している。ホースヘッドを彩る、ブルーサファイア会場に足を踏み入れると、まず出迎えてくれるのは「ギャロップ・エルメス」だ。サファイアをセレクトし、ピンクゴールドとマッチさせた。ネックレスやリング、ブローチの表面を細かなサファイアのピースが覆い、美しい青の世界を築き上げている。一緒に飾られたのは、ダークブルーのレザ―。そして、ジュエリーピースの下には、バッグのライニングであるブルーのシェーブルレザーが敷かれている。鎖が連なる「シェーヌ・ダンクル・アンシェネ」隣に並ぶのは、鎖のモチーフ「シェーヌ・ダンクル・アンシェネ」。フランス語で繋がりを意味する「アンシェネ」の通り、大きさの異なるコマのチェーンが幾層にも連なり、豊かな表情を作り出している。ベースはホワイトゴールドで、その上にダイヤモンドを散りばめた。また、しぼ感のあるものとヌメ革のものの2素材の「ケリー」が出会い、エルメスならではのレザークリエーションを同時に伝える。ジュエリーへと昇華した馬具プレタポルテ・「カレ」(スカーフ)・小物・シューズ…メゾンのアイテム全てに垣間見られる‟馬の世界”。そこから派生した馬具のインスピレーションは、「エクラン・ドール」でももちろん活かされている。一つは「ハミ」と呼ばれる馬具、そしてもう一つは「ハーネス」だ。どちらもダイヤモンドと溶け込み、華々しいピースへと昇華している。「ハミ」をモチーフにした「フィレ・ドール」と共に飾られたのは、ブラックとこげ茶のレザーオブジェ。シックで印象深い世界を創造している。「ハーネス」から着想を得た「サングル・エルメス」は、赤色の「ルージュ H」とともに紹介。この「ルージュ H」レザーは、エルメスの歴史を物語るアイコニックな色彩だ。クロコダイルもジュエリーに会場一番奥に構えるのは、美しいクロコダイルレザーをイメージした「ニロティカス」。一際輝きのあるピースは、クロコダイルの腑の並びをゴールドで表現している。一つひとつのピースは角留めされているため、その厳格な雰囲気とは異なり、肌に寄り添う滑らかな動きが特徴だ。共に飾られた「バーキン」のようなオブジェは、ジュエリーと引けを取らない光沢あるクロコダイルレザーを使用。ゴールドを引き立てながらも、その輝きと調和し独自の世界観を完成させている。なお、この「エクラン・ドール(ÉCRIN D’OR)」は、今後エルメスヒルトンプラザ店・伊勢丹新宿店本館1階=ザ・ステージへを巡回。さらに2017年も続けて、全国他店舗でも開催予定だ。【イベント詳細】エルメス「エクラン・ドール(ÉCRIN D’OR)」<開催スケジュール>2016年10月28日(金)~11月7日(月)会場:エルメス銀座店住所:東京都中央区銀座5丁目4-111月11日(金)~11月21日(月)会場:エルメスヒルトンプラザ店住所:大阪府大阪市北区梅田1丁目8-1612月7日(水)~12月13日(火)会場:伊勢丹新宿店本館1階=ザ・ステージ住所:東京都新宿区新宿3丁目14-1※来年も続けて他店舗にて開催予定。【問い合わせ先】エルメスジャポンTEL:03-3569-3300
2016年11月01日エルメスは今秋、“The Nature of Men”をキーワードに、メンズ部門のアーティスティックディレクター、ヴェロニク・ニシャニアン(Veronique Nichanian)の手がける世界観をイベントやスペシャルサイトなどで多角的に展開。10月5日から11月8日まで、伊勢丹新宿店メンズ館1階で展開する期間限定ブティック「The Nature of Men」もその一環となる。現代の男性にとっての“自然(Nature)”とは“都市”であるという考えから、「The Nature of Men」では知的な都市生活者をイメージした世界観を作りあげる。そのイメージを牽引するのは、エルメスのスカーフのデザインなどを手がけるアイルランドのイラストレーター、ナイジェル・ピーク(Nigel Peake)による都市をモチーフにしたグラフィカルなイラスト。同ブティックのファサードやナイジェルの描く都市モチーフにも、今シーズンのプレタポルテのルックの中でも挿し色として用いられたフランボワーズに加え、ターコイズ、ネイビー、グレーといったカラーパレットが投影されている。同ブティック内では16AWのプレタポルテ、シューズ、レザー製品、ネクタイなどの最新メンズコレクションを展開。さらにヴェロニクのディレクションのもと誕生した「The Nature of Men」日本限定商品も登場する。ベーシックなTシャツ、ニット、シューズ、ロザンジュ(ひし形のスカーフ)や、都市モチーフを型押しした革小物などデイリーに活躍するアイテムに「The Nature of Men」のイラストが配されている。限定商品は10月5日より、同ブティックの他、エルメス銀座店、エルメスオンラインブティックにて先行販売され、10月15日より限られたエルメスブティックで展開される。顧客との新たな接点を創出していくエルメス。今シーズンには、世界唯一のエルメス公式LINEアカウントを日本でローンチし、先週末には原宿・キャットストリートでのライブペインティング+DJイベントも行った。エルメスの担当者は「ブティックでお客さまをお迎えするだけではなく、まだエルメスと出合ったことのない方々と出会うために、自分たちから街に飛び出していこう、と考えている」とコメント。今週末8日、9日にも原宿、R/O-426でパルクールアーティストURBAN UNIONによるダンスパフォーマンスを披露する。
2016年10月05日エルメス(HERMÈS)が2017年春夏ウィメンズコレクションを、日本時間の2016年10月3日(月)23:30よりフランス・パリで発表。ショーの模様は、ファッションプレスでも生中継する。2016-17年秋冬ウィメンズコレクションでは、構築的なシルエットや軽やかな色使いによって、より追求したフェミニティを披露した。一方で、洗練とラフさなど相違するものが同居したルックも登場し、コレクション全体に変化とアクセントを加えていた。【詳細】エルメス 2017年春夏ウィメンズコレクション日本時間:2016年10月3日(月)23:30 / 現地時間:2016年10月3日(月)16:30
2016年10月04日エルメス(HERMES)が10月3日23時半(現地時間3日16時半)より17SSウィメンズコレクションショーのライブストリーミングを配信する。ショーに関する情報はSNSのハッシュタグ「#hermesfemme」でも見る事ができる。ストリーミング引用元: (エルメスオフィシャルサイト: hermes.com/defile)
2016年10月03日エルメス(Hermes)のファッションアクセサリーのウェブサイト「エルメジスティブル(Hermesistible)」()に新しく3つのエモーションが加わった。なお、9月17日のLACHIC 1F ラシックパサージュを皮切りに順次イベントが開催される。エルメスのファッションアクセサリーを、様々なエモーションで楽しく、お茶目に、時には奇抜に、映画のワンシーンのように解説している「エルメジスティブル」。9月19日には新作アクセサリーが主役となった新たな3つのエモーションが追加され、思わずシェアしたくなるポエティックな日常の一こまを見ることが出来る。Bijourmandise /bi-jour-man-diz /やめられない、止まらないファッションアクセサリーへの欲求bijou(アクセサリー)+ gourmandise(食いしん坊)Complexerie /con-ple-kse-ri/うまいことやりたいと願いつつも万事をややこしくしてしまう気質complexe(複雑な) + -ie (状態・性質)Hyperstition /i-per-sti-cion/決断する勇気がなくなんでも占いに頼ってしまうことhyper(超)+ superstition(迷信)また、9月17日より順次、「エルメジスティブル」イベントが開催中。実施期間は、LACHIC 1F ラシックパサージュが9月17日から25日まで、新宿高島屋1階 ザ・メインスクエアが9月28日から10月11日まで、大丸神戸店 メインステージ横特設会場が10月12日から18日まで、高島屋京都店 1階ゆとりうむが11月30日から12月6日までとなっている。
2016年09月20日エルメス(HERMÈS)の新作香水「ギャロップ ドゥ エルメス」が、2016年9月1日(木)より発売される。メゾンを象徴する“馬”のモチーフを随所に感じさせる新作は、貴重な天然レザーの「ヴォー・ドブリス」とローズを組み合わせた意外性のある香りだ。ピリッとしたサフランがレザーに輪郭を、ふっくらとしたマルメロの果実がローズにボリュームを与えることで、対極にある2つの天然素材の間に絶妙なバランスが生まれ、自由で情熱的な香りが演出されている。“正反対の事物の間に、調和を生み出すこと”というコンセプトには、エルメス香水クリエーション・ディレクターを務める専属女性調香師、クリスティーヌ・ナジェルの思いが詰まっている。香りのエッセンスに採用された「ヴォー・ドブリス」は、彼女がエルメスのレザー保管庫で発見し、魅了されたものだという。ボトルは、馬具の鐙(あぶみ)をかたどった形状で、鐙革を想起させるレザーのコードが付けられたエレガントなデザイン。ギャロップする馬のように自由で、躍動的で、情熱的な香りは、力強い現代の女性にパワーを与えてくれそうだ。【アイテム詳細】ギャロップ ドゥ エルメス発売日:2016年9月1日(木)取扱店舗:エルメス ブティック・ピュア パフューム ナチュラルスプレー 50ml (レフィラブル) 33,900円+税・ピュア パフューム レフィル 125ml 39,900円+税【問い合わせ先】エルメスジャポンTEL:03-3569-3300
2016年09月01日エルメス(HERMÈS)2016年秋冬コレクションのレディースシューズにフィーチャーした期間限定ショップが、2016年7月20日(水)から8月9日(火)まで伊勢丹新宿店にオープンする。年間テーマ「自然-軽やかなギャロップ」にちなんだ、自然のエスプリを感じられるコレクション。フランス人アーティスト マティアス・キスによるユニークな空間に、秋色のショートブーツやモードなスニーカーなど、バリエーション豊かな新作シューズが勢ぞろいする。【詳細】エルメス 2016年秋冬レディースシューズ期間限定ショップ開催期間:2016年7月20日(水)〜8月9日(火)場所:伊勢丹新宿店本館2階=婦人靴/プロモーション住所:東京都新宿区新宿3-14-1営業時間:10:30〜20:00
2016年07月16日エルメス(HERMES)が7月20日から8月9日まで、伊勢丹新宿店本館2階の婦人靴/プロモーションに2016秋冬ウィメンズシューズ・コレクションを取り扱う期間限定ショップをオープンする。この限定ショップでは、メゾンの年間テーマである“自然-軽やかなギャロップ”にちなみ、自然のエスプリを感じられる2016秋冬ウィメンズシューズをクローズアップ。フランス人アーティストのマティアス・キスが手がけた独創的な空間に、エルメスのシューズ クリエイティブ・ディレクター ピエール・アルディによるショートブーツ「ネオ」やダービーシューズ「ノルヴェージュ」など、オータムカラーのバリエーション豊かな新作シューズが勢ぞろいする。また、各エルメスブティックではシューズのインスタレーションを実施する。期間は、西武百貨店池袋本店が7月21日から31日まで、ヒルトンプラザ店が8月3日から14日まで、高島屋京都店が8月27日から9月6日まで、そごう横浜店が9月9日から19日まで、大丸神戸店が9月22日から10月2日まで、大丸札幌店が10月6日から16日までとなっている。動画引用元: (エルメスオフィシャルYouTube:
2016年07月15日エルメス(HERMES)が6月26日3時(現地時間25日20時)よりパリで開催する17SSメンズコレクションショーのライブストリーミングを配信する。ショーに関する情報はSNSのハッシュタグ「#HERMESMANIFESTE 」でも見る事ができる。ストリーミング引用元: (エルメスオフィシャルサイト:
2016年06月25日エルメス(HERMES)が4月29日、新作フレグランス「ミュゲ ポースレン」を発売した。「ミュゲ ポースレン」は、04年以来豊かに広がりつづける「エルメッセンス」コレクションの第13作目となるもの。調香師のジャン=クロード・エレナが深く魅せられたすずらんの花をベースに製作した。同フレグランスは、「エルメッセンス」コレクションの中から好きな香り4種類をセットにできる「ノマードスプレー」(15ml×4本セット 1万9,200円)のひとつとして購入が可能。また、16年夏には、「オードトワレ ナチュラルスプレー」(100ml 3万1,000円)、「オードトワレ レザーケース入りナチュラルスプレー」(100ml 7万900円)も発売される。
2016年05月06日エルメス(HERMÈS)のフレグランス「エルメッセンス・コレクション」より、13作目となる新作「ミュゲ ポースレン」が誕生。2016年4月29日(金)よりノマードスプレーが発売される。2016年夏より「オードトワレ ナチュラルスプレー」が登場予定だ。調香師ジャン=クロード・エレナの技と感性によって創り上げられる「エルメッセンス・コレクション」は、2004年に登場して以来、バリエーションを広げ続けている。そんなコレクションに新たに仲間入りする「ミュゲ ポースレン」は、彼が深く魅せられたすずらんの花のありのままを捉えたもの。甘美な花の美しさだけでなく、緑の葉の柔らかさを再現することで、繊細な美しさとしなやかな官能を感じさせてくれる香りが完成した。なお、ノマードスプレーは4本セットで発売。「エルメッセンス・コレクション」より4つの好きな香りを選んでセットにできる。【商品詳細】エルメッセンス・コレクション「ミュゲ ポースレン」・オードトワレ ナチュラルスプレー 100ml 31,000円+税・オードトワレ レザーケース入りナチュラルスプレー 100ml 70,900円+税2016年夏発売予定・ノマードスプレー 15ml (4本セット) 19,200円+税発売日:2016年4月29日(金)発売場所:全国のエルメスブティック【問い合わせ先】エルメス カスタマー サポートデスクTEL:03-3569-3300 (11:00~19:00)
2016年05月01日エルメス(HERMÈS)のバスコレクション「ル バン エルメス(LE BAIN HERMÈS)」に新たな2つの香りが登場。展開されるのは、2016年3月、フレグランスの「コロン エルメス(COLOGNE HERMÈS)」シリーズに新たに登場した2種。ジャン=クロード・エレナによる「オー ドゥ ネロリ ドレ」と、2014年にエルメスの専属調香師に就任したクリスティーヌ・ナジェルによる「オー ドゥ ルバーブ エカルラット」。エレナとナジェルの競演ともいえる2つの香りは、それぞれの芸術的な感性と職人技の対話をもとに、エルメス独自のスタイルを実現した。「オー ドゥ ネロリ ドレ」は、ドレという名の通り、黄金のボトルデザインが目を引く。ネロリとは、オレンジの花のエッセンス。通常わずかしか使われないこの抽出物を、ふんだんに使ったことが「オー ドゥ ネロリ ドレ」の特徴だ。ネロリが表す鮮烈な香りは、地中海の太陽を思わせるほど力強く、そして包容力のあるものとなっている。対照的に、深紅のボトルで登場するのが「オー ドゥ ルバーブ エカルラット」。調香師ナジェルは、シベリア南部原産の多年草であるルバーブの“視覚”と“嗅覚”の2重性に着目した。この植物は植えられているときは<緑>だが、茎をシンプルに調理していくと<赤い>色彩が顔を出し、香りは強い<酸味>が<甘美で柔らかな>ものへと変貌。その移り変わりを表現することで、ホワイトムスクを感じるほど官能的かつ繊細なフレグランスに仕上げた。ラインナップは、クリーミーな泡立ちのクレンジングジェル、さっぱりと洗い上げるシャワージェル、肌にやさしいソープなど。普段の生活から、最高級の香りを身にまとってみてはいかがだろう。【詳細】エルメス 新フレグランス&バスコレクション■ル バン エルメス発売日:2016年4月16日(土)・モイスチャライジング バーム フェイス&ボディー 200ml価格:「オー ドゥ ネロリ ドレ」「オー ドゥ ルバーブ エカルラット」各7,800円+税・ヘア&ボディー シャワージェル 200ml価格:「オー ドゥ ネロリ ドレ」「オー ドゥ ルバーブ エカルラット」各5,100円+税・ハンド&ボディー クレンジングジェル 300ml価格:「オー ドゥ ネロリ ドレ」「オー ドゥ ルバーブ エカルラット」各7,200円+税・パフュームド ソープ(3個セット) 3×100g価格:「オー ドゥ ネロリ ドレ」「オー ドゥ ルバーブ エカルラット」各8,100円+税※ハンド&ボディー クレンジングジェルは発売日未定。■コロン エルメス・オーデコロン ナチュラルスプレー 100ml価格:「オー ドゥ ネロリ ドレ」「オー ドゥ ルバーブ エカルラット」各14,000円+税※発売中【問い合わせ先】エルメス ジャポンTEL:03-3569-3300 (代表) (11:00〜19:00)
2016年04月22日エルメス(HERMÈS)は、シルバージュエリーのエクセプショナルコレクションを一堂に紹介する「エクラン・ダルジャン(Ecrin d'Argent)」を2016年4月26日(火)より順次全国のエルメスブティックで開催する。店頭に並ぶのは、ジュエリーのクリエイティブ・ディレクター ピエール・アルディーが手がけたジュエリーコレクション。ブラウンダイヤモンドやホワイトダイヤモンド、オニキスなどの鉱石を大胆に組み合わせて、エルメスならではの、唯一無二なスタイルを創り出している。なお会場は、大理石を基調に彫刻的な空間を演出し、グラフィカルな雰囲気に仕上げている。【詳細】エルメス「Ecrin d'Argent」・エルメス そごう横浜店 住所:神奈川県横浜市西区高島2-18-1開催期間:2016年4月26日(火)~5月9日(月)・エルメス銀座店住所:東京都中央区銀座5-4-1開催期間:5月13日(金)~5月23日(月)・エルメスヒルトンプラザ店住所:大阪府大阪市北区梅田1-8-16開催期間:5月27日(金)~6月5日(日) ・エルメス 渋谷・東急本店住所:東京都渋谷区道玄坂2-24-1開催期間:6月9日(木)~6月19日(日)・エルメス 伊勢丹新宿店住所:東京都新宿区新宿3-14-1開催期間:6月21日(火)~6月27日(月) ・エルメス 名古屋三越栄店住所:愛知県名古屋市中区栄3-5-1開催期間:7月1日(金)~7月7日(木) ・エルメス ジェイアール名古屋タカシマヤ住所:愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4開催期間:7月9日(土)~7月18日(月・祝)
2016年04月22日エルメス(HERMES)のバスコレクション「ル バン エルメス」に4月16日、新作が誕生した。今回新発売されたのは、3月に「コロン エルメス」シリーズの新作として登場した、調香師・ジャン=クロード・エレナによるネロリの香りが特徴の「オー ドゥ ネロリ ドレ」と、2014年にエルメス専属の調香師に就任したクリスティーヌ・ナジェルが手がけたルバーブの香りを用いた「オードゥ ルバーブ エカルラット」の2つの香りをもとにそれぞれ製作されたシャワージェルやバーム、ソープなどのバスアイテム。クリーミーな泡立ちの「ハンド&ボディー クレンジングジェル」(300ml 7,200円)、さっぱりと洗い上げる「ヘア&ボディー シャワージェル」(200ml 5,100円)、豊かなうるおいの「モイスチャライジング バーム フェイス&ボディー」(200ml 7,800円)、 肌にやさしい「パフュームド ソープ(3個セット)」(3×100g 8,100円)など、それぞれのテクスチャーを香りとともに楽しむことができるアイテムの数々が製作された。なお、ボトルはそれぞれ黄金(ドレ)と真紅(エカルラット)に染められている。また、4月20日から26日まで博多阪急 1階にて、4月29日から5月8日まで阪急うめだ本店 2階にて、5月11日から17日まで名古屋三越栄店 1階にて、5月25日から31日まで大丸神戸店 1階にて、7月6日から7月12日まで伊勢丹立川店 2階にて、ル バン エルメスの世界を体験できるイベントも予定されている。
2016年04月20日3月7日、ナデージュ・ヴァンヘ=シビュルスキーによるエルメス(HERMES)は、18世紀建立のギャルド・レピュブリケンヌ(フランス共和国親衛隊の本部庁舎)の中にある馬場を舞台に16-17AWウィメンズコレクションのショーを開催した。馬具工房として出発しているエルメスらしい会場のセレクション。粗野でありながらピュア、素朴でありながら洗練されているもの、そんな相反するキーワードを掲げた。最高級の素材を前面に出すためにシンプル&クリーンなシルエットにまとめるが、ドロップショルダーなど今季トレンドを巧みに取り入れて、モダンなエルメス像を見事に描いて見せた。コットンシルクのキルティングドレスや、ダブルフェイスのカシミア素材の切り替えしドレスなど、シンプルながら高い技術を要求されるアイテムばかり。ドロップショルダーのニットジャケットや、ムートンのフード付きコートなどには、アブサント・グリーンやブライトン・ブルーのハイネックニットをコーディネートして差し色にしている。彫刻的な美しさを見せる、重厚ながらもしなやかなニットのコートや、エルメスらしいスカーフプリントを梯子レースでつなぎ合わせたドレス、数千個のスタッズを打ったカーフスキンのコートなど見所も多い。最後を飾った、ストールを思わせるバンダナ柄のジャカードのシルク素材とニットを組み合わせたシンプルなドレスも秀逸。
2016年04月05日エルメス(Hermes)のメンズの世界観を堪能できる期間限定ブティックが伊勢丹新宿店メンズ館1階にオープンした。同ブティックでは、今年9月にオープンしたウェブサイト「Le MANifested’ Hermes」内で展開されるストーリーになぞらえて、メンズのプレタポルテに加え、シューズ、バッグ、レザー製品、スカーフ、ネクタイなどが会する。期間は11月2日まで。会場内は5つのコーナーに分かれており、各ファサードに、ジャン・コクトー、スティーヴィー・ワンダー、アリストテレスなどの言葉と共にメンズアイテムが展開される。エルメス メンズ・ユニバースのアーティステックデザイナー、ヴェロニク・ニシャニアンがディレクションした前述のサイト内で紹介されるアウター、ニット、パンツ、アクセサリーも並ぶ。特にメンズシューズは、ドレスシューズ、スリッポン、アンクルブーツ、スニーカーなどと豊富なラインアップで迎える。ここで耳にしたエルメスを物語るエピソードがある。店頭で目に留まった「H」の文字がバックルになったベルト。バックル部分には、手仕事と思われる彫りが施されている。同メゾンの担当者は「このバックルはサハラ砂漠の遊牧民であるトゥアレグ族の手仕事によるものです。エルメスでは時折、職人達のチームで、世界各国の技に出会うための旅に出ています。彼らとはその旅で出会いました。エルメスが彼らの彫りを使ったアイテムを毎シーズンつくることで、彼らは定期的な収入を得ることが可能になります。出会いがものをつくるというエルメスの精神から、廃れてしまうかもしれない技術をボランティアではなく、ビジネスで支えるのがエルメスのスタイルです」と語る。今回の期間限定ブティックの展開に際し、伊勢丹メンズ館の正面玄関にはアイルランドのアーティスト、リチャード・ゴーマンによるエルメスのウィンドウが登場し、今回のために制作された2メートルを越える和紙の作品が展示される。同氏は、エルメス15年秋冬のプレタポルテに登場する「Squeeze」の柄を手掛けている縁のあるアーティスト。また、同氏と今回の作品を制作した福井にある越前和紙の工房との親交は二十数年来に渡るという。同じく21日からは三越伊勢丹が日本のよいもの、よいことを伝えていくキャンペーン「ジャパンセンスィズ(JAPAN SENSES)」を全社展開しており、このメッセージとも共鳴した形だ。確かな技と哲学に裏打ちされたクリエーションは、国境を越えて響き合うことを教えてくれる場とも言えるだろう。本気でクリエーションに向きあうエルメスだが、印象は軽やか。ウェブサイトと合わせて楽しむことで、エルメスというメゾンが持つ精神を知る機会となりそうだ。なお、10月29日から11月17日まで、エルメス銀座店1階でも同じ世界観を表現するブティックが登場予定。
2015年10月21日アップルは5日、仏・ラグジュアリーブランド「エルメス」とApple Watchのコラボレーションモデルとなる「Apple Watch Hermès」を発売した。3モデルをラインナップし、価格は138,000円(税別)から。「Apple Watch Hermès」は、9月9日(米国時間)に開催されたアップルのスペシャルイベントにおいて発表された製品。エルメスの職人が製作するレザーストラップと、アップルのデザイナーが設計した文字盤を組み合わせた特別モデルで、ケース裏蓋とストラップの裏面には、「Hermès」の文字が刻まれている。このモデル限定で、エルメスの代表的な腕時計である「クリッパー」、「ケープコッド」、「エスパス」からインスピレーションを得たデザインのWatchフェイスを内蔵している。○Double TourDouble Tourは、ダブルストラップを特徴とするデザイン。ケースサイズは38mmのみ。ストラップは、フォーヴ色のヴォー・バレニア、ブルー・ジーン、カピュシーヌ、エタン色のヴォー・スウィフトの4色を用意。価格は158,000円(税別)。○Simple TourSimple Tourは、馬のガースベルトの留め具を彷彿とさせるバックルを採用したクラシックなデザイン。ケースサイズは、38mmと42mmを用意。ストラップは、フォーヴ色のヴォー・バレニア、黒のボックスカーフ。38mmのみカピュシーヌ色のヴォー・スウィフトも用意している。価格は38mmのモデルが138,000円、42mmのモデルが158,000円(いずれも税別)。○CuffCuffは、乗馬の馬具にインスパイアされた幅広のデザイン。Apple Watchの心拍センサーが常に手首に接するように設計されている。ケースのサイズは42mm、カラーはとフォーヴ色のヴォー・バレニアのみの用意。価格は188,000円(税別)。○日本国内の取り扱い店舗日本の取り扱い店舗は、Apple Store 表参道、Apple Store 銀座、Apple Store 心斎橋、Apple Watch at Isetan Shinjuku、Dover Street Market Ginza、Hermès 銀座、Hermès 大阪御堂筋の7店舗。
2015年10月06日5日、アップルとフランスの老舗メゾン・エルメスとのコラボレーションモデル「Apple Watch Hermès」が発売となった。"Simple Tour"、"Double Tour"、"Cuff"の3ラインの展開で価格は138,000円(税別)から。「Apple Watch Hermès」は、9月9日のアップルのスペシャルイベントで発表された。Apple Watchのデザインと機能はそのままに、Hermèsのアイコニックなスタイルである繊細な仕上げのレザーベルトがあしらわれている。"Simple Tour"、"Double Tour"、"Cuff"という3ラインでの展開で、通常のApple Watchと異なりケースの裏蓋部分とストラップの裏側に"Hermès"の文字が刻まれており、このモデルのみで使用できるWatchフェイスが内蔵されている。Double Tourは38mmモデルのみで、フォーヴ色のヴォー・バレニア、ブルー・ジーン、カピュシーヌ、エタン色のヴォー・スウィフトの4タイプを用意。マルタン・マルジェラがクリエイティブディレクターを務めていた頃からの独特なデザインで、Hermèsの定番腕時計でも採用されている。価格は158,000円(税別)。Simple Tourは38/42mmモデルに、フォーヴ色のヴォー・バレニア、または黒のボックスカーフの2タイプを用意。38mmモデルではカピュシーヌ色のヴォー・スウィフトを選ぶこともできる。クラシックなエルメスのデザインで、馬具工房としての伝統を受け継いだ仕上がりとなっている。価格は38mmのモデルが138,000円、42mmのモデルが158,000円(いずれも税別)。Cuffは42mmモデルとフォーヴ色のヴォー・バレニアの組み合わせのみ。馬具から着想を得て、デザインされている。Apple Watchの心拍センサーが常に手首に接するよう、ストラップにはホールが穿たれている。価格は188,000円(税別)。取り扱い店舗は、Apple Store 表参道/銀座/心斎橋/at Isetan Shinjuku、Dover Street Market Ginza、Hermès 銀座、Hermès 大阪御堂筋の7店舗。本日より予約および購入が可能だ。
2015年10月05日エルメス(HERMES)が10月5日23時30分(現地時間5日16時30分)よりパリで開催する16SSウィメンズコレクションショーのライブストリーミングを配信する。翌日にはエルメス公式サイト内の特設ページにて、ショーの収録動画、及びバックステージ画像が配信される。ハッシュタグは「#hermesfemme」。ショーの様子はこちらから視聴が可能。
2015年10月04日10月4日から11日まで、京都・渉成園で開催される「プティ アッシュ」。これに際して来日した、エルメス「プティアッシュ」アーティステック・ディレクターのパスカル・ミュサールに、彼女が愛する街・京都で話を聞く機会を得た。アーティストやデザイナーと、職人の対話から生まれたユニークなオブジェに込められた思いとは?パスカルは、エルメス家第6世代で、幼少の頃からエルメスの職人の技や素材に触れて育った人物。彼女は「プティ アッシュ」が世界で初めてエルメスブティックの外で開催されるのが京都の街であることについて、「伝統の技が息づく手仕事の街である京都で『プティ アッシュ』を開催することは、勇気のいることでもありました。でも、その伝統に対する敬意を払い、さらい高い次元で手仕事とデザインを融合させたオブジェを生み出すことは、エルメスにとっても跳躍台のような意味を持つでしょう。だから、京都での開催に迷いはありませんでした」と語る。■創造とは「夢を見ながら、夢を与えること」第一次世界大戦後に馬具の需要が減少する中、新しい世界に目を向けていくことこそがエルメスの挑戦であり、選択だったというエピソードをあげ、「『プティ アッシュ』で新しい何かを共に創造することは、各メチエの作り手にとっても刺激になります。新たな素材や技との出合いは、クリエーションを豊かにしてくれるからです。こうして我々が、夢を見ながら作り上げてきたオブジェたちがまた、見る人の心を動かし、憧れを抱かせ、新たな夢に繋がることが我々のモノづくりにおいて、何より大切な哲学なのです」と続けた。インビューの合間にも、渉成園の庭にふと目を向け「ロープの結び方ひとつとっても、そのディティールから新たな発見があります。日本の知恵が詰まったこの空間は、私にとって究極のラグジュアリー。京都の街はなんて誘惑の多い街なんでしょう」と微笑む彼女は、この世界にある美しきものを慈しむ喜びを知る人なのだろう。「この場所にいると、かつて京都の要人たちが平穏を求めてこの庭を訪れた理由が分かる気がします。TVをつければ、世の中の混沌を物語るようなニュースに溢れています。今の世界は歴史がせっかく教えてくれることを理解していないのでは、と思ってしまいます。『この世界を美しさが救ってくれるのでは』と夢見るためにも、この静寂の中で過ごす時が必要なのではないかしら」とパスカルは続けた。「プティ アッシュ」とは、時を経て継がれてきた技と技が交差する瞬間なのかもしれない。そしてまた、未来に向けて新たに時を刻み始めることにも感じられる。「プティ アッシュ」のオブジェと対峙し、鍛錬や修練の先に今という“時”があるということを教えられ、そして、その美しさに憧憬した。
2015年10月02日エルメス(Hermes)が4日から11日の期間、京都・渉成園で「プティ アッシュ」を開催する。「プティ アッシュ」とは、エルメスのシルク、レザー、ジュエリーなどの異なるメチエ(部門)の至高の技と、アーティスト、デザイナーの感性が出会ったオブジェを生み出す“発想の実験室”だ。10年にエルメス家第6世代のパスカル・ミュサールの思いからスタートした「プティアッシュ」が、エルメスブティック以外の場所で開催されるのは、今回が世界初。国内の開催は、今年4月のエルメス銀座店に続き2回目となる。この度、「プティ アッシュ」が飛び出す場所に選ばれたのは、東本願寺の別邸にあたる渉成園。会場内に足を進めると、淡い青で「h(アッシュ)」と染められた白い暖簾が現れる。高揚感を抱きながらこれをくぐって会場に入ると、「プティ アッシュ」のオブジェたちが我々を迎えてくれるという仕掛けだ。さらにオブジェの向こうには、東山を借景する卯月池と庭園の緑が広がる。この場所は数ある京都の候補地の中から、池が眺められる点や程よい広さの空間が作れることがら選ばれたという。空間構成を手掛けたグラフィックデザイナーの服部一成は、銀座での開催時と同様にハンドタッチの格子が連なるモチーフを採用したファサードを用意。実験室を連想させるクリーンな方眼紙に、書院造の会場にある畳や梁が描く格子がリンクする。会場にはクロコダイルやサンルイのクリスタル、カレやネクタイなど使ったユニークなオブジエがそろう。バッグやカードケース、キーホルダー、置き時計や縄跳びなど、実に多様なアイテムが飾られている。また、日本人アーティストと「プティ アッシュ」のコラボレーションで誕生したオブジェにも注目したい。ひとつは昨年、銀座メゾンエルメスのウィンドウを手掛けたアーティスト・植松琢磨とのコラボレーションで生まれたハリネズミのオブジェ。ハリネズミの表情はホワイトレザーの伸縮で表現され、背中の針部分は豊かな色彩のレザーを六角形に加工した立体で飾られる。エルメスの職人とアーティストが、時間をかけ、各々の納得がいく仕上がりになるまで技と創造性を磨き上げた美しいオブジェのひとつだ。その他にも、日本の金継(きんつぎ)の技を使ったオブジェや扇子とも対峙出来る。金継でエルメスの磁器に新たな佇まいを与えたのは、デザイナーの板坂諭。わずかな滲みや傷などで、そのままでは商品として展開できなかった磁器に金銀の金継技術で大胆にデザインを施したオブジェが並ぶ。また、親骨部分をレザーで包んだ優美な扇子は、坂田文助商店とのコラボレーションによるもの。この他にも、エルメスのレザーを使ったオブジェを藤城成貴が、カレ、レザーと磁器を融合させてジュエリーケースにした河原シンスケが、京都での「プティ アッシュ」に新たなクリエーションで華を添える。かつて人は、新しい素材との出合いを求め、未知の世界へと漕ぎ出した。先人達が生み出した至極の素材が手に入る今日、「プティ アッシュ」はメチエの域を越えた出合いの先に、さらなる美しさを描き出そうとしているのだ。高い次元で融合する巧の技とアーティストらの感性が生み出した遊びに満ちた時空間を、ぜひ渉成園で体感して欲しい。
2015年10月02日エルメス(HERMES)が10月4日から11日まで、京都・渉成園にて「プティ アッシュ(petit h)」コレクションの展示販売会を行う。「プティ アッシュ」は、アーティストやデザイナー、異なる素材、異なるメチエ(部門)の職人の技が出会い、独創的かつ遊び心溢れるオブジェを生みだすコレクション。エルメス家第6世代のパスカル・ミュサールの思いから生まれた「プティ アッシュ」は、パリのエルメス セーヴル店で常設展示を行うほか、これまで世界各地で期間限定の展示を行ってきた。日本で、「プティ アッシュ」が東京を除く地域で披露されるのは初めてのこと。開催店舗である京都高島屋店のエルメスブティックを出て、庭園の美しい渉成園にてコレクションを披露。東京での開催と同様、空間構成はグラフィックデザイナーの服部一成が担当した。
2015年09月30日