『マレフィセント』(14)の世界的ヒットを皮切りに、ディズニーの実写映画の勢いが凄まじい。2017年NO.1ヒットとなったミュージカル『美女と野獣』に続き、2018年はユアン・マクレガーが“大人になったクリストファー・ロビン”にハマった『プーさんと大人になった僕』、クリスマス映画の新定番として次世代女優マッケンジー・フォイの活躍と煌びやかな世界観を映し出した『くるみ割り人形と秘密の王国』が公開された。ところが、2019年のディズニー実写映画はさらにスゴい!予告編やビジュアル解禁にネットが沸く話題作が、怒涛の公開ラッシュとなっている。エミリー・ブラント主演『メリー・ポピンズ リターンズ』2月1日(金)アカデミー賞13部門にノミネート、主演女優賞(ジュリー・アンドリュース)など5部門を受賞した『メリー・ポピンズ』(64)の“その後”を描く『メリー・ポピンズ リターンズ』。『クワイエット・プレイス』のヒットも記憶に新しく、『イントゥ・ザ・ウッズ』でも美声を披露したエミリー・ブラントが新たなメリー・ポピンズを生き生きと演じ、ゴールデン・グローブ賞4部門ノミネートなど映画賞レースでも注目を集めている。物語の舞台は前作から20年後、大恐慌下のロンドン。バンクス家のピンチに、再びあの“ほぼ完璧な魔法使い”メリー・ポピンズが帰ってくる!『モアナと伝説の海』の音楽でアカデミー賞にノミネートされたリン=マヌエル・ミランダ、ベン・ウィショー、コリン・ファース、メリル・ストリープ、そして前作に続いて出演するディック=ヴァン・ダイクも楽しみ。ティム・バートンの世界観に期待『ダンボ』3月29日(金)1941年のアニメーション映画は、“大きな耳”を持ったために仲間はずれにされてしまう象のダンボの成長物語。そして、『アリス・イン・ワンダーランド』『チャーリーとチョコレート工場』など独特の世界観で知られる鬼才ティム・バートンが手がける実写『ダンボ』は、そのコンプレックスを強さに変えたダンボが、離れ離れになった母を救うために仲間に支えられ、勇気を出して“飛ぶ”姿に期待が寄せられている。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』のコリン・ファレルがサーカスの元スター団員ホルト役(今回はいい人)、『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』のエヴァ・グリーンが空中ブランコ乗りのコレット役に、ティム・バートン版『バットマン』のマイケル・キートンがサーカス団長ヴァンデミア役と豪華俳優が名を連ねている。ウィル・スミスのジーニーはハマリ役!?『アラジン』6月7日(金)人生を変えるチャンスを待つアラジンと新しい世界に飛び出したい王女ジャスミンのロマンス、3つの願いを叶える魔法のランプをめぐる冒険、そしてランプの魔人ジーニーのコミカルな魅力が人気を集めた『アラジン』。1992年の世界興行収入1位となる大ヒットを記録し、主題歌「ホール・ニュー・ワールド」はアカデミー賞歌曲賞などに輝いた。『シャーロック・ホームズ』シリーズのガイ・リッチー監督が務め、ミュージカルとなる実写『アラジン』は大ヒットした『美女と野獣』を超えるか?と早くも話題。歌って踊れるアラジン役とジャスミン役には世界的オーディションが敢行され、新鋭のメナ・マスードと新『チャーリーズ・エンジェル』や『パワーレンジャー』のナオミ・スコットが選ばれた。さらに、ランプの魔人ジーニーを演じるのが“ザ・エンターテイナー”ウィル・スミスとあって、期待値は高まるばかり。“モフモフ”予告が話題に『ライオン・キング』全米公開7月19日(金)1994年に大ヒットしたアニメーション映画を、2016年に『ジャングル・ブック』を大成功させたジョン・ファヴローの手により実写化。11月に解禁された本国版予告では、王の後継者シンバがヒヒの呪術師ラフィキによって天高く抱き上げられる象徴的なシーンが、臨場感あるダイナミックな映像となって登場。シンバのモフモフぶりにも驚嘆の声が続出し、24時間で2億2460万回再生された。声優陣も豪華で、主人公シンバを演じるのはドナルド・グローヴァー、シンバの幼なじみナラをビヨンセほか、キウェテル・イジョフォー、アニメーション版でも声を務めたジェームズ・アール・ジョーンズなど。また、アニメーション版でアカデミー賞作曲賞を受賞したハンス・ジマーが再び音楽を担当する。注目女優テッサ・トンプソンが声優『わんわん物語』2019年2019年後半開始予定のディズニー独自のストリーミングサービス「Disney+」の作品の1つになるといわれるのが、1955年のアニメーション映画『わんわん物語』を実写化する『Lady and the Tramp』(原題)。高級犬レディと野良犬トランプのラブストーリーを描く物語は実写とCGの融合となるようで、監督は『レゴ ニンジャゴー ザ・ムービー』のチャーリー・ビーン。主人公レディの声は、『マイティ・ソー バトルロイヤル』『クリード 炎の宿敵』『メン・イン・ブラック:インターナショナル』と出演作が続き、注目度上昇中のテッサ・トンプソン、トランプの声は『ガール・オン・ザ・トレイン』『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のジャスティン・セロー。レディの飼い主で、実写で登場するダーリンは『さよなら、僕のマンハッタン』のカーシー・クレモンズが務める。こちらも配信作品に?『王様と剣』2019年「アーサー王伝説」を原案にしたT・H・ホワイトの小説が原作、1963年にアニメーション映画化された『王様と剣』も実写化。同作はウォルト・ディズニーが最後に手がけた映画としても知られる。原題は『The Sword in the Stone』(石に刺さった剣)で、後にアーサー王となる少年ワートと魔法使いマーリンが登場。「ゲーム・オブ・スローンズ」のブライアン・コグマンが脚本、監督は『28週後... 』フアン・カルロス・フレスナディージョと、ややダークな世界観となるのかも。一方で、魔法使いマーリンについて描く『ザ・マーリン・サーガ』も進行中といわれ、リドリー・スコットが候補に挙がっているらしい。アナ・ケンドリックがサンタの娘に!『Noelle』も2019年?往年のアニメーション映画の実写化ではないが、『イントゥ・ザ・ウッズ』や『ピッチ・パーフェクト』シリーズのアナ・ケンドリックが、サンタクロースの娘を演じる『Noelle』(原題)が、2019年のクリスマスシーズンに登場しそう。父がサンタクロースを引退、怖気づいた兄に代わって彼女が家業を継ぐ物語。脚本・監督は『ラブソングができるまで』『Re:Life~リライフ~』のマーク・ローレンス。2020年以降も続く実写化の波。独自の配信サービスも影響か!?上記以外にも、さまざまなアニメーション映画の実写版やスピンオフ作品が続々と進められている。まず『ムーラン』は、1998年のアニメーション映画を『ユダヤ人を救った動物園アントニーナが愛した命』『クジラの島の少女』の女性監督ニキ・カーロにより実写化。世界5大陸で1,000人規模のオーディションが行われ、日本で歌手活動の経験もある若手女優リウ・イーフェイが大抜擢。『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のドニー・イェンに『エクスペンダブルス』シリーズのジェット・リー、『SAYURI』のコン・リーと世界的なアジアのスターたちが脇を固める。特にコン・リーはアニメには登場しない新キャラのヴィラン(悪役)で、強力な魔女となるとか。2020年3月27日全米公開予定。また、アンジェリーナ・ジョリーとエル・ファニングが続投する『マレフィセント2』(原題)は2020年5月29日全米公開予定だ。ほかにも、エマ・ストーンが『101匹わんちゃん』の悪役クルエラを演じる『Cruella』(原題)、リース・ウィザースプーン主演でティンカーベルを主人公にした『Tinker Bell』(原題)、そしてトム・ハンクスの出演交渉が伝えられた実写版『ピノキオ』は『パディントン』シリーズのポール・キング監督らが手がけることが分かっている。実写とCGで描かれる『リトル・マーメイド』は、『メリー・ポピンズ リターンズ』が好評のロブ・マーシャル監督が担当。音楽は『メリー・ポピンズ リターンズ』にも出演するリン=マヌエル・ミランダ、アニメ版を手掛けたアラン・メンケンがタッグを組むらしい。ハワイに暮らす少女とエイリアンの友情を描いた2002年の『リロ&スティッチ』も実写化に。『シンデレラ』の王子を主役にした『Prince Charming』(原題)は『美女と野獣』の脚本を手がけたスティーヴン・チョボスキー監督がメガホン。1953年のアニメーションを実写化する『ピーター・パン』は、『ピートと秘密の友達』(16)を手がけたデビッド・ロウリーとトビー・ハルブルックスの再タッグとなる模様。さらには、ジーニーを主人公にした『アラジン』前日譚や『白雪姫』などもある。ディズニーは自社のアニメーション映画の実写化を推し進めてはいるが、誰もが知る名作ばかりだけに、往々にして評価のハードルは高くなる。『美女と野獣』や『シンデレラ』など、実写ならではの絢爛で壮大な映像と時代の空気を巧みに取り入れた物語をすでに体験してしまった観客の期待に、果たして応えるものとなるのか。とにかく、それぞれの続報を首を長くして待っていよう。(text:Reiko Uehara)■関連作品:メリー・ポピンズ リターンズ 2019年2月1日より全国にて公開Ⓒ2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.ダンボ(2019) 2019年3月29日より全国にて公開©2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reservedアラジン(2019) 2019年6月7日より全国にて公開© 2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2019年01月05日映画評論ユニットのお杉とB子。今回は新春スペシャル!「私らしく生きる、ポスト平成の女道」というテーマのもと、2019お正月映画を厳選。最強パワーをくれるヒロインが待ってるよ。お杉:人気コメディエンヌ、エイミー・シューマーの新作が日本上陸よ。『アイ・フィール・プリティ!人生最高のハプニング』は、頭部を強打したレネーがモデル級美女に変身したと思い込んだことから騒動に!服のサイズが変わらないことになぜか疑問は抱きません(笑)。B子:コンプレックスが消えたレネーは、超ポジティブに。勘違いで突っ走るんだけど、逆にそれが魅力になっちゃうという。お杉:勤務先の美人CEOとその弟からも一目置かれ、恋も仕事も絶好調。もしや玉の輿?B子:ただ、冴えない友達を見下すようになって、本当の自分を見失いかける。さあ、どう巻き返す?お杉:爆笑させつつ、感動させるのがエイミー流。たとえ思い込みでも、自分を信じることが大切だって勇気づけられちゃった。B子:『メアリーの総て』も同じ。文学少女メアリー・シェリーが女性が抑圧されていた19世紀に18歳で『フランケンシュタイン』を執筆したという事実から発想された物語よ。ロマンスものだけど、裏テーマは女性の権利問題なの。お杉:女好きの夫パーシーに振り回されながらも、創作への情熱を失わなかったメアリーの苦悩をエル・ファニングが体現。ダグラス・ブースのダメ夫ぶりも、リアルすぎて腹が立つほどよ!(笑)B子:それだけ熱演なのよ。顔がいいだけの俳優じゃないんだよ。『アリー/スター誕生』のレディー・ガガの熱演も素晴らしかったわ。歌手志望のアリーが大スターのジャクソンに見いだされ、成功と愛を手に入れるものの…というお話。お杉:ガガには本当にびっくりさせられた!奇抜なドレスやメイクの歌手ガガは苦手だったけど、アリーからは生身の人間の魂を感じたわ。まさに女優ガガ誕生ですな。B子:監督デビューも果たしたジャクソン役のブラッドリー・クーパーが、抜群の歌唱力も披露よ。年末スタートの賞レースでかなりの活躍が期待できそうという噂だよ。お杉:天は三物を与えたのね。お杉とB子ベスト10の季節。1位はぶっちぎりで『スリー・ビルボード』の予定だったんだけど、下半期に傑作続出で悩みまくり!(お杉)台北のバーでフランス人バーテンダーとおしゃべり中、共通の知人がいるとわかりました。世界は狭いね、とふたりで大笑い。(B子)『アイ・フィール・プリティ!人生最高のハプニング』監督・脚本/アビー・コーン&マーク・シルバースタイン出演/エイミー・シューマー、ミシェル・ウィリアムズ、ロリー・スコヴェル、エミリー・ラタコウスキーほか12月28日より新宿ピカデリーほか全国公開。©2018 TBV PRODUCTIONS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.『メアリーの総て』監督/ハイファ・アル=マンスール出演/エル・ファニング、ダグラス・ブース、トム・スターリッジほかシネスイッチ銀座ほかにて上映中。©Parallel Films(Storm)Limited / Juliette Films SA / Parallel(Storm)Limited / The British Film Institute 2017『アリー/スター誕生』監督・出演/ブラッドリー・クーパー出演/レディー・ガガ、アンドリュー・ダイス・クレイ、デイヴ・チャペル、サム・エリオットほか12月21日より新宿ピカデリーほか全国公開。©2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC‐DUNE ENTERTAINMENT LLC※『anan』2018年12月26日号より。イラスト・いいあい(by anan編集部)
2018年12月20日エル・ファニングが主演を務め、200年にわたり愛され続けてきたゴシック小説の金字塔「フランケンシュタイン」の作者の知られざる物語を描く『メアリーの総て』。この度、本作で主人公メアリー・シェリーを演じたエルのインタビュー映像が、いち早くシネマカフェに到着した。ティム・バートンやギレルモ・デル・トロ、デヴィッド・リンチ、リドリー・スコット、スティーヴン・スピルバーグら、錚々たる映画監督たちに影響を与え、女流作家として名を残してきたメアリー・シェリー。そんな彼女の人生を初めて映画化した本作でメアリー役を演じたエル。メアリーは当時としてはかなり急進的な考えを持っていた社会思想家で作家の父ウィリアム・ゴドウィン、“フェミニズムの先駆者”と呼ばれる母メアリ・ウルストンクラフトのもとに生まれた。エルは自身が演じたメアリーについて、「彼女は『フランケンシュタイン』を弱冠18歳で書いたのよ!ものすごく衝撃的だった。知性にあふれ時代の先を行くメアリー・シェリーを演じられるということで、とても心惹かれた」と興奮気味に語り、「今の世の中だからこそ、彼女の特別な物語を皆に知ってもらうべきだと思った。だからこの役を絶対に演じたいと思ったの」と熱意を持って挑んだ役だったことを真っ直ぐな瞳で語る。さらに映像の中では、「(メアリーは)怪奇小説が好きな女の子。でもそれをバカにされて、父親にさえ『馬鹿げてる、取るに足らない』と言われていて。そこから、いまや誰もが知っている『フランケンシュタイン』が生まれたのよ」と映画の魅力を熱弁する姿も。一方で、若手キャストたちとの共演を語る姿は20歳の等身大の女性そのものだ。また、ハイファ・アル=マンスール監督をはじめ、製作スタッフに女性が多い本作について「今回は編集もプロデューサーも女性だし制作陣は女性ばかり。彼女たちの強さは脚本にも表れているし、そのパワフルさは現場でも感じられたわ。すごく重要なことだと思う」と撮影をふり返っている。近年、映画業界でも男女格差についての訴えや#MeToo運動といった様々な声が上がる中、製作面からもいまの時代に繋がる物語であることに触れている。『メアリーの総て』は12月15日(土)よりシネスイッチ銀座、シネマカリテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:メアリーの総て 2018年12月15日よりシネスイッチ銀座、シネマカリテほか全国にて順次公開© Parallel Films (Storm) Limited / Juliette Films SA / Parallel (Storm) Limited / The British Film Institute 2017
2018年12月13日「フランケンシュタイン」の生みの親として、イギリス文学史に名を残す女流作家メアリー・シェリーの知られざる人生を初めて映画化した物語『メアリーの総て』。この度、本作で主演を務めるエル・ファニングが初めて挑んだ本格的ベッドシーンの本編映像が解禁となった。恐ろしくも哀しい怪物“フランケンシュタイン”を世に送り出したのは、わずか18歳のメアリー・シェリー。これまで謎のヴェールに包まれてきた彼女の人生を演じるにあたり、不安とプレッシャーを感じていたというエル。作家を夢みていた10代の幼い少女から、次第に自らの道を切り開いていく大人の女性としての成長も描いている本作では、子役からの長い女優人生の中でも若き母親役や歴史映画への出演など、初めての経験が多い。中でも、今回解禁された映像では、初めて本格的なベッドシーンに挑む美しい姿が映し出されている。この場面では、“異端の天才”とうわさされる妻子ある詩人パーシー・シェリー(ダグラス・ブース)と出会い、互いの才能に強く惹かれ合った2人が、メアリーの父の反対を押し切り、駆け落ちしてきた直後の様子が描かれている。少女から大人の女性へ、そして自分を表現するクリエイターへと変貌を遂げていくメアリーを演じるという挑戦について、エルは「これは成長して自分の内なる声に気付き、家族の影から外に踏み出していく女の子の物語よ。彼女は自由な精神を持っているの」と明かす。■あどけなさと熱く燃える魂や驚くほどの強さ、そして知性を兼ね備えた女優メアリー役として、エルを真っ先に思い描いたというハイファ・アル=マンスール監督は「エルは、私たちがメアリーを演じる女優に求めていた資質をすべて備えている。あどけなさをしっかりと出せる、若くてフレッシュな女優が必要だった。でも、メアリーの熱く燃える魂や驚くほどの強さ、反骨心、知性という最大の特徴も表現できる女優でなければならない。エルは見事に演じきってくれたわ」と断言。エルの女優としての新たな一歩となる本作での演技に絶賛を贈っている。『メアリーの総て』は12月15日(土)よりシネスイッチ銀座、シネマカリテほかにて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:メアリーの総て 2018年12月15日よりシネスイッチ銀座、シネマカリテほか全国にて順次公開© Parallel Films (Storm) Limited / Juliette Films SA / Parallel (Storm) Limited / The British Film Institute 2017
2018年12月12日エル・ファニング主演最新作『GALVESTON』(原題)が、『ガルヴェストン』の邦題で来年日本公開されることが決定。ティザービジュアルも到着した。■ストーリー故郷を捨て裏社会で生きてきたロイは、ある日突然「末期ガン」と診断され余命幾ばくもないことを告げられる。もともとこんなチンケな人生に執着はない、それでも死への恐怖は彼を追い込んでゆく。その夜いつものようにボスに命じられるまま向かった”仕事先”で、ロイは突然何者かに襲われる。組織に切り捨てられたことを悟った彼は、とっさに相手を撃ち殺し、その場にとらわれていた少女を連れて逃亡。少女の名前はロッキー。家出をし、行くあてもなく身体を売って生活していたという。組織は確実に2人を追ってくる。全てを失い孤独な平穏を願いながらも少女を見捨てることのできないロイと、ほかに頼る者もなく孤独な未来を恐れるロッキー。傷だらけの2人の、果てなき逃避行が幕を開ける――。■原作はデビュー作にして最優秀新人賞候補にもなった傑作犯罪小説原作は、ドラマシリーズ「TRUE DETECTIVE」、『マグニフィセント・セブン』などの脚本家としても知られるニック・ピゾラットのデビュー作「逃亡のガルヴェストン」。アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀新人賞候補にもなった傑作犯罪小説だ。■エル・ファニング&ベン・フォスターが逃避行――主演は、『マレフィセント』『アバウト・レイ 16歳の決断』、もうすぐ主演作『メアリーの総て』が日本公開を迎えるエル・ファニングと、『最後の追跡』『インフェルノ』のベン・フォスター。エルは、悲惨な境遇から抜け出すために身体を売って生きるしかなかった若い娼婦・ロッキーを、突然余命宣告を受ける裏社会で生きてきたロイをベンが演じる。娼婦と殺し屋、明日をも知れぬ2人の危険な逃避行とは――。また、公開決定と同時に到着したティザービジュアルでは、いままでにない大人びた表情のエルと、男臭い表情のベンの姿がとらえられている。なお、監督はフランスを代表する国際派女優で、近年は監督としても活躍するメラニー・ロランが務めた。『ガルヴェストン』は2019年、新宿シネマカリテほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2018年12月10日レスポートサック(LeSportsac)は、ファッションデザイナーのアルベール・エルバスとのコラボレーション第2弾となる2018年冬の新作アイテムを、2018年12月12日(水)にレスポートサック店舗などで発売する。ランバン(LANVIN)でアーティスティック ディレクターを務め、コンバース(CONVERSE)のハイエンドライン・アヴァン コンバース(AVANT CONVERSE)でもデザインを手掛けたアルベール・エルバスとタッグを組んだ新作アイテムは、バックパックやサッチェルバッグ、トートバッグなど全20型を展開。プレイフルなデザインのアイテムが揃う。きらびやかなメタリックカラーのバックパックやポーチには、“リップ”や“レディの表情”といったポップなモチーフが散りばめられている。パイソンの型押しを施すことでエッジを効かせ、よりゴージャスな印象に仕上げている。また、光沢感のあるコーティングを施したキルティングデザインも登場。ネイビーやホットピンク、ルージュのようなレッドなど、アイキャッチなカラーリングが魅力のバッグやポーチを揃える。【詳細】アルベール・エルバス × レスポートサック 2018年冬コレクション発売日:2018年12月12日(水)取扱場所:レスポートサック店舗・公式オンラインストア展開数:全20型商品例:・Cora Mini Pouchette(H16×W18×D7cm) 14,000円+税・Violet Backpack(H30×W22×D9cm) 21,000円+税・Medium Amber Weekender(H30×W39×D20cm) 29,000円+税・Small Manon Tote(H20×W19×D19cm) 20,000円+税【問い合わせ先】レスポートサック ジャパンTEL:0120-141-333(営業時間 10:00~17:00)
2018年12月09日わずか18歳にしてゴシック小説の金字塔「フランケンシュタイン」を生み出した作家メアリー・シェリーを、エル・ファニングが熱演する『メアリーの総て』。この度、本作の舞台となる19世紀イギリスの世界観を彩る華麗な衣装について、新たな劇中画像とエルや監督のコメントがシネマカフェに到着した。■現代の感覚にも通用するファッショナブルでエレガントなものに本作では、エルをはじめ、『高慢と偏見とゾンビ』のダグラス・ブースら出演するキャストたちが身を包む華麗な衣装も見どころのひとつ。19世紀イギリスの当時の時代背景や文化を参考にしつつ、現代の感覚にも通用するものを目指して作り上げられた衣装の数々。メガホンをとったハイファ・アル=マンスール監督は、「時代設定にしっくり合い、なおかつ現代人の感覚に訴えるファッショナブルでエレガントなものにしたかった」と説明。「どのコスチュームもとても魅力的よ。時代設定は古いけれど、現代的な感覚の映画にしたかった。衣装はその鍵を握る大切な要素だわ」と、映画の中での衣装の持つ役割の大切さを明かしている。■エル・ファニング、妊娠中のコルセットは「ショッキングだった!」そんな衣装を見事に着こなしたエルは、そもそも「コルセットも何も着たことがなかった」と言う。「最初の衣装合わせで着せてもらって…ちゃんと測って私のために作ってくれたのよ!」と特注コルセットを作ってもらい、撮影に挑んだことを明かしている。「とてもクレイジーだと思ったのは、今回メアリーが妊娠しているシーンもあるけれど、当時は妊娠中もお腹の上からコルセットをしていたんですって。ショッキングだった!」と当時の“常識”にカルチャーショックを受けたとか。もちろん女性のみならず、男性陣の衣装も美しいものばかり。特に、メアリーの夫パーシー・シェリーを演じたダグラスは、本作で衣装を担当したカロリーヌ・クーネルと協力してオリジナルの香水まで作ったこだわりを見せている。200年にわたり愛され続けてきた「フランケンシュタイン」を生み出したメアリー・シェリー。その衝撃の人生を彩る衣装の数々にも注目してみて。『メアリーの総て』は12月15日(土)よりシネスイッチ銀座、シネマカリテほかにて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:メアリーの総て 2018年12月15日よりシネスイッチ銀座、シネマカリテほか全国にて順次公開© Parallel Films (Storm) Limited / Juliette Films SA / Parallel (Storm) Limited / The British Film Institute 2017
2018年12月02日1975年に南米ベネズエラで生まれた「エル・システマ」。貧困と犯罪が蔓延する社会に生きる子供たちのためにユース・オーケストラを作り、音楽教育が社会変革と一体になりうるという新しい道を示した画期的な音楽教育システムだ。12月1日(土)に行なわれる「エル・システマ・フェスティバル ガラコンサート2018」は、駐日ベネズエラ・ボリバル共和国大使館、2008年よりエル・システマの活動を継続的に紹介してきた東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)と、東日本大地震で被災した子供たちに寄り添う形で2012年に始まった「一般社団法人エル・システマジャパン」が主催する、子供たちが主役のコンサート。公演前日、出演者らによる記者会見が開かれた。【チケット情報はこちら】コンサート前半は、エル・システマジャパンと連携する、福島県相馬市、岩手県大槌町、長野県駒ケ根市の3つの子供オーケストラの合同演奏。指揮者としてベネズエラからエンルイス・モンテス・オリバーが初来日した。エル・システマの象徴的な存在である、出身の世界的指揮者グスターボ・ドゥダメルも「次代の才能」と太鼓判を押す1996年生まれの21歳。今回がベネズエラ国外での指揮デビューとなる。すでに1週間前に来日し、相馬と大槌で子供たちの指導に当たるなど各地をまわった。「素晴らしい経験。エル・システマの創始者であるホセ・アントニオ・アブレウ博士が大切にしていた“音楽は統合である”というメッセージが、世界共通のものと確認できた」(オリバー)音楽を通して、人はみな社会の一員であることを自覚させ、だからこそひとりひとりの成長・前進に意味があることを示す。「相馬や大槌で見たのも、まさにそのこと。エル・システマは社会のために作られた。より良い市民を育てるためのシステムであり、それがエル・システマの秘密。人々のための音楽なのです」(同)オーケストラ活動から始まったエル・システマのモットーは「奏でよ、(困難と)闘え」。最近は合唱も重要な活動のひとつとなり、モットーにも一語が加わった。「奏でよ、歌え、闘え」。今回のコンサートも、後半は「東京ホワイトハンドコーラス」と、ベネズエラから来日した「ララ・ソモス」による歌のプログラムだ。「ホワイトハンドコーラス」は、聴覚障害や自閉症、発声に困難のある子供たちのための合唱団。白い手袋で手話によるコーラスを行なうことからこの名がある。日本の「東京ホワイトハンドコーラス」は昨年結成、「ララ・ソモス」の主なメンバーもベネズエラの「ホワイトハンドコーラス」に属している。指導者で、駐日ベネズエラ大使夫人でもある声楽家のコロンえりかは言う。「子供たちは昨年共演したララ・ソモスに夢中で、今年はぜひベネズエラの曲に取り組みたいと必死に練習してきた。地球の反対側に遠く離れていても、思いがつながれば一緒にできる。互いの励ましや友情、美への思い。私たち人間が目指す社会が、実はこんなふうに簡単に作れるのだと感じてもらえるはず」公演は12月1日(土)午後3時より東京・池袋の東京芸術劇場で。取材・文:宮本明
2018年11月30日良くも悪くも、“運命の出会い”は人生を大きく左右してしまうもの。そんな葛藤や苦悩を経験したひとりの女性作家メアリー・シェリーの人生を映画化したのが注目作『メアリーの総て』です。そこで、この作品にインスパイアを受けたこちらの方にお話を伺ってきました。それは……。写真・小笠原真紀(宇野亞喜良)日本を代表するイラストレーターの宇野亞喜良先生!【映画、ときどき私】 vol. 204これまでに数々の受賞経験を誇り、長きにわたって第一線でご活躍されている宇野先生。椎名林檎や布袋寅泰といった有名アーティストたちのアルバムのジャケットデザインをはじめ、化粧品ブランド「マジョリカ マジョルカ」とコラボレーションした似顔絵ジェネレーター「マジョリ画」などでも話題となっています。今回は、宇野先生と本作がコラボし、オリジナルイラストレーションの描かれた鑑賞券と特典のノートブックが完成。そこで、映画のことやご自身のことなどについて語っていただきました。―まずは、この作品をご覧になったときの印象から教えてください。宇野先生メアリーはまだ18歳ですが、そんな若い女性が「フランケンシュタイン」という怪奇小説を書いたというのがおもしろいですよね。恋愛するのは当然ですが、その年で結婚したり、妊娠したり、僕の頭のなかにある18歳の少女とはずいぶん違うなと感じました。―先生には、このメアリーという女性はどのように映りましたか?宇野先生たとえば、僕の映画体験のなかでは、アメリカの映画で見た女優オードリー・ヘプバーンがいわゆる「清純な少女」という感じでした。でも、この映画はそういった少女っぽさを出そうとはしていなくて、当時の日常や恋愛の様子がよりリアルに描かれていますよね。だから、メアリーも「奇妙な小説を書く感覚を持った変わった女性」というよりも、普通に恋愛をした普通の女性だったんじゃないかなと思いました。―主演を務めたエル・ファニングは、現在世界中の才能ある監督たちのミューズ的な存在でもありますが、ご覧になっていかがでしたか?宇野先生実は、彼女の作品は今回初めて観ましたが、まずは「演技力のある女優さんだな」という印象でしたね。それから、いま挙げたオードリー・ヘプバーンもですが、フランスのブリジット・バルドーとか、昔は「これからの10年はこの女性がシンボルになるだろう」みたいな女優さんというのがいましたが、彼女がいまの時代の女性なんだろうなという感じも受けました。人生の転機となった出会いとは?―メアリーはある運命的な出会いがきっかけとなって愛や苦しみを学び、あらゆる感情を知ることによって才能を開花させていったと思いますが、宇野先生がご自身を語るうえで欠かせない人との出会いや影響を受けた人はいますか?宇野先生1960年に「日本デザインセンター」という広告を作る会社に入りましたが、僕の少しあとに入ってきたのが横尾忠則さん。お互いに話が合っておもしろかったので、そこで意気投合しました。当時は広告が理論的になってきていて、おもしろくなくなってきていると感じていたので、僕と横尾さんで「イラストレーションを主体にしたデザインというのをやりたい」ということで、もうひとりの同僚だった原田維夫さんも含めて3人で会社を辞めて、新しくデザインオフィスを立ち上げたんです。―まずは横尾さんとの出会いがひとつのきっかけでもあったのですね。宇野先生当時はニューヨークをはじめ海外にもイラストレーターでおもしろい人がいっぱいいましたし、世の中がイラストレーションに注目していたということもあって、僕はイラストにウエイトを置いていましたが、彼はイラストレーターとしてだけでなく、デザイナーとしての才能もありましたし、それだけではあきたらなくて、画家宣言もすることになるんですよね。あとは、先ほどの「日本デザインセンター」で重役だった山城隆一さんの「デザインに悲しみは盛れないか」という言葉も印象に残っています。というのも、それまでデザインで重要とされていたのは、「機能的でいかに内容やテーマをシンプルに伝えることができるか」ということ。そんなときに山城さんが提案したデザインに感情や文学的な雰囲気を盛り込むことができないのかという思いには影響されましたし、そこで物を描く以外の要素も入れていきたいなという感覚が生まれたんだと思います。自分の多様性は周りに引き出しもらった―そういった出会いを経て、幅広い分野で活躍されていますが、昨年にはアーティストグッズブランド「QXQX」も立ち上げられるなど、84歳になられてもますます精力的に活動をされています。どのようなことが原動力となっているのか教えてください。宇野先生イラストレーションには自分の美学がありますが、「僕の考えで世の中を変革していきたい」というような強烈な思いというのはまったくありません。あくまでも、仕事の依頼があってから、「これをどういう風に表現しようかな」と考えるので、僕の場合はまずは依頼が先にあるという感じなんです。だからこそ、僕は児童文学から大人の小説までいろんなものに絵を描くようになりました。でも、そのおかげで最初に児童文学の今江祥智さんと仕事ができたり、寺山修司さんとの出会いで少女というモチーフを書くことにもなったりと、僕にとっては結果的に非常によかったなといまは思っています。あとは、編集者が僕のなかにある可能性を見抜く力が的確だったということ。だからこそ、僕の多様性というのが引き出されたようにも感じています。インタビューを終えてみて……。宇野先生のアトリエにお邪魔させていただくという貴重な機会をいただいた今回の取材。長年、多くの人の心を引き付けるイラストを生み出されている宇野先生ですが、その温かいお人柄にもすっかり魅了された時間となりました。みなさんも、先生のなかのイマジネーションの世界で描き上げたというメアリーのイラストをさっそくゲットしてみては?また、現在は展覧会も開催中なので、そちらにもぜひ足を運んでみてください。200年前に誕生した時代を超えるヒロイン!時代と愛に翻弄されながらも、自らの力で立ち上がり、道を切り開いたメアリー。いまなお人々をとらえて離さない名作の陰に隠れた真実に、誰もが心を揺さぶられるはずです。女性としての強さや人を愛するがゆえの激しい感情など、いまにも通じる思いを受け取ってみて。ストーリー19世紀のイギリスで、作家を夢見るメアリー。折り合いの悪かった継母と離れるため、スコットランドにいる父の友人のもとで暮らすこととなる。そんなある日、屋敷で開かれた読書会で“異端の天才詩人”と呼ばれるパーシー・シェリーと出会い、強く惹かれ合う。パーシーには妻子がいたが、情熱に身を任せた2人は駆け落ちしてしまうのだった。しかし、次々と不幸が降りかかり、失意の日々を送ることとなる。そんななか、メアリーのなかで何かが生まれようとしていた……。胸が引き裂かれる予告編はこちら!作品情報『メアリーの総て』12 月15日(土)より、シネスイッチ銀座、シネマカリテ他全国順次ロードショー配給:ギャガ©Parallel Films (Storm) Limited / Juliette Films SA / Parallel (Storm) Limited / The British Film Institute 2017展覧会情報展示会名:宇野亞喜良展「言語的絵画」会期:11月21日(水)~12月4日(火)※最終日は午後6時閉場会場:銀座三越7階ギャラリー出品内容:新作原画、版画、goods
2018年11月29日「未体験ゾーンの映画たち 2019」が、2019年1月4日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷にて開催される。日本未公開の怪作映画58作品を上映様々な理由から日本公開が見送られてしまった怪作映画を敢えて上映する劇場発信型映画祭「未体験ゾーンの映画たち」。年々その規模を拡大し、着実に“未体験ファン”を作り出している本イベントに、2019年も各国から様々なジャンルの作品が集結。全58作品が上映予定となっている。デンマーク歴代興行収入1位の傑作ミステリー小説映画中でも特に注目したい作品の1つが、本国デンマークで興収歴代No.1の成績を記録した『特捜部Q カルテ番号64』。累計1000万部を売り上げた、ユッシ・エーズラ・オールスンによる傑作ミステリーを映画化した『特捜部Q』シリーズ最大のヒット作だ。『君の名前で僕を呼んで』主演ティモシー・シャラメ幻の主演作また、『君の名前で僕を呼んで』や、2019年4月に公開を控える『Beautiful Boy(原題)』でも主演を務めたティモシー・シャラメの幻の主演作『シークレット・チルドレン 禁じられた力』も上映。瞬間移動の超能力を持つエスパー兄妹が、運命に翻弄されながらたくましく生きていく演青春SFスリラーだ。“中国版カイジ”やエル・ファニングら豪華キャストSFファンタジーなどそのほか、2009年に藤原⻯也を主演に迎え実写化された漫画『賭博黙示録カイジ』の中国版実写映画『カイジ 動物世界』、近未来SFサスペンスの傑作『ガタカ』などで知られるアンドリュー・ニコル監督の最新作『ANON(原題)』、エル・ファニング、ポール・ジアマッティ、シャルロット・ゲンズブールらの豪華キャストが競演するSFファンタジー『孤独なふりした世界で』、そして、朝鮮戦争でトルコ軍が活躍したという知られざる史実を描いた実話『ブレイブ・ロード〜名もなき英雄〜』などもランナップする。【開催概要】「未体験ゾーンの映画たち 2019」開催期間:2019年1月4日(金)〜※シネ・リーブル梅田でも2019年1月下旬より開催予定場所:ヒューマントラストシネマ渋谷住所:東京都渋谷区渋谷1丁目23−16 ココチビル鑑賞料金:1,300円均一(毎週水曜、毎月1日は1,100円均一)、リピーター割引あり、TCG 会員割引あり<上映作品>特捜部Q カルテ番号64/シークレット・チルドレン 禁じられた力/シークレット・ヴォイス/ザ・スリープ・カース/カイジ 動物世界/ANON(原題)/孤独なふりした世界で/ブレイブ・ロード〜名もなき英雄〜ほか全58作品
2018年11月13日2019年1月よりHTC渋谷&シネ・リーブル梅田で開催される「未体験ゾーンの映画たち2019」にて、エル・ファニング出演最新作『孤独なふりした世界で』が公開されるこが決定。併せて、ポスタービジュアルも到着した。■ストーリー人類滅亡後にひとり生き残った、デル(ピーター・ディンクレイジ)。彼は誰もいない世界でひとり、死体を弔い、空き家を整理して回る毎日を送っていた。何もないこの世界が気に入っていたデルは地球が“普通”だったときから、ひとりが好きだった。しかしある日、そんなデルのもとに風変わりな少女・グレース(エル・ファニング)が現れる。孤独な世界に突然飛び込んできたグレースに動揺しながらも、やがてデルは心を開いていく。■2018年(第34回)サンダンス映画祭で審査員賞を受賞した注目作本作は、終末世界で出会う「孤独を愛する男」と「孤独を嫌う女」を描いたSFファンタジー。エミー賞作品賞も受賞したドラマ『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』の監督でもあるリード・モラーノがメガホンを取った。「孤独を愛する男」デルを演じるのはドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』シリーズでエミー賞にも輝いたピーター・ディンクレイジ。第90回アカデミー賞でも話題となった『スリー・ビルボード』にも出演し、強い印象を残した。本作では、ディンクレイジは主演のほかにも、プロデューサーも務めた。デルの前に突然現れる謎の少女・グレースは、エル・ファニングが演じる。アパレルブランド「ミュウミュウ(MIU MIU)」の広告塔を務めるなど、若手女優の中でも1、2を争うほどの人気を誇る。今年12月には主演作『メアリーの総て』の公開が控えている。デル役のディンクレイジは、彼女の起用について「役柄と同じで、彼女は太陽の光のような存在」とコメント。なお、本作にはポール・ジアマッティ、シャルロット・ゲンズブールのキャストも出演している。今回公開されたポスタービジュアルからも、一風変わった、いままでにない終末世界の雰囲気がうかがえる。モラーノ監督は「これまで描かれてきた世紀末もののどれとも異なっている点を楽しんで欲しい」と語っている。『孤独なふりした世界で』は2019年1月よりHTC渋谷&シネ・リーブル梅田「未体験ゾーンの映画たち2019」にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年11月12日エル・ファニングが、ゴシック小説の金字塔「フランケンシュタイン」の作者を演じる『メアリーの総て』。本作には、注目の英国イケメン俳優が集結していることでも話題を呼んでいる。いま最も世界から注目を集める女優エル・ファニングを主演に迎え、哀しくも美しい作家メアリー・シェリーの壮絶な人生を圧巻の映像美でスクリーンに映し出す本作。監督は、『少女は自転車にのって』(12)で第86回アカデミー賞外国語映画賞サウジアラビア代表に選出、各国の批評家から絶賛を浴びたハイファ・アル=マンスール。19世紀イギリスを舞台に描かれる、華麗な美術と衣装の数々も必見ポイントとなっている。■12月15日公開『メアリーの総て』エル・ファニングを取り囲む、注目必至の英国美男たちそんな本作には、注目必至の若手英国俳優が続々。妻子がありながらメアリーと駆け落ちし、その後も自由奔放に生きてメアリーを創作へと“追い込む”詩人のパーシー・シェリーを演じたのは、『ノア約束の舟』『高慢と偏見とゾンビ』のダグラス・ブース。メアリーの異母妹・クレア(ベル・パウリー)と関係を持つ個性的なキャラクターのバイロン卿を演じたのは、『オン・ザ・ロード』「ホロウ・クラウン」のトム・スターリッジ。そして11月9日(金)に公開を迎える『ボヘミアン・ラプソディ』で「クイーン」のドラマー、ロジャー・テイラー役を演じたベン・ハーディが出演。ちなみに、ベン・ハーディは『X-MEN:アポカリプス』では巨大な翼が印象的なミュータント、エンジェル役を演じている。本作では、「フランケンシュタイン」に負けずとも劣らない名作小説「吸血鬼」を世に贈りだした医師・ポリドリ役に扮しており、「クイーン」のドラマー役やミュータント役から一転、19世紀のインテリ・イケメン姿を披露している。エル演じるメアリーの脇を固める個性豊かなキャラクターを、見事な才能で演じきった彼ら。今回は、そんな彼らにちなみ、人気の英国イケメン俳優が活躍する映画もピックアップ。お気に入りの英国俳優を見つけてみては?■公開中『ヴェノム』地球外生命体に寄生されたトム・ハーディ敏腕記者エディ・ブロック(トム・ハーディ)は、人体実験で死者を出しているという<ライフ財団>の真相を追う中、ある“最悪な”ものを発見し、接触してしまう。それは<シンビオート>と呼ばれる地球外生命体。この生命体にエディの体は寄生され、“ヴェノム”として名乗りを上げる。エディは自分自身をコントロールできなくなる危機感を覚える一方、少しずつその力に魅了されていきーー。“2人で1つ”となったヴェノムとエディに魅了される人が続出中。■11月10日公開『ビリオネア・ボーイズ・クラブ』英国紳士のエージェントが詐欺で成り上がる!?タロン・エガートン1983年、ハリウッド・スクールの同級生だったジョー(アンセル・エルゴート)とプロテニス選手のディーン(タロン・エガートン)は、上流階級が集う商談の場で偶然にも再会を果たす。ジョーは以前から計画していた“金(ゴールド)”で投資をする儲け話をディーンに持ち掛け、ビバリーヒルズ屈指の金持ちである友人たちを口説き、1万ドルの融資を元手に投資グループ「ビリオネア・ボーイズ・クラブ」を立ち上げる。しかし、誰よりも強い野心を持ったジョーは、成り上がるために少しずつ詐欺を積み重ね…。“汚れた金”で結ばれた友情はどのような運命をたどるのか!?『ベイビー・ドライバー』のアンセル・エルゴートと『キングスマン』シリーズのタロンに加え、『戦火の馬』ジェレミー・アーヴァインらの姿も。■11月23日公開『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』主人公ニュート役エディ・レッドメインにジュード・ロウの若きダンブルドアも世界的大ヒットシリーズ「ハリー・ポッター」魔法ワールド最新作。前作『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』で捕らえられたはずの黒い魔法使い・グリンデルバルド(ジョニー・デップ)。しかし、ニュートはある日、彼が逃げ出したことを知る。ダンブルドアの頼みにより、魔法界と人間界の支配を企む黒い魔法使いを追ってニュートが向かったのはパリ!果たして彼らは、世界を黒い魔法使いの手から守れるのか…?■2019年2月公開『女王陛下のお気に入り』宮廷で巻き起こる女の愛憎劇にどう絡む?ニコラス・ホルト&ジョー・アルウィンギリシャの鬼才ヨルゴス・ランティモス監督が、18世紀イングランドの王室を舞台に描いた歴史サスペンス。ルイ14世のフランスと戦争中のイングランド。揺れる国家と虚弱な女王アン(オリヴィア・コールマン)を、幼なじみのレディ・サラ(レイチェル・ワイズ)が操っていた。そんな中、サラの従妹で上流階級から没落したアビゲイル(エマ・ストーン)が召使いとして働くことに。サラに気に入られ、女官に昇格したアビゲイルだったが、生き残りをかけてその野望が芽生えはじめる…。宮廷で巻き起こる3人の女性たちの“パワーゲーム”に、ニコラス・ホルト、ジョー・アルウィンといった英国美男がどう絡んでいくのか、期待大。(text:cinemacafe.net)■関連作品:メアリーの総て 2018年12月、シネスイッチ銀座、シネマカリテほか全国にて順次公開© Parallel Films (Storm) Limited / Juliette Films SA / Parallel (Storm) Limited / The British Film Institute 2017
2018年11月09日この秋は「ペンシルスカート」にご注目!ニットやシャツをシンプルに合わせても、十分に雰囲気が出るのがこの形の魅力。すっきりとしたラインが、着る人を美しく見せてくれます。素材違いでこんなにも印象の違う、個性豊かな5点をお楽しみ下さい。 ふっくらとしたリネンウールで女性らしく Plage - 強縮ウール スリットタイトスカート ¥23,760(税込)ふっくらとしたウールリネン地のタイトスカート。ウエストを高い位置でつまんで、きゅっと絞ったデザインに、すっきりとしたIラインシルエットが女性らしい印象。ハイウエストなので、コンパクトなトップスをボトムインするのはもちろん、ゆったりとしたニットやトップスを合わせて、今年らしいバランスをつくるのもおすすめ。 ニットでつくる決まりすぎないきれい目カジュアル NOMBRE IMPAIR - アンチピリング ペンシルニットスカート ¥12,960(税込)着こなしに程よいリラックス感と「抜け」をプラスしてくれるニットスカート。カットソーより上質感のあるニットは、決まりすぎないきれい目カジュアルにぴったり。程よく厚みの出る「ミラノリブ」地で、身体のラインも露骨に出すぎず、すっきりと着られるのも嬉しいポイントです。付属のウエストベルトをルーズに垂らせば、コーディネートのちょっとしたアクセントに。 千鳥柄のツイードでクラシカルな装いに A PUPIL - ツイードタイトペンシルスカート ¥34,560(税込)きちんと感のある千鳥柄のツイード地に、きれいなタイトシルエットのペンシルスカート。落ち着いた印象のひざ下丈に、3つ並んだ前ボタンがアクセント。クラシカルな上品さを感じさせてくれるデザインです。フロントのスリットからさり気なくのぞく、裏地のドット柄も小粋!同布のベルト付きのハイウエストで、ボトムインスタイルに最適なアイテム。ブラウス合わせで、オフィススタイルにもどうぞ。 ストリートに着こなすウールのストライプ Spick and Span - WALK OF SHAME ストライプスカート ¥52,920(税込)スーツのようなストライプ生地が、程よいきちんと感を醸し出すひざ下スカート。後ろ裾の折り返したようなあしらいが、デザインのポイントです。90年代のグランジファッションからインスピレーションを受けて、エル・ファニングやリアーナなど海外のファッショニスタからも支持を集めるコレクション。スウェットやキャップでストリート風に味つけした、意外性のあるスタイルがおすすめ。 女性らしいディティール満載のコットンスカート YOUNG&OLSEN - YOUNG NAVAL スカート ¥25,920(税込)温かみのあるコットン素材で、きれいに着られるペンシルスカート。足首にかかるロング丈で上品に見せながら、セーラーパンツのようなボタンデザインが個性もしっかりと演出。バックスタイルのスリットとレザー調の編み上げも、レディライクなアクセントです。ほんのりと光沢を感じる上質な素材感に、美しいシルエット楽しめる一着。 ペンシルスカートは、女性らしいパンプスや季節を感じるショートブーツ、スポーティなスニーカー、オーセンティックなローファーなどなど……どんな靴でも似合うのが嬉しいところ。トップスだけでなく、シューズで雰囲気を自在に変えて遊べます。 text : FACY LADY 編集部 【関連記事】 ※ 今買い足すべき「スカート」はこれだ! ※ 大人気「カシミヤウールニット」がいよいよ発売! ※ 楽なのにしっかりキマる「イージーパンツ」集めました
2018年11月09日200年にわたり愛され続けてきたゴシック小説の金字塔「フランケンシュタイン」を生み出した、イギリス文学史に名を残す女流作家メアリー・シェリー。彼女の人生をエル・ファニング主演で初めて映画化した『メアリーの総て』から、待望の予告編が公開された。この度解禁された予告では、後に孤独な怪物「フランケンシュタイン」を産み出すとは思えない、美しい少女・メアリー(エル・ファニング)が、運命の人と出会い、愛する我が子が誕生する幸せな時間が流れたのも束の間、徐々にメアリーに不幸の影が忍び寄よる。我が子の死、愛する人の裏切り…わずか18歳の少女には、あまりにもつらい出来事が立て続けに起きる。メアリーは執筆活動に取り憑かれ、もがき、葛藤しながら、傑作を生み出していく様子が映し出されている。メアリーの哀しくも美しい人生を、エル・ファニングがエモーショナルに表現しているほか、自由奔放に生きて彼女を創作へと“追い込む”詩人のパーシー・シェリーには、『ノア 約束の舟』のダグラス・ブース、異母妹のクレア役には『ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出』のベル・パウリーなどの姿も。併せて公開された場面写真では、英国調のドレスを身にまとう美しいエルの姿や、後に名作「吸血鬼」も生んだ、文学史を変えた伝説の一夜「ディオダティ荘の怪奇談義」に繋がる一幕も見ることができる。『メアリーの総て』は12月よりシネスイッチ銀座、シネマカリテほかにて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:メアリーの総て 2018年12月、シネスイッチ銀座、シネマカリテほか全国にて順次公開© Parallel Films (Storm) Limited / Juliette Films SA / Parallel (Storm) Limited / The British Film Institute 2017
2018年10月19日エル カフェ(ELLE café)が、インナービューティをサポートする期間限定ショップ「INNER BEAUTY SHOP BY ELLE café」を、伊勢丹新宿店本館地下2階のビューティアポセカリー パーク/プロモーションに、10月24日から31日までオープンする。「コンブチャ エキス(KOMBUCHA EXTRACT)」(3,200円)“Gourmet & Healthy”がコンセプトのエル カフェが、カラダの内側から健康と美しさをサポートするアイテムを取り揃えて開催する今回のポップアップ。世界中のヘルスコンシャスなセレブにも人気の「コンブチャ」やアーユルヴェーダの考えに基づいた食材やスーパーフード等を含む「アーユル青汁」をメインに、ヘルシースイーツやハーブティーなど、ライフスタイルに合わせたインナービューティ商品が多数並ぶ。温活やダイエットサポートに有効な「コンブチャ エキス(KOMBUCHA EXTRACT)」(3,200円)は、オーガニックベジタブルやフルーツ、海藻、きのこ、ハーブ、ナッツなど100種類の植物素材を2年以上自然発酵熟成させた酵素エキスと、1本に約6000億個の乳酸菌を含む。カフェインレスのルイボスティーをベースに、ジンジャーやアップルを感じる爽やかな味わいが特徴。自宅用の濃縮タイプで、約2週間から1ヶ月間飲むことができる、無添加のエキス。「アーユル青汁(Ayur AOJIRU)」(ホームパック180包 9,250円、ライトパック60包 4,600円)栄養バランスのサポートや、整腸におすすめの「アーユル青汁(Ayur AOJIRU)」(ホームパック180包 9,250円)は、オーガニックのモリンガを始め、アムラ、ゴツコラなどインドの伝承医学「アーユルヴェーダ」の考えに基づくカラダに良いとされる食材や、スピルリナやヘンプシード等のスーパーフードなど53種類の食材と、一包当たりにヨーグルト約5個分に相当する乳酸菌500億個を含む。国産抹茶も入っているので飲みやすく、続けるための美味しさも特徴の青汁。新発売のライトパック(60包 4,600円)も販売する。「コヨグル プレーン(COYOGUL PLAIN)」(400g 1,200円)本イベントでしか手に入らない限定発売商品も登場。植物性ココナッツヨーグルト「コヨグル プレーン(COYOGUL PLAIN)」(400g 1,200円)は、ココナッツミルクをヴィーガンプロヴァイオティクス(植物性乳酸菌)で発酵させて作る、低糖質、ヴィーガン、デイリーフリー、ラクトースフリー、グルテンフリー、無添加のヨーグルト。まるでクリームのような、なめらかさとその美味しさにファンも多いコヨグルを、毎日数量限定で販売する。さらに、全フレーバーが糖質15.5g以内に抑えられた「糖質コントロールマフィン」(390〜450円)に、「シナモン」、「ベリークリームチーズ」、「チョコレートチップ」の本イベント限定フレーバー3種類が登場する。「グルテンフリークッキー」この他、多くのセレブリティを顧客に持つニューヨークのショップ「カヌレbyセリーヌ」がプロデュースした「グルテンフリーカヌレ」(2,730円)や、オーガニックの米粉をベースに、動物性原料不使用で血糖値を急激に上げるとされる白砂糖を一切使用しないレシピで作った「グルテンフリークッキー」(700〜900円)などが並ぶ。会期中は、1万2,000円以上購入でガラス二重構造のロゴ入りティーボトルを、7,000円以上購入でオーガニックコットンのエコバッグがプレゼントされるノベルティキャンペーンも実施。ノベルティは先着順、数量限定となる。【イベント情報】INNER BEAUTY SHOP BY ELLE café会期:10月24日〜10月31日会場:伊勢丹新宿店 本館地下2階 ビューティアポセカリー パーク/プロモーション時間:10:30〜20:00
2018年10月16日映画『メアリーの総て(すべて)』が2018年12月15日(土)より、ネスイッチ銀座、シネマカリテ他全国順次ロードショー。ゴシック小説「フランケンシュタイン」の著者、18歳の少女メアリーの物語『メアリーの総て(すべて)』は、200年にわたり愛され続けてきたゴシック小説の金字塔「フランケンシュタイン」を18歳で生み出した、メアリー・シェリーの波乱に満ちた人生を描く。メアリー・シェリーは、ティム・バートン、ギレルモ・デル・トロ、デヴィッド・リンチら、今世紀の鬼才たちにも絶大な影響を与えただけでなく、リドリー・スコットやスティーヴン・スピルバーグら巨匠たちも、深いリスペクトを表明している女流作家だ。今では、「高慢と偏見」のジェーン・オースティン、「ジェーン・エア」のシャーロット・ブロンテと並び、イギリス文学史に名を残す存在となっている。監督はハイファ・アル=マンスール監督には、長編映画デビュー作『少女は自転車にのって』(12)で第86回アカデミー賞外国語映画賞サウジアラビア代表に選出され、各国の批評家からの評価を得たサウジアラビア初の女性監督ハイファ・アル=マンスールを迎える。女性監督であるが故に殺害予告を受けるなど、メアリー同様に波乱に満ちた人生を生きるハイファ監督は、メアリーの生き様に強く感銘を受けたという。主演はエル・ファニング可憐で聡明、そして不幸であるほど才能が開花してゆくメアリーを演じたのは、今最も世界から注目を受ける女優、エル・ファニング。『マレフィセント』『パーティーで女の子に話しかけるには』『ネオン・デーモン』など、話題作・異色作に立て続けに出演している。傑作小説「フランケンシュタイン」誕生に隠された、波乱に満ちた天才女流作家・メアリーの人生を見事に演じきっている。ストーリー19世紀イギリス 小説家を夢見るメアリーは“異端の天才”と噂される、妻子ある詩人パーシー・シェリーと出会う。互いの才能に強く惹かれあった二人は、情熱に身を任せ、駆け落ちする。愛と放蕩の日々は束の間、メアリーに襲い掛かる数々の悲劇。失意のメアリーはある日、夫と共に滞在していた、悪名高い詩人・バイロン卿の別荘で「皆で一つずつ怪奇談を書いて披露しよう」と持ちかけられる。深い哀しみと喪失に打ちひしがれる彼女の中で、何かが生まれようとしていた──。劇場鑑賞券はイラストレーター宇野亞喜良とのコラボ椎名林檎、布袋寅泰など、錚々たるアーティストのアルバムジャケットを手掛けるなど、第一線で活躍してきたイラストレーター宇野亞喜良。彼が描くイラストレーションが、劇場鑑賞券のデザインとして採用された。宇野を象徴する少女をモチーフにしたイラストレーションと映画『メアリーの総て』を融合させ、劇中で誕生秘話が明かされる「フランケンシュタイン」を持ったメアリー・シェリーを幻想的なタッチで表現した。そんな彼も本作を見て「これが百年以上前の話だから面白い。リアリズムで描くロマネスクの世界。」と賞賛の声を送っている。詳細映画『メアリーの総て(すべて)』公開日:2018年12月15日(土)シネスイッチ銀座、シネマカリテ他全国順次ロードショー監督:ハイファ・アル=マンスール出演:エル・ファニング、ダグラス・ブース、ベル・パウリー、トム・スターリッジ原題:MARY SHELLEY配給:ギャガ
2018年10月14日現在公開中の映画『500ページの夢の束』で主演を務める元天才子役ダコタ・ファニングが、自閉症の女性役に挑戦した熱い思いを語るインタビュー映像がシネマカフェに到着した。7歳で映画デビュー、『I am Sam アイ・アム・サム』『宇宙戦争』の名演技で天才子役として一躍世界にその名を知らしめたダコタ。本作で彼女が演じているのは、大好きな『スター・トレック』に関して並外れた知識を持つ、自閉症の主人公ウェンディ。今回のインタビューでダコタは、脚本を読み「とにかくやりたいと思った。この役を誰にも渡したくないってね。ウェンディに命を吹き込みたかった」と作品に強く惹かれたと明かす。しかし、同時に「不安も感じたわ。私では力不足の気がして」と、演じたことのない役どころに弱気になったことも。しかし本作の監督、ベン・リューインと話したことで、「でも頑張ってやるしかないと思った。人は勇気を持つべきだってよく言うでしょ」と挑戦していく決意を固めたのだそう。そんな彼女の挑戦への原動力となったのは、演じた主人公ウェンディだったようで、「物語がステキなの。脚本を読んだ人は皆ウェンディを好きになる。私はただそんな彼女に命を吹き込みたかった。見る人に何かを伝えられればと…」と熱い思い述べている。大好きな『スター・トレック』という作品に支えられ、成長していくウェンディ。「ウェンディにとっては『スター・トレック』の脚本を書くことが、現実世界や自分の感情とつながる方法なの。言ってみれば、自分を虜にしたキャラクターたちの目線で世界を見て回っているようなものね」と自分なりの解釈で語っている。天才子役から“演技派女優”へ――。確かなキャリアを積んできたダコタ・ファニングの女優としてのセカンドステージ代表作となる本作を、ぜひ劇場で見届けてみて。『500ページの夢の束』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:500ページの夢の束 2018年9月7日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2016 PSB Film LLC
2018年09月23日俳優のダコタ・ファニング(24)が米国時間17日夜に開催された第70回エミー賞授賞式に出席した。ファニングはディオールのグリーンのドレスに合わせ、耳元には巨大なエメラルドのイヤリングを着けてレッドカーペットに登場。このティアドロップ型のイヤリングは世界中のセレブリティを顧客に持つハイジュエラー「ロレイン・シュワルツ」のもので、大きさは何と175カラット。’09年のアカデミー賞授賞式に、アンジェリーナ・ジョリーが選んだ115カラットのエメラルドのイヤリングもロレイン・シュワルツのもので、価格は約250万ドルと言われていた。今回ファニングが着けたものも同じようなデザインだが、石の大きさはジョリーのそれを凌駕している。ファニングが出演しているNetflixオリジナルドラマ『エイリアニスト』はエミー賞で6部門にノミネートされ、補助視覚効果部門を受賞した。
2018年09月18日いま最も世界から注目を受ける女優エル・ファニングが「フランケンシュタイン」の著者・メアリー・シェリーを演じる『MARY SHELLEY』(原題)。この度、『メアリーの総て』の邦題にて日本で公開されることが決定。併せて、ポスタービジュアルも公開となった。■ストーリー19世紀イギリス。小説家を夢見るメアリーは“異端の天才”と噂される、妻子ある詩人パーシー・シェリーと出会う。互いの才能に強く惹かれあった2人は、情熱に身を任せ、駆け落ちする。愛と放蕩の日々は束の間、メアリーに襲い掛かる数々の悲劇。失意のメアリーはある日、夫と共に滞在していた、悪名高い詩人・バイロン卿の別荘で「皆で1つずつ怪奇談を書いて披露しよう」と持ちかけられる。深い哀しみと喪失に打ちひしがれる彼女の中で、何かが生まれようとしていた――。■世紀の怪物を生み出したのは、18歳の少女本作はイギリスのゴシック小説として世界中に知られる「フランケンシュタイン」の作家、メアリー・シュリーを描いた伝記映画。『シザー・ハンズ』のティム・バートン、『シェイプ・オブ・ウォーター』のギレルモ・デル・トロ、『イレイザーヘッド』のデヴィッド・リンチなど、今世紀の鬼才たちに絶大な影響を与え、リドリー・スコット、スティーヴン・スピルバーグ、ジェームズ・キャメロンなどの巨匠たちも、深いリスペクトを表明している。そんな彼女が「フランケンシュタイン」を生み出しのは、なんとわずか18歳。人生においても波瀾万丈であったメアリーを演じるのは、『マレフィセント』や『SOMEWHERE』で透明感あるピュアな役を演じ、最近では『ネオン・デーモン』『パーティで女の子に話しかけるには』など、過激な作品にも挑むエル・ファニング。19世紀のイギリスを舞台に、これまでヴェールに包まれてきた人物をどう演じるのか期待が高まる。■監督は同じく過酷な人生を歩んだハイファ・アル=マンスールそんな本作の監督に抜擢されたのは、長編映画デビュー作となる『少女は自転車にのって』(12)で第86回アカデミー賞外国語映画賞に出品、各国の批評家から絶賛を浴びたサウジアラビア初の女性監督ハイファ・アル=マンスール。娯楽規制によって映画館がない中で、レンタルビデオを見たことで映画監督を志すも、快く思わないものから殺害予告を受けるなど、メアリー同様に波乱に満ちた人生を送ってきた彼女が、スクリーンにメアリーの哀しくも美しい人生を焼き付ける。公開されたポスターには「フランケンシュタイン」を執筆する当時のメアリーを演じるエル・ファニングが、誰かの墓に寄りかかり羽ペンをもつ姿が印象的。「『不幸』に抱かれ、『死』に口づけられ、世紀の傑作を産んだ」というキャッチコピーは、彼女の道ならぬ恋や愛など観る者の胸に深く突き刺さる人生を象徴しているかのよう。また19世紀イギリスの華麗な美術も本作の見どころの1つとなっている。『メアリーの総て』は12月よりシネスイッチ銀座、シネマカリテほかにて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:メアリーの総て 2018年12月、シネスイッチ銀座、シネマカリテほか全国にて順次公開© Parallel Films (Storm) Limited / Juliette Films SA / Parallel (Storm) Limited / The British Film Institute 2017
2018年09月11日ダコタ・ファニング主演、9月7日(金)より全国公開する映画『500ページの夢の束』。この度、日本オリジナル予告編映像と本ポスターが解禁された。今回到着した日本オリジナルの予告編は、SF映画のような宇宙服を着た2つの影が前へと進むシーンからはじまる。これは、ダコタ演じる主人公ウェンディが書く『スター・トレック』のオリジナル脚本の1シーン。自閉症を抱え、コミュニケーションが苦手で家族と離れ施設で暮らしているウェンディは、脚本コンテストに応募するため、施設を抜け出して数百キロ離れたハリウッドを目指す。ソーシャルワーカーのスコッティ(トニ・コレット)やウェンディの姉オードリー(アリス・イヴ)は、ウェンディが誰よりも独創的な才能を持っていることや、1人で目的地を目指す勇気と行動力に気づかされていく。トラブルに見舞われながらも、懸命に目的地を目指すウェンディの健気な姿が胸打つ映像だ。また、ウェンディの警戒を解くため、『スター・トレック』に登場する“クリンゴン語”で話しかける警察官の姿も。ファンだけが使いこなせる架空言語でのコミュニケーションからは、ウェンディの“『スタトレ』好き度”が伝わってくると同時に、周囲の人々の優しさやユーモアが垣間見える。さらに、併せて解禁されたポスタービジュアルには、<届けたい物語がある。届けたい人がいる。>というコピーが載っており、脚本や荷物を抱えて前を見すえるウェンディと、姉のオードリー、ソーシャルワーカーのスコッティ、愛犬ピートの姿も切り取られている。ウェンディの熱い視線からは、意志の強さが伝わってくる。人生で初めて大きな願いを遂げるために、つまずきながらも目的地へ1歩ずつ前進するウェンディとその家族たちを描いた愛のある物語。難しい役どころを繊細かつ豊かな表現力で演じきったダコタは、脚本を読んだ際、「他の人に演じてほしくなかった。ウェンディに命を吹き込めるのは、私だけと思った」と語る。本作は、大人の女優となったダコタの新たなる代表作となりそうだ。『500ページの夢の束』は9月7日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年06月22日エル カフェ(ELLE café)の「コンブチャ」に、夏季限定のフレーバー2種が登場。2018年6月15日(金)から9月30日(日)までの期間、青山店、六本木ヒルズ店、ギンザシックス店にて発売される。「コンブチャ」とは、紅茶や緑茶を発酵させて作る植物性の発酵ドリンク。エル カフェではルイボスティーをベースに、オーガニック野菜や果物、海藻、きのこ、ハーブなど、100種類の植物素材を2年かけて自然発酵させた100%無添加の酵素エキスと植物性乳酸菌を使用しており、整腸、デトックス、基礎代謝の向上、ホルモンバランスケアなどの効果が期待出来るという。1杯ずつ店頭で手作りするエル カフェの「コンブチャ」は、フルーツのフレーバーと炭酸を合わせた爽やかな飲み心地がポイント。今回は夏季限定の新フレーバーとして、豊富なビタミンCと葉酸で美肌サポートや貧血予防に人気の高いライチとローズが香る「ライチ&ローズ」、ビタミン類やポリフェノールが豊富なマスカットとラベンダーを合わせた「マスカット&ラベンダー」の2種が新たにラインナップ。定番の「ザクロ&ベリー」「パッションフルーツ&ジンジャー」を含めて全4種のフレーバーが楽しめる。また、自宅で気軽に「コンブチャ」が楽しめる濃縮タイプの「コンブチャ エキス」も発売。水や炭酸で割ってそのまま飲むのはもちろん、ヨーグルトのトッピングに使ったりと、様々な楽しみ方が出来る。【概要】エル カフェ「コンブチャ」期間限定フレーバー販売期間:2018年6月15日(金)〜9月30日(日)販売店舗:エルカフェ 青山店、六本木ヒルズ店、ギンザシックス店価格:コンブチャ 各830円+税、コンブチャ エキス(300ml) 3,200円+税フレーバー:ライチ&ローズ(期間限定)、マスカット&ラベンダー(期間限定)、ザクロ&ベリー、パッションフルーツ&ジンジャー
2018年06月08日ダコタ・ファニング主演最新作『PLEASE STAND BY』の日本版タイトルが『500ページの夢の束』に決定し、併せて場面写真が解禁された。■ストーリー『スター・トレック』が大好きで、その知識では誰にも負けないウェンディの趣味は、自分なりの『スター・トレック』の脚本を書くこと。自閉症を抱える彼女は、ワケあって唯一の肉親である姉と離れて暮らしている。ある日、『スター・トレック』脚本コンテストが開催されることを知った彼女は、渾身の作を書き上げるが、もう郵送では締切に間に合わないと気付き、愛犬ピートと一緒にハリウッドまで数百キロの旅に出ることを決意する。500ページの脚本と、胸に秘めた“ある願い”を携えて――。主人公ウェンディを演じるのは、7歳で映画デビューを果たし、『I am Sam アイ・アム・サム』『宇宙戦争』の名演技で天才子役として一躍世界にその名を知らしめたダコタ・ファニング。本作では、大好きな『スター・トレック』に関して並外れた知識を持つ、自閉症を抱える少女という難しい役どころを、繊細かつ豊かな表現力で演じきっている。確かなキャリアを積み、大人の女優となったダコタのセカンドステージの、間違いなく代表作になるだろう。ウェンディを支えるソーシャルワーカー・スコッティ役には『シックス・センス』『リトル・ミス・サンシャイン』のトニ・コレット。また、ウェンディを大切に想いながらも離れて暮らさざるを得ない複雑な感情を抱く姉・オードリー役に、『スター・トレック/イントゥ・ダークネス』のアリス・イヴが抜擢された。さらにプロデューサーは、『JUNO/ジュノ』『マイレージ、マイライフ』を手掛けたダニエル・ダビッキと、『マネーモンスター』のララ・アラメディン。監督はサンダンス映画祭で観客賞・審査員特別賞をダブル受賞するなど、数々の国際的な賞に輝いた『セッションズ』のベン・リューインだ。“500ページの脚本を届ける”という人生初の大きな目標のために、立ちはだかるトラブルを1つずつクリアして、つまずきながらも目的地へと近づいていくウェンディとその家族たちを、数々の良質ドラマを送り出してきたキャスト・スタッフが愛とユーモアをこめて描いている。■“500ページの脚本”をリュックに、“ある願い”を胸に。愛犬と共にハリウッドを目指すウェンディ併せて解禁された場面写真には、愛犬ピートを抱き、決意を込めた表情で前を見据えるウェンディや、誰にも知らせず一人旅に出たウェンディを探すスコッティ、 オードリーらが写されている。初めて外の世界へ踏み出すウェンディの不安とときめき、そんな彼女を心配しながらも変わらぬ愛情で見守る家族たちの温かい眼差しを感じさせる場面写真に、期待が高まる。『500ページの夢の束』は9月7日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年05月30日世界が待ち望んでいた『マレフィセント』の続編の撮影が始まったようだ。前作から引き続きオーロラを演じるエル・ファニングが、Instagramにキュートな2枚の画像を投稿してファンにお知らせした。1枚目はオーロラのふわふわとしたヘアスタイルでゴツめのサングラスを鼻まで下ろし、「ニヤリ」と不敵な笑みを浮かべるエルのセルフィー。エルの頭にはマレフィセントの角がニョキッと生えているように見えるが、マレフィセントに扮したアンジーがエルの後ろに重なり、隠れているのだ。エルはこの状態を「究極のフォトボム」とキャプションを付けている。もう1枚は、エルが大きな口を開けてとびきりの笑顔を見せているセルフィーで、マレフィセントのメイクながらバスローブを着ているアンジーが、後ろでピースサインをしている写真。「今日は『マレフィセント2』のセットに、ママを連れてくる日なの」とアンジーを「ママ」と呼ぶエルのコメントから2人の仲の良さがうかがえる。ウォルト・ディズニー・スタジオもSNSで、アンジェリーナ・ジョリー、エル・ファニング、ミシェル・ファイファーの名前が入っているディレクターズチェアの画像で製作開始を伝えた。『マレフィセント2』の公開日はまだ発表されていない。(Hiromi Kaku)
2018年05月30日フードマガジン『エル・グルメ(ELLE gourmet)』による「エル・グルメ 渋谷街バル」が、渋谷ヒカリエをはじめとする渋谷界隈の飲食店約30店舗で初めて開催される。期間は2018年6月14日(木)から24日(日)まで。街バルとは、街を一つのBARに見立て、食べ歩き飲み歩きを楽しめるお得なグルメイベント。参加者は、イベント専用チケット1枚につき、1ドリンク&1フードの限定メニューを味わうことができる。渋谷の人気イタリアン「グーイタリアーノ 渋谷」をはじめとする渋谷界隈の飲食店30店舗や、渋谷ヒカリエからの人気飲食店、牛たん専門店の「牛たん炭焼 利久」やハワイアンレストランの「カイルア・ウィークエンド(Kailua Weekend)」などが参加する。イベントでは各店舗ごとに、フルーツフレーバーのスパークリングワイン「カフェ・ド・パリ」に加え、おつまみが盛られたアペロメニューのセットがお得な価格で販売される。渋谷ヒカリエでは「牛たん炭焼 利久」のアペロメニュー、牛タンづくしプレートや、「カイルア・ウィークエンド」によるマグロとアボカドのポキとフライドポテトのセットなどが展開。また、本格渋谷イタリアン「グーイタリアーノ(goo ITALIANO) 渋谷」によるシェフのお任せ前菜の盛り合わせなど、各店舗ならではのこだわりのメニューが限定で楽しむことが出来る。スパークリングワイン「カフェ・ド・パリ」は、全8種類のカラフルな定番品や季節の数量限定品が展開される予定だ。チケットについては、3枚つづりの1ドリンク&1フードチケットのほか、カフェ・ド・パリをもう1杯おかわりできるチケットが付随。またチケットを2枚購入すると、フードマガジン『エル・グルメ』最新号がプレゼントされる。渋谷ならではの限定メニューをスパークリングワインと共に存分に味わえる機会となりそうだ。【詳細】-スパークリングワインで初夏に乾杯!ー雑誌『エル・グルメ』渋谷街バル開催期間:2018年6月14日(木)~24日(日)時間:17:00〜23:00 ※店舗により異なる。開催場所:渋谷ヒカリエ館内・渋谷エリアの飲食店約30店舗受付場所:渋谷ヒカリエ 6F エレベーター横受付時間:17:00〜21:00 ※6月24日(日)のみ17:00~19:00 ※受付は開催期間中のみ。主催:株式会社リンクバル■チケット価格:WEBチケット 3,300円(税込) / 当日チケット3,500円(税込)※チケットは1ドリンク&1フードチケット×3枚+カフェ・ド・パリ1ドリンクチケット 購入窓口:・公式サイト(街コンジャパン)、当日受付(渋谷ヒカリエ館内)、渋谷エリアの飲食店約30店舗URL:
2018年05月25日エル カフェ(ELLE café)より、体の内側から紫外線ダメージをケアするとされる「ビタミンA・C・E」をたっぷり含む新鮮なオレンジを使った「サマーオレンジティーボトル」と「オランジュリーフロゼ」が登場。2018年6月9日(土)から7月31日(火)までの期間、エル カフェ 青山などで発売される。エル カフェのロゴ入りティーボトル付きの「サマーオレンジティーボトル(Summer Orange Tea Bottle)」は、お通じ改善に効果的なハーブ“センナ”茶とジャスミン茶をベースにしたデトックスティーソーダ。紫外線のアフターケアの効果があるとされるオレンジとパッションフルーツに加え、満腹感たっぷりのパールタピオカやナタデココも入ったドリンクだ。ボトルは、保冷・耐熱機能を備えたガラス二重構造なので、自宅やオフィスなどでも活躍するだろう。「オランジュリーフロゼ」は、アンチエイジング効果が期待できる夏にぴったりのサマーカクテル。ロゼワインを凍らせたフローズンロゼに、オレンジやストロベリー、そして日本初上陸のモナコ産ビターオレンジを使ったプレミアムリキュール「オランジュリー」を合わせた。その他にも、エル カフェ 青山限定メニューとして、モナコ4つ星ホテルのエグゼクティブ・シェフと共同開発した地中海料理「モナコ プリフィックスランチ」や、オランジュリーフロゼが付いた、セイボリーとスイーツの組み合わせ「モナコ アフタヌーンティー」も展開される。【詳細】エル カフェ ミーツ モナコ期間:2018年6月9日(土)~7月31日(火)商品:・サマーオレンジティーボトル 2,500円+税 (エル カフェ 全店)・オランジュリーフロゼ 1,600円+税 (エル カフェ 全店)・モナコ プリフィックスランチ 3,800円+税 (エル カフェ 青山限定)■メニューバルバジュアン/甘えびのミネストローネ レモンタイムの香り/ホタテと天使の海老のリゾット/鶏むね肉のプロシュートロール、さつま芋のキャラメリゼ または スズキのローストとあさり、イエローソース■ドリンク食後のコーヒーまたはフレッシュハーブティー・モナコ アフタヌーンティー 4,500円+税 (エル カフェ 青山限定)■メニュークロックムッシュ/ビーツフムスのオープンサンド/デビルズエッグ/シェーブルとドライフルーツのピンホイール/シュリンプトースト/本日のスープ/苺のコヨグルヴェリーヌ/カカオスコーン、ミントクリーム/グルテンフリーチーズケーキ/ピスタチオクリームのプチシュー/レモンメレンゲタルト/オランジュリーフロゼ■ドリンクコーヒー、フレッシュハーブティー、オーガニックティー
2018年05月24日4月27日(金)より全国公開され、満席回続出の大ヒットとなっている『君の名前で僕を呼んで』。本作で第90回アカデミー賞主演男優賞にノミネートされた主演のティモシー・シャラメは、その溢れ出る才能と美貌から“ディカプリオの再来”といわれる、いま大注目の若手イケメン俳優。2018年は、24歳の青年と恋に落ちる無垢な少年を演じた本作含め、女子高生が思わず心を奪われるバンドマンを演じた『レディ・バード』が日本公開間近、さらに7月全米公開の『Hot Summer Nights』(原題)ではドラッグディーラーを演じるなど、話題作が続々と控えており、ますます目が離せない存在となっている。■『君の名前で僕を呼んで』全国公開中映画レビューサイト「ロッテントマト」による「2017年度ベスト・レビュー映画NO.1」の輝かしい実績を持つ本作は、80年代の北イタリアの避暑地を舞台に、初めての、そして生涯忘れられない恋の痛みと喜びを描いたラブストーリー。第90回アカデミー賞主演男優賞ほか4部門にノミネートされ、巨匠ジェームズ・アイヴォリーが脚色賞を受賞した。1983年夏、北イタリアの避暑地で家族と夏を過ごす17歳のエリオ(ティモシー)は、大学教授の父(マイケル・スタールバーグ)が招いた24歳の大学院生オリヴァー(アーミー・ハマー)と出会う。一緒に自転車で街を散策したり、泳いだり、午後を読書や音楽を聴いたりして過ごすうちに、エリオのオリヴァーへの気持ちは、やがて初めて知る恋へと変わっていく――。■『レディ・バード』6月1日(金)公開カリフォルニア州のサクラメントは閉塞感漂う田舎町。カトリック系の女子高に通い、自らを「レディ・バード」と呼ぶ17歳のクリスティン(シアーシャ・ローナン)が、高校生活最後の年を迎え、友人やボーイフレンド、家族、そして自分の将来について悩み、揺れ動く様子を、みずみずしくユーモアたっぷりに描いた作品。ティモシーは一転、チャラくて“ゲスな”バンドマンを演じている。監督・脚本は、『フランシス・ハ』『20センチュリーウーマン』など、女優としても高い評価と人気を誇るグレタ・ガーウィグ。本作も第90回アカデミー賞にてグレタの監督賞、主演女優賞、助演女優賞ほか5部門ノミネートにノミネートされた。■『Hot Summer Nights』(原題)7月27日(金)全米公開予定『ルーム』(’15)、『ムーンライト』(’16)など賞レースを席巻する作品を次々送り出す気鋭のスタジオ「A24」製作の話題作。恋愛模様を描いた青春映画でありながら、リアリティある薬物依存の描写も強烈と話題になっており、ティモシーはドラッグディーラー役を熱演している。監督・脚本は新人のイライジャ・バイナム。田舎にある親戚の家で過ごす少年ダニエルは、ひょんなことをきっかけにドラッグに手を出してしまう。友達も恋人もいなかった彼は、孤独の中でドラッグディーラーの道に進み…。『イット・フォローズ』のマイカ・モンロー、ディズニー・チャンネル『ティーン・ビーチ・ムービー』のマイア・ミッチェル、『フィフス・ウェイブ』アレックス・ロウらが共演。■『Beatutiful Boy』(原題)10月12日(金)全米公開予定『ムーンライト』『それでも夜は明ける』で2度のオスカーに輝く、ブラット・ピットが立ち上げた「PLAN B」が製作。ドラッグ依存症の息子を抱えた、米作家デビッド・シェフによる自伝的ノンフィクション「Beautiful Boy: A Father’s Journey Through His Son’s Addiction」(原題)の映画化し、「メス」「スピード」などと呼ばれる覚せい剤メタンフェタミンでドラッグ依存に陥ったニック(ティモシー)の壮絶な葛藤を、父親(スティーヴ・カレル)の視点から描く。共演に、『デトロイト』のケイトリン・ディーヴァー。■『A Rainy Day in New York』(原題)2018年全米公開予定巨匠ウディ・アレン監督最新作。人気女優のエル・ファニングとセレーナ・ゴメスに、ジュード・ロウ、ディエゴ・ルナ、リーヴ・シュレイバー、レベッカ・ホールと豪華な顔ぶれ。初恋の喜びと痛みを知る無垢な少年から、若すぎるドラッグディーラーまで変幻自在のティモシー。いま最も熱い俳優に、引き続き注目していて。『君の名前で僕を呼んで』はTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:君の名前で僕を呼んで 2018年4月27日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© Frenesy, La Cinefactureレディ・バード 2018年6月、全国にて公開© Universal Pictures
2018年05月16日ティファニー(Tiffany&Co.)ティファニーの新作ジュエリーコレクション「ティファニー ペーパーフラワー」が、2018年9月1日(土)より発売される。花びらを一枚一枚丁寧に留めていくというアイデア「ティファニー ペーパーフラワー」は、チーフ・アーティスティック・オフィサーのリード・クラッコフによる初のジュエリーコレクシン。“ファインジュエリーのルールを取り除くこと”を追求したいと語るリード・クラッコフが、コレクション名、デザインの着想源として選んだのは、紙で出来た繊細な花びらを一枚一枚丁寧に留めていくというアイデアだった。実際にある花をモチーフにした、従来のジュエリーとは異なり、イマジネーションを与えたのは架空の花。紙を切って1枚1枚花びらを作って仕上げたようなペーパーフラワーをイメージしたという。「ティファニー ペーパーフラワー」は、中央にプラチナのピンを配して、それを囲み覆うように繊細な花びらが並んでいる。アシンメトリーな花びらは、細部にいたるまで精巧な構造で作られ、一枚一枚自然に繋ぎ合わせた。マテリアルはラグジュアリーなものにこだわり、地金はすべてプラチナ。遠くから見ても華やかな輝きを放つプラチナは、纏うものに勇気を与えてくれる。こだわりのプラチナは、花びらの形に整えることで丸みを帯び、肌なじみの良いジュエリーに。ネックレスには、68カラットを超えるペアシェイプとラウンド ブリリアン カットのダイヤモンドを贅沢にセット。仕上がりは華やかでいながらも、オーガニックな魅力を纏い、従来の花のイメージが一新されているように映る。アイリスの花&ホタルを表現ダイヤモンドのフラワーとともに添えられた、イエローダイヤモンドやパープルのタンザナイト。カラーアクセントにもなるこれらのストーンは、ティファニーの豊かな歴史を通して大切にされてきた自然主義という考え方のもとにセレクトされたものだ。パープルのタンザナイトは、創業者が発見したといわれる、ティファニーにとって特別なストーン。今回は、アイリスの花の生き生きとした様を紫の色合いを表現している。ティファニーにとって特別なイエローダイヤモンドは、鮮やかに輝くホタルを体現。光沢のあるプラチナの羽からのぞかせる、イエローダイヤモンドのボディはなんとも詩的に映る。多彩なジュエリーバリエーションまた、リード・クラッコフが「宝石を含む素材はすべて最高級のものを使用しながら、毎日気軽に身に着けられるラグジュアリーをデザインしました。」と話すように、毎日身につけたくなる自分好みのアイテムに出会えるよう「ティファニー ペーパーフラワー」には、ペンダントやピアス、ブレスレット、リングなどバリエーション豊富なジュエリーがラインナップしている。仕上がりはどれもラグジュアリーでありながらも、デイリーに取り入れやすいエフォートレスなデザイン。いつものコーディネートに加えるだけで、スタイル全体をワンランクアップさせてくれるような、現代女性にぴったりなコレクションとなっている。「ティファニー ペーパーフラワー」コレクションのイベントが東京で「ティファニー ペーパーフラワー」コレクションの誕生を記念して、2018年8月29日(水)東京で特別なイベントを開催。新作ジュエリーは、インダストリアルな什器と草花、そしてティファニーの小物と共に特別なディスプレイの上で展示された。さらに、電話ボックスやサブウェイ、ニュースペーパースタンドなど、ニューヨークの街並みを想起させるスペシャルな空間も出現。全てティファニーブルーで彩られ、さらにフラワーでデコレーションされ、華やかな雰囲気となっていた。ティファニーブルーのタクシーが走るイベントがNYでなお、日本に先駆け展開を開始したニューヨークでもイベントを開催。ニューヨークの五番街にある本店は、ティファニーブルーで飾られ、通常黄色のタクシー“イエローキャブ”も、ティファニーブルーに色を変えてストリートを走るイベントも行われた。5月3日(木)にはイベントも開催され、女優のエル・ファニング、モデルのケンダル・ジェンナー、ナオミ・キャンベル、さらに日本人ゲストとしてモデルの森星、萬波ユカ、ピースの綾部祐二などが参加した。【詳細】「ティファニー ペーパーフラワー」発売時期:2018年9月1日(土)【問い合わせ先】ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インクTEL:0120-488-712
2018年05月10日『エル ELLE』のイザベル・ユペールと『たかが世界の終わり』のギャスパー・ウリエルが共演する、第68回ベルリン映画祭コンペティション部門選出作品『エヴァ』が、7月7日(土)より日本公開されることが決定。この度、本作の誘惑と官能の予告編が解禁された。■ストーリー他人の戯曲を盗んで発表したことで、一躍成功をつかんだ男ベルトラン。2作目を期待されるがペンは進まず、パトロンからは矢の催促が。執筆の場である別荘に着くと、吹雪で立ち往生した男女が窓ガラスを割って入りくつろいでいた。腹を立てたベルトランは、バスタブにつかっていた娼婦エヴァに文句を言おうと近寄るが、彼女に一瞬で心を奪われる。次作の題材という名目でエヴァに近づくが、冷たくあしらわれ、思うようにならない関係に苛立ちを募らせたベルトランは、周囲の人間を巻き込み官能と破滅の道を突き進んでゆく…。■原作は“魔性の女”を描いたミステリー小説原作は、英国の人気作家ジェームズ・ハドリー・チェイスの小説「悪女イヴ」。『マリー・アントワネットに別れをつげて』でも知られる本作の監督ブノワ・ジャコーは、「初めて『悪女イヴ』を読んだのは13歳くらい。映画監督になることを真剣に考えはじめていたころだ。好奇心に駆られて読み始めたが、たちまち夢中になった。あのときからずっとこの小説を映画にすることを考えてきた」と語っており、そしてその強い思いは50年以上の歳月を経て、舞台をアメリカからフランス(パリとアヌシー)に移し映画化が実現した。■“フランスの至宝”イザベル・ユペールが主演! 「役ということを忘れてしまう」本作の主演を務めるのは、1972年のスクリーンデビュー以降、クロード・シャブロル、アンドレ・テシネ、ジャン=リュック・ゴダール、ミヒャエル・ハネケなど名だたる監督の作品に出演し、フランスを代表する演技派女優として国際的に活躍するイザベル。近年では『エル ELLE』で第89回アカデミー賞主演女優賞にノミネートされたことも記憶に新しい。今回謎の娼婦エヴァを演じるに当たりイザベルは、「大変だったのは、役ということを忘れてしまうこと。これはフィクションだということを忘れてしまうの」と本作にのめり込んでしまったと明かし、また「小説を読んだとき、ハドリー・チェイスは私のためにこれを書いたという感じがしたの」と何か自身と通ずるものがあったようだ。そして、彼女に魅了され堕ちていく作家ベルトラン役には、『ロング・エンゲージメント』『SAINT LAURENT/サンローラン』『たかが世界の終わり』のフランス美男ギャスパー・ウリエル、そのほか『流血の絆』のリシャール・ベリも出演する。■ギャスパーがイザベルにのめり込む…予告編公開!さらに到着した予告編では、エヴァとベルトランの偶然の再会シーンから始まる。ある運命的な出会いを経て、秘密を抱えたまま次作の創作の題材にとエヴァに近づくベルトランは、パトロンに自ら彼女に近づく思惑について語りながらも、エヴァに心を奪われのめり込むように…。また終盤では、ベルトランの「君を殺す」発言に、「面白い人ね」と返すエヴァの姿、そして、バスタブに沈められるシーンも!その後に映し出される、“罠”“嫉妬”などといったキーワードの意味も気になる。『エヴァ』は7月7日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年05月10日『デッドプール』の悪役エイジャックス(兼フランシス)、『ゲーム・オブ・スローンズ』のダーリオ役で知られるエド・スクレインが、ディズニー『マレフィセント2』(仮題)に出演が決定した。「Variety」誌などが報じた。役についての詳細は明らかになっていないが、悪役だという。『マレフィセント2』には前作からのキャストでマレフィセント役のアンジェリーナ・ジョリーとオーロラ姫役のエル・ファニングの続投が確実視されており、監督は『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』のヨアヒム・ローニングに決定。脚本は前作を手掛けたリンダ・ウールバートンに、新たに『007 スペクター』のジェズ・バターワースが加わる。ここ数年知名度を上げ、多忙を極めているエド。今年は日本の漫画「銃夢」を原作としたジェームズ・キャメロン製作・脚本、ロバート・ロドリゲス監督作の『Alita: Battle Angel』(原題)、昨年『ムーンライト』でアカデミー作品賞を受賞したバリー・ジェンキンス監督の『If Beale Street Could Talk』(原題)などに出演している。昨年はリブート版『ヘルボーイ』への出演が決まるも原作での役柄が日系アメリカ人だったことから物議を醸し、自ら辞退したことをSNSで報告した。(Hiromi Kaku)■関連作品:マレフィセント 2014年7月5日より全国にて公開© 2014 Disney Enterprises, Inc.
2018年04月18日今年で20周年を迎える、米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(略称:SSFF & ASIA)2018」の上映作品ラインナップが決定した。■世界130以上の国と地域から厳選した約250作品を上映“「Cinema Smart」~想像力で人生を発見する~”をテーマにしたアニバーサリーイヤーとなる本年は、世界130を超える国と地域から過去最高数の10,000本を超える作品応募があり、その中から厳選された約250作品を上映。日本初公開となる第90回アカデミー賞短編実写部門、および短編アニメーション部門の各受賞作品や、ジョージ・ルーカス、ジャン・リュック・ゴダール、ジャ・ジャンクー、大林宣彦など世界の名監督によるショートフィルム、俳優の斎藤工・企画&原作のクレイアニメなどが揃った。また、20周年を記念して「学生部門 supported by フェローズ」、国内の映画祭として初となるVR部門「VR SHORTS」、「ノンフィクション部門 supported by ヤフー株式会社」の3部門を新設。フェスティバルアンバサダーのLiLiCo登壇による日本との国交樹立150周年を記念した「スウェーデンイベント」や、河瀬直美監督登壇による次世代の若きクリエーターたちにむけた映画製作に必要な才能、将来の映像・映画製作の展望について語るイベントなど多彩なラインナップを用意。さらに、フェスティバルナビゲーターに就任した「三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE」の公式テーマソング「FUTURE」が、4月17日より「SSFF & ASIA」オフィシャルサイトにてストリーミング視聴できる。■グランプリは次年度アカデミー賞短編部門の選考対象に上映プログラムは、部門ごとに優秀賞が決定される「コンペティション」と、国別や世の中の関心テーマごとに分けられた「スペシャルプログラム」との、大きく2つに分かれている。「コンペティション」のなかでも、インターナショナル部門、アジア インターナショナル部門、ジャパン部門の3部門は「オフィシャルコンペティション」とし、それぞれの優秀賞からグランプリが決定。選ばれたグランプリ作品は、次年度の米国アカデミー賞短編部門ノミネート選考対象となる。一部を除き、各部門の優秀賞・グランプリは6月17日(日)の授賞式にて発表される。■第90回アカデミー賞受賞作品が日本初公開!聴覚障がいを専門とするソーシャルワーカーと出会った、ろうあの少女リビーが、新たなコミュニケーションの方法を見つけていくアカデミー賞短編実写部門受賞作『サイレントチャイルド』、元NBAのスター選手コービー・ブライアントが製作・声の出演を務めた同・短編アニメーション部門受賞作『親愛なるバスケットボール』が日本初公開。さらに、桑畑かほるが夫マックス・ポーターと共同監督を務め、同賞にノミネートされたストップモーション・アニメ『ネガティヴ・スペース』の上映も決定。■新設「ノンフィクション部門」にはアカデミー賞受賞・辻一弘氏を追った作品も今回より、国内外のノンフィクションショートフィルムを専門に集めた「ノンフィクション部門 supported by ヤフー株式会社」が新設。『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』でゲイリー・オールドマンにアカデミー賞初受賞をもたらし、自身もメイクアップ&ヘアスタイリング賞を初受賞した辻一弘氏を追った『ヒューマン・フェイス』などを上映。■新設・圧巻の映像とストーリーを360°で体験する「VR SHORTS」「LEXUS MEETS…HIBIYA」と「六本木ヒルズ ヒルズカフェ/スペース」を会場に、複数のVRデバイスを設置し、世界中のVR映像の中からストーリー性も含めて高く評価できる作品が集結。ノミネート作品の内1作品を優秀賞として選出する。■【アニバーサリープログラム】SSFF&ASIA 20周年の歴史を振り返る!ジョージ・ルーカス監督や大林宣彦監督、映画界の巨匠作品が続々登場。ルーカス監督の『エレクトロニック・ラビリンス』(1966)は、人間が名前でなく4桁の数字で呼ばれている未来世界が舞台。すべての行動はコンピューター化した防犯カメラによって自動検知されている。“#0000”によって支配されたこのシステムから逃れようとする“#1138”の物語を描く。■【Cinematic Tokyo部門】東京の魅力を世界に発信「SSFF & ASIA 2013」観客賞受賞のオーストラリアの女性監督ジェネヴィエーヴ・クレイ-スミスがTOKYOを描く『シェイクスピア・イン・トーキョー』には、日本から忽那汐里、千葉真一も出演。兄の仕事に同行して初来日したダウン症のベン(ジェラルド・オドワイエー)は、途中で自分をかまってくれない兄から逃げるように、1人で東京探検に出かける。ベンはシェイクスピアの知識と、即興で描くイラスト、そして持ち前のユーモアで、出会った人々の心をつかんでいくーー。■【キッズプログラム】斎藤工が企画・原作・声優を担当したクレイアニメ斎藤工が企画・原作・声優を務めたクレイアニメ『映画の妖精 フィルとムー』は、世界の子どもたちに贈る優しい妖精の物語。廃墟で独りぼっちの映画の妖精“フィル”。そんなフィルの前に映写機が現れ、古いフィルムが流れ出す。映像の中に突如現れる映画の種“ムー”に誘われ、スクリーンの中に誘われるフィル。フィルとムーの映画の旅が始まる。■【ファッションショートプログラム】女優エル・ファニングの魅力たっぷりエル・ファニングが初めて雑誌「VOGUE」を飾ったことを記念して製作されたショートフィルム『Elle Fanning’s Fan Fantasy』(原題)を上映。彼女の名前"Fanning"をもじり、同じスペルや発音の単語(扇、ファン)と掛け合わせて作り出されるユーモアいっぱいのオシャレな世界が登場。■【シネマファイターズ】6つの新曲から生まれた『ウタモノガタリ』6つの新たな旋律から生みだされた、6人の気鋭監督による、6つの心揺さぶるショートフィルム『ウタモノガタリ-CINEMA FIGHTERS project』。今回、使用される楽曲はすべて新曲で、TAKAHIRO、岩田剛典、白濱亜嵐、石井杏奈、山口乃々華、坂東希、青柳翔、山下健二郎、そして映画界を代表する俳優たちが出演。■LiLiCo登壇「スウェーデンイベント」開催!1868年に日本とスウェーデンとの間で外交関係を樹立してから150周年を迎えることを記念し、スウェーデン出身でフェスティバルアンバサダーのLiLiCoさんをゲストにトークイベントを開催。ハリウッドでも大活躍のスカルスガルド兄弟、大人気イラストレーターのスティーナ・ヴィルセン、カンヌパルムドール受賞リューベン・オストルンド監督のショートフィルムなどを上映する。「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア 2018」は6月4日(月)~24日(日)表参道ヒルズ スペース オー、ラフォーレミュージアム原宿ほか計8会場(予定)にて上映。(text:cinemacafe.net)
2018年04月18日