名匠エンニオ・モリコーネが手掛けた名曲映画2作品が「エンニオ・モリコーネ特選上映 Morricone Special Screening×2」と題し4月19日(金)より上映される。この度日本初公開となる『ラ・カリファ』の場面写真が解禁された。91年の生涯で、500作品以上もの映画・TV作品の音楽を手掛けた映画音楽界の巨匠、エンニオ・モリコーネ(1928-2020)。昨年劇場公開されたジュゼッペ・トルナトーレ監督によるドキュメンタリー映画『モリコーネ 映画が恋した音楽家』(21)での大きな感動と称賛を経て、3月22日から彼の出世作である『荒野の用心棒』(64)『夕陽のガンマン』(65)『続・夕陽のガンマン/地獄の決斗』(66)の“ドル3部作”が4K劇場リバイバルされるなど、いま再びモリコーネ・リスペクト、再評価の動きが高まっている。この度解禁されたのは、テーマ曲が数あるモリコーネのスコアの中でも人気上位曲となっていながらも日本公開されていなかった『ラ・カリファ』の場面カット。「今世紀最高の女優」(仏CSA調べ)に選出されるなど、ヨーロッパ最大の映画スターとして絶大な人気を誇り、日本でも2022年に「ロミー・シュナイダー映画祭」が開催され盛況を博すなど人気の高い伝説の女優ロミー・シュナイダー。『ラ・カリファ』では許されぬ恋におちる女性を好演しており、その美しさに目を奪われる場面カットとなっている。1970年公開の『ラ・カリファ』は50年の時を経てついに日本での公開が決まった映画ファン必見の作品。永遠のフィルム・マエストロ、エンニオ・モリコーネの功績と存在に改めて想いを馳せながら、ロミー・シュナイダーの美しさに酔いしれたい名作だ。『ラ・カリファ』は4月19日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)
2024年03月28日ドル3部作【4K】公開に合わせ、ドル3部作を特集した雑誌「エンニオ・モリコーネ映画大全 特別編特集:ドル3部作」の販売が決定した。3月22日(金)から公開される、主演クリント・イーストウッド、監督セルジオ・レオーネ、音楽エンニオ・モリコーネによるマカロニ・ウエスタンの3大傑作、『荒野の用心棒』、『夕陽のガンマン』、『続・夕陽のガンマン/地獄の決斗』の「ドル3部作」。この度、その各公開劇場にて特別編として販売される、「エンニオ・モリコーネ映画大全」(2016年 洋泉社刊)とは、イタリアの映画音楽界の巨匠エンニオ・モリコーネ(1928~2020没)が2015年までに手掛けた映画・TV作品全428本の紹介と解説を試みた、世界的にも類例のない400ページを超える大著。編・著は、「東京エンニオ・モリコーネ研究所」に所属する5人の研究者たち。モリコーネが音楽を担当した作品には日本未公開のものも相当数あるが、輸入盤DVDやネット上で発見された本篇など、あらゆる手段を駆使して全作品を鑑賞、その内容とモリコーネ音楽の聴きどころを紹介している。いまや版元は消滅し、絶版になっている同書だが、ドル3部作の公開に合わせ、前記5人の研究者とデザイナーが再結集、新たに関西のモリコーネ研究者2名も加わり、自費出版の形で、表紙込み68ページの雑誌型式となる特別編の制作に踏み切った。その内容は、前半3分の1はモリコーネの最新研究。モリコーネが亡くなってから現在まで4年間に起きた出来事をまとめた「モリコーネの時代を終えて」に始まり、次男で作曲家のアンドレア・モリコーネのインタビュー訳、昨年公開されたモリコーネのドキュメンタリーの映画評、書評、2022年に東京国際フォーラムで開催されたライブ評、ニューアルバム評、そして、モリコーネが音楽を手掛けた1960年代35作品の珍しい新聞広告を発掘し、初掲載しているのも見どころだ。後半3分の2はドル3部作の大特集。各作品の紹介と16000字を超える3部作の完全解説。端役に至るまでの詳細なキャスト紹介、掘りに掘り下げたスタッフ紹介、LPからCDまでのサントラ解説、世界各国のポスター、海外書籍の紹介、それに加えて「マカロニ自伝小説」など。東京エンニオ・モリコーネ研究所が総力を結集した、凄まじい情報量と熱量が誌面に溢れている。「エンニオ・モリコーネ映画大全特別編特集:ドル3部作」は3月22日(金)より新宿ピカデリーほか全国の上映劇場、及び「映画前売券のことならメイジャー」通販サイト、一部特約店にて1部1300円(税込)で販売開始となる。『荒野の用心棒』『夕陽のガンマン』『続・夕陽のガンマン/地獄の決斗』は3月22日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年03月18日ユニ・チャーム株式会社(代表取締役 社長執行役員:高原 豪久)は、『デオシート』ブランドより、3日間交換無しでもニオわない※1『『デオシート 消臭ラボ』トイレシステムを、2024年3月25日に全国で発売します。uc_01※1 愛犬1頭(レギュラー:体重4kg以下、ワイド:体重10kg以下)の尿吸収時。ウンチをした場合は早く取り除いてください。普段の生活での消費者テストにて「3日間マットがニオわない」と回答した消費者87.9%。閉鎖空間にて1日1回20ccの犬尿を滴下した後での3日後の臭気判定士による臭気強度・快・不快度評価の実施、また、20ccの犬尿を滴下した後の3日後のアンモニア濃度評価を実施、ユニ・チャーム調べ。■発売の背景近年、働きながらワンちゃんを飼われている方が増えており、ペットシートなどのトイレケアに十分に時間を割くことが難しいなどから、同じシートを長時間使用する傾向にあります。※2 その一方で、「ペットシートを長時間交換できないので臭いが気になる」、「長期間同じペットシートを使ってしまうと、交換後もニオイが残ってしまう」など、ワンちゃんのトイレに関して様々なストレスを感じていることが分かりました。※2そこでこのたび、抗菌ドライフィルター※3と強力吸収・消臭マットの2層構造で、3日間交換無しでもニオわない※1『デオシート 消臭ラボ』を全国で発売します。※2 ユニ・チャーム調べuc_02■商品の特長(1) 高い消臭力を実現1. 「抗菌ドライフィルター※3」採用でニオイ菌の増殖を抑制!・銀イオン配合により、ニオイ菌を99.9%抑制します。※3・フィルターに特殊加工を施すことで、表面にオシッコが残らず、サラサラの状態を保ちます。・シート表面の素材には、オシッコの跡が目立ちにくい黒を採用しました。※3 ニオイ菌とは尿からアンモニアを発生させやすい菌を指します。第三者機関による抗菌性試験結果。なお、すべての菌を抑制するものではありません。2. 「強力吸収・消臭マット」採用で消臭効果が長時間持続!・消臭マイクロカプセル配合により瞬間&長時間消臭します。・大容量吸収体搭載で、3日分のオシッコをしっかりと吸収します。・オシッコをした直後に踏んでも、液戻りしにくい表面シートを採用しました。uc_03(2) 交換頻度低減で飼い主様の負担を減らします!・「強力吸収・消臭マット」の交換は3日に1回程度となります。・「抗菌ドライフィルター※3」は週1回程度の交換となります。(3) 交換頻度低減でゴミの量も減らせます!・当社現行品と比較して、ゴミの量を約52%削減します。※4uc_04※4 2023年ユニ・チャーム調べ。当社デオシートしっかり吸収レギュラーとの月間使用枚数から試算。■容量・価格uc_05■発売時期2024年3月25日に全国で発売します。■『デオシート』ブランドサイト ■『デオシート 消臭ラボ』の発売を通じて貢献する「SDGs 17の目標」本商品を発売することは、2015年に国連で採択された「持続可能な開発目標」(SDGs:Sustainable Development Goals)で定めた17の目標のうち、下記に貢献すると当社では考えています。12. つくる責任 つかう責任これからも、商品やサービスの提供といった事業活動を通じて、環境問題や社会課題を解決し、SDGsの達成に貢献することを目指します。■会社概要社名 :ユニ・チャーム株式会社設立 :1961年2月10日本店 :愛媛県四国中央市金生町下分182番地本社 :東京都港区三田3-5-19 住友不動産東京三田ガーデンタワー社員数 :グループ合計16,206名(2022年12月)事業内容:ベビーケア関連製品、フェミニンケア関連製品、ヘルスケア関連製品、化粧パフ、ハウスホールド製品、ペットケア関連製品、産業資材、食品包材等の販売≪消費者の方のお問い合わせ先≫ユニ・チャーム株式会社 お客様相談センターTEL:0120-810-539ユニ・チャーム株式会社 ホームページアドレス 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年03月01日主演クリント・イーストウッド、監督セルジオ・レオーネ、音楽エンニオ・モリコーネで製作された『荒野の用心棒』(64)、『夕陽のガンマン』(65)、『続・夕陽のガンマン/地獄の決斗』(66)=《ドル3部作》の4K復元版が、3月22日(金) より公開されることが決定した。2024年はイタリア製西部劇=マカロニウエスタンの先駆け、『荒野の用心棒』のイタリア公開からちょうど60年。黒澤明監督の時代劇『用心棒』(61) をリメイクした『荒野の用心棒』は1964年9月にイタリアで公開されると、当時の興行記録を塗りかえる爆発的なヒットとなり各国でマカロニウエスタンブームに。中でもイーストウッド、レオーネ、モリコーネの出世作となったこの3作は3年連続イタリア年間興収NO.1となり、以降《ドル3部作》として初公開から60年近くたった今でも世界中のファンに愛されている。《ドル3部作》4Kビジュアル併せて、日本オリジナルの予告篇も公開。悪党たちと対峙するガンマンの早撃ちの銃声と共に、《ドル3部作》【4K】のロゴが画面に。モリコーネの名曲「さすらいの口笛」が流れる中、『荒野の用心棒』『夕陽のガンマン』『続・夕陽のガンマン/地獄の決斗』の見せ場が続く。さらに、3発の銃声と共にイーストウッド、レオーネ、モリコーネの名前が現れ、【不滅のマカロニ・ウエスタン3大傑作、日本初一挙上映】の見出しが広がる。最後は【宇宙一カッコいいロードショー】の一文で締めくくられる映像となっている。《ドル3部作》【4K復元版】 日本オリジナル予告篇<作品情報>『荒野の用心棒』(英題:A FISTFUL OF DOLLARS)監督:セルジオ・レオーネ音楽:エンニオ・モリコーネ出演:クリント・イーストウッド、ジャン・マリア・ヴォロンテ【ストーリー】メキシコ国境の町に一人の流れ者がやって来た。ジョーと名乗るそのガンマンは、町を牛耳る二大勢力、悪徳保安官バクスター一家と情無用の悪党ロホ一家を争わせ、一挙に共倒れさせようと画策するが……。【解説】黒澤時代劇『用心棒』を西部劇にリメイク。目深に被ったハット、無精ひげにシガーをくわえた正体不明のガンマンのキャラは、映画史上のアイコンとなり、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』PART2と3にも引用された。今なおポンチョの着こなし宇宙一の座に揺るぎない、イーストウッドのクールな魅力が炸裂する第1弾。(C)1964 Unidis, S.A.R.L. All Rights Reserved. 日本上映権権利元:黒澤プロダクション『夕陽のガンマン』(英題:FOR A FEW DOLLARS MORE)監督:セルジオ・レオーネ音楽:エンニオ・モリコーネ出演:クリント・イーストウッド、リー・ヴァン・クリーフ、ジャン・マリア・ヴォロンテ【ストーリー】大悪党エル・インディオが脱獄し、1万ドルの賞金が懸けられた。インディオ一家を追う二人の賞金稼ぎ、若きモンコとモーティマー大佐は商売敵だったが、一家全員の賞金山分けを条件に手を組むことに。しかし大佐には別の目的があった……。【解説】前作より一段と際立つイーストウッドのカッコ良さ、眼光鋭い新キャラ、リー・ヴァン・クリーフの堂々たる風格、悪役ヴォロンテの複雑怪奇な個性がドラマを膨らませ、面白さ倍増。フラッシュバックとパンフォーカス撮影を駆使したレオーネのスタイリッシュな演出も絶好調の第2弾。(C)1965 P.E.A. Films, Inc. All Rights Reserved『続・夕陽のガンマン/地獄の決斗』(英題:THE GOOD, THE BAD AND THE UGLY)監督:セルジオ・レオーネ音楽:エンニオ・モリコーネ出演:クリント・イーストウッド、リー・ヴァン・クリーフ、イーライ・ウォラック【ストーリー】南北戦争下、賞金稼ぎのブロンディとお尋ね者のトゥコは、いかさまを仕組んでは巻き上げた賞金を山分けにしていた。ある時、瀕死の南軍兵士から軍資金20万ドルの隠し場所を訊き出した二人は、その地に向かう途中、運悪く北軍の捕虜に。そして捕虜収容所長代理のエンジェル・アイズもまた20万ドルの行方を追っていた……。【解説】レオーネ版『戦場にかける橋』ともいうべき3時間に及ぶ超大作。“いい奴、悪い奴、汚い奴”というふざけた原題通りコメディ色が強まり、エキサイティングな見せ場もたっぷり。圧倒的ボリュームの第3弾。(C)1966 P.E.A. Films, Inc. All Rights Reserved.3月22日(金) 全国ロードショー
2024年02月28日ユニ・チャーム株式会社(代表取締役 社長執行役員:高原 豪久)は、愛猫の“ウンチ臭”でお困りの飼い主様に向けて、したてウンチもニオわない※1『デオトイレ(R)』脱臭ファン+(プラス)を、2024年3月25日に全国で発売します。uc_01■発売の背景愛猫家は、飼い猫の排泄臭に対処するべく「こまめなお掃除」を心がけていますが、タイムリーに対処できないことも多く、悩みを抱えられています。多くの場合、ウンチは猫砂に覆われずに半分以上露出しており臭いを発し続けます。特に「排泄直後の臭い」は強烈で、愛猫家でも強い嫌悪感を抱くほどです。そこでこのたび、したてウンチもニオわない※1『デオトイレ(R)』脱臭ファン+(プラス)を全国で発売します。uc_02■商品の特長(1)活性炭フィルター付き吸引ファン・高密度の活性炭フィルターがニオイ成分を吸着しながら、ウンチ臭を一瞬も逃さず吸引し続けます。・高密度活性炭フィルターの交換は3ヶ月に1回※2が目安となります。uc_03(2)静音モード搭載・音に敏感なネコちゃんも安心して使えます。uc_04※1、3 愛猫1頭(体重8kgまで)標準モード稼働時。普段の生活での消費者テストにて「ウンチの消臭効果があること」と回答した消費者89.5%、ユニ・チャーム調べ。外部機関におけるガス濃度試験、臭気濃度(三点比較式臭袋法)による脱臭効率。使用期間すべてにおいて性能を保証するわけではありません。※2 愛猫1頭(体重8kg)まで標準モード稼働時。ご使用状況により交換時期が異なる場合があります。※4 ユニ・チャーム調べ。静音モード稼働時。■入数・価格uc_05■発売時期2024年3月25日に全国で発売します。■『デオトイレ(R)』 ブランドサイト ■『デオトイレ(R)』脱臭ファン+(プラス)の発売を通じて貢献する「SDGs17の目標」本商品を発売することは、2015年に国連で採択された「持続可能な開発目標」(SDGs:Sustainable Development Goals)で定めた17の目標のうち、下記に貢献すると当社では考えています。12. つくる責任 つかう責任 15. 陸の豊かさも守ろうこれからも、商品やサービスの提供といった事業活動を通じて、環境問題や社会課題を解決し、SDGsの達成に貢献することを目指します。■会社概要社名 :ユニ・チャーム株式会社設立 :1961年2月10日本店 :愛媛県四国中央市金生町下分182番地本社 :東京都港区三田3-5-19 住友不動産東京三田ガーデンタワー社員数 :グループ合計16,206名(2022年12月)事業内容:ベビーケア関連製品、フェミニンケア関連製品ヘルスケア関連製品、化粧パフ、ハウスホールド製品、ペットケア関連製品、産業資材、食品包材等の販売≪消費者の方のお問い合わせ先≫ユニ・チャーム株式会社 お客様相談センターTEL:0120-810-539ユニ・チャーム株式会社 ホームページアドレス 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月20日北村匠海がボーカルを務めるDISH//(ディッシュ)の新曲「エンドロールは悲しくない」が、2023年5月31日(水)に配信リリース。DISH//の新曲「エンドロールは悲しくない」2023年は、全国ライブツアー「DISH// HALL TOUR 2023“TRIANGLE”」の開催で注目を集めているDISH//。そんな彼らが、新曲「エンドロールは悲しくない」を配信リリースする。新曲「エンドロールは悲しくない」は、ボーカル/ギターの北村匠海が作詞作曲を手掛けた1曲。「あっという間な人生だからこそ、“今”や“夢”や“愛”、そして隣に居る人を大事に生きてほしい」との想いを込めた、ミドルロックサウンドのラブソングとなっている。ミュージックビデオの監督を務めたのは、メンバーと同年代である多田海。映像では、DISH//がバンドを、そして音楽を楽しむありのままの姿を切り取っている。<北村匠海コメント>エンドロールは悲しくないみんなにとってのエンドロールでこの曲が流れてくれたらいいな。人は誰しもいなくなるけど、人生は自分次第でどんな花でも咲かせられる。出会いや愛や願いは抽象的で掴めないし、運命みたいな言葉に縛られる。それでも確かに存在するし、人生には欠かせないものなのだ。【詳細】DISH// 新曲「エンドロールは悲しくない」配信リリース日:2023年5月31日(水)
2023年06月04日『ニュー・シネマ・パラダイス』のジュゼッペ・トルナトーレ監督による音楽ドキュメンタリー『モリコーネ 映画が恋した音楽家』より本編特別映像が解禁された。2020年7月に亡くなった、映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネ。本作は、500作品以上の映画とTVの音楽を手掛けた伝説のマエストロの栄光に隠された真実の姿に迫るドキュメンタリー。6度にわたるアカデミー賞ノミネーションを経て、モリコーネに遂に<初受賞>をもたらした『ヘイトフル・エイト』(2015)。生粋の“マカロニウエスタン”、そして“モリコーネ”のファンとして知られるクエンティン・タランティーノ監督が、念願叶ってオリジナル作曲を手掛けてもらった作品だ。解禁された本編映像で、タランティーノ監督は「エンニオ・モリコーネは大好きな作曲家だ」「映画音楽、作曲家のレベルを超えている」「彼はモーツァルトであり、ベートーヴェンであり、シューベルトなのだ」と、授賞式の壇上でその喜びを爆発させる。一方、作曲家のA・デ・ローザからは「タランティーノは(マカロニウエスタンの巨匠)レオーネ映画の大ファン。違う音楽を期待したはず」と裏話も。マカロニウエスタンといえば、その世界的ブームの引き金となった『荒野の用心棒』(1964)では“口笛”をフューチャーした楽曲、『続・夕陽のガンマン』(1966)では“コヨーテの遠吠え”に似せたテーマ曲を作曲するなど、およそそれまでの映画音楽では見られなかったモリコーネによる斬新な作曲が特徴であり、タランティーノも当初同様の音楽をイメージしていたはずだと言う。しかし『ヘイトフル・エイト』でモリコーネは、その予想に反してストラヴィンスキーの<詩篇交響曲>フーガの冒頭など<本物の交響曲>であるクラシックを採用している。「ウエスタンに復讐する気分だった」「つまり過去との決別だ」と述べるように、モリコーネを一躍有名にしながらも長きに渡って彼を囚えていた<エンターテイメントの作曲家>というラベリングから自分で自分を解放、「新たな地平が開けた」(タランティーノ監督)という評価を獲得することになる記念碑的作品でもあったことが明かされる。そのほか、アカデミー賞受賞式の壇上で熱すぎるモリコーネ愛を語るタランティーノ監督に対してレオナルド・ディカプリオやエディ・レッドメインなど錚々たるハリウッドスターたちが、笑顔で暖かく見守る様子も必見の本編映像となっている。『モリコーネ 映画が恋した音楽家』は1月13日(金)よりTOHOシネマズシャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:モリコーネ 映画が恋した音楽家 2023年1月13日よりTOHOシネマズシャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開©2021 Piano b produzioni, gaga, potemkino, terras
2023年01月14日「エンポリオ アルマーニ カフェ 表参道」「エンポリオ アルマーニ カフェ 心斎橋パルコ」の大人気メニュー、季節ごとに食材が変わる月替わりの「季節のパフェ」。2023年1作目となる1月のパフェは、冬の代表スイーツともいえる柑橘類を主役とした華やかなパフェが登場。日本に70種類以上も存在すると言われる柑橘類の中から金柑とデコポンをセレクトし、甘さと爽やかさが見事に調和したパフェが誕生しました。まるで雪景色を思わせるトップ部分の真っ白なメレンゲは、ベルガモットのさわやかな酸味が特徴。その下からはサワークリームのジェラートと金柑のソルベが登場します。コクのあるサワークリームジェラートと、後味にわずかな苦みを感じる金柑のソルベ、そして甘さとジューシーさが際立つフレッシュデコポンとの見事なハーモニーから今月のパフェはスタートします。続いては、ドゥルセチョコレートでコーティングされたアーモンドとショートブレッドを組み合わせた食べ応えのあるパーツが登場。ざくざくとした食感、塩気と甘さとの融合をお楽しみください。その下からは、チョコレートとの相性を考え軽やかに仕上げたシャンティクリームと、フレッシュのデコポンが登場。デコポンのみずみずしい甘さとエルダーフラワーの香りを纏ったベルガモットゼリーの酸味とのバランスをご堪能下さい。最後は、同じく冬に旬を迎える柚子で香りづけをしたチョコレートクリームと金柑のゼリーで締めくくります。柑橘類の豊かなバリエーションとそれぞれの柑橘によって異なる香り&フレーバーを最後までご堪能ください。深まる冬を感じさせる「金柑とデコポンのパフェ」は1月31日までエンポリオ アルマーニ カフェ 表参道及びエンポリオ アルマーニ カフェ 心斎橋パルコでお楽しみ頂けます。価格: パフェ 税込2,600円※サービスチャージ(10%)を別途頂戴いたします ※心斎橋パルコのみドリンク込の金額です展開店舗:エンポリオ アルマーニ カフェ 表参道 / TEL: 03-5778-1637エンポリオ アルマーニ カフェ 心斎橋パルコ / TEL: 06-6258-6202お問い合わせ先:ジョルジオ アルマーニ ジャパン TEL:03-6274-7070
2023年01月08日『ニュー・シネマ・パラダイス』のジュゼッペ・トルナトーレ監督による音楽ドキュメンタリー『モリコーネ 映画が恋した音楽家』より本編映像が解禁された。本作は、2020年7月に亡くなった伝説の映画音楽家、エンニオ・モリコーネの栄光と功績を、弟子であり友でもあるジュゼッペ・トルナトーレ監督が密着してとらえた音楽ドキュメンタリー。映像は、モリコーネがトルナトーレ監督と初めてタッグを組んだ『ニュー・シネマ・パラダイス』(1988)の1シーンから始まる。本作をきっかけに2人は初めて出会い、友情が生まれ、以降、トルナトーレ監督が手掛ける全ての作品の音楽をモリコーネが担当することになった記念碑的作品でもあるが、実は、最初の作曲オファーは“モリコーネから断っていた”と言う。しかし「もう一度電話があって“とにかく脚本を読め”“感想を知らせろ”」とプロデューサーから言われたモリコーネが脚本を気に入り、トルナトーレ監督に「会いたい」と電話したことから、運命が動き出す。「興奮して会いに行った」「彼は新人の私を対等に扱ってくれた」とトルナトーレ監督はふり返り、この作品から以降全ての作品でタッグを組むことになる。シチリアの小さな村を舞台に映写技師と少年の交流を描き、美しさと同時に切なさも感じさせるメロディとともに世界中にファンを持つ不朽の名作『ニュー・シネマ・パラダイス』。映画に魅了された少年トトが映写技師アルフレードとともにフィルムをセットする様子や、トトが大人になってからアルフレードとともに過ごした映画館を訪ねる場面など、同作から切り取られた珠玉の映像も必見だ。『モリコーネ 映画が恋した音楽家』は2023年1月13日(金)よりTOHOシネマズシャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:モリコーネ 映画が恋した音楽家 2023年1月13日よりTOHOシネマズシャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開©2021 Piano b produzioni, gaga, potemkino, terras
2022年12月27日マリエン|ドイツハーブ(ドイツ老舗ハーブブランド)は、冬期・数量限定・アドベントティーのクリスマススペシャルブレンドを、2022年11月7日より株式会社マリエンジャパン公式オンラインショップで販売開始しました。ローズヒップ&季節のハーブ・スパイスを使ったアドベントティー日照時間が少なく、暗く寒いヨーロッパの冬。本格的な冬に備えて、自然と向き合って暮らすのに必要な、体を守る知恵のひとつが、「アドベントティー」を飲むことです。マリエンのクリスマススペシャルブレンドは、アドベントティーとして開発されました。ドイツの伝統にならい、ビタミンCたっぷりのローズヒップをはじめ、この時期にしか手に入らない特別なハーブやスパイスをふんだんに使い、心も体もほっこり温まる幸せな時間を演出します。パーティーにも、静かに過ごす聖夜にも合う、とびきりの味わいに仕上げたクリスマススペシャルブレンドをお楽しみください。商品名: クリスマススペシャルブレンド(たっぷり飲みたい・ご家族で楽しみたい)● 1袋×リーフ100g税込み 4,290円● 2袋×リーフ100g税込み 8,380円(手土産やギフトにぴったり)● 1箱×個包装ティーバッグ(3g) 10枚入税込み2,900円● 2箱×個包装ティーバッグ(3g) 10枚入税込み5,600円● 4箱×個包装ティーバッグ(3g) 10枚入税込み11,100円【マリエン品質へのこだわり】マリエンのハーブは、ドイツの厳格な基準であるESCOP及びHMPCに基づき、厳選されたハーブを使用しています。また、独立機関による検査結果、EU薬局方に沿った品質文書の自社評価、そして600にも及ぶ農薬残留物にくわえ、重金属・細菌・かび・その他の有害物質の検査を実施し、放射能に関して継続的に自社モニタリングしています。これらの二つの機関は、メディカルハーブの安全性及び原料の品質について世界の基準を守る役割を担っています。厳しい基準で選び抜いた自然の恵みを、妊活・妊娠中、授乳期、赤ちゃんや小さなお子さまも取り入れることができるレシピの開発に細心の注意を払っています。【ティーバッグの素材にもこだわり】ティーバッグの素材は、100%非遺伝子組み換えのサトウキビで、北米のオーガニック認証機関 NeoSoilon(R)認証済みのメッシュを採用しています。より土に還りやすく海洋生物の汚染に配慮した材料を選択し、地球環境にやさしく安全な素材を使用しています。(画像はプレスリリースより)【参考】※公式サイト
2022年11月10日エンニオ・モリコーネ『オフィシャル・コンサート・セレブレーション』が11月5日(土)、東京国際フォーラム ホールAで開幕した。PHOTO:Masanori Naruseこのコンサートはイタリアの映画音楽界の巨匠、エンニオ・モリコーネが書いた数々の映画音楽を映像の上映と共に合唱団とオーケストラが演奏するプログラムだ。2020年に亡くなったモリコーネが、生前から企画していた公演だったが、コロナ禍が世界を直撃し、予定されていたワールド・ツアーは延期。自身で携わった渾身のプログラムを観ることが叶わなかった。指揮を取るのは息子のアンドレア。父の遺志を継いで実現させたのが本コンサートだ。開演のブザーが鳴りオーケストラのチューニングが終わると、巨大スクリーンにはモリコーネのインタビュー映像が流れる。そしてステージ下手から割れんばかりの拍手に迎えられ、指揮のアンドレア・モリコーネが登場。会場に集まった観衆に向け、深々とお辞儀をしたアンドレアは、この日を長い間待ちかねていたかのように見える。それも無理はない。なにせ、この日のコンサートはワールド・ツアーの初日。ここ日本が世界で最初に公演が行われる場所だからだ。アンドレアがタクトを降り下ろし、1987年公開の「アンタッチャブル」のテーマ曲「正義の力」からスタート。緊張感溢れる楽曲に合わせ、舞台後方のスクリーンにはケヴィン・コスナー、ショーン・コネリー、アンディ・ガルシア、ロバート・デ・ニーロらの映画の名シーンが上映される。大スクリーン+大音響スタイルは、昭和の時代のロードショー上映を思い出させてくれる。当時を体験した往年の映画ファン世代にとってはたまらない。コンサートには7つのテーマが設けられ、各テーマ毎に、エンニオ本人や、ジュゼッペ・トルナトーレ、クエンティン・タランティーノなどの映画監督が、楽曲が誕生したエピソードや、楽曲制作の意図を振り返るインタビュー映像が上映された。"The Life and Legend"コーナーでは、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ(1984/米伊)」「海の上のピアニスト(1999/伊)」、"Flashback"コーナーでは「ニュー・シネマ・パラダイス(1989/伊仏)」「マレーナ(2001/伊米)」と、それぞれテーマに沿った映画音楽を、映画の名シーンを交えて次々に演奏されていくのだが、なかでも圧巻は"セルジオ・レオーネ監督"のコーナー「The Modernity of the myth in Sergio Leone’s cinema」だ。「続・夕陽のガンマン(1967/伊独西米)」「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト(1968/伊米)」といったマカロニ・ウェスタン映画の名曲の数々を、ソプラノ歌手のヴィットリアーナ・デ・アミーチスと総勢45人の合唱団、GLORY CHORUS TOKYOが加わり、儚くかつ壮大に奏でていく。聴衆の誰もが、この芳醇で贅沢な演奏と、クリント・イーストウッドらが繰り広げる迫力のシーンの数々を、まさに手に汗を握りながら聴き入っていた。PHOTO:Masanori Naruseコンサートは20分の休憩を挟み約2時間30分に渡って31曲を演奏。全プログラム終了後、会場からはスタンディングオベーションと万雷の拍手が送られ、圧巻のコンサートは幕を閉じた。エンニオ・モリコーネ『オフィシャル・コンサート・セレブレーション』は、11月6日(日)にも東京国際フォーラム ホールAで昼(12時開演)、夜(16時30分開演)で開催される。当日券は同会場で各回の開場時間より販売される。PHOTO:Masanori NarusePHOTO:Masanori NarusePHOTO:Masanori Naruse<公演概要>タイトル:エンニオ・モリコーネ『オフィシャル・コンサート・セレブレーション』英タイトル:Ennio Morricone - The Official Concert Celebration in JAPAN日時:2022年11月5日(土) 16:00開場/17:00開演2022年11月6日(日)【昼】11:00開場/12:00開演・【夜】15:30開場/16:30開演会場(両日とも):東京国際フォーラム・ホールA[出演]指揮:アンドレア・モリコーネオーケストラ:東京フィルハーモニー交響楽団ピアノ:レアンドロ・ピッチョーニ /ドラム:マッシモ・ダゴスティーノ /ベース:ナンニ・チヴィテンガ /ギター:ロッコ・ジファレッリ /ソプラノ:ヴィットリアーナ・デ・アミーチス合唱指揮:ステファノ・クッチ /合唱:GLORY CHORUS TOKYOチケット価格(税込/全席指定):S席:15,000円 / A席:13,000円★当日券販売中!会場でも購入可能。・WEB受付 受付期間:昼公演:11月6日(日) 10:00 まで受付夜公演:11月6日(日) 14:30 まで受付・会場販売昼公演:11月6日(日) 11:00より発売予定夜公演:11月6日(日) 15:30より発売予定演奏予定曲目/()=日本公開年度・製作国:続・夕陽のガンマン(1967/伊独西米) /ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ (1984/米伊)/アンタッチャブル(1987/米)/ミッション(1987/英仏米)/ニュー・シネマ・パラダイス(1989/伊仏)/海の上のピアニスト(1999/伊)/マレーナ(2001/伊米)/ヘイトフル・エイト(2016/米)ほか※曲目は変更になることもございます。・公演トレイラー ・公演オフィシャルサイト ★ドキュメンタリー映画情報★年明け1月13日より、エンニオ・モリコーネに、盟友ジュゼッペ・トルナトーレ監督が密着したドキュメンタリー映画「モリコーネ 映画が恋した音楽家」が公開される。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年11月06日代表作『続・夕陽のガンマン』『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』『アンタッチャブル』『ミッション』『ニュー・シネマ・パラダイス』『海の上のピアニスト』『マレーナ』『ヘイトフル・エイト』等、数々の名曲を生み出した映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネ。没後2年にあたる今年2022年、エンニオのオリジナルスコアが息子アンドレア・モリコーネの指揮の元、エンニオと長く活動を共にしたミュージシャン、選ばれたソリスト、そしてコーラスを含めた総勢140名のフルオーケストラの生演奏で上演されるコンサートが、まもなく開催される。エンニオ・モリコーネ(C) Muthmedia GmbH公演直前の11月2日、埼玉県某所で行われたリハーサルに潜入。指揮者は、エンニオ・モリコーネの息子であるアンドレア・モリコーネ。父の音楽を完全に熟知していると言っても過言ではないアンドレアから語られる音楽は、彼の指揮を通して、東京フィルハーモニー交響楽団へ伝わっていった。映画音楽を代表する作曲家エンニオ・モリコーネとあって、演目は繊細で美しいハーモニーからウエスタン調のダイナミックな楽曲まで、どれだけ聞いても飽きさせないエンニオ楽曲で埋め尽くされている。さらに、本公演のためにイタリアから来日した、エンニオと長く活動をともにしたミュージシャン、レアンドロ・ピッチョーニ(Pf)、マッシモ・ダゴスティーノ(Ds)、ナンニ・チヴィテンガ(B)、ロッコ・ジファレッリ(G)のリズミカルな演奏や、ソプラノ歌手ヴィットリアーナ・デ・アミーチスの艶やかな歌声もリハーサル会場に響き渡った。アンドレア本人も「東京フィルとの共演が楽しみ」と言っていた通り、東京フィルの美しく迫力ある演奏を楽しんでいるようだった。今まで映画館や家庭で聞いていた映画音楽が、オーケストラの生演奏で蘇る瞬間を目の当たりにした。さらに、公演当日は映画の名シーンの数々はもちろん、これまで世に出たことのないエンニオのバックステージの姿やインタビュー映像など、貴重な秘蔵映像も初公開される。こんな贅沢な体験はほかにはないだろう。「エンニオ・モリコーネ『オフィシャル・コンサート・セレブレーション』」は11月5日(土)・6日(日) に東京・東京国際フォーラム ホールAで開催。チケット好評発売中だ。<公演情報>「エンニオ・モリコーネ『オフィシャル・コンサート・セレブレーション』」Ennio Morricone - The Official Concert Celebration in JAPAN2022年11月5日(土) 16:00 開場 / 17:00 開演2022年11月6日(日) 昼:11:00 開場 / 12:00 開演夜:15:30 開場 / 16:30 開演会場(両日とも):東京国際フォーラム・ホールA「エンニオ・モリコーネ『オフィシャル・コンサート・セレブレーション』」ビジュアル【出演】指揮:アンドレア・モリコーネオーケストラ:東京フィルハーモニー交響楽団ピアノ:レアンドロ・ピッチョーニ / ドラム:マッシモ・ダゴスティーノ / ベース:ナンニ・チヴィテンガ / ギター:ロッコ・ジファレッリ / ソプラノ:ヴィットリアーナ・デ・アミーチス合唱指揮:ステファノ・クッチ合唱:GLORY CHORUS TOKYO【チケット料金】(税込 / 全席指定)S席:15,000円A席:13,000円学生席:5,000円チケットはこちら:【演奏予定曲目】()=日本公開年度・製作国『続・夕陽のガンマン』(1967 / 伊独西米)『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』(1984 / 米伊)『アンタッチャブル』(1987 / 米)『ミッション』(1987 / 英仏米)『ニュー・シネマ・パラダイス』(1989 / 伊仏)『海の上のピアニスト』(1999 / 伊)『マレーナ』(2001 / 伊米)『ヘイトフル・エイト』(2016 / 米)ほか※曲目は変更になることもございます。<各界からのレコメンド・コメント>50音順・敬称略石丸幹二(歌手・俳優)/ 岩代太郎(作曲家)/ 小泉純一郎(元内閣総理大臣)/ 坂本龍一(アーティスト・音楽家)/ 都倉俊一(作曲家・編曲家)/ 船山基紀(作編曲家)/ 湯山玲子(著述家・プロデューサー)/ アンドレア・バッティストーニ(東京フィルハーモニー交響楽団首席指揮者)/ ジャンルイジ・ベネデッティ(駐日イタリア大使)■小泉純一郎(元内閣総理大臣)コメントモリコーネの音楽との出会いは映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』を観た時。「ああ、いい曲だなあ」と思った。それからモリコーネの曲を探し出して聞くうち、大好きになった。『ニュー・シネマ・パラダイス』『マレーナ』なども、もちろん映画館で観て、曲はどれもいいと思ったよ。自分で「いいな」と感じた曲が、いい曲。そこに理由はない。今回のコンサートで演奏されるのは、いい曲ばっかり。「いいなあ、行きたいなあ、楽しみだなあ」と思わせるコンサートだね。■坂本龍一(アーティスト・音楽家)コメントモリコーネ先生とはついにお会いすることは叶いませんでしたが、常に身近に感じてきた偉大な存在です。『1900』のテーマはよく弾いてきましたし、数多くある先生の音楽はいつも愛聴してきました。先生は万人が涙する音楽も書ければ、「アラビアンナイト」のような摩訶不思議な音楽も書けるという、幅広く柔軟な能力をお持ちで、その意味でも稀有な存在です。僕はこれからも先生の音楽を聴き続け、大きなインスピレーションを得るでしょう。あなたがいてくださってありがとうございます。■都倉俊一(作曲家・編曲家)コメント何か作曲していると時々『ニュー・シネマ・パラダイス』のメロディが浮かんでくる。ハーモニーを構成していると「あ、此れワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカだ……」と思う時がある。それほどモリコーネ・メロディ、モリコーネ・サウンドは僕の体に沁み込んでいるのかもしれない。思えば16歳の頃から聞いているモリコーネは間違いなく僕の映画音楽の一つの原点である。■湯山玲子(著述家・プロデューサー)コメント映画とその音楽は、かのゴダールがソニマージュという、映像と音楽は等価であるという概念を出してから主従関係は解消され、現在に至る。しかし、モリコーネは別格。私は泣いたことがない系の人間も嗚咽必須の『ニュー・シネマ・パラダイス』も、人々に荒野の寂寥感とアウトローのカッコよさを叩き込んだ『荒野の用心棒』のギターと口笛もしかり。彼の音楽は実は映像を上回ってしまい、もはや映画全体の印象をモリコーネの音楽が乗っ取ってしまっている!!!■アンドレア・バッティストーニ(東京フィルハーモニー交響楽団首席指揮者)コメントエンニオ・モリコーネは、映画好きだけでなく、全ての音楽好きの心の中で、特別な存在となっています。彼のサウンド、楽器編成、テーマのアイディアは、何百人もの人々に語りかけてきました。それは、映画音楽作曲家としての才能ではなく、彼の天才的な音楽の才能が理由です。彼の音楽を聞いて偉大な監督や俳優を思い出せないのであれば、それは彼の音楽を映画の筋書きやキャスト、さらにはストーリーを知らなくても、十分に楽しむことができるということを証明しています。モリコーネが真に偉大な作曲家であり、内気で控えめな性格すら、彼の作品と同じくらいアイコニックで記憶に残る存在であります。彼のテーマの多くは、私の理想の音楽としてとても大切にしています。映画『続・夕陽のガンマン』の「コヨーテの遠吠え」、映画『ミッション』の壮大でシンフォニックな構成、映画『ラ・カリファ』の甘いメロディなど……皆さんと同じようにまだまだあります。芸術の境界線が無くなった20世紀後半の最も記憶に残る音楽家の1人として、モリコーネの名は永遠に刻まれ、そして、自分のエネルギーを映画という媒体に捧げた男は、最近の歴史の中で、最も偉大なイタリアの作曲家として称賛されることでしょう。■ジャンルイジ・ベネデッティ(駐日イタリア大使)コメントイタリアが世界に誇る映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネの世界初演となるトリビュートコンサートにご出演される皆様に心よりお祝い申し上げます。世界15都市を回るワールドツアーに先駆けて開催されるワールドプレミアの地としてここ日本の「東京国際フォーラム」が選ばれたということはイタリアの芸術と文化に対し日本の皆様がいかに関心を持ってくださっているかということを物語っています。来る11月5日と6日の『オフィシャル・コンサート・セレブレーション』において指揮を執るエンニオ・モリコーネ氏のご子息アンドレア・モリコーネ氏の日本来日に対し歓迎の意を表します。本公演では彼の父が作曲し、世界中のファンに愛された、数々の名曲がよみがえります。この場をお借りして、アンドレア・モリコーネ氏、そして本公演を企画・運営し、文化や芸術を通じた国際交流を推進するために常に絶え間ない支援を重ねてこられた株式会社プロマックス、株式会社ディスクガレージをはじめとする主催者の皆様に厚く御礼申し上げます。ご出演される皆様のご成功をお祈りし私のご挨拶とさせていただきます。私を含むすべての観客の皆様が巨匠エンニオ・モリコーネを忍びながら彼の残した名作に魅了されることでしょう。そのほかの各界からのレコメンド・コメントはオフィシャルサイトへ:
2022年11月04日代表作「続・夕陽のガンマン」「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」「アンタッチャブル」「ミッション」「ニュー・シネマ・パラダイス」「海の上のピアニスト」「マレーナ」「ヘイトフル・エイト」等、数々の名曲を生み出した、映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネ。没後2年にあたる今年2022年、エンニオのオリジナルスコアが、息子アンドレア・モリコーネの指揮の元、エンニオと長く活動を共にしたミュージシャン、選ばれたソリスト、そして、コーラスを含めた総勢140名のフル・オーケストラの生演奏で上演されるコンサートが、まもなく開催される。公演直前の11月2日、埼玉県某所で行われたリハーサルに潜入。指揮者は、エンニオ・モリコーネの息子であるアンドレア・モリコーネ。父の音楽を完全に熟知していると言っても過言ではないアンドレアから語られる音楽は、彼の指揮を通して、東京フィルハーモニー交響楽団へ伝わっていった。PHOTO:Masanori Naruse映画音楽を代表する作曲家エンニオ・モリコーネとあって、演目は、繊細で美しいハーモニーからウェスタン調のダイナミックな楽曲まで、どれだけ聞いても飽きさせないエンニオ楽曲で埋め尽くされている。さらに、本公演のためにイタリアから来日した、エンニオと長く活動をともにしたミュージシャン、レアンドロ・ピッチョーニ(Pf)、マッシモ・ダゴスティーノ(Dr)、ナンニ・チヴィテンガ(Ba)、ロッコ・ジファレッリ(Gt)のリズミカルな演奏や、ソプラノ歌手ヴィットリアーナ・デ・アミーチスの艶やかな歌声も、リハーサル会場に響き渡った。アンドレア本人も「東京フィルとの共演が楽しみ」と言っていた通り、東京フィルの美しく迫力ある演奏を楽しんでいるようだった。今まで映画館や家庭で聞いていた映画音楽が、オーケストラの生演奏で蘇る瞬間を目の当たりにした。さらに、公演当日は、映画の名シーンの数々はもちろん、これまで世に出たことのないエンニオのバックステージの姿やインタビュー映像など、貴重な秘蔵映像も初公開される。こんな贅沢な体験は他にはないだろう。「エンニオ・モリコーネ『オフィシャル・コンサート・セレブレーション』」は11月5日(土)・6日(日)、に東京・東京国際フォーラム ホールAで開催。チケット好評発売中。詳細は公式サイトまで。 PHOTO:Masanori Naruse<公演概要>タイトル:エンニオ・モリコーネ『オフィシャル・コンサート・セレブレーション』英タイトル:Ennio Morricone - The Official Concert Celebration in JAPAN日時:2022年11月5日(土) 16:00開場 / 17:00開演11月6日(日)【昼】11:00開場/12:00開演・【夜】15:30開場/16:30開演会場(両日とも):東京国際フォーラム・ホールA[出演]指揮:アンドレア・モリコーネオーケストラ:東京フィルハーモニー交響楽団ピアノ:レアンドロ・ピッチョーニ /ドラム:マッシモ・ダゴスティーノ /ベース:ナンニ・チヴィテンガ /ギター:ロッコ・ジファレッリ /ソプラノ:ヴィットリアーナ・デ・アミーチス合唱指揮:ステファノ・クッチ /合唱:GLORY CHORUS TOKYOチケット価格(税込/全席指定):S席:15,000円 / A席:13,000円 / 学生席:5,000円★各プレイガイドにてチケット販売中!演奏予定曲目/()=日本公開年度・製作国:続・夕陽のガンマン(1967/伊独西米) /ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ (1984/米伊)/アンタッチャブル(1987/米)/ミッション(1987/英仏米)/ニュー・シネマ・パラダイス(1989/伊仏)/海の上のピアニスト(1999/伊)/マレーナ(2001/伊米)/ヘイトフル・エイト(2016/米)ほか※曲目は変更になることもございます。・アンドレア・モリコーネ他/特別インタビュー映像 ・公演トレイラー ・公演オフィシャルサイト <各界からお寄せ頂いた追加のレコメンド・コメント>50音順・敬称略石丸幹二(歌手・俳優)、岩代太郎(作曲家)、小泉純一郎(元内閣総理大臣)、坂本龍一(アーティスト・音楽家)、都倉俊一(作曲家・編曲家)、船山基紀(作編曲家)、湯山玲子(著述家・プロデューサー)、アンドレア・バッティストーニ(東京フィルハーモニー交響楽団首席指揮者)、ジャンルイジ・ベネデッティ(駐日イタリア大使)追加で到着したコメントは下記ご参照ください■小泉純一郎(元内閣総理大臣)モリコーネの音楽との出会いは映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」を見た時。「ああ、いい曲だなあ」と思った。それからモリコーネの曲を探し出して聞くうち、大好きになった。「ニュー・シネマ・パラダイス」「マレーナ」なども、もちろん映画館で見て、曲はどれもいいと思ったよ。自分で「いいな」と感じた曲が、いい曲。そこに理由はない。今回のコンサートで演奏されるのは、いい曲ばっかり。「いいなあ、行きたいなあ、楽しみだなあ」と思わせるコンサートだね。■坂本龍一(アーティスト・音楽家)モリコーネ先生とはついにお会いすることは叶いませんでしたが、常に身近に感じてきた偉大な存在です。『1900』のテーマはよく弾いてきましたし、数多くある先生の音楽はいつも愛聴してきました。先生は万人が涙する音楽も書ければ、「アラビアンナイト」のような摩訶不思議な音楽も書けるという、幅広く柔軟な能力をお持ちで、その意味でも稀有な存在です。僕はこれからも先生の音楽を聴き続け、大きなインスピレーションを得るでしょう。あなたがいてくださってありがとうございます。■都倉俊一(作曲家・編曲家)何か作曲していると時々「ニュー・シネマ・パラダイス」のメロディが浮かんでくる。ハーモニーを構成していると「あ、此れワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカだ・・」と思う時がある。それほどモリコーネ・メロディ、モリコーネ・サウンドは僕の体に沁み込んでいるのかもしれない。思えば16歳の頃から聞いているモリコーネは間違いなく僕の映画音楽の一つの原点である。■湯山玲子(著述家・プロデューサー)映画とその音楽は、かのゴダールがソニマージュという、映像と音楽は等価であるという概念を出してから主従関係は解消され、現在に至る。しかし、モリコーネは別格。私は泣いたことがない系の人間も嗚咽必須の『ニュー・シネマ・パラダイス』も、人々に荒野の寂寥感とアウトローのカッコよさを叩き込んだ『荒野の用心棒』のギターと口笛もしかり。彼の音楽は実は映像を上回ってしまい、もはや映画全体の印象をモリコーネの音楽が乗っ取ってしまっている!!!■アンドレア・バッティストーニ(東京フィルハーモニー交響楽団首席指揮者)エンニオ・モリコーネは、映画好きだけでなく、全ての音楽好きの心の中で、特別な存在となっています。彼のサウンド、楽器編成、テーマのアイディアは、何百人もの人々に語りかけてきました。それは、映画音楽作曲家としての才能ではなく、彼の天才的な音楽の才能が理由です。彼の音楽を聞いて偉大な監督や俳優を思い出せないのであれば、それは彼の音楽を映画の筋書きやキャスト、さらにはストーリーを知らなくても、十分に楽しむことができるということを証明しています。モリコーネが真に偉大な作曲家であり、内気で控えめな性格すら、彼の作品と同じくらいアイコニックで記憶に残る存在であります。彼のテーマの多くは、私の理想の音楽としてとても大切にしています。映画『続・夕陽のガンマン』の「コヨーテの遠吠え」、映画『ミッション』の壮大でシンフォニックな構成、映画『ラ・カリファ』の甘いメロディなど…皆さんと同じようにまだまだあります。芸術の境界線が無くなった20世紀後半の最も記憶に残る音楽家の1人として、モリコーネの名は永遠に刻まれ、そして、自分のエネルギーを映画という媒体に捧げた男は、最近の歴史の中で、最も偉大なイタリアの作曲家として称賛されることでしょう。■ジャンルイジ・ベネデッティ(駐日イタリア大使)イタリアが世界に誇る映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネの世界初演となるトリビュート・コンサートにご出演される皆様に心よりお祝い申し上げます。世界15都市を回るワールド・ツアーに先駆けて開催されるワールド・プレミアの地としてここ日本の「東京国際フォーラム」が選ばれたということはイタリアの芸術と文化に対し日本の皆様がいかに関心を持ってくださっているかということを物語っています。来る11月5日と6日の『オフィシャル・コンサート・セレブレーション』において指揮を執るエンニオ・モリコーネ氏のご子息アンドレア・モリコーネ氏の日本来日に対し歓迎の意を表します。本公演では彼の父が作曲し、世界中のファンに愛された、数々の名曲がよみがえります。この場をお借りして、アンドレア・モリコーネ氏、そして本公演を企画・運営し、文化や芸術を通じた国際交流を推進するために常に絶え間ない支援を重ねてこられた株式会社プロマックス、株式会社ディスクガレージをはじめとする主催者の皆様に厚く御礼申し上げます。ご出演される皆様のご成功をお祈りし私のご挨拶とさせていただきます。私を含むすべての観客の皆様が巨匠エンニオ・モリコーネを忍びながら彼の残した名作に魅了されることでしょう。★ドキュメンタリー映画情報★年明け1月13日より、エンニオ・モリコーネに、盟友ジュゼッペ・トルナトーレ監督が密着したドキュメンタリー映画「モリコーネ 映画が恋した音楽家」が公開される。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年11月02日映画音楽の巨匠、故・エンニオ・モリコーネの葛藤と栄光に迫る『モリコーネ 映画が恋した音楽家』の公開日が来年1月13日(金)に決定し、本予告とポスタービジュアルが解禁された。本作は、2020年7月に逝去した伝説のマエストロ、エンニオ・モリコーネに『ニュー・シネマ・パラダイス』のジュゼッペ・トルナトーレ監督が密着した圧倒的音楽ドキュメンタリー。10月24日(月)より開催される「第35回東京国際映画祭」ガラ・セレクション特別上映も決定している。この度解禁された予告編では、「彼の音楽は革新的」「現代のベートーヴェンだ」と、クリント・イーストウッドやクエンティン・タランティーノら名だたる監督や俳優たちがモリコーネへの惜しみない賛辞を述べる。ペンと五線譜のみで作曲する天才音楽家であり、世界中の映画人から認められ、映画音楽の巨匠として知られるモリコーネ。しかし、モリコーネ自身は「最初、映画音楽を作るのは屈辱だった」こと、「私の師は“映画音楽”をバカにしてた」と、映画音楽の芸術的価値が低かった当時の苦しい胸の内を正直に明かす。その後続くのは、モリコーネが世界的に脚光を浴びるきっかけになった「『荒野の用心棒』(64)のイメージ」として、セルジオ・レオーネ監督から黒澤明監督『用心棒』を見せてもらった時のこと。「逃して悔やむのはこの作品だけ」と未だ残念がるスタンリー・キューブリック監督の『時計じかけのオレンジ』(71)とのすれ違い。『アンタッチャブル』(87)で3度目のアカデミー賞にノミネーションされたにも関わらず、『ラストエンペラー』(87)の坂本龍一らに敗れ、意気消沈する様子など“天才”と呼ばれた彼の人間味溢れた姿。そして、『ニュー・シネマ・パラダイス』(89)をはじめ、彼が音で命を吹き込んだ傑作の名場面と最高の音響環境で再現された日本公演を含むワールドコンサートツアーの演奏の模様とともに映し出される。『アンタッチャブル』(87)のメインタイトルである“正義の力”、『ミッション』(86)より“ガブリエルのオーボエ”、『続・夕陽のガンマン』(66)からは“ジ・エクスタシー・オブ・ゴールド”、そして『ウエスタン』(69)の“ウエスタン”や『ニュー・シネマ・パラダイス』(89)のメインタイトル、“トトとアルフレッド”ほか、本映像全編に渡って流れる珠玉の映画音楽の数々も眩い。波乱万丈ながらも、「妻に言った『映画をやめる』と」「でもやめられない、映画音楽のリベンジだ」といった、映画音楽への尽きせぬ愛を語る彼の言葉も印象的な予告となっている。併せて解禁されたビジュアルは、膨大な資料が溢れる仕事場で音楽を創作しているモリコーネの姿を捉えたもの。<ペンと五線譜のみ>で生み出される彼の音楽が、その背中から聞こえてくるような臨場感溢れるポスターとなっている。自らが自身の半生を回想して紡がれる告白の数々と数多の傑作の名場面、そしてワールドコンサートツアーの演奏とともにモリコーネの生涯を紐解いていく本作。クエンティン・タランティーノ、クリント・イーストウッド、ウォン・カーウァイ、オリバー・ストーンら70人以上の著名人のインタビューによって、モリコーネの仕事術の秘密が明かされる。モリコーネのメロディを聴くだけで、あの日、あの映画に胸を高鳴らせ涙した瞬間が蘇る…。同じ時代を生きた私たちの人生を豊かに彩ってくれたマエストロに感謝を捧げる、愛と幸福に満ちた音楽ドキュメンタリーだ。『モリコーネ 映画が恋した音楽家』は2023年1月13日(金)よりTOHOシネマズシャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:モリコーネ 映画が恋した音楽家 2023年1月13日よりTOHOシネマズシャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開©2021 Piano b produzioni, gaga, potemkino, terras
2022年10月12日11月5日(土)と6日(日)に東京国際フォーラムで開かれるエンニオ・モリコーネ『オフィシャル・コンサート・セレブレーション』に向け、同公演の指揮者でありエンニオ・モリコーネの息子のアンドレア・モリコーネが緊急来日。都内のイタリア大使館にて公演に向けた記者会見に参加した。共に登壇したのはジャンルイジ・ベネデッティ駐日イタリア大使、本公演のオフィシャル・アンバサダーを務める俳優の石丸幹二。会見が始まる前、会場にはモリコーネの書いた映画音楽がBGMで流れる。そのどれもが耳に聞き覚えのある楽曲で、あらためてエンニオ・モリコーネの偉大さを垣間見ることができた。会見はジャンルイジ・ベネデッティ駐日イタリア大使からの記者の皆さんへの『ようこそおいで頂きました』の挨拶から始まる。続けて『いまだかつて誰も見たことのない唯一無二のコンサートだと伺ってます』と公演を称え、『コンサートは嬉しいことに、ここ東京から始まります!』世界初演が日本で開催されることに喜びを隠し得ない。『昔からのファンに加え、新しいファンへもモリコーネの音楽が魅了できたらと思います』と話し、最後は『偉大なモリコーネの音楽をここ日本で偲ぶことが出来たらと思っています』と結んだ。ここで石丸幹二から、アンドレア・モリコーネへ花束の贈呈が行われる。石丸は自身のコンサートで「海の上のピアニスト(1999年公開)」のテーマ曲に日本語詞をつけて歌っているほどのモリコーネ・ファン。一番好きなモリコーネ音楽の作品は「ニュー・シネマ・パラダイス」。なかでもキス・シーンをつなぎ合わせたシーンで流れる”愛のテーマ”がいちばん好きな曲だそうで『あのシーンを見て、あの音楽が流れると涙腺が緩むんです』というぐらいの惚れ込みよう。なんと“ニュー・シネマ・パラダイス/愛のテーマ”は、アンドレア・モリコーネが書いた曲だ!同曲はアンドレアが24歳の時に、父から『映画の曲を書いてみないか?』と脚本を渡され書いた曲だ。メロディをアンドレアが書き、父・エンニオがそこへコードを2つほど加えて、オーケストラ・アレンジを施してくれた。まさに父と子の共作だ。アンドレアは『あのメロディは、父がとっても気に入ってくれたんだ』と当時を振り返って目を細める。続いて石丸からアンドレアに、いちばん好きなモリコーネ作品は?と尋ねると「デボラのテーマ」と答えた。1984年に公開された映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」のテーマ曲だ。5つの弦楽器で構成される同曲を、メロディを口ずさみながら、時には身振り手振りを加えて、アンドレアはその魅力を熱心に語る。この曲はもちろん、本公演でも演奏される。エンニオ・モリコーネ『オフィシャル・コンサート・セレブレーション』は、モリコーネが生前から温めていた企画。コンサートで演奏する曲の順番まで決めていたそう。この公演は世界に先駆け、日本が初演。アンドレア・モリコーネが門外不出のオリジナル・スコアでタクトを振り、演奏は東京フィルハーモニー交響楽団。ステファノ・クッチの指揮のもと、合唱はGLORY CHORUS TOKYOが担い、父モリコーネと共に演奏していた音楽家5人も来日。総勢140人の演奏家が一堂に会する壮大な舞台となる。さらに演奏に合わせ、スクリーンには各映画の名シーンも上映。音と映像が同時に楽しめる一大スペクタル・コンサートになる。11月5日(土) と6日(日)の2日間、3回公演のエンニオ・モリコーネ『オフィシャル・コンサート・セレブレーション』のチケットは、各プレイガイドにて発売中。チケットお求めの詳細は公演オフィシャルHP参照。<公演概要>タイトル:エンニオ・モリコーネ『オフィシャル・コンサート・セレブレーション』英タイトル:Ennio Morricone - The Official Concert Celebration in JAPAN日時:2022年11月5日(土) 16:00開場 / 17:00開演11月6日(日)【昼】11:00開場/12:00開演・【夜】15:30開場/16:30開演会場:東京国際フォーラム・ホールA出演指揮:Andrea Morriconeアンドレア・モリコーネオーケストラ:東京フィルハーモニー交響楽団ピアノ:レアンドロ・ピッチョーニ /ドラム:マッシモ・ダゴスティーノ /ベース:ナンニ・チヴィテンガギター:ロッコ・ジファレッリ /ソプラノ:ヴィットリアーナ・デ・アミーチス合唱指揮:ステファノ・クッチ /合唱:GLORY CHORUS TOKYOチケット価格(税込/全席指定):S席:15,000円 / A席:13,000円 / 学生席:5,000円<公演オフィシャルサイト> 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年09月15日『ニューシネマ・パラダイス』のジュゼッペ・トルナトーレ監督が、故・エンニオ・モリコーネの葛藤と栄光に迫る音楽ドキュメンタリー『ENNIO(原題)』が『モリコーネ 映画が恋した音楽家』の邦題で来年1月より公開されることが決定した。さらに、第35回東京国際映画祭 ガラ・セレクションにて特別上映されることも決定した。2020年7月に逝去した音楽家エンニオ・モリコーネ。享年91歳。1961年以来、500作品以上という驚異的な数の映画とTV作品の音楽を手掛けた。なかでも日本でも超ロングランヒットを記録、アカデミー賞外国語映画賞にも輝き、人生の喜怒哀楽を表すかのような旋律で情感豊かな映像とともに人々の心に永遠に刻まれた『ニュー・シネマ・パラダイス』(89)を始め、ジュゼッペ・トルナトーレが監督するほぼ全ての映画音楽を手掛けた。本作は、そんな師弟関係とも呼べる<最後のタッグ>を組んでいたトルナトーレ監督だからこそ引き出せた、モリコーネ自身の真の姿に迫っていくドキュメンタリー。『ニュー・シネマ・パラダイス』はもちろん、『荒野の用心棒』(64)、『アンタッチャブル』(87)、『ヘイトフル・エイト』(15)など、エンニオが音で命を吹き込んだ45作品にも及ぶ数々の傑作の名場面と、最高の音響環境で再現された日本公演を含むワールドコンサートツアーの演奏で、巨匠の伝説を紐解いていく。さらに、クエンティン・タランティーノを始め、クリント・イーストウッド、ウォン・カーウァイ、オリバー・ストーンなど70人以上の監督やプロデューサー、音楽家たちのインタビューにより<どうやってエンニオは偉業を成し遂げたのか>という秘密を解き明かしていく。また、エンニオのプライベートライフとコメント、初公開となるアーカイブ映像によって、愛すべき天才のチャーミングな人柄を浮き彫りにする。唯一無二の旋律であらゆる映画に愛と命を吹き込んだ天才音楽家の真実の姿を映し出す、圧巻の音楽ドキュメンタリーとなっている。なお、モリコーネが生前から計画をしていたオフィシャル・トリビュート・コンサートが、11月5日(土)と6日(日)の2日間に渡って、東京国際フォーラムで開催されることも決定。ワールド・プレミアともなる本コンサートは、エンニオの次男でもあるアンドレア・モリコーネが指揮を務め、オーケストラの演奏によって奏でられるモリコーネの珠玉の名曲を映画の名シーンやここでしか見られない秘蔵映像とともに楽しめるコンサートとなっている。『モリコーネ 映画が恋した音楽家』は2023年1月、TOHOシネマズシャンテ、Bunkamura ル・シネマほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:モリコーネ 映画が恋した音楽家 2023年1月、TOHOシネマズシャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開©2021 Piano b produzioni, gaga, potemkino, terras
2022年09月13日「エンポリオ アルマーニ カフェ 表参道」「エンポリオ アルマーニ カフェ 心斎橋パルコ」の大人気メニュー、季節ごとに食材が変わる月替わりの「季節のパフェ」。9月の主役となるフルーツは巨峰。実の大きさと甘みの強さから「ぶどうの王様」とも言われる巨峰は、8月から10月に旬を迎えます。9月の「季節のパフェ」は、完熟の印ともいえる、黒紫色に熟した大粒の巨峰をたっぷりと使用しました。まず目に飛び込んでくるのは、カシスチップの鮮やかなレッドと黒炭チュイールの黒との印象的なカラー対比。まるでオートクチュール衣装のようなドラマチックなカラーリングは、エンポリオ アルマーニ カフェの独創性を存分にお楽しみ頂けます。トップ部分は他にも、ウイスキー漬けのレーズンを混ぜ合わせた濃厚なバニラジェラートと、さっぱりとしたカシスソルベを盛り付けました。その下からはフィアンティーヌチョコと塩味がアクセントになったクランブルが登場。共にざくざくとした食感で、食べ応えのあるパートに仕上がっています。その下には、ほんのりとウイスキーが香るクリーム、フレッシュの巨峰、さらにウイスキー漬けレーズンが登場。ウイスキーの深く芳醇な香りは、少し涼しさを帯びてきた初秋の空気に見事にマッチします。更に食べ進めると、ハチミツを加え味わいに深みを与えたサワークリームのシャンティが登場。最下部にはレモングラスとラズベリービネガーでキレを加えたクランベリーゼリーが仕込まれています。見た目にも味わいにも秋の空気を纏わせた、クリエイティビティあふれる「巨峰とカシスのパフェ」は9月1日より30日までエンポリオ アルマーニ カフェ 表参道及びエンポリオ アルマーニ カフェ 心斎橋パルコで楽しめます。価格: パフェ 税込2,300円 ※サービスチャージ(10%)を別途頂戴いたしますエンポリオ アルマーニ カフェ心斎橋パルコ店エンポリオ アルマーニ カフェ表参道店展開店舗:エンポリオ アルマーニ カフェ 表参道 / TEL: 03-5778-1637東京都港区北青山3-6-1 オーク表参道1Fエンポリオ アルマーニ カフェ 心斎橋パルコ / TEL: 06-6258-6202大阪市中央区心斎橋筋1-8-3 心斎橋パルコ2F【エンポリオ アルマーニ カフェとは】エンポリオ アルマーニ カフェのコンセプトは「モダンでリラックスした雰囲気の中、カジュアルに洗練されたお料理やスイーツを楽しんでいただけるカフェ」。1998年にパリで世界最初のEMPORIO ARMANIカフェがオープンし、現在は世界9店舗で営業。日本では表参道店、心斎橋パルコ店の2店舗を展開。公式サイト: 公式Twitter: 公式Facebook: 公式LINE:
2022年09月02日ペイエン(PEIEN)の2023年春夏コレクションが発表された。『グレート・ギャツビー』から着想今季のペイエンは、「Green Light」をテーマに、小説・映画『グレート・ギャツビー』から着想したクリエーションを展開。映画のラストシーン、語り手ニックの「ギャツビーは緑の灯を信じていた。」という一節からはじまるメッセージからもインスピレーションを得て、夢を叶えようとするギャツビーの力強いエネルギーを、コレクションを通じて表現している。ライムグリーンをキーカラーにキーカラーは、シーズンテーマである「Green Light」を連想させる柔らかなライムグリーンをはじめ、未明の空を思わせるグレー、爽やかなライトブルー、透明感のあるベージュなど。ブランドが描く、儚さや少しの毒がある女性像はそのままに、希望に満ちた、ポジティブで明るいカラーを効かせた。エネルギッシュな脱構築デニム内面から湧き出るようなエネルギーを感じさせるのは、ペイエンが得意とする脱構築的なデザインのリサイクルデニムスカート。ジーンズを解体し、再びドッキングした動きのあるシルエットや、ダメージ加工を施した無骨なデニム地が、躍動感あふれるムードを演出している。ニットで作る儚げなレイヤードブランドのシグネチャーとも言えるニットウェアを駆使した、レイヤードスタイルも印象的。デニムのような風合いを表現したワンピースやベスト、光を宿したラメ糸のグローブなど、柔らかな風合いのニット素材を組み合わせ、奥行きのあるルックを創り上げた。あえて肩を抜き、ずらして羽織ったカーディガンや、ダブルジップのフロントから覗く素肌が、どこか儚げな印象も醸しだしている。
2022年09月02日人材採用・入社後活躍のエン・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木孝二)が運営するeラーニングサービス『エンカレッジ』( )は、2022年8月24日(水)に大規模なリニューアルを実施します。ただ社員に受講させるだけでなく、行動変容まで一貫して支援できるように、9つの新機能を追加+7機能を刷新。受講者の「講座の検索性」と「受講時の利便性」の向上はもちろん、管理機能も拡充することで、導入後の運用負担も軽減しました。今回のリニューアルで、さらに効率的に研修効果を最大化し、企業の継続した研修運用をサポートしてまいります。『エンカレッジ』追加機能+リニューアル機能一覧新機能・受講者マイページ追加・受講者グループ作成機能・上司・グループ一括設定機能・講座限定公開設定機能・メール配信機能・LMS動画アップロード機能・理解度テスト作成機能・カリキュラム作成機能・受講促進機能リニューアル機能・トップページ(おすすめ講座表示など)・キャリアセレクタビリティ診断・講座受講画面・KAIZENシート・講座評価/レビュー・オススメ講座設定・受講・KAIZENシート履歴管理『エンカレッジ』リニューアルPOINTTOP画面の検索性が向上。約700講座から「受けるべき講座」をおすすめ!部署や役職別ごとにカリキュラムの作成が可能に。理解度テストで、学びを定着!受講者一括登録~受講促進など、すべて管理画面上で対応。継続的な研修運用をサポート!サービスに関するお問い合わせ(資料ダウンロード)はこちらから 考え方×スキルを可視化。社員のリスキルを実現するeラーニング『エンカレッジ』 スキル診断とeラーニングで一人ひとりに最適な人材育成を実現するエン・ジャパンの人材育成ツールです。仕事に活かせる700以上の豊富な講座と、実務に置き換えやすい仕組みで企業の人材育成を支援。便利なLMS機能で、研修効果を最大化するとともに運用負担を軽減します。==============================◆本件に関する問合せ先エン・ジャパン株式会社広報担当:松田、清水、関、高田TEL:03-3342-6590MAIL: en-press@en-japan.com ◆エン・ジャパン株式会社について社名:エン・ジャパン株式会社URL: 運営サイト:【求人情報】エン転職: エンエージェント: ミドルの転職: AMBI: エンジニアHub: エン派遣: エンウィメンズワーク: エンバイト: エンゲージ: 【入社後活躍支援サービス】エンカレッジ: HR OnBoard: 【適性検査・適性診断】3Eテスト: Talent Analytics: Chemistry: 【利用企業数国内No.1の求人支援ツール】engage(エンゲージ): 【オンライン型リファレンスチェックサービス】ASHIATO(アシアト): 【情報サイト】ライトハウス: キャリアハック: 人事のミカタ: エン転職大辞典: ============================== 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年08月24日世界的な映画音楽の巨匠、イタリアのマエストロ、エンニオ・モリコーネ。彼が生前から計画をしていたオフィシャル・トリビュート・コンサートが11月5日と6日に東京で開催される。同公演はワールド・ツアーに先駆け、日本が初演となる。©︎ Muthmedia GmbH今年は2020年に亡くなったエンニオ・モリコーネのちょうど没後2年にあたる年。エンニオ・モリコーネの偉大なる業績を讃え、これまでに残した珠玉の映画音楽を厳選。「続・夕陽のガンマン」「アンタッチャブル」「ミッション」」「ニュー・シネマ・パラダイス」やアカデミー賞作曲賞を受賞した「ヘイトフル・エイト」など、誰もが聴いたことがある映画音楽やテーマ曲を、映画の名シーンをスクリーンに映しながら、オーケストラと合唱団が演奏する贅沢なコンサート。映像は各映画の名シーン上映に加え、これまで世に出たことのないモリコーネのバックステージやインタビューなど、秘蔵映像も初公開される。指揮は「ニュー・シネマ・パラダイス/愛のテーマ」の作曲家で、エンニオの次男でもあるアンドレア・モリコーネが担い、エンニオと長く活動を共にした演奏家や歌手も共に来日。日本を代表するオーケストラ、東京フィルハーモニー交響楽団の演奏に加え、合唱団GLORY CHORUS TOKYOを指揮するのはステファノ・クッチ。総勢140名の演奏家が一堂に会して奏でるセレブレーション・コンサートになる。エンニオ・モリコーネ『オフィシャル・コンサート・セレブレーション』は、日本公演のあと、11月26日にダブリン、28日にロンドン/O2アリーナ、30日にベルリン/メルセデス・ベンツ・アリーナを経て12月22日のポーランドまで、ヨーロッパ各都市のアリーナを廻るワールド・ツアーを開催。11月5日と6日に東京国際フォーラム・ホールAで開催されるエンニオ・モリコーネ『オフィシャル・コンサート・セレブレーション』のチケットは、一般発売に先駆け、本日7月6日より先行受付(抽選)がスタートする。詳細は公式サイト参照。<公演概要>タイトル:エンニオ・モリコーネ『オフィシャル・コンサート・セレブレーション』英タイトル:Ennio Morricone - The Official Concert Celebration in JAPAN日時:2022年11月5日(土) 16:00開場 / 17:00開演11月6日(日)【昼】11:00開場/12:00開演・【夜】15:30開場/16:30開演会場:東京国際フォーラム・ホールA出演;指揮:Andrea Morriconeアンドレア・モリコーネオーケストラ:東京フィルハーモニー交響楽団ピアノ:Leandro Piccioniレアンドロ・ピッチョーニドラム:Massimo D’Agostinoマッシモ・ダゴスティーノベース:Nanni Civitengaナンニ・チヴィテンガギター:Rocco Zifarelliロッコ・ジファレッリソプラノ:Vittoriana De Amicisヴィットリアーナ・デ・アミーチス合唱指揮:Stefano Cucciステファノ・クッチ合唱:GLORY CHORUS TOKYOチケット価格(税込/全席指定):S席:15,000円 / A席:13,000円 / 学生席:5,000円チケット最速先行受付(抽選):7月6日5:30〜7月18日23:59チケット一般発売:8月6日(土)10:00〜演奏予定曲目/()=日本公開年度・製作国;続・夕陽のガンマン(1967/伊独西米)ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ (1984/米伊)、アンタッチャブル(1987/米)ミッション(1987/英仏米)ニュー・シネマ・パラダイス(1989/伊仏)、海の上のピアニスト(1999/伊)マレーナ(2001/伊米)ヘイトフル・エイト(2016/米)ほか※曲目は変更になることもございます<公演オフィシャルサイト> 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年07月06日ロエン(Roen)から新ブランド「ロエン アンダーグラウンド(Roen UNDERGROUND)」がデビュー。東京・西麻布の「アンレアール(ANRE-R SALON)」ほかにて展開する。ロエンの新ブランド「ロエン アンダーグラウンド」「ロエン アンダーグラウンド」では、ロエンのブランドアイデンティティを継承しつつ、より自由な表現で幅広いカルチャーをクロスオーバー。ストリートテイストをベースに、音楽、アートなどをミックスし、デイリーユースに適したアイテムを展開していく。ファーストコレクションでは、数量限定でTシャツ、パーカー、キャップを発売。スカルモチーフのTシャツとパーカーは、幅広いサイズ展開で男女問わずに着用できる。デザインは、花とともに繊細なタッチで描いたスカルと、グラフィカルなモダンアート調の2種類だ。キャップはアメリカンテイストなフォルムを採用。ブランドロゴの刺繍を控えめにあしあったシンプルなデザインで、こちらも男女問わず身に着けることができる。【詳細】ロエン アンダーグラウンド発売時期:2022年4月取り扱い:アンレアール(東京都港区西麻布1-4-40 西麻布SHINOビル3F)、ロエン アンダーグラウンド通販サイト価格:RU POP ART SKULL T 13,200円RU FLOWER SKULL T 11,000円RU FLOWER SKULL PULL OVER 22,000円RU POP ART SKULL PULL OVER 24,200円RU LOGO CAP 6,050円
2022年04月15日映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネに、ジュゼッペ・トルナトーレ監督が迫るドキュメンタリー映画『ENNIO(原題)』が公開される。尚、公開延期につき公開時期は未定。映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネに迫るエンニオ・モリコーネは、1961年のデビュー以来、500作品以上の映画・TVの⾳楽を⼿掛けてきた巨匠。アカデミー賞外国語映画賞に輝き、⽇本でもロングランヒットを記録した『ニュー・シネマ・パラダイス』では、情感豊かな映像と共に、⼈⽣の喜怒哀楽のすべてを表すような旋律で⼈々を魅了した。盟友ジュゼッペ・トルナトーレと最後のタッグエンニオ・モリコーネの真実に迫るのは、『ニュー・シネマ・パラダイス』をはじめ、自身の作品のほとんど全ての⾳楽をエンニオに託してきたジュゼッペ・トルナトーレ監督。映画『ENNIO(原題)』は、2020年7⽉に91歳で惜しまれながらこの世を去ったエンニオと、ジュゼッペ・トルナトーレ監督の最後のタッグとなる。エンニオが生み出した音楽と人生を辿るドキュメンタリーの内容は、『ニュー・シネマ・パラダイス』『⽤⼼棒』『アンタッチャブル』『ヘイトフルエイト』など、エンニオが⾳で命を吹き込んだ45作品にも及ぶ傑作の名場⾯やワールドコンサートツアーの演奏と共に、彼が生み出してきた伝説を紐解くもの。エンニオの⾳楽と⽣き⽅を知ることにより、20世紀から今⽇までの映画史をドラマティックに辿ることができる。さらに、エンニオのプライベートライフや初公開となるアーカイブ映像も登場し、愛すべき奇才のチャーミングな⼈間性が浮き彫りに。なぜ彼の生み出す旋律は、60年もの間、人々の心を揺さぶり続けたのか?そして、映画音楽に人生を捧げたエンニオ・モリコーネが、カメラの前で最後に語ったこととは?豪華クリエイターが登場70⼈以上の監督やプロデューサー、⾳楽家たちのインタビューも見どころ。クエンティン・タランティーノやクリント・イーストウッド、ウォン・カーウァイ、オリバー・ストーンといった面々が「どのようにエンニオは偉業を成し遂げたのか」といった秘密を明かす。<劇中に登場するクリエイター(映画監督、音楽家、プロデューサーほか)>クエンティン・タランティーノ、クリント・イーストウッド、ウォン・カーウァイ、オリバー・ストーン、ハンス・ジマー、バリー・レヴィンソン、ジョン・ウィリアムス、ダリオ・アルジェント、ジョゼッペ・トルナトーレ、テレンス・マリック、ブルース・スプリングスティーン、ベルナルド・ベルトルッチ、ジェイムズ・ヘットフィールド、クインシー・ジョーンズ、ローランド・ジョフィ、リナ・ウェルトミューラー、フィル・ジョアノー ほか【詳細】映画『ENNIO(原題)』公開時期:未定※当初2022年3月公開予定だったが延期となった。新たな公開時期が決定次第公式ホームページなどにて告知。監督:ジュゼッペ・トルナトーレ原題:Ennio/150分/イタリア映画/カラー/ヴィスタ/5.1ch デジタル/字幕翻訳:松浦美奈
2022年01月07日エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)は、ブランド誕生40周年を記念し、エンポリオ アルマーニ マガジン特別号「THE WAY WE ARE」を発売する。ブランドの歴史に欠かせない「エンポリオ アルマーニ マガジン」1981年、「ジョルジオ アルマーニ」に続く2つ目のブランドとして「エンポリオ アルマーニ」は誕生した。市場(なんでも売っているような大きな市場)の意味をもつ“エンポリオ”の語を冠し、「ジョルジオ アルマーニ」のエレガンスはそのままに、表現しきれていなかったアルマーニのもっと“自由なマインド”を表に出したブランドとして発表された。そんなエンポリオ アルマーニのことをジョルジオ・アルマーニは“実験的なライン”と話す。特に、マーケティングの分野において先駆的な手法をとったことで知られ、その手段のひとつとして1988年に発行されたのが『エンポリオ アルマーニ マガジン』だった。その後『エンポリオ アルマーニ マガジン』は、ブランドにとって特別なマイルストーンの時だけに限定発刊され、コレクターズアイテムとしても人気を博した。ジョルジオ・アルマーニ総監修、過去のエンポリオ アルマーニ マガジンを紹介今回、ブランド40周年という節目に発売される『エンポリオ アルマーニ マガジン』は特別号。2017年にロンドンで開催されたエンポリオ アルマーニのファッションショーの際に発刊された19号に続くものだ。過去の号と同じく、ジョルジオ・アルマーニの妹、ロザンナ・アルマーニが出版指揮をとり、総監修をジョルジオ・アルマーニが務める。ページをめくると、過去に発刊されたエンポリオ アルマーニ マガジンが紹介されているほか、アルド・ファライやマックス・ヴァドウクルら6人のフォトグラファーによる、エンポリオ アルマーニの2021-22年秋冬メンズ・ウィメンズコレクションのファッションストーリーも。カラーまたはモノクロで表現される6つのストーリーは、それぞれ映画評論家のマリアローサ・マンクーソが執筆した啓蒙的なショートストーリーで紹介されている。また、世界中の写真家やクリエイター、編集者たちからの寄稿文も掲載。ファッションに留まらず、あらゆるジャンルを網羅しており、アーティストのミンモ・パラディーノは、セレーナ・ティバルディとともに「ルーツとアート」について、F1パイロットのカルロス・サインツは、同僚のシャルル・ルクレールとともに「情熱とレース」について、「GQ Japan」編集長を務める鈴木正文は、メンズスーツにおける西洋と東洋の関係について語っている。なお、グラフィックデザインはクリストフ・ラドル、編集全般を岩倉一憲、アントニオモスコジューリがクリエイティブコンサルタントとして関わった。表紙には火星の写真が使われ、今作のタイトル「The Way We Are」そして40YEARSの言葉が添えられている。ジョルジオ・アルマーニのコメントエンポリオ アルマーニ マガジン特別号「THE WAY WE ARE」の発刊に際して、ジョルジオ・アルマーニは次のようにコメントした。「お洋服と、私が創り出すファッションに関連する世界観を通して、「今を表現する」ということは、私が常に実現したいと願い続けていることです。エンポリオ アルマーニは、常に新しいコミュニケーション手段を試み、コンテナのように多様な魅力を併せ持つブランドであり、私に無限の可能性とインスピレーションを与えてくれる存在です。ブランド誕生40周年を祝う今号は、創刊当初と同じく、妹のロザンナと、幅広い年代の著者、フォトグラファー、クリエイターたちと共に創り上げました。彼らは、ビジュアル面と記事の内容の両面において、共に「今を切り取る」という作業に力を注ぎ、取り組んでくれました。」40周年を記念するその他コンテンツも40周年を迎えるにあたって、エンポリオ アルマーニはその他コンテンツも用意。窪塚愛流、YAMATO、中島沙希らを起用したデジタルキャンペーンを公開するほか、ミラノのアルマーニ / シーロスでは、ジョルジオ・アルマーニが自らキュレーションした展覧会「THE WAY WE ARE」を開催している。【詳細】エンポリオ アルマーニ マガジン特別号「THE WAY WE ARE」発売時期:未定取り扱い店舗:蔦屋書店価格:4,650円
2021年10月02日困難は続いているけれど、今年だからこそのダイナミックな進化が起きたエンタメ業界。2020年のエンタメ業界を賑わせた5つのTOPICSを総ざらい!1、純度100%なときめきやお笑いコンテンツの台頭。「不時着した?」が合言葉になるほどのブームを巻き起こした『愛の不時着』。「韓流ドラマの大きな特徴である“ときめき”と“泣かせ”が詰まった作品。その見事な感情描写とキャストの演技力が、多くの人を癒しました。また、CMのないNetflix配信で、ドラマの世界に浸り続けられるのもよかったのでは」(映画・海外ドラマライター・今祥枝さん)テレビ界では、目標とする視聴率の指標がこれまでの“世帯”から“コア(13~49歳の層)”へと変わるという大転換期を迎えた。「その結果、若い世代にもリーチするように、芸人さんを起用した番組が激増。コロナ禍で、笑いが必要とされていたことも相まって、『有吉の壁』のゴールデン進出は大成功しました」(放送作家・カツオさん)愛の不時着2月23日からNetflixで配信がスタート。いまだにTOP10入りをキープし、ロングヒットを続ける。北朝鮮のエリート軍人を演じたヒョンビンの人気も再燃!Netflixオリジナルシリーズ『愛の不時着』独占配信中有吉の壁若手芸人たちが、有吉弘行が用意した“お笑いの壁”を乗り越えて成長する。YouTube公式チャンネル「壁チャンネル」と連動し、オリジナルコンテンツを配信。日本テレビ系『有吉の壁』毎週水曜19時放送2、メディアとコンテンツの驚異的な化学反応。映画界最大のヒットの一つといえば、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』。「コミックから、アニメ化によって幅広い層をキャッチ。20ほどの動画配信サイトで見られる状態で、アニメ版を多くの人が視聴した後に、満を持しての映画公開。数年かけたメディアミックスが、大きなうねりを作り出したのだと思います」(今さん)また情報番組『スッキリ』がオーディションを追ったNizi Projectは、「休校が続いた子供たちが、朝の番組を見られた環境もヒットに大きく影響」(カツオさん)。地上波放送後はHuluで完全版を配信。遅れて興味を持った人も、1話から見られて一気に追いつける形態がテレビとの相乗効果をもたらし、老若男女が愛するアイドルグループNiziUが誕生!NiziUプレデビュー曲『Make you happy』のMVは1億8000万再生数を突破。縄跳びダンスが大ブームに。12/2、『Step and a step』で正式デビューし、紅白歌合戦に出場。鬼滅の刃10/16に公開された映画の興行収入は275億円を記録し、歴代興収2位(11/30現在)に。12/4に発売されたコミック最終巻の初版395万部は、驚異的な数字!©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable3、“ライブ感”をオンラインで味わう。ライブができないという危機に直面したエンタメ界。「ライブには観客がいるという常識が崩れ、テクノロジーを駆使した無観客オンラインライブが数多く開催されました。当初は無料が多かったオンラインライブをいち早く有料化して大成功を収めたのが、サザンオールスターズです」(音楽ジャーナリスト・柴那典さん)。「ファン層の広いサザンオールスターズのオンラインライブは、新技術に抵抗感のあった世代が、新しいエンタメを体験するきっかけに。今後、5Gがスタンダードになると、一度に多くの端末からアクセス可能となり、音声の遅れも解消され、今この瞬間の歓声が反映されるなど、オンラインライブに一体感とライブ感がより生まれます」(博報堂DYメディアパートナーズ・森永真弓さん)サザンオールスターズ6月25日、8つのプラットフォームで同時配信。40台のカメラを通常では置けない客席にも設置。ダイナミックな映像で楽しませた。恒例の年越しライブも配信が決定。松田弘さんも本ライブで復帰!4、ベテラン、新人ともにボーダレスに活躍。今年は、大物芸人や川口春奈さんら女優たちも、自らの特性を活かしてYouTubeをスタート。「一方で、テレビ界でのユーチューバーの需要も急上昇しました。ユーチューバーに対する『儲かっている人』という世間的な斜めからの視線を変えたのが、フワちゃん。YouTubeでもテレビでも人気を得た、新人類ともいえる彼女の存在が、2つのメディアのボーダーを消しました」(カツオさん)音楽界でも、YouTubeやTikTokから無名の新人がブレイクする例が続出。「その象徴的存在が、デジタル配信だけで『香水』を大ヒットさせた瑛人さん。他にも藤井風さんやVaundyと、今年は、YouTubeやSNSでバズった若いアーティストが台頭しました」(柴さん)瑛人実は『香水』がリリースされたのは、昨年4月。1年後に、TikTokにカバー動画が上がり始め、芸能人もこぞってカバー。来年元日にはアルバム『すっからかん』を発売。フワちゃん「フワちゃんTV」のチャンネル登録者数は75万人以上。今年上半期のテレビ出演番組数は、112本(ニホンモニター調べ)を数え、流行語大賞トップ10入り。5、コメントや生配信、家にいながら“みんなで共有”。おうち時間が長くなり、長時間の生配信も急増。「生配信では、視聴者が一方的に作られたコンテンツを享受するのでなく、同じ時間を共有することで、配信者と共に、友達のようにコンテンツを作っているような感覚が味わえます。渡辺直美さんやオカリナさんを筆頭に、ごはんを一緒に食べるコンテンツが人気です」(カツオさん)コロナ禍で、新しいエンタメの共有方法も生まれた。「オンライン飲みやパーティでは、配信サイトの同じコンテンツを同時再生し、盛り上がる人たちも多くいます。また若い世代は“気持ちの共有”を最優先に考える傾向があり、コロナ以前から、SNSでファンと日常的にコミュニケーションをとっていた人が、オンラインイベントにも上手く移行できています」(森永さん)NAOMI CLUB渡辺直美さんは自身のYouTubeチャンネルで“今夜は一緒にディナーしよ!”シリーズを生配信。多くの人が感じていた誰とも食事を共にできない寂しさを埋めてくれた。映画・海外ドラマライター・今 祥枝さん雑誌の編集を経て、フリーランスのライター&編集者に。エンタメ情報誌や女性誌などで海外ドラマやシネマ欄の連載を担当している。放送作家&YouTubeキュレーター・カツオさん担当番組は『全力!脱力タイムズ』『有吉ぃぃeeeee!』など。YouTubeを日々研究し、共著に『YouTube作家的思考』(扶桑社)がある。音楽ジャーナリスト・柴 那典さんロッキング・オン社を経て独立。『AERA』『リアルサウンド』『ミュージック・マガジン』などで執筆。現在、『日経MJ』で「柴那典の新音学」連載中。博報堂DYメディアパートナーズ メディア環境研究所 上席研究員・森永真弓さん5Gなどネットシステム開発やコミュニケーションプランニングが専門。共著に『グルメサイトでの店は、本当に美味しいのか?』(小社刊)がある。※『anan』2020年12月23日号より。取材、文・小泉咲子(by anan編集部)
2020年12月19日映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネ没後初の新譜として11月6日に発売されたアルバム『モリコーネの秘密』(Morricone Segreto)。本作のリリース、そしてエンニオ・モリコーネ92回目の誕生日となるはずだった11月10日を記念し、新たに撮りおろされたドキュメンタリー『Celebrating Ennio Morricone: The Secrets Behind His Genius』(エンニオ・モリコーネを称えて:その才能の裏に隠された秘密)のYouTubeプレミア上映が決定した。92歳の誕生日を記念して新たに撮りおろされたドキュメンタリーの中で、モリコーネが再び躍動する!上映は11月10日(火)23時から。お見逃しなく。ドキュメンタリーの撮影ならびに再会は、モリコーネがアルマンド・トロヴァヨーリ、ルイス・バカロフならびにピエロ・ピッチオーニと共に1970年に設立した歴史的なローマのスタジオ、フォーラム・ミュージック・ビレッジで行われた。このスタジオでは、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』(1984年)や『ニュー・シネマ・パラダイス』(1988年)を含めたモリコーネによる数多くの有名なサウンドトラックをレコーディングした伝説のスタジオだ。ミュージシャンの他にフォーラム・ミュージック・ビレッジの社長マルコ・パトリニャーニ、そしてモリコーネの長男マルコも参加。過去50年にわたりマエストロによる伝説のサウンドを特徴づけ、今日「サウンドトラックの殿堂」として知られるフォーラム・ミュージック・ビレッジは、その他多くの世界的に有名なアーティストを輩出してきた。マルコ・モリコーネは今回の『モリコーネの秘密』について、「このコレクションに収められた音楽は、おそらくそれほど知られたものではないでしょう。けれども、どれも素晴らしい実験的な過程ならびに絶え間ない研究の結果で、音の大海への完全な没入に導かれたものです。この道のおかげで、父は楽器ならびにオーケストラを深く理解するようになりました。それはまるで、父が人間の持つ知識全てを知るようになったかのようです。そしてさらにその先に進み、その中に身を投げ出し全てをやってみる勇気が父にはありました。これらエキサイティングな収録曲の中に、父の姿が見えます」と語っている。『モリコーネの秘密』には、モリコーネが最も創作意欲高く活動していた1960年代後半から1980年代前半にかけて録音されたものの、イタリアの老舗レーベルであるCAMシュガーに長らく眠っていた数々の激レア音源を惜しみなく収録。彼のキャリアを振り返るうえでも絶好の内容となっている。今回が初商品化となる7曲の未発表音源と共に、アルバム全編にわたってミステリアスな声や歪んだギター、不穏なストリングスやシンセサイザーが当時のモダンなサウンドと交じり合い、モリコーネにしか創りえないアヴァンギャルドな音世界が繰り広げられている。中でも「彼女のために彼がいる」、「スターク・システム」、「シチリア人の一族」は白眉の出来栄えだ。今回のドキュメンタリーはそんな『モリコーネの秘密』の音楽をより深く理解出来る絶好の機会。映像内で繰り広げられる数々の貴重な映像やエピソードを堪能しつつ、マエストロが美しいメロディの裏に隠していた秘密をぜひ楽しもう。●アルバム情報本国公式HP: : :
2020年11月11日コロナ禍にあったイタリア・クレモナの病院の屋上からの演奏が世界中で話題を集めたバイオリニストの横山令奈が、来年1月に来日公演を行うことが決定した。大阪府箕面市出身で、日本の高校卒業後の06年に18歳でイタリアに渡り、クレモナを拠点に欧州で活動してきた横山。今年3月末、クレモナの観光プロモーションを手掛ける集団“プロ・クレモナ”が、「コロナ禍で1カ月間ずっと救急車のサイレン以外に静寂しかないクレモナの中心街に、バイオリンの音を響かせたい」と持ちかけたのが、横山が祈りの演奏を始めたきっかけだ。街への“恩返し”を決意し、4月3日の夕方、横山は高さ112メートルの鐘楼“トラッツォ”の上から、バッハ/グノーのアヴェ・マリア等の曲を15分にわたって演奏した。18歳でこの街に来て、“街の代表的な建物である鐘楼・トラッツオで演奏をする”という彼女の夢が、思いがけない形で叶う事になったが、その演奏を、たまたま通りがかったクレモナの病院の広報担当者が聴き、新型コロナウイルス患者への治療の最前線となっている病院の屋上からの演奏を横山にリクエスト。快諾した横山が4月16日夕方、病院の屋上で演奏を始めると、防護服姿の医師らが窓から身を乗り出して、バイオリンの音色に聴き入った。横山はイタリアを代表する作曲家エンニオ・モリコーネの「ガブリエルのオーボエ」や映画「ニュー・シネマ・パラダイス」愛のテーマ、そしてビバルディの「四季」などを演奏し、曲が終わるたびに大きな拍手と歓声が上がった。この演奏動画はYouTubeで世界中に配信され、日本にいる音楽関係者の目にも止まり、今回の来日公演が実現することになった。横山は「コロナ禍にあって医療崩壊ギリギリの状態で持ちこたえていた、私が住んでいるイタリアのクレモナや近隣の町の病院にいる方々、亡くなってしまった方々やその家族、家にずっとこもっているしかないすべての人々に思いを馳せながら、病院の屋上から精一杯演奏しました」と演奏に込めた思いを語り、「“今まで気持ちがいっぱいいっぱいで、張りつめていて泣けなかったけれど、この演奏を聴いてやっと泣けた”という、私自身も励まされるメッセージを沢山の病院関係者から頂きました。そして、その映像が世界中に配信されたことがきっかけで、今回日本に帰って来て、皆さんにその演奏を聞いて頂けることになりました。今の時期に音楽や芸術は不要不急ではないという人もいます。単なる趣味じゃないかという人もいます。でも私は音楽、芸術とは人の心に直接語りかけることができる素晴らしいものであると思います。私のバイオリンの師匠でもある両親が亡くなった時も音楽こそが私の心の支えでした。クレモナのロックダウン直後から、演奏家として自分には何ができるのか、ずっと考えて来ました。生の音楽の響きを通して思いを共有することが、少しでも誰かの癒やしや元気の源となれば、うれしいです。そして、その演奏に対して沢山のメッセージを下さって私を勇気づけて下さった日本の皆さんにも恩返しをしたいです。今度は劇場で生の音楽を聴いて生の振動を感じて頂きたいです」と来日公演への意気込みを語っている。この来日公演は『命を繋ぐ祈りのヴァイオリンイタリア・クレモナの病院屋上から世界に届けた感動の調べ横山令奈ヴァイオリン・コンサート』と題し、来年1月17日の愛知を皮切りに、23日には山口で、そしてラストは24日に横山の地元・大阪で開催される。チケット先行販売は、きょう3日10時から。料金は、S席:5,000円、A席:3,500円(税込・全席指定)。
2020年11月03日2020年7月、映画音楽の巨匠、エンニオ・モリコーネが91歳でこの世を去った。11月に迎えるはずだった彼の92歳の誕生日を記念して、デッカ・レコードとCAMシュガーがタッグを組んだアルバム『モリコーネの秘密』(Morricone Segreto)のリリースが決定した(11月6日)。没後初めてリリースされるモリコーネ作品となるこのアルバムには、実に7曲の未発表音源が収録されるというのだから楽しみだ。さらにはアルバム・トレイラーも公開され、発売に向けて期待が高まる。今回発売されるアルバムは、モリコーネが最も創作意欲高く活動していた1960年代後半から1980年代前半にかけて録音されたものの、イタリアの老舗レーベルであるCAMシュガーに長らく眠っていた数々の激レア音源が惜しみなく収録されている。まさに彼のキャリアを振り返るうえでも絶好の内容といえそうだ。今回が初商品化となる7曲の未発表音源と共に、アルバム全編にわたってミステリアスな声や歪んだギター、不穏なストリングスやシンセサイザーが当時のモダンなサウンドと交じり合い、モリコーネにしか創りえないアヴァンギャルドな音世界が繰り広げられる。中でも「彼女のために彼がいる」、「スターク・システム」、「シチリア人の一族」の出来栄えは素晴らしい。これらの貴重な音源の中から、先行配信として「黒点(シングル・ヴァージョン)」が10月16日にリリースされた。●収録曲01–来て(別テイク)–映画『愛と性の時』(QUANDO L’AMORE e SENSUALITA)–4:39–1973※初商品化02–グロテスクな幽霊(ニュー・エディット)–STARK SYSTEM–1:48–198003–人生の光と影–映画『恐るべき少女たち/報告・イタリア版転落の詩』(STORIE DI VITA E MALAVITA)–2:40–197604–乳房とアンテナ、屋根とスカート–LA SMAGLIATURA–5:10–197505–パトリツィア(別テイク)–映画『別れ』(INCONTRO)–2:01–1971※初商品化06–ダリラのために–映画『フランコ・ネロ/強奪 インサイダー』(IL BANDITO DAGLI OCCHI AZZURRI)–2:42–198007–18 Pari–映画『ザ・ビッグマン』(UN UOMO DA RISPETTARE)–3:20–197208–サイケデリック・ムード–LUI PER LEI–3:06–1971※初商品化09–逃げる– L’AUTOMOBILE–3:53–197110–サイケデリック・ジュークボックス–映画『恐怖に襲われた街』(PEUR SUR LA VILLE)–3:07–197511–作られた恐怖–映画『Weak Spot』(LA SMAGLIATURA)–1:31–197512–黙り込むエッダ–LUI PER LEI–0:11–1971※初商品化13–そんなのありえない–映画『My Dear Killer』MIO CARO ASSASSINO–1:49-197214–イート・イット(シングル・ヴァージョン)–EAT IT–3:50–196915–隠された闇–映画『愛と性の時』(QUANDO L’AMORE e SENSUALITA)–1:10–197316–私たちのドラマ–映画『略奪しろ、抵抗せよ、殺せ!』(SPOGLIATI, PROTESTA, UCCIDI )–1:36–197217–彼女のために彼がいる–SENZA SAPERE NIENTE DI LEI–3:08–196918–車輪のビート–L’AUTOMOBILE–0:50–1971※初商品化19–スターク・システム(ロック・バージョン)–STARK SYSTEM–2:13–198020–シチリア人の一族(テーマ No. 5)-映画『シシリアン』(IL CLAN DEI SICILIANI)–2:40–1969※初商品化21–ルネ・ラ・カンネ–映画『シルビア・クリステルの ピンク泥棒』(RENE LA CANNE)–2:57–197722–午後10時–SAN BABILA ORE 20:UN DELITTO INUTILE–3:01–197623–暗闇でスリップ–映画『UCCIDETE IL VITELLO GRASSO E ARROSTITELO』-5:21– 1970※日本盤限定ボーナス・トラック24–街のシンフォニー- Seq. 4–映画『コップキラー』COPKILLER–2:47–198325–割り当て–映画『ザ・ビッグマン』(UN UOMO DA RISPETTARE)–2:02–197226–不道徳(New Edit)–L’IMMORALITA–3:08–197827–致命的な追求–映画『Black Belly of the Tarantula』(LA TARANTOLA DAL VENTRE NERO)–1:27–1971※初商品化28–黒点(シングル・ヴァージョン)–映画『炎のいけにえ』(MACCHIE SOLARI)–2:37–1974●エンニオ・モリコーネリンク情報ユニバーサル・ミュージック: 本国公式HP: : : :
2020年10月23日Amazon Prime Video チャンネルに、韓国のエンタメコンテンツを総合的に楽しめる専門チャンネル「韓国ドラマ・エンタメChannel K(チャンネルK)」が登場。ソン・イェジン、ヒョンビン、キム・スヒョンらの過去出演ドラマが多数ラインアップされている。「チャンネルK」は、韓国のドラマ・映画・K-POPなどのエンタメコンテンツを総合的に楽しめるインターネット専用チャンネル。「チャンネルK」では、「愛の不時着」で大ブームを巻き起こしている人気女優ソン・イェジンד国民の年下男子”として年上女性の心を掴んだチョン・ヘインの「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」や、同作のヒョンビンによる名作「私の名前はキム・サムスン」「アイルランド」、パク・ソジュンやV(BTS)ら豪華俳優が集結し大ヒットした「花郎<ファラン>」など話題の注目スター出演作が登場。また、キム・スヒョン&ハン・ガイン、チョンイルはもちろん、幼少期を演じたヨ・ジング、イム・シワン、キム・ユジョン、キム・ソヒョンなどいまをときめく豪華出演者が勢揃いした「太陽を抱く月」をはじめ、「トンイ」「宮廷女官チャングムの誓い」などの歴史ドラマなども。同じくヒョンビン主演の『スウィンダラーズ』、ソン・スンホン主演『ミス・ワイフ』、イ・ビョンホン主演『甘い人生』など見ごたえ十分の映画作品や、K-POP番組「MBC歌謡大祭典」、バラエティ番組「BLACKPINK HOUSE」、韓国メイクのカリスマPONYのメイク術を学べる「Pony Syndrome」など、韓国エンタメ好き必見の魅力的なラインアップ。今後は、韓流スターのファンミーティング映像や独占インタビュー映像など、「チャンネルK」でしか見ることの出来ないオリジナルコンテンツも用意していく予定という。なお、8月21日(金)にはMCに古家正亨とYumi、ゲストに「AKB48」宮崎美穂と「スクールゾーン」橋本稜が出演し、開局記念番組「チャンネルK開局特番~集まれ!韓流大好き芸能人SP~」の生配信も決定(LINE LIVE「Kstyleチャンネル」にて)。「チャンネルK」の利用にはAmazon プライム会員への加入が必要。Prime Videoチャンネルから登録をすれば、すぐにオンデマンドで視聴開始できる。価格は月額500円(税抜)で、初回14日間は無料。(text:cinemacafe.net)
2020年08月23日日本劇場公開から20年の時を経て、色鮮やかな4Kデジタル修復版と、当時日本では公開されることのなかったイタリア完全版が公開される『海の上のピアニスト』。この度、イタリア完全版の本編映像がいち早くシネマカフェに到着した。本作は、『ニュー・シネマ・パラダイス』のジュゼッペ・トルナトーレ監督と、映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネがタッグを組んだ、海の上で生まれ、生涯一度も船を下りなかったピアニストの伝説を描く不朽の感動作。公開されるイタリア完全版(HDリマスター)では、インターナショナル版としてカットされた40分以上のシーンが復活、トルナトーレ監督が本当にやりたかった全てを描き切った170分にも及ぶ映像となっており、タイトルやクレジットロールもイタリア語で演出されている。またイタリア完全版では、主人公1900(ナインティーン・ハンドレッド)の幼少期のパートも長く、ピアニストとして成長していく音楽的なバックボーンが丁重に描かれており、その分演奏シーンも増えている。今回到着した映像はそんなシーンのひとつ、1900を探す親友マックスがヴァージニアン号の船内にいる場面からスタート。そして、当時の豪華絢爛な船内の回想シーンへと変わり、1900とマックスが所属していたアトランティック・ジャズ・バンドの演奏シーンが映し出される。フロントマンでバイオリンのフィルがそれぞれメンバーを陽気に紹介していき、そして最後に1900を紹介すると、それを待ってましたと言わんばかりに、1900が超絶テクニックで応える姿を確認することができる。『海の上のピアニスト』4Kデジタル修復版は8月21日(金)より、イタリア完全版は9月4日(金)よりYEBISU GARDEN CINEMA、角川シネマ有楽町、アップリンク吉祥寺ほか全国にて順次公開。※9月4日以降は両作品を併映する可能性あり(cinemacafe.net)
2020年08月17日7月の音楽界は、相次ぐ大物の訃報によって悲しみに包まれている。20世紀を代表する映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネ(1928-2020)と、ジャズテイストのクラシックによって一斉を風靡したロシアのコンポーザー・ピアニスト、ニコライ・カプースチン(1937-2020)がこの世を去ったのだ。“イタリア製西部劇”マカロニウエスタンの代表作『荒野の用心棒』や『夕陽のガンマン』の奇抜な音楽から、世界中が涙した『ニュー・シネマ・パラダイス』や『海の上のピアニスト』などのセンチメンタルなメロディによって、映画界に一時代を築いたモリコーネは、その生涯に400本以上の映画音楽を手掛けたと言われている。日本との関係も深く、自作自演による来日公演を行なったほか、2003年のNHK大河ドラマ『武蔵MUSASHI』の音楽を担当したことも記憶に残る。ニコライ・カプースチン一方のカプースチンは、2000年に発売された旧ソ連時代のアルバムによって日本に紹介された遅咲きのアーティストだ。圧倒的な超絶技巧を駆使したジャズテイストの音楽は、ピアノファンを魅了。クラシック界に新風をもたらしたことが思い出される。新型コロナ感染拡大の影響によって自宅で過ごすことが長くなった今日このごろ。2人の作曲家が遺した素晴らしい作品の数々に改めて注目してみたい。
2020年07月16日