美容液たっぷりの香るフェイスマスクが登場ネイル商品などの化粧品製造販売業を展開する株式会社 Dear Laura(ディアローラ)は、フレグランスコスメブランド「OHANA MAHAALO(オハナ・マハロ)」 から、2023年春夏の新商品として『フレグランスフェイスマスク』シリーズを発売する。「OHANA MAHAALO」は、絵柄と香りを楽しめるフレグランスコスメ。ネイル商品やスキンケアなどを販売。爽やかな香りから甘く切ない香りまでラインナップしている。毎日のスキンケアにぴったり新発売の『フレグランスフェイスマスク』には、話題のCICA成分(ツボクサエキス・保湿成分)のほか、ヒアルロン酸やコラーゲンなど、たっぷりの美容成分を配合した。水分と油分が整ったなめらかな肌へと導いてくれる。極薄の柔らかいシートを採用しており、肌にぴったりと密着するので、うるおいを逃がさない。洗顔後は、フェイスマスク1枚でうるうる&ひたひたな肌になる。今回、人気が高いフレグランスから「ピカケ アウリィ」「ハリーア ノヘア」「レイア マカラプア」の3種が登場する。マスクタイムが、フェイスケアだけでなく心まで癒される時間に。価格は、各297円(税込み)。3タイプがセットになった『オハナ・マハロ フレグランスフェイスマスク 3種セット』は、770円(税込み)。2月10日から、同社のオンラインストアのほか、全国のバラエティショップ・ドラッグストアなどで販売を開始する。(画像はプレスリリースより)【参考】※プレスリリース株式会社 Dear Laura※Dear Lauraオンラインストア
2023年01月23日ダメージケアもヘアスタイリングも叶える2021年4月9日、株式会社FRAGRANCY(フレグランシィ)は、同社が展開するフレグランスコスメ『オハナ・マハロ』より、2種類の洗い流さないトリートメントを発売する。同ブランドは、「今も、これからも、永遠に」とコンセプトに、爽やかな香りから甘い香りまで取りそろえたフレグランスコスメブランドである。この度発売となる製品は、「フレグランスヘアエマルジョン ハリーア ノヘア」と「フレグランスヘアエマルジョン ピカケ アウリィ」だ。トリートメントとして髪のダメージケアもでき、ナチュラルなヘアスタイリングとしても使うことができる。5種のヒト型セラミド&5種の保湿成分がつや髪に導く同製品には、5種類のヒト型セラミドが配合されている。この保湿成分が毛先にうるおいを届け、髪のパサつきを防いでくれる。そして、配合されているヒアルロン酸やコラーゲン、アルガンオイルなどの5種類の保湿成分が髪につやを与えて、しっとりとまとまる髪に仕上げてくれる。髪が揺れるたびに、フローラルでフルーティーな香りが広がって、気持ちを癒やしてくれそうだ。(画像は株式会社フレグランシィの公式サイトより)【参考】※株式会社フレグランシィの公式サイト
2021年04月08日朝はもちろん、外出先でのメイク直しの時に手を汚さずにサッと使えるコスメがあると嬉しいですよね。今回は、手軽に使える“スティックタイプのコスメ”をご紹介します!UVもベースもスティックに頼る!手洗いや手指消毒が欠かせない今、できるだけ手を汚したり手で直接顔に触れたりするのは避けたいところ……。今年こそ、スティックコスメがマストハブな予感です!『オハナ・マハロトーンアップUVスティック』¥1,760(税込)UVもスティックに頼っちゃいましょう。手を汚さずにサッと直塗りができる『オハナ・マハロトーンアップUVスティック』は、ゆるやかなカーブ形状のスティックが、お肌のどんなところにもフィット!パウダー配合でサラサラな仕上がりなので、いつでも、どこでも紫外線対策がこまめにできちゃいます。ラベンダーカラーでくすみを補正し、透明感ある肌に仕上げてくれるのも嬉しいポイントです。【商品情報】『オハナ・マハロトーンアップUVスティックピカケアウリィ 』『オハナ・マハロトーンアップUVスティックハリーアノヘア 』価格:¥1,760(税込)容量:20g『カラースティックコンシーラー』¥650(税抜)ニキビ跡、シミ、小鼻の赤みなど気になる部分をしっかりカバーしてくれるのは『キャンメイク』の名品コンシーラー。保湿成分配合でお肌のうるおいもキープし、ヨレやすい目元や口元などの乾燥しやすい部分にもピタッと密着。マスク擦れによる崩れも気にせず使えます。また、ペンのようなコンパクトなサイズなので、持ち運びの良さも抜群。出先でのメイク直しの必需品になりそうです!【商品情報】『カラースティックコンシーラー』価格:¥650(税抜)カラー:No.01 ナチュラルベージュ、No.02 ベージュオークル、No.03 アプリコット『キスポアスムージングベース』¥1,100(税込)気になる毛穴もテカリも消しゴムのようにカバーしてくれる『キス』のベースも必見!スティックタイプなので小鼻の部分など、ピンポイントに塗りやすいですよ。仕上がりはマットで、気になる悩みをしっかりとカバーし、ワンランク上の美肌を叶えてくれます。ニキビになりにくい処方なので、繰り返す肌トラブルに悩んでいる方にもおススメです。【商品情報】『キスポアスムージングベース』価格:¥1,100(税込)容量:2.5g持ち運びしやすく、手を汚さずに使えるスティックタイプのコスメなら、朝の時短メイクやお化粧直しに大活躍してくれること間違いなしです。ぜひいつものメイクに取り入れてみてくださいね。【参考】いつでもサッと直塗り【トーンアップUVスティック】が新発売‐PR TIMESCANMAKE なめらかフィット高カバーでヨレにくい新商品「カラースティックコンシーラー」2020年8月下旬より販売開始‐PR TIMESキスポアスムージングベース2020年5月27日(水)発売‐PR TIMESFRAGRANCY Inc.株式会社井田ラボラトリーズ株式会社伊勢半文/Sayuri
2021年03月21日充実のラインナップ!61種類を発売化粧品の企画開発・製造販売事業を展開する株式会社 Dear Laura(ディアローラ)は、フレグランスブランドの「OHANA MAHAALO(オハナ・マハロ)」から、2020年秋冬の新商品61種類を9月11日(金)に発売する。今回の新商品は、おうち時間に香りを楽しみながら、爪や手のお手入れができる、手元に特化したラインナップ61種類となっている。ブランド内の売れ筋NO.1の『ピカケ アウリィ』やNO.2の『ハリーア ノヘア』の香りやビジュアルを採用し、ネイルアイテム・ネイルグッズ・ハンドケアアイテムなど幅広く取り揃えた。香りに癒されながら指先のケアをネイルアイテムとしては、指先を彩る『オハナ・マハロ ネイルカラー』10ml・780円や、手軽に使用できる『オハナ・マハロ フィットミーネイルチップ』24枚入り・1600円などが登場する。うるおいとケアを同時に実現して香る指先に仕上げるネイルコート『オハナ・マハロ フレグランスネイルコート』には、「リコ プレレフア」が加わる。7ml入り・980円。爪や爪まわりを保湿してツヤを与える『オハナ・マハロ フレグランスネイルオイル』は、『ピカケ アウリィ』、『ハリーア ノヘア』、『ラウレア ピュア』の3タイプを発売。2.5g入り・1250円。他にも、ネイルファイル、オイルインシャイナー、トゥセパレーター、キューティクルニッパーなどのネイル用品が発売となる。また、フレグランスハンドマスク、オイルインハンドクリーム、フレグランスハンドミストなど、空気が乾燥する季節のハンドケアにオススメの商品も販売開始となる。新商品は、同社のホームページの他、全国のバラエティストア・ドラッグストアなどで販売する。(画像はプレスリリースより)【参考】※プレスリリース株式会社 Dear Laura※Dear Laura
2020年09月09日香りのヴェールで爪を美しく守るネイルコートDear Lauraのフレグランスブランド「OHANA MAHAALO(オハナ・マハロ)」から6月25日、「フレグランスネイルコート」が新登場した。フレグランスネイルコートは指先に香りと潤いを与えるネイルアイテム。“爪のケア”、“ベースコート”、“トップコート”の3役が1本で実現する。新たに開発した「フレグランスラップ処方」が特徴で8種のうるおい成分を爪に密着させ、保湿とケアを行いながら、しっかりと香りを届ける。また、爪の表面に密着させることで爪の凹凸やスジをカバーし、ネイルカラーを美しく仕上げるベースコートとして機能する。さらに、ブライトナー成分がネイルを美しく仕上げるため、トップコートとしても使用できる。幸せを運ぶ3つの香りを用意フレグランスは「ピカケ アウリィ」、「ハリーア ノヘア」、「ラウレア ピュア」の3種類を用意した。「ピカケ アウリィ」はピカケ(ジャスミン)とフルーツ、バニラが繊細に絡まり合ったうっとりとする香り。「ハリーア ノヘア」はフローラル、フルーティー、アンバーの組み合わせで、ファンタジックなおとぎ話の世界をイメージした。「ラウレア ピュア」はフラワーシャワーをイメージしたヒヤシンスとジャスミンの花々を、ムスクのが優しく受け止める。手持ちのネイルに、お気に入りの香りをまとってみてはいかがだろうか。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社Dear Lauraのプレスリリース※オハナ・マハロ フレグランスネイルコート
2020年06月29日『コウノドリ』などのドラマ脚本も手がける、矢島弘一が主宰を務める劇団「東京マハロ」。その最新作で、3年ぶりの再演となる『あるいは真ん中に座るのが俺』に、三津谷亮が出演する。マハロへの参加は初となる三津谷に、本作にかける思いを聞いた。【チケット情報はこちら】作品の題材となっているのは、レオナルド・ダ・ヴィンチの名画『最後の晩餐』。そこに登場するイエス・キリストと12人の使徒を巡る群像劇だ。「登場するのは聖人ばかりですが、みんなすごく人間っぽいんですよね。今に通じる“あるある”が詰まっていますし、笑えるシーンもたくさんある。さらにキャストの皆さんが役に魂を吹き込んで、立体的になった時がやばいくらい面白くて!僕がものすごくゲラなので、今、感情を押し殺すことに必死です(笑)」三津谷演じる大ヤコブは、血気盛んで荒々しい男。「怒りっぽいキャラクターではありますけど、やっぱり恩を大事にする、熱い男だと思うんですよね。その怒りにしても、本当に大事な人であるイエスが明日処刑されてしまう。その根底があるからこその怒りだっていうのは、大ヤコブの核として置いておきたいなと。怒るって下手をすると単調な表現にもなりがちですけど、そういう核があることで、いろんな怒りのグラデーションが出せるのではないかと思います」稽古開始から数日とのことだが、すでにコミュニケーションはばっちりだという。「本当に笑いが絶えない現場ですね。初参加ということもあり、最初はまったく整備されていない道を進むようなものなので、すごく不安だったんです。でも演出の矢島さんのダメ出しが本当に的確で!すべてがストンと、すんなり入ってくる。そこはいい意味で乗っかって、でもチャンスがあれば自分からどんどん広げていけたらなと。あとお酒が好きなので、『飲みに行きましょう』って言いやすい現場なのも嬉しいです(笑)」13年の役者人生の中で、初めての取り組みにも挑戦したいと語る。「今まで僕は“音”で芝居をしてこなかったと思うんです。例えば、なにか立てたいところでゆっくり音を上げていくとか。でもそれってセリフという言葉を伝えるのではなく、セリフの技術力を伝える方向に行きがち。でも今回はかぶせて笑いにしていくところがあったり、同じ音を出さないとやっぱり面白くなくて。そこはいい挑戦になると思いますし、それによってどんなグルーヴを生み出していけるのか。自分自身、すごく楽しみです!」取材・文:野上瑠美子
2020年02月27日1枚で4役!癒やしのフェイスマスク化粧品の製造・販売事業を展開する株式会社Dear Lauraは、フレグランスブランド「OHANA MAHAALO(オハナ・マハロ)」から『フレグランスフェイスマスク』シリーズを8月19日(月)に発売することを発表した。『フレグランスフェイスマスク』には、肌にツヤと潤いを与える保湿成分を配合している。フェイスマスク1枚で化粧水・美容液・パックの働きと香りによるリラックス効果が得られるマルチケアタイプである。香りを楽しみながらフェイスケアを『フレグランスフェイスマスク』シリーズには、同社が販売するモテフレグランスとして人気の高い香りを配合した。ケア後の肌からは、ほんのりと良い香りが漂う。香りは、「ピカケ アウリィ」「ハリーア ノヘア」「ラウレア ピュア」「リコ プレレフア」「アクア コアナニ」の5種類がある。1日10分のケアで潤いのある肌に導いてくれる。『フレグランスフェイスマスク』の本体価格は、1枚入りが150円、7枚入りが900円となっている。同社ホームページのほか、全国のバラエティショップ・ドラッグストアなどで販売する。(画像はプレスリリースより)【参考】※プレスリリース株式会社Dear Laura※Dear LauraOHANA MAHAALO
2019年08月06日発売記念キャンペーン実施中化粧品の製造販売事業を展開する株式会社Dear Laura(ディアローラ)は、『オハナ・マハロ フレグランスネイル』を全国のバラエティショップ、ドラッグストアで6月10日(月)に発売する。同製品の発売を記念して、5月末から、モニプラで『オハナ・マハロ フレグランスネイル』プレゼントキャンペーンを実施している。香りつきネイルで女子力アップ『オハナ・マハロ フレグランスネイル』は、ジェルネイル調の香りつきネイルカラーである。カラーは9色あり、ぷっくりとしたツヤのあるネイルに仕上がる。指先からほんのりとした香りが約8時間続くため、手が近づく瞬間にフワッと香るモテネイルである。現在、数量限定でオリジナルチャームが付属する。税込価格は1,620円。今回のキャンペーンでは、モニプラキャンペーンページから、コメント投稿した人の中から抽選で『オハナ・マハロ フレグランスネイル』が20名に当たる。全9色の中から、好きなカラーとおすすめカラーを2本セットにしてプレゼントする。同キャンペーンの応募は、公式HPまたは、モニプラキャンペーンページから参加する。応募受付は、6月16日(日)までとなっている。(画像はプレスリリースより)【参考】※プレスリリース株式会社Dear Laura※新商品『オハナ・マハロ フレグランスネイル』プレゼント
2019年06月04日手先が香るフレグランスネイルで女子力マシマシDear Lauraのフレグランスブランド「OHANA MAHAALO(オハナ・マハロ)」から6月10日(月)、「OHANA MAHAALO フレグランスネイル」が登場する。なお、一部バラエティショップでは、5月8日(水)から先行発売されている。OHANA MAHAALOで人気のフレグランスなど、恋する女性にぴったりの香りを集めた「フレグランスネイル」シリーズは、乾燥すると香りを放つのが特徴のマニキュア。ジェルネイル風のテクスチュアで、これ1本でツヤツヤ・ぷっくりとした指先に仕上げることができる。乾くと香りが8時間持続フレグランスネイルの香りの継続時間は約8時間、カラーは全9色。それぞれのカラーに合わせた香りが配合されており、「ピカケフルーティーバニラ」や「ヒヤシンスジャスミンムスク」など、爽やかな香りから、切なくなるような甘い香りまで、個性的で上質な香りがそろっている。手が近づく瞬間に優しく香るので、手元の魅力がより印象付けられるモテネイル。カラーと香りの相乗効果で、癒やしとパワーがもらえるそうだ。(画像はプレスリリースより)【参考】※Dear Laura | OHANA MAHAALO※株式会社Dear Lauraのプレスリリース
2019年05月13日ドラマ『毒島ゆり子のせきらら日記』などの脚本を手がけた、矢島弘一が主宰する劇団“東京マハロ”。その最新作『余白を埋める-エリカな人々2019-』が、5月2日(木・祝)、東京・東京芸術劇場シアターイーストで幕を開ける。そこで脚本・演出を担う矢島と、客演の中島早貴に話を聞いた。【チケット情報はこちら】『エリカな人々』とは、松坂世代の男女が織り成す会話劇で、2009年、2014年、2016年と再演を重ねてきた東京マハロの代表作。矢島自身、「自分が世に出たきっかけであり、大事な作品」と位置づける。だが今回はタイトルも改めリライト。後輩の子供の通夜に参列するため、かつての野球部の面々が久しぶりに再会し…というところから物語は始まる。「前回から3年経っているので、やはり今とはすでに時代背景が違うんですよね。松坂世代の登場人物たちは前作だと35歳で、本作では40歳手前。人としても成長していますし、逆に苦しくなっている部分もある。いろいろなことに妥協しているというか、もっと人間臭い感じになったと思います」その中で中島演じる雫は、松坂世代な登場人物たちとはひと回り以上も下の20歳の女性。矢島が狙うのは、「芯の強さはあるけど周りには軽く見られてしまう、可愛くて天然な女性」だという。だが中島自身は、「グループ(※℃-ute)で活動していた時は気づかなかったんですが、私すごく我が強いみたいなんです。雫としてはもっとほんわかした感じにしないといけないのに、ついグサッとするようなセリフの言い回しをしてしまって…」と、自らの性格と役柄との隔たりに苦戦しているようす。しかし中島が劇団公演に参加するのは初とのことで、その魅力にこう声を弾ませる。「今回めちゃくちゃ勉強になるなと思っていて。経験豊富な劇団員さんばかりなので、たくさん皆さんとお話したいですね!あと作品としてはすごくナチュラルな会話が続くので、そこに嘘があってはいけないですし、テンポ感や自然なやり取りなどを学んでいけたらなと思います」昨年から7人の劇団員が新加入し、一気に劇団力を増した東京マハロ。矢島は「僕はこのメンバーと家族をつくったと思っていますし、ずっと共に歩んでいきたいと思っています。だからこそ作品づくりに対してはよりドライに、いいものをつくるということに徹底していきたいなと。その点、今回もゴールデンウィークの休日を使って観に来てもらっても、決して恥じない作品になっていると思います」と、自信をのぞかせた。『余白を埋める-エリカな人々2019-』は5月2日(木・祝)から6日(月・祝)まで、東京・東京芸術劇場シアターイーストにて。取材・文:野上瑠美子
2019年04月26日9月14日、東京・三軒茶屋・シアタートラムにて『たぶん世界は8年目』が開幕した。2006年に旗揚げした東京マハロの第21回公演となる。上演時間は休憩なし約1時間40分。9月23日(日)まで上演。【チケット情報はこちら】「福島の人、東京の人」を描いた今作の舞台は、原発事故の避難区域にある田所水道店の1階。道を挟んで舞台奥には、田所家の長男が暮らす家がある。田所家の三兄弟はそれぞれ独立し結婚していたが、震災の月命日には喪服を着て集まるのが常になっていた。三兄弟それぞれの生き方に、嫁いで来た女たちは振り回される。町で生まれ育った者、他県の被災者、今は県外で暮らす者など、背景が違う中でそれぞれの思い、ひいては複雑な町の現状が浮き彫りになっていく。彼らは顔を合わせては笑い、好きな漫画で盛り上がる。それは世界のいろんなところで見られる幸せそうな日常だ。家族ならではの遠慮や小さな諍いはあるものの、それはどこの家庭にもありそうなこと。しかし、身内でもある電力会社社員による定例の説明会に、東京に住む町の出身者が現れたことで、田所家の関係に大きな波紋が広がっていく……。彼らにとっての幸せとはなんだろうか。観劇後、副題の「幸せな私たち、興味がないあなた達」が重く響く。主宰・脚本・演出の矢島弘一は、2016年にテレビドラマ『毒島ゆり子のせきらら日記』脚本で第35回向田邦子賞を受賞。近年は『コウノドリ』『健康で文化的な最低限度の生活』などドラマ脚本でも活躍している。矢島の書く人間の複雑な心理が見え隠れする繊細な台詞を、俳優達が誠実に言葉にし、家族の微妙な機微を感じさせる。おそらく誰もが、愛情も憎しみもひっくるめて成り立つ家族関係のどこかに共感するだろう。しかし彼らは、被災者であり、事故を起こした電力会社の親族でもある。その関係性は、家族という共同体の不安定さと絆の強さだけでなく、今の日本に漂う原発事故への“空気”も浮かび上がらせる。けして押し付けるわけではない。私たちが目に留めていなかったもの、実は目を背けたかったのかもしれないことが、家族の物語の隅々に煙のように見え隠れしている。これまでも東京マハロは、不妊治療、いじめ、性同一性障害など様々な現代社会の問題を題材にしてきた。本作は原発事故から数年が経った被災地を舞台にしているが、社会問題だけを描いているわけではない。演劇によって家族を描き、家族の向こうに私たちは“明日”を探すことができる。取材・文・撮影:河野桃子
2018年09月14日ドラマ「コウノドリ」「毒島ゆり子のせきらら日記」などを手がけた矢島弘一が、脚本、演出、主宰の三役を兼ねる“劇団マハロ”。その第20回公演『明日、泣けない女/昨日、甘えた男』が、1月18日、東京芸術劇場 シアターウエストで開幕した。東京マハロ チケット情報舞台は昆布漁を主産業とする北海道のある町。携帯電話からは日々、北朝鮮のミサイル発射のアラームが鳴り響いている。昆布漁師を父に持つ鈴子は、自らがセックス依存症であることに悩んでいた。そんなある日、町にセックス依存症の治療のための施設をつくる話が持ち上がる。それと同時に、鈴子と同じ悩みを抱える女性ふたりが東京からやって来て…。LGBTや不妊症、いじめなど、現代社会における多様な問題をテーマに掲げてきた東京マハロ。今回彼らが取り上げたのは、なかなか顕在化することがない、女性のセックス依存症という問題だ。本作に登場する女性たちは、幼いころに施設で育った、夫に浮気された、強姦されたなど、依存症に至った理由はさまざま。なかでも主人公・鈴子はある病気が原因となっており、そのどうしようもないやるせなさを思うと、非常に心が痛い。それぞれの事情を抱えつつ、何とか依存症と向き合おうとする女性たち。それとは対照的なのが、閉鎖的なコミュニティのなかで暮らし、自分には関係ない、わからないとして向き合おうとしない男性たちだ。さらに鈴子を追い詰めるのは、同じ女性でありつつ、前時代的な考えを持つ町長や、自らの幸せにしか興味がない自分と同い年の義母。そんな彼女自身も、「依存症が治ったら、みんな私から離れていっちゃうかも…」と、治療に対する後ろ向きな考えを拭い去ることが出来ない。鈴子を演じたのは、劇団員でこれが初の主演となる西野優希。決して容貌に恵まれているわけではない彼女だが、それが逆にセックスに救いを求めてしまう女性像をリアルに体現する。また本作で初舞台を踏んだのが、AKB48の加藤玲奈。鈴子の父と再婚した茉莉花を演じ、いわゆる“イマドキな女の子”のなかに、いきなり“母”になってしまった女性の揺らぎを繊細に見せた。依存症になった理由はさまざまだが、彼女たちに共通するのは、“愛されたい”という強い思い。それは決してセックス依存症だけに限ったことではなく、完全に満たされている人も多くはないだろう。そのなかで人はどう生きていくのか、そんなことを考えるきっかけを、本作は与えてくれる。公演は1月27日(土)まで。取材・文:野上瑠美子
2018年01月19日2018年1月18日(木)から28日(日)まで東京・東京芸術劇場 シアターウエストで上演される、劇団東京マハロ第20回公演『明日、泣けない女/昨日、甘えた男』。同公演のキービジュアルが公開された。【チケット情報はこちら】『明日、泣けない女/昨日、甘えた男』はセックス依存症に悩む女性が、己の未熟さと葛藤しながらも生きていく様を、シリアスとユーモアを交えて描く作品。劇団東京マハロの主宰で、テレビドラマ「毒島ゆり子のせきらら日記」で第35回向田邦子賞を受賞した矢島弘一が脚本を務める。出演は、今作が舞台初挑戦となる加藤玲奈(AKB48)、俳優・声優・アーティストと多方面で活動する根本正勝、舞台を中心に活動する輝山立ら。チケットの一般発売は10月21日(土)午前10時より。なお、一般発売に先がけて、現在先行先着プリセールを実施中。受付は10月21日(土)午前9時30分まで。
2017年10月20日日本でもここ数年ですっかり定着したハロウィン。子どもにかわいい仮装をさせて、近所の商店街をパレードするだけでも楽しい思い出ですね。ハロウィンの本場アメリカ、それも10月でも暖かいハワイでは、「アロハ」な土地柄も加わって、明るくオープンで、ちょっと素朴なハロウィンが展開。みんながオハナ(=家族)と感じられるような温かいハロウィンイベントをレポートします。■農園でのカボチャ狩りからハワイのハロウィンはスタートハワイのロコ流ハロウィンは、何といっても子どもが主役です。この時期、スーパーにも大小さまざまなカボチャが並びますが、子どもがいる家庭では、「パンプキン・パッチ(畑)」と呼ばれる郊外の農園へ、「カボチャ狩り」に出かけることから、ハロウィンの準備がスタートします。もともと、古代ケルト民族の秋の収穫祭にまつわる行事が起源といわれているハロウィン。パンプキン・パッチに行く習慣は、アメリカ中にあるようですが、ハワイではワイキキから車で東へ40分程のワイマナロ(元横綱・曙の故郷としても有名)の農園が人気です。私が親子留学でハワイに3年間滞在していたときも、10月初めにお友だち家族と一緒に出かけました。オアフ島の中央を走る雄大なコオラウ山脈の裾野に広がる農園には、カボチャがたくさん置かれ、子どもはお目当てのカボチャを拾います。農園にはこの時期、ヘイライド(ワラを運ぶ車)というトラクターに乗って園内を見学するお楽しみや、キッズ用のミニトレインも用意され、ほのぼのとした行楽気分が味わえます。ここで収穫(拾った?)したカボチャは、くり抜いて、中にろうそくを入れて、「ジャックオーランタン」となります。大きな口を開けたお化けのような顔の手作りランタンです。ハロウィンの本番当日には、窓際や軒先に飾られ、この行事には欠かせないものです。日本でいうところの七夕の笹飾りのような感じでしょうか? お化けの飾りつけや、ジャックオーランタンが置いてある家は、近所の子どもがお菓子をもらいにいく「Trick or Treat(トリックオアトリート=いたずらかお菓子か)に来てもOKよ!」という合図も兼ねていると、現地のママに教えてもらいました。 ■朝から先生も子どもも仮装! 小学校でハロウィンパーティーお待ちかね、10月31日のハロウィン当日。小学生は朝から仮装をして登校するのが当たり前です。先生や職員もクレオパトラやスーパーマンなど、思い思いの仮装をしており、もちろん授業中もずっとその恰好でした。放課後には親たちが、カップケーキの飾りつけや簡単なゲームなどを食堂で用意。子ども達が楽しみにしていたハロウィンイベントが待っていました。さらに、近所の教会でも、ボランティアの方が子ども用のゲームやお楽しみを用意してくれているので(もちろん無料!)、子どもたちはお菓子をもらいながらゲームを楽しみ、1日中大忙し。教会を何軒かハシゴしたりと、大興奮でした。■一番の楽しみは夜! 「トリックオアトリート」で近所の温かさを実感でも、ハロウィンの本番はもちろん夜です。暗闇に紛れて、お友達と一緒にアポなしで近所を回る「トリックオアトリート」が一番のお楽しみです。日本では、晩秋に差しかかる時期だけに、寒さが気になりますが、そこは常夏のハワイ。庭先のガレージや玄関先にキャンプ用のテーブルなどを出し、皆さんのんびりと子ども達の来訪を待っていてくれました。どの家庭でも、大きなカゴにお菓子やジュースなどを用意してくれ、笑顔で出てきてくれます。一晩で15~20軒は回ったでしょうか? 毎年、家の中に迷路を作り、流行のアニメにちなんだ飾り付けで迎えてくれる家族や、本格的な音響効果で子どもが泣き出すほど怖い飾りつけの家、大ばん振る舞いで子ども一人につき500円分以上のお菓子を用意してくれるお宅など、ハワイならではの実に大らかなハロウィンでした。ちなみに、地元の警察からは、子どもが交通事故にあわないようにと、小さな反射板になっているキーホルダーが配布されました。当然、子どもは一晩で100個以上のお菓子を手にします。親としてはあまりの数に頭を悩ますところですが、翌朝から数日間、小学校に「ドネーション(寄付)ボックス」が設けられます。食べきれない分は、食事に困っているホームレスにお裾分けできる仕組みが、ちゃんと用意されていました。 日本の遊園地や商業施設で繰り広げられる華やかなハロウィンも魅力的ですし、ワイキキのカラカウア大通りやアラモアナセンターでは、大々的なハロウィンイベントも開かれます。その一方で、人々の善意で成り立つ温かいイベントが根付いているのが、ロコにとってのハワイ・ハロウィンです。今もハワイに残る、近所の子どもを心から楽しませたいというサービス精神や親切心、ハワイに息づく温かいアロハスピリッツが、子どもの思い出を何倍にも演出してくれるのです。取材・文/竹下聖
2017年10月18日劇団「東京マハロ」第20回公演『明日、泣けない女/昨日、甘えた男』が2018年1月18日(木)から28日(日)まで、東京・東京芸術劇場 シアターウエストで上演される。【チケット情報はこちら】「東京マハロ」は、TBS金曜ドラマ『コウノドリ~命についてすべてのこと~』(主演・綾野剛)の脚本を担当する今最も注目の脚本・演出家、矢島弘一が主宰する劇団。出演は、今作が舞台初挑戦となる加藤玲奈(AKB48)、俳優・声優・アーティストと多方面で活動する根本正勝、舞台を中心に活動する輝山立ら。セックス依存症に悩む女性が、己の未熟さと葛藤しながらも生きていく様を、シリアスとユーモアを交えて描く。チケットの一般発売は10月21日(土)午前10時より。
2017年10月03日劇団「東京マハロ」第14回公演『たぶん世界を救えない』が、まもなく幕を開ける。脚本・演出を手がける主宰の矢島弘一が描くのは、東日本大震災後の原子力発電所近くに暮らす人々の物語。そのなかで、ある家族の高校生の息子を演じるのが百瀬朔だ。ドラマ『仮面ライダー鎧武』などで注目を集めている若手俳優に、意気込みを聞いた。東京マハロ『たぶん世界を救えない』チケット情報これまで舞台では、『タンブリングFINAL』や『曇天に笑う』など、同世代俳優と一緒に作り上げる作品が多かった百瀬。大人キャストに囲まれることも、シリアスなストレートプレイに挑むのも、初めてのことだ。「最初はどうしていいか全然わかりませんでした(苦笑)。でも、矢島さんが、そのままでいいよと僕自身を尊重した演出してくださったり、永井大さんをはじめとする周りのキャストの方々も、僕の芝居をそのまま受け止めてくださるので。僕はもうみなさんに委ねて、勝手に芝居をするぐらいの勢いでやらせていただいています」。しかしそれでも、演じる高校生の春一は手ごわい役である。祖父は原発誘致を進めたひとり。ゆえに、原発事故も一族はこの切実な現実を受け入れながら生きていくしかない。そんな流されていく大人たちを、春一はひとりクールに見つめ、やがてそれでは何も解決しないと声を上げることになる。「前半はほとんどしゃべらないんです。だから、しゃべらないでそこにいるのってしんどいなと思いながら(笑)、大人たちを見ているんですけど。でも、そこでちゃんと見ておくからこそ、自分が話すときにもしっかり熱が入るというか。普通、大人に対して正面切ってものを言うことなんてないから、ものすごくパワーがいるんですけど、すごくやりがいのある役をやらせていただいているなと感じています」さらに、春一は若年性アルツハイマー病を発症した父がいるという役で、演じるにあたっては、被災地の現状についてはもちろん、アルツハイマーのことも調べた。が、「調べたということに酔うことなく、フラットに演じたい」ときっぱり。「僕自身が感じたことを出すのではなく、大切なのは春一の意見や思いを出すことで…。僕たちがフラットに演じることによって、観てくださる方にも、こんな現状があるんだと、ただまっすぐ伝わるんじゃないかと思うんです」。伝えることの責任を背負いながら舞台に立とうとしている。この誠実な役者が見せてくれる、とある家族の現実。しっかりと受け止めたい。公演は3月25日(水)から4月5日(日)まで東京・赤坂RED/THEATERにて。当日引換券も発売中。取材・文:大内弓子
2015年03月24日劇団「東京マハロ」第14回公演『たぶん世界を救えない』に出演が決まった永井大。ドラマや映画など映像での活躍が印象深いが、実は舞台にも大いに興味があるのだという。今度の矢島弘一が主宰する劇団との出会いも、永井に刺激的なものをもたらしそうだ。東京マハロ『たぶん世界を救えない』チケット情報舞台に立つのは2年ぶり。これまでに経験した本数も決して多くはないが、永井にとってそこは、特別な場所であるらしい。「映像には映像の良さがもちろんあるんですけど、舞台はやっぱり、舞台を踏んでる人たちからあふれてくるパワーがすさまじいんですよね。その見えない力にいつも感動するんですけど、それって舞台経験を積まないと出てこないものだと思うんです。カットごとに芝居をする映像と違って、舞台の上で全身をさらしながら一連で芝居をすることで、内側から出てくる何かが鍛えられる。だから、僕ももっと舞台に立ちたいと思っています」。劇団「東京マハロ」に参加するにあたっても、期するものがある。「まだ1作しか拝見していないので断言することはできないんですが、新しい発想から作品を生み出しているような印象を受けました。だから、今度もどんな脚本が上がってくるのかすごく楽しみなんですね」。しかも、劇団の主宰者で脚本・演出を手がける矢島とは、共通の知人がいることも発覚。「うちの父親がやっていた空手道場に通っていたひとつ上の先輩と矢島さんが、同じスポーツジムでインストラクターとして働いていたそうなんです。だから、初めてお会いしたのにすごく近く感じていますし。スポーツジムから演劇っていう異色の経歴を持っている方だからこそ(笑)、新しいものが作り出せるんだろうなと思っています」。永井自身も長く空手にいそしんできた。稽古を重ねて作り上げる舞台は、スポーツに重なるという。「練習をしないで試合に出ることなんてあり得ないし、練習を重ねてきたことが自信につながる。舞台も同じだと思います」。まだ脚本は完成していないが、「タイトルが『たぶん世界を救えない』ですから、“たぶん”面白いと思いますよ(笑)」とユーモアも見せる。そこに、どんなものが上がってこようと受けて立ってみせるという覚悟を感じさせた。3月25日(水)から4月5日(日)まで東京・赤坂RED/THEATERにて。チケットの一般発売は2月6日(金)午前10時より。チケットぴあではインターネット先行抽選「プレリザーブ」を実施中、2月1日(日)午前11時まで受付。取材・文:大内弓子
2015年01月23日