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子どものころから温めてきたオリジナルの絵本、その物語をいつか自分の本として出版してみたい―そんな夢をお持ちではないでしょうか?もし「自分の絵本を世に出したい」という想いがあるなら、ぜひこの春、その第一歩を踏み出してみませんか。創業60年を迎えた名古屋の出版社、株式会社三恵社(さんけいしゃ)は、あなたの絵本出版の夢を応援する無料説明会「あなたの絵本出版の夢を叶えませんか? 少部数絵本出版説明会」を開催します。本説明会は、2024年度あいちサービス大賞にて最優秀賞にあたる「知事賞」を受賞した同社の少部数絵本出版サービスを記念して企画されました。絵本出版に関心のある方ならどなたでも参加可能で、出版業界の現状や三恵社独自の絵本出版サービス、「絵本の学校」や今後実施予定の無料出版キャンペーンについて、幅広い内容を分かりやすく紹介いたします。■ イベント情報イベント名称:あなたの絵本出版の夢を叶えませんか? 少部数絵本出版説明会(参加無料)日程・会場:【第1回】2025年4月19日(土)10:30~(受付開始10:00)会場:ウインクあいち 1307特別会議C室(名古屋市中村区名駅4-4-38)定員:40名【第2回】2025年5月10日(土)13:30~(受付開始13:00)会場:Sankei Lab. 3F(名古屋市北区中丸町2-35-2)定員:24名内容:出版業界の現状、三恵社の絵本出版サービス、三恵社運営の「絵本の学校」、無料出版キャンペーンのご案内参加申込URL: ■ 背景出版不況が叫ばれる中、児童書(絵本を含む)ジャンルは業界内で唯一売上が右肩上がりの成長を続けています。しかしその一方で、年間売上の上位を占めるのは発売から10年以上経つロングセラー作品ばかりで、新しい作品がなかなか生まれにくいのが現状です。また、「確実に売れる本しか出せない」という出版業界の事情もあり、才能ある新人作家でも絵本を出版する機会は極めて限られています。■ 三恵社の少部数出版サービスの特徴こうした中、三恵社では初版を少部数からスタートし、売れ行きに応じて無料で増刷することで“絶版のない絵本出版”を実現しています。この独自のサービスによって、これまで多くの新進絵本作家のデビューを支援してきました。創業以来、絵本だけでも300タイトル以上を出版し、累計発行部数は10万部を超えています。この出版サービスが評価され、2024年度「あいちサービス大賞」において最優秀賞となる「知事賞」を受賞しました。今回の受賞を機にサービスの独自性にさらに自信を深め、一人でも多くの方に絵本出版のチャンスを届けたいとの想いから、無料説明会の開催に至りました。三恵社は、本サービスを通じて地元愛知から新たな絵本作家を輩出することで地域の活性化に貢献し、また絵本作家を志す方々のセカンドキャリア支援にも寄与していきたいと考えています。■ 代表者のコメント株式会社三恵社 代表取締役社長の木全 俊輔氏は、次のように述べています。「地元作家と連携を深め、今後もサービスを拡大し、さらに多くの作品を世に送り出していきたい。愛知県を絵本であふれる地域にし、愛知県からベストセラー作家を生み出したい。」■ 会社情報会社名:株式会社三恵社(さんけいしゃ)本社所在地:〒462-0056 愛知県名古屋市北区中丸町2-24-1代表者:代表取締役社長 木全 俊輔(きまた しゅんすけ)設立:1963年(昭和38年)事業内容:出版業(書籍・絵本等の企画・編集・発行)URL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2025年04月02日企画展「ブラチスラバからやってきた!世界の絵本パレード」が、2025年3月22日(土)から5月18日(日)まで、千葉市美術館にて開催される。世界最大規模の絵本原画コンクール、受賞作品が集結「ブラチスラバ世界絵本原画展」(略称BIB=Biennial of Illustrations Bratislava)は、スロバキアの首都ブラチスラバで2年ごとに開催される大規模な絵本原画コンクール。子どもの本のイラストレーションが対象で、1カ国から最大15人の画家のみがエントリーできる。企画展「ブラチスラバからやってきた!世界の絵本パレード」では、そんなBIBの2023年10月から12月に行われた、第29回展の作品が集結。参加した36か国、275名による355冊の絵本、総計2,072点の原画の中から、国際審査を経て選ばれた受賞作品と、日本代表として選出された10組の作家の作品を展示する。世界各国の多彩な受賞作品見どころは、チリ、スイス、スペインなど多様な国の受賞作品。グランプリを獲得したパロマ・バルディビアの《問いかけの本》や、それに次ぐ金のりんご賞を受賞したスペインのアーティスト、ダニ・トゥレンの《一等車の旅》など、作家性や地域性が際立つ作品を、「IMAGINATION」「IDENTITY」「INNER JOURNEY」という3つのキーワードに沿って展示する。日本作家の絵本原画また、日本からエントリーした初参加からベテランまで10組の作家による作品も目にすることができる。たとえば、カエルや鳥、蝶などが華やかな色彩で描かれた、きくちちきの《ともだちのいろ》、少女が海辺のアトリエで過ごす日々を描いた堀川理万子の《海のアトリエ》、シベリアの原生林を流れるビギン川の旅を描いたあべ弘士の《よあけ》など。さらに荒井良二、ザ・キャビンカンパニー、junaidaらによる出品作品の原画のほか、制作過程を物語るラフスケッチや草稿、各作家のエピソードも紹介していく。これまでを振り返るBIB特集このほか、これまで千葉市美術館で10回にわたり開催してきたBIBの企画展の特集として、過去20年の間に受賞した作品の絵本も展示される。【詳細】展覧会「ブラチスラバからやってきた!世界の絵本パレード」開催日程:2025年3月22日(土)〜5月18日(日)休館日:4月7日(月)、14日(月)、21日(月)、28日(月)、5月7日(水)、12日(月)時間:10:00〜18:00(金・土曜日は20:00まで。入場受付は閉館の30分前まで。)会場:千葉市美術館住所:千葉県千葉市中央区中央3-10-8料金:一般 1,200(960)円、大学生 700(560)円、小・中・高校生 無料※障害者手帳の所持者とその介護者1名は無料。※( )内は前売り、千葉市内在住65歳以上の料金。※前売券は千葉市美術館ミュージアム ショップ、ローソンチケット(Lコード:34285)、セブンイレブン(セブンチケット)、千葉都市モノレール「千葉みなと駅」「千葉駅」「都賀駅」「千城台駅」の窓口にて11月15日まで販売(11月16日以降は当日券販売)。※ナイトミュージアム割引:金・土曜日の18:00以降は観覧料半額。※本展チケットで7階「ノックノック!千葉市美術館をたのしむ4つの扉」、5階常設展示室「千葉市美術館コレクション選」の観覧可能。◾️第1部出品作家(BIB2023 受賞作家)パロマ・バルディビア、アテネ・バヤーレ=バブチュカ、チン シンルー、マエヴァ・ルブリ、マヤ・シュレイフェル、ダニ・トゥレン、アナ・クーニャ、ルツィエ・ルチャンスカー、サンナ・ペッ リチオーニ、ヤーン・ロームス、ヴェンディ・ベルニッチ、サゲジョル出版社、タラブックス、ナダ・セラフィモビッチ、スィモナ・スマタナ、オンドレイ・ズィムカ◾️第2部出品作家(BIB2023 日本代表作家)あべ弘士、荒井良二、石川えりこ、きくちちき、齋藤槙、ザ・キャビンカンパニー、junaida、たじまゆきひこ、堀川理万子、桃山鈴子【問い合わせ先】千葉市美術館TEL:043-221-2311 (代表)
2025年03月22日海外絵本を翻訳・刊行する出版社のアチェロ(滋賀県大津市)は、自社ウェブサイトのオープンを記念して、3月14日~4月6日にかけてメルマガ登録キャンペーンを行います。登録いただいた方のなかから抽選で15名様に自社の絵本をプレゼント。アチェロは、イタリア・オランダ・フランスを中心に海外の選りすぐりの絵本を翻訳・刊行する出版社です。世界中の絵本を「読む、つくる、広める」機会を提供することをミッションに、厳選した世界中の素晴らしい絵本を滋賀県から全国へ届けています。アチェロは2020年に制作会社として創業して以来、150冊以上の絵本に携わってきました。その経験を活かし、2024年からは自社でも出版事業を始め、妥協しない美しい作品づくりを支持していただいています。そこでこの度、弊社の本をよりお買い求めいただきやすく、読みたい本を選んでいただきやすくするために、自社ウェブサイトを開設することとなりました。この機会に、よりたくさんの方にアチェロの絵本やサービスを知っていただくため、ウェブサイトよりメールマガジンをご登録いただいた方のなかから、抽選で15名様に、お好きな弊社の絵本を1冊プレゼントいたします。お目当ての作品がある方はもちろん、「アチェロってどんな絵本作ってるの?」と興味をお持ちいただいた方も、ぜひ奮ってご応募ください。たくさんのご参加をお待ちしております。Instagramでもキャンペーン情報をお知らせ中@acero.publishingアチェロのウェブサイトはこちら翻訳絵本の制作・出版 アチェロ | ACERO publishing: キャンペーンの詳細期間中にメールマガジンをご登録いただいた方のなかから抽選で15名様に、アチェロで刊行中のどの絵本にもご利用いただける「絵本1冊無料クーポン(送料無料)」をプレゼント!!<応募期間>2025年3月14日(金)~ 2025年4月6日(日)<応募方法>下のキャンペーンページからメールマガジンにご登録ください 。 <当選発表>4月中旬・当選者の発表は、当選メールの送信をもって代えさせていただきます。電話やメールでのお問い合せにはお答えできませんので、ご了承ください。・当選者のお名前、住所などは一切公表いたしません。<注意事項>本キャンペーンのご応募は、日本在住の方限定とさせていただきます。会社概要商号:アチェロ代表者:田村由記子所在地:滋賀県大津市桜野町1-20-21事業内容: 翻訳絵本の制作・出版URL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2025年03月14日文:八木 奈々写真:後藤 祐樹絵本は子供のためのもの? いいえ、そんなことありません。心細いとき、もやもやが晴れないとき、アイデアのヒントが欲しいとき、誰かに叱ってほしいとき、絵本はいつでも私たちの味方です。ひらがなが多く、読みづらさもあるかもしれません。でも、思い出してみてください。子供の頃の私たちの頭の中は大人になった今よりもずっとアイデアにあふれ、好奇心の赴くままにページをめくり、温かい物語に包まれて眠りについていたはず……。もう一度、なんの疑いも持たずに絵本の世界に身を委ねて、大人になった私たちだからこそ感じることができるメッセージを受け取ってみませんか。今回は、絵本作家さんの個展やトークショーに足を運ぶほど絵本好きな私が密かにお守りにしている3作品をご紹介させていただきます。1. スーザン・バーレイ/作.絵 小川仁央/訳『わすれられないおくりもの』このタイトルとこの装丁。見覚えのある方も多いのではないでしょうか。賢くて、頼りになるアナグマが、ひとり長いトンネルの向こうに旅立つところから始まるこの物語。悲しみに暮れる森の動物たちはそれを紛らわすように、冬の間アナグマの思い出をそれぞれ語り合います。居なくなってから気づく身近にあったものの大切さ、知らず知らずのうちに残してくれていた宝物。それらはその場に居るみんなの心を温め、そして春が来る頃には……。いなくても、いる。心を灯す大切なあの人を思い出させてくれるとても温かい物語です。子供にも分かるような簡単な言葉で語られていくからこそ胸に響くものがあります。可愛い絵の中にある目には見えないメロディー。描かれる冬から春の一連の流れもとても美しく、私はこの物語を涙なしで読了できたことは一度もありません。幼い頃にこの本を読んで、母に“いなくならないでね”“大好きだよ”とひどく泣きついた記憶があります。きっと私だけじゃないはず……。いつか出会う大切な人に贈りたい一冊です。2. 斎藤倫.うきまる/作 吉田尚令/絵『はるとあき』装丁の可愛さが目を引くこの一冊。決して出会えない“春”と“秋”の手紙のやりとりを描いた物語。秋ってどんな子? と冬に聞けば“あたたかい”と言い、夏に聞けば“つめたい”と言う。全然違うじゃない。自分でちゃんと確かめたい……でも、出会うことはできない。「じゃあ手紙を書こう、桜の花びらを添えて。」好きなものが一緒だったり、考えていることが似ていたり、生まれも育ちも違うはずなのになんだか似ている。素敵な物を見つけたときにあの子が好きそうだなと思い出せる人がいるのってなんて幸せなことなんでしょうか。たとえ会えなくても、心の中に存在しているだけで、自分を肯定してくれる人。その人をより大切にしたくなる物語です。詩人でもある作者の言葉と柔らかく描かれる自然の絵が心に残る一冊でした。余談ですが私自身、吉田さんの絵が好きで個展にお邪魔したことがあります。とても丁寧な方なのはもちろん、目の前で描かれる生の絵が素晴らしすぎたので、もしタイミングありましたらみなさまも、ぜひ。3. ショーン・タン/作.絵 岸本佐知子/訳『セミ』あなたが住んでいるその世界は胸を張って正常だと言えますか?人間と共にオフィスで働く“セミ”は17年間欠勤なし、ミスもなし。誰からも認められず、愛されず、立派な家もなく、ただただデータを入力をする日々。17年間、コツコツと……。同僚たちは見下して叩いて蹴って馬鹿にしてきます。上司は見て見ぬふりどころか、こき使いっぱなし。そんなセミが退職することになっても、もちろん誰も何も言いません。最後の仕事を丁寧に終えたセミはその足でビルの屋上へ向かいます。……誰の心にも残る、“静かで過激な”問題作。世間の歪んだ部分を見えないふりして、なんてことない顔で過ごしている人間の姿は、ときどき理解し難いものがあります。だからといって“セミ”になりたいわけではない……、いや、この作品を読んだらなりたくなるかもしれません。セミが可哀想な物語のように思えるけれど、置かれている状況に気づかない私たち人間のほうがずっと哀れだというメッセージを私はこの作品から受け取りました。美しくて悲しい絵の説得力。無機質にも感じられる反面、ひどく愛嬌のある鳴き声……。絶望にも希望にも感じられました。苦味の残る読後感でしたが、また読みたい、また読んであげたい、そう思ってしまいました。この物語に出会ってから、“セミ”は私の大切な心の友達です。■励まし、鼓舞し、叱ってくれるあなたのための絵本を見つけて子供のためではなく自分のために読む絵本。優しく励ましてくれるのも、鼓舞し勇気をくれるのも、ときにあのときと同じように叱ってくれるのさえも、“絵本”なのかもしれません。いつかの自分のために、お守りのような一冊をみつけて本棚に置いてみてはいかがでしょうか。
2025年02月28日もしも子どもたちが自分を主人公にした絵本が簡単に作れたら? それを実現できるのが、絵本作成サービス「はじまりはじまり」。パレットクラウド株式会社と大阪ガス株式会社が連携して開された最新の生成AIサービスを活用したサービスです。「はじまりはじまり」は、音声によるサポートやかわいいキャラクターを用いた設計が特徴。どこが好き? 何をする? 何が好き? という3つの問いに対して出てくる選択肢(言葉)の中から、子どもが自由に選ぶだけでOK。少し待つと絵本が完成するので、未就学の子どもでも一人で簡単にオリジナルの絵本が作成できます。また、四季の行事や文化などをテーマにした「はじまりはじまり」オリジナルの絵本12冊(※サービス開始時)を読むことも可能で、オリジナル絵本は随時追加されていく予定とのこと。「はじまりはじまり」で読んだ絵本や選んだ言葉などの情報を、1週間ごとにわかりやすく表示する機能もついていて、その利用履歴をもとに、さらに興味や関心を広げるためのおすすめの絵本や関連情報も提供してくれます。子どもたちが絵本を作ったり読んだりしながら、想像力や創造力、読解力、語彙力、発見する力などを育むことが期待できそうですね。選べるプランは4つあり、それぞれ毎月作れる絵本の冊数が違いますが、お試しにぴったりなライトプランなら、4冊の絵本を月額990円で作れます。絵本の定期購読サービスに比べて価格がお手頃なのも嬉しいポイント。気になる方はぜひ特設サイトをチェックしてみてくださいね。絵本作成サービス「はじまりはじまり」特設サイト:
2025年02月08日ChuChan×icoは、0から絵本を制作し、配信や動画内でそのまま使える絵本と映像を組み合わせたアプリの開発のため、MotionGalleryにてクラウドファンディングを開始しました。絵本アプリ開発中!クラウドファンディング プロジェクトページ(サンプルアプリ配布中) ■このプロジェクトについてYoutuberさんやVtuberさん、またそういった活動をしている方々が「朗読配信・朗読動画を制作したい!」となった時に、著作権問題から映像として公開出来ない、朗読できないといった意見を以前拝見しました。そのため、0から絵本を制作し、配信や動画内でそのまま使える絵本と映像を組み合わせたアプリを作ろうと思い立ち、本クラウドファンディングを企画いたしました。そこから「動画化・配信で利用できる絵本を作りたい!」と考え、ico×ChuChanの共同開発としてこのプロジェクトを開始するに至りました。■この絵本についてマスコットキャラクターが冒険をする形の絵本を制作予定です。通常の絵本とは違いアプリとしてSteamにて無料リリースされるため、画面キャプチャすることで配信や動画に利用できます。更に、アプリ内に実装される方々に関しましては「図鑑」ページを設けて、簡単な自己紹介を掲載いたします。リスナーさんやファンの方も楽しめて活動の宣伝にもなります。実本サンプル実本サンプル2■絵本について更に今回のクラウドファンディング限定で、発行される紙媒体の絵本としおりのリターンもご用意しております! 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2025年02月07日ウーマンクリエイターズカレッジ「絵本の学校」名古屋校の運営を行う株式会社三恵社(所在地:名古屋市北区中丸町、代表:木全俊輔)は、「絵本の学校」10周年を記念した企画展「絵本作家の10年祭〜名古屋巡回展」を11月30日~12月1日に愛知県名古屋市北区中丸町の株式会社三恵社 Sankei Lab.(サンケイラボ) 3Fで行います。イベント詳細: ■『絵本作家の10年祭〜名古屋巡回展』開催の背景東京都新宿区四谷にあるウーマンクリエイターズカレッジ「絵本の学校」はこの度、開校10周年を迎えます。この10年で多くの絵本作家が羽ばたいていきました。これはひとえに各先生方、運営スタッフ、関係者の皆様、そして生徒・卒業生の皆様のおかげです。その感謝の想いを伝えたいと考え、企画いたしました。■『絵本作家の10年祭〜名古屋巡回展』について10年3650日のあゆみを振り返る年表の展示や創設者のトークショー、座談会なども催されます。また16名の卒業生の絵本や原画の展示、ワークショップ、絵本の読み聞かせなど幼児や小学生だけでなく、親御様にも楽しんでいただける企画を考えました。作家たちにお声がけいただき、作品への想いや絵本作りへの情熱なども感じていただければ幸いです。■開催概要イベント名 : 「絵本作家の10年祭 名古屋巡回展」開催日時 : 11月30日(土)~12月1日(日) 10:00~17:00会場 : 株式会社三恵社 Sankei Lab.(サンケイラボ) 3F(〒462-0056 名古屋市北区中丸町2丁目35番地の2)アクセス : 地下鉄 鶴舞線「庄内通駅」より徒歩約16分地下鉄 名城線「黒川駅」より徒歩約19分市バス 栄11系統「中丸町」下車、徒歩約2分名駅13系統「又穂住宅東(またほじゅうたくひがし)」下車、徒歩約4分お車の方は本社(〒462-0056 名古屋市北区中丸町2丁目24番地の1)の駐車場か、最寄りの有料駐車場をご利用ください。参加費 : 入場無料主催 : ウーマンクリエイターズカレッジ・株式会社三恵社申込方法 : 各種イベントへのお申込は「フォーム」からお願いいたします。お申込フォーム: 公式サイト : <各種イベント内容>(1) ウーマンクリエイターズカレッジの卒業生による「パステルアート体験ワークショップ」日時:11/30(土)11:00~12:0012/1(日)11:00~12:00料金:無料ウーマンクリエイターズカレッジの卒業生による「パステルアート」を体験できるワークショップです。「パステル」という画材を使って、自由に絵を描いてみよう!どなたでもご参加できますのでお気軽にお申込みください。(2) ウーマンクリエイターズカレッジの卒業生による「絵本の読み聞かせ」日時:11/30(土) 1回目 13:00~13:30 / 2回目 14:30~15:0012/1(日) 1回目 13:00~13:30 / 2回目 14:30~15:00料金:無料ウーマンクリエイターズカレッジの卒業生による「絵本のお読み聞かせ」をお楽しみいただけます。どなたでもご参加できますのでお気軽にお申込みください。(3) 創設者・松本えつを先生と名古屋校 木全校長のトークショー日時:11/30(土)15:30~17:00料金:無料「絵本の学校」の創設者である松本えつを先生と名古屋校を立ち上げた木全校長のトークショー。なぜ「絵本の学校」を立ち上げたのか?なぜ名古屋校を作ろうと思ったのか?創業10年を迎えた学校の将来、絵本の未来について語り合います。トークショー終了後は、えつを先生の著書ご紹介とサイン会を催します。(当日は席に限りがありますので参加ご希望の方はお早めにお申し込みください。)(4) 卒業生との座談会(えつを先生・ひび先生・のもと先生・卒業生数名を予定)日時:12/1(日)15:30~16:30料金:無料「絵本の学校」の創設者である松本えつを先生と、名古屋校の担任を務めているひび先生、のもと先生および卒業生による座談会。授業内容や卒業生の感想、「絵本の学校」を選んだ理由など赤裸々に学校の魅力を語ります。(当日は席に限りがありますのでご参加ご希望の方はお早めにお申し込みください。)■会社概要商号 : 株式会社三恵社代表者 : 代表取締役 木全 俊輔所在地 : 〒462-0056 名古屋市北区中丸町2丁目24番地の1設立 : 1969年5月1日事業内容 : 出版・印刷・デザイン企画資本金 : 1,000万円URL : (三恵社) (絵本の学校 名古屋校) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年11月28日展覧会「レオ・レオーニの絵本づくり展」が、2025年7月5日(土)から8月27日(水)まで、東京・渋谷のヒカリエホールにて開催される。絵本づくりの背景に迫る展覧会小さな魚の物語『スイミー』や、野ねずみのフレデリックと仲間たちを描いた『フレデリック』といった作品で親しまれている絵本界の巨匠、レオ・レオーニ。オランダで生まれた彼は、幼いころから欧米の各国を転々としながら育ち、20世紀のイタリアやアメリカで絵画やデザイン、絵本など多岐にわたって活躍した。1959年には初めての絵本『あおくんときいろちゃん』を出版し、その後はおよそ年に1冊のペースで新しい絵本を発表し、多くの名作を生み出している。「レオ・レオーニの絵本づくり展」は、そんなレオーニの絵本づくりに焦点を当てた展覧会。板橋区立美術館からスタートし各地を巡回する「レオ・レオーニと仲間たち」展の絵本セクションを中心に再構成し、絵本原画の展示に加え、レオーニの世界観を映像など多様な手法で体感できる特別なコンテンツを追加。世界中の幅広い世代に愛され続けるレオーニ作品の魅力に迫っていく。構成は、絵本制作の技法、原画から読み解くメッセージ、映像コンテンツを軸にした全3章だ。絵本原画から見る多彩な表現レオーニの絵本には、ハサミで切ったり手でちぎったりした多様な紙のコラージュや、水彩、油彩、クレヨン、鉛筆、色鉛筆などさまざまな画材を使った表現が多く見られる。第1章では、多数の絵本原画を展示し、絵本作りの技法や手仕事に込めた思いを紹介する。『フレデリック』など紙を重ねたコラージュ作品展示される原画には、『フレデリック』や『アレクサンダとぜんまいねずみ』のコラージュ作品がある。これらの作品に登場するレオーニが愛した“ねずみ”たちは、そのもふもふとした毛を表現するために、紙を手でちぎっているのが特徴だ。版を使った『あいうえおのき』また、同じ形のスタンプを使い、色や向きを変えて草木を表現した『あいうえおのき』の原画や、版に直接絵を描いて紙に転写する版画技法を使った『ぼくのだ!わたしのよ!』の原画も目にすることができる。『6わのからす』原画からメッセージを読み解くこのようなさまざまな技法に加え、絵本に欠かせないのがストーリー。第2章では、絵本『6わのからす』の原画を集め、ストーリーとビジュアルが織りなす調和、そしてレオーニのメッセージを解き明かす。映像などの限定コンテンツそして第3章では、レオーニの絵本の世界を体感できる、本展だけの限定コンテンツを展開。絵本の重要な着想源であり、レオーニが幼少期に作成していた、ガラス容器に動植物を入れて育てる“テラリウム”がどのようなものだったのか、映像などの様々な手法で表現していく。このほか、会場ではレオーニの作品を読める絵本コーナーの設置や、展覧会の限定グッズの販売も行われる。【詳細】「レオ・レオーニの絵本づくり展」開催期間:2025年7月5日(土)〜8月27日(水)※7月24日(木)は休館。時間:10:00〜19:00会場:ヒカリエホール住所:東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ9階入場料:<7月>一般 1,800円、高校・大学生 1,200円、小・中学生 900円<8月>一般 2,400円、高校・大学生 1,700円、小・中学生 1,300円※未就学児は入場無料。※学生券を購入の場合は、学生証の提示必須(小学生は除く)。※小学生以下のみの入場は不可。保護者の同伴が必要。※障がい者手帳の提示で、本人と付き添い1名は半額。当日窓口にて購入。※内容は変更となる場合あり。※早割券、プレイガイド情報ほかチケット詳細は後日ホームページにて公開発表。※内容は変更となる場合あり。【問い合わせ先】TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)
2024年11月11日絵本「スイミー」をモチーフにした「スイミーグミ」が、2024年10月22日(火)より全国のファミリーマートにて販売される。名作絵本「スイミー」がグミに!1963年に発行された「スイミー」は、レオ・レオニによるロングセラー絵本。小さな赤い魚の兄弟たちを失った真っ黒な魚スイミーが、広い海を旅しながらやがて岩陰に隠れる赤い魚たちに出会い、共に大きな魚に立ち向かう成長の物語だ。そんな、60年以上にわたり愛され続けている絵本「スイミー」が、グミになって登場。絵本の象徴的なシーンを描いたパッケージの中には、アップル味の赤い魚型グミを複数、そしてコーラ味の黒いスイミー型グミを1つ入れて、絵本の世界観を表現した。スイミー型の黒いグミの周りに、赤いグミを並べて、大きな魚を再現することも可能だ。【詳細】「スイミーグミ」213円※数量限定発売日:2024年10月22日(火)販売場所:全国のファミリーマート※画像はイメージ。※店舗によって取り扱いのない場合あり。
2024年10月24日小さなさかなのお話『スイミー』などの絵本で知られるレオ・レオーニ(1910-1999)は、絵画やデザイン、絵本などの多彩な分野で活躍したアーティスト。その制作活動と、影響関係にあったアーティストたちを併せて紹介する展覧会が、11月9日(土)から2025年1月13日(月・祝)まで、東京の板橋区立美術館で開催される。オランダで生まれ、豊かなヨーロッパ文化を享受して成長したレオーニは、青年期にはイタリアで未来派のブルーノ・ムナーリといった芸術家や、ソール・スタインバーグら文化人と交流し、影響を与え合ったという。1939年の渡米後はベン・シャーンやカルダーらとも親交を結び、アートディレクターとして広告や雑誌の分野で活躍する一方、絵画制作にも打ち込んだ。後半生はイタリアに移住し、画家、彫刻家、絵本作家として多くの作品を生みだしている。板橋区立美術館は、1996年にレオーニ本人の協力を得て日本初の個展を開催。また2020年には、遺族との交流を通じ、初公開作を多数含む『だれも知らないレオ・レオーニ展』を開催して、のちに約70点の作品寄贈を受けている。今回の展覧会は、同館にとっては3度目のレオーニ展。これまでの交流の積み重ねや、長年にわたる調査研究を通して明らかになった彼の活動の全貌を、20世紀の文化史の大きな流れの中から検証する意義深い企画となっている。少年時代から晩年まで、その生涯をたどる同展では、各時代における仲間たちとの交流にも焦点をあてつつ、レオーニの多彩な作品が展示される。また後年に様々なテーマで手がけた絵画シリーズや、パーキンソン病を患った後も精力的に制作した彫刻や「鳥」シリーズなど、見どころも多い。レオ・レオーニ《プロジェクト:幻想の庭》1978年板橋区立美術館蔵(Gift of the Leo Lionni Family, 2021)同展はもちろん、絵本の紹介にも力を入れている。1959年に初の絵本『あおくんときいろちゃん』を出版して以来、ほぼ1年に1冊のペースで制作を続けたレオーニの物語絵本は27冊にのぼる。原画の一部を展観すると同時に、30年以上に及ぶレオーニの絵本づくりの軌跡も振り返る。初の絵本発刊から60年を超えた今も、世界中に愛されるレオーニの魅力を改めて堪能したい。<開催概要>『レオ・レオーニと仲間たち』会期:2024年11月9日(土)〜2025年1月13日(月・祝)会場:板橋区立美術館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)休館日:月(1月13日は開館)、12月29日~1月3日料金:一般650円、大高450円、中小200円(土曜は高中小無料)公式サイト:
2024年10月23日性教育、お金のこと、多様性など、子どもに伝えたいけどどうやって説明すればいいかわからない。そんな“親から子へ言葉で伝えることが難しい”テーマを、楽しく学べる絵本を紹介します。絵本をピックアップしてくれたのは、モデルで絵本ソムリエのアンヌさん。選りすぐりの235冊を、ぜひ手に取ってみてください。CONTENTS01 子どもの能力を育む<思考力・創造力>がテーマの絵本02 子育ての悩みに効く<子育て・教育>がテーマの絵本03 自分や家族がもっと好きになる<家族愛>がテーマの絵本04 お友だちとの対話で使える!<コミュニケーション>がテーマの絵本05 子どもの興味をくすぐる<遊びのヒント>がテーマの絵本06 大人も一緒に考えさせられる!<社会問題>がテーマの絵本07 知っておきたい<暮らしに役立つ>がテーマの絵本子どもの能力を育む<思考力・創造力>がテーマの絵本#01 絵だけでお話を想像してみよう!【物語を自分でつくる絵本8選】絵を見て、考えて、想像して、自分で物語をつくることができる絵本。小さな子でも楽しめるやさしい内容から、大人も心に響く作品まで。ママ・パパが物語を想像させる声かけをしたり、親子それぞれでつくった物語を発表しあうのもいいかもしれません。記事はこちらから#02 自分で解決する力を身につけよう!【考える力を育める絵本 8選】判断能力がまだ低い子どもに対して、親はどこまでヒントをあげていますか? 親が道標を提示しすぎると、子ども自身で考える力を育めませんよね。でも、意思決定を委ねるのはまだ難しい……。そんなときは、絵本を読んで“考える力”を鍛えてみるのはいかがでしょうか。記事はこちらから#03 レゴやマイクラ好きにもおすすめ!【建築がテーマの絵本9選】子どもたちの間で話題のレゴやマイクラ。そんなものづくり系の遊びやゲームにハマっている子どもに、「建築」がテーマの絵本を読んでみるのはいかが? 建物ができる仕組みやさまざまな住居について知ることができるお話は、レゴやマイクラに通ずるものがあり、子どもの興味の幅を広げられるかも? 親子で読んで創造力をアップしよう!記事はこちらから#04 絵本で楽しく数字に触れる【算数が好きになる絵本 9選】算数の導入として、絵本を通して楽しく、自然に数字を学んでみるのはいかがでしょうか? こちらで紹介するのは、数を数えるところから、足し算や引き算、掛け算や割り算、時計の読み方まで学べる絵本。勉強だと思うと堅苦しいけど、絵本なら子どもも親も負担なく、数を覚えたり計算を自然と楽しめるはず!記事はこちらから#05 言葉やひらがなを楽しく覚えよう!【言葉で遊ぶ絵本9選】早口言葉、だじゃれ、オノマトペ、しりとり……など、日本ならではの言葉を知ることができる、言葉遊びがテーマの絵本をご紹介。楽しく読むだけで、未就学児の言葉の幅をぐっと広げてくれる一石二鳥の一冊を、ぜひ手に取ってみてください♡記事はこちらから#06 新年は親子で大爆笑しよう!【お笑いがテーマの絵本8選】新年は親子で笑顔で過ごしたいですよね。ということで、「お笑い」がテーマの絵本をピックアップ。小さな子でも楽しめるだじゃれやとんちの効いたお話など、さまざまな角度の「笑い」があるので、親子で一緒に読んで大爆笑しよう!記事はこちらから#07 子どもも大人もワクワクする!【発明がテーマの絵本 7選】身近にある、あらゆるモノはすべて誰かが発明したもの。モノが出来上がるまでのプロセスがわかる“発明”をテーマにした絵本をピックアップ。ワクワクするひらめきや実行力、失敗しても挑戦し続ける力、そんな非認知能力を学べるストーリーは、親も勉強になりそう! 絵本を読んだら親子でぜひ発明にチャレンジしてみて♪記事はこちらから子育ての悩みに効く<子育て・教育>がテーマの絵本#01 「イヤイヤ!」を客観視してみよう【イヤイヤ期がテーマの絵本8選】子どもの自我が芽生えてきた頃に始まるイヤイヤ期。成長は嬉しいけど、パパもママもどう対応したらいいのかわからなくなりますよね。そんなとき親子で【イヤイヤ期がテーマ】の絵本を読んでみるのはいかがでしょうか? 子どもは客観視でき、パパやママは対応の仕方が参考になるはず。記事はこちらから#02 絵本を読んで楽しく練習しよう!【トイトレがテーマの絵本8選】ママもキッズも精神的に負担がかかるトイトレ。できるだけ楽しく練習できたらいいですよね。ということで、【トイトレ】がテーマの絵本を厳選しました。ひとりでうんちができるようになる過程を描くものや、クスッと笑えるキャラが登場するものなど、いずれも子どもの気持ちに寄り添ってくれるお話。トイトレに挑戦前、または最中の親子はぜひ一緒に読んでみてはいかが?記事はこちらから#03 「赤ちゃんってどうやってできるの? 」と聞かれたら読んであげよう!【性教育がテーマの絵本8選】「赤ちゃんってどうやってできるの?」と子どもに聞かれたとき、なんて答えますか? 私たち親世代はきちんとした性教育を受けてこなかったため、回答に悩む方もきっと多いですよね。そんなときは、絵本で教えてあげるのもひとつの方法。いずれも大切なメッセージをしっかり載せてあり、内容に関しては大きな差異はありません。絵の好みや適応年齢で、それぞれのご家庭にあったものを手に取ってみてください。すべての作品のあと書きには、大人の方々に向けたアドバイスが載っているので、そちらの部分もぜひ参考にしてみて!記事はこちらから#04 掃除や料理に挑戦してみよう!【お手伝いがテーマの絵本8選】子育てをしながらの毎日の家事は、何かとやることがたくさんあって大変……。そんなときは、子どもと一緒に楽しんでやってみてはいかが? そこで子どもがお手伝いに挑戦したくなる絵本をご紹介。料理や掃除のほかに、お留守番やおつかいなど、さまざまな“お手伝い”があるので、絵本を読んでぜひチャレンジしてみて。記事はこちらから#05 ”食べること”をもっと楽しもう!【食育がテーマの絵本10選】子どもと一緒に『食』についてじっくり考えてみるのはいかがでしょうか? こちらの記事では、食育がテーマの絵本を10選ご紹介。栄養のこと、体に入った食べ物の行く末、食材を噛んだときの音など。いずれも、いつもとは違った視点で食べ物のことを楽しく学べるます。親子で一緒に読んで、”食べること”を存分に堪能してみてください。記事はこちらから自分や家族がもっと好きになる<家族愛>がテーマの絵本#01 自分のことを好きになろう!【自己肯定感がアップする絵本8選】生きていく上で大切な「自己肯定感」を育む手助けとなる絵本を、親子で読んでみるのはいかがでしょうか。子どもの頃にあった「根拠のない自信」は、きっと両親がたくさん褒めて、愛情を注いでくれていたから存在していたのだと思います。そこでこちらで紹介するのは、親の愛情を感じるストーリーと、ありのままの自分を受け入れるストーリーの2種をテーマとした絵本。いずれの作品も心が温まる素敵なお話です。記事はこちらから#02 お兄さん、お姉さんになる準備をしよう【 きょうだいができる前に読みたい絵本8選 】ママがふたりめを妊娠したら、ひとりっ子だった子はお兄さん、お姉さんになります。きょうだいができることに不安を感じる子もいれば、嬉しい気持ちになる子もいます。今回紹介するのは、そんな【きょうだいが生まれる前の子どもの心境】をテーマにした絵本。これを読めば、お兄さん、お姉さんになることがどういうことなのかをストーリーを通じて理解し、心の準備ができるかもしれません。ママもひとりめの子どもの心のケアについて考えさせられるはず。親子でぜひ読んでみてください。記事はこちらから#03 パパがもっと好きになる!【かっこいいパパがテーマの絵本6選】パパと子どもの絆が深まるような絵本を読んでみるのはいかがでしょうか。こちらの記事では【かっこいいパパ】がテーマの絵本を厳選。遊んでくれるパパ、願いを叶えてくれるパパ、仕事を頑張っているパパ……いろいろなパパのかっこいい姿を見たら、もっともっとパパのことが大好きになるはず!記事はこちらからお友だちとの対話で使える!<コミュニケーション>がテーマの絵本#01 友だちが子どもの人生を豊かにする【友だちづくりがテーマの絵本 7選】子どもたちのなかには、恥ずかしがり屋、あるいは人見知りでお友だちづくりに時間がかかってしまう子もいるのではないでしょうか。そんなとき「友だちづくり」がテーマの絵本を親子で読んでみてはいかが? さまざまな友だちづくりのプロセスが、やさしい文章と可愛い絵で描かれています。記事はこちらから#02 子どもに伝わる嘘がダメな本当の理由【嘘がテーマの絵本 8選】”嘘をついてはいけない理由”を子どもにわかりやすく説明するのって難しい。そんなときは、嘘にまつわる絵本を読んでみてはどうでしょう。小さな子でも理解できるかもしれません。いずれも子どもはもちろん、大人も考えさせられる内容ばかり。親子で一緒に読んで、”嘘”についてぜひお話してみてください。記事はこちらから#03 気持ちよくあいさつしよう!【あいさつがテーマの絵本8選】日々のあいさつはとても大切なこと。ここでは『あいさつ』がテーマの絵本を紹介します。基本的なあいさつから、世界の国々のあいさつ、気配りについて学べるものまで、さまざまな種類をラインナップ。ぜひ親子で楽しみながら読んでみて♪記事はこちらから#04 環境の変化にポジティブになれる【引っ越しがテーマの絵本8選】お友達、あるいは自分がお引っ越しすることに対して、理解することや、気持ちを整理をすることが難しい子がきっといるはず。お友達と別れる寂しさに寄り添ってくれたり、新しい街に行くことがワクワクするような物語だったり、さまざまな視点で描かれています。お気に入りの一冊を見つけてみて!記事はこちらから子どもの興味をくすぐる<遊びのヒント>がテーマの絵本#01 雨の日に読みたい!【お家遊びがテーマの絵本8選】お外で遊べない雨の日は、子どもたちは少し退屈かもしれません。でも大丈夫。お家遊びのバリエーションを増やせば、楽しい1日に変えられるはず! 絵本を読んで、ぜひ実際にトライしてみて♪記事はこちらから#02 自由研究にもおすすめ!【好奇心をかきたてる”実験”がテーマの絵本8選】お家遊びはもちろん、自由研究や工作の課題を初めてトライするお子さんへヒントにもなるような、「実験」がテーマの絵本。身近なものを使って簡単にできる実験のアイディアを、絵本を読みながら知ることができます。年少の子どもから楽しめるやさしいアイディアのものばかりなので、これを読んで親子でぜひ遊んでみてください。記事はこちらから#03 大人もワクワクする!【しかけがテーマの絵本8選】物語の主人公が飛び出てきたり、絵本自体がオブジェになったり、メロディーが流れたり……ページをめくるごとにワクワクする仕掛け絵本。大人も楽しめる内容なので親子でぜひ読んでみてください。ご自宅用にはもちろん、おしゃれな表紙はプレゼントにもおすすめ♡記事はこちらから大人も一緒に考えさせられる!<社会問題>がテーマの絵本#01 今、親子で考えたいこと【戦争・平和がテーマの絵本 8選】世界で起きていることを考えると、改めて戦争の恐ろしさや平和であることのありがたみを感じますよね。なぜ戦争が恐いのか。なぜ平和でならなければならないのか。絵本を通して、今、子どもに伝えてみるのはどうでしょう? 小さな子でもわかりやすい内容で、年齢を重ねてから読むとまた感じ方が変わるというおもしろさもあります。ぜひこの機会に親子で読んでみてはいかがでしょうか。記事はこちらから#02 “生”と“死”を絵本を通して理解しよう【命がテーマの絵本 8選】生きること、死ぬこと、命とは何か。小さな子どもに説明するのは難しいですよね。でも、自分自身や他人、動物の命を大切に思う気持ちを育むためにも、幼い頃から少しずつ理解すべきことなのかもしれません。身近な人が亡くなってしまったり、動物の命をいただくことについてだったり、さまざまな視点から描かれたストーリーは、可愛い絵とやさしい口調で語られているので、子どもでも楽しく読めるはずです。記事はこちらから#03 男の子らしさ、女の子らしさなどの”こうあるべき”を手放す【ジェンダーレスがテーマの絵本 8選】女の子はピンク、男の子は青。みたいな昔からなんとなく存在する男女の役割的な考えはもう古いですよね。とはいえ幼稚園や保育園など、親がいないところでその認識が刷り込まれてしまうこともあるみたい……。だからこそ小さいうちに、お家で多様性について考える時間を設けることが大切。男女の役割や社会的役割の解法から、自分らしさについてのお話まで、説明が難しいテーマを絵本で楽しく学んでみるのはいかがでしょうか?記事はこちらから#04 親子で学ぼう!【LGBT & 多様性が描かれた絵本8選】多様性やLGBTについて知ったり、考えるきっかけとなる絵本を親子で読んでみよう。説明するのは難しいテーマだけど、絵本でなら子どもが楽しく学べて、考えることができるはず。多様性とLGBTの内容がスッと入ってくるストーリーと、可愛い絵で描かれているものをそれぞれ4冊ずつピックアップ。記事はこちらから#05【環境問題がテーマの絵本】親子でSDGsについて考えよう!「環境問題」や「SDGs」といった言葉を耳にする機会が増え、家族でエコな取り組みをはじめたいと考えているママ・パパも多いのでは? その第一歩として、家族みんなで「環境」をテーマにした絵本を読んでみてはいかがでしょう。小さい子どもから大人までストーリーを楽しみながら、今私たちが取るべき行動を感覚的に理解できるはずです。読み終わったあとは、ぜひ家族で感じたことを語り合ってみてください。記事はこちらから#06 理解を深めよう【身体障がい&発達障がいがテーマの絵本 7選】身体障がいや発達障がいについて園や学校で教わることはなかなかないですよね。とはいえ、親が言葉で説明するのも難しい。そんなときは絵本を読んで“知る”ところから始めてみるのはいかがでしょうか? こちらで紹介している絵本はいずれも障がいをありのまま受け入れる。そんな表現、ストーリーがとても魅力的です。記事はこちらから知っておきたい<暮らしに役立つ>がテーマの絵本#01 もしものことを想像して備えよう!【地震がテーマの絵本8選】まだまだ被害の爪痕残る、石川県能登半島での地震。そして、来たる3.11は東日本大震災が起きた日。日本に住んでいる限り地震は切っても切り離せないもの。来るかもしれない、ではなく、来るものだと思って親子でもしものときのことについて話し合うことが大切。こちらでは防災のこと、3.11のこと、地震が起こる仕組みなど、さまざまな角度から見る、地震がテーマの絵本を8選ピックアップ。小さい子でも理解できるお話なので、ぜひ親子で読んでみてください。記事はこちらから#02 学校や園では教えてくれないお金のことを絵本で学ぼう【お金がテーマの絵本10選】「日本の教育はお金について学ぶ機会が少ない」と言われていますが、ではどうやって教えてあげればいいのでしょうか。子どもの頃に学んできていない親世代の私たちにとって、わかりやすく子どもに教えるのは難しいですよね。そんなときはお金がテーマの絵本を親子で読んでみるのはいかがでしょうか。投資や稼ぎ方、使い方など、さまざまな視点から描かれたお金にまつわる絵本を選びました。可愛い絵と楽しいストーリーで楽しく学んでみましょう!記事はこちらからPROFILEアンヌさんモデル・絵本ソムリエ・JPIC読書アドバイザー。1971年東京生まれ。14歳で渡仏、パリ第8大学映画科卒。 映画、エッセイ、旅、ワインなどのコラム等の執筆を手がける。出産を期に子供の発育と絵本の読み聞かせに関心を持ち、地域での読み聞かせボランティアとしても活動してきた。息子が6歳になるまでに読んで聞かせた本は793冊1202話。現在所持する絵本は約1000冊。
2024年10月17日字が書けるようになってからと言うもの、絵本作りにハマっている小1・末っ子くん。先日、いつも以上に早起きしたかと思ったら真っ先に机に向かい、まるで何かに取りつかれたように夢中で執筆!かなりの時間がたったあと、ぽつりと一言。「凄い大作が出来てしまった…」さて、その大作とは…※今回は全体を通して親バカ全開でございます(笑)あるちるはけんたくんを泣かせてしまったあと、突然姿を消してしまいます。また別の日。けんたくんがあるちるの家に行ってみると…警察があるちるに対し、町から出ていくようにとまさかの【追放勧告】!あるちるは再び姿を消し、けんたくんは悲しみのあまり涙で水たまりができるほど泣き崩れてしまいます。そして季節は流れてその年の冬。突然、行方不明になっていたあるちるが帰ってくるのです。それも、勇敢になって…。私が読み終わるタイミングを見計らい、背後から末っ子がつぶやいたのです。…そう。物語は「しいづん2」へ!あるちる、そしてけんたくんの運命は…?「しいづん2」ではさらに物語が進み、猫にいじめられているけんたくんをあるちるが幾度となく助け続けたあと、突然新キャラが登場。その後、けんたくんと新キャラの殴り合いのケンカが勃発!それを見たあるちるの「いのちがもったいない!」の掛け声とともに、全員で【命の授業】をすることになるのです…。壮大な物語にすっかり魅了されてしまった夫と私。そしてそんな両親を見て満足げな笑みを浮かべる末っ子。その後、第三期へと続き、つい先日、第四期の制作が決定!!あるちるとけんたくんの物語は、まだまだ続くのでした。絵本作家・末っ子の今後の活躍に期待せずにはいられない夫と私なのでした(親バカ)
2024年10月09日早口言葉、だじゃれ、オノマトペ、しりとり……など、日本ならではの言葉を知ることができる、言葉遊びがテーマの絵本をご紹介。ピックアップしてくれたのは、モデルで絵本ソムリエのアンヌさん。楽しく読むだけで、未就学児の言葉の幅をぐっと広げてくれる一石二鳥の一冊を、ぜひ手に取ってみてください♡言葉で遊ぶ絵本 01ママやパパも知っている早口言葉が登場!『はやくちこぶた』『はやくちこぶた』著:早川純子(瑞雲舎)対象年齢:3歳くらいから「誰もが知っている『さんびきのこぶた』をベースに、早口言葉で構成されているお話。「なまむぎなまごめなまたまご」や、「あおまきがみあかまきがみきまきがみ」などがページをめくるごとに登場し、子ブタたちがオオカミに追いかけ回されるドタバタ劇が軽快に繰り広げられます。早口言葉なだけにあっという間に読み終えても、リピートしたくなる楽しさ。声に出して読めば滑舌もよくなり、音読力もアップ! ダイナミックな絵も親しみやすくて可愛い一冊です」言葉で遊ぶ絵本 02一度にふたつ学べる!『十二支のことわざえほん』『十二支のことわざえほん』作・絵:高畠純(教育画劇)対象年齢:3歳くらいから「十二支の動物を順番に登場させて、その動物にまつわることわざが見開き一面にふたつ。説明もわかりやすく、簡潔です。なによりもことわざが持つ可笑しみが、ユーモアたっぷりの絵で表現されているところが魅力の作品です。『十二支のことばあそびえほん』シリーズの第一弾で、ぜひ楽しんで! 」言葉で遊ぶ絵本 03逆さに読んでもOK!?『サカサかぞくのだんなしぶいぶしなんだ』『サカサかぞくのだんなしぶいぶしなんだ』作:宮西達也(ほるぷ出版)対象年齢:4歳くらいから「上から読んでも下から読んでも、同じ文になる回文絵本シリーズの第3作。今回は、サカサ家族のお父さんは『渋い武士』です。ところが夜更けに怪しい忍者が忍び込み、連れ去られてしまいます。崖に先を阻まれたり、台風に見舞われたりと珍道中。そして真剣勝負の戦いに……。物語はオノマトペも含め、すべて回文で綴られています。少し難しい文もゆっくり読めば大丈夫。親子で声に出してみると笑いが止まらなくなりそうです」言葉で遊ぶ絵本 04はじめてのしりとりに『ぶたたぬききつねねこ』『ぶたたぬききつねねこ』作:馬場のぼる(こぐま社)対象年齢:3歳くらいから「朝日が昇り、窓の隣のドアからアホウドリが出てきます。リンゴにコツンとぶつかると、なかからゴリラが登場! そのゴリラがラッパを吹くと、おやまあ、パイナップルが飛び出し……。意表を突く展開のオンパレードが、しりとりで繋がっていきます。小さい子がしりとりのルールを理解するのにぴったり。さりげなくユニークな絵にもほっこりする一冊です」言葉で遊ぶ絵本 05小さな子でもわかるやさしい絵と文『ことばのえほんぴよぴよ』『ことばのえほんぴよぴよ』作:谷川俊太郎絵:堀内誠一(くもん出版)対象年齢:0歳くらいから「卵が割れて、小さなヒヨコが出てきました。『ぴよぴよ』。するとオンドリと出会い『こけこっこう』。ヤギの横を通り、ウシを見つめて、『めええ』と『もーう』を聞きます。見上げればヘリコプターの音。イヌが吠える声に驚き、さあ大変! ヒヨコの大冒険をオノマトペだけで綴っている、大変可愛い絵本です。配色もはっきりしていて、赤ちゃんにぴったり。豊かな日本語が生きる、色褪せない傑作の復刻版です」言葉で遊ぶ絵本 06言葉のリズムや音を楽しんで『トッペのオノマトペ~花と音のふしぎな世界Toppe-wonder flower and onomatopoeia〜』『トッペのオノマトペ~花と音のふしぎな世界〜』著:いわさじゅんこ(ポエムピース)対象年齢:0歳くらいから「本作品は、ウサギのトッペが『ぐうぐう、すやすや、ぽかぽか』春の日差しのなかで寝ています。どんな夢をみているのでしょう。なんとそこにはたくさんの音が! 花や動物たちのおしゃべりや、自然の様子、それに気持ちの表現など。オノマトペとは、こうした擬音語や擬態語のこと。日本語では頻繁に使いますが、ほかの言語ではどう表現するのでしょう。扉のQRコードからサイトにアクセスすると、9ヶ国語ものオノマトペ音声が聞ける仕組み。コラージュ技法で、視覚からも豊かな感覚を得られる体感型絵本です」言葉で遊ぶ絵本 07可愛い絵にもご注目を『これはすいへいせん』『これはすいへいせん』文:谷川俊太郎 絵:tupera tupera(金の星社)対象年齢:3歳くらいから「『これはすいへいせん』から始まり、ページをめくると『これはすいへいせんのむこうからながれてきたいえ』というふうに、文のあとにまた別の文がくっつく『つみあげうた』。読み進めるごとに文はどんどん長くなっていき、見える世界も広がるユニークな展開。インデックスつきの仕掛けも、遊び心いっぱいです。文が長くなってくると、読み手の頑張りどころです。ぜひ子どもたちを言葉のおもしろさに引き込んで! 飽きることない楽しい作品です」言葉で遊ぶ絵本 08言葉をつなげてみよう『こんにちワニ』『こんにちワニ』文:中川ひろたか絵:村上康成(PHP研究所)対象年齢:3・4歳くらいから「ワニが登場して、『こんにち、わに』。食事を目の前に、『いただき、マスク』。『いないいない、ばあちゃん』。ひとつの言葉の最後をほんの少し変えるだけで、たちまち愉快に。言葉を自由に変身させて遊ぶおもしろさが伝わってきます。子育て中、ちょっとイライラしてきたら、こんなふうに語尾を変えてみると、場が和むかも。シンプルでありながら、人気絵本作家ふたりのコラボが光る作品です。小さい子が言葉っておもしろいと感じること間違いなし」言葉で遊ぶ絵本 09子どもに大ウケ!『だじゃれ日本一周』『だじゃれ日本一周』作:長谷川義史(理論社)対象年齢:幼児くらいから「『きれいなはながさいたまけん』『バラのはなにはいばらきけん』、というように、各都道府県の名称が、親父ギャグ並のお茶目なだじゃれになって炸裂します。長谷川義史さんのダイナミックな絵にも元気をもらう一冊。4年生で都道府県を習う前に、絵本で日本地図のイメージを持っていると学習もスムーズに。同じ作者による『だじゃれ世界一周』もおすすめです」PROFILEアンヌさんモデル・絵本ソムリエ・JPIC読書アドバイザー。1971年東京生まれ。14歳で渡仏、パリ第8大学映画科卒。 映画、エッセイ、旅、ワインなどのコラム等の執筆を手がける。出産を期に子供の発育と絵本の読み聞かせに関心を持ち、地域での読み聞かせボランティアとしても活動してきた。息子が6歳になるまでに読んで聞かせた本は793冊1202話。現在所持する絵本は約1000冊。
2024年09月07日無肥料無農薬の自然力を活用した畑で絵本を使った農業体験「絵本と自然力畑の学校」を実施している株式会社まちよみ(代表取締役:内田 早苗、取締役:横田 敬一、本社:神奈川県伊勢原市)は、自然力畑実践指導者で食用ばらの生産者である当社役員 横田 敬一が、2024年6月、絵本専門士(独立行政法人 国立青少年教育振興機構)に認定されたことをお知らせします。教員、図書館、出版、アナウンサー業界の人材が多い中、農業従事者で認定されることは非常に珍しいことです。絵本専門士 横田 敬一【自然力畑実践指導者/絵本専門士 横田 敬一からのコメント】■絵本専門士を目指した理由子ども自身の持つ感受性や考える力を尊重する読み方を説く「待ちよみ(R)」※という考え方に出会ったのが2019年。それまでもPTA会長になったのを機に始めた読みきかせボランティアで絵本を読んでいたが「何か役に立つ絵本を読もう」という意識が強かった。絵本を読むなら大人は子どもに何か教える立場だと思っていた自分にとって、子どもが自ら育とうとする力を尊重し見守る大人の姿勢を問う「待ちよみ」は、目から鱗の考え方だった。「待ちよみ(R)」を知った時、自身の農業に取り組む考え方との共通点に胸が震えた。実践する農業は、無肥料無農薬で食用バラや野菜を育てるというもの。植物の本来持つ力を信じ、その作物の適した土地で適した時期を逃さずに育てることが大切。自然まかせで放置するのとは違い、植物をよく見て待って、本来の育ちを早めたり、早く大きく育てるための肥料や農薬は使わない。大人が誘導せず子どもの読む力、絵を見る力を尊重する「待ちよみ」という考え方と同じである。絵本や読み聞かせについて、もっと専門的に学びを深めたいと思い、絵本専門士の養成講座にエントリーし高倍率ながら受講の機会を得ることができた。自然力畑での絵本読みきかせ絵本と自然力畑の学校の様子■科学絵本の奥深さを広めたい科学絵本は専門的な正しいことが子どもにもわかるように理解しやすい文章で、描かれる絵は子どもの興味を沸き立て心を動かす。子どもの本は簡単に書かれているのではなくわかりやすく表現されている。自然活動や農業体験に絵本を活用することで、子どもの興味や関心に寄り添うことができる。科学絵本というと教育的な印象を与えるが、自然に馴染みの少ない親子にとっては子どもとの遊びのきっかけになったり、絵本で知ったことが会話の糸口になったりと子どもと生活の楽しみの幅が広がることをもっと多くの人に伝えたい。■絵本専門士としての今後子どもの自主性を尊重する読み聞かせ「待ちよみ(R)」についてより多くの人に知ってもらうために、絵本専門士として講演活動や研修講師として話せる場所を増やしていきたい。農業に携わり自然力と向き合うからこそ話せることがある。また近隣の児童養護施設に絵本を読みに行くようになって4年目。絵本はどの子にも楽しさと喜びをもたらすものだと確信している。子どもとのコミュニケーションの手段として、あたたかな言葉と眼差しを注ぐために絵本を今後も活用していき、絵本専門士としてその意義を伝えていきたい。絵本を使った活動絵本を使った活動_2※「待ちよみ(R)」について目の前の子ども(相手)をよく見て、感受性や主体性を尊重する絵本の読み方。丁寧に言葉を届け、子どもを良く見て待つことを大切にします。「待ちよみ」をすれば、子どもの望みが叶えられ、子どもと読んでくれる人との信頼関係が育まれます。相手を尊重し待つことは、子育てだけでなく部下育成や夫婦関係にも応用できることから幅広い層を助ける考え方でもあります。【絵本と自然力畑の学校を実施】当社が運営する「きいろいおうちfarm」(神奈川県平塚市)では、20組の親子とともに絵本を活用した農業体験を行なっています。種まきから販売まで年間を通しての取り組みが特徴。絵本を活用し、野菜や農業の事に加え自然やフェアトレード、環境問題などについて考える機会を提供しています。物語の絵本も多く読み、子どもの豊かな発想や言葉に触れることが多く、保護者と共に子どもの育ちを見守り、待ちます。きいろいおうちfarmInstagram : 観光神奈川NOW: ※神奈川県公式観光サイト自由に絵本を読むことができる【幼稚園、保育園の先生向けの研修】当社では、幼稚園、保育園の先生向けの研修も行っています。野菜を育て食育などに取り組む園は多数ありますが、野菜育てについては学ぶ機会もなく自己流で取り組んでいることも多いのが現状です。自然環境に配慮した化学肥料や農薬を使わない野菜作りの基礎知識を知り、子どもの興味関心を深める絵本を使った取り組みも学べる研修内容。待ちよみと自然の育ちを重ねて考える話は、保護者への対応にも活用でき、保育者としても子どももへの向き合い方の新たな視点を得ることになります。園の先生向け研修の様子【会社概要】社名 : 株式会社まちよみ役員 : 代表取締役:内田 早苗 取締役:横田 敬一設立 : 令和元年11月1日事業所: 本社:〒259-1135 神奈川県伊勢原市岡崎6717-7書店:〒259-1135 神奈川県伊勢原市岡崎6717-7(あかちゃんえほんや)農園:〒254-0005 神奈川県平塚市城所97(きいろいおうちfarm)農園事務所:〒254-0005 神奈川県平塚市城所218URL : <事業内容>講演会・シンポジウム及びセミナー等の開催映像・音声コンテンツの企画・制作・販売カフェ等飲食業書籍仕入れ、小売販売、書店運営広告宣伝、情報媒体の企画・運営・販売農業生産物の生産・販売、農園運営 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年06月24日一般財団法人絵本未来創造機構(代表理事:仲宗根 敦子)は、このたび、沖縄県の全ての小・中学校図書館に子どもたちがありのままの自分を受け入れ、前向きになれる絵本を寄贈いたします。これに伴い、絵本の寄贈式及び教育長表敬日程を2024年6月24日(月)、沖縄県庁にて行います。絵本未来創造機構は、「Ehon for Dream, Smile, Peace」をスローガンに、絵本が持つ力を信じ、子どもたちの夢の実現、笑顔の輝き、そして地球の平和に向けての一歩を踏み出していきたいと考えています。子どもたちが大きな夢を持ち、笑顔で学校生活を送ることは、これからの明るい未来を創造していくことにつながります。『あなたがいるだけで~おばあちゃんからのてがみ~』・出版社:理論社・作 :やまのえりい・絵 :はるかみったあなたがいるだけで~おばあちゃんからのてがみ~■絵本未来創造機構による絵本の寄贈式及び教育長表敬日程日時:2024年6月24日(月) 13:30~13:45場所:沖縄県庁13階教育長応接室■選定した絵本について絵本の選定には、「あなたがいるだけで~おばあちゃんからのてがみ~」(理論社の絵本)を採用しました。この絵本は、自信を無くしていたり、悩みを抱えている人にそっと寄り添う、温かい絵とメッセージがつまっています。日々の忙しい暮らしの中で、落ち込んだり、迷ってしまうことが誰しもあります。そんなとき、この絵本を開くことで、自分がこの世界に生まれてきたことそれだけで、とても素晴らしいことであると気づくことができます。この絵本を通じて、子どもたちが、誰かと比べた自分ではなく、ありのままの自分を受け入れ、今まで以上に自信をもって学校生活を送れるようになることを願っています。絵本イメージ(2)絵本イメージ(3)<著者 やまのえりい氏 コメント>「孫が生まれると知らされた時、生命の誕生は奇跡のようで、当たり前のことではないと痛感しました。ただ、お腹の中にきてくれただけで、周りの人たちは、喜びと幸せで満たされ、希望あふれる未来を描き始めました。どんな時も、何かができてもできなくても、あなたがあるがままでそこにいるだけで、喜び、幸せな人たちがいることを忘れないで欲しい。確かにその存在だけで愛されていることを思い出して欲しい。自分のあるがままが愛されていることを思い出した時に、必ず、自分の人生が豊かに彩られます。世界中の子どもたちに、かつて子どもだった大人たちへ読み継がれて欲しいおばあちゃんからのメッセージです。」■一般財団法人絵本未来創造機構について一般財団法人絵本未来創造機構は、子どもたちに平和について考える機会を提供し、夢や希望を育むために絵本の力を活用しています。絵本は、想像力や感受性を刺激し、子どもたちの心を豊かに育む優れたツールです。■団体概要団体名 : 一般財団法人絵本未来創造機構代表者 : 代表理事 仲宗根 敦子事業内容 : ・絵本講座のコンテンツ開発・絵本講座の開催・EQ絵本講師(R)育成・絵本子育ての講演・絵本文化の啓蒙活動・海外での絵本講座の開催・絵本を活用した企業研修の実施(えほんみらい総研)EQ絵本講師 : 約850名 ※2023年5月末時点設立 : 2020年8月28日財団HP : えほんみらい総研HP: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年06月17日一般財団法人絵本未来創造機構の(代表理事:仲宗根敦子)は、絵本を通じて豊かな未来を創造し、絵本や読み聞かせの普及活動や研修・出版プロデュースなどの活動を展開しています。この度、第三回「Ehon for Peace in Okinawa」を、2024年6月23日(日)に沖縄市民小劇場 あしびなー(沖縄県沖縄市中央 2-28-1 旧コリンザ3F)にて開催いたします。開催案内今回のテーマは、「もったいないばあさんと学ぶ、命の大切さ。ゆいま~るを広げよう」です。イベントは、シリーズ累計100万部の人気絵本作家 真珠まりこ先生をお迎えしてお話し会&サイン会の他、絵本の読み聞かせやリズムダンスなど、お楽しみ盛りだくさんで開催します。当財団は、収益の一部を平和活動として沖縄や広島の平和活動に寄付しており、このイベントでは、沖縄の子どもたちが絵本を通して共通の喜びを分かち合い、情操を育み、世界平和への意識を育てることを目的としています。■開催概要日時 : 2024年6月23日 13時30分~16時会場 : 沖縄市民小劇場 あしびなー沖縄県沖縄市中央 2-28-1 旧コリンザ3FURL : 参加費 : 大人500円(税込)、小学生未満無料(小学1年生から有料)※お申込み決済時にお支払いは必要ありません。当日現金で募金箱へお願いします。世界平和への祈りと子どもたちの幸せな未来を願う愛の募金として、参加費全額を沖縄県内の小学校へ絵本を購入し寄贈します。定員 : 200人※ご家族ご一緒の参加はもちろん、大人だけの参加も大歓迎です。申込方法: 主催 : 一般財団法人絵本未来創造機構後援 : 沖縄県【一般財団法人絵本未来創造機構について】一般財団法人絵本未来創造機構は、絵本の読み聞かせがいかに大事かを考えてきました。理事長である仲宗根敦子が絵本の素晴らしさに気付いたことをきっかけに設立。日本だけではなく世界中で絵本講座を実施するなど、積極的に読み聞かせや講演活動を行っています。【団体概要】団体名 : 一般財団法人絵本未来創造機構代表者 : 代表理事 仲宗根敦子事業内容 : ・絵本講座のコンテンツ開発・絵本講座の開催・EQ絵本講師(R)育成・絵本子育ての講演・絵本文化の啓蒙活動・海外での絵本講座の開催・絵本を活用した企業研修の実施(えほんみらい総研)EQ絵本講師 : 約850名 ※2023年5月末時点設立 : 2020年8月28日財団HP : えほんみらい総研HP: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年06月14日親子で会話ができるHarry&Marieの絵本で子どもたちに楽しくあったかい時間を届けたい!「ハリー&マリーを通じてをみんなを笑顔に」をモットーに、物語・アート・空間から豊かな心を育む「ホーンプバック」を運営するハリマ紙器印刷工業㈱(本社:兵庫県加西市)は、2024年6月30日(日)までHarry&Marie初の絵本プロジェクトクラウドファンディングを開催中です。「Harry&Marie」の絵本で子どもたちに楽しくあたたかい時間を届けたい! : ======================クラウドファンディング詳細ページ 支援募集期間:2024年5月3日(金)~2024年6月30日(日)目標金額:100万円リターン(返礼品):全11種類あり※絵本プロジェクト記念プレミアムステッカー&ポストカード付き======================親子で読みたい絵本がHarry&Marieから登場!Harry&Marieの可愛いキャラクター仔猫のモマちゃんはまだあかちゃん。絵本の中の子猫のモマちゃんに絵本に描かれたイラストが何かを教えてあげる【親子で会話ができる】絵本です。絵本を楽しむうちに自然といろいろな言葉を楽しく覚え子どもの「伝える力」を育む絵本になっています。親子、兄弟姉妹、保育園や幼稚園などで楽しみながらコミュニケーションがはかれる絵本。絵本「モマちゃんこれなーに?」#1「みのまわりのもの」#2「どうぶつ」2冊セットで登場です。鮮やかな色で、見ているだけでもわくわく楽しくほっこりする絵本になっています。6月までご予約受付中!商品は9月お届けです。ハリーとマリーのぬいぐるみや、腰用クッションCuCu、そして母子手帳入れにもぴったりのとってもかわいい刺繍入りのマルチケースなど・・ハリー&マリーのかわいいグッズや絵本プロジェクトでしか手に入らない限定グッズも盛りだくさんです。ぜひチェックしてみてください!!「Harry&Marie」の絵本で子どもたちに楽しくあたたかい時間を届けたい! : すべての商品にただただかわいいモマちゃん限定アニメ付きのステッカーがついてきます!ホーンプバックという広い高地で繰り広げられる夢の世界。心優しき住人たちは皆、みなさんにあえることを夢みています。この ”Harry&Marie” が、世界の多くの方に愛されるよう、みなさんと一緒に育てていくことができればこの上なく幸いです。ホーンプバックについてハリーとマリー、そして素敵な仲間たちが繰り広げる心温まる物語。かわいいイラストやお話を通じて、笑顔の輪を広げたい、思いやる気持ちを広げたい、頑張る気持ちを応援したいとの想いから、えとうまさゆき(masashiki)が想像する世界です。ハリーとマリーは、子どもたちが笑顔になる、心を豊かにする知育グッズを制作する中でうまれました。2020年5月コロナ禍、閉塞感の漂う世の中に 笑顔の輪を広げたいとSNSを通してホーンプバックの世界の発信がはじまりました。ホーンプバックには動物や恐竜にロボットなど、たくさんの楽しい仲間が自然豊かな高地で暮らしています。何気ないほっこりする日常から、仲間の大切さや優しさ、自然の大切さを感じてもらえるように そして思いやりのある心豊かなやさしい未来になるようにと思いを込めて作品づくりをしています。「Harry&Marie」の絵本で子どもたちに楽しくあたたかい時間を届けたい! : [主催]ホーンプバックの世界展実行委員会/ハリマ紙器印刷工業株式会社[問合せ]info@howmpdbuck.comハリマリホーム | ホーンプバック公式サイト : ○公式Instagram@harry_marie_official〇公式LINE ■ご掲載に関してのお願い下記のクレジットを表記ください。©HOWMPDBUCK Ink./ M.Eto 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年06月12日保育士の中田馨さんが、「絶対に読んでおいたほうが良い」オススメの絵本について教えてくれました。子どもにはなるべくたくさん絵本を読んであげたい! という親御さんも多いことでしょう。保育士さんのオススメの絵本はどんなものか興味がありますよね。ぜひチェックしてみてくださいね。こんにちは! 保育士の中田馨です。今回のテーマは「絶対に読んでおいたほうが良いベストセラー絵本」です。保育士と言う職業柄、絵本とふれあうことの多い私が選んだ絵本をご紹介します。 『わたしのワンピース』(こぐま社)にしまきかやこ 作『わたしのワンピース』(こぐま社)は、空から落ちてきた真っ白い布で、うさぎさんがワンピースを作るところからストーリーが始まります。素敵なワンピースができて「ララランロロロン」とお出かけしたうさぎさんのワンピースは、お花畑を通ったらお花模様に。雨が降ったら水玉模様に……と模様が変化していきます。 実は先日、2歳児さんとこの絵本を読んだところ、2歳の女の子は次々に模様が変わる素敵なワンピースにくぎ付け!「わああ! かわいいワンピースになったね」と話しかけると「うん」とうっとりとしていました。 ワンピースに描かれる模様の彩りも良いので、見ているだけでウキウキします。子どもたちに「もういっかい!」とリクエストされることも多い絵本です。 参考文献:『わたしのワンピース』(こぐま社) にしまきかやこ 作 『ぐりとぐら』(福音館書店)なかがわえりこ 作・おおむらゆりこ 絵「ぐりとぐら」の絵本は、多くのお父さんお母さんが、小さいころに1度は読んだことがあるのではないでしょうか? お料理が好きな野ネズミのぐりとぐらは、森で大きな卵を見つけます。どんな料理にしようか悩んで「カステラ」を作ることに。大きな卵を料理して、だんだんカステラが出来上がっていく様子はウキウキして、出来上がったカステラはふっくらとやわらかそう!! 絵本からいい香りが漂ってきそうです。 「わあ! おいしそうなカステラ。◯◯ちゃんも食べてみる?」と絵本の絵をつまんでお口にパクリ。子どもたちはにっこり笑顔になって「もういっかい!」と何度も食べたがります。子どもたちの想像力を掻き立てる素敵な絵本です。 福音館書店の公式サイトには、「『ぐりとぐら』のカステラをつくろう!」と、カステラの作り方も紹介されています。実は、私も作ったことがあるんです。わが子はもう大きくなっていましたが、『ぐりとぐら』のカステラと知り、感動して食べてくれました。 参考文献:『ぐりとぐら』(福音館書店)なかがわえりこ 作・おおむらゆりこ 絵 『はじめてのおつかい』(福音館書店)筒井頼子 作・林明子 絵この絵本は、私が幼少期に出会い何度も読み返した絵本です。 小さなみいちゃんはママに頼まれて、手に百円玉を2つ握りしめておつかいに行きます。いつもママと通る道なのに、自転車にビックリしたり、転んでお金を落したり……とさまざまなハプニングが起きます。 絵本の主人公のみいちゃんとそう変わらない年齢だった私は「頑張れ! 頑張れ!」と応援しながら読み進めていたことを今でも覚えていて、そのときにみいちゃんと同じように不安な気持ちになったり、みいちゃんが転んでケガをしたら何だか痛みを感じたり、最後はうれしく温かい気持ちになったことも覚えています。 そんな気持ちにさせてくれた絵本ですので、自分の子どもが大きくなったら一緒に読みたい絵本のひとつでした。 参考文献:『はじめてのおつかい』(福音館書店)筒井頼子 作・林明子 絵 『おまえうまそうだな』(ポプラ社)宮西達也 作この絵本の舞台は、むかしむかしの恐竜の時代。山が噴火して生まれたのが、アンキロサウルスの赤ちゃん。赤ちゃんは独りぼっちだったのですが、1匹のティラノサウルスに出会います。 アンキロサウルスを見つけたティラノサウルスは「ガォー! ひひひひ、おまえうまそうだな」と飛びかかろうとするのですが、アンキロサウルスは「おとうさーん」と足元にしがみつきます。 さて、その後草食恐竜のアンキロサウルスと、肉食恐竜のティラノサウルスがどうか変わっていくのか……? は、ぜひとも、実際に絵本を読んでみてください。 私がこの絵本に出会ったのは、恐竜好きの息子が年中さんのときでした。絵本の表紙に描かれている恐竜の何とも言えない表情と、『おまえうまそうだな』というタイトルに「なんだこれは!」と衝撃を受けたのを覚えています。 絵本の内容は、最初のイメージを覆すほどの感動的なもの。読んだあと、胸の奥にズッシリと課題を突きつけられた思いになりました。子どもだけでなく、大人にとってもメッセージ性の強い絵本なので、ぜひお父さん、お母さんに読んでもらいたい1冊です。 参考文献:『おまえうまそうだな』(ポプラ社)宮西達也 作 今回、私の好きなベストセラー絵本を選び、中身を思い返していて改めて、絵本は感情を揺さぶり、子どもの心も大人の心もわしづかみにしてくれるものであることに気づきました。皆さんのご家庭のベストセラー絵本を、ぜひ見つけてくださいね。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2024年06月04日ユニクロ(UNIQLO)のTシャツブランド「UT」から、オランダの絵本作家・グラフィックデザイナーのディック・ブルーナが描く「ミッフィー」の絵本にインスピレーションを得た新作コレクションが登場。2024年8月9日(金)より発売される。「ミッフィー」の絵本のイラストを用いたシンプルTシャツオランダの絵本作家・グラフィックデザイナーのディック・ブルーナが描いた絵本の主人公で、今では世界中で愛されている“小さなうさぎの女の子”「ミッフィー」。今回の新作コレクションでは、そんな「ミッフィー」の絵本のイラストを使用し、日常に馴染むシンプルなデザインに仕上げた。絵本「miffy at the gallery(うさこちゃん びじゅつかんへいく)」をモチーフにしたTシャツのフロントには、絵本のタイトルをレイアウトし、バックには絵本の表紙をモノトーンで表現。まるでロゴTシャツのようなシンプルな佇まいと、「ミッフィー」のほっこりかわいい世界観を両立させた。また、「miffy is crying(うさこちゃんの さがしもの)」をモチーフとするTシャツは、グレーのボディにプリントをトーナルで表現することで、大人っぽいシックな印象に。フロントには泣き顔のミッフィー、背面には絵本のタイトルがレイアウトされており、袖にはワンポイントで「ミッフィー」のフェイスモチーフがあしらわれている。春夏に活躍するボーダーの爽やかなTシャツも必見。「Miffy the Ghost(うさこちゃんおばけになる)」をモチーフとしており、胸元には、シーツをかぶって“おばけ”になったミッフィーが刺繍で施されている。そのほか、「miffy is naughty(うさこちゃんと きゃらめる)」のワンシーンを抜き出した、ブラックのミニマルなデザインも登場する。【詳細】UT「ミッフィー」コレクション発売日:2024年8月9日(金)価格:ウィメンズ Tシャツ 各1,500円Illustrations Dick Bruna © copyright Mercis bv,1953-2024
2024年06月01日ゆぎ書房~世界を旅する翻訳絵本の出版社~(所在地:東京都八王子市、代表:前田 君江)は、翻訳絵本『ぼくのなまえはサンゴール』(定価:2,200円(税込:2,420円)、ISBN:978-4-910343-06-8)を2024年5月30日(木)に出版いたします。絵本表紙■あらすじ主人公は、スーダン内戦で難民となった少年サンゴール。物語の最大のテーマは「なまえ」だ。少年は一族の長老に「どこに行ってもおまえはディンカ(族)だ、どこに行ってもおまえはサンゴールだ」と励まされ、スーダンからアメリカへ向かう。安全だけれど慣れない大都会での生活、そして、「サンゴール」という名前を誰もきちんと呼んではくれず、学校でも名前をからかわれ、「ここでは、ぼくのなまえなんて なくなってしまったみたいだ。なんみんキャンプにかえりたい」と思い悩む。友だちと別れて難民キャンプをあとにする。「にどと あえないと わかっていた」■原作者について原作の絵はキャサリン・ストック、そして、物語を担当したカレン・リン・ウィリアムズとカードラ・モハメッドは、難民キャンプでの友情を描いた『ともだちのしるしだよ』(岩崎書店、2009年)の原作コンビでもあります。カードラはソマリア政変で難民となった両親の亡命先で生まれ、長年、難民支援にも携わってきました。■『ぼくのなまえはサンゴール』が翻訳された経緯『ぼくのなまえはサンゴール』の原書「My name is Sangoel」は、日本国際理解教育学会の特定課題研究(2016-18年)のひとつ「難民問題から国際理解教育を問う」の一環として収集された難民絵本(難民をテーマとした絵本)100冊余のうちの一冊でした。翻訳した小野寺美奈さん(東洋大学助教)、當銘美菜さん(目白大学専任講師)、山西優二さん(早稲田大学名誉教授)、前田君江さん(東京大学非常勤講師、ゆぎ書房代表)の4名は、同研究プロジェクトの絵本タスクチームとして、収集した絵本を用い、早稲田大学などで10回に及ぶ難民絵本の読みあい・語りあいワークショップを開きました。参加者は学生や研究者、難民支援に関わる人たち、ときに高校生や小学生も加わりました。英語絵本はメンバーで翻訳し訳文を添えて、参加者とともに読みました。『ぼくのなまえはサンゴール』もそうした作品のひとつでした。国際理解教育において、難民となってしまうこと、難民となった人たちのことを如何に学ぶかは、いま世界で起きている様々な問題すべてと関わる大きな課題です。この場合の「難民」とは、受け入れ国で難民認定されたかどうかに関わりなく、戦争や災害、気候変動、経済的問題によって住んでいる町や国からの移動を余儀なくされた人たち全てを指します。学校教育をはじめとする学びの場において「〇万人が移動し、〇万人が亡くなった」という概要のみを伝えることは、紛争や人の死が数字とデータのみに換算される危険性をつねに孕みます。他人ゴトではない「自分ゴト」として問題を捉えるための教材やワークを模索するプロジェクトの中で、絵本もまた有効な学びの素材として位置づけられました。小野寺さんらは、「絵本を読む人たちは、顔の見えない『難民』ではなく、『サンゴールくん』の物語として主人公に感情移入しつつ、彼が直面する出来事ひとつひとつを追体験しようとします。難解な解説書ではなく絵本だからこそ、参加者のみなさんが、サンゴールくんの置かれた状況を、物語の中から読み取ったり、絵から発見したり、心に浮かんだ疑問を率直に話し合ったりする様子がとても印象的でした」とワークショップでの様子を語っています。また、イギリス、アメリカ、オーストラリアなど出版された英語絵本には、難民となって受け入れ国で育った子どもたちを主人公にした作品が多く出版されている一方で、日本ではそうした絵本が翻訳以外には、ほとんどないことにも気づきました。さらに、2009年に刊行された原書絵本のあとがきで「現在の世界の難民は3,000万人」と記されていましたが、2022年には1億人を超えていたことも衝撃的でした(いずれもUNHCR発表による)。■『ぼくのなまえはサンゴール』から学べること絵本のなかで主人公は素晴らしいアイディアで自分のなまえを皆に伝え、クラスメートと打ち解けます。『ぼくのなまえはサンゴール』は、難民となることで直面する苦難だけでなく、自分や他者の文化、そして、アイデンティティをどう受け入れるかについて、子どもたちとともに考えていく、大きなきっかけになるに違いありません。絵本表紙_裏表紙■絵本概要書名 : ぼくのなまえはサンゴール著者 : カレン・リン・ウィリアムズ、カードラ・モハメッド[文]キャサリン・ストック[絵]小野寺美奈、當銘美菜、山西優二、前田君江 [共訳]ページ数: 32ページ価格 : 定価 2,200円(税込 2,420円)出版社 : ゆぎ書房ISBN : 978-4-910343-06-8発売日 : 2024年5月30日(木)URL : ■出版社概要ゆぎ書房~世界を旅する翻訳絵本の出版社~代表 : 前田 君江所在地 : 〒192-0362 東京都八王子市松木設立 : 2020年5月事業内容: 翻訳絵本の出版社URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年05月17日母子手帳とともに絵本を手渡す活動を行う、一般社団法人 マタニティ期から絵本読みきかせ推進協会(略称:またよみ協会、本部:神奈川県伊勢原市)が発足がしたことをお知らせします。お腹の子に愛情を届けるための絵本【母子手帳とともに絵本を】またよみ協会が2024年5月より一般社団法人として活動を開始いたします。法人設立の大きな目標として「母子手帳とともに絵本を手渡す」ムーブメントを日本中に起こしたいと考えています。またよみ協会では任意団体として発足した2021年以降、各地での講演会、オンライン講座等でマタニティ期に絵本を読むことの意義をお伝えしてきました。内容に興味を持って、子育てを始めている保護者さんたちも受講してくれることが多く、皆さん口を揃えて「子どもが生まれる前に絵本のことをもっと知りたかった」「また子どもを授かったらお腹の中の子にも読んであげたい」と言います。どの家庭にもマタニティ期のうちに絵本を届けるには、母子手帳とともに手渡すのが確実です。マタニティ期の読みきかせの重要性、有効性を幅広く周知し、行政への提案にもつなげたいと考えています。講演会実績の豊富な団体代表の内田早苗をはじめ、絵本専門士、絵本講師、英語絵本教室の指導者などのメンバーで、幅広い知識と経験でマタニティ期から絵本のある暮らしをサポートします。マタニティ期からの手厚いサポートにより得られる信頼関係で出産後の子育てにも寄り添える団体として活動します。【胎教ではなく愛情表現】お腹の中の子に絵本を読んでいたら、産まれた後、子どもにどんないいことがあるのか?またよみ協会では、あまりそのことを重要には考えていません。むしろ「○○したら、のちにこうなる」は一旦置いて、「今、ここにいる命に愛情を届ける」手段として絵本を読んでほしいと願っています。お腹の中の子に読んでみても反応はないかもしれません。それでもお腹の中にいる子が自分たちの声を聞いているかもしれない、そのことを信じて絵本を読む。ただただ愛情が届けばそれでいい。自分たちにできる、ほんの少しのことを実際にやってみる。そんな経験を積んで少しずつ親としての自信をつけていく。子育ての第一歩は愛情表現からです。父親もマタニティ期から積極的に子育てに参加【一般企業への提案】産休・育休を取得する従業員に絵本を手渡すとともに、マタニティ絵本講座受講の機会を提供します。また、社内のパブリックスペースに絵本や子育て本の貸し出しコーナーを設けるなど、会社と家庭を繋ぐ場のご提案をします。パブリックスペースでランチタイムにマタニティ・子育て講座を受講できる仕組みを構築するサポートも展開します。【またよみ協会公認サポーター講座】各地のマタニティ期の方に向けてまたよみ協会の趣旨を伝えることができるよう、公認サポーター制度を設けました。講座を受講すれば、マタニティ期の読みきかせへのアドバイスに必要な知識を得ることができます。サポーター講座の開講は2024年9月を予定しています。【会員募集】<年間会員(個人)>1口1,200円から申し込みいただけます。5口以上の会員様は法人の発行する紙面やウェブサイトにてお名前を掲載いたします。<年間会員(法人)>1口10,000円から申し込みいただけます。またよみ協会が発行する紙面やウェブサイトにて法人名を掲載いたします。<またよみフェローシップ(個人)>月間1,000円でお申し込みいただけます。絵本や子育てについての学びや研究・調査に参加でき、さまざまな講座が受講できます。【ご入会】ホームページより 【団体概要】本部:神奈川県伊勢原市岡崎6717-7赤ちゃん絵本専門店 あかちゃんえほんや内他)多摩小金井・石川県金沢市・宮崎県宮崎市に支部代表:内田早苗 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年05月15日保育士の中田馨さんが、「絶対に読んでおいたほうがいい」おすすめの絵本について教えてくれました。子どもが大好きな絵本。なるべくたくさん絵本を読んであげたい! という親御さんも多いことでしょう。子どもの年齢別におすすめの絵本を紹介してくれているので、ぜひ、参考にしてくださいね。こんにちは! 保育士の中田馨です。今回のテーマは「絵本」。子どもとのスキンシップを図る際に、よくオススメされるのが絵本だと思います。 私のおすすめ絵本はたくさんあるのですが、今回はその中のごく一部、かなり私の好みに偏った「おすすめの絵本」をご紹介します! 絵本のススメ私、絵本が大好きなんです。何で好きなのか? と改めて考えてみました。保育士だから? というわけではないのかもしれません。絵本を目の前にすると「何だか幸せな気持ちになるな」と考えていて、ふと思い出しました。 わが家は、私が子どものときから家に絵本がたくさんありました。わが家の場合、絵本を読んでくれるのは主に父。あぐらの中に私たち子どもを座らせ、ときには文章に自作のメロディーをつけながら、おもしろおかしく読んでくれていました。そう、私が絵本が好きな理由は、父との幸せな時間があったからなのです。 絵本を読むと「言葉を育ててくれる」、「心を豊かにしてくれる」、「想像力を沸き立たせてくれる」など、いろいろと良いことがあると言われているのですが、そんな難しいことを考えながら読んでいても、大人が楽しくありません。 「どんな絵本がいいですか?」と聞かれたときに私が答えるのは「本屋さんでチラッと見て“これおもしろそう!”ってママが思う絵本でいいのよ」です。パパやママが「おもしろい!」と思える絵本だからこそ、お子さんも楽しんで読めると思います。 ぜひとも絵本を、親子のスキンシップの時間に活用してほしいなと思います。 0歳児におすすめの絵本『しましまぐるぐる(いっしょにあそぼ)』(Gakken)「いつから絵本を読み聞かせるといいの?」と聞かれると「“いつ”と言う決まりはないので“いつからでもOK”」と返事をします。0歳児の絵本を選ぶときのコツでいうと、月齢の低い赤ちゃんは、赤・黄・青・黒などのはっきりした色に注目しやすいので、その目線で選んでも良いでしょう。 私がオススメするのは『しましまぐるぐる(いっしょにあそぼ)』(Gakken)。この絵本は、赤ちゃんがじ~っと注目するんです。私の保育所では絵本の入るサイズのウォールポケットに絵本を数冊入れているのですが、自分で取りだせる月齢になると、多くの子がこの絵本を取り出して自分で開いたり、保育士に「読んで」と渡します。 読み聞かせのポイントは?月齢が低いお子さんの場合、20~30㎝くらいの位置で絵本を読むと見えやすいですよ。0歳児の絵本としてご紹介しましたが、1歳児や2歳児ももちろん楽しめる絵本です。「赤と白のぐるぐるだね」、「目が回りそう!」なんて、色の違いや感じたことを言葉にしながら、年齢によって読みわけをしてもおもしろいですよ。 参考文献:『しましまぐるぐる(いっしょにあそぼ)』柏原晃夫(絵)|Gakken 1歳児にオススメの絵本『ねないこだれだ』(福音館書店)私が一番好きな作家さんのせなけいこさんの数ある絵本の中でも、代表的な絵本ではないでしょうか。この絵本の主役は「おばけ」。この絵本は、夜になっても寝ない子をおばけの世界に連れて行くというちょっと怖いお話ですが、子どもたちが「読んでほしい」とよく言ってくる絵本でもあります。 おばけは、怖いけれど「ちょっと見てみたいかも」という存在ではないでしょうか? それは、子どもも一緒なんですね。そのちょっとしたドキドキ感を親子で体験してみてください。 お昼寝前にこの絵本を読んでほしいと子どもに言われて「寝る前におばけが出てきたら、怖がるんじゃないかな……」と心配したのですが、逆におばけが出てくる場面で「きゃあああ!!」と大喜び。テンションが上がってお昼寝前にわちゃわちゃしたことも! お子さんによっては、読むタイミングを考えなければいけないほど盛り上がる絵本でもあります。 ちなみに、この絵本は『いやだいやだの絵本』として4冊セットにもなっています。せなけいこさんの世界がお好きなら、こちらもオススメです。 参考文献:『ねないこだれだ』せなけいこ|福音館書店 2歳児にオススメの絵本『しろくまのパンツ』(ブロンズ新社)2歳になると、少し文章が長いものも楽しめるようになります。保育所の子どもたちがちょうどおむつ外しのころ。楽しいパンツのお話があるといいなと絵本を探しに行ったときに表紙を見てひとめぼれ! この絵本、表紙にしろくまさんが赤いパンツをはいていて、それを脱がすところからスタートします。絵本の中に出てくる動物さんたちのパンツはどれもこれも個性ぞろい!「わあ、おもしろいパンツだねえ」なんて子どもとお話しながら、クスクス笑って読み進められますよ。 しかけ絵本になっていて、先にパンツが見えて「だれのパンツかな?」と質問があるのですが、何度か読んでいるうちに子どもたちは覚えて「しまうま!」なんて答えるでしょう。何度読んでもその質問にワクワクして、正解を確認するページがめくられることに目を輝かせている子どもたちはかわいいものです。 ちなみに作者のtupera tuperaさんの絵本は、どれを読んでもおもしろいです。こちらも、私が一押しの作家さんです!! 参考文献:『しろくまのパンツ』tupera tupera|ブロンズ新社 実は私、絵本でちょっとした失敗をしています。わが家は子どもたちが小さいとき、寝る前に「絵本を3冊読むこと」をルーティンにしていました。息子が0歳のときからスタート。最初はそれでよかったのですが、娘が生まれて成長すると「私も3冊選ぶ!!」と選び始め、合計6冊に。 さらに、子どもの成長とともに1冊の絵本の内容もしっかりしてきて、寝る前のルーティンがだんだんつらくなってきたのです! 好きな絵本タイムのはずが、親がつらくなっては元も子もありません。経験者からの助言としては、毎日のルーティンとして絵本を読む場合は、無理のない冊数からスタートするといいかもしれませんね。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2024年05月09日物語の主人公が飛び出てきたり、絵本自体がオブジェになったり、メロディーが流れたり……ページをめくるごとにワクワクする仕掛け絵本を、モデルで絵本ソムリエのアンヌさんがピックアップ。いずれも大人も楽しめる内容なので親子でぜひ読んでみてください。ご自宅用にはもちろん、おしゃれな表紙はプレゼントにもおすすめ♡しかけがテーマの絵本 01大迫力の不思議な世界を満喫して!『不思議の国のアリス』『不思議の国のアリス』作・絵:ロバート・サブダ原作:ルイス・キャロル訳:わく はじめ(大日本絵画)対象年齢:3歳くらいから「『紙の魔術師』と呼ばれる大人気ポップアップブック作家の代表作です。表紙を一度開けば、もうそこはアリスの世界。迫力の立体感と細かな手法で、ルイス・キャロルの名作に引き込まれます。各ページの脇には、もうひとつの小さなお話のページがついていたりと、仕掛けがあらゆるところに散りばめられていて唸るほど。読み応えもあり、子どもから大人まで喜ばれるそう。贈り物にもぴったりです」しかけがテーマの絵本 02美しい春の自然を感じて『スプリング』『スプリング』作:デビッド・A・カーター訳:キタムラ マサオ(大日本絵画)対象年齢:3歳くらいから「可愛いハチドリの表紙をめくると、春が飛び出します。ハス、サクラ、ハナミズキ……。ページをめくるごとに見事に花が咲き誇り、息を呑むほど。周りではハチやトリ、カエルなどで賑わって楽しげです。はっきりした色合いなので小さいお子さんも楽しめます。描かれている生き物や植物も、正式名がひらがなで書かれていて、ちょっとした図鑑のような形式も魅力の一冊です」しかけがテーマの絵本 03マジックレンズを通すと何が見える?『イルミネイチャー 3色のマジックレンズで、180の動物をさがせ!』『イルミネイチャー 3色のマジックレンズで、180の動物をさがせ!』絵:カルノフスキー文:レイチェル・ウィリアムズ訳:小林 美幸(河出書房新社)対象年齢:9歳くらいから「付属の三色レンズで、抽象画のように見える絵を見てみると……。緑では植物が、赤では昼に活動する動物が、青では夜行性の生き物たちが、それぞれダイナミックに浮かび上がってきます。潜んでいるのは全部で180種。場所は、コンゴ盆地、アンデス山脈、セレンゲティ平原、南氷洋など、それぞれ特色の異なる10の地域です。ページをめくると詳しい解説も。絵も緻密で美しく、見応え読み応え満点のマジック絵本です」しかけがテーマの絵本 04オブジェとしても魅力的『マジック サーカス ツアー』『マジック サーカス ツアー』作・絵:ジェラール・ロ・モナコ文:ソフィー・ストラディ訳:おがわ やすこ(大日本絵画)対象年齢:3歳くらいから「青いリボンを解いて開いてみましょう。ゾウが一頭、サーカス小屋のステージに。お次はピエロがふたり、バランスとって登場です。アクロバットを披露してくれる4人組や、猛獣使いと動物たちも。じゃばら状につながる舞台は360度まで開くという驚きのアイディア。表紙と裏表紙をリボンで閉じれば、サーカス団のメリーゴーランドになるんです! 黒バックが引き立てる色彩も華やかで、 オブジェとして飾っても。さまざまな角度から覗いたり、ワクワクが止まらない魅力的な作品です」しかけがテーマの絵本 05おしゃれなカードを開いてみると?『リトル・アイ7 どうぶつ THE ANIMALS』『リトル・アイ7 どうぶつ THE ANIMALS』作:駒形克己(偕成社)対象年齢:2歳くらいから「8枚の折りたたみカードが入ったケース。草むら、鳥の世界、海の中、森、といったようにシーンごとに別れています。アリが一匹で餌を運んでいるのかな? サメが海鳥を捕まえようとしている? 何もないところに木が2本? でも、カードをゆっくり広げていくと……。たくさんの生き物が世界をつくっている! 小さいお子さんと語り合いながら、想定外の展開を楽しんでみて。はっきりした色合いも可愛い作品です」しかけがテーマの絵本 06絵本の栞がいろいろなものに変化『リボン』『リボン』作:アドリアン・パルランジュ訳:きたむら まさお(大日本絵画)対象年齢:3歳くらいから「黄色と青のコントラストが目を引く新体操アスリートの表紙。白いバトンの先には、絵本についている栞が競技用リボンに。ページをめくる度に、リボンはお皿の上のスパゲッティーになったり、ほどけた靴紐になったり、また、ネズミの尻尾やヘビの舌になることも。描かれているものに対して、自分でリボンの形を動かして、絵を完成させる参加型仕掛け絵本。シンプルなのに驚きがいっぱいで大人も感激しますよ」しかけがテーマの絵本 07美しい鳥の姿を描く『なにをしているの?』『なにをしているの?』絵・文:オリビア・コスノー紙工作:ベルナール・デュイジット(大日本絵画)対象年齢:3歳くらいから「鳥さんたちは何をしているのでしょう? ページを開き、つまみを矢印の方に引っ張ると、フクロウさんの目がきょろきょろ。目を覚ますところです。お次はメンドリ。雛がかえるところでした。そしてフラミンゴ、ペンギン、クジャクと続き……。8種類の鳥たちの特徴が花開きます。素晴らしい配色のデザインとセンスが光る仕掛けに心躍りますよ」しかけがテーマの絵本 08懐かしいメロディーを聴いて『チャイコフスキーのくるみ割り人形』『チャイコフスキーのくるみ割り人形』文:ケイティ・フリント絵:ジェシカ・コートニー・ティックル訳:中井川 玲子(大日本絵画)対象年齢:3歳くらいから「クリスマスの夜、主人公の女の子は叔父からくるみ割り人形をプレゼントされます。夜中に目を覚ますと、その人形に導かれ、幻想的な冒険に繰り出すという物語。クラッシックバレエの古典のなかでもとりわけ有名な名作です。ここでは明るく楽しげなメロディが10の場面で紹介され、10秒ほど流れるという仕掛けが。聴くには各ページの『ここを押す』を指で抑えるだけ。華やかな絵がまるで躍り出すような、クオリティの高い作品をぜひ」PROFILEアンヌさんモデル・絵本ソムリエ・JPIC読書アドバイザー。1971年東京生まれ。14歳で渡仏、パリ第8大学映画科卒。 映画、エッセイ、旅、ワインなどのコラム等の執筆を手がける。出産を期に子供の発育と絵本の読み聞かせに関心を持ち、地域での読み聞かせボランティアとしても活動してきた。息子が6歳になるまでに読んで聞かせた本は793冊1202話。現在所持する絵本は約1000冊。
2024年03月28日娘が生後6カ月ごろのこと。お昼寝も夜も、娘の寝かしつけには絵本を読んであげることが多々ありました。あお向けになった娘の脇に私は添い寝の形になり、絵本を読んで聞かせます。その読み聞かせで経験した、あわや大怪我に繋がるヒヤリなエピソードを紹介します。 読み聞かせで心地よく入眠娘は生後3カ月ごろまでは抱っこで眠ることが好きでしたが、徐々に抱っこだと不快になってきたようで、横になって添い寝をすることで安心して眠りにつくようになりました。 生後6カ月ごろになると、絵本を読み聞かせると興味を持って喜んで見てくれて、読んでいるうちに次第にウトウトするように。最終的には指しゃぶりをして気持ちよく眠るのでした。 私がウトウトしてしまい…ある日のお昼寝のとき読み聞かせをしてあげていたところ、私のほうが先に眠気がきてしまいました。ウトウトしては眠気を振り払って読んでいましたが、ついに気が遠のいてしまいました。その拍子に、持っていた絵本を落としてしまったのです。 あお向けで添い寝の状態だったので、絵本が落ちたのは私と娘の顔の上! 顔に絵本が当たった衝撃でハッと目覚めた私は、娘の目のあたりに絵本の角が当たってしまったことに気づき、大慌て! 急いで目の中が傷ついていないか確認しました。 急いで眼科へ目の中を見てみましたが、傷ついているかどうかよくわかりませんでした。娘は絵本が当たったときは少し泣いたもののすぐに泣き止み、痛がる様子もありませんでしたが、後々になって炎症を起こさないか、私は最悪のことも考えて心配になってきたのです。そこで近くの眼科に行ってみることにしました。 眼科は娘にとって初めての経験。痛い思いをさせてしまわないかと親の私のほうが不安でドキドキでしたが、診察室に入って事情を説明すると医師が「そういうこともあるよね」と笑い飛ばしてくれたので、安心して診察を受けられました。結果は特に目の中が傷ついているということもなく、薬ももらわず帰ってくることができました。 読み聞かせのとき、私は少々疲れていたのかもしれません。しかし、ついウトウト……では済まされない大事故に繋がるような出来事。私は、気を付けなければと肝に銘じたのです。眼科は私自身もあまりかかったことがなかったのでドキドキしましたが、心配なときにすぐに診てもらうことで安心できてよかったなと感じました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 著者:斎藤ますみ1児の母。保育士として働く傍ら、自身の出産・子育て経験をもとに、妊娠・出産・育児に関する記事を中心に執筆している。 イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ
2024年03月20日私が高校生の時に作った絵本がよすぎる。そうコメントを付けてX(Twitter)に投稿した、マウス・オブ・ザ・デッド(@totomo_diamond)さん。高校生の時に、美術の課題で自作した『ガイコツは幸せ』と題した絵本が話題になっています。美術の先生をはじめ、多くの人を感動させた作品をご覧ください!書籍化できるクオリティ…!海外の絵本のような色使いやデザインがされていて、マウス・オブ・ザ・デッドさんの才能が感じられますね。主人公がガイコツなので、ユーモラスな作品かと思いきや読み進めてみると、しっかりと考えさせられるストーリーになっています。車にひかれても元通りになれて、ハロウィンやメキシコでは人気者、好きなだけ食べても太らない、幸せそうなガイコツくん。しかし、その見た目により、人から不気味がられて、苦悩や葛藤を抱えるシーンもありました。奥が深く、面白いストーリー展開に、つい高校生が描いた絵本だということを忘れてしまいそうですね!投稿は拡散され、17万『いいね』と大反響。ネットでは、このようなコメントが寄せられています。・絵がうまくて、素敵なストーリーテリング。天才ですね!・出版してほしい。子供に読ませてあげたい。・「ありのままでいいんだよ」というメッセージ性を感じる。・これは名作。なんか温かみがあって好き。人との違いがその人の個性であって、持ち味なのだということを改めて考えさせられる絵本ですね。マウス・オブ・ザ・デッドさんの絵本を見て、勇気をもらった人は多かったのではないでしょうか![文・構成/grape編集部]
2024年03月04日育児をするうえで子どもとコミュニケーションがとれるアイテムの1つである絵本。これは、そんな絵本の読み聞かせをするママと子どもの様子を描いたお話です。子どもに絵本を読み聞かす際に、あえてやっていたことが思わぬ結果に……!?絵本見てるかな? 読み聞かせの最中に、子どもがどんな表情をしているのか確認したくて鏡を設置していたママ。 子どもが絵本に夢中になっているかママが鏡を確認すると、絵本ではなく鏡を見つめていました。 鏡越しに目が合いお互いにニコっと微笑み、絵本の読み聞かせを再開します。 ほかの絵本を読み聞かせているときも……。クライマックスに差し掛かり、子どもが笑っているか再び鏡で確認すると、やはり絵本ではなく鏡を見ており、子どもは絵本そっちのけでママと目が合うのを楽しんでいる様子でした。 子どもが絵本の読み聞かせを楽しんでくれているのか、どんな顔で聞いているか気になってしまいますよね。鏡を見ながら読み聞かせをするママの気持ち、よくわかります。鏡越しに話しかけたり、ママが子どもの顔を直接のぞき込んだり、向かい合わせになって読むなどさまざまな方法で読み聞かせを楽しみたいですね。著者:マンガ家・イラストレーター さぽん
2024年02月17日絵本の普及活動を行う一般財団法人 絵本未来創造機構は、サイボウズ株式会社 チームワーク総研と共同にて特別な絵本研修プログラムを、2023年11月28日・12月5日に実施いたしました。このプログラムは、絵本の持つメッセージ性や哲学的な価値と、テーマ講義、ワークショップの学びを組み合わせた、企業組織向けの新しいコンテンツです。今回のプログラムでは、「絵本が育てる~個性が輝くチームづくり、100人100通りの生き方・働き方~」というテーマで、2回にわたり開催し、70名以上の方にご参加いただきました。従来のインプット中心の研修プログラムでは、知識としての学びを増えるものの、「知っているが、現場で実践できていない」ということが課題となっておりました。そこで今回、当研修プログラムでは、絵本やカードゲーム、オフィスツアーなどを通した体感を重視し、一人ひとりが学びのテーマについて深く感じ、考え、実践する力を育むことを目的としました。参加者からは絵本を使った研修での学びの効果について、「絵本で引き出され、視野・アイディア・可能性が広がっていくことを体感できました。」「久しぶりに絵本の読み聞かせてもらって、子どものころに戻ったようなホッとした感覚になった。」「自分の知らない世界を体感し、絵本の可能性、素晴らしさを再確認しました。」など沢山の声をいただきました。また、プログラムのエンディングでは、絵本未来創造機構の新事業「えほんみらい総研」の設立の発表もあり、今後の企業研修サービスの展開などについても共有されました。集合写真1集合写真2【研修概要】当研修プログラムは、絵本やカードゲーム、オフィスツアーなど、見て学ぶ・聴いて学ぶといった体感の要素と、講義やワークショップなどの思考の要素を組み合わせた内容にて実施。学びの内容にマッチした3冊の絵本をセレクトし、絵本のメッセージから個性や強みを活かすことの大切さや、チームワークの重要性などについて、参加者一人ひとりに感じ取っていただきました。・オープニング・絵本読み聞かせ『がるるにんじゃになる』【体感】・わがままカードワークショップ【体感&思考】・絵本読み聞かせ『こまったこまった。チームワークがなくなった。』【体感】・講義「これからの時代のチームと100人100通りの生き方・働き方」【思考】・サイボウズ株式会社 オフィスツアー【体感】・ワークショップ「絵本で世界を変えよう!ワークショップ」【体感&思考】・絵本読み聞かせ『そこでええはなさかせてや』【体感】・エンディング・発表会 兼 食事会研修風景1研修風景2研修風景3【当研修内で使用した絵本のご紹介】今回の研修では、学びのテーマに合わせた以下3冊の絵本を活用しました。『がるるにんじゃになる』■出版社:リーブル出版■作・絵:ふじかわ たかこがるるにんじゃになる『こまったこまった。チームワークがなくなった。』■出版社:日労研■作 :サイボウズ チームワーク総研■監修 :和泉 純子、和田 武訓■絵 :sizutarou■訳 :Steullet Alexanderこまったこまった。チームワークがなくなった。『そこでええはなさかせてや』■出版社:リーブル出版■作・絵:はっとり ひろきそこでええはなさかせてや【えほんみらい総研の立ち上げについて】当研修プログラムを契機として、一般財団法人 絵本未来創造機構は、絵本を活用した企業研修サービスを提供する新事業「えほんみらい総研」を設立いたします。財団理念である「すべての人が輝くために、絵本を通して豊かな未来を創造する」ために、これまでの絵本講座の開催や講師養成などに加え、本事業をスタートし、絵本の価値を子どもたちだけでなく、大人の方々へも届けていきます。まずは、2024年の2月より絵本研修講師養成講座を実施し、70名を超える絵本研修講師とともに全国の企業、自治体、学校法人、保育施設へ絵本を活用した研修サービスを提供していきます。また、現在、企業研修で活用できる、物語を活用したオリジナル価値観カードゲーム「ココロ・ダイアログ」を開発しており、2024年3月より順次展開していく予定です。【主催メッセージ】■一般財団法人 絵本未来創造機構 代表理事 仲宗根 敦子シングルマザーとして二人の息子を育てながらフルタイムで働く私にとって、絵本は最高の子育てのパートナーでした。子どもの心が育つのはもちろんのこと、語彙力や表現力を育み、親子のコミュニケーションを深めてくれました。絵本には、子どもの輝く未来を願う作者の愛が詰まっています。そして、大人の中に眠っている感性を引き出し、お互いの個性や違いを理解し、新たなアイディアや解決策を生み出す源泉となります。職場での協力関係やイノベーションの土壌を育む絵本の力を企業研修にも広げていきたいと思います。仲宗根 敦子【講師メッセージ】■サイボウズ株式会社 チームワーク総研 コンサルタント 新島 泰久也従来の研修では、講師が一方的に答えに導くようなことが多いですが、今回のプログラムでは、絵本を使うことで、一人ひとりが自分なりの答えを見出していたように感じます。変化の激しいこれからの時代には、答えのある研修プログラムではなく、今回のプログラムのように、各々が感じ、考えることで腹落ちできる学びが必要であると思いました。私自身も今後、絵本研修の価値をより多くのビジネスパーソンに広げていきたいです。新島 泰久也【一般財団法人 絵本未来創造機構について】一般財団法人 絵本未来創造機構は、絵本の読み聞かせがいかに大事かを考えてきました。理事長である仲宗根 敦子が絵本の素晴らしさに気付いたことをきっかけに設立。日本だけではなく世界中で絵本講座を実施するなど、積極的に読み聞かせや講演活動を行っています。■団体概要団体名 : 一般財団法人 絵本未来創造機構代表者 : 代表理事 仲宗根 敦子事業内容 : ・絵本講座のコンテンツ開発・絵本講座の開催・EQ絵本講師(R)育成・絵本子育ての講演・絵本文化の啓蒙活動・海外での絵本講座の開催EQ絵本講師 : 約850名 ※2023年5月末時点設立 : 2020年8月28日ホームページ: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月07日ミッフィーの生みの親、絵本作家でグラフィックデザイナーのディック・ブルーナの展覧会「ブルーナ絵本展」が、2024年3月13日(水)から3月25日(月)までの期間、大丸ミュージアム<京都>にて開催される。ミッフィーの生みの親、ディック・ブルーナの絵本展ディック・ブルーナは、ミッフィーが主人公の絵本『nijntje(ちいさなうさこちゃん)』で知られるオランダの絵本作家・グラフィックデザイナーだ。1953年、絵本『de appel(りんごぼうや)』を初出版して以降、生涯で120冊を超える作品を世に送りだしてきた。「ブルーナ絵本展」は、そんなブルーナの絵本誕生70周年を記念した展覧会。ミッフィーはもちろん、ブルーナが描いた愛らしい作品の数々や、心あたたまるデザインにフォーカスした内容が見どころとなっている。たとえば会場には、冒険心いっぱいのくまの男の子「ボリス(ぼりす)」シリーズをはじめ、ブルーナの子どもたちの先生が着想源となったぶたの「ポピー(うたこさん)」、勇敢ないぬの「スナッフィー(くんくん)」など、様々な作品にも焦点を当てる。そのほか『しらゆきひめ』などのおとぎばなしシリーズにも着目し、ブルーナの絵本創作に共通するデザインワークやユーモアを紐解いていく。展覧会概要「ブルーナ絵本展」会期:2024年3月13日(水)~3月25日(月)会場:大丸京都店6階 大丸ミュージアム<京都>住所:京都府京都市下京区 四条通高倉西入立売西町79番地入場時間:10:00~18:30 (19:00 閉場)※最終日は16:30分まで (17:00 閉場)入場料:一般1,200(1,000)円、大高生800(600)円、小中学生600(500)円※未就学児無料※( )内は前売および大丸・松坂屋のクレジットカード、大丸松坂屋アプリ会員のサファイアランク、大丸松坂屋友の会カード、ブライダルサークル会員証所持者の優待料金※小学生以下の子供は保護者同伴必須 (保護者も入場券の購入が必要)※再入場不可※混雑状況によって整理券での対応になる場合あり※各種入場券や優待券所持者も時間帯によって入場できない場合あり※場内で写真撮影禁止※展示品の抵触禁止※前売券はローソンチケットのみで販売、当日券は3月13日(水)会場およびローソンチケットにて販売【問い合わせ先】大丸京都店TEL:075-211-8111 (代表)写真の無断転載を禁じますIllustrations Dick Bruna © copyright Mercis bv,1953-2024www.miffy.com
2024年02月05日3月14日(木)発売予定の「子どもりょうり絵本 ジブリの食卓 魔女の宅急便」が、ネット書店予約スタートとなった。スタジオジブリの作品から生まれた料理レシピ絵本「子どもりょうり絵本」。『アーヤと魔女』、『となりのトトロ』、『天空の城ラピュタ』に続く、シリーズ4作目となった今回は、青い屋根のおうちのおばあさんが焼く「ニシンとかぼちゃの包み焼き」、おソノさんがキキのために作った「ミルクがゆ」など、作品に登場した食べ物とその調理プロセスを紹介。さらに、「魔女のリボンスナック」「黒ねこのロリポップケーキ」「トンボのしましまゼリー」など、作品世界からイメージしたオリジナルレシピも登場している。本の特長は、スーパーで買える、身近な材料で作れること。小学生が、大人と一緒に作る設定となっており、調理プロセスは写真でこまかく解説。難易度を示すレベルマークも付いている。「子どもりょうり絵本 ジブリの食卓 魔女の宅急便」は3月14日(木)発売。(シネマカフェ編集部)■関連作品:魔女の宅急便 2014年3月1日より全国にて公開© 2014「魔女の宅急便」フィルムパートナーズ
2024年01月27日絵本・日本プロジェクト(会長:高橋小織・株式会社隆文堂 代表取締役会長)は、2021年の春より「絵本専門士が選ぶ『逢えない誰かに贈る絵本』フェア」を企画。毎春、全国の書店にフェア開催の提案をしてまいりました。コロナ禍で自粛生活が続いた2021年~2022年の春に展開した「逢えない誰かに贈る絵本」に代わり、2023年度からは「逢いたい誰かに贈る絵本」と改称し、第4回となった2024年度も同タイトルで、さらにパワーアップした企画をお届けしています。当企画では、91名の絵本専門士と、人気絵本作家のザ・キャビンカンパニーさんと柴田ケイコさんにも絵本を選定していただいています。■「絵本専門士が選ぶ『逢いたい誰かに贈る絵本』フェア」企画の背景絵本・日本プロジェクトは、2010年国民読書年に「絵本を贈り、贈られる生活文化を創造するため」に結成されました。以降、出版業界の各社で働く女性社員をプロジェクトメンバーとして、地域の書店とタイアップし、地域の子どもたちが本とふれあえるイベントを毎年開催してきました。イベントは、2020年からはコロナ禍のため中止を余儀なくされていますが、このような時だからこそ、常に“つながり”を大切にして活動してきたプロジェクトの原点に立ち返り、絵本の知識を豊富に有する全国の「絵本専門士」(*)の協力を得て、書店店頭で展開する絵本フェアを企画・提案しています。(*)「絵本専門士」は国立青少年教育振興機構が実施する養成講座を修了し、絵本専門士委員会にて認定された絵本のエキスパートです。2014年のスタートから現在まで、全国で約570名が活躍しています。■「絵本専門士が選ぶ『逢いたい誰かに贈る絵本』フェア」について第4弾となる今回のフェアには、人気絵本作家のザ・キャビンカンパニーさん、柴田ケイコさんが選書メンバーに加わり、作家のおふたりと91名の絵本専門士の皆さんがそれぞれに贈りたい大切な人をイメージして、30冊を選びました。フェア期間中は、選書者の心のこもったコメント入りPOPが店頭に掲示されます。フェアは2023年11月からすでにスタートしており、春の参考書等の商戦が始まるまで各書店の都合にあわせて自由にお取り組みいただけます。実施時期が比較的自由で、店舗にある作品とあわせて展開でき、対象が子どもたちだけではなく幅広いため、絵本を多くの方に紹介できると好評です。■概要企画名 : 「第4回 絵本専門士が選ぶ『逢いたい誰かに贈る絵本』」展開期間: 2023年11月~2024年春(バレンタイン、卒業・入学ほか、別れと出会いの季節)規模 : 選定絵本総数 30冊全国で活躍する絵本専門士91名が選んだ26冊絵本作家2組が選んだ4冊(ザ・キャビンカンパニーさん、柴田ケイコさん 各2冊)企画対象: 子どもから大人まで詳細 : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月19日