チェコスロバキア最後の女性死刑囚として、1975年3月12日に刑が執行された実在の人物を描いた映画『私、オルガ・ヘプナロヴァー』が、事件から50年を経て日本公開。この度、日本版フライヤーならびにポスタービジュアル、日本版予告映像、場面写真一式が解禁となった。1973年7月10日、チェコの首都であるプラハの中心地で、路面電車を待つ群衆の間へトラックで突っ込んだオルガ。この事故で8人が死亡、12人が負傷した。日本版ビジュアルでは、煙草を片手にトラックを運転するオルガのスチール写真に、「彼女の唯一の逃げ道は、自殺か復讐かーー」という強烈なコピーの入ったチラシが初お目見えとなる。日本版予告映像では家族との確執、いじめ、自殺未遂、そして1人の女性との出逢いなど彼女の人生の一部が映し出される。なにが彼女を凶行に駆り立てたのか。彼女自身の心情とシンクロするように、一切の同情を拒絶した本作は2010年に刊行された原作「Já, Olga Hepnarová」を元に、チェコ映画界の新鋭トマーシュ・ヴァインレプとペトル・カズダ両監督が映画化。「いつか嘲笑と私の涙を償わせる」との言葉の通り犯行に及んでしまった彼女。7年もの歳月をかけて映像化された本作は、権威ある世界三大映画祭のスタートを切る作品として上映されるや、高い評価とともにその悲劇的な物語に会場を静寂が支配したという。2017年にはカルト映画のレジェントであるジョン・ウォーターズ監督が年間ベスト映画の一作品として本作をピックアップし、世界的な注目を浴びた。大量殺人犯オルガという、社会から孤立する少女から大人への変貌を体当たりで演じ切ったのは『ゆれる人魚』『マチルダ 禁断の恋』で注目されるポーランドの若手実力派女優ミハリナ・オルシャニスカ。人種や性別、性的指向を理由にした「居場所のなさ」「人と違うこと」「いじめ」といった現在も変わらぬ問題の絶望に直面し、その内面性と身体性を生かした演技が高く評価され、本作ではチェコ・アカデミー賞主演女優賞をはじめ多くの賞に輝いた。端正な容姿でオルガを一瞬で虜にするイトカ役には、チェコのマリカ・ソポスカー。女友達のアレナ役には、『ゆれる人魚』でミハリナと姉妹役で共演したポーランドのマルタ・マズレク。ほかにも、我が子に嫌気が差している母親役にチェコの名優クララ・メリスコバ。そしてオルガの事件前に一緒に過ごすことになる、おしゃべりで酒好きな中年男ミラ役にはチェコ映画界の重鎮マルティン・ペシュラットが扮している。『私、オルガ・ヘプナロヴァー』は4月29日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:私、オルガ・ヘプナロヴァー 2023年4月29日よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて公開
2023年03月05日チェコスロバキア最後の女性死刑囚を描く映画『私、オルガ・ヘプナロヴァー』が、2023年4月29日(土)に公開される。“チェコスロバキア最後の女性死刑囚”の実話をもとに映画化映画『私、オルガ・ヘプナロヴァー』は、チェコスロバキア最後の女性死刑囚として、若干23歳にして絞首刑に処された実在の人物を描く映画。2010年に刊行された原作『Já, Olga Hepnarová』をもとに、チェコ映画界の新鋭トマーシュ・ヴァインレプとペトル・カズダ、両監督がドキュメンタリー的なリアリズムで映画化した。劇中には、家族との確執、いじめ、自殺未遂、そして一人の女性との出逢いなど、オルガの人生の一部が映し出される。「いつか嘲笑と私の涙を償わせる」との言葉の通り、大量殺人の犯行に及んでしまったオルガ・ヘプナロヴァー。なにが彼女を凶行に駆り立てたのか、オルガ自身の心情とシンクロするように、一切の同情を拒絶した視点から描写される。『ゆれる人魚』のミハリナ・オルシャニスカが主演主人公のオルガを演じるのは、映画『ゆれる人魚』のミハリナ・オルシャニスカ。人種や性別、性的指向を理由にした「居場所のなさ」「人と違うこと」「いじめ」といった問題に直面し絶望するオルガの姿を演じた姿が高く評価され、本作で多くの賞に輝いた。その他、マリカ・ソポスカー、クラーラ・メリーシコヴァー、マルチン・ペフラート、マルタ・マズレクといったキャストが集結している。■オルガ・ヘプナロヴァー…ミハリナ・オルシャニスカ1973年にプラハのトラム停留所に借り物のトラックを故意に突っ込ませ、8人を殺害したチェコの大量殺人者。捜査、裁判が進んでいく中でもオルガは一貫して自分の行為を否定せず、自身の考えを主張。弁護への強力も拒否し絞首刑に処され、チェコスロバキアで処刑された最後の女性となった。オルガが生まれた家庭は裕福であったが、父を筆頭に、父方の祖母、母方の祖母からもひどい体罰を受けていた。■イトカ…マリカ・ソポスカー端正な容姿でオルガを一瞬で虜にする。■母親…クラーラ・メリーシコヴァーオルガの母親。我が子に嫌気が差している。■ミラ…マルチン・ペフラートオルガの事件前に一緒に過ごすことになる、おしゃべりで酒好きな中年男。■アレナ…マルタ・マズレクオルガの女友達。演じるのは、『ゆれる人魚』でミハリナと姉妹役で共演したポーランドのマルタ・マズレク。7年の歳月をかけて映像化尚、映画『私、オルガ・ヘプナロヴァー』は、チェコ、ポーランド、スロバキア、フランスの資金調達により7年もの歳月をかけて映像化。2016年ベルリン国際映画祭パノラマ部門のオープニング作品を飾り、高い評価を得た他、2017年にはカルト映画のレジェンドである監督ジョン・ウォーターズが年間ベスト映画の1作品として『私、オルガ・ヘプナロヴァー』をピックアップし、注目を集めた。映画『私、オルガ・ヘプナロヴァー』あらすじ主人公のオルガ・ヘプナロヴァーは、銀行員の父と歯科医の母を持つ経済的にも恵まれた22歳。1973年7月10日、チェコの首都であるプラハの中心地で、路面電車を待つ群衆の間へトラックで突っ込む。この事故で8人が死亡、12人が負傷。犯行前、オルガは新聞社に犯行声明文を送っていた。声明文には、自身の行為は、多くの人々から受けた虐待に対する復讐であり、社会に罰を与えたのだと示されていた。両親の無関心と虐待、社会からの疎外やいじめによって心に傷を負った少女は、自らを「性的障害者」と呼び、酒とタバコに溺れ、女たちと次々に肌を重ねる。しかし、苦悩と疎外感を抱えたままの精神状態は、一層悪化。「復讐」という名の「自殺」を決行したオルガは、逮捕後も全く反省の色を見せず、75年3月12日にチェコスロバキア最後の女性死刑囚として絞首刑に処された。【詳細】映画『私、オルガ・ヘプナロヴァー』原題:Já, Olga Hepnarová公開日:2023年4月29日(土)監督・脚本:トマーシュ・ヴァインレプ、ペトル・カズダ出演:ミハリナ・オルシャニスカ、マリカ・ソポスカー、クラーラ・メリーシコヴァー、マルチン・ペフラート、マルタ・マズレク原作:ロマン・ツィーレク撮影: アダム・スィコラ編集:ヴォイチェフ・フリッチ美術:アレクサンドル・コザーク衣装:アネタ・グルニャーコヴァー日本語字幕:上條葉月字幕監修:ペトル・ホリー配給:クレプスキュール フィルム
2023年01月13日23歳でチェコスロバキア最後の女性死刑囚となった実在の人物を描いた映画『私、オルガ・ヘプナロヴァー』が4月29日(土)より劇場公開決定、併せて日本版ティーザービジュアル、ティーザー予告、メイン写真が解禁された。主演は『ゆれる人魚』『マチルダ 禁断の恋』のミハリナ・オルシャニスが務める。銀行員の父と歯科医の母を持つ経済的にも恵まれたオルガ・ヘプナロヴァーは、1973年7月10日、チェコの首都プラハの中心地で、路面電車を待つ群衆の間へトラックで突っ込んだ。この事故で8人が死亡、12人が負傷。犯行前、22歳のオルガは新聞社に犯行声明文を送った。自身の行為は、多くの人々から受けた虐待に対する復讐であり、社会に罰を与えたのだという。両親の無関心と虐待、社会からの疎外や暴力によって心に傷を負った少女は、自らを「性的障害者」と呼び、酒とタバコに溺れ、女性たちと次々に肌を重ねていくが、苦悩と疎外感を抱えたままの精神状態はヤスリで削られていくかのように一層、悪化していく…。逮捕後も全く反省の色を見せないオルガは、1975年3月12日にチェコスロバキア最後の女性死刑囚として絞首刑に処された――。2016年ベルリン国際映画祭パノラマ部門のオープニング作品を飾った本作は、2010年に刊行された原作本を基に、チェコ映画界の新鋭トマーシュ・ヴァインレプとペトル・カズダ両監督が映画化。オルガの人格や行動を擁護することも、伝記映画にありがちな感情的な演出もあえて排除し、ドキュメンタリー的なリアリズムで長編デビューを飾った。撮影監督は、イエジー・スコリモフスキ監督『エッセンシャル・キリング』(10)で名を馳せたポーランドの名手アダム・スィコラ。そして大量殺人犯オルガという、社会から孤立する少女から大人への変貌を演じ切ったのは『ゆれる人魚』(15)、『マチルダ 禁断の恋』(17)で注目されるポーランドの若手実力派ミハリナ・オルシャニスカ。人種や性別、性的指向を背景にした差別、偏見、孤独といった現在も変わらぬ問題の絶望に直面するオルガとして、その内面性と身体性を生かした演技は高く評価され、本作ではチェコ・アカデミー賞主演女優賞をはじめ多くの賞に輝いた。端正な容姿でオルガを一瞬で虜にするイトカ役には、チェコのマリカ・ソポスカー。友達のアレナ役には、『ゆれる人魚』でミハリナと姉妹役で共演したポーランドのマルタ・マズレク。ほかにも、我が子に嫌気が差している母親役にチェコの名優クララ・メリスコバ。そして、オルガの事件前に一緒に過ごすことになる、おしゃべりで酒好きな中年男ミラ役にはチェコ映画界の重鎮マルティン・ペシュラットが扮した。チェコ、ポーランド、スロバキア、フランスの資金調達により7年もの歳月をかけて映像化された本作は、権威ある世界三大映画祭のスタートを切る作品として上映されるや、高い評価とともにその悲劇的な物語により静寂が会場を支配したという。2017年にはカルト映画のレジェントであるジョン・ウォーターズ監督が年間ベスト映画の1作品として本作をピックアップし、世界的な注目を浴びた。『私、オルガ・ヘプナロヴァー』は4月29日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2023年01月09日女優のオルガ・キュリレンコが主演を務める映画『ウィッシュ・ルーム』(18)が、映像配信サービス・dTVで配信開始した。同作は、フランス・ベルギー・ルクセンブルクの合作のサスペンススリラー。ケイトとマット夫妻は、購入した新居で願ったものが何でも手に入る奇妙な隠し部屋を見つける。贅沢品を次から次へと手に入れ散々遊びつくし、部屋の秘密を探る中で過去の恐ろしい事件が明らかになる。監督・脚本は、長編アニメ映画『ルネッサンス』で注目を集めたクリスチャン・ヴォルクマン氏が担当。主演は、『007/慰めの報酬』でボンドガール・カミーユ役を好演したオルガ・キュリレンコが務め、その夫・マット役を『REVENGE リベンジ』(17)のケヴィン・ヤンセンスが演じた。
2022年08月07日「賢い医師生活」のユ・ヨンソクと世界で活躍するオルガ・キュリレンコが共演した、韓仏合同製作映画『バニシング:未解決事件』。日本公開を控え、挑戦に満ちた新たな刑事像を体現したユ・ヨンソクのインタビュー&メッセージ映像が到着した。ユ・ヨンソクがソウルの刑事ジノを、オルガ・キュリレンコがフランス出身の世界的な法医学者アリスを演じる本作。パク・チャヌク監督の『オールド・ボーイ』でのスクリーンデビュー以降、ドラマや舞台でも主要キャストを演じ、活躍のフィールドを広げ続けてきたユ・ヨンソク。映像では、初のグローバルプロジェクトとなる本作の見どころや、演じるジノや本作ならではの新たな挑戦について語っている。まず、参加のきっかけについては「ドゥニ・デルクール監督、オルガ・キュリレンコ出演の映画だと聞き、面白いプロジェクトだと思いました。当時はコロナの状況が良くありませんでしたが、海外スタッフで韓国での撮影を行うという点にも興味を魅かれました」と語る。演じる刑事ジノについては、「韓国映画での刑事と言えばワイルドなイメージですが、監督はよりスマートな刑事像を求めていました」と言う。「来韓したアリスと共同捜査を行うが、“アリスが関心を抱くような人物にしたい”という考えがあったそうで、外見も含め、従来のイメージとは違った刑事を作り上げました」とのこと。語学に精通し、若くして班を束ねるエリート刑事ジノの誕生エピソードを明かした。この映画ならではのチャレンジについては「韓国語、英語、フランス語、3か国語での演技と、ジノの趣味であるマジックです」とユ・ヨンソク。アリスとは主に英語で、ときには覚えたてのフランス語を介してコミュニケーションをするジノ。「外国語での演技はプレッシャーがあり、たくさん練習しました」と明かす。また、姪のユナを喜ばせるために勉強中の趣味、マジックについては「あまり経験がなかったので、マジシャンの方に習いながら準備しました」と語ってくれた。また、今回が初の来韓になるアリスを演じるオルガについては「以前から好きな俳優でした」と明かし、「韓国のスタッフや我々俳優ともコミュニケーションを取り、韓国料理もおいしそうに食べていたので驚きました。”これがグローバルな俳優なんだ”と感じました」と賛辞を惜しまない。撮影中はミュージカルに出演中だったユ・ヨンソクの舞台をオルガが観劇に訪れ、公演後に一緒にワインを飲んだというとっておきのエピソードも明かしてくれた。最後に日本の観客に向けて「韓国に来たことのある方は、どのように韓国が描かれているかも楽しめると思います。オルガ・キュリレンコ演じるアリスとジノのかけあいも、劇場でご確認ください。お体に気を付けて、映画を楽しんでください」と締めくくる。チャレンジに溢れた本作では、カリスマと抜け感が同居する新たな刑事像を生み出している。『バニシング:未解決事件』は5月13日(金)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バニシング:未解決事件 2022年5月13日よりシネマート新宿、シネマート心斎橋にて公開© 2021 The French Connection
2022年05月13日ユ・ヨンソク、オルガ・キュリレンコ共演の『バニシング:未解決事件』より新場面写真が解禁となった。本作はエリート刑事と法医学者がある遺体発見から巨大な陰謀と隠された闇に迫っていくアクション・サスペンス。ユ・ヨンソクがソウルの刑事ジノを、オルガ・キュリレンコがフランス出身の世界的な法医学者アリスを演じる。監督は『譜めくりの女』ドゥニ・デルクール。経験豊かな国際的スタッフとともに、ソウルが舞台となるオール韓国ロケで作り上げた。本編中、オルガ・キュリレンコが代役なしで演じきった医師としてのシーンも要注目だ。この度解禁されたのは、法医学研究所でのシーンや、事件のカギを握るキャストらの新たな場面写真。死因の特定できない遺体の報告結果を険しい表情で見つめる刑事ジノ、法医学研究所の所長とともにアリスに協力を要請し、遺体の状況を確認する姿もとらえられている。そして、アリスの通訳ミスクを演じるのはイェ・ジウォン。フランスとも所縁の深いホン・サンス監督作品でもお馴染みの彼女だが、自身もバラエティー番組でシャンソンを披露するなど、フランス愛を公言。豊かなキャリアと演技力に併せて、韓国では珍しいとされる仏語通訳者を演じる。この上ない適性があったことについて、監督は「彼女ほどの役者が見つかったことは奇跡だった。また、完璧な準備で役に挑んでくれた」と絶賛している。“運び屋”を演じるのは、「恋のスケッチ~応答せよ1988~」ではパク・ボゴム演じるテクの素朴な父親役を演じ、その演技力とギャップに注目が集まったチェ・ムソン。今回は事件の中繋ぎとして残酷な犯罪に手を染める“運び屋”に扮し、予測を上回る不気味な行動で観客を衝撃の渦へと陥れる。緊張感溢れる本編の中で、一時の癒しとして登場するのがジノの愛らしい姪、ユナ。まもなく誕生日を迎える彼女はフランス語を勉強中で、“マダムアリス”を誕生会に誘う。演じるのは『ただ悪より救いたまえ』でファン・ジョンミンの娘役を演じたパク・ソイ。抜群の演技と存在感、そしてかわいらしいフランス語にも注目してほしい。『バニシング:未解決事件』は5月13日(金)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バニシング:未解決事件 2022年5月13日よりシネマート新宿、シネマート心斎橋にて公開© 2021 The French Connection
2022年04月21日ユ・ヨンソク、オルガ・キュリレンコ共演のサスペンス『バニシング:未解決事件』より、日本版ポスタービジュアルと予告編が解禁された。本作は、Netflixオリジナルシリーズ「賢い医師生活」『ニューイヤー・ブルース』『スティール・レイン』など話題作への出演が続く、韓国で最も旬な俳優ユ・ヨンソクと、『007/慰めの報酬』、『オブリビオン』ほか、世界で活躍するオルガ・キュリレンコの共演作。ユ・ヨンソクは3か国語を操るソウル警察のエリート刑事パク・ジノを、オルガ・キュリレンコは教授として来韓した法医学者アリス・ロネを演じ、ソウル警察の刑事とフランス出身の法医学者が、大都市ソウルにうごめく巨大な闇に迫っていく姿を描く。この度、予告編と日本版のポスタービジュアルが解禁。「ジャカルタから移植用の肝臓が到着した」という緊張感溢れるセリフとともに幕を開ける予告編では、身元不明の死体が発見され、その真相に迫ろうとするソウル警察の班長、ジノが法医学者アリスの協力の元、身元特定に近づいていく姿をスリリングに映し出していく。真相をたどる彼らが見つけた「臓器売買」という衝撃的な事実。果たして、ジノとアリスに待ち受ける事件の“闇”とは…?本編への期待が膨らむ予告編となっている。ポスタービジュアルでは、ソウルの夜景を背に佇む、銃を構えた刑事ジノ(ユ・ヨンソク)と国際法医学者で教授のアリス(オルガ・キュリレンコ)の姿が切り取られた。きらびやかな街に潜む闇と、残酷な暗部に挑むさまが写し出されている。『バニシング:未解決事件』は、5月13日(金)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バニシング:未解決事件 2022年5月13日よりシネマート新宿、シネマート心斎橋にて公開© 2021 The French Connection
2022年04月08日ドゥニ・デルクール監督最新作でオルガ・キュリレンコとユ・ヨンソクが共演する『バニシング:未解決事件』が、5月13日(金)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて公開されることが決定した。舞台は韓国・ソウル。怪死事件が発生し、指紋が奪われ、体中傷だらけの状態の身元不明の遺体が発見される。刑事ジンホ(ユ・ヨンソク)は事件解決の手がかりを探るにあたり、シンポジウムのため来韓していた国際法医学者のアリス(オルガ・キュリレンコ)に協力を要請。遺体の身元が容易に特定できず、臓器が違法な手術によって抜き取られていたことを知ったふたりは、背後に蠢く組織を追い詰めるべく捜査に挑んでいくが、アリスは未だに彼女を苦しめ続けているある過去とも対峙することになる。本作は、『007 慰めの報酬』『オブリビオン』など世界で活躍するオルガ・キュリレンコ、「賢い医師生活」『ニューイヤー・ブルース』『スティール・レイン』など話題作への出演が続く、韓国で最も旬な俳優ユ・ヨンソクの共演作。またアリスの通訳ミスク役にホン・サンス監督『へウォンの恋愛日記』『ソニはご機嫌ななめ』や『色男ホ・セク』のイェ・ジウォン、「刑務所のルールブック」のチェ・ムソンと実力派俳優たちが脇を固める。監督は、『譜めくりの女』でセザール賞出品歴のあるドゥニ・デルクールが務めている。韓国では3月30日に公開予定、片時も目が離せない息を呑むアクション・サスペンスが日本上陸を果たす。『バニシング:未解決事件』は5月13日(金)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バニシング:未解決事件 2022年5月13日よりシネマート新宿、シネマート心斎橋にて公開© 2021 The French Connection
2022年03月18日『007 慰めの報酬』や『スパイ・レジェンド』『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』などで知られるオルガ・キュリレンコが肉体の限界に挑む、本格アクション大作『ザ・クーリエ』。ヒューマントラストシネマ渋谷にて開催の“未体験ゾーンの映画たち2020 延長戦”での公開を目前に、予告編とポスターが到着した。本作の主人公は、シリア政府軍の壊滅作戦に参加した元特殊部隊最強の女性兵士。戦地で兄を失ってからは表舞台から姿を消し、血塗られた過去を償うように運び屋としてひっそりと生きていたが、犯罪に巻き込まれ巨悪に戦いを挑むことに。シリア、ニューヨーク、ロンドンを舞台に、タフでハードなヒロインが活躍する本作。オルガは猛スピードのバイクアクション、格闘、銃撃戦をほぼスタントなしで挑んでいる。また、巨大犯罪組織のボス、マニングス役をアカデミー賞俳優ゲイリー・オールドマンが演じ、『ナルニア国物語』シリーズのウィリアム・モーズリー、『ラスト・クリスマス』のアミット・シャー、名優ダーモット・マローニーが共演する。また、撮影監督を『96時間』のミシェル・アブラモヴィッチが務めており、製作総指揮に『海底47m』『ザ・フォーリナー/復讐者』のウェイン・マーク・ゴッドフリーと『大脱出』シリーズのバリー・ブルッカーが名を連ねる。公開された予告編には、マニングスの殺人現場を目撃してしまった証人ニックを守る運び屋の姿が。彼女はニックを守り、自ら生き残るために過去と向き合い、再び銃を取る。究極の戦術で敵に立ち向かうオルガの熱演に注目だ。『ザ・クーリエ』は7月3日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷の“未体験ゾーンの映画たち2020 延長戦”にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年07月02日6月17日(水)のテレビ東京「午後のロードショー」枠では、『007 慰めの報酬』『ある天文学者の恋文』のオルガ・キュリレンコが主演を務めるアクションムービー『その女諜報員 アレックス』を放送する。8秒で銃を分解できるまで銃器に関する訓練を積んで出演した『007 慰めの報酬』や、ベン・アフレックと共演したテレンス・マリック監督作『トゥ・ザ・ワンダー』、トム・クルーズが地球にたったひとり残された男を演じた『オブリビオン』に、ジュゼッペ・トルナトーレ監督による『ある天文学者の恋文』といった作品で知られるオルガ・キュリレンコ演じる主人公、アレックスが国家の陰謀に巻き込まれ、襲撃者たちと壮絶な戦いを繰り広げる本作。『ミリオンダラー・ベイビー』『インビクタス/負けざる者たち』『エンド・オブ・ステイツ』などの作品で重厚な存在感をみせる名優、モーガン・フリーマンらが共演する。アレックスはかつて恋人だったケビン・フラー(コリン・モス)に誘われ、銀行強盗のチームに参加。ダイヤを首尾よく盗んだものの、メンバーの不始末で顔をさらしてしまう。彼女は手際よくそのメンバーと証拠品を始末しフラーと行動をともにする。その後、この件を依頼した人物とホテルで会うことになっていたフラーが何者かに襲撃され、アレックスは間一髪姿を隠すも、襲撃者はフラーを拷問にかけダイヤと一緒に盗んだUSBメモリのありかを聞きだそうとする。襲撃者はワシントン(ジェームズ・ピュアフォイ)と名乗る男をリーダーに、クリントン、ジェファーソンなど歴代大統領の名をコードネームにしていた。フラーは拷問の末に殺されるが、最期までアレックスのことは口にしなかった。襲撃者たちの隙をついて逃げ出したアレックスだったが、その姿を敵に見られてしまう。襲撃者たちが次に狙うのは、フラーの妻と息子だと知ったアレックスは、危険を知らせるためフラーの妻のもとに向かうというストーリー。午後のロードショー『その女諜報員 アレックス』は6月17日(水)13時35分~テレビ東京で放送。(笠緒)
2020年06月17日トム・ハンクス&リタ・ウィルソンが新型コロナウイルスに感染したことを公表してから、約2週間が経過。当初は倦怠感、風邪の症状、身体の痛みが出ていたという2人だが、トムが2人とも順調に回復に向かっていることをツイッターで報告した。「最初に症状が出てから2週間、2人ともだいぶよくなった。屋内に閉じこもっていることは効果的だ。だれにも(病気を)うつすこともないし、うつされることもないから。常識かな?しばらく時間はかかりそうだけど、お互いが助け合い、少しの快適さを我慢すれば、乗り越えられるだろう」とつづっている。トムはバズ・ラーマン監督がメガホンを取るエルヴィス・プレスリーの伝記映画でマネージャー役を演じることが決定しており、撮影準備のためにリタを伴いオーストラリア入りしていた。3月11日、現地で新型コロナウイルスに感染していることを公表。現地で借りている家に隔離されながら、ツイッターで近況を知らせていた。また、3月16日に同じく新型コロナウイルスに感染していると公表した元ボンドガールのオルガ・キュリレンコは、完全回復宣言。罹患して1週目は高熱と強い頭痛でほとんど寝たきりで、2週目は、熱は下がったものの軽い咳が出始め、倦怠感がひどかったと症状を明らかに。2週目の終わりにはすっかり治ったとのこと。まだ朝方に咳が出ることもあるが、日中は出ないという。(Hiromi Kaku)
2020年03月24日新型コロナがますますハリウッドに打撃を与えている。すでにトム・ハンクス夫妻、オルガ・キュリレンコなどの感染がわかっているが、今度はイドリス・エルバに陽性反応が出た。本人のインスタグラムでの発表で明らかになったもの。ほかには、ユニバーサル・ミュージックの会長が陽性とわかり、NBCの人気番組『Today』のスタッフ、HuluのL.A.本社内で感染者が出た。コロナの影響で撮影中止となった作品は数多くあるが、本日は新たに『マトリックス4』も加わっている。また、撮影準備中『ファンタスティック・ビースト』最新作にも、ストップがかけられた。文=猿渡由紀
2020年03月17日新型コロナウイルスに感染したことを公表するセレブが増えてきている。月曜日(現地時間)、イドリス・エルバが自身のツイッターに動画を投稿し、新型コロナウイルスの検査を受けた結果、陽性であったことを伝えた。イドリスによると、自覚症状はまったくなかったが、自分がある感染者の濃厚接触者であったことが発覚。それを知ったイドリスは速やかに自己隔離し、検査を受け、「陽性」の知らせを受けたのだという。動画ではだれと濃厚接触したかについては言及していないが、先に感染が報じられたカナダの首相夫人と今月4日にチャリティーイベントに出席していたことが明らかになっている。一緒に写真にも収まっていた。また、『007 慰めの報酬』でボンドガールを務めたオルガ・キュリレンコも同ウイルスに感染したことをインスタグラムで報告。無症状のイドリスとは異なり、オルガには症状があった。「実はここ1週間くらい具合が悪かった。熱と倦怠感が主な症状。みんなも気を付けて。それと、真剣に受け止めて」とつづった。友人のミラ・ジョヴォヴィッチが「オーマイゴッド!よくなってね。みんなで祈ってる」とお見舞いメッセージを寄せた。「Deadline」によると、ハリウッドセレブの感染者1号といわれるトム・ハンクス&リタ・ウィルソン夫妻は、オーストラリアの病院から無事退院し、現地で借りている家で自己隔離を始めたと伝えられている。(Hiromi Kaku)
2020年03月17日フランスの名優・アルバン・ルノワールや『007 慰めの報酬』のオルガ・キュリレンコが出演する映画『15ミニッツ・ウォー』。前人未聞の人質救出作戦、壮絶な実話を基に描いた本作の緊迫感溢れる予告編と場面写真が公開された。1976年、フランス最後の植民地であるジブチで発生したバスジャック事件。高い狙撃能力を持つスナイパーたちによって編成された対テロ特殊部隊・GIGNが正式に組織化される前夜に起きた「奇跡の人質救出」を映画化!監督のフレッド・グリヴォワは「スペクタクルな展開が目白押しです!彼ら精鋭射撃部隊員たちは、ほかの誰にもできない特別なミッションを遂行するんです」と本品の注目ポイントを明かしている。今回到着した場面写真では、バス内の緊迫した様子など、“極限の戦場”風景が切り取られている。また、併せて到着した予告編では、子どもたちがスクールバスに乗るごく一般的な日常が映し出された次の瞬間、テロリストたちによってバスジャックされ、一気に恐怖の映像へと変わる。犯行グループの要求により、隣国ソマリアへと向かうこととなったバスは、軍との攻防により国境手前で停車。そして生徒の身を案じ、この占拠されたバスに単身乗り込むことを決意したオルガ演じる教師・ジェーンや、犯人グループに立ち向かう5人のスナイパーたちの姿が。「もう限界だ」と痺れを切らし“全員同時に犯人を狙撃する”という、インポッシブルなミッションに挑む様子も収録されている。『15ミニッツ・ウォー』は10月11日(金)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて公開。(cinemacafe.net)
2019年07月23日世界最高峰と謳われる対テロ特殊部隊:GIGN(フランス国家憲兵隊治安介入部隊)伝説の作戦行動であり、衝撃的実話を映画化した『15ミニッツ・ウォー』(原題:L’intervention)が、10月11日(金)より日本でも公開されることが決定した。フランス最後の植民地ジブチ。軍関係者の子どもらを乗せたスクールバスが、独立派武装組織のメンバーに乗っ取られるという事件が発生。テロリストたちは、同志である政治犯の即時解放とフランスからの独立を要求し、応じない場合は子どもたちの喉を切り裂くと宣言。事態を重く見たフランス政府は、事件の早期解決のため、極秘裏に特殊制圧チームを編成し現地へ派遣することを決める。チームを指揮するジェルヴァル大尉を始め、集められたのは軍でもトップクラスの実力を持つスナイパーたち。彼らは一斉射撃によるテロリストの同時排除という前代未聞の作戦を立案。しかし、現地駐留軍、外交筋との連携がうまく行かず、膠着状態が続いてしまう。一方、生徒たちの身を案じた女性教師・ジェーンは、軍関係者の静止を振り切り、生徒たちのためにテロリストに占拠されたバスに乗り込んでゆくのだが…。本作の基となったのは、1976年のフランス最後の植民地であるジブチで発生したバスジャック事件。高い狙撃能力を持つスナイパーたちによって編成された対テロ特殊部隊・GIGNが正式に組織化される前夜に起きた「奇跡の人質救出」を映画にした。監督のフレッド・グリヴォワは「10年ほど前から、このテーマに取り組んでいました。しかし様々な事情で、別のプロジェクトを優先しなければいけなかった。長年温めていたこの企画の実現を、スタッフが後押ししてくれて映画化に至りました」と映画化には並ならぬ思いがあったようだ。また出演は、『007 慰めの報酬』『オブリビオン』などに出演する国際派女優のオルガ・キュリレンコが、テロリストに占拠されたスクールバスに乗り込むアメリカ人教師のジェーンを、チームを指揮するジェルヴァル大尉をアルバン・ルノワールが演じるほか、ヴァンサン・ペレーズ、ジョジアーヌ・バラスコらフランスの名優たちが参加している。公開決定と合わせて到着した日本版ビジュアルでは、「誰も、死なせはしない。」というキャッチコピーと、それを象徴するかのようなジェーンの鬼気迫る表情が印象的だ。加えて、『荒野の七人』の用心棒の様な出で立ちを連想させる、5人のスナイパーも登場している。子どもたち21人を乗せたバスジャック事件の行末とは?アクション映画史に残る1シーンに仕上がっているという“ラスト15分”の攻防劇に注目だ。『15ミニッツ・ウォー』は10月11日(金)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて公開。(cinemacafe.net)
2019年07月11日カンペール(CAMPER)の「オルガ(ORUGA)」シリーズより、2019年夏の新作ウィメンズ&メンズサンダルが登場。ウィメンズサンダル「オルガアップ」ウィメンズサンダルの「オルガアップ」は、今季から新登場するプラットフォームモデル。4cmの厚みのあるソールは、超軽量な「XL EXTRALIGHT」社のアウトソールにEVA素材を包み込むことで、柔軟性のある軽やかな履き心地を叶える。ナチュラルトーンのレザーや、星雲柄ウエビングテープを採用したスポーティーなストラップタイプや、バックストラップがフェミニンな雰囲気を添えるサンダルを展開する。メンズサンダル「オルガ」メンズサンダルの「オルガ」はアクティブでナチュラルなデザインが特徴的。落ち着いたカラーリングのダブルストラップサンダルは、レザーとテクニカル素材のコンビネーションで仕立てられている。ストラップは踵部分で調節が可能だ。また、踵と甲をしっかりとホールドする、宇宙的な柄のウエビングテープサンダルも用意。いずれのモデルも、アウトソールに施した垂直カットの溝により、屈曲性に優れた構造となっている。詳細カンペール 新作サンダル※発売中(2019年5月15日(水)時点)展開店舗:全国のカンペールショップ、公式オンラインショップ※一部ショップでは取扱無しの場合もあるが、取り寄せ可能。・オルガアップ〈ウィメンズ〉価格帯:16,000円+税~21,000円+税サイズ:22.5cm~25cm・オルガ〈メンズ〉価格帯:13,000円+税~21,000円+税サイズ:25.5cm~27.5cm【問い合わせ先】カンペールTEL:03-5412-1844
2019年05月18日“Mr.ビーン”として日本でも大ブレイクした、イギリスを代表するコメディアン、ローワン・アトキンソンが主人公を演じる『ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲』。この度、“ボンドガール”として一躍脚光を浴びたオルガ・キュリレンコの場面カットがシネマカフェに到着した。ジェームズ・ボンドと同じく、イギリスのスパイなのにコードネーム(007)は特になし、イーサン・ハントと異なり、どんな作戦(ミッション)も全て不可能(インポッシブル)にしてしまう、恐れを知らない&危険を知らない、そして何にも分かっていない“天災的スパイ”ジョニー・イングリッシュが、6年ぶりに活躍(?)する本作。今作には、事件の鍵を握る謎の女オフィーリア役でオルガ、イギリスの首相役でエマ・トンプソンと、“無駄に豪華過ぎる女優陣”が脇を固めているのも見どころの一つだが、今回到着したのはそのオルガ演じる謎の女の場面写真だ。グラマラスな美女はスパイ映画には欠かせないが、到着した写真では、胸元を大胆に開け大人のセクシーな魅力全開のドレスに身を包み、銃を構え鋭い視線を送る姿や、ジョニーを背後から見つめ、彼に自分の正体を明かす重要なシーン。そして、物語の終盤で近代的なスケルトンPCに向かい、緊迫した表情を見せるオフィーリアが映し出されている。一体、彼女は何者なのか?敵か味方か?謎が深まるばかり。今回の役についてオルガは、「最初、彼女はミステリアスなキャラクターなの。彼女が何者で何が目的かわからない」とその謎っぷりを説明。また、脚本のウィリアム・デイヴィスは、「ボンド映画のような世界に存在する女優を起用したいと思っていたけど、簡単にはいかなかった。他のキャラクターは全員リアルな存在だし、ジョニーの行動に対する反応も現実的である必要があったからね。ふざけた感じになってはダメなんだ。ジョニーに対してリアリティ溢れる反応が重要で、その点オルガの演技は非常に素晴らしかった」と『007/慰めの報酬』に出演したオルガはまさに適任だったと語っている。そして、「彼女は優れたコメディ女優」と話す監督のデヴィッド・カーは、「シーンによっては軽めの演技をしなければならないこともよく理解していた。とにかく、本作ではジョニーを現実的な世界に登場させることが重要だった。オルガの演技のお陰で、ローワンの行動に現実味が出たよ。何よりも彼女特有の知的なコメディセンスを発揮してくれた」と絶賛している。今回オルガが演じたオフィーリアは、物語後半までその正体が明らかにされないが、ジョニーは彼女に一目惚れし、ロマンスを体験できると思い込んでしまうのだ。その勘違いっぷりは甚だしく、本作では2人のコメディ全開のやりとりも必見だ。『ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲』は11月9日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲 2018年11月9日より全国にて公開ⓒ2018 UNIVERSAL STUDIOS
2018年10月19日シーバイクロエ(See By Chloé)の2017年秋コレクションから、新作バックパック「オルガ(OLGA)」が登場。「オルガ」はブランドロゴのメダルと2つのレザータッセル、そしてゴールドリングが特徴的なバックパック。柔らかいカウハイドレザーの質感とフェミニンな丸みのある繊細なデザインとなっている。SとMの2サイズで展開され、カラーはブラック・キャメル・グレーとどんな格好にも合わせやすいカラーバリエーションだ。また、大きなサイドポケットや取り外し可能なストラップが付いているため、機能面も充実している。【詳細】オルガ発売時期:5月下旬より順次展開中価格:Sサイズ 56,000円 / Mサイズ 67,000円取り扱い:全国のシーバイクロエ店舗【問い合わせ先】クロエ カスタマーリレーションズTEL:03-4335-1750
2017年06月02日『ニュー・シネマ・パラダイス』『鑑定士と顔のない依頼人』などで知られるジュゼッペ・トルナトーレ監督の最新作で、英国“渋メン”代表ジェレミー・アイアンズと『オブリビオン』のオルガ・キュリレンコが共演する感動ミステリー『ある天文学者の恋文』。このほど、トルナトーレ監督に絶賛されたオルガの、さまざまな表情を集めた場面写真が一挙にシネマカフェに到着した。天文学者エド(ジェレミー・アイアンズ)の突然の訃報に愕然とする、彼の教え子で恋人のエイミー(オルガ・キュリレンコ)。しかし彼女の元には、彼からの手紙や贈り物が届き続けた――。本作は、1人の天文学者が恋人に遺した“謎”をめぐる物語。アカデミー賞作曲家のエンニオ・モリコーネの心のひだに触れる優美な旋律にのせて描かれるのは、次第に明かされていくエドの本当の想いと、エイミーの過去の秘密。天文学者が仕掛けた“謎”がすべて解き明かされるとき、極上のミステリーは美しくも切ない“永遠の愛”の物語へとなっていく。今回、最愛の恋人の突然の訃報に戸惑いつつも、彼からの手紙やビデオメッセージに導かれ、彼との思い出の地を旅しながら、彼が残した本当の想いを解き明かしていくヒロイン、エイミーを演じたウクライナ出身のオルガ。2008年、『007/慰めの報酬』でボンドガールに大抜擢され、世界中にその名を知られて以来、奇才テレンス・マリック監督の『トゥ・ザ・ワンダー』ではメディアからも高く評価された。そのエキゾチックな美貌と演技力、そして6か国語を操る才媛ぶりで、映画出演が後を絶たず常に注目される存在に。今後も、テリー・ギリアム監督、アダム・ドライバー共演の『The Man Who Killed Don Quixote』(’17)の公開も控え、まさに映画界の名匠に愛される女優の1人だ。そんなオルガに対し、トルナトーレ監督も、「本作でのエイミーは難しい役柄。すべてが彼女の目線で語られ、常にスクリーンに映っているからね。キャスティングも時間をかけた。そしてオルガに出会って、まさに探していた人を見つけたと分かった」と明かし、「オルガは驚くべき魅惑的な女性だ。15歳のときにデビューして以来、ずっと内に秘めたエネルギーを持ち続けている。しかも彼女はとても賢い女性なんだよ」と賛辞を惜しまない。また、本作でオルガ演じるエイミーは、天文物理学を学ぶ学生である一方、ある理由から危険なスタントマンの仕事も引き受けるという役どころ。愛する者を失った悲しみを憂いを帯びた表情で表現する一方、カースタントや炎につつまれるシーンも演じ切っており、今回解禁となった場面写真からもその “強さ”の一端を垣間見ることができる。『ある天文学者の恋文』は9月22日(木・祝)はTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月09日かつて『007』シリーズのジェームズ・ボンド役で世界中を魅了したピアース・ブロスナンが、13年ぶりに“伝説のスパイ”となる最新作『スパイ・レジェンド』。いま、SNS上では、本作の予告編を見た映画ファンから「キャサリン・ゼタ=ジョーンズはクレジットされていないけど、出演していた?」といった書き込みが多く寄せられているという。実は、このショートボブのセクシーな女性こそ、『007/慰めの報酬』でボンド・ガールを務め、トム・クルーズ主演『オブリビオン』でも注目を集めた元スーパーモデルの女優オルガ・キュリレンコ。本作でオルガは、同一人物とは思えないほど、『007』も顔向けの七変化を見せている。かつて“ノベンバー・マン”というコードネームを持ち、活躍していた伝説のCIAエージェント、ピーター・デヴェロー(ピアース・ブロスナン)。スイスで静かな引退生活を過ごしていた彼は、かつての同僚たちが次々と殺されていることを知り、助けに向かう。だが、同僚であり愛していた女性が、CIAの手によって目の前で殺害されてしまった。自ら育てた現役最強のスパイ、メイソン(ルーク・ブレイシー)と緊迫の攻防を繰り広げながら、事件の背後にロシア大統領選挙が絡んでいることを突き止めるデヴェローだったが…。ハリウッドきっての“渋メン”、ピアースが伝説といわれた元・CIAの凄腕エージェントを演じる本作で、オルガの役どころはソーシャルワーカーのアリス役。ロシア大統領選挙のスキャンダルの鍵を握るミラ・フィリポアという女性と最後に交流があったことから、殺し屋やCIAから命を狙われているところを、ピアース扮するピーター・デヴェローに助けられるのだ。だが、デヴェローとの出会いは偶然なのか、それとも…。今回届いた写真からも分かるように、彼女がまるで別人のような変身ぶりを見せているのはなぜなのか…。予告編の最後に見せる、銃を構えた彼女の姿と「誰が味方で誰が敵なのか」というテロップも、観る者の想像をかき立てている。また、オルガが『007』では観られなかったラブシーンを演じていることにも注目。共演したピアースは、彼女について「恋に落ちてしまうのが簡単な女性だ。安らぎを感じられる女性だと思う。撮影では、とてもウマが合ったね。スクリーンに映る彼女の姿を見るのを楽しんだよ。生活の中にのぞかせるような愛おしい姿、弱い部分、官能性でカメラを釘づけにしていた。それに、彼女にはユーモアがある」と、手放しで大絶賛。セクシーなドレスに身を包み、圧倒的な美貌で妖艶に迫るシーンは必見だ。『スパイ・レジェンド』は2015年1月17日(土)より角川シネマ有楽町、ユナイテッド・シネマ豊洲ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月31日5月31日(金)より公開となる最新作『オブリビオン』のプロモーションのため、世界各国を飛び回っているトム・クルーズが、先日、ロシアのモスクワにて行われたプレミアイベントにヒロイン役のオルガ・キュリレンコとともに出席。互いに共演の印象を語った。『猿の惑星:創世記』のプロデューサー陣と『トロン:レガシー』のジョセフ・コシンスキー監督がタッグを組んだ本作は、誰もが予想していなかった未来の地球を描いたアクション・エンターテイメント。地球にたったひとり残された男を演じるトム・クルーズの相手役に、『007/慰めの報酬』でボンドガールを務めたウクライナ出身のミューズ、オルガ・キュリレンコが抜擢された。舞台は、地球はエイリアンによって攻撃を受け壊滅となった2077年。人類はほかの惑星へと移住を果たすが、ジャック(トム・クルーズ)は地球にひとり残り、高度1,000メートルの上空から地球を監視していた。ある日、ジャックは墜落した宇宙船で眠る美女・ジュリア(オルガ・キュリレンコ)を発見する。目を覚ました彼女はなぜか逢ったことのないジャックの名を口にした。断片的な記憶を辿るジャックだったが、誰もいないはずの地球で謎の男・ビーチ(モーガン・フリーマン)によって拘束される。ジュリアは何者なのか?ビーチの目的は?彼らによってジャック自身、そして地球の運命が大きく動き始める――!トムは、共演したオルガについて、「オルガとの仕事は楽しかった。彼女は本当に優れている女優だよ。僕たちは彼女を発掘できてラッキーだったと思う。彼女の役は挑戦的な役どころだし、とても強さを持った役だから、彼女はその役にさらにエレガントさを加えて演じてくれたんだ」と大絶賛。宇宙船の美女のキャラクターはすでに脚本に描かれていたが、「重要な役だったし、彼女以外に考えられなかったよ。オルガをオーディションした後、彼女のために役をロシア人という設定に変更したんだ」と、惚れ込んだことを明かした。対するオルガも「トムとの仕事はずっと夢だったの」と語り、「トムと仕事ができて最高よ。普通の人だったら、半分くらいでやることも、彼は全力でやるの。最高のパートナーだと思ったわ」と、スーパースターとの共演に感動した様子を見せていた。ひとり地球に残された男と、地球に墜落した宇宙船の美女という謎の多い役柄を演じている2人は、劇中でいったいどんな関係になっていくのか。来月の公開に向け、期待は高まるばかりだ。『オブリビオン』は5月31日(金)TOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:オブリビオン 2013年5月31日よりTOHOシネマズ 、日劇ほか全国にて公開(C) 2013 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.
2013年04月13日1986年4月26日、世界でも最も悲惨な事件が起きた。チェルノブイリ原発事故、その現場近郊の立入制限区域で撮影された初の映画『故郷よ』が先日公開を迎えた。現在もその過去は消え去ることなく、人々の教訓として、そして傷として爪痕を残す。本作でその舞台となったその事故現場からわずか3キロの場所にあるウクライナ北部のプリピチャ。同じウクライナを“故郷”とし、そこに生きた女性を演じた女優、オルガ・キュリレンコにその胸の内を語ってもらった。オルガが本作で演じたのは、結婚式当日にチェルノブイリ原発事故で夫を失った女性・アーニャ。主人公とはいえ、本作は女性監督ミハル・ボガニムの長編デビュー作。これまで『007』シリーズでボンド・ガールを務めたこともあり、そして世界的なトップ・モデルとして活躍する彼女が、なぜ無名監督の処女作にオーディションを受けてまで出演したのだろうか?オルガ自身、女優としての自負はもちろんあっただろう。だからこそ「正直ビックリしたわ(笑)」とオーディション当時をふり返る。「最初、脚本を読んで非常に詩的な脚本で魅了されたし、役に惚れこんだの。ミハルは芸術家だと思うわ。それにウクライナで起こった大惨事を扱っていたから。その事件当時、私はすでに生まれていて、小さかったけどニュースになっていたことは覚えていたの。だから、とても親近感を抱いたのよ。でも、製作側からオファーが来ることに慣れてしまっていたから、オーディションをすると言われたときは戸惑ったの(笑)。でも、私が抱いている思いを、役を通して作品に投影できると思ったの」。そんなボガニム監督のこだわりもあってか、「この役を演じなければいけないと強く感じたの」とオルガは作品への、役への思いがさらに強くなったと語る。実際に、資金集めに苦労していることを知ると、自らが製作費を集めるために奔走したほどだ。「この作品は、私にとって特別なプロジェクトで、赤ん坊のようなものなの。悲劇ではあるけど、私の国で起きた出来事がテーマになってるからね。このストーリーは語り継がれるべきなの。『このテーマは話し合われるべき?』、『この作品は上映するべきか?』と地元の人々によく聞かれたけど、毎回『もちろん』と答えていたわ。何か悪いことがあって、怖かったり後悔するようなことが起こると、話し合わずに何も起こらなかったかのように振る舞う人もいるけど、私はそれには反対なの。話し合って、実際に起きたことを人々に伝えなきゃダメなの。同じ過ちや問題を将来繰り返さないためにもね」。女優として、ウクライナ人として、ひとりの女性として、使命を胸に本作を育てたというオルガ。しかし、彼女が「惚れ込んだ」と語るその役柄は、悲劇に飲み込まれ葛藤や恐怖に苛まれる続ける女性だ。そこには“事件の傷”そのものとしての意味も孕んだ難役だった。「こういった悲劇的な大きな出来事を経験したという人を、私たち経験しなかった者が“自分だったらどうだっただろう”と考えるのは非常に難しかったわ。何故かというと、彼らの悲しみや苦しみやそのほかにも沢山の伺い知れないことによって選択肢が決まってくるからなんだと思うの。でも、私が思うにアーニャは未知のことを恐れていたんじゃないかと思うの。彼女は何かいろいろ精神的な問題を抱えていたのは明らかで、例えば人生を恐れていたりそういったことがあったのではないかと思うの。また同じようなこと(大きな悲劇)が起こるんじゃないかと恐れてしまうんだと思うわ」。そして、“ゾーン”と呼ばれる立ち入り禁止地域での撮影を敢行するなど、オルガの言葉の通り「語り継がれるべき」物語であるべく、可能な限りリアルな状況で行われた。その一つに、被爆したために髪の毛が大量に抜け落ちるというシーンがあるが、“美”を追求するモデルでもある彼女にとってはかなりの恐怖体験だったのだとか。「とってもリアルに撮影しようと、髪の毛の中にニセの毛を入れておいて、自然に髪の毛が落ちるように撮ったの。だから、手の中に抜けた毛がいっぱい落ちたりして本当にかなり恐ろしいシーンだったわ…。でも、それはスーパーモデルでも銀行員でも教師でも誰でも、非常にこのシーンというのはかなり恐ろしい瞬間だと思う」。そして、この問題は2011年に起きた東日本大震災をきっかけに、教科書に載っている海の向こうの悲劇ではなく、ここ日本でも“起こり得る”事件なのだと思い知らされた。今回の日本での公開を受けて、オルガは最後にこんな言葉でインタビューを締めくくった。「人間というのは、最後には“生きる”ことしかできないんだと思います。人生というのは先に進んでいくものなので、希望を失わずに、どうにかなる、うまくいくと信じていくしかないと思います。ただ、私に言えることと言えば、このようなことが起こらないように祈りましょう」。(text:cinemacafe.net)■関連作品:故郷よ 2013年春よりシネスイッチ銀座ほか全国にて公開
2013年02月09日