水素タブレット「SAMSARA-H」発売株式会社SAMSARA(サンサーラ)は、5月2日より新しいスタイルの水素サプリメント「SAMSARA-H」の販売を開始した。水のいらないタブレットタイプで、いつでもどこでも手軽に水素を摂取できる。今大注目の水素!水素水はよく見るけれど・・・?水素には活性酸素を除去する効果があるといわれており、この頃は特に、水素水を目にする機会も多いのではないか。しかし水素水の場合、水に含まれる水素ガスが時間とともに揮発してしまうため、短時間で水素濃度が下がってしまうことが課題だった。発想の転換!水なしで水素だけ摂取すればよいのでは?では、水素を水に溶かさなければいいのでは?そんな発想から、株式会社SAMSARAは、水素ガスを含ませた水素保有サンゴカルシウムを独自に加工。水素をタブレット化することに成功したのだ。金属製のケースは見た目もスタイリッシュ。ポーチやポケットにもすっぽり入る大きさで、通勤中やちょっとした空き時間、スポーツの合間などに手軽に水素補給が叶う。1ケース約5日分で2,000円(税抜)。販売は同社ECサイトの他、エステティックサロン、フィットネスクラブなどで行われる予定だ。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社SAMSARAプレスリリース※SAMSARA-H販売サイト
2016年05月13日2016年7月より放送開始予定のTVアニメ『魔装学園H×H (ハイブリッド・ハート)』より、メインビジュアルが公開され、メインキャスト&スタッフが発表された。久慈マサムネ氏のライトノベル(角川スニーカー文庫刊)を原作とする本作だが、TVアニメ化にあたり、監督を古川博之氏、シリーズ構成を山田靖智氏、キャラクターデザインを宮井加奈氏、アニメーション制作をプロダクションアイムズが担当。オープニングテーマは野水いおりが歌う「miele paradiso」となる。■TVアニメ『魔装学園H×H』おもなスタッフ原作:久慈マサムネ (KADOKAWA 角川スニーカー文庫刊)原作イラスト:Hisasi原作メカデザイン:黒銀、久慈マサムネ監督:古川博之シリーズ構成:山田靖智キャラクターデザイン:宮井加奈音響監督:大室正勝音響制作:ダックス音楽制作:フライングドッグアニメーション制作:プロダクションアイムズ製作:魔装学園製作委員会オープニングテーマ:野水いおり「miele paradiso」注目のキャスト陣は、飛弾傷無役を赤羽根健治、千鳥ヶ淵愛音役を影山灯、ユリシア・ファランドール役を赤﨑千夏、姫川ハユル役を長妻樹里、シルヴィア・シルクカット役を木野日菜、飛弾怜悧役を衣川里佳がそれぞれ務める。■TVアニメ『魔装学園H×H』おもなキャスト飛弾傷無:赤羽根健治千鳥ヶ淵愛音:影山灯ユリシア・ファランドール:赤﨑千夏姫川ハユル:長妻樹里シルヴィア・シルクカット:木野日菜飛弾怜悧:衣川里佳なお、3月26・27日に行われた「AnimeJapan 2016」において、本作のPVが公開されたが、4月1日より公式サイトでも公開予定となっているので、しっかりチェックしておきたい。(C)久慈マサムネ・Hisasi/魔装学園製作委員会
2016年03月31日●こだわりの設計、多彩な入力経路ソニーが2015年から展開している「h.ear」(ヒア)シリーズ。ヘッドホン「h.ear on」、イヤホン「h.ear in」がすでに発売されているが、4月16日にはワイヤレススピーカー「h.ear go」が控えている。豊富なカラバリとデザイン性が話題を呼ぶ同シリーズだが、ハイレゾ再生を強く意識した設計も気になるところ。発売前にいち早くh.ear goを試す機会をいただいたので、その使用感などをお伝えしたい。ワイヤレススピーカー市場は、一種の共生関係にあるスマートフォンの普及に伴い急拡大したが、昨年あたりから落ち着きを見せ始めたように思う。音質やデザインにこだわるだけでなく、他にない機能を盛り込まなければ訴求は難しいのではないか、と感じているのが正直なところだ。h.ear goは、その点かなり本気度の高い製品といえる。デザインそのものはオーソドックスだが、h.earシリーズのアイデンティティともいえる豊富なカラーバリエーション(5色)を用意。アクティブスピーカーとしての音響設計・基板設計を徹底しつつ、BluetoothとWi-Fiをサポートしている。35mm径のフルレンジスピーカーユニットは、高磁力ネオジウムマグネットの採用により磁気回路を強化。前面と背面に計2基設置されたパッシブラジエータは、低域の迫力とスピード感の向上を狙ったものだ。内部はL/Rチャンネルを分離した構造とし、さらにパッシブラジエータを各チャンネルに割り当て、ステレオ感の向上を図っていることもポイントだ。アンプにはフルデジタルの「S-Master HX」(最大出力12W×2ch)を搭載。PCM 192kHz/24bitのハイレゾ音源を再生できる。サンプリング周波数とビットレートをアップスケーリングし、圧縮音源の高域を補完するソニーの独自技術「DSEE HX」も搭載。非ハイレゾ音源をハイレゾ相当の音質で楽しめるという。加えて、低域を強調する「Extra Bass」、独自のデジタル信号処理により音場補正と高音質化を図る「ClearAudio+」にも対応している。●ハイレゾ聴くならUSBでh.ear goでは、楽曲を再生する経路が4系統、BluetoothとWi-Fi(DLNA)、USB、アナログ(ステレオミニ)が存在する。筆者はiPhone 6sを再生機器として利用したが、肝心なのはソニーが提供するコントローラアプリ「SongPal」を利用するという点であり、事情はAndroid端末でも変わらない。SongPalで「h.ear go」を選択すると、「このモバイル機器」「USB DAC」「Audio in」「Home Network」「ミュージック」「設定」という6つのボタンが現れる。iPhoneのサウンドライブラリ(ミュージックアプリへ転送した楽曲)を再生する場合は「このモバイル機器」を選択すると、楽曲はWi-Fi経由で直接転送される。これでDLNAでもAirPlayでもない方法でWi-Fi経由の再生が可能になるが、iPhone上に保存されたDRMなしの楽曲が対象だ。なお、「Home Network」はDLNAネットワークにおけるデジタルメディアコントローラー(DMC)であり、h.ear goをデジタルメディアサーバー(DMR)とする場合に利用する。Bluetooth再生を行う場合は、コントロールセンターから出力先としてh.ear goを選択するか、SongPalで「ミュージック」を選択する。「Google Play Music」や「Amazon Music」といったサードパーティー製アプリを使う場合は、一般的なBluetoothスピーカーと同様、コントロールセンターで出力先として指定すればいい。USB DACとしても利用できる。使い方は簡単で、背面のmicroUSBポートとPCを接続し、あとは出力先にUSB DACを指定すればOK。Mac用ハイレゾ再生ソフト「Audirvana Plus」で試したところ、最大入力384kHz(公式スペックは最大192kHz)のUSB DACとして認識されていた。iOSアプリ「ONKYO HF Player」とカメラコネクションキットを利用したハイレゾ再生も試したが、FLAC 192kHz/24bitを支障なく再生できたことを報告しておこう。●BluetoothよりWi-Fiで楽しみたい肝心の音だが、全体の傾向としては特定ジャンルに寄らないフラットな音作りを狙っているようだ。低域はこのサイズにしては量感があるほうで、クラブ系の楽曲でもないかぎりはExtra Bass機能を使う必要はないと思う。パッシブラジエーターの設計が奏功したか、低域が膨らんだりもたついたりすることもなく、曲に引き締まった印象を与えている。新素材の発泡マイカを使う35mmフルレンジユニットの効果もあるだろうが、きめ細やかで光沢ある高域は高剛性樹脂の採用など筐体設計によるところも大きそうだ。ただし、Bluetooth接続時(コーデックはAAC)とWi-Fi接続時では、だいぶ印象が変わる。Bluetooth接続でも低域の量感と解像感は一定の水準に達しているが、同じ楽曲をWi-Fi経由で再生してみると、明らかに音の情報量が違う。バスドラやベースといった低域寄りの音の輪郭が際立つとともに、高域成分が増すためかサウンドステージがぐっと広がる印象だ。コーデックにLDACを利用できる再生機器(ウォークマンやXperiaなど)があれば、より高品質な再生も可能になる。ベストはUSB接続だ。送り出し側はPCまたはスマートフォン(ハイレゾ再生が可能なもの)ということになるが、このサイズでこの価格帯のワイヤレススピーカーとはにわかに思えないグレードの音を出す。有線接続となるぶん機動性は低下するが、よりリアルな音場感・空気感を求めるのならば、ハイレゾ再生アプリとともにUSB接続を試すべきだろう。このh.ear goという製品、見どころはまだある。今回はiPhoneとの組み合わせを試したが、Androidを使えばGoogle Play MusicやAWAもWi-Fi経由で楽しめるし、PCを使えばソニーのミュージックソフト「Media Go」のThrow機能でネットワーク再生できる(Wi-Fi経由)。4時間の充電で最長12時間再生できるというパワフルなバッテリーも、ワイヤレススピーカーとして見逃せないポイントだ。"お楽しみ"もある。2016年6月以降に実施予定のファームウェアアップデートにより実現される機能だが、2台のh.ear goを用意することで、それぞれに左右チャンネルを割り当てたステレオスピーカーとして利用できるようになる。マルチチャンネル再生のリアスピーカーとして動作するモードも追加され、完全ワイヤレスのサラウンド環境が実現できるため、住宅事情でサラウンドを諦めていた層にもアピールするはず。ワイヤレススピーカーの新しい可能性という意味でも、ファームウェアップデートに期待したい。
2016年03月29日ソニーは2月18日、ノイズキャンセリング対応のBluetoothヘッドホン「h.ear on Wireless NC」と、Bluetoothイヤホン「h.ear in Wireless」を発表した。発売は3月12日で、価格はオープン。推定市場価格(税別)は、h.ear on Wireless NCが35,000円前後、h.ear in Wirelessが21,000円前後。ともに、米ラスベガスで開催された「CES 2016」に合わせて海外発表していたが、このたび日本での発売を正式にアナウンスした。○h.ear on Wireless NCh.ear on Wireless NC(型番:MDR-100ABN)は、密閉型ヘッドホン「h.ear on」に、Bluetoothとデジタルノイズキャンセリング機能を加えたモデルだ。Bluetoothのバージョンは4.0で、コーデックはSBC、AAC、apt-Xのほか、ソニー独自のLDACに対応。ノイズキャンセリング機能では、周囲の音を分析して自動でモードを選択する「フルオートAIノイズキャンセリング」を備える。このほか、圧縮音源をクリアに再生する音質補完技術「DSEE」も採用した。チタンコートドーム振動板を採用した専用ドライバー(40mm)を搭載。有線接続のh.ear onに搭載しているものとは異なるドライバーだが、同じような音傾向になるよう調整されているという。なお、付属のヘッドホンケーブル(1.2m)をつなぎ、電源をオンにした場合のみ、ハイレゾ音源の再生に対応する。そのほかの仕様は、バッテリー駆動時間が約20時間(ノイズキャンセリング機能を使用し音楽を再生した場合)、再生周波数帯域が5Hz~40kHz、有線接続時の感度が98dB(1kHz、電源オフ時)、重量が約290gとなっている。付属のヘッドホンケーブル、充電用USBケーブルのほか、キャリングケースが付属する。○h.ear in Wirelessh.ear in Wireless(型番:MDR-EX750BT)は、ハイレゾ対応イヤホン「h.ear in」をBluetooth対応にしたモデル。ノイズキャンセリング機能は備えていない。Bluetoothのバージョンは4.1。コーデックはSBC、AAC、apt-Xのほか、LDACに対応する。有線接続のh.ear inに使用しているものと同じドーム型ダイナミックドライバー(9mm)を使用。付属ヘッドホンケーブルでつなぐと自動で電源がオフになり、ハイレゾ音源の再生が可能になる。音声ガイダンス機能を搭載し、デバイスの動作状況を「Power ON」「Power OFF」などといった音声で通知する。また、ネックバンドの左側に通話用のマイクを装備。マイクには通話音声の高音質化技術「HD Voice」を投入している。そのほかの仕様は、バッテリー駆動時間が約7時間、再生周波数帯域が5Hz~40kHz、感度が105dB、重量が約38g。キャリングケースとケーブルクリップが付属する。○MUC-M2BT1また、ソニーのイヤホン「XBA-Z5」「XBA-A3」「XBA-A2」「XBA-H3」「XBA-300」に対応したネックバンド型ケーブルも同時に発売する。価格はオープンで、推定市場価格は税別19,000円前後。バッテリー駆動時間は7.5時間。重量は33g。
2016年02月18日宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業(MHI)は2月17日、X線天文衛星「ASTRO-H」を搭載したH-IIAロケット30号機の打ち上げを実施した。衛星は無事に分離し、既報のように、「ひとみ」と名付けられた。同日、打ち上げ後の記者会見が開催されたので、本レポートではその内容についてまとめてみたい。「ひとみ」(ASTRO-H)は、「はくちょう」(CORSA-b)、「てんま」(ASTRO-B)、「ぎんが」(ASTRO-C)、「あすか」(ASTRO-D)、「すざく」(ASTRO-EII)に続く日本の6機目のX線天文衛星である。観測性能が大幅に向上しており、銀河団やブラックホールなどを調べることで、宇宙の成り立ちの解明や、極限状態での物理法則の検証に挑む。現時点で、衛星の状態は正常。ロケットから分離後、太陽電池パドルの展開がすでに確認されており、順調に運用が行われている。今後は、3軸姿勢制御の確立、観測装置の立ち上げ、伸展ベンチの展開などを行っていく予定だ。なお投入軌道については、翌18日に発表があり、ほぼ計画通りの高度、傾斜角、周期であることが明らかになっている。JAXAの高橋忠幸・ASTRO-Hプロジェクトマネージャは、「長い年月をかけて作ってきたので感慨深いものがあるが、衛星はこれからが大変。いまは成功に向かって集中している」とコメント。今後始まる観測については、「新しい種類の天体が見えてくると非常に楽しい。我々が思ってもみなかったような現象が出てきて欲しい」と期待した。ひとみを打ち上げたH-IIAロケットは、これで30機中29機成功(失敗は6号機のみ)となり、成功率は96.7%まで向上。連続成功の記録もH-IIA/B両ロケットを合わせて29回まで伸ばした。今回の打ち上げは、H-IIAロケットにとっては30機目という節目。今まで日本のロケットは、N-I(7機)、N-II(8機)、H-I(9機)、H-II(7機)と、10機も続かずに廃止になることが多く、この30機というのは突出している。10日のY-1ブリーフィングでMHIの平嶋秀俊MILSET長が「正直30機も上げることは無いだろうと個人的には思っていた」と述べたほどだ。MHIの阿部直彦宇宙事業部長は、「30機まで重ねられるのは、アリアン、アトラス、デルタなどの老舗以外では、世界的にもそう多くは無い。我が国の技術力が世界的に認められる1つの指標では」と自信を見せ、「信頼性の高さを武器にしながら、世界の市場で戦っていきたい」と意気込みを述べた。またJAXAの奥村直樹理事長は、「初号機の打ち上げが2001年。30号機の達成に15年かかった。この間、携わる人も変わり、様々な環境変化もあった中で、確実に技術を伝承し、高い成功率で推移してきたことは、大変誇っていいと思う」と感想を述べた。30機まで続いたH-IIAであるが、このままでは抜本的なコストダウンが難しいため、現在、日本は新型基幹ロケット「H3」の開発を進めているところだ。H3について問われた阿部事業部長は、「H-IIAから高い信頼性を引き継がなければならない。しかしコスト的に頑張らないといけないので、変えるところを見極める必要がある」と難しさを語る。新型ロケットの運用開始当初には、トラブルが起きやすい。打ち上げ輸送サービスを途切れさせずに提供するためには、新旧ロケットの移行を慎重に行う必要がある。旧型ロケットを廃止した後、新型ロケットに何か問題が見つかれば、打ち上げがストップしてしまうからだ。先日の宇宙開発利用部会において、MHIからは、2020年度のH3試験機打ち上げ後も、H-IIA/Bの運用を継続し、2023年度に終了するという案が提出された。これについては、阿部事業部長から「2023年ころの切り替えを考えると、そろそろどのミッションをH-IIA/Bで打ち上げ、どのミッションをH3にするかということを考えないといけない。議論のベースとして提示したもので、あれで決定したというわけではない」との説明があった。H-IIAロケット30号機の現地取材記事・H-IIAロケット30号機現地取材 - 氷結層の制約を見直し、打ち上げ延期が少なくなるかも?・H-IIAロケット30号機現地取材 - 打ち上げが延期、JAXA/MHIは氷結層と強風が原因と発表・H-IIAロケット30号機現地取材 - 姿を現した30号機、打ち上げは17時45分の予定で準備が進む・H-IIAロケット30号機現地取材 - リフトオフ! 夕焼けの中の美しい打ち上げを写真と動画で報告H-IIAロケット30号機とASTRO-Hの詳細記事・MHI、X線天文衛星「ASTRO-H」を打ち上げるH-IIA 30号機を公開 - 乗り心地の改良と低コスト化に向けた飽くなき挑戦・X線天文衛星「ASTRO-H」がプレス公開 - 絶対温度0.05度を実現する冷却装置に大注目
2016年02月18日X線天文衛星「ASTRO-H」を搭載したH-IIAロケット30号機が2月17日17時45分、種子島宇宙センターより打ち上げられた。同ロケットは当初2月12日に打ち上げられる予定だったが、悪天候により延期となっていた。同ロケットは順調に飛行を続け、打ち上げから858秒後に「ASTRO-H」を分離した。「ASTRO-H」は昨年科学観測を終了した「すざく(ASTRO-EII)」の後継機にあたる。重量は2.7トンあり、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の科学衛星では最も大きい。「すざく」に比べて10~100倍暗い天体の分光観測が可能で、ブラックホールの進化の謎などの解明に貢献することが期待されている。なお、マイナビニュースでは大塚実氏による打ち上げの現地レポートを掲載する予定なので、楽しみにしていただきたい。H-IIAロケット30号機の現地取材記事・H-IIAロケット30号機現地取材 - 氷結層の制約を見直し、打ち上げ延期が少なくなるかも?・H-IIAロケット30号機現地取材 - 打ち上げが延期、JAXA/MHIは氷結層と強風が原因と発表・H-IIAロケット30号機現地取材 - 姿を現した30号機、打ち上げは17時45分の予定で準備が進むH-IIAロケット30号機とASTRO-Hの詳細記事・MHI、X線天文衛星「ASTRO-H」を打ち上げるH-IIA 30号機を公開 - 乗り心地の改良と低コスト化に向けた飽くなき挑戦・X線天文衛星「ASTRO-H」がプレス公開 - 絶対温度0.05度を実現する冷却装置に大注目
2016年02月17日三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2月10日は、X線天文衛星(ASTRO-H)を搭載したH-IIAロケット30号機の打ち上げを2月12日17時45分に実施すると発表した。ASTRO-Hは全長14m、打ち上げ時質量が2.7トンとこれまでのJAXAの科学衛星で最も大きく、搭載されている大型X線望遠鏡を用いた観測により、ブラックホールの進化のメカニズムなどが解明されることが期待されている。なお、マイナビニュースでは大塚実氏による打ち上げの現地レポートを掲載する予定なので、どうぞお楽しみに。関連記事・X線天文衛星(ASTRO-H)(ASTRO-H)について詳しくはこちら・H-IIAロケット30号機について詳しくはこちら
2016年02月10日道具やおかずなどのトレンドから、笑える事件簿まで、オナニーにまつわる気になるトピックを徹底取材。これを読めば現代女性のひとりH事情が一目瞭然!■平均ひとりH回数は週2~3回。性に対して徐々に解放的になってきている日本社会。とはいえ、“彼とどのくらいの頻度でセックスしてる?”という会話はできても、“オナニーって月に何回してる?”とはなかなか聞けないのが、大多数の女性にとっての現状ではないだろうか。果たしてみんなの平均回数はどのくらいなのか、素人女性のひとりH事情を10年以上にわたって取材してきた、三ツ矢ナミコさんに伺ってみた。「これまでに私が取材した人たちの平均回数でいうと、週に2~3回です。加えて、生理前になると回数が増える人が多いのもひとつの傾向ですね。ただ、本当に人によって千差万別。“週に20回以上は必ずします”という強者もいれば、“全く興味がないのでしません”という人もいますから、人と比べて多い、少ないと悩む必要はありません。自分がしたいと思ったときに、欲求に従ってするのがいちばんだと思いますよ」もしかすると、酔っぱらったときなどに友だちに回数を思い切って聞いてみてはどうだろうか?それぞれに違いがあることがわかり、話が盛り上がるかも…?■おかず界はAVサンプル動画が台頭!ひとりHの妄想のおともとして、いま人気なのは何か?三ツ矢さんによると「1位はネットで無料で見られる、AVのサンプル動画ですね。スマホで見られる手軽さと、本などと違い手元に残らないことが理由です」と、文明の発達とともに、おかずも進化をしている模様。その一方で、古くから根強い人気をキープし続けているのが2位のBLマンガ。「特殊なジャンルだと思われがちですが、ずっと一定数のファンを保っています。自分が参加するのではなく、男同士の絡みを覗き見ている感覚に興奮する人が多いのかもしれません」。その後には、アイドル、アニメ、好きな声優…と続いていく模様。ちなみに、海外ドラマ『SEX and the CITY』には、4人の女性が自分のおかずについて、あっけらかんと話すシーンも。そんなふうに話す日が、日本女性にも来るのだろうか。■実はセックスにも大活躍!ふたりでするひとりH。ひとりHに使うツールを調べたところ、約7割の人が“自分の手”と答えたと三ツ矢さん。「いろいろな種類のバイブや電気マッサージ器などが登場していますが、やはり変わらない人気を誇るのが手。自分で動かし方や力加減を調整できることや、安心感があること、そして手軽なことが支持層が厚い理由ではないでしょうか。ちなみに道具を使う派に関していうと、以前はローターやバイブを愛用する人が多かったのですが、最近ではディルドや電マへと人気が移り始めている傾向が見てとれます。特に電マは、主流のクリ派には持ってこいの道具であり、ドン・キホーテなどで購入できる気安さがウケているのだと思います。ただし刺激が強すぎるため、使いすぎるとイキづらくなる可能性があるので注意を。毎回使うことは避けたり、振動レベルを弱くするなど、工夫をしてください」“ひとりHは自分だけで楽しむもの”という考えを持っているあなた、実にもったいない。パートナーとのセックスにうまく取り入れることで、新たな興奮を味わえる可能性が秘められているのだ。「まず、おすすめしたいのがテレフォンセックスで、これは電話越しに言葉で相手を興奮させるなどして刺激、ふたりがそれぞれオナニーをするというもの。面と向かってはなかなか言葉にできないようなことを言う恥ずかしさがあり、さらに妄想をかき立てられるので、普段とは違う快感が得られるはず。また、上級者やセックスにマンネリを感じている人には、お互いを見つめながら、それぞれにひとりHをする“相互オナニー”がおすすめ。少々ハードルは高めですが興奮作用は絶大。もし彼のほうが“見られるのが恥ずかしい”と言う場合は、まずは自分がするところを見ていてほしいとお願いしてみるところから始めてみましょう」と三ツ矢さんがアドバイス。◇みつや・なみこ漫画家。素人女性のオナニー事情を多数取材して、作品に描く。著書に『野獣系女子のひとり・オトコ狩り』(笠倉出版社)が。※『anan』2016年2月10日号より。イラスト・中根まこと黒猫まな子文・重信 綾
2016年02月06日バンダイが展開するアクションフィギュア「S.H.MonsterArts」シリーズより、「S.H.MonsterArts ゴジラ(2001)」の予約受付が、「プレミアムバンダイ」にてスタートしている。2016年6月発送予定で、価格は8,856円(税込)。ゴジラは、1954年に公開された特撮映画『ゴジラ』に登場した架空の怪獣。最近では、『新世紀エヴァンゲリオン』で知られる庵野秀明氏を総監督に迎えた、シリーズ最新作『シン・ゴジラ』が7月29日に公開されることも話題を集めている。「S.H.MonsterArts ゴジラ(2001)」は、映画『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』(2001年)版ゴジラ(通称・GMKゴジラ)を完全新規造形にて立体化。劇中で徹底して恐怖の対象として描かれているGMKゴジラの迫力ある表情も忠実に再現するとともに、原型師・酒井ゆうじ氏の手による重量感あるフォルムを実現している。商品価格は8,856円(税込)で、「プレミアムバンダイ」の予約締切は後日アナウンス。商品の発送は、2016年6月を予定している。TM & (C)TOHO CO., LTD.
2016年01月27日バンダイが展開するアクションフィギュア「S.H.Figuarts」シリーズより、「S.H.Figuarts うずまきナルト 仙人モード」の予約受付が、「プレミアムバンダイ」にてスタートしている。2016年7月発送予定で、価格は5,940円(税込)。岸本斉史氏が手がけた『NARUTO-ナルト-』は、世界累計発行部数が2億部を突破した大ヒットコミック作品。連載終了後も、2015年に公開された劇場アニメ『BORUTO-NARUTO THE MOVIE-』がシリーズ最高成績を収めるなど話題に。さらに、シリーズの主人公・うずまきナルトの息子であるボルトを主役とした『BORUTO-ボルト-』が、2016年より『週刊少年ジャンプ』で新たに連載されることがすでに発表されている。「S.H.Figuarts うずまきナルト 仙人モード」は、妙木山での修業により"仙術"を身につけ仙人モードとなったナルトを立体化。"隈取り"がデザインされた顔パーツと、螺旋手裏剣エフェクトで仙人モードによる戦闘シーンを再現することができる。商品価格は5,940円(税込)で、「プレミアムバンダイ」の予約締切は後日アナウンス。商品の発送は、2016年7月を予定している。(C)岸本斉史 スコット/集英社・テレビ東京・ぴえろ
2016年01月26日バンダイが展開するアクションフィギュア「S.H.Figuarts」シリーズより、「S.H.Figuarts 黄金騎士 ガロ(レオン 刻印Ver.)」の予約受付が、「プレミアムバンダイ」にてスタートしている。2016年6月発送予定で、価格は6,696円(税込)。黄金騎士 ガロ(レオン 刻印Ver.)は、2014年10月より放送されたTVアニメ『牙狼〈GARO〉 -炎の刻印-』に登場した主人公の一人、レオンが変身する黄金騎士。牙狼剣を用いた攻撃のほか、マントを使った戦術でホラーたちと激闘を繰り広げた。「S.H.Figuarts 黄金騎士 ガロ(レオン 刻印Ver.)」は、特撮ドラマ版とは異なる、アニメ独特の曲線的なラインの鎧を身につけたレオンガロを立体化。最大の特徴である、先端にリングのついたマントも再現されている。S.H.Figuartsならではの可動域のほか、肩には引き出し式の関節が内蔵されており、劇中さながらのポージングが可能となっている。商品価格は6,696円(税込)で、「プレミアムバンダイ」の予約締切は後日アナウンス。商品の発送は、2016年6月を予定している。(C)2014「炎の刻印」雨宮慶太/東北新社
2016年01月26日「どうしたら、モテるようになるんだろう・・・」日々、そんな風にお悩みの方も多いのではないでしょうか?モテに必要なキーワードは、ズバリ”H”です!・・・といっても、あの”H”ではありません。早速、内容を見ていきましょう!■1.華がある「いるだけで、その場が華やかに感じられる女性がいる。話も上手で、みんな彼女と飲みたがります」(商社/28歳)「明るくて楽しそうなオーラを発している子。彼女にしたとき、誰にでも自信を持って紹介できそう」(証券/23歳)華やかで、明るいことがランクインしました!迫力のある”派手”とは違い、奥ゆかしさを備えたのが”華”ということらしいです。なかなか鋭い意見ですね。■2.品がある「下品な子は、可愛い顔してても本命の彼女候補にはならない」(学生/24歳)「彼女にするのは、貞操観念のある子がいい。品のない子は、男遊びが激しいイメージがあって、ちょっと無理かな」(飲食/20歳)次の”H”は、ズバリ品があることです。品がないと彼女候補にもならないというので、これは必須要素ですね!■3.分別がある「昔、バイト仲間と付き合ってたけど、二人だけのときと、バイト中とかみんなでいるときとを分けてくれなくて別れたことがある」(学生/22歳)「TPOをわきまえてる子が良い。いずれ結婚することを考えたら、そういう常識がある子じゃないと、親戚付き合いとかもできなさそう」(卸/30歳)3つ目は、分別があること。要するに、常識に則って行動できる女性が好まれるということ。これができないと、可愛くても一緒にいられないそうです。確かに、女性でも分別のない男性は嫌ですよね!■4.判断力がある「悩むなとは言わないけど、うじうじとネガティブに考えて判断できない子は無理。いっしょにいて疲れてしまう。社内でも、ある程度自分の軸を持って判断できる女性のほうが魅力的だと思う」(サービス/27歳)「サークル内での意見が割れたときに、みんなの意見を集約しつつ結論を出す方法をまとめた子がいて、見る目が変わった」(学生/22歳)最後の”H”は、判断力のあることでした!悩みすぎず、自分の考えを持って判断できる女性と一緒にいたいと思う男性が多いよう。但し、デザートが決められないなどのちょっとした優柔不断な姿は可愛いそうです。■おわりにいかがでしたか?意外にも、男性は女性の行動をよく見ているようです。見た目を磨くのにプラスして、男性が惹かれる4つの”H”を身につけちゃいましょう。モテモテになれること、間違いなしですよ!(下村さき/ライター)(ハウコレ編集部)(伊東亜梨沙/モデル)
2016年01月25日バンダイが展開するアクションフィギュア「S.H.Figuarts」シリーズより、2016年5月発売「S.H.Figuarts 仮面ライダースペクター」の予約受付が、全国の家電量販店、ホビーショップ、オンラインショップなどでスタートしている。価格は4,860円(税込)。仮面ライダースペクターは、毎週日曜朝8時より全国テレビ朝日系にて放送中の特撮ドラマ『仮面ライダーゴースト』に登場するもう一人の仮面ライダー。スペクターに変身する深海マコトは、妹・カノンを生き返らせるために主人公・天空寺タケル/仮面ライダーゴーストと英雄アイコンを奪い合っていたが、タケルの願いによりカノンが復活したことから、タケルたちとともに戦うことを選んだ。「S.H.Figuarts 仮面ライダースペクター」は、「S.H.Figuarts」ならではの豊富な可動域はもちろん、付属のガンガンハンドのグリップ部分である「フォアエンドコンプレッサー」や、先端の「クラッシュフィンガーズ」が可動するギミックも装備。差し替えパーツでフードを被っている状態も再現が可能となっている。また、初回特典として妹・カノンが封じ込められた眼魂と、スペクターゴースト、ツタンカーメン、ノブナガ、エジソンの眼魂全5種が付属する。(C)2015 石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映各ショップでプレミアムポイントがもらえる!?【PR】
2016年01月19日バンダイが展開するアクションフィギュア「S.H.Figuarts」シリーズより、「S.H.Figuarts バイクル」の予約受付が、「プレミアムバンダイ」にてスタートしている。2016年6月発送予定で、価格は7,020円(税込)。バイクルは、1990年より放送された特撮ドラマ『特警ウインスペクター』に登場したサポートドロイド。『特警ウインスペクター』は、勧善懲悪を目指す従来のヒーロー像とは異なり、巨大災害から人々を守る新たなヒーローの姿が描かれた。また、劇中に登場するスーパーパトカー「ファイヤースコード」やオートバイ「ウインチェイサー」などスタイリッシュなメカニックデザインも話題を呼んだ。「S.H.Figuarts バイクル」は、ドロイドながら名古屋弁を操るヒーロー・バイクルを立体化。S.H.Figuartsならではの可動域を生かして、劇中で披露した走行モードも可能に。専用武器のバイスピアに加え、ミニサポートロイド・デミタスも付属する。商品価格は7,020円(税込)で、「プレミアムバンダイ」の予約締切は後日アナウンス。商品の発送は、2016年6月を予定している。(C)東映
2016年01月15日バンダイの展開するアクションフィギュアシリーズ「S.H.Figuarts」より、「S.H.Figuarts 仮面ライダーゴースト ムサシ魂」の予約受付が、「プレミアムバンダイ」にてスタートしている。2016年8月発送予定で、価格は5,832円(税込)。2015年12月12日に公開がスタートした映画『仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス』が、2015年に公開された「スーパー戦隊」「仮面ライダー」映画のオープニング成績を更新するなど好調の「仮面ライダー」シリーズ。映画では共通の敵・眼魔を追っていた泊進ノ介/仮面ライダードライブと天空寺タケル/仮面ライダーゴーストが10年前の世界へ飛ばされてしまったことを発端にストーリーが展開され、最強の敵「ダヴィンチ眼魔」との戦いが繰り広げられる。「S.H.Figuarts 仮面ライダーゴースト ムサシ魂」は、『仮面ライダーゴースト』にてゴーストがムサシゴーストアイコンの力でゴーストチェンジした「仮面ライダーゴースト ムサシ魂」を立体化。劇中では「オレ魂」に続いて登場したフォームで、二刀流の剣技によって多くの敵を撃破してきた。同モデルでは、変身ベルト「ゴーストドライバー」にクリアパーツを用いるなどディテールを再現しており、二刀流モードのガンガンセイバーも付属する。さらに印を結ぶ手首パーツも同梱され、劇中ポーズを再現することができる。商品価格は5,832円(税込)で、「プレミアムバンダイ」の予約締め切りは後日アナウンス。商品の発送は、2016年8月を予定している。(C)2015石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映
2016年01月10日バンダイの展開するアクションフィギュアシリーズ「S.H.Figuarts」より、「S.H.Figuarts 仮面ライダーチェイサーマッハ」の予約受付が、「プレミアムバンダイ」にてスタートしている。2016年5月発送予定で、価格は5,940円(税込)。12月12日に公開がスタートした映画『仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス』が、2015年に公開された「スーパー戦隊」「仮面ライダー」映画のオープニング成績を更新するなど好調の「仮面ライダー」シリーズ。同作では『仮面ライダー ドライブ』と『仮面ライダー ゴースト』に登場するヒーローたちが集結し、共通の敵と戦う姿が描かれている。「S.H.Figuarts 仮面ライダーチェイサーマッハ」は、『仮面ライダー ドライブ』にて仮面ライダーマッハがチェイス/仮面ライダーチェイサーから託されたシグナルチェイサーによって変身した仮面ライダーチェイサーマッハを立体化。仮面ライダーマッハの白いボディをベースに、チェイサーをモチーフにしたパーツがミックスされたデザインは、"ダチ"の力を借りて変身したチェイサーマッハを象徴する姿そのものといえる。シンゴウアックス、ゼンリンシューターが付属し、劇中さながらのポージングも再現可能。なお、『仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス』ではチェイスが奇跡の復活を果たしていることも話題を呼んでいる。商品価格は5,940円(税込)で、「プレミアムバンダイ」の予約は準備数に達し次第終了。商品の発送は、2016年5月を予定している。(C)2014 石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映
2015年12月30日バンダイの展開するアクションフィギュアシリーズ「S.H.Figuarts」より、「S.H.Figuarts メイス・ウィンドゥ」が2016年5月に発売されることが発表され、その詳細が「魂web」にて公開されている。価格は5,940円(税込)。待望の最新作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が公開中のSF大作「スター・ウォーズ」シリーズ。メイス・ウィンドゥはエピソード1~3に登場するジェダイ・マスターで、紫色のライトセイバーを操る最強の剣士として劇中でも圧倒的な強さを見せた。映画では俳優のサミュエル・L・ジャクソンが演じている。「S.H.Figuarts メイス・ウィンドゥ」は、S.H.Figuartsならではの豊富な可動域を生かしたダイナミックなポージングが可能なモデルに。さらに「デジタル彩色技術」を採用し、リアルな顔の造形を実現している。顔パーツは、通常フェイスとバトルフェイスが付属する。商品価格は5,940円(税込)で、2016年5月発売予定。一般販売店の予約開始時期などは後日アナウンスされるという。(C)&TM Lucasfilm Ltd.
2015年12月18日バンダイの展開するアクションフィギュアシリーズ「S.H.Figuarts」より、2015年4月に発売された「S.H.Figuarts ダース・ベイダー」が12月18日より再販される。価格は5,940円(税込)。12月18日には最新作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の公開を控えるSF大作「スター・ウォーズ」シリーズ。本シリーズを代表するキャラクターであるシスの暗黒卿ダース・ベイダーは、同作からの「S.H.Figuarts」化第1弾として登場し、人気を博した。「S.H.Figuarts ダース・ベイダー」は、「S.H.Figuarts」シリーズの高い可動域と造形技術を活用し、約1/12スケール(約155mm)で立体化。特徴的なマントは躍動感ある動きを表現した固定モデルで、ライトセーバーはもちろん、ルークに斬られた状態を再現する交換用腕パーツも付属する。また、硬質な部分をABS、可動域が必要なスカート部は軟質素材と、劇中のイメージをよりリアルに再現するため素材を使い分け、ダース・ベイダーの決定版といえるアクションフィギュアに。さらに別売りの「S.H.Figuarts ルーク・スカイウォーカー」と合わせれば、『スター・ウォーズ Episode VI ジェダイの帰還』の対決シーンを再現できる。(C)&TM Lucasfilm Ltd.
2015年12月14日バンダイが展開するアクションフィギュアシリーズ「S.H.Figuarts」より、2016年4月発売「S.H.Figuarts カブトエクステンダー」の予約受付が、全国の家電量販店、ホビーショップ、オンラインショップなどでスタートしている。価格は5,184円(税込)。「カブトエクステンダー」は、2006年に放送された特撮TVドラマ『仮面ライダーカブト』で俳優の水嶋ヒロ演じる主人公・天道総司/仮面ライダーカブトが搭乗する専用マシン。同作は変身後に「マスクドアーマー」から「ライダーフォーム」にフォームチェンジ(キャストオフ)を行うライダーデザインや、超高速戦闘を可能にする「クロックアップ」というアイデア、さらに何かと「おばあちゃんが言っていた」から始まる名言を口にする天道のキャラクターが話題を呼んだ。「S.H.Figuarts カブトエクステンダー」は、ヘッドライト、フロントカウル、テールランプ等にクリアパーツを使用し、加えてサスペンションギミックを内蔵することで劇中のイメージを忠実に再現。別売りの「S.H.Figuats 仮面ライダーカブト ライダーフォーム」が搭乗できるように設定されており、底部のジョイントパーツで魂STAGEに接続して躍動感あふれるポージングが楽しめる。セット内容は本体に加え、魂STAGE接続用ジョイント、固定台座。(C)石森プロ・東映
2015年12月14日宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業は12月11日、X線天文衛星「ASTRO-H」を搭載したH-IIAロケット30号機を、2016年2月12日に打ち上げると発表した。打ち上げ場所は種子島宇宙センターで、打ち上げ予定時間帯は17時45分から18時30分に設定されている。また、2月12日に打ち上げができなかった場合に備え、打ち上げ予備期間として2月13日から2月29日までが確保されている。三菱重工をはじめ、各社が製造したロケット部品は、すでに種子島宇宙センターに搬入されている。これから組み立てや衛星の搭載、試験など、打ち上げまでの準備作業が続く。ASTRO-HはJAXAを中心に、国内外の研究機関や大学が共同開発した衛星で、X線という人間の目では見えない光を見て、宇宙を観測することを目的としている。たとえば超新星爆発やブラックホール、活動銀河核、銀河間の高温のプラズマといった現象は、激しく活動していることから数百万度から数億度という高い温度になっているが、こうした超高温の領域からはX線が出ている。ASTRO-Hを使ってそのX線を観測することで、これらまだ謎の多い現象について詳しく知ることができると期待されている。ASTRO-Hの全長は14m(打ち上げ後)、打ち上げ時の質量は2.7トンと、これまでJAXAが打ち上げた科学衛星の中で最も大きく、その内部には大型で高性能なX線望遠鏡が搭載されている。また機体が大きくなったことで、従来のJAXAの科学衛星と比べ、予備の部品など冗長系も十分に確保され、故障に強い衛星になっている。なお、打ち上げが成功すれば、ASTRO-Hには愛称が与えられることになっている。ASTRO-Hの詳細についてはこちらのレポートを参照○H-IIA史上最短の飛行時間、小型副衛星の放出や新技術の実証試験もH-IIAロケット30号機は打ち上げ後、太平洋上を南東の方角に飛び、離昇から14分14秒後にASTRO-Hを高度約575km、軌道傾斜角31度の円軌道に投入する。ロケットの飛行経路は先日打ち上げられた29号機に近いが、打ち上げから衛星分離まで4時間半もかかった29号機と比べ、今回は14分14秒ととても短い。これは最終的に衛星を投入する軌道が異なるためである。今月1日に実施された30号機コア機体の報道公開において、三菱重工の二村幸基(にむらこうき)氏は「29号機はH-IIAにとって最長の飛行時間だったが、今回の30号機は最短の飛行時間となっており、対照的」と語っている。また、今回はロケットの性能に余力があるため、名古屋大学の「ChubuSat-2」(質量約50kg)、三菱重工の「ChubuSat-3」(質量約52kg)、九州工業大学の「鳳龍四号」(質量約10kg)、そして米国の商業超小型衛星8機(合計で質量約65kg)の、合計11機の小型衛星も搭載される。これらはASTRO-Hがロケットから分離された後に、順に分離されることになっている。さらに、打ち上げから1時間49分30秒後には、JAXAと川崎重工が新たに開発した「低衝撃型分離部」の試験も行われる。この装置はロケットを衛星から分離するためのもので、従来は爆薬を使っていたことから分離時に衛星には大きな衝撃がかかっていた。しかしこの低衝撃型分離部は機械的に分離する仕組みを使っているため、衝撃が小さくできる。今回の試験では、実際の衛星ではなく、衛星を模した「ダミー衛星フレーム」を分離し、実際にこの装置で分離ができるのか、またその際の衝撃は設計どおり小さなものなのか、といったデータが取られることになっている。今回の試験の成果などを踏まえ、いずれ実際の衛星の分離で使われることが計画されている。H-IIA30号機のコア機体の詳細についてはこちらのレポートを参照参考・JAXA | H-IIAロケット30号機によるX線天文衛星(ASTRO-H)の打上げについて・平成27年度 ロケット打上げ計画書X線天文衛星(ASTRO-H)/小型副衛星/H-IIAロケット30号機(H-IIA・F30)PDF
2015年12月11日バンダイの展開するフィギュアシリーズ「S.H.Figuarts」より、2016年4月発売予定「S.H.Figuarts ピカチュウ」の予約受付が、全国の家電量販店、ホビーショップ、オンラインショップなどでスタートしている。価格は3,780円(税込)。人気ゲームソフト『ポケットモンスター』に登場するピカチュウは、アニメ『ポケットモンスター』シリーズでは主人公・サトシのパートナーとして活躍する、作品を代表するポケモン。2014年に発売されたニンテンドー3DS用ソフト『ポケットモンスターオメガルビー/アルファサファイア』では「おきがえピカチュウ」としてさまざまなコスチュームに身を包んだ姿を披露し、新たな魅力を発揮した。「S.H.Figuarts」や「D-Arts」では、ミュウツー、リザードン、フシギバナ、カメックス、ルカリオといった人気ポケモンたちが立体化されてきたが、同シリーズでのピカチュウの立体化はこれが初となる。「S.H.Figuarts ピカチュウ」は、丸みのあるボディを活用した可動機構により多彩なポージングが再現可能なモデルに。今までにもさまざまな形で立体化されてきたキャラクターながら、今回は「S.H.Figuarts」ならではの可動ギミックを備えており、愛らしい"お座り"のポーズも無理なく再現可能に。交換用表情パーツも2種付属し、表情豊かなピカチュウのかわいらしさを引き出したアイテムとなっている。全高は約100mmで、セット内容は本体に加え、交換用手首(左右)、交換用表情パーツ2種。(C)Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR KikakucPokemon各ショップでプレミアムポイントがもらえる!?【PR】
2015年12月04日バンダイが展開するアクションフィギュアシリーズ「S.H.Figuarts」より、「S.H.Figuarts 仮面ライダーゴースト オレ魂」の予約受付が、全国の家電量販店、ホビーショップ、オンラインショップなどで12月1日よりスタートする。2016年4月の発売予定で、価格は4,860円(税込)。「仮面ライダーゴースト オレ魂」は、10月よりテレビ朝日系で放送がスタートした特撮TVドラマ『仮面ライダーゴースト』に登場する仮面ライダーゴーストの基本フォーム。物語では「眼魔(がんま)」と呼ばれる怪人に立ち向かった少年・天空寺タケルが命を落とし、仙人の不思議な力によって仮面ライダーゴーストとなり、眼魂(アイコン)をめぐる戦いに身を投じていく。「S.H.Figuarts 仮面ライダーゴースト オレ魂」は、「S.H.Figuarts」の豊富な可動域を生かしたポージングはもちろん、胸部やベルトにクリアパーツを使用し劇中の印象を忠実に再現。基本武器であるガンガンセイバーが付属し、パーツ組み換えでソードモードからガンモードへの変形が可能に。さらに、ゴーストの特徴であるフードを被った状態もパーツ差し替えで再現可能となっている。また、劇中に登場するゴーストの相棒である「ユルセン」が初回特典として付属し、専用の台座も同梱される。(C)2015 石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映
2015年11月30日H-IIAロケット29号機の現地レポート・H-IIAロケット29号機現地取材 - "高度化初号機"の打ち上げを現地からレポート! 今回の注目点は?・H-IIAロケット29号機現地取材 - 打ち上げ前のY-1ブリーフィングが開催、気になる天候は?・H-IIAロケット29号機現地取材 - 機体移動が完了、高度化H-IIAロケットがついに姿を現す!・H-IIAロケット29号機現地取材 - リフトオフ! 快晴の打ち上げを写真と動画で振り返る宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業(MHI)は11月24日、種子島宇宙センターで記者会見を開催し、同日打ち上げたH-IIAロケット29号機の結果について報告した。詳細なデータの解析は今後となるものの、ロケットは計画通りに飛行し、打ち上げの4時間27分後に衛星を正常に分離したことが確認されている。H-IIAロケットはこれで29機中28機の成功となり、成功率は96.6%に上昇。連続成功の記録は23機連続まで伸びた。今回、警戒区域内への船舶の進入があったため、打ち上げが27分遅れてしまったものの、それ以外には全く問題なく、JAXA/MHIがアピールする「信頼性の高さ」「オンタイム打ち上げ率の高さ」を改めて示した形になった。初の商業衛星の打ち上げとなったMHIにとって、順調な出だしを切れた意義は大きい。MHIの阿部直彦・宇宙事業部長は「これは非常に大きな一歩」とコメント。「今回の顧客であるカナダTelesatは世界ビッグ4の大手オペレータ。衛星を製造したAirbus Defence and Spaceもメジャーなメーカーだ。日本のロケットがグローバルなスタンダードに対応できることを世界に示すことが出来た」と述べる。とはいえ、これはようやく第一歩を踏み出したに過ぎない。商業打ち上げ市場で大きなシェアを占める欧州のアリアン5や、価格破壊を進める米国のファルコン9など、強力なライバルは多い。世界のマーケットに食い込むことができるかどうか、まだ決して楽観できるような状態ではない。今回の打ち上げは、高度化H-IIAの技術実証ということでJAXAが一部費用を負担しており、"正規価格"で戦っていけるのかは未知数だ。だが、それでも理想的な形でその一歩を踏み出せたこともまた事実。阿部氏は「高度化なくして静止衛星の打ち上げ市場には参入できなかった。今回実証できたので、自信を持って市場に入っていける。いま進めている商談にとっても、大きな味方になるだろう」と評価した。価格の高さという大きな問題は依然としてあるものの、1つ1つ実績を重ねて、衛星オペレータや衛星メーカーからの評価を上げていくしかない。今回、記者会見にはTelesatやAirbusの関係者は見当たらなかったのだが、Telesatは同日のプレスリリースで、MHIに対する感謝を表明。阿部氏は「種子島は地元の人のもてなしが非常に厚い。来日した海外スタッフの歓迎会も開催してもらい、非常に喜んで帰っていただいた。そうした面もこれから伝わっていけば」と期待した。また今回の打ち上げの注目ポイントである高度化について、詳細については今後の解析待ちとなるが、長時間飛行(ロングコースト)における推進剤の蒸発への対策や、推力を60%に抑えたスロットリングによる再々着火などは、ほぼ想定通り機能したとみられている。JAXAの川上道生・基幹ロケット高度化プロジェクトマネージャは「正直ほっとしている」と安堵の表情を見せ、プロジェクトを支えたメンバーをねぎらった。今後、高度化仕様はH-IIAロケットのオプションの1つとして提供される見通しで、顧客によっては、従来通りのノーマル仕様を選ぶことも可能とのこと。それは高度化によるコストアップがあるためだが、ただMHIの二村幸基・打上執行責任者によれば、その金額は「さほど大きなものではない」ということだ。なお高度化プロジェクトで開発したロングコースト技術については、今回のような静止衛星の打ち上げ以外にも応用が期待される。まだ決まった計画は特に無いものの、たとえば主衛星と副衛星(相乗り衛星)を異なる軌道へ投入するようなことが可能だという。これにより、相乗り相手をより柔軟に選ぶことができるようになるわけだ。
2015年11月25日バンダイが展開するアクションフィギュアシリーズ「S.H.Figuarts」より、「S.H.Figuarts ロード・バロン」の予約受付が、「プレミアムバンダイ」にてスタートしている。2016年6月発送予定で、価格は6,480円(税込)。「ロード・バロン」は、2013年10月から放送された特撮ドラマ『仮面ライダー鎧武』に登場した仮面ライダーバロン/駆紋戒斗がオーバーロードに進化した姿。ダンス集団「チームバロン」のリーダーである戒斗は、力のためには手段を選ばない冷徹さを見せる一方で、強さを認めた相手には敬意をもって接し、仲間も大切にするなど情に厚い面も持ち合わせる。力を得るために自らヘルヘイムの実に手を出しオーバーロードとなったが、巨大企業ユグドラシル・コーポレーション関係者をはじめとする大人たちの思惑に左右されながらも、自分の信念を貫き続ける姿は大きな共感を呼んだ。「S.H.Figuarts ロード・バロン」は、「S.H.Figuarts」ならではの豊富な可動域で劇中さながらのポージングが可能に。さらに付属する大剣・グロンバリャムは破損したバージョンも用意されており、鎧武との激闘も再現できる。商品価格は6,480円(税込)で、「プレミアムバンダイ」の予約締切は後日商品ページにてアナウンス。商品の発送は2016年6月を予定している。(C)2013 石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映
2015年11月22日マスタードシードは13日、ASRock製マザーボードの新モデルとして、チップセットにIntel H110を搭載したMini-ITXマザーボード「H110M-ITX」を発表した。21日に発売する。店頭予想価格は税別11,200円前後。同社のMini-ITXマザーボード「H110M-ITX/D3」のDDR4メモリ対応モデル。SRock独自の「Super Alloy Technology」高い信頼性と安定性を実現するという。電源フェーズ数は5、サウンド回路にELNA製オーディオコンデンサを採用する。
2015年11月13日バンダイの展開するフィギュアシリーズ「S.H.Figuarts」より、「S.H.Figuarts 南ことり(僕らは今のなかで)」の予約受付が、「プレミアムバンダイ」にてスタートしている。2016年6月の発送予定で、価格は4,860円(税込)。南ことりは、「みんなで叶える物語」をキーワードにオールメディアで展開するスクールアイドルプロジェクト『ラブライブ!』に登場するキャラクターで、スクールアイドルグループ「μ’s(ミューズ)」に所属。全メンバー9人のうち、高坂穂乃果ら8人はすでに「僕らは今のなかで」バージョンで「S.H.Figuarts」化が発表されており、ことりの商品化によって「μ’s」全員がそろったことになる。「S.H.Figuarts 南ことり(僕らは今のなかで)」は、南ことりをTVアニメシリーズ第1期のオープニング曲「僕らは今のなかで」の衣装で立体化。それぞれに豊富な交換用表情、手首パーツが付属するほか、幼なじみである穂乃果と海未をそれぞれ立体化した「S.H.Figuarts 高坂穂乃果(僕らは今のなかで)」「S.H.Figuarts 園田海未(僕らは今のなかで)」に付属する背景シートと組み合わせることで「僕らは今のなかで」のステージを再現できる。商品価格は4,860円(税込)で、「プレミアムバンダイ」の予約締切は後日商品ページにてアナウンス。商品の発送は2016年6月を予定している。『ラブライブ!』は、2013年1月よりTVアニメ第1期、2014年4月より第2期が放送され、6月に公開された劇場アニメ『ラブライブ! The School Idol Movie』では観客動員数が150万人を突破するなど大きな話題を呼んだ。(C)2013 プロジェクトラブライブ!
2015年11月12日2015年11月24日の打ち上げに向け、鹿児島県種子島にある種子島宇宙センターで現在、H-IIAロケット29号機の打ち上げ準備が着実に進んでいる。H-IIAの打ち上げは今回で29機目となる。一昔前と比べると、ずいぶん早いペースで打ち上げが続いており、少しずつではあるが、H-IIAの姿が日常の光景となりつつある。しかし今度のH-IIAは、今までのH-IIAとは一味も、あるいは二味も違う。外見からはあまり目立たないが、しかし実はとても大きな、「高度化」と呼ばれる改良が加えられている。○H-IIAが抱えていた問題H-IIAロケットは宇宙航空研究開発機構(JAXA、当時は前身の宇宙開発事業団)と三菱重工業が開発したロケットで、2001年に初めて打ち上げられた。それ以来、探査機「はやぶさ2」、「あかつき」や、東日本大震災のときに被災地を観測した「だいち」、そして今日や明日の天気予報にとって欠かせないデータを提供する「ひまわり8号」といった、数多くの人工衛星を打ち上げてきた。H-IIAの打ち上げ数は、2015年10月の時点で28機にもなる。これは日本で開発されたロケットの中では最も多い数だが、ほぼ同時期に登場した他国のロケットと比べると少ない。米国やロシア、中国などは、同じロケットを1か月のうちに2機、3機も打ち上げたりしている。H-IIAが打ち上げた衛星の多くは、政府や省庁、JAXAが運用する、いわゆる「官需」の衛星で、一方で国内外の民間企業が運用する衛星の打ち上げは、今回の29号機の積み荷であるテルスター12ヴァンテージの打ち上げを受注するまで、ほとんどゼロだった。H-IIAを運用する三菱重工は世界に向けて売り込んではいたが、いつも世界の他のロケットに奪われ続けていたのだ。人工衛星を使った商売をしている民間企業はいろいろあるが、市場として最も大きいのは、人工衛星を使った通信を事業として行っている会社である。人工衛星は宇宙にあるから、地球の裏側で起きていることでも、衛星を中継することで、世界中どこへでも映像や音声を伝えることができる。皆さんの中にも、衛星放送でドラマやスポーツ中継などを楽しんでおられる方は多いかもしれない。こうした通信衛星が多く打ち上げられる軌道を「静止軌道」、またその軌道に乗る人工衛星のことを「静止衛星」と呼ぶ。そしてこの静止衛星の打ち上げ能力において、H-IIAは他のロケットと比べて大きな格差を抱えていた。○H-IIAは静止衛星の打ち上げが苦手だった静止軌道は、地球の赤道の上空約3万5800kmのところにある。人工衛星というと、地球のまわりをものすごい速さで回っているというイメージがあるが、上空約3万5800kmだと、この速さがちょうど、地球が自転する速度と同じになる。すると、地球から衛星を、あるいは衛星から地球を見ると、相手が止まっているように見えることから、"静止"軌道と呼ばれている。相手が静止している(ように見える)ということは、衛星から通信や放送の電波を発信するときや、逆に地球で受信するときに、アンテナを動かさなくても良いため、通信がしやすくなることから、通信衛星の大半はこの静止軌道を利用している。この静止軌道に向け、ロケットで衛星を打ち上げるのはとても難しい。たとえば赤道上からロケットを真東に打ち上げたとすると、静止軌道と同じ傾きの軌道に衛星を入れることができる。あとは高度だけ合わせれば良いので、ロケットの負担も小さく、またロケットから分離されたあとの衛星の負担も小さくできる。ただ、それができるのは、赤道に近い南米のギアナにロケット発射場をもつ欧州ぐらいである。ギアナはかつてフランスの植民地で、現在もフランス領であるため、この地にロケットの打ち上げ場をもつことができている。しかし、日本や米国、ロシアの場合は、ロケット発射場が赤道よりも北にしかないため、そのまま打ち上げても、赤道から大きく傾いた軌道にしか衛星を入れることができない。そのため、高度だけでなく、その傾きを静止軌道に合わせるため、欧州のロケットに比べて余計にエンジンを噴射しなければならない。そこでロシアや米国のロケットは、ロケットの能力を上げることで、従来は衛星側が負担していたエンジン噴射の一部、場合によってはほとんどすべてを肩代わりすることで、衛星側の負担を軽くするということが行われている。最近では中国も同じ能力を手に入れている。しかしH-IIAは、ロケット発射場が北緯約30度の種子島にしかない上に、ロシアや米国のロケットのように、衛星の負担を肩代わりできるほどの能力はなかった。そのため、欧州のロケットはもちろん、米国やロシアのロケットで打ち上げたときと比べても、より多くの負担を衛星に強いることになっていた。その結果、たとえば他のロケットで打ち上げることを前提に造られた衛星は、H-IIAでは打ち上げられないということもあった。また、H-IIAで打ち上げるために造られた衛星は、他のロケットに合わせた場合よりも若干割高になってしまう。このことが、国内外の衛星通信会社から衛星の打ち上げを受注しようとした場合に、H-IIAにとって大きな足枷となっていたのである。○高度化でロケットはより長く飛ばせるようにこの格差を埋め、H-IIAでも他のロケットと同じ条件の軌道まで衛星を運ぶことができるようにするために、JAXAと三菱重工は2011年度から「高度化」と呼ばれる改良開発を始めた。この高度化では、主に第2段機体に大きく手が加えられている。第2段は宇宙空間を航行し、最終的に衛星を分離する役目を担っており、この改良により、ロシアや米国、中国のロケットが行っているのと同じように、H-IIAでも衛星が負担していた分の一部を肩代わりできるようになる。しかし、それは簡単なことではない。衛星の肩代わりをするということは、ロケットの第2段が衛星のように長時間宇宙を飛び、またこれまでより地球から遠く離れたところでエンジンの噴射などをできるようにしなければならない。たとえばロケットが長時間飛行すると、太陽の光が当たり、温度が徐々に上がってしまう。そこで、第2段のタンクを白く塗り、太陽光を反射させることで、機体の温度が上がり過ぎないようにしている。従来のH-IIAでは、この部分はタンクに塗られた断熱材の地の色である黄土色だったので、一番目立つ改良箇所かもしれない。他にも、バッテリーを増やしたり、搭載している機器の改良などで、長時間の飛行を可能にしている。そして、ロケット・エンジンの噴射と停止を繰り返しできるようにし、さらに精度良く軌道に投入できるよう、小さなパワーで動かせる能力も追加されている。これらの改良策の一部は、これまでの打ち上げの中で試験されたこともあるが、すべてが適用されるのは今回の29号機が初めてとなる。さらに、単に静止衛星をより条件の良い軌道に運べるようになるだけではなく、人工衛星を切り離す際の衝撃を小さくし、衛星にとって乗り心地の良いロケットにするための改良や、ロケットが自律的に飛行できるようにし、地上の設備の一部をなくすといった改良も行われている。こうした改良点も、今回の打ち上げや、また今後の打ち上げの中で試験が進められ、いずれは本格的に採用されることになっている。○高度化のその先へこの高度化によって、従来は衛星側が負担していたエンジン噴射の一部を、ロケット側で肩代わりすることができるようになる。その代償として、打ち上げ能力は少し落ちてしまうことにはなるが、しかしH-IIAの設計を大きく変えることなく、世界水準のロケットとほぼ同等の性能をもらせ、これまで打ち上げることすらできなかった衛星を扱えるようになった意義はとても大きい。そして2013年には、衛星通信大手のテレサット社から、同社の通信衛星テルスター12ヴァンテージを打ち上げる契約を取ることができた。こうした大手の企業はロケットの信頼性を何よりも重視するが、当時も今も、高度化はまだ完成しておらず、信頼性は未知数だったはずである。それでも契約が取ることができた背景には、これまでのH-IIAが培ってきた実績や信頼、そして期待があったのだろう。このテルスター12ヴァンテージを載せた、そして高度化H-IIAの1号機でもある、今度のH-IIAの29号機の打ち上げが成功すれば、H-IIAはいよいよ本格的に、衛星打ち上げの市場に乗り込むことができるようになる。そして今後も安定して国内外から商業打ち上げを受注できるようになれば、ロケットの打ち上げ回数が増え、信頼性が上がるとともに、コストを下げることにもつながるだろう。また、この高度化の技術は、現在開発が進む新型ロケット「H3」にも活かされることになっている。単にH-IIAの改良というだけではなく、次世代に向けた投資でもあるのだ。H-IIAロケット29号機の打ち上げは、2015年11月24日15時23分(10月2日現在)に予定されている。いつもと同じようで、実は大きく進歩した、新しい「高度化H-IIA」と、そして日本のロケットの新たな夜明けの瞬間を、種子島の現地で、あるいはインターネット生中継で、ぜひ見届けていただければと思う。なお、今回取り上げた、これまでのH-IIAの問題点や、他のロケットとの比較、また高度化における改良点などについては、拙稿「世界に追いつけるか 「高度化」H-IIAロケット、ここに誕生す」でより詳細に紹介しているので、興味がある方はそちらもご一読いただきたい。
2015年11月04日バンダイの展開するフィギュアシリーズ「S.H.Figuarts」より、「S.H.Figuarts 高坂穂乃果(僕らは今のなかで)」「S.H.Figuarts 園田海未(僕らは今のなかで)」の予約受付が、「プレミアムバンダイ」にてスタートしている。「高坂穂乃果」は2016年4月、「園田海未」は2016年5月発送予定で、価格は各4,860円(税込)。高坂穂乃果と園田海未は、「みんなで叶える物語」をキーワードにしてオールメディアで展開するスクールアイドルプロジェクト『ラブライブ!』に登場するキャラクターで、スクールアイドルグループ「μ’s(ミューズ)」のメンバー。作品は、2013年1月よりTVアニメ第1期、2014年4月より第2期が放送され、6月に公開された劇場アニメ『ラブライブ! The School Idol Movie』では観客動員数が150万人を突破した。「S.H.Figuarts 高坂穂乃果(僕らは今のなかで)」「S.H.Figuarts 園田海未(僕らは今のなかで)」は、作中の人気キャラクター高坂穂乃果と園田海未をTVアニメシリーズ第1期のオープニング曲「僕らは今のなかで」の衣装で立体化。それぞれに豊富な交換用表情、手首パーツが付属するほか、「S.H.Figuarts 南ことり(僕らは今のなかで)」(別売り)と合わせた3体それぞれに同梱されている背景シートを合わせると、「僕らは今のなかで」のステージを再現できる仕組みになっている。商品価格はそれぞれ各4,860円(税込)で、「プレミアムバンダイ」の予約締切は後日商品ページにてアナウンス。商品の発送は、「S.H.Figuarts 高坂穂乃果(僕らは今のなかで)」が2016年4月、「S.H.Figuarts 園田海未(僕らは今のなかで)」2016年5月を予定している。(C)2013 プロジェクトラブライブ!
2015年10月28日バンダイが展開するアクションフィギュアシリーズ「ULTRA-ACT」と「S.H.Figuarts」がコラボレーションした「ULTRA-ACT × S.H.Figuarts」より、「ULTRA-ACT × S.H.Figuarts ULTRAMAN Special Ver.」の受付が「プレミアムバンダイ」にてスタートしている。2016年5月発送で、価格は6,480円(税込)。『ULTRAMAN』は、漫画誌『月刊ヒーローズ』(ヒーローズ)創刊号より連載中の原作:清水栄一氏、作画:下口智裕氏による漫画。円谷プロダクションが生み出した特撮作品『ウルトラマン』を新たな物語で蘇らせ、宇宙人ではなく"強化装甲を纏い戦う戦士"の「ウルトラマン」と異星人、宇宙人との戦いが戦いが描かれている。同作品からはフルアクションフィギュアとして、「ULTRA-ACT × S.H.Figuarts ULTRAMAN」が今年7月に発売されていたが、本商品では、メタリック塗装による高級感に加え、アンマスクド状態も再現できる特別版となっている。「ULTRA-ACT × S.H.Figuarts ULTRAMAN Special Ver.」は、等身大ウルトラマンらしく、商品サイズは約15.5cmの「S.H.Figuarts」サイズで立体化。交換用頭部付きで、主人公・早田進次郎の顔が露出したアンマスクド状態に変更することもできる。さらに、劇中でも印象的なスペシウムの残像エフェクトや、ロゴ入り特製台座が同梱される。商品のセット内容はフィギュア本体に加え、交換用右手首2種、交換用左手首3種、交換用頭部、交換用腕パーツ左右、交換用胸パーツ、スペシウム光線エフェクト、残像エフェクトパーツ左右、ロゴ入り特製台座。商品価格は6,480円(税込)で、「プレミアムバンダイ」の予約締切は後日商品ページにてアナウンス。商品の発送は、2016年5月を予定している。(C)円谷プロ(C)清水栄一氏、下口智裕
2015年10月27日バンダイが展開するアクションフィギュアシリーズ「S.H.Figuarts」より、「S.H.Figuarts キュアビート」の予約受付が、「プレミアムバンダイ」にてスタートしている。2016年3月発送予定で、価格は4,860円(税込)。「キュアビート」は、2011年~12年に放送されたTVアニメ『スイートプリキュア♪』に登場した黒川エレンが変身するキャラクター。ネコ(セイレーン)から進化したプリキュアで、ギターをモチーフとした「ラブギターロッド」を使用する。第23話「ザザ~ン! 涙は世界で一番ちいさな海ニャ!」で「今まで壊してきた絆を守りたい」というハミィの助言を受けて、プリキュアで戦うことになる。『スイートプリキュア♪』からは、「キュアメロディ」「キュアリズム」に続く「S.H.Figuarts」化となる。「S.H.Figuarts キュアビート」は、これまでのシリーズと同じく可動と造形を両立。豊富な交換用表情パーツと手首パーツを組み合わせれば、劇中のさまざまなシーンとアクションを再現することができる。「ラブギターロッド」は、ギターモードだけでなくソウルロッド(ロッドモード)も付属。セット内容はフィギュア本体に加え、交換用手首左右各4種、交換用表情パーツ3種、ラブギターロッド、ソウルロッド、固定用首パーツ、スタンドとなる。商品価格は4,860円(税込)で、「プレミアムバンダイ」の予約締切は後日商品ページにてアナウンス。商品の発送は、2016年3月を予定している。(C)ABC・東映アニメーション
2015年10月13日