明治学院大学ボランティアセンターは、2023年11月11日(土)に「第4回明治学院大学ボランティア大賞」を開催します。当日は応募学生によるプレゼンテーションにより受賞者を決定します。「明治学院大学ボランティア大賞」は、本学の教育理念“Do for Others”の具現化を目的として、学びを深めながら、社会課題に向き合ってボランティアに積極的に取り組む本学学生たちの優れた活動を表彰しています。学びと実践の融合で優れた成果を上げた活動を「ボランティア大賞」(1名・10万円)、「優秀賞」・「審査員特別賞」(各1名・5万円)、「奨励賞」としています。例年、ボランティア大賞には多くの学生が参加し、ボランティア活動で得た力や想いを発信し、明治学院大学の“ボランティアの力”をあらわしています。第4回となる今回は書類審査を通過した6名が、11月11日(土)に学生・教職員に向けてプレゼンテーションを行います。斬新な発想力と、旺盛な行動力、そして冷静な思考力で、一人ひとりの内側にある「他者と共にあろうとする意志」の実践成果として発表します。【第4回明治学院大学ボランティア大賞】◆日時 :2023年11月11日(土) 9時30分開始◆会場 :明治学院大学 白金校舎 1101教室◆スケジュール:9時30分~11時30分 プレゼンテーション11時30分~12時00分 参加者学生同士の感想共有12時00分~13時00分 休憩13時00分~ 結果発表と講評・表彰式<発表テーマ・発表学生>・プライドパレードと私の6年間:社会学部社会学科3年・ボランティアとしての相談支援活動の意義:社会学部社会福祉学科3年・三人称から二人称へと変化する営みとしてのボランティア~他者との出会いが紡ぐ明日~:社会学部社会福祉学科4年・非行少年の円滑な社会復帰を目指して:法学部法律学科3年・青少年育成事業と平塚市の発展:法学部政治学科4年・Do for Othersの輪を広げたい~特別なニーズがある子どもとの交流を通して~:心理学部心理学科3年※上記は所属学部学科順ですが、プレゼンテーションの発表順は、当日抽選で決定します。【本件に関するお問い合わせ】明治学院大学 ボランティアセンター〒108-8636 東京都港区白金台1-2-37担当 : 高橋・青木E-mail: voluntee@mail.meijigakuin.ac.jp 明治学院大学 白金校舎□■明治学院大学について■□創設者は“ヘボン式ローマ字”の考案や和英・英和辞書『和英語林集成』の編纂、聖書の日本語訳完成などの業績があるヘボン博士。建学の精神である「キリスト教による人格教育」と学問の自由を基礎とし、ヘボン博士が貫いた“Do for Others(他者への貢献)”を教育理念としています。広く教養を培うとともに、各学部学科において専門分野に関する知識・技能および知的応用能力を身につけた人間の育成を目指します。2023年は創立160周年を迎え、2024年には本学初の理系学部「情報数理学部」を開設します。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年11月06日過去70年にわたるメゾンとハロッズの友好関係を記念して、ディオールは伝説の老舗百貨店ハロッズの神聖なホールを照らす壮大なプレゼンテーション、“The Fabulous World of Dior”を開始いたします。高さ17メートルと、これまでで最大の大きさを誇るドームの中央には、抗えないほど魅力的なシェパードスター(羊飼いの星)が飾られ、無重力空間のようなドームの中を踊りながら、訪れる人々を中に誘います。その魔法の扉を開けると、美しいクリスマスのおとぎ話をモチーフにした2つのポップアップストアが現れ、このために特別にデザインされた数多くのオリジナル作品が、お客様を驚きの世界へといざないます。グランヴィルから、モンテーニュ通り30番地、そしてラコルノワール城。ディオールのアイコニックなロケーションの建築を、スケールとプロポーションを駆使しミニチュアサイズで再現したポエティックな*エキシビションをはじめ、たくさんの驚きが隠された魅惑的なひとときをどうぞお楽しみください。ディオールへの夢のような旅を締めくくるべく、メゾンはハロッズにカフェ ディオールをオープンします。これは、英国文化へのオマージュであり、ムッシュ ディオールが愛するおもてなしの喜びを体現しているのです。*このエキシビションはオンラインでのご予約が必要です。www.thefabulousworldofdior.com/registration.@Dior#Dior#DiorXHarrods【お問合せ先】クリスチャン ディオールTEL:0120-02-1947
2022年11月13日世界青少年「志」プレゼンテーション大会実行委員会は、第5回世界青少年「志」プレゼンテーション大会を2022年10月10日(月祝)に開催いたします。本大会は、世の中が抱えている課題を解決したり、人々の幸せに貢献できる仕事を創ったり、困っている人を助けたり、世界を繋ぐ架け橋となったり、地球規模の問題に向き合ったりするなど、自分の役割を果たそうとする事を決意した、青少年たちの「志」の発表の場です。志の力には大人も子どももありません。そのプレゼンテーションには感動があります。私たちが託す、未来を創る青少年たちの熱き想いをどうぞお聴きください。大会ホームページ: 視聴者募集■世界青少年「志」プレゼンテーション大会のミッション未来永劫に万物の命が輝く地球であり続けるために、世界の青少年たちが志に生きる素晴らしさを広めることで、誰もが志でつながる世界を創る「志」とは世のため、人のため、未来のために自分の心の奥底にある崇高な想いを自他を活かして実現していく決意■世界青少年「志」プレゼンテーション大会の2030ビジョン(1)全国各地からプレゼンターが集う場にする。市区町村→都道府県→地方→全国→世界(2)各国で世界青少年「志」プレゼンテーション大会が行われるようにする。(3)200カ国から代表者が一堂に会して、2030年以後の地球の未来を創作する 世界青少年「志」サミット を実現する。■第5回大会の目標「未来に大きく飛躍する 伝説の第5回大会 を皆で創る!!」日時:2022年10月10日(月祝)13:00~16:30アフターパーティー 17:00~19:00会場:東京ウィメンズプラザホール×オンライン(Vimeo)アフターパーティー UnCafe(ホールと同ビル地下2階)主催:一般社団法人 志教育プロジェクト共催:一般社団法人 メキキの会主管:世界青少年「志」プレゼンテーション大会実行委員会後援:文部科学省 環境省 外務省 読売中高生新聞(読売新聞社)プレゼンター:10~22歳の青少年を日本全国・海外から募集し、200名以上の応募者の中から選出されたファイナリスト12名大会での審査:最優秀賞2名(文部科学大臣賞・環境大臣賞) 優秀賞2名を決める参加費 :<基本料金>※全て税込み価格一般(会場) 3,000円一般(オンライン) 2,000円子ども(会場) 1,000円子ども(オンライン) 500円※子ども 10~22歳、9歳以下無料※ただし、世界記録に挑戦中の「HOKUSAI志モザイクアートプロジェクト」に参加した場合以下の割引料金にて参加可能<モザイクアート参加者割引価格>一般(会場) 2,000円一般(オンライン) 1,000円子ども(会場) 500円子ども(オンライン) 無料<アフターパーティー>5,000円■大会参加お申し込みの仕方視聴するには2つの方法があります。1) 大会ホームページから[基本料金]で申し込む大会ホームページ から入っていただき、「大会参加」から「参加チケット(会場・オンライン)はこちら!」をクリック。申し込みページ( )が開きます。表からご希望のチケットを選択し、お申し込みください。オンラインの場合、後日Vimeo視聴情報がメールにて送られます。2) 「HOKUSAI志モザイクアート」に参加し、[モザイク割]で申し込む紙に手書きでご自身のゆめや志を書き、写真に撮って応募することで、割引価格で大会にご参加いただけます。応募についての詳細はこちら→ 写真応募後に自動返信で届くメールから、大会にお申し込みください。■プログラム12:15 受付開始13:00 世界青少年「志」プレゼンテーション大会開会開会セレモニー・審査員の方法の説明・審査委員紹介13:25 「志」プレゼンテーション・1人5分間のプレゼンテーション・講評15:20 休憩15:35 会場からの感想 全国志ビジネスプレゼンテーション大会紹介15:45 ギネス世界記録 HOKUSAI志モザイクアートプロジェクトの経過報告 ほか16:05 審査結果発表・表彰16:20 記念撮影 テーマソング「KOKOROZASHI」合唱16:30 閉幕16:45 休憩17:00 アフターパーティー 「ファイナリスト応援の輪をつくろう」19:00 閉会・解散■参加特典<会場・オンライン共通>(1)ファイナリスト、一人一人に応援メッセージを送ることができる!(2)最も共感した人に投票できる!(3)志教育プロジェクト理事長出口光 著「志共育とは」(仮)小冊子のPDFデータをプレゼント(4)夢や志をもつ子を育てる講座(大人向け)ご招待 または 青少年のための志共育講座(青少年向け)ご招待■前回大会参加者の声・未来の地球がより良くなっていくイメージが湧いた。・地域で志共育を普及させていく決意をあらたにしました。・感動と希望に満ちた最高の体験!・素晴らしすぎるプレゼンテーション大会でした。・来年はプレゼンターとして参加したくなった。・若者の志を聞いて心が洗われました。・これほど行動している青少年がいるのかとびっくりしました。・子どもたちが、地域や世界にまで目を向け、その問題解決に向けて行動している姿に感動。・同世代や年下の世代の様々な志をきいて、私も頑張ろうと思った!・ファイナリストの等身大のプレゼン、日本の未来は明るいと強く思いました。■審査員メンバー<審査委員長>大久保 秀夫氏株式会社フォーバル代表取締役会長 公益資本主義推進協議会会長<審査委員>・下村 博文氏元文部科学大臣 衆議院議員・鈴木 寛氏元文部科学副大臣 東京大学・慶應義塾大学教授・尾山 優子氏環境パートナーシップ会理事・事務局長・白駒 妃登美氏株式会社ことほぎ代表取締役 福岡大学経済学部非常勤講師・佐々木 喜一氏成基コミュニティグループ代表兼CEO 教育再生実行会議前有識者委員・出口 光氏一般社団法人志教育プロジェクト理事長 日本学ユニバーシティ学長 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月29日芝浦工業大学(東京都港区/学長:山田 純)は、全学共通科目授業の「デジタルプレゼンテーション」内で学生が立案したコンテンツを、2022年7月22日から本学の公式SNS(Twitter、Instagram、TikTok、YouTube)で順次配信します。「芝浦工大の魅力を高校生に伝える」企画をテーマに、学生達が数週間かけて検討・制作した企画が各SNSの総計で50個以上登場します。また、本授業を履修した学生達は机上の学びだけではなく、公式SNS上で自ら立案した企画を配信し、SNSユーザーや社会からの反応、評価を得るという実践の場を経験することができます。そしてこの活動を通じて、ウェブマーケティングの醍醐味や難しさを理解し、現代社会に重要なデジタルプレゼンテーションのスキルを身に付けることが期待されます。今回の取り組みの結果を踏まえて、今後のZ世代やその保護者世代を主な情報の届け先とした広報活動の改善にも繋げていきます。是非、本学の公式SNSにアクセスしていただき、各コンテンツをご覧ください。<在学生の企画・制作によるコンテンツが配信される公式SNSアカウント>●Twitter : ●Instagram: ●TikTok : ●YouTube : ■全学共通科目授業「デジタルプレゼンテーション」の概要理工系大学として「ものづくり」の専門的な知識を習得する一方で、効果的にそれらを伝える技術も大切です。とりわけSNSを通じた情報発信スキルは、従来からのプレゼンテーションスキルに加え、グローバル化する現代社会では重要になっています。そこで本授業は、マーケティングアナリストである原田 曜平教授(教育イノベーション推進センター)により、学生が現代のさまざまな企業や商品に関するコミュニケーション手法やそのポイントを理解し、現代に必要な映像プレゼンテーションのスキルを身に付けることを目的とした実学教育の授業科目として、2022年度から開講しました。授業の様子1授業の様子2授業の様子3授業の様子4授業の様子5授業の様子6■教育イノベーション推進センター 原田 曜平教授 コメント多くのZ世代が日常的に複数のSNSを使う時代になりました。しかし、確かに彼らは日々多くの時間をSNSの閲覧・発信に割いているものの、その知識や経験は体系化されていないことが多く、ほとんどが感覚的なまま、我流のままで終わってしまっています。この彼らの日々の「大量の無駄」を、「意味ある無駄」に変換するきっかけになることをこの授業では目指します。令和の時代は超情報化社会です。SNSはまさにその社会の中心に位置します。この授業では、超情報化社会の中心に位置するSNSへの理解を体系的かつ実践的に深めることを目的としています。テーマを「芝浦工大の魅力を高校生に伝える」ということにしているのは、彼らが考え易いものだからです。きっと大人が考える芝浦工大の魅力ではなく、学生目線・Z世代目線での芝浦工大の魅力があぶり出されるでしょう。そしてこれがまさに高度SNS社会において最も重要なインサイトとなるはずです。この授業を体験した生徒が社会に出た時、自社や自社製品・サービス、あるいは自分自身を効果的に発信していける実践的な人材になることを目指しています。是非、学生たちの発信にご期待ください。原田 曜平教授<教育イノベーション推進センター 原田 曜平教授 略歴>1977年生まれ 東京都出身株式会社博報堂に入社し、博報堂ブランドデザイン若者研究所リーダーを務める。退社後はマーケティングアナリストとして活動。 2022年4月より本学教授に就任。若者研究とメディア研究を中心に、次世代に関わる様々な研究を実施。実際の若者たちと広告・プロモーション開発までを担う。2003年度JAAA広告賞・新人部門賞を受賞。主な著書は「Z世代に学ぶ超バズテク図鑑」(PHP研究所)、「Z世代 若者はなぜインスタ・TikTokにハマるのか?』(光文社新書)など。■芝浦工業大学とは工学部/システム理工学部/デザイン工学部/建築学部/大学院理工学研究科 私立理工系大学で唯一のスーパーグローバル大学(SGU)採択校であり、多くの学生が参画する産学連携の研究活動が特長の理工系大学です。近年は理工系女性技術者の育成にも注力しています。東京都とさいたま市に3つのキャンパス(芝浦、豊洲、大宮)、4学部1研究科を有し、約9千人の学生と約300人の専任教員が所属。創立100周年を迎える2027年にはアジア工科系大学トップ10を目指し、教育・研究・社会貢献に取り組んでいます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年07月22日クラフトソン2021(主催:京都New Monozukuri創出協議会)は、ワークショップや中間プレゼンテーションを経て、2022年2月20日(日)に事業化に向けたチャレンジとなる、最終プレゼンテーションをします。クラフトソン2021は、昨年9月に始動しました。参加を表明した様々なメンバーが9月に初めてオンラインで顔を合わせ、どんなプロダクトやサービスを作っていきたいかを元に、チームビルディングしました。サーキュラービジネスや工芸のことを学び、1つのビジネスアイデアを創出し、事業の立ち上げに取り組んできました。クラフトソンは、様々な価値観を持つ人々のアイデアと京都の工芸文化・ものづくりが融合し、画期的なサービスやプロダクトを創出していく、2017年から毎年開催しているプロジェクトです。クラフトソンについての詳細はこちら クラフトソン2021「積極的脱線-シテンを変える、ミライを変える」■クラフトソン2021:テーマは「積極的脱線-シテンを変える、ミライを変える」工芸の持つ「地域性」をヒントに、未来の「ものづくり」のために必要な「仕組みのデザイン」を、約半年間にわたって日本全国から集まったメンバーと、開催地である京都の多種多様なプレイヤーのみなさんが考えてきました。選出された4チームのメンバーが考え抜いてきたビジネスプランは、「サステナブル」で「高付加価値」を必須要件とし、これからの地域や社会にとって大きなインパクトをもたらす新しいアイデアばかりです。事業化に向けて進むことができるかどうかを左右する最終プレゼンテーションでは、経営者、有識者、支援者、ゲストアドバイザーらに向けて、その詳細やこれからへの展望が語られます。ぜひその場にご参加いただき、共感したチームへのご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。【日時】2022年2月20日(日) 16:00~【参加方法】(1) 京都リサーチパーク10号館1F GOCONCにてリアル参加 ※1オーダー以上が必要となります(2) Zoomよりオンライン参加 (3) YouTubeより視聴 工芸の持つ「地域性」をヒントに、未来の「モノづくり」に必要な「仕組みをデザイン」■各チームのビジネスプラン●チーム「U's Relay」アイデア名:「Emory」皆さんが大切にしているモノにまつわる思い出を、単なる写真や動画でなく、ARやVRの技術を用いてより鮮明に残し、次世代へ繋いでいきます。例えば、思い出の詰まった着物を着た姿が、周りの風景とともに3Dで再現される。それを見て、当時の記憶をより鮮明に甦らせるだけでなく、これまでにない高いリアリティで家族や知人と思い出を共有できます。そうして蓄積させたリアルな思い出と共に、次世代へと大切な品を受け継いでゆくお手伝いをします。●チーム「COMBO」アイデア名:「住みやすいまちづくり~地産地消の工芸品を利用した地域活性化ビジネス~」コロナ禍で多様な働き方が広がり、住みやすい場所で自分らしい生活をしようと行動する人が増えてきています。心地よく長くその土地に住んでもらうためには、その地域が活性していて親しみを持てることが重要です。工芸は古くから各地域に根差して発展を遂げてきました。地域にある工芸を活用し、地域の活性化、例えば商店街などで地域に親しんでもらうことで、移住者にとっても地元の人たちにとっても住みやすい街づくりを応援するビジネスプランです。●チーム「籠Cargo」アイデア名:「捨てないギフトボックス『ROCCA』」もらって嬉しいはずの「ギフト」。だけど「ギフトボックス」ってどうだろう?受け取った人は、その綺麗に装飾された箱を開き、たたみ、捨てることになる。私たちは、捨てる前提で作られるギフトボックスを捨てない選択肢を作ることで、ギフトを贈る人も受け取る人もより幸せになるアイデアを提案します。●チーム「mirai-miira」アイデア名:「てんとわ」つながりが希薄化した現代。コロナ禍でそれはさらに希薄に。地域で、世代間で、点在が生む勿体ない擦れ違い。点と点から線、面、輪、環へ。ありがとうからつながろう。多様なつながり方の新しいかたち。「ちょっとお願い…」を気軽にできる世の中に。金銭に換算しきれない感謝を伝えよう。つながって高まる社会関係資本からウェルビーイングへ。多世代間での多様な交流機会があたり前にある社会に。風土と文化を通じて、つながるまちへ。京都・西陣から始まります。主催:京都New Monozukuri創出協議会(京都市、京都リサーチパーク株式会社、一般社団法人Design Week Kyoto実行委員会で構成)協力:京都信用金庫京都のモノづくり現場がOPENし、イノベーションが生まれる一週間ロゴ2022年2月13日(日)~2月20日(日)、「DESIGN WEEK KYOTO 2022 -変異する京都-」も開催中です。■DESIGN WEEK KYOTOとは「京都の街をデザインしなおし、よりクリエイティブな街へ」をビジョンに掲げ、年に一度、多種多様なモノづくりの現場が一斉にオープンし、人々の交流を促進するオープンハウスイベントであり、そこに関連する人々が集うコミュニティ、それが「DESIGN WEEK KYOTO」です。DESIGN WEEK KYOTOの期間中にオープンするモノづくりの現場(SITE)50カ所を「OPEN HOUSE」と呼んでいます。モノづくりに興味を持つどんな方でも自由に参加ができ、モノづくりの担い手たちの技、仕事道具、それぞれのこだわりに出会い、その場でしか生まれない「出会い」と「交流」ができます。国内外から多種多様なモノを作る人、使う人、伝える人が集まり、交流が生まれ、互いの視野(SIGHT)を広げることで、新たなイノベーションを創出する。京都の創造性が業種や文化、国のボーダーを越えて生まれ、広がっていくきっかけの場となることを「DESIGN WEEK KYOTO」は目指しています。■DESIGN WEEK KYOTO 2022 開催概要◎サブテーマ :「変異する京都 ー Mutating Kyoto」◎開催期間 :2022年2月13日(日)~2月20日(日)◎主催 :一般社団法人Design Week Kyoto実行委員会◎会場 :亀岡・京都・宇治の工房、工場、農場など計50カ所◎プラチナパートナー:京都信用金庫◎協力 :宇治市、宇治商工会議所◎後援 :近畿経済産業局、京都府、京都市、亀岡市、京都商工会議所、(公財)京都産業21、(公財)京都高度技術研究所(ASTEM)、(公財)京都文化交流コンベンションビューロー、(一社)京都経済同友会◆開催スケジュールはOPEN HOUSEごとに異なります。最新情報は、下記のDWKのホームページやSNSをご確認の上ご参加ください。※現在、京都府下では「まん延防止等重点措置」が適用されていますが、様々な対策を講じての開催準備を進めております。※リアル(現場)開催につきましては、オープンハウス、来訪者、スタッフの安全に十分に配慮した上で対応する予定ですが、新型コロナウイルス感染症の状況次第では中止となる場合がございますので予めご了承ください。■DWK Official Channelから、毎日「現場体験」をお届け期間中毎日、亀岡・京都・宇治に広がる全50カ所のOPEN HOUSEと参加者のみなさんをつないで、距離を感じさせない「現場体験」をお届けします。オンラインだからこそ、移動の時間も費用も必要なし! 京都から離れていても、日本全国・世界各国どこからでも、京都の工房・工場・イベントと交流ができ、普段見られないモノづくりの現場を体感しましょう。【オンライン交流の配信スケジュール】 ■DWK2022 OPEN HOUSE 参加者(50社・順不同)【亀岡】京すだれ川崎(すだれ・竹木工芸品)+e.wood 三浦製材(木材・国産材住宅)京都エンジョイファーム(農業)西喜(木製建具)丹山酒造(清酒・あまざけ)墓石の若林(墓石)将大鍛刀場(日本刀)宮部仏壇(仏壇・仏具)松楽(楽焼・茶道陶器)亀岡牛人見畜産(亀岡牛)【京都】森林堂(着物デザイン、インクジェットテキスタイルプリント)川島織物セルコン(帯、緞帳、祭礼幕、カーテン等)ビゴーレカタオカ(オリジナル自転車)京都市産業技術研究所(研究機関)錺匠 竹影堂(金属工芸品、香道具)キャステム京都LiQ(3Dプリンタなどデジタル機器サービス)佐藤喜代松商店(漆、捺染スクリーン製版資材)もりさん(西陣織金襴・西陣織洋装生地)土御門仏所(仏像の制作・修復)横山竹材店(竹製品)桂甫作 安藤人形店(雛人形)帷-TOBARI-縫製所(袴式制服、袴、和装品)美研繊維(各種染織、風呂敷・あずま袋など)便利堂コロタイプ工房(コロタイプ印刷)誉勘商店(西陣織・正絹の金襴織物)匠弘堂(社寺建築の新築及び修理)田中直染料店(染色材料小売販売)山元染工場(舞台衣装)香老舗 松栄堂(香)吉靴房(靴、革製品)桝屋高尾(西陣織・帯地)京都川端商店(新万葉染め)アミタ(京象嵌)蘇嶐窯(京焼・清水焼)鷲野染工場(手捺染加工)面庄工房(人形)陶あん(京焼・清水焼)小堀京仏具工房(仏壇・仏具)Nao漆工房(仏壇・仏具、漆塗)浅田製瓦工場(鍾馗など、燻瓦)三浦太幸堂(和太鼓)【宇治】楠岡義肢製作所(義足やコルセット・サポーター等の装具)ヒガシ絃楽器製作所(コントラバス・チェロ)日双工業(金属部品の切削加工)ナンゴー(金属部品の切削加工)昇苑くみひも(京くみひも)フリーゾーン(ギターなど弦楽器の修理)河原崎製作所(プラスチック射出成形用金型)ITAYA KOBO(自然素材住宅、暖炉)アテック京都(樹脂部品の切削加工)■期間中のイベントDESIGN WEEK KYOTO 2022の期間中毎日、さまざまな業種や立場でモノづくりに携わる人々のトークセッションや各種イベントをオンラインで開催します。Zoom(要参加登録)またはYouTubeからご参加・ご視聴ください!※すべて参加無料です。 京都のモノづくり現場がOPENし、イノベーションが生まれる一週間【ホームページ】 【Facebook】 【Instagram】 【YouTube】 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年02月15日世界青少年「志」プレゼンテーション大会実行委員会では、世の中が抱えている課題を解決したり、人々の幸せに貢献できる仕事を創ったり、困っている人を助けたり、世界を繋ぐ架け橋となったり、地球規模の問題に向き合ったりという自分の役割を果たそうとする事を決意した、青少年たちの発表の場『第4回世界青少年「志」プレゼンテーション大会』を2021年10月10日にオンラインで開催いたします。志の力には大人も子どももありません。そのプレゼンテーションには感動があります。私たちが託す、未来を創る青少年たちの熱き想いをどうぞお聴きください。WYK2021パンフレット(1)■目的(1) 国際連合が提唱するSDGsの取り組みに賛同し、地球の危機を救うというところから「志をつなぎ、良い世の中をつくる」ことの重要性を世界に発信する。(2) 日本・海外の枠を超えて、次世代のリーダーとなる若者が集まり、志を共有する「氣脈」をつくる。ビジョン 「誰もが志でつながる世界を創る!」第4回の目標 「世界中の若者たちが志に目覚め、共に未来を創造する場を創る!」■開催概要日時 :2021年10月10日(日)会場 :完全オンライン(ZOOM)、YouTubeライブ配信主催 :一般社団法人志教育プロジェクト共催 :一般社団法人メキキの会主管 :世界青少年「志」プレゼンテーション大会実行委員会後援 :文部科学省 環境省 読売中高生新聞(読売新聞社)プレゼンター:10~22歳の青少年を日本全国・海外からの応募を募り、約200名の応募者の中から選出されたファイナリスト12名大会での審査:最優秀賞2名(文部科学大臣賞・環境大臣賞) 優秀賞2名を決める参加費 :無料(本会)、アフターパーティー代は別途集める■大会参加お申込みの仕方視聴するには2つの方法があります。1) ZOOMに参加し、会場票の投票やファイナリストへのコメントを書くことができる。大会HP から入っていただき、「参加申し込みはこちら」をクリックすると、申し込みページが開きます。 お名前、メールアドレスを登録することで、後日ZOOM IDが送られてきます。2) YouTubeから視聴する。(投票やコメントはできないけれど、登録の必要がない。)配信のURLです。 ■プログラム12:30 受付開始13:00 世界青少年「志」プレゼンテーション大会開会開会セレモニー・審査員の方法の説明・審査委員13:35 「志」プレゼンテーション・1人5分間のプレゼンテーション・講評15:25 休憩15:30 記念講演 プロ冒険家 阿部 雅龍氏15:45 阿部氏+過去ファイナリストとの対談16:10 審査結果発表・表彰16:30 閉幕16:45 休憩17:00 アフターパーティー 「ファイナリスト応援の輪をつくろう」19:00 閉会・解散■審査員メンバー<審査委員長>・大久保 秀夫氏株式会社フォーバル代表取締役会長 公益資本主義推進協議会会長<審査委員>・下村 博文氏元文部科学大臣 衆議院議員・鈴木 寛氏元文部科学副大臣 東京大学・慶應義塾大学教授・青木 仁志氏アチーブメント株式会社 代表取締役会長 兼 社長アチーブメントグループ 最高経営責任者(CEO)・工藤 勇一氏横浜創英中・高等学校校長 元千代田区立麹町中学校校長・尾山 優子氏環境パートナーシップ会理事・事務局長・藤原 誠氏サンクスアイ株式会社 代表取締役・佐々木 喜一氏成基コミュニティグループ代表兼CEO総理大臣諮問機関教育再生実行会議前有識者委員・出口 光氏一般社団法人志教育プロジェクト理事長 日本学ユニバーシティ学長 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月07日日本アカデミー賞8部門を受賞した大ヒット映画『カメラを止めるな!』(17)の監督・俳優が登場する動画『逆境プレゼンテーション』が、18日からauスマートパスプレミアムで配信を開始した。朝日新聞社は、最大4画面で同時に試聴ができるマルチアングル動画のコンテンツとして同作を制作。『カメ止め』を観たことがないというプロレスラー・蝶野正洋をゲストに招き、主演の濱津隆之が作品の魅力を全力でプレゼンテーションしながら、最後に蝶野が「どれだけ映画を観たくなったか」を採点する。濱津は、蝶野からの鋭い質問に追い込まれながらも必死に熱弁。奮闘する濱津に、上田慎一郎監督や娘役で共演した真魚が別室からアドバイスし、映画好きYouTubeチャンネル『シネマンション』メンバーはファン目線でエールを送る。
2021年03月18日仕事の世界ではよく耳にする「プレゼンテーション能力」、子どものうちはまだまだ必要ないなんて思ってはいませんか?じつは最近、ビジネスシーンだけでなく子どもたちの生活の中にも、プレゼンテーションの場が増えてきています。グローバル化をはじめとするあらゆる理由から、今を生きる子どもたちにとってプレゼンテーション能力は必須となっているのです。今回は、子どものプレゼンテーション能力を伸ばすために、家庭でできることをご紹介しましょう。子どもたちに「プレゼンテーション能力」が必須なワケ「プレゼンテーション」と聞いてイメージするのは、スクリーンに映したデータや資料を指し示しながら、大勢の聴衆を前によどみなく話す姿ではないでしょうか。スティーブ・ジョブズ氏やビル・ゲイツ氏の並外れたプレゼン力が、彼らのビジネスの発展に大きく寄与したことはよく知られていますよね。しかし、今やプレゼンテーション能力は、彼らのように突出したセンスやビジネスキャリアがある人たちだけのスキルではありません。グローバル化が進む社会を生きる子どもたちにとって欠かせないスキルなのです。『世界最高の子育て――「全米最優秀女子高生」を育てた教育法』(ダイヤモンド社)を出版し話題となったボーク重子さんは、子どもたちに必要なプレゼンテーション能力について次のように述べています。これからのグローバル社会では、一人ひとりの考え方や意見がちがうことがスタンダードになります。もちろんそこには、「正しい」とか「間違いだ」とかいう基準はありません。言ってみれば、どんな意見も正解なのです。自信を持って自分の考えを表現し、他人との意見の交換から学ぶ。こうした姿勢を身につけた子どもが、将来的に優れた人材になるはずです。(引用元:StudyHackerこどもまなび☆ラボ|グローバル社会を生き抜く「プレゼン力」は自信から生まれる――全米最優秀女子高生の母・ボーク重子さんインタビューpart2)親世代の歩んできたものとは全く異なる社会を生きていく子どもたちにとって、わかりやすい自己表現を行ない、相手と意見を交換する能力は必須なのです。また、2020年から新たに導入される学習指導要領では、これまで当たり前だった「先生が話して生徒がノートを取る」といった受け身の授業ではなく、子どもたちが主体的に考え、友だちとの対話を通じて深く理解する「アクティブ・ラーニング」が主流となります。子どもたちの生きる世界において、自分の考えをまとめてわかりやすく伝える能力は、もはやビジネスの現場と同じくらい、もしくはそれ以上重視されていると言っても過言ではないのです。プレゼンテーション能力は筋トレと同じ?!プレゼンテーションがうまい人というと、大勢の人の前でも臆することなく、ときにユーモアを交えながら聴衆の興味を引きつけて話ができる、生まれながらのセンスを持っている人だという印象をもっている方もいるかもしれません。先ほども例に挙げたスティーブ・ジョブズ氏は、聴く人の集中力を途切れさせない話し方や、身振り手振りなどの演出を自在に操る、まさにプレゼンテーションの神様のような存在と言えるでしょう。しかし、このような人の心をつかむプレゼンテーションを行なう能力は、トレーニングすれば誰でも身につけられるのだそう。子どもや若者向けのプレゼン授業やワークショップを行なう一般社団法人アルバ・エデュ代表の竹内明日香さんは、次のように述べています。プレゼンはスポーツや芸術ほどにはセンスを問われない分野ですから、「ノウハウ×練習」で上手になるんですよ!プレゼンは筋トレと一緒なのです。(引用元:StudyHackerこどもまなび☆ラボ|世界で通用する「話すちから」を鍛えよう!『アルバ・エデュ』竹内明日香さんインタビュー【第1回】)控えめで自己主張が苦手だといわれる日本人でも、適切な形で学んで練習すれば、プレゼンテーション能力を鍛えることができるのです。それにはまず、「話すちから」を育てることが大切だと竹内さんは話します。たとえば、面接のときに自分のことをきちんとアピールすることだったり、親に買ってほしいものをしっかり伝えられるかなどもそうですし、とりとめのない考えが浮かんだとき、自分の考えはこうだ、と論理立てて整理することも、全て「話すちから」なのです。(引用元:こどもまなび☆ラボ|世界で通用する「話すちから」を鍛えよう!『アルバ・エデュ』竹内明日香さんインタビュー【第1回】)例えば、「ゲーム買って!」という子どもの一言をもとにしても、プレゼンテーションのトレーニングができるということです。では、具体的に何をすれば「話すちから」を育むことができるのでしょうか。「ゲーム買って!」で「話すちから」を鍛えるには竹内さんによれば、相手に何かを伝えるには、まず以下の3つを考えることが大切なのだそう。●自分が聞き手に伝えたいことは何か?●相手が最も喜ぶ情報は何か?●相手を納得させるにはどうしたらいいか? 子どもがパパやママにゲームを買ってもらう交渉をしていると想定して、これら3つについて考えてみましょう。●自分が聞き手に伝えたいことは何か?ゲーム機とゲームソフトを買ってほしい●相手がもっとも喜ぶ情報は何か?・テストの点数が下がらないようにする・今までやっていたお手伝いを続ける・早寝早起きなど正しい生活習慣はキープする・視力を下げないように気をつける・次から次へとゲームソフトを買い足さない●相手を納得させるにはどうしたらいいか?・勉強やお手伝い、早寝早起きなど今まで頑張っていたことは続ける・視力を下げないためにもゲームの時間を決める・ゲームソフトは、自分で計画を立ててお小遣いやお年玉で買う親御さんからしても、子どもからこのような内容を伝えられれば、「買ってあげてもいいかも」と思えるのではないでしょうか。相手に自分の意思を伝えて説得するには、ただ「ゲームを買ってほしい」とねだるのではなく、パパやママに「それなら買ってもいい」と思ってもらうにはどう伝えるべきかを考え、順序立てて話すことが大切です。すなわち、「話すちから」を育てるには「考えるちから」も必須だということですね。子どもが何かをねだってきた際には、上記3つを伝えて「この3つを考えてパパとママを説得してごらん」と言ってみてはいかがでしょう。プレゼンテーション能力を鍛える良いトレーニングになりますよ。「考えるちから」「話すちから」を家庭でアップする方法先の例で述べたように、プレゼンテーション能力、すなわち「話すちから」を育むには、「話す内容を考えるちから」も必要になります。むしろ、土台として「考えるちから」がなければ「話すちから」はつかないと言えますね。欲しいものをねだるとき以外にも、家庭で「考えるちから」や「話すちから」を育むことのできる習慣をご紹介しましょう。●子どもに選択させる日本では、子どもが幼いうちはその日着る服や履く靴、持っていくカバンなどを全て保護者が決めている場合が多いことでしょう。しかし欧米では、たとえ子どもであっても自分の意思を表明することが求められます。アメリカで4,000人以上の子どもの教育に携わっている船津徹さんによると、欧米の家庭では子どもに “YES or NO!” “It’s up to you!”と選択させ、幼い頃から「好き・嫌い」「イエス・ノー」をはっきり表現できるようトレーニングしているのだそう。こうして選択に迫られることで、自分で考える習慣がついていくのです。子どものためを思うあまり、「このカバンは小さいから今日持っていくのには向いてない」「この組み合わせはおかしいからやめたほうがいい」などと口を出すのは、お子さんから考える機会を奪っていることにつながりかねません。無制限に選択させるのも考えものですが、小さい頃には洋服や靴下、カバンといったちょっとしたものから、子どもに選ばせることを習慣づけてみてはいかがでしょう。●感情を言葉にする習慣をつけるお子さんの前で、ポジティブな感情を口にしている人も多いのではないでしょうか。しかし、子どもの表現力を上げるためには、ネガティブな感情を表現することも大切です。教育コンサルタントの上野緑子さんいわく、親がネガティブな感情を表現することで、子どもは「ネガティブな感情も表現していいんだ」と知り、どんなときでも素直に感情を表現するようになるのだとか。子どもの前で弱音を吐くのは気が引けるかもしれませんが、たまには「今日、お仕事でミスしちゃって悔しかったんだ」といった話もしてみてはいかがでしょうか。また、上野さんいわく、子どもがうまく自分の感情を表現できない際に親がサポートしてあげることも大切なのだそう。「かけっこ、1位になれなくて悔しかったね。先週パパとたくさん練習したから余計に悔しいよね。次は1位をとりたいね」と表現を手伝うことで、子どもの表現力が上がります。●家族の前でプレゼンごっこお子さんが幼稚園や学校から帰宅したあと、「今日はどんなことをしたの?」と話を聞くご家庭は多いことでしょう。それを発展させた形で簡単なプレゼンごっこをしてみてはいかがでしょうか。その日に起きた出来事の話でも、学校で流行っているものの話でも、何でもかまいません。原稿を持たずに3分間程度お話するプレゼンごっこをしてみてください。前出のボーク氏は、子どものプレゼンに対して褒めるだけではなく、あえて別の意見も提案することを推奨しています。子どものプレゼンに対しては、ほめるばかりでなく、あえて「わたしはそうは思わないけどな」「別の考え方もあるんじゃない?」と別の意見も提案してみましょう。目的は、子どもの意見を変えさせることではありません。「そんな考え方もあるんだ」と気づかせ、自分の意見をあらためて見直させることで、深い思考力を養うのです。また、ちがう意見が出てきたときに即座に「批判された!」と喧嘩腰になったりネガティブに捉えなくなったりする習慣を身につける訓練にもなります。(引用元:StudyHackerこどもまなび☆ラボ|グローバル社会を生き抜く「プレゼン力」は自信から生まれる――全米最優秀女子高生の母・ボーク重子さんインタビューpart2)日本で生活する人たちの、国籍やバックグラウンドの多様化が進む今、自分の価値観とは異なる意見を受け入れる練習も必須ですね。***プレゼンテーション能力を高めるには「考えるちから」「話すちから」を育むことがカギのようです。今回、ご紹介した方法はすぐに始められるものばかりですので、さっそく今日から親子でスタートしてみませんか?(参考)こどもまなび☆ラボ|世界で通用する「話すちから」を鍛えよう!『アルバ・エデュ』竹内明日香さんインタビュー【第1回】こどもまなび☆ラボ|子どもたちが国際社会で活躍するために必要な「話すちから」 竹内明日香さんインタビュー【第2回】All About|プレゼンテーション能力をアップする!ITOKI|竹内さん、グローバルに働くうえで日本人に足りないものはなんですか?文部科学省|主体的・対話的で深い学びの実現(「アクティブ・ラーニング」の視点からの授業改善)について(イメージ)ダイヤモンド・オンライン|インド・欧米に学ぶ「考える力」を伸ばす教育とは学びの場.com|意外と知らない”アクティブ・ラーニングのねらい”(vol.1)
2019年08月24日2004年にメンズブランドとしてスタートした、『AUGUSTE-PRESENTATION(オーギュストプレゼンテーション)』。2014年よりレディースラインもスタートし、ほかにもAUGUSTE-PRESENTATION Pajamalook(オーギュストプレゼンテーション パジャマルック)と、Tシャツやスウェットなどデイリーなアイテムを展開するGOWN & FOUNDATION(ガウン アンド ファウンデーション)の別ラインもある。化学繊維は極力使用せず、天然の繊維を主としており、早くからサスティナブルなもの作りを根ざしていたブランドです。 テクニカル素材の秘密ブルゾン¥70,000/AUGUSTE-PRESENTATION(エフアイティー)エフアイティー Gジャンをベースにしたブルゾンは、デニムよりも暖かみのある風合いと、やわらかなシルエットがマニッシュなスタイルが好きな女子の心を擽ります。英国の羊毛糸を千鳥格子柄に織り上げて、軽くて暖かいシンサレート中綿を入れています。最新化学によって生まれたシンサレート中綿は、アウトドアウェアのほかに布団などにも使用されるほど、多目的に用いられているテクニカルな素材。天然繊維の良さを十分に解釈しているからこそ、新しい技術にも目を向けて、用途により取り入れる順応な姿勢はブランドの価値を更に高めてくれます。 裏地は綿100%にしているので、肌触りも良好。表面はウール特有の毛羽立ったごわつき感がありますが、部屋着の中綿半纏を着ているような着心地なので快適です。 素材へのこだわりと共に、さりげないディテールにも注目です。Gジャンやデニムパンツにも用いられる、ネオパー釦を採用。よくみるとブランドの刻印に、ヴィンテージ加工を施した特注品です。デニムパンツを初めとるオーセンティックなアイテムは、デザインや機能性が既に完結しているため、勝るもの作るのは至難なこと。しかし、シンサレート中綿のようなテクニカルな素材を用いながら、コットンやウールなど天然の繊維を融合させたデザインはいまの時代だからこそ作ることができたウェアだと思います。そして汎用性が高いGジャンをデザインのベースにしたのでデイリーに着やすく、軽量かつ暖かいため寒さで身体がこわばる季節におしゃれを楽しみたい人には欠かせません。 エフアイティー:kimyongduckstyling:Mari Nagasakatext : Shizuka Takehara
2018年11月30日ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)は、2018年春ウィメンズコレクションと2017年秋冬メンズコレクションをプレゼンテーション形式で東京・虎ノ門で発表。デザイナーのステラ・マッカートニーも来日し、2017年7月11日(火)アンダーズ 東京でイベント「ワールド オブ ステラ」を行った。会場中央には、ミニゴルフ会場が設けられ、CHIHARUや福士リナ、江原美希といったモデルたちが、最新コレクション2018年春ウィメンズのウェアを纏って登場。ウェアは、暖かな季節の訪れを感じさせるカラフルなものが多く、オレンジやイエローなどビタミンカラーのドレスなどが多く並んだ。一方、クレーンゲームなどが揃う奥のアーケードゲームコーナーでは、英国のメンズウェアにインスパイアされた2017年秋冬メンズコレクションを展開。タータンチェック柄のコートやグレンチェック柄のアウターといった、ブリティッシュカルチャーを強く感じさせるアイテムのほか、オーバーサイズニットやレオパード柄のシューズなどパンキッシュな装いも発表された。同時に、アディダス バイ ステラ マッカートニーのスペースも設けられ、VR技術を使って2017年秋冬コレクションが紹介された。ゴーグル・ヘッドフォンを付けると、ランニング・トレーニング・ヨガのカテゴリーの新作ウェアが頭の先からつま先まで全身リアルに鑑賞でき、360度のバーチャルリアリティでステラ マッカートニーの世界が体感可能に。なお会場には、太田莉菜、秋元梢、竜生涼、夏木マリ、蜷川実花などセレブリティが駆けつけ、ステラ・マッカートニーとともにスペシャルな東京の夜を祝った。【問い合わせ先】ステラ マッカートニー ジャパンTEL:03-6427-3507
2017年07月15日2016春夏シーズンのパリメンズコレクションでは、依然としてショーを開催するブランドが趨勢を占めていたが、客席を設けないプレゼンテーション形式でコレクションを発表するブランドが徐々にではあるが増えてきている。ブランド側にとっては、客席を設営する必要が無く、それに伴って大きな会場を借りる必要も無く、それらに掛かる警備費など、様々な経費を抑えることが出来、支出を削減できることが大きな利点だ。今季を見渡してみると、日本の2ブランドがプレゼンテーション形式で見せて強い印象を残した。パリではコレクション発表が2回目となる、相澤陽介が手がける、ホワイトマウンテニアリング(White Mountaineering)は、パリ中心にあるイベントスペース「アトリウム」を使用。ここは多くの若手デザイナーがショーやプレゼンテーションを行い、巣立っていった場所だ。パリでは新人扱いとなり、未来を嘱望される「ホワイトマウンテニアリング」には相応しい場所といえる。所々に植物を配したブロックを積み重ねたランウェイをモデル達が闊歩。色調を抑えたグレーイッシュでグラフィカルなアディダスとのコラボレーションアイテム10体と、ステンドグラスのようなプリントを使用したオリジナルラインのアイテムの対比が興味深かった。森川マサノリのクリスチャン・ダダ(CHRISTIAN DADA)は、マレ地区のガレージを舞台に映画のセットのようなプレゼンテーションを行った。それもそのはず。暴走族を描いてスキャンダルとなった1953年の映画『乱暴者』から着想を得ているのだった。バイクにまたがっているモデル達が、1人ずつ前方に出てポーズを決め、元の場所に戻る、というシンプルな演出。ラメのアーガイルチェックやタイガー、イーグルなどのモチーフをあしらいながら、何となくワルそうな雰囲気を見事に表現。天晴れと思わされた。フランスのイーチ × アザー(EACH × OTHER)とスウェーデンのアクネ ストゥディオズ(Acne Studios)は、それぞれマレ地区のギャラリーを使用してアーティなプレゼンテーションを開催。イラン・ドゥルイとジェニー・マナーハイムによるイーチ × アザーは、サン・クロード通り沿いのギャラリーを借り切り、ブレア・シバース、ロバート・モンゴメリー、ジャン・シャルル・ドゥ・カステルバジャックという3人のアーティスト、デザイナーを招いて、3名の個別の作品を展示しながらコラボレーションアイテムを交えたコレクションを発表。イーチ × アザーが掲げるファッションとアートの融合を見事に表現して見せていた。ジョニー・ジョンソンによるアクネ ストゥディオズはギャラリー街であるトンプル通りのギャラリーを使用。アーティスティックなオブジェの周りを、ハイヒールを履いたフェミニンなルックのモデル達が歩き、その対比が非常にシュールレアリスティックだった。プレゼンテーション形式のコレクション発表では、服を着たモデル達が並び、その周りをジャーナリストやバイヤーが自由に行き交うことができる。あるいは、ほんの数10cm程の距離でモデルが目の前を通り過ぎるため、ディテールまで凝視することが可能。つまりは、後日ショールームを訪れる手間が省け、時間を稼ぐことができるのだ。短い期間で多くのことをこなさなければならないジャーナリストにとってはとても有り難いことである。パリコレクション全てがプレゼンテーション形式の発表になってしまったら無味乾燥なものとなり、ジャーナリストもバイヤーも来なくなってしまうのだろう。しかし、会場選びや演出などで多くのことを表現可能にすることが実証されているのだから、現在のファッションを取り巻く経済状況に鑑みても、もう少し割合が多くなって良いのかもしれない。
2015年08月12日フィリップモリスジャパンのたばこブランドMarlboro(マールボロ)は9日、パッケージの大幅リニューアルを行なうことを発表するプレゼンテーションを東京・恵比寿にて行なった。○体験コンテンツで新マールボロの世界観へ会場に入る前に、一人ひとりブースに入り映像体験コンテンツを実際に体感するという催しが行なわれた。マールボロからのメッセージが次々に表示され、「境界線を、踏み越えろ」というナレーションが流れると、足元に赤いラインの「境界線」が出現。扉が開き、境界線をイメージしたステップを上りきると、デザインリニューアルされたマールボロの新パッケージが目に飛び込んでくる。一気にマールボロの世界観に引き込む、心にくい演出だ。○斬新なキャンペーン展開の軌跡2010年より世界で、日本では2014年から展開してきたグローバルキャンペーン「Be<Marlboro」では、その歴史と、リーダーシップ、自由、自信、男らしさ、などのマールボロの持つブランド価値を新しいメッセージにこめて発信してきた。その中で、キャンペーンコンセプトの文字を1文字ずつ記したTシャツを喫煙所をはじめ、居酒屋やクラブ、音楽フェス会場などで配布。その数は26万着を超えたという。プレゼンテーションには3人のプレゼンターが登場し、マールボロの展開について語られた。最初に登場したマーケティング コンシューマー エンゲージメント ディベロップメント メディア マネージャーの長谷川靖氏は2014年のマールボロの取り組みについて説明。「マールボロの60年におよぶ革新的な軌跡を、成人喫煙者に向けて発信してきた」と力強く話す。続いて登場したのはマーケティング ディレクターのアンドレアス・モーゼル氏。「日本は世界の中でもマールボロの最大市場で、ブランド構築活動をしてきた。そのような中で、マールボロも変化、進化していかなければならない」と、時代に合わせて変化していくべきだと話す。「Be<Marlboro」のキャンペーンコンセプト「常識を覆すか。常識に従うか。今動くか。一生動かないか。未来の選択肢にMAYBEはない。自分を信じろ。未来を決められるのは、自分だけだ」というメッセージを、マールボロ自らが体現すべく、2015年にパッケージデザインの変更を実施する。○新キャンペーン「CROSS OVER」最後に登場したマールボロ アシスタントブランドマネージャーの岩田幸純氏は「短期的なものではない。長期的プロモーションとして、一環したブランド体験を提供していく」と、今回の変更やこれから展開するキャンペーンについて説明した。製品パッケージのデザインはシンプルを追及し、まったく新しいものでありながら大胆なデザインに変更された。パックのソフトな感触と鮮やかな色合いのコンビネーションには無駄がなく、格別な個性と高い品質を際立たせる。また、銘柄によっては新開発のファームフィルターが採用され、ひとくち目から最後まで一貫した味わいを実現した。さらに、2015年4月からはグローバルプロモーション「CROSS OVER」を展開。このプロモーションは、新デザインの投入と同時期に、日本が世界に先駆けてスタートする。4月13日より公開される成人喫煙者限定オフィシャルウェブサイトで応募を開始し、当選者は2015年の夏、カリフォルニア / カナダ / アラスカのそれぞれの地に分かれて2000km以上を移動するという、一生に一度の体験を味わえるという。このキャンペーンの狙いは、この旅や当選するまでの過程の中で「昨日までの自分を踏み越える」経験をすること。ブランドメッセージである「行動が人生の前進に繋がる」ことを実際に体感することにある。「世界各国で順次パッケージの変更が進められるが、同時期に一斉に変更を施すのは日本がはじめてとなる。これはら短期的なものではなく、長期的プロモーションで、一貫したブランド体験を提供し続ける」と、岩田氏は今後のプロモーション展開にも意欲をみせた。
2015年03月11日「エルマンノ・シェルヴィーノ(ERMANNO SCERVINO)」の2015年春夏コレクションが11月18日、イタリア大使館においてプレゼンテーション形式で発表された。紅葉の庭園を望む会場で、晴天に恵まれ、来日したデザイナーのエルマンノ・シェルヴィーノ本人も「来日前はフィレンツェ、ミラノと雨続きだっただけに、秋晴れの東京でコレクションを披露できるのは最高の気分」と上機嫌だった。「デイタイムとイブニングのどちらも楽しむ女性に贈るコレクション」という15SSコレクションは、ラフィアやリネンのキャンバスなどの春らしい軽やかでトロピカルな素材をレースと合わせ、シェルヴィーノらしいグラマラスなラインアップ。日本の“ゴザ”をイメージしたストゥイア(stuoia)と呼ばれる光沢感のあるソフトなラフィア素材をチュールレースでつなげたコートや、シュニールマクラメなどアルタモーダの技術が細部に使用されている。ホワイト、オフホワイト、ターコイズ、グリーン、デニムブルー、ブラックのカラーが会場に映え、ラグジュアリーなコレクションを披露した。「本当は日本をもう少しゆっくり楽しみたいのだけれど、来年1月に発表するミラノメンズの準備で、イタリアにとんぼ返りしなきゃならないんだ」とエルマンノは残念そうに笑い、会場を後にした。
2014年11月20日●日本のプレゼン用スクリーンが「文字ばかり」になる理由新製品の発表や企画会議、コンペなどの場で披露される「プレゼンテーション(以下、プレゼン)」。この単語を聞いてワクワクと心おどらせる人は正直なところ、少ないのではないだろうか。薄暗い会場の中、スクリーンに映し出された「PowerPoint(パワポ)」の資料には、テキストがびっしりと並んだページ、"お決まりの色"のグラフ、空いたスペースに入れ込まれたデフォルト収録のイラスト。プレゼンターはうつむいて原稿を淡々と読み上げ、聴衆の中には夢の世界に旅立ってしまった人もちらほら……。日本のビジネスシーンでたびたび遭遇する「プレゼン」は、こんな印象が強いといえよう。今回は、"プレゼンのデザイン"専門のデザイナーであるゲッコープロダクション 首藤智之氏に、プレゼンにおける日本人の「雑」な部分、そして魅力的なプレゼンのために必要な事柄に関してお話を伺った。○スライド専門のデザイナー首藤氏は元ソニーのデザイナーで、在籍中は当時の取締役社長のプレゼンを担当して以降、プレゼンテーション周辺の業務に携わってキャリアを積んできた。そんな同氏がなぜ独立し、「プレゼン」専門のデザイン事務所を立ち上げたのか、その起業の理由を尋ねた。すると、「Googleの画像検索の結果を見ていただけると分かりやすいかもしれません」と意外な提案が。「presentation design USA」、「presentation design UK」、「プレゼンテーション デザイン 日本」でと3パターンの検索結果を比較した画面を提示された。「USやUKは明らかに色彩を取り入れており、ビジュアル面に配慮しているが、日本はスクリーンに用いる文字の量が多い。これが日本と欧米のギャップだと思います」と語る首藤氏。この「ギャップ」にビジネスチャンスを見いだして、ソニーを飛び出したのだと語った。○日本のプレゼンに「ビジュアル」を取り入れにくい理由プレゼン用のスクリーンに関して、首藤氏は「ビジュアルを活用することで、印象的なものになる」と語り、自身が作成した架空の食肉普及団体のプレゼン用ビジュアルを披露してくれた。2枚のスクリーン用画像の見た目は大きく異なるが、表す情報の内容は同じ。確かに、シズル感のある写真を用いたスクリーンは、一般的な日本のビジネスの文法にのっとった物よりも魅力的に見える。しかし、「ビジュアルを重視したスクリーンを、日本の現場で採用するのはなかなか難しい」と首藤氏。その理由は、「プレゼンの本番前に練習する時間がない」ためだ。基本的に日本のビジネス現場では「プレゼンの練習」をする習慣がなく、口頭で補う部分が多いビジュアルメインのスクリーンは採用しづらい。また、原稿が頭に入っていないために、表やグラフに書かれているキーワードを見ないと発話のきっかけをつかめない人も多い。そのため、どうしても「表やグラフをメインとしたスクリーン」になってしまうという。デザイナーとして、首藤氏はここにジレンマを抱えている。「文化的背景の違いだと思っています。海外(欧米)では、プレゼンテーションに対し、練習時間など、多くのコストを払うのが一般的です。こうした認識が国内でも広がれば」と語り、その例として、日本でもよく知られているAppleの創始者・スティーブ・ジョブズ氏の製品発表プレゼンを挙げた。ジョブズ氏のプレゼンは、自然なふるまいとサプライズ(One more thing)が印象的で、実際、国内のビジネスマンの中には、彼の「まね」をして、思いつきで話そうとする人もいたそうだ。しかし、同氏のプレゼンは「演出家がつき、(ジョブズ氏自身が)何度も練習した結果」であり、決して「思いつきで話しているのではない」と強調した。首藤氏は、クライアントに対して、スクリーンのデザインだけでなく、「スピーチの練習」を提案するようにしていると語った。●「日本のプレゼン道」は海外に通用するか○日本の「プレゼン道」話は変わり、首藤氏は日本式のプレゼンを、歴史上の出来事「元寇」になぞらえた。まず名乗りを上げてから相まみえる日本人の戦のスタイルをモンゴル軍相手に行ったら、名乗りの途中で矢を射られてしまったというエピソードが、日本のプレゼンの現状に近い、と語る。日本企業のプレゼンの多くが、創業の歴史や事業説明、売り上げ報告などから始まるが、確かに「名乗り」に近いかもしれない。首藤氏はこうした日本国内で暗黙の了解として守られている形式、いわば「プレゼン道」とでも呼べるようなしきたりは、「国際競争力の面では弱い」と語る。海外では、企業紹介ひとつ取っても、「この間会社が爆発したんですよ」など、「ツカミ」の部分を設けてから、「商品開発をしていまして、実は爆発したのは3回目です。でも、4回目は絶対成功します」と続け、聴衆の注意をひきつける。それから創業の歴史を語れば、耳を傾ける人も多くなるだろうと、その「作法」の違いを解説した。○「プレゼン」と「会議」の違いそして、日本の「プレゼン道」が編み出された原因のひとつとして、「社内会議とプレゼンの同一視」があるのではないかと語った。社内会議は関係者同士の会話になるため、例えるなら「98%の知識がある人と96%の知識がある人とのすり合わせ」が実施される。非常に細かな部分に話が及ぶため、膨大な資料が必要になることもある。しかし、プレゼンとなると、聴衆の知識はゼロと考えるのが基本だ。何も知らない人に、どれだけ早く70%程度の知識をつけてもらうかというのがプレゼンの役割だが、そこで日本企業は「社内会議」用の緻密な資料を出すために、ミスマッチが起こるというのだ。また、首藤氏によれば、プレゼンを聞いているのは「4種類の人間」という。具体的には、「(プレゼンターのことが)好きな人」、次に「好きと嫌いの比率が半々の人」、「明らかなアンチ派」、最後には「特に意見を持たない人」。1回30分程度のプレゼンで、これらすべての立場の人をひっくるめて、少なくとも70%の聴衆に好印象を持たせなくてはならない。そんな場面では、緻密で詳細な資料を延々と提示するのではなく、わかりやすい話をまず「好きな人」向けに出して、次に反対派を納得させるような情報を出し、攻略を進めていくのがコツだと話した。「日本には欧米式のプレゼンをせずとも、「事実を話していけばいつかはわかってもらえる」という方も多いです。実際にそのようなこともあるかもしれませんが、それは(一般的なプレゼンの持ち時間である)30分では絶対に達成できなません」。この点において、首藤氏は国内外の感覚の大きな差を感じたそうだ。○理解と共感の違い「わかってもらえる」という言葉ひとつ取っても、そこには「理解」と「共感」という異なる意味が含まれてしまう。おそらく、日本企業のビジネスマンの多くは、「理解」を目標にプレゼンしていることだろう。しかし、「共感できないプレゼンはダメなんです」と首藤氏はきっぱりと断言する。首藤氏自身も、過去に「言っていることは正しいけれど、合意したくない」という反応を受けたことがあり、こうなるとプレゼンの結果としては「負け」なのだと指摘。その逆の例として、「言っていることは穴だらけだけど、面白そうだからやろう」という展開になったこともあるという。後者のように、相手に「共感」を覚えさせるためには、主張する事柄の面白さをどう伝えたら良いかという部分がキモとなり、それには写真などのビジュアルの活用が不可欠だと語った。そして、対外的に行うプレゼンでは、ゲッティ イメージズのような有料の商用素材を使うのが「かえって安上がり」になる可能性もあるとのこと。というのも、フリーの写真素材の場合、モデルリリース(被写体の人物から取得する写真の利用許可)をとっているかどうかはカメラマンのリテラシーに依拠するのが現状で、海外では訴訟問題にも発展した例もあるという。信用のおける素材を使うことも、ビジネスを円滑に進める上では大切になるということだ。○プレゼンの目的は「好きになってもらうこと」「日本人は几帳面」……国民性を語る際、よく挙げられるポイントである。実際、工業製品やサービス業などにみられるこだわりには肯定的な声も多い。しかし、首藤氏はこの「細かさ」が、プレゼンにおいてあだになり、逆の効果をもたらしているパターン、聴き手に「雑なプレゼン」という印象を与えることもあると指摘する。「日本人には、ディティールにこだわりすぎる傾向があるようです。売り上げなどの数値を端数まで正確に読み上げたり、グラフの配置を1ミリずつずらしたり、そういった部分にフォーカスしてしまいがちです。しかし、プレゼンテーションの目的というのは、聴衆の心をつかみ、プレゼンター自身のことを好きになってもらうことです」。首藤氏は力強く語った。同氏は、古巣であるソニーの創業者・盛田昭夫氏の「プレゼンをするときに、原稿を絶対読むな」という印象的なフレーズを挙げた。これに続けて、「女性を口説く時、原稿を読み上げるわけがない。プレゼンも相手の心をつかみに行くのだから。相手の目を見て話すべきだ」と語ったそうだが、確かに、人の心を動かす場面で、視線をそらすというのは致命的と言える。視線をあげるために、首藤氏はスクリーンに映された原稿を読み上げるにしても、プレゼンターの視線の先にプロンプター(原稿を表示するモニター)を設置すべきとコメントした。そして、本番前には必ず近くにいる人に依頼して、話している様子を見てもらうことが重要とも指摘。資料を作っている段階では分からないが、声に出してみると読みづらい部分などが明確になり、ブラッシュアップされる。練習できる時間がたとえ10分~20分でも効果はあるため、まったくやらないより、短くても練習はぜひ取り入れてほしいと話した。そして、最終的には不完全な部分を「個性として割り切ったほうがよい」という。例えば、プレゼンの最初に「私は噛みやすいです」と宣言すれば、たとえつかえて話すことになっても、致命的なミスにはなりにくいそうだ。日本国内の傾向として、「プレゼン」という機会に対して完璧を目指し、技巧を凝らした演出やよどみない読み上げにこだわる向きが強く、プレゼンの「テクニック」を知りたいという声も多いという。しかし、首藤氏は「まずは一生懸命伝えようとすることが大前提で、最も大切なことです。たとえその結果、プレゼンの作法にのっとっていない部分があったとしても、聴衆には思いが伝わります」と強く語り、話を締めくくった。122609607, Datacraft Co Ltd/ imagenavi(c)iStock.com/szefei, 24712984(c)iStock.com/annamoskvina, 27402407(c)iStock.com/Wiktor Rze?uchowski, 42153708(c)iStock.com/Kemter, 42605232
2014年11月06日●6人の学生が学生のためのOneNote普及策を披露日本マイクロソフトと毎日コミュニケーションズは5月29日、学生を対象としたプレゼンテーションコンテスト「Student Presentation Award 2011」の決勝大会を開催した。同コンテストは、学生たちのプレゼンテーション能力の向上および、新しい発想力の発掘、意識の向上を目的としたもの。2月10日~3月7日のエントリー期間中に応募があった作品中から、大会の実行委員会が「合理性があるか」「感情に訴えかけるものがあるか」「共感してもらえる要素があるか」という3つの項目で事前審査を実施。今回、厳選な審査を通過した6組のファイナリストが、決勝大会の会場となった日本マイクロソフト本社に集結した。ここでは、決勝大会の模様をお届けしよう。○10分間のプレゼンテーションにすべてをかける今回のテーマは「デジタルノート"Microsoft OneNote"を学生の間で普及させるには」で、学生たちは「就職活動」か「大学生活」という2つのシーンからいずれかを選択。決勝大会では10分間の持ち時間を使い、具体的な活用テクニックや学生間で利用を広める施策についてプレゼンテーションする。決勝大会に勝ち残った参加者は以下の6組だ。○OneNote入りのUSBメモリを無料配布トップバッターとして登場したのは、中央大学の加藤舞子氏だ。「イマの大学生はタダに弱い?!」と題したプレゼンテーションでは、大学生の間でまだOneNoteの存在があまり知られていないことを強調し、認知度の向上を最優先した。そこで、今の大学生が持つ購買意欲の低さと"タダに弱い"特徴を挙げ、訴求方法にOneNoteが入ったUSBメモリの無料配布を提案。この方法では、100万円の予算で2,700個のUSBメモリ配布が可能になるという。また、事前に謎めいた告知を流して大学生の興味を高めたり、"気になることがあれば共有する"という大学生の心理を利用したりして、現場およびインターネット上で多数のバイラル効果を獲得。同氏は「OneNoteは教授・生徒ともに多くのメリットがあり、授業で使用することによって必然性を作り上げます」とアピールした。○写真など仲間との思い出をOneNoteで共有横浜国立大学の杉浦慎平氏は「伝えたいOnlyOneの思い出」と題し、写真など仲間との思い出をOneNoteで共有する方法を提案した。現在、大学生は撮影した写真をローカルディスクに保存する一方で、編集したり、他人と共有したりしたいというニーズも多い。そこで同氏は、「大容量かつ手軽に使えるOneNoteの特徴を生かし、卒業アルバムやインターネット上で展開されているその他のサービスに対して差別化が図れる」と協調した。認知段階は学生向けの無料コピーサービス「タダコピ」や検索連動広告、使用段階では具体的な使い方や利用シーンを紹介する動画、そして普及段階においては各種SNSやブログなどでプロモーションを実施。これにより、100万円の予算で約58万人への普及が見込めるという。○学生が必然性を見出す授業ノートの共有青山学院大学の眞子就有氏は、OneNoteを知らない学生が多い原因について、「授業でも利用頻度の高いWordやExcelに対し、OneNoteは普段の生活で特に必要性を感じていないため」と分析。そこで、単純に利便性をアピールするのではなく、学生たちが必然性を見出せるプランを打ち出した。眞子氏が提案するのは、学生が最も情報を欲するテスト期間を中心とした、OneNoteによる授業ノートの共有。多彩な形式の情報を1つにまとめられるOneNoteは授業ノートの共有に最適であり、GoogleドキュメントやEvernoteなど他の共有ツールと比べても大きな優位性を発揮するという。具体的な手法としては、「Office Web Apps」を使えば誰でも無料でOneNoteを見られることを生かし、URL入りのチラシを配布。加えて授業ごとにTwitterアカウントを作成し、修正連絡をはじめ継続的かつ双方向の情報連絡も実現する。また、このプランには学生の協力が不可欠であることから、予算として1授業につき5,000円のインセンティブも盛り込まれている。「このプランを各校、各世代で実践していけば、自分の欲しい授業ノートが必ず見つかるWebサイトの構築も可能になり、結果としてOneNoteを知らない学生がいなくなります」と、同氏は真の狙いを明らかにした。さらに同氏は、震災の影響で決勝大会が約2ヵ月延期されたことから、自らが考えたプランを大学で実践。75枚のチラシを配布したところ、授業履修者の25%が欠席しており、テスト期間でない状況にもかかわらず、6割以上の学生がTwitterアカウントをフォローしたという。●大賞賞金50万円は誰の手に!?○SNSとテンプレートを組み合わせた新アプローチ「ONESTEP」「わくわくキッズ」の代表である宮野秀幸氏は、「就職活動生に届け!Microsoft OneNote」と題したプレゼンテーションを行った。まず同氏は、供給過多の情報に就活生が対応できていないという就職活動上の問題を提示。これに対し、情報管理の容易性と情報へのアクセス性に優れたOneNoteは、就職活動の情報整理に大きく貢献するとアピールする。ただし、OneNoteだけですべての問題を解決できるわけではない。そこで、学生向け就職情報サイト「マイナビ」と連動しOneNoteベースで情報共有ができるSNS「Zero」、就職活動に特化したOneNote用テンプレート「MYSTEP」という2つの要素で構成された、問題解決への新しいアプローチ「ONESTEP」を提案した。○OneNoteが留学生との国際交流に貢献「国際支援科をターゲットとしたOneNote普及計画」と題したプレゼンテーションを行ったのは、「チームみちのく」の関根千尋氏だ。同チームでは留学生と知り合う機会が多いことから、日本人学生と留学生をターゲットに、語学学習ツールとしてOneNoteの利用を提案した。留学生の中には「日本人ともっと交流したい」「たくさんの情報量を処理できない」「授業の内容を理解しきれないこともある」といった悩みを抱えている人々も多い。そこで、モデル校の国際交流課にOneNoteのライセンスを無料配布し、活用方法のレクチャーおよび活用環境の構築を実施。モデル校に対する調査・評価を経て、他大学へのアプローチを行うというものだ。こうした実績と口コミ、さらには留学生を通じた波及効果により、交流の活性化および自学学習の補助、そして最終的に10万件のライセンス販売を目指すという。○2013卒生による就活の実績作りを始点とした「PROJECT EBITAI」「きれいなジューC」は「就活生に向けたOneNoteの普及方法の提案 PROJECT EBITAI」と題して、中山智裕氏、柴昴祐氏、橋本綾香氏の3人がプレゼンテーションを行った。同チームでは、就職活動においてOneNoteが備える情報の集約・編集機能が大きな武器となることに注目。しかし、就活生のニーズとマッチしているにもかかわらず、認知度は約20%、使用経験に至っては3%程度しかないことを独自調査で明らかにした。学生たちへのアプローチは、就職活動において"前例がある"という安心感がポイント。そこで注目したのが、学生たちが持つMicrosoft Officeのバージョンだ。OneNoteはMicrosoft Office 2010年に含まれているが、次年度の就活生である2013卒生が主に使用しているのはOffice 2007。こうした背景から、同チームは日本マイクロソフトとマイナビの全面協力を得て、2013卒生による実績作りを普及の始点とした「PROJECT EBITAI」を提案する。手法としては、まず日本マイクロソフトがマイナビメールを通じて、OneNote就活に参加する2013卒生を募集、OneNoteの無料配布を行う。その後、日本マイクロソフトと学生がコミュニケーションを図るために各地でミーティングを実施し、より良い就活ノートを作成していくというものだ。2013卒生の就活シーズン終了後は、日本マイクロソフトが内定者のデータを収集し、マイナビ上で2014卒生に対しコンテンツやOneNoteデータの配信を実施。すでにOffice 2010の利用率が高い2014卒生は「こんなソフトが入っていたんだ」と、OneNoteの価値に気付くというわけだ。同チームはこうした活動を毎年繰り返すことでコンテンツが増強され、学生たちの間でOneNote就活が必須の存在に成長するとしている。○人に何かを伝えて動かすプレゼンテーションの魅力審査員による厳選な審査の結果、大賞に輝いたのは青山学院大学の眞子氏。審査員を務めたボナ・ヴィータ 代表取締役の菅野誠二氏は「独自性のある大変素晴らしいアイデアはもちろん、延期期間を使って仮説の検証まで行ったことが審査員一同で決断に至った最大の理由です」と語る。大賞に輝いた眞子氏は「私は人に何かを伝えて動かせる、そんな力を持つプレゼンテーションが大好きです。今回はさまざまなプレゼンテーションを研究し、自分なりに納得のできる最良の形に仕上げられました」と、受賞の喜びを語った。なお、大賞の眞子氏には賞金50万円のほか、副賞としてテレビや雑誌で活躍中の人気スタイリストが特別にコーディネートしたスーツやシャツ、靴などのビジネススタイル一式、さらにフレッシャーズ編集部からは新生活に最適なグッズが贈られた。準大賞の「きれいなジューC」チームには賞金25万円、Webサイトの投票で選ぶサポーター賞に輝いた中央大学の加藤氏には賞金5万円を贈呈。そのほか、決勝大会参加者全組に対してXbox 360およびKINECTセンサー1セットもプレゼントされている。
2011年05月31日