「オーディオ」について知りたいことや今話題の「オーディオ」についての記事をチェック! (4/5)
ASUSTeK Computerは4日、無線LANオーディオレシーバー機能を搭載するIEEE802.11ac対応無線LAN中継器「RP-AC52」を発表した。3月5日より発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は7,000円前後。5GHz帯のIEEE802.11ac/a/nと、2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/nに対応する無線LAN中継機。背面プラグを備え、無線LANの電波が届かない場合などに電波を中継して到達距離を伸ばせる。最大通信速度は443Mbps(理論値)。10BASE-T / 100BASE-TX対応有線LAN×1ポートも備え、有線LANを無線化する無線LANアクセスポイント機能も備える。本体にはオーディオ出力インタフェースとして3.5mmミニジャックを搭載し、無線LANオーディオレシーバーとしての利用も可能。アンプ内蔵スピーカーなどを接続することで、タブレットやスマートフォン内の楽曲などを、「RP-AC52」を介してワイヤレスで再生できる。iOS/Android向けの専用音楽プレイヤーアプリ「ASUS AiPlayer」も無料提供。対応する音楽ファイル形式はFLAC / AAC / WAV / MP3。FLAC / AAC / WAVは96kHz / 24bitまで、MP3は44.1kHz / 16bitまで対応する。インターネットラジオ機能も内蔵。搭載アンテナ数は3本(5GHz×1本、2.4GHz×2本)。セキュリティはWPA2-PSK / WPA-PSK / WEPで、簡易無線LAN設定機能WPSにも対応。無線LAN受信電波の強さが分かるLEDも搭載する。本体サイズはW54×D31×H85mm、重量は約90g。対応OSは、Windows Vista / 7 / 8 / 8.1、Mac OS X、Linux。
2015年03月04日Keith Mcmillen Instrumentsは、次世代オーディオインタフェースおよびプログラマブルミキサーを統合した最新モデル「K-MIX」を発表した。価格は599ドル。同製品では、薄型で軽量なボディーに、スタジオクオリティーのサウンドを誇るμPreプリアンプを搭載した8イン10アウトの入出力のUSBオーディオインタフェース機能を装備。また、フレキシブルなルーティング、各チャンネルのDSPおよび機能設定がコンピュータなしに行えるフルプログラマブルミキサーとしても動作が可能となっている。さらに、堅牢なオプト・タクタイル・コントロール・サーフェースを装備し、本体のスライダーやエンコーダー、ボタンにより、あらゆるDAWを操作可能なようにデザインされているとのことだ。
2015年02月17日M-Audioは、Thunderbolt接続に対応した12 チャンネルオーディオインタフェース「DELTABOLT 1212」を発表した。価格は499.99ドルで、2015年8月ごろ発売予定。同製品では、ふたつのセレクトが可能なOctane-Xマイクプリアンプ搭載入力端子および32ビットDACにより、ハイエンドなオーディオレコーディング環境をコンパクトかつリーズナブルに実現。DELTABOLT 1212に入力されたサウンドは、Thunderbolt接続を通して、フルデュプレックス12出入力で最高32ビット/192kHzの録音が行える。また、小型のボディーながら、DB25コネクタで8チャンネル入力と8チャンネル出力を確保。さらに、ヘッドホン出力端子とオーディオコントロールパネルでカスタムミックスもモニタリング可能となっている。
2015年02月16日プリンストンは13日、アナログオーディオ機器などの音声を取り込めるUSBオーディオキャプチャーユニット「デジ造音楽版 匠」を発表した。箱タイプパッケージの「PCA-ACUP3」と、ブリスターパッケージの「PCA-ACUP3A」の2種類を用意。2月20日より発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は税別4,612円前後。レコードやカセットデッキといったアナログ音楽機器の音源をPCに取り込み、デジタルフォーマットに変換できるUSBオーディオキャプチャユニット。取り込んだ音源は、付属のサウンド編集ソフト「Sound it! 7 Basic for Princeton」により編集でき、WAV / WMA / AAC / AIFF / Ogg / FLACなどに変換可能。また、Sonnox製ノイズ除去プラグインの搭載により、音質を損ねることなくアナログ音源特有のノイズを除去できる。サンプリングレートは48kHzまで対応。インタフェースはUSB 2.0。電源はUSBバスパワー。音声入力端子はRCA×1、3.5mmステレオミニプラグ。本体サイズはW90×D33×H17mm。
2015年02月13日Focusriteは、最新のThundebolt テクノロジーを採用したオーディオインタフェース「Clarett 2Pre」(10イン/4アウト)、「Clarett 4Pre」(18イン/8アウト)、「Clarett 8Pre」(18イン/20アウト)、「Clarett 8PreX」(26イン/28アウト)の4モデルを発表した。同シリーズは、同社の伝統あるISAマイクプリアンプをベースに新たにデザインされたプリアンプを搭載したオーディオインタフェース。接続には最新のThunderboltのテクノロジーを採用することで、1ms以下の極小レーテンシーを実現する。また、最高24-bit/192kHzのサンプルレートと、116dB A/D、118dB D/Aというダイナミックレンジにより、多様なサウンドに対して非常にクリアなコンバージョンを得ることが可能とのこと。さらに、プロフェッショナルスタジオ常設用に設計されたフラッグシップモデル「Clarett 8Pre X」では、ADATイン/アウト、背面パネルのマイクインプットとラインインプット、ファンタム電源、 MIDI入出力を装備し、フェイズリバースとハイパスフィルターをそれぞれのチャンネルに搭載している。なお、新しい64-bit AAX、AU、VSTに対応した「Red 2」、「Red 3」プラグインも付属する。
2015年02月12日メディア・インテグレーションは、Apogee Electronics社製Mac専用Thunderbolt 2対応オーディオインタフェース「Apogee Ensemble」を発売した。同社オンラインストア価格は33万4,000円(税込)。同製品は、1Uラックサイズのスリムな筐体に、最大30イン34アウトのオーディオ入出力を装備したMac用オーディオインタフェース。8つのステップ・ゲイン・プリアンプとふたつのヘッドホンアウト、さらにフロントパネルについた高解像度OLEDディスプレイ、ふたつの大型ダイヤルと機能選択可能な4つのボタンにより、効率的にモニターコントロールなどを行える。また、Thunderbolt 2接続およびESS Sabre 32 DACを採用し、最少1.1msの超低レイテンシーなフル32bitプレイバックを実現。インプット/アウトプットを完全にコントロール可能なApogee Maestroソフトウエアが付属する。なお、Logic、Pro Tools、AbletonなどMac Core Audioをサポートした各種音楽アプリケーションに対応する。
2015年02月07日ローランドは、ハイレゾでの音楽再生環境と音楽制作に最適な、2系統のインプットと最大6系統のマルチ・チャンネル出力に対応したUSBオーディオインターフェース「Super UA」を発売する。販売開始時期は3月を予定。価格はオープン。同製品は、音声ファイルを"1bitオーディオ"に変換することで高品質なサウンド再生を実現する、ローランド独自のDSPオーディオ・エンジン「S1Lki」を搭載したUSBオーディオインターフェイス。192kHz/32bit PCM形式へのアップサンプリング、2.8MHz 1bit形式への変換、さらには周辺回路の影響を加味した補間フィルタによって滑らかで濁りのないサウンド出力を実現。最高352.8kHzのオーディオデータや5.6MHzのDSDデータの再生に対応するほか、高品位パーツの採用と各種オーディオ出力端子の装備によりさまざまなヘッドホンやアンプ、モニタースピーカーでの高音質な再生を可能にしている。また、高音質なサウンドの取り込みを可能にする2系統のマイク/ラインの入力を備えるほか、ヘッドホンやモニター、スピーカーといった再生環境比較を可能にする最大6系統のマルチ・チャンネル出力に対応するなど、音楽制作においても最適なスペックとなっている。ボディはアルミダイキャスト製で、高精度により密閉された本体はノイズの低減にも貢献。操作に追随して発光するLEDインジケーターや大型のレベルメーターを搭載するなど、暗所においても視認性の高いパネルレイアウトを採用している。また、接続状況で使い分けられるセパレートスタイルを採用し、通常の接続では本体のみを使用、XLRコネクターによる接続が必要なときは付属の「ブレークアウトボックス」を併用するなど、使用用途に合わせてフレキシブルなセッティングが可能となっている。
2015年01月23日ニュマークジャパンコーポレーションは、最高24bit/48kHzに対応したコンパクトなUSBオーディオインターフェス「ALESIS Core 1」を発売する。発売日は1月28日。価格はオープンプライスで、市場予想価格は7,980円。同製品は、アルミニウム素材でコーティングされた頑丈かつコンパクトなボディーに、コンボ入力端子×1(XLR + 1/4" TRSバランス標準フォン)を装備したUSBオーディオインタフェース。ステレオ・ヘッドフォン端子、入力インピーダンス切り替えスイッチ、入力ゲイン調整なども備えており、ラインレベルのデバイスやギター、マイクなどさまざまなソースを接続して、高品位なレコーディングが手軽に行えるという。また、PCやMacに加えて、iOSデバイス(要Apple Camera Connection Kit)に対応。そのほか、音楽制作ソフトウェア「Cubase LE」が付属する。
2015年01月21日Imagination Technologies(IMG)は1月16日、ワイヤレスオーディオIPプラットフォーム「Caskeid」がMQA(Master Quality Authenticated)をサポートすると発表した。「Caskeid」は、効率の良い正確なワイヤレスマルチルーム/マルチチャネルオーディオを提供するプラットフォームである。一方、MQAはスタジオ品質のサウンド、利便性、エンドツーエンドでの再現性の3つの理想的な特性を一度に提供する新しいロスレス音楽フォーマットである。今回、「Caskeid」がMQAをサポートすることにより、ハイレゾリューションオーディオの体感を家全体に提供できるワイヤレスマルチルーム/マルチチャネルスピーカーの開発が可能になる。中でも、「Caskeid」プラットフォームが備えるクラス最高の20μs未満の同期性能は、MQAが目指すスタジオ品質オーディオのマルチルーム/マルチチャネルを無線環境で実現できる技術であるとしている。なお、「Caskeid」のライセンシーとパートナーには、Frontier Silicon、Media-Saturn Group、オンキヨー、Pure、Meridian Audioなどがおり、今後さらに多くの企業にライセンスを提供していく予定。
2015年01月19日ディーアンドエムホールディングスは1月15日、マランツブランドのネットワークオーディオプレーヤー「NA6005」を発表した。2月上旬発売で、希望小売価格は税別68,000円となっている。NA6005は、2.8/5.6MHzのDSDや最大192kHz/24bitのFLAC、AIFF、最大96kHz/24bitのALACなどハイレゾ音源再生に対応したネットワークオーディオプレーヤー。DACチップには高性能なシーラスロジックの「CS4398」を採用。原音に忠実な再生を実現するジッターリダクション回路を搭載している。入力インタフェースはUSB Type Aポート(フロント)×1基、光デジタル音声入力端子×1基、ネットワーク端子×1基装備する。ネットワークでは、DLNA 1.5とAirPlayに対応。ネットワーク再生での対応フォーマットはWMA、MP3、WAV、MPEG-4 AAC、FLAC、ALAC、AIFF、DSD。フロントのUSB Aポートには、USBメモリ、iPhone/iPodを接続可能。ネットワーク再生と同じ音声フォーマットを利用できる。アナログ部分は、高速アンプモジュールHDAMを使用したフルディスクリート構成で、HDAM-SA2を採用したヘッドホンアンプも搭載されている。電源回路には大容量のEIコアトランスを採用し、安定した音楽再生が可能だ。電源のオン・オフやボリューム操作などを行えるAndroid/iOS用アプリ「Marantz Hi-Fi Remote」にも対応。Wi-FiはIEEE 802.11b/g/nに準拠。Bluetoothのバージョンは2.1+EDRで、プロファイルはA2DPとAVRCP、コーデックはSBCとAACに対応する。本体サイズはW440×D329×H104mmで、質量は6kg。
2015年01月15日STMicroelectronicsは1月8日、カーオーディオの開発効率を最大化するとともに、製品コストの最小化に貢献するチューナIC「STAR(ST Advanced Radio)」ファミリを発表した。同ファミリは、デュアルチャネルの「STAR-T(TDA7707)」とシングルチャネルの「STAR-S(TDA7708)」がラインアップされており、カーオーディオの地上ラジオ放送の受信に独自のスケーラブルなプラットフォームを提供する。具体的には、各種カーオーディオや使用地域に対応する単一ハードウェアプラットフォームの開発を可能にする。そのため、異なるハードウェアとソフトウェアを組み合わせた複数製品の設計が不要になる他、最もシンプルなシングルチャネルのAM/FMラジオから、DAB/HD-Radio/DRMなど、複数の規格に対応するマルチチューナ型製品まで、あらゆるカーオーディオを単一の基板レイアウトで実現することができる。また、2品種のうち「TDA7707」は、モノリシックのデュアルチャネルチューナIC(4バンド)で、FMフェーズダイバーシティ、FM+バックグラウンドFM/AM、およびFM/AM+バックグラウンドRDS/TMCを含む、ラジオ受信における幅広いアーキテクチャに対応している。さらに、外付けコプロセッサと組み合わせれば、HD-RadioおよびDABなどのデジタルラジオ放送の受信にも対応する。一方、シングルチャネルの「TDA7708」には、ハードウェア(ピン配置)ならびにソフトウェアの互換性があるため、簡単にデュアルチャネルシステムへ拡張することができる。この他、両品種とも、あらゆる環境下で最高の受信品質を実現するためにラジオ信号の処理に特化したDSPや外部デジタルラジオデコーダへのインタフェースを搭載すると同時に、外付け部品を最小限に抑える。なお、パッケージは9mm×9mm0.85mmサイズの64ピンQFN。現在サンプル出荷中で、2016年より量産を開始する予定。また、製品開発期間を短縮する評価キットやハード・ソフトウェア関連資料も用意されている。
2015年01月09日ニュマークジャパンコーポレーションは、M-AUDIOブランドの小型USBオーディオ・インタフェース「M-Track mk2」および「M-Track Plus mk2」を発売した。価格はいずれもオープンプライスで、市場予想価格はM-Track mk2が1万4,800円、M-Track Plus mk2が1万9,800円。「M-Track mk2」は、頑丈なメタルシャシーボディを採用したコンパクトな2チャンネルUSBオーディオ・インタフェース。ファンタム電源に対応し、ギターやベース、ボーカルレコーディングなど多様な入力ソースが利用可能なふたつのXLR/1/4"ライン入力端子を装備。USBバスパワー駆動に対応。Ableton Live Lite、Waves(Audio Track/Eddie Kramer Effect Channel/TrueVerb)などのソフトが付属する。一方、「M-Track Plus mk2」は、24bit/96kHzの高解像度サウンドを有する、メタルシャシーボディの小型USB2.0オーディオ・インタフェース。ファンタム電源、およびライン/インストゥルメント切り替えスイッチを装備しそれぞれダイレクトに調整が可能な2つのXLR/1/4”ライン入力端子を装備。USBバスパワー駆動に対応。Ableton Live Lite、Cubase LE 7、Waves(Audio Track/Eddie Kramer Effect Channel/TrueVerb)などのソフトが付属する。
2015年01月09日ヤマハミュージックジャパンは、Steinberg Media Technologiesとヤマハとの共同開発によるスタインバーグブランドのUSBオーディオインタフェース「UR12」を発売した。価格はオープンプライス。同製品は、エントリーモデルながらClass-A ディスクリートマイクプリアンプ「D-Pre」を搭載したマイク入力用XLR端子と、ギター/ベース入力用フォーン端子(Hi-Z専用)を各1基搭載。また、リアの出力部にはRCA端子を搭載しており、24bit/192kHzのハイレゾオーディオ環境を手軽に実現できる。さらに、インターネットの動画配信などに便利な、「ループバック機能」も備える。なお、WindowsやMacだけでなくiPadとの接続にも対応し、iPad対応音楽制作アプリと組み合わせることで、高音質なレコーディングをシンプルなセッティングで実現可能となっている。ちなみに、本体のほか、デジタル・オーディオ・ワークステーション・ソフトウェア「Cubase AI」ダウンロード版が付属する。
2015年01月08日IK Multimediaは、Androidに対応したギター用デジタル・オーディオ・インタフェース「iRig HD-A」を発売した。価格はオープンプライスで、市場予想価格は税別1万3,500円前後。同製品は、Samsung Galaxy Note 4やGalaxy Note Edgeなど、Samsungプロフェッショナル・オーディオ対応の最新機種をはじめ、USBオーディオに対応したAndroid OSの最新メジャー・アップデート、Android 5.0(Lollipop)搭載機種などで利用が可能。iRig HD-Aに接続されたギター/ベースのサウンドは、24-bit/48 kHzのADコンバータを通じてデジタル入力されるため、クリアなギター/ベース・サウンドをそのまま入力することが可能となっている。本体には入力ゲインをコントロールするプリアンプが搭載されており、マルチ・カラーで入力ゲインを表示するLEDを見ながら、アプリに最適なレベルに調整が行える。また、Mac/PC、そしてiOSで幅広い支持を得てきたギター・アンプ&エフェクト・アプリ「AmpliTube」のAndroid対応版ージョン「AmpliTube for Android」(無償版あり)と組み合わせることで、パワフルなギター/ベース用のアンプ&エフェクトサウンドを手軽に楽しめる。なお、AmpliTube for Androidは、Samsung Professional Audio SDKを使用して開発されており、単独のアプリとして動作するだけでなく、Samsung独自のDAWアプリ「Soundcamp」のプラグインとしても使用できる。
2015年01月06日12月20日~21日の期間、東京秋葉原の「ベルサール秋葉原」で「ポータブルオーディオフェスティバル2014」(ポタフェス2014)が開催された。ポタフェスは、イヤホンやヘッドホン、ポータブルプレーヤーなど、国内外のポータブルオーディオブランドが一堂に会するイベント。当記事では新製品を中心に、注目ブースの展示内容を紹介していきたい。○カジュアルニーズ向けモデルとプロ向けモデルハーマンインターナショナルJBLやAKGなど多くのブランドを扱っているハーマンインターナショナルのブースでは、新たにハーマングループとなった「yurbuds」ブランドのスポーツ向けイヤホンを展示。yurbudsブランドのイヤホンは、耳のくぼみに合わせて回転させながら装着する「YWISTLOCL TECHNOLOGY」を採用。激しい運動を行っても外れにくいという特徴を持っている。外からの音を必要以上に遮らない構造を採っており、ウォーキング中などの安全性にも配慮されている。スタンダードモデルの「INSPIRE」シリーズ、女性向けモデルの「FOR WOMEN」シリーズ、より激しいスポーツ向けにイヤーフックを装備した「FOCUS」シリーズの3シリーズが展開されている。また、JBLブランド、AKGブランドともに、ファッショナブルなデザインで豊富なカラーバリエーション展開を行うカジュアルユース向けモデルを出展。JBLブランドのモデルは「SYNCHROS E」シリーズで、「SYNCHROS E50BT」「SYNCHROS E40BT」「SYNCHROS E30」の3モデル。AKGブランドンのモデルは「Y」シリーズで、「Y40」「Y50」「Y55」「Y45BT」の4モデルをラインナップ。いずれも密閉ダイナミック型のオンイヤーポータブルモデルで、JBLのE50BTとE40BT、AKGのY45BTはBluetoothに対応している。AKGに関してはこれまで、パーソナルユース向けの製品はハーマンインターナショナル、プロユース向けの製品はヒビノプロオーディオセールスが取り扱っていた。ハーマンインターナショナルは、ヒビノとディストリビュート契約を締結。今後、プロオーディオ製品も販売できるようになる。これに伴いブースには、これまでヒビノ扱いとなっていた「K812 PRO」も展示されていた。○プロ用音響機材の技術詰め込んだハイレゾプレーヤー - トップウイングトップウイングブースでは、Lotoo社のハイレゾプレーヤー「PAW GOLD」が注目を集めている。Lotooはアジアでトップシェアを持つ放送機器メーカー。スイスのKudelski社のNAGRAブランドで販売しているプロ向けのレコーディング機器のODMも行っている。PAW GOLDは、Lotooとしては初となる民生向けの製品。DSD 5.6MHzのネイティブ再生に対応したハイレゾプレーヤーだ。ストレージはSDHC/SDXCメモリーカード。最近のプレーヤーでは、Androidなどの汎用OSを使用したものが多いが、PAW GOLDはオリジナルのOSを採用しており、最大2TBにまでのストレージを利用可能だ。DACチップにはテキサス・インスツルメンツ社製の「PCM1792」、ヘッドホンアンプには同じくテキサス・インスツルメンツ社製の「LME49600」を採用している。筐体は航空産業用アルミ合金で、非常に堅牢。ジッターも5ppmにまで抑えられており、引き締まった太いサウンドを体験できる。12月20日発売で、価格は285,000円(税込)だ。○バランス接続の据え置き型ヘッドホンアンプ - 協同電子エンジニアリングPhasemation(フェーズメーション)ブランドを展開する協同電子エンジニアリングブースでは、バランスドライブのヘッドホン「EPA-007x」を出展している。EPA-007xは、「EPA-007」の後継モデル。従来モデルでは、6.3mmステレオ標準ジャック×2だったヘッドホン出力端子が、XLR/6.3mm兼用端子となった。バランス接続もアンバランス接続タイプのヘッドホンも使用することができる。また、従来同様、ステレオとデュアルモノの切り替えスイッチも装備している。アンプは、オペアンプを使わないディスクリート構成。4段階のインピーダンス調整に加えて、ヘッドホンの制動力を調整するダンプコントローラーも装備している。入力はバランス(XLR)とアンバランス(RCA)を装備。○ハイレゾプレーヤーのチューンナップモデルを参考出展-ヒビノブースヒビノインターサウンドのブースでは、iBassoブランドのハイレゾ対応ミュージックプレーヤー「DX90j」の限定モデルのプロトタイプが参考出展されている。限定モデルは「DX90j Limited Edition」。2015年の春頃を予定しているが、完全限定モデルで出荷台数も限られたものにあるとのことだ。DX90jは、192kHz/24bitのPCM音源、2.8MHzのDSD音源に対応したプレーヤーだ。下の写真はDX90jとLimited Editionの基板を並べたもの。使用されているコンデンサーが変更されているのが確認できるが、そのほかにもバッファーアンプのローパスフィルターを変更。さらにオペアンプは、テキサス・インスツルメンツ社製の「OPA627」にグレードアップされている。
2014年12月22日ティアックは、同社の対象製品を購入したユーザーを対象に、オーディオグレードのUSBケーブルをプレゼントする「USBケーブル・プレゼントキャンペーン」を実施中だ。プレゼントされるUSBケーブルは、8,400円(税別)相当のサエクコマース製「SAEC SUS-380」(外径は約5mm、長さは70cm)。独自の連続鍛造伸延技術により、信号の伝送を妨げる結晶粒界を極力軽減。結晶を長手方向に連続化させることで優れた導通性能を持つ、新導体「PC-Triple C」を採用している。導体抵抗を減らすことにより、低域から高域までストレスなく音を伝えるという。絶縁体には非誘導率の低いフッ素樹脂を採用。アルミ箔と編組の2重シールドでノイズ対策を施している。対象製品は、USBオーディオ・デュアルモノーラルD/Aコンバーター「UD-501」、USB DAC搭載プリメインアンプ「AI-501DA」。2014年12月1日から2015年3月31日の期間、これら対象製品を購入したユーザーが応募でき、レシートか領収書の写真を添えて申し込む(日本国内の正規販売店で購入した新品に限る。中古品、ネットオークション品、並行輸入品は対象外)。応募の締め切りは2015年4月12日23時59分まで。
2014年12月22日NXP Semiconductorsは12月15日、スマートフォン用オーディオシステム向けに第3世代スマートアンプ「TFA9897」を発表した。同製品は、市場で普及しているスマートフォンにプレミアムクラスのオーディオ性能を実現する。また、8Ωマイクロスピーカ向けに最適化された、独自の最新アルゴリズムを採用している。そして、これまでのスマートアンプICと同様に、システム全体が1チップ化されており、CoolFlux DSP、電流検出機能内蔵の高効率クラスDアンプ、DC/DCコンバータが集積されている。このように、同製品はターンキー型ソリューションを提供し、すべてのプラットフォームと互換で、集積も容易である。さらに、シンプルな電流検出アンプとは異なり、レイテンシを最小に抑える保護機能を提供し、出力定格の高い他のアンプに対し、高い競争力を実現している。採用されている先進的な組み込みアルゴリズムについては、別途ライセンス契約は不要。また、設計の際に音質のカスタム化とともに、スマートフォンの性能の最適化法の選択を可能にする補助ツールも用意されている。加えて、デザインイン活動に対しては、同社の専門のフィールドアプリケーションチームが支援する。同チームは世界各地に配属され、ハードウェア、ソフトウェア、音響技術全般にわたって、世界をリードする専門知識を提供しているという。
2014年12月17日シンタックスジャパンは、スノー・ホワイトカラー仕様のRME社製USBオーディオインタフェース「Babyface Snow Edition」を、クリスマス・シーズンに合わせ、完全数量限定100台にて販売している。価格はオープン。同製品は、2011年末にクリスマス・シーズン限定特別モデルとして登場し、圧倒的な人気を誇ったBabyface Snow Editionを台数限定にて再販するもの。本体ボディーに施されたつや消し加工のスノー・ホワイトカラーは、スタジオのみならず、家庭のリビングや書斎に設置してもなじむ清涼感のある仕上がりが特徴。ベストセラーとしての機能性や安定性はそのままに、インテリア性を兼ね備えた特別モデルとなっている。また、標準のバランス・ブレイクアウト・ケーブル(XLR端子入出力)に加えて、アンバランスの金メッキRCA端子の付いたホワイト仕様のHi-Fiブレイクアウト・ケーブルも同梱されている。
2014年12月11日ニュマークジャパンコーポレーションは、さまざまなDJコントローラ/ソフトウェアで使用可能なUSBオーディオインタフェース「DJiO2」を発売した。価格はオープンプライスで、市場予想価格は税込1万2,800円。同製品は、24bit/44.1kHzのオーディオクオリティーを実現し、モバイルDJ、プロデューサー、パフォーマーなど、さまざまな人に適した使い方が可能なコンパクトサイズのUSBオーディオインタフェース。USBカメラアダプタ(別売)を使ったiOS機器との利用にも対応しており、iPhone、iPad上のさまざまなDJアプリやiMPC PROなどのトラックメイクアプリで活用できる。また、DJだけでなく、AKAI professsionalのウインドUSBコントローラ「EWI USB」をパソコン通してオーディオ機器につなぐためのブリッジとしても利用可能。持ち運び便利なコンパクトサイズのボディーに、USB端子、ゲイン調整付き1/4インチマイク入力、ヘッドフォン出力、RCAステレオ・マスタ出力などを装備することに加え、USBバスパワー駆動をサポートしている。
2014年12月08日ファイナルオーディオデザインは12月6日と7日、東京・ヨドバシカメラ新宿西口本店で「イヤホン組立体験」イベントを開催する。参加費は部材費込みで6,980円。6日は真鍮製の超小型モデル、7日は軽量ステンレス製のキットを組み立てる。6日に組み立てるのは、真鍮を削り出し、ヘアライン仕上げとした超小型きょう体に、同社オリジナルのBAドライバーを採用したモデル。7日に組み立てるのは、同社オリジナルのBAドライバーと軽量ステンレスきょう体、とりはずし可能な音導管を採用したモデルだ。ともに半田付けなどの難しい工程はなく、組み立て後は同社のアドバイスを受けながら、自分好みの音を作るチューニングを行える。作業時間は50分で、12月6日が10:00~21:00の間に10回実施、7日が10:00~20:00の間に9回実施する。募集人数は各回10名で先着順、9:30より受付を開始する。
2014年12月04日ファイナルオーディオデザインは12月4日、きょう体の製造にMIM(金属粉末射出成形法)を用いたバランスドアーマチュア(BA)型イヤホン「Heaven VIII」と「Heaven VII」を発表した。ともに発売は12月中旬で、価格はオープン。店頭予想価格は、Heaven VIIIが税込70,000円前後、Heaven VIIが税込60,000円前後。Heaven VIIIとHeaven VIIのきょう体は、粉末のステンレスを金型で成型し、1,200度以上にもなる高炉で焼結する製法「MIM」により作られたもの。従来の削り出し製法では不可能だったデザインを実現した。ドライバーユニットは両製品とも、従来よりも低音再生に優れたフルレンジBAを採用。音質はクリアかつまろやかさを感じさせる志向で、チューニングによりHeaven VIIIは臨場感のある低音、Heaven VIIは温かみのあるボーカル再生を得意とする。ケーブルはタッチノイズを抑えたフラットタイプ。ともに、感度は106dB、インピーダンスは24Ω、ケーブル長は1.2m、重量は29g。5サイズのイヤーパッドとスチール製のキャリーケースが付属する。Heaven VIIIは金メッキ仕上げ、Heaven VIIはシルバーの鏡面仕上げと直販限定のマットブラック仕上げの2種類を用意している。
2014年12月04日ファイナルオーディオデザインは11月22日と23日、大阪・ヨドバシカメラ梅田店で「イヤホン組立体験」イベントを開催する。参加費は部材費込みで6,980円。このイベントのために新開発した真鍮製の超小型モデルを組み立てる。イベントで参加者が組み立てるのは、関西初登場の新モデル。真鍮を削り出し、ヘアライン仕上げとした超小型きょう体に、同社オリジナルのBAドライバーを組み込む。半田付けなどの難しい工程はない。組み立て後は、同社のアドバイスを受けながら、自分好みの音を作るチューニングを行える。作業時間は50分で、11月22日が10:00~20:00の間に9回実施、23日が10:00~19:00の間に8回実施する。募集人数は各回10名で先着順、9:30より受付を開始する。
2014年11月21日STMicroelectronicsは11月14日、オーディオ用SoC「STA1052」をベースに開発されたカーオーディオ用プロセッサ「Accordo2」ファミリを発表した。同ファミリは、メディアデコーディング、オーディオルーティング、音声処理、アナログ音声入出力などを完全に統合したオーディオサブシステムとともに、独立したセキュアCANマイコンサブシステムを提供する。また、これまで複数の製品を必要としていた車載用インフォテインメント機器を1チップで実現する。さらに、顧客における部材コストの最小化に加え、ミドルウェア、メディアプレーヤ、オーディオコーデック、サウンドエフェクト処理を含む独自のソフトウェアターンキーソリューションにより、製品開発期間の短縮を加速させる。そして、同ファミリの大半の製品は、アプリケーションの拡張性を有しており、基本的なカーオーディオからネットワーク接続型カーオーディオやディスプレイオーディオに至るまで、さまざまな設計に対応することができる。一方で、あらゆるケースで同一のハードウェアならびにソフトウェアアーキテクチャを再利用できるため、設計コストが大幅に削減される。この他、32ビットで動作周波数が最大600MHzのARM Cortex-R4コアを搭載しており、メディア管理、通信およびオーディオデコーディングの全ての役割を果たす。さらに、フラッグシップ製品の「STA1095」には、リアルタイムCAN/車載インタフェース処理専用のARM Cortex-M3コアの他、Bluetoothによるハンズフリー通話用の音声増幅アルゴリズムとエコー/ノイズ除去(ECNR)をサポートする強力なDSPが搭載されている。なお、「Accordo2」ファミリ製品は、16mm×16mm×1.7mmサイズの361ピンLFBGAパッケージ(0.8mmピッチ)で提供される。現在サンプル出荷中で、2015年第2四半期より量産が開始される予定。
2014年11月17日メディア・インテグレーションは、Avid Technologyの定番DAWソフトウェア「Pro Tools」とApogee Electronicsのオーディオ・インタフェースを同梱したバンドルパッケージ「Pro Tools | Duet」、「Pro Tools | Quartet」を発売した。価格は、Pro Tools | Duetが税抜11万9,000円、Pro Tools | Quartetが税抜21万円。「Pro Tools | Duet」は、シンガー・ソングライターおよびループベースのミュージシャン向けにデザインされたポータブルな音楽制作パッケージ。Pro Toolsと2イン4アウトのUSBモバイル・オーディオ・インタフェース「Duet」の組み合わせにより、プロフェッショナル・レベルの音楽制作ワークフローをコンパクトに実現する。一方、「Pro Tools | Quartet」は、完全なオーディオ/MIDIのソリューションを必要とするミュージシャン、エンジニア、プロデューサー、サウンド・デザイナー、オーディオ・ポスト・プロフェッショナル向けにデザインされた音楽制作パッケージ。同ソフトに加え、12イン8アウトのUSBデスクトップ・オーディオ・インタフェース「Quartet」を備え、最初の音から最後のミックスにいたるまでの高品位な制作環境を手軽に提供する。なお、両製品ともにオーディオ・インタフェースのコントローラーから録音およびモニタリングを直接制御できるコントロール・ソフトウエア「Pro Tools IO Control」(EUCON対応)が付属する。
2014年11月07日ディーアンドエムホールディングスは11月4日、デノンブランドよりネットワークオーディオプレーヤー「DNP-730RE」を発表した。発売は11月下旬で、希望小売価格は46,000円(税別)。PCなどに保存されている音楽をネットワーク経由で再生するオーディオ用のネットワークメディアプレーヤーは、音楽配信サービスの一般化や、ハイレゾ音源の登場により注目を集めている製品だ。DNP-730REは、2011年8月に発表した「DNP-720SE」の後継モデルだ。DACチップは、テキサス・インスツルメンツ製の「PCM1795」を採用。高精度なD/A変換のために、ハイブリッドPLLジッターリデューサーを搭載。デジタル音声信号のクロックをリクロックすることで、ジッターによる音質への影響を抑えている。DLNA 1.5とAirPlayに対応しており、DSD 5.6MHzや192kHz/24bitまでのWAV、FLAC、AIFF、96kHz/24bitまでのALACを利用可能だ。ハイレゾ音源以外でも、WMA、MP3、MPRG-4 AACの再生に対応している。フロントパネルにはUSBポートを装備しており、ここからもネットワーク経由の場合と同じ形式のファイル再生を行うことができる。また、インターネットラジオも利用可能だ。アナログ出力回路は、2013年8月に発表したSACDプレーヤー「DCD-1500RE」と同等の回路構成を採用。カスタムコンデンサーなどの高品位パーツも使用されている。無線LANは、IEEE802.11b/g/nに対応。2本のアンテナによるダイバーシティ方式を採用しており、より高速で安定した通信を行うことが可能となった。WAC(Wireless Accessory Configuration)やWPS規格に対応しており、ネットワークの設定は簡単に行うことができる。また、「Denon Remote App」に対応しており、iPhone/ iPad/ iPod touchやAndroidデバイスから操作を行うことも可能だ。出力インタフェースは、アナログ音声(RCA)と光デジタル音声を装備。本体サイズはW434×D297×H73mmで、質量は2.9kg。
2014年11月04日エムアイセブンジャパンは、Mac/PC/iPadに対応したPreSonusのUSB 2.0オーディオ・インタフェース「AudioBox iOne」および「AudioBox iTwo」を発売した。価格はオープンプライスで、市場予想価格はiOneが13,800円前後、iTwoが18,800円前後。同シリーズは、小型・軽量なボディーに、大型コントロール・ノブ、ハイパフォーマンス・クラスAマイク・プリアンプなどを搭載し、最高24Bit/96kHzに対応したUSB 2.0オーディオ・インタフェース。より一層コンパクトでインストゥルメント入力1系統とマイクロフォン入力1系統を備えた「AudioBox iOne」、さらにステレオ入力/MIDI入出力/モニターミックスなども装備した「AudioBox iTwo」の2モデルをラインナップする。また、AudioBox iTwoと、微妙なニュアンスをキャプチャできる「M7コンデンサー・マイク」、プロフェッショナル・モニタリング・ヘッドフォン「HD7」などをバンドルしたスペシャル・パッケージ「AudioBox iTwo STUDIO」(市場予想価格:2万7,800円前後)も展開。そのほか、音楽制作ソフトウェア「Studio One Artist」が付属するほか、録音したセッションはそのままStudio Oneへワイヤレス転送できるiPad用2トラック・レコーディング・アプリ「Capture Duo」なども同社より無料配信されている。
2014年11月04日アルパインは10月28日、Apple CarPlayに対応したカーオーディオ「iLX-007」を発表した。10月より順次、米国と欧州で販売を開始する。iLX-007は、7型のディスプレイを備えたカーオーディオのメインユニット。Apple CarPlayを使用することで、電話、ナビ、音楽、メール送受信といったiPhoneの機能を車内で手軽に使用することができる。7型の大型ディスプレイを搭載しているため、iPhone単体で使用するよりもナビ機能などを快適に使用することが可能だ。これらの操作は、iLX-007のタッチパネルだけでなく音声認識機能のSiriで行うことも可能。使用できるiPhoneのバージョンは、iPhone 6 / 6 Plus / 5s / 5c / 5(iOS 7.1以上)となっている。なお、iLX-007は海外向けモデルで、日本国内での販売については未定。同社によると、iLX-007に限らず現時点での日本国内へのApple CarPlay対応機の投入については未定とのことだ。
2014年10月30日JVCケンウッドは10月28日、2015年モデルのカーオーディオとして、1DINサイズのCDレシーバー5製品と2DINサイズのDVDレシーバー3製品を発表した。発売は11月上旬より順次。価格はオープンで、推定市場価格は12,000円前後~44,000円前後(いずれも税別)。○Bluetoothの高音質コーデックaptX/AACを利用できる「U400BT」「U300BT」1DINサイズCDレシーバーのラインナップは、Bluetooth対応モデルの「U400BT」「U300BT」に、非対応モデルの「U400」「U300」「U300R」。U400BTとU300BTのBluetoothのバージョンは2.0+EDR。対応プロファイルはHFP、SPP、PBAP、A2DP、AVRCP。スマートフォンと接続した場合、ハンズフリー通話を行うことも可能だ。音声コーデックは、SBCに加えて、より高音質なaptX/AACを利用できる。また、スマートフォンの音声認識機能を利用して音楽の検索・再生や電話機能を利用することも可能だ。5モデルとも、音楽CDの再生とAM/FMラジオの受信に対応するほか、フロントパネルにUSBポートとAUX端子を装備。無料アプリの「KENWOOD Music Play」を使用することで、Androidスマートフォンに保存されている音楽をレシーバー側の操作で再生することが可能だ。また、別売オプションのiPodインタフェースケーブル「KCA-iP102」「KCA-iP103」でiPhone/iPodを接続した場合も、レシーバー側で選曲などの操作を行うことができる。さらに、フロントパネルには「iPodキー」を備えており、ダイレクトにiPhone/iPodからの入力に切り替えることが可能だ。U400BTとU400は、バリアブルカラーイルミネーション機能搭載。RGB各色を10段階で調節してオリジナルのイルミネーションに設定することができる。アンプの最大出力は50W×4。8種類のプリセットを備えた「dBイコライザー」機能も備えている。プリセットは「DRIVE EQ」「DANCE」「POWERFUL」「ROCK」「VOCAL」「EASY」「JAZZ」「NATURAL」。DRIVE EQは、走行中にロードノイズによってかき消されやすい小さな音や低域などを補強するするものだ。○高い操作性のワイドコンソールモデルが追加された2DINレシーバー2DINサイズDVDシーバーのラインナップは、7V型液晶ディスプレイを装備する「DDX6015W」「DDX6015」に、6.2V型液晶ディスプレイを装備する「DDX3015」。ワイドコンソール用のDDX6015Wは、左右のフレームに操作キーを分離配置した専用のデザインを採用。キーとタッチパネルにより直感的な操作が可能だ。音楽CDやDVDの再生、AM/FMラジオの受信に対応するほか、背面にUSBポートとAUX端子を装備。USBデバイスに保存された音楽ファイル(MP3、WMA、AAC、WAV)、映像ファイル(MPEG-1/2)、静止画(JPEG)を利用できる。バリアブルカラーイルミネーション機能を搭載。プリセットされた8色のほかに、RGB各色を調整してオリジナルカラーにすることも可能だ。イルミネーションを時間で変化させるスキャンモードも装備している。アンプの最大出力は50W×4。走行中にロードノイズで聞こえにくくなる中低域を補正する「DRIVE EQ」をはじめとした8種類のプリセットイコライザーも備えている。
2014年10月28日ティアックは、USB2.0に対応したオーディオ/MIDIインタフェース「US-2x2」、「US-4x4」、「US-16x08」を、同社TASCAMブランドより発表した。「US-2x2」、「US-4x4」はすでに発売されているが、「US-16x08」のみ11月上旬に発売予定。価格はオープンプライス。これらの3モデルは、いずれも著名な音楽制作機器を数多く手がけたドイツ人デザイナーによる先鋭的なデザインを採用している。わずかに傾斜したアングルドデザインがストレスフリーのデスクトップレコーディングを実現するとのことだ。また、音質の要となるマイクプリアンプには、EIN-125dBuを誇る「Ultra-HDDAマイクプリアンプ」を搭載。さらに、複雑な機能は排し、簡単にインストールできる新設計の専用ドライバーも付属する。iPadなどiOSデバイスを使用したレコーディングにも対応しており、Apple純正のLightning-USBカメラアダプタにより、iPad用オーディオインタフェースとしも利用できる。なお、US-2x2では、iOSデバイスへ接続する際に別売のACアダプターが必要となる。
2014年10月28日ヤマハミュージックジャパンは、Bluetooth対応オーディオと間接照明が一体となったライティングオーディオシステム"Relit(レリット)"シリーズの新モデル2種を発売する。発売時期は、「LSX-70」が11月中旬から、「LSX-170」を12月上旬から。価格は「LSX-70」が4万5000円、「LSX-170」が6万円(ともに税抜)。Relitシリーズは、オーディオと間接照明が一体になったインテリアアイテム。新たな2モデルは、パンチングメタルの上質感と浮いているように存在するスピーカーユニットの融合による美しいデザインが特徴だ。「LSX-70」は約950gという軽量かつコンパクトな筒状で、部屋から部屋へ持ち運べる充電式バッテリー内蔵モデル。一方「LSX-170」はソリッドな円すい台で、美しく広がる光と重厚な存在感がインテリアにもなる据え置きモデル。カラーバリエーションは両モデルともに、サンライトゴールド、ダスクブロンズ、ナイトブラックの3色が用意される。また、スマートフォンやタブレット内の音楽ファイルをワイヤレス(Bluetooth接続)で再生でき、高音質なワイヤレス再生を実現するaptXにも対応する。周囲のどこから聴いても楽しめるように音が360度に広がるうえ、どんな場所に設置しても心地よい音を楽しめるバランスの取れたチューニングが施されている。加えて、圧縮音源に低音域の量感や高音域の伸びをプラスする同社独自の音質改善技術「Extra Bass」や小音量での再生時でも低音と高音を補正する「ラウドネスコントロール」を搭載。さらに、iOSまたはAndroid向けの専用アプリ「DTA CONTROLLER」(無料)を使えば、スマートフォンやタブレットの画面から再生/停止、音量調整、音質調整、楽曲選択などが可能だ。そのほか、両モデルに搭載されるLEDライトは「LSX-70」が5段階、「LSX-170」は10段階に明るさを調節可能。「DTA CONTROLLER」と連携し、タイマー設定した時間に合わせて照明と音楽を自動でオン/オフする「スマートタイマー」機能を搭載する。なお、「LSX-70」の外寸は幅94mm×高さ241mm×奥行94mm、重さは950g。スピーカーユニットは5.5cmウーファー×1、4cmツィーター×1。最大出力(JEITA)は、ACアダプタ使用時がウーファー10W+ツィーター10W、内蔵電池使用時がウーファー5W+ツィーター5W。照明部はLED数が4個で消費電力は8W。「LSX-170」の外寸は幅271mm×高さ290mm×高さ271mm、重さは3.3kg。スピーカーユニットは9cmウーファー×1、3cmツィーター×1。最大出力はウーファー15W+ツィーター15W。照明部はLED数が11個で消費電力は15Wとなっている。
2014年10月23日