「ひつじのショーン展」が、ジェイアール京都伊勢丹隣接の美術館「えき」KYOTOにて、2022年7月30日(土)から9月4日(日)まで開催される。「ひつじのショーン」TV放送15周年記念の展覧会「ひつじのショーン」は、アードマン・アニメーションズが手がけるイギリス発クレイ・アニメーション。元々は『ウォレスとグルミット 危機一髪!』に登場したキャラクターであったショーンを主人公に据え、2007年よりテレビシリーズの放送を開始すると、ショーンとその仲間たちが牧場で巻き起こす大騒動が老若男女から人気を博した。テレビ放送15周年を記念して、「ひつじのショーン」の世界観を堪能できる「ひつじのショーン展」を開催。『映画 ひつじのショーン~バック・トゥ・ザ・ホーム~』、『映画 ひつじのショーン UFOフィーバー!』といった作品の撮影やプロモーション用に制作された、セットやストーリーボードなどの展示を通して、「ひつじのショーン」の世界が出来上がるまでの制作過程を紹介する。撮影ジオラマやパペット、ストーリーボードなどを展示会場には、テレビシリーズ「ひつじのショーン」の、モグラを釣るシーンを描いたストーリーボードや、テレビ・映画の撮影用に用いられたジオラマ、パペットを展示。細かく作り込まれたインテリアや小物、今にも動き出しそうなパペットたちの表情豊かな姿などに注目だ。尚、「ひつじのショーン」を手がけたアードマン・アニメーションズは、粘土でできたパペットを少しずつ動かしながら撮影するストップモーション独自のアニメーション制作技術を確立。アカデミー賞のアニメーション部門において短編・長編合わせて4度もオスカーを受賞している。ストップモーションのプロフェッショナル達による、緻密でハイクオリティな制作の裏側を、間近に目にすることができる貴重な機会となっている。【詳細】テレビシリーズ放送開始15周年記念 「ひつじのショーン展」会期:2022年7月30日(土)~9月4日(日)会場:美術館「えき」KYOTO(京都駅ビル内・ジェイアール京都伊勢丹7階)住所:京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町時間:10:00~19:30(入館締切:閉館30分前)入館料:一般 900円(700円)、高大生 700円(500円)、小中生 500円(300円)※( )内は前売料金。6月25日(金)~7月29日(金)まで前売券販売。※「障害者手帳」提示の本人、ならびに同伴者1名は、当日料金より各200円割引。※展示作品やイベント内容が変更、または中止になる場合あり。※掲載内容に変更が生じる場合あり。
2022年04月29日「安野光雅 追悼展 安野先生のふしぎな学校 安野光雅美術館コレクション」が、ジェイアール京都伊勢丹7階隣接の美術館「えき」KYOTOにて、2022年2月25日(金)から3月27日(日)まで開催される。画家・安野光雅が描く風景画や絵本を紹介安野光雅は、戦後、小学校の美術教師として勤めながら本の装丁などを手掛けた画家。終戦後、復員した後に20代前半で小学校の代用教員となった安野は、教科書が十分になかったため、教える内容や方法を自身で考えながら授業をしていた。上京後は小学校で図画工作を教えるかたわら、本の装丁や挿絵を手がけ、1961年に画家として独立。1968年には『ふしぎなえ』で絵本界にデビューし、好奇心と想像力、独創性にあふれた絵本作品や、淡い水彩で描いた風景画などを発表した。安野の代表作である『もりのえほん』や『天動説の絵本』などに見られる個性的な世界観は、幼少時代に里山で触れ親しんだ自然や、教員時代に試行錯誤した経験によって生み出されたものだ。安野の創作の豊かさは、芸術の世界だけでなく科学・数学・文学までにもおよび、多彩な著作を残している。会場では、文字や数字、風景に至るまで、安野流の楽しみ方が詰まった絵本作品や絵画を授業に見立てて紹介。「インタレスト!」を合言葉に、まるで“ふしぎな学校”に入学したかのような気分で安野光雅の世界観を堪能できる。【詳細】安野光雅 追悼展 安野先生のふしぎな学校 安野光雅美術館コレクション会期:2022年2月25日(金)~3月27日(日)会場:美術館「えき」KYOTO(京都駅ビル内・ジェイアール京都伊勢丹7階)住所:京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町開館時間:10:00~19:30(入館締切:閉館30分前)入館料:一般 900円(700円)、高・大学生 700円(500円)、小・中学生 500円(300円)※( )内は前売料金。「障害者手帳」を提示の本人と同伴者1名は当日料金より各200円割引。※家族セット券(一般1名、小・中学生1名が入場可能)は1,000円。会期中、チケット窓口にて申し出が必要。2名同時入館に限る。他の割引との併用不可。※前売販売期間は~2月24日(木)まで。美術館「えき」KYOTOチケット窓口(休館日を除く)、京都駅ビルインフォメーション、チケットぴあ(Pコード685-872)、ローソンチケット(Lコード51925)にて販売。※状況により、作品展示やイベント内容は変更、または中止になる場合あり。【問い合わせ先】ジェイアール京都伊勢丹TEL:075-352-1111(大代表)
2022年02月17日「平間至 写真展 すべては、音楽のおかげ Thank you for the photographs!」が、ジェイアール京都伊勢丹7階隣接の美術館「えき」KYOTOにて、2022年4月2日(土)から5月8日(日)まで開催される。タワレコ「NO MUSIC, NO LIFE.」など数々のアーティスト写真を撮影「平間至 写真展」は、タワーレコードのキャンペーン「NO MUSIC, NO LIFE.」をはじめ、多くのアーティスト写真を撮影してきた写真家・平間至の写真展。“音楽が聴こえてくるような躍動感あるポートレート”によって写真界に新たなスタイルを打ち出したと評される写真家・平間至は、宮城県塩竈市に祖父が開業した写真館に生まれ、クラシック音楽愛好家だった祖父や父の影響で幼少の頃から音楽に親しんでいた。小学生の頃に聴いたオーケストラの生演奏や、10代でのめり込んだパンクロックといった音楽の原体験を経て、写真家として活動する現在も、平間至の制作背景には常にジャンルを超えた音楽が通奏低音として流れている。“写真と音楽”テーマに作品約180点を展示「平間至 写真展」では、「写真と音楽」をテーマに、厳選された約180点の写真作品が登場。平間至の名を一躍世に知らしめた《モータードライヴ(MOTOR DRIVE)》をはじめ、安室奈美恵、細野晴臣、のんなど、これまで撮影された膨大なアーティストたちのポートレート、舞踊家・田中泯の《場踊り》を追い続けたシリーズ、心象風景を内省的に表現したシリーズ《光景》、そして2015年開業の「平間写真館TOKYO」で撮影された写真などが会場に勢揃いする。【詳細】「平間至 写真展 すべては、音楽のおかげ Thank you for the photographs!」会期:2022年4月2日(土)~5月8日(日) ※会期中無休会場:美術館「えき」KYOTO住所:京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町 ジェイアール京都伊勢丹7階隣接開館時間:10:00~19:30(入館締切:閉館30分前)入館料:一般 900円(700円)、高・大学生 700円(500円)、小・中学生 500円(300円)※( )内は前売料金前売券販売期間:2月25日(金)~4月1日(金)販売場所:当館チケット窓口(休館日除く)、京都駅ビルインフォメーション、チケットぴあ(Pコード685-920)、ローソンチケット(Lコード55158)【問い合わせ先】ジェイアール京都伊勢丹TEL:075-352-1111(大代表)
2022年02月17日京都着物レンタル夢館(本社:京都府京都市、代表取締役:久保村一文)は、この度、THE SODOH HIGASHIYAMA KYOTO(@kyoto_thesodoh) とコラボしたフォロー&いいね!プレゼントキャンぺーンをインスタグラムにて開催します!.\フォロー&いいねで応募完了/【京都着物レンタル夢館×THE SODOH HIGASHIYAMA KYOTO プラン新設記念プレゼントキャンペーン】本日より、THE SODOH HIGASHIYAMA KYOTO(@kyoto_thesodoh) とコラボしたフォロー&いいね!プレゼントキャンぺーンを開催します!2つのアカウントをフォロー&投稿にいいね!で、THE SODOH HIGASHIYAMA KYOTOランチ付き成人式撮影プランをプレゼント♪♪日本画の巨匠、竹内栖鳳(たけうち せいほう)が京都東山エリアの中心に構えた約90年前の邸宅をリノベーションした優美な日本家屋レストランーTHE SODOH HIGASHIYAMA KYOTO。広大で美しい庭やレトロモダンな内装のバンケットルーム、八坂の塔がすぐ目の前に見える絶景など、バリエーション豊かな写真が撮れる成人式向けランチ付撮影プラン。普段はプロカメラマンによる撮影が許可されていないため、非常に貴重な機会です。▼キャンペーン詳細はこちら ▼■賞品THE SODOH HIGASHIYAMA KYOTOランチ付き成人式撮影プラン1名様・京都着物レンタル夢館:振袖レンタル、ヘアセット、髪飾りレンタル、東山エリアでの撮影(1時間)・THE SODOH HIGASHIYAMA KYOTO:THE SODOH HIGASHIYAMA KYOTO内での撮影(30分)、ランチ※2名様以上の場合、別途着物レンタル料金、ヘアセット料金、ランチ代が発生します。■参加方法①@yumeyakata_kimono と@kyoto_thesodohの両アカウントをフォロー②告知投稿(11/15投稿)をいいね※両方のアカウントをフォローしていないと応募資格が得られないのでご注意ください。■条件①撮影した着物姿の写真を1週間以内に@yumeyakata_kimono のタグ付けでご投稿ください②現在20歳、あるいは2022年に20歳を迎える方■応募期間2021年11月30日(火)15:00まで■使用期限2021年12月7日(日)~ 2022年12月30日(金)平日限定※予約状況により希望される日のご案内ができない場合がございます。■ご利用当日のタイムテーブル09:00夢館五条店へご来店11:00東山コースにて撮影開始12:00THE SODOH HIGASHIYAMA KYOTOにて撮影開始12:30ランチ17:30までに着物をご返却●ご提供したお写真データをSNSで投稿をしていただけますようお願いいたします。●日本国内にお住まいのフォロワー様限定のキャンペーンです。●応募者様のSNSアカウントが非公開になっている場合は、無効になります。●抽選時に、アカウントフォロー、本投稿へのいいね等、当選要件となる状態を維持いただいていることが確認できない場合、抽選の対象から外れることがあります。●本キャンペーンは予告なく中止または変更させていただく場合がございます。●当選者の発表はDM連絡をもって代えさせていただきます。当選者の方には、キャンペーン終了後InstagramのDMにてご連絡いたしますので、必ずフォローしていただきますようお願いいたします。DM連絡にて当選のお知らせをした後、指定の期日までにご連絡が取れない場合は当選が無効となります。●応募受付の確認・抽選方法・当選・落選・発送時の事故や破損等についてのご質問、お問い合わせは受け付けておりません。●当選した権利は第三者へ譲渡できません。また換金および他の賞品との交換はできません。●本キャンペーン参加にあたって生じるインターネット接続料や通信料、ご当選通知メールに記載の手続を履践するにあたって生じる諸費用は、ご本人様の負担となります。■当日のお着物は、観光用着物(プレミアムプランの振袖)に限ります。※夢館フォーマル着物は対象外となります。たくさんのご応募お待ちしております☺️---------------京都着物レンタル夢館とTHE SODOH HIGASHIYAMA KYOTOでは、皆さまに安心してご利用いただける空間を提供できるようコロナウイルス感染予防対策を徹底して実施しております。 ---------------#キャンペーン実施中 #キャンペーン #キャンペーン企画 #キャンペーン開催中 #キャンペーン情報 #キャンペーン応募 #キャンペーン中 #キャンペーン当選 #キャンペーンプレゼント #京都 #京都ランチ #京都カフェ #京都ディナー #夢館 #京都着物レンタル #成人式 #成人式前撮り #成人式ヘア #成人式前撮り撮影 #京都撮影 #京都ロケーションフォト #京都ロケーション撮影 #成人式キャンペーン #成人式ヘア #成人式前撮り #成人式振袖 #振袖レンタル #振袖ヘア #振袖 #成人式メイク : THE SODOH HIGASHIYAMA KYOTOは日本画の巨匠、竹内栖鳳(たけうち せいほう)が京都東山エリアの中心に構えた約90年前の邸宅をリノベーションした優美な日本家屋レストラン。広大で美しい庭やレトロモダンな内装のバンケットルーム、八坂の塔がすぐ目の前に見える絶景など、バリエーション豊かな写真が撮れる成人式向けランチ付撮影プランとなります。【夢館×SODOH】THE SODOH HIGASHIYAMA KYOTOランチ付き成人式プラン▼キャンペーン詳細はこちら ▼■賞品THE SODOH HIGASHIYAMA KYOTOランチ付き成人式撮影プラン1名様・京都着物レンタル夢館:振袖レンタル、ヘアセット、髪飾りレンタル、東山エリアでの撮影(1時間)・THE SODOH HIGASHIYAMA KYOTO:THE SODOH HIGASHIYAMA KYOTO内での撮影(30分)、ランチ※2名様以上の場合、別途着物レンタル料金、ヘアセット料金、ランチ代が発生します。※季節や時期によって異なりますランチコースのイメージ■参加方法①@yumeyakata_kimono と@kyoto_thesodohの両アカウントをフォロー②告知投稿(11/15投稿)をいいね※両方のアカウントをフォローしていないと応募資格が得られないのでご注意ください。■条件①撮影した着物姿の写真を1週間以内に@yumeyakata_kimono のタグ付けでご投稿ください②現在20歳、あるいは2022年に20歳を迎える方■応募期間2021年11月30日(火)15:00まで■使用期限2021年12月7日(日)~ 2022年12月30日(金)平日限定※予約状況により希望される日のご案内ができない場合がございます。■ご利用当日のタイムテーブル09:00夢館五条店へご来店11:00東山コースにて撮影開始12:00THE SODOH HIGASHIYAMA KYOTOにて撮影開始12:30ランチ17:30までに着物をご返却◆京都着物レンタル夢館 創業160年以上続く京都の呉服屋が運営する京都最大級の着物レンタル店。着物は女性、男性、お子様用ま で幅広く取り揃え、振袖や訪問着、袴など種類も豊富。オリジナル柄の着物・浴衣を含め色柄も多種多様で、ストックは1000枚以上。サイズもお子様用は85㎝~、大きめサイズも男性5L、女性4LWまでご用意があり、どん な年齢層や体形の方でもご安心してご利用いただけます。五条店 御池別邸 【お問い合わせ先】京都着物レンタル夢館 〒600-8103 京都市下京区塩竈町353 豊彩ビルプラン詳細: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年11月15日いつもどこかのカフェで過ごしているという、インスタグラマーきょんさんが、京都のカフェ&喫茶店をご案内。そこで見つけた「ここにきたらぜひオーダーしたい一皿!」を、ピックアップ。今回は、自然の癒しを求めて向かった先にある〈大原リバーサイドカフェ 来隣〉を訪れました。自然の癒しを求めて向かった先は、忙しさとは対極の豊かな自然を有する大原の地。大原といえば、「三千院」や「寂光院」といった寺院が点在していることでも有名だけど、遠路はるばる訪れる方も多いという、知る人ぞ知るカフェがここ大原にあります。自然の中でくつろぎながらおにぎりを食べる、そんな理想的なひとときを体験することができるのです。童心をくすぐられるこちらの古民家、こちらが今回ご紹介する〈来隣〉。木の温もりを肌で感じられる店内。テラスもあります。大自然に囲まれおにぎりを。「里の恵み おにぎりランチ」1,800円大原を訪れたのならぜひ食べていただきたい来隣お手製のおにぎりランチ。水、米、合わせる食材、それぞれ大原産という、まさに大原メイドの一品。選べる本日のおにぎりは"ちりめん山椒"や"九条ネギおかか"など計8品。この中から5つ好きなものを選ぶことができ、別紙にをしてスタッフさんにバトン。ネーミングだけで決められない、という方も心配御無用。等身大のサンプルを見せてもらえるので、それを見て決めるのもあり。原風景に触れながらおにぎりをいただく、考えただけでも癒されます。おにぎりランチには、大原野菜のおばんざいビュッフェ付き。おにぎりランチをオーダーすると、セットで楽しめるおばんざいビュッフェ。大原で採れた有機野菜を中心とする食材を使って作るおばんざいがビュッフェ形式で味わえるなんて、普段、栄養摂取を怠りがちな我が身も歓喜!食材すべてに深く感謝を。「来隣のフレンチトースト」500円ランチ以外にカフェメニューも多数あり。大原の地卵を駆使して作るフレンチトーストは、口をもぐもぐをしなくても、すっと溶けて消えていくようなトロッと食感が特徴的。知らぬ間に完食しちゃった、なんてことのないよう、気を抜かずじっくり味わって。街中にいると、ついつい忘れがちな深呼吸が気持ちよくって、何度も何度もスーハースーハーしちゃった自分にびっくり。豊かな自然から生まれた食材を通して、身も心も癒されたのでしょうねきっと。五感が満たされる、その本当の意味を教えてもらえた気がします。今更ながら"日本ってやっぱりいいよね〜!"と改めて思えたひとときでした。〈大原リバーサイドカフェ 来隣(KIRIN)〉京都府京都市左京区大原来迎院町11411:30〜16:30火休
2021年06月26日いつもどこかのカフェで過ごしているという、インスタグラマーきょんさんが、京都のカフェ&喫茶店をご案内。そこで見つけた「ここにきたらぜひオーダーしたい一皿!」を、ピックアップ。今回は、4月20日に開業した〈hotel tou nishinotoin kyoto〉併設の〈cafe&bar oku(カフェ&バー オク)〉を訪れました。4月20日に開業した〈hotel tou nishinotoin kyoto〉。併設の〈cafe&bar oku(カフェ&バー オク)〉では老舗茶屋の抹茶や、京都では初の取り扱いとなるスペシャルティコーヒーロースターの豆を使って淹れる珈琲が楽しめます。また、ホテル利用者以外も利用できる朝食や、卵サンドなどの軽食メニューもあり。併設感を微塵も感じさせない奥ゆかしい空間でひとときを過ごすことができます。光と影が演出する"奥ゆかしい"カフェ空間。日本庭園が眺められる座敷もあり。専門と専門が奏でる味わいを、和の空間美に包まれて楽しむ。「フラットホワイト」660円「抹茶ラテ」770円ニュージーランド発のロースター〈Allpress Espresso(オールプレス・エスプレッソ)〉のスペシャルティコーヒーが味わえるのもここならでは。京都では初のショップインショップとなるそうで、フラットホワイトやロングブラックといった味わい方も。また、京都の老舗日本茶専門店〈一保堂茶舗(いっぽどうちゃほ)〉の"京銘茶"と共演した抹茶ラテもあり。「大栄製玉 だし巻き卵サンドイッチ」990円だし巻き卵と大正2年創業老舗ベーカリー〈進々堂(しんしんどう)〉のパンを合わせたオリジナル卵サンド。食感、風味、香り、それぞれの豊かさが足並みを揃えて歩み寄ってくる仲の良さ。添えられたお漬物を合わせていただくと、和テイストの塩っ気が加わり、より一層奥ゆかしい味わいが生まれます。この旨味に相乗効果を生むドリンクとして、珈琲ももちろんいいけれど、個人的には抹茶ミルクを推したいところ。「和朝食」2,200円朝7時〜9時半までの間は朝食メニューの提供も。京の米老舗「八代目儀兵衛」の米を使用した"おかいさん"中心の和朝食は、焼き魚や汁物なども付いた理想的日本の朝ごはんと言える構成に。ホテルに宿泊された方はもちろん、ふらっと立ち寄って朝時間を楽しむ、なんて利用も可。ホテル併設のカフェと聞いて思い浮かべるイメージを、ことごとく覆されちゃいました。一言では言い表すことができない魅力が空間、空気感、食、それぞれに詰まっていて、従来の"併設"という固定概念を超えた新たな可能性を広げてもらったような気がします。取材を通して説明を受ける中で、"なるほど、そういう意図だったのか!"なんて発見もまたたくさんあったり。細部に息づく奥ゆかさに気づける感性をもっと磨いていこうと、心の中でそっと誓いました...。〈cafe&bar oku〉京都府京都市下京区西洞院通花屋町下る西洞院町455モーニング 7:00〜9:30 L.O. カフェ&バー 11:30〜16:30(16:00L.O.)無休
2021年05月08日いつもどこかのカフェで過ごしているという、インスタグラマーきょんさんが、京都のカフェ&喫茶店をご案内。そこで見つけた「ここにきたらぜひオーダーしたい一皿!」を、ピックアップ。今回は、百貨店〈藤井大丸内〉にオープンした、知る人ぞ知る名店 〈喫茶マドラグ〉を訪れました。全国的にも有名な"コロナの玉子サンド"はもちろん、大人でもオーダー可能なお子様ランチなんてものもあり。年甲斐なんて一旦忘れて、夢中で味わいましょうマドラググルメ!施設内とは思えないほど独創的な喫茶空間。席同士の距離感も全国レベルで有名な玉子サンドを求めた先にあった懐かしメニューの数々。「コロナの玉子サンド」880円まだ食べたことがない方にも、心から推したい名物玉子サンドがこちら。今は無き、河原町界隈にあった洋食店〈コロナ〉の玉子サンドのバトンを受け取り、同店で再現したもの。掴もうとすると逃げちゃうほど、特有のぷるっとした食感は、一度食べたら忘れられないほど、記憶に残ります。玉子サンドとは思えない重量感ながら、気づけば完食しちゃってるんです、いつも。「お子様ランチ」1,100円大人になった今でも、やっぱりお子様ランチに対する想いは忘れてません。ですが、我が子のため、といった理由でもない限り"お子様ランチお願いします!"なんて言葉にする機会ないですよね。しかし、喫茶マドラグではしっかり大人となってしまった自分のためにオーダーすることができるのです…!旗付きのチキンライスに、ハンバーグ、そしてナポリタン。これですこれ、心のどこかで求めていたお子様ランチの理想図。しかも、このプレートにスープとプリンまで付いてくるという至れり尽くせり感...。ちなみに、ランチというネーミングですが、終日オーダー可能で、プラス料金でドリンクセットにすることも。「洋食グリル アローン式オムライス」770円〜約10年ほど前に閉店した洋食屋<グリル・アローン>の店主からレシピを直伝してもらい、マドラグにて蘇ったオムライス。円盤型の特徴的なフォルムや、一見あんかけのようにも見えるソースの掛け方など見事に再現。酸味の効いたケチャップライスに、コクのあるさらっとしたソースとの絡みが絶妙。サイズは小(770円)、中(880円)、大(990円)から選択可。今となっては伝説となってしまった名店の味。もう二度とないのだろうな、と無意識的に感じていた幼少期のお子様ランチ体験。諦める前に諦めてしまっていた、さまざまな出会いがありました。だからこそ、と言うのも変だけど、たとえ口がソース塗れになってしまったりなんてしても、ここでは許されちゃうような気がして。というよりもそんな出来事すら楽しいとすら思えた場所でしたよ。〈喫茶マドラグ藤井大丸店〉京都府京都市下京区寺町通四条下ル貞安前之町60510:30〜20:00(L.O. 19:15)不定休(施設に準ずる)
2021年04月24日いつもどこかのカフェで過ごしているという、インスタグラマーきょんさんが、京都のカフェ&喫茶店をご案内。そこで見つけた「ここにきたらぜひオーダーしたい一皿!」を、ピックアップ。今回は、関西初となる〈ブルーボトルコーヒー 京都カフェ〉を訪れました。普段コーヒーを飲まない人であっても、きっと一度はその名前を聞いたことがあるであろうアメリカ・サンフランシスコ発のコーヒーショップ〈ブルーボトルコーヒー〉。築100年超えの歴史ある京町屋を改装した〈ブルーボトルコーヒー 京都カフェ〉では、世界初となるコースメニューを新たに提案。関西初となる同店でしか見ることができない新たなコーヒーの景色に触れてきました。コースメニューが体験できるのは、はなれの2階にある予約制フロア〈The Lounge −Kyoto−〉席は、カウンター5席と2人掛けのテーブル席があり。90分の極上コーヒー体験。「コーヒーコース -3種のコーヒーと季節のデザート-」3,850円(お一人あたり)現在京都カフェのみで提供されている世界初のコースメニュー。フィズネルドリップオージドリップ、と抽出方法の異なる3種類のコーヒーを味わうことができ、それぞれ使用するコーヒー豆は好みで選択可能。また、ネルドリップとオージドリップには、季節によって変化するデザートがペアとして提供されます。使用する豆も不定期で変更するそうなので、訪れるたびに異なるコースを楽しめるの魅力。詳細は下記に。フィズまずは、カスカラとよばれるコーヒーの果皮や果肉を使用したシロップを炭酸で割ったスタイルで提供。フレーバーは。シーズナルカスカラフィズとシーズナルコーヒーフィズの2 種類。カスカラフィズは甘夏の果汁と果肉がアクセントとなっていて、爽やか、かつフルーティな余韻が特徴的でしたネルドリップ&抹茶寒天クリームぜんざいお次は、布をフィルターとして抽出するネルドリップ。選べる豆は、清澄白河にあるフラッグシップカフェとここのラウンジのみで提供されるグアテマラと、お隣のカフェで提供されているコロンビア。目の前でドリップされたコーヒーは、錫製の器で楽しみます。がつん!とくる風味最初は驚いたけど、お供として登場するデザート"抹茶寒天クリームぜんざい"と合わせていただけばベストマッチ。濃さに抵抗がある方は、合わせて供される差し湯で割ってもよし。オージドリップ&桜バターサンドクッキー「OJI」のウォータードリッパーを用い、8時間ほどかけてじっくり水出しで抽出。選べる豆は、グアテマラとコロンビアでした。丸く削られた氷に注ぐことで、じわじわと溶け出す氷により、刻一刻と風味も変化。最初に飲んだときと、最後に飲み終えたときとでは、風味だけでなく質感も別物!さらにさらに、コーヒーとの相性を重視して作られたという"桜バターサンドクッキー "と合わせることで、新たな一面を知ることができました。今更ながら、コーヒーってやっぱり奥が深い...。90分のコーヒー体験でしたが、文字通り"あっという間"のひとときでした。例えば"ドリップコーヒーってなに?"だったり、"スペシャルティーコーヒーとは?"だったり、今更聞きづらいようなことでも笑顔で説明してくださるので、普段疑問に思っているようなことをどんどん尋ねてみましょ。ここだけでしか体験できない珈琲の世界に触れられること、その魅力はもちろんだけど、今まで漠然としていたことが明白になることで、そもそもの珈琲に対する捉え方も変わるかもしれません。このコーヒーコースには、そんな可能性も秘められているのだと、帰り際にしみじみ感じておりました。〈ブルーボトルコーヒー 京都カフェ〉京都府京都市左京区南禅寺草川町649:00〜18:00(The Lounge - Kyoto -の最終利用は16:00)
2021年04月10日いつもどこかのカフェで過ごしているという、インスタグラマーきょんさんが、京都のカフェ&喫茶店をご案内。そこで見つけた「ここにきたらぜひオーダーしたい一皿!」を、ピックアップ。今回は日本でも稀有な、完全招待制のホームカフェ〈un weekend à home〉を訪れました。第78回目にご紹介した韓国マカロン専門店〈noncaron〉の階下に、姉妹店となるカフェ〈un weekend à home〉が2月28日オープン。こちらのお店、なんとカフェのことを毎日考えている私もきょん。も初めて出会った完全招待制を採用したカフェなのです。話題性だけではないその魅力的な内部を今回ご紹介します。人物はもちろん、何を配しても生きるアットホーム空間。オリジナルアイテムを販売するコーナーも。話題の新感覚スイーツの数々。「ソンカラティラミス(タルギ)」1,100円ベースとなるビスキュイが指のような形をしていることから、韓国語で指を意味する"ソンカラ”というネーミングとなった進化系ティラミスがこちら。合わせたティラミスクリームが柔らかい風味をしているので、見た目に反してとても軽やか。フレーバーは、プレーンとタルギ(いちご)の2種類。「クロッフル キャラメルチーズ」1,350円クロワッサンのさくじゅわ生地をベースにした話題の新感覚スイーツ”クロッフル”。そんなクロッフルにアイスを豪快にドンっと乗せ、アイスが見えなくなるくらいまでブラウンチーズを目の前でトッピング。ストップコールを出したくなるほど惜しげも無くチーズをわさ〜っとかけたあと、さらにメープルをオン!噛めば噛むほど溢れる甘み、キャラメルのような風味が特徴のブラウンチーズ、そしてさらっとしたメープルの味わい、幾層にも重なった楽しい味わいは異例の美味しさ秘めてます。左「アインシュペナ」630円、右「ローズピーチエイド」650円コーヒー、紅茶、ジュースを含め、ドリンクメニューは10種以上がスタンバイ。コーヒーとホイップを合わせた”アインシュペナ”は、珈琲が苦手、という方にも触れやすいデザートコーヒー。右手に写る爽やか系炭酸ドリンク"ローズピーチエイド”は、くどさの残らないキリッとした甘味が特徴的。肝心の利用方法ですが、現在のところ同店の公式アカウントをフォローしている方、もしくはそのフォローしている方から紹介を得ることの二択。話題の音声SNS『Clubhouse』然り、「え!気になる!」と思い立っても、ふらっと利用することができない希少さ。そして、その希少さが話題性のみ先行したわけではなく、その先にある誰かに伝えたくなるような充実したカフェ時間との結びつきが、最大の魅力だと感じました。〈un weekend à home(アンウィークエンドアホーム)〉京都府京都市東山区松原町272-5 3F12:00~18:00(自粛期間中)
2021年03月27日いつもどこかのカフェで過ごしているという、インスタグラマーきょんさんが、京都のカフェ&喫茶店をご案内。そこで見つけた「ここにきたらぜひオーダーしたい一皿!」を、ピックアップ。今回は、苺スイーツ専門カフェ〈ICHIGO〉を訪れました。店名からも美味しいいちごスイーツと出会えそうな気配が漂う〈ICHIGO〉があるのは、宇治橋と平等院を結ぶ平等院表参道内。パフェやモンブランといった多彩ないちごメニューが、訪れる人のいちご欲を満たしてくれますよ。店があるのはこの奥。目印は「ICHIGO」の文字と信楽焼きのタヌキ。陽光が心地よいテラス席も充実。いちごだけに、一期一会。「ICHIGOの苺パフェ」1,680円360度どこから眺めても、いちご一色に染まった"これぞいちごパフェ!"な画力に感服。中には、あまおうを使用した自家製シャーベットやマスカルポーネ、シフォン生地などが閉じ込められていて、別添えされた自家製のいちごソースを合わせると、いちごの風味がさらに際立ちます。「白いいちごモンブラン」2,200円白いちごの入荷がない日は提供不可なレアメニュー。そもそも、白いちごを使ったスイーツと出会えることすらあまりないのに、この日は”パールホワイト”と”天使のいちご”の2種を使った贅沢仕様に。白あんをベースとしたモンブラン仕立てのいちごクリームと、先ほどのパフェにも登場したあまおうシャーベットを重ねた、まさにいちご尽くしの一品。左「イチゴクリームラテ」600円 /右「濃い宇治抹茶ラテ」650円いちごの特性を生かしたドリンクメニュー"イチゴクリームラテ”。ラテといっても、単にミルクを合わせたものではなく、白餡ミルクエスプーマをプラス。余韻として残る白餡の風味は、いちご大福を食べているかのような感覚。また、「宇治を訪れたのなら抹茶も飲みたい!」という方にぴったりな抹茶ラテもあり。抹茶特有の旨味を阻害しないミルクとの絡みが絶妙です。スイーツに使用するいちごの品種は毎回異なるため、同メニューでも味わいが大きく変化するのがここならではの魅力。いちごだけに、というわけではないけれど、常にみずみずしい気持ちで一期一会を楽しむことの大切さを、〈ICHIGO〉のいちごたちから学んだような気がします。〈ICHIGO(イチゴ)〉京都府宇治市宇治蓮華21-211:30〜17:00(L.O16:30) 17:30〜22:00(予約制)土・日・祝 11:00〜17:00(L.O16:30)17:30〜22:00(予約制)不定休
2021年03月13日いつもどこかのカフェで過ごしているという、インスタグラマーきょんさんが、京都のカフェ&喫茶店をご案内。そこで見つけた「ここにきたらぜひオーダーしたい一皿!」を、ピックアップ。今回は、烏丸にある〈The old taste.〉を訪れました。台湾グルメを提供するショップと出会う機会はたびたびある。でも、カフェ時間を通して台湾の食文化に触れられるお店ってそうそうないなって思っていたら、〈The old taste.〉は思い描いていたカフェそのものでした。自家製の台湾カステラやルーロー飯を、台湾茶とともに楽しめます。店内は白を基調したスタイリッシュな内装に。オリジナルグッズの販売もあります。台湾味覚探訪 in 京都。「台湾カステラ(プレーン)」600円ふわふわぷるぷるで話題の台湾カステラを自家製で提供。思わず夢中になってしまう、いつまでも食べ続けられそうな穏やかな甘さと、力強い卵の風味が特徴的。(時間さえ許すのならお代わりしたかったです…)シンプルながら、どこか愛らしいこのフォルム。写真に収めたくなる気持ちもほどほどに、温かいうちに召し上がれ。「ルーロー飯」600円手に持ったお箸が自動で動いているのでは…?と感じるくらい、虜になってしまった"ルーロー飯”。そもそもルーロー飯って何?という方に簡単に説明すると、台湾スタイルの豚丼です。食欲をそそる香りにまずは鼻腔がやられ、甘辛い味わいに味覚をやられ…。ふっくらとしたごはんとの絡みが、感動の域でした。「台湾茶」500円〜上記台湾グルメと合わせて味わっていただきたい本格台湾茶。茶葉は「杉林渓高山茶」(600円)や「東方美人茶」(600円)などが揃い、それぞれの詳しい特徴はメニュー表にも記載されているので、そちらを参考に。淹れ方はとっても簡単。まずは、茶壺(右)から茶海(中央)へ注ぎ、それから茶杯(左)へとバトン。台湾カステラ片手に台湾茶をいただいていると、現地を旅しているかのような気分に浸ることができます。「台南のおばあちゃんの味をあなたに」というパワーワードにすっかり心を鷲掴みにされてしまっております、きょん。です。日本ではなかなか体験できない現地の風味に触れたことですっかり五感が刺激されてしまい、台湾旅行欲がさらに高まってしまった…。台湾通はもちろんですが、いつか行ってみたいわん、という方もきっと同様の欲求に駆られるはず。〈The old taste.(ジ オールドテイスト)〉京都市下京区堀之内町272-710:00~18:00月・第3日休
2021年02月27日いつもどこかのカフェで過ごしているという、インスタグラマーきょんさんが、京都のカフェ&喫茶店をご案内。そこで見つけた「ここにきたらぜひオーダーしたい一皿!」を、ピックアップ。今回は、京都を代表するコーヒーロースター〈Unir〉のフラッグシップショップ〈The Unir coffee senses(ザ・ウニール コーヒーセンシズ)〉を訪れました。観光で京都を訪れた際、必ずと言っていいほど立ち寄る東山エリアにオープンしたのは、京都を代表するコーヒーロースター〈Unir〉のフラッグシップショップ〈The Unir coffee senses(ザ・ウニール コーヒーセンシズ)〉。一言で表現するとここは、「珈琲が珈琲らしい味わいを発揮できる場所」。また、他店にないここだけメニューも多数提供しています。お店は厳かな門をくぐった先に。店奥の階段を上がると開放的な空間へと繋がります。ゆっくりいただきたい、至福のメニュー。季節の美味しいものにあふれるフルーツサンドイッチ重 1,950円全集中で食べてほしい、とろけるたまごサンド 1,100円お重を開けると、中から現れたのは、コーヒーバナナサンドやみかんサンドといった表情豊かなフルーツサンドたち。各フルーツに合うよう、使用するクリームを変更したりと、こだわりの詰め込みようは料理人の域。いちごサンドなんて、白味噌クリームと抹茶クリームの二重奏ですよ…!内容は季節によって変更予定とのこと。また、厚揚げと彩り野菜のサンドや煮浸しなどが入った「京都の美味しいものにあふれるサンドイッチ重」(1,950円)といったグルメ重もあるので、こちらも併せてチェック。舌の力だけでとろけてしまうほど繊細なのに、中に詰まった力強い風味に思わず声が漏れてしまったこのたまごサンド。出汁の風味がジワリと溢れ出すその瞬間の幸福感たるや、まさに昇天される勢いで…。きっと注意散漫状態で食べても、気がつけば全集中させられてしまうはず。アメリカーノ 450円〜きっとここの珈琲を飲めば、「え!これ本当に珈琲なの!?」ってなるはず。それはアメリカーノだけでなく、カフェラテ(550円)も同様で、お店の珈琲への熱い想いに呼応するかのように、珈琲が珈琲らしく珈琲していて。珈琲の本質を知り、各珈琲豆の個性を最大限に生かすことができるからこそ、引き出せる風味がここでは体験できるのです。希望すればさらに、驚くほど風味豊かなトップオブトップクオリティーの珈琲豆にグレードアップさせることも可。それはそれは穏やかで、いわゆる喧騒なんてものは存在せず、珈琲と見つめ合うにはもってこいな場所でした。一階にはさらに、今回ご紹介したカフェとは異なる〈Coffee Senses Bar〉なる特別な空間が存在していて、そちらでは、和の空気感に包まれながら、コーヒーカクテルやモクテルを味わうことができるそう。詳しいご予約方法等は、Instagram公式アカウントにも掲載されているので、ご興味がある方は、ぜひ一度ご確認くださいませ。〈The Unir coffee senses〉京都府京都市東山区桝屋町363-611:00~18:00(17:30L.O.)水休
2021年02月13日京都駅ビル内にある美術館「えき」KYOTOにて、展覧会「時間~TIME BOWIE×KYOTO×SUKITA 鋤田正義写真展」の開催が決定した。1972年にロンドンででロック・ミュージシャンのT-REXを撮影に行った際、ミュージシャンのデヴィッド・ボウイに出会った写真家の鋤田正義。ふたりの関係はボウイがこの世を去った2016年まで、約40年間続いたという。中でも、鋤田の記憶に今でも強烈に残っているのは、1980年にボウイと過ごした京都でのプライベートな1日。鋤田は今回、過去の時間を整理し再び心に刻むため、 ボウイが愛した京都を撮り始めた。 「時間~TIME BOWIE×KYOTO×SUKITA 鋤田正義写真展」は、立川直樹プロデュースの元、鋤田が京都で過ごす当時のボウイの姿と現在の京都を撮りおろした作品で構成された写真展である。本展覧会は4月3日(土)〜5月5日(水・祝)まで開催。前売り券は2月13日(土)より販売される。【開催情報】「時間~TIME BOWIE×KYOTO×SUKITA 鋤田正義写真展」会期:4月3日(土)~5月5日(水・祝)会場:美術館「えき」KYOTO(京都駅ビル内)開館時間:10:00~19:30(入館締切:閉館30分前)入館料:一般900円(700円)、 高・大学生700円(500円)、 小・中学生500円(300円)※()内は前売料金前売券は2月13日(土)より、 美術館「えき」KYOTO、 チケットぴあ(Pコード685-455)、 ローソンチケット(Lコード53926)で販売お問合せ:TEL075-352-11111(ジェイアール京都伊勢丹大代表) 【関連イベント】ドキュメンタリー映画『SUKITA 刻まれたアーティストたちの一瞬』3月23日(金)~29日(木・祝)京都シネマにて上映
2021年01月25日いつもどこかのカフェで過ごしているという、インスタグラマーきょんさんが、京都のカフェ&喫茶店をご案内。そこで見つけた「ここにきたらぜひオーダーしたい一皿!」を、ピックアップ。今回は、下京区に店を構える人気コーヒースタンド〈グッドタイムコーヒー〉がオープンした東山区の2号店〈GOOD TIME COFFEE HIGASHIYAMA〉を訪れました。主張を控えた味のある佇まい。スタンド使いだけでなく、腰掛けて一息つくことも。下京区に店を構える人気コーヒースタンド〈グッドタイムコーヒー〉が、東山区に2号店をオープン。交通量が比較的多い東大路通り沿いにありながら、中で過ごしていると驚くほどノイズが聴こえなくってとても穏やか。珈琲はもちろん、フードも充実です。ゆっくりいただきたい、至福のメニュー。「フルーツカスタードサンド」750円トーストに比べると地味になりがちなホットサンドを、劇的な美しさで提供してくれるここならではのスイーツメニュー。冬季から期間限定で登場するいちごが特に大人気で、溶け込んだカスタードクリームとの絡みが最高。ゆっくりといただきたいのに、手が止まらなくなる、そんな中毒性も。「カモネギサンド」700円合鴨スモークに九条ねぎ、そしてひょっこり顔をのぞかせる丹波シメジ。それぞれの食材が放つ主張を、足並み揃えて伝えてくれる"カモネギサンド"もおすすめ。風味を加速させる、白味噌の存在感もしっかりと。「ドリップコーヒー」400円選べる珈琲豆は、エクアドル・東ティモール・グアテマラ・ブラジル・タンザニアの5種の中から、日替わりで3種類を提供。店頭に味覚表現の記載もしてくれているのだけど、自分の好みがわからない方、フードとのペアリングを楽しみたい方は、スタッフさんに尋ねてみてね!珈琲を飲め終えたら、すっと立ち上がって退店しよう、なんて考えていたはずなのに、不思議と居座ってしまうユルさがスタンドでありながら、そう感じさせてくれるこの空気感、"たしかにーっ!"と共感していただける自信がそこそこあります。〈GOOD TIME COFFEE HIGASHIYAMA〉京都府京都市東山区東瓦町69011:00〜16:00月火休
2021年01月23日いつもどこかのカフェで過ごしているという、インスタグラマーきょんさんが、京都のカフェ&喫茶店をご案内。そこで見つけた「ここにきたらぜひオーダーしたい一皿!」を、ピックアップ。今回は、バスを待つ時間すら愉しめる本格派コーヒースタンド、〈GOGO COFFEE〉を訪れました。電車とは異なり、到着予定時間が多少なりとも前後することは承知の上で待つバス。ただ立って待つのもいいのけど、より有意義に過ごせるのなら、それに越したことはなくって。今回ご紹介する〈GOGO COFFEE〉は、カフェ時間を楽しみながらバスの到着を待つことができるコーヒースタンドです。店があるのはバス停「金閣寺道」からすぐそば。清潔感溢れる真白な空間は、肩肘張らずに過ごせます。歩き疲れた足も、すっかり回復するメニューたち。「アイスクリームチーズ抹茶どら焼き」500円アイス最中は食べたことがあるけど、アイスどら焼きと出会ったのはここが初めて。ただアイスを挟んでいるという訳ではなく、クリームチーズを挟んだ完全オリジナルスイーツなのです。シンプルなものもあるけど、より和要素が強調される抹茶がおすすめ。まずは、ひんやり状態のまま一口。次に、アイスが少し溶けはじめた頃にもう一口。そして、オーダーしたドリンクと合わせて一口。これが違った口どけを三度も楽しめるおすすめの味わい方。「アイスクリームチーズ苺どら焼き」500円いちご党の方にもおすすめなのはこちら。口に含み、舌で転がすと、ほんのり甘いクリームチーズの味わいといちごの風味が混ざり合い、互いが支え合う美味しさを演出。「抹茶レモネード」700円どら焼きと合わせるならば、コーヒーかラテか…と悩んでいたら、”抹茶レモネード”という文字を発見。好奇心を駆られて頼んでみたら、鼻腔を刺激する抜群の清涼感に目が覚めました。それでいて、ほっと一息つきたくなったのは、宇治産の抹茶を使用しているからだと思うのは、私だけでしょうか。(単純)バス停から徒歩数歩の距離にある〈GOGO COFFEE〉ですが、日本を代表する世界文化遺産の一つ「金閣寺」へも歩いて数分で行ける場所でもあるのです。つまり、待ち時間はもちろん、観光の小休止としてももってこいなスポットなのですが、不思議と"小"ではなく、ついつい長居してしまう空気に満ちていました。おかげで歩き疲れた足も、すっかり回復です。〈Patisserie du Jour Jouissance(パティスリー ドュ ジュール ジュイサンス)〉京都府京都市北区衣笠街道町 13番地12:00〜18:00月休
2021年01月09日いつもどこかのカフェで過ごしているという、インスタグラマーきょんさんが、京都のカフェ&喫茶店をご案内。そこで見つけた「ここにきたらぜひオーダーしたい一皿!」を、ピックアップ。今回は、不定期営業ながら、多くのスイーツラバーから支持されるパティスリー〈Jouissance〉を訪れました。陳列するスイーツの美しさったるや...。外に併設されたこちらの席ではカフェ利用も。烏丸通りを歩いていると、二度見必至の刺激的なケーキたちと目が合いました。ここは、不定期営業ながら、多くのスイーツラバーから支持されるパティスリー〈Jouissance〉。見た目の美しさもさることながら、"身体にやさしい"が詰まったスイーツに、心が弾みます。心が弾む甘い口福。左「ジュイサンスショートケーキ」650円、右「ジュイサンカップショート」600円人気No.1スイーツがこちら左の「ジュイサンスショートケーキ」。ショートケーキ界のアイドルとも表現できそうな、エレガンスな佇まい。北海道産生クリーム由来のエアリーな口当たりに、オーガニックシュガーのナチュラルな甘さに、一目惚れならぬ一口惚れです。最近、新たに登場した「ジュイサンカップショート」も愛らしくって...。見た目のサイズ感からは想像できないくらい、いちごがたっぷり。これを食べながら、悠々と歩いてみたいです、ランウェイ。「くまちゃんフィナンシェ」350円ケーキ以外にも、こんなにかわいいスイーツもあるので、メニュー表は欠かさずチェックを。くまの姿をしたゆるかわフィナンシェは、まるでおもちゃみたいだけど、お味はもちろん添加物不使用な上、ショートケーキ同様、オーガニックシュガーが使われているため、小さなお子様へのプレゼントにもおすすめ。「伊良コーラフロート」850円世界で初となるクラフトコーラの専門メーカー〈伊良コーラ〉が、なんとこちらでも!一度飲めばきっと虜になるであろう"コーラだけどコーラに非ず"な優しいスパイスフレーバー。そのままの美味しさを味わうこともできるけど、コーラフロートとして楽しむことも。写真のように、りんごを模したボトルでの提供となるので、可愛さも格段にUP!どれを選ぶべきか、いやいやいや、そもそも"ぜんぶ!"って言いたくなるところだけど、購入できるケーキは、2020年12月現在おひとり様二つ(ショートケーキは一つ)までとなっているため、ご留意を。営業日は、Instagramで確認できるので、ご来店される際はチェックくださいませ!〈Patisserie du Jour Jouissance(パティスリー ドュ ジュール ジュイサンス)〉京都府京都市北区小山南上総町56-1 寺川ビル 1F12:00〜18:00(変動あり)不定期営業(公式Instagramを要確認)Instagaram:@jouissance2019
2020年12月26日いつもどこかのカフェで過ごしているという、インスタグラマーきょんさんが、京都のカフェ&喫茶店をご案内。そこで見つけた「ここにきたらぜひオーダーしたい一皿!」を、ピックアップ。今回は、河原町にオープンした和栗モンブラン専門店〈栗座〉を訪れました。カフェ空間は一階・二階それぞれに。河原町通りにオープンした和栗モンブラン専門店〈栗座〉。こちらで提供されるモンブランは、和栗のみで構成される"The モンブラン”なものだけでなく、日本茶との出会いから生まれた和を極めたモンブランまで、ここならではな和栗スイーツが多様に揃います。絞り機は可動式なので、絞りシーンは各テーブルにて撮影可。なんとも贅沢な一品。「京の和栗モンブラン」1,800円(ドリンク付)絞り機からうねうねっと現れたのは、国産和栗をブレンドした和栗ペースト。口に運んだ瞬間広がる力強い風味、ほどけるような淡い食感が特徴的。ベースとなるメレンゲの中にも和栗ペーストが重ねられており、外からも内からも思う存分和栗を堪能できるなんとも贅沢な一品。「宇治抹茶モンブラン」1,800円(ドリンク付)宇治抹茶と和栗のセッションから生まれた、深緑美しい"宇治抹茶モンブラン”。和栗の風味をしっかりと残しつつも、舌に広がる優しい渋みと鼻腔をすっとかけていく香り。両者の魅力が見事に調和しており、"出会うべくして出会った"と言う表現がぴったりなバランスの良さです。今回お伝えすることができなかったメニューの中には、宇治棒茶を使用した"宇治ほうじ茶モンブラン"なる、またしても気になるモンブランの名が…。和栗と日本茶が共鳴し合うことで生まれる新たな個性を宿したモンブラン、考えただけでも思わずニヤリとしちゃいます。〈栗座(くりざ)〉京都府京都市中京区河原町通三条下ル3丁目 奈良屋町300番11:00〜21:00(L.O 20:00)土日祝 11:00〜22:00(L.O 21:00)不定休Instagaram:@kuriza.waguri_montblanc
2020年12月12日いつもどこかのカフェで過ごしているという、インスタグラマーきょんさんが、京都のカフェ&喫茶店をご案内。そこで見つけた「ここにきたらぜひオーダーしたい一皿!」を、ピックアップ。今回は、知恩院前に建つ雑居ビルの4階にオープンした韓国マカロン専門店〈noncaron〉を訪れました。カフェは空の色が鮮やかに映える屋上に。アトリエのような店内でもマカロンと聞いて、思い浮かべるあの少し円みを帯びたシャープな形よりも少しふっくらとしたボディが特徴的な韓国マカロン、こと”トゥンカロン”。知恩院前に建つ雑居ビルの4階にオープンした韓国マカロン専門店〈noncaron〉には、着色料不使用のとびきり可愛いトゥンカロンたちが勢揃いしています。まさにアートなメニューの数々!ブリュレ・抹茶・ヌテラ 380円想像よりもずっと優しい風味なトゥンカロン。安定的で絶対的な組み合わせ”ヌテラ”、香ばしさとともに甘みを伝える”ブリュレ”、ほんわかした香りが鼻腔を抜ける”抹茶”。多彩な顔ぶれを前にして、どれをオーダーしようか迷うところだけど、一つ一つが見た目に反して軽やかなので、気になったものはとりあえず頼んでみる、というのもあり。「ブルーベリー」450円中には、フルーツで彩りを添えたトゥンカロンも。酸味がアクセントとして加わる”ブルーベリー”は、最後の一口まで楽しく味わえる上品な風味が特徴的。あっさりとしていてキレが良く、うまくまとまった甘酸っぱさにハマります。「センタルギウユ」780円日本語に訳すと、"生いちごミルク”の意となる一日30杯限定の”センタルギウユ”。果肉感を残したいちごソースの甘酸っぱさと牛乳のまろやかさが一体となったこちらのドリンク、この赤と白のコントラストを映し出すまでの工程がまさにアート。崩してしまうことに申し訳なさすら感じるけれど、よーく混ぜてからいただいて。今まで食べてきたマカロンとの決定的な違い、見た目以上に素朴な甘さにあるように感じました。その甘さが、口の中でずっと余韻として残り続けるわけではなく、気がつけばすっと消えいくような、実にあっさりとした感覚。フォルムだけを切り取ると、今までにはない愛らしさを秘めた新しい姿をしているけれど、風味は主張控えめというギャップが素敵です、トゥンカロン。〈noncaron(ノンカロン)〉京都市東山区松原町272-5 4F11:00〜18:00水休Instagaram:@non.caron
2020年11月28日いつもどこかのカフェで過ごしているという、インスタグラマーきょんさんが、京都のカフェ&喫茶店をご案内。そこで見つけた「ここにきたらぜひオーダーしたい一皿!」を、ピックアップ。今回は、京都を代表する紅葉スポットとしても知られる東福寺のお膝元に佇む食パン専門店〈ぱんなり。〉を訪れました。DIYで生まれたという店奥のカフェ空間。床には玉砂利が。京都を代表する紅葉スポットとしても知られる東福寺のお膝元に佇む食パン専門店〈ぱんなり。〉。食パンを店内で楽しめるということ自体は、そこまで珍しいことではないと思うのですが、各テーブルに配されたコンロを使用し、食パンを自分でトーストして味わうという、他にはないユニークな体験がこちらでは楽しめます。食パンを自在に表現する。コンロでトーストするという、セルフスタイルの新しいかたちを楽しめるこちらの"ぱんなりせっと"。”のーまる”と"すぺしゃる”から選ぶことができ、今回ご紹介するすぺしゃるは、食パン2枚(古代米&もち麦)と小鉢が8種味わえる特別セット。「ぱんなりせっと【すぺしゃる】」1,850円やり方はとっても簡単!点火したあと、火力を調整し、食パンを乗せ、焼き加減を見ながらひっくり返す。ただそれだけ!自分好みに焼くことができたら、そのままパクっとしてもいいし、小鉢に添えられたジャムやバターと合わせてもさらに小鉢の中には、抹茶バターやお漬物といった変わり種もあるので、一味違う新たなマリアージュを楽しんで。店内の工房から毎朝生まれる2種の食パン、”古代米”と”もち麦”。ぱんなりせっとで使用されるこちらの食パンは、店頭でも購入することも可能。他店にはなかなかない素材を使っているものの、決して奇を衒ったものではなく、お味は至って素朴なのですが、噛むほどに増すふくよかな風味は、朝食はもちろん、おやつにももってこい。また、健康を促す栄養素も含まれているため、進んでライフスタイルに取り入れたくなる魅力も!焼き過ぎないよう、裏返したり、下から焼き目を確認してみたりなんて、焼肉店以外でしたことがないからすごく新鮮!ありそうでなかった自分で"美味しそう"を演出できるこの新発想、ぜひ思い描く理想のトーストを目指してみて!〈ぱんなり。〉京都市東山区本町18丁目361-1411:00~18:00(パンの販売は8:30〜)木休Instagaram:@pan_nari
2020年11月14日いつもどこかのカフェで過ごしているという、インスタグラマーきょんさんが、京都のカフェ&喫茶店をご案内。そこで見つけた「ここにきたらぜひオーダーしたい一皿!」を、ピックアップ。今回は、JR京都駅から徒歩数分、もう少し足を伸ばすと鴨川へとたどり着く好立地な場所に8月29日オープンした〈紡 cafe〉を訪れました。視線を奪われるオープンスタイルな外観。無骨な質感を生かしたスタイリッシュ空間。「グリーンティー・ラテ・プレッソ」650円淹れる瞬間からすでに美しい、濃淡が映えるオリジナルラテ。冴えた風味が凝縮したエスプレッソ、円やかでコクのある濃厚ミルク、そして舌で触れる前に鼻腔が反応する、下層を彩る厳選された抹茶の存在。それらが合わさった瞬間、味・香りともにほかではない体験できないであろう、独創的な一体感が楽します。「グリーンティーマーブルチーズケーキ」350円ラテに負けず劣らず優美なグラデーションで彩られた自家製チーズケーキ。フレーバーは、プレーン、カカオ、そして抹茶。調和を楽しむ先ほどのラテとはテイストが異なり、どこから食べ始めようか、どこを最後にしようか、なんて優柔不断が発動してしまったわけですが、それもまたこのケーキ特有の味わい方の一つ。通りとカフェを隔てる境界がないため、時折吹くやわらかい風が気持ちよくって、ついうとうと。新幹線が発着するJR京都駅が間近という、比較的人通りが多い賑やかなエリアであるはずなのに、こんなにも穏やかな時間が過ごせるなんて…。どうしても、バタバタしがちになるビジネストリップの小休止にも、心からおすすめしたいです。〈紡 cafe〉京都市下京区東塩小路町6849:00〜20:00、土・日 9:00〜18:00不定休Instagram:@tsumugicafe_kyoto
2020年10月24日展覧会「生誕110年記念異才辻晉堂の陶彫」が、美術館「えき」KYOTOにて、2020年10月31日(土)から11月23日(月・祝)まで開催される。陶彫による抽象作品を手掛けた彫刻家・辻晉堂辻晉堂(つじしんどう)は、陶土を用いた彫刻“陶彫”の抽象作品で国際的に活躍した彫刻家だ。鳥取に生まれた辻晉堂は、1933年に力強い木彫を発表して注目を集め、彫刻家としてのキャリアをスタートさせた。 戦後は京都市立美術専門学校(現・京都市立芸術大学)の教授に就任し、多彩な素材を用いた彫刻教育を開拓。他方で、やきものづくりが盛んな京都という土地柄もあり、自身も陶彫作品を制作した。1958年には、2年に1度開催される現代美術の国際展「ヴェネツィア・ビエンナーレ」に参加し、やきものの常識を覆す大型の陶彫作品を出品。海外でも高い評価を得ることとなったのだ。辻晉堂の陶彫作品を紹介展覧会「生誕110年記念異才辻晉堂の陶彫」では、辻が陶彫作品を手掛けた京都時代に焦点をあて、ヴェネツィア・ビエンナーレ出品作をはじめ約45点の作品を展示。時計の動きをリズミカルに表現した《時計》から、ユーモアあふれる「粘土細工」の作品まで、多彩な作風の陶彫作品を紹介する。展覧会概要展覧会「生誕110年記念異才辻晉堂の陶彫」会期:2020年10月31日(土)~11月23日(月・祝) 会期中無休会場:美術館「えき」KYOTO住所:京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町 京都駅ビル内ジェイアール京都伊勢丹7階隣接開館時間:10:00~19:30(入館は閉館30分前まで)※最終日は17:00閉館入館料:一般 900円(700円)、高・大学生 700円(500円)、小・中学生 500円(300円)※価格はいずれも税込※障害者手帳の提示者と同伴者1人は、当日料金より各200円割引※( )内は前売料金※前売券は、2020年9月26日(土)から10月30日(金)まで、チケットぴあ(Pコード 685-357)およびローソンチケット(Lコード 52377)にて販売(美術館チケット窓口での販売はなし)※事前予約は不要だが、混雑状況により入館を待つ場合あり※内容に変更・中止が生じる場合あり(最新情報は美術館公式ホームページにて確認)【問い合わせ先】TEL:075-352-1111(ジェイアール京都伊勢丹大代表)
2020年10月12日いつもどこかのカフェで過ごしているという、インスタグラマーきょんさんが、京都のカフェ&喫茶店をご案内。そこで見つけた「ここにきたらぜひオーダーしたい一皿!」を、ピックアップ。今回は、創業90年以上の歴史を持つ老舗はちみつ専門店〈miel mie(ミールミィ)〉三条本店に併設されたカフェ〈ミールミィハニーカフェ〉を訪れました。創業90年以上の歴史を持つ老舗はちみつ専門店〈miel mie(ミールミィ)〉三条本店に併設されたカフェでは、はちみつを使用したオリジナルメニューが楽しめるのですが、中にははちみつかけ放題という、ここならではの贅沢メニューも…!店頭には個性豊かな蜂蜜が勢ぞろい。カフェの利用はこちらより。はちみつって尊いのです。「13種類のはちみつ食べ比べ ミールミィの贅沢ハニートースト」1,300円自家製の厚切りトーストにソフトクリームを乗せ、そこにはちみつを合わせて楽しむ、はちみつ専門店ならではのメニュー。国産蜂蜜やみかん蜂蜜など5種がセットになっているのですが、カフェ利用時はさらに8種のはちみつ(フレーバーは季節によって変化)がかけ放題のサービスもあるため、計13種のはちみつが一度に味わえるということ...。トーストが厚切りであることに感謝したい、なんとも寛大がすぎる一品。「ハニーフルーツサンデー」650円はちみつとソフトクリームの相性をダイレクトに味わうなら、こちらの愛らしいサンデーを。舌の上で溶け出す、まろやかで甘い重なりは、ほっと落ち着く"濃蜜"な美味しさ。こちらのサンデーも、先程のトースト同様にはちみつかけ放題のサービス付きなので、最後までマリアージュを楽しみ続けることができます。「ハニーオレンジティー(500ml))」980円オリジナルのTo Goボトルに入った、はちみつとフルーツのみで作られた特製ドリンク。レモンソーダ、オレンジティー、ベリーソーダなど多彩なフレーバーが揃い、どれも砂糖不使用の身体に優しい自然派。店内で味わったあとは、紅茶やソーダをリフィルしてもらえるので、ご希望の方はスタッフさんにお声がけを。スイーツや料理、時には風邪予防だったりと、なにかとお世話になる機会が多い食材”はちみつ”ですが、ここを訪れたことで、さらにはちみつの多様性と可能性に触れられた気がします。例えば、普段なかなか出会う機会がないミントやコーヒーのはちみつだったり、リップグロスとしても使用できたり(しかも非常食にもなるという…)。味覚で楽しめる上、何にでも染まることができ、さらに健康にも繋がるはちみつ、すごいを超えて尊いです。〈ミールミィハニーカフェ〉京都市中京区三条通富小路西入中之町2111:00〜18:00L.O.不定休www.kaneichi-syouten.com
2020年10月10日いつもどこかのカフェで過ごしているという、インスタグラマーきょんさんが、京都のカフェ&喫茶店をご案内。そこで見つけた「ここにきたらぜひオーダーしたい一皿!」を、ピックアップ。今回は、全国に展開中のベーカリー&カフェ〈パンとエスプレッソと〉が新しくオープンした新ブランド〈本日の〉を訪れました。照明が柔らかく灯るテーブル席。坪庭を眺めながら過ごせる座敷席も。全国に展開中のベーカリー&カフェ〈パンとエスプレッソと〉が、新ブランドとなる〈本日の〉を9月4日、丸太町にニューオープン。町家を活かした京情緒漂う和空間では、他店にはない自家製パンを活かした創作メニューや、季節の食材を取り入れた多様なカフェグルメが楽しめます。”本日マジック"にあっぱれ!「牛カツサンド(ドリンク付)」2,400円口に含む前からすでにジュワーっと肉汁溢れ出している牛カツサンド。そもそものパンがふわふわで、そこに挟まる牛カツはトロトロという、もはや楽しいでしかない美味しさ。計3カット並んでいたはずなのに、気づけばお腹に消えているという”本日マジック"にあっぱれ!「あん食バタートースト(ドリンク付)」850円あん食パンにあんことバターをたっぷり合わせた、あんこ尽くしの朝だけメニュー。一見すると、朝食べるにはヘビーなようにも見えるけど、全体的に控えめな甘さにまとまっているので、起きたての朝でも想像を見事に超えてペロリといけちゃうはず。提供は9:00〜11:00迄。「スープ(ドリンク付)」1,800円季節野菜のポタージュに、ミニサラダとパンの盛り合わせがワンセットになった、身体に優しいほっこりメニュー。使用される野菜は季節によって異なり、取材に訪れた当日(9月初旬)の野菜は”里いも”。スープを主食感覚で味わえるほど、力強い味わいでありながら、"まあゆっくりしていきなさいよ”とでも言ってもらえているかのような包容力に思わず肩の力が抜けました。牛カツサンドのふわふわ食パンやあん食バタートーストに使用された塩あん食パン、スープセットに登場した盛り合わせのパンたち。カフェで味わったパンは、それぞれ店頭のベーカリーにて購入できます。また、パンを求めてふらっと寄ってみた、なんて利用も可能。ぜひ、「本日の」気分でお立ち寄りを。〈本日の〉京都府京都市中京区指物屋町371番9:00〜19:00(L.O. 18:00)@honjitsu.no
2020年09月26日いつもどこかのカフェで過ごしているという、インスタグラマーきょんさんが、京都のカフェ&喫茶店をご案内。そこで見つけた「ここにきたらぜひオーダーしたい一皿!」を、ピックアップ。今回は奈良市に本店を置くスムージー専門店〈DRINK DRANK〉の2号店となる京都店を訪れました。オーダー後に作るスムージーはフレッシュさ抜群。ゆっくり味わえるようイートインも併設。奈良市に本店を置くスムージー専門店〈DRINK DRANK〉が、京都に2号店をニューオープン。場所は、銀閣寺へと続く参道の道中にあり、ふらっと立ち寄れる気軽さからは想像できないほど、フルーツを使用した濃厚かつ新鮮なスムージーとの出会いが待っています。一杯に込める熱い想いが伝わるメニュー。「白桃」730円桃を飲んでいる、と言っても決して過言ではないほど、桃が持つ甘みをごくごく自然に生かした一杯。濃厚な口どけの後に続く余韻はとても爽やか。取材時(8月中旬頃)に使用されていた桃の品種は”岡山の夢白桃”でしたが、時期によっては品種を変えての提供予定とのこと。「宇治ほうじ茶&バナナ」630円宇治のほうじ茶とバナナを合わせた、京都店限定スムージー。ほうじ茶の持つ奥行きのある香ばしい風味と、バナナのまろやかな味わい。どちらの主張が強いか、と聞かれれば、お互いを支え合うように引き立て合っている、と答えるのがベストアンサーだと思うほどの相性の良さ。「伏見甘長とうがらし&パイン」600円こちらも京都限定「伏見甘長とうがらし&パイン」。思わず二度見してしまった”とうがらし”の文字。スムージーにとうがらしを使用するという発想には正直驚いたけど、それ以上に驚いたのは、パインと合わせることで、何の違和感もなく溶け込む風味豊かな味わいに変化したこと。素材の本質を知る店だからこそ再現できた組み合わせなのだな、としみじみ。華やかな味わいでありながら、素材の持ち味を邪魔しない優しさが詰まったスムージーたちに、愛すら感じました。それを”スムージー愛"と言うのか”フルーツ愛”と言うのかはわからないけど、ひんやりしているのに温かさを感じるという不思議な感覚の根源にはきっと、一杯に込める熱い想いにあると思うのです。〈DRINK DRANK 銀閣寺店(ドリンクドランク)〉京都府京都市左京区銀閣寺町56-211:00〜17:00不定休
2020年09月12日展覧会「キスリング展エコール・ド・パリの巨匠」が、美術館「えき」KYOTOにて、2020年9月12日(土)から10月25日(日)まで開催される。エコール・ド・パリの代表画家キスリングキスリングは、20世紀前半に世界各地からパリに集まった芸術家、エコール・ド・パリを代表する画家の1人だ。印象派の画家やセザンヌに憧れていたキスリングは、19歳の時にポーランドの古都クラクフからパリに出る。この地でキュビスムやフォーヴィスムなどの新しい絵画運動にふれたキスリングは、エコール・ド・パリの中心地であるモンマルトルやモンパルナスでピカソやモディリアーニ、藤田嗣治らと交友を深めた。キスリングの初期作品には、ピカソらの影響を受けたキュビスム的な作風が見られるものの、現実から離れた表現からは距離をとり、豊かな色彩によるメランコリックな作風で人気を博すこととなる。とりわけ《赤い長椅子の裸婦》に見るように、写実的でありながらも艶かしい人物表現は、キスリングの得意とするところであった。約50点の作品から画業をたどる「キスリング展エコール・ド・パリの巨匠」は、初期から晩年までの肖像画をはじめ、静物画や風景画など約50点の作品から、キスリングの画業をたどる展覧会だ。セザンヌの影響を窺わせる初期の《果物のある静物》、写実主義を基盤とした人物画《ベル゠ガズー(コレット・ド・ジュヴネル)》、そして色鮮やかな《ミモザの花束》など、キスリング独特の作風を存分に楽しめそうだ。展覧会概要展覧会「キスリング展エコール・ド・パリの巨匠」会期:2020年9月12日(土)〜10月25日(日) 会期中無休会場:美術館「えき」KYOTO住所:京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町 京都駅ビル内ジェイアール京都伊勢丹7階隣接開館時間:10:00~19:30(入館は閉館30分前まで)※最終日は17:00閉館入館料:一般 1,000円(800円)、高・大学生 800円(600円)、小・中学生 600円(400円)※価格はいずれも税込※障害者手帳の提示者と同伴者1人は、当日料金より各200円割引※( )内は前売料金、なお販売は9月11日(金)まで、チケットぴあ(Pコード 685-339)およびローソンチケット(Lコード 51950)にて(美術館チケット窓口での販売はなし)※事前予約は不要だが、混雑状況により入館を待つ場合あり※内容に変更・中止が生じる場合あり(最新情報は美術館公式ホームページにて確認)【問い合わせ先】TEL:075-352-1111(ジェイアール京都伊勢丹大代表)
2020年09月10日いつもどこかのカフェで過ごしているという、インスタグラマーきょんさんが、京都のカフェ&喫茶店をご案内。そこで見つけた「ここにきたらぜひオーダーしたい一皿!」を、ピックアップ。今回は烏丸の珈琲店〈Okaffe kyoto〉を手がけた名バリスタ・岡田章宏さんが新たに展開した手毬シュークリーム専門店〈amagami kyoto〉を訪れました。ショーケースに並ぶ表情豊かなシュークリームたち。その場で味わえるようイートインも併設。烏丸の珈琲店〈Okaffe kyoto〉を手がけた名バリスタ・岡田章宏さんが手毬シュークリーム専門店〈amagami kyoto〉を新たに展開。手のひらに軽く収まってしまう見た目にも愛らしいオリジナルシュークリームには、どんな人でも笑顔にしてしまう魔法がかけられています。美しい夏の味覚。「カスタード」280円一番人気はやっぱり“シュークリームといえば!”なカスタード。口に含んで程なく、たまらずニヤついてしまった優しい風味。なるほど、これがリピートしたくなる魅力なのですね…!「珈琲」320円珈琲店が提案するシュークリームとあって、そこに”珈琲”というフレーバーがあるのなら、外すわけにはいきません…!目を閉じて食べても、”あ!珈琲だ!”と直感的にわかるのに、主張しすぎない絶妙な味わい。珈琲に苦手の意識のある方にも、心からオススメしたい逸品です。もしかすると、珈琲が好きになるきっかけになるかも…!「抹茶」420円和テイストをお求めの方は、”抹茶”をぜひ。特製の餡で彩られた凛々しい姿にも惹かれるけど、一瞬控えめにも思える中に詰まった抹茶クリームの余韻たるや、抹茶”風味”ではなく、まさに抹茶そのものなのです。今回すべてをお伝えすることはできなかったけど、ほかにも"チョコ"や"キャラメル"といったフレーバーがラインナップ。ただ一つ言えることは、食べた瞬間思わず笑顔になる"瞬間笑顔"という素材が、どのシュークリームにも詰まっているということ。店内では、〈Okaffe〉のパーティーブレンドと合わせて楽しむことができるので、最高のペアリングをとびきりの笑顔でいただきましょう!〈amagami kyoto(あまがみ きょうと)〉京都市下京区仏光寺通烏丸東入上柳町315-1111:00〜18:00www.instagram.com/amagami.kyoto
2020年08月22日いつもどこかのカフェで過ごしているという、インスタグラマーきょんさんが、京都のカフェ&喫茶店をご案内。そこで見つけた「ここにきたらぜひオーダーしたい一皿!」を、ピックアップ。今回は300年の歴史を持つ京町家をリノベーションした菓子店〈然花抄院〉を訪れました。室町通を歩いていると、一際目を引く厳かな佇まい。通りのアイコニックスポットとも呼べるこちらは、300年の歴史を持つ京町家をリノベーションした菓子店〈然花抄院〉。茶寮からの景色やこだわりを凝縮させた特製菓子など、さまざまな和の表情に触れながら、この場所特有の美しい時間を過ごすことができます。移り行く四季を楽しめる中庭は必見。茶寮では、中庭を眺めながらティータイムも。美しい夏の味覚。「然ノ氷 宇治金時」1,650円(ドリンク付)一年を通して、さまざまな季節限定メニューが楽しめる茶寮では、夏季限定で氷菓を提供。こちらは、白玉や餡、トップには抹茶アイスも添えられる、抹茶蜜たっぷり宇治金時。どこから食べ始めて、どこで食べ終えても、和の風味に触れられる、まさに和の集大成ともいえる逸品。抹茶自身もいきいきとしているのが、味わいながらにして分かります。「然ノ氷 光蜜氷」1,650円(ドリンク付)〜夏に咲く花のように、澄んだ紫色をした"光蜜氷"。別添えの蜂蜜レモンをかけると、淡いピンク色に変化するという、味覚的にも視覚的にも二度楽しめる一杯に。また、時折現れる、リキュール菓子と寒天菓子の"しゃりっ"と弾ける快音、中に隠れたオレンジゼリーなど、食べ進めてこそ分かるサプライズも。※提供期間は、 9/15(火)まで。今回お伝えした茶寮と中庭以外にも作品の購入も可能なギャラリー〈SUGATA〉や贈り物選びに嬉しい菓子店など、敷地内にはまだまだ訪れるべき場所がたくさんあります。歴史舞台にワープしたような"これぞ京都!"なひとときを、ぜひ一度体験してみてください。〈然花抄院〉京都市中京区室町通二条下ル蛸薬師町271-111:00〜18:00(喫茶L.O 17:30)第2・4月休www.zen-kashoin.com
2020年08月12日いつもどこかのカフェで過ごしているという、インスタグラマーきょんさんが、京都のカフェ&喫茶店をご案内。そこで見つけた「ここにきたらぜひオーダーしたい一皿!」を、ピックアップ。今回は川端通り沿いに5月30日オープンしたコーヒーサロン、〈Le café de BenoÎt〉を訪れました。パリの屋根裏部屋を彷彿とさせる詩的で美しい内装。こんなところにも隠れたカフェ席が。川端通り沿いに5月30日オープンしたコーヒーサロン。空気感、空間デザイン、メニュー構成、それらすべてが調和することで生まれた独自の世界観に、ここが京都であることをすっかり忘れてしまうほど、思わずうっとりしてしまいます。がっつりメニューからオーガニックジュースまで。「Parisのカフェセット」2,500円(税別・カフェ・オレ+50円)※1日10食限定バタートースト、ドリンク、フランス産エメンタールチーズ、フランス産ソーセージ、くるみ、ゆで卵、そしてフルーツの盛り合わせという、まるでホテルで供される朝食のようなフルセット。添えられたチーズは、そのまま味わってももちろんいいけど、個人的にはトーストにペーストしてもおすすめ。バターとはまた違った味わいの膨らみを楽しめます。「アランミリアのセット」2,900円〜(税別)※写真はライチネクター(3,100円)×エルメス。「果実を飲む」という表現がぴったりなアラン・ミリアのジュース(ライチ・マンダリン・ピーチ)を、特別なグラスとともに提供。グラスは、バカラ・エルメス・サンルイの3ブランドから好みのものをチョイス。このほか、先ほどの「Parisのカフェセット」でもお伝えした、バタートースト、チーズ、ソーセージ、くるみ、ゆで卵、もセットに。「カフェ・グルマン」1,500円(税別)※13時以降にオーダー可。サンミッシェルのガレットをはじめ、さまざまな国のお菓子を一口サイズで提供する、フランス式のおやつセット。コーヒーを飲みながら一口、本読みながら一口、またコーヒーを飲みながら…なんて楽しみ方もできる、カフェ時間のおともに最適メニュー。店幅約105cmというひっそりと奥まったミニマム空間。時間の経過とともに加速していく外の世界とのギャップがたまらなく素敵な場所、それが〈Le café de BenoÎt(ル カフェ ドブノワ)〉。忙しさなんてものが全くないひとときに、気がつけばすっかりリラックスムードへ突入してしまいました…。この感覚を日常でも保つことができたら、毎日がより幸せになりそうな気がします。〈Le café de BenoÎt(ル カフェ ドブノワ)〉京都市左京区川端通二条下る孫橋町31−149:00〜16:00 日・祝 水午後休(不定期の水休)Instagram:@le_cafe_de_benoit
2020年08月08日いつもどこかのカフェで過ごしているという、インスタグラマーきょんさんが、京都のカフェ&喫茶店をご案内。そこで見つけた「ここにきたらぜひオーダーしたい一皿!」を、ピックアップ。今回はカツサンド専門店〈ハイライトカツサンド〉を訪れました。和の趣に触れられる中庭のある店内。店内奥には靴を脱いで過ごせる空間も。2020年で創業60年を迎えた京都を代表する大衆食堂〈ハイライト食堂〉が、新たな展開としてカツサンド専門店をオープン。一口にカツサンドといっても、トンカツや牛カツなどさまざまあるけど、ここでの主役はなんとチキンカツなのですがっつりメニューからオーガニックジュースまで。ハイライトカツサンド 600円原点であるハイライト食堂の愛されメニュー”チキンカツ”を大胆に一枚そのままどどーん!とサンド。明らかに手のひらよりも大きい圧倒的な存在感を放っているけど、サクサク弾ける食感とその度溢れる鶏肉の旨味に集中していたら、あっというの間に完食…。綾-AYA- 480円がっつりとしたグルメなメニューだけでなく、デザートの存在も。なんとも涼しげな、グラスに色とりどりのゼリーを閉じ込めた”綾”。内容は季節によって変化するようで、取材時はスイカ、トロピカル、レモン&キイチゴの3種類がラインナップ。オーガニックジュース 550円オイリーな食べ物と絶対的に合うドリンクといえば、やっぱりジュースですよね。それがコーラだったりすると、それはもう…。しかしながら、如何せん罪悪感というのもセットになってしまうのがオチだったりするけど、こちらで提供されるジュースはオーガニックなので、むしろプラマイゼロ!(?)コーラだけでなく、ジンジャエールやレモンソーダなど種類も豊富なので、余計なことは忘れて、お好きな組み合わせを楽しんで。一度見たら忘れないであろう、"鶏に謝れ。"というキャッチーなワード。この言葉には、ハイライト食堂の60年間に欠かせなかった鶏肉に対する「かんにん」という謝罪の"謝"と、「おおきに」という感謝の"謝"の二つの想いが込められているそう。鶏が鶏以上の旨味を発揮できる理由はきっとここなんだな、と思わず納得。〈ハイライトカツサンド〉京都市下京区綾小路通柳馬場西入綾材木町20811:00〜17:00 月休(祝日除く)Instagram:@hilite.katsusando
2020年07月25日いつもどこかのカフェで過ごしているという、インスタグラマーきょんさんが、京都のカフェ&喫茶店をご案内。そこで見つけた「ここにきたらぜひオーダーしたい一皿!」を、ピックアップ。今回は京都御苑からも程近い丸太町エリアにある〈COCOCHI CAFE〉を訪れました。居心地抜群の和やかムード漂う〈COCOCHI CAFE〉があるのは、京都御苑からも程近い丸太町エリア。生き生きとした果実を使用し作る愛らしいメニューの数々は、必見・必食です。温もりを与える照明使い。そして壁面に描かれたアートも要チェック。果物と真摯に向き合うメニュー「まるごと桃タルト」750円(変動あり)まるまるとした桃を豪快にタルトの上に乗せた季節限定タルト。しっかりとしたハードタイプのタルト地と、今にも溶けていきそうなジューシーな桃による食感のコントラストがまた、桃をただ乗せたというわけでは決してなく、果肉の中にはカスタードが入っているので、絡めると尚旨し!「まるごとオレンジジュース」500円お店の”顔”とも呼べるこちらの殿方、正体はなんとオレンジジュース。斬新な姿をしているけれど、お味はフレッシュ度100%な爽やかフレーバー。飲み終えたあとも、果肉をスプーンですくって味わえるという楽しみ方も。「ちょこっとオレンジパフェ」920円一日限定6食のみ提供される今夏初登場した新作パフェは、オレンジ×チョコレート。下層に詰めた自家製のブランマンジェとカラメルが、酸味と甘味をまとめる上で必要不可欠な存在に。ちなみに、パフェ上にちょこっと佇む看板犬”クッキー”ちゃんは、そのときどきによって異なる仕草をしているようなので、どんな姿で遊びに来てくれるのかも楽しみ方の一つ。メニューもそう、インテリアもそう、お店の空気を作るスタッフさんもそう。それぞれに顔があり、表情もあって。肩肘張ることなく、リラックスムードで過ごせるこの心地よさは、きっとそれらすべてがリンクして生まれたものなのだな、と体感したカフェ時間でした。〈COCOCHI CAFE(ここちかふぇ)〉京都市中京区室町通丸太町道場町4-811:00〜18:00(17:30 L.O)日月休Instagram:@cocochi.cafe
2020年07月11日