K-POPグローバルボーイズグループ「n.SSign」が韓国で6か月ぶりにカムバック。この度、「ファンの方々を思いながら熱心に念入りに準備した」と語るショーケースの模様が、3月18日(月)「ABEMA」で日本語字幕付きで全編無料放送されることになった。「n.SSign」は、デビュー前に日本でのZEPP TOUR 5都市(12回)を完走し、2023年8月に韓国で正式デビュー。その後、11月には日本デビューを果たし、デビュー3か月で東京・有明アリーナでの3回公演を成功させたいま最も勢いのあるK-POPグローバルボーイズグループ。2月15日にはデビューアルバム「BIRTH OF COSMO」に続く韓国2ndミニアルバム「Happy &」をリリース。タイトル曲の「Happy &」が日本のiTunes KPOPトップソングチャートで1位を獲得したほか、同じくタイトル曲の「FUNK JAM」、「Love, Love, Love Love Love!」など全収録曲が3位から6位に並び、アルバム全体でも日本総合トップアルバム2位を獲得するなど、韓国に留まらず日本での熱い人気を証明した。2月18日、韓国・ソウル麻浦区にあるSBSプリズムタワーで行われたショーケースでは、「NEW STAR」の韓国語バージョン初披露でオープニング舞台を飾り、前作のタイトル曲「Wormhole:New Track」のロックバージョン、「Melody」「SPICE」を続けて披露した。ショーケースの最後には、「n.SSign」のメンバーが涙を流すシーンも。「2回目のショーケースであり、最初のカムバックをCOSMO(ファンダム名)と共にできて光栄です。ファンの方々を思いながら熱心に念入りに準備したので、今回のトリプルタイトル曲の活動をたくさん期待してほしい」と感想を伝え、エンディングでは「Happy &」を披露し、ショーケースの幕を閉じた。カズタこの模様は、3月18日(月)に22時30分より「ABEMA」で日本語字幕付きで全編無料放送される。なお「ABEMA」では、これまでに放送した「n.SSign」出演作品の中から特にDVD化のリクエストが多かった、番組やイベントを収録した特典映像が付いた「Happy &(ABEMA)」(全2種)が販売中となっている。ABEMA「n.SSign 'Happy &' Comeback Showcase」は3月18日(月)22時30分~K WORLDチャンネルにて放送。「Happy & (ABEMA)」情報<タイトル>n.SSign 2nd MINI ALBUM 'Happy &'(ABEMA #1)n.SSign 2nd MINI ALBUM 'Happy &'(ABEMA #2)<価格>各4,180円(税込)/#1セット8,360円(税込)(シネマカフェ編集部)
2024年02月19日2022年に公開されたブラムハウスのホラー映画『ブラック・フォン』の続編に、前作のキャストが帰ってくることが分かった。「Deadline」が報じた。カムバックが決定したのはイーサン・ホーク(グラバー)、メイソン・テムズ(フィニー)、マデリーン・マックグロウ(グウェン)、ジェレミー・デイヴィス(テレンス)、ミゲル・モーラ(ロビン)。監督は引き続きスコット・デリクソンがメガホンを取り、脚本もデリクソン&C・ロバート・カーギルのデュオが担当する。前作は、サディスティックな連続殺人犯“グラバー”に誘拐され、防音の地下室に閉じ込められた13歳の少年フィニーの物語。地下室の壁には古い黒電話が取り付けてあった。グラバーは「壊れていて通じない」と言っていたが、ある時電話が鳴る。過去にグラバーの餌食となった被害者の子どもたちが、電話を通じてフィニーを脱出させようと試みて…。続編の内容は不明だが、映画ファンは前作のキャストが続投ということで期待が高まった模様。特に、フィニー&グウェン兄妹を演じたメイソン&マデリーンが再出演するということに、「将来有望な2人のスターをまた見ることができてうれしい!」と喜びの声が上がっている。『Black Phone 2』は2025年6月27日全米公開予定。(賀来比呂美)■関連作品:ブラック・フォン 2022年7月1日より全国にて公開© 2021 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.
2023年11月30日『デッドプール3』に、前作に出演したブリアナ・ヒルデブランド(ネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド)と忽那汐里(ユキオ)がカムバックすることが分かった。ネガソニックとユキオは同性のカップルで、前作で共に行動していた。2人のほかにもモリーナ・バッカリン(ウェイドの恋人ヴァネッサ)、カラン・ソーニ(タクシー運転手)、レスリー・アガムズ(盲目のルームメイト)、ステファン・カピチッチ(コロッサス)、ロブ・ディレイニー(ピーター)らお馴染みの顔が再登場する。初登場となるのは、親友ライアン・レイノルズからラブコールを受けて快諾したヒュー・ジャックマン。長年『X-MEN』シリーズで演じたウルヴァリンを久々に再演する。「ザ・クラウン」のエマ・コリン、「メディア王 ~華麗なる一族~」のマシュー・マクファディンも新たに加わる。『デッドプール』ファンはブリアナと忽那さんの続投に「やった!クイーンたちが帰ってくる!」「ユキオのアクションの見せ場がもっと増えますように。彼女のパワーってなんだかすごそうだから」と歓喜の声を上げている。また、前作で強い印象を残しながらもまだカムバックが発表されていないザジー・ビーツ(ドミノ)の姿も見たいという声も寄せている。(賀来比呂美)■関連作品:デッドプール2 2018年6月1日より全国にて公開© 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved
2023年05月19日舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」の6月以降の公演チケット発売に先立ち、新キャストが発表。藤原竜也のカムバックも決定した。2年目の新ハリー・ポッター役として、藤木直人と大貫勇輔の出演が発表されていた本作。加えて、1年目のプレビュー公演から同役を務めた藤原さんがカムバックする。藤原さんは「2度目のハリー・ポッターとして、また皆様に成長した新しい姿をお届けできることを楽しみにしております」と話し、「既にご覧になった方も、まだご覧になっていない方も、何度でも楽しめる魔法の世界を体験してみてください! 劇場でお待ちしております」とコメントしている。さらに、ハーマイオニー・グレンジャー役を笹本玲奈、ロン・ウィーズリー役を迫田孝也、ドラコ・マルフォイ役を内田朝陽、エイモス・ディゴリー役を間宮啓行、マクゴナガル校長役を香寿たつきが務めることも明らかに。新キャストの出演を含む6月以降の公演スケジュールも決定。チケット先行発売が2月12日(日)10時から、一般発売は2月25日(土)10時からとなる。また、藤木さんや大貫さんらが出演する特別番組「舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』初体験!新ハリーが魔法の世界に潜入SP」の放送も決定した。舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」はTBS赤坂ACTシアターにて上演中。「舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』初体験!新ハリーが魔法の世界に潜入SP」は2月12日(日)16時30分~TBSにて放送(※一部地域を除く)。(cinemacafe.net)
2023年02月01日TOMORROW X TOGETHERが2023年1月27日に5th Mini Album『The Name Chapter: TEMPTATION』をリリース。カムバックの前日に、韓国・ソウルのCOEX Auditoriumでメディアショーケースが行われました。その様子をレポートします。9か月ぶりのカムバで大盛り上がり、T X Tによるアルバム楽曲紹介!【ペンになってもいいですか!?】vol. 176TOMORROW X TOGETHERが昨年2022年5月にリリースした『minisode 2: Thursday’s Child』以降、約9か月ぶりにカムバック。昨年は初のワールドツアーを終えて、ロラパルーザとサマーソニックといった音楽フェスティバルにも参加。アメリカミュージカルアワードのレッドカーペットも経験した。これまで自身の物語を曲に込めることで高い共感を呼び起こしてきたTOMORROW X TOGETHERだが、今作の『The Name Chapter: TEMPTATION』というアルバムは以前の夢の章、混沌の章に続く3番目の章となる。メディアショーケースでは新たなアルバムについてメンバーが紹介するとともに、タイトル曲「Sugar Rush Ride」のMV公開とパフォーマンス、そしてアルバム全曲のプレビュー映像も公開された。左からSOOBIN、HUENINGKAI、BEOMGYU、YEONJUN、TAEHYUN。今作のアルバムについてリーダーのSOOBINは「誘惑に揺れる青春の物語」と表現。「大人としての成長を決心した少年が自由と遊戯という誘惑にぶつかりますが、誘惑に打ち勝ってさらに強くなり、成長する物語です」と語った。SOOBINタイトル曲の「Sugar Rush Ride」はオルタナティブなポップダンスジャンルの曲。TAEHYUNいわく、「爽やかで夢幻でセクシーな魅力を感じられる曲です。拒否できない誘惑に陥った少年の姿を描いていますが、瞬間的なものであるので、悪魔の誘惑にほかなりません。この時に少年が感じる感情が、甘さが与えるときめきと似ているので、Sugar Rushに例えて表現しました」だそう。また、今回は韓国の伝統であるパンソリの「春香歌(チュニャンガ)」を取り入れたことも新たな試み。HUENINGKAIは「僕たちはこれまで型にはまらず、新鮮な試みをしてきましたし、まさにそういうところがTOMORROW X TOGETHERらしいと言ってくださる方が多いです。今回のタイトル曲もあまりなじみがなく、異質的な取り合わせとして『春香歌』の一部を取り入れたり、パフォーマンスに韓国伝統舞踊のステップを採用したりしました」と語った。ポイントとなる振り付けについてはYEONJUNが「曲を表現する時、少年になったり悪魔になったりするので、表情には気をつけました。何かに取り憑かれたような感じを出したり、いろんな表情を練習しました」と言って、ポイントダンス“ギミギミダンス”を踊って見せ、「爽やかさとセクシーさが共存する曲ですが、この2つは共存させるのが難しい要素ですよね。こうした微妙な感じを生かすために、表情、動作、ニュアンスに気をつけて、いろいろ悩みながら練習しました」と付け加えた。大変だったのは、やはり「途中で少年から悪魔になったり、悪魔から少年になったりと、話者が変わるパート」とTAEHYUN。「誘惑に惹かれる少年を表現すると同時に、逆に少年を誘惑する役割をしなければなりませんでした。なので、表現力には重点を置きました。パフォーマンスの面でも強弱をつけることに注意して、ボーカルではパフォーマンスを思い浮かべながら歌いました」と語ると、HUENINGKAIも「実は、この曲は僕の予想を超えた曲だったので、最初は心配でした。この曲をどう自分のものにすべきか本当に悩みました。ちょっとブレスを抜いて歌ってみたり、少し泣きそうな感じで歌ってみたりしました」と明かした。YEONJUN他の収録曲について、「Devil by the Window」は「トレンディな雰囲気のポップジャンルの曲」とBEOMGYU。「多彩に変化する曲の構成と、それに対するメロディが悪魔の誘惑のように強烈な印象を残します。パフォーマンスの面から見ても今まで披露できなかった新しい様子をお見せできると思います。振り付けを初めて見た時、本当によくできている、早く習いたいと思いました。一回見たら忘れられない、気持ちのいいショックを与えたいと思います」と宣言した。「Happy Fools (feat. Coi Leray)」はプロデューサーのパン・シヒョクさんがこの曲の歌詞を自分たちで書いたらどうかと提案したそうで、メンバー全員が作詞に参加。「大人にならなければならず、次のステップに進むべきなのは分かっていても、その過程が苦しくて、目を背けてこの場に留まりたがる。バカみたいですけど、誰もが共感できる、そんな話だと思いました。YEONJUNさんがメロディを作りましたが、僕たちも一緒に作詞をしながら、曲が出来上がっていきました」とHUENINGKAIが言うと、作曲に参加したYEONJUNは「初めて僕が全体的に作ったメロディが入った曲なので、個人的にも意味深かったです」と感慨深げ。「ずっと前に作った曲ですが、今回のアルバムに収録されると聞いて、胸がいっぱいでした。作曲への欲がもっと大きくなりました。僕が作ったメロディに、メンバー全員の物語が加えられて、TOMORROW X TOGETHERならではの色をちゃんとお見せできる曲が出来上がったと思います。ファンの皆さんにも喜んでいただけると思います」と自信をのぞかせた。BEOMGYU「Tinnitus (Wanna be a rock)」はTAEHYUNが一番好きな曲だそう。「Tinnitusは耳鳴りという意味ですが、賑やかなパーティが終わった後に押し寄せる空しさを耳鳴りのようだと表現した曲です。そしてサウンドも耳鳴りのように、空間感が多く感じられる曲です。歌詞の内容と曲のタイトルがよく合っている曲だと思います。アフロポップという新しいジャンルにもチャレンジしましたが、オリジナリティをもっともよく生かして出来上がった曲だと思います」。SOOBINのお気に入りは「Farewell, Neverland」。「少年は美しいですが、無責任なパラダイスで現実に目を背けたまま、夢想に耽るばかりではいけないと思って、旅立つことを決心します。そんな少年の気持ちを情緒的なメロディと悲しい歌詞で表現したロックべースのポップジャンルの曲です。メンバーたちがレコーディングした曲を聴いた時、本当にかっこいいと思って好きになりました」と語った。TAEHYUNSOOBINが「僕たちは全体を貫く一つのテーマを中心に、そのテーマと関連した物語を展開する、コンセプチュアル・ストーリーテリング・アルバムをお見せしています。今回のアルバムは収録曲の順番通りに見てみると、目の前の誘惑に揺れて、幸せに陥って、現実に気づいてからは誘惑を後にして再び成長を誓って自分の道を歩む話者の状況と感情をそのまま感じることができます」と語ったように、TOMORROW X TOGETHERのアルバムはコンセプト・ストーリーテリング・アルバムが主体。今回のコンセプトについても、HUENINGKAIは「誰もが共感できる物語だし、みんなが経験してきたことだと思います。小さい時は早く大人になりたいと思いますが、いざ大人になったら逆に子どもの頃を思い出し、戻りたいという気持ちになりますよね。でも強い意志で前へ進もうというところが似ていると思います」と語っている。さらに、今回のアルバムは予約時点で約26万枚のセールスを記録したそう。TOMORROW X TOGETHERのアルバムとしては最高のセールスとなった。「僕もその結果を聴いて本当に驚きました。たくさんの愛をいただいていると実感しました。このような結果を出してくださったMOA(ファンの総称)の皆さんに感謝します。素敵なステージを披露したいと思います。ワールドツアーでたくさんのステージを経験して、たくさんの方に出会って、よりプロフェッショナルになったと思います」というHUENINGKAIの答えを受けて、TAEHYUNは「ワールドツアーを経験してメンバーたちがもっとも成長した部分は、観客と息を合わせられるようになったこと。5人のチームワークも成長したと思います。ステージではさまざまなことが起こりやすく、テクニカルな問題も起きますが、メンバーたちが曲の流れを切らずに続けていく様は、本当にプロフェッショナルだなと思いました。事前に打ち合わせたことはないんですけど、目を見ながらみんなで合わせていくのが本当に素晴らしいとも思いました。ワールドツアーをしながら僕たちも成長してきたと思いますが、今回のアルバムではそんな5人の成長が見て取れると思います」と、誇らしげに語った。HUENINGKAI早くも次のワールドツアー『TOMORROW X TOGETHER WORLD TOUR <ACT : SWEET MIRAGE>』の開催が告知され、日本でも4月にツアー日程が組み込まれている。HUENINGKAIは「まず日本のツアーをしながらたくさんのMOAのみなさんに会うことが先決だと思います。MOAの皆さんに僕たちの音楽をお聴かせして、素敵なパフォーマンスを通じて、どんなグループであるか印象付けたいと思います。日本でTOMORROW X TOGETHERを待ってくださるMOAのみなさん、すぐに会えると思います。たくさん期待してください!」と笑顔を見せた。(P)&(C) BIGHIT MUSIC取材・文 尹 秀姫
2023年01月30日《安子の再登場あるんじゃないか!?》『カムカムエヴリバディ』最終回での“カムバック”待望論が、SNS上で巻き起こっているのは上白石萌音(24)。初代ヒロイン・安子を好演した彼女が、「同作に与えた影響は大きい」とNHK関係者は明かす。「上白石さんは撮影チームがまだまとまっていないドラマ立ち上げの時期に、持ち前の明るさを武器に座長として現場を一つにしてくれました。撮影期間自体は4カ月ほどでしたが、上白石さんのおかげで、いい流れができましたね」そんな上白石のもとへさらなる吉報が届いたという。「上白石さんは昨年は大河ドラマに出演し、朝ドラ主演を務め、そして紅白にも歌手として出場しました。本人は『’21年がピークかも』と言っていましたが、なんと今年の紅白の司会に内定したようです」(前出・NHK関係者)上白石はすでに司会者としての経験を積んでいる。「昨年10月に放送された“なにわの紅白”ともいわれる音楽番組 『わが心の大阪メロディー』(NHK総合)で司会に挑戦。常に笑みを絶やさず、そつなくこなす彼女の進行は、視聴者にも関係者にも大好評でした。今年は新曲『懐かしい未来』も発表しているので、司会兼歌手としての選出もあるかもしれません」(前出・NHK関係者)3月18日には自身のインスタグラムを更新し、《カムカムエヴリバディの世界が、50回目の終戦の日を迎えました。どこの国とも自由に行き来できる、そんな世界であってほしいと心から願った朝でした》『カムカム』と絡めながら、世界平和への願いを明かしていた上白石。そんな同作もクライマックスに迫る3月下旬、本誌は東京都内の大通りを、黒いジャケットにスニーカー姿でウオーキングする上白石を目撃。彼女はひとりで閑静な寺院に入っていった――。「上白石さんは境内に美しく咲き誇る桜に目を奪われていました。スマホを取り出し、夢中で撮影。満開の桜に、思わず顔もほころんでいましたよ」(目撃した参拝客)はかなく散る桜とは対照的に、萌音と朝ドラの縁は続いていく。「萌音さんは妹の萌歌さんと同居しています。萌歌さんは次の朝ドラ『ちむどんどん』に主要キャストとして出演。“先輩”として朝ドラの心得を伝授しているみたいですよ」(芸能プロ関係者)ヒロインとして満開の花を咲かせた上白石。再登場を期待したい!
2022年04月07日ドラマシリーズはSEASON I、IIとも高視聴率をマーク。熱狂的なファンを生み出した、『99.9‐刑事専門弁護士‐』が、ついに映画になってカムバック。映画公開に先駆け、この作品の基本の見どころと、最新作の注目点をチェック!日本における裁判有罪率(起訴された際に裁判で有罪になる確率)が99.9%とされる刑事事件に対し、無実を証明できる確率は0.1%。そのわずかな可能性に懸けて、事件を調べ直し、解決に導くリーガル・エンターテインメントシリーズが『99.9‐刑事専門弁護士‐』(以下『99.9』)だ。舞台となる、斑目法律事務所に設置された“刑事事件ルーム”に集うのは、弁護士の深山大翔(松本潤)と佐田篤弘(香川照之)、パラリーガルの明石(片桐仁)、藤野(マギー)、SEASON IIから加わった中塚(馬場園梓)ら。さらに、シーズンごとに立花彩乃(榮倉奈々)や尾崎舞子(木村文乃)などのヒロインが加わるが、いずれにしても、“クセあり”のキャラばかりで個性の大渋滞!なかでも深山は、人の話を聞かず、独自の調査や行動を勝手に進める、刑事事件ルームきっての変わり者だが、“事実が知りたいだけ”という執念から、独特な調査とひらめきで、最後は事実を暴き出す。今作は2016年にドラマのSEASON Iが放送されると、緻密に計算されたテンポのいい会話やシュールな描写、わかる人にはわかるマニア的要素満載で大きな話題となり、2018年にはSEASON IIが放送された。そんな人気シリーズが、ついに映画化!公開前夜には、スペシャルドラマ『完全新作SP 新たな出会い篇~映画公開前夜祭~』の放送も決定し、このスペシャルドラマから、新米弁護士・穂乃果役で杉咲花さんが3代目ヒロインとして参加している。映画は、15年前の事件に眠る事実を追うという、『99.9』史上最大の難事件。深山は、その糸口をどうやって見つけ出すのか…。そこで、映画をより楽しむための4つのポイントを改めておさらい!Point1:今回のキーマンは誰?一筋縄ではいかない、豪華な出演陣。映画版の魅力を語る上で欠かせないのが、キャスティングだ。ドラマシリーズから圧倒的な存在感で作品をピリッと引き締めている、斑目法律事務所の元所長・斑目春彦役の岸部一徳さんや、不穏なムードを振り撒いて緊張感を与える、東京地方裁判所所長・川上憲一郎役の笑福亭鶴瓶さん、元検事正で深山と因縁関係にある弁護士の大友修一役の奥田瑛二さんに加えて、今作のテーマとなる15年前の事件に関わった謎の弁護士・南雲恭平役の西島秀俊さん、事件現場となった村の住人として登場する高橋克実さん、道枝駿佑さん(なにわ男子)など、主役クラスの役者が続々登場。他にも、個性派俳優の石橋蓮司さんから、注目の若手俳優・蒔田彩珠さんまで、豪華絢爛だ。このようなキャスティングが成立するのも、『99.9』の魅力的な脚本、また木村ひさし監督の人望と求心力、そして、主演の松本さんや香川さんをはじめ、ドラマシリーズから続くレギュラー陣の実力や信頼で作り上げられたチームワークがあるからこそ。このキャラの強い面々が、どのように事件解決に関わっていくのか…目が離せない!Point2:個性際立つ、魅力的な3人のヒロインが一堂に。同シリーズには、独特の趣味を持ったヒロインが欠かせない。ドラマシリーズのSEASON Iに登場したのは、榮倉奈々さん演じる弁護士・立花彩乃。勝ち気な性格で、大のプロレス好き。デスクまわりはプロレスグッズで溢れ、推しはオカダ・カズチカ。SEASON IIには、木村文乃さん演じる、元裁判官から弁護士に転身した尾崎舞子が登場。趣味は腹話術で、独り言が腹話術になるという特異なクセを持つ。そして今回、スペシャルドラマと映画に新たに参加するのは、杉咲花さん。『ロボット弁護士B』という架空の漫画オタクの新米弁護士・河野穂乃果役で、深山と新たなるタッグを組む。個性的な3人が風変わりな深山と小競り合いをする、というのがお決まりのシーンであり、笑いのポイントだが、映画にはなんと3人全員が登場。物語にどんなスパイスを加えてくれるのか。Point3:深山のひらめきを生む場所、居酒屋『いとこんち』は仕掛けでいっぱい。唯一、深山のプライベートを知ることができるのが、『いとこんち』のシーン。アフロヘアの店主・坂東健太(池田貴史)は深山の従兄弟で、ここにも、深山に恋する加奈子(岸井ゆきの)など個性的な面々が集う。深山はこの店の2階に住み、店の厨房で料理に集中しながら、事件の核心に迫る鍵を見つけ出すことが多い。店内には、メニューや雑貨、サイン色紙やポスターなど、まばたき禁止の伏線だらけ!Point4:今作でもさく裂してます!深山渾身のオヤジギャグ。毎回、深山がオヤジギャグを発しては、「ヒュ~」という寒々しい風の効果音が当てられ、決してウケることはないが、シーンのいい切り替えになっている。しかしこれが、一度ツボにハマると、沼化する。映画版となれば、このオヤジギャグのスケールアップも予想されるところだが、壮大にスベリまくっているのか、それとも今回ばかりは、深山に花を持たせるのか…笑えるか笑えないかは、あなた次第!?刑事事件ルームに舞い込んだのは、15年前の“天華村毒物ワイン殺人事件”に関する依頼。そこに関わっていた、弁護士・南雲とその娘のエリ。一見善良そうな南雲は敵か、味方か…。監督:木村ひさし、脚本:三浦駿斗『99.9‐刑事専門弁護士‐THE MOVIE』は12月30日より全国公開。またスペシャルドラマ『完全新作SP 新たな出会い篇~映画公開前夜祭~』が、29日21:00~TBSにて放送。※『anan』2021年12月29日‐2022年1月5日合併号より。(by anan編集部)
2021年12月24日SEVENTEENが前作『Your Chice』から4か月という短期間で9枚目のアルバム『Attacca』をリリースした。カムバックに先立ち、10月22日にはグローバル記者会見を開催。タイトル曲「Rock with You」のMV先行公開やアルバムにまつわるトークなど、いつもの和気あいあいとした雰囲気でたっぷりと話してくれた様子を紹介します。テーマは愛。情熱的で積極的でアクティブな…抑えきれない愛の感情SEVENTEEN、左から、エスクプス、ウォヌ、バーノン、ミンギュ、ホシ、ディノ、ジョンハン、スングァン、ウジ、ジョシュア、ドギョム。©PLEDIS ENTERTAINMENT【ペンになってもいいですか!?】vol. 145SEVENTEENは今年5月から「Power of Love」プロジェクトをスタート。ウォヌとミンギュが恋と友情のジレンマを歌ったデジタルシングル「Bittersweet」にはじまり、8枚目のミニアルバム『Your Chice』では大人になったSEVENTEENを表現、そして今回の9枚目のミニアルバム『Attacca』では一体どんな愛の形が描かれるのか。ミンギュは、「この『Power of Love』プロジェクトでは、愛が持ついろんな感情を歌っています。今回の『Attacca』では情熱的で、より積極的でアクティブな愛について語っています」と紹介してくれた。タイトルの「Attacca」とは、楽章と楽章の間を切れ目なく演奏するという意味を持つ音楽用語。「相手に対する抑えきれない愛の感情、そして止められない情熱的な心を『Attacca』という単語に例えて表現してみました。より大胆に、熱くアプローチするSEVENTEENの新しい姿、さまざまな愛の形を期待していただきたいと思います」(ウジ)。ウジ©PLEDIS ENTERTAINMENTそのアルバムの中でもタイトル曲「Rock with You」はロックをベースにした曲。「SEVENTEENのより深まった感情と情熱的なパフォーマンスを盛り込んだ曲です。愛する相手といつも一緒にいたいという気持ち、そして君のためならばどんなことでもできると考える“僕”の感情を盛り込んだ歌詞になっています」(ジョンハン)というように、パフォーマンスにはSEVENTEENらしい群舞と、サビではポイントになるダンスも。会見ではドギョムが2度に渡ってカメラマンの前でポイントダンスをパフォーマンスする一幕も。また、このポイントダンスにはまだ名前がないそうで、「この会見に来てくれた記者の方々のネーミングセンスに期待したい」(ホシ)とコメントを寄せていた。SEVENTEENといえばボーカルチーム、パフォーマンスチーム、ヒップホップチームのユニット曲もアルバムの楽しみ。今回はそれぞれのユニットの魅力に加えて、新しい魅力もプラスされたそう。「これまでユニットごとに見せてきたそれぞれの魅力は保ちつつ、今回はさらに新しい魅力を加えて、もっと多彩に感じていただけるのではないかと思います。これはヒップホップチームの曲なのか、それともボーカルチームの曲なのかと疑問に思うほど、新鮮に感じていただけるのではないかと思います。ユニットごとの魅力が詰まった曲になっているので、SEVENTEENはこういう曲も歌えるんだなと感じていただけると思います。今回のアルバムには僕たちの曲へのプライドが詰まっています」(スングァン)スングァン©PLEDIS ENTERTAINMENT今回のアルバムにはユニット曲以外の曲も収録。SEVENTEEN初の英語曲「2 MINUS 1」は、ジョシュアとバーノン2人の曲。「全世界のCARATのみなさんの愛情に応えようと思い、初めて英語曲を披露することになりました。別れの痛みと悲しい感情を明るいメロディで相反するように表現して、あえて平静を装っている男性の姿を描いた曲です。僕たちにとって初めての英語曲なので、全世界のみなさんに応援していただきたいと思います」(バーノン)さらに今回はメンバーのジュン、ディエイトが活動には参加できないことがあらかじめ伝えられている。これまで13人一緒に活動をしてきただけに、メンバーたちもさびしさを感じているよう。スングァンが「デビューした時からずっと13人で活動してきたので、2人のメンバーがいないさびしさを感じるのは当然だと思います。日常生活でもいつも一緒だったので…。でも今日もビデオ通話をしたし、連絡は取り合ってます。2人とも中国でがんばって活動しているので、僕たちもがんばろうと思います」と言いながら、少し涙目に。ミンギュは「今はおたがい、任された場所でがんばろう!」と力強く呼びかけていた。アルバムについて最後にエスクプスからこんなメッセージが。「CARATのみなさんに早く会いたくて、早く戻ってきました。この4か月、CARATのみなさんのことを考えながら、このアルバムに僕たちの気持ちをたっぷり込めました。CARATのみなさんに喜んでいただけると自信を持って言えるアルバムです。このコロナ禍ですが、少しでも幸せな気持ちを感じていただければ僕たちもうれしいです。そして今回のアルバムは、中国にいるメンバーも含めてみんな怪我せず、無事に終えることができたらと思います。これからもがんばります!」エスクプス©PLEDIS ENTERTAINMENT<質疑応答>Q.9枚目のミニアルバム『Attacca』が予約販売開始から1日で先行注文141万枚を突破しました。メンバーのみなさんの感想をお聞かせください。エスクプス僕も141万枚突破したという報せをニュースで見ました。こういった記録だけでなく、アルバムをリリースすること自体、僕たちSEVENTEENだけでは成し遂げられないということを十分に理解しています。このアルバムのためにご尽力いただいたみなさんに感謝の気持ちをお伝えしたいです。そして何より、いつも僕たちの大きな力になってくれるCARATのみなさんに感謝の気持ちを伝えたいです。みなさんの応援の分だけ、アルバムへの責任感がより強まっているので、これからもよりよいアルバム、よい活動をしていけるようにがんばりたいと思います。Q.今回の活動はディエイトさんとジュンさんなしで11人体制で活動することになりましたが、メンバーのみなさんの感想を教えてください。そしてこのために特に気を遣ったり準備した部分があるのかも気になります。ウォヌ11人体制で活動するのは初めてなので、僕たちもみなさんがどのようにお考えなのか気になります。僕たちはジュンさんとディエイトさんも一緒に活動していると考えているので、そこまで心配してくなくても大丈夫だと思いますし、ジュンさんとディエイトさんが中国に行く前にコンテンツや振り付け映像などたくさん準備してくれて、不在を感じられないくらいさまざまなコンテンツを準備しました。これからもいい活動をお見せする予定です。ウォヌ©PLEDIS ENTERTAINMENTミンギュメンバーにはあらためて感謝を伝えたいです。今まで13人でやってきたことを11人でやることになって、13人分のエネルギーを11人で満たそうとしているメンバーたちに、そして新しい経験をしようと活動している中国のメンバーにも本当に感謝の気持ちを伝えたいです。Q.最近「ワールドベストパフォーマー」賞を受賞し、いつも多彩なパフォーマンスを披露してきましたが、今回のタイトル曲のポイントダンス、新曲の鑑賞ポイントを教えてください。スングァン「Rock with You」は曲の中にいろんな魅力が盛り込まれています。かっこよくて情熱的な雰囲気もありますし、それでいて後半は少し儚い感じもあります。SEVENTEENならでの積極的な愛の方式がそのまま表現されていると思います。DK©PLEDIS ENTERTAINMENTQ.アルバムのタイトル『Attacca』に込められた意味は何ですか?アルバムのストーリーを考える時、みなさんのどんな経験が反映されていますか?ウジアルバムのタイトル『Attacca』は楽章と楽章の間を切れ目なく演奏することを意味する音楽用語です。今回のアルバムではSEVENTEENなりの“アタッカ”をお見せしたいと思います。(アルバムには)特にこれといった経験が反映されているというわけではなく、SEVENTEENの音楽はSEVENTEENの時間の流れをそのまま反映して、時が流れているんです。いつも僕たちメンバー同士で話し合っていることでもありますが、僕たちに今できることは何なのか?そしてもっとも僕たちらしい音楽をどう表現するかについてよく話をしています。なので、自然にいいアルバム、いい曲ができていると思います。今回の「Rock with You」にはたくさんのメッセージを盛り込んだので、みなさん期待してください。ミンギュ面白いのが、前々回のアルバム『; [Semicolon]』は休息を取るという意味でしたが、その次のアルバム『Your Chice』のタイトル曲「Ready to love」で準備が完了し、今回の『Attacca』で情熱的な姿を見せるというストーリーになっています。ぜひこの大きな流れを踏まえて楽しんでください。Q.「2 MINUS 1」はジョシュアさんとバーノンさんの初のユニット曲であり、SEVENTEENとしては初の英語曲です。お2人の制作過程がどうだったのかについて気になります。ジョシュアSEVENTEENの初めての英語の曲であるだけに、CARATのみなさんの反応が気になります。制作過程で曲のテーマを先に決めてから僕とバーノンさんの魅力を一番うまくいかすにはどうすればいいか、そういうジャンルは何なのか?について考えていたのですが、バーノンさんがポップパンクというジャンルの曲を聞かせてくれました。楽しくて、僕たちのテーマにも合っていると思って、ポップパンクというジャンルを選択することになりました。Q.グローバル市場で人気を集めているSEVENTEENの強み、そして人気の秘訣は何だと思いますか?ジョンハンSEVENTEENの音楽とパフォーマンスに魅力を感じてくださっているのではないかと思います。僕たちは13人もメンバーがいるのでその分エネルギーを感じてもらえるとも思いますし、自分たちで音楽を作ってステージを準備しているからこそ曲への理解度が高かったり、プライドと自信を持ってステージに立つことができるところにも魅力を感じて、応援してくださるのではないかと思います。そしてみなさんからいただく声援が僕たちにはもっと成長しようという力になっていて、そういういい循環になっているんじゃないかと思います。ジョンハン©PLEDIS ENTERTAINMENTQ.今年7月にメンバー13人が所属事務所と早期再契約を締結しました。今の所属事務所と再契約することになった大きな理由があるとしたら何ですか?エスクプス所属事務所と間に長い信頼関係があるので、これからもこの会社とともに進んでいこうという考えで再契約をすることができました。長い間一緒に歩んできたので僕たちについて大変よくケアしてくれていますし、僕たちについてよく理解してくれているので、僕たちが描いている未来についてこれからも大きな助けをくれると信じています。だからこれからも一緒にやっていくことにしました。正直、会社に対する悩みはまったくありませんでした。13人のメンバーが全員一緒にこの会社で一緒に活動しようという気持ちが最初からありましたし、その過程でもう一度会社とおたがいの信頼を見せたのだと言えます。Q.新型コロナウイルスの蔓延以降、長い間ファンに会うことができていませんが、ファンの残念な思いをどのように解消していますか?オフラインコンサートを行う計画はありますか?ディノオフライン公演については僕たちも前向きに検討している状況です。今は大変な状況が長引いていて疲れを感じている方も多いのですが、僕たちもできるだけ前向きな影響を与えられるようにがんばっています。早くCARATのみなさんに会いたいです。もう少しだけ待っていてください。Q.SEVENTEENは自主制作グループとして6年間のキャリアを続けてきました。SEVENTEENならではのサウンドを維持しながら新しい方式で表現する秘訣があるとしたら?SEVENTEENならではのサウンドとはどのようなものだと定義していますか?バーノンSEVENTEENは音楽、そしてステージに対するメンバーの本気度が高いんだと思います。SEVENTEENならではのサウンドをどのように定義するかについては、実は僕もよくわからないんですが、6年もの間、自主制作プロデュースをしてきたグループとしていろいろな経験をしてきました。僕たちの音楽への参加度がみなさんにアピールされているのではないかあと思います。バーノン©PLEDIS ENTERTAINMENTQ.今回の9枚目のミニアルバムの収録曲はロック、ポップパンク、トラップといったジャンルが揃っていますが、今後挑戦してみたい新しいジャンルはありますか?ジョシュア僕はジャンルにそれほどこだわりがない方なので、テーマにもっともよく合うジャンルをまず第一に考えています。なのでジャンルを選ぶというよりは僕たちのテーマによく合うジャンル、そして僕たちのメッセージをもっともうまく表現できるジャンルを選ぶと思います。ジョシュア©PLEDIS ENTERTAINMENTミンギュSEVENTEENはジャンルにおいては限界がないと思います。なので、今後いろんな挑戦ができればと思っています。個人的には、今回のアルバムに初めて英語曲が収録されたので、次回はSEVENTEENの13人全員で英語曲に挑戦してみたいですね。Q.自主制作コンテンツである「GOING SEVENTEEN」はSEVENTEENのファンのみならず、幅広い視聴者の間で人気ウェブバラエティとして掲げられています。撮影をする時、どのような意気込みで撮影に挑んでいますか?ウォヌまず「GOING SEVENTEEN」を楽しんでいただき本当にありがとうございます。「GOING SEVENTEEN」はSEVENTEENが主体としてメンバーがいろいろ試してみたり、笑いを取ろうとするあまりプレッシャーも少しは感じているように思います。でも逆に、そういったプレッシャーがこのコンテンツをもっとうまく生かしていると思いますし、これからも「GOING SEVENTEEN」ぜひお楽しみください。ディノSEVENTEENは13人全員がステージであれ、どんなコンテンツであれ、最善を尽くします。「GOING SEVENTEEN」ももちろんそうで、撮影に入るとメンバーがおたがいに笑いを取ろうとしたり、現場の雰囲気を盛り上げようとするので、結果的に面白いコンテンツが生まれるのではないかと思います。これからも僕たちのケミストリーに期待してください。ホシ「GOING SEVENTEEN」は作りものではなく、僕たちの素なんです。メンバーなので息もぴったりだし、普段どおりの姿がそのまま出ているので、より面白く感じていただけるのではないかと思います。正直に言って僕は笑いを取りたいですね。プレッシャーよりは、笑いを取りたい気持ちが強いです(笑)。ホシ©PLEDIS ENTERTAINMENTQ.ステージとバラエティの両方で才能を発揮していますが、SEVENTEENは独自の立ち位置を確立しつつも、その両方がおたがいにいい影響を及ぼしていると思います。秘訣は何でしょうか?スングァンまず13人のメンバーが掲げている目標が同じです。グループへの愛情がとても強いので、前に進もうとする力が強いのかもしれません。もちろん、CARATのみなさんもいてくれますが、メンバー同士でもそういった力を得ることができるし、おたがいにいい影響をを発揮できるのかと思います。SEVENTEENの活動への確信と責任感が日に日に増しているのを自分たちでも感じていて、どんなにささいなことでも完璧にこなそうという使命感をみんなが持っています。だからソロとしてもいい姿をお見せしつつ、SEVENTEENとしてもかっこいい姿をお見せできるのだと思います。本当にメンバーが誇らしいです。エスクプスメンバー全員、同じものを見つめながらみんなで進んでいくことが重要だと思っています。そういうところが僕たちの長所だと思います。Q.SEVENTEENは今まで数多くの賞を受賞されました。もしSEVENTEENというグループに自分が賞をあげるとしたら、どんな賞をあげたいですか?ミンギュ自分たちに賞をあげるとしたら、僕はちょっと言葉遊びになりますが「いつも」という賞をあげたいです(*韓国語で「いつも」は「ハンサン」、「賞」の韓国語読みが「サン」というダジャレ)。いつも同じ場所を見つめながら、ひとつの目標を持って成長し続けるSEVENTEENにあげる賞、「いつも」という賞です。自分との戦いが一番大変だと言うじゃないですか。自分との戦いでずっと勝ち続けているSEVENTEENが本当に頼もしいので、「いつも」という賞をあげたいと思います。ミンギュ©PLEDIS ENTERTAINMENTエスクプス僕は自分に賞をあげるとしたら、「ごはん賞」(*パプサン=食卓を意味するダジャレ)をあげたいですね。ドギョム僕は「想像以上で賞」という賞をあげたいです(「想像以上」の韓国語読みが「サンサンイサン」で、最後の「サン」を「賞」にかけたダジャレ)。これからも想像できないたくさんのことを乗り越えていきたいと思います。Q.今回のアルバムのコンセプトは以前のアルバムとはどのような違いがありますか?今回の活動を通してどんな成果を得たいですか?ウジ前作『Your Chice』では恋する準備が整ったSEVENTEENの姿を描いたのですが、今回のアルバムはそこから一歩踏み出して、情熱的に走っていく姿を盛り込みました。ご覧になると違いはすぐに見つかると思います。アルバムを通して様々な形の愛の方式を盛り込んだので、楽しんで聴いてください。スングァン光栄にも、僕たちが望んでいた「ビルボード200」に15位としてチャートインすることができました。「ビルボード200」の1位を目標にしたいと以前は言いましたが、チャートに入っただけでも本当に幸せで嬉しかったです。今回も大きな目標を掲げて、本当に「ビルボード200」で1位を獲りたいです!Q.アルバム『Attacca』を一言で表現してください。ディノ『Attacca』のアルバムを準備しながら感じたんですけど、「できた」という感じがしました。今回のアルバムは本当に「これは行ける!」と思いました。僕の父もタイトル曲を聴いて「これは行ける」と言ってくれました。本当に大きな自信を持って準備したので、今回は本当に自信満々です。ディノ©PLEDIS ENTERTAINMENTQ.2021年を振り返ってどんな年でしたか?今年の残りの間にどんなことをしたいですか?ドギョム2021年も本当に一生懸命がんばりましたし、価値のある1年として記憶に残ると思います。僕たちSEVENTEENにとって本当に貴重な年になると思います。僕たち13人のメンバー全員がこうして一緒にいられることに感謝していますし、それぞれの場所でベストを尽くしながら一生懸命やっていることにも感謝しています。僕たちが作ったアルバムで多くの方々に色々なさまざまな良い影響を与えることができるということが幸せです。これからももっと貴重で大切な瞬間があると思います。今回の『Attacca』のアルバムを通して、そしてこれからももっといい影響、そして善なる影響力を与えるSEVENTEENになるために、いつも最善を尽くしてがんばっていきたいと思います。ホシ2021年はSEVENTEENとして、僕たちは「Power of Love」愛をテーマにしてきました。SEVENTEENにとって2021年はCARATのみなさん、愛してる(サランヘ=「ヘ」は韓国語で「年」という意味のダジャレ)の年だったと思います(笑)。informationSEVENTEEN 9th Mini Album [Attacca]取材・文 尹 秀姫
2021年10月22日■前回のあらすじお互いの好みを把握し、嫌いなものは作らないことでようやく落ち着いた食バトル。しかし、息子が生まれたことで、また食卓に変化が…。息子を無事出産し、体重も戻らず、どすこい姿も定着(笑)。息子が生まれてから、私は毎日必死に離乳食に挑んでいました。小児科の先生に勧められた教科書通り「息子が口に入れていいのは有機栽培の国産の食材だけっっっっ!」と青筋を立てながら3食精魂込めて作っていました。もうあの頃の私は何かに取り憑かれたように離乳食のことだけを考えている日々でした。その努力に応えてくれるかのように、息子は出したものはなんでもおいしそうに食べてくれました。自分の出した食事をすんなりと食べてくれる人がいるってこんなに嬉しいことなのかとウルウル。そんな愛息子の今とこれからの健康を考えて、日本食のオンパレードが始まったのです!久しく夫婦の食卓には出していなかった「だしパック&お醤油」が堂々のカムバック。夫固まる。動かない。けどもうどうでもいい(鬼嫁)。日々パワーアップする日本食も、息子はモリモリ食べてくれる。なんて幸せ。やっぱり、私が頑張ってるから、おいしいものをいっぱい作ってるから、息子はこんなにも食べてくれてるんだ。とアホすぎる大きな勘違いをしていた私。この後、そんなとんでもなく愚な考えを一蹴も二蹴りもする出来事が始まるのでした。次回に続く「スイス人夫VS日本人妻 ~家族の偏食、どう乗り切る?~」(全17話)は14時更新!
2021年09月19日ロバート・デ・ニーロ、トミー・リー・ジョーンズ、モーガン・フリーマンが豪華共演し、ドタバタ劇を繰り広げる『カムバック・トゥ・ハリウッド!!』。この度、デ・ニーロ演じる“B級映画プロデューサー”が手掛けることになった新作の女性監督の面接の様子を捉えた、熱い想いと笑いが入り混じる本編映像をシネマカフェが入手した。物語の舞台は1970年代ハリウッド。B級映画プロデューサーのマックス(デ・ニーロ)は、出資者である映画マニアでギャングのレジー(フリーマン)への借金返済のために、悪魔のような起死回生のアイディアを思いつく。老人ホームで自堕落に過ごしていた往年の西部劇スター、デューク(ジョーンズ)を担ぎ出し、“ニセ”映画製作に乗り出すことになった。しかし、マックスは事務所に眠っていた『西部の老銃士』という“ボツ”企画を適当に引っ張り出してきただけで、はじめからこの映画を完成するつもりはなかった。今回到着した場面は、マックスの事務所に訪れた監督候補のメーガン(ケイト・カッツマン)への面接の様子を捉えたシーン。メーガンはこの脚本から主人公が持つ苦悩を感じ取り強い共感を覚えていたと語り、「私はこの主人公のことがよく分かるんです。私には自信がある」と熱弁を振るう。面接に同席し、その話を聞いている主演俳優のデュークはすっかり彼女の話に聞き入っていた。マックスたちは「どちらかというと男の映画だ。撃ち合い、アクション、酒、女遊びがメインだ」とまったく相手にしていない様子だが、メーガンは「そんな単純な映画じゃありません」と強く反論する。デュークは「メガホンは彼女に」と提案するが、マックスらプロデューサー陣はまだグダグダと乗り気でない様子。すると、デュースはすかさずピストルを手にすると天井に向けて発砲!こうしてメーガンが監督を務めることに。その後、メーガンは感極まった表情で、幼い頃の父とのデュークにまつわる思い出を彼に打ち明けるのだ。物語の本質を鋭く見抜いたメーガンに対して、マックスたちの主張はいかにも“映画プロデューサーが言いそう”なことばかり。そんなギャップをBGMも活用しながらムードたっぷりかつコミカルに描いており、作品が持つ陽気さが伝わるシーンとなっている。本作のジョージ・ギャロ監督は、「『カムバック・トゥ・ハリウッド!!』は2つの映画だ。これはマックスによる保険詐欺の物語だが、彼らが作ることになる映画の話でもある」と映画の構造を語る。映画製作にまつわる映画だけに、様々な形で映画業界の裏側が登場するのも本作の魅力の1つだが、数々の名作で主演を飾ってきたデュークも一目置くメーガンの製作チームへの加入がこの“ニセ”映画作りにどんな影響を及ぼしていくのか、見逃せない。『カムバック・トゥ・ハリウッド!!』は6月4日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:カムバック・トゥ・ハリウッド!! 2021年6月4日より全国にて公開© 2020 The Comeback Trail, LLC All rights Reserved
2021年06月03日ロバート・デ・ニーロ、トミー・リー・ジョーンズ、モーガン・フリーマンのハリウッド3大レジェンドが繰り広げる“ニセ”映画製作を巡るドタバタ劇『カムバック・トゥ・ハリウッド!!』から、日本版予告編が解禁となった。今回解禁された予告編は、「この映画はオスカー間違いなしだ!」と豪語するB級映画プロデューサーのマックス(デ・ニーロ)、「俺は荒野の方が性に合う」と名台詞をキメる往年のスター・デューク(ジョーンズ)、マックスに「クソ映画に出資した金を返せ」と凄む映画マニアでギャングのレジー(フリーマン)の3人の登場から幕を開ける。プロデュース最新作が記録的な失敗をしたマックスは、映画に出資していたレジーから借金返済を迫られていた。そんな折、ある映画の撮影中に大スターが事故死したことで500万ドルもの保険金が下りたことを知り、マックスは悪魔のような起死回生のアイディアを思いつく。老人ホームで人生に悲観していたデュークを口説き落とし、彼を主演に、レジーから更なる出資を得て“ニセ”映画製作に乗り出すマックス。「なぜこんな老いぼれに?」というデュークの問いに「あんたに“かけた”んだ」と返すマックスだが、デュークに撮影中に死んでもらうつもりで保険を“かけた”のだった。撮影中、マックスの奮闘によりデュークは次々とピンチに見舞われるが、昔取った杵柄でことごとく回避し、マックスの思惑に反して素晴らしいシーンが次々とカメラに収められていく。3人の運命と“ニセ”映画の行方に期待が高まる予告編に仕上がっている。また、マックス、デューク、レジーそれぞれのキャラクターにフィーチャーした3種類のポストカードセット付きムビチケカード(税込1,500円)を、本作の一部の上映劇場にて発売中。先着・数量限定のため、なくなり次第終了となる。なお、ムビチケ前売券(デジタル前売り券)をオンライン購入した場合は、特典がポストカードに代わり同デザインのオリジナルスマホ画像セット(3種)となる。『カムバック・トゥ・ハリウッド!!』は6月4日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:カムバック・トゥ・ハリウッド!! 2021年6月4日より全国にて公開© 2020 The Comeback Trail, LLC All rights Reserved
2021年04月05日「気づけばもう何年も恋をしていない」。自分の恋愛遍歴をふと思い返して溜息をついている方はいませんか?もしかしたらその原因は「恋愛」に対する考え方にあるのかもしれません。「恋愛は頭でするものではない」と思っていませんか?人が恋に落ちる時ってどんな時でしょう。大きく分けると2つのパターンが考えられます。「瞬発力型」と「持久力型」です。「瞬発力型」は相手を見た瞬間に好きになる、いわゆる「一目惚れ」というものです。「持久力型」は相手の性格や考え方を少しずつ知っていって、徐々に惹かれていくことを指します。パターンとしては一見両極端のようにも見える二つのタイプですが、実は両者とも直感的であると言えます。「瞬発力型」は言うに及ばずですが、「持久力型」にしてもそうです。他にも親しくなった異性はきっといたはずなのに、無意識に恋愛感情を向ける相手を選んでいますよね。だから恋愛は直感でするものかと言うと、半分正解で半分間違いだと言えます。恋愛は直感と努力でするものなのです。恋愛のための努力って何?恋愛は直感でするものなのだから、努力の仕様がないと感じている方もいるかもしれません。でも少し待ってください。恋愛を直感任せにしていたから、恋愛から遠ざかってしまったのではありませんか?今後も直感任せにして、いつかやってくるかもしれない恋のトキメキを待つのもいいでしょう。でもそのトキメキが少しの努力で手に入るなら、やってみたいとは思いませんか?では一体どのような努力をすればいいのでしょうか。それは簡単なことで、人を好きになるための努力をすればいいのです。「人を好きになる努力」のススメ身近に恋愛対象から外している男性はいませんか?だとしたらその理由は何でしょう。顔がタイプではないから?性格が合わないと思うから?他にも理由があるかもしれません。でもそんな簡単な理由で恋愛対象から外すのは、とてももったいないことなのです。「顔はタイプではないけれど、よく見るとカワイイ目をしているな」「性格は合わないけれど、私にはない考え方を持っているのよね」。捉え方を少し変えるだけで、見方も変わってくるのではないでしょうか。そんな小さなきっかけで、ある日突然恋に落ちてしまうこともあるかもしれませんよ。なぜなら恋愛は努力だけでするものではなく、直感でもするものなのですから。
2020年01月26日9月17日(月・祝)深夜放送の日本テレビ「映画天国」ではニック・フロスト主演によるダンスコメディー『カムバック!』をオンエア。また番組内でお笑いコンビ「さらば青春の光」が公開中の『プーと大人になった僕』をテーマにコントを披露する。『宇宙人ポール』『ワールズ・エンド酔っぱらいが世界を救う!』などコメディ作品でお馴染みのニック・フロストが主演のみならず製作総指揮・原案も手がけている本作。ニックが本作で演じるのは、元天才サルサダンサーだったものの現在では“サエない中年メタボ男”となったブルース。ブルースは妹のサムと共に数々の賞を総ナメにしていた天才サルサダンサーだったが、いじめられて選手権に出場できなかったことがきっかけでサルサを封印する。それから25年後――、会社員として平凡な日々を送るブルースのもとにある日アメリカから新しく女ボスのジュリア(ラシダ・ジョーンズ)が赴任してくる。美人でユーモアもある彼女にブルースと同僚のドリュー(クリス・オダウド)はたちまち夢中になるのだが、ある時、ブルースは偶然サルサを踊る彼女の姿を見てしまい、25年振りのトラウマと熱い情熱が再び押し寄せてくる…という物語。3年にわたり温めていた企画を実現させるべく本作の撮影にあたりニックはおよそ6か月に及ぶ訓練を経てサルサダンスに挑んだそう。どう見てもメタボ体形ながらキレキレの動きをみせ、ギラギラのラテン系男子ぶりを見せつけセクシー女子とばっちりポーズを決める様は必見。また数々の大ヒット曲を生み出してきた音楽プロデューサー・クインシー・ジョーンズの娘でもあるラシダがヒロイン・ジュリアを演じるほか、『ヴィンセントが教えてくれたこと』などのクリス・オダウド、『スノーホワイト』などのイアン・マクシェーン、『オリエント急行殺人事件』などのオリヴィア・コールマンらも共演している。またお笑いコンビ「さらば青春の光」が公開中の映画をテーマにしたコントを披露するコーナーでは、『プーと大人になった僕』をテーマに書き下ろしコントをみせてくれるのでこちらもお楽しみに。25年ぶりにサルサの舞台に“カムバック”するブルースの姿に笑いながらも感動すること間違いなしの『カムバック!』は9月17日(月・祝)深夜25:59~日本テレビ「映画天国」枠でオンエア。(笠緒)■関連作品:カムバック! 2014年10月25日よりシネクイントにてレイトショー公開© STUDIOCANAL LIMITED / THE BRITISH FILM INSTITUTE /CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION 2013.All Rights Reserved.
2018年09月17日子どもが身の回りのことをできるようになってくると、たまには子どもを預けてリフレッシュしたい! というママも増えてくるのではないでしょうか。なかには「独身のころ大好きだったジャニーズのコンサートに再び行くようになった」「学生時代に夢中だったロックバンドのライブに15年ぶりに行ってハマってしまった」なんていう声も。大好きだった〇〇に再びハマって、ママたちが青春時代にカムバックする理由とは? 脳内では何が起きていて、どんな影響があるのでしょうか?脳研究者で、ご自身もふたりの娘さんの子育て真っ最中の池谷裕二先生にお話をうかがいました。池谷裕二先生 プロフィール研究者、薬学博士。東京大学・薬学部教授。専門は神経科学および薬理学で、脳の成長や老化について研究している。『海馬』(新潮文庫)、『進化しすぎた脳』(講談社ブルーバックス)など著書多数。近著に『パパは脳研究者』(クレヨンハウス)がある。プライベートでは二児の父。■時間とともに美化される「過去の記憶」―― 出産後、子育てに慣れてくると、学生時代や独身のころに好きだったアーティストに再びハマるママが、ちらほら出てくるように思います。何か理由はあるのでしょうか?池谷裕二先生(以下、池谷先生):「マンネリ化の打破」があるのではないでしょうか。小さい時は見るもの・聞くものひとつひとつが輝いていたのに、年をとってさまざまな経験を重ねることで、マンネリ化してくる傾向があります。加齢によるマンネリ化はごく自然なことですが、マンネリ化の打破は快感なんです。再び同じアーティストを好きになるにしても、当時とは違った心の余裕があるというか、「新鮮さ」がありますよね。―― たしかに。昔好きだったアーティストに再びハマるというのは「昔好きだった時の私が好き」みたいなこともあるのでしょうか?池谷先生:それもありますね。年月を経てそのアーティストの容姿が変わったとしても、アーティストを好きだったという「感覚」を脳は覚えています。よく人間は悪いことばかり覚えていると言われますが、調べてみると実際はその反対で、良いことをよく覚えているんです。「バラ色回顧」といって、時が経つと過去の記憶が美化されます。例えば、失恋して間もない頃は苦い思い出ばかりだけど、時間とともに記憶は美化されて、じんわり温かい気持ちになりますよね。心理試験でも、「悪い記憶は抑圧がかかって連想が止まってしまい、思い出さない」というデータがあります。あとは、昔好きだったドラマを見て、楽しくなる気持ちも一種の「新鮮さ」がありますね。 ■「新婚時代にカムバック!」も脳に好影響―― なるほど。懐かしいだけではなく、ワクワク感とか高揚感がありますよね。脳にもいい影響があるのでしょうか?池谷先生:そうですね。ものごとの見方や捉え方(枠組み)を変えて、プラスの方向に考えることを専門用語で「リフレーミング」といいます。先ほどの「青春時代にカムバック!」以外に例をあげると、マンネリ化している夫婦が、結婚式や新婚旅行など仲睦まじかったころのビデオを見ると、しばらく夫婦関係が改善するのがそうです。「子育てや家事、いろいろ不満はあるけれど、子どもがいて楽しい時もある。今の状況って、まあまあ恵まれているよね」と、一歩ひいた目で見られるようになります。―― ママの「リフレーミング」は子どもやパパにもいい影響がありそうですね。池谷先生:もちろん。お母さんがイライラしないのは、家族にとってもいいこと。だからカムバック! もそうですし、ママの息抜きは大切ですね。私も妻が飲み会に行く時は子どもの寝かしつけまでやっていますよ。■ヒトの親は「子育てするようにできていない」―― おっしゃるとおり息抜きは大切だと思うのですが「ママは子育てを頑張らなくてはいけない」みたいな社会的な圧力がいまだにあるように感じられます。池谷先生:そういう風潮はたしかにありますね。0歳で保育園に預けるのはかわいそうとか。ここで言っておきたいのは、生物学的にヒトは「親が子どもを育てるようにできていない」「子どもも親の言うことを聞くようにできていない」ということ。人類の祖先が誕生したのが約500万年前、 ヒトが農業を始めて定住するようになったのが約1万年前。農業をするまでの500万年もの間、人類の祖先は狩猟をして暮らしていたんです。日中、親が狩りをする間、子育てをするのは周りの子どもたちとおばあちゃんでした。これまでの人類の歴史500万年を1年に例えるなら、ヒトの親が子育てをするようになったのは、大晦日になってからのこと。まだまだ日が浅いんです。そんなにすぐうまくいくわけがない。だから、ヒトの親が子育てするとストレスがかかるのは当然といえます。―― 「ヒトの親が子どもを育てるようにできていない」なんて驚きました! 親はどうすればいいのでしょうか?池谷先生:ポイントは、周りの子どもやおばあちゃんとの関わり。親が言ってもきかないのに、お友だちに注意されると子どもはすぐやめますよね。同じ子どもの言うことなら、子どもは受け入れます。だから、子ども同士のコミュニティー作りが大切ですね。それと、おばあちゃんや、それに代わる保育園の先生などが関わる環境作りができるといいと思います。児童館なども活用して、子ども同士やおばあちゃん的な先生と関わっていけるようにしてはいかがでしょう。子育てにストレスを感じるのは生物学的に見ても当たり前のことなので、それ自体を気にすることはありません。息抜きすることをうしろめたく思うお母さんもいるかもしれませんが、イライラが爆発する前にうまくリフレッシュして子育てを「リフレーミング」できるといいですね。
2018年04月04日タレントのキンタロー。が14日に都内で行われたイギリス映画『カムバック!』のPRイベントに出席した。本作は、一度は夢を諦めた元天才ダンサーの復帰を描いた感動コメディで、社交ダンスの講師だった経験を生かし、テレビ番組の企画で国内最高峰の“A級”を取得したばかりのキンタロー。は、露出の多い衣装で悩殺ダンスを披露し「私もダンス界にカムバック。この会場に独身男性はいませんか?」と恋人探しに躍起だった。その他の写真才能に恵まれながら、いじめが原因でサルサダンスを辞めてしまい、そのまま平凡なメタボ中年となった主人公ブルースが、一目ぼれした美人上司を振り向かせようと25年ぶりにダンスに打ち込む姿を描く。『ショーン・オブ・ザ・デッド』『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』のニック・フロストが、製作総指揮・原案・主演の3役を務めた。フロスト本人が7か月に及ぶ特訓を経て、吹き替えなしでダンスを披露しており、キンタロー。も「もともとダンサーなのかと思ったほど。ぽっちゃり体型なのに動きがすごい」と驚きの表情。「体型を気にせずに踊る姿は、見ているこちらも元気になった。やっぱりダンスは“心”なんだなと思う。観ればダンスを始めたくなるはず」と映画をPRした。この春、交際していた男性芸人と破局し「仕事優先」を宣言したというキンタロー。だが「こういうドレスを着ると、体が火照りますね。今は夜な夜な“ハンティング”に繰り出している。お付き合いするなら一般の方がいい」と主人公のブルースに負けじと、恋愛に積極的な姿勢を見せた。『カムバック!』10月25日(土)シネクイントにてレイトショー取材・文・写真:内田 涼
2014年10月15日