低予算ながら世界中で話題となった『ドント・ブリーズ』や名作ホラー『死霊のはらわた』のサム・ライミが新たに仕掛ける、極限状態のサバイバルスリラー『クロール ―凶暴領域―』。主演をつとめるのは、『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』でジャック・スパローと冒険の旅に出る天文学者を演じたカヤ・スコデラリオ。プライベートでは1児の母でもある彼女が、本作ではワニを相手に水の中で大暴れ!?そのギャップぶりに迫った。●ワニとハリケーンに立ち向かう!「ワクワクしました」英国の人気ティーンドラマ「Skins-スキンズ」で注目され、『メイズ・ランナー』シリーズ、そして『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』でヒロインをつとめ、2019年に「カルティエ(Cartier)」が発表したシリーズ「クラッシュ ドゥ カルティエ」のイメージキャラクターにも選ばれたカヤ。そんなビックタイトルのヒロインやモデルに起用され、芯のある強い女性の姿を演じてきたカヤが本作で演じる主人公ヘイリーも、まさに逆境に立ち向かう強い女性だ。劇中で、カヤ演じるヘイリーは、突然現れたワニに足を噛まれながらも身の回りの道具で懸命に戦い、また別のシーンでは、街中が浸水しワニが大量発生している中、家の向いにあるガソリンスタンドにあるボートを取りに行くため、ワニより早く泳ぎきるなど、体力勝負の役柄を見事に演じ切っている。本作へのオファーの際、「カッコいい、強い女性、傷ついているけど生き抜いていく女性を演じてほしい」といわれたというカヤ。どれほど体力的に大変な役かは敢えて明かされていなかったため、カヤは最初に脚本を読み「これまでで一番大変な仕事になる」と思ったという。ただ、それと同時に「ワクワクしました。そういうの大好きなんです。自分を体力的にも精神的にも気持ち的にも追い込むのが。それで自分にぴったりだなと」とコメント、彼女の底知れぬ精神力を伺わせている。●超ストイックな役作りが最強!「そのまま寝てしまう日も」彼女の役作りは、超ストイック!それまで人生で一度もジムに行ったことがなかったというが、撮影に入る数か月前から友人のパーソナル・トレーナーに協力してもらい、週2回トレーニングし、体幹の強化と筋肉をつけることを目指した。それに加え、プールにてプロのコーチに指導を受けながら毎日1時間の水泳をし、息継ぎと持久力の強化をするなど、役作りに向けて、過酷なトレーニングを続けたという。「オリンピック使用のアリーナの美しいプールで泳ぐのと、セルビアの(セットの)タンクで泳ぐのは訳が違います」と語りながらも、ヘイリーの気持ちに入りやすかったと感じる一方、「撮影は疲労困憊で(記憶は)もうろうです。頭からつま先まで血と泥まみれでかえってきて、そのまま寝てしまう日もありました」と、過酷な撮影をふり返っている。●アレクサンドル・アジャ監督&サム・ライミが絶賛!「応援したくなる」そんなカヤに対して、本作でメガホンをとったアレクサンドル・アジャは「技術の塊です。すごい女優です」と、その高い演技術を評価。本作のプロデューサーであるサム・ライミもまた、「カヤはすごくタフな女性です。トレーニングや練習を通して、本当に大学の水泳選手に見えます」と絶賛を惜しまない。「でも、作品ではそんな彼女の弱さがアジャの演出で明らかになっていきます。それが、観客が思い入れを持てる要素になります。応援したくなるようなヒロインなんです。最初はバリー(・ペッパー、『メイズ・ランナー』シリーズでも共演)演じる父と確執を抱えていますが、物語が進むにつれて、わだかまりが解けていく。互いに支え合う。いい話であり、彼女の起用もぴったりだと思います。そういった部分を繊細に演じ分けられる女優ですから」。こうしたギャップを合わせ持つ彼女が、本作ではハリケーンや大量のワニに立ち向かう!水の中で戦う最強ヒロイン・ヘイリーと、そんなヒロインを演じたカヤ・スコデラリオから目が離せない。『クロール -凶暴領域- 』は10月11日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:クロール ―凶暴領域― 2019年10月11日より公開© 2019 Paramount Pictures Corporation. All rights reserved.
2019年09月08日カヤ・スコデラリオとバリー・ペッパーが親子役で共演し、地球最強の捕食生物=ワニ×巨大ハリケーンという、絶対に生存不可能な最恐最悪の組合せによる極限状態からのサバイバルを描く『クロール ―凶暴領域―』。この度、そんなワニがすぐそこに忍び寄るハラハラドキドキの本編映像と場面写真が到着した。襲ってくる“最恐ワニ”は体長3~4.5mの巨体で、人間や家畜を襲うこともあるとされるアメリカ・アリゲーター。今回到着した映像では、カヤ演じる主人公ヘイリーがシャワールームに逃げ込み、執拗にヘイリーを狙う巨大ワニと対峙する様子が収められている。ワニは巨体をバスルームの扉にぶつけ、いまにも突き破りそうな危機的状況。しかし次の瞬間、何かを覚悟したのか、ヘイリーは扉を開け、ワニを扉の奥におびき出す作戦に出る!さらに、併せて公開された場面写真は、ワニとそれに怯えるヘイリーの2ショット。こちらもスリリングなカットとなっている。『クロール ―凶暴領域―』は10月11日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2019年08月02日アシックスタイガー(ASICS Tiger)から、ニット素材を採用したスニーカー「ゲルカヤノトレーナーニット(GEL-KAYANO TRAINER KNIT)」の新作が登場。2017年7月8日(土)より、アシックスタイガー大阪心斎橋店などで発売される。「ゲルカヤノトレーナーニット」は、1993年に発売され、現在もブランドを代表する高機能ランニングシューズのひとつである「GEL-KAYANO」シリーズの初代モデルをベースにした一足。ベロ部とアッパーの足首部を一体化させた「モノソック」と呼ばれる構造や、ゴム素材を使用したアシックスストライプが特徴だ。今回は、アッパー部分に、多色で一本の糸を染める「スペースダイ」という技術を用いたニット素材を採用。ソフトで温かみのある個性的なカラーパターンとゴム素材のアシックスストライプがあいまって、独特の存在感を放つデザインに仕上がっている。【商品情報】「ゲルカヤノトレーナーニット(GEL-KAYANO TRAINER KNIT)」発売日:2017年7月8日(土)価格:14,000円+税カラー:グレイシャーグレー×ミッドグレー、カーボン×ブラックサイズ:4.0〜6.5、7.5〜10.0、11.0〜12.5(0.5刻み)、14.0※サイズはすべて米国インチ。取扱店舗:アシックスタイガー大阪心斎橋店、代官山ポップアップストア(オニツカ タイガー代官山内コーナースペース)、オンラインストア、ABCマート(一部店舗)【問い合わせ先】アシックスジャパン株式会社 お客様相談室TEL:0120-068-806
2017年07月08日©TRIPPING!シンガポールの朝食としてよく知られてるカヤトーストは、ココナッツミルク、卵、砂糖に、香りと色付けの葉であるパンダンリーフを使ったカヤジャムを様々なタイプのトーストにつけて楽しむシンガポールローカルフードの代表格です。 中でも、カヤトースト専門店「Ya Kun Kaya Toast(ヤクン・カヤトースト)」はシンガポール島内だけでなく、国外にも店舗を持ち、シンガポールでは知らない人がいない有名店でチャンギ国際空港ターミナル2と3にも出店しています。東京都内にも店舗が一時期ありましたが、日本人にはなかなか馴染みがなく現在はクローズ。今回は、Ya Kun Kaya Toastでいただける種類豊かなカヤトーストと、トーストに欠かせない半熟卵についてご紹介いたします。日本人には最初は甘く感じるかもしれないカヤトースト、しかし不思議と病みつきになっていくシンガポール在住者も少なくありません。在住者にとったら、第二のふるさとの味になるのかもしれませんね。 Ya Kun Kaya Toastには、実に様々なタイプのカヤトーストがラインアップしています。著者撮影いくつかご紹介していきます。 1. Kaya Toast with Butter©TRIPPING!一番メジャーなカヤトーストといえば、何といってもKaya Toast with Butter。ガイドブックなどでも一般的に紹介されるのはこちらのタイプがほとんどです。写真のように、薄切りのカリカリなパンにカヤジャムとバターを挟み、甘さと塩っぽさを両方味わえるKaya Toast with Butter。タイミングによってバターが既に溶けてしまっていることもありますが、冷えたバターが挟まれているので、じわじわ溶けていく食感を楽しめるメニューでもあります。 2. Steam Bread著者撮影日本ではあまり見かけないパンの食べ方ですが、このように蒸し器で熱々の状態でてきます。先程のKaya Toast with Butterとは異なり、パンは厚切りのパンで、カヤジャムとバターが挟んだ状態で蒸してあるので、バターはとろっとろに溶けてパンもふわふわの状態でいただけます。こちらもKaya Toast with Butterとは引けをとらないほどローカルの方々にも親しまれているメニューです。ジャムはKaya ButterタイプとKaya Peanutタイプが選べます。 3. French Toast with Kaya著者撮影その名の通りフレンチトーストタイプになっているトーストです。薄切りのパンをフレンチトースト状にしていて、カヤジャムは別でついてくるので、自分で甘さを調整しながらいただけます。 4. Cheezy French Toast with Kaya著者撮影薄切りトーストにチーズを挟み、さらにそれをフレンチトーストにしてあるこちらのメニュー。このメニューもローカルの方には人気で、トロっととろけた塩っけのあるチーズ入りのフレンチトーストに、甘いカヤジャムを自分のお好みでつけていただけます。フレンチトーストにしないタイプのcheese Toast with Kayaもあります。 以上が比較的ローカルの方もよく食べている人気のカヤトーストメニューと言えます。また、上記以外に、Butter Sugar Toastといって、写真のようにカリカリのトーストにバターと、カヤジャムの代わりに白糖が挟んであるタイプのトーストもあったり、著者撮影Toast sticksというハムとチーズを挟んだ状態で揚げたトーストに、カヤジャムをつけてたべるタイプなどもあります。著者撮影 セットについてくる半熟卵の食べ方著者撮影定番のトーストをセットでオーダーするとついてくる半熟卵。これだけの単品メニューもありますが、この半熟卵を甘いトーストにつけながら食べるのもローカル流。その際、卵にかける醤油タレがDark Sause (濃口醤油)、Light Sause(薄口醤油)と2種類あり、胡椒をかけていただきます。タレはお好みですが、Dark Sauseが人気があるように感じます。著者撮影著者撮影ちなみに、左がLight Sause、右がDark Sauseで、Ya Kun Kaya Toast以外はお店によりソースの味が少し違います。 今回のご紹介はここまでですが、この後何回かにわけてYa Kun Kaya Toastシリーズが続きます。お楽しみに。 著者撮影 Ya Kun Kaya Toastからシンガポールを知ろうvol.2 オーダーをマスターして、シンガポールのコピ文化に触れよう!
2016年08月27日©TRIPPING!台所に立つ習慣があまりないシンガポール人の朝食といえば、近所やオフィス近くの屋台でいただくカヤトースト。甘いカヤジャムがサンドされたカヤトーストには、甘いコーヒーと温泉卵の、一見ミスマッチな組み合わせが定番だ。これらのセットメニューを提供する「ヤ・クン・カヤ・トースト」は、シンガポール最大のコーヒーショップの一つ。老舗コーヒーショップのブレイクのきっかけは妻の自家製ジャム!?©TRIPPING!中国のハイナン島から移住してきた夫妻が1944年に創業したコーヒーショップ「Ya Kun Kaya Toast(ヤ・クン・カヤ・トースト)」。妻と出会う以前からシンガポールで移住仲間とコーヒーの屋台を開業していたAh Koon氏は、仲間と別れた後も、コーヒー、紅茶、卵、トーストを提供するお店を続けていた。結婚後、妻お手製の自家製カヤジャムをトーストに挟み、Ah Koon氏オリジナルの焙煎コーヒーを一緒に提供する店「ヤ・クン・カヤ・トースト」をTelok Ayer(テロックエアー)に開業。店名の「Ya Kun」は、Ah Koon氏の中国語表記のピンインをそのまま使用したたそう。©TRIPPING!まろやかなカヤジャムと、深い味わいの焙煎コーヒーはシンガポール人の胃袋を掴み、15年後、シンガポール最大級の屋台村Lau Pa Sat(ラオ・パ・サ)に出店。数ある名店を押しのけ、「The Most Courteous Stall in Lau Pa Sat(もっとも丁寧な店舗)賞」を受賞すると、再びTelok Ayer(テロックエアー)へと拠点を移した。現在は彼らの子供たちが経営にあたっている。意外な食べ合わせが病みつきに!?カリカリの薄焼きトーストに、卵とココナッツのスプレッド「カヤジャム」とスライスバターをサンドしたシンガポール名物「カヤトースト」。それを温泉卵と練乳入りの甘いコーヒーと共にいただくのがシンガポール流。「ヤ・クン・カヤ・トースト」ではこの3品をセットメニューとしても販売。一見ミスマッチな組み合わせも一度口にすれば病みつきになるかも!?©TRIPPING!カヤトースト以外にも、ラクサやチキンカレーヌードルなどの様々なローカル料理を提供。レモンティーやフローズンなどの飲み物も。©TRIPPING!「ヤ・クン・カヤ・トースト」は2015年現在、Telok Ayer本店の他に、チャンギ空港やPARAGON(パラゴン)、Suntec City(サンテック・シティ)、Raffles City(ラッフルズ・シティ)などのショッピングセンターなどを中心に、シンガポール国内48店舗に展開。香港、インドネシア、タイなどの近隣諸国にも進出している。ローカルの朝食の定番「ヤ・クン・カヤ・トースト」でシンガポールの日常の朝を垣間見てみては?
2015年12月18日