カルロス・ベルムト監督最新作『マンティコア 怪物』(原題: Manticore)が2024年4月19日(金)より全国順次公開されることが決定した。空想のモンスターを生み出すゲームデザイナーのフリアン。同僚の誕生日パーティーで美術史を学ぶディアナに出会う。内気で繊細な性格のフリアンだが、次第に聡明でどこかミステリアスなディアナに魅かれていく。しかし、フリアンは隣人の少年を火事から救った出来事をきっかけに原因不明のパニック発作に悩んでいた。やがて彼が抱えるある秘密が、思いもよらぬマンティコア<怪物>を作り出してしまう…。本作は、巨匠ペドロ・アルモドバルに「この映画を猛烈に愛する」と言わしめた劇場デビュー作『マジカル・ガール』がサン・セバスチャン国際映画祭グランプリ&監督賞をダブル受賞したスペインの鬼才カルロス・ベルムト監督最新作。第47回トロント国際映画祭オフィシャルセレクション選出、第55回シッチェス・カタロニア国際映画祭アウト・オブ・コンペティション部門ほか各国映画祭で注目を集めた話題作だ。タイトルにある「マンティコア」とは、頭が人間で体がライオンという形状の想像上の怪物。空想のモンスターを生み出すゲームデザイナーの彼が、自分自身のなかに見たマンティコア<怪物>とは何なのか。独創的なストーリーと予測不能の展開で描き出す物語は、やがて誰も想像し得ない衝撃の境地にたどり着く…。人間の心の闇のタブーに踏み込んだアンチモラル・ロマンスとなっている。映画ファンを虜にした『マジカル・ガール』同様、本作でもベルムト監督が唯一無二の非凡すぎる映画センスでオリジナル脚本を手掛け、人間の闇の欲望を見つめる。また、大ファンだと公言する漫画「ドラゴンボール」にオマージュを捧げ再解釈したコミック「Cosmic Dragon」を出版するほど、日本の漫画、アニメ、映画をこよなく愛するベルムト監督。『マジカル・ガール』は架空の日本アニメ「魔法少女ユキコ」に憧れる白血病の少女をめぐる物語だが、本作の主人公フリアンも日本オタクのキャラクターとして描かれており、日本テイストは健在だ。公開情報と併せて主人公の青年フリアンをとらえた場面写真も解禁。ネオンライトが光る暗闇で壁際に佇む姿からどこか不穏な様子が伝わってくる。『マンティコア 怪物』は2024年4月19日(金)よりシネマート新宿、渋谷シネクイントほか全国順次公開。(シネマカフェ編集部)
2023年12月21日セリーヌ 2023年春夏コレクションの新作バッグ「セリーヌ コンティ」が発売されました。名前は、パリのポン・ヌフとポン・デ・ザールの間にあるケ・ド・コンティ(QUAI DE CONTI)*に由来しています。2023年春夏コレクション“ LA COLLECTION DE SAINT-TROPEZ”のランウェイでは、ほとんどのモデルがこの「セリーヌ コンティ」を持って登場しました。アイコニックなクロシュクレ(パドロック)がついたトートバッグは、PCやA4サイズのファイルも入る実用的なサイズです。サプルカーフスキン仕上げの工程がほとんどないほど美しいレザーを用いたナチュラルカーフスキン、自然なシボと柔らかな手触りのサプルカーフスキン、スエードカーフスキン、希少なクロコダイルスキンの計4種類の素材で展開致します。高品質な素材と、職人による手縫いのクラフツマンシップを感じられる「セリーヌ コンティ」はメゾンのバッグの中でもハイエンドなラインとして位置づけられ、次のコレクションである2023年秋冬コレクションでもキーとなるバッグとして登場します。ナチュラルカーフスキンスエードカーフスキン*CONTIは、パリ6区の左岸に位置する、フランス学士院や造幣局のあるエリアで、古き良きパリといった街並みがひろがっています。お問い合わせ先:セリーヌ ジャパンTEL 03-5414-1401www.celine.com
2023年03月02日少年忍者 / ジャニーズJr.の北川拓実が主演を務める舞台『ドン・カルロス』が2021年11月17日(水)から紀伊國屋ホールほかで上演される。物語の舞台は16世紀、「太陽の沈まない国」と呼ばれ全盛を誇るスペイン。王子のドン・カルロス(北川拓実)は、フランス王女エリザベート(愛原実花)と深く愛し合っていた。しかし、カルロスの父・スペイン王フェリペ二世は、国家繁栄のためにエリザベートを妻にする。愛する女性が〈母〉となり、絶望に沈むカルロス......。ドイツを代表する劇作家シラーの代表作が新訳で現代に蘇る。演出を担当する深作健太。映画監督の深作欣二を父に持つ深作は、“深作組ドイツ3部作”の完結篇として本作を選んだ理由を「『火の顔』は親殺しの話で、『ブリキの太鼓』は親へのコンプレックスで成長を止めてしまった少年の話で、『ドン・カルロス』は愛する人を巡る親と子の対立の話。僕自身が同じ表現者としての父親へのコンプレックスがでていたのかな」と話す。一方で、1年のうちに3部作を手がけ、内省を深めたことで「ようやく親離れできそうな気分です」とも語った。エリザベートを演じる愛原も、劇作家のつかこうへいを父に持つ。愛原自身は父親の仕事現場に行くことを固く禁じられていたというが、深作は幼少の頃から父親の仕事ぶりを間近で見てきたことが感じられるといい、「稽古中に『ここで雷がピシャン!』と急に言い出したり(笑)。独特な芸術性や感覚はお父様の影響かなと思います」。主演する北川については、『火の顔』に続きタッグを組む深作は「親みたいな気分」だといい、「これからいろいろな演出家を知って、いろいろな技と、俳優としての生き方を覚えてほしい」と早くも感傷的。愛原は「かわいさも格好よさもある」と評した上で「舞台上でストローがうまく刺さらなかった時に、『よいしょ』と言っていたんですよ!かわいいでしょう?(笑)。このまますくすく育ってほしいです」と親心を覗かせた。観客へのメッセージを尋ねた。深作は「古典作品と思わず、海の向こうの遠い国の演劇と思わず、ぜひ今の僕たちの物語だと思って見てもらえると。この分断の時代に重ねると、感じることもたくさんあると思います。分かりやすく仕上げたいと思っているので、ぜひご覧ください」と話し、愛原は「本来上演時間が4時間の戯曲を2時間にまとめていて、きっとお客様にとって驚きの連続だと思います。パワフルにやっていきたいと思いますので、よろしくお願いします」。その他の出演者は、七味まゆ味、小田龍哉、宮地大介、神農直隆。東京公演は11月23日(火・祝)まで。京都公演は11月26日(金)〜28日(日)まで、京都劇場。取材・文:五月女菜穂
2021年11月17日舞台『ドン・カルロス』が11月17日(水)から11月23日(火・祝)まで紀伊國屋ホール、11月26日(金)から28日(日)まで京都劇場で上演される。この度、本作のメインビジュアルが公開され、同時に公式ホームページもリニューアルされた。物語の舞台は16世紀、「太陽の沈まぬ帝国」と呼ばれ全盛を誇るスペイン。王子・カルロスは、フランス王女・エリザートと深く愛し合っていた。しかしカルロスの父、スペイン王・フェリぺ2世が国家の繁栄のため、エリザベートを妻とする事に。愛する人が「母」となり、絶望に沈むカルロス。宮廷と教会の陰謀はカルロスを巻き込み、クライマックスへ。ドイツを代表する劇作家シラーの代表作が新訳で現代に甦る。公開となったメインビジュアルは、主演の北川拓実(少年忍者 / ジャニーズJr.)扮するスペインの王子、ドン・カルロスの孤独を表現したもの。演出は演劇やオペラ、映像作品など多彩に活躍の深作健太が手掛ける。キャストには、2021年3月に深作健太演出『火の顔』で鮮烈な初舞台&初主演デビューを果たした北川、舞台のみならず映画やドラマでも活躍する元宝塚歌劇団雪組トップ娘役・愛原実花ほか、七味まゆ味、小田龍哉、宮地大介、神農直隆が名を連ねた。■公演情報『ドン・カルロス』<東京公演>日程:11月17日(水)~2021年11月23日(火祝)会場:紀伊國屋ホール(新宿区新宿3-17-7紀伊國屋書店新宿本店4F)<京都公演>日程:2021年11月26日(金)~2021年11月28日(日)会場:京都劇場(京都市下京区烏丸通塩小路下ル 京都駅ビル内)出演:北川拓実(少年忍者/ジャニーズJr.)愛原実花七味まゆ味小田龍哉宮地大介神農直隆作:フリードリヒ・シラー翻訳・ドラマトゥルク:大川珠季演出:深作健太音楽:西川裕一美術:伊藤雅子照明:佐藤啓音響:長野朋美衣裳:伊藤正美・上杉麻美ヘアメイク:高取真樹舞台監督:深瀬元喜プロデューサー:児玉奈緒子主催・企画・制作:深作組/MAパブリッシング/Goh(東京公演)主催:サンライズプロモーション東京(京都公演)公式サイト: :@fukasakucarlos料金:8,000円(税込)
2021年10月20日ディズニー・チャンネルの「ディセンダント」でカルロス役を演じたキャメロン・ボイスが、6日の朝(現地時間)、わずか20歳の若さで他界した。家族の代理人は、「今朝、キャメロンが亡くなったということをお知らせするのは、本当につらいことです」と伝えている。具体的な病名は不明だが、キャメロンは闘病中だったとのこと。眠っている間に発作を起こして亡くなっていたという。キャメロンは9歳のときに、キーファー・サザーランド主演の『ミラーズ』でスクリーンデビュー。ディズニー・チャンネルで4シーズン続いた「ジェシー!」でルーク・ロス役を演じて人気を集めた。「ディセンダント」では「101匹わんちゃん」のクルエラ・ド・ビルの息子カルロスを演じており、同作の第3弾がアメリカで8月2日、日本では今秋放送される。『ディセンダント』でキャメロンとともに主要キャストを演じてきたダヴ・キャメロン、ソフィア・カーソン、ブーブー・スチュワートのインスタグラムでは、まだキャメロンの死について触れられていないものの、それぞれの最新ポストにファンから気遣うコメントや「本当にキャメロンは亡くなってしまったの?」という確認のコメントが寄せられている。「ディセンダント」の監督のケニー・オルテガ、「ジェシー!」でキャメロンと共演したチャールズ・エステンらはSNSでお悔やみのメッセージを投稿している。(Hiromi Kaku)
2019年07月08日『フラメンコ・フラメンコ』を始め、数々の舞踊音楽の芸術作品を世に送り出してきたスペイン映画界の巨匠カルロス・サウラが贈る最新作『JOTA de Saura』(原題)が、『J:ビヨンド・フラメンコ』の邦題で11月25日(土)より日本公開されることが決定。あわせてポスタービジュアルも到着した。「フラメンコ三部作」と話題を呼んだ『血の婚礼』(’81)、『カルメン』(’83)、『恋は魔術師』(’86)。トップに君臨するアーティストらのパフォーマンスを格調高くスタジオで捉えた、オムニバス形式による『フラメンコ』(’95)、『イベリア 魂のフラメンコ』(’05)、『フラメンコ・フラメンコ』 (’10)…と、数々の舞踊音楽の芸術作品を世に送り出してきたスペイン映画界の巨匠サウラ。カンヌ国際映画祭(パルムドールを除く)、ベルリン国際映画祭金獅子賞、アカデミー賞に3度ノミネートなど、数多くの受賞歴を持ち、特に音楽を題材とした作品は、現代の映画界における非常にクリエイティブな試みとして高く評価されている。御年85歳の彼が描く、5年ぶりの待望の日本公開となる本作では、監督の生まれ故郷であるスペインのアラゴン地方が発祥とされる「ホタ」が描かれる。フラメンコのルーツのひとつであるこの「ホタ」を通し、フラメンコのフィールドの彼方に広がる「ホタ」の奥深い魅力に迫っていこうという、至福のダンス&音楽エンターテインメントとなっており、めくるめく映像美で描かれる数々のダンスシーンは必見だ。そんな本作には、豪華アーティスト陣が集結。自身を追ったドキュメンタリー『パッション・フラメンコ』が公開を控える国民的フラメンコダンサーのサラ・バラス、パコ・デ・ルシアの後継者と目され、世界的に活躍するスーパーギタリストのカニサレス、ガリシアが生んだ天才バグパイプ奏者カルロス・ヌニェス、「ホタ」ダンスの第一人者で『イベリア 魂のフラメンコ』にも出演したダンサー兼振付師のミゲル・アンヘル・ベルナ、アラゴンの伝統「ホタ」を現代化して歌うポップスターのカルメン・パリスなど、フラメンコおよびスペイン舞踊ファン、ワールドミュージック・ファンなら絶対に見逃せない顔ぶれが勢揃いしている。また今回、ポスターとあわせて写真も公開された。まず、オレンジの衣装を身にまとった踊り子の後ろで、見切れてギターを弾いているのがカニサレス。緑のドレスを着て男性と踊っているのがサラ。そして、ホタのほかにバレエ、モダンダンス、フラメンコも踊れるダンサーのミゲルが、鏡に囲われたような場所でポーズをキメている。『J:ビヨンド・フラメンコ』は11月25日(土)よりBunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2017年08月20日新ブランド「コンティ(CONTii)」が、2017年春夏シーズンよりスタートする。展開は2017年2月末より開始。コンティは、ダイエットブッチャースリムスキン(DIET BUTCHER SLIM SKIN)のデザイナー・フカタミヒサシと、様々な若手クリエイターたちによるブランド。Tシャツを中心とするジェンダーレスなウェアが展開される。session1と題した17年春夏ファーストコレクションには、ユニークなイラストや写真、攻撃的なフォントのロゴをプリントしたTシャツやフーディがラインナップ。街中で見かけるメタルバンドのバンドTシャツを元ネタにしたようなプリントや、不気味なコミック風イラストを用いたデザインなど、若者のカルチャーをストリート風に取り入れている。サイケデリックなイメージビジュアルは、フォトグラファーの高橋優也とスタイリストの橘昌吾、2人の若手クリエイターが手掛けた。【詳細】コンティ(CONTii) 2017年春夏コレクション発売時期:2017年2月末価格:・半袖Tシャツ 6,000円+税・長袖Tシャツ 7,000円+税・パーカー 14,000円+税取扱店舗:ヴェノム(Venom)、ミッドウエスト(MIDWEST)【問い合わせ先】ヴェノムTEL:03-5728-4765
2017年03月23日