ブエノスアイレスの猫公園「猫のいる街はいい街だ!」と勝手に思っています。猫が堂々と歩いたり寝っころがれる街ってことは、静かで落ち着いていて、車が少なくて、露地があったりして、餌をくれるような心に余裕がある人がいて、気候もよくて……ね?平和そのもの。古今東西、猫スポットはたくさんありますが、日本の裏側、アルゼンチン・ブエノスアイレスにも猫好きにはたまらない公園があります。市内にある植物園「カルロス・タイス植物園」。ここはもうやばいです。広い園内どこを見ても猫、猫、猫!!!ぱっと目をやったその視界に、ざっと50匹くらい猫がいます。それが360度。行けども行けども猫ばかり。猫パラダイスです。ふと格子状のマンホールの下を見ると、猫の骨があったりしてぞっとするのですが……。聞けば、昔誰かがこの公園に猫を捨て、猫好き市民が面倒を見てあげると、“猫はあそこに捨てれば大丈夫”という噂が広がり、どんどん増えていったそうな。公園のベンチには、猫8匹くらいを自在に操るおばあさんが座っていたりします。そういえば、“猫屋敷”の住人は女性が多い気がしますがなぜでしょうね。動物を飼えないマンション暮らしの今、道で遭遇する“自由猫”をもっぱら愛でている私ですが、東京にもこういう公園があったらな。【第一回】「幸せになるために生きているのよ」 “ラテン系”の持つ、明るい方を見つめる姿勢
2016年05月15日ミュージカル「ラディアント・ベイビー~キース・ヘリングの生涯~」の稽古の模様が5月13日(金)、報道陣に公開され、主演の柿澤勇人、演出の岸谷五朗らが取材に応じた。柿澤さんは昨日亡くなった蜷川幸雄との思い出について語り、声を詰まらせた。アンディ・ウォーホルと並んで、1980年代のアメリカ現代アートを代表する存在とされるキース・へリングが31年という短い生涯を駆け抜けるさまを描き出す。この日は、オープニングに加え、キースがのちに恋人となるDJのカルロスと出会うディスコ「パラダイス」でのパワフルなナンバー、そして、全キャストで歌い上げるバラード「STAY」が披露された。岸谷さんはキースについて「これから人生いろんなことがある時期に亡くなってますが、駆け抜けた人生が魅力的」と語る。楽曲も多く、振り付けも複雑とあって「必死に戦ってます。丁寧に作って、いい感じに遅れています(笑)」とも。キースを演じる柿澤さんは「(稽古は)まだ第2幕に差し掛かった段階で、全貌がどうなるのか?みんなで探しています。熱い奴らが詰まって、80年代のいろんなものが混在したエネルギーが映し出されるんじゃないかと思います」と意気込みを口にした。昨日、演劇界の巨匠・蜷川さん死去のニュースが伝えられたが、岸谷さんは「ショックを受けていない演劇関係者はいないと思う。子どものころから見てたので…」と語る。さらに「演出家ってのは、やる前にはたくさん不可能があって、それを具現化していく仕事。本当にそれをものともせず、可能にしていった人でした」と語り、まさに本作でキースが時間が足りないと人生を駆け抜けていくさまに言及し「あの爆発的な蜷川さんの演出と共通してます。だからこそ、吠えるし、パワーを持ってないと作品作りができなかったんだと思います。僕らにはまだ芝居を作れる幸せがある。(蜷川さんが)見て、恥じない作品作れるように頑張りたい」と語った。柿澤さんは「海辺のカフカ」で蜷川演出を受け、世界ツアーにも参加した。蜷川さんの死について「いまでも信じられない」と悲痛な表情。「初演のときは、千本ノックでした(苦笑)。『死ね!このヤロー!』とか言われて、家に帰って泣いて、40度の熱出て…でも食らいついていきました。ムカついたけど、世界ツアーが成功したとき、『いい役者になったな』と言われて、励みになりました。いつも『自分を疑えよ』と言われてて、その言葉が胸にあります。あっちの世界でも僕の芝居を見て『相変わらず、つまんねー芝居してるな』って思われてるかも(苦笑)」と時折、言葉を詰まらせながら思い出を口にし「芝居を変えてくれた人、僕の考える世界を変えてくれた人です」と言い尽くせぬ感謝の思いを口にしていた。「ラディアント・ベイビー~キース・ヘリングの生涯~」は東京・シアタークリエにて6月6日(月)~22日(水)、大阪・森ノ宮ピロティホールにて6月25日(土)、26日(日)上演。(text:cinemacafe.net)
2016年05月13日第69回カンヌ国際映画祭が11日(現地時間)にいよいよ開幕。オープニング作でウディ・アレン監督の『Cafe Society』(原題)の公式上映に合わせて、主演のジェシー・アイゼンバーグ、クリステン・スチュワート、ブレイク・ライヴリーらが勢ぞろいした。早めにカンヌ入りして、映画のプロモーション活動中のブレイクは、インスタグラムでカンヌでの装いを日誌風にアップ。10日(現地時間)には、『ノートルダムの鐘』のヒロイン、エスメラルダにインスパイアされたマキシドレス姿をアップしたが、映画祭オープニング当日は公式上映前の記者会見とフォトコール前に、ハイヒールが何足も並ぶ部屋でメタリック・シルバーのサンダルを履いた足元の写真を投稿した。その後のフォトコールに現れたブレイクはフアン・カルロス・オバンドの真っ赤なジャンプスーツを着用。彼女は現在、夫のライアン・レイノルズとの第2子を妊娠中で、おなかの辺りはゆったりめのシルエットだが、スタイリッシュな着こなしだ。同じくフォトオールに参加したクリステンは髪をブロンドに染めて、丈が短めのTシャツにシャネルのニットスカートで全身白ずくめ。色のコントラストも鮮やかな美女2人には対して、アレン監督もジェシーも、共演のコリー・ストールもカジュアル・スタイル。ドレスアップした女優たちに圧倒され気味の表情を見せていた。(text:Yuki Tominaga)
2016年05月12日ディズニーヴィランズの子どもたちを主役にした、ディズニー・チャンネル・オリジナル・ムービー「ディセンダント」。この度、5月のDVDリリースを前に、『ハイスクール・ミュージカル』シリーズなどを手掛けた本作のエグゼクティブ・プロデューサー兼監督、ケニー・オルテガが語るインタビューと、本作の舞台裏が見られる貴重なメイキング映像が解禁となった。“ディセンダント”とは、「子孫」という意味。「もしも、ディズニー・キャラクターに子孫がいて、10代だったら?」という設定で、『眠れる森の美女』の邪悪な妖精マレフィセントや、『アラジン』の卑劣な右大臣ジャファーなど、ディズニーヴィランズ(悪役)やディズニープリンセスの子どもたちが登場し、ハッピーエンドで終わったディズニー作品のその後の物語を繰り広げる。本作では、『眠れる森の美女』の悪役・マレフィセントの一人娘で、本作の主人公・マル役に、ディズニーチャンネル「うわさのツインズリブとマディ」で人気上昇中のダヴ・キャメロン。『白雪姫』の悪の女王の娘・イヴィ役にソフィア・カーソン、『101匹わんちゃん』のクルエラの息子・カルロス役にキャメロン・ボイスら若手俳優たちが集結。そしてメガホンを取ったのは、『マイケル・ジャクソンTHIS IS IT』も手掛け、監督だけでなく、振付師、プロデューサーとしても活躍するオルテガ監督だ。オルテガ監督は、自身が監督を務め、今年で10周年を迎える『ハイスクール・ミュージカル』とシチュエーションは違うが、本作も“主人公が高校生で舞台も学校”ということで、両作品について「どちらも特定の視聴者、若者や家族などを対象に作られた作品です。ストーリーの運び方がとてもイマジネーション豊かで、ワクワクするような内容になっています。ストーリーや音楽やダンスはとても素晴らしく、内容も皆さんに共感してもらえる」とその共通点を明かした。また、本作の見どころは、アクション、冒険、ロマンス、音楽、ダンス、そしてディズニーならではの素晴らしい魔法など、盛りだくさん。その中でも、今回公開されたメイキング映像には、ケニー監督自らが若手スターたちの振り付けを指導する姿が収められ、イヴィを演じたソフィアも「ケニーの振付は魔法よ。彼のおかげで成長した。毎日情熱を注いでくれたわ」と、オルテガ監督の情熱を称えた。そのほか、本編では見ることができないダンスの貴重な練習シーンが映されている。オルテガ監督は、キャスティングについて、演技力よりも情熱や勇気、知性をもっていることが重要だったと話し、 その上で主人公・マルを演じたダヴについては「彼女たちがどういう人か、また、いかに他人に対して寛容でいられるかが重要だった。情熱や直感など、僕はそういったすべてを見るよ」と技術だけではなく、その人柄を見ていたと語った。さらに、オルテガ監督は大の日本好きで、 過去に「DREAMS COME TRUE」のライブで演出&振付家として参加するなど、何度も来日を果たしており、「『ディセンダント』で会えるのを楽しみにしている。みんなに会いたいよ!」と日本のファンに向けてメッセージを送った。「ディセンダント」は5月18日(水)よりリリース。※デジタル配信同日開始(cinemacafe.net)
2016年04月26日ヴィム・ベンダース製作総指揮、ヘルマン・クラル監督による映画『ラスト・タンゴ』が、2016年7月、Bunkamuraル・シネマほか全国で公開される。本作は、アルゼンチン・タンゴの魅力を世界に知らしめ、タンゴ史上最も有名なダンスペアとされるマリア・ニエベスとフアン・カルロス・コペス2人の軌跡をたどったドキュメンタリー映画だ。現在のふたりの証言から、彼らの歩んだ愛と葛藤の歴史をタンゴ・ダンスで再現する本作。天使のように舞う初恋のダンスから、口論のごとく激しく足を絡め合う憎しみのダンスまで、世界的トップダンサーたちが、タンゴの名曲に乗せて二人の波乱の人生を表現。マリアと、彼女を演じるダンサーたちとの会話を挿入しつつ、官能的にして情感に満ちたタンゴ・ダンスの魅力がスクリーンに映し出される。80歳を越えてもなお魅力的にダンスを踊る男女が、情熱的なタンゴに乗せてお互いへの愛を語る物語。タンゴが彼らの人生そのものであることが熱く伝わる、ドラマティックな作品に仕上がっている。【作品情報】映画『ラスト・タンゴ』公開時期:2016年7月製作総指揮:ヴィム・ヴェンダース監督:ヘルマン・クラル出演:マリア・ニエベス、フアン・カルロス・ロペス、パブロ・ベロン、 アレハンドラ・グッティ、ファン・マリシア、アジェレン・アルバレス・ミニョ2015年/ドイツ・アルゼンチン/85分/原題:Our Last Tango© WDR / Lailaps Pictures / Schubert International Film / German Kral Filmproduktion
2016年04月19日先日、日本でも公開が決定したタンゴ史上最も有名なダンスペアの軌跡をたどったドキュメンタリー『ラスト・タンゴ』。7月の公開に先駆け、本作の予告編がいち早くシネマカフェに到着した。本作は、14歳と17歳で出会い、アルゼンチン・タンゴの魅力を世界に知らしめたタンゴ史上最も有名なダンスペアとされる、マリア・ニエベス(80歳)とフアン・カルロス・コペス(83歳)の軌跡をたどったドキュメンタリー作品。現在の2人の証言から、彼らの歩んだ愛と葛藤の歴史をタンゴ・ダンスで再現。マリアと、彼女を演じる若きダンサーたちとの会話を挿入しつつ、官能的にして情感に満ちたタンゴ・ダンスの魅力が映像に焼き付けられ、80歳を越えてもなお魅力的にダンスを踊る男女が、情熱的なタンゴへ、そしてお互いへの愛を語る物語――。監督は1999年に『不在の心象』で山形国際ドキュメンタリー映画祭の大賞に輝いたヘルマン・クラル。ヴィム・ヴェンダースを製作総指揮に迎えて製作された『ミュージック・クバーナ』では、ベネチア国際映画祭でワールドプレミア上映され、世界中で公開された。そして本作もまた、「トロント国際映画祭」に正式出品、「山形国際ドキュメンタリー映画祭」コンペティション部門出品など、様々な映画祭に出品され注目を集めている。今回到着したのは、14歳と17歳のマリアとフアンが出会い、恋に落ちるシーンから始まる予告編。天使のように舞う初恋のダンスから、「彼女にはウンザリだった」「コペスなんてクタバレ!」と、口論のごとく激しく足を絡め合う憎しみのダンスまで、タンゴの名曲「バンドネオンの嘆き」 や「ジョ・ソイ・エル・タンゴ」 に乗せて、世界的トップダンサーたちが2人の波乱の人生をドラマティックに表現している。舞台でのダンスシーンはもちろんのこと、当時の映像や、雨の中道端で踊るシーンなど様々なダンス場面が覗ける本映像は、50年にわたるままならない男と女の愛、そしてタンゴが人生そのものであることが熱く伝わってくる予告編に仕上がっている。人生に引き裂かれ、タンゴで結ばれた2人の愛の物語を描いた新しいドキュメンタリー作品。世界が注目する本作を、まずはロマンチックな予告編から覗いてみて。『ラスト・タンゴ』は2016年7月、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年04月12日アイアンマンとキャプテン・アメリカ、そしてお馴染みのヒーローたちが真っ二つに分かれ、激突する<a href="">『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』</a>。このほど本作の公開を記念して、講談社「週刊少年マガジン」の人気連載である真島ヒロの「FAIRY TAIL」、寺嶋裕二の「ダイヤのA」、鈴木央の「七つの大罪」においても、作者自らがそれぞれの作品のキャラクターをチーム分けし、対立させる“シビル・ウォー”ビジュアルを描き下ろしたことが分かった。本作は、数々の危機を救ってきた“アベンジャーズ”が、政府組織の管理下に置かれることを巡り、「一般市民を危険に晒してしまった」という自責の念を持つアイアンマン(ロバート・ダウニー・Jr.)と、「自らの行動は自らが責任を持つべきだ」という信念を持つキャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)で対立。テロ事件の犯人として、キャプテン・アメリカの旧友バッキ―/ウィンター・ソルジャー(セバスチャン・スタン)が指名手配されたのを機に、強い絆により共に戦ってきた最強チーム“アベンジャーズ”はついに分裂する。常に“アベンジャーズ”のリーダーとして活躍してきたキャプテン・アメリカには、ホークアイ、ファルコン、スカーレット・ウィッチ、ウィンター・ソルジャー、そしてアントマン(ポスターには未登場)が賛同。一方、アイアンマンにはブラック・ウィドウやウォーマシーン、ヴィジョン、本作で初登場するブラックパンサー、さらにスパイダーマンが賛同し(同じくポスターには未登場)、衝撃的な戦いを繰り広げることに。友情によって引き裂かれた彼らの運命の鍵を握るのは、スパイダーマンだった…。今回発表された人気漫画の“シビル・ウォー”ビジュアルでは、それぞれの世界観での対立が描かれており、「FAIRY TAIL」では氷の魔法を使う主人公のライバルキャラクター、グレイ・フルバスターチームvs火の魔法を使う主人公のナツ・ドラニグルチーム、「ダイヤのA」では、主人公の投手・沢村栄純チームvs青道野球部キャプテンの天才捕手・御幸一也チーム。「七つの大罪」では、主人公で伝説の逆賊“七つの大罪”の団長メリオダスチームvs同じく“七つの大罪”のバン チームが描かれている。いずれもアニメ化もされた超人気作品であり、そんなキャラクターたちが、本作さながらにチームを結成し、引き裂かれた“友情”によって激突する今回のコラボ。このチーム分けのメンバーも、3人の原作者自らが選んでおり、「週刊少年マガジン」読者も「なぜこのチーム別けで対立するのか?」とワクワクせずにはいられないビジュアルとなっている。■「FAIRY TAIL」真島ヒロコメント・参加理由:シリーズの大ファンだったので!・イラストを描いてみての感想:本当にこのFTのメンツが戦ったらどっちが勝つのか、ワクワクします。・映画への期待:誰と誰が戦うのか楽しみすぎる!そして結末はどうなるんだろう!?・真島先生が選んだ“シビル・ウォー”のチーム:[左]グレイ・フルバスター チーム(グレイ、ロキ、エルザ、ラクサス、ミストガン)[右]ナツ・ドラニグル チーム(ナツ、ルーシィ、ガジル、ギルダ―ツ、リリー)■「ダイヤのA」寺嶋裕二コメント・参加理由:シリーズのファンなので即答しました。・イラストを描いてみての感想:この2チームに分かれる理由や過程を想像してるのが楽しかったです。・映画への期待:全てのキャラクターへ愛を感じるシリーズなので、敵同士となった各キャラにどう見せ場を作るのか本当に楽しみです。・寺嶋先生が選んだ“シビル・ウォー”のチーム:[左]沢村栄純 チーム(沢村 栄純、降谷 暁、白河 勝之、滝川・クリス・優、倉持 洋一)[右]御幸一也 チーム(御幸 一也、小湊 春市、前園 健太、成宮 鳴、神谷 カルロス)■「七つの大罪」鈴木央コメント・参加理由:マーベル好きだけでなく、大罪好きの方々にも楽しんでもらえたらと思ったからです。・イラストを描いてみての感想:「七つの大罪」版『シビル・ウォー』を皆さんの中で妄想していただけたら嬉しいな。・映画への期待:全て!!・鈴木先生が選んだ“シビル・ウォー”のチーム:[左]メリオダス チーム(メリオダス、キング、マーリン、ギルサンダー、ディアンヌ)[右]バン チーム(バン、エリザベス、アーサー、ゴウゼル、エスカノール)『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』は4月29日(金・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年04月06日タンゴ界の伝説のペアに迫り、トロント国際映画祭正式出品、山形国際ドキュメンタリー映画祭コンペティション部門出品作品として話題を呼んだヴィム・ベンダース製作総指揮のドキュメンタリー『ラスト・タンゴ』が、7月より全国公開されることが決定した。伝説といわれたアルゼンチン・タンゴのペアで、世界的なタンゴの普及にも貢献したマリア・ニエベス(80歳)とフアン・カルロス・コペス(83歳)。14歳と17歳で出会い、時には愛にあふれ、時には憎しみを伴い、50年近くも一緒にダンスを踊ってきた彼らが歩んだ愛と葛藤の歴史。現在の2人の証言や美しい再現ダンスシーンを通して、官能的で情感に満ちたタンゴの魅力が映像に焼きつけられる――。タンゴ史上、最も有名なダンスペアとされるマリア・ニエベスとフアン・カルロス・コペスの軌跡をたどった本作は、80歳を越えてもなお魅力的にダンスを踊る男女が、情熱的なタンゴとお互いへの愛を語る物語。若き日のマリアとフアンをドラマで綴り、彼らの歩んだ愛と葛藤の歴史をタンゴ・ダンスで再現。マリアと彼女を演じる若きダンサーたちとの会話を挿入しつつ、官能的にして情感に満ちたタンゴ・ダンスの魅力を映像に焼き付けた、大人のための新しいドキュメンタリーとなっている。監督は、1999年に『不在の心象』で山形国際ドキュメンタリー映画祭の大賞に輝いたヘルマン・クラル。本作同様、ヴェンダースを製作総指揮に迎えて製作された『ミュージック・クバーナ』(’04)は、ベネチア国際映画祭でワールドプレミア上映され、世界中で迎えられた。クラル監督は本作について、「マリアの家のソファに座り、話をし始めて30秒後には『この人を撮らねばならない』と確信を持ったのです。タンゴ史上最高のペア、マリアとフアン両方を描いた作品にしたいという思いで頭がいっぱいになりました」と、その始まりを明かす。「しかし、この作品の製作は一筋縄ではいかず、その旅路は感動と困難と危険の連続でした。マリアとフアン、そしてダンサーや振付師たち。皆が全力を尽くして息を飲むようなパフォーマンスを生み出してくれ、なによりミュンヘンテレビ・映画大学の恩師であり、今回も私に親身に寄り添ってくださったヴィム・ヴェンダースにも感謝したい。彼の寛大な力添えにいつも助けられています」とコメントを寄せる。劇中では、彼らが生きたアルゼンチンに想いは飛び、バンドネオンの調べに身を委ねていると、タンゴの世界に知らず知らずのうちに引き込まれていく。マリアの強さ、そして強さゆえの不器用さを愛おしく思うと同時に、“時代”の残酷さも目の当たりにする本作に、この夏、注目してみて。『ラスト・タンゴ』は7月、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月08日●まさか50年も続くとは思ってもみなかった特撮映画『劇場版ウルトラマンX(エックス) きたぞ!われらのウルトラマン』(3月12日公開)の完成披露上映イベント「ウルトラ上映祭」が3日、都内・新宿ピカデリーにて開催された。「ウルトラマン」シリーズの映画最新作となる本作は、2015年にテレビ東京系『新ウルトラマン列伝』内で放送されたテレビシリーズ『ウルトラマンX』の劇場版で、ウルトラマン誕生50周年記念にふさわしい大スケールの特撮アクション映画となっている。今年は『ウルトラマン』放送開始から50年という記念の年でもあり、舞台には『ウルトラマンX』の主要キャストに加え、『ウルトラマン』で科学特捜隊のハヤタ隊員を演じた俳優・黒部進がスペシャルゲストとしてステージに登場した。映画では、太古の封印が解かれ、地球を滅亡の危機を追いやろうとする閻魔獣ザイゴーグが復活。その強大な力によってウルトラマンエックスも大ダメージを受ける。作品の大きな見どころは、エックスを助けるため初代ウルトラマンとウルトラマンティガが現れる奇跡の共演シーン。そして、世界各国の危機を救うべく、テレビシリーズにもゲスト出演したネクサス、マックス、ゼロ、ギンガ、ビクトリーが再び登場。総勢8人ものウルトラヒーローが立ち並ぶ豪華なビジュアルも見逃せない。イベントは、テレビシリーズ『ウルトラマンX』および本映画のエンディングテーマ「Unite~君とつながるために~」を音楽ユニット・ボイジャー(TAKERU、瀬下千晶)が歌うライブパートから始まった。2人は『ウルトラマンX』で特殊防衛チーム「Xio(ジオ)」の隊員役でレギュラー出演していることもあって、ステージにはXioのユニホーム姿で登場。熱いパフォーマンスで会場を沸かせていた。続いて本作のゲスト・マイケル富岡が、劇中で演じるキャラクター・カルロス黒崎の衣装で登場し「ウルトラマン放送開始50年記念新商品」発表会のホストを務めた。スクリーンには50年記念商品として、バンダイから発売されるソフビフィギュア「ウルトラ10勇士スペシャルセット」「ウルトラ6兄弟スペシャルセット」や、「ウルトラマン」シリーズの変身アイテムの精密レプリカ「ベーターカプセル」「スパークレンス」、全身可動フィギュア「S.H.Figuartsウルトラマン」「S.H.Figuartsバルタン星人」、そしてプラモデル「メカコレクション・ジェットビートル」「メカコレクション・ウルトラホーク1号」が次々と発表された。さらに、アパレルメーカーの「GU」とコラボしたオリジナルデザインのTシャツも発売。Tシャルのモデルを務めたのは、マイケル富岡とダダ、そしてスペシャルゲストの黒部進であった。黒部は精巧なベーターカプセルのレプリカを持参し、50年前の『ウルトラマン』のごとく天空にかかげて変身のポーズを取ると、初代ウルトラマンがさっそうと登場。黒部とウルトラマンのツーショットが実現した。放送開始から50年もの間、幾度となく再放送や映像ソフト、再編集映画などで「復活」し続け、幅広い世代に熱烈なファンを持つ『ウルトラマン』の変わらぬ魅力について黒部は「まさか50年も(人気が)続くとは思ってもみなかったので、感無量です」としみじみ語った。また、新作映画には娘の吉本多香美がゲスト出演していることについて尋ねられた際には「今朝、娘から『映画見るんだってね』と電話がかかってきました。これから映画を見て、感想を言ってやりたいなと思います」と、優しい父親の顔をのぞかせた。●最新映画の見どころは「神、降臨」シーンそしていよいよ、映画完成記念の舞台あいさつパートが始まり、映画でも怪獣相手に大活躍を見せる特殊防衛チームXio・日本支部のメンバーがステージに集結。神尾祐演じる神木隊長の力強い号令に続き、隊員たちが駆けつけた。Xioのラボチームに所属し、ウルトラマンXとユナイト(融合)して凶暴な怪獣たちと戦う主人公・大空大地を演じる高橋健介は「この映画は『X』テレビシリーズの集大成になりました。期待していてください」とあいさつ。さらに、映画の見どころとして「僕が勝手に『神、降臨』とタイトルをつけたシーンがありますので、映画をご覧になった方は『ここが神、降臨』かー!と思いながら見てください」と、後半の最高に盛り上がるシーンの神々しさを独特な言葉で表現した。Xioの隊長で、厳しさと優しさを備えた理想的指導者・神木を演じた神尾祐は「今回の映画では、エックスがこれ以上ないくらいデコっています。これに至るまでに、Xioと怪獣とのものすごい戦いが繰り広げられます。楽しみにしてくださーい!!」と、ややテンション高めに映画の魅力を語った。神木を補佐し、情報分析および作戦立案などをこなすクールな美女・橘副隊長役の月船さららは「Xioメンバーの団結力あっての映画ですので、そこを見てください」と、チームワークのよさを強調。そして「(舞台あいさつのために)この制服を久しぶりに着て、とてもうれしい反面、これからもう着られなくなると思うと寂しくもあります」と、作品への愛着をのぞかせた。Xio特捜班メンバーで、大地とコンビを組んで活躍するアスナ隊員を演じた坂ノ上茜は、おすすめのシーンとして「ウルトラマンと私たちXio隊員が、一緒になって同じ画面で怪獣と戦うところ」を挙げ、「迫力がありすぎて、コンタクトレンズを落としてしまった」と興奮気味に話した。アスナと同じく特捜班のメンバーで、クールな性格のハヤト隊員を演じる松本享恭は、ケンカ友達でもある同期のワタル隊員役・細田善彦が残念ながら欠席していることに触れ、「今日は相棒がいないので、ハメを外して元気に」と言って周囲の笑いを誘いつつ「昔から好きだったウルトラマンティガが夜(ナイトシーン)の戦いを繰り広げるところを見ることができて感動しました」と、思い出のヒーローと共に戦うことができた喜びをかみしめていた。オペレーター・タケル役のTAKERU(ボイジャー)は「テレビシリーズではそれほど出番が多くなかったのですが、この映画では僕たち、かなり仕事しています! そこが作品にいい緊張感を与えていると思います」と、怪獣出現の第一報を知らせる重要な役どころを熱烈にアピールした。タケルと同じくオペレーターを務めるチアキ役・瀬下千晶(ボイジャー)は「予告編冒頭の『コンタクトまで、5、4、3、2、1!』という緊迫感あふれる私のセリフが、いったいどの場面で使われるのか、そんなところをチェックしていただければ」と、チアキの活躍場面を伝えた後、「私たちの歌う主題歌は今回、Project.DMMさんとのコラボで、壮大なスケールになっています」と、劇場版だけのスペシャルバージョン主題歌も楽しんでほしいと強調した。●3大ウルトラマンがそろい踏みXioのラボチームに所属する若き天才科学者・三日月マモルを演じる原田隼人は「予告編では、ルイルイ(百川晴香)に顔を押し付けられているところしか見えないので、マモルファンの方は心配しているんじゃないかと思います(笑)が、映画でもけっこう活躍しています」と、最強の敵・ザイゴーグに決死の戦いを挑むカッコいいマモルを演じたことにうれしさを感じていた模様。マモルと同じくラボチームに属し、隊のムードメーカーとなっている「ルイルイ」こと高田ルイを演じた百川晴香は、「いつもはXioの研究室にいることが多かったのですが、今回の映画では、メカを操縦して戦いに行くシーンがありますので、ぜひ見てください」と、アクティブな活躍場面をアピール。そして「ルイルイが大好きなゼロ様(ウルトラマンゼロ)と再会するシーンをお楽しみに!」とさわやかな笑顔を見せた。世界各地の珍しい宝を強引な手段で自分のものにしたがる大金持ち・カルロス黒崎を演じたマイケル富岡は「この雰囲気、怪しいでしょう(笑)」とほほ笑みながら「いいやつなのか悪いやつなのか、Xioの人たちとどう絡んでいくのか、そのあたりに注目してほしい」と、自身のユニークな役どころについて興味をあおっていた。また富岡はかつて『ウルトラマンダイナ』(1997~1998年放送)の第44話にゲスト出演したことにも触れ、「ヒーロー作品に出られるのは光栄。今日はウルトラマンの黒部進さんにもお会いできてうれしい」と、ヒーローへの憧れを打ち明けた。少年時代からの怪獣映画ファンで、『ウルトラマンX』のメイン監督を務めた田口清隆監督は、「怪獣とウルトラマンが戦っている画面の中で、Xioのみんなも武器を持って一緒に戦っているという画面を作りました。全力で騎馬戦をやるようなクライマックスになっていると思うので、そこを見てほしい」と、技術的進歩を遂げた特撮演出の見どころを挙げている。途中、田口監督から変身アイテムを手渡された高橋が、劇中のクライマックスで行うウルトラマンXの最強形態「エクシードX ベータスパークアーマー」への変身を再現するひと幕も。高橋のかけ声に合わせ、ウルトラマンX、そしてウルトラマン、ウルトラマンティガが駆けつけ、映画のクライマックスと同じく3大ウルトラマンのそろい踏みが実現した。「ウルトラ上映祭」では、『劇場版ウルトラマンX きたぞ!われらのウルトラマン』の先行上映に続き、ウルトラマンティガをメインに据えた映画『大決戦!超ウルトラ8兄弟』(2008年)と、『ウルトラマン』のテレビシリーズ(第1、8、26、27話)を中心に再編集した『長編怪獣映画 ウルトラマン』(1967年)の2作品も上映された。新作映画『劇場版ウルトラマンXきたぞ!われらのウルトラマン』は3月12日より全国劇場にて上映される。(C)2016「劇場版ウルトラマンX」製作委員会
2016年03月04日『眠れる森の美女』の邪悪な妖精マレフィセントや『白雪姫』の女王イーヴィル・クイーン、『アラジン』の卑劣な右大臣ジャファー、『101匹わんちゃん』の悪女クルエラ・ド・ビルなどディズニーヴィランズ(悪者たち)の子どもたちが登場し、「ハイスクール・ミュージカル」のケニー・オルテガが手掛けた「ディセンダント」のリリースが決定。マレフィセントの娘を演じたダヴ・キャメロンらネクストスター候補が勢ぞろいし、日本での初TV放送でも話題を呼んだ本作から予告編映像が解禁となった。英語で“子孫”を意味する「ディセンダント」。ハッピーエンドで終わったディズニー映画の“その後”を描いた本作の主役は、マレフィセントのひとり娘・マルをはじめとするヴィランズのティーンの子どもたちだ。魔法のバリアで覆われたロスト島で暮らすディズニーヴィランズたち。善人たちの住むオラドン合衆国の王ビーストが、ヴィランズたちをこの島に閉じ込めていた。ビーストの息子ベンは、王位継承の儀式を前に、ヴィランズの子どもたちの将来がひらけるようオラドンに呼び寄せる。マレフィセントは自分たちを島に閉じ込めた善人たちへの復讐を企て、生まれて初めて島を出ることを許された娘・マルをはじめとするヴィランズの子どもたちに、フェアリー・ゴッドマザーの魔法の杖を奪ってくることを命じるが…。ディズニーヴィランズやディズニープリンセスの子どもたちが、続々と実写で登場する本作。ヴィランズの復讐を託された彼らの子どもたちは、親の期待に応えようと一生懸命悪いことをするヒロイン、マレフィセントの娘マルを中心に、「親と同じ“悪の道”を進むしかないのか?自分たちの手で人生を切り開くことはできないのか?」という彼らの葛藤や心の成長、友情、そして初恋を描いていく。マルのほかにも、イーヴィル・クイーンの娘でオシャレなイヴィ、ジャファーの息子で運動神経抜群のジェイ、クルエラ・ド・ビルの息子でやんちゃなカルロスといった、悪名高き親を持つ子どもたちの自分探しのオリジナル・ストーリーは必見。さらに、『美女と野獣』のベルとビースト(野獣)の息子や、シンデレラの息子、オーロラ姫の娘など、ディズニープリンセスの子どもたちも続々登場し、その意外なキャラクター設定は新鮮な驚きを与えてくれる。マル役をディズニーチャンネル「うわさのツインズリブとマディ」で人気上昇中のダヴ・キャメロンが演じるなど、次世代スター候補たちにも注目だ。また、予告編映像でも分かるように、ポップ、ロック、ヒップホップ、EDMなど、さまざまな音楽スタイルを取り入れたキャッチーな楽曲が本作を彩る。エグゼクティブ・プロデューサー兼監督を務めるのは、マドンナのMVやマイケル・ジャクソンのツアー演出を担当した経験を持ち、監督・振付を務めた「ハイスクール・ミュージカル」シリーズで社会現象を巻き起こしたケニー・オルテガ。本作でも自ら振付を担当し、選曲にも深くかかわっている。全米では初回放送から660万人が視聴など驚異的な数字を記録。日本でもディズニーチャンネルで放送後、TwitterなどのSNSで「話すんげえ好きでやばい」「何て言うかもうダンスすごい」「完全にハマった」「見ている間ずっとワクワクが止まらなかった」など称賛コメントが続々と投稿されており、「ハイスクール・ミュージカル」に続く新たなヒット作を予感させている。「ディセンダント」は5月18日(水)よりリリース。<「ディセンダント>リリース情報>DVD3,200円+税5月18日(水)発売/デジタル配信同日開始(C)2016 Disney(text:cinemacafe.net)
2016年02月17日もしディズニー映画に登場するキャラクターたちに子孫(ディセンダント)がいて、彼らが10代だったら? という設定で、物語の“その後”を描くミュージカル『ディセンダント』のDVDが5月18日(水)に発売されるのを記念して、予告編映像が公開になった。予告編映像ハッピーエンドで終わった『眠れる森の美女』や『白雪姫』には続きがあった…。本作は、マレフィセントの一人娘・マルや、白雪姫をいじめた継母イーヴィル・クイーンの娘など、悪名高き親のもとに生まれた子どもたちを主人公に、彼らの葛藤や心の成長、友情や恋をオリジナル・ストーリーで描く青春ストーリー。予告編映像には、親から“復讐”を託された子どもたち(継母イーヴィルの娘・イヴィ、『アラジン』の悪役ジャファーの息子・ジェイ、『101匹わんちゃん』の悪役クルエラの息子・カルロス)のほかに、『美女と野獣』のベル&ビーストの息子、『シンデレラ』の息子、『オーロラ姫』の娘など、ディズニープリンセスの子たちも登場する。「いい人になりたい」と涙を流すヴィラン(悪役)の子どもは、親と同じように悪の道を進むしかないのか? 彼らの物語もハッピーエンドを迎えるのか? 本作はそんな自分探しをする主人公たちの物語をポップ、ロック、ヒップホップ、EDMなどの音楽と、ダンス、アクションシーン満載で描いており、全米では初回放送から660万人が視聴。日本でもディズニーチャンネルでの放送後、TwitterなどのSNSで「完全にハマった」「見ている間ずっとワクワクが止まらなかった」などのコメントが投稿され、注目を集めている。『ディセンダント』5月18日(水)DVD発売/同日デジタル配信開始DVD:3200円+税
2016年02月17日ディズニー映画に登場する悪役(ヴィラン)の子どもたちが主人公のオリジナル・ムービー『ディセンダント』が、本日20時からディズニー・チャンネルで日本独占放送される。その他の画像本作は、ディズニー映画に登場するキャラクターたちにもし、子孫がいて、10代だったら? という発想から誕生したオリジナル・ストーリーを描いたもので、魔法のバリアで覆われたロスト島で暮らすヴィランの子供たちが、生まれて初めて島を出て、自分たちを島に閉じ込めた善人に復讐しようとする中で、悪の子は親と同じ道に進むしかないのか迷いながら成長していく様を描く。劇中にはマレフィセントの娘マルや、『白雪姫』に登場したイーヴル・クィーンの娘イヴィ、『アラジン』の悪役ジャファーの息子ジェイ、『101匹わんちゃん』の悪役クルエラの息子カルロスが登場。さらに『美女と野獣』のビーストとベルの息子ベンや、『ムーラン』の娘ロニーなども登場する。本作は青春ドラマやミュージカルの要素もふんだんに盛り込まれており、その背後には親子のドラマが描かれる。監督を務めたケニー・オルテガは、『ハイスクール・ミュージカル』や『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』も手がけた伝説的な人物で、全米放送時には本作から未来のスターが誕生するのではないかと大きな注目を集めた。その結果、初回の視聴者数は660万人を突破。すでに全世界で3200万人が視聴している。『ディセンダント』12月18日(金) 20:00~22:00ディズニー/チャンネルにて日本初放送
2015年12月18日ワールドリカーインポーターズは11月19日、「MIGUEL y JUANI(ミゲルフアニ)」を「新宿タカシマヤタイムズスクエア」(東京都・新宿)にオープンした。同店で提供するのは、「パエリア」をはじめとした本場のスペイン・バレンシア料理。同日行われたオープニングセレモニーでパエリアを味わってきた。○国際パエリアコンテスト1位の職人がプロデュース同店は、世界一のパエリアを決める国際大会「2014年スエカパエリアコンテスト」で1位に輝いた、パコ・ロドリゲス氏がプロデュースするパエリア専門店。同店のパエリアは、具材のうまみが凝縮されたスープで、スペイン産の米をアルデンテに炊き上げるのが特徴だという。ロドリゲス氏は、セレモニーにて「当レストランのオープンで、私のパエリアを日本の皆さんが食べられることをうれしく思っています。バレンシアの伝統文化を心ゆくまで楽しんでください」と笑顔で話していた。○アルデンテの米に、具材のうまみが染み込んでいた!提供するパエリアは、「バレンシア風パエリア」(1人前/税別1,780円)、「魚介のパエリア」(1人前/税別1,680円)、「イベリコ豚のパエリア」(1人前/税別1,680円)、「野菜のパエリア」(1人前/税別1,580円)、「イカ墨のパエリア」(1人前/税別1,780円)の5種類。バレンシア風パエリアは、ソテーした鶏肉とうさぎの肉を使用した看板メニューだ。インゲンマメやエスカルゴも入っており、それらのエキスが米によく染み込んでいる。固めに炊かれた米は、一粒ひとつぶに存在感がある。見た目にもこだわっており、パプリカパウダーなどを使って鮮やかな色に仕上げたとのこと。○パスタ版パエリアの「フェデウア」も提供また、米の代わりに1.5cmほどのパスタを使用した「フィデウア」も、「魚介のフィデウア」(1人前/税別1,580円)、「野菜のフィデウア」(1人前/税別1,480円)、「イカ墨のフィデウア」(1人前/税別1,580円)の3種類が用意されている。大ぶりなエビがのった魚介のフィデウアは、イカやホタテのうまみがパスタに染み込んだ一品。パスタもアルデンテに炊かれているので、しっかりとした歯ごたえがある。さらに、ワインに合わせたタパスも多数用意。「スペイン産生ハム ハモン・イベリコ」(税別1,480円)は、ひづめのついた大きなもも肉が切り立てで提供される。口に入れると塩気を含んだ肉の風味が広がり、脂の濃厚な甘みがにじみ出てくる。そのほかに、ピリ辛に味つけられた「野菜と唐辛子のピクルス」(税別580円)や、爽やかな酸味が味わえる「ムルシア風マリネ」(税別580円)、トリュフを削ってぜいたくに仕上げた「フライドポテト 半熟卵とトリュフ」(税別1,280円)など、パエリアと一緒に楽しみたいメニューが取りそろえられている。セレモニーに招かれた、スペイン大使館行使参事官のカルロス・マルドナード氏は、「シェフのパコ・ロドリゲス氏の料理は、経験と伝統に基づいて地道に培った、芸術の域に達した料理です。スペインには、"disfrutar(ディスフルタール)"という言葉があります。これは、何かから最大限に享受するというニュアンスの言葉です。このdisfrutarの精神をもって営業するこの店で、地理的に離れた日本とスペインがお互いに、文化や親愛を享受しあえたらいいですね」と祝辞を述べた。
2015年11月25日北欧家具メーカーのフリッツ ハンセン(Fritz Hansen)が10月24日から11月3日まで、名作「セブンチェア」の60周年を記念したプロジェクト「7 COOL ARCHITECTS」のインスタレーションを増上寺・光摂殿にて開催する。アルネ・ヤコブセンがデザインした名作家具「セブンチェア」の60周年を祝うとともに、新たな可能性を探るべく発足されたプロジェクト「7 COOL ARCHITECTS」。同プロジェクトでは、ザハ・ハディッドを始め、五十嵐淳建築設計、ネリ&フー、カルロス・オット建築事務所&カルロス・ポンセ・デ・レオン建築事務所、ジャン・ヌーヴェル、ビャルケ・インゲルス グループ(BIG)の世界的に活躍する7組の建築家が、それぞれの観点から「セブンチェア」を再解釈し、世界に一つのアートピースを製作した。「7 COOL ARCHITECTS」は、ロンドン、コペンハーゲン、ベルギーでの展示に続き、日本では増上寺の光摂殿で開催されるデザインイベント「AnyTokyo 2015」にて今回、初のお披露目となる。今年のミラノサローネで高い評価を得た建築家・篠崎弘之が手掛けるインスタレーションにより、7組の建築家による個性豊かな「セブンチェア」を展示。カルロス・オット建築事務所&カルロス・ポンセ・デ・レオン建築事務所は、テクノロジカルキャンパスであるソナメリカの旗艦ビル“Celebra”をコンセプトに製作。地階のオープンルーフ壁面に有機的に成長するバーティカルガーデンの各エリアを構成する曲線がデザインに取り入れられた。また、ザハ・ハディッドはアイコニックなフォルムのシート部を取り囲むような2本のスチール棒が特徴のダイナミックかつシームレスなモデルを、ジャン・ヌーヴェルはブラックとホワイトの対象式な色使いが印象的なモデルを、五十嵐淳設計建築は“廃木材を収集、着色し、家具への使用が可能なボードにすること”がコンセプトのモデルを製作した。なお、同プロジェクトで誕生した「セブンチェア」は、東京での展示後にアジアで巡回展を開催した後、チャリティーオークションに出品する予定だ。【イベント情報】「7 COOL ARCHITECTS - AnyTokyo 2015 -」会場:増上寺光摂殿住所:東京都港区芝公園4-7-35会期:10月24日~11月3日時間:11:00~20:00入場無料
2015年09月30日「Coca-Cola INTERNATIONAL PREMIER TENNIS LEAGUE(コカ・コーラ インターナショナル・プレミア・テニス・リーグ)」(以下、「Coca-Cola IPTL」)は12月2日~4日、神戸ワールド記念ホールで、日本ラウンドを初開催する。「IPTL」は、2014年に旗揚げした新しい国際テニス大会で、グランドスラムで11回優勝した実績を持つインドのマヘシュ・プバシ氏によって創設された。参戦チームがアジアを中心に転戦する。開催地の名前を冠したチームが戦う団体戦方式で、2014年の第1回大会ではシンガポール、アラブ首長国連邦、インド、フィリピンの4チームが参戦した。選手たちがチーム単位で戦い、選手の成績がチームスコアにカウントされる形式によって勝敗を決め、開催国全ラウンドを通して優勝を争う。第1回大会ではインドをホスト国とする「MICROMAX INDIAN ACES」が初優勝した。また、ノヴァク・ジョコビッチやロジャー・フェデラー、セレナ・ウィリアムズといった世界の現役トッププロだけでなく、昨年はアンドレ・アガシ、ゴラン・イバニセビッチ、カルロス・モヤなどのテニス界の名だたる選手が参加。4大大会以外ではなかなか見ることのできない豪華キャストが競演するのも見どころのひとつだ。今年は日本チームの「JAPAN WARRIORS」が初参戦。「JAPAN WARRIORS」には日本から錦織圭や奈良くるみ、海外からは日本でも人気のあるマリア・シャラポワら計8名の所属が決定している。計5カ国のチームが、12月2日の神戸で開幕するラウンドを皮切りに、フィリピン、インド、アラブ首長国連邦、シンガポールの順で12月20日まで転戦する。開催にあたり錦織選手は「初めてのIPTLの大会に臨めることをとても楽しみにしています」と意気込みを語った。シャラポワ選手も「今年はチームを替えてJAPAN WARRIORSで戦います。(錦織)圭、日本のために頑張りましょう! 」とコメントした。神戸ワールド記念ホールで開催行われる大会チケットは、「JAPAN WARRIORS」公式サイトで順次販売開始する。
2015年09月15日イタリアのヴェネチア、フランスのドーヴィルに続いてカナダで開催中のトロント国際映画祭に11日(現地時間)、交際がうわさされるトム・ヒドルストン(Tom Hiddleston)とエリザベス・オルセン(Elizabeth Olsen)がツーショットで登場した。2人は、トムがカントリー歌手のハンク・ウィリアムズ(Hank Williams)を演じる伝記映画『I saw the Light』(原題)で夫婦役を演じている。エリザベスが演じる妻・オードリー(Audrey)はマネージャーでデュエット・パートナーも務めた女性だ。トムとエリザベスは『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』でも共演していて、7月にはロンドンでのデートを目撃されている。この日、エリザベスはフアン・カルロス・オバンド(Juan Carlos Obando)の黒のサテンドレスを着用。ペプラムをほどこしたウエストやたっぷりした袖口、アシンメトリーな裾などエレガントなディテールが目を引いた。エリザベスは9日(現地時間)にはドーヴィル映画祭で『Ruth & Alex』(原題)のプレミアに出席、ここでは純白のカルヴァン クライン(Calvin Klein)のロングドレス姿。正面はプレーンなデザインだが、背中が大きく開いたデザインでレッド・カーペットの注目を集めた。『アベンジャーズ』シリーズのロキ役で知られるトムは34歳、メアリー・ケイト(Mary Kate)&アシュレイ(Ashley)・オルセン(Olsen)姉妹の妹で演技派として注目されているエリザベスは26歳。トムはこれまでに女優のスザンナ・フィールディング(Susannah Fielding)や女性誌UK版「ELLE」の編集長との交際が報じられたが、プライベートでは注目されたくないらしく私生活はミステリアス。エリザベスは俳優のボイド・ホルブルックと昨年3月に婚約したが、今年1月に解消している。
2015年09月14日Twitterで「トレンド」となった話題のうち、既存メディアがニュースとして取り上げたものは約半数しかないことが、最近の調査でわかりました。■Twitterの「トレンド」機能はニュースと酷似これは、スペインにあるマドリードカルロス3世大学が、スイス連邦チューリッヒ工科大学、IMDEAネットワークス・インスティチュート、NECラボラトリーズと協力して行ったもの。Twitterの「トレンド」が、大勢のユーザーが関心を持っている話題を扱っているという点に「ニュースと似た特徴がある」と注目し、これを分析することにしたのです。2013年は3ヶ月間にわたり35ヶ国で、2014年にも同じ時期の3ヶ月間に62ヶ国で、Twitterの「トレンド」をそれぞれ集計。集められた話題は、各国で30万件ずつに上りました。ちなみにTwitterの「トレンド」は、パソコンのブラウザで見ている場合は「プロフィール」ページ付近。スマホのアプリでは、検索マーク(虫眼鏡)をクリックすると、いま話題になっている話題がツイート数とともに表示されます。これを見れば、Twitterのユーザーがなにに関心を寄せているかがわかるのです。■既存メディアで記事にされる「トレンド」は半数研究チームは「トレンド」のうち、既存メディアで取り上げられているものを調査。ユーザー数やTwitter上でのアクティビティを考慮し、調査対象をカナダ、スペイン、アメリカ、イギリスの4カ国に絞りました。すると「トレンド」にあった話題の約半数が、既存メディアでも報じられていたのです。もう半数は、トレンドに上るほどユーザーの注目を集めていたにもかかわらず、既存メディアではまったく触れられていませんでした。■話題は既存メディアより先にTwitter「トレンド」続いてこの研究では、「最初に取り上げたのは、Twitterのトレンドと既存メディアのどちらか」についても調査しました。その結果わかったのは、話題の60%以上が、最初にTwitterの「トレンド」に現れていたということ。一方、既存メディアの方が先に取り上げた話題は、わずか10%にも及びませんでした。ちなみに残りは、どちらにも同日に現れています。Twitterのつぶやきそのものに「ニュース」機能があるわけではないのですが、「トレンド」に上ってくる話題ほど、ユーザーの関心を集める「ニュース」であるということ。また、既存メディアを見ているだけでは気づけない情報も、Twitterにはたくさん流れているということでもあります。Twitterはやはり、強力な情報収集ツールだといえそうです。(文/松丸さとみ)【参考】※Half of the most popular news on Twitter is not covered by traditional news media sources-Science Daily
2015年08月13日フードライター平野紗季子さんが、今おすすめのレストランメニューを紹介してくれました。今回は、『O’tacos(オータコス)』のタコスプレートです。* **『TACO BELL(タコベル)』が渋谷に、『Guzmany Gomez(グズマンイーゴメズ)』が原宿に!…と相次いでメキシカンファストフード店がオープンし、なにやらタコス熱高まる2015年夏の東京。特に注目なのが新橋3丁目の酒場地帯に誕生したタコスバル『O’tacos』。アメリカ経由のTEX-MEXタコス(小麦のトルティーヤでトマトや挽き肉をパキッとサンドしたあれです)ではなく、メキシコ直行便の本場味を追求するのがオータコス流!「まずトルティーヤは、とうもろこし粉から!小麦粉は使いません。メキシカンコーンを現地から輸入して、店内で一枚一枚焼いていきます。具材もかなりこだわって、1番人気のパストール(ケバブ風に焼き上げた豚肉)は専用のパストールマシンまで導入してしまいました」と、オーナーのカルロスさん(日本人!)。なるほど確かにコーンの香ばしさ、カリッとジューシーな豚肉、更には自家製サルサソースとライムの爽やかさがキラキラ輝くものだから、これは全く新しいタコス体験、最高にテンションのアガる食べ応えなんです。現地のタコス屋台を思わせるカウンター席でタコスの刺激をメキシカンビールでゴクッと流せば、ラテンの陽気な魂が乗りうつる思い!暑ければ暑いほど気分が盛り上がるのだから不思議、オータコスの夏の夜は毎日がお祭り騒ぎです。◇ひらの・さきこ1991年生まれ。フードライター。著書にエッセイ集『生まれた時からアルデンテ』(平凡社)。◇タコスセット¥900とメキシコの国民的ビール「テカテ」¥700。カルロス氏は筋金入りのメキシコ愛の持ち主。学生時代に現地で食べたタコスの美味しさに衝撃を受け、いつかこの味を日本で!と思い続けてきたフードライター平野紗季子。◇O’tacos東京都港区新橋3-14-1TEL:03・5425・190517:00~翌4:00日・祝日休※『anan』2015年7月15日号より。写真・清水奈緒取材、文・平野紗季子
2015年07月14日全米で2006年からスタートしたNBCの伝説的大ヒットテレビシリーズ「HEROES/ヒーローズ」。このほど、秋よりスタートする新シリーズより場面写真が解禁となった。「HEROES/ヒーローズ」シリーズの生みの親であり、製作総指揮を務めたティム・クリングが、新たに13話から構成される新シリーズを誕生させた「HEROES Reborn/ヒーローズ・リボーン」 。スーパーヒーローのような特殊能力を突然授かったごく平凡な一般の人達が、地球を救うために活躍する大人気シリーズの、“生まれ変わった(Reborn)”新たな章が幕を開ける。新シリーズの舞台は、今から1年前、テキサス州オデッサの街がテロリストによって攻撃を受け、街の人々が惨殺されてしまう事件が起きる。この悲劇の責任を問われた超能力者(ヒーローズ)たちは、世間の目からひたすら隠れ逃げ生きることを余儀なくされてしまう。そんな超能力者のふたり、ルーク(ザカリー・リーヴァイ)とジョアンヌ(ジュディス・シェコーニ)は、この悲劇への復習計画を着実に進めていた。Mr.ベネット(ジャック・コールマン)もまた世間から姿を消していたが、新たなる陰謀を企む人物クエンティン・フレイディ(ヘンリー・ジェブロフスキー)に居場所を突き止められ、オデッサ壊滅の悲劇の裏側にある真相を知らされ驚愕とする。世間から身を隠している間に、自分の新たなる能力に戸惑う者たちもいた。イケてない10代の青年トミー(ロビー・ケイ)は、ごくごく平凡な自分に戻って、好きな女の子エミリー(ガトリン・グリーン)に告白することを願っていたが、彼自身も恐れるほどの能力がそれを困難にさせていた。また、勇敢で風変わりな温室育ちのお嬢様マリナ(ダニカ・ヤロシュ)は、将来何か偉大なことを成し遂げるという予言をされ戸惑う。東京では、物静かで風変わりな若い女性ミコ(祐真キキ「デス・ヤンキー3」)が、失踪中の父親を探しながら、ひとたび世間に知られれば巨大な力として恐れられるような、桁外れの秘密を隠し持っていた。その他にも、違うタイプのヒーローが元軍人のカルロス(ライアン・グスマン)から現れたり、一方で、大成功を収めたテクノロジー集団のトップに立つエリカ(リア・キルステッド)も、誰にも明かせない彼女自身の問題を抱えているなど、世界各国で様々な人達が新しい能力の目覚めを迎えて困惑していた。そして彼らはやがて、ヒロ・ナカムラ(マシ・オカ)、マット・パークマン(グレッグ・グランバーグ)、モヒンダー・スレシュ(センディル・ラママーシー)、そして“ハイチ人”(ジミー・ジャン=ルイ)をはじめとした、過去の偉大なるヒーローズ(超能力者)たちと出くわすこととなる。新旧のヒーローたちは、力を合わせて地球とそして我々人類を救うことを新たなる使命とされるのだった―。そしてこのほど解禁となった場面写真では、銃を構えるルーク、東京を舞台に活躍することが予想される刀を振りかざすミコ、緊迫した表情のMr.ベネットの姿が!ようやく明らかとなったストーリーへの期待を大いに煽られるビジュアルに仕上がっている。“Reborn”と銘打たれた新シリーズでヒーローたちはどんな活躍をみせてくれるのか。秋の配信開始を楽しみに待ちたい。「HEROES Reborn/ヒーローズ・リボーン」は今秋、Huluにて配信。(text:cinemacafe.net)■関連作品:HEROES/ヒーローズ [海外TVドラマ]
2015年07月08日ブルガリ(BVLGARI)が3月19日に行われたプレスカンファレンスで、新作「ディアゴノ マグネシウム コンセプトウォッチ」を発表した。同アイテムは政府機関や軍隊などを顧客に、世界トップレベルのデジタルセキュリティとデータ保管を誇るウィスキー(WISeKey)社と共同で開発したもの。データセキュリティシステムが搭載されており、IDやパスワードなど持ち主の個人情報、電子情報を完璧に保証するという。自動巻き機械式時計のラグジュアリーな本体は、100%スイスメイドでつくられた。会見にはブルガリグループでCEOを務めるジャン-クリストフ・ババンと、ウィスキー社でCEOを務めるカルロス・モレイが出席した。
2015年03月24日日産自動車(日産)は1月9日、同社の北米拠点がアメリカ航空宇宙局(NASA)と、自動運転システムの共同研究・開発を行う5年間のパートナーシップを締結したと発表した。同パートナーシップにより、日産総合研究所シリコンバレーオフィスと、カリフォルニア州モフェットフィールドにあるNASAエイムズ研究センターは、自動運転システムやヒューマン・マシン・インターフェース、ネットワーク対応アプリケーション、ソフトウェアの分析・実証、道路交通環境および宇宙で使用される高度なハードウェア・ソフトウェアを含む技術開発に取り組むこととなる。2015年内には、自動運転技術を搭載した車両を用いて、遠隔操作による資材や人間の輸送が可能かどうかを検証する実験を、エイムズ研究センター敷地内で実施する予定で、NASAの惑星探査車の遠隔操作と同様の技術が適用されるという。日産のカルロス ゴーン社長兼CEOは「一方は宇宙に、もう一方は地球に向けた、NASAと日産の取り組みは、共通の課題によって結ばれています。今回のパートナーシップは、日産が2016年に市場投入を開始し、2020年に向けて段階的に実用化を目指す、安全・安心で信頼できる自動運転技術の開発を加速させることでしょう」とのコメントを発表している。
2015年01月13日伊勢丹メンズ館1階で「エディション・ドゥ・パルファン フレデリック・マル(EDITIONS DE PARFUMS FREDERIC MALLE)」がフィーチャーされている。EDITIONS DE PARFUMS FREDERIC MALLEは、生まれながらにして優れた嗅覚を持ち、“香水のエディター”として活躍してきたフレデリック・マルが、2000年にパリで立ち上げたブランド。「エディション(編集)」という言葉を用いている理由は、文学界における出版物のように、香水という一つひとつのクリエーションに、作者(調香師)の名前をサインするからだ。創業13年目の2013年には、「エディション・ドゥ・パルファン フレデリック・マル」のコレクションは、12人の調香師による19の作品によって構成され、フランスの高級香水業界において誰もが認める存在にまで上り詰めていた。そして14年、透明感あるフレッシュな香りの「オー・ドゥ・マグノリア」(2万8,080円)が20本目の新作として誕生。手掛けたのはカルロス・ベナイム。これまでにも数多くの名香を世に送り出してきた調香師だ。伊勢丹メンズ館では、この新作を含むすべてのラインアップをそろえる。
2014年09月11日イタリアのドゥカティは、DWD2014(ワールド・ドゥカティ・ウィーク2014)にて、「ハイパーモタード SP」のニューカラーを発表した。WDW2014に集結したファンの前で、トロイ・ベイリス氏とカルロス・チェカ氏によって世界初公開された。「ハイパーモタードSP」は、最新世代である821ccの「ドゥカティ・テスタストレッタ 11°エンジン」をトレリスフレームに搭載している。純粋なレーシング・スタイルを持ち、「1199 パニガーレ」と同様、3つのライディング・モードを選択できる。ストロークを伸長したサスペンションはバンク角47.5度を実現しており、安全性の面でも、「1199 パニガーレ」から流用した3レベルABSと8段階のドゥカティ・トラクション・コントロールを統合したドゥカティ・セーフティ・パックを標準装備している。ニューカラーは2001年・2006年・2008年にそれぞれ異なるドゥカティのモデルを駆ってSBKのワールド・チャンピオンに輝いたトロイ・ベイリス氏と、2011年のスーパーバイク世界選手権のチャンピオンであるカルロス・チェカ氏によって発表された。そのカラーリングは、レーシーなイメージのレッド / ホワイトの2トーンで、ハイパーモタードSPのスタイリングにより強いインパクトを与えるものとなっている。なお、このカラーリングのモデルの日本導入時期、販売価格は未定とされている。
2014年07月24日サッカーのブラジル人の選手の登録名は、愛称が用いられていることがほとんど。その理由は、ブラジルは愛称を公的な場でも使う習慣があるからなのだとか。ブラジルのルーラ元大統領のルーラも幼少期の愛称なのだそうです。さて、そんなブラジル人の愛称ですが、意味を調べてみるといろんなものがあります。例えば、イタリアセリエAで活躍したパト選手のパトは「あひる」という意味。また、サッカーの王様であるペレは「裸足」という意味です。今回は、こうしたブラジル人サッカー選手の愛称と意味を紹介します。●ジーコジーコ。本名はアルトゥール・アントゥネス・コインブラといいます。おなじみのジーコというのは愛称で、意味は「痩せっぽち」。ジーコがやせていたことからこの愛称が付いたそうです。ストレートな愛称ですね。今は丸々と太っているのでちょっとそぐわない感じですね。●カカ何度も来日し、イケメンサッカー選手として報道されたりと、日本での知名度も高いカカ。本名はリカルド・イゼクソン・ドス・サントス・レイチ。カカという愛称は、実弟が幼いころに「リカルド」をうまく発音できず「カカー」と言っていたことから付いたそうです。ちなみに「カカ」というのはイタリアではう○こという意味の発音です。●カレカJリーグの柏レイソルにも所属していたこともある元ブラジル代表のカレカ。カレカというのはポルトガル語で「ハゲ頭」という意味です。はげてもいないのにこの愛称が付いたのはカレッキーニャというコメディアンが大好きだったからだそうです。大好きな人にあやかった名前だからこそ、ずっと使い続けているんですね。●ガリンシャブラジル代表として2度のワールドカップを制覇し、20世紀最高のウイングと称されているガリンシャ。この愛称はポルトガル語で山岳地帯に生息する「ミソサザイ」という小鳥の意味です。なぜこの愛称が付いたかというと、ミソサザイのように体が小さかったという説と、ミソサザイを撃ち落とすのが上手だったからという説があります。●ドゥンガブラジル代表のキャプテンとして優勝カップを掲げ、日本でも活躍したドゥンガ。本名はカルロス・カエタノ・ブレドルン・ヴェーリーで、ドゥンガというのは愛称です。意味は「白雪姫と7人のこびと」のこびと兄弟の末っ子である「dopey」(おとぼけ)から付けられました。闘将と呼ばれるほど熱血なドゥンガがおとぼけってちょっと違和感がありますね。また、ブラジルのお隣のアルゼンチンにも面白い意味の愛称を持つ選手がいます。元アルゼンチン代表のクラウディオ・ロペスの愛称は「ピオホ」。ピオホは「シラミ」という意味です。シラミのようにスピードに優れ、神出鬼没だったことからの愛称だそうです。また、元アルゼンチン代表監督のマルセロ・ビエルサは重度の戦術マニアだったことから「エル・ロコ」(変人)というダイレクトな愛称が付けられています。愛称を大事にする習慣があるからこそ、こうした競技への登録もそのままにするんですね。日本で同じ習慣があれば、野球やサッカーで「ゴリ」とか「メガネ」といった愛称が登録されていたかもしれません(笑)。(貫井康徳@dcp)
2013年03月02日アルクは12日、新刊「ロックスターの英語」を発売した。同書は、同社の月刊誌「イングリッシュ・ジャーナル」の「The Voice of EJ」に2001~2009年にかけて掲載されたロックスターのインタビューの中から4本をセレクト。さらに5本のインタビューを追加し、すべてを1本6~7分の長さに編集したもの。ロックスターの「生」の声を収録し、「英文トランスクリプト+日本語訳+語注」を付けた。また、「初級者(TOEIC(R)テスト500点未満)」「中級者(TOEIC(R)テスト500~750点)」「上級者(TOEIC(R)テスト750点以上)」の3つのレベルに合わせた学習モデルプランを掲載。リスニング力をはじめとした総合的な英語力をアップさせることができるという。各インタビューの最後には、「理解度チェック」問題が10題用意され、学習到達度の確認が可能。巻頭には、元祖バイリンガルDJであるキャロル久末氏によるコラムも掲載されている。収録インタビューは、1. 「ポール・マッカートニー(ザ・ビートルズ)」、2. 「ジミー・ペイジ(レッド・ツェッペリン)」、3. 「ザ・ローリング・ストーンズ&マーティン・スコセッシ」、4. 「ノエル・ギャラガー(オアシス)」、5. 「スティング」、6. 「カルロス・サンタナ(サンタナ)」、7. 「ブライアン・メイ(クイーン)」、8. 「ブライアン・ジョンソン(AC/DC)」、9. 「レニー・クラヴィッツ」。サイズはA5判で、204ページ。CDは71分収録。価格は1,890円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月13日江崎グリコは11月11日に“ポッキー”を含んだTwitterの投稿数(ツイート)で、ギネス世界記録の認定を目指す「TRY WORLDRECORD on Twitter」を実施し、ギネス世界記録を達成。11月16日に、正式にギネス世界記録認定を受けた。認定を受けたのは、「ポッキー&プリッツの日」である11月11日に行った 「TRY WORLD RECORD on Twitter」。これは、Twitterで「ポッキー」を含んだツイート数111万ツイート突破を目標に、「24時間に最もツイートされたブランド」として世界記録を目指したもの。挑戦の結果、目標である111万ツイートを大きく超えた184万3,733ツイートを記録。11月16日の11時に、同社東京芝浦事務所で、ギネス世界記録公式認定員カルロス・マルティネス氏より、正式に記録認定を受けた。11月11日の「ポッキー&プリッツの日」は、ポッキーとプリッツがスティック状で、形が数字の「1」に似ていることから、日本記念日協会から認定を受けている。今回のギネス記録目標の「111万ツイート」も「1」の数字にちなんで設定したという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月19日“4時間38分”という上映時間の長さで注目を集め、2011年度のベルリン国際映画祭で国際批評家連盟賞とNETPAC賞をW受賞した『ヘヴンズ ストーリー』(’10)が、数多の映画ファンの熱意に応えてこの秋、アンコール上映されるが、本作以外にも今年は、長尺の作品が次々と上映されている。本作を始め、園子温監督の『愛のむきだし』やブラッド・ピット主演作『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』などこれまでも長尺の作品は、その時間が持つ意味や、作品に込められた監督やキャストたち作り手のまさに“入魂”という言葉が相応しい圧倒的な世界観で観客を魅了してきた。そして今年は特に、4時間を超える長尺の作品が続々と公開。チリが誇る巨匠ラウル・ルイス監督がメルヴィル・プポーとレア・セドゥというフランスの新鋭俳優を迎えて贈る4時間27分の“超大作”『ミステリーズ運命のリスボン』を始め、5時間30分という“トイレ休憩にはいつ行けば…”というようなの驚きの長尺で注目を集めるオリヴィエ・アサイヤス監督が放つ渾身の1作『カルロス』、さらに想田和弘監督『演劇1・2』(2時間52分+2時間50分)と、芸術の秋に相応しい作品が上映される。そんな中、『アントキノイノチ』で世界中から一躍脚光を浴びた瀬々敬久監督の『ヘヴンズ ストーリー』もこの“長尺ブーム”を先導するかのように熱いアンコールの声に後押しされ再びスクリーンで蘇ることに。国内での評価も高く、2010年度「キネマ旬報ベストテン」第3位、「映画芸術ベストテン」第1位に輝くなど、その傑作ぶりはすでに各方面の絶賛の声からも折り紙つきだ。物語は、不条理な殺人が世界各地で起こり続ける、憎しみと復讐の時代が舞台。家族を殺された幼い娘、妻子を殺された若い夫、復讐代行を行う警官、理由なき殺人を犯した青年と、その青年の家族になろうとする女性…彼らを中心に、20人以上の人間たちを、全9章で描き出す。再生とは何か?人類永遠の命題に、鬼才・瀬々監督が挑む、2010年版『罪と罰』と言える壮大な物語が展開する。さらに今回のアンコール上映では、初日舞台挨拶などイベントも多数予定しており、中でも注目は本作の主演俳優のひとり、村上淳にフォーカスしたトークイベント。デジタル化が進む中、35ミリフィルムで上映されるとあって映画ファン垂涎の贅沢な体験となること必至だ。『ヘヴンズ ストーリー』は11月3日(土・祝)よりK’s cinemaにて1週間限定で上映。公式サイト:■関連作品:ヘヴンズストーリー 2010年10月2日よりユーロスペース、10月9日より銀座シネパトスほか全国順次公開© 2010 ヘヴンズ プロジェクト
2012年11月02日現在、ワールドツアー「MDNA」を敢行中のマドンナ。今月27日(現地時間)のルイジアナ州ニューオーリンズの公演で、間近に迫ったアメリカ合衆国大統領選挙でオバマ現大統領に投票するよう呼びかけ、ブーイングを浴びるなどトラブル続きだが、娘の16歳の誕生日に、アパート1室をプレゼントしたことが明らかになった。14日(現地時間)に16歳の誕生日を迎えた娘のルルド・レオンに贈ったのは、ニューヨーク市マンハッタンのアッパーイーストサイドのアパート。家族で暮らす家から数ブロックの距離にあり、母娘が足繁く通うカバラ・センターもすぐ近くにある。「Daily Star」紙上で関係者は、「ルルドは大喜びです。自分の好みのインテリアを作り上げてから、誰とシェアするか、いつ引っ越すかを決めるようです」と話している。物件の価格は明らかにされていないが、何重ものセキュリティが施され、住民専用のジムとプール付きというから、かなりの高級物件に違いない。実はルルドはいま反抗期で、この数か月間、マドンナと折り合いが悪く、母と別れて実父のカルロス・レオンの元へ行くと言い出していた。それにショックを受けて、大盤振る舞いのプレゼントを用意したようだ。(text:Yuki Tominaga)© Rex Features/AFLO■関連作品:ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋 2012年11月3日より新宿バルト9、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2011 W.E. Commissioning Company Limited. All Rights Reserved.
2012年10月30日『猿の惑星/創世記〈ジェネシス〉』のルパート・ワイアット監督が、続編から降板した。スタジオは次の候補として、すでに7人ほどの監督を検討している。昨年夏に公開された『猿の惑星/創世記〈ジェネシス〉』は、全世界で4億8300万ドルのヒットとなった。それまで無名だったワイアット監督は、続編にも意欲的だったが、スタジオが決めた2014年5月23日の北米公開日まで時間がなさすぎると感じたらしい。彼に代わる監督として、スタジオは『クローバーフィールド/HAKAISHA』のマット・リーヴス氏、『テイク・シェルター』のジェフ・ニコルズ氏、『28週後…』のファン・カルロス・フレスナディージョ氏、『The Impossible』のフアン・アントニオ・バヨナ氏、『LOOPER/ルーパー』のライアン・ジョンソン氏、『パンズ・ラビリンス』のギレルモ・デル・トロ氏、『アリス・クリードの失踪』のJ・ブレイクソン氏などを挙げている。最有力候補はリーヴス監督。候補者の中で最も有名なデル・トロ監督は、多忙すぎて、おそらく一番可能性が低そうだ。公開日まで時間がないため、スタジオは決定を急いでいるという。『猿の惑星/創世記〈ジェネシス〉』でサルのシーザーを演じたアンディ・サーキスは、すでに続編への出演を契約している。文:猿渡由紀
2012年09月27日第69回ヴェネツィア国際映画祭が8日(現地時間)に閉幕し、コンペティション部門作品賞にあたる金獅子賞は韓国のキム・ギドク監督『Pieta』(原題)が受賞した。韓国映画の金獅子賞受賞は史上初。ギドク監督は受賞スピーチの代わりに「アリラン」を熱唱した。銀獅子賞(監督賞)を受賞したのは『The Master』(原題)のポール・トーマス・アンダーソン監督。サイエントロジーの創始者であるロン・L・ハバードをモデルに、とある新興宗教団体のリーダーと第二次世界大戦から復員後に信者となった男の物語。リーダーを演じたフィリップ・シーモア・ホフマンと、やがて主人公の右腕となる男を演じたホアキン・フェニックスは共に優秀男優賞を受賞した。アンダーソン監督とフェニックスは既にトロント国際映画祭に向かった後だったが、ホフマンは単身ヴェネツィアに戻り、空港から直接会場入りして賞を受け取った。実はその後、コンペティション部門の審査委員長マイケル・マン監督が賞を渡し間違えるハプニングが発生。場内アナウンスがイタリア語だったために混乱したようで、審査員特別賞を授賞すべきところで、マン監督が発表したのは銀獅子賞受賞者、『The Master』のポール・トーマス・アンダーソン監督の名前。だが、アンダーソン監督に代わって再登壇したフィリップ・シーモア・ホフマンは何の疑いも持たずに審査員特別賞の楯を受け取った。この時点で一部の審査員や会場の観客は異変に気づいたが、マン監督は次の賞の授与をする際、銀のライオン像が用意されているのを見て、ようやく間違いに気づいたという。そこでホフマンは三度壇上へと呼ばれ、審査員特別賞の受賞者、『Paradise:Faith』(英題)のオーストリアのウルリヒ・ザイドル監督と、楯と銀獅子像を交換した。優秀女優賞はイスラエルの『Fill the Void』(英題)のハダス・ヤロン、マルチェロ・マストロヤンニ賞(最優秀新人賞)はマルコ・ベロッキオ監督の『Dormant Beauty』(英題)と『E Stato Il Figlio』(原題)の2作に出演したファブリッツォ・ファルコが受賞。優秀脚本賞は、現在『カルロス』が日本でも公開中のオリヴィエ・アサイヤス監督の新作『Apres mai』(原題)が受賞した。オリゾンティ部門の最優秀作品賞、オリゾンティ賞は中国のワン・ビン監督の『Three Sisters』(英題)が受賞。日本からの出品したコンペティション部門の『アウトレイジ ビヨンド』(北野武監督)、オリゾンティ部門の『千年の愉楽』(若松孝二監督)は惜しくも受賞は逃した。(text:Yuki Tominaga)© ロイター/AFLO■関連作品:The Master (原題) 2013年春、全国にて公開アウトレイジビヨンド 2012年10月6日より新宿バルト9、新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2012 「アウトレイジ ビヨンド」製作委員会千年の愉楽 2012年秋、全国にて公開
2012年09月10日