フェンディ(FENDI)が、カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)とシルヴィア・フェンディ(Silvia Venturini Fendi)による2017-18年秋冬ウィメンズコレクションを発表した。“夜明けの街に佇むヒロイン”をミューズに据えた今回のコレクション。フェンディのシグネチャーである「ダブルF」がグリッドのように配されたランウェイに、ローマの街並みを優雅に歩く映画のヒロインのごとくモデルたちが姿を現した。彼女たちの自由な精神を形作るのは、ジオメトリックなグラフィックの数々。ウィーンの木製ブロックと18世紀のイタリアのドミノペーパーがインスピレショーン源になった幾何学模様は、フェンディの職人による高度なモザイク技法を駆使してモダンに蘇っている。今シーズンは、スクエアショルダーにウエストマークで女性らしいディテールを添えたエレガントなルックが多く登場した。ヘリンボーンジャケット、ウール仕立てのロングコート、フロントタックのパテントレザーコートの袖にはボリュームのあるファーがあしらわれエレガンスを際立たせている。ウエストラインの両端に「X」のマークを施したコートは、グラフィカルな効果を超えてアウターの存在感を高めていた。キャメルやカーマインレッドのような温もりのあるカラーパレットで構成した前半とは打って変わって、中盤はモダンな雰囲気を引き立てるコバルトブルーやペトロールブルーのアイテムが目を引いた。バルーンスリーブのシャツや大胆なスリットが入ったワンピースがフェミニンなムードを牽引。後半には、幾何学模様とは相反する柔らかなシルエットを強調したオーガンザドレスや花柄の刺繍を施したシフォンのロングドレスなど、クチュールムードを纏ったアイテムも登場した。カットアウトされたニットやインレーのファー、スピログラフで描いたようなデイジーのグラフィック、アカンサスの葉飾り柄のシルク生地など、メゾンのクラフツマンシップが至るところで発揮されていたのも印象深い。ほぼ全てのルックにスタイリングされた赤いニーハイブーツと、さまざまなバリエーションで登場したバッグも会場の視線を多いに集めた。ラムレザーにパイソンをはめ込んだニューバッグ「ランナウェイ(Runaway)」を始め、ラグジュアリーな装飾のストラップ ユーを組み合わせた「ピーカブー(Peekaboo)」「バゲット(Baguette)」「キャナイ(Kan I)」もコレクションを彩るキーピースとなっていた。
2017年03月08日女優のメリル・ストリープ(67)が、アカデミー賞を台無しにしたとしてシャネルのデザイナー、カール・ラガーフェルドを批判した。26日に開催されたアカデミー賞授賞式で記念すべき20回目のノミネートを果たしていたメリルは、その大事な日に着るドレスのデザインを最初はカールに依頼していたものの、他からギャラ付で衣装を着てもらうようオファーされたためにカールへのデザイン依頼を途中でキャンセルしたとカールから非難されていた。カールは先日「すでにスケッチは作ったし、ドレスも作り始めていたんだ。(でも、その数日後、彼女の関係者から電話がかかってきて)『ドレスの制作をこれ以上続けないで。私たちにお金を支払ってくれる人を見つけたから』って言われたんだ。10万ユーロ(約1,200万円)もするドレスを我々はメリルにプレゼントしたのに、さらに(彼女に着てもらうために)お金を支払わないといけないってことがわかったんだ。彼らにドレスをプレゼントし、ドレスを作るけど、僕らがお金を払うことはないよ」と話していた。メリルはこの件に対しUsウィークリー誌に声明を出し、その中で「有名デザイナーのカール・ラガーフェルドが重要な業界出版物で私自身、私のスタイリスト、私が着ることに決めたドレスの有名デザイナーの名誉を傷つけました。その結果、この話が世界中で話題になり、さらに広がって、私の記録破りの20ノミネートの場であったアカデミー賞への私の登場を台無しにし、メディアや私の仕事仲間、観客の目からこの名誉を覆い隠したのです」と非難した。このメリルの声明が出される前には、カールはウィメンズ・ウェア・デイリー誌に「誤解があった」と謝罪しており、「シャネルはストリープ氏のリクエストにより、彼女の着るアカデミー賞用ドレスをデザインすることについてストリープ氏のスタイリストと話をしました」「非公式の会話の中で、私はストリープ氏が報酬のために他のデザイナーを選んだと誤解してしまいましたが、ストリープ氏のチームはそれが事実ではないとしています。この論争を遺憾に思い、ストリープ氏の20回目のアカデミー賞ノミネートにお祝い申し上げます」と話していたが、メリルにはこの謝罪の意も届かなかったようだ。メリルは声明の中で「ラガーフェルド氏の一般的な論争における遺憾の意と声明は謝罪ではありませんでした」と続けている。(C)BANG Media International
2017年02月28日シャネル(CHANEL)が、2017年春夏アイウエアコレクションの広告ビジュアルを公開した。今回のキャンペーンに抜擢されたのは、2016-17年メティエダールコレクション「パリ コスモポライト」のランウェイにも登場したロッティ・モス。スーパーモデルのケイト・モスを姉に持つ彼女が、リリー=ローズ・デップ、ウィロー・スミスに続き、シャネル アイウエアのミューズに起用された。カール・ラガーフェルドがカメラに捉えたのは、ロッティ・モスのフレッシュな魅力。メゾンのアイコンである“カメリア”のモチーフで髪をふたつに留め、ピーチピンクの背景の前でコケティッシュな表情を見せる。繊細なクレープジョーゼットのドレスを纏い、透明なアセテートのパントスオプティカルフレームによってブルーの瞳が強調されている。18Kイエローゴールドのレンズとブラックレースをあしらったバタフライフレームのアイウエアでは、キャットウーマンのように魅惑的な表情を見せている。赤いブラウスから肩を覗かせ、ロリータ風にラウンドフォルムのアイウエアを纏ったカットは、60年代のヒッピースタイルのよう。2017年春夏プレタポルテコレクションで発表された「シャネル データセンター」からインスピレーションを受けた本コレクション。フューチャリスティックなアイウエアを纏ったロッティ・モスが登場する新キャンペーンは4月から展開予定。
2017年02月25日そごう・西武は、リミテッドエディション バイ カール・ラガーフェルド(LIMITED EDITION by KARL LAGERFELD)の2017年春夏コレクションを発表。2017年2月17日(金)より、西武池袋本店、渋谷店、そごう横浜店を含むそごう・西武14店舗にて発売する。リミテッドエディション バイ カール・ラガーフェルドは、シャネル(CHANEL)・フェンディ(FENDI)を手掛けるカール・ラガーフェルドを迎え、2016年秋冬コレクションよりスタートしたそごう・西武のプライベートブランド。大きな反響を得たファーストシーズンに続く2度目のコラボレーションでは、インスピレーション源である日本文化と伝統的なオリガミのアートワークを、ブランドのシグニチャーであるパリジャン・シックの美に掛け合わせて表現。華やかで洗練された洋服だけでなく、バッグ、シューズ、ポーチ、傘、キーチェーンなどの雑貨類を含む80点以上のラインナップで展開する。なお、ビジュアルには前回と同じく萬波ユカを起用。京都の寺や神社を背景に、和の要素が感じられるホワイトベースのセットアップ、シアーな素材をレイヤードさせたフェミニンなスカートなどを披露している。【詳細】リミテッドエディション バイ カール・ラガーフェルド 2017年春夏コレクション発売日:2017年2月17日(金)取り扱い店舗:西武池袋本店、渋谷店、そごう横浜店を含むそごう・西武14店舗価格帯:2,700円~37,800円
2017年02月19日NYメトロポリタン美術館を舞台に、リアル“プラダを着た悪魔”ことアナ・ウィンターが仕掛けるファッション界最大のイベントに初めて迫ったドキュメンタリー『メットガラ ドレスをまとった美術館』。リアーナ、ジョージ・クルーニー、レディー・ガガ、アン・ハサウェイらセレブが続々登場する、その予告編&メインビジュアルが解禁となった。2015年5月2日、NYメトロポリタン美術館(MET)にて行われた伝説のファッション・イベント、“メットガラ”。主催はファッション界の女王、“プラダを着た悪魔”ことアナ・ウィンター。彼女が招待したのは、ポップスターのリアーナをはじめ、ジョージ・クルーニーやアン・ハサウェイといったアカデミー賞俳優、ファッション界の重鎮ジャン・ポール・ゴルチェほか、一流メゾンの鮮やかなオートクチュールをまといレッドカーペットを闊歩する豪華セレブリティたち。企画展示を担当した革新的キュレーターのアンドリュー・ボルトンと、共同主催するアナ・ウィンターに密着した本作は、ゴージャスな一夜を生み出すための8か月を“初めて”カメラで捉えていく。このたび公開された予告編では、アナ・ウィンターが、キュレーターのアンドリュー・ボルトンと共にNYメトロポリタン美術館最大のイベント“メットガラ”を作り上げるために奔走する姿が切り取られている。一夜限りのゴージャスな祭典からお披露目される美術展は、準備が予定よりかなり遅れており、スタッフには焦りの色も。「アートと商業的才能がどちらも必要」と語るアナの厳しい声が飛び、緊迫した空気が漂っている。ファッションをアートとは認めないとする人々もいるなか、「ファッションは思考であり、生き方です」と語るのは、“メットガラ”芸術監督を務めた映画監督ウォン・カーウァイ。「ファッションがアートかは分からないが、素晴らしいものを作り上げたと感じる」(ジョン・ガリアーノ)、「シャネルはアーティストではない。ドレスメーカーだ」(カール・ラガーフェルド)など伝説のデザイナーからの名言も次々と飛び出し、ついにセレブとゴージャスな衣装が共演する狂乱の一夜が幕を開ける…。リアーナ、ジョージ・クルーニー、レディー・ガガ、アン・ハサウェイ、サラ・ジェシカ・パーカー、ジェシカ・チャスティン、ジュリアン・ムーア、ブラッドリー・クーパー、ジェニファー・ローレンスなどなど、夢のようなセレブに心踊り、舞台裏のリアルかつガチなやりとりに戦々恐々とする予告編を、ここから覗いてみて。『メットガラ ドレスをまとった美術館』は4月15日(土)よりBunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年02月16日パリ歓楽街のスタイリッシュホテルピガール & ポワッソニエール(Pigalle & Poissonnière)地区かつて風俗街として知られていたピガール地区ですが、近頃はセックスショップに代わって、雰囲気あるカクテルバーが増えてきているほか、世界料理のレストランが次々にオープン。新たなる形で注目度を高めています。オープンしたばかりの「LE PIGALLE PARIS(ル・ピガール・パリ)」は、多様な文化が交差するモンマルトル南部らしい、生粋の地域型ホテル。アーティストやデザイナーをはじめ、このエリアで生活する多様な面々が携わり、客室インテリアはちょっとスキャンダラス。地階の公共スペースは常に賑わっていて、ポールダンスに必要な道具はすべて揃っているという、ユニークなホテルです。スポット情報スポット名:LE PIGALLE PARIS住所:9, rue Frochot, Paris, France9th Arr. (Opéra Garnier/Pigalle)電話番号:03-5772-6284客室それぞれにデザイナーのこだわりがサンティエ & ポルト・サンマルタン(Sentier & Porte Saint-Martin)地区ボンヌ・ヌーヴェル、サンティエ、ストラスブール=サンドニ……。高級感あるシャンゼリゼや、ボヘミアン・シックなサンジェルマンしか知らない観光客にとっては、行ってはいけない地下鉄駅のように思えるかもしれないけれど、すっかりパリの街に溶け込んだ、新たな定番ホテルがここに。リトル・エジプトとして知られるこの近辺。そこで以前、織物工場として使われていた建物を改造して出来たのが「HÔTEL EDGAR(オテル・エドガー)」。ユニークな芸術性を見せつつもシックなこのホテルを完成させるにあたって、オーナーは、デザイナーやディレクター、アーティストといった友達の輪に頼ったのだそう。地階にはシーフードに重点を置いた高級ビストロを用意。テラス席はいつ訪れてもビューティフルな若者でいっぱいです。スポット情報スポット名:HÔTEL EDGAR(オテル・エドガー)住所:31 rue d'Alexandrie, Paris, France2nd Arr. (La Bourse)電話番号:03-5772-6284ナイトクラブを一流ホテルに改装!ル・マレ & ボブール(Le Marais & Beaubourg)地区お洒落なビストロやブーランジェリー、コンセプトショップに並び、近頃マレ地区には素敵なデザイナーズホテルもたくさん集まっています。やっぱり買い物を思い切り楽しむには必要不可欠。パリ市内でも、特に絵になるこの界隈を単純に歩いて楽しむにもやっぱり便利です。1885年以降、浴場として利用されていた建物を使った「LES BAINS PARIS(レ バン パリ)」。1980年代からは、アンディ・ウォーホル、イヴ・サンローラン、カール・ラガーフェルドやケイト・モスといったセレブも訪れる人気ナイトクラブとして栄えた、歴史あるスポット。2010年、遂にクラブとしての幕は閉じ、大型改装を経て今日は、高級デザイナーズホテルとして新たな一章を綴り始めています。スポット情報スポット名:LES BAINS PARIS(レ バン パリ)住所:7 Rue du Bourg-l'Abbé, Paris, France3rd Arr. (Le Marais)電話番号:03-5772-6284まるでニューヨークのモダンアート!サンマルタン運河 & レピュブリック(Canal Saint-Martin & République)地区若いエネルギーで溢れるこのエリア。今日はこの街の人々の命と願い、自由と団結力を象徴する場所ともなりました。ゆっくりと流れる運河は相変わらず、テラス席で味わうアルフレスコ・カクテルや、アート展オープニングへ訪れる人を見守っています。オベルカンフの「HÔTEL FABRIC PARIS(ファブリック)」は、典型的なニューヨークのホテルをヒントにした、パリのホテルにしてはちょっと珍しい一軒。巨大なオスマン様式の建物はあえてパス。このエリアの独特な工業地帯としての歴史を汲んで、織物工場を丁寧に改築して完成しました。赤レンガはこのホテルのプライドです。スポット情報スポット名:HÔTEL FABRIC PARIS住所:31 rue de la Folie Méricourt, Paris, France11th Arr. (Opéra Bastille)電話番号:03-5772-6284シンプルシックな無駄のないデザインが心地よい左岸(Rive Gauche)地区さて、セーヌ川向かいの左岸も忘れてはいけません。右岸ほどの勢いではないものの、カルティエ・ラタンの中心地から、新しく13区に登場したビジネス街、ZACパリ・リヴゴーシュなど、もう少し外れの辺りまで、エリア開発と共に、こちら側にも着実に素敵なホテルは増えています。これから注目度が高まりそうなプラス・ディタリー付近にオープンしたばかりのこのデザイナーズホテル「HÔTEL C.O.Q(C.O.Q ホテル)」。デルフィーヌ・ソーヴァジェ(Delphine Sauvaget)とポーリーヌ・ドゥープ(Pauline d’Hoop)から成るデザイナーデュオ、Agence Favoriteが手がけたインテリアは、とっても新鮮。アメリカのベッド&ブレックファースト的な、シックで居心地良く、寒い季節でもホッと温まりそうな空間が迎えてくれます。スポット情報スポット名:C.O.Q HOTEL PARIS(C.O.Q ホテル)住所:15 rue Edouard Manet, Paris, France13th Arr. (Gare D'Austerlitz)電話番号:03-5772-6284
2017年02月16日シャネル(CHANEL)の2017年春夏オートクチュールコレクションが、1月24日(現地時間)にパリでお披露目された。カール・ラガーフェルドが今回の会場に選んだのはグラン・パレ。30年代のアールデコ洋式に着想を得た装飾の中、カンボン通り31番地のメゾン本店に今も残るオートクチュールサロンへと続く鏡張りの階段を彷彿させるセットを再現した。フロアに幾つもの鏡を敷き詰め、反射する銀色の景色はまるで無機質な氷の世界。中央に置かれたシリンダーは、さまざまな表情を見せるカレイドスコープのよう。ランウェイには、“クレイジーなフェミニティ”を表現したルックが並んだ。構築的なショルダーに際立ったハイウエストのライン、そしてヒップにボリュームを持たせコントラストを鮮明にしたパステルカラーのココツイードスーツに始まり、白と黒のクラシカルなツイードやメタリックな装飾を施したベアトップにサイハイブーツ、ドレープのラインを胸元で美しくアレンジしたブラックドレスなど、独創的でありながら原点回帰したようなアイデンティティのあるルックが続く。全体を通して、直線や円筒状のライン、大胆なデコルテの表現、そしてコスチュームパールのアンクレットによって強調される魅惑的なシルエットが印象的だった。イブニングドレスにはサテン、オーガンザ、タフタ、レース、チュール、ジャカード、ジョーゼットなど、さまざまな素材が使われ、光沢のある刺繍を施したシースルードレス、白やピンクのフェザーを裾と袖にたっぷりとあしらい、華やかなボリュームのあるプロポーションを完成させたミニドレスなど、エレガンスが際立つドレスがお目見えした。フィナーレには、シャネルのアンバサダーであるリリー=ローズ デップが、ペールピンクのウエディングガウンを纏い登場。この日一番の拍手を浴び、華々しくショーを締めくくった。動画引用元:(CHANELオフィシャルYouTube : )会場には、リリー=ローズ・デップの母であり、メゾンのアンバサダーも務めるヴァネッサ・パラディやアナ・ムグラリス、アルマ・ホドロフスキーなどのフランスのセレブリティに加え、シンガーのセシル・カッセルや女優のエリー・バンバーらが来場し、ショーに華を添えていた。
2017年02月05日ユニクロ(UNIQLO)とイネス・ド・ラ・フレサンジュとのコラボレーションライン「イネス・ド・ラ・フレサンジュ コレクション」の2017年春夏コレクションが、2017年1月19日(木)東京・六本木にてランウェイショー形式で発表された。ファッションモデルとして活躍し、カール・ラガーフェルドのミューズとして輝いたイネス。ユニクロと7シーズン目を迎えるコラボレーションでは、彼女が生まれ育った南フランスに焦点を当てる。燦々と降り注ぐ太陽と海風が似合う南仏の中から、港町として栄えたマルセイユをセレクト。人々が活発に行き交い多彩な文化が交差する、町の情景をファッションに落とし込んだ。キーカラーとなるのは海を想起させる藍色。イネスも好むインディゴカラーに、深みのあるベリー、爽やかなホワイトを差し込んで南仏のバカンスを表現する。アイテムは、パリジャン・シックにシンプルなものを選択。薄手のカーディガンやクロップド丈のパンツ、膝丈のワンピースなどに、ドットやストライプ、フラワーなどの模様を合わせ、アクセントカラーのステッチやウエストシェイプさせるリボンといった細かなディテールで繊細さを添えている。アイコンとなるのは、MA-1を変形させたスタジャンや軽やかなシャツ風ブルゾンといったスプリングアウター。そして、スウェットパンツやポロシャツ風ニットといったスポーティなウェアが、ベーシックな世界に旬の風を運んでいる。ショーの中でユニークに映ったのは、ストールの取り入れ方。ロングシャツのレングスを調整したり、シャツワンピースの上からパレオ風に巻いたり、キャミドレスの襟元から差し込んで1枚レイヤードしているように見せたり…。様々な方法でスタイリングのバリエーションを指し示していた。なお、イネス・ド・ラ・フレサンジュ コレクションの2017年春夏コレクションは、2017年1月27日(金)よりユニクロ店舗にて順次発売される予定だ。
2017年01月22日世田谷美術館では、2017年4月22日(土)~7月2日(日)の期間中、「エリック・カール展The Art of Eric Carle」が開催されます。ベストセラー絵本『はらぺこあおむし』で知られる、アメリカの絵本作家エリック・カール。カラフルで、驚きに満ちた仕掛けが満載の絵本を数多く手がけ、世界中の子どもたちを魅了し続けています。今回の展覧会では、米国・マサチューセッツ州にあるエリック・カール絵本美術館の全面協力を得て、選りすぐりの絵本原画など、約160点の作品が展示されます。また、パウル・クレーやレオ・レオニなど、影響を受けた作家の作品も同時に紹介し、エリックの創作のルーツに迫ります。子どもと一緒にでかけても楽しめる展覧会ですよ。絵本の鮮やかな色彩を眺めて、アートな休日を過ごしてみませんか?■開催概要名称エリック・カール展The Art of Eric Carle会期2017年4月22日(土)~2017年7月2日(日)会場世田谷美術館(世田谷区砧公園)主催世田谷美術館(公益財団法人せたがや文化財団)、エリック・カール絵本美術館、読売新聞社
2017年01月18日ドキュメンタリー映画『メットガラ ドレスをまとった美術館』が、2017年4月15日(土)に日本公開する。本作は、米国VOGUE誌の編集長であるアナ・ウィンター主催のイベント「メットガラ」をドラマチックに映し出したドキュメンタリー映画。「メットガラ」とは、メトロポリタン美術館にセレブやファッション業界人が一堂に会し、毎年話題を集めるファッション界最大のイベントだ。企画展示を担当したキュレーターのアンドリュー・ボルトンと、映画『プラダを着た悪魔』のモデルともなったアナ・ウィンターに密着。ゴージャスな一夜を生み出すための8ヶ月間を初めてカメラで捉えた、野心あふれる作品となっている。舞台となった2015年のメットガラのテーマは「China: Through the Looking Glass」。展覧会では、中国の服飾や陶器はもちろん、トム・フォード(Tom Ford)やディオール(Dior)が中国のアートに刺激を受けてデザインしたドレスも展示された。さらに、一流メゾンの美しいオートクチュールに身を包んだセレブ達の場面写真が公開された。キム・ガーダシアンとカニエ・ウエストの2ショットや、ジャスティン・ビーバー、そしてジョージ・クルーニーなど豪華な顔ぶれが勢揃いしている。映画『メットガラ ドレスをまとった美術館』の公開に先駆け、東急百貨店本店とコラボレーションした限定ストアが、2017年3月16日(木)から3月29日(水)までの間、東急百貨店本店にオープンする。会場には、映画の舞台であるニューヨーク生まれのアイテムや、セレブリティに愛されるブランドなど、作品の世界観からインスピレーションを受けたアイテムがラインナップ。アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)やアレキサンダー ワン(ALEXANDER WANG)といった人気ブランドをはじめ、海外ドラマ『SEX and the CITY』のコスチュームデザインを手掛けた、パトリシア・フィールドのトートバッグなども発売される。■ストーリー2015年5月2日、NY・メトロポリタン美術館(MET)。伝説のファッション・イベント「メットガラ」が華やかに幕を開けた。主催は“プラダを着た悪魔”こと、アナ・ウィンター。彼女が招待したのは、ポップスターのリアーナや、俳優のジョージ・クルーニー、アン・ハサウェイといったアカデミー賞の常連、さらにファッション界の重鎮ジャン・ポール・ゴルチェほか、一流メゾンの鮮やかなオートクチュールをまといレッドカーペットを闊歩する豪華セレブリティたち――。【詳細】メットガラ ドレスをまとった美術館公開日:2017年4月15日(土)よりBunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国公開監督:アンドリュー・ロッシ出演:アナ・ウィンター、アンドリュー・ボルトン、ウォン・カーウァイ、ジョン・ガリアーノ、ジャン=ポール・ゴルチエ、カール・ラガーフェルド、リアーナ、ほかセレブリティ多数©2016 MB Productions, LLC■IROZA NEWYORKINSPIRATION POP-UP STORE期間:2017年3月16日(木)~3月29日(水) 10:00~20:00場所:東急百貨店本店1階特設会場(花ワゴン2台)住所:東京都渋谷区道玄坂2丁目24-1<ブランド一例>ALEXANDER McQUEEN/Alexander Wang/BBP/NIXON/A.P.J./Gumball Poodle/JOE CRUZ/Patricia Field/plantica/Quantize/NOT COMMON SENSE/HOLLYWOOD MADE/INARI EYE WEARなど
2017年01月14日「エリック・カール展 The Art of Eric Carle」が福島・いわき市立美術館で開催される。期間は2018年4月14日(土)から5月27日(日)まで。アメリカの絵本画家エリック・カールは、色をつけた色紙を切り抜き、貼りつけていくコラージュ技法の作風が特徴だ。色彩溢れる絵本には、穴が開いていたり、立体的に見せたりする様々な仕掛けが施されており、“絵本の魔術師”と呼ばれている。「エリック・カール展 The Art of Eric Carle」では、選りすぐりの絵本原画など、約160点の作品を展示。代表作『はらぺこあおむし』や『パパ、お月さまとって!』など人気の絵本原画が展開される。また、パウル・クレーやレオ・レオニなど、影響を受けた作家の作品も同時に紹介し、エリックの創作のルーツに迫る。さらに、日本の作家いわむらかずおとの共作絵本の原画や舞台の衣装デザイン、そして立体作品なども見られる貴重な機会となっている。【詳細】エリック・カール展 The Art of Eric Carle会期:2018年4月14日(土)~5月27日(日)会場:いわき市立美術館住所:福島県いわき市平字堂根町4-4開館時間:9:30~17:00(入場は閉館30分前まで)休館日:月曜日(ただし、4/30日は開館)観覧料:一般1,000(800)円、高・高専・大500(400)円、小・中生300(240)円※()内は20名以上の団体料金
2017年01月13日ベストセラー絵本『はらぺこあおむし』で知られるアメリカの絵本作家、エリック・カール(Eric Carle)による展覧会「エリック・カール展The Art of Eric Carle」が、17年4月22日から7月2日まで東京・世田谷の世田谷美術館にて開催される。カラフルな絵と驚きに満ちた仕掛けが満載の絵本で、世界中の子どもたちを魅了し続けているエリック・カール。アメリカ・マサチューセッツ州にあるエリック・カール絵本美術館の全面協力を得て開催される同展では、カールが絵本作家として活躍するきっかけとなった『くまさん くまさん なにみてるの?』や、超人気作品『はらぺこあおむし』の原画など、厳選した約160点以上の貴重な資料が展示される。また、パウル・クレー(Paul Klee)やレオ・レオニ(Leo Lionni)など、影響を受けた作家の作品も同時に紹介。日本の作家のいわむらかずおとの共作絵本の原画や、舞台の衣装デザイン、立体作品なども展示され、カールのアーティストとしての側面にも迫る。なお、東京会場閉幕後は美術館「えき」KYOTOへの巡回を予定している。【イベント情報】「エリック・カール展The Art of Eric Carle」会場:世田谷美術館住所:東京都世田谷区砧公園1-2会期:17年4月22日~7月2日
2017年01月11日ニューヨークのメトロポリタン美術館を舞台に、『プラダを着た悪魔』でメリル・ストリープが演じた“鬼編集長”のモデルとしても知られるアナ・ウィンターが仕掛けるファッション界最大のイベント、「メットガラ」。その裏側に初めて迫ったドキュメンタリー『The First Monday in May』が『メットガラドレスをまとった美術館』として4月15日(土)より公開されることが決まった。2015年5月2日、NYメトロポリタン美術館。伝説のファッション・イベント「メットガラ」が華やかに幕を開けた。主催は“プラダを着た悪魔”こと、アナ・ウィンター。彼女が招待したのは、ポップスターのリアーナや、ジョージ・クルーニー、アン・ハサウェイといったアカデミー賞俳優ら豪華セレブリティたち。彼らは一流メゾンの鮮やかなオートクチュールをまとい、レッドカーペットを闊歩する――。「メットガラ」はメトロポリタン美術館、METにて開催される、セレブやファッション業界人が一堂に会する一大イベント。本作では、企画展示を担当した革新的キュレーターのアンドリュー・ボルトンと、共同主催するアナ・ウィンターに密着。ゴージャスな一夜を生み出すための8か月を“初めて”カメラで捉え、ドラマチックに映し出す。もちろん、ジャン=ポール・ゴルチエ、ジョン・ガリアーノ、カール・ラガーフェルドら、名だたるファッション界の重鎮たちも顔を揃える。その舞台となった 2015年のテーマは 「China: Through the Looking Glass」。中国の服飾や陶器はもちろん、トム・フォードからクリスチャン・ディオールまで、欧米のデザイナーが中国のアートに刺激を受けてデザインしたドレスも展示。また、本展示のアーティスティック・ディレクターは『ブエノスアイレス』『花様年華』の映画監督ウォン・カーウァイが務めている。今回、公開決定に合わせてリアーナがまとった絢爛のドレスと、アナ・ウインター&アンドリュー・ボルトンの2ショット写真が到着。「ファッションは夢を、そしてファンジーを創り出す劇場のようなもの」と語るアナ。彼女が仕掛ける豪華セレブリティが彩るファッション界最大のイベントの裏側を楽しみにしていて。『メットガラドレスをまとった美術館』は4月15日(土)より Bunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国公開。(text:cinemacafe.net)
2017年01月11日密かに注目を集めているピンクについて考えてみた。女性はピンクを着るタイプと着ないタイプに分かれる。日本ではピンクを着る女性のタイプは、「可愛い」「女性らしい」「ソフトな」と形容されることが多い。着ないタイプのクロゼットには、男性と肩を並べて仕事をするイメージの黒や紺やグレーといった落ち着いた色の服が並んでいる印象がある。だからと言って女性であることを否定しているわけでもない。ここで誤解して欲しくないのは、着る女性、着ない女性たちをステレオタイプに分類しようとしているわけではない。デザイナーの感性を通して提案された新しいイメージのピンクを、ピンクを着ないタイプと思い込んでいた女性たちが、着てみたいと思う瞬間を捉えてみようと考えた。コム デ ギャルソン(COMME des GARCONS)の川久保玲が、赤をテーマにしたコレクションを発表した時、単に女の子色だった赤を、赤は黒に匹敵する強い色だというメッセージを発信し、そのイメージを一変させたことがある。来シーズン注目したいピンクは、それぞれのデザイナーの捉え方の違いが際立つシーズンになりそうだ。■バレンシアガ(BALENCIAGA)/リッチ・ピンクバレンシアガのデムナ・ヴァザリア(Demna Gvasalia)は、クチュールならではのヴィヴィッド・カラーへのアプローチを鮮やかなピンクやブルーで表現した。80年代から90年代のクチュールに見られたリッチなヴィヴィッドカラーの使い方にインスパイアーされたであろう色使いだ。2017年春夏に見られた「クチュールとフェティシズムの密接な関係」は、リッチなピンクがクチュール感を担い、ラバーやスパンデックスという素材が持つ触感はフェティシズムに由来するものだ。キッチュとエレガンスの間、タイトロープを歩くようなスリリングな展開をヴァサリアは楽しむかのようだ。先シーズンのストリート感覚はアノラックやワークジャケットやメンズライクなシャツとして存在し、バレンシアガのベーシックアイテムとして定着するのだろう。■ジバンシィ バイ リカルド ティッシ(Givenchy by Riccardo Tisci)/神秘のピンク意外性のピンクは、ジバンシィのピンクかもしれない。「ニューエイジ」がキーワードという2017春夏は、これまでのクールなコレクションに新しい感覚がプラスされたシーズンになりそうだ。従来の黒を基調とした力強いコレクションと並行して、瑪瑙(メノウ)の原石の断面をプリントしたドレスには、自然の色に由来するピンクがさりげなく配置されていた。ジバンシィにはこれまで存在したことのない「神秘のピンク」なのだ。女性にアピールするピンクというより、かつてピンクに見向きもしなかった女性へ向けたスピリチャルなメッセージをピンクのメノウプリントで、投げかけているかのようだ。その後登場したフューシャピンクのドレスも、イタリア人特有のぬくもりを感じさせるピンクだった。■ヴァレンティノ(VALENTINO)/必然のピンクピエールパオロ・ピッチョーリ(PierPaolo Piccioli)は、単独のクリエイティブディレクターとなったコレクションの冒頭に女性へのオマージュのように一連のピンクを発表した。イギリスのデザイナー、ザンドラ・ローズ(Zandra Rhodes)にルネッサンス期のネーデルラントの画家ヒロニムス・ボス(Hieronymus Bosch)の「快楽の園」を再解釈したイラストをペールピンクからサンドラの髪の色のようなショッキングピンクのドレスに刺繍で描いた。メゾンのDNAともいえるどこか甘く切ない女心をくすぐるポイントをピエールパオロは身につけていたのだろう。つまり、ヴァレンティノ・ガラヴァーニのフェミニズムは、色や素材の隅々にまでいきわたっており、メゾンの未来に受け継がれていくに違いない。■シャネル(CHANEL)/デジタル・ピンクシャネルのピンクは、定番色といえるほどいつのコレクションにも存在する。今季もトレンドを意識したわけでもなく、いつもと変わらぬ我が道の中に存在するピンクだ。カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)の才能は、定番のピンクをシーズンのコレクションの中で偶然のように見せる力にあると思う。ツイードの風合いや新しいシルエットで提案するシャネルのスーツは、フェミニンなピンクがいつも存在し、ファンを裏切ることはない。2017春夏は、シルクに施されたプリントのピンクは、人工的なニュアンスを伝えるために発光しているかのような電気仕立てのピンクに仕上がっている。今までとは明らかに違うデジタル・ピンクなのだ。■エルメス(HERMES)/知的なピンク知的な女性デザイナーはピンクを敬遠すると女性たちは思っている節がある。今シーズンのナデージュ・ヴァン=シビュルスキー(Nadege Vanhee-Cybulski)は、ピンクと素直に向き合っていた。つまり、女性を美しく見せる色を探していたら、ピンクに行き当たったという印象だ。奇をてらうわけでもなく、いかにも彼女らしい肩肘張らないリラックスしたピンクに対するアティチュードに好感を持った人も多いはずだ。素材の風合いと色のマッチングが絶妙で、品の良さを際立たせる。自分の感覚に従った結果、時の空気に敏感なデザイナーたちと同じ気分を共有していたのだろう。ナデージュが表現する陶器のようなローズとフューシャピンクは、知的な女性のために存在する。■ロエベ(LOEWE)/ひらめきのピンク49体の内ピンクは1体だけにも関わらす印象を残したのは、色の力でもあり、デザイナーのひらめきの力だ。少し青みがかったピンクは、ベージュと組み合わせることで鮮やかさを増している。さしてピンクへの想いれもなく、何の先入観もなく配置されたピンクは、清々しささえ感じさせる。 ジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)のデザインに多くみられるジェンダレスと同じ延長線にあり、他意もなく瞬間的にひらめいたピンクのようである。そのひらめきに触発されて、着ないタイプの女性も、抵抗なく手に取るのではないかと思った。
2017年01月01日シャネル(CHANEL)の2016-17年 クルーズコレクションは、会場となったキューバの空気感が似合うマスキュリンとフェミニンが交差したテイスト。カール・ラガーフェルドが、"Cuban tux(キューバの正装)"と呼ぶ、ポケットと肩章が付いたキューバの伝統的なシャツ、"グアヤベラ"が基調となっているのも特徴だ。モノトーンを中心としたワードローブを、レースやギャザー、上下のボリューム差によって豊かにした序盤。ハットと太めのタイ、イブニングコートに、何層にも折り重なったマキシ丈のスカートを合わせたウィメンズのルックは、中でも象徴的なコーディネートといえよう。時が進むにつれ、だんだんと色を帯びて行く洋服達。バロック調の外観が象徴的なキューバの旧市街を彷彿とさせるイエローやピンク、オレンジ、ターコイズ、ライトグリーンといった鮮やかなカラーが、ネックラインを強調したジャケットやドレス、チェ ゲバラ風のベレー帽、クラシックカーや南国風の植物柄などの若々しいエネルギーに満ちたアイテムに乗せられてゆく。キューバの正装をインスピレーションの一部にしているということもあり、気品のあるバランスを保っているものの、どこか一息抜いたようなリラックス感があるのが、全体を通して伝わってくる。それは、ワイドパンツのロールアップであったり、さりげないソックスの合わせだったり、スニーカーのような配色のシューズだったり……。コーディネートの細部に施された“仕掛け”によって、遊び心が溢れるコレクションが完成した。
2016年12月24日世界的ファッションデザイナーであり、写真家としても活躍するカール・ラガーフェルドの写真展「VERSAILLES A L'OMBRE DU SOLEIL太陽の宮殿 ヴェルサイユの光と影」が、東京・銀座のシャネル・ネクサス・ホールにて開催される。1987年、シャネルの広告キャンペーンを制作するためにカメラのレンズを覗く側に自らが立つことを決意したラガーフェルド。直感と第一印象による被写体への愛情が込められた作品の数々は権威あるファッション誌に掲載され、世界中で披露された。今回の展覧会では、08年に開催された写真展「VERSAILLES A L'OMBRE DU SOLEIL太陽の宮殿 ヴェルサイユの光と影」より選りすぐった作品を日本初公開。ヴェルサイユ宮殿の型破りで私的な光景を、映画のような世界観で表した作品の数々が展示される。羊皮紙を模した紙を用いてスクリーンプリントによって制作されており、鑑賞者が紙の質感や画像の細部まで堪能できるよう、ガラスやフレームなどで額装せずに直接壁に取り付けるというシンプルな方法で展示される。この展示方法により、ラガーフェルドが重きを置いたコントラストの表現を際立たせる。【展覧会情報】「VERSAILLES A L'OMBRE DU SOLEIL太陽の宮殿 ヴェルサイユの光と影」会場:シャネル・ネクサス・ホール住所:東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング4階会期:17年1月18日~2月26日時間:12:00~20:00入場無料会期中無休
2016年12月19日かつて「シャネル(CHANEL)」の香水「COCO」のイメージモデルを務めた母・ヴァネッサ・パラディの背中を追うように、「No.5 ロー」やサングラスのモデルに就任。すっかり「シャネル」の顔のリリー=ローズ・デップが、モデルとしてランウェイデビューを果たした。「シャネル」のデザイナー・カール・ラガーフェルドのお気に入りのリリー。「People」誌によると、いままでに「シャネル」のファッションショーには何度も招待されてきたものの、モデルとして本格的にランウェイを歩くのはこれが初めて。パリで行われた2016-17年メティエダールコレクション「パリ コスモポライト」にモデルとして参加したリリーは、ゴールドのスパンコールが散りばめられたクロップドトップと同じ素材のミディ丈スカート、頭には大きなヘッドドレスを付けて登場。2回目の出番ではショルダー部分と裾がチュールであしらわれているブラックドレス姿を披露した。リリーのほかにはソフィア・リッチーや歌手のファレル、カールと親交が深いカーラ・デルヴィーニュもランウェイを歩いた。リッツホテルで行われたこのショーは、リリーが笑顔をふりまき、気さくなカーラは観客に声を掛けたりステップを踏んだりと和やかな雰囲気の中で行われたようだ。(Hiromi Kaku)
2016年12月07日シャネル(CHANEL)が11月下旬、16-17年クルーズコレクションの新作のダービーシューズを発売する。今回発売されるのは、キューバとパリからインスピレーションを得た16-17年クルーズコレクションの新作シューズ。1957年にガブリエル・シャネルが初めて考案したツートンカラーシューズを、ファッションデザイナーのカール・ラガーフェルドが自身のオリジナルの感性をもとにリメイクした。幅広のウェルトや天然皮革のソールのステッチなどには、紳士靴の伝統的な技術が施されている。アッパーには、しわ加工を施したレザー、スムースレザー、パテントレザー、エキゾチックレザー、パーフォテッドレザーなどの多様な素材を使用。カラーはキューバの首都であるハバナを照らす活気に満ちたカラーパレットにインスパイアされており、豪華なパッチワークが上品な白のイギリス刺繍に対して際立っている。また、シャネルのスポークスパーソンでありアンバサダーを務めるキャロリーヌ ドゥ メグレ(Caroline de Maigret)によるモノクロのショートムービーに加え、 韓国人ミュージシャンのG-DRAGON、フランス人女優のセシル カッセル(Cecile Cassel)が新作シューズを着用したポラロイドが公開された。G-DRAGON(c) chanel
2016年11月13日シャネル(CHANEL)銀座にある、シャネル・ネクサス・ホールにて、カール ラガーフェルド写真展「太陽の宮殿 ヴェルサイユの光と影(VERSAILLES A L’OMBRE DU SOLEIL)」が開催される。期間は、2017年1月18日(水)から2月26日(日)まで。写真家としても活躍する、カール ラガーフェルド現在、デザイナーとしてメゾンを支えているカール ラガーフェルドであるが、写真家としての一面も持っている。起点となったのは、1987年のシャネルの広告。初めてカメラのレンズを覗く側として制作に携わり、当時のニュールックを映し出した。その作品は多くのファッション誌に掲載され、瞬く間に世界中で話題となった。以後、多くのピースをこの世に送り出しているカールが、最も大切にしているのは、直感と第一印象による被写体への愛情。鋭い感性を武器に、上品な写真作品を仕上げている。想像性を高めてくれるヴェルサイユ宮殿17世紀後半、太陽王と謳われたルイ14世により建造されたヴェルサイユ宮。現在では、世界文化遺産に登録されている。このヴェルサイユ宮殿をカールは「具現化されたおとぎ話の世界であり、過去のものでありながら私たちの想像力に語りかけてくるところ」と表現する。本展では、ヴェルサイユ宮殿をテーマにドラマティックな物語を綴る。写真家としては型破りな方法で切り取り、私的な宮殿の光景を映画のような世界観で描き出している。モノトーンで映し出された光と影は美しく、遠近法やぼかしといった描写も幻想的にみせてくれる。日本初公開作品を額装はせず壁に貼り付け2008年にヴェルサイユ宮殿で開催された同展から選りすぐり、日本で初めて展示する。その展示法は斬新で、ガラスやフレーム等で額装はせずに、直接壁に取り付けるというシンプルなもの。そこには、鑑賞者が紙の質感や画像の細部まで堪能して欲しいと願いが込められている。プリントは羊皮紙を模した紙を用い、スクリーンプリントの古い技法によって制作した。「紙こそが、私が最も好む素材です。私にとっては、あらゆるクリエイティヴィティの出発点でもあります。そして写真の場合、それは最高潮に達した最終の成果なのです」と、カールは語っている。カール ラガーフェルド プロフィール1938年ドイツ、ハンブルク生まれ。3つの言語環境で教育を受け、1952年フランスの高校に進学。1954年末に国際羊毛事務局(現ザ・ウールマーク・カンパニー)主催のアマチュアファッションコンクールで優勝したのを機に退学し、55年にピエール バルマンのアシスタントとして働き始める。ファッションデザイナーとしての国際的なキャリアと並行して、87年にプロの写真家として活動を開始。受賞歴に93年ラッキーストライク デザイナー アワード、96年文化功労賞(ドイツ写真協会)、2007年特別功労賞(国際写真センター, ニューヨーク)がある。また、2000年にはパリに書店Librairie 7Lを開店し、2010年にはドイツ文学とノンフィクション専門の出版社、L.S.D.を設立。【イベント詳細】カール ラガーフェルド写真展「太陽の宮殿 ヴェルサイユの光と影」開催期間:2017年1月18日(水)~2月26日(日)時間:12:00~20:00 ※無休会場:シャネル・ネクサス・ホール住所:東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング4F入場料:無料
2016年11月13日ロンドンを拠点に15年に設立されたウィメンズブランド期待の新生ブランドで16年インターナショナルウールマークプライズを受賞したティータム ジョーンズ(teatum jones)が、伊勢丹新宿店3階のウエストパーク(MODE解放区)にて、カプセルコレクションを10月12日から18日の期間限定で展開する。インターナショナルウールマークプライズとは、1953年に当時の国際羊毛事務局(IWS)による新たな取り組みとして行われた歴史ある賞で、翌54年には、カール・ラガーフェルドとイヴ・サン=ローランがパリで受賞を果たしている。現在も豪州産メリノウールの品質を世界に向けて紹介しつつ、世界各地から素晴らしい才能を発掘し続けている。今回のティータム ジョーンズのカプセルコレクションでは、上質なウールをメイン素材に幾何学パターンで洗練された印象のアイテムが用意された。会期中の15日の14時~16時(予定)にはデザイナーのキャサリン・ティータムと、ロブ・ジョーンズが来店し、自らスタイリングの提案や商品をリコメンドするデザイナーアピアランスも予定されている。
2016年10月13日ディオールオム(Dior Homme)がハリウッド俳優のロバート・パティンソン(ROBERT PATTINSON)を起用した17年スプリングコレクションのキャンペーンビジュアルを公開した。白と黒の写真がフィルム・ノワールの雰囲気を彷彿させる同キャンペーンビジュアルの撮影を手掛けたのは、ファッションデザイナーのカール・ラガーフェルド(KARL LAGERFELD)。バイカージャケットやタキシード、クラシックスーツやスズランが刺繍されたジャケットを纏うロバート・パティンソンが夜の路地に佇む様子が撮影された。ロバート・パティンソンは、「パリの並外れた華やかさに、いつも圧倒されます。人並みが引いた夜の路地や脇道には息をのむ美しさがあります。影が生むコントラストが、まるで映画の1フレームの様にみせるのです」とコメントしている。
2016年10月08日世界で最も権威ある写真館のひとつ「スタジオ アルクール パリ」が、10月5日から11日までの期間、日本橋三越にて出張撮影会を行う。1934年にパリにて創業されたスタジオ アルクール パリは、銀幕のスターや世界のセレブリティなどを撮影してきた、世界で最も権威ある写真館のひとつ。白黒映画に使われた効果的な照明技術を応用することで奥行と立体感を際立たせている他、徹底して人物の内面に焦点を当てた普遍性が高く評価された。この“奇跡のポートレート”を求めて、これまでにマレーネ・ディートリッヒやブリジット・バルドー、ケイト・ブランシェットをはじめ、ジャンポール・ゴルチエ、高田賢三、カール・ラガーフェルドなども撮影に訪れている。今回の予約制特別撮影会では、数々のスターたちを撮影してきたフランスのプロスタジオチームが来日し、特別な照明をセットし、ベストアングルでポートレートを撮影。価格は「ポートレート・プレステージュ」が1人29万1,600円~(メイクアップ、撮影、ロゴ入り写真サイズ 24×30cm、インナーフレームサイズ約40×50cm)となっている。なお、写真の納期は1月中旬頃を予定。
2016年10月01日世界最古のドイツ鉛筆ブランド・ファーバーカステルとカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)のコラボレーションアイテム『カールボックス(KARLBOX)』が、2016年9月9日(金)よりファーバーカステル 東京ミッドタウンをはじめ、そごう・西武一部店舗の「リミテッドエディション バイ カール・ラガーフェルド」にて先行販売される。その他の店舗では9月20日(火)から発売。1761年の創業以来、木軸鉛筆・色鉛筆を中心に最高品質の画材を多彩に揃えるファーバーカステル。フィンセント・ファン・ゴッホやパウル・クレーなどの名立たるアーティストから、デザイナー・建築家まで、様々な分野のプロフェッショナルに支持されてきた。登場した『カールボックス』は、シャネル(CHANEL)やフェンディ(FENDI)を手がけた世界的なデザイナー、カール・ラガーフェルドが愛用するファーバーカステルの画材を一堂に集めた漆黒のスペシャルボックス。赤・青・緑・黄・ブラックといった基本色一台一台にシリアルナンバーが付与され、ファーバーカステルとカール・ラガーフェルドの保証書が付属している。さらに、各種プロフェッショナル用画材やイレーサー、シャープナー、水彩筆やウォーターカップなどをあわせると、350品目ものアイテムが一つに。全世界2,500台限定生産のボックスなので、気になる人は早めのチェックを勧める。【商品情報】カールボックス(KARLBOX)価格:350,000 円+税発売日と発売場所:・2016年9月9日(金)ファーバーカステル東京ミッドタウン、そごう・西武一部店舗の「リミテッドエディションバイ カール・ラガーフェルド」・2016年9月20日(火)G.ITOYA、リビングモチーフ・2016年10月3日(月)代官山蔦屋書店内容物:アルブレヒト・デューラー水彩色鉛筆 120本ポリクロモス色鉛筆 60本ポリクロモス パステル 60本PITT アーティストペン 60本カステル 9000番鉛筆 12本など各種プロフェッショナル用画材やイレーサー、シャープナー、水彩筆やウォーターカップなど合計 350品目サイズ:横 29.5 ×縦 38 ×奥行 39 cm(収納時)/ 横 29.5×縦 70×奥行 43 cm (展開時重 量:16kg (商品単体)【問い合わせ先】DKSH ジャパン カスタマーサービスTEL:03-5441-4515
2016年09月08日ジョン ローレンス サリバン(JOHN LAWRENCE SULLIVAN)から、ベルリン在住のアーティスト、アディソン・カールとのコラボレーションTシャツが登場。アディソン・カールは、ベルリンを拠点に絵画作品を制作し、アメリカやヨーロッパ、日本など世界各地で活動を行うアーティスト。グラフィティーのような作品は、アンダーグラウンドなムードが漂う。無数のラインが画面を斜めに走り、独特な色彩が強調された人物や動物をモチーフは、抽象と具象の間のような不思議さがある。今アイテムには、アディソンのパリで発表したキャンバス作品をプリントした。シンプルに黒や深いグリーンなど落ち着いた色をベースにすることで、彼の作品が持つ世界観を一層、重厚なものにしている。デザイン性が強いプリントは、スタイルにインパクトを添えてくれる。【商品詳細】Addison Karl×JOHN LAWRENCE SULLIVAN コラボレーションTシャツ発売時期:2016年7月下旬取扱い店舗:全国のジョン ローレンス サリバン取扱い店舗カラー:3色展開価格:18,000円 +税【問い合わせ先】JOHN LAWRENCE SULLIVANTEL:03-5428-0068
2016年08月01日フェンディ(FENDI)が7月7日、創業の地であるローマにて90周年を祝う盛大なイベントを開催した。パラッツオ・カルペーニャ内の歴史的建造物、サン・ルカ・アカデミーにて幕を開けた同イベントは、フェンディの90年に渡る歴史とアイデンティティ、永遠の都ローマとの強い結びつきが紹介された書籍『フェンディ ローマ(The FENDI ROMA)』のワールドワイドプレビューも兼ねて開催されたもの。美術館のような空間に数多くの写真が特別に展示された。続いて舞台はトレビの泉へと移り、同会場ではこれまでに誰も見たことのないような「オートフリュール(Haute Fourrure)」コレクションのファッションショー「レジェンズ アンド フェアリーテイルズ」を開催。夕暮れ時の水面に設けられた透明なキャットウォーク上を、世界で活躍するトップモデルのケンダル・ジェンナー(Kendall Jenner)やベラ・ハディッド(Bella Hadid)らが水に浮かぶ妖精のように艶やかに歩いた。ファッションショーの後は、ボルゲーゼ公園内にあるピンチョ・テラスにて、風光明媚なローマを一望できるプライベートディナーを開催。1965年から描き続けられてきたカール・ラガーフェルドのデッサンに埋め尽くされた回廊も設けられた。さらに、世界的に名声のあるポール・コクセッジ・スタジオのデザインによる特製アートインスタレーション「Gust of Wind」も展示された。そして最後には、世界最高のビックスターたちとコラボレートしてきた巨匠、ジョルジオ・モロダーによる特別パフォーマンスも行われた。また、7月8日から10月29日まではイタリア文明宮にて、エキシビション「フェンディローマ・アルティザンズ オブ ドリームズ」展を開催。ローマに発祥したブランドとしての価値と誇りを称え、創業当時からのユニークなクラフツマンシップとクリエイティビティを披露する。動画引用元(YouTube:
2016年07月20日©Accorhotelsタイ王室の保養地としても知られるホアヒンに、5つ星ホテル「SOソフィテル ホアヒン」が誕生。周囲の美しい自然とデザイン、テクノロジーの融合する洗練された客室は、全77室。 テーマは現実世界からのエスケープバンコクから2時間半、ホアヒンのノスタルジックな海岸線、チャアムビーチに佇むのは、高級ホテルブランド、ソフィテルの上級カテゴリー「SO SOFITEL HUA HIN(SOソフィテル ホアヒン)」。バンコク、シンガポール、モーリシャスに次ぎSOソフィテルが選んだ地ホアヒンは、タイ王室の保養地としても知られている格式高いリゾートエリア。チャアムビーチに直接アクセスできるプロパティは、テーマに「Imaginative Escape(想像上の逃避)」を掲げ、日常を忘れさせる極上のくつろぎ空間でゲストをもてなす。 洗練されたフレンチスタイルと自然の融合©Accorhotels世界屈指のファッションデザイナーがそれぞれのリゾートをプロデュースするSOソフィテル。モーリシャスのプロパティはKenzō Takada(ケンゾー・タケダ)氏が、シンガポールではKarl Lagerfeld(カール・ラガーフェルド)氏、バンコクではChristian Lacroix(クリスチャン・ラクロワ)氏が、類希なる感性を発揮している。今回SOソフィテル ホアヒンに携わったのは、タイの新進ブランド「ASAVA」の創始者でありクリエイティブディレクターでもあるPolpat Asavaprapha(ポルパット・アサバプラファ)氏。古典的なスタイルを近代女性のために時代を超えて再解釈するASAVAブランドのスタイルは、スタッフのユニフォームやエンブレム「The Butterfly Effect」にも反映している。建築設計には受賞歴のあるタイ建築家Duangrit Bunnag(ドゥアングリ・ブナグ)氏を起用。建物の幾何学的なラインに風合い豊かな樹木を用いることで、現代的ながら周囲の自然とも融合する落ち着いた空間をつくり上げた。「Evolution of Life(生命の進化)」をテーマにインテリアを手掛けたのは、フランスと東南アジアに拠点を置くDonatien Carratier(ドネーション・カラティエ)氏。エントランスをはじめリゾートの随所に、生命力を感じさせる動物の彫刻や置物が配されている。 ゲストをもてなす2種類の客室©AccorhotelsSOソフィテル ホアヒンの客室のデザインコンセプトは2種類。シンプルな自然と洗練されたフレンチラグジュアリーが融合する「SO Nature」の客室には、ニュージーランドの自然派写真家Martin Hill(マーティン・ヒル)氏の作品が飾られる。©Accorhotels一方、シックで現代的なエレガントがテーマの「SO Arty」では、アメリカの人物写真家Lois Greenfield(ルイス・グリーンフィールド)氏の作品が、ゲストをまるで夢の中にいるような非現実世界へ誘う。レストランは異なるスタイルの3店舗を用意。「White Oven」では本格的なタイ料理を提供。「HI-SO」のルーフトップバーからは360℃パノラマの景色を、ビーチサイドに営業する「Beach Society」ではミクソロジストによる創作カクテルも楽しめる。その他スパやフィットネスクラブ、大人専用プールやファミリー向けプールなど、幅広いゲスト層が快適なステイを楽しむための設備も充実。「The Art Gallery」では、国内外の新進の才能を集めた作品が展示され、芸術をこよなく愛する当リゾートの神髄を垣間見ることができる。 SO SOFITEL HUA HIN(SOソフィテル ホアヒン)
2016年07月20日ロンドン発のメンズウエアブランド・アギ&サム(AGI & SAM)が7月16日、ラコステ(LACOSTE)のディレクショナルライン「ラコステ ライブ(LACOSTE L!VE)」とのコラボレーションによる2016秋冬カプセルコレクションをドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)にて限定発売する。アギ&サムは、アゲイプ・ムドゥムラ(Agape Mdumulla)とサム・コットン(Sam Cotton)といったふたりのデザイナーによるブランド。ふたりはセントマーチン美術大学卒業後、アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)の元でインターンとして働き、カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)、J.W.アンダーソン(J.W.Anderson)などのブランドで研修を重ねた後、10年に同ブランドを設立した。ユニークなプリントやグラフィック、カラー使いが特徴のブランドとなっている。今回のコラボレーションは、ブルー、ホワイト、レッドの3色のカラーパレットで構成。スポーティーでありながらテーラードな仕上がり、シックでエレガンスなスタイルとコンテンポラリーな要素がうまくミックスしたコレクションとなっている。アイテムのラインアップは、セーター、ジャケット、シャツ、ショートパンツ、パンツなど。
2016年07月16日第88回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた映画『裸足の季節』のジャパンプレミアが6月9日(木)、東京・エスパスイマージュで開かれ、デニズ・ガムゼ・エルギュヴェン監督をはじめ、キャスト陣が艶やかに登壇した。『裸足の季節』は、トルコの小さな村を舞台に、自由を奪われた美しい5人姉妹の末っ子ラーレが、運命を掴み取るため奮闘する姿を描いた物語。昨年のカンヌ国際映画祭で上映後に各国マスコミが大絶賛したほか、フランスでは約50万人動員のロングラン大ヒットを記録している話題作。この日は劇中で姉妹を演じた末っ子ラーレ役のギュネシ・シェンソイ、四女ヌル役のドア・ドゥウシル、三女エジェ役のエリット・イシジャン、そして長女ソナイ役のイライダ・アクドアンが美しい「シャネル(CHANEL)」を纏って登壇した。というのも、「シャネル」のデザイナーであるカール・ラガーフェルド氏が彼女たちを応援したい思いから、映画祭やプロモーションで着用する衣装をすべて提供しているのだ。衣装サポートについて、デニズ監督は「ある意味、『シャネル』は甲冑のようなものです。この映画はトルコで反発などのリアクションがあったので、『シャネル』を着ることでわが身を守っているという感じです」と話すと、笑顔で話を聞いていたエリットが、「私はうれしい気持ちになります。とても歓喜しますし、エネルギーをもらえます。カーニバルやパーティに行くような感じです」と、少女らしく楽しそうにコメントしていた。デニズ監督は本作の成功について、「日本まで反響をいただけたこと、そして女性の目で、女性って一体何だろうという視点を持ちました。アートの歴史において、女性はオブジェとして扱われていますが、そうではなく主体なのだということを示すことができたと思います」と、熱心なシネフィルの一端を見せた。この日は花束ゲストで、天才少女Laraちゃんがゲスト登場。Laraちゃんは10歳にして天才的なイラストを描くことで知られており、またその私生活のセレブリティっぷりがうけ、いまやInstagramのフォロワー数が7万人を超えているほどの人気。突如現れたジャパニーズガールに、5人の美女たちは「かわいい~」というフランス語を連発。ハグをしたり、一緒に写真を撮ってとせがんだり、大興奮だった。Laraちゃんが自作の絵をプレゼントで渡すと、中でもイライダは感極まって涙ぐんでいた。『裸足の季節』は6月11日(土)よりシネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。(cinamacafe.net)
2016年06月10日そごう・西武が、プライベートブランド・リミテッドエディションのスペシャルゲストデザイナーにカール・ラガーフェルドを起用した。70年代より、他に先駆けてヨーロッパのファッションを日本に持ち込むなど日本のファッション業界に貢献してきた西武百貨店。今回は、価値や品質を重視した、他にはない独自性が特徴のアイテムを展開するリミテッドエディションのゲストデザイナーとして、モード界のレジェンドであるカール・ラガーフェルドを任命。ブランド名を「リミテッドエディション バイ カール・ラガーフェルド(LIMITED EDITION by KARL LAGERFELD)として、9月に新作コレクションを発売する。西武池袋本店、そごう横浜店などそごう・西武15店舗、ショッピングサイト「e.デパート」にて展開される。
2016年06月04日そごう・西武は、シャネル(CHANEL)・フェンディ(FENDI)を手掛けるカール・ラガーフェルドを迎え、プライベートブランド「リミテッドエディション バイ カール・ラガーフェルド(LIMITED EDITION by KARL LAGERFELD)」をスタートさせる。発売日は2016年9月9日(金)。一般的なプライベートブランドが価格を重視するのに対して、そごう・西武のプライベートブランド「リミテッドエディション」は、価値や品質を重視し、その独自性を大切にしている。そのブランドコンセプトにカール・ラガーフェルドが共鳴し、今回のコラボレーションが実現した。ターゲットは30~40代のキャリアウーマン。彼女たちの仕事服をインスピレーション源に「フォーマル」、「ワーク」、「ビジネストリップ」の3ラインで構成し、上品かつは華やかな婦人服50型、雑貨30型を提案する。「フォーマル」ではスーツ・セットアップを、「ワーク」ではワンピースや上下単品で組み合わせやすいアイテムを、そして「ビジネストリップ」では、機能性や着まわしやすさに優れたスタイルを揃える。【詳細】リミテッドエディション バイ カール・ラガーフェルド展開時期:2016年9月9日(金)取り扱い店舗:西武池袋本店、そごう横浜店などそごう・西武15店舗、ショッピングサイト「e.デパート」価格帯:・ジャケット 23,000円~33,000円・コート24,000円~69,000円・ボトムズ 9,900円~17,000円・ブラウス 9,900円~14,000円・ドレス 19,000円~27,000円・雑貨 3,000円~39,000円
2016年06月03日