世代を超えて愛され続ける名作『アラジン』を、ディズニーが圧巻の映像と音楽で実写映画化し、大ヒットを記録したエンタテイメント大作『アラジン』が、10月9日(水)にMovieNEXと4K UHD MovieNEXで発売される。この度、本日発売のMovieNEXに収録されるボーナス・コンテンツの中から、『フレンド・ライク・ミー』や『アリ王子のお通り』の軽快な音楽とともにキャストたちの素顔が見られるNGシーン公開された。公開された映像では、アラジン役のメナ・マスードやジャスミン役のナオミ・スコットの笑顔や、ランプの魔人ジーニー役のウィル・スミスがセリフの間違いを連発して思わず叫んでしまう姿など、本編とは違ったキャストたちの一面を見ることができる。本編で、ダンスやアクロバットなど運動神経抜群な姿を披露したマスードは、段差から飛び降りる際、不意に滑って転んでしまうというギャップを見せる。そんなマスードの横で灰色のボディースーツを着たふたりはCG加工前のアブーだ。また、ジャスミンの父で国王サルタン役のナヴィド・ネガーバンは、声を出して笑う姿から一瞬でシリアスな顔に一転する、役者らしい一面を覗かせる。さらに、こちらも加工前のラジャー相手にお芝居をするスコットは、寄り目で変顔を披露。凛としたジャスミンを演じるスコットとはまた違った、ユーモアたっぷりの表情だ。このように、キャストたちの笑顔溢れる舞台裏が見られるのも、監督のガイ・リッチーが率先して撮影現場の雰囲気をリラックスさせたからだという。思わず笑顔になってしまうNGシーン集の続きは、MovieNEXで楽しんでほしい。『アラジン』MovieNEX(4,200円+税)と4K UHD MovieNEX(6,000円+税)発売中先行デジタル配信中実写版とアニメーション版の両方を豪華デジパック仕様に収めたセット商品『アラジン MovieNEXコレクション(期間限定)』(8,000円+税)、アニメーション版をより高画質・高音質で楽しめる『アラジン 4K UHD』(5,800円+税)が同時発売。
2019年10月09日ディズニープリンセスの中でも高い人気を誇る『アラジン』のジャスミン。本作では自由への憧れを抱く、自立した心と強い好奇心を持つ王女として描かれ、社会の様々な理不尽と立ち向かう現代的な女性像が観客を魅了した。そんなジャスミン役には、イギリス出身の女優ナオミ・スコットが大抜擢され、大きな話題になったことも記憶に新しい。今回は、そんな彼女の魅力に改めて注目。さらに、プロデューサーのダン・リンが抜擢の舞台裏を語るインタビューも到着した。ナオミ・スコットは、1993年生まれのシンガーソングライターであり女優。幼少期から歌うことが好きだった彼女は、ガールズ・バンドを組んで活動していた際、イギリスのポップシンガーのケル・ブライアンに見い出されて本格的に歌手活動を開始した。英ディズニー・チャンネルのドラマで俳優デビューを果たすと一躍注目を浴び、ディズニー・チャンネルオリジナルムービー「レモネード・マウス」に出演して歌声も披露。日本の「スーパー戦隊」シリーズに基づいて製作された『パワーレンジャー』(’17)でピンク・レンジャー役をつとめ、一気に知名度を上げる。今後は、エリザベス・バンクスが監督した『チャーリーズ・エンジェル』のリブート版(’19)が待機しており、いまハリウッドで最も注目を集める人気女優のひとりだ。『アラジン』のプロデューサーを務めたダン・リンは、ナオミ・スコットを起用した理由について、「CDもリリースしている才能あふれる歌手、そして俳優で、キャスティングの必要条件を全て満たしていた。歌って踊れる、素晴らしい女優だ」と太鼓判を押す。また、本作でのジャスミンは、アラジンと一緒にアグラバーの街中を走り回ったり、ダンスを披露したり、よりアクティブに描かれているが、演じるスコットにも多くのスタントが求められたという。「魔法のじゅうたんに乗って空を飛びながら『ホール・ニュー・ワールド』を歌いあげる場面もスタントなしで演じてくれた」と、撮影の舞台裏を明かしている。そして、劇中でのアラジンや侍女ダリアとの掛け合いでは、強さだけではなく、可愛らしいジャスミンのキャラクター像も伺えるが、リンは「スコットがロマンチストであると同時にユーモアのセンスも良いと分った時は、やったと思った」と喜びの声をあげ、当時をふり返る。さらに、今回の実写版『アラジン』でジャスミンについて、「アニメーション版の真実の愛とロマンスを求めるだけのキャラクターではなく、自分で考え、行動しようとするキャラクターだ。ジャスミンは絶妙なバランスが求められる役で、ただきついだけのキャラクターにならないように注意が必要だった」と解説。自分の考えと意見をはっきり述べ、対立する相手であっても堂々と立ち向かう強さを持ちながら、同時に観客が共感したくなる弱さも兼ね備えている、とても難しい役どころだが、そんなジャスミンを演じたスコットについて「そのキャラクターをきちんと理解して、見事に演じきってくれた」と彼女の表現力を絶賛した。また、監督のガイ・リッチーも、「彼女には、熱意と限りなく寛大な魂に他とは違う何かを感じた」と語るほど、スコットのカリスマ性には惚れこんでいたという。本作での演技や歌声で、世界中から一気に脚光を浴びたナオミ・スコット。そのマルチな才能が光る彼女の、今後の活躍にも注目だ。MovieNEXのボーナス・コンテンツには、ジャスミンの強さを鮮明に打ち出した楽曲として多くの人の心を掴み、見事に歌い上げたスコットにファンから多くの称賛の声が上がった「スピーチレス~心の声」のミュージック・クリップも収録。ほかにも、撮影の舞台裏や未公開シーン、NGシーン集に加えて、未公開曲「デザート・ムーン」などの貴重なボーナス・コンテンツも多数収録されている。『アラジン』は10月9日(水)よりMovieNEXと4K UHD MovieNEXで発売。先行デジタル配信中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アラジン(2019) 2019年6月7日より全国にて公開© 2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2019年10月01日「ガリガリ君リッチ」シリーズから「ガリガリ君リッチたまご焼き味」が登場。2019年10月1日(火)より全国で発売される。「ガリガリ君リッチたまご焼き味」は、かき氷を甘めのたまご焼き味に仕上げ、中に味つきたまごを入れたアイスキャンディーだ。味つけには、粉末しょうゆで香ばしさをプラスし、こだわりのフレーバーに仕上げている。2014年に発売された「ガリガリ君リッチナポリタン味」に続き、甘くない食べ物をフレーバーに採用した「ガリガリ君リッチたまご焼き味」。5年半ぶりに登場するサプライズな味は、1度は試したくなるワクワク感をくれる。たまご焼きを食べた時のような香ばしい風味のアイスに、トマトケチャップやしょうゆなどで、自己流の味付けを加えるのも面白そうだ。【詳細】「ガリガリ君リッチたまご焼き味」発売日:2019年10月1日(火)発売エリア:全国メーカー希望小売価格:140円+税種類別:ラクトアイス容量:100mlカロリー:120kcal【問い合わせ】赤城乳業株式会社 お客様相談室TEL:0120-571-591 (9:00~18:00 日曜日、年末年始を除く)
2019年09月28日興行収入120億円を突破する空前の大ヒットを記録している『アラジン』が、早くも9月25日(水)より先行デジタル配信開始、10月9日(水)よりMovieNEX、4K UHD MovieNEXにて発売。この度、MovieNEXのボーナスディスクに収録される内容が、ひと足早くメイキング画像とともに明らかになった。“魔法の絨毯”の撮影の裏側が楽しめる!まず、「メナ・マスードと訪ねる撮影の舞台裏」では、本作で見事アラジン役に抜擢されたメナ・マスードが、各シーンの撮影現場を“自撮り風”に撮影して案内。一風変わった舞台裏映像は見逃せない。名曲「ホール・ニュー・ワールド」のシーンの撮影では、アラジンとジャスミンが“魔法の絨毯”に乗って、夜空を飛ぶロマンチックなシーンがどのようにして撮影されたのか、その貴重なメイキング映像を見ることができる。メナによって自撮り風に撮影された映像では、アラジンとジャスミン(ナオミ・スコット)と一緒に“魔法の絨毯”で空を飛んでいる気分になれるかも!?また、洞窟の中でジーニーが歌う「フレンド・ライク・ミー」のシーンの撮影では、灰色のモーションキャプチャースーツを着たウィル・スミスが踊る姿も。ウィルとメナの息ぴったりの掛け合いに注目!さらに、アラジンが海に落とされるシーンは、世界最大のセットを製作し、撮影されたそう。メナ自らが挑む、スタントなしの決死のアクションシーンの舞台裏は必見。本コンテンツには世界旅行をしている気分になれるヨルダンの風景や、ジャスミンと侍女ダリアのInstagram風のやり取りなど、プライベートショットも満載。キャストの素顔や魅力が詰まったメイキングとなっている。ガイ・リッチー自らが撮影の舞台裏を解説!「ガイ・リッチー監督の撮影スタイル」は、本作の監督をつとめるガイ・リッチー自らが撮影の舞台裏を解説。リッチー監督作品といえば、流れるようにスピーディなカメラワークや、センスが光るスタイリッシュな演出が魅力の1つで、本作でもその特徴的な技術を様々なシーンに取り入れている。アラジンがアグラバーの街を傭兵に追われながら歌う「一足お先に」のシーンは、映像の緩急を巧みに活用した“ガイ・リッチーらしさ”がよく表れているが、この「一足お先に」を歌うメナの特殊な録音方法も明らかに。また、キャストたちが監督の人柄や現場づくりについて語るインタビューも収録。どの撮影現場のメイキングでも和気あいあいとした雰囲気が溢れていることが伝わるが、その秘訣はどこにあるのか?ぜひリッチー監督の現場づくりの秘訣を確認してほしい。ウィル・スミスのジーニーに注目!R・ウィリアムズのレコーディング風景もさらに、本作でランプの魔人“ジーニー”を見事に演じたウィル・スミスにスポットを当てたコンテンツ「ウィル・スミスとジーニー」では、世界中で大人気のキャラクターとして確立されたジーニーをいかにして演じたのか、ウィル自身が解説。また、クールでチャーミングで、ユーモア溢れるウィルの魅力をキャストたちがそれぞれ語っている。さらに、アニメーション版でジーニー役を務めたロビン・ウィリアムズの貴重なレコーディング風景も収められている。このほかにも、惜しくも未発表曲となった、アラン・メンケン作曲のアラジンとジャスミンが歌う“伝説のデュエット曲”「デザート・ムーン」や、猿のアブーやトラのラジャー、オウムのイアーゴがラフ画で登場する未公開シーン、お馴染みのNGシーンなど、本作の世界をもっともっと楽しめるコンテンツをたくさん収録。さらに、デジタル配信(購入)限定で名曲「スピーチレス」の製作の舞台裏を収めた映像が収録。どちらも見逃せない内容となっている。『アラジン』MovieNEXは10月9日(水)より発売。9月25日(水)より先行デジタル配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アラジン(2019) 2019年6月7日より全国にて公開© 2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2019年09月09日昨年夏に北米公開され、大ヒットとなった『クレイジー・リッチ!』の続編から、マレーシア生まれの脚本家アデル・リムが降板した。理由は、白人男性の共同脚本家ピーター・チアレッリの方がずっとギャラが高いと分かったこと。チアレッリの方がキャリアは長く、リムはこの1作目まで主にテレビの仕事をしてきたライターなのだが、彼女はこれを不公平だと感じたようだ。『クレイジー・リッチ!』は、原作があと2冊出版されており、映画も次の2本を立て続けに撮る計画。ジョン・M・チュウ監督は、できるだけ1作目の顔ぶれで次の2本を撮影したいと願っていただけに、これはショックだったようだ。リムは次に、東南アジアを舞台にしたディズニーアニメーション『Raya and the Lost Dragon』の脚本を手がけている。文=猿渡由紀
2019年09月05日『キック・アス』や『キングスマン』を監督したマシュー・ヴォーンが、エルトン・ジョンの半生を描いた映画『ロケットマン』でプロデューサーを務めている。エルトン・ジョン本人から脚本を託されたヴォーンは「この脚本は絶対に映画にしないとダメだ! 自分が手がけなければならない!」と強く思ったという。マシュー・ヴォーンと言えば数々のヒット作でメガホンをとる“監督”のイメージが強いが、実はプロデューサーのキャリアの方が長い。彼はガイ・リッチー監督の『ロック、ストック&トゥ・スモーキング・バレルズ』でプロデューサーを務め、自身が監督していない『X-MEN:フューチャー&パスト』でも製作陣に名を連ねている。そんな彼がエルトン・ジョンに会ったのは自身が監督した『キングスマン:ゴールデン・サークル』の頃。あの映画でエルトンはあらゆる紳士たちをなぎ倒すほどの怪演を見せたが、そこで彼はヴォーンに長年に渡って温め続けている脚本を手渡した。それはエルトンと彼の夫でプロデューサーのデヴィッド・ファーニッシュが10年以上かけて脚本家と練ってきたものだ。「読んでみたらとても素晴らしい内容でした。もともと僕はエルトンの音楽が大好きだったので、この脚本は絶対に映画にしないとダメだ! 自分が手がけなければならない! という気持ちになりました」そこで彼はプロジェクトへの参加を決めたが少しだけ残念なこともあったようだ。「自分で監督したい気持ちもあったのですが、他の作品も手がけていてスケジュール的に自分で監督するのは難しかった。ですから、この作品を通じて残念だったのは……自分で監督したかった! その一方でよかったことは、この作品を自分でプロデュースできたことです」自分で演出もできるヴォーンが、本当は自分でメガホンをとりたかったプロジェクトを誰に託すのか? 彼はすぐさまデクスター・フレッチャー監督に声をかけた。本作で主演を務めたタロン・エガートンとタッグを組んで『イーグル・ジャンプ』を監督した才人だ。「デクスターはキャストと仕事をするのが本当に上手で、彼らの居心地をよくして最高のパフォーマンスを引き出す特別な能力を持っているんですよ。それに彼は人とコラボレーションするのが好きな人。彼は毎日、撮影現場にポジティブな気持ちと情熱をもたらしてくれる人です」ちなみに撮影に際し、映画のモデルになっているエルトン・ジョン本人は作品に対して干渉したり、自分を美化して描くように要求することは一切なかったという。「彼はこの映画を作るにあたって、自分の良い時も悪い時も誤魔化さずにすべて描いてほしいと、何かを改変することは絶対にしないでくれと言ってくれました。ですから、この映画におけるエルトンの最大の貢献は“この生を生きてくれた”ことですね。彼が生き抜いてくれたから、この物語が僕たちのもとにやってきたわけですし、素晴らしい音楽もつくってくれました。そして何よりもこの物語を僕たちに綴らせてくれた……これも大きな貢献ですね」映画で語られるエルトンの人生は決して順風満帆なものではない。幼少期に両親から愛されずに育った彼はいつも本当に自分を直視できずに、現実から遠く離れた華やかな場所や時間を求めて疾走する。結果的に彼はロック・スターになるが、彼の中の孤独や哀しみが消えることはない。ヴォーンは「王様であっても、ただ道を歩いている人であっても不安を感じたり、人とのつながりを感じたり、泣いたり笑ったりするのは同じ」という。「エルトンと私たちもそうです。彼は自分のことを否定されたり、依存症になってしまう人生を歩んできましたが、私たちも人生の中で自分を受け入れられなかったり、愛を求めているけどその愛を手に入れられなかったり、不幸せな気持ちなってしまった経験をしていると思います。エルトンは驚異的な音楽の才能に恵まれた結果、独特のライフスタイルを築きましたけど、根底では彼も僕たちも普通の人間です。だから多くの人がこの映画に共感してくれたのだと思います」ヴォーンが手がける作品は『キングスマン』にせよ、『キック・アス』にせよ、どれもトリッキーでド派手で情報が雪崩れのようにやってくるが、観ているといつしか共感したり、感動したりしてしまう作品ばかりだ。今回、彼はプロデュースにまわったが、彼の信念や物語に対する価値観は『ロケットマン』にもしっかりと息づいている。『ロケットマン』公開中
2019年08月30日ウールリッチ(WOOLRICH)が、アートブック『WOOLRICH TOKYO ART BOOK』を渋谷のTHE CORNERにて無料配布。8月30日から9月2日の4日間限定で、剥がして持ち帰ることが出来るワイルドポスティングによって配布する。180年を超える歴史と共にアメリカ最古のアウトドアブランドとしての地位を築いてきたウールリッチ。その自由と独立の精神“AMERICAN SOUL”を描写した『WOOLRICH TOKYO ART BOOK』は、創業者であるジョン・リッチがヨーロッパからアメリカという新天地に夢見て、何もないところからウールリッチブランドを築いたフロンティア精神にインスパイアされた、世界で活躍する日本人アーティストやクリエイターを起用したアートブックだ。今回のプロジェクトは、クリエイティブディレクターとして東京発のインターナショナルマガジン『Silver』の編集長・千葉琢也の監修のもと制作を進行。カバーアートは、世界的評価が高まっている注目のアーティスト・Meguru Yamaguchiが、ブランドアイコンである赤黒のチェック柄“バッファローチェック”をイメージしたオリジナルアートを描いている。様々なジャンルを超えた表現技法によって新しいアート作品を生み出し、東京を代表するアーティストとして注目されるYOSHIROTTENをアートディレクターとして起用し、ブランドの歴史を独創的なコラージュアートで表現した。また、ウールリッチの“哲学を着る”モデルとして、スタイリスト・野口強、ダブルタップス(WTAPS)を手掛けるファッションデザイナー・西山徹、エヌハリウッド(N. HOOLYWOOD)の尾花大輔、ダンサー・菅原小春、モデル・萬波ユカ、ジャズトランペット奏者・黒田卓也などの今最も旬で東京を象徴するインターナショナルに活躍するアーティストたちを起用し、気鋭のフォトグラファー・山谷佑介が彼らの“AMERICAN SOUL”を撮り下ろした。ニューヨークをベースに活躍するライター・佐久間裕美子が綴るエッセイ「My America」は、“AMERICAN SOUL”を見事に随想している。なお、ピールオフは1名につき1冊まで。ポスティングされるアートブックは数に限りがあり、また期間終了を待たずにポスティングが終了する場合もある。【イベント情報】会期:8月30日〜9月2日会場:THE CORNER住所:東京都渋谷区神宮前5丁目29-1時間:11:00〜21:00
2019年08月29日実写版『アラジン』の続編が製作されるかもしれない。ガイ・リッチー監督がメガホンを取り、ウィル・スミスがジーニー役を演じて話題となった今作は、この夏、世界興収が1000億円を超える大ヒットを記録した。ディズニーはこの大成功を受け、続編製作に乗り気のようだ。プロデューサーのダン・リンと「SYFY Wire」の対談で明らかになった。続編について尋ねられたリンは、「やりたいですね。みなさんがこの作品を好きになってくれたのは確かなことですし、何度も観に行ってくれた人もいます。ファンレターもたくさんもらいました。ジャファーの姿をまた見たいという声も寄せられています」と前作の反響を明かした。そして、「まだ始まったばかりの段階としか言えないんですけど、続編の話は出ています。実写版『アラジン』のように、続編もこれまで作られた作品の単なるリメイク映画とはなりません。だから、私たちはキャラクターたちのベストな方向性について考えているところです」と語った。また、リンは続編でもリッチー監督とチームを組みたいとも発言している。(Hiromi Kaku)■関連作品:アラジン(2019) 2019年6月7日より全国にて公開© 2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2019年08月13日国際的なテロリストと、その活動を阻止しようとする諜報員、そして世界の起源を解明しようとする生物学者など、様々な思惑が交錯する状況のなかで恋愛ドラマが描かれる、盛りだくさんで大スケールの作品が、『世界の涯ての鼓動』だ。テロリストを追うイギリスのスパイを演じるのは、『X-MEN』シリーズや、M・ナイト・シャマラン監督の『スプリット』『ミスター・ガラス』などで強烈な個性と幅の広い演技を見せたジェームズ・マカヴォイ。彼と恋に落ちる役を演じるのは、ガイ・リッチー監督のスパイ映画『コードネーム U.N.C.L.E.』や、冒険映画『トゥームレイダー ファースト・ミッション』で新生ララ・クロフトを演じたアリシア・ヴィキャンデル。本作でも世界の秘密を探るべく冒険する役柄だ。ノルマンディーの海辺に佇むホテルで出会った、生物学者のダニー(アリシア・ヴィキャンデル)とジェームズ(ジェームズ・マカヴォイ)は、お互いこそがふさわしい相手だと気づき、すぐさま愛し合う仲になる。だがふたりにはそれぞれの任務があった。だが向かった先で、ダニーは潜水艇が海底で操縦不能になり、ジェームズはテロリストに拘束される。ふたりはこの窮地を脱して、再会することができるのか?本作を撮りあげたのは、『パリ、テキサス』や『ベルリン・天使の詩』など、映画史に残る名作を演出し、長編映画の監督として50年目を迎えるヴィム・ヴェンダース監督。そんな巨匠が、ロマンティックな海岸や海、そして砂が舞う南ソマリアを舞台に、世界的なスケールのラブサスペンスという、若々しい題材を手がけたというのが注目ポイントだ。さまざまな要素をひとつにまとめあげる巨匠の演出を楽しんでほしい。『世界の涯ての鼓動』公開中
2019年08月05日ウールリッチ(WOOLRICH)のアウトドアコレクション・ウールリッチ アウトドア(WOOLRICH OUTDOOR)より2019年秋冬の新作アイテムが登場。2019年8月下旬より、ウールリッチ直営店および各取扱店舗にて発売が予定されている。自然と“融和”するアイテムをウールリッチ アウトドアの2019年秋冬コレクションでは、手付かずの自然の中で“自然との融和”“自然との共生”を成すアイテムとスタイリングを提案。80から90年代のウールリッチのアウトドアウェアをベースに、高機能かつ自然に溶け込むような色使いのウェアを展開する。ウィンター パトロール ダウン パーカ中でも注目となるのが、「ウィンター パトロール ダウン パーカ」。通常のナイロンと比べて圧倒的に軽い“中空糸ナイロン”を使用した超軽量素材を採用。高い防寒性を誇りながらも、長時間着ても身体に負担が少ない快適な着心地を実現した。アークティック ダウンパーカブランドの代表作である「アークティックパーカ」を、よりアウトドア向けの機能にアップデートした「アークティック ダウンパーカ」は、650フィルパワーのダウンと高機能素材“ゴアテックス(GORE-TEX)”を使用。インナーの中綿の襟パーツは着脱可能になっており、汚れやすいパーツ単体で洗濯することが可能だ。ウィンター ロッジ オーバー コート「ウィンター ロッジ オーバー コート」は、50デニールのナイロン100%素材を縮ませたシワ感がポイント。大きめのサイズ設計となっており、アウターやバックパックの上から羽織ることで、より保温効果を高めることが出来る。ランチ ストライプ ワーク シャツクラシックな雰囲気の「ランチ ストライプ ワーク シャツ」も、アウター同様に機能性を重視。湿気を逃し動きやすいように、背面と袖下にコットン/ポリエステル素材を用いた。トレッキングの際に便利なサイズと位置にデザインしたポケットにも注目したい。ウィンター ロッジ パンツ「ウィンター ロッジ パンツ」と同様の素材を使用した「ウィンター ロッジ パンツ」。撥水加工を施しており、デイリーからアウトドアまで様々なシーンで活躍してくれる。腰回りにゆとりを持たせ、切り替えで動きやすく仕上げたパターンメイクも特徴だ。【詳細】ウールリッチ アウトドア 2019年秋冬コレクション発売時期:2019年8月下旬予定販売店舗:ウールリッチ直営店、各取扱店<アイテム価格例>・ウィンター パトロール ダウン パーカ 63,270円(税込)・アークティック ダウンパーカ 95,040円(税込)・ウィンター ロッジ オーバー コート 46,440円(税込)・ランチ ストライプ ワーク シャツ 23,760円(税込)・ウィンター ロッジ パンツ 24,840円(税込)【問い合わせ先】ウールリッチ カスタマーサービスTEL:0120-566-120
2019年08月04日ウールリッチ(WOOLRICH) 2019年秋冬コレクションのメンズ&ウィメンズアウターが、2019年8月下旬より、ウールリッチ直営店などで販売される。ロゴを刷新“原点回帰”のコレクション180年以上の歴史を持つウールリッチは、2019年秋冬シーズンよりブランドのロゴマークを刷新。新ロゴを掲げた2019年秋冬コレクションは「原点回帰」をテーマに、ウールリッチを象徴するウールファブリックやバッファローチェックを巧みに取り入れ、どこか懐かしいアメリカの雰囲気とモダンなムードを兼ね備えたアイテムを展開していく。カラーは、かつてアメリカ海兵隊へウール製品を供給していた歴史から、兵士の肩章色である“Scarlet Red”という朱色をアクセントに、オリーブ、ネイビー、オレンジなどミリタリーウェアを彷彿とさせるパレットになっている。ウィメンズウィメンズで最も注目したいのはオーバーシャツ。近年はダウンジャケットが人気のウールリッチだが、かつてはウールのオーバーシャツやジャケットがブランドの代名詞だった。今季のオーバーシャツ「アラスカン シャツ(ALASKAN SHIRT)」は、シルエットはもちろんのこと、フリンジなどのディテールをアップデート。ボーイッシュにもフェミニンにも着られるウールシャツに仕上げている。ダウンジャケットには、ミニマルなデザインが印象的なショート丈の「PRESQUE JACKET」など、“ノー ファー(NO FUR)”を掲げたアイテムが豊富に揃う。メンズメンズにも、オーバーサイジングなシャツが登場。「ジッパー バッファロー オーバーシャツ(ZIPPER BUFFALO OVER SHIRT)」はクラシカルなウールファブリックやブランドを象徴するバッファローチェックを採用しつつも、シルエットをはじめ、ジップディテールやポケットの配置など細部にまでこだわり、都会的なデザインに仕上げている。ダウンジャケットには、ウールリッチのダウンウェアのアイコンでもあるV字模様のステッチワーク“シェブロン”をデザインとして表側に取り入れた「ロゴ アークティック パーカ(LOGO ARCTIC PARKA) DF」や、ブランケットから着想を得た切り替えデザインが目を惹く「リバーシブル ウール パーカ(REVERSIBLE WOOL PARKA)」などを揃えた。グリフィンコラボは3シーズン目グリフィン(GRIFFIN)とのコラボレーションも継続。3シーズン目となる今回は、ウールリッチのデッドストックの生地を使用した限定コレクション「セカンド ライフ(SECOND LIFE)」を展開する。「パファジャケット」「アノラック」「シェルパジャケット」「アトランティックパーカ」といったアーカイブをベースにしたウェアに、リサイクルされたポリエステル、デジタルカモプリント、バッファローチェックのテキスタイルを落とし込んでいる。【詳細】ウールリッチ 2019年秋冬コレクション発売時期:2019年8月下旬販売店舗:ウールリッチ直営店、各取扱店舗アイテム例:・<ウィメンズ>アラスカン シャツ 51,840円(税込)・<ウィメンズ>ボウ ブリッジ コート 132,840円(税込)・<メンズ>ジッパー バッファロー オーバーシャツ 52,920円(税込)・<メンズ>ロゴ アークティック パーカ DF 135,000円(税込)■グリフィン×ウールリッチ コラボレーション発売時期:2019年11月(予定)アイテム例:・セカンド ライフ パファジャケット 105,840円(税込)・セカンド ライフ アノラック 100,440円(税込)【問い合わせ先】ウールリッチ 青山店TEL:03-6712-5026
2019年08月03日ハーゲンダッツ(Häagen-Dazs)のミニカップ「リッチ パンプキン」、クリスピーサンド「紫イモのタルトレット」が新登場。2019年8月20日(火)より、全国のスーパーマーケット、コンビニエンスストア、デパートにて期間限定で発売される。ミニカップ「リッチ パンプキン」は、北海道産えびすカボチャを焼いて使用した、カボチャ本来のクリーミーなおいしさを味わえるアイスクリーム。カボチャの風味とミルクのコクを生かした濃厚なアイスクリームに、カボチャの味わいを濃縮したソースをプラス。カボチャならではの優しい甘みを際立たせた、リッチな食べ応えに仕上げている。クリスピーサンド「紫イモのタルトレット」は、紫イモのほっこりとした風味を表現した1品。紫イモコーティングで包み込んだ、紫イモソース入りのカスタードアイスクリームを、サクサク食感の紫イモウエハースでサンド。贅沢感のある濃厚な紫イモの味わいを、片手で気軽に味わうことができる。【詳細】ハーゲンダッツ 新作アイスクリーム発売日:2019年8月20日(火)取り扱い:全国のスーパーマーケット、コンビニエンスストア、デパート 他・ミニカップ「リッチ パンプキン」〈期間限定〉 319円(税込)・クリスピーサンド「紫イモのタルトレット」〈期間限定〉 319円(税込)【問い合わせ先】ハーゲンダッツ ジャパン株式会社 お客様相談室TEL:0120-190821
2019年07月14日ディズニー映画『アラジン』の大ヒット記念イベントが6月18日、東京・TOHOシネマズ日比谷で行われ、プレミアム吹き替え版キャストの中村倫也(アラジン役)、木下晴香(ジャスミン役)、北村一輝(ジャファー役)が出席した。客席には「毎日、劇場に来ている」というツワモノも!本作は6月7日(金)に全国842スクリーンで封切り。国内映画ランキングで首位デビューを飾り、2週目も同位をキープした。初日からのトータルで、動員数265万9,970万人、興行収入38億円に突破。国内興収100億円突破に向け、いまも快進撃を続けている。大ヒットを記念し、中村さん&木下さんは名曲「ホール・ニュー・ワールド」を生歌唱。ファンの歓声を浴びると、中村さんは「ありがたいことに、たくさんの皆さんにご覧いただき、こうして大ヒット(を祝う)イベントを行うことができました」と改めて感謝を示した。客席には「公開日から毎日、劇場に来ている」というツワモノもおり、登壇者を驚かせていた。吹き替えキャストが語る『アラジン』の魅力とは?「作品のもっている力が大きいと思いますね。万国共通、いろんな要素こめられたエンターテインメント作品。字幕に吹き替え、IMAXや4D上映と、それぞれに違った楽しみがあるので、さらにたくさんの皆さんに見て、触れて、感じてほしいです」と実写版『アラジン』の魅力を語る中村さん。木下さんも「映画館で2回見ているんですけど、見るたび、新しい気づきがある。壮大な世界観とすばらしい歌を、映画館で感じていただきたい」とアピール。また、北村さんは「実写版ではジャファーの過去も描かれていて、なぜああいう人物になったかがわかる。人間性も増して、アニメーションとは違った、新しいジャファー像が生み出された」と実写ならではの楽しみを明かしていた。イベントにはレイザーラモンRGらも出席貧しいながらも、清らかな心をもつ青年・アラジンと王女ジャスミンの身分違いのロマンス、3つの願いを叶える魔法のランプをめぐるアドベンチャーを描いた『アラジン(1992)』を、ガイ・リッチー監督(『シャーロック・ホームズ』シリーズ、『キング・アーサー』)が実写映画化した。イベントにはレイザーラモンRG、北陽の虻川美穂子、尼神インターの誠子と渚が、思い思いの『アラジン』コスプレに身を包んで登場し、映画の大ヒットを祝っていた。『アラジン』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アラジン(2019) 2019年6月7日より全国にて公開© 2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2019年06月18日6月14日(金)今夜の日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」は、1992年に全米で、日本では1993年に公開され大ヒット作となったディズニーアニメの金字塔『アラジン』を本編ノーカット放送する。本作は中東の民話などを編纂した「アラビアンナイト」の「アラジンと魔法のランプ」を原作に、ディズニーがアニメーション映画化、公開年の世界興行収入1位となる大ヒットを記録した作品。貧しいけれど清い心を持った青年アラジンが手に入れた魔法のランプをこすると飛び出したのは、パフォーマンスあり、ジョークあり、そして願いごとをかなえてくれるというとっても愉快な魔人のジーニー。ところが邪悪な右大臣ジャファーも、魔法のランプを手に入れようと狙っていた…!そして自由奔放な王女ジャスミンとの恋の行方は…!?公開当時、作品自体のヒットもさることながら、主題歌の「ホール・ニュー・ワールド」が爆発的にヒット、1993年の第65回アカデミー賞で歌曲賞を受賞したほかゴールデングローブ賞主題歌賞、グラミー賞最優秀楽曲賞も受賞。多くの人の心を魅了した。今回の放送に当たってはアラジン役の声優を三木眞一郎、歌パートを石井一孝が担当するほか、ジーニー役を山寺宏一、ジャスミン役は声優、歌ともに麻生かほ里、ジャファー役は宝田明、イアーゴ役は神谷明、サルタン役はあずさ欣平、ぺドラー役は松尾貴史と多彩な顔ぶれが揃っており、こちらの声の演技、そして日本版キャストの歌声にも注目したいところ。そして本作を実写映画化した実写版『アラジン』が現在全国公開中。『スナッチ』や『シャーロック・ホームズ』などで知られるガイ・リッチーがメガホンを取って、Amazon Prime Videoオリジナルドラマ「ジャック・ライアン」などに出演するメナ・マスードがアラジンを、『チャーリーズ・エンジェル』リブート版のナオミ・スコットがジャスミンを、『メン・イン・ブラック』シリーズなどのウィル・スミスがジーニーをそれぞれ演じる。また日本語吹き替え版ではアラジンを中村倫也が、ジャスミンを木下晴香が、ジーニーをアニメ版と同じく山寺さんが担当する。金曜ロードSHOW!『アラジン』(1992)は6月14日(金)21時~日本テレビ系で本編ノーカット放送。(笠緒)
2019年06月14日ディズニー・レジェンドの作曲家、アラン・メンケン。『リトル・マーメイド』(89)や『美女と野獣』(91)の名曲など、この人なくして、ディズニー・アニメーション映画の音楽は語れない。そして今、実写映画『アラジン』(公開中)で、再びフィーチャーされている主題歌「ホール・ニュー・ワールド」の生みの親でもある。来日したアラン・メンケンを直撃し、曲作りの舞台裏について話を聞いた。『アラジン』は、映画「シャーロック・ホームズ」シリーズのガイ・リッチー監督がメガホンをとった冒険ファンタジー。自分の人生を変えようとする貧しい青年アラジン(メナ・マスード)と、自ら運命を切り開いていく美しい王女ジャスミン(ナオミ・スコット)のロマンスを描く。アラジンの願いを叶えていく愉快なランプの魔人、ジーニー役をウィル・スミスが演じたことでも話題となった。――まず、完成した映画を観た感想から聞かせてください。観ていてワクワクしたし、音楽も美しくて感動できた。最初は、あのガイ・リッチー監督がミュージカルを撮るの? と意外に思ったんだけど、映画は本当に素晴らしい出来だった。――ジーニー役のウィル・スミスのヒップホップ調の歌唱シーンも楽しかったです。最高にアメイジングだった。ヒップホップ調の曲がより楽しさを与えてくれたよね。オリジナル版のロビン・ウィリアムズもそうだったけど、ウィルも同様に、彼ならではの個性を作品にもたらせてくれた。アラジンとの関係性も笑えるだけではなく、とても感動できたよ。――ウィルとはどのようにコラボレートしていったのですか?僕の仕事は家のデザインをする建築家みたいなものだ。最初の『アラジン』は100%僕が作っていたけど、それは建築の青写真みたいなものだったから、今回は1歩下がって、ウィルに自由にアレンジをしてもらった感じだ。デモは作ったけど、そこからみんなが自分のものにしてくれていったよ。――アニメーション版にはなかった、ジャスミンのソロ曲「スピーチレス」をナオミ・スコットが熱唱するシーンにも圧倒されました。本当に素晴らしかった。今回表現したかったのは、「自分の声が誰かに届いてほしい」という情熱だった。口をつぐむことを強いられてきたけど、そうはさせないという意志の強さ、黙らせられることの痛みを表現したいと思った。――名曲「ホール・ニュー・ワールド」は、前作に続き本作でも名シーンで流れます。これまで、いろいろなアーティストにもカバーされてきましたが、特別な思い入れはありますか?そうだね。グラミー賞やソングオブザイヤー、オスカーなどを受賞したし、ポップチャートでも1位も獲ったから、僕の手掛けた楽曲のなかでも特別な1曲だ。自分でもけっこうイケてる曲だとは思っている(笑)。――やはり作った時から「これはイケる!」という手応えはあったのですか?その可能性はあるんじゃないかと思ってはいたよ。――作詞家ハワード・アッシュマンと初のアカデミー賞歌曲賞を受賞されたのは『リトル・マーメイド』の主題歌「アンダー・ザ・シー」ですが、その時も何か特別な手応えはあったのでしょうか?その時もこれだ! という手応えはあったし、周りの人たちから「この曲は特別だね」と言ってもらえた。でも、僕にとっては自分が作るすべての楽曲が、自分の子どもみたいなものなんだ。僕の姿勢としては、どの曲でも、自分がすべきことはやり切って、あとは世に送り出すだけで、その後どうなるかはみなさんにおまかせしている。だから、正直、カットされて、みなさんの耳に届くことがなかった最高の曲だってあるよ。逆に、すごく成功した曲でも、自分としてはまーまーだなと思う曲もある。もちろんどれだかは言えないけど(笑)。――今までスランプなどはなかったのですか?たとえば依頼された仕事の内容があまり良いと思えなければ、立ち往生してしまうこともある。でも、そうでなければ、その仕事は解決すべきパズルに過ぎない。いい企画であれば、その糸口を見つけるのみだ。どうやって曲が生まれるかは、本当にミステリーと言えるかもしれない。よく噴水みたいに湧き出てくるね、と言われたりするけど、そういうことを言うと調子にのってしまう(笑)。常に自分に言い聞かせているのは、自分の曲に惚れこみすぎないことだ。みなさんが愛してくれるのならいいけど、作り手の自分がそうなってしまってはいけないと、常に自分を戒めている。自分としては、その水が尽きないといいなあと思うよ。■プロフィールアラン・メンケン1949年7月22日生まれ、アメリカ出身のミュージカル音楽および映画音楽の作曲家、ピアニスト。『リトル・マーメイド』(89)、『美女と野獣』(91)、『アラジン』(92)、『ポカホンタス』(95)で、それぞれアカデミー賞2部門を受賞。2014年に開幕したブロードウェイ版ミュージカル『アラジン』も、トニー賞作曲賞にノミネートされた。
2019年06月10日ダイヤモンドの心を持ちながら、本当の自分の居場所を探す貧しい青年アラジンと、自由に憧れる王女ジャスミン。そして“3つの願い”を叶えることができる”ランプの魔人”ジーニー。果たして3人はこの運命の出会いによって、それぞれの“本当の願い”を叶えることができるのか――?■あの『アラジン』が実写映画化不朽の名作『美女と野獣』を究極のライブ・アクションとして甦らせたディズニーが、世代を超えて愛され続けてきた『アラジン』を空前のスケールで実写映画化!珠玉の名曲「ホール・ニュー・ワールド」をはじめとするお馴染みのナンバーに、映画音楽界のレジェンド、アラン・メンケンと『ラ・ラ・ランド』『グレイテスト・ショーマン』のチームによる新曲も加わり、胸躍る冒険と真実の愛を描く、豪華絢爛なエンターテイメントを誕生させました。一足先に観た感想は「控えめに言って完成度が高い!」。なぜって観ているだけで『アラジン』の物語の美しい魔法にかかるんです。■キャスト陣も最強で最高観る前は、ジーニー役のウィル・スミスが、ウィル・スミス本人にしか見えないんじゃ?…なんて心配もあったけど、そんな心配は全く必要ありませんでした。さすがの名俳優!資料によると、アラジン役のメナ・マスードは、歌と踊りの習得だけでなくスキューバにアクションにと頑張ったそう。そして何よりも、兄弟愛に近い結びつきを持つジーニーを演じたウィル・スミスと、リアルでも絆を深めたようです。ジャスミン役のナオミ・スコットは、92年公開のアニメーション版を観て、自分と似た濃い色の目と髪、オリーブ色の肌のプリンセスに即座に惹かれたとのこと。ジャスミンの気持ちを分析し、漠然と欲しがるだけでなく、しっかりした意志を持って自分で道を切り拓いていく、現代的なプリンセス像を体現しています。プレミアム吹き替え版のキャストも気になりますよね。アラジンは中村倫也さんでジャスミンは木下晴香さん、ジーニーは山寺宏一さん、ジャファーは北村一輝さんと、こちらも本当に魅力的。近々、改めて吹き替え版も観に行こうかな。■あなたの未来がわかる心理テストさて、そんな映画の公開にちなんで『アラジン』の物語の魔法(心理テスト)をお届けします!これは、あなたの“運命の出会い”や“真実の姿”に気づく魔法です。ご自身の未来もわかります。そこに気づけば運命が動き出し、昨日とは違った“新しい世界”を体験できるでしょう。以下の中からピンと来るキャラクターを選ぶと魔法にかかるかも。今のあなたが親近感を覚えるのは誰ですか?1人チョイスしてください。◎アラジンアグラバーの街で貧しい暮らしをする青年。相棒の猿アブーと自由気ままなその日暮らしをしているが、いつか本当の自分の居場所を見つけ、人生を変えるチャンスを待ちわびている。◎ジャスミンアグラバー王国の美しき王女。規律に縛られた宮殿での生活から外の世界へ飛び出し、自分の人生を自由に切り開くことを願う。アラジンと出会ったことでその想いがより強くなる。◎ジーニー変身やジョークが得意。常に陽気でハッピーなエンターテイナー。うぬぼれが強くいつも自信満々に見えるが、いつか叶えたい願いを持っている。◎ジャファーアグラバー王国の国務大臣。もとはコソ泥。自らの悪を増幅させ、強大な力を得るために魔法のランプを狙っている。得意の催眠術で人々を惑わせ、王位に就こうと画策する。選びましたか?それでは、結果を見ていきましょう。■気になる結果はこちら◎アラジンに親近感を覚えたあなた諦めていた恋が叶う可能性があります。アラジンは、心はダイヤモンドの原石でも貧しい生活から抜け出せずにいる青年。そのアラジンに親近感を覚えたあなたは、相手を見た目ではなく本質で選ぶタイプです。諦めていた恋があるなら、それは未熟さのせい。神経質にならず、寛大な心で恋に再挑戦してみて!◎ジャスミンに親近感を覚えたあなた運命の人に巡り合うでしょう。ジャスミンは自由への憧れを抱く自立した心と強い好奇心を持つ王女。でも規律に縛られて好きな人との恋愛も許されません。そのジャスミンに親近感を覚えたあなたは、個性に惹かれるタイプ。運命の人と巡り合うのは緊張感が駆け巡った瞬間です。そのとき、堰を切ったように運命が動き出すかも!◎ジーニーに親近感を感じたあなた封じた夢を叶えるチャンスに遭遇するでしょう。ジーニーは千年もの間、魔法のランプに閉じ込められていた宇宙最強の魔人です。そのジーニーに親近感を覚えたあなたは、カリスマ・ヒーロータイプ。今後あなたと出会った相手は、一瞬にしてあなたの虜&味方に。さあ、夢を叶える準備を始めましょう!◎ジャファーに親近感を覚えたあなた最強のモノを手に入れる代わりに何かに束縛されそうです。物語に欠かせない、悪役だけどなぜか憎めないジャファー。そのジャファーに親近感を覚えたあなたは、罠を罠ともせずに楽しめる賢いタイプ。本命の相手の前で“堕としにくい人”を演じるのも上手です。でもその賢さゆえに本音や甘えられる相手が限定されてしまうかも。犠牲を払ってでも守りたいモノを考えて。■あなたの運命の出会い、真実の姿は?『アラジン』の物語の魔法(心理テスト)はいかがでしたか?登場人物たちが巡り合うことで、それぞれの運命が動き出す映画『アラジン』。実は“願い”を叶えてくれるのは“魔法のランプ”ではなく、自分自身の心、そして行動なのかもしれません。【STORY】“ダイヤモンドの心”を持ちながら、本当の自分の居場所を探す貧しい青年アラジンが巡り合ったのは、王宮の外の世界での自由を求める王女ジャスミンと、“3つの願い”を叶えることができる“ランプの魔人”ジーニー。アラジンとジャスミンの心が重なる時、昨日と同じ世界が “新しい世界となって輝き出し、二人はこれまで気づかなかった願いに気づいていく。この身分違いの恋を見守るジーニーもまた、宇宙で最も偉大な力を持ちながらも、ランプから自由になることを密かに願っていた。この運命の出会いによって、彼らはそれぞれの“本当の願い”を叶えることができるのだろうか…?6月7日(金) 全国公開監督:ガイ・リッチー脚本:ジョン・オーガスト、ガイ・リッチー音楽:アラン・メンケン出演:メナ・マスード、ナオミ・スコット、ウィル・スミス配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン(C)2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2019年06月07日ディズニー・アニメーションの名作『アラジン』初の実写映画が、いよいよ公開を迎える。艶やかで夢のような砂漠の王国を舞台に、ウィル・スミス演じるジーニーをはじめとした申し分のないキャスト勢が伸びやかに息づき、『スナッチ』や『シャーロック・ホームズ』で知られるガイ・リッチー監督が、映像に魔法をかけた。空前絶後のスケール感でお届けする本作において“プレミアム吹替版”で主人公アラジン&ヒロインのジャスミンを担当したのが、中村倫也と木下晴香だ。通常、日本語版ではあまり吹き替えられることのない楽曲についても、本作においては本人たちがしっかり歌っているのも大きなポイント。特に、有名な主題歌「ホール・ニュー・ワールド」のふたりのハーモニーは、魔法のカーペットでアラビアン・ナイトを共に浮遊しているかのような、いざなうような気持ちをもたらしてくれる。その歌声を聴けば、名だたる声優陣、俳優陣が参加したオーディションから、中村さん&木下さんが選出されたことに深くうなずけるはず。アラジン、ジャスミンを連想させるエレガントな装いで登場してくれたふたりに、喜びに打ち震えたという『アラジン』日本語版声の出演への想いについて、歌唱について、語り合ってもらった。――『アラジン』の日本語版ボイスキャストに選ばれたという一報が入ったときは、どんな気持ちでしたか?すぐに誰かに伝えたりしましたか?木下:結果報告の電話を取ったときに、母が一緒にいたんです。うれしくて私が突然泣き出したから、母が「どうした!?」となり、「決まったよ!」と伝えたら母も一緒に号泣する、という事態が起きました(笑)。中村:え~、素敵なエピソードだね!お母ちゃんも『アラジン』好きなの?木下:はい!母がディズニー大好きで、その影響で私も小さい頃から、ディズニーに触れる機会があったんです。その場にいたから、たまたま母も知ったんですけど、すごく喜び合った後、「あ!まだ誰にも言っちゃいけないよね!」と、ふたりでヒソヒソしていました。――中村さんも、ぜひエピソードを。ディズニーに親しみはありましたか?中村:小さい頃、『ライオン・キング』を母と兄と観に行ったんです。観終わったら兄が号泣していて、びっくりした記憶があります。それが一番、思い出として強いですね(笑)。アラジン役が決まったと聞いたときは、…僕はもう、真面目な仕事人間ですし、情報解禁前に何人たりとも「言ってはいけない」というお達しもされていたので「誰にも言うものか…」と(笑)。ただ、解禁になったときは、ちょうど舞台(「クラッシャー女中」)の公演中だったんですよ。小屋入りした瞬間に、いろいろな人が、「おい、アラジン!」みたいなテンションで。木下:わかります!私も、ちょうど舞台(「銀河鉄道999」)をやっているときだったので、「『ホール・ニュー・ワールド、来たぞ』って(笑)。すれ違う度に、皆さんが「ホール・ニュー・ワールド♪」と歌っていくんですけど、うまいんですよね…(笑)。――ミュージカルの現場ならでは、ですね(笑)。具体的に、どのような準備をされたんですか?中村:いろいろな作品の役づくりと、基本的には一緒です。まず、アラジンの役の解釈をしました。最初から吹き替えで合わせるとなると、合わせることばかりを考えすぎて、2枚の紙が合わさらなかったときのズレが大きいので、その間を自分で埋められるように役づくりをしました。現場に行って、映像を見ながら、彼(メナ・マスード)がどんな芝居をしているのか、どんな目線の動きなのかを含めて、機微みたいなものを拾い集めました。本当に世界中で知られている名作でしょう。日本にもたくさんのファンと、期待している人がいるので、「しっかりとやんなきゃ」と思いました。でも、自分がやるので、ちょっとしたニュアンス、コメディータッチなところ、外しの部分、オフビートなところは遊びたいな、と思いながらやっていました。割と、アフレコしながら「こいつ、おもしれえな」って、自分で笑っちゃっていましたから(笑)。木下:(笑)。私は…オーディションのときに、すごく考えた結果、自分なりのジャスミン像を結構作ってしまったんです。いろいろ演出を受けて変更していただく中で、自分が想像していたものと違ったときの難しさを、そのときに感じました。だから、役が決まった後は、あまり作り込んでいかず、ジャスミンがどういう女性かという軸だけを考えて臨みました。普段、私はこうして…ゆっくりしゃべるタイプなので、1個ギアは切り替えて、台詞を言っていたような気がします。ジャスミンは王女なので、話し方、物の考え方、価値観も、自分自身とは違うので、品格が感じられる台詞のしゃべり方とかを、少し自分で録音して研究したりしてやっていきました。――役作りと地続きのお話になるかもしれませんが、本作の顔とも言える歌唱に関しての取り組みは、どうされていったんですか?木下:歌の中でも物語が進んでいくというか、ジャスミンとしても心情の変化がどんどん表れていくのが特徴だと思っていました。例えば、『ホール・ニュー・ワールド』だったら1曲の中で、初めての世界を見て驚きやとまどいがあるところから、憧れの世界を見た喜びになって、アラジンにも惹かれ…という様々な感情が入り混じっているので、歌いすぎないようにしました。心を大事にするのを心がけながら、キャスト(ナオミ・スコット)の細かな表情に歌声の色がマッチングすればいいな、と思いながら挑戦しました。中村:…いやあ、びっくりするぐらい、いま、僕が思っていたことをそのまま言ってくれましたよ!木下:(笑)。中村:真面目にお答えすると、正直「どうですか?」と言われても、何もわからないんですよ。自分の中にあるものを活かして、どの仕事もやるだけなんです。やれることを頑張ってやった、そうしたらオッケーをもらえた、というだけなんですよね。――おふたりの声が合わさったハーモニーを聞かれたときは、どんな気持ちになりましたか?中村:僕はただただ必死についていっている感じだったので、何かを感じられるほどの余裕がなく…。詳しいことは、専門家に聞いてほしいな(笑)。木下:私はもともと中村さんの声を、「すごく素敵だな」と思っていたんです。CMでちょっと耳にした声が、とても印象的で。なので、こうして声を重ねられることをすごく楽しみにしていました。初めて一緒に歌わせてもらったときは、もう…この声で包み込んでくれるような、すごく温かくて、優しくて、甘くて。でも、ちょっとどこか心をくすぐるようなところもあって…。すごくいろいろなものがにじみ出ている歌声で、素敵でした。一緒に歌わせていただいて、すごくうれしかったです。中村:もう、うちの子、いい子でしょう(笑)?ありがとうございます。(text:Kyoko Akayama/photo:You Ishii)■関連作品:アラジン(2019) 2019年6月7日より全国にて公開© 2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2019年06月07日ディズニーの名作アニメーションを実写映画化した『アラジン』がまもなく日本公開。この度、主人公アラジンの意外な魅力を、監督のガイ・リッチーが明かした。本作は、人生を変えたいと願う貧しい青年アラジンと自由に憧れる王女ジャスミンの身分違いのロマンスや、願いを叶える魔法のランプを巡る冒険、そしてコミカルな“ランプの魔人”ジーニーなどの人気キャラクター、そして名曲「ホール・ニュー・ワールド」と共に贈る究極のエンターテインメント大作。その主人公アラジンの魅力を、監督を務めたガイ・リッチーは、「アラジンは、ジャスミンと初めて出会った時に、見事に心を交わすことが出来たにも関わらず、彼がそのことに全く気付いていないんです。そういうところが大きな共感を呼ぶんです」と語り、意外にも“ちょっぴり鈍感”なところがあるという。不器用ながらも懸命な姿を、つい応援したくなるアラジンこのアラジンの意外な魅力を引き出すため、ガイはアラジンのアクションパートにおいても、洗練された存在に見えてしまわないよう十分に注意したという。ガイは「彼のジャンプが全て完璧すぎたとしたら、彼の事を好きだと思う気持ちが失せてしまうでしょう。観客に、『うん、こいつは私たちと同じような人間だ』と親近感をもって思ってもらえるようにするためにも、少しつまずいたりしなければいけません」と語り、ジャンプひとつとっても、如才のない動きにならないよう細心の注意を払ったことを明かした。アラジンは、舞台となるアグラバーの街で育ち、真っすぐで清い心を持つ青年。決して裕福とはいえない境遇にいながらも、お腹を空かせる子どもをみると、自分のパンすら分け与える慈愛の心を持つ。偶然街で出会ったアグラバーの王女ジャスミンに心を寄せながらも、男女の機微に疎い彼のアプローチは初々しくもどこか青くさい。そんな彼を見かねたランプの魔人ジーニーから、手取り足取り恋の手ほどきを受ける彼の姿は愛らしく、不器用ながらも懸命な姿についつい応援してしまうのだ。監督の言うアラジンの“鈍感さ”が、そう思わせるのだろう。アラジンはジャスミンとの恋で「自分を見失ってしまうんだよ」主人公のアラジンは、映画の“顔”でありながら、決してスーパーヒーローではない。未来に不安を抱え、恋につまずき、右往左往しながら懸命に生きる。そんな彼の人間味のあるキャラクターに我々は共感するのだ。アラジンを演じたメナ・マスードも、「彼はとても無私で、たいていは他者のために色々なことをするけれど、ジャスミンと会って恋に落ちてしまったことでちょっと自分を見失ってしまうんだよ(笑)」と語り、やはり不器用なアラジンの魅力を語っている。本当の自分の居場所を探す、まるで“ダイヤモンドの原石”のような青年アラジン。ジャスミンとの身分違いの恋や“ランプの魔人”ジーニーとの冒険で、どんな成長をみせてくれるのだろうか。『アラジン』は6月7日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アラジン(2019) 2019年6月7日より全国にて公開© 2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2019年06月05日ディズニーが名作アニメーションを実写映画化した『アラジン』(ガイ・リッチー監督)で、“ランプの魔人”・ジーニーを演じた米俳優のウィル・スミスが約1年半ぶり、15回目のプロモーション来日を果たし、取材に応じた。予告編の公開とともに、その姿が“青すぎるウィル・スミス”と話題を集めた実写版のジーニーだが、「あれは100パーセントCGI(Computer Generated Imagery)なんだ。みんな、僕が実際に演じていると思っているみたいだけどね(笑)。その分、自由度も高く、いろんなアドリブを加えることができた」と驚きの舞台裏を明かすスミス。ジーニーといえば、1992年に公開されたアニメ版の声優である故ロビン・ウィリアムズさんの印象も強い。「その通り。自分が演じることで、ジーニーというアイコンを壊したくなかったし、何よりロビンへの敬意を示したかった。同時に自分なりの新しいジーニー像を作り上げることも心掛けた」と振り返る。そんなジーニーの魅力は、ずばり「みんながなりたいと思う理想像であり、愛の体現者である点」。3つの願いを叶えてくれる、陽気で自信家なキャラクターである反面、ご主人に仕えるという“運命”を受け入れており、「知っての通り、ジーニーが身に着ける金の腕輪は拘束のシンボル。いわば、囚われの身なんだ。だからこそ、彼はせっかくの願い事を無駄にされるのが許せないんだ」とキャラクターを深く洞察する。では、スミス本人にとって、自由を奪うような“金の腕輪”は存在するのだろうか?地位も名声も手にした大スターであることは誰もが認めるが、「それだよ!実際、僕は“ウィル・スミスでいること”に囚われ、大成功した映画俳優というペルソナに自分らしさを奪われていた。本当はもっと、いろんなことにチャレンジしたいのにね」と少なからず葛藤を抱いているようだ。「でも、この数年はそこから自由になろうとしているよ。だから、今回のジーニー役も心の底から楽しんだ。さっきも言ったけど、ジーニーは全身全霊で愛を与える存在だからね。アラジン役のメナ・マスードは初めての大役で、最初こそ少し緊張していたから、僕のほうから『肩の力を抜いて、もっと楽しもう』って声をかけたんだ。何より、ジーニーは数千年ぶりに、ランプから飛び出すことができて、もうパーティしたくてしかたがない(笑)。ミュージカル的な要素も強いから、新しいジーニー像を作る上で、音楽は重要なポイントだし、ディズニーの歴史の中で、ああいうヒップホップな味付けをもったキャラクターは、過去にほとんどいなかったんじゃないかな。僕らが現場で味わった楽しさは、きっと日本の皆さんにも感じてもらえるはずだよ!」取材・文・写真:内田涼『アラジン』6月7日(金)より全国公開
2019年06月03日全世界に大旋風を巻き起こしたディズニーの名作を実写映画化した『アラジン』から、ジャスミンを演じたナオミ・スコットと、監督のガイ・リッチーが新しいジャスミンのキャラクターの秘話を語ったコメントがシネマカフェに到着した。人生を変えたいと願う貧しい青年アラジンと、自由に憧れる王女ジャスミンの身分違いのロマンスを描いた本作。ジャスミンを演じたナオミ・スコットは『パワーレンジャー』でピンク・レンジャーを演じ、11月に全米で公開予定の『チャーリーズ・エンジェル』ではエンジェルのメンバーに選ばれるなど、いまハリウッドが最も注目している女優のひとりだ。アニメーション版の『アラジン』を観て育ったというナオミは、「私と同じような濃い色の目と髪、肌の色を持つ外見のディズニープリンセスの登場はすごく大きな出来事だったわ!」と語り、「今回の映画では、ジャスミンの主な目的はアグラバーの民を守ることと、正当に扱うことよ。そして彼女は物語の中で成長を遂げて、欲しいものを欲しがるだけではなくて、自分自身で手に入れるように変わってゆくの」と、アニメーション版からさらに進化したジャスミンのキャラクターの秘話を明かした。主題歌“ホール・ニュー・ワールド”のバラードに乗せて、アラジンと共に魔法のじゅうたんで夜空をかけるあの有名なシーンの実写化は、クールでスタイリッシュなガイ・リッチー監督の演出により、後世に語り継がれる名シーンになることが予想される。しかし、ナオミのコメントからはジャスミンがロマンスパートだけのキャラクターではないことが伺える。ガイ監督は、「今回のジャスミンは、より成熟したキャラクターで、おそらく当時の典型ではなかった存在なんだ」と語り、ナオミの言葉を裏付けた。アニメーション版のDNAを引き継ぎながらも、より現代的に進化した“新生”ジャスミン。アラジンとの恋、そして魔法のランプを巡る大冒険に彼女がどのように関わってくるのか?是非スクリーンでチェックしてみて。『アラジン』は6月7日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アラジン(2019) 2019年6月7日より全国にて公開© 2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2019年05月31日中村倫也が日本語吹き替えを担当する名作アニメーションの実写化『アラジン』(6月7日公開)。すでにその歌声がメディアに披露され、前評判は上々だ。これまで声をあてるゲスト俳優たちに一喜一憂させられてきた洋画のローカライズ。オリジナルで演じた役者のイメージを保持しつつ日本語をアテレコするのはプロの声優であってもなかなか骨が折れる作業だが、最近では才能豊かな人気俳優たちが吹き替えして高く評価される作品も増えている。そこで今回は話題性もバッチリ!人気俳優たちが声の出演をするブリリアントな日本語吹き替え映画を5本紹介しよう。『アラジン』…中村倫也がミュージカルで鍛えた美声を披露1992年に公開されたディズニーが誇る不朽の名作アニメーションを、ガイ・リッチー監督で実写化した『アラジン』。イスラムの説話集「千夜一夜物語」の一篇「アラジンと魔法のランプ」を基につむがれた珠玉のアラビアン・ラブファンタジーだ。魔法のランプを住み家にする魔人ジーニーの大魔法による豪華なパレードや贅を凝らした中東風の王宮&衣装など、幻想的でエキゾティックなビジュアルも見どころとなっている。中村さんは砂漠の王国アグラバーで暮らす、貧しいながらも心に輝きを秘めた“ダイヤの原石のような男”であるアラジン役。誠実さと甘さが絶妙にブレンドされたスウィートな美声は、まさにディズニー映画にうってつけ。迷いながらも成長していく、ワイルドで心優しいアラジンにぴったりだ。また高まる情感をメロディに乗せてつむぐディズニー映画において、重要となるのはもう一つの主役とも言える歌のパート。中村さんはミュージカルの出演経験を活かし、抜群の歌唱力で劇中歌を披露している。注目はジャスミン王女とアラジンが空飛ぶ絨毯で夜空を駆け巡る、最高にロマンティックなシーン。王女役を務めたミュージカル女優・木下晴香さんと共に、中村さんが歌い上げる名曲「ホール・ニュー・ワールド」は艶やかで甘い。しばらくはうっとりと口ずさんでしまうほどの破壊力なので、大いに期待して欲しい。『名探偵ピカチュウ』…西島秀俊がもふもふの“おっさん名探偵”に現在北米を中心に日本でも大ヒット公開中の『名探偵ピカチュウ』。人間とピカチュウが共存するライムシティを舞台に、事件に巻き込まれた父親を捜す青年ティムと名探偵ピカチュウの大活躍を描く。見た目はもふもふの可愛いピカチュウが、中身は“おっさん”だったというギャップにノックアウトされる本作。クールなモンスターボールや日本リスペクトを感じさせる電脳の街・ライムシティの造形も必見だ。西島さんはオリジナルでライアン・レイノルズが担当したピカチュウ役に挑戦。『デッドプール』(2016年)をほうふつとさせる軽妙な語り口の“おっさん名探偵”でありながら、米娯楽誌「ピープル」誌が選ぶ「最もセクシーな男」に選ばれたこともあるレイノルズのイケメンぶりも匂わすという見事な離れ業に成功している。その一方で2019年は『ダンボ』でコリン・ファレル扮する哀しみを抱えるサーカス団の元スターの吹き替えも担当し、大人の色香漂うイケボも披露した西島さん。人気キャラクターから女心をくすぐる大人の男まで、守備範囲の広さはさすがの実力派と言えるだろう。『ゴジラキング・オブ・モンスターズ』…田中圭が家族を守るため奮闘する熱き男に1954年に起源となる第1作目が公開され、今年、生誕65周年を迎える国民的特撮怪獣映画『ゴジラ』。『ゴジラキング・オブ・モンスターズ』(5月31日公開)は、全世界興収530億円をたたき出したハリウッドリメイク『GODZILLA ゴジラ』(2014年)、『キングコング:髑髏島の巨神』(2017年)と地続きとなる“モンスター・バース”シリーズ最新作だ。モスラ、キングギドラ、ラドンなど日本でも人気のある伝説の怪獣が次々と覚醒する圧巻の映像に、鳥肌が立つほどワクワクさせられる。オリジナル版『ゴジラ』へのリスペクトがビンビン伝わってくる怪獣それぞれの見せドコロや、思わずニンマリしてしまうテーマ音楽もお聞き逃しなく!田中さんが演じたのは、カイル・チャンドラー扮する、家族を守るために奮闘する元科学者マーク・ラッセル役。19歳もの年齢差があるチャンドラーとのシンクロを、田中さんは“愛する家族を命がけで守る熱き男”というアプローチで見事に体現している。また「地球環境における人間の罪」や「怪獣との共生」、そして「宇宙怪獣キングギドラ(=外来種)の排除」など多くのテーマが盛り込まれた本作。田中さんと妻役・木村佳乃&娘役・芦田愛菜との絶妙なバランスが、本作の骨子を<家族の物語>として強烈に印象づける一助になっていることにも注目したい。『グリンチ』…大泉洋が自身のキャラを活かしてひと癖あるモンスターを怪演!ジム・キャリー主演で実写映画化された『グリンチ』(2000年)を、2018年に「怪盗グルー」、「ミニオンズ」シリーズで知られるアニメーションスタジオ・イルミネーションがCGアニメで映画化。クリスマスが大嫌いなグリンチが、村の人々からクリスマスを盗んでやろうと画策する姿を追う。子どもの頃からいつも1人ぼっちで泣いてばかりだったグリンチ。村から離れた洞窟に住んで、「孤独な方がマシだ」とつぶやく姿にグリンチの悲しみがにじむ。フワフワとなびくグリンチの緑色の体毛やアイディア満載の便利な発明品、そして巨大なクリスマスツリーが立つ祝祭感に包まれた村の風景など、最新VFXを駆使した美しい映像に目を奪われる。近年、役者として活躍目覚ましい大泉さんは、ベネディクト・カンバーバッチが扮したグリンチの吹き替えを担当。感情表現豊かな大泉さんのキャラクターを活かし、時に激しく、時に寂しさを感じさせるグリンチを怪演している。これまで細田守監督作『バケモノの子』(2014年)やゲーム「レイトン」シリーズなど声の出演実績も多数あり、そのどれもで高評価を得ている大泉さん。声に感情を含ませる豊かな演技を堪能して欲しい。『トイ・ストーリー4』…竜星涼、予告編の演技に本編も期待!ディズニー/ピクサーの大ヒットシリーズ『トイ・ストーリー』。シリーズ最新作である『トイ・ストーリー4』(7月12日公開)では、ウッディたちが暮らす“ボニーの家”に、一風変わった仲間がやってきたことで新たな騒動が巻き起こる。これまで子どもの成長と共に忘れ去られていくおもちゃたちの一抹の淋しさが、作品に深い余韻を残してきた本シリーズ。最新作では、ボニーが使い捨てフォークで作ったおもちゃのフォーキーが、「僕はゴミだ」と自分を卑下してウッディたちから距離を置こうとする姿が胸をザワつかせる。本作でフォーキーを演じるのは、ドラマ「メゾン・ド・ポリス」の潜入捜査官役で人気を博した若手俳優の竜星さん。ウッディ役の唐沢寿明&バズ・ライトイヤー役の所ジョージほか、シリーズを通じて日本語吹き替えを担当している演技派の面々に一歩も引けを取ることなく新キャラクターを熱演。現在解禁中の日本語吹き替え版・予告編の中でも、なかなか堂に入った演技を見せているので本編も多いに期待したい。文字を追う必要がないため映像に集中できて、俳優の新たな魅力も発見できる日本語吹き替え版。「洋画は字幕!」に固執せず、気になる吹き替え作品があったら挑戦してみよう。映画の楽しみ方が1つ増えるかも…?(text:足立美由紀)(text:Miyuki Adachi)■関連作品:グリンチ(2018) 2018年12月14日より全国にて公開(C)2018 UNIVERSAL STUDIOSゴジラキング・オブ・モンスターズ 2019年5月31日より全国にて公開© 2019 Legendary and Warner Bros. Pictures. All Rights Reserved.トイ・ストーリー4 2019年7月12日より全国にて公開©2018 Disney/Pixar. All Rights Reserved.アラジン(2019) 2019年6月7日より全国にて公開© 2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.名探偵ピカチュウ 2019年5月3日より全国にて公開予定(C) 2019 Legendary and Warner Bros. Entertainment, Inc. All Rights Reserved.(C) 2019 Pokemon.
2019年05月28日コスメティックブランドのマック(M・A・C)より、「ショット オブ カラー リップ オイル」が6月14日に新発売される。「ショット オブ カラー リップ オイル」(3,700円)は、鮮やかな発色と、唇にツヤ感とサテンのような輝きをもたらすティントタイプのリップオイル。リッチなテクスチャーが、唇に立体感をもたらし、ぷるんとした魅力的な唇に導いてくれる。また、唇の形にフィットするように開発されたアプリケーターが採用されているので、塗り心地も抜群。保湿成分と整肌成分も配合されているので、潤いも同時に与えてくれる。左から「ショッツ! ショッツ! ショッツ! 」、「ソー フル オン」、「ポケットフル オブ サンシャイン」カラーバリエーションは、夏の日差しに映えそうなブライトオレンジの「ショッツ! ショッツ! ショッツ! 」や、クールディープレッドの「ソー フル オン」、肌馴染みのよいコーラル系の「ポケットフル オブ サンシャイン」など、全14色の豊富なラインアップとなっている。
2019年05月23日実写映画『アラジン』のUSプレミアが5月21日(日本時間5月22日)に行われ、ジーニー役のウィル・スミス、アラジン役のメナ・マスード、ジャスミン役のナオミ・スコット、そしてガイ・リッチー監督が登場し、会場が素敵な魔法に包まれた。5月24日の全米公開に先駆けて行われた今回のプレミアは、ハリウッドのエル・キャピタンシアターで華々しく開催。いま世界中から最も注目を集めている作品とあって、大きな魔法のじゅうたんが設置されるなど、『アラジン』の世界観が再現された会場には、世界中から報道陣が駆けつけ、多くのファンも集まり大賑わい。今回大役を手にしたメナは「ここにいるキャストと、ガイ(・リッチー監督)、そしてディズニーのことを、とても誇りに思っているんだ。この映画を観た少年や少女たちは自分のように思えるキャラクターに出会えるんだよ!」と思いを明かし、劇中で披露される歌唱力も話題のナオミは、新たな新曲「スピーチレス」について「とてもエモーショナルな体験になったわ。自分自身の、あえて最も弱い部分を使って、ジャスミンが乗り越えようとしていることに触れようとしたの」とコメントした。一方、先日の来日で日本のファンを魅了したウィルは「僕は、ディズニーの魔法って本当にあるんだなと思ったよ。これは、僕にとって初のディズニー映画だ。ディズニーはそれぞれのストーリーの核心に、人の子供心を呼び起こす何かを入れられるんだと思う。人を微笑ませ、感謝の気持ちを覚えさせる何かをね」と、ディズニー作品の持つ力について語る。また、ジーニーに共感したことについて「彼が閉じ込められていることにある」というウィル。「彼はすごいパワーを持っているが、同時に囚人でもあるんだよ。僕自身もまさに、ウィル・スミスというものに閉じ込められているような感じがしていた。でも、この2年の間に、僕は少しずつウィル・スミスというものから離れ、自分自身を見つけ、自由を得るようになっていた。その後の最初の作品が『アラジン』だったわけだよ」と明かした。そして今回、名作の実写化に挑んだリッチー監督は、これまでの作品から、ディズニー作品とは無縁かと思われていたが、「意外に思うと思うけど、僕はこういったジャンルにはかなり詳しいんだよ。子供が5人もいるので」と言い、本作の見どころについては「全部だね!」と自信満々に語り、「見終わった後に強い感動を覚えて欲しいと思う」とコメントしていた。『アラジン』は6月7日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:アラジン(2019) 2019年6月7日より全国にて公開© 2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2019年05月22日名作アニメーションを空前のスケールで実写映画化する『アラジン』。この度、本作の監督を務めたガイ・リッチーが、ウィル・スミスが演じることで早くから話題を呼んでいた実写版ジーニーのキャラクターについて語った。本作は、人生を変えたいと願う貧しい青年アラジンと自由に憧れる王女ジャスミンの身分違いのロマンスと、願いを叶える魔法のランプを巡る冒険、そしてコミカルなノリで人気のランプの魔人ジーニーなどのキャラクター、そして名曲「ホール・ニュー・ワールド」と共にディズニーが贈るエンターテインメント大作。ランプの魔人ジーニーは、魔法のランプを巡る大冒険の中で主人公のアラジンと友情を育み、作品のユーモアパートもけん引する大事なキャラクター。演じるのはハリウッド最強のエンターテイナー、ウィル・スミスとあって、実写となって蘇ったジーニーは、その全貌を現したときから世界中の話題となっていた。「ちょっとうぬぼれが強いところ」もそんなジーニーに関してガイ・リッチーは、「筋肉質で頼れるお父さんのようなキャラクターを僕は求めていたんだ」と言う。続けて「力強い存在だと感じられるくらい十分に大きくて、部屋に彼がいれば誰もがそのことに気付くような存在感があるような感じにね」と語り、非常に存在感のあるキャラクターにしたかったことを明かした。さらにリッチー監督は、「この映画のジーニーは、ちょっとうぬぼれが強いところを私は気に入っているんだ。彼は長年ランプの魔人を務めているから、そんな自分が他人からどう見られているかを気にしているのさ(笑)」と、その内面に関しても少しだけ語ってくれた。ウィル・スミスも太鼓判!「特別なものになる」オリジナルのアニメーション版の中でも、アラジンとジーニーの物語はドラマを語る上で重要なパートの1 つ。何百年もの間ランプの魔人として生き続けてきたジーニーは、新しい主人となったアラジンの“願い”を叶えながらも、まだ若く、世の中を知らないアラジンに人生のアドバイスをする。2人はユーモア溢れる掛け合いをみせながら友情を育んでゆくのだ。さらに本作では、ジーニーが“ちょっとうぬぼれ屋のお父さん”のようなキャラクターになったことで、この2人の関係性はより面白く、そしてエキサイティングに昇華しているはず。ジーニーを演じたウィルも「きっとこの作品は数あるディズニー作品の中でも特別なものになるはずだよ! だってディズニーのこれまでの歴史の中で、あんなヒップホップなフレーバーはほとんどなかったからね!」と自ら語り、作品の完成度に太鼓判を押している。『アラジン』は6月7日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アラジン(2019) 2019年6月7日より全国にて公開© 2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2019年05月08日■ミニマムリッチという在り方「ミニマムリッチ」という言葉を聞いたことはありますか?ミニマムリッチとは、長い時間と手間をかけ、ものとの関係を大事に育てていこうという考え方。本当に満足できる人生のヒントは、大切なものだけを慈しみ、メンテナンスして使う、丁寧な姿勢にあります。どんどんものを捨て、極限まで持ち物を削る「ミニマリスト」とは、言葉は少し似ているかもしれませんが、意味合いは異なります。もちろん、ものを減らすことはとても大切なことですが、果たして「とにかく捨てる」ことがいいと言い切れるのでしょうか?どんどん捨ててしまうことによって、どうしても捨てられないもの、大切にいつまでも愛し抜きたいものとの貴重な関係まで、断ち切ることになりかねません。多くのものを次から次へと捨ててしまうことに抵抗を感じている方たちは、きっと、ものと一緒に暮らしてきた尊い歴史を捨てることができない、と感じているのだと思います。では、ミニマムリッチという在り方を通じて、上質なものと生きていくと、人生はどう変化していくのでしょうか。生き方はどう変わっていくのでしょうか。ミニマムリッチについて説いた本『本当に必要なものはすべて「小さなバッグ」が教えてくれる』(横田真由子)のエッセンスを選りすぐってご紹介します。■ミニマムリッチの本質は「上質なものを大切に」バーゲンで安くなっているからと、ついつい買ってしまったもの。目についたから、使えるかもしれないと買ってしまったもの。そういうものには、本当の意味での愛着は湧いてこないと思いませんか?反対に「ちょっと高いかな」と思っても、どうしても欲しいものは、貯金をしたり、他のことを我慢したりして手に入れますよね。そうやって苦労して手に入れたものは、後々「やっぱり手に入れて、よかった」と思えることが多いもの。たとえばヨーロッパでは、お母さまが若いころ使っていたアクセサリーを譲り受けて使ったり、お父さまやおじいさまが使っていた時計を家宝にして代々大切に使ったりするのが普通です。長く手入れをされて、大事に扱われてきたものは、なんとも言えない重厚な雰囲気をまとうようになります。その上質な雰囲気は、あなたから知らないうちに香り立ち、オーラを発するようになるのです。ミニマムリッチなら、出費は最小限に1万円のバッグを10個集めて消費していませんか?安くてすぐ壊れてしまうものを次々と買い換えるよりも、上質なものをひとつ大切にする。すると、長期的な目で見れば、出費は最小限になるのです。日々の出費で一番多いのは「衝動買い」。本当に満足できる、上質なものだけを持つミニマムリッチの姿勢ならば、ムダなものをたくさん買ってしまうこともなくなるはず。ミニマムリッチなら、人間関係も大切に育てていけるものを買っては捨て、捨てては買う。こういうことを繰り返していくと、それは人間関係にも影響を及ぼします。SNS上で簡単につながり、嫌になったらすぐシャットアウト。人間関係も、もののように使い捨てる感覚になってしまうことも。人間関係を保つコツは、ものをメンテナンスする習慣に似ています。大切なものでも、傷んで、損なわれてしまった場合は取り返しがつきません。人間関係もそれと一緒で、「あのときもっとちゃんと対応しておけば」と思ったときには、もう遅いことがしばしばなのです。たとえば、革のバッグが雨に濡れてしまった場合。そのまま何もせず、時間をおくと革には雨ジミが残ってしまいます。後からそれに気づいて、クリームを塗り込んだり、磨いたりしてもシミはとれません。これを人間関係でいうなら、人が困っているときには、「そのとき」「すぐに」助けてあげなければ、後から慰めたり、謝ったりしても取れない「シミ」が残ってしまうかもしれません。上質なものを丁寧にメンテナンスし、愛することができる、ミニマムリッチな考えを持っている人は、本当に大切な人との尊い関係も末長く育てていける人なのです。2016年5月30日公開2019年4月28日更新画像/Shutterstock
2019年04月28日30代は男女ともにキャリアについて悩む時期でしょう。「いつまでもこの仕事を続けていていいのだろうか。給料も安いし」「収入を増やしたいけど、今の職場では難しそう」と経済的な理由から、転職を検討し始める方も多いでしょう。日本企業は、まだまだ年功序列が色濃く残っている企業が多く、いくら成果を出したとしても、急激に年収が上がることはありません。そうなると、収入アップの手段として最初に「転職」が思い浮かびます。ただし、転職には時間と労力がかかりますし、たとえ収入が増えたとしても転職後の働き方や仕事内容が以前よりもいいという保証はないため、気軽に転職できないと考える人も多いでしょう。今回は、「経済的に豊かになりたい。でも今すぐに転職する勇気はない」という30代女性向けに、経済的に豊かになるための「すぐに転職する」以外の選択肢について解説していきます。30代女性が「経済的にリッチになる」転職以外の方法1. 物価が安いエリアに引っ越す経済的豊かさを感じるための方法のひとつに、物価が安いエリアに引っ越す、という方法が挙げられます。現在同年代女性の平均程度の給与を得ている場合、都心では豊かさを目一杯感じる生活をするのは難しいでしょう。ですが、同じ収入を得たまま、家賃や物価が安いエリア(タイなどの海外や、家賃が格安の田舎など)に引っ越すことができれば、「豊かさ感覚」は大幅に向上します。この方法は、「場所を選ばずに働ける」人しか使えませんから、「自分は普通の事務職だから無理」と思われる方もいるかもしれません。ですが、現在30代なら、数年間「場所を選ばずに働ける技術」(プログラミングなど)を身につけ、数年後に生き方を変える、というのは十分に現実的な選択肢です。30代女性が「経済的にリッチになる」転職以外の方法2. 仕事をいくつかもつ転職は、ギャンブル的要素を含みます。外から見ている分にはどれだけ魅力的に見えた企業でも、実際に働き始めてみたら前職の方が良かった、と感じる可能性はあります。転職という博打に踏み込む勇気がない場合は、まずは、今の仕事を続けながら、新しい仕事を始めてみる、というのも一案です。「週5日働いているのに、これ以上働くなんて無理!」という人は、「仕事とは大変なもの」という思い込みに囚われてしまっています。世の中には、自分が楽しんで、たとえ利益にならなくてもやりたい!と思えることで、収入を得ている人もいます。ダンスが趣味の方は、ダンスの技術を高めて人に教えてみる、アクセサリー作りが好きな方は、ネットショップで売ってみる、など、苦にならないサイドビジネスを始めてみましょう。30代女性が「経済的にリッチになる」転職以外の方法3. 投資を勉強する貯金がある程度あり、無くなっても生活に困らない範囲のお金を投資に回せる余力がある方は、投資の勉強を始めて、少額から運用を始めてみましょう。投資の勉強を始めることで、世の中の動きに詳しくなるなど、副次的なメリットも期待できます。30代女性が「経済的にリッチになる」転職以外の方法4. 婚活する経済的に成功している男性と結婚することでリッチになる、という方法もあります。ただし、近年、男性も女性に学歴や経済力を求める傾向が高まっているので、俗にいうハイスペ男性と結婚するための近道は、自分もハイスペになることです。また、自分に経済力が全くないという場合、お金のある男性と結婚しても、別れることになったら貧困に転落してしまうという恐怖から、立場が弱くなってしまう危険性もあります。ですから、リッチな男性との結婚を望むにしても、自分に最低限の経済力があった方がいいことには変わりはないと言えるでしょう。さいごに。経済力を向上させるための唯一の方法は、学ぶこと今回は、30代女性が経済力を向上させるための選択肢をいくつかご紹介しました。豊かな生活を送りたいなら、「学ぶ」ことが必須です。自分にはどういったことが向いているのか、どういった選択肢があるのか、どうしたら現状を変えられるのかを、主体的に学んでいくことで、経済的な不安を払拭することができるでしょう。
2019年04月26日ウィル・スミスがランプの魔人ジーニー役を演じることでも話題の『アラジン』から、最新映像となるUS予告映像が解禁。実写として見事に蘇った世界観に、名曲「ホール・ニュー・ワールド」や「フレンド・ライク・ミー」が収められたものとなっている。1992年に公開された名作アニメーションをガイ・リッチー監督が実写映画化した本作。主人公アラジン役をメナ・マスード、ジャスミン役をナオミ・スコット、そしてジーニー役をウィル・スミスが“まんま”演じることで大きな期待を集めている。そんな中、最新映像となる約2分間のUS予告編が解禁。まさにアニメーションで親しんだ世界観が忠実に再現されており、アラジンらのキャラクターたちの姿も本格的に登場。街中を軽快に駆け回るアラジンが出会ったのは、美しい王女ジャスミン。運命的な出会いによって2人の“願い”が動きだし、やがて邪悪な大臣ジャファーの甘い誘いに乗ったアラジンは“魔法の洞窟”からランプを探してくる仕事を引き受けるーー。よく知られたストーリーだが、今作ならではの映像表現が加わり、全く新しい「アラジン」を予感させている。SNSで大盛り上がりとなったウィルのジーニーが魔法のランプから登場すると、「フレンド・ライク・ミー」を軽快に熱唱、 コミカルで愉快なシーンにワクワクした後は、ジーニーの魔法で王子に変身したアラジンが、ジャスミンにアプローチをする姿が描かれる。生きるために盗みを働きながらもまっすぐな心を持ち、いつか人生を変えるチャンスを待つ貧しい青年のアラジンと、自立した心と強い好奇心を持ち、 自由に憧れる美しい王女ジャスミン。身分が違う2人の、運命的な恋がいよいよ始まる。そんな予感の中、アラジンとジャスミンが魔法の絨毯に乗って歌われるのが名曲「ホー ル・ニュー・ワールド」。アニメーション公開時にアカデミー賞歌曲賞とゴールデン・グローブ賞主題歌賞を獲得した、 ディズニー・ラブソングの中でも随一といえる映画史に残る名曲が、今作のために新たに登場した。王女であるがゆえに自由がなく「私はどこへでも行ける王女ではない」とつぶやくジャスミンを、「僕を信じて」と手をとり、自由な空の旅へ誘うアラジン。 魔法の絨毯に乗って世界中を旅し、初めて心を通わせる2人の姿は、すべての自由を求める人たちが憧れる名シーン。この名曲に乗せて描かれる様々なシーンには、アラジンの相棒・猿のアブーはもちろん、ジャスミンの友だちであるトラのラジャー、ジャファーのしもべ・オウムのイアーゴなど、それぞれ活躍が楽しみな人気キャラクターたちの姿も見え、見どころが盛り沢山の予告映像となっている。『アラジン』は6月7日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アラジン(2019) 2019年6月7日より全国にて公開© 2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2019年03月13日ディズニーの名作アニメーションをガイ・リッチー監督が実写映画化する『アラジン』。その最新予告が本国で公開されるや、ついに姿を現したウィル・スミス演じるランプの魔人・ジーニーに、「普通に青くなったウィル・スミス」「想像以上にウィル・スミスなんだけど」といった声が続々と寄せられている。ディズニー・アニメーション『アラジン』は、人生を変えるチャンスを待つアラジンと新しい世界に飛び出したい王女ジャスミンのロマンス、3つの願いを叶える魔法のランプをめぐる冒険、そしてランプの魔人ジーニーのコミカルな魅力が人気を集め、さらには主題歌「ホール・ニュー・ワールド」がアカデミー賞やゴールデン・グローブ賞、グラミー賞を受賞するなど大旋風を巻き起こした。その名作を『シャーロック・ホームズ』シリーズや『キング・アーサー』などで知られるガイ・リッチー監督がメガホンをとり、実写化する今作から、日本時間2月11日、最新映像となる予告編が公開。壮大な世界観の映像にはメナ・マスード演じるアラジン、ナオミ・スコット演じるジャスミン、マーワン・ケンザリ演じるジャファーが登場しているが、何と言っても注目を集めているのが、映像の最後にランプの中から現れるウィル・スミス演じるジーニーだ。「Entertainment Weekly」誌にて“青くない”初ビジュアルがお披露目された際、ウィルは「これは人間に化けた姿。ちゃんとCGで青くなるから」とファンからの質問に応じていたが、ついに姿を現したジーニーは確かに青い、のだが…。「普通に青くなったウィル・スミス」「ただの青いウィル・スミスで笑う」「まんまウィル・スミスなんか~~~い!!笑」「ウィル・スミスが強すぎて消えてない」など驚きと困惑の入り交じった投稿が相次ぎ、「魔法の力というよりウィル・スミス本人が何とかしそう」「ウィル・スミスはもう『ウィル・スミス』というジャンル」との声も。あまりに強力な“ウィル・スミス”らしさ溢れるジーニーに、話題騒然となっている。『アラジン』は6月7日(金)より全国にて公開。(text:Reiko Uehara)■関連作品:アラジン(2019) 2019年6月7日より全国にて公開© 2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2019年02月11日土曜日(現地時間)、ライオネル・リッチーの息子でモデルのマイロ・リッチー(24)が、ロンドン・ヒースロー空港で逮捕された。「TMZ.com」が報じた。目撃者が語るには、事件当時、航空機に搭乗しようとしていたマイロが、何らかの理由で搭乗を拒否されてしまったという。これに激怒したマイロは、「自分は鞄の中に爆弾を持っており、搭乗させないのなら爆発させてやる!」と言い出したのだそうだ。さらに、駆け付けた警備員のひとりにパンチをお見舞い。警察に身柄を拘束されてしまった。その後、爆弾所持発言はただのでまかせだったことが明らかに。マイロは警告処分を受け入れ、すでに釈放されているとのこと。マイロは1994年にライオネルと元妻ダイアン・アレクサンダーの間に生まれた長男で、ソフィア・リッチーの兄。ライオネルの養子のニコール・リッチーを姉に持つ。世界的なモデル事務所「ウィルヘルミーナ・モデルズ」に所属し、逮捕前日にはパリのファッションウィークで開催された「バルマン」のショーに出席していた。20万人ほどのフォロワーを抱えるインスタグラムの公式アカウントでは、たびたびタトゥーが刻まれた上半身の画像や、ライオネルやソフィアとのツーショットを披露している。(Hiromi Kaku)
2019年01月21日『マレフィセント』(14)の世界的ヒットを皮切りに、ディズニーの実写映画の勢いが凄まじい。2017年NO.1ヒットとなったミュージカル『美女と野獣』に続き、2018年はユアン・マクレガーが“大人になったクリストファー・ロビン”にハマった『プーさんと大人になった僕』、クリスマス映画の新定番として次世代女優マッケンジー・フォイの活躍と煌びやかな世界観を映し出した『くるみ割り人形と秘密の王国』が公開された。ところが、2019年のディズニー実写映画はさらにスゴい!予告編やビジュアル解禁にネットが沸く話題作が、怒涛の公開ラッシュとなっている。エミリー・ブラント主演『メリー・ポピンズ リターンズ』2月1日(金)アカデミー賞13部門にノミネート、主演女優賞(ジュリー・アンドリュース)など5部門を受賞した『メリー・ポピンズ』(64)の“その後”を描く『メリー・ポピンズ リターンズ』。『クワイエット・プレイス』のヒットも記憶に新しく、『イントゥ・ザ・ウッズ』でも美声を披露したエミリー・ブラントが新たなメリー・ポピンズを生き生きと演じ、ゴールデン・グローブ賞4部門ノミネートなど映画賞レースでも注目を集めている。物語の舞台は前作から20年後、大恐慌下のロンドン。バンクス家のピンチに、再びあの“ほぼ完璧な魔法使い”メリー・ポピンズが帰ってくる!『モアナと伝説の海』の音楽でアカデミー賞にノミネートされたリン=マヌエル・ミランダ、ベン・ウィショー、コリン・ファース、メリル・ストリープ、そして前作に続いて出演するディック=ヴァン・ダイクも楽しみ。ティム・バートンの世界観に期待『ダンボ』3月29日(金)1941年のアニメーション映画は、“大きな耳”を持ったために仲間はずれにされてしまう象のダンボの成長物語。そして、『アリス・イン・ワンダーランド』『チャーリーとチョコレート工場』など独特の世界観で知られる鬼才ティム・バートンが手がける実写『ダンボ』は、そのコンプレックスを強さに変えたダンボが、離れ離れになった母を救うために仲間に支えられ、勇気を出して“飛ぶ”姿に期待が寄せられている。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』のコリン・ファレルがサーカスの元スター団員ホルト役(今回はいい人)、『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』のエヴァ・グリーンが空中ブランコ乗りのコレット役に、ティム・バートン版『バットマン』のマイケル・キートンがサーカス団長ヴァンデミア役と豪華俳優が名を連ねている。ウィル・スミスのジーニーはハマリ役!?『アラジン』6月7日(金)人生を変えるチャンスを待つアラジンと新しい世界に飛び出したい王女ジャスミンのロマンス、3つの願いを叶える魔法のランプをめぐる冒険、そしてランプの魔人ジーニーのコミカルな魅力が人気を集めた『アラジン』。1992年の世界興行収入1位となる大ヒットを記録し、主題歌「ホール・ニュー・ワールド」はアカデミー賞歌曲賞などに輝いた。『シャーロック・ホームズ』シリーズのガイ・リッチー監督が務め、ミュージカルとなる実写『アラジン』は大ヒットした『美女と野獣』を超えるか?と早くも話題。歌って踊れるアラジン役とジャスミン役には世界的オーディションが敢行され、新鋭のメナ・マスードと新『チャーリーズ・エンジェル』や『パワーレンジャー』のナオミ・スコットが選ばれた。さらに、ランプの魔人ジーニーを演じるのが“ザ・エンターテイナー”ウィル・スミスとあって、期待値は高まるばかり。“モフモフ”予告が話題に『ライオン・キング』全米公開7月19日(金)1994年に大ヒットしたアニメーション映画を、2016年に『ジャングル・ブック』を大成功させたジョン・ファヴローの手により実写化。11月に解禁された本国版予告では、王の後継者シンバがヒヒの呪術師ラフィキによって天高く抱き上げられる象徴的なシーンが、臨場感あるダイナミックな映像となって登場。シンバのモフモフぶりにも驚嘆の声が続出し、24時間で2億2460万回再生された。声優陣も豪華で、主人公シンバを演じるのはドナルド・グローヴァー、シンバの幼なじみナラをビヨンセほか、キウェテル・イジョフォー、アニメーション版でも声を務めたジェームズ・アール・ジョーンズなど。また、アニメーション版でアカデミー賞作曲賞を受賞したハンス・ジマーが再び音楽を担当する。注目女優テッサ・トンプソンが声優『わんわん物語』2019年2019年後半開始予定のディズニー独自のストリーミングサービス「Disney+」の作品の1つになるといわれるのが、1955年のアニメーション映画『わんわん物語』を実写化する『Lady and the Tramp』(原題)。高級犬レディと野良犬トランプのラブストーリーを描く物語は実写とCGの融合となるようで、監督は『レゴ ニンジャゴー ザ・ムービー』のチャーリー・ビーン。主人公レディの声は、『マイティ・ソー バトルロイヤル』『クリード 炎の宿敵』『メン・イン・ブラック:インターナショナル』と出演作が続き、注目度上昇中のテッサ・トンプソン、トランプの声は『ガール・オン・ザ・トレイン』『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のジャスティン・セロー。レディの飼い主で、実写で登場するダーリンは『さよなら、僕のマンハッタン』のカーシー・クレモンズが務める。こちらも配信作品に?『王様と剣』2019年「アーサー王伝説」を原案にしたT・H・ホワイトの小説が原作、1963年にアニメーション映画化された『王様と剣』も実写化。同作はウォルト・ディズニーが最後に手がけた映画としても知られる。原題は『The Sword in the Stone』(石に刺さった剣)で、後にアーサー王となる少年ワートと魔法使いマーリンが登場。「ゲーム・オブ・スローンズ」のブライアン・コグマンが脚本、監督は『28週後... 』フアン・カルロス・フレスナディージョと、ややダークな世界観となるのかも。一方で、魔法使いマーリンについて描く『ザ・マーリン・サーガ』も進行中といわれ、リドリー・スコットが候補に挙がっているらしい。アナ・ケンドリックがサンタの娘に!『Noelle』も2019年?往年のアニメーション映画の実写化ではないが、『イントゥ・ザ・ウッズ』や『ピッチ・パーフェクト』シリーズのアナ・ケンドリックが、サンタクロースの娘を演じる『Noelle』(原題)が、2019年のクリスマスシーズンに登場しそう。父がサンタクロースを引退、怖気づいた兄に代わって彼女が家業を継ぐ物語。脚本・監督は『ラブソングができるまで』『Re:Life~リライフ~』のマーク・ローレンス。2020年以降も続く実写化の波。独自の配信サービスも影響か!?上記以外にも、さまざまなアニメーション映画の実写版やスピンオフ作品が続々と進められている。まず『ムーラン』は、1998年のアニメーション映画を『ユダヤ人を救った動物園アントニーナが愛した命』『クジラの島の少女』の女性監督ニキ・カーロにより実写化。世界5大陸で1,000人規模のオーディションが行われ、日本で歌手活動の経験もある若手女優リウ・イーフェイが大抜擢。『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のドニー・イェンに『エクスペンダブルス』シリーズのジェット・リー、『SAYURI』のコン・リーと世界的なアジアのスターたちが脇を固める。特にコン・リーはアニメには登場しない新キャラのヴィラン(悪役)で、強力な魔女となるとか。2020年3月27日全米公開予定。また、アンジェリーナ・ジョリーとエル・ファニングが続投する『マレフィセント2』(原題)は2020年5月29日全米公開予定だ。ほかにも、エマ・ストーンが『101匹わんちゃん』の悪役クルエラを演じる『Cruella』(原題)、リース・ウィザースプーン主演でティンカーベルを主人公にした『Tinker Bell』(原題)、そしてトム・ハンクスの出演交渉が伝えられた実写版『ピノキオ』は『パディントン』シリーズのポール・キング監督らが手がけることが分かっている。実写とCGで描かれる『リトル・マーメイド』は、『メリー・ポピンズ リターンズ』が好評のロブ・マーシャル監督が担当。音楽は『メリー・ポピンズ リターンズ』にも出演するリン=マヌエル・ミランダ、アニメ版を手掛けたアラン・メンケンがタッグを組むらしい。ハワイに暮らす少女とエイリアンの友情を描いた2002年の『リロ&スティッチ』も実写化に。『シンデレラ』の王子を主役にした『Prince Charming』(原題)は『美女と野獣』の脚本を手がけたスティーヴン・チョボスキー監督がメガホン。1953年のアニメーションを実写化する『ピーター・パン』は、『ピートと秘密の友達』(16)を手がけたデビッド・ロウリーとトビー・ハルブルックスの再タッグとなる模様。さらには、ジーニーを主人公にした『アラジン』前日譚や『白雪姫』などもある。ディズニーは自社のアニメーション映画の実写化を推し進めてはいるが、誰もが知る名作ばかりだけに、往々にして評価のハードルは高くなる。『美女と野獣』や『シンデレラ』など、実写ならではの絢爛で壮大な映像と時代の空気を巧みに取り入れた物語をすでに体験してしまった観客の期待に、果たして応えるものとなるのか。とにかく、それぞれの続報を首を長くして待っていよう。(text:Reiko Uehara)■関連作品:メリー・ポピンズ リターンズ 2019年2月1日より全国にて公開Ⓒ2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.ダンボ(2019) 2019年3月29日より全国にて公開©2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reservedアラジン(2019) 2019年6月7日より全国にて公開© 2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2019年01月05日