デムナ・ヴァザリア(Demna Gvasalia)によるバレンシアガ(BALENCIAGA)は6月22日、99年の歴史における初めてのメンズランウェイショーを開催。私立中・高校サン・ルイ・ドゥ・ゴンザグを会場に、オートクチュールメゾンならではのテーラリングの美しさを強調した17SSメンズコレクションを見せた。大きな肩を特徴とするボックスシルエットと、タイトなシルエットでコントラストを付けながら、クリストバル・バレンシアガ(Cristobal Balanciaga)本人の時代から引き継ぐ造形の独自性と素材感の美しさでコレクションをまとめた。今シーズンのために特別に開発したという大きな肩パッドを入れたジャケットには、タイトなパンツを合わせてトップとボトムの違いを強調。一方で、極限にまで身体にフィットさせたジャケットは、肩パッドが内側に入るような構造で肩の狭さを前面に出している。それぞれが極端ではあるものの、新鮮なシルエットを見せていた。ビッグショルダーはMA-1やブルゾンにも展開し、ロングチェーンをアクセントにしたバギーパンツをコーディネート。終盤のフォーマルルックには、ヴァチカン市国の聖職者の袈裟に使われるパープル、レッド、ブラックの各素材を使用し、一種独特の世界観を演出。カマーバンドやショールも効果的なアクセントとなっていた。また、ショッピングバッグ風レザーバッグ「キャリー(CARRY)」も登場して注目の的となった。
2016年07月04日動かないジェットコースター株式会社ゴールデンフィールドが運営する頭の専門店「悟空のきもち」はこれまで京都本店をはじめ、大阪心斎橋店、東京表参道店の3店舗で営業していたが、2016年7月1日に銀座店をオープンする。この銀座店はなんと予約解禁日に3分で予約が完売した。現在は予約2ヶ月待ちで、キャンセル待ちは6900人が登録している。これはかなりの反響だ。同店のスタッフは頭の筋肉に精通した者ばかり。同店独自のアプローチによって快感を絶頂に高め、そこから一気に寝落ちさせる。この技術は眠たくない人でもたったの10分で眠りにつかせることができるとのこと。この寝落ちをいちど体験した人は皆、口を揃えて「ジェットコースターのような感覚」と言う。この動かないジェットコースターはまさに大人だけに許された、大人のためのジェットコースターだろう。注目の銀座店銀座店は睡眠アトラクションのコンセプト店。照明やイス、店内掲示からスタッフの言葉まですべて大人のジェットコースターにこだわっている。夜の雲の上をモチーフにした大きな台座の上で真紅のチェアに寝そべり、快感から寝落ちのジェットコースターを体験することができるのだ。施術後は金の輪を外した後の孫悟空のような気持ちと開放感を味わえるだろう。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社ゴールデンフィールドプレスリリース(PR TIMES)
2016年07月01日バレンシアガ(BALENCIAGA)が7月1日、2016秋冬プレフォールコレクションを限定店舗にて先行発売する。同コレクションは、新アーティスティックディレクターのデムナ・ヴァザリアのランウェイデビューに先立ち、ハウスデザインチームのディレクションのもとアーカイブを振り返るもの。1世紀に及ぶバレンシアガの歴史を再解釈し、そこにモダンな要素を加えたメゾンの歴史と現代が融合したコレクションとなっている。先行ローンチされる店舗は、バレンシアガ青山、バレンシアガ新宿伊勢丹店本館3階、バレンシアガ三越銀座店4階、バレンシアガ三越名古屋栄店、バレンシアガ阪急うめだ本店3階、バレンシアガ札幌丸井今井本館一条館2 階、バレンシアガ岩田屋本店新館3階。なお、7月1日時点で一部未入荷の商品もある。
2016年07月01日イタリア発・スペルガ(SUPERGA)から、テニスシューズが復刻して登場。2016年6月15日(水)にスペルガ取り扱い店舗にて、全5色、合計240足が限定発売される。登場するテニスシューズ「2750-COT PANATTA」は、1976年の全仏オープンでアドリアーノ・パナッタ選手が優勝した際に着用したモデル。今では、タウンユース用スニーカーのイメージが強くなったスペルガだが、1970年代にはテニスシューズをはじめ、バレーボール、サッカー、バスケットボール、ランニングシューズなど、競技用のシューズを多く製造していた。販売されるシューズは、当時のデザインを忠実に再現。ツバメの尾をモチーフにしたアイコニックなサイドラインはもちろん、タンにはパナッタの名も刻まれている。カラーは、ブラックやモノトーン、ネイビーに加えミリタリーを感じさせるカーキがラインナップした。【商品詳細】スペルガ「2750-COT PANATTA」<限定>発売日:2016年6月15日(水)販売数:240足価格:10,800円+税カラー:全5色(ネイビー/ナチュラル、ナチュラル/ネイビー、ブラック、フルブラック、ミリタリー/ナチュラル)サイズ:EUR39-44【問い合わせ先】プロスペールTEL:03-5778-4886
2016年06月18日バレンシアガ(BALENCIAGA)が2016-17秋冬メンズコレクションを発表した。実用性や機能性、日々のワークウエアをツールとした同コレクションは、創業者であるクリストバル・バレンシアガの上顧客であったモナ・フォン・ビスマルクのためにつくったガーデニング用の洋服からインスピレーションを得て製作されたもの。現代に合わせて再考され、実用的で計画的、リアルライフで使用するための洋服が生み出された。エプロンはレザーやスエード、スーツ用のウールを用いてその下に着用した洋服にマッチするようデザイン。その他のガーメントにはメンズウエアにおいて伝統的で主要なアーミークローズやユニフォーム、スポーツウエア、スーツアイテムなどが活かされた。素材には、硬いメッシュネオプレンやニットの他、レザー、スエード、ジュエルカラーのベルベット、ブラックやグレー、カーキを基調としたミリタリーな色調のナイロン、コットンドリル、ウールといった日常のファブリックを採用。クリストバル・バレンシアガのスピリットに基づき、シームは最小限に抑えられた。成形された時にシルエットが流線形を描くようにトラウザーやショルダーからシームが取り除かれている。トラウザーはワイドか、もしくは足に張り付くほどにタイトに、コートは床をかすめるほど細く長いか、もしくは短縮されショルダー部分は幅広く四角く裁断された。アクセサリーでは、ラテックスに浸されたチェルシーブーツや、アーミーバックパックからインスパイアされたバッグ、ウィメンズのプレフォールコレクションにも登場したシアリングスカーフなどが展開される。
2016年05月29日バレンシアガ(BALENCIAGA)が、16年プレフォールコレクションを発表した。ブランドの原型まで1世紀に及ぶ実験的なアーカイブを振り返る同コレクション。バレンシアガのアーカイブからピックアップしたアイテムの数々をモダンなムードと融合し、現代的なシルエットで仕上げた。1952年SSコレクションのセミフィッテッドラインはバレンシアガの伝統的なアビエイタージャケットとミックスされ、ピープ・オーバーカラーは1957-58年AWコレクションを反映している。コクーンシルエットのバックは1959年SSシーズンを想起させる。プリントもアーカイブから直に選ばれ、1966年のグラフィカルなウィンドウペインチェックなどを採用。1960年SSシーズンに登場したフローラル・エンブロイダリーのディテールも、新たなプリントとして登場する。また、シルクスカーフやカレをガーメントとして再び採用。スクエアのレイヤーからなるドレスの形は、スクエアの生地をクチュール用マネキンにまとわせたときの自然な動きに由来している。スティレットヒールのハイブーツには、ガーメントに溶け込むように生地の素材感を置き換えたプリントが採用された。また、シルバーやゴールドはジュエリーのような効果を発するよう鏡面加工が施された。ニットキャップはシニョンのように頭の輪郭を描き、ファースカーフはマクロサイズバージョンのブランドのアーカイブクチュールのラベルのように仕上げられている。
2016年05月28日ミハラヤスヒロ(MIHARAYASUHIRO)が4月16日、2016春夏コレクションで発表したバックパックよりバリスティックナイロン仕様の新モデル(6万円)を発売した。同バッグは、アメリカ軍の防弾チョッキにも使用されるなど、耐熱・耐光性、撥水性に優れ、摩擦によるキズもできにくい高い強度を誇るバリスティックナイロンを素材に製作されたもの。前身頃のファスナーを開けると、ラップトップ、スマートフォン、wi-fiルーターなどのガジェット類から、財布、文庫本、ペンを整理して収納できる各ポケットが完備されている。また、後ろ身頃にはパソコンも収納可能。仕切りクッションはL字型になっており、上部ポケットとサイドファスナーからの2方向からスムーズに出し入れができる構造になっている。
2016年04月15日アーティスティック・ディレクターにヴェトモン(Vetements)のデザイナー、デムナ・ヴァザリア(Demna Gvasalia)が就任して初となるバレンシアガ(BALENCIAGA)16-17AWウィメンズコレクション。ショーはパリ15区に位置する元テレビ局を会場に開催された。デムナ・ヴァザリアは、アーカイブを丹念に閲覧してクリストバル・バレンシアガ(Cristobal Balanciaga)の作り出してきた独特のシルエットを研究。クチュールメゾンの技術をユーティリティーウェアに応用し、新しいカッティング術を編み出した。ハウンドトゥースやチェックなどのメンズファブリックを使用したテーラードのシリーズでは、ウエストラインを立体的に仕立て、肩を前に出すことで今までにないシルエットを描き、新鮮さを演出。ブルゾンやライダースなどのユーティリティーウェアは、上半分を閉じると裾が広がるシルエットになり、下半分を閉じると肩にボリュームが移動してデコルテになるという、2ウェイの着方を楽しむことができる。フローラルモチーフのドレスのスカート部分には、ボリュームあるラッフルを配して絶妙なアンバランスさを見せる。最後に、ヴィンテージ風のコートをシリーズで登場させたが、レザー製のショッピングバッグをコーディネートし、バレンシアガのシリアスな局面にデムナ・ヴァザリアのユーモラスなエッセンスが見事に融合。コンセプト偏重になり過ぎない、絶妙なバランス感覚を携えた新生バレンシアガの誕生だ。
2016年04月06日ソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)は3月31日、キッズ専門ブランド「KIDSTONE」(キッズトーン)のボール型ガジェット「VOLLY」(ボーリー)を開発したと発表した。発売は未定。当面は体験イベントなどを実施し、使い方の提案を継続的に行っていくという。VOLLYは、直径約17cm(ドッジボール大)のボール型ガジェットで、録音機能と動態認識機能を搭載。VOLLYに声を録音しておくと、ボールを転がしたときなどに生じる振動や回転などに合わせて、多種多様な音が鳴る。同製品は、SMEのキッズブランド・KIDSTONEが行う「フィジタルプロジェクト」の第2弾となる。フィジタルとは「フィジカル」と「デジタル」を組み合わせた造語で、同プロジェクトでは子どもたちが自ら手を動かす体験と、最新のデジタルテクノロジーを組み合わせた製品の開発を行う。2015年10月には、描いた絵が楽器になる「クラフトがっき」を第1弾として発表している。
2016年04月01日●賞金総額500万円、THETA×IoTのコンセプトを募集リコーは3月31日、同社が開発した全天球カメラ「RICOH THETA」と連動するアプリケーションやガジェットを募る「RICOH THETA × IoT デベロッパーズコンテスト」を開催することを発表した。ここでは、同日、東京大学本郷キャンパス ダイワユビキタス学術研究館 ダイワハウス石橋信夫記念ホールにて行われた、同コンテストの説明会の様子をレポートする。同コンテストは、リコーより公開されるクラウドAPIを用いて、「RICOH THETA」(以下、THETA)と連動するアプリケーションやガジェットを幅広く募集するもの。昨年開催された「RICOH THETA デベロッパーズコンテスト」をさらに進化させ実施するもので、同社が主催し、ユビキタス・コンピューティングおよびIoTの研究開発を行う「YRPユビキタス・ネットワーキング研究所」の共催、そしてIoT技術を活用したオープンアプローチによる情報社会基盤の展開を学術・研究の立場から推進する「東京大学大学院情報学環ユビキタス情報社会基盤研究センター」の特別協力、さらに日本科学未来館とドワンゴの協力により開催される。○キーワードは「オープン」最初に登壇した、東京大学大学院情報学環 教授/ユビキタス情報社会基盤研究センター センター長/YRPユビキタスネットワーキング研究所 所長の坂村健氏は、同センターがこのコンテストに協力する理由について、『世の中がIoTやユビキタスコンピューティングなどで変わっていくの流れでは、あらゆる情報を「オープン」にすることで大勢の人々が参加し、さまざまな問題を解決していくことが重要だ』と冒頭の挨拶で強調。こうした考えにリコーが賛同し、今回のコンテスト開催に至ったという。また、賞金が贈られるコンテスト形式にすることにより、それが大きなインセンティブになると述べた。○最優秀賞に賞金100万円を贈呈続いて、リコー 新規事業開発本部 新規事業・プラットフォーム開発センター 所長大谷渉氏が登壇し、コンテストの概要について説明した。今回募集するのは、THETAとセンサー、Web上のデータなど、インターネットと融合した新しいIoTコンセプトのアプリケーション、あるいはTHETAと連動するガジェットやアプリケーションだと説明。スケジュールについては、募集期間が4月1日~8月10日、応募作品の提出締め切りは8月31日。審査を経て、11月7日に表彰式が予定されているということだ。また、最優秀賞(1点)には賞金100万円、優秀賞(3点)に50万円、80周年記念賞(5点)に30万円、審査員特別賞(点数未定)に10万円がそれぞれ贈呈されるという。そして応募者特典として、クラウドAPI(ベータ版)およびTHETAシリーズの筐体3Dデータが提供されるとのことだ。その他、コンテストの詳細については、コンテスト特設サイトを参照して欲しい。なお、このコンテストの狙いについて大谷氏は、「ハードウェアを介してサービスを提供するプラットフォームへ変わっていく第一歩にすること」、「プラットフォームをオープン化することで幅広い人々に参加してもらい、一緒に価値を作り上げ育てていく形態へアプローチすること」のふたつを挙げた。提供するものについては、全方位写真・ビデオ向けに設計されたクラウドストレージ機能のREST APIのほか、全方位ビデオをリアルタイムで送受信できる仕組みやTHETAを遠隔操作する機能、センサーと連携させるための機能を予定しているという。さらに、SNSとの連携や機器認証・管理など、THETAのアプリケーション開発でよく使われる機能についても公開するということだ。最後に大谷氏は「機能やデータを可能な限りオープンにしていくこと」と、「ユーザーや開発者のコミュニティを大切にし、声を聞いて開発に役立てていくこと」が同社のプラットフォームに対する考え方であると明かした。●今、「IoT」という呼称が使われている理由は?○IoTは社会を大きく変えるか、カギは「オープン性」再び坂村氏が壇上に戻り、オープンIoTとこのコンテストの関連性について述べた。同氏によれば、自身が1984年から取り組むプロジェクト「TRON」の目的が、今で言うところの「IoT」で、それを実現するには「API」(アプリケーション・プログラム・インターフェイス)のオープン化が必須であるという。例えば、ハードディスクレコーダーの機能がAPIとしてネットワーク経由で呼び出せれば、スマートフォンで出先から操作したり、クラウド側でデータを管理して高度な録画設定や再生を行ったりすることなどが可能にあると前置きし、APIが公開され、独自のUIを持たないソニーの「nasne」を紹介した。APIがクローズの場合、同じメーカーの機器同士としか連携できないが、ここ最近はAPIのオープン化が少しずつ浸透し、メーカーを超えたすべての機器間の連携が可能になってきたという。また、これまでも同義語が多く現れてきた中で「IoT」という呼称が定着した理由として、坂村氏は「『モノがインターネットに繋がる』のではなく『インターネットのようにモノを繋ぐ』ことを明確にしている呼称だから」だとした上で、IoTが大きく社会を変えられるかどうかのカギは「オープン性」であると強調。オープンアーキテクチャやオープンソース、オープンソース・ハードウェア、そしてオープンAPI、オープンデータへと、さまざまなものがオープン化され、多くの人々の力で製品を発展させていくという考え方に世界中が移行してきたと説明した。坂村氏は、今回のコンテストで採用された「オープンAPI」により、全世界の人々からの新しいアイデアが集まり可能性が広がっていくと語る。THETAはまさにこうした考え方を先取りした製品であり、クラウドを介してコントロールするAIPをすべて公開し、これにより高度な機能を実現しようというのが今回のコンテストであると説明した。今回のコンテストでは「1人ではできないような、チームによる大きなシステムの応募を期待している」とし、「日本人は仲間でない他人との連携を好まず、エコシステム作りも下手だが、これからは日本でもこのコンテストを開催するリコーのような先進的な考えの会社が増えることを期待している」と語るとともに、IoTがオープンでベストエフォート型の世界であることを、日本がもっと学ぶ必要があると断言した。最後に坂村氏は「今回のコンテストが、変わり始める日本を象徴するコンテストになることを願うとともに、どんなことが起こるか大いに期待しています」と述べ、説明会を締めくくった。なお、コンテストの審査基準は、IoT時代に相応しい革新性(独創性)、将来性や発展性、実用性、利便性などが総合的に判断されるという。審査員は坂村氏のほか、日本科学未来館 科学コミュニケーション専門主任 小沢淳氏、NAKED代表 村松亮太朗氏、ドワンゴ 技術コミュニケーション室 室長 清水俊博氏、リコー 会場執行役員 近藤史朗氏が務める。
2016年04月01日バレンシアガ(BALENCIAGA)の「ペーパー」コレクションから青山限定のバッグが登場。2016年4月1日(金)に発売される。インスピレーションとなったのは、ペーパーバッグ(紙袋)。 上質で柔らかいカーフスキンを使用しており、 シンプルなトートバッグスタイルはどんなシーンにもマッチする。今シーズンはそのコレクションの中でも、サイドに付いたジップを開け閉めすることでバッグのシルエットに変化をつけられる「ペーパー ジップアラウンド」に注目。真っ赤なルージュを思わせるカラーに染め上げたモデルが青山限定で登場する。1番小さいサイズはショルダーストラップ付きのため、持ち方も色々と楽しめるのもポイントだ。3サイズで展開されるので、お好みを選んでみてはいかが。【商品詳細】バレンシアガ「ペーパー ジップアラウンド A6」発売日:2016年4月1日(金)価格:167,000円+税サイズ : W27×H20×D12cm ※ショルダーストラップ付カラー:ルージュ バーミール※全3サイズ展開取り扱い:バレンシアガ 青山【問い合わせ先】バレンシアガ ジャパンTEL:0570-000-601
2016年04月01日バレンシアガ(BALENCIAGA)が4月1日、バッグコレクション「ペーパー」から「ペーパー ジップアラウンド」の新作となるレッドカラーをバレンシアガ 青山限定で発売する。「ペーパー」は、ペーパーバッグ(紙袋)からインスピレーションを得て、上質で柔らかいカーフスキンを素材に製作されたバッグコレクション。シンプルなトートバッグスタイルでどんなシーンにも使いやすいバッグとなっている。今回は、サイドに付いたジップを開け閉めすることでバッグのシルエットに変化をつけられるモデル「ペーパー ジップアラウンド」から、ゴールドのメタルパーツに真っ赤な発色が美しいルージュ バーミール(16万7,000円~)が登場。全3サイズで展開される。
2016年03月30日ホンダ・エアクラフト(HACI)は現地時間の3月16日、メキシコ民間航空総局(DGAC)よりホンダジェットの型式証明を取得したことを発表。ホンダジェットは3月16日~18日、メキシコのトルーカ空港で開催されているビジネス航空イベント「アエロ・エキスポ2016」で展示されている。今回の認証に対して同社の藤野道格社長は、「メキシコの顧客に対する納入を可能する大きなマイルストーン」とコメントしており、今後、数週間の内にメキシコ初の納入を開始する予定となっている。なお、ホンダジェットは2015年12月8日に米国連邦航空局(FAA)から型式認証を受け、同年12月23日より顧客への納入を開始している。
2016年03月17日ジェット ニューヨーク(JET NEW YORK)が今春、日本のクリエイティブチームにジョンリンクス(jonnlynx)を手がける林真理子をディレクターとして迎え、新たなスタートに先駆けたウェブサイト(www.jet-newyork.com)をオープンした。ジェット ニューヨークは、2015春夏にスタートしたワールドが手掛けるカジュアルウエアブランド・ジェット(JET)の新ライン。今回オープンするウェブサイトでは、多様な情報が行き交う現代において、メディアから自分が得るべきエッセンスを抽出し、自立した毎日であろうというマインドを持つ女性たちにヒト・モノ・コトを発信していく。また、ウェブサイトのオープンにあたり、ネットショッピングでもアイテムの展開をスタートする。
2016年03月17日KODAWARIは、イタリア・ミラノ発のガジェットカバー「Pijama(ピジャマ)」 ブランド製品の取り扱いを、同社運営の通販サイト「SHOWCASE Online」と「SHOWCASE 秋葉原店」で開始した。後日、「SHOWCASE 札幌ル・トロワ店」でも販売が始まる予定だ。今回発売となったのは、iPad Airなど9.7インチのタブレットが収納できるケース「Zip case for iPad Air」と。iPad miniなど7.9インチのタブレットが収納できるケース「Zip case for iPad mini」の2点。ともに、耐衝撃性の高いネオプレンとコットンを組み合わせた素材を採用している。伸縮性があるので サイズより少し大きめのデバイスでも格納が可能だ。「Zip case for iPad Air」は、Pareo Blue、Pareo Pinkという2色のカラーバリエーションを用意する。価格は6,200円(税抜)。「Zip case for iPad mini」は、boxser blue、boxser green、boxer red、towel blue、riviera blue、dotty small black、Pareo Blue、Pareo Pink、fern blueの9色を用意。価格は、Pareo Blue、Pareo Pink、fern blueの3色が5,400円(税抜)。それら以外は4,800円(税抜)となっている。
2016年03月03日キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)は3月1日、米3D SYSTEMS製のマルチジェット3Dプリンタの新モデルとなる「ProJet MJP 3600」と「ProJet MJP 3600 Max」、および「ProJet MJP 5500X」の販売を3月上旬より開始すると発表した。「ProJet MJP 3600シリーズ」は、プリントヘッドの改良により、従来シリーズに比べ約2倍の高速スループットと約2.5倍の大容量データ処理を実現。また、同シリーズに対応する「VisiJet M3プラスチック材料シリーズ」は、精細で耐熱性に優れ柔軟性のある透明な素材で、水や油などの流体の可視化や設計検証に加え、スナップフィットアセンブリも可能となっている。一方、プロフェッショナルモデルの最上位機種となる「ProJet MJP 5500X」は、制御ソフトウェアの大幅な改良により、積層ピッチの高精細化とプリント速度の高速化を実現。また、伸縮性に優れ、靭性の高い新エラストマー素材「VisiJet CE-BK & CE-NT」の販売も開始したことで、従来のマルチマテリアルに加え、幅広い用途に活用することが可能となった。価格は、ProJet MJP 3600シリーズが1250万円から、ProJet MJP 5500Xが3130万円からとなっている(いずれも税別)。
2016年03月01日メンズファッションのオンスタイルとして、この数シーズン世界的なトレンドとなっているのが「ジェットセッター」だ。グローバリゼーションの流れはモノの流通だけではなく、ビジネスマンの出張スタイルを大きく変えつつある。飛行機での移動が日常化するなかで、いかに機中を快適に過ごすか、荷物をコンパクトかつ軽量化してスタイリッシュに旅先で活動できるかは、シーズンのワードローブを形成する上での重要なファクターとなりつつある。伊勢丹新宿店メンズ館4階の「インターナショナルラグジュアリー」では、今春の三越伊勢丹オリジナル(ONLY MI/ オンリーエムアイ)として、3月2日よりこのジェットセッターをテーマに、ファーストクラス出張をラグジュアリー&コンフォートに楽しめるアイテムを展開している。各ブランドの注目アイテムを順にご紹介していく。・ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)が一貫して手掛けてきた上質な着心地のスーツは、まさにジェットセッターのためのアイテム。同ブランドの中でも最も細身のモデルは東京をイメージしてデザインされたもの。短めの丈、ノンフラップのパッチポケット、芯地、パットを省いたアンコンジャケットは軽く、綾織りのウールが美しいドレープを描く。ナチュラルストレッチで細身のパンツでもしわになりにくく、出張も快適で、エレガントなスタイルのまま商談先に向かえる。グローバルに活動するビジネスマンなら一着は持っていたいスーツだ。・ブリオーニ(Brioni)ス・ミズーラ(オーダーメイド)の伝統をプレタポルテに伝承するイタリアン ラグジュアリーメンズウェア クチュールメゾン、ブリオーニ(Brioni)からは、かつては繊維のダイヤモンドと呼ばれ、しわになりにくいとされるモヘアを混紡したウール・モヘア・シルクのスーツがオンリーMIから提案された。ブルーグレーのチェックが落ち着いた印象を与え、タイトながら胸回りが強調された若々しいシルエットで、空港カウンターやホテルのチェックイン時にこのスーツを着用しているだけで、旅の快適さは保証されたようなもの。同様にあまり知られていないが、トラベルオーガナイザーやオーガナイザーウォレットなどの革小物もジェットセッターには欠かせないアイテム。・エトロ(ETRO)エトロ(ETRO)からはイレギュラーなヘリンボーン柄が印象的なリネン混ジャージーのジャケットが三越伊勢丹の限定アイテム(ONLY MI)として登場。比翼仕立のダブルブレストトにはホワイトをベースにネイビーとボーダーのペイズリーが配されたニットをアクセントに洗練された大人のカジュアルコーディネートを提案。エトロらしいマリンテイストのジャケットルックはまさにジェットセッターアイテム。新作の「イントゥ・ザ・ペイズリー」のトートバッグも鮮やかなロイヤルブルーと内側から覗くペイズリーがスタイリングを引き立てる。・ブルネロ クチネリ(BRUNELLO CUCINELLI)ブルネロ クチネリ(BRUNELLO CUCINELLI)からはチェンジポケットのクラシックなスーツが、ONLY MI商品としてジェットセッター向けに提案された。ジャケット・パンツのイメージが強い同ブランドはこの数シーズン、スーツアイテムに力を入れており、麻49%・ウール32%・シルク19%の上質な混紡素材は、超軽量でラフに着こなしても、エレガントさが漂う。3つボタン、段返りというクラシックなスタイルを、丈を短くロールアップしたスラックス、ドレスシャツにカシミア混のTシャツをレイヤードというクチネリらしい着こなしで、旅を楽しみたい。・エルメネジルド ゼニア(Ermenegildo Zegna)エルメネジルド ゼニア(Ermenegildo Zegna)からは2ルックスをご紹介。素材メーカーとして知られるゼニアがビジネストラベラー向けに開発したハイパフォーマンスの素材を使用したジャケットとパンツは、ディテールの機能性も考え抜かれている。内側に10個のポケットでトラベル時の必携アイテムが格納できるデザインになっているジャケットは、パスポート、ペン、搭乗券、スマートフォンなどを効率よく収納。ポケットはファスナー、ボタンフラップ仕様で、空港で脱いでキャリーハンドルなどに掛けて移動するときも小物を落とす心配がない。清涼感があって、しわになりにくい素材のジャケットは出張時の必携アイテムになりそうだ。もう一方のカジュアルなスタイリングは、強燃糸を使ったしわになりにくく超軽量のハイパフォーマンスウールのインディゴブルージャケットに、三越伊勢丹オリジナルのカシミアシルクのポロと、同様にONLY MI商品のやや光沢のあるコットンシルクのスウェットパンツ。機内持ち込みに適したウーブンレザーのリュックもで、長時間のフライトの出張時にお勧めの機内スタイル。ジャケットは裏地なしながら、内側にチケットポケット、ウェルトポケットが備わっている。空港内、移動時にも上品さをそなえつつ、機内ではルームウェアのような快適さを保証してくれる。Text: birds-nest
2016年02月26日ジェットスターグループは2月25日19時より、毎日777席限定で片道777円の"お宝運賃"をセール期間中のいずれかの路線にて提供する「宝探しセール」を実施する。この「宝探しセール」は、関西=福岡路線を除く国内15路線が対象。片道3,950円~で展開するが、セールの目玉として、毎日777席限定で片道777円になる"お宝運賃"も設定する。販売期間は2月25日19時~3月3日19時まで。完売次第終了となるが、販売期間は延長する場合もある。搭乗期間は3月29日~7月14日(路線ごとに異なり、路線によってはセール運賃が適用されない日・フライトもある)。クラスはエコノミークラス「Starter」で、支払手数料、空港使用料等が別途必要となる。また、受託手荷物の料金は含まれず、諸条件が適用される。同社は現在、国内外13都市・21路線で1日約100便を運航しており、3月からはマニラ線にも就航する。この新設されるマニラ線のエコノミークラス運賃は、成田=マニラ線が9,000円~、関西=マニラ線が8,500円~、中部=マニラ線が9,000円~となる。
2016年02月25日元ビートルズのポール・マッカートニーが、タイガ主催のグラミー賞アフターパーティーへの参加を拒否されたそうだ。妻ナンシー・シェベルとフー・ファイターズのドラマー、テイラー・ホーキンス、そしてベックと共に、15日にハリウッドのアーガイルで開かれていた同パーティーに参加しようとしたところ、入場を拒否されたポールだが、あまりそのことで気分を害された様子もなく、TMZのビデオ内では「どうやったらVIP待遇されるんだろうね? みんな、またヒット曲が必要なんだよ。またヒット曲が必要なのさ」と冗談を言っている姿が映されている。ポールはすでに20回以上のグラミー賞受賞経験があるうえ、ベックも昨年に『モーニング・フェイズ』でグラミー賞を受賞しているが、「来年こそ!」と冗談を飛ばしてその場を立ち去り、ハイドで行われていたリパブリック・レコードのアフターパーティーに参加したようだ。この件に関してタイガは後に、ポールの入場が拒否されたのはドアマンのミスだったとコメントを出しており、「俺がポール・マッカートニーを止める理由があるか? 彼は伝説だよ...でも俺はドアを管理していないからね。ポール卿がいたということを知らなかったんだ。俺はパフォーマンスをして立ち去っただけだったんだよ」とツイートしている。(C)BANG Media International
2016年02月18日バレンシアガ(BALENCIAGA)が新作バッグ「メタルプレート」(26万7,000円)を発売する。16SSコレクションより展開される「メタルプレート」は、バッグとジュエルのどちらも欲しいという欲望を叶えたバッグ。アイコニックなクラシックコレクションの特徴的なデティールに、パラジウムとゴールドの2色で構成されたメタルプレートを施した。オンオフのどちらでも使えるように、様々なサイズ、スタイルを提案。また、バッグの他に同シリーズのウォレット、アクセサリーも展開する。
2016年02月04日ジェットスター・ジャパンは1月6日より、就航地全11カ所の空港で国内線のモバイル搭乗券の運用を開始した。国内LCC(低コスト航空会社)としては初のサービスとなる。このサービスにより従来のウェブ搭乗券の印刷が不要となり、受託手荷物がなければ保安検査場を通過して搭乗ゲートに直行することができるため、搭乗手続きにかかる時間を短縮することができる。モバイル搭乗券を利用するためにはまず、航空券を購入後に出発48時間前~1時間前までにウェブ・チェックインまたはモバイルチェックインが必要になる。ウェブ・チェックインまたはモバイルチェックインの際に「スマホにモバイル搭乗券を送る」を選んで、スマートフォンで利用可能な送り先のメールアドレスを指定する。指定したスマートフォンのメールアドレスに届いた「チェックイン完了」の本文中ある「モバイル搭乗券を保存」のボタンをタップし、表示されたQRコード付のモバイル搭乗券の画面右上にある「追加」をタップすると、スマートフォンに内蔵されているiOSの Passbook/WalletまたはGoogle AndroidのWalletに保存される。受託手荷物がなければ保安検査場へ直行し、スマートフォンに保存されたモバイル搭乗券を係員に提示して通過する。搭乗口で地上職員にモバイル券のQRコードを提示してスキャンもらい、最後に機内への搭乗の際に客室乗務員に再度、モバイル券を提示して搭乗となる。6日からのモバイル搭乗券運用は予約人数がひとりの場合のみとなっており、ひとつの予約番号で搭乗者数が複数となる場合は1月中旬より対応を予定している。
2016年01月06日飛行機で欧米旅行をすると、行きと帰りで飛行時間が変わるのをご存じでしょーか? さらに、冬はハワイまでの行きの所要時間が短縮されます。これはジェットストリームが原因です。安心してください。ボールペンじゃないですよ。正月をハワイで過ごす。いいですなー。なかなかできるこっちゃないですが。で、その日本~ハワイ路線の旅客機は、行き帰りで時間が違うのでございます。全日空の2015年12~1月の時刻表によると、最大で行きは6時間30分、帰り9時間25分(成田・ホノルル便)となっております。行きと帰りでなんと3時間! も差がでているんですなー。これは一番極端な例ですが、いろいろ見てみると、かならず行きが速く、帰りが遅くなることがわかります。一体ナゼかというと、これは風のせいです。行きは追い風、帰りは向かい風……というか向かい風にならないように迂回しながら飛ぶため、この差が出るんですねー。長距離の国際線の旅客機というと、ボーイング777とか、エアバスA330とかで、まあ時速900kmで巡航するわけです。その飛行機の速度を3割くらいねじ曲げる力がある風。それがジェットストリームでございます。ま、ジェット気流ともいいますな。日本航空が、倒産しても半世紀近くも提供を続けてきている名物FM番組「JET STREAM(ジェットストリーム)」は、もちろんこの風がいわれになっているわけでございます。ジェットストリームは、北緯30度、40度、60度などいくつかの場所で発生します。一番有名なのは北緯30度のもので、上空8~13kmに、幅100km、長さ数千kmに渡って吹きます。平均風速は時速200~300km、毎秒にして30とか50mという……暴風ですな。なるほど、飛行時間に影響を及ぼすわけでございます。追い風参考記録なんてもんじゃないですな(ちなみに陸上競技だと毎秒2.0mの風で公式記録じゃなくなっちゃうそうです)。このジェットストリーム、地上だと台風以上のクラスですが、エベレストの山頂並みの高空を吹くので、高々度を飛ぶ飛行機が一般的になるまでは、あまり知られていませんでした。1920年代に日本の気象学者の大石和三郎が気球による観測で、その存在をレポートしているんですが、あまり広まりませんでした。残念ですなー。その後、高度1万mに飛行機を飛ばすようになると、気がつかれることになります。アメリカなどは、日本を爆撃する高々度爆撃機B29(巡航速度350km/時)を運用する際に、これに悩まされたそうですな。さて、ここで、ジェットストリームがナゼ吹くのか? なんでこんな暴風になるんじゃらほい。という疑問がでてまいりますな。でしょ。ねー。これを理解するには、ちょっとばかり専門知識が必要です。おぼえてくださいね。こればかりは。地球は丸く、自転している空気は、熱いところから寒いところへ移動する地球は24時間で自転をしていますな。その自転の速度は、北極や南極ではゼロですが、周囲4万kmの赤道では、時速1666kmに達します。日本付近では、cos(緯度)倍なので、鹿児島あたりにあたる、北緯30度で時速1400kmとなります。時速300kmの差がある。これを覚えておいてくださいませ。さて、赤道は暑いですね。そこでは盛んに上昇気流が発生します。赤道は猛スピードで移動しているわけですが、まあ地上も上空も同じように移動しているので、上昇気流は、地上からおいていかれたりせず、まっすぐあがっていきます。宇宙からみると、1700kmで東に移動しながら空気があがっているんですけどね、地上からはまっすぐに見えるわけです。ただ、まっすぐあがるだけではなく、暑い気流は、寒い方。北半球では北の方へ移動します。あがりながら移動する。そして、移動していくと冷めて、下降します。それが北緯15~30度くらいでございます。常に下降するので、ここは高気圧になります。で、砂漠ができるんですね。晴れっぱなしになるので。そのとき、上空の空気は、赤道で得た時速1700kmで移動しようとし続けます。でも、下降する北端の速度は時速1400km。ということで、上空の空気だけ、地上より時速300kmも速くなる。これが、おおざっぱなジェットストリームの発生する理由でございます。この上昇→寒いところへ移動→下降は、もうひとつ北側でも起こっています。さらに地上の寒さ熱さや地形やら、いろいろな要素がからまって、もうひとつ北側にできるジェットストリームは南北に蛇行したりします。さらに、季節によって、場所が変動し、冬などは2つのジェットストリームがひとつになり、スピードが上がったりします。で、どうなるか? 冬のハワイ便の方が、夏のそれより速くなったりしちゃうのでございます。ま、その逆に帰りは時間がかかっちゃうので、冬は行きと帰りの差が激しくなるわけでございます。あと、昼と夜とでも当然風の速度が変わったりしますな。冬の便(2015年12月~2016年1月分参照)成田発・ハワイのホノルル行き所要時間は、6時間30分か7時間ですな。夏の便(2015年7月~2015年9月月分参照)成田発・ハワイのホノルル行き所要時間は、7時間30分か7時間35分です。なんと最大で1時間も違うのでございます。全便遅くなっているので、飛行場の都合とかじゃございません。実際に、冬の方が速くハワイに行けるのでございます。ほかもチェックしてみましょー。起点は成田、参照時刻表はハワイ便と同じでございます。わかりやすくするために、同一コードの最速の便で比較しますねー。ちなみに、欧州便だと逆に冬が遅いです。飛ぶ向きが反対だからですね。北の方は影響が少ないのがわかりますね。これらをうまく組み合わせると、最適な航空路ができそうですが、実際には政治的な問題とか、飛行場の都合(ラッシュになりやすい時期)とか、巨大な山脈があるからとか、いろんな理由でベストにはなりません。でも、あらかたは、自然が決めちゃっているのがおもしろいところでございます。著者プロフィール東明六郎(しののめろくろう)科学系キュレーター。あっちの話題と、こっちの情報をくっつけて、おもしろくする業界の人。天文、宇宙系を主なフィールドとする。天文ニュースがあると、突然忙しくなり、生き生きする。年齢不詳で、アイドルのコンサートにも行くミーハーだが、まさかのあんな科学者とも知り合い。安く買える新書を愛し、一度本や資料を読むと、どこに何が書いてあったか覚えるのが特技。だが、細かい内容はその場で忘れる。
2016年01月06日ホンダ エアクラフト カンパニー(HACI)は現地時間の12月23日、ホンダジェット量産機をノースカロライナ州グリーンズボロで納入した。同機は米国連邦航空局(Federal Aviation Administration、以下FAA)から12月8日に型式証明を取得して以降、今回が初の納入となる。同社の藤野道格社長は、「技術革新を経て人々のモビリティを発展させるホンダのコミットメントでもある初号機の納入開始に、私たちは非常に興奮している。近い将来、世界中の空港でホンダジェットを目にすることができることに期待している」とコメントしている。同社はグリーンズボロでホンダジェットを製造し、北南米や欧州で販売を展開。同時に世界11地域で重整備などの顧客サポートができるネットワークを形成している。また、パイロット訓練はグリーンズボロのトレーニングセンターにフライトシミュレータを設置し、顧客に展開している。
2015年12月24日ジェットスター・ジャパンは12月18日、エコノミークラス「Starter」のオプションとして選べる「ちゃっかりPlus」運賃および座席指定料金における価格体系の見直しを行い、2016年1月6日以降の購入分より100~300円程度値上げすることを発表した。同社はエコノミークラス「Starter」のオプションとして「ちゃっかりPlus」「しっかりMax」を展開している。1月6日購入分以降、既存の札幌(新千歳)および沖縄(那覇)線における料金に合わせて、全国内線の「ちゃっかりPlus」料金を通常期で1,350円から1,450円に、繁忙期で1,350円から1,650円に値上げする。また、1月6日購入分以降の座席指定料金に関しても、スタンダード・シート460円~を660円~に、エクストラ・レッグルーム・シートは980円~を1,180円~、アップフロント・シートは670円~を870円~に変更する。
2015年12月18日ジェットスター・ジャパンは、12月11日の大阪(関西)=台北(桃園)線就航(台北発は12月10日)に引き続き、12月12日より名古屋(中部)=台北(桃園)線の運航を開始する。11月27日に就航した東京(成田)=台北(桃園)線を含め各路線は週3便で運航を開始し、東京および大阪路線は12月23日、名古屋路線は12月24日以降の日本出発便より、毎日運航となる。同社は今回の大阪(関西)=台北(桃園)線を加えると、成田・関空を拠点として国内外13都市(国内11都市、海外2都市)・21路線(国内17路線、国際4路線)で、1日最大100便超を運航している。なお、大阪(関西)=台北(桃園)ではすでに、ジェットスター・アジア航空が2010年7月より運航しているため、グループ全体では1日最大3往復となる。
2015年12月11日ユーグレナは12月1日、横浜市、千代田化工建設、伊藤忠エネクス、いすゞ自動車、ANAの協力の下、2020年に向けた国産バイオジェット・ディーゼル燃料の実用化計画を推進すると発表した。ユーグレナは、2010年5月よりバイオジェット燃料の研究を、2014年6月よりいすゞ自動車と共にバイオディーゼル燃料の研究開発を開始しており、2015年6月にはバイオ燃料製造技術の1つであるバイオ燃料アイソコンバージョンプロセス技術に関するライセンス契約およびエンジニアリング契約を米国Chevron Lummus Global & Applied Research Associatesとの間で締結している。具体的には、2018年前半からの日本初のバイオジェット・ディーゼル燃料製造実証プラントの稼働と、2020年のバイオジェット・ディーゼル燃料の実用化を目指した計画を推進する。今後、横浜市が「環境・エネルギー分野の拠点形成」を目指す京浜臨海部の旭硝子株式会社京浜工場内(予定)で、2016年夏よりバイオジェット・ディーゼル燃料製造実証プラントの建設を開始し、2017年内の竣工と2018年前半の稼働開始を予定。実証プラントの稼働を経て商業用プラントの計画を推進していくとしている。今回の計画では、ユーグレナが持つ微細藻類ユーグレナに加えて、国内でその他のバイオマス油脂も調達することで、安定供給を目指す。実証プラントでは、日産5バレルの製造能力で、年間125KLのバイオ燃料を製造する計画。125KLのバイオ燃料をすべてジェット燃料として使用した場合、羽田・伊丹間を10%混合で毎週1往復程度、運航可能な量に相当するという。このバイオ燃料は、ジェット燃料およびディーゼル燃料としての利用が見込まれている。
2015年12月02日ユーグレナは12月1日、横浜市、千代田化工建設、伊藤忠エネクス、いすゞ自動車、全日本空輸の協力のもと、2018年の稼働を目指したバイオジェットディーゼル燃料製造実証プラントを横浜市の京浜臨海部に建設し、2020年に向けた国産バイオジェットディーゼル燃料の実用化計画を推進していくことを発表した。ユーグレナ社では、2010年5月よりバイオジェット燃料の研究を、2014年6月よりいすゞ自動車とともにバイオディーゼル燃料の研究開発を開始しており、2015年6月にはバイオ燃料製造技術のひとつであるバイオ燃料アイソコンバージョンプロセス技術に関するライセンス契約およびエンジニアリング契約を米国のChevron Lummus Global & Applied Research Associatesとの間で締結していた。
2015年12月02日LCC(低コスト航空会社)のジェットスターグループは11月17日より、大阪・心斎橋近郊の人気カフェ4店舗とコラボレーションしたジェットスターカフェをオープンする。現在ジェットスターは、グループ全体で国内線5路線、国際線4路線を大阪(関西)発着にて運航している。今回の企画は関西における利用者の拡大を目的に、大阪中心部の若年層をターゲットとした心斎橋の4つのカフェで展開する。12月2日までの期間限定で展開するコラボカフェは、ジェットスターのブランドカラーであるオレンジを基調とした明るいデザインになっており、メニューとして"LCCパフェ"を同時発売する。さらに、ブランドカラーのオレンジ、またはジェットスターのロゴで使われている星の付いた衣服、アクセサリー、小物等のアイテムを持参・着用して来店すると、オレンジシャーベットをプレゼントする。LCCパフェの他にも、各店舗ではオレンジをテーマにしたオリジナルメニューを販売する。コラボカフェの各メニューは、「W Cafe」にて「LCCパフェ」(900円)と「オレンジとグレープフルーツのタルト」(600円)、「TABLES」にて「LCCパフェ」(980円)と「オリジナルオレンジモヒート」(アルコール: 900円、ノンアルコール: 800円)、「Fun Space Cafe」にて「LCCパフェ」(950円)と「マーマレードスフレプレート」(ドリンク付き、1,480円)、そして、「Brush」にて「LCCパフェ」(850円)と「ジェットスターサングリア」(650円)がそろう。
2015年11月17日エアバスは現在開催中のドバイ航空ショーにて、ベトナムのベトジェットがA321を30機(A321ceoを9機とA321neoを21機)追加発注したことを発表した。ベトジェットは2011年末から商業運航を開始し、現在29機のA320ファミリー(3機のA321を含む)をベトナムとアジアの各都市を結ぶ路線で運航させている。今回の発注分を含めると、同社のエアバス機に対する合計発注数は99機になる。A321は単通型機として人気の高いA320ファミリーの最大機種で、A320ファミリーはこれまでに1万2,200機以上の受注を獲得し、300社以上の顧客に6,700機以上が引き渡されている。新型エンジンを搭載するA320neoファミリーは大型のウイングチップであるシャークレットを装備し、合わせて燃費を15%削減、さらに2020年までには客室やエンジン技術の改良によって20%の燃費を削減する。2010年にローンチして以来、75社以上から4,300機以上の受注があり、およそ60%の市場シェアを獲得している。
2015年11月11日エバー航空(本社: 台湾)は12月7日より、現在運航中の関西=台北線BR177/178便をハローキティジェットで運行する。ハローキティジェットは外装だけでなく、搭乗券、座席のヘッドカバー、紙コップ、機内食、ハンドソープといった様々なオリジナルアメニティーや、客室乗務員のオリジナルエプロンなど、機内の至る所がハローキティ仕様となっている。BR177便は関西10:55発・台北13:05着、BR178便は台北06:30発・関西09:55着。ハローキティジェットの機材はボーイングA330-200で、ビジネスクラス24席、エコノミークラス228席の計252席となっている。※画像提供: エバー航空
2015年11月04日