株式会社シーガルイン(代表取締役:門谷 隆廣)は、16年前よりガンガゼの利用方法についての研究を開始し、普通のウニ(ガンガゼ、紫ウニ、赤ウニ、エゾバフンウニなど)をもちいて船底塗料の忌避剤の実証実験を行い、ウニの殻が忌避剤(船の底にフジツボや牡蠣などが付着しにくい)として有効な効果があることを実証しましたのでご報告いたします。船底バリアチラシ-近年 海洋発電などで実験中-特許第6611812号シール近年、環境の変化でウニが原因とされる磯焼けが発生し、各地で痩せウニの有効利用やキャベツなどの野菜を餌とし身入りを良くして販売する試みが多く見られます。しかし、餌、施設、設備などの問題により、そのウニが一般市場に出回り販売取引されているかはまだ知られざるところです。当社の試みは殻の利用であり一般廃棄物とされるものを有効利用することで、自然の物を利用し自然に返すことにより効果が生まれる、SDGsそのものの取り組みです。この取り組みを一緒にできるパートナーを募集しております。詳しくは下記をご覧ください。 商品■会社概要商号 : 株式会社シーガルイン代表者 : 代表取締役 門谷 隆廣所在地 : 〒811-5203 長崎県壱岐市石田町筒城東1531-1設立 : 2007年6月事業内容: 宿泊、製造販売資本金 : 300万円URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月29日みなさんは、『ガンガゼ』という生き物をご存知でしょうか。もし、海でトゲの長いウニを見つけたら要注意!この記事では、ガンガゼとはどんな生き物なのか、また、トゲが刺さってしまった場合の対処の仕方などについてもご紹介します。ガンガゼとはどんな生き物?ウニの一種ガンガゼは、ガンガゼ目・ガンガゼ科に分類されるウニの一種。環境省が運営するウェブサイト『せとうちネット』では、ガンガゼの特徴をこのように紹介しています。岩礁帯に生息し、殻は6~7cm、棘(とげ)の長さは20cmにもなる大型のウニです。全体が濃紫色で、鮮やかな青点や白点があるものもあります。また、一部の棘が白色のものや縞模様の入ったものなど個体により様々です。せとうちネットーより引用ガンガゼガンガゼは、日本では千葉県の房総半島から南に分布し、浅いサンゴ礁や岩場などに生息しているそう。トゲは長くて鋭く、とても折れやすいため、刺さると体内に残ってしまうことが多く、簡単には除去できないといいます。また、トゲには毒があり、刺さると激しい痛みを感じるそうです。ガンガゼに刺されたら、どうすればいい?ガンガゼのトゲが刺さらないようにするためには、どんな対策をすればいいのでしょうか。ガンガゼのトゲはウェットスーツやゴム手袋も貫通してしまうので、見つけても触らないようにしましょう。そして、海底や岩場などに手や足を付く時は、ガンガゼがいないかを確認することが大切だといいます。対策をしていても思わぬところでガンガゼに出くわし、トゲが刺さってしまうこともあるかもしれません。その時は、どのように対処すればいいのでしょうか。沖縄県の公式ウェブサイトでは、次のように紹介しています。目に見える棘は取り除く。棘を取り除く際には、必ずまっすぐに抜く。曲げたりゆすったりすると、棘が折れて体内に残ってしまう。痛みを和らげるため、患部を40~50度のお湯につける。やけどしないよう、お湯の温度に気をつける。医療機関で治療を受ける。沖縄県ーより引用前述のとおり、ガンガゼのトゲはとても折れやすいため、目に見えるトゲを取り除く際には注意が必要です。折れてしまったトゲが体内に残っている場合もあるので、病院に行って治療を受けましょう。ガンガゼは駆除しないと『磯焼け』の原因に?ガンガゼは、『磯焼け』の原因の1つといわれています。磯焼けとは、藻場(海藻や海草が生い茂っている場所)が衰退、または消失する現象のこと。ガンガゼが大量発生した場合、駆除しないと海藻が食い荒らされ、磯焼けを引き起こしてしまうのだそう。全国各地では、磯焼け対策のため、ガンガゼ駆除に取り組んでいる地域も多いようです。ガンガゼは食べられる?食用としている地域もガンガゼは、一般的には食用ではないようです。しかし、鹿児島県や長崎県など一部地域では食用としているところもあるといいます。ガンガゼは水族館でも見られる?ガンガゼは、水族館でも見られるようです。過去には三重県の鳥羽水族館や静岡県の下田海中水族館、沖縄県の沖縄美ら海水族館で公開されていたことも。ガンガゼ: 7月15日スタートの夏イベント「超危険生物水族館」で展示予定のガンガゼ(県内で採集し、現在、予備水槽で飼育中) 実は、2種類いるのですが、どれかわかるでしょうか? 正解はこちら(笑) こちらがガンガゼ(下画像)… pic.twitter.com/TpAAWPNiHH — 鳥羽水族館(TOBA AQUARIUM) (@TOBA_AQUARIUM) June 29, 2017 ムシャムシャムシャムシャ #下田 #下田海中水族館 #水族館 #棘皮動物 #ガンガゼ #危険生物 #棘 #細い #管足 #肛門 pic.twitter.com/2svgL0Dl2e — 下田海中水族館 (@aquariumshimoda) September 15, 2018 ガンガゼに関する、さまざまなことをご紹介しました。もし、海でガンガゼを見つけても、興味本位で触らないようにしましょう。[文・構成/grape編集部]
2020年06月16日