今回は、日常に役立つかもしれない便利な情報を紹介します!是非参考にしてみて下さいね♪キッチンハイターを使えば、水筒や弁当箱のゴムパッキン、風呂場の黒カビなど、頑固な黒カビの掃除が簡単になります。黒カビが繁殖しやすい条件やキッチンハイターの特徴、注意点などを知り、効果的な掃除方法を実践してみましょう。黒カビとキッチンハイターの関係黒カビが繁殖する条件を理解することが大切です。黒カビは20℃から30℃の室温、湿度が70%以上、黒カビの養分になる皮脂や石鹸のカスなどが残っている場所で繁殖します。水筒や弁当箱、風呂場などの水まわりはこの条件が揃いやすいのです。キッチンハイターは塩素系の漂白剤で、まな板などの調理器具の漂白や清掃に使われています。黒カビだけでなくぬめりもキレイにすることができるため、黒カビ対策にも効果的です。キッチンハイターで黒カビを掃除する際には、直接手で触らず、しっかりと換気をしながら行いましょう。皮膚への影響や有害な成分に注意することも重要です。ゴムパッキンにもキッチンハイターをゴムパッキンに発生した頑固な黒カビも、キッチンハイターを使えば簡単に清掃することができます。ただし、黒カビをゴシゴシこするだけではなく、キッチンハイターを浸透させることがポイントです。キッチンペーパーやラップを使って、キッチンハイターを黒カビに浸透させましょう。水筒や弁当箱で黒カビが発生した場合は、キッチンペーパーにキッチンハイターを含ませ、ゴムパッキンを包み込みます。数時間放置した後、しっかりと水で洗い流せば完成です。この方法は飲料のにおい移りにも効果があるので、ぜひ試してみてください。冷蔵庫や洗濯機のゴムパッキンにも同じ方法で対策できます。キッチンペーパーを折り曲げて使うとやりやすいので、ぜひ参考にしてください。風呂のしつこい黒カビもキッチンハイターで解決風呂の黒カビには、キッチンハイターと片栗粉を使った方法が効果的です。まず、風呂のゴムパッキンの水分をよく拭き取ります。その後、キッチンハイターと片栗粉を混ぜ合わせてペースト状にし、ゴムパッキンに塗り込みます。20分から30分放置した後、片栗粉ごと水で洗い流します。この方法でキッチンハイターが黒カビに浸透し、効果的に掃除できます。結論水筒や弁当箱、風呂場などで頑固な黒カビに悩んでいる方には、キッチンハイターがおすすめです。キッチンハイターをしっかりと浸透させることがポイントです。キッチンペーパーやラップ、片栗粉などを利用して、黒カビに効果的にアプローチしましょう。黒カビがキレイさっぱり消えてくれるはずです。明日の私をちょっと楽に♪今回は、日常に役立つかもしれない便利な情報を紹介しました!ぜひ参考にしてみてくださいね♪(lamire編集部)※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2024年02月15日どのくらいの頻度が適切なのか、簡単にピカピカにできる方法はないのかなど、掃除に関する疑問は尽きないですよね。そこで今回は、20代~30代の女性が集まるanan Beauty+ clubのメンバー約100人や掃除のプロに聞いた、掃除の実態や簡単な掃除テクなどをご紹介します。念入りに掃除はしない トイレ掃除の頻度トイレ掃除の頻度は?まずは、anan Beauty+ clubに所属する女性約100人に、トイレ掃除の頻度についてアンケートを実施。すると、グラフのような結果となりました。「1日2回以上」という項目も設けましたが、回答数は0。「1日に1回」という頻度が最も高いという結果に。また、頻度を決めずに「汚れたと感じた時」に掃除をする方も多いようです。では、それぞれ回答の理由を見てみましょう。1日に1回「床や手洗いスペースが汚れていると気になるから」(33歳・会社員)3~4日に1回「汚れたと感じる時と、自分のライフスケジュール的にそれくらいがちょうど良い!」(24歳・会社員)「汚れが溜まり始めたのを認識するとやる気が起きなくなるので、その前に掃除してしまう」(28歳・主婦)1週間に1回「そのぐらいで汚れがたまるかなというイメージ」(34歳・会社員)「2週間までいくと汚れが目立つし、1週間に1度くらい」(34歳・会社員)2週間に1回「週1で当番制にしているのですが、なんだかんだ忘れて2週に1度程度になってしまっています…」(30歳・会社員)汚れたと感じた時「なかなか掃除をする時間がない。やるぞ!と思わないと行動にうつせないです」(30歳・会社員)「習慣にしたいところだが、毎日バタバタしているので、気になったらやるという感じで特に決めていない」(40歳・会社員)その他「便座の裏やウォシュレット跳ねは都度拭き取れば蓄積しないし清潔だから、それ以外は汚れが気になったタイミングで」(29歳・専門職)トイレが汚いと感じるタイミングは人それぞれ。それによって、トイレ掃除のタイミングも異なるようです。※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。念入りに掃除する頻度はどのくらい?日々の掃除に加え、より念入りにトイレ掃除をする頻度についても聞いてみました。すると、1つ前の質問よりも少し頻度が低下。その他と回答した方は、頻度について「来客前のみ」「半年に一度程度」とコメントしてくれました。では、念入りな掃除となるとどのようなことをしているのでしょうか?「トイレ内の水栓のそうじ、トイレの棚のホコリ取り」(29歳・専門職)「床や扉などの水拭き、ブラシで便座の奥と隅まで磨く」(33歳・会社員)「ウォシュレットの消毒、隙間などを掃除」(34歳・会社員)「便器の裏側まで拭きます」(31歳・会社員)壁や床、便器の裏などを拭き掃除するという意見が最も多く見られました。トイレの床はべたつくこともあるため、たまに拭いてあげると気持ちよく使えそうですね。※ 文・比嘉桃子※ 2022年4月29日配信お風呂の排水口が気になる… きれいに保つテク&掃除の頻度水回りの中でも、特に面倒なお風呂の排水口掃除は、つい後回しにしている人も多いのではないでしょうか。anan Beauty+ clubのメンバー約100人に、お風呂の排水口掃除についてリサーチしました。キレイを保つための習慣お風呂の排水口をキレイに保つためにしている習慣を教えてもらいました。「排水口にたまっている髪の毛を定期的にとる」(35歳・会社員)「入浴した日の翌朝など、排水口が乾燥している状態で排水口に溜まっている髪の毛を取る」(33歳・自営業)排水口の汚れと言えば、石鹼カスやシャンプーなどもありますが、みなさんもっとも気になるのは「髪の毛」のよう。女性は髪の長い人も多いので、特に目立ちやすいですよね。とにかく髪の毛をこまめに取り除くことを習慣にしている人が多いです。そのほかの習慣も見てみましょう。「『パイプユニッシュ』や漂白剤を使う」(34歳・会社員)「週1ペースでお風呂上がりに『カビキラー』」(39歳・無職)お風呂場はほかの水回りに比べても、ぬめりやヘドロができやすいためか、カビ用や漂白系の洗剤を使っている人が多くいました。また、がっつり掃除するとまではいかなくても、お湯を溜める前に必ず軽く水を流す習慣があるという人も。私も、洗い流したシャンプーなどが排水口にとどまらないように、浴室を出る前は排水口にシャワーの水をかけています。掃除のペースは?続いて、お風呂の排水口の掃除ペースを教えてもらいました。もっとも多かったのが、「週に3回」、「週に1回」と回答した人で、それぞれ25%でした。次いで多かったのは、「毎日」、「月に2回程度」、「汚れたなと感じた時だけ」がそれぞれ15%という結果に。週に1回以上掃除する人は、全体の65%を占めました。私は、汚れたなと感じた時に掃除する派なのですが、「最近水の流れが悪いな」と感じた時は、だいたい大量の髪の毛が詰まっていて、ぬめりも発生しています。結果的にとても時間をかけて掃除する羽目になっていて、もう少しマメに掃除した方がいいとは思うのですが、排水に影響が出るまでつい掃除を先延ばしにしてしまいます。排水口がフタで覆われているのも、汚れに気づきにくい原因でしょうか。※ 文・高橋あやか※ 2023年3月23日配信カビにおさらば! 今すぐ始めたい湿気対策Q.1年を通して何かしらの湿気対策をしていますか?女性たちに「1年を通して何かしらの湿気対策をしているか」について聞いたところ「YES」と回答した人が88.9%、ほぼ9割の人が季節を問わずに湿気対策をしていることがわかりました。「YES」と回答した女性たちに、具体的にどのような対策をしているのか聞いてみると…。「お風呂に入った後は換気扇を強で1時間つける。クローゼットと靴箱には除湿剤を置いている」(39歳・フリーランス)「24時間換気。クローゼットはオープンなウォークインですが、除湿剤は使ってます」(35歳・専門職)「お風呂場の換気扇は回しっぱなし。クローゼットや部屋の至る所に除湿剤。湿気っぽくなりやすいので換気はこまめにするようにしてます」(31歳・会社員)「洗濯物を部屋干しする時は除湿機をつける」(34歳・会社員)「窓の結露とりのスクイーパーで、浴室の水切り」(32歳・フリーランス)「お風呂上がりは必ず窓をあける。布団の下に湿気とりシートを敷いて寝る」(33歳・主婦)「入浴後に換気扇をつけること」「クローゼットに除湿剤を入れること」、1年中この2つを行っている人が、圧倒的に多い結果に。お風呂ってカビが生えやすいですから、ほっとくとすぐに汚くなってしまうんですよね。筆者も入浴後は、お風呂の換気扇タイマーをセットして2時間弱、欠かさず換気しています。クローゼットは何もしていませんが、リサーチ結果を見て今すぐ取り入れたくなりました。着ている洋服からカビの臭いがしたら恥ずかしい…。また、炭の乾燥剤をベッドの下に入れたり、ヒバチップなど抗菌力を持つ木材を部屋に置いたりなど、専用のカビ対策アイテムを購入している人も多数いらっしゃいました。Q.「湿気対策」をしようと思ったきっかけを教えて!「娘が生まれたことをきっかけに湿度を気にするようになりました」(37歳・会社員)「お風呂のカビが本気で嫌いだから。クローゼットは、母がそうしていたので真似てるうちに習慣づいた」(29歳・主婦)「クローゼットや靴箱の除湿対策は、昔から習慣になっているから」(39歳・フリーランス)「長期で家を空けた時にカビだらけになったことがあったので」(31歳・会社員)「日本は湿気が多いので。お風呂は換気しないと絶対カビが生えると思います」(35歳・専門職)続いては除湿対策について。「子どものことを考えて」「親がやっていたから習慣になっている」など、家族の影響で湿気対策をしようと思った人が多いようです。湿気が原因でカビが生えてしまうと体調不良や皮膚の炎症の原因になってしまう可能性も。そのため、子どもがいる人は、特に気をつけて湿気対策をしているのかもしれません。また、"日本は湿気が多い"という回答にも納得。筆者は昔、カナダに住んでいたことがありますが、半地下の部屋にもかかわらず、湿気を感じることなく過ごしやすかった記憶があります。※ 文・武市彩花※ 2023年5月23日配信ニオイの原因になっているかも 洗濯機のNG掃除&簡単テク洗濯物のニオイや洗濯槽のカビが気になるという人も多いでしょう。洗剤を入れて衣類を洗っているから、洗濯機はそれほど汚れていないのでは?と思っているかもしれません。しかし、洗濯槽の汚れを放置していることが、衣類に嫌なニオイを付着させる原因になっていることも。洗濯機の簡単掃除法をご紹介します。やってはいけない「洗濯機掃除」3選洗濯機の掃除は面倒くさいからといって、次のようなやり方をしていたら注意が必要です。1.洗濯槽の掃除をいつやったか覚えていない洗濯槽の中に残った洗剤や衣類のホコリ、水垢などの汚れを長期間放置すると、それらをエサにしてカビが増殖しやすくなってしまいます。2.ゴミ取りネットは、いっぱいになったら取り除くゴミ取りネットに溜まった繊維くずやホコリを長く放置してしまうと、洗濯槽で雑菌も繁殖しやすくなり、衣類に嫌なニオイやカビを移してしまう可能性があります。3.洗濯後にふたを閉めている洗濯後にふたを閉めたままにしていると、洗濯槽に湿気が溜まりやすく、黒カビの原因にもなるでしょう。雑菌やカビの増殖を防ぐためには、ふたは開けて洗濯機内をしっかりと乾燥させておくことが大切です。しかし、小さいお子さんがいる家庭では、ドラム式洗濯機のふたは閉めておいた方が安全な場合もあります。そのときは洗濯機の乾燥機能を活用したり、チャイルドロックをかけて勝手に開閉できないようにしたりなどの配慮を忘れずにしておきましょう。洗濯機の簡単掃除法洗濯機の掃除は、毎回行うゴミ取りネットのお手入れと月一の洗濯槽洗浄、洗剤投入ケースの水洗いだけ!たった3つの作業ですが、抜かりなく行えばカビや雑菌の繁殖を抑えられるはず。1.ゴミ取りネットに溜まったゴミは毎回取るゴミ取りネットには、衣類から出た細かな繊維くずやホコリがたくさん溜まっています。ゴミ取りネットのゴミは毎回取り除き、歯ブラシなどでさっとこすり洗いをして、しっかりと乾燥させておきましょう。2.月一回洗濯槽を洗浄する市販の洗濯槽クリーナーは、主に酵素系と塩素系の2つがあります。酵素系のクリーナーは、過酸化ナトリウムが主原料で、発泡作用によりこびりついた黒カビを剥がして落とす役割があります。使用すると、わかめのような黒カビがたくさん出てくることも。一方の塩素系クリーナーは除菌作用があり、カビを分解して落とします。黒カビが浮いてくることはないので、酵素系クリーナーよりも手間が少なく洗浄できます。筆者宅では、塩素系クリーナーと粉末状の酵素系クリーナーを毎月月初に、交互に行うと決めています。前回はいつやったか忘れてしまわないよう毎月初めに掃除すると決めておくと、汚れがひどくなる前にすっきりと洗浄できて、カビの発生を抑えることにもつながるでしょう。3.洗剤投入ケースの洗浄も忘れずに!洗濯機に取り付けられている、柔軟剤・洗剤投入ケース。筆者宅では柔軟剤を使用していませんが、外してみると奥の方にカビがびっしりと潜んでいて、とても驚いた経験があります。普段は投入ケースを使用していなくても、洗濯槽の中はカビが発生しやすい環境なんだと感じました。洗濯機に付いている取り外し可能なパーツは、洗濯槽洗浄のタイミングと一緒に、ぬるま湯につけて歯ブラシでこすり洗いをすることがおすすめです。ドラム式の場合は、乾燥フィルターや排水フィルターなどに付着している繊維くずやほこりを取り除いておくことも忘れずに!投入ケースなど洗濯機の備品を汚れたまま放置して、いつの間にか、ほこりやヌメリ、カビを増やしてしまわないように注意しましょう。※ 文・のぞみ※ 2022年6月15日配信台所以外にも使える! キッチンハイター活用術頑固な汚れの掃除は「キッチンハイター」がとても便利!さらに使い方をひと工夫すれば、他の場所でも黒カビや黒ずみなどを撃退できる強い味方になります。そこでキッチンハイターの活用方法を紹介します。「キッチンハイター」液体タイプと泡タイプの使い分け【キッチンハイター】濃度を調整しながら薄めて使うため、コスパが良いのがメリットです。しかし、つけ置きできないものに対しては使いにくい場合もあり、目的によってつけ置き時間も異なるため注意が必要でしょう。【キッチン泡ハイター】そのままスプレーするだけで、汚れに触れず短時間でキレイにできるのがメリット。しかし液体タイプよりはコスパが悪く、広範囲にスプレーするとすぐなくなってしまうこともあります。キッチンハイターの便利な使い方「キッチンハイター」はシンクまわりの除菌・消臭にも使えますが、その他の場所でも活用できます!水垢やカビに悩みやすい洗面所やお風呂場の掃除、感染症対策の消毒にも役立ちます。洗面所のニオイ・汚れ取り洗面所の排水口は、いつのまにかヌルヌルした汚れがついてしまい、あまり触りたくないと感じる方も多いかもしれません。泡ハイターなら、シュシュッと泡をかけて5分ほど置いて洗い流せば、ヌメリや嫌な臭いもすっきり!手間いらずな掃除なので、毎週末のお掃除に取り入れやすいのもポイントです。漂白効果で黒ずみを防止し、毎日ピカピカの洗面所をキープできるでしょう。お風呂場のカビ対策扉のパッキンや隙間の頑固な黒カビに悩んでいる方も多いはず。しかしカビ対策で泡ハイターをかけると、時間が経つにつれて下に垂れてしまうことはありませんか?そんなときは、“ハイターパック”がおすすめ!キッチンペーパーに泡ハイターを染み込ませて、壁にピタッと密着させます。その上からラップをかけて30分~1時間ほど放置(汚れ具合によっては、放置時間を長くしてみてください)。パッキンの黒カビはこすっただけでは落ちません。キッチンペーパーとラップでハイター液を浸透させ、奥に残った菌糸までしっかり撃退しましょう。ドアノブのウイルス除去感染症対策にも役立つ「キッチンハイター」。水1リットルに対して液体タイプを10ml(キャップ約0.4杯)入れて薄めた液を布に染み込ませ、ドアノブや取っ手を拭き取ると消毒にも利用できますよ。ハイターを使って拭き掃除した後は、清潔な布で充分に水拭きしましょう。しっかり水拭きができていないと、素材によっては変色したりサビの原因になったりする可能性があります。※ 文・のぞみ※ 2022年11月11日配信簡単な掃除テクでピカピカの状態を目指そう掃除のやり方や頻度は人それぞれ。自分の家やライフスタイルに合った方法が見つけられるといいですね。家の中がピカピカの状態で気持ち良く過ごせるように、今回ご紹介した掃除の簡単テクをぜひ取り入れてみてください。【参考】『花王』公式サイト©maruco/milan2099/gettyimages文・比嘉桃子、高橋あやか、武市彩花、のぞみ 再編集・Natsu
2023年07月02日年末が近づき大掃除を進めている中で、溜まった汚れを洗剤の力で一気に落としたいと考えている方も多いでしょう。複数の洗剤を使う場合は、それぞれの特性に合わせた使用上の注意点があります。掃除をする前に、ぜひ知っておいてほしい「注意すべき洗剤の活用法」をお伝えします。使い方間違っているかも? 注意が必要な洗剤3つ(1)アルコールこれからの季節、感染症予防にも活躍するアルコール。除菌効果が高く、キッチンや洗面所などの水回りのお掃除にもとても便利!しかしアルコールは揮発性が高く引火しやすいため、ガスを扱うコンロ周りの掃除では、火が付かないように注意が必要でしょう。またアルコール濃度が高いものだと、拭いたものを変色させたり、素材自体を傷めてしまったりする可能性が。例えばリモコンの表示が消える、家具や床のコーティングが溶ける…といったことも。お掃除にアルコールを使用する際には、こちらの4点に注意してくださいね。・火気厳禁!・換気をしっかり行なう・電化製品に直接かけない・まずは布巾などに吹きかけてから、モノが変色などしないか確認しながら拭く(2)塩素系漂白剤ハイター、ブリーチなどの名称で使われている塩素系漂白剤は、強い漂白作用と除菌・消臭効果があるため、キッチンやお風呂掃除のカビ対策にもよく使われますよね。しかし使用にあたって大切な注意事項が2点あります。1点目の注意点は・つけ置き時間をしっかり守ること液体の「キッチンハイター」の場合は、薄めた液に布巾やまな板、食器をつけ置きして使用します。しかし、金属製のざるや包丁などのステンレス製品については、長時間のつけ置きはNG!サビの発生や劣化の原因になる恐れがあります。特に注意したいのは、水筒のつけ置き。水筒をハイターに長時間つけ置きすると、ステンレスの変色や傷みにつながったり、パッキンに塩素臭がついてなかなか取れなかったりすることもあります。同じ塩素系漂白剤でも、「キッチン泡ハイター」であれば、スプレー後に数分で洗い流せるので簡単。つけ置きやスプレーした後の時間はしっかり守りましょう!ちなみに筆者が愛用している水筒は、公式サイトで「塩素系不可」と明記されていました。2点目の注意点は・他の洗剤等と併用しない特に、酸性タイプの洗剤との併用は絶対NG!ボトル本体にも記載してある取り扱い上の注意事項を必ず読んで使用しましょう。(3)酸素系漂白剤オキシクリーンなどで人気の酸素系漂白剤は、塩素系漂白剤よりもツンとした臭いがなく、色柄物にも使用できるため、衣類の漂白や消臭に活用できます。上記でもお話しした水筒内の洗浄などは、30~50℃程度のお湯で使用すると良いでしょう。酸素系漂白剤の使用で注意したいのは、・密閉した容器で保存しない酸素系漂白剤は液体と粉状がありますが、粉末の状態でもわずかながら酸素が常に発生しているそう。よく見ると、市販の袋には小さなガス抜き用の穴があいているんです。密封された空間に酸素が溜まると、容器が破裂してしまう可能性もあるため、もし移し替える場合は密封して保存するのはやめましょう。おわりに大掃除で活躍する洗剤類はとても便利ですが、使い方や保存方法を間違えると、素材を傷めたり、人体に影響が及んでしまったりする可能性もあります。使い慣れていない洗剤がある場合は、成分表示や注意事項をしっかり読んで、安全に正しく使ってくださいね。【参考】『花王』公式サイトのぞみシンプル志向の整理収納アドバイザー・ライター。「暮らしもこころもかろやかに」をテーマに、ものとじぶんとゆっくり向き合える、続けやすい暮らしのちいさな仕組みを提案しています。Instagram@non.karoyakaniのぞみ
2022年12月07日キッチン周りのヌメリ、嫌な臭いなど、頑固な汚れの掃除は「キッチンハイター」がとても便利!さらに使い方をひと工夫すれば、他の場所でも黒カビや黒ずみなどを撃退できる強い味方になります。そこで今回はキッチンハイターの活用方法や注意事項など、大掃除にも参考にしてほしいポイントを解説いたします。キッチンハイターの特徴『花王』の「キッチンハイター」は、次亜塩素酸ナトリウムを主成分とする台所用の塩素系漂白剤です。用途に合わせて、液体や泡・ジェルタイプなどがあります。次亜塩素酸ナトリウムのほか界面活性剤、水酸化ナトリウムが含まれていて、液体タイプは薄めて、泡タイプはそのままスプレーして使用。我が家では、泡タイプの「キッチン泡ハイター」と、大手スーパーのプライベートブランドから販売されている「キッチンブリーチ」を常備し、水回りの掃除に役立てています。「キッチンハイター」液体タイプと泡タイプの使い分け【キッチンハイター】濃度を調整しながら薄めて使うため、コスパが良いのがメリットです。しかし、つけ置きできないものに対しては使いにくい場合もあり、目的によってつけ置き時間も異なるため注意が必要でしょう。【キッチン泡ハイター】そのままスプレーするだけで、汚れに触れず短時間でキレイにできるのがメリット。しかし液体タイプよりはコスパが悪く、広範囲にスプレーするとすぐなくなってしまうこともあります。キッチンハイターの便利な使い方「キッチンハイター」はシンクまわりの除菌・消臭にも使えますが、その他の場所でも活用できます!水垢やカビに悩みやすい洗面所やお風呂場の掃除、感染症対策の消毒にも役立ちます。洗面所のニオイ・汚れ取り洗面所の排水口は、いつのまにかヌルヌルした汚れがついてしまい、あまり触りたくないと感じる方も多いかもしれません。泡ハイターなら、シュシュッと泡をかけて5分ほど置いて洗い流せば、ヌメリや嫌な臭いもすっきり!手間いらずな掃除なので、毎週末のお掃除に取り入れやすいのもポイントです。漂白効果で黒ずみを防止し、毎日ピカピカの洗面所をキープできるでしょう。お風呂場のカビ対策扉のパッキンや隙間の頑固な黒カビに悩んでいる方も多いはず。しかしカビ対策で泡ハイターをかけると、時間が経つにつれて下に垂れてしまうことはありませんか?そんなときは、“ハイターパック”がおすすめ!キッチンペーパーに泡ハイターを染み込ませて、壁にピタッと密着させます。その上からラップをかけて30分~1時間ほど放置(汚れ具合によっては、放置時間を長くしてみてください)。パッキンの黒カビはこすっただけでは落ちません。キッチンペーパーとラップでハイター液を浸透させ、奥に残った菌糸までしっかり撃退しましょう。ドアノブのウイルス除去感染症対策にも役立つ「キッチンハイター」。水1リットルに対して液体タイプを10ml(キャップ約0.4杯)入れて薄めた液を布に染み込ませ、ドアノブや取っ手を拭き取ると消毒にも利用できますよ。ハイターを使って拭き掃除した後は、清潔な布で充分に水拭きしましょう。しっかり水拭きができていないと、素材によっては変色したりサビの原因になったりする可能性があります。絶対に守ってほしい! キッチンハイターの注意事項3つ(1)酸性の洗剤と混ぜない!塩素系漂白剤は、とても強いアルカリ性。酸性の洗剤と混ぜると危険な塩素ガスが発生してしまうため、大変危険です。シンク回りの掃除では、生ごみやアルコールと混ざってしまうことのないように注意してくださいね。(2)しっかり換気をして、手袋をつけよう!非常に強いアルカリ性の洗剤なので、塩素のニオイを吸い込むと気分が悪くなったり、皮膚を傷めたりする可能性があります。キッチンやお風呂で使う際はしっかり換気をしながら、マスクやゴム手袋をして、直接肌につかないように保護してください。小さなお子さんやペットがいる場合も要注意!キッチンハイターを使用する時には、絶対に近づかせないように気を付けましょう。容器の移し替えはNG!他の詰め替え容器に移し替えようとするのもNG!移す際にこぼしたり、他の洗剤と化学反応が起こってしまったりする可能性もあるので危険です。泡ハイターには専用のつけかえボトルがあるので、買い替える際はこちらを使いましょう。また液はね・液だれにも気をつけて。洋服に液が付着すると、色褪せや変色の恐れもあるので、ご注意くださいね。大掃除もキッチンハイターが便利!水まわりに潜むヌメリやカビを簡単に掃除できる「キッチンハイター」は、キッチンだけでなく洗面所・お風呂場でも活躍します。一方で上記のような注意事項もあるので、決まりを守って安全に使用しましょう。年末の大掃除にもぜひ活用してみてください!【参考】『花王』公式サイト©d3sign/gettyimagesのぞみシンプル志向の整理収納アドバイザー・ライター。「暮らしもこころもかろやかに」をテーマに、ものとじぶんとゆっくり向き合える、続けやすい暮らしのちいさな仕組みを提案しています。Instagram@non.karoyakaniのぞみ
2022年11月11日