住宅の玄関や門などに設置されている『ドアチャイム』。一般的なものは押すとピンポンという音が鳴ることから、『ピンポン』とも呼ばれますね。通常は1回押せば、住人が在宅の場合は気付いてくれることが多いでしょう。ドアチャイムをしつこく鳴らし続けているのは?ある住宅の玄関を撮影した動画に注目が集まりました。この家のドアの横には、シンプルなドアチャイムが付いています。そこへ、『来客』がやってきて、ドアチャイムを鳴らしたのですが…。見た人から笑いが起こった、30秒間の動画がこちらです。ドアチャイムを鳴らし続けているのは…キツツキ!壁にとまったキツツキが、クチバシでチャイムを押しているのです。音が鳴るのが楽しいのか、キツツキは夢中でドアチャイムを突いていますね。動画のコメント欄には、爆笑の絵文字が並んでいます。・キツツキは本当にしつこいよね。・大笑いした!シェアしてくれてありがとう。・ドアをノックされなくてよかったね。・猫を雇ってドアの見張りをさせたらいいよ。キツツキが木に穴を開ける時は、1秒間に20回以上のスピードでクチバシで突くのだそう。動画には映っていませんが、このキツツキがドアチャイムが壊れる前に突くのを止めてくれたことを祈ります![文・構成/grape編集部]
2024年06月11日こんにちは、モンズースーです。今回は神社で子どもたちが見つけた、意外な生き物の話です。■一定のリズムで音が鳴っていることに気づいた神社の参道を歩いていたら、聞いたことのない音が鳴っていることに、次男が気づきました。ほかにも人の声や樹木が風で揺れる音、虫や鳥の声も聞こえたので、特別気にしてなかったのですが…。次男に言われてよく聞いてみると、上の方から一定のリズムで鳴り続けている、奇妙な音でした。子どもたちは「キツツキがいるかも!」と、木の上を探していましたが、私は野生のキツツキを見たことがなかったので、別の音だろうと考えていました。しかし、子どもたちは諦めず、数分、木を見ていたら本当に木をつつく鳥を見つけました。そこにいたのは、しま模様のある小さな鳥。私の記憶の中の「キツツキ」とは違うと思ったので、気になって調べてみました。 ■意外と気づきにくい鳥なのかも!?調べた結果、「コゲラ」というキツツキの一種であることがわかりました。「キツツキ」って鳥はいなかったんですね…。長年、勘違いをしていました。その後、近くを歩いていた人たちが「キツツキがいる!」と、数組集まってきたため、見つけた子どもたちはちょっとうれしそうでした。調べた情報ではあまり珍しい鳥ではないようですが、ほかの方も「初めて見た」と、驚いていたので、近くにいても気づきにくい鳥なのかもしれません。音も想像していたキツツキの木をつつく音とは、少し違いました。大人より先入観のない子どもの方が見つけやすいのかもしれませんね。
2023年08月06日鋭いくちばしで木を突いて穴を開け、中にいる昆虫を食べる行動が名前の由来といわれる鳥、キツツキ。約210種いるというキツツキは、世界中に生息しています。中でも北米に多く見られるドングリキツツキは、越冬のためにドングリを蓄えるという珍しい行動で知られています。アメリカのカリフォルニア州で害虫駆除の会社を営むニック・カストロさんは、「家がキツツキの被害に遭っている」という人から仕事の依頼を受けました。ウェブメディア『The Dodo』によると、家の『サイディング』という建物の外壁に使用する仕上げ用の板材に、キツツキが穴を開けてドングリを貯めているとのこと。貯めこまれたドングリが、壁の中の空洞に落ちてしまったというのです。住人の依頼は「壁の中にあるドングリを取り除いてほしい」というものでした。ニックさんは家の中の壁に小さな穴を開けて、そこからドングリを取り出すことにします。そして彼の計画どおり、壁に開けた穴からドングリが出てきました。しかし、ニックさんと家の住人が、予想できなかった事態が起こります。穴からドングリがどんどんあふれ出して、あっという間にドングリの大洪水となったのです!ニックさんは、ドングリは壁の4分の1くらいの高さしかないと思っていたのだとか。ところが、実際は屋根裏までぎっしりと積み上げられていたそうです!最終的には大きなゴミ袋8個分、約9㎏のドングリが出てきました。ニックさんは「鳥はちょっぴり貯め込みやさんだった。こんなの今まで見たことないよ」とFacebookに出てきたドングリの写真を投稿。当然ながら、見た人たちからも驚きの声が上がっています。・こりゃクレイジーだ!・スロットマシンでジャックポットが出たみたいだね。・キツツキはきみが大事な食糧を盗んだと思っているだろうな。この家の住人は壁から小さな虫が出てきたことで、ドングリがあることに気付いたそうです。しかし、時すでに遅し。調べてみると、家中のサイディングにキツツキの穴があり、外壁のダメージはかなりひどかったといいます。ニックさんが作業中にもキツツキがやってきて、さらにドングリを貯めようとしていたそうです。働き者といわれるキツツキにとっては、せっせと貯めた食糧がなくなってしまい、ショックかもしれません。これからはドングリを貯めこむのは民家の壁ではなく、森にある木の中にしてもらいたいものですね。[文・構成/grape編集部]
2023年02月06日CIY(本社:大阪市阿倍野区、代表取締役:渡邉 航一郎)は、ごみゼロやフードロスゼロなどに取り組むフードコートスタイルのローカルレストラン「キツツキ食堂」を近鉄南大阪線 河堀口駅前に2022年4月8日(金)にオープン致します。【URL】 キツツキ食堂■「キツツキ食堂」キツツキ食堂は、店内のキッチンで個性あふれる料理人が腕を振るうタイムシェア型フードコートで、朝はモーニングコーヒーセット、昼はスパイス料理、夜はバータイムなど、一日の中で様々なシチュエーションが堪能できる食堂です。店内には量り売りスペースも併設。コーヒー豆やスパイス、日本茶などの厳選した商品をマイ容器でエコに購入頂けます。4つのゼロを目指して、キツツキ食堂は様々な取り組みをおこないます。レストランを運営しようとすると、どうしても発生してしまう売れ残りや食べ残し、あるいは過剰包装。「ゼロフード・テーブル」は、そんな無駄になっていたり、過剰になりすぎている商品やサービスに焦点をあてながら、そのひとつひとつを「ゼロ」に近づけていく、新しいカタチのレストランを目指すプロジェクトです。■「キツツキ食堂」4つのゼロ・プロジェクト1. ゼロ・フードロス(食べ残しをゼロに)2. ゼロ・ウェイスト(ゴミをゼロに)3. ゼロ・オートマティック(機械化を少なく)4. ゼロ・アディティブ(添加物を減らす)4つのゼロ「ゼロフード・テーブルプロジェクト」を目指すために、近隣にある系列店「おまねき商店」で販売する朝焼きパンの売れ残ったパンをパンセットとして販売することで廃棄ロスを削減。お客様が注文した料理を完食した際にお渡しする10円の完食デポジットなど、お店側だけでなく来店したお客様にも無理なく取り組んで頂ける取り組みを行います。加えて併設される量り売りスペースでも再利用頂けるよう容器を販売。包装をなくすことで脱プラを推進します。また店内で使用する食器類は、リユース品や、クラフト作家が製作した食器を使用。まだ使えるものや機械的ではない手づくりされた物を積極的に活用することで、ゼロ・オートマティックを目指します。店内で召し上がって頂けるフードも、添加物を出来る限り使わないスパイスカレーや一品料理をご提供。できる限り人工の食品添加物の使用を控えながら、お客様の未来にとっても責任を持てる食事の提案をしていきます。以下URLにて、ゼロのことを詳しく掲載しております ■「キツツキ食堂」提供料理一例・BEEFキーマとココナッツチキンの2種あいがけカレー 1,200円・ジャークチキンオーバーライス 1,000円・鶏胸肉のパクチーサラダ 400円・黒胡麻とクミンのサラダ 400円・スパイスチーズケーキ 350円・オリジナルブレンドコーヒー(HOT・ICE) 380円・カフェラテ(HOTのみ) 420円・樽生クラフトビール 600円・カルダモンチューハイ 650円・ソフトドリンク(コーラ・ウーロン茶・オレンジジュース等) 350円・選べるパンセット 250円(*価格は全て税込)スパイスカレーパンセット自家焙煎エスプレッソ■街の「灯り」を目指してCIYは、高齢化が進み衰退が進む河堀口駅周辺の活性化を目指し、2020年4月に開店したハンドクラフト雑貨の専門店、くうそう雑貨店のオープンを皮切りに、2020年12月には駅南側に、パンとスイーツとハンドクラフト雑貨店「おまねき商店」を開店。今回の新規開店店舗となる、キツツキ食堂と合わせて河堀口駅周辺の賑わいをもう一度取り戻すべく今後も地域住民の声と共に活動を継続していきます。【店舗概要】店名 : キツツキ食堂所在地 : 大阪市阿倍野区天王寺町南2丁目25-23アクセス: 近鉄電車南大阪線 河堀口駅より徒歩50メートルJR阪和線 美章園駅から約5分JR各線 天王寺駅から約10分座席数 : テーブル 20席、カウンター 5席営業時間: 7:00~23:00定休日 : 火曜日URL : 《CIY》ハンドクラフト作家でもある運営チーム4名が、2015年より手づくり市の運営を行う目的で発足しました。関西を中心に手づくり市を主催することで、たくさんのハンドクラフト作家さんたちとの繋がりが生まれました。そんな中、お客様に常設で作品を見て頂ける空間が欲しい、という声が多くあるということを知りました。その中で2020年4月に、私たちにとっては大きなチャレンジとなるハンドクラフト雑貨の専門店くうそう雑貨店を開店しました。くうそう雑貨店を開店することで地域の方をはじめ様々な方とお話をする機会が生まれました。河堀口という街が、どんな道を歩んできたのか、また地域の方の「あったらいいな!こんな店。」を知ることで、2店舗目となる食品とハンドクラフト作家のアトリエショップ店おまねき商店、そして今回のキツツキ食堂の開店に繋げることが出来ました。これからもハンドクラフト作家さんとお客様を繋ぐべく、様々な声を聴きながらオリジナルプロダクト製作やワークショップ事業も行っていきます。【会社概要】会社名 : CIY所在地 : 大阪市阿倍野区天王寺町南2丁目25-21代表者 : 渡邉 航一郎設立 : 2020年4月1日URL : 事業内容: ハンドクラフト作家の雑貨販売料理職人の食品やスイーツの販売全国各地から取り寄せた食品の販売【お客様からのお問い合わせ先】くうそう雑貨店TEL : 06-6776-2262 11:00~19:00e-mail: ciy.watanabe@gmail.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月04日海外の掲示板『Reddit』に投稿された動画に驚きの声が上がっています。投稿者のSage_Fyre_YTさんの家の庭には立派なバーベキューグリルが置いてあります。このグリルは投稿者さんの父親のものなのですが、お父さんがしばらく家にいなかったため誰も使っていなかったのだそう。ある日、庭に野生のドングリキツツキがやってきて、グリルの上に止まったと思ったらすぐに飛んで行きました。その直後、庭に出た投稿者さんは衝撃の光景を目にします。それが何かはこちらの動画をご覧ください。I No Longer Have a Grill from r/AnimalsBeingJerks動画が表示されない方はこちらからご覧くださいバーベキューグリルがキツツキのドングリの貯蔵庫になっていた…。フタを開けると中からあふれ出した大量のドングリに、投稿者さんは思わず大笑いしたそうです。この動画にはたくさんのコメントが寄せられています。・すごい!ドングリのジャックポットだ。・巣かと思ったらまさかのドングリだった。・キツツキは、きみがこのグリルを春まで使わないことを知っていたんだよ。・誰も使わないなら、キツツキがグリルを使ってくれてよかったね!この動画を父親に動画を見せたところ、お父さんも大笑いしていたそうです。コメントによると屋外に置いたグリルの中に鳥が巣を作ったり、リスが木の実を隠したりすることもあるのだそう。しかしキツツキがこれほど大量のドングリを貯めているのはとても珍しいようです。この後、投稿者さんは「すぐにグリルのフタを閉めておいた」とのこと。がんばってドングリを集めているキツツキのためにグリルはそのままにしてあるということです。優しいですね。こんなにも多くのドングリを集めるにはかなりの時間がかかっていることでしょう。大事な食糧が頑丈なバーベキューグリルに守られているおかげで、働き者のキツツキは安心して冬を越せそうですね。[文・構成/grape編集部]
2020年10月27日人里離れた山村を舞台に、そこに暮らす無骨な木こりの男と、映画の撮影のためにやって来た新人監督の交流を描く、心温まるヒューマン・ストーリー『キツツキと雨』。『南極料理人』の沖田修一監督が描き出す異色な2人のふれあいは、ホロリとした空気感を生み出し、心地よい笑いを提供するのだが、実際に本作を鑑賞した人々からは「仕事を頑張ろうと思った」、「仕事って色々あるんだなと思った」と、同じ“働く者”としての共感の声が集まっている。シネマカフェで公開に先立ち行った試写会で寄せられたコメントを参考に、本作がもたらす“癒し”効果について検証!妻に先立たれ、息子と2人で暮らす60歳の木こり・克彦(役所広司)と、自信が持てずいまにも撮影現場から逃げ出したい25歳の映画監督の幸一(小栗旬)。ひょんな成り行きで、克彦はゾンビのエキストラとして映画に出演する羽目になる。やがて一緒に時を過ごしていくうちに、幸一は克彦に父親のような安心感をおぼえ、少しずつ一体感が生まれていく――。本作を鑑賞した人に「どのキャラクターに一番共感したか?」という質問をしたところ、最も多くの共感を集めたのが克彦。親目線で、または子供から見た父親への想いに共感する部分が多かったようで、「子供のように純粋なところ。子を思う親の優しさ、人に対する温かさを感じた」(30代・女性)、「息子とうまくいかない寂しさと、それを埋める新たな喜びを感じられた」(20代・女性)という声があり、同年代の女性からは「人生の中で非日常や非現実に憧れを持ちつつ、日常をこなしていく実感を撮影にのめり込む克彦の中に見た」という共感の声も。一方、僅差で票を集めた幸一に対しては、働く中での苦労や悩みへの共感が多く、「自分に自信がないけど、いいものは作りたい…。目上の役者にダメ出しするシーンは、自分と重ねて『頑張れ』と言いたくなった」(20代・女性)、「仕事に対する不安や投げ出したくなる気持ちに共感できた。でも必死にやり遂げようとするところがすごくかっこいいと思った」(20代・女性)という前向きな意見も。また、幸一と同率で共感を集めたのは、高良健吾が演じる克彦の息子・浩一だ。その共感ポイントは「親に反抗する気持ち」。それでも切れることのない父親との繋がりを感じさせる姿は、観る者の心をとらえる。全体を通して本作を観終わっての気持ちを表してもらったところ、「ほっこり」「前向きな気持ちになれた」という感想が圧倒的に多かったが、その温かい気持ちは「日常の中にある何気ない喜びや繋がり」からもたらされるのだろう。「悩みながらも頑張ろうという気持ちになった」(20代・女性)、「気づいていないだけで、人と人との繋がりが作り出す偶然の連続はきっと自分の周りにもたくさんあるんだろうなと感じた」(20代・女性)、「人の悩みは深いけれど、ちょっとしたことがきっかけで解決することもあると思った」(20代・女性)といった感想が寄せられた。では、この心温まる映画をどんな人にオススメする?と最後に尋ねたところ、「仕事で日々、追われている人」、「進路で迷ってる人」という声が多く集まった。ひょんな出会いがきっかけで、自分の仕事に自信を取り戻していく幸一の姿は、働く人々、さらにこれから社会に出て働く人へのエールとなるに違いない。ちょっぴりお疲れだという方はぜひ、この映画が贈る幸せなひとときで癒されてみては?『キツツキと雨』は全国にて公開中。■関連作品:キツツキと雨 2012年2月11日より角川シネマ有楽町ほか全国にて公開© 2011「キツツキと雨」製作委員会■関連記事:『キツツキと雨』主演の役所広司、同日公開の『はやぶさ』が気になる…!?役所広司×小栗旬インタビューふたりだから語れる、「映画を撮り続ける」ワケ『蛇にピアス』コンビ復活!高良健吾&吉高由里子で吉田修一の青春小説を映画化高良健吾×沖田修一監督インタビューコメディから解き明かす24歳の魅力と素顔役所広司×小栗旬『キツツキと雨』独占試写会に35組70名様をご招待
2012年02月20日役所広司と小栗旬の初共演が話題を集める『キツツキと雨』の初日舞台挨拶が2月11日(土)、東京・角川シネマ新宿で行われた。『南極料理人』が多くの支持を集めた沖田監督の最新作。ある村にクルーを率いてゾンビ映画の撮影に訪れた気弱な映画監督(小栗さん)と村の武骨な木こり(役所さん)の交流をユーモアたっぷりに描き出す。昨年の第24回東京国際映画祭で、日本映画として唯一、コンペティション部門に出品され、見事審査員特別賞を受賞。さらに、第8回ドバイ国際映画祭で最優秀男優賞・脚本賞・編集賞を受賞し、早くも国際的な評価を得ている本作。この日は両映画祭で獲得した4つのトロフィーが勢ぞろいし、役所さんらは喜びを再確認。台湾での公開が決定し、韓国からの配給オファーも舞い込むなど、さらなる世界進出を予感させるニュースも発表され、「国境を越えて、多くの方が観てくださった。みんなでいただいたもの(賞)ですから、お祝いをしたいですね」と役所さんもニッコリ。そんな役所さんは「今日は『キツツキ』とか『はやぶさ』が公開ですね…。キツツキは小ぶりですけど、記事は大きくして下さい(笑)」と取材陣にアピール。同じ“鳥”がタイトルになっているためか、同日公開された渡辺謙主演の『はやぶさ遥かなる帰還』が気にかかる様子だ。役所さんにとって、木こり役は初めての体験だったが「チェーンソーを使うのは結構得意ですなんですよ(笑)。ゾンビメイクも楽しかった」とふり返る。一方、小栗さんは『シュアリー・サムデイ』(’10)で監督経験があり、「今回、新人監督役を演じたのは不思議な感覚」。1月に行われた本作の完成披露試写会、そして出演作『荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE』の先行上映会に続き、この日は今年3度目となる和装姿。小栗さん自身が掲げた「今年は『あいつ、舞台挨拶ではいつも着物を着てくる』って言われる俳優になろうと思う」という年頭の誓いが、今後いつまで実行されるかも注目したいところだ。ちなみに、この日は『キツツキと雨』というタイトルにちなんで、キツツキをかたどった飴(あめ)細工が3人にプレゼントされ、一足早いバレンタイン気分も味わっていた。『キツツキと雨』は角川シネマ有楽町ほか全国にて公開中。■関連作品:キツツキと雨 2012年2月11日より角川シネマ有楽町ほか全国にて公開© 2011「キツツキと雨」製作委員会■関連記事:役所広司×小栗旬インタビューふたりだから語れる、「映画を撮り続ける」ワケ『蛇にピアス』コンビ復活!高良健吾&吉高由里子で吉田修一の青春小説を映画化高良健吾×沖田修一監督インタビューコメディから解き明かす24歳の魅力と素顔役所広司×小栗旬『キツツキと雨』独占試写会に35組70名様をご招待小栗旬、心境の変化?凛々しい和装姿も「若だんな」と呼ばれる…
2012年02月12日人里はなれた山村に暮らす木こりの男と、そこへ映画の撮影にやってきた映画監督のふれあいを描く、やさしくおかしくてホロリとさせるハートフルなヒューマン・ドラマ『キツツキと雨』。『南極料理人』から2年、沖田修一監督待望の新作にて、いつもおどおどして自信が持てない25歳の映画監督を演じる小栗旬のインタビューをお届けする。●脚本は沖田監督のオリジナルですが、最初に読んだ時の感想はいかがでしたか?おもしろいと思いましたね。ゾンビ映画の裏側が見えるっていうだけでおもしろいじゃないですか。よくそんなところに目を付けるなって。いざやってみるとすごく変わった話でしたけどね(笑)。●幸一という役柄をどう捉えていますか?沖田監督は『気にせず楽しんで』と言ってくれましたが、キャラクターはまるまる監督だと思います。すべて監督のクセなんです、爪を噛むのも、腕を噛むのも。確かに、幸一は気が弱いかもしれませんが、そこまでおどおどしてるわけではないんです。まわりのペースに対応しきれなくて、置いてかれているだけ。幸一のそういうところが見えればと思って演じていました。●役所さんとは今回が初共演となりますが。役所さんはとても素敵な方ですね。現場でいろいろな話をさせていただいても、すごくおもしろい。克彦さんの役柄も素敵なので、やってるうちにだんだんふたりがダブってきました。●幸一と克彦の関係性そのものも素敵ですね。幸一は、克彦さんと出会うことで少しずつ変わっていきます。そこに徐々に何かが生まれてくるんです。苦痛しか感じていなかった幸一に希望のようなものが芽生えるんですね。●役所さん、小栗さん共に自身で監督経験があるかと思いますが、今回新人監督を演じるにあたって、今回の作品に活かされたことや、参考になったことはありますか?映画の中で、幸一が逃げ出してしまうシーンがあります。その時の気持ちは、映画を撮影していた頃、自分が日々感じていたことでした。自分の希望で始めたことでしたが、いざやり始めてみたらとても大変で、明日は雨だったらいいのにと思ったり、誰もいない場所に行きたいなーと思った理、今回の役を演じるにあたって自分のことを思い出しました。●本作は第24回東京国際映画祭で「審査員特別賞」を受賞し、更にドバイ映画祭では日本映画初の3冠(最優秀男優賞、脚本賞、編集賞)に輝きました。海外で色んな方が見ることについてどう思われますか?すごく嬉しいです。綺麗な日本の風景だったり、ゆったりとした日本人独特の沖田監督に流れてる時間だと思うのですが、すごく日本らしい映画だなと思うので、そういうところで日本というものを感じてもらえたら嬉しいです。作品情報『キツツキと雨』配給:角川映画2012.2.11 sat 全国ロードショー(c)2011「キツツキと雨」製作委員会
2012年02月09日人里はなれた山村に暮らす木こりの男と、そこへ映画の撮影にやってきた映画監督のふれあいを描く、やさしくおかしくてホロリとさせるハートフルなヒューマン・ドラマ『キツツキと雨』。『南極料理人』から2年、沖田修一監督待望の新作にて、妻に先立たれて息子とふたりで生活する60歳の木こりを演じる役所広司のインタビューをお届けする。●脚本を読んだ最初の感想はどのようなものでしたか?映画作りのなかで、みんなが力を合わせていく過程がユーモアを交え描かれていて、ものすごく感動的な脚本だと思いました。映画作りのロマンがふんだんに盛り込まれているところもいいですよね。●克彦という役柄を演じるために、気を配っていたことは何ですか?ひとつには、子どもを持つ親としての思いです。克彦は自分の子どもには下手な愛情表現しかできないんですが、その分、違う青年に子どもへの思いを伝えていく。そういった親子のぶきっちょさがまず大事なんだろうなと。映画作りという夢の虜になっていく、どこかお祭りに参加しているような気分も出せればいいなと思いました。克彦にとって、それは今まで出会ったことのない、自分を燃やすような体験なんですね。●今回きこりの役でしたが、演じることで面白かった部分はありますか?映画の中で映画を作る小さな撮影隊なのですが、映画の中で映画を撮っているのか、本当に自分たちが、役者として芝居をしているのか…混ざり合う感覚というか、いい意味で曖昧に撮影した記憶があるので、思い出に残るような貴重な撮影体験になりました。●小栗さんとの共演はいかがでしたか?小栗くんというといつも颯爽としているイメージがありますが、今回は頼りない役柄を楽しんでやっていたんじゃないですか(笑)。●今作ではゾンビ映画の撮影シーンにも初挑戦していますが。ゾンビの扮装ができるのを楽しみにしていました(笑)。劇中劇として撮影する映画には非常にカルトな雰囲気がありますが、河原や草原にゾンビが出てくるだけで、スクリーンがちょっと魅力的になるんですね。そういうところが、沖田監督はとても上手いなと思いました。●本作には監督独特のユーモアがちりばめられていると思いますが、演じてみてどう感じましたか?これだけ面白い台本なので、役者として演じたときに、これよりも面白くなくなったらどうしよう?という不安はありました。ただこの克彦という役を演じている時は、面白いユーモアがあると思って行動するのではなく、普段生きている中で理由があってそのような行動をとっていると思ってやりました。きっとそれが、監督が狙っていることなんだろうなと思いました。作品情報『キツツキと雨』配給:角川映画2012.2.11 sat 全国ロードショー(c)2011「キツツキと雨」製作委員会
2012年02月08日