19日(現地時間)、ついにキム・カーダシアンがカニエ・ウェストとの離婚手続きを開始した。長い間「不仲説」がささやかれており、1月には「離婚が差し迫っている」と報じられていた。夫婦で暮らしていた家から、カニエのスニーカーコレクション500足ほどが運び出されている様子や、バレンタインデーの数日前や18日に、お気に入りの婚約指輪をつけずに外出するキムの姿が目撃されていた。すでに2人は別居しているとのことだが、カニエはノースちゃん、セイントくん、シカゴちゃん、サームくんの4人の子どもに会うためにキム宅を訪れている。関係者によれば、「カニエは子どもたちの人生において、大きな役割を果たしたいと思っているし、キムもそれを阻止する気はまったくない」という。2人の関係に決定的な亀裂が入ったのは、昨年7月。カニエは、キムが長女ノースちゃんを妊娠していた時に、最初は2人が「中絶しよう」と考えていたことを暴露。「俺がこの子を誕生させよう」とキムを説得したんだとも。その後「キムは医者と一緒にワイオミングまでやってきて、映画の『ゲット・アウト』みたいに俺を閉じ込めようとした。なぜなら、俺が前日に娘の命を救って泣いていたからだよ」とドラマチックに語っていた。執筆時点でキムのインスタグラム・アカウントの名前は「キム・カーダシアン・ウェスト」になっている。(Hiromi Kaku)
2021年02月22日ディオールは、キム・ジョーンズによるサマー 2021 メンズ コレクションの広告キャンペーンを発表しました。©RAFAEL PAVAROTTI今回の新キャンペーンは、ガーナ出身の画家アモアコ・ボアフォによる卓越した肖像画の技巧を再解釈。コレクションの持つ独特のスピリットと多元的な豊かさを、より明確なイメージで表現しています。©RAFAEL PAVAROTTI「キャンペーンの鮮やかな色づかいは、サマー 2021 メンズ コレクションのパワフルなエネルギーを見事なまでに映し出しており、まさにアモアコ・ボアフォの作品に贈る称賛といえるものです」と語るのは、メンズ コレクションのアーティスティック ディレクター キム・ジョーンズ。©RAFAEL PAVAROTTIラファエル・パヴァロッティのレンズに収められたグラフィカルな写真は、驚くほどにコントラストを効かせたまばゆい色調で絵画を想起させます。©RAFAEL PAVAROTTIピュアな構図の写真に表れているのは、キム・ジョーンズのシルエットに投影されたボアフォの作品に宿る、燃えるようなパワー。©RAFAEL PAVAROTTI彼の壁紙にあるモチーフから再現された花がそれを引き立て、様々な分野を融合し、あらゆる境界を超越した魅惑のダイアローグのようにも見えます。サマー 2021 メンズ コレクションはディオール 公式オンラインブティックにて一部先行発売中です。【お問合せ先】クリスチャン ディオールTEL:0120-02-1947ディオール #Dior #DiorWinter21企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2021年02月09日Fendi Couture Spring/Summer 2021“空虚なつまらないものに思えても衣服は身を温かく保つよりも大切な役目を果たすようだ。それは、世界に対する私たちの見方そして私たちに対する世界の見方を変えるのだ”― ヴァージニア・ウルフ 『オーランドー』よりブルームズベリーからボルゲーゼへ超越的なロマンスと時代を超える創造性に思いを巡らせながら、キム・ジョーンズ(Kim Jones)は、フェンディ(FENDI)のデビューコレクションにおいてブルームズベリー・グループ(Bloomsbury Group)の型破りな英国的感性から着想を得ると同時に、ローマ(Rome)に本拠を置くメゾンの名高い歴史にも敬意を示しています。フェンディ2021年春夏クチュールコレクションでは、多様なインスピレーションが共通点を見出し、織り合わされ、ヴァージニア・ウルフ(Virginia Woolf)とヴァネッサ・ベル(Vanessa Bell)姉妹の、伝統から解放されたクリエイティビティの永続的な魅力を、イタリア彫刻とフェンディの根本を成すコードが語る不朽の言語とともに探究しています。ヴァージニア・ウルフが「オーランドー(原題:Orlando)」に綴ったように、「記憶は気まぐれなお針子」なのです。時を旅し、両性の境界をぼやけさせる小説を、本コレクションの主テーマとし時間の性質は歪められ、精妙な両性具有が生来の実体ではなく、流動的な選択として現れます。フェンディの創立から僅か3年後の1928年にヴァージニア・ウルフからヴィタ・サックヴィル=ウェスト(Vita Sakville-West)に宛てて書かれたラブレターともいえる『オーランドー』の文学的要素がコレクション全体に散りばめられています。ある時は金属を結合させた手帳型クラッチとして、またある時はマザーオブパールのミノディエール、あるいはレザーブーツに記された文字列として登場します。作曲家マックス・リヒター(Max Richter)の音楽が流れるなか、ヴァージニアとヴィタの数十年におよぶ交際期間に交わされた手紙の抜粋が、フェンディ家の人々と友人たちによって朗読されます。ブルームズベリー・グループがサセックス(Sussex)州の拠点とした「チャールストン・ファームハウス(Charleston Farmhouse)」は、実際にキム・ジョーンズが子ども時代の大半を過ごした場所から近く、ここで見つかったモチーフをビーズで飾ったブーツや、手描きのヒールとして蘇らせました。壁を飾るヴァネッサ・ベルと画家ダンカン・グラント(Duncan Grant)のフレスコ画はガウンの刺しゅうとして施されました。「この一家、特に先駆的な2人の姉妹の生き方、自ら切り開いた自由、世界に残したアートに憧れます」とキムは語ります。ヴァージニアとレナード・ウルフ(Leonard Woolf)夫妻がホガース・プレス(Hogarth Press)社から刊行した、手作業で印刷したマーブル紙装の本はショー会場に展示され、そこからクラシカルなイタリア美学の世界へと導きます。ローマのボルゲーゼ美術館(Galleria Borghese)の大理石の色合いを再現しベルニーニ(Bernini)の彫刻作品さながらのドラマティックなデザビエのドレープをコレクションに取り入れて、2つの要素の調和を示しています(ヴァネッサ・ベルはイタリアの古典主義に魅せられるあまり、ボルゲーゼ公園で絵を描き、巨匠の作品を再現して、チャールストンの壁に掛けたものでした)。ジャカードやシルクのガウン、そしてファーのインレーや手作業でビーズを施した仕立てから見て取れるように、大理石はコレクションの視覚言語の主要な要素となっています。キムの現代的な視点を通して、フェンディの歴史も重要な要素として登場します。造形的スケッチや装飾を求めてアーカイブを発掘するために、キャストを務めるモデルたちのバイオグラフィーに姿を変えています。ヴィンテージバッグのヴェルベットリボンは新たなデザインに代わり、故カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)の最後のコレクションに登場したカーリグラフィ(Karligraphy)がビーズのデザインとしてブーツに飾られます。コレクションでモデルを務めるキャストを通じて、実際の、または選ばれた「家族」の大切さが賞賛され、モデルがひとりずつガラスのショーケースに身を置くと、それぞれの個室へと変貌します。キム・ジョーンズは、次のように述べています。「フェンディは最高レベルのクラフツマンシップを体現しています。何よりも、フェンディにとって『家族』はかけがえのない存在。フェンディ家の3代目が指揮をとり、私は4代目を参加させながらゲスト出演しています。自分が愛し尊敬するたくましくてパワフルな女性たちに囲まれ、彼女たちのエネルギーを自分の仕事に取り込みたいと思っています」企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2021年01月29日月22日(金)日本時間22:00、ディオールは公式サイト上でウィンター2021-2022 メンズコレクションを発表。メンズ アーティスティック ディレクター、キム・ジョーンズが着想を得たのは、儀式用の服装に宿る贅を尽くした男性らしさでした。それは、今もなおダイナミックに息づいている過去とのつながり。オートクチュール同様、今と昔をつなぐコスチュームは、歴史やヘリテージへと通ずる窓です。©BRETT LLOYD今コレクションで、キム・ジョーンズとディオールはスコットランド出身のアーティスト、ピーター・ドイグとコラボレーション。クリスチャン・ディオールが夢を現実に書き換えたように、キム・ジョーンズもまた、ピーター・ドイグの作品をファッションに書き換えることで、創設者の偉業をなぞります。©AFREDO-PIOLA刺繍や装飾があしらわれたユニフォーム、とりわけフランス芸術アカデミーのコスチュームに着想を得たスタイルをクチュールの男性的な解釈として提示しています。装飾やモチーフはディオールのアーカイブを再解釈したもので、くるみボタンはアイコニックな「 バー 」ジャケットから、また、 1960 年代にマルク・ボアンがデザインしたオートクチュールのイブニングガウン「ロゼラ」から金糸の刺繍がそれぞれ取り入れられました。ジョーンズとドイグ、そしてディオールのアトリエは、今コレクションのために緊密なコラボレーションを進めました。 ドイグは自らモチーフを考えただけでなく、スティーブン・ジョーンズが手掛けたウールフェルトハットに、自らの手で自身の作品や記憶、メゾン ディオールとのつながりにインスピレーションを得た魅惑的なハンドペイントデザインを描いていきました。また、アートとファッションの対話の一環として、 ドイグは今回ディオールのために 2 つの動物をモチーフとしたエンブレムを特別に制作。ひとつはクリスチャン・ディオールの愛犬、ボビーを思わせるもので、もうひとつのライオンは、ドイグの絵画のキャラクターと 1949 年に当時ディオールのアトリエにいたピエール・カルダンがムッシュ ディオールのためにデザインした仮面舞踏会用コスチュームを同時に彷彿とさせるものです。©AFREDO-PIOLAキム・ジョーンズとピーター・ドイグとのコラボレーションは、デジタルショーの舞台演出にも発展。ショーの舞台はひとつのアート作品となり、ドイグによって青空のインスタレーションが誕生します。音響システムが積み重ねられた演出は、『 SPEAKER /GIRL 』( 2015 年)をはじめ、ドイグの絵画から取り入れたものです。@Dior @MrKimJones#ディオール #Dior #DiorWinter21【お問合せ先】クリスチャン ディオールTEL:0120-02-1947企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2021年01月25日韓国映画界を牽引する実力派俳優チョン・ユミとコン・ユが共演し、韓国のベストセラー小説を映画化した『82年生まれ、キム・ジヨン』のBlu-ray&DVDが4月2日(金)よりリリースされることが決定した。2011年、ベストセラー小説を原作とした映画『トガニ 幼き瞳の告発』、2016年に1156万人の観客を動員したパニック映画の大作『新感染 ファイナル・エクスプレス』とヒット作での共演が続くチョン・ユミとコン・ユの3度目の共演にして初の夫婦役となった本作は、韓国で初登場1位を獲得する大ヒットに。監督は短編映画で注目され、本作が長編デビュー作となるキム・ドヨン。自身も2人の子を持つ母である彼女の演出は、現代の女性の生きづらさを描いた原作を、同年代の男性含む人々の心を震わせる物語へと見事に昇華させた。世界が広いと信じていた子ども時代、女性としての生きづらさを初めて知る少女時代、必死に勉強して入った大学から就職への壁。結婚・出産で会社を辞め、社会から切り離されていくような気持ちを抱える日々、そして再就職への困難な道。女性なら誰もが感じたことがあるであろう場面を積み重ねながら、ジヨンの人生が描かれ、その人生を通して“違和感”と“痛み”の正体と、未来への課題が問いかけられる。『82年生まれ、キム・ジヨン』Blu-ray&DVDは4月2日(金)より発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:82年生まれ、キム・ジヨン 2020年10月9日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2019 LOTTE ENTERTAINMENT All Rights Reserved.
2021年01月18日コーチは、 “Swinger(スウィンガー)”バッグを発表するとともに、パリス・ヒルトン (Paris Hilton)、コーチ ファミリーのメンバーであるキム・ペトラ (Kim Petras) とリッキー・トンプソン (Rickey Thompson) を起用したホリデームービーも公開しました。フォトグラファー&ディレクターのクリステル・デ・カストロが制作したムービーは、2000年代にタイムスリップしたかのようなプレイフルなムードにあふれ、キャストが今年のホリデーも繋がっていることをグラフィカルに表現。ムービーはまた、一緒にいること、オプティミズム (前向きな姿勢)、新旧の伝統行事を大切にし、コーチの今年のホリデーキャンペーンの、“Holiday is Where You Find It” 、どこでどのようにホリデーを迎えて祝おうと、それはあなたの気持ち次第! というメッセージを強調しています。コーチの80年代のアーカイブシルエットである “Swinger(スウィンガー)” バッグは、2000年代初頭のミニバッグを小脇に抱えるトレンドを彷彿とさせるデザイン。コーチのアイコニックなグラブタン・レザーとシグネチャーパターンでリメイクされたモデルには、「ヘリテージを今の時代に合わせて再構築する」というクリエイティブ・ディレクターのスチュアート・ヴィヴァースが打ち出すビジョンが反映されています。Swingerについてコーチのアイコニックなターンロック開閉を採用した、ジップトップのショルダーバッグ。小脇に抱えても収まりがよくスマートフォンとカードケースなどミニマムな荷物でお出かけするには最適です。付属のロングストラップでクロスボディに。ハンズフリーになる使いやすさも兼ね備えています。80年代のコーチアーカイブにインスパイアされ、受け継がれた過去を未来へと繋ぐ “コーチ オリジナルズ” の一つである、秀逸なスタイルです。【商品詳細】全7種類展開(税抜き価格、ロングストラップ付属)全国のコーチ ストア、公式オンラインストアにて発売中。上から:グラブタン・レザー Swinger バッグ(4色展開)4万円H14 x W24 x D7cmオンライン限定デザイン:シグネチャー ジャカード Swinger バッグ(2色展開)4万円H14 x W24 x D7cmシグネチャー ジャカード アップル Swinger バッグ5万5,000円H14 x W24 x D7cmEDITORIAL CREDIT: CoachIMAGE CREDIT: (C) Christelle de Castro, (C) CoachSOCIAL MEDIA: @Coach; #CoachNY; #TheSwingerBag; #CoachHoliday;@ParisHilton; @RickeyThompson; @KimPetrasコーチについてコーチは、モダンラグジュアリーなレザーグッズ、アパレル、フットウエア、フレグランス、アイウエア、そしてライフスタイル アクセサリー全体を展開するグローバルブランドです。1941年の創立以来、上質なクラフトマンシップと自信に満ちたニューヨークスタイルで長年にわたって高く評価されてきました。モダンなビジョンに支えられたデザインアプローチで、コーチならではのオーセンティックで革新的、現代に合ったラグジュアリーを再創造します。コーチ製品は、直営店、トラベル リテールショップ、ホールセールス、フランチャイズのネットワークを通じた約55ヶ国と、公式ウェブサイト coach.com で販売されています。コーチは、タペストリー・インクの所有するブランドのひとつです。タペストリーは、ニューヨーク証券取引所にティッカーシンボルTPRで上場しています。企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年12月03日『はちどり』『82年生まれ、キム・ジヨン』など、韓国の女性監督作品が相次いで公開された今年。満を持してまもなく公開されるのが、キム・ヤンヒ監督の『詩人の恋』だ。監督が2007年の短編デビューから10年の時を経て手掛けた初長編は、2017年・第30回東京国際映画祭ワールドフォーカス部門で上映されていたが、今回、待望の劇場公開が実現。そこで、主人公のさえない詩人を演じたヤン・イクチュンについて、また、彼が恋することになる青年を演じたチョン・ガラムや物語の舞台となる済州島について語ってもらった。『息もできない』以前のヤン・イクチュンを知る監督『息もできない』(08)の粗暴な借金取りや『かぞくのくに』(12)の不穏な北朝鮮監視員、『あゝ、荒野』(17)の吃音症のボクサー役などで知られるヤン・イクチュンが、本作ではドーナツを愛するぽっこりお腹の売れない詩人に。しかも、自作の詩を情緒たっぷりに朗読するシーンもある。「詩は本編にたくさん登場しますが、詩を読むナレーション箇所はいっきにまとめて録音しました。感情を入れて詩を読むことは大変難しいことですよね」と監督。ヤン・イクチュンとともに試行錯誤していったそうだが、「だんだん読んでいくうちに、イクチュンさんのなかでも感情が出来上がってきて、彼自身の感情に浸りながら読むようになりました。感情に浸る瞬間ができてきたので、いっきにスイッチが入ると、すーっと滑らかに詩を朗読できるようになりましたね」とふり返る。「聞いているこちらも、耳に心地いいくらいの読み方になっていました。途中からは私もイクチュンさんにはとくに注文はせず、『気になるところがあればもう1回撮ってもいいですよ』と言うくらいで、それほどまでに彼自身のレベルが上がっていたので、録音を聞きながら私自身も本当に感動しました」。“これまでのイメージを打ち破る”べく、ヤン・イクチュンに詩人テッキ役を任せた監督の試みは大成功といえるだろう。10年以上前の短編映画以来の再タッグとなった彼について、「私がいままで出会ってきた人の中でも5本の指に入るくらいのシャイな方」と監督は評する。「ナイーブなところがあって、それでいて心が美しい方、また一方では自由奔放なところもあります。純粋なところも自由なところもあって、アンバランスなところがとても魅力的だと思っています」と、共演者や映画ファンからも愛される彼の魅力に触れた。「たくさんインスピレーションを受けた」チョン・ガラムの魅力とは?そんなイクチュン演じる詩人が淡くも激しい感情を抱くようになるドーナツ店で働く青年セユンを演じたのは、注目の若手俳優チョン・ガラム。「オーディションでドアを開けた瞬間から、『セユン役は自分がやる』という眼差しで入ってきたので、私も彼を射るように見ていました(笑)その姿にまず圧倒されてしまいました」と監督はふり返る。「彼自身、『詩人の恋』の撮影前に少し仕事をセーブしていた時期があったので、休んでいた分、本作に打ち込みたいという気持ちが強かったんですね」。その圧倒的な眼差しに加え、「誠実さもあって、ルックスも素晴らしいですし、とにかく作品に臨む姿勢も素晴らしかったので私も彼からたくさんインスピレーションを受けました」と言い、「ガラムのような青年がいればセユンのキャラクターも観客に説得力を持たせることができる」と監督が考えるキャラクター像に大きな影響を与えたようだ。詩人の妻ガンスンの愛は包み込む愛情熱的な恋とはいえなくとも、お互いの存在がどうしても必要という、どこか切実さを感じさせるテッキとセユン。だが、テッキには妻ガンスン(チョン・ヘジン)がいる。売れない詩人の夫を支えながら働き、切実な思いで妊活を始める済州島の女性だ。「韓国で公開した時に、『この映画はフェミニズムな部分が多い』と問題視する人がいました。私は意味を持ってシナリオを描くというよりも、あくまでも物語を展開させるためにシナリオを描き上げました」と監督は明かす。「その中で私が考えていたのは、もともとガンスンという人物はこの時点で人として“成熟した大人”で、かたや、詩人の夫(テッキ)は“未成熟な人物”。映画の中では未成熟の夫が人として成熟していく過程を描いているんですね。成熟している人は未成熟な人を包み込んであげることができるので、“犠牲”の意味とは違ったものなのかなと思っています」。「私個人的には、成熟した人が未成熟な人を包み込むことは当然のことだと思っていて、なのでガンスンは未成熟のテッキを包み込み、テッキは(未成熟な)セユンのために自分を犠牲にしたりしていく、という構図を描いています」と、3人の関係性を説明する。済州島自体が悲しく寂しく思えるときがあるまた、3人の物語の舞台・済州島は監督自身もかつて実際に暮らしていた場所。本作では“韓国のハワイ”と呼ばれるような、世界遺産の火山やキラキラと輝くビーチといったイメージとは全く別の場所のように映し出されていく。「済州島で生まれ育った人が主人公なので、あえて観光地として映す必要もないですし、どこで生活をしている人なのかと考えながらシナリオを完成させました。『済州島で生まれ育った人ならこういうところがいいのではないか』と思いながら、ロケハンもしていきました」と監督は明かす。「私も済州島に住む前までは観光客の立場でした。実際に島に移り住んで生活、仕事をしていく上で、私のなかでも観光地としての概念がなくなっていったんです。現地の人として生活の基盤を済州島に据えていたので、観光地という気持ちがどんどん薄れていきました」と言い、「その立場になって済州島を見ていると、悲しく寂しく思えるときがあるんですね。観光客がいなくなる冬場は本当に閑散としていて、なおさら、寂しいと思わせるときが実はあります」。だからこそ、港や深緑の森を静かに歩くテッキとセユンの姿がいっそう際立つ。監督自身が思い入れのあるシーンとして挙げた、閑散とした夜のリゾートプールで「テッキとセユンが心を通わせるシーン」もまさにそうだ。「韓国公開時にスクリーンで観たときも、やっぱりここのシーンで2人の心の触れ合いが感じられるなぁと、雰囲気もあって、改めて好きなシーンだと思いました。編集のスタッフは、実はこのシーンの前に苦労していた作業があったのですが、それが終わったあとにプールシーンを編集したので『癒しになったね』と話していたくらいです」と監督。恋をしたときの温かさと切なさを同時に感じさせるこのシーンには、本作の空気感が凝縮されている。(text:cinemacafe.net)■関連作品:詩人の恋 2020年11月13日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2017 CJ CGV Co., Ltd., JIN PICTURES, MIIN PICTURES All Rights Reserved
2020年11月13日ハ・ジョンウとキム・ナムギル、韓国映画界を代表する豪華キャスト共演で贈るミステリー・エンターテインメント『クローゼット』。この度、夜な夜な起きる怪異に対峙していく彼らをとらえた予告映像と日本版アートワークが解禁となった。本作で待望の初共演を果たした2人の名優による予測不能なケミストリー、さらには手に汗握るスリリングな展開が上映されるや大きな話題を呼び、本国では初登場1位の大ヒットとなった本作。今回は、主演2人が神妙な面持ちで真相を追い求める姿を描いた日本版アートワークとともに、予告映像も到着。まず、収められているのは郊外の新居に引っ越した父と娘。彼らはそこで新たな生活を始めるも、夜遅くに鳴り響くバイオリンの音色、ひとりでに開くクローゼットの扉…と不穏な出来事が続き、愛娘が姿を消すことに。父は決死の捜索を続けるが手がかりは見つからず、そんな彼のもとに謎の男が姿を現す。彼は同様に32人の子どもが消えたというのだが…。果たして、失踪した娘の行方は?クローゼットに隠された驚愕の真実とは?怒涛の展開に震撼する映像となっている。『クローゼット』は12月18日(金)よりシネマート新宿ほかにて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:クローゼット 2020年12月よりシネマート新宿ほか全国にて公開© 2020 CJ ENM CORPORATION, MOONLIGHT FILM & PERFECT STORM FILM ALL RIGHTS RESERVED
2020年10月21日「韓国の82年生まれの女性で最も多い名前」である“ジヨン”という名を持つ平凡な女性の人生を通し、女性の生きづらさを描いたベストセラー小説の映画化『82年生まれ、キム・ジヨン』。この度、本作のメイキング映像と共にキャスト&監督が撮影秘話を明かす特別映像が解禁となった。今回到着したのは、主人公ジヨンを演じたチョン・ユミと夫のデヒョンを演じたコン・ユの2人が、自身の役柄や3度目の共演となる現場でのお互いの印象などを明かす映像となっており、キム・ドヨン監督がそれぞれの俳優と役に託した想いについても語っている。「台本に書かれているセリフや感情など真摯に伝えたい」と思いながら現場での撮影に挑んでいたというチョン・ユミは、「撮影中、コン・ユさんにはすごく助けてもらいました」と当時をふり返る。ドヨン監督はそんな彼女のことを「驚くほどの集中力でジヨンを演じきってくれた」と称賛する。そして夫役を演じたコン・ユも、彼女のことを「まさに“ジヨン”でした。おかげで僕も役に入り込めました」と明かす。2人の間にはこれまでの共演作を経て、強い信頼関係が築かれていた様子が伺えるほか、「傷ついた妻を救おうとしたり、父親として頑張ったりする姿が自然に見えるよう注意して演じた」と役作りについても言及する彼の姿が映し出されている。ジヨンの夫として、映画において重要な役割となるデヒョンを演じたコン・ユに対し、ドヨン監督は「思い描いたデヒョン像をすぐに理解して正しく演じてくれた」と明かしており、コン・ユへ絶大な信頼を寄せている。映像内では、和やかな雰囲気で撮影を行うチョン・ユミ、コン・ユらの姿や、撮影時に涙を流すドヨン監督の姿、真剣な様子で監督やスタッフと話し込み、モニターを確認する俳優陣の姿を捉えている。世界中から圧倒的共感の声を集め、社会現象をも巻き起こした原作小説を映画化するにあたり、彼らがいかに真摯にこの作品と向き合い、決意と覚悟を持って挑んだのかが分かる映像となっている。『82年生まれ、キム・ジヨン』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:82年生まれ、キム・ジヨン 2020年10月9日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2019 LOTTE ENTERTAINMENT All Rights Reserved.
2020年10月14日韓国で初登場No.1大ヒットを記録した映画『82年生まれ、キム・ジヨン』から、チョン・ユミ、コン・ユ、キム・ドヨン監督が本作に込めた想いを明かす特別映像が解禁。また、新たにメイキング画像4点も到着した。原作小説は韓国で130万部を超える大ベストセラー。日本でも翻訳本が2018年12月に刊行されるとたちまち共感の声が広がり、発売2日目にして重版が決定、大型書店で品切れが続出するほど異例の大ヒットを記録。監督は、短編映画で注目され、本作が長編デビュー作となるキム・ドヨン。自身も2人の子を持つ母である彼女は、現代女性の生きづらさを描いた原作を心を震わせる物語に昇華させた。今回解禁となるのは、現場での撮影風景を映し出しながら、キム・ジヨンを演じるチョン・ユミと、夫デヒョンを演じたコン・ユ、そして本作の監督を手掛けたキム・ドヨンらが映画に込めた想いを明かす内容となっている。本作で3度目の共演、初の夫婦役を演じたチョン・ユミとコン・ユの2人が、真剣に作品と向き合い、演技に挑む姿が随所に散りばめられているほか、“愛娘”と過ごす幸せそうな家族の時間も切り取られている。本作への出演にあたり、「心引かれました。この作品をやるべきだと」と決意を明かすチョン・ユミと共に、コン・ユもまた「今の時代を生きる大勢の“ジヨン”の物語です。平凡な人たちの話ですが、作品には重みを感じました。どうしてもやりたいと思いました」と覚悟を持ってこの作品に挑んだことを明かす。大ベストセラーの映画化という大きなプレッシャーを乗り越え、韓国で大ヒットを収めたキム・ドヨン監督は、「自分や周りに目を向けるきっかけになる話で私たちの話です」という。劇中には監督自身の実体験を盛り込みながら、リアルで共感せずにはいられない心に刺さるシーンをいくつも作り上げている。「映画館を出る時には前向きな気持ちになってくれているといいですね」と明かす言葉からは、あえて小説とは異なる描き方を選んだことで本作に“希望”を託したことがうかがえる。『82年生まれ、キム・ジヨン』は10月9日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:82年生まれ、キム・ジヨン 2020年10月9日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2019 LOTTE ENTERTAINMENT All Rights Reserved.
2020年10月08日いまを生きる女性たちの日常にある痛みや違和感、その中での生きづらさを描いたベストセラー小説を映画化し、韓国で初登場No.1の大ヒットを記録した映画『82年生まれ、キム・ジヨン』。この度、チョン・ユミ演じる主人公ジヨンの“豹変”に愕然とする、コン・ユ演じる夫・デヒョンの姿を捉えた本編映像が解禁された。とあることから夫婦喧嘩になり、ソファで居眠りしてしまった夫・デヒョン。缶ビールを開ける音で目を覚ますと、テーブルで晩酌をするジヨンの姿が目に入る。お酒を飲まないはずのジヨンの行動に戸惑いながら、静かに語りかけるデヒョンだったが、ジヨンの口から出てきたのは“別人”であるジヨンの先輩・スンヨンとしての言葉。ジヨンを気遣うように諭す言葉を投げかけるその姿に戸惑い、衝撃を受け、受け止めきれないでいるデヒョンの姿が映し出されるシーン。その後、デヒョンはひとり、精神科医の元を尋ねるのだが…。声にできない心の叫びを“別人”になって吐き出すことで、自分を守ろうとしているかのようなジヨンの姿に胸が締め付けられる、このシーン。そんなジヨンの姿に愕然とし、苦悩するデヒョンの姿もまた印象的。デヒョン役を担ったコン・ユは、本作が3年振りのスクリーン復帰作。ヒット作での共演が続いているチョン・ユミとは3度目の共演ということもあり、現場では2人の間には信頼関係が築き上げられていたという。キム・ドヨン監督曰く、「2人は相性が良く、とても良い化学反応が起こり、それが遺憾なく発揮されたと思います」と明かしている。ジヨンを愛し、心から心配する愛情を持つ一方で、彼女の苦悩を真に理解することができず無意識に追い詰めてしまう役どころとなるデヒョン。ドヨン監督は、デヒョン役を演じるコン・ユと「妻のことを愛してはいるのだけれども発病する前は特に問題意識を持っていない普通の夫だったのではないか、という話をしました」と明かす。「愛しているけれども大切な人の状態に気付けていない。そういうリアルな演技が必要なのではないか、そのニュアンスというのを映画の中で表現できれば、と話しました」と役作りについてのエピソードも明かしている。『82年生まれ、キム・ジヨン』は10月9日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:82年生まれ、キム・ジヨン 2020年10月9日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2019 LOTTE ENTERTAINMENT All Rights Reserved.
2020年10月05日チ・チャンウクとキム・ユジョンが共演する、ちょっと間抜けな店長と変わり者のバイトが繰り広げる24時間予測不能ラブコメディ「コンビニのセッピョル」(原題)が、衛星劇場にて日本初放送決定。大手企業を辞め、コンビニを運営するチェ・デヒョン(チ・チャンウク)。そんな彼のもとに、不良だった過去を清算して社会正義のために努力するチョン・セッピョル(キム・ユジョン)が夜間アルバイトとして雇われるが…。本作は、「ヒーラー~最高の恋人~」「あやしいパートナー~Destiny Lovers~」のチ・チャンウクと、「雲が描いた月明り」「とにかくアツく掃除しろ」のキム・ユジョンが共演し、生活密着型のエピソードや若者たちの夢や恋愛を描き、韓国の視聴者に温かな感動と笑いを与えたドラマ。全16話からなる本作は、第1話を11月に先行放送後、12月から本放送がスタートする。「コンビニのセッピョル」(原題)は11月29日(金)21時45分~衛星劇場にて第1話先行放送、12月から本放送。(cinemacafe.net)
2020年09月24日チョン・ユミとコン・ユの3度目の共演により、韓国で社会現象を巻き起こしたベストセラーを映画化した『82年生まれ、キム・ジヨン』。この度、主人公キム・ジヨンを演じたチョン・ユミが迫真の演技で“別人”となる本編映像が解禁された。チョン・ユミ演じるキム・ジヨンは、「82年生まれの韓国の女性で最も多い名前」を持つ女性。就職後、結婚、出産を経て、いまは家事と育児に追われる日々を送っている。だが、夫・デヒョン(コン・ユ)だけが気づいている、ある異変が起きていた。それは、何の前触れもなく突然、“別人”になってしまうこと…。今回解禁されたのは、ジヨンがまさにそうなった瞬間を切り取ったシーンだ。正月、例年通り夫の実家に夫と娘と帰省したジヨン。義理の母への気遣いや台所仕事で心も身体も休む暇がない。義理の姉家族までが揃い、賑やかに盛り上がる一同とは離れ、一人台所に立って家事をこなすジヨンの後ろ姿からもその疲労が感じ取れる。それまで文句一つ言わず、言われた仕事を黙々とこなしていたジヨンだったが、突然「奥さん、うちのジヨンを実家に帰してください。お正月に娘さんに会えてうれしいですよね?私も娘に会いたい。義姉の料理まで用意させて、ジヨンが気の毒です」。そう口にしたジヨンの言葉遣いや振る舞いは、まるでジヨンの母親ミスクそのものだった…。突如として実の母である“別人”となってしまったジヨン。纏う空気感すら変わってしまったかのような印象を与えるこの場面は、ジヨンを演じるチョン・ユミの迫真の演技が光るシーンとなっている。まるで一人二役以上とも言える驚愕の演技力を見せつけたチョン・ユミは、韓国版アカデミー賞と称される第56回大鐘賞映画祭で『パラサイト 半地下の家族』のチョ・ヨジョンを抑え、主演女優賞を受賞。「なぜ彼女の心は壊れてしまったのか」、その悲しみと痛みが多くの共感を与える本作では、主人公キム・ジヨンを見事に体現したチョン・ユミの演技に注目だ。『82年生まれ、キム・ジヨン』は10月9日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:82年生まれ、キム・ジヨン 2020年10月9日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2019 LOTTE ENTERTAINMENT All Rights Reserved.
2020年09月23日モデル、タレント、アーティストとして幅広く活躍し、1児のパパである、りゅうちぇるが韓国映画『82年生まれ、キム・ジヨン』のトークイベントに参加、夫婦のあり方について語った。韓国で130万部突破、日本でも20万部を売り上げた大ベストセラー小説を原作にした本作。9月15日(火)に開催された、女性誌「VERY」が展開する「VERY Academy」とコラボレーションしたトークイベント「『82年生まれ、キム・ジヨン』から考える夫婦の呼び方、呼ばれ方~家庭内の思い込みから自由になるヒント~」には、りゅうちぇるさんに加え、「VERY」モデルの牧野紗弥、社会学者の田中俊之が登場した。ベルリン国際映画祭が、男優賞・女優賞の区別をなくすことを表明するなど、社会的、文化的な性差、ジェンダーについての関心は国内外でもますます高まっている昨今、集まったゲストは今回のテーマについて早速議論をスタート。一人の人間として、素直に生きる姿勢が共感を呼んでいるりゅうちぇるさんは、「映画を観てグサリときました。世の中には色んな人がいるのに、どうしても男と女の2種類に分けられて、男の子だから、女の子だからという刷り込みの中で育ってきている。この当たり前の現状に疑問を持つことがなかった人もいると思うけど、そこに疑問を投げかけるいい機会だと思います」とコメント。自身のインスタグラムに集まったファンからの質問に真摯に答え、特に子育てや“夫婦”の悩み相談に関して絶大な支持を集めるりゅうちぇるさんだけに、「劇中のジヨンと同じ2才2ヶ月の子供がいるので、つらい気持ちになったところもありました。誰かが悪いわけではないのに…家族ってやっぱり本音が出ちゃうから。子供の時からアニメではお母さんが主婦をしていたり、ヒーローショーでは女の子はピンクでしょ、とか。そういう刷り込みや育ってきた環境って自然と周りに出ちゃう。その当たり前に疑問を抱けたのがジヨンだったんじゃないかな、と思います」と、親としての思いをのぞかせながら本作のテーマに踏み込んでトーク。また、3児のママでありモデルとして活躍する牧野さんは「84年生まれなんですが、私ととてもよく似ていると思ってみていました。共感しましたね。私も子供が生まれて10年くらい、なんの疑問を持たずに生きていて…でもちょうど1年前くらい前にあるきっかけでジェンダーという言葉と出会い、あぁ私がもやもやしていたのはこれだったのか、と。そこから意識が変わっていきました」とジヨンのように日常で感じる違和感に対しての気づきを明かした。そして、今回の大きなテーマでもある“夫婦の呼び方”についてに及ぶと、実際にりゅうちぇるさんは妻ぺこさんのことを【ペこ】と呼んでおり、自分は【りゅうちぇる】と呼ばれていると告白。ただ、メディアに出るときは【パートナー】という呼び方で相手を呼んでいることを明かすと、「男が働かない、いいじゃないか!」など男性のジェンダー問題にまつわる著書を数多く手掛ける社会学者の田中さんは、「こう呼べばいい、という正解があるものではないからこそ、それぞれがもやもやするんですよね。でも、パートナーという呼称はフラットで対等。素敵だと思います」と分析した。「VERY」編集長の今尾さんは「VERY世代の読者だと、女性側は嫁と呼ばれることが多いみたいです」と明かし、「“家内と呼ばれることに違和感”がある」「“嫁”と呼ばれると嫌になる」といった読者からの声を一部紹介すると、りゅうちぇるさんは「男性側としても色々な意見はあると思う。僕はパパと呼ばれたくなくって…女性も男性もコミュニケーションを取って話し合いをすべきですよね」と男性目線としての素直な思いを吐露。お互いが一人の人間としてしっかりコミュニケーションを取ることが大切と語った。さらに、そうした“違和感”を感じてしまう日常の場面について議論が白熱。映画の中のシーンを紹介しながら、それそれの意識の違いや気持ちのズレについて、意見が飛び交った。りゅうちぇるさんは「心をむき出しにして伝え合わないとすれ違うだけだから、それって結果的に子供に辛い思いをさせてしまう。みんな死にものぐるいで育児して生活しているんだから、ぶつかって分かり合うことが大切ですよね。僕はぺこりんと相談した上で、育児休暇という形で休みをとることはしなかったけど、得意な事を得意な方がやっていこう、パパ・ママという役割ではなくて一人の人間として一緒に分かち合えればいいねと話していました」と自身の強い思いを明かした。そのほかにも、いくつかピックアップされた劇中のシーンを観ていく中で、とにかくコミュニケーションが大事、という言葉を繰り返す登壇者たち。りゅうちぇるさんは男性目線での気持ちとして、「女性だけが経験する神秘的な妊娠・出産という出来事に気圧されてしまうこともあるし、一緒に子育てしたいと思っていても、『今これ?』『は?これじゃないんだけど』とか言われると結構傷つく…」と本音も。「本当にコミュニケーションが大事だから、お互いの気持ちを0から10までどころじゃなくて0から1000までくらい言った方がいい。男とか女とかじゃなくて個々の人間として、お互いが本音を打ち明けることが大事」と熱弁した。最後に、今回のトークを通してりゅうちぇるさんは「この映画をきっかけに、夫婦のコミュニケーションをとる事を意識してみたり、子供や夫婦との関係性を見直すきっかけになればいいなと思います」とコメント。牧野さんは「まずは自分を認めてあげて、間違っていないから進んでみようと舵取りすることが大事。自分が家庭内で一番のファイターだと思うくらい(笑)。子供たちに、自分が悩んだ事で悩ませたくないから、少しずつでも変わっていければいいと思います」と語り、トークを締めくくった。『82年生まれ、キム・ジヨン』は10月9日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:82年生まれ、キム・ジヨン 2020年10月9日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2019 LOTTE ENTERTAINMENT All Rights Reserved.
2020年09月15日韓国で130万部を突破し、社会現象を巻き起こした大ベストセラー小説の映画化『82年生まれ、キム・ジヨン』が10月9日(金)より公開。本作では、韓国の人気俳優チョン・ユミ、コン・ユが3度目の共演にして初めての夫婦役を演じていること話題となっている。「韓国の1982年生まれの女性で最も多い名前」である“ジヨン”という名を持つ女性の、少女時代から就職、結婚、出産に至るまでの人生を通し、女性の生きづらさを描いた本作。これまでチョン・ユミとコン・ユは、2011年に韓国社会を大きく揺るがせたコン・ユ主演『トガニ 幼き瞳の告発』でも共演し、2016年に1156万人の観客を動員した『新感染 ファイナル・エクスプレス』と、ヒット作での共演が続いており、本作では3度目の共演にして初の夫婦役となった。現在の韓国で生きる30代の女性であるジヨンを演じたチョン・ユミは、少しずつ変わっていく主人公ジヨンの複雑さを、精巧に、そして透明感溢れる表情で熱演。観客の共感をより一層引き立てる繊細な演技を披露し、韓国のアカデミー賞とも称される第56回大鐘賞映画祭で『パラサイト 半地下の家族』のチョ・ヨジョンを抑え、主演女優賞受賞の快挙を成し遂げた。その夫、デヒョンを演じたコン・ユは、本作で3年ぶりのスクリーン復帰を果たす。「トッケビ」シンドロームを巻き起こしたドラマ「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」から『新感染 ファイナル・エクスプレス』まで、話題作への出演が続いていたコン・ユは、ナチュラルな演技で親しみのある人物像を作り上げ、妻に対する真心や配慮を感情表現で魅せている。コン・ユは「撮影現場でチョン・ユミさんに会った時、すでにキム・ジヨンだと思った。おかげで最初から演技に集中し、のめり込むことができた」と当時をふり返る一方、チョン・ユミも「コン・ユという俳優が持っている情緒、感情を表現する繊細さがデヒョンをさらに深みのあるキャラクターにしてくれた」と語っており、お互いに強い信頼関係を築いていたようだ。今回、そんな2人の新たな姿を捉えた新場面写真が解禁。新年の挨拶のために訪問した夫の実家からの帰り道、車を運転する夫デヒョンと後ろで疲れ果て、休みながらも娘をあやすジヨンの姿や、悩む夫を優しく包み込むかのように、俯くデヒョンを両手で抱くジヨンの姿などが切り取られている。『82年生まれ、キム・ジヨン』は10月9日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:82年生まれ、キム・ジヨン 2020年10月9日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2019 LOTTE ENTERTAINMENT All Rights Reserved.
2020年09月14日韓国で130万部を突破した大ベストセラー小説を原作にした映画『82年生まれ、キム・ジヨン』が10月9日(金)より公開。この度、本作の新たな場面写真と、主演のチョン・ユミとキム・ドヨン監督、コン・ユをとらえたメイキング画像が解禁となった。本作は、「韓国の1982年生まれの女性で最も多い名前」である“ジヨン”という名を持つ女性の、少女時代から結婚、出産に至るまでの人生を通して、女性の生きづらさを描いた原作を、チョン・ユミとコン・ユの3度目の共演で映画化。原作小説は、日本でも翻訳本が2018年12月に刊行されると発売2日目にして重版が決定、共感の声が広がり、大型書店で品切れが続出するほど異例の売り上げとなった。今回解禁された場面写真は、チョン・ユミが演じる“キム・ジヨン”、コン・ユ演じる夫、彼ら夫婦のひとり娘の幸せそうな家族写真をとらえる一方、呆然とした様子のジヨン、ジヨンの変わりように驚く家族の姿などが収められている。さらに、真剣な様子でモニターを覗き込むコン・ユ、キム・ドヨン監督と話し込むチョン・ユミの撮影風景や、娘役を演じた女の子と撮影の合間の時間を楽しむチョン・ユミ&コン・ユの初の“夫婦”のオフショットも。家父長制や男性優位の価値観の中で育ち、女性としての生きづらさを初めて知る少女時代、必死に勉強して入った大学・就職での壁、結婚・出産で会社を辞め、社会から切り離されていくような気持ちを抱える日々、そして再就職への困難な道…。こうした場面を積み重ねて描かれるジヨンの人生は、国境を超え、全世界から支持を集めている。『82年生まれ、キム・ジヨン』は10月9日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:82年生まれ、キム・ジヨン 2020年10月9日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2019 LOTTE ENTERTAINMENT All Rights Reserved.
2020年08月27日100%韓国エンターテインメントチャンネル「Mnet」と日本初の韓国エンタメ動画配信サービス「Mnet Smart」では、新作バラエティ番組「ホームバカンス」を日本初放送する。日本でも話題となった『新感染 ファイナル・エクスプレス』や、秋公開の『82年生まれ、キム・ジヨン』に出演するチョン・ユミと、同じく『新感染 ファイナル・エクスプレス』や『オクジャ/okja』、『パラサイト 半地下の家族』に出演したチェ・ウシクが、都心から離れた場所でバカンスのような癒やしの時間を過ごす本番組。「毎日1時間以上の運動をする」、「健康的な食事をする」、「日記を書く」というルールさえ守れば、あとは何をしてもOKというもので、パン作りに挑戦したり、ウクレレを弾いたりして心と体をリフレッシュさせる。普段から本当の姉弟のように仲良しな2人。番組では、そんな2人のありのままの姿が覗けるほか、ゲストとして2人の大親友、「梨泰院クラス」で主人公を演じるパク・ソジュンが出演しているのも必見だ。「ホームバカンス」は10月26日(月)よりMnetにて放送スタート(毎週月曜日23:30~)、Mnet Smartにて翌日昼12時~配信。(cinemacafe.net)
2020年08月19日韓国で130万部突破、日本でも話題となった小説を、チョン・ユミとコン・ユが3度目の共演にして初の夫婦役を演じ映画化した『82年生まれ、キム・ジヨン』。この度、本作の予告編とポスタービジュアルが到着した。日本では翻訳本が2018年に刊行され、発売2日目にして重版が決定した同名小説は、韓国の82年生まれの女性で最も多い名前である“ジヨン”という名を持つ平凡な女性の少女時代から結婚、出産に至るまでの人生を通し、女性の生きづらさが描かれている。今回到着した映像では、新婚のジヨン(チョン・ユミ)とデヒョン(コン・ユ)のある朝の出来事からスタート。幸せに溢れた普通日常のように見えるが、この瞬間から少しずつ、女性であれば誰もが一度は感じたことのある“違和感”が映し出されていく。子ども時代からジヨンの生きてきた時間が流れる本映像。この“違和感”は、常につきまとってきたことが確認できる。そんなある日、ジヨンの異変に夫が気づき、これまでジヨンが1人で抱えてきた痛みが、一気に溢れ出ていくかのように映像が流れる。そしてポスタービジュアルは、ジヨンを支えるかのように優しい眼差しを向ける夫・デヒョンと、「大丈夫、あなたは一人じゃない」と誰かに投げかけているように見えるジヨンの姿をとらえている。『82年生まれ、キム・ジヨン』は10月9日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:82年生まれ、キム・ジヨン 2020年10月9日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2019 LOTTE ENTERTAINMENT All Rights Reserved.
2020年06月18日DIOR PRESENTS THE ADVERTISING CAMPAIGN FOR THE FALL 2020 MEN’S COLLECTION DESIGNED BY KIM JONESディオールは、キム・ジョーンズによるフォール 2020 メンズ コレクションの広告キャンペーンを発表しました。サイケデリックな絵で描かれた波のように、ブラック&ホワイトの“DIOR”の文字が、スティーブン・マイゼルが捉えたキャンペーンイメージの背景で静かな存在感を放ちます。陽光まぶしいフロリダのスピリットを想わせる、キム・ジョーンズによるフォール 2020のルックが、マイアミで行われたディオールのファッションショーの舞台装飾から着想を得たセットの中に登場。80年代サーフシーンの主要人物でアーティスト兼デザイナーのショーン・ステューシーが手がけたオリジナルスケッチがフィーチャーされています。「このキャンペーンは、ショーンが手がけるグラフィックの独自性に引き立てられた、マイアミとディオールのモダンなビジョンというアイデアを捉えています」ディオール メンズ アーティスティック ディレクターのキム・ジョーンズはこのように述べ、ムービーの中ではそのクリエイションに生命が吹き込まれています。6月12日より、全国のディオール ブティック取扱店舗でもフォール 2020 メンズ コレクションの展開をスタート。ディオール 公式オンラインブティックでもラインアップをご覧いただけます。 DIOR企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年06月16日キム・ユンソクとチュ・ジフンが共演し、未解決事件を追う刑事とミステリアスな殺人犯との息詰まる攻防を描いた映画『暗数殺人』。この度、チュ・ジフンがキム・ユンソクや本作での役作りなどについて語る、メイキング映像が解禁された。今回到着したメイキング映像は、ベテラン刑事を翻弄する殺人犯カン・テオを演じたチュ・ジフンにフォーカスしたもの。映画『神と共に』シリーズや『工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』、Netflixの「キングダム」や新ドラマ「ハイエナ」など、縦横無尽に活躍を続け、日本でもますます注目を集めるチュ・ジフン。本作では釜山の方言を習得し、さらにはビジュアルも監督の要望に応えて頭を丸坊主に、ノーメイクで希代の殺人犯カン・テオ役に臨んだという。サイコパス殺人犯である彼のコロコロと変化する表情や、歩き方、鼻をぴくつかせるクセまでも惹きつけられること間違いなし。さらにチュ・ジフンは、“演技の怪物”と評する主演のキム・ユンソクに「負けじと奮起した」と明かす。自身でも「この強烈なストーリーを偏りなく観客に伝えるためにかなり悩んだ」と語っており、殺人犯と刑事、2人の手に汗握る対決への期待を抱かせている。『暗数殺人』は4月3日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:暗数殺人 2020年4月3日よりシネマート新宿ほか全国にて公開© 2018 SHOWBOX AND FILM295 / BLOSSOM PICTURES ALL RIGHTS RESERVED. 公式
2020年03月28日韓国で130万部突破、社会現象を巻き起こした大ベストセラー小説を、『新感染 ファイナル・エクスプレス』のチョン・ユミとコン・ユの共演で映画化した『82年生まれ、キム・ジヨン』が10月9日(金)より日本公開されることが決定した。原作小説は、日本でも翻訳本が2018年12月に刊行されるとたちまち共感の声が広がり、発売2日目にして重版が決定し15万部を突破。2019年上半期<海外文学>第1位となり、大型書店で品切れが続出するほど異例の売れ行きとなった話題作。「韓国の1982年生まれの女性で最も多い名前」である“ジヨン”という名を持つ女性の、少女時代から結婚、出産に至るまでの人生を通し、韓国のジェンダー意識に関わる現代史や社会問題を織り交ぜながら、女性が負う重圧と生きづらさを映し出している。韓国では2016年に刊行されるやいなや、多くの女性の共感を呼び130万部を超える大ベストセラーに。その熱狂は海を越え、台湾、ベトナム、イギリス、イタリア、フランス、スペインなど18か国・地域での翻訳も決定している。その主人公キム・ジヨンを演じるのは、2011年に社会派の『トガニ 幼き瞳の告発』、2016年に1156万人の観客を動員した『新感染 ファイナル・エクスプレス』に出演してきたチョン・ユミ。両作で共演したコン・ユと3度目にして初の夫婦役に挑戦し、共感を呼び起こす繊細な感情の演技を披露している。監督は、短編映画で注目され、本作が長編デビュー作となるキム・ドヨン。自身も2人の子を持つ母であり、現代女性の生きづらさを描いた原作をすべての人たちの心を震わせる物語に見事に昇華させた。原作の持つメッセージを大切にしながらも、映画としての「物語」の強さで観客を引き込んだ本作は、韓国では3週連続No.1となる大ヒットを記録している。これは私たちの物語。未来の希望につながる物語結婚を機に仕事を辞め、育児と家事に追われるジヨン(チョン・ユミ)。常に誰かの母であり、妻である彼女は、時に閉じ込められているような感覚に陥ることがあった。「疲れているだけ、大丈夫」。そう夫のデヒョン(コン・ユ)にも自分にも言い聞かせる彼女だったが、ある日から、まるで他人が乗り移ったような言動をするようになる。そのときの記憶はすっぽりと抜け落ちている妻に、デヒョンは傷つけるのが怖くて真実を告げられず、ひとり精神科医に相談に行くが、本人が来ないことには何も改善することはできないと言われてしまう。なぜ彼女の心は壊れてしまったのか。少女時代から社会人になり現在に至るまでの彼女の人生を通して、見えてくるものとはーー。『82年生まれ、キム・ジヨン』は10月9日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年03月05日ティモシー・シャラメが、ジミー・ファロンがホストを務める「The Tonight Show」に出演。今年1月に、キッド・カディ、カニエ・ウェスト&キム・カーダシアン夫妻らとディナーをしたことを明かした。「ぼくはキッド・カディの大ファンで。彼がいなかったら俳優をやってなかっただろうし、こんなクレイジーなキャリアも築けていなかったと思う」と語り始めたティモシー。今年1月のキッド・カディの誕生日にメッセージを送ったところ、その日のディナーに誘われたとのこと。「その時点では、自分が何に足を踏み入れているのか、わかっていなかった」とふり返る。ディナーに向かい、キッド・カディやピート・デヴィッドソンと戯れていたというティモシーだったが、「レストランで地震があったかのような感覚があった。鳥肌ものだったよ。ものすごいエネルギーを感じてふり返ったら、もう…うわ~ヤバイって…」とカニエ&キム夫妻が入ってきたときの衝撃を明かす。自身が俳優という身分であっても、2人のオーラには「非現実的」で「自分は詐欺にでもあっているんじゃないか」と感じたという。ティモシーは思わずトイレに駆け込み、状況を友人にメール。「ぼくにそんな価値がある?ていうか、意味がわからない!」と混乱した様子を伝えると、友人は冷静に「おいおい、もし16歳のきみがいたら、いまのきみを張り倒しているはずだよ。早く席に戻りなよ」とティモシーに活を入れたそうだ。(Hiromi Kaku)
2019年12月11日11月11日(月)〜15日(金)の5日間、大井競馬場では料理上手芸人として名高いキム兄こと木村祐一がプロデューサーを務めるグルメイベントとして、東京23区の絶品グルメが集まる「キム兄の東京23区グルメフェス〜23(にーさん)のオススメ!〜」が開催される。このイベントでは、キム兄がセレクトした東京23区の名店が特別出店するほか、各区の名産品が購入できる限定「メトロポリタンマルシェ」も同時開催される。中でも13日(水)にはプロデューサーである木村祐一が来場し、これまでに食べた数多くのグルメの中でも、特に「思い出深いグルメ」などをテーマにトークショーを実施する予定なので、当日参加できるグルメファンは必聴だ。また、当日行われる第11レースの「ハイセイコー記念」表彰式のプレゼンターも務めるという。さらに13日(水)と15日(金)の2日は先着1,000名限定で、キム兄のオススメメニューやマルシェで購入できる各区の名産品などが当たるスペシャル抽選会が行われる。ただし、こちらの抽選会では300円分以上の当日の大井競馬の未確定勝馬投票券(いわゆる馬券)を提示する必要があるが、大井競馬場には初心者の方にもスタッフが丁寧に教えてくれる案内施設、「ビギナーズカウンター」もあるので、競馬未経験の方もチャレンジしてみると楽しいかも。外出にぴったりのこの季節、秋空の下で友人や家族とキム兄オススメのグルメを味わって、東京23区の魅力を発見しよう!「キム兄の東京23区グルメフェス〜23(にーさん)のオススメ!〜」実施日:11月11日(月)〜11月15日(金)時間:開門〜最終レース発走まで(ラストオーダー20時30分)場所:ウマイルスクエア入場料:100円(競馬場入場料)出店店舗:・1.ヴィルゴビール(墨田区)オススメメニュー:4種ビール・2.お好み焼き いまり 五反田店(品川区)オススメメニュー:おかんねぎ焼き・3.スーパーホットドッグ(港区)オススメメニュー:スーパーホットドッグ・4.汁なし担担麺ピリリ(中央区)オススメメニュー:四川燃麺(しせんらんめん)・5.焼肉丼たどん(千代田区)オススメメニュー:カルビ丼・6.軍鶏の近江屋(江東区)オススメメニュー:軍鶏鍋・7.辛麺屋 ICHIRIN 渋谷店(渋谷区)オススメメニュー:辛麺・8.ido Bistro(新宿区)オススメメニュー:パイタンもつ煮込み【お好み焼き いまり 五反田店】おかんねぎ焼き【軍鶏の近江屋】軍鶏鍋【スーパーホットドッグ】スーパーホットドッグ【辛麺屋 ICHIRIN 渋谷店】辛麺
2019年11月11日6月に自身の補正下着のブランド名に「KIMONO」と名付けたことから、世界中から批判を受け、名前の変更を余儀なくされたキム・カーダシアンが、ついに新しいブランド名を決定した。「ファンやフォロワーは、私にとって大きなインスピレーションなの。いつでも彼らのフィードバックや意見に耳を傾けているわ。だから、新しいブランド名に関する意見をシェアしてくれたみんなにはとても感謝してるの」と前置きした上で、「熟考した結果、スキムズ・ソリューションウェアのローンチを発表できることをうれしく思う」と、SNSで発表した。スキムズ(SKIMS)の名前の由来は、同補正下着が「驚くほど柔らかく、支えてくれる生地で、皮膚の表面をSKIMMINGし(覆い)、身体のベストパートを強調する」という特長にあるようだ。サイズ展開はXXS~5XLで、9月10日から発売開始予定。すでに桁外れなお金持ちのキムではあるが、スキムズ・ソリューションでさらなる財産を築くことができるのだろうか。アラビア版『VOGUE』誌9月号で、キムは「お金がいつもゴールだった。でも、名声にはもっと執着しているの。それこそ、あきれるほどに執着している。名声って、中毒性があるものだっていうけど、本当にその通りよ」と発言している。(Hiromi Kaku)
2019年08月27日約1か月前に補正下着ブランド名「KIMONO」を変更すると宣言したキム・カーダシアンが、SNSで進捗を報告した。キムによると、「KIMONO」のブランド名をプリントしてしまった下着は、なんと200万枚以上にのぼるという。しかしエコ・フレンドリーなキムはそれらを廃棄しないと主張。「シームレスであることと、着心地を重視するために、(ブランド名を含めた)全部を下着の内側にプリントしちゃったの」「廃棄することなくなにか解決策を考えなきゃね」と語っている。チームと一緒に試行錯誤している様子を見せたキムは、ブランド名を小さな布で覆う案が気に入ったようだ。この案が本決まりかは不明だが、「ほんの少しの過程であっても、みんなに知らせたかったの。私たちは下着を処分することなく、同時にブランド名をどうやって変更するかということに必死に取り組んでいるということを」。先月、キムは長い間温めていたという補正下着ブランド「KIMONO」を発表した。その名前が日本文化の盗用に当たるとして、世界中から批判が噴出。ブランド名の撤回を余儀なくされる騒動に発展していた。新しいブランド名はまだ明らかになっていない。(Hiromi Kaku)
2019年07月29日自身の補正下着ブランドに「KIMONO」と名付けて商標登録申請を行い、世界中から名称の変更を迫られていたキム・カーダシアンが、ついに折れた。京都市長の門川大作氏がキム宛てに抗議文を送ったり、日本人を含む世界の人々が「文化の盗用だ」とキムを批判したりと、大騒動になっていた「KIMONO」問題。日本の伝統文化である着物に敬意を払うべきとして、「KIMONO」への反対署名運動も活発になっていた。それでも「『KIMONO』のブランド名を変更するつもりはない」と強気な姿勢を見せていたキム。「KIMONO」の発表から1週間経った7月1日(現地時間)、ツイッターでブランド名を改めることを発表した。「私はいつも(意見を)聞き、学び、成長しています。みんなの情熱や様々な見方に感謝します。補正下着のブランド名を発表したとき、それがベストだと思って行いました」「私のブランドや商品は、包括性と多様性を中心として成り立っているもの。慎重に検討した結果、新しい名前のもと、補正下着ブランドを立ち上げることにします。近々お知らせしますね。変わらぬご理解とサポートをありがとうございます」とツイートした。(Hiromi Kaku)
2019年07月02日キム・カーダシアンが補正下着ブランド「Kimono」のローンチを発表した。15年もの間、補正下着に夢中というキムが昨年開発した自信作だ。サイズ展開はXXSから4L、カラー展開は肌の色に合わせて選べる9色、スリット入りのドレスやスカートの下にも身につけることができる丈にもこだわり、「本当に使える補正下着」になっているという。シームレスのブラ、ボディースーツ、ハイウェストのショーツや一部丈のレギンスを紹介した画像には、キム自身もモデルとして登場。ところが、ブランド名に「Kimono」を採用し、さらに商標登録申請までしたと報じられて炎上する羽目に。「Kimonoは日本の伝統的な衣装。下着じゃない」、「文化の盗用」、「日本の文化に敬意を払って」、「あなたほど影響力のある人がどうしてこんなことをするの…」など批判が殺到。日本人からのコメントも多くみられる。水曜日(現地時間)には、「Kimono」をモジった「#KimOhNo」がツイッターでトレンド入り。「TMZ.com」によれば、「Kimono」を使用したブランド名はキムの下着ブランドのみならず、レストラン、まつげのエクステサロン、コンドームまであるという。(Hiromi Kaku)
2019年06月27日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週土曜日は、洋書を専門に扱う原宿・外苑前のブックショップ「シェルフ(Shelf)」(東京都渋谷区神宮前3-7-4)が選ぶ書籍をご紹介。■『A Magazine No.19 Curated by Kim Jones』長らくデザイナーを務めたルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)からディオール(DIOR)に移り話題を呼んだメンズファッション界注目のデザイナー、キム・ジョーンズがキュレーションを手がけ、『A Magazine』の健在ぶりをアピールする。キム・ジョーンズはアルファベット順に26のキーワードを選びその言葉にちなんでナオミ・キャンベルからアマンダ・リアまで多彩な友人や仲間を取り上げる。村上隆、ピーター・ドイグ、KAWS、空山基、レイモンド・ペティボンらアーティストの他、スティーブン・ジョーンズ、マイケル・スタイプ、ヴァージル・アブローら、キム・ジョーンズがこれまでの仕事で関わった多くの面々が参加し、豪華で濃密な1冊となっている。【書籍情報】『A Magazine No.19 Curated by Kim Jones』言語:英語ソフトカバー/300×230mm発刊:2019年価格:3,600円(為替により変動)■Shelfオフィシャルサイトで『A Magazine No.19 Curated by Kim Jones』を購入する
2019年06月15日ベルギー発のファッション誌『A Magazine Curated By』から、ディオール(DIOR)メンズ アーティスティック ディレクターのキム・ジョーンズ(Kim Jones)がキュレーターを務める第19号『A Magazine Curated by Kim Jones』が発売された。『A Magazine Curated by Kim Jones』The 2 covers ©David Vasiljevic『A Magazine Curated By』は、ゲスト キュレーターとして毎号招待されるファッションデザイナーの世界観を探るユニークなコンセプトマガジン。ゲストキュレーターは編集チームとのコラボレーションで、革新的かつ個性的なコンテンツをつくりあげ、それぞれの美的感覚や文化的価値観を表現する。今回キュレーターを務めるキム・ジョーンズは、7年に渡りルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)でメンズウエアのデザイナーを務めた後、2018年3月にディオール メンズ アーティスティック ディレクターに指名された。今回の第19号では、アルファベットをテーマに、ナオミ・キャンベルの“Africa”の“A”から、“Punk”の“P”、アマンダ・リアの“Zero”の“Z”(楽曲『Zero』の歌詞“the zero you will get if you don’t learn my alphabet”より)まで、彼の多岐に及ぶ交友関係を披露し、その幅広い興味の対象を探る。彼の友人やコラボレーターたちの作品を取り上げた26人のアーティストによる「レター」ページを、デザイナーズ アルファベットが装飾。参加したデザイナーのなかには、村上隆やピーター・ドイグといった現代アーティストをはじめ、KAWS、空山基、レイモンド・ペティボンといった、ディオールのメンズ コレクションでキム・ジョーンズとコラボをし、メゾンを象徴するコードを再解釈したアーティストの名前も。他にも、ディオール 帽子デザイナー、スティーブン・ジョーンズ、R.E.M.のマイケル・スタイプ、そしてルイ・ヴィトンのメンズ アーティスティック ディレクター、ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)も参加。Bloomsbury by Brett Lloydレターの後には、エッセイからアーカイブのイメージポートフォリオ、インタビュー、イラスト、詩、ポストカード、静物写真、音楽プレイリスト、ポートレイトで、それぞれ主題となるテーマが続き、ジョーンズの多面的な好奇心を如実に物語る人類学や地理学資料の濃密なパッチワークに、親しい友人や著名人らもピースとして加わっている。表紙は、異なる2つのバージョンをリリース。ディオール メイクアップ クリエイティブ&イメージディレクターのピーター・フィリップス(Peter Phillips)によるクリエイティブ ディレクションのもと、モデルのルートヴィヒ・ヴィルスドルフとサクア・カンボンを、それぞれダビド・ヴァシリェヴィッチがレンズに収めた。KATE Moss artwork KAWS photography by Hugo Scott『A Magazine Curated By』は、世界30か国以上の主要都市の小売店や、世界中の主要新聞スタンドで販売。今号はロンドンでは5月29日に、オンラインとヨーロッパでは5月30日に発行。アメリカ及びその他の地域では6月10日以降に発行となる。【書籍情報】第19号『A Magazine Curated by Kim Jones』248ページ発行日:5月29日価格:20€ / £20
2019年06月03日木曜日夜(現地時間)、カニエ・ウェスト&キム・カーダシアン夫妻に第4子男児が誕生した。キムが「男の子が生まれた。とても完璧な!」、「まるでシカゴの双子よ(笑)もちろんこれから変わっていくことは確かだけど、いまのところは本当にシカゴそっくりなの」とツイッターで報告した。キムは2013年6月に第1子ノースちゃん、2015年12月に第2子セイントくんの出産で命を落としかけ、「これ以上の妊娠は危険」と医師から警告を受けた。しかし、夫妻はより多くの子どもを希望。そのため、第3子シカゴちゃん(2018年1月に誕生)を代理母出産でもうけ、今年1月に代理母が第4子を妊娠中であることをキムが発表していた。今週初め、なぜか「第4子が誕生!」との情報が駆け巡り、キム自ら「ちょっと待って。いま、私たちの男の子が生まれたっていうニュースを見たけど、それは違うわ。今日はメット・ガラの月曜日よ。私はニューヨークにいるの。(ニュースが本当なら)病院にいるはずでしょ (笑)」とツイートし否定。そして木曜日、キムの母親のクリス・ジェンナーがエレン・デジェネレスのトーク番組に出演中、キムの姉コートニーが自分の子ども3人とキムの子ども3人を連れてサプライズ登場。コートニーは「ママは知らないと思うけど、キムの代理母の陣痛が始まったの。だからいま、彼女は病院にいるのよ」と報告し、クリスが「いますぐ行かなきゃ!」と大慌てする場面が見られていた。(Hiromi Kaku)
2019年05月11日