“現代最高のヴァイオリニストのひとり”ギル・シャハムがやってくる。完璧なテクニックと豊かな表現力を武器に、アメリカを代表する巨匠としての地位を不動のものとしてきたギル・シャハムは、「ミュージカル・アメリカ」における年間最優秀器楽奏者に選出されるなど、今や押しも押されもしないヴァイオリン界の第1人者だ。4年ぶりとなる今回の来日公演は、東京と大阪の2公演だ。プログラムには、フォーレのヴァイオリン・ソナタを筆頭に、ルクレール、モーツァルトなどの名作がずらりと並び、シャハムのテクニックと音楽性がたっぷり楽しめること請け合い。共演は、シャハムとの共演を数多くこなしてきたピアノの名手・江口玲。阿吽の呼吸で展開される演奏の素晴らしさは特筆ものだ。シャハムの使用楽器1699年製のストラディヴァリウス「ポリニャック伯爵夫人」の響きにも注目したい。ギル・シャハムヴァイオリン・リサイタル 2023■チケット情報月31日(火) 19時開演東京オペラシティ コンサートホール11月3日(金・祝) 15時開演住友生命いずみホールPROGRAMJ-M.ルクレールヴァイオリン・ソナタ ニ長調 op.9-3W.A.モーツァルトロンド ハ長調 K.373A.ドルマンヴァイオリン・ソナタ第3番「ニグン」S.ウィーラーアイソレーション・ラグM.ライミヴァイオリン・エチュード「アンガー・マネジメント」R.エスメイルヴァイオリンの時G.フォーレヴァイオリン・ソナタ第1番 イ長調 op.13ギル・シャハム(ヴァイオリン)今日のクラシック音楽界を牽引するヴァイオリニスト。ギル・シャハムは、完璧なテクニック、比類なき優しさと寛大な心を併せもち、アメリカを代表する巨匠としての地位を不動のものとしている。グラミー賞受賞、そして「ミュージカル・アメリカ」からは年間最優秀器楽奏者に選出され、常に名高いオーケストラや指揮者からソリストとして招かれ、リサイタル活動以外にも世界有数のコンサートホールや音楽祭で活躍する。定期的にベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ボストン交響楽団、シカゴ交響楽団、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団、ロサンジェルス・フィルハーモニック、ニューヨーク・フィルハーモニック、パリ管弦楽団、など名だたるオーケストラとのコンサートと共演をしている。また、モントリオール、シュトゥットガルト、シンガポールでは長年アーティスト・イン・レジデンスを務めてきた。その他にオーケストラと共に『1930年代のヴァイオリン協奏曲』と題したプロジェクトの一環で、バーバー、バルトーク、ベルク、コルンゴルト、プロコフィエフなどの作曲家の作品を追求してきた。使用楽器は、1699年製のストラディヴァリウス「ポリニャック伯爵夫人」。
2023年09月22日