ポータークラシック(Porter Classic)が、関西初となる店舗「ポータークラシック 京都(Porter Classic Kyoto)」を、2020年3月10日(火)にオープンする。ポータークラシックでは、「世界基準のスタンダード」をコンセプトに、伝統や職人技術を取り入れ、 “メイド・イン・ジャパン”にこだわったバッグを展開している。 5年ぶりの店舗となる「ポータークラシック 京都」は、2階建の町家をまるごと改装した落ち着きのある建物。1階では、ブランドを代表する「PC KENDO」「PC SASHIKO」のアイテムに加えて、2020年春夏の新作や京都店限定アイテムを用意する。さらに、昭和西川の「ムアツ(muatsu)」ふとんをショルダーストラップに採用することで荷物の重量を軽く感じさせる「NEWTONBAG」もフルラインで取り揃える。一方2階には、展示内容を更新していくミュージアム、ポータークラシックをかたち作る書籍や資料を収めたライブラリー、ものづくりの過程を垣間見ることができるアトリエを設置する。【詳細】ポータークラシック 京都オープン日:2020年3月10日(火)住所:京都府京都市中京区柳馬場通錦上る十文字町453-6TEL:075-251-6790営業時間:11:00〜20:00
2020年03月07日ポータークラシック(PORTER CLASSIC)の伊勢丹新宿店が2020年2月19日(水)にリニューアルオープンする。それに伴い、限定アイテムも発売される。新たにリニューアルする伊勢丹新宿店のポータークラシックでは、売り場面積を拡大し、試着室や、ものづくりの現場を垣間見ることができる針子スペースも設置。ショッピングをより楽しめる空間へと変貌を遂げる。また、オープン日の2月19日(水)には、アフリカンコットンを使用したシャツジャケットや、ワンピース、ジップアップのシャツ、バッジなどの限定アイテムを発売する。シャツジャケットの袖は、ロールアップすると、裏側のハート柄が見える仕組み。一見シンプルなアイテムだが、細部にまでこだわったユニークなデザインだ。【詳細】ポータークラシック 伊勢丹新宿店リニューアルオープンオープン日:2020年2月19日(水)場所:伊勢丹新宿店メンズ館8F イセタンメンズレジデンス住所:東京都新宿区新宿3-14-1営業時間:10:00~20:00■限定アイテム・アフリカンコットンシャツジャケット 80,000円+税・アフリカンコットンワンピース 55,000円+税・アフリカンコットンジップアップシャツ 50,000円+税・アフリカンコットンハートバッジ 3,000円+税【問い合わせ先】ポータークラシック 伊勢丹イセタンメンズ レジデンスTEL: 03-3352-1111
2020年02月20日2020年のクラシック界の主役は、生誕250年を迎える“楽聖”ベートーヴェン(1770-1827)だ。我々日本人にとっては、音楽室に飾られた肖像画によって刷り込まれてきた最も身近な作曲家ベートーヴェンがテーマなだけに、クラシック界全体が盛り上がるに違いない。いやはや楽しみ!すでに発表されている関連イベントも豪華絢爛だ。“ヴァイオリンの女王”アンネ・ソフィー=ムターが登場する「サントリーホール・スペシャル・ステージ(2月20日〜24日)」では、ベートーヴェンの協奏曲や室内楽作品が披露される。桜の季節の上野を彩る「東京・春・音楽祭2020(3月13日〜4月18日」でも、今年はベートーヴェン生誕250年を記念した特別プログラムが用意されるほか、音楽祭の開催期間自体も通常より1週間長くなるだけに、より一層充実したフェスティヴァルになりそうだ。そして、ゴールデンウィークの東京を彩る “世界最大級のクラシック音楽祭”「ラ・フォル・ジュルネTOKYO2020(5月2日〜4日)」のテーマも「ベートーヴェン」。2005年の日本初開催時以来15年ぶりに取り組むベートーヴェンだが、ベートーヴェンの周辺の作曲家までを描いた前回の「ベートーヴェンと仲間たち」と違い、今年はベートーヴェン自身の作品を様々な形で紹介することに特化するほか、後世の作曲家が編曲したベートーヴェン作品なども披露されるだけに、より濃厚なベートーヴェン尽くしの3日間が楽しめそうだ。昨年の来日公演でクラシックファンの度肝を抜いたテオドール・クルレンツィス率いるムジカ・エテルナの再来日(4月10日〜14日)公演にも注目したい。今回のプログラムには、ベートーヴェンの交響曲第7番&第9番「合唱付き」と「バイオリン協奏曲*ソリストはパトリシア・コパチンスカヤ(ヴァイオリン)」が予定されるなど、こちらもベートーヴェンイヤーにふさわしい内容だ。もう一つの注目は、「東京・春・音楽祭」の特別公演として開催されるグスターボ・ドゥダメル指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団公演(6月24日〜27日)。こちらは東京文化会館公演のほか、新宿御苑で無料の「第九」1万人公演が予定されるというのだからベートーヴェンもびっくり。さらにはロシアの名手コンスタンチン・リフシッツの「ベートーヴェン:ピアノソナタ全曲演奏会(4月25日〜5月8日)」が、首都圏8ホール合同開催で行われるなどなど、2020年はベートーヴェンを中心にクラシック界が回る1年になりそうだ。
2020年01月04日ヤコブ イェンセン(JACOB JENSEN)の腕時計シリーズ「クラシックシリーズ」から新作モデルが登場。2019年11月29日(金)より、時計のセレクトショップ「ノルディックフィーリング」各店にて発売される。2019年8月にリニューアルした「クラシックシリーズ」。ツートンカラーのダイヤル、ケース、ストラップが特徴の同シリーズは、ニューヨーク現代美術館のコレクションラインナップに加わるなど、ヤコブ イェンセンの代表的な腕時計の一つとして愛されてきた。今回登場するのはネイビーとシルバーのカラーリングのモデル。カジュアルにもシックにも合わせやすいネイビーを取り入れ、ユニークなビジュアルながら様々なコーディネートにマッチする一本に仕上げた。また、風防のガスはキズの付きにくいサファイアガラスを使用。ケースサイズは32×38mmと24×30mmの2型で用意するので、ペアウォッチにも最適だ。【詳細】クラシックシリーズ 新色発売日:2019年11月29日(金)販売店舗:ノルディックフィーリング(表参道ギャラリー/新宿/有楽町/名古屋/天神/オンラインストア)、その他全国のヤコブ イェンセンウォッチ取扱店価格:32×38mm 42,000円+税、24×30mm 40,000円+税<仕様>ケース:ステンレススチール風防:サファイアガラスストラップ:ステンレスメッシュムーブメント:クォーツ(スイスRonda社製)防水:3気圧
2019年12月02日株式会社日本取引所グループ(JPX)によるクラシックコンサート「JPXコンサート2020」が2020年3月25日(水)に東京・オーチャードホールで開催される。【チケット情報はこちら】JPXは東京証券取引所、大阪取引所等を運営しており、このイベントは、取引所利用者への日頃の感謝の気持ちを示すとともに、取引所をより多くの人達にもっと身近に感じてもらいたいという思いから毎年開催。今回は初めてチャリティー形式として実施し、チケットの売上金は、社会貢献活動の支援として寄付される。演目は、第一部がブラームス作曲のヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品77。第二部がドヴォルザーク作曲の交響曲第9番 ホ短調「新世界より」作品95。誰もが1度は耳にしたことのある作品で、クラシックに馴染みがなくとも楽しめる選曲となっている。指揮は、2011年から2019 年3月まで名古屋フィル正指揮者をつとめていた円光寺雅彦。東京フィル指揮者、仙台フィル常任指揮者、札幌交響楽団正指揮者を歴任し、国内のほとんどのオーケストラに客演している。海外での実績も多く、プラハ響定期演奏会、BBCウェールズ響、ベルゲン・フィル、フランス・ブルターニュ管弦楽団に客演。深い音楽性と的確な指揮で、多くの聴衆を魅了してきた。ソリストに迎えるのは、ヴァイオリニストの千住真理子。2歳半よりヴァイオリンをはじめ、12歳のときにNHK交響楽団との共演でデビュー。コンサートが開催される2020年は、デビュー45周年となる。2017年にはブラームス没後120年記念「ドラマティック・ブラームス」をリリースし、スーク室内オーケストラと全国ツアーを行って好評を博した。管弦楽を担当するのは、新日本フィルハーモニー交響楽団。『千と千尋の神隠し』『ハウルの動く城』『崖の上のポニョ』などのスタジオジブリ作品でも管弦楽を担当した団体で、今回も壮大かつ繊細なサウンドを奏でる。春の夜、一流の演奏者によるすばらしい音楽に心ゆくまで酔いしれたい。取材・文:MUTA HARUKA
2019年10月10日「イ・ムジチ」の名を聴いた瞬間にヴィヴァルディの「四季」を思い起こす方も多いのではないだろうか。まさにクラシック界の“永遠のベストセラー”とでも呼ぶべき名曲「四季」は、イ・ムジチの演奏とともに浸透していったと言っても過言ではない。イ・ムジチの「四季」をきっかけにしてクラシックに目覚めたファンの数も決して少なくないはずだ。その伝説的なアンサンブル「イ・ムジチ」が来日公演を行う。1952年にイタリア・サンタ・チェチーリア音楽院の卒業生12人によって結成されたというのだからその歴史はすでに67年。メンバーも演奏様式もその時々に合わせながら刻々と変化を遂げつつ、人の一生にも近い年月を刻んできたことに頭が下がる。日本への来日回数は一体どのくらいの回数になるのだろう。そのたびごとに人々を幸福にし続けた美しいアンサンブルは今も健在。そして何より嬉しいのがヴィヴァルディの「四季」を再び我々のもとに届けてくれることだ。今回の来日公演では日本を代表するソプラノ天羽明恵をソリストに迎えた、ヘンデルの名曲「オンブラ・マイ・フ」や、モーツァルトのモテット「踊れ、喜べ、幸いなる魂よ」なども用意され、アンサンブルの華やかさが一層引き立つ予感がする。◆10月2日(水) 19:00サントリーホールカジモト・イープラス 0570-06-9960【プログラムC】 with 天羽明惠(ソプラノ)モーツァルト: ディヴェルティメント ニ長調 K.136ヘンデル: オペラ「ジュリオ・チェーザレ」からこの胸に息のある限りヘンデル: オペラ「セルセ」からオンブラ・マイ・フテレマン: ディヴェルティメント TWV 50:23モーツァルト: モテット「エクスルターテ・ユビラーテ(踊れ、喜べ、幸いなる魂よ)」K.165ヴィヴァルディ: ヴァイオリン協奏曲集「四季」 op.8◆10月4日(金) 14:00ミューザ川崎シンフォニーホール問:神奈川芸術協会 045-453-5080【プログラムB】「バロック・セレブレーション」コレッリ: 合奏協奏曲 ヘ長調op.6-2サンマルティーニ: 合奏協奏曲 ニ長調 op.2-6エイヴィソン: 合奏協奏曲第5番 ニ短調(スカルラッティ原曲)ヴィヴァルディ: 4つのヴァイオリンのための協奏曲 ロ短調 「調和の霊感」ヴィヴァルディ: ヴァイオリン協奏曲集「四季」 op.8
2019年09月30日ディズニー・アニメーションや映画などの名曲を、フルオーケストラとブロードウェイのヴォーカリストたちによる生演奏で楽しむ「ディズニー・オン・クラシック ~まほうの夜の音楽会 2019」が開幕した。9月21日から23日まで行われた文京シビックホール(東京都文京区)での公演を皮切りに、12月23日(月)の滋賀県立芸術劇場びわ湖ホールでの公演まで、全国24都市49公演が予定されている。初日を前に行われた公開リハーサルを取材した。【チケット情報はこちら】17年目を迎えた「ディズニー・オン・クラシック」。今年は「きっと、叶う★ Wish, Hope, Dream」をテーマに、メインプログラム(第二部)として、名作アニメーション『アラジン』を全編フィーチャー。字幕付きのアニメーション、フルオーケストラの生演奏、ヴォーカリストたちの歌声、シーンに合わせた彩り豊かな照明が調和した、贅沢な空間。「フレンド・ライク・ミー」や「ホール・ニュー・ワールド」、「アラビアン・ナイト」といった名曲をはじめ、30曲がノンストップで奏でられ、、『アラジン』の世界を存分に味わうことができた。第一部では、観客からのリクエストが多かった楽曲として『トイ・ストーリー』より「幻の旅」、『ムーラン』より「トゥルー・トゥ・ユア・ハート」や「リフレクション」などが演奏された。また、今年12月をもって終了する東京ディズニーランドのショー「ワンマンズ・ドリームⅡ -ザ・マジック・リブズ・オン」より“ワン・マンズ・ドリーム”、映画『メリー・ポピンズ リターンズ』より「幸せのありか」なども。ステージと観客が一体となって楽しめる工夫も随所に見られ、大人も子どもも楽しめるコンサートだった。公演時間は途中休憩も含め約2時間30分。指揮は、『オペラ座の怪人』のブロードウェイ公演および全米ツアーの指揮者を務めた経験や俳優経験もあるリチャード・カーシー。オーケストラは2015年に創立されたTHE ORCHESTRA JAPAN。ヴォーカリストは、ニューヨークでのオーディションを勝ち抜いた男女8名(サンティーナ・ウンバハ、コナー・サカール、アルマンド・ハーロウ・ロンコーニなど)。ナビゲーターは、ささきフランチェスコが務めた。各公演のチケット発売中。さらに、年末カウントダウンコンサート「ディズニー・オン・クラシック~ジルベスター・コンサート 2019/2020」の開催も決定している。12月30日(月)15時開演、17時半終演(予定)、12月31日(火)23時開演、25時半終演(予定)、いずれも舞浜アンフィシアター。こちらもぜひお見逃しなく!取材・文:五月女菜穂
2019年09月27日近づく秋の気配。チェックの季節の訪れ。クラシックなモードが再来する2019-20年秋冬、もちろん「チェック柄」はトレンドを牽引するキーワードに!今回は今すぐ買いたい、シックなチェック柄のアイテムをピックアップ。今季、買い! のチェック柄チェックのリバーコート________________________表と裏、全く違うチェック柄を楽しめるリバーシブルのノーカラーコート。素材の軽やかさ、縫い目の見えないダブルフェイス仕立てに控えめなゴールドのボタン、オン・オフどちらにも合う上品コートはレディの味方!コート 18万円/ ドゥロワー(ドゥロワー 青山店 TEL:03-5464-0226)フレアのブラウス__________________ちょっと甘くて、だけどカジュアルな2トーンカラーのチェック柄ブラウス。かっちりしたカフスとフェミニンな裾のフレア、このギャップがお気に入り。ブラウス 3万9,000円/ エズミ(リ デザイン TEL:03-6447-1264)正統派のチェックスカート_________________________キルトの名門「オニール オブ ダブソン」の巻きスカート。ブランドの歴史を感じるタイムレスなタータンチェック、一着は持っておきたいアイテム。スカート 2万7,000円/オニール オブ ダブソン フォー シティショップ(シティショップ TEL:03-6696-2332)ニュークラシックなグローブ___________________________シックな色気はグローブでプラスして。大人しめなチェック柄とレザーをミックスしたスコットランドの由緒正きブランド「ハリスツイード」の生地を使用したグローブ。グローブ 8,400円/ レイ ビームス(ビームス ウィメン 原宿 TEL:03-5413-6415)レディのアイコン・パンプス____________________________みんな大好き、赤いタータンチェック。ぐっとレディな印象を引き立たせるアンクルストラップ、ちょこんとしたローヒール、チャームポイントがぎゅっと詰まったパンプスはコーディネートの主役にしたい。シューズ 7万5,000円/ バランタイン(ウールン商会 TEL:03-5771-3513) --staff--photography : Kozue Okadastyling:Mai Sakai
2019年09月10日ダニエル・ウェリントン(Daniel Wellington)の腕時計「クラシックペティット」シリーズから、36mmサイズの文字盤を採用した新作モデル「クラシック ペティット36mm」が登場。2019年8月22日(木)に発売される。ダニエル・ウェリントンらしいミニマルな文字盤をシンプルに楽しめる定番人気のシリーズ「クラシックペティット」。今回リリースされる新作モデルでは、従来モデルの28mmあるいは32mmより大きい36mmサイズの文字盤と、メッシュタイプのストラップを採用。男女問わずに違和感なく着用出来るサイズ感で、シェア&ペアウォッチとしてもオススメの一本となっている。カラーはどんなスタイルにも馴染むシルバー、華やかな印象をプラスしてくれるローズゴールド、シックでクールなブラックの3色がラインナップ。これにホワイトとブラックから選べる2カラーの文字盤のを組み合わせた、全6パターンで展開される。また、「クラシック ペティット36mm」とは対照的に、従来モデルより“細め”に仕上げたアクセサリー「クラシックスリムブレスレット」も同日に発売。ダニエル・ウェリントンが提案するは時計との“重ね付け”で、優美なブレスレットがミニマルな腕時計の魅力をさりげなく引き立ててくれる。【商品情報】■ダニエル・ウェリントン「クラシック ペティット36mm」発売日:2019年8月22日(木)価格:22,000円+税サイズ:36mm文字盤カラー:オフホワイト/ブラック金具カラー:ローズゴールド■ダニエル・ウェリントン「クラシックスリムブレスレット サテン ホワイト」発売日:2019年8月22日(木)価格:8,800円+税サイズ:S/M金具カラー:ローズゴールド【問い合わせ先】ダニエル・ウェリントン カスタマーサービスTEL:050-3204-473
2019年08月25日夏はクラシックの名曲がよく似合う!ということで毎年大人気の「読響サマーフェティバル2019」が今年も話題沸騰だ。人気の秘密はもちろん、クラシック史上に燦然と輝く「三大交響曲」と「三大協奏曲」を2日間にわたって一挙に披露するという豪華な内容。やはり夏には名曲がよく似合うのだ。その内訳はといえば、ベートーヴェン『運命』、シューベルト『未完成』&ドヴォルザーク『新世界』の三大交響曲と、メンデルスゾーン『ヴァイオリン協奏曲』、ドヴォルザーク『チェロ協奏曲』&チャイコフスキー『ピアノ協奏曲第1番』の三大協奏曲という定番中の大定番。クラシック初心者にとっても、まずはこれさえ抑えておけば“素敵なクラシック入門”に繋がること間違いなしの素敵なプログラムだ。「三大交響曲」を指揮するのは、ブラジル出身の注目の指揮者マルチェロ・レーニンガー。世界の名だたるオーケストラをドライブしてきた新鋭の暑い指揮ぶりに期待したい。一方、「三大協奏曲」のソリストは、髙木凜々子(ヴァイオリン)に、アレクサンドル・ラム(チェロ)&アレクサンダー・マロフェーエフ(ピアノ)というフレッシュな顔ぶれが集まった。いずれもこれからのクラシック界を背負って立つ逸材の揃い踏みだ。さて、あなたの好みは「交響曲」?それとも「協奏曲」?いずれにしてもお腹いっぱいになること請け合いの時間が楽しめそうだ。髙木凜々子アレクサンドル・ラムアレクサンダー・マロフェーエフ (c)Evgeny Evtyukhov●公演概要8月18日(日)東京芸術劇場コンサートホール読響サマーフェスティバル2019<三大交響曲>8月21日(水)東京芸術劇場コンサートホール読響サマーフェスティバル2019<三大協奏曲>*「三大交響曲」はチケット予定数終了。
2019年08月13日ヤコブ イェンセン(JACOB JENSEN)の腕時計「クラシックシリーズ」がリニューアル。2019年8月2日(金)より、時計のセレクトショップ「ノルディックフィーリング」各店にて発売される。発売からわずか1年にしてニューヨーク現代美術館のコレクションラインナップに加わるなど、ブランドの象徴的な腕時計の一つして愛された「クラシックシリーズ」。デンマークを代表するプロダクトデザイナーであるヤコブ・イェンセンの息子、ティモシー・ヤコブイェンセンが手掛けたこのモデルが、新たなデザインと共に帰ってくる。スクエアシェイプのケースに丸い文字盤、上半分と下半分で正確に分断されたツートンカラーといった基本デザインはそのままに、ストラップを軽やかなメッシュタイプに変更。細かな部分ではケースを通して視覚的な奥行きを増すことで、現代に合うようモディファイされている。カラーはブラック×シルバー、ゴールド×シルバーの2色展開で、それぞれブルーとゴールドに染めた秒針をアクセントに。価格は24×30mmのスモールが40,000円+税、32×38mmのラージが42,000円+税。なお、8月2日(金)以降にノルディックフィーリングでヤコブ イェンセンの時計を購入すると、先着順でオリジナルのボトルオープナーがプレゼントされる。【商品情報】ヤコブ イェンセン 新“クラシックシリーズ”発売日:2019年8月2日(金)価格:[515(大)径32×38mm] 42,000円+税/[525(小)径24×30mm] 40,000円+税/[526(小)径24×30mm] 40,000円+税販売店舗:ノルディックフィーリング(表参道ギャラリー/新宿/有楽町/名古屋/天神/オンラインストア)、その他全国のヤコブ イェンセンウォッチ取扱店<共通スペック>ケース:ステンレススチール風防:サファイアガラスストラップ:ステンレスメッシュムーブメント:クォーツ(スイスRonda社製)防水:3気圧
2019年08月01日15回の節目を迎える「フェスタサマーミューザKAWASAKI」。7月27日(土)から8月12日(月・祝)まで、ミューザ川崎シンフォニーホールを主会場に全20公演が行われる。キャッチフレーズは「15年目の熱狂へ!」。3月27日、ミューザ川崎内で発表記者会見が開かれた。【チケット情報はこちら】今年変化があったのは、首都圏のオーケストラが一堂に会するフェスティバルとして始まった「サマーミューザ」に、今年は首都圏外から初めて、仙台フィルハーモニーが出演すること。また、一昨年に続いて札幌からPMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル)オーケストラが特別参加するなど規模を拡大。「日本のオーケストラの祭典」へとグレードアップしつつある。各オーケストラの特色を最大限に発揮してもらおうと、音楽祭全体に特定のテーマを設けないのはいつもどおりだが、ちょっとした色分けはあって、お得なセット券はその色で括られている。平日夜セットの3公演は各オーケストラの定期会員も満足できる、正統派クラシック音楽プログラム。7月29日(月)アラン・ギルバート&都響によるレスピーギの《ローマの噴水》《ローマの松》などイタリア・プログラム。7月31日(水)ザ・クラシック・オブ・クラシック!井上道義と読響のブルックナー8番。8月6日(火)カリスマ人気チェロ奏者ジョヴァンニ・ソッリマがソロを弾くシティ・フィルのドヴォルザークのチェロ協奏曲。いっぽう平日昼セットの2公演は、気軽に楽しめるファミリーやシニア層を意図したプログラム。7月30日(火)スーパー・ギタリスト渡辺香津美が名曲《アランフェス協奏曲》を弾く神奈川フィル。8月7日(水)79歳の「炎のコバケン」小林研一郎が20歳の天才・藤田真央と築き上げる壮大なチャイコフスキー:ピアノ協奏曲。また、休日の公演にロシア音楽がさりげなく多めなのは、今年の隠し味だ。7月28日(日)上岡敏之&新日本フィルのラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番(ピアノ小川典子)、プロコフィエフ《ロメオとジュリエット》。8月4日(日)満を持して乗り込む高関健&仙台フィルによるチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲(ヴァイオリン郷古廉)と交響曲第4番。8月11日(日)ダン・エッティンガー&東京フィルのチャイコフスキー:交響曲第6番《悲愴》。8月12日(月・祝)フィナーレを飾る尾高忠明&東響のショスタコーヴィチ:交響曲第5番《革命》。コンサートによって、公開リハーサルやプレトーク、開演前のロビー・コンサートなどがあるので、ぜひ併せて楽しみたいもの。そして期間中は近隣の店舗と提携したさまざまな来場者サービスも用意されており、街をあげて来客をもてなす態勢も、いっそう充実してきた。暑い夏、オーケストラが熱い火花を散らすKAWASAKIへ!取材・文:宮本明
2019年04月12日スターバックス(Starbucks)は、新作「クラシック ティラミス フラペチーノ」を2019年3月20日(水)より全国のスターバックス店舗(一部店舗を除く)にて発売する。「クラシック ティラミス フラペチーノ」は、本来のティラミスの製法をヒントにレシピを作り上げた、まるで“手作りティラミス”を想わせるフラペチーノ。スポンジに店舗で抽出したコーヒーとシロップをしみこませ、ティラミスの美味しさの決め手のひとつである“スポンジからしみ出すコーヒー”を表現した。ベースは、このスポンジと、マスカルポーネと卵を使用したカスタード。そこに、ホイップクリームをのせ、ココアパウダーをたっぷり振りかけて、より本格的にティラミスを再現している。【詳細】「クラシック ティラミス フラペチーノ」Tallのみ 590円+税販売期間:2019年3月20日(水)~4月10日(水)取り扱い店舗:全国のスターバックス店舗(一部店舗を除く)
2019年03月16日スターバックスは、ティラミスのおいしさを表現した「クラシック ティラミス フラペチーノ®」を全国のスターバックス店舗(一部店舗を除く)にて3月20日より発売する。「クラシック ティラミス フラペチーノ®」は、店舗で抽出したコーヒーを使い、ティラミスの美味しさの決め手の一つであるスポンジからしみ出すコーヒーを表現。本来のティラミスの製法をヒントにレシピを作り上げた。店舗で抽出したコーヒーと、シロップをスポンジにしみこませ、マスカルポーネと卵を使用したカスタードのベースで、豊かな風味と深いコクを楽しめるデザート感覚のフラペチーノ®に仕上げられた。ホイップクリームの上には、ココアパウダーをたっぷりかけることで、ティラミス感を演出した。価格は、トールのみで590円。販売期間は3月20日から4月10日まで。
2019年03月13日2019年3月20日(水)に、手づくりを感じる「クラシック ティラミス フラペチーノ®」が全国のスターバックス コーヒー店舗(一部店舗を除く)にて発売されます。気になる味わいや、商品概要などをご紹介します。進化し続ける「スターバックス コーヒー」1996年、日本1号店の「スターバックス コーヒー 銀座松屋通り店」のオープン以降、お客様一人ひとりの大切な一杯を、想いとともに届けてきたスターバックス コーヒー。新商品「クラシック ティラミス フラペチーノ®」は、店舗で抽出したコーヒーを使用。コーヒーのもつ楽しさを広げてくれるような、新しい体験を届けます。また、2019年2月28日(木)には、東京・中目黒に世界5店舗目となる「スターバックス リザーブ® ロースタリー」がオープンするなど、新たなコーヒー文化を更新し続けています。話題の高級スタバ「リザーブ®︎ ロースタリー 東京」をご紹介!ルトロン編集部も早速潜入してきました。フロアガイドをチェックして、新たなスターバックス コーヒーの魅力に出合いに訪れてみてくださいね。コーヒーの香りを堪能「クラシック ティラミス フラペチーノ®」ティラミスの美味しさの決め手のひとつとなっている、スポンジからしみ出すコーヒーを表現した「クラシック ティラミス フラペチーノ®」。店舗で抽出したコーヒーとシロップをしみこませたスポンジと、マスカルポーネと卵を使用したカスタードをベースにした、豊かな風味のコク深い味わいとなっています。ホイップクリームのうえにココアパウダーをたっぷりとかけ、コーヒーの芳醇な香りとスポンジの食感でティラミスを表現した、デザート感あふれる一杯です。「クラシック ティラミス フラペチーノ®」商品概要販売期間2019年3月20日(水)~4月10日(水)サイズ/価格Tallのみ/590円(税抜)取扱店舗全国のスターバックス コーヒー店舗 (一部店舗を除く)
2019年03月13日ロエベ(LOEWE)の2019-20年秋冬ウィメンズコレクションが、フランス・パリで2019年3月1日(金)に発表された。クラシックを“軽く”着こなす今季の起点はポートレートから。スマートフォンはおろか、カメラのない時代に、家族写真・結婚写真など、冠婚葬祭や記念日に作られていたポートレートにヒントを得て、情報に溢れたデジタル社会に必要なのは、アナログな感覚ではないか…と思考を巡らせたクリエイティブ・ディレクターのジョナサン・アンダーソン。そこで見つけたのは、クラシックを改めて見直し、現代にアップデートすることだった。ロングコートやテーラードジャケット、ホワイトシャツ、レースドレス。オーセンティックな装いが並んだ今季。伝統的なアイテムをただ蘇らせるのではなく、モダンにアップデートする。キーワードは、クラシックを“軽く”着こなすこと。オーバーサイズアウターでさらっと羽織れるようにコートなどのアウター類は、ラフに着られるようシルエットをアレンジ。無駄なデザインは全てそぎ落とし、サイズはさらっと羽織れるオーバーサイズに仕立てた。ジャケットの袖口には「着物スリーブ」と呼ばれる装飾を施して、シックな中に遊び心を加えている。軽量ファブリックMIXでニットも軽く厚手のニットは、オーガンザ、シルクとコンビネーションさせることで軽さを引き出した。ウエストラインからニットに変わる白のブラウスや、反してスカート部分だけをオーガンザににしたロングドレスなどが提案される。ハイネックニットは首周りにパールの装飾を施すことで、フェミニンな要素をプラスした。レザーの重厚感を緩和する異素材ロエベのアイコニックなレザーは、異素材とミックスすることで、革の持つ重厚感を緩和させた。ブラックのスカートは、途中からシルバーリボンのフリンジをあしらうことで、カチッとしたレザーに動きをプラス。また、大きなポンポンやフェザーのロングストールも、レザーのロエベのハードさを柔らかく見せる効果を持つ。羽根の生えたハット印象的なハットは、サンフラシスコ出身の帽子職人であるコレットからインスパイア。バードキャップと名付けられた帽子は、その名の通り羽根が生えたようなユニークなシルエットとなっている。
2019年03月06日兵庫県立芸術文化センターの佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ2019 ミュージカル『オン・ザ・タウン』の製作発表記者会見が、2月7日、大阪市内で行われた。『オン・ザ・タウン』は『ウェスト・サイド・ストーリー』などの作品で知られ、2018年に生誕100年を迎えたアメリカの作曲家・指揮者レナード・バーンスタインが、1944年に発表した彼のミュージカル第1作。24時間の休暇を許されて大都会ニューヨークへ上陸した3人の水兵の恋と冒険を、陽気な歌とダンス、そしてほろ苦い別れを散りばめて描き出したブロードウェイの黄金期を彩る作品のひとつである。佐渡プロデュースオペラが本格的なミュージカルの上演に取り組むのは今回が初めて。兵庫公演に続いて東京公演も行う。佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ ミュージカル『オン・ザ・タウン』チケット情報演出、装置・衣裳デザインを担当するのは英国を代表する演出家アントニー・マクドナルド。佐渡プロデュースオペラには2007年の『魔笛』、2016年の『夏の夜の夢』に続く登場である。舞台上にニューヨークの地図を配し、1940年代の絵葉書のようなパネルを背景に大都会の華やかさを再現するという。キャストは昨年夏と秋にロンドンでオーディションにより選出され、英国ロイヤル・オペラなどで活躍の幅を広げるチャールズ・ライスを筆頭に第一級の歌手、ダンサーが顔を揃える。元英国ロイヤル・バレエのプリンシパル、アシュリー・ペイジによる振り付けも見逃せない。記者会見に登場した佐渡裕は、「今年は僕の師であるバーンスタインの傑作をお届けします。この『オン・ザ・タウン』は当時26歳だったバーンスタインの才能が溢れんばかりの作品です。彼はこの作品で作曲家としての大きな成功を収めました。指揮者としてのバーンスタインは多くの人々の記憶に残り、また『ウェスト・サイド・ストーリー』の作曲家としてのバーンスタインというのも繰り返し語られて来ましたが、それ以外のバーンスタイン、非常に多才なメロディメーカーであった彼の存在は今後ますます大きくなっていくだろうし、そうした彼の姿が最初に現れたこの作品を今年は紹介したいと思いました。これまでさまざまな形で上演されて来ましたが、英語歌唱、フルオーケストラでの上演は日本国内では初めてです。この歴史的なプロダクトを持って兵庫、そして東京の皆さまにお会いできることをうれしく思います」と語った。公演は7月12日(金)より、兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホールで全8回、7月25日(木)より、東京文化会館大ホールにて全4回を行う。チケット一般発売は2月24日(日)10:00より。取材・文:逢坂聖也
2019年02月19日アールエムエス ビューティー(rms beauty)は“パレットひとつでトータルメイクが完成する”「カラーパレット クラシックコレクション」を2019年2月27日(水)より店舗限定で発売。先駆け、2月20日(水)より伊勢丹新宿店で先行発売する。アールエムエス ビューティーの新作「カラーパレット クラシックコレクション」は、ブランド人気のマルチハイライター「ルミナイザー」に加え、ファンデーション、アイシャドウ、チーク、リップ、保湿バームをすべてセットイン。パレット1つでトータルメイクが完成する、忙しい現代女性にぴったりなアイテムとなっている。ブランドの代表アイテム「ルミナイザー」は、目元・口元・頬とマルチに使えるハイライター。コンシーラーとして目の下にのせれば、顔色を明るくみせてくれる効果も持つ。また、くすみを払ってくれる効果もあるので、外出先でのメイク直しにもぴったり。くすみがちな夕方、鼻筋、まぶたの中央などにのせれば、明るい表情に仕上げてくれる。ほのかな赤みを含んだ「アイポリッシュ ラッキー」は、単色で使えばチークに。唇にも頬にもOKな「リップチーク プロミス」と混ぜて使うとリップとしても使用可能だ。プロダクトの使い方は自由自在なので、自分なりのアレンジを加えて様々なメイクを楽しむことができる。【詳細】アールエムエス ビューティー「カラーパレット クラシックコレクション」5,900円+税発売日:2019年2月27日(水)店舗限定発売※2月20日(水)より伊勢丹新宿店本館地下2F=ビューティアポセカリーで先行発売。内容:アンカバーアップ 11.5(日本未発売カラー)、ルミナイザー、アイポリッシュ ラッキー、リップチーク プロミス、リップスキンバーム バニラ※予約などの問い合わせは、店舗によって異なるため、店舗に直接問い合わせ。【問い合わせ先】株式会社 アルファネットTEL:03-6427-8177
2019年02月17日ソロはもちろん、世界的ミュージシャンとの競演やビッグバンド形式のライブなど幅広く活躍中。ピアニスト・小曽根真が、クラシックやジャズへの想いを語ってくれた。【チケット情報はこちら】クラシックとの出会いは5歳で始めたピアノレッスン。それまでもジャズ音楽家だった父の影響で、家にあるハモンドオルガンには自由に触れていたが、「バイエルが苦手で、クラシックは嫌いになってしまった(笑)」。その後、12歳でジャズピアノを始めてからもクラシックとは遠ざかったまま。再びクラシックと関わり始めたのは1983年のデビュー直前。「作曲の参考に慌ててクラシックを聴き始めたんですけど、その時はまだ自分が演奏するつもりはなくて。2003年に札幌交響楽団の定期演奏会に呼ばれた時が初めてのクラシックコンサートでした。予想外にモーツァルトをと言われて驚いて(笑)。“俺、弾けないよ。キャンセルできない?”なんて話した記憶が(笑)。それで猛勉強して、コンチェルトの9番を弾いて。すごく緊張したんですけど、それ以降いろんな演奏会に呼んでいただけるようになったんです。今では年間の4分の1くらいがクラシックコンサート。弾く音が決まっている分、そのもっと深いところで自分を表現していくことができる楽しさがようやくわかってきた感じかな。音楽の本質を改めて教えて貰ってる感じで、この10数年、すっかりクラシックにはまっています」今回のコンサートでは、世界的トロンボーン奏者・中川英二郎をゲストに迎える。「彼はアンドロイドというあだ名がつくくらい(笑)超絶技巧で吹くんです。ふたりでバッハにも挑戦してみようかと。バッハの音楽って、あまりにも幾何学的で完璧で、どの1音をずらしても辻褄が合わなくなるからと、これまであえて取り上げなかったんです。でも今回は、バッハにお伺いをたてつつ(笑)、どこまでアレンジできるか、あるいは変えずにいくのか…、ふたりで考えながらワクワクしています」コンサート後半はジャズの即興をメインにふたりのオリジナル楽曲が中心となる。「ジャズはアドリブの会話のようなもの。同じ曲でも毎回違うアプローチになります。ただ、慣れてしまってアドリブが“段取り”になってしまうと面白くない。聴く人をハッピーにすることが僕らの喜びだけど、そのためには僕ら自身が楽しんでいないと。ずっと同じことをやっていてもダメ。勉強して練習して新しいことに挑戦して。そんな“怖いところへいく”気持ちで自分自身を刺激し続けることがやっぱり楽しいんですよね。そのエネルギーが必ずお客様へ伝わると思います。福岡シンフォニーホールは世界の中でもかなり好きなホールのひとつ。音の広がりを実感できますし、本当に自分でも楽しみ。コンサートは2時間の運命共同体。ぜひお客様も僕らと一緒に楽しんでいただければ嬉しいですね」11月29日(木)福岡シンフォニーホールにて開催。チケットは発売中。
2018年11月13日ナイキ(NIKE)のジョーダン ブランド(JORDAN BRAND)から、「2018 HOLIDAY コレクション」が登場。「エア ジョーダン 33 PF」ブラックアウト・ユーティリティ(税込2万1,600円)“フライト・ユーティリティ”のコンセプトを生かした「エア ジョーダン 33」や、これまでにない色合いで表現したクラシックなシルエット、過去のアイコンを復刻したエア ジョーダンがラインアップ。「エア ジョーダン 33」は、近未来的なシューズのデザインを生かした2つのカラーで登場。「ブラックアウト・ユーティリティ」は、エア ジョーダンではお馴染みの影のテーマでもある、内なるブラック・キャットの存在も感じさせる。ベージュをベースにした「ビジブル・ユーティリティ」は黄色、ピンク、赤といった90年代のスタイルを彷彿させる色合いで強調されている。「エア ジョーダン 3 レトロ」ナイキ トレーナー 1(税込2万2,680円)ティンカー・ハットフィールドがデザインし、クロストレーニングの概念自体を変える画期的なものだった「ナイキ トレーナー 1」。今回このシューズが、もう一つのハットフィールドの名作であるジョーダン シリーズのアイコン、「エア ジョーダン 3」と融合した「エア ジョーダン 3 レトロ」ナイキ トレーナー 1(税込2万2,680円)が登場する。「エア ジョーダン 8 レトロ」エアー レイド 2(税込2万2,680円)ティンカー・ハットフィールドがデザインしたナイキ「エアー レイド」の発売時、広告には“アウトドア専用”の言葉が添えられ、その特徴的なクロスストラップのデザインは、のちにエア ジョーダン 8のディレクションに影響を与えた。今回はエア ジョーダン 8とその先駆者との対面である「エア ジョーダン 8 レトロ」エアー レイド 2(税込2万2,680円)が登場する。「エア ジョーダン 1 レトロ ハイ OG」ルーキー オブ ザ イヤー(税込1万7,280円)マイケル・ジョーダンの歴史にも残るルーキーシーズンを讃え、彼が新人王を受賞した日の着こなしにインスピレーションを得たゴールデンハーベストとブラックカラーの「エア ジョーダン 1 レトロ ハイ OG」ルーキー オブ ザ イヤー(税込1万7,280円)もラインアップ。プレミアムレザーに加え、アッパーの上についた足首のフラップ部分には、彼のルーキーシーズンの成績と、受賞スピーチから引用した言葉が記されている。「エア ジョーダン 1 レトロ ハイ OG」ア スター イズ ボーン(税込1万7,280円)プロとしてマイケル・ジョーダンが初めて雑誌の表紙に登場したことを記念した「エア ジョーダン 1 レトロ ハイ OG」ア スター イズ ボーン(税込1万7,280円)は、出版社が表題にした“A Star is Born”(スター誕生)の言葉が、足首フラップの内側にエンボスで記されている。「エア ジョーダン 11 レトロ」プラチナム ティント(税込2万4,840円)オンコート、オフコートの両側での特別な瞬間を象徴するエア ジョーダン 11。「エア ジョーダン 11 レトロ」プラチナム ティント(税込2万4,840円)は、エア ジョーダン 11の歴史を継承しつつ、パテントレザーの代わりに柔らかなヌバック地を使ってエレガントに仕上がった一足。ジョーダン ブランドの「2018 HOLIDAY コレクション」は、NIKE.COM及び、一部のNIKE/JORDAN販売店で順次発売予定。
2018年10月30日ディズニーの名曲を、ブロードウェイなどで活躍する歌手たちと一流オーケストラとのライブ演奏で送る「ディズニー・オン・クラシック~まほうの夜の音楽会2018」。9月22日(土)の開幕に先立って、ゲネプロが行われた。【チケット情報はこちら】毎秋に開催され、年によって変わる様々な趣向も人気のこのコンサート。今年は、去る4月に35周年を迎えた東京ディズニーリゾートの“35周年テーマソング”である〈Brand New Day〉で、第一部が華やかに開幕。さらに、初の試みとして、今からちょうど90年前の1928年に作られた、ミッキーマウスの正式な映画デビュー作『蒸気船ウィリー』を、オーケストラの演奏と共に上映。いたずら好きのミッキーの冒険が、映像と音楽で綴られるさまがとにかく楽しい。牛や鳥の声は歌手たちが表現!続いて、2002年の「ディズニー・オン・クラシック」誕生以来15年以上、タクトを振っている指揮者ブラッド・ケリーも「ディズニー・オン・クラシック史上、最も豪華なセレクション」と語る「アラン・メンケン・セレクション」。『リトル・マーメイド』より、人魚姫アリエルが人間に憧れ夢をふくらませる〈パート・オブ・ユア・ワールド〉、『美女と野獣』から、ベルとビーストの愛がゆっくりと花開いていく〈美女と野獣〉、『ポカホンタス』のヒロイン・ポカホンタスがジョン・スミスに自然界の魅力を説く〈カラー・オブ・ザ・ウィンド〉、異なる世界に生まれ育ったラプンツェルとフリンが巡り会い、新たな世界を謳う『塔の上のラプンツェル』の〈輝く未来〉、アラジンとジャスミンが空飛ぶ絨毯の上で愛を語り合う『アラジン』の〈ホール・ニュー・ワールド〉……。改めて、アラン・メンケンの楽曲が、その豊かに広がる音楽でもって夢や希望を雄弁に描いていることがよくわかるだろう。第一部のフィナーレは、「オーケストラと光のコンチェルト」。東京ディズニーシーのアクアスフィア・プラザで流れる、冨田勲作曲のデイタイムの音楽だ。明るい光の中を散策するような美しい曲にしばし酔いしれる。第二部では、映画『ヘラクレス』をフィーチャー。語り部のミューズ達が歌うゴスペル調の音楽に誘われ、ゼウスとヘラの息子として生まれながら、冥府の神ハデスの謀略によって人間界に落とされたヘラクレスの物語が展開。怪力を持て余し自信が持てずにいたヘラクレスが、やがて愛を知り真の英雄へと成長するさまが、スクリーンの前での歌手達の生き生きとした歌&演技と、オーケストラの瑞々しい音色によって体現される。舞台と客席が一体となって盛り上がる演出も。なお、今回でブラッド・ケリーは「ディズニー・オン・クラシック」を卒業し、ジャズを中心とした新しいディズニーコンサート「ディズニー・ワールド・ビート!」を始動する。16年間の集大成と言うべき珠玉のコンサートをじっくりと味わいたい公演は9月22日(土)東京・文京シビックホールを皮切りに、全国で上演。取材・文:高橋彩子
2018年09月27日プラダ(PRADA)が、クラシックな「プラダ リネア・ロッサ(PRADA LINEA ROSSA)」をリアクティブでテクニカルなコレクションとして発展させ再ローンチ。2018年9月15日(土)より、プラダ 青山店、銀座店、伊勢丹新宿3階、伊勢丹新宿メンズ館3階、ドーバー ストリート マーケット ギンザにて展開する。1997年に初めて登場した「プラダ リネア・ロッサ」が、2018年秋冬メンズ&レディスコレクションにて、より21世紀らしい感性を落とし込んだ洗練されたウェアとして復刻。1990年代のスポーツウェアを基盤に、プラダのデザインと機能性を両立させたコレクションとして新たに生まれ変わった。ラインナップは、アウターウェアからシューズ、さらにはスキーやスノーボードといった特定のアクティビティに対応したアイテムなど、幅広いバリエーションを揃えた。デザインは、ジェンダーレスかつシンプルだ。一切無駄のないミニマムなシルエットと、ベーシックカラーやネオンピンク、グリーンのカラーリングが、モダンでシティライクな感覚を演出している。アイテムは、ラテックス素材にプラダのシグネチャーを施したレッドラインのエンブレムをあしらった。また、コレクションを特徴付けるのは、最新の技術を集約したハイテクな要素だ。アイテムには、高い伝導性によって体温調節を助けるナノテク素材や、ゴアテックスプロの撥水マイクロファイバーなど、革新的な素材が使用されている。多様な環境やアクティビティに適応する優れた機能性を実現した。【詳細】「プラダ リネア・ロッサ」発売日:2018年9月15日(土)展開店舗:プラダ 青山店、銀座店、伊勢丹新宿3階、伊勢丹新宿メンズ館3階※青山店、銀座店、伊勢丹新宿3階、ドーバー ストリート マーケット ギンザではスペシャルインスタレーションを実施。【問い合わせ先】プラダ クライアントサービスTEL:0120-451-913
2018年09月10日クラシックのコンサートというと敷居が高かったり、じっとしていなくてはいけなかったりするので、子どもを連れて聴きに行くなんて言語両断といったイメージがありますよね。しかし、9月23日(日・祝)に横浜赤レンガパークで開催される「STAND UP CLASSIC FESTIVAL’18」は、子連れで楽しめる野外クラシック音楽フェスティバル。“クラシック”のイメージとはかけ離れた、楽しい音楽祭なので大人も子どもも皆で楽しめるんだとか。気軽にクラシックに触れさせることができるので、子どもの音楽教育としてもおすすめですよ。子どもと一緒に野外で楽しめるクラシック音楽祭♪「STAND UP CLASSIC FESTIVAL’18」は、モーツァルトやオペラ、スタジオジブリなど誰もが聴いたことのある音楽を幅広いラインナップで楽しめる音楽祭。お酒を飲んだりご飯を食べたり、また芝生に寝そべったり立ち上がったりと自由な時間を過ごすことができます。ステージには女優の松下奈緒さんやバイオリニストの宮本笑里さん、サックス奏者の上野耕平さん、ピアニストの反田恭平さん、バイオリニストNAOTOさん、ボーカルグループのLE VELVETSなど、注目の若手実力派アーティストたちが登場します。子ども、クラシック初心者向けのラインナップも当日は3つのステージが用意され、ブラスバンドが演奏する「千と千尋の神隠し」や「となりのトトロ」などスタジオジブリのお馴染みの音楽や「のだめカンタービレ」や「四月は君の嘘」など、クラシック音楽がテーマのアニメに登場した楽曲、さらには作曲家の青島広志さんによる楽しい話とともに演奏される世界のクラシックの名曲など、子どももクラシック初心者の大人も盛り上がれるラインナップになっています。7月2日に行われた制作記者会見では多くの出演者が登壇し、「STAND UP CLASSIC FESTIVAL’18」のおすすめポイント、小さい時に演奏会や楽器に触れたことでクラシックに目覚めたという子ども時代などについて語られました。海外では珍しくない、気軽なクラシック音楽祭。生音ならではのクラシックの魅力に存分に触れることができるこのようなスタイルは、日本においてはさきがけのイベントとなります。「子どもにクラシックを聴かせてみたい」と思っているご家庭の音楽教育にもピッタリです。チケットがなくても観ることができるステージも!3歳以下の子どもはチケットが無料。ちなみにサンデーブランチクラシックステージは無料エリアになっており、チケットがなくても楽しめます。子どもと一緒に盛り上がれること間違いナシの「STAND UP CLASSIC FESTIVAL’18」。横浜の潮風を感じながら、是非ご家族でクラシック音楽を楽しんでみませんか?【参考】STAND UP CLASSIC FESTIVAL’18
2018年09月04日8月27日(月)に東京オペラシティコンサートホールで開催される「変態する音楽会」。仕掛け人は日本フィルハーモニー交響楽団と「現代の魔法使い」こと落合陽一筑波大学准教授・学長補佐(ピクシーダストテクノロジーズCEO)だ。【チケット情報はこちら】今回、耳で聴く「音」ではなく、目で見る「映像」をあえて「演奏装置」として加える。その意味で、オーケストラの「変態(トランスフォーム)」。映像の「リアルタイム生成」という、現代テクノロジーを駆使して初めて実現するアート表現だ。落合はこう解説する。「オーケストラって、作曲家が書いたスコア(楽譜)があって、指揮者がそれを解釈して指示を出す。 僕は今回、楽器としての映像装置のスコア(楽譜)を新たに書き起こしました。映像の演奏者は、スコアや指揮者の指示をもとに、映像を“リアルタイムに”“音楽的に”出す。映像の強弱、タイミングはすべてライブパフォーマンス。他の演奏者と息を合わせながら演奏するという意味で、バイオリン奏者やトランペット奏者と、立ち位置はなんら変わらないんですよ」オーケストラは、“映像”よりもはるか昔、約300年前に発明された表現方法。人類が“映像”を本格的に手にしたのは、エジソンがキネトスコープを発明した19世紀末以降のことだ。だからこそ、「もし、今オーケストラを再編成するとすれば、あらゆる映像表現があふれる時代だけに、オケに映像っていう楽器はむしろ含まれて当然な要素じゃないのと思えた」と落合は語る。本公演でコラボするのは、落合を含めて3人のクリエイターだ。若手実力派指揮者の海老原光と、映像の世界で多彩な表現活動をしているビジュアルデザインスタジオ「WOW」の近藤樹。指揮者の海老原は、300年の歴史からなるオーケストラの伝統を「あえて壊す」過程も経験した。「プロジェクトを始動させた当初はどうしても、従来の“聴く”という固定観念に縛られている自分たちがいた。でも、ある時ふっと、映像という目から入るものも含めて、トータルに人が身体で聴く行為だよねと意識が変わった瞬間があって。それからはどんどんアイデアが湧いてきて、“映像も含めてオケ的に奏でる”という世界観がどんどんアップデートされていきましたね」映像生成のスペシャリストでありながら、今回は“演奏家”としてデビューを果たす近藤樹は、「めっちゃ演奏する気満々ですよ。といっても、本でいえば“挿絵”みたいにナチュラルに、作品の主旋律の邪魔はしない演奏を目指したい。“生”感を楽しんでほしいですね」。「演目にはスペイン・バスク地方出身のホセが運命に翻弄される《カルメン》などビゼーの名曲から構成する「ビゼー組曲」(海老原光編)も。」「南国風情たっぷりだし、五感が全開になること間違いなし。クラシックというよりは野外フェスに参加しよー!帰りはビール飲もうぜ!くらいのノリで聴きにきてほしい」と落合。この夏、オーケストラという枠組みを使った“壮大な実験”をぜひご鑑賞あれ!取材・文:古川雅子(ノンフィクションライター)
2018年08月06日音楽家レナード・バーンスタインの生誕100周年を記念して、最後の愛弟子、佐渡裕が指揮を務める「ウエスト・サイド 物語シネマティック・フルオーケストラ・コンサート」。同公演が8月4日(土)に東京、9日(木)に大阪で開催される。【チケット情報はコチラ】「ウエスト・サイド 物語シネマティック・フルオーケストラ・コンサート」は、舞台上の大スクリーンで映画『ウエスト・サイド物語』の全編を上映し、目の前でフルオーケストラの生演奏をあわせるシンクロライブ。音楽家レナード・バーンスタインは劇中で歌われる『トゥナイト』、『マリア』、『サムホエア』、『アメリカ』、『マンボ』、『クール』、『ワンハンド・ワンハート』、『クインテッド』など数々の名曲を作曲。1962年にアカデミー賞ミュージカル映画音楽賞をはじめ、10部門を受賞。現在のミュージカル映画に大きな影響を与えた。8月25日(土)に生誕100周年を迎えるレナード・バーンスタイン。今回、同公演の会場のロビーにて、彼の記念品の展示が決定。1990年のレナード・バーンスタイン ジャパンツアーのGジャンや、彼のスーツケース、また、実際に使用していた鉛筆(作曲用の黒鉛筆と指揮の楽譜書き込み用、赤鉛筆と青鉛筆)などが展示される。チケットは発売中。■バーンスタイン生誕100周年記念佐渡裕指揮「ウエスト・サイド物語」シネマティック・フルオーケストラ・コンサート8月4日(土) 東京国際フォーラム ホールA(東京都)【1】開演12時【2】開演18時8月5日(日) 東京国際フォーラム ホールA(東京都) 開演12時8月9日(木) フェスティバルホール(大阪府)開演18時30分指揮:佐渡裕管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団英語上映・日本語字幕あり/開演約10分前に佐渡裕のオープニングトークあり※未就学時のご入場はできません。※上演時間:約3時間(休憩1回含む)
2018年08月03日クラシックカーに特化したオークションイベント「クラシックカー オークション(CLASSIC CAR AUCTION)」が、大阪・赤レンガ倉庫内のジーライオンミュージアムにて開催。期間は、2018年11月30日(金)と12月1日(土)の2日間。発売時から長い歳月が流れた今なお、世界中で多くの人々を魅了し続けるクラシックカー。「アンティークカー」や「旧車」とも呼ばれるこのクラシックカーには、そのひとつひとつのモデルに歴史を刻んだストーリーがあり、現代のハイテク技術を兼ね揃えた車にはない魅力を持っている。開催される「クラシックカー オークション」では、そんな古き良き珠玉のクラシックカーを一堂に集結。映画『007』シリーズで"ボンドカー"として注目を集めた「トヨタ」の貴重なスポーツカー「TOYOTA 2000GT」(1970年)や、イギリスのカーブランド「ミジェット」の4つのスペックを忠実に再現した一台「MG-J2 J4spec」(1933年)など、コレクターにはたまらない車種が複数出展される。なお2018年11月23日(金・祝)から11月29日(木)までの期間では、クラシックカーを展示する「下見会」を実施。同時に、コンテンポラリーアートを集めた「アートフェア」も開催される。【開催概要】「クラシックカー オークション」at ジーライオンミュージアムオークション開催日時:<夕方の回>2018年11月30日(金)17:00~<日中の回>2018年12月1日(土)11:00~*オークション参加者は入札者(ビッダー)登録が必要実施場所:ジーライオンミュージアム住所:大阪市港区海岸通2-6-39(赤レンガ倉庫内)■下見会&アートフェア期間:2018年11月23日(金・祝)~11月29日(木)12:00~20:00入場料:下見会&アートフェア 2,000円*小学生以下は無料。ただし必ず保護者の同伴が必要*チケットは当日、会場受付にて販売【オークション出品・入札者登録に関する問い合わせ先】ジーライオンミュージアム内 アートハーバー オオサカ(ART HARBOR OSAKA)事務局E-mail:info@artharborosaka.jp
2018年08月03日クラシックにはあまり見識がないという人でも、「ストラディヴァリウス」という名前を知らない人はいないのではないでしょうか。そう、ヴァイオリンをはじめとした弦楽器の名称です。その価値は億単位と言われ、時には骨董品として扱われてしまうこともあるそうです。しかし、ストラディヴァリウスが真価を発揮するのは、「生きた楽器」として演奏されてこそ。そんな「生きた楽器」としてのストラディヴァリウスを、さまざまな角度から楽しめるフェスティバルが2018年7月から10月にかけて東京で開催されています。そこで、大人の教養を身に着けたいクラシック初心者のスタッフHが、フェスティバルの第一弾「ソロイスツコンサート」に参加してきました。実際にストラディヴァリウスの音色を聴いてみた感想と、フェスティバルの魅力についてお伝えします。■完璧な造形を持つ300年の名器・ストラディヴァリウスとはコンサートの感想をお伝えする前に、ストラディヴァリウスについて少し説明します。そもそも「ストラディヴァリウス」という名前はどこから来ているかご存知ですか。実は、人の名前から来ているんです。17世紀から18世紀にかけて活躍した、イタリア北西部のヴァイオリン職人アントニオ・ストラディヴァリ、そしてその子らが制作した弦楽器が、現在ストラディヴァリウスと呼ばれているものです。ストラディヴァリ父子は生涯で1000〜1100挺(ちょう)もの弦楽器を製作したと言われており、約600挺が現存しているそうです。彼らは、ヴァイオリンやヴィオラ、チェロなど、今日のクラシックシーンに欠かせない楽器から、なんとギターに渡るまで、多様な弦楽器を製作しました。■フランス王妃マリー・アントワネットにも愛された楽器ストラディヴァリたちが活動した17世紀は、教会や宮廷サロンをはじめとする室内楽が盛んに催され、ヴァイオリンが世の中に普及し始めた時代でした。ストラディヴァリウスは当時から高い評価を受け、それが奏でる音はローマ法王やフランス王妃マリー・アントワネットにも愛されたと言われるほど。多くの製作者がヴァイオリンを生産した時代にも関わらず、ストラディヴァリウスが突出して高く評価されたのは、徹底的に楽器の質にこだわり、隅々まで丁寧に作るという職人としてのこだわりがあったからだそう。300年前に生きた職人が残した楽器……しかも、クラシック音楽の演奏シーンが室内からより大きなコンサートホールへと場を移した現代においても、なおその評価は上がっているのです。想像しただけでも、期待が高まります。アントニオ・ストラディヴァリを描いたとされる絵、楽器を見つめるまなざしに職人気質がうかがえる。出典:■コンサート第一弾は若手ソリストと次世代の才能の競演(C)1002MCH今回スタッフHがお邪魔したのは、若手ソリストと次世代を担う音大生たちのジョイントコンサート。出演は、大河ドラマ『真田丸』のテーマ音楽演奏も話題になった新進気鋭のヴァイオリニスト・三浦文彰さん、チェリストとして国内外での活躍が目覚ましい宮田大さん。そして、東京藝術大学・英国王立音より選抜されたソリスト4名もストラディヴァリウスを演奏。オーケストラは同2校によるジョイントオーケストラです。■主役は楽器であるストラディヴァリウス(C)1002MCHプログラムはすべて、ソリストが使用するストラディヴァリウスの魅力を存分に堪能できる協奏曲で構成され、若手ソリスト2名、次世代ソリスト4名、計6挺のストラディヴァリウスの音を楽しめる構成です。1幕では、三浦さんによるモーツァルトの「ヴァイオリン協奏曲」、宮田さんによるカバレフスキーの「チェロ協奏曲」の二曲を演奏。若手ソリストの技巧と、ヴァイオリンとチェロ、それぞれのストラディヴァリウスの音の違いを味わいます。2幕では次世代のソリスト4名が、ヴィヴァルディの「4つのヴァイオリンのための協奏曲」を。そして、フィナーレには三浦さん・宮田さんが競演し、ブラームスの「ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲」で幕を下ろしました。ヴァイオリンだけでなく、チェロの協奏曲も盛り込まれているのは、「チェロのストラディヴァリウスもあることを知ってもらいたい」という主催者の思惑があってのこと。スタッフHは、その思惑通り「チェロのストラディヴァリウス」の存在とその音に大変驚いたのでした。特にフィナーレの二重協奏曲は、ソリストおふたりの魅力はもちろんのこと、ヴァイオリンとチェロのコラボレーションによって生まれる多彩な音の響きを堪能できる稀少な時間となりました。■見えないはずの音が立体的に響いてくる感覚(C)1002MCH今回のコンサート会場は定員数約2000名、日本屈指のコンサートホールであるサントリーホール。ソリストの後ろには何十人というオーケストラが同時に演奏します。それにも関わらず、ストラディヴァリウスの音色だけが、そこから飛び出して、客席の私たちの耳へとまっすぐ届いてきたのです。音色の美しさは言わずもがな、立体的な響きは明らかにその楽器が特別なものであると示しているかのよう。特に約5063挺しか現存していないというチェロが奏でる深みのある音は、心地よく耳に響くだけでなく、深く心にまで染み入るような感覚をおぼえました。もし天国に召されるときには、ストラディヴァリウスの音色で送ってほしい……というのは半分冗談ですが、天使が奏でる音色はかくあらん、と思えるほど。300年前に生きた人々も同じようにこの楽器に魅了され、あるいはその音をこぞって聴きたがり、あるいはその価値を神格化して所有を望み……。時代が移り変わり技術が進歩しても、人が「美しい」と感じるものは、そう大きく変化しないのかもしれません。■素晴らしいものは人間の好奇心をも刺激するクラシックコンサートに伺うのは、実に3年ぶりとなるスタッフH。これまで積極的には触れてこなかったクラシックを、この機会に改めて王道から学んでみようと思い、参加しました。ストラディヴァリウスの美しい音色の響きは、確かに私たちの耳を満足させてくれました。しかしそれ以上に、素晴らしいものとは、人間の好奇心をも呼び覚ましてくれるものだと感じました。科学技術が発達した現代でも完全には明かせていないその音の秘密とは一体何なのか。なぜこの音を、美しく、心地良いものと多くの人が感じるのか……。コンサートを聴いておしまいにするのは、あまりにもったいない。だんだんとストラディヴァリウスについてより深く知りたくなるのです。■「ストラディヴァリウス 300年のキセキ展」で深まるその魅力出典:今回のフェスティバルでは、実際にストラディヴァリウスが演奏されるコンサートのほか、歴史的・科学的な側面からその魅力を紐解く「ストラディヴァリウス 300年のキセキ展」が10月に開催される予定です。展示会場では、楽器の製作過程をライブデモンストレーションで見ることができるなど、学術的な側面以外からもその魅力を徹底的に知ることができます。音楽を聴くことに限らず、あらゆる芸術を自分なりに受けとめるには、ある段階からその感性を動かすための筋力のようなものが必要です。そしてそれは結局、知識や体験を自分で重ねていかないことには鍛えることができないのです。スタッフHのように、普段あまりクラシックに触れる機会がない方こそ、ストラディヴァリウスをきっかけに、クラシック音楽と向き合う感性を磨いてみてはいかがでしょうか。別に大勢が価値を認めているからといって、「美しい」とか「良いものだ」とか、無理に感じなくても良いのです。自分の心を動かすものは何なのか。それを模索することによって、自分自身を見直す機会にもきっとなると思います。ストラディヴァリウスフェスティバル2018は、今回のコンサートの後、2回のコンサートを経て、「300年のキセキ展」へとバトンをつなぎます。生音を耳で聴いてから、エキシビジョンで楽器を間近に見たり、学ぶことで、その世界を深めてみてはいかがでしょうか。■ストラディヴァリウス フェスティバル2018 詳細[コンサート]徳永二男 プレミアム・リサイタル ~巨匠が奏でる、世界の名器ストラディヴァリウス~日時:2018年8月17日(金)19:00開演(18:30開場)会場:ヤマハホール東京都中央区銀座7-9-14東京メトロ銀座線/丸ノ内線/日比谷線「銀座」駅A2出口より徒歩4分都営地下鉄浅草線「新橋」駅、「東銀座」駅より徒歩7分JR線「新橋」駅より徒歩7分出演:徳永二男(ヴァイオリン)、坂野伊都子(ピアノ)曲目:P.サラサーテ/ツィゴイネルワイゼン Op.20C.サン=サーンス/序奏とロンド・カプリチオーソ イ短調 Op.28H.ヴィエニャフスキ/華麗なるポロネーズ 第1番 ニ長調 Op.4ほかチケット(全席指定/消費税込)6000円チケット取扱いチケットぴあ 0570-02-9999(Pコード:114-774)主催:東京ストラディヴァリウス フェスティバル 2018実行委員会監修:日本ヴァイオリン共催:ヤマハ株式会社お問い合わせ:株式会社1002[イチマルマルニ] 03-3264-0244※都合により、出演者・プログラムが変更になる場合がございます。予めご了承ください。※未就学児のご入場はご遠慮ください。[コンサート]マキシム・ヴェンゲーロフ ストラディヴァリウス・リサイタル 2018 ~世界最高峰のヴァイオリニスト、2挺本のストラディヴァリウスストラディバリウスに挑む~日時:2018年10月1日(月)19:00開演(18:30開場)会場:サントリーホール 大ホール東京都港区赤坂1-13-1出演:マキシム・ヴェンゲーロフ(ヴァイオリン)、ルスタム・サイトコーロフ(ピアノ)曲目:J.ブラームス/ヴァイオリンソナタ第1番「雨の歌」作品78第2番作品100ほかチケット(全席指定/消費税込)SS 25000円S 20000円A 18000円B 15000円C 10000円学生5000円チケット取扱い:チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード:114665)e+(イープラス)サントリーホールチケットセンター0570-55-0017主催:ネオクラシカ協賛:東京ストラディヴァリウス フェスティバル 2018実行委員会お問い合わせ:株式会社ネオクラシカinfo@neocl.co.jp03-3461-0508[エキシビジョン]ストラディヴァリウス 300年のキセキ展至高の響きを生むための完璧な造形を持つと称されるストラディヴァリウス。実物はもちろん、その誕生の系譜から、制作環境、所有者の履歴、その秘密を解き明かすための科学的実験に至るまでを展示する壮大なエキシビジョン。ストラディヴァリウスの響きが人間に与える美しくも不思議な現象を“f”enomenonと称し、4つの視点から分解する。至高の楽器のその所以を深く知った上で、会場内ステージで貴重な生音も実際に体験できるまたとない機会になります。会場:森アーツセンターギャラリー実施期間:2018年10月9日(火)〜15日(月)会 期:2018年10月9日(火)~15日(月)開館時間:10/9(火) 15:00~22:0010/10(水)10:00~17:3010/11(木)12:00~17:3010/12(金)10:00~17:3010/13(土)10:00~22:0010/14(日)10:00~22:0010/15(月)10:00~17:30チケット情報:一般 2300 円、中・高・大学生 1500円 、小学生 800円、小学生未満は無料※障がい者手帳をお持ちの方とその介助者(1名まで)は、当日料金の半額となります。ご入館の際に、チケットカウンターにて障がい者手帳をご提示ください。
2018年08月01日街づくりのテーマとして「音楽のまち」を掲げる川崎市。夏を彩るオーケストラの祭典「フェスタサマーミューザKAWASAKI」(7月21日(土)~8月12日(日)ミューザ川崎シンフォニーホール)が終わると、秋の川崎はにわかにジャズに染まる。「ジャズは橋を架ける」をキーコンセプトに4回目の開催となる「かわさきジャズ」は、市内全域をステージに行なわれる都市型フェスティバル。。7月、山田長満実行委員長(川崎商工会議所会頭)、顧問の福田紀彦川崎市長、そして出演者を代表して宮本貴奈(ピアノ)、斉田佳子(ヴォーカル)、福本純也(ピアノ)が出席して発表会見が開かれた(9日・ミューザ川崎)。フェスの中心は、11月8日(木)から18日(日)まで11日間の本会期に行なわれる12のコンサート「MUSIC BRIDGE 音楽公演プログラム」。会場は、川崎駅周辺に位置するミューザ川崎、カルッツかわさき、ラゾーナ川崎プラザソル、クラブチッタ、市北部の新百合トウェンティワンホールと昭和音楽大学、市中部の洗足学園音楽大学と、南北に長く伸びる川崎市を縦断。巨匠から若手まで幅広い世代のプレーヤーたちが熱いパフォーマンスを繰り広げる。佐藤允彦(ピアノ)とボーカロイド「初音ミク」「巡音ルカ」との共演(!)や、大御所デイヴ・グルーシン(ピアノ)がリー・リトナー(ギター)ら凄腕ミュージシャンを率いての「バーンスタイン生誕100周年特別プロジェクト」など、目の離せないスペシャルな公演が満載だ。こうしたコンサートだけでも十分満足なのに、「かわさきジャズ」はさらに盛りだくさん。フェス全体は、上記の「MUSIC BRIDGE」のほか、市民や地元企業とタッグを組む「PEOPLE BRIDGE 地域連携」、音楽を愛する人々をサポートする「FUTURE BRIDGE 人材育成」の、3つの「ミッション」で構成されている。「PEOPLE BRIDGE」は、9月から始まるプレ会期も含めて2か月間たっぷり、市内35か所のさまざまな会場で約60の公演が予定されている。フェスの冠レース開催とともにライヴが楽しめる「川崎競馬ジャズナイト」、生演奏とともに海から人気の工場夜景を眺めるロマンティックな「ジャズクルーズ」、川崎駅周辺の店舗やストリートをまるごとジャズで染める「ジャズ・ジャック・デー!」など今年新たに開催されるイベントが注目されるところ。「FUTURE BRIDGE」の軸となる「ジャズアカデミー」は、ミュージシャンや評論家など5人のエキスパートたちがそれぞれの視点でジャズの歴史や楽しみ方を語り尽くす全5回のレクチャーだ。会見で挨拶に立った福田市長は、こうした広がりを持つフェスのあり方を、「川崎という街の歴史、多様性が形になったもの」と位置づけた。地元市民はもちろん、すべてのジャズ・ファンは、夏から秋へと移ろう季節の巡りを、「音楽のまち・かわさき」で、珠玉のプレイとともに感じてみてはいかがだろう。取材・文:宮本明
2018年07月26日スウェーデン発のウォッチブランド、ダニエル・ウェリントン(Daniel Wellington)の新作腕時計「クラシック ペティット ボンダイ ブラック(Classic Petite Bondi Black)」が、2018年7月中旬より全国の直営店及び正規取扱店舗にて発売される。「気取らないバケーションルックのためのタイムピース」をコンセプトにした最新作の特徴は、リゾート感溢れる爽やかなホワイトレザーのベルト。文字盤はあえてブラックにすることで、ベルトと文字盤のモダンでミニマルなコントラストが映える一本となっている。ケースカラーはゴールドとシルバーの2色展開。それぞれ文字盤とホワイトのレザーベルトを共通仕様に、28mmと32mmの2サイズが用意されている。【商品情報】ダニエル・ウェリントンの新作腕時計「クラシック ペティット ボンダイ ブラック」発売時期:2018年7月中旬価格:28mm 16,000円+税/32mm 18,000円+税ケースカラー:2色展開(ゴールド、シルバー)取扱店舗:全国の直営店、正規取扱店舗【問い合わせ先】ダニエル・ウェリントン 原宿TEL:03-3409-0306
2018年07月16日ぬくもりあふれる空間で本格フレンチを堪能梅田にある「Bistrot Varier(ビストロヴァリエ)」は、おしゃれなカジュアルフレンチレストランです。店内は、木を基調としたぬくもりのある雰囲気がつくりだされています。8名まで利用可能な半個室はソファーが用意され、くつろぎの時間を過ごすことができます。フレンチをカジュアルに楽しみたい人から本格派まで、さまざまなシーンで利用可能です。オーナーシェフの想いがつまった活気あふれるレストラン二つ星レストランで修行したオーナーシェフが、カジュアルななかでも本格フレンチを楽しんでほしいと開いた「Bistrot Varier」。オープンキッチンからは、臨場感あふれる料理パフォーマンスを堪能でき、出来立てが提供される様子は食欲を掻き立てられます。大阪直結のこのお店では、利用される客層が幅広く、時間帯によりメニューが変わるためメニュー数が多いことも特徴です。メイン料理を楽しむときもお酒と共に軽くつまみたいときでもさまざまなシーンで利用できます。国産牛と赤ワインがリッチな「Le Boeuf」国産の牛肉を贅沢に堪能できる「Le Boeuf」は、赤ワインソースでいただくリッチなメニューです。やわらかく煮込まれた牛肉と赤ワインがベストマッチで、見た目にも鮮やかな逸品に仕上がっています。まわりに添えられている野菜も彩りよく盛り付けられ、シェフのセンスが光るメニューです。ワインと一緒に堪能してみてはいかがでしょうか。巨峰を贅沢に使ったパフェのような「Le Rasin」パフェのような「Le Rasin」は、巨峰が贅沢に使われたデザートです。濃厚ななかにも爽やかさを感じられるシャーベットと合わさって、口の中に程よい甘みが広がります。巨峰本来の味わいとシェフが織り成すデザートは、贅沢な時間をより豊かに演出。見た目も色鮮やかで、食事タイムの最後まで楽しめます。自分へのご褒美にもぴったりな一品です。本格フレンチを気軽に堪能できる運ばれてきた料理は、見た目も鮮やかな逸品ばかりで、五感で楽しめると好評です。木を基調としたぬくもりのある空間で、くつろぎのひとときが過ごせます。「Bistrot Varier」は、JR各線「大阪駅」から直結の「ルクアイーレ」10Fにあります。アクセスも便利な好立地で、幅広い年代の人に親しまれているお店です。専門店街にありながら、クラシック感あふれる店内では、外の喧騒を忘れさせてくれる優雅な時間が過ごせます。スポット情報スポット名:Bistrot Varier住所:大阪府大阪市北区梅田3-1-3 ルクア イーレ 10F電話番号:06-6485-7770
2018年06月07日