2月20日クリストファー・ケイン(Christopher Kane)が2017-18年秋冬ウィメンズコレクションを発表した。会場には国立美術館テート・ブリテンを選んだ。コレクションは時の流れを表しているかのように、トラディショナルなアイテムからフューチャリスティックへ、最後は地球を飛び出し宇宙へまで連れて行ってくれた。序盤はダマスク織りのボディコンシャスなドレスが続く。折り紙のようにシャープな折り込みを入れ独特のフォルムに仕上げた。時空は徐々に現在へと変化し、レースのチュニックとスカート、スリーブにポケットを並べて段々シルエットが描かれたカーディガン。これまでのコレクションに見られた“修復して繕う”手法は今季も健在し、シャツやアウターはボタンの代わりにマジックテープを用いた。ホログラム効果でキラキラと光るメタリックな素材はドレスやスカートに取り入れ、近未来へと進んだ。2年前に亡くなったアメリカ人アーティストのイオネル・タルパザンが描くUFOの絵をプリントしたドレスで、色彩豊かに宇宙への旅へと出かける。昨シーズン登場したクロックスはファーを取り付け秋冬仕様に。チープなスポンジをスリングバックシューズに挟みむといった遊び心も見られた。終盤は、スパンコールで製作された3Dの花のアップリケがドレスの上で繚乱し、過去か未来か現在へと捧げられた。これまで全面に押し出していたリサイクルやDIYの要素は影を薄め、より洗練されエレガントな印象だった。先シーズンで10周年を迎えたクリストファー・ケインはデビュー当初から変わらぬハイテク素材を継続しながらも、次のステージへと昇るべくブランドの新たな側面を模索したようなコレクションとなった。
2017年02月28日エムシーエム(MCM)と英ファッションデザイナーのクリストファー・レイバーン(Christopher Raeburn)とのコラボレーションコレクションを、12月26日から17年1月10日まで伊勢丹新宿店メンズ館 2階 インターナショナルクリエイターズで先行販売する。同コレクションのキーワードとなったのは、「シーズンレス」、「サスティナブル」、「ユニセックス」、「マルチファンクショナル」、「モバイル」の5つ。MCMのアイコニックなビセトスと、レイバーンのシグネチャーである“リメイド”の美学が、トレンチコートやジャケット、パーカーなどのアイテムに落とし込まれた。その他、カスタマイズ可能なバッグ「3-in-1」や、MCMの代表的なバックパックがウエアと融合して登場する。また、すべての素材はブルーサイン(R)の規格をクリアしたものを採用。カラーは、バーバリアンフラッグからインスピレーションを得たダブグレイやクリスプブルー、レモンイエローなどが使用された。なお、同コレクションは伊勢丹新宿店メンズ館での世界先行発売後、17年2月16日より各直営店にて展開される。
2016年12月25日「第72回ヴェネチア国際映画祭」に正式出品された『手紙は憶えている』。この度、主演のクリストファー・プラマーが自らピアノの演奏をする本編映像が到着した。最愛の妻ルースが死んだ。だが、90歳のゼヴはそれすら覚えていられない程もの忘れがひどくなった。ある日彼は友人のマックスから1通の手紙を託される。「覚えているか?ルース亡き後、誓ったことを。君が忘れても大丈夫なように、全てを手紙に書いた。その約束を果たしてほしい――」2人はアウシュヴィッツ収容所の生存者で、大切な家族をナチスの兵士に殺されていた。そしてその兵士は身分を偽り、いまも生きているという。犯人の名は“ルディ・コランダー”。容疑者は4名まで絞り込まれていた。体が不自由なマックスに代わり、ゼヴはたった1人での復讐を決意し、託された手紙とかすかな記憶だけを頼りに旅立つ。だが、彼を待ち受けていたのは人生を覆すほどの衝撃の真実だった…。監督を務めるのは『スウィート ヒアアフター』や『白い沈黙』のほか、数々の映画賞に輝いてきた名匠アトム・エゴヤン。90歳の主人公ゼヴ役には、『人生はビギナーズ』で史上最高齢でのアカデミー賞助演男優賞に輝いたクリストファー。さらに、同じくオスカー俳優のマーティン・ランドーやブルーノ・ガンツ、ヘンリー・ツェニーら名優たちが集結している。このほど到着したのは、クリストファーが歌を口ずさみながらピアノを演奏するシーン。70年前に愛する家族を殺したナチスの兵士“ルディ・コランダー”に復讐するため、手紙の指示に従いある病院を訪れたゼヴ。そこで物思いに耽り座っていると、どこからかピアノの音色が。音を頼りに歩き、礼拝室へと辿りつくと、そこにいた女性の勧めで久しぶりにピアノを演奏してみることに。静かな部屋に美しい歌声とピアノの音色が響き渡る映像となっている。実は、もともとピアニストを目指していたクリストファー。このシーンでは自らピアノの演奏に挑んでおり、誰もが知る名作『サウンド・オブ・ミュージック』から約50年、ギターを弾き語りしていたトラップ大佐だったクリストファーの音楽の才能は未だに衰えていない。本作では今回の映像以外でも、彼の素晴らしいピアノ腕前を聞ける場面も登場するということで、名優たちの演技はもちろん、クリストファーの美しい歌声とピアノ演奏も堪能して欲しい。『手紙は憶えている』は10月28日(金)TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年10月27日MCM(エムシーエム)は、英国デザイナーのクリストファー・レイバーンとコラボレーションし、2017年春夏コレクションをロンドンメンズコレクションにて発表する。日本時間で2016年6月11日(土)20:00(現地時間6月11日12:00)より、ファッションプレスもライブストリーミング配信を行う。ブランド初のランウェイショーとなる今シーズンは、プロジェクションマッピングなどを駆使して趣向を凝らしたショーを展開。アイコニックな「ビセトス柄」と、レイバーンのシグネチャーである“リメイド”の美学をユニークに融合させ、ユニセックスのアイテムを披露する予定だ。【詳細】MCM×クリストファー・レイバーン 2017年春夏コレクション開催日時:2016年6月11日(土)20:00(現地時間6月11日12:00)【問い合わせ先】MCM GINZA HAUS 2TEL:03-5159-6555
2016年06月13日主演のトム・クルーズがクリストファー・マッカリー監督と共に来日したことも記憶に新しい『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』。全世界で新記録を更新中の本作だが、初週のレディースデーである8月12日(水)に、早くも観客動員数100万人を突破したことが明らかとなった。“不可能を可能にする”伝説のスパイ、イーサン・ハントが今回立ち向かうのは、無国籍スパイ「シンジケート」。自身が率いるIMFが、敵の暗躍により解体の窮地に追い込まれる中、イーサンがとった究極の「作戦」とは…?シリーズ前作『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』(2011年12月公開、最終興収54億円)を2日間上回るハイスピードで、累計興収も早くも13億円を突破した本作。お盆効果もあり、初週のレディースデーとしては前作比179%の観客動員で、約半分は女性客の来場だという。今夏は、洋画・邦画共に大作揃いだが、本作は各レビューサイトでも高評価を得ており、「シリーズ最高傑作」との呼び声が高い。トムによる命がけのノースタントも話題を呼んだ本作だが、劇場には<不可能を可能にする男>“イーサン・ハント”を演じたトムのファンだけでなく、SNSで実は本作のキーパーソンとなるベンジー・ダン役のサイモン・ペッグや、CIA長官のプレッシャーのはざまで中間管理職的な立ち回りを演じるウィリアム・ブラント役のジェレミー・レナーの女性ファンも多く劇場に詰めかけているそう。本日13日から本格的なお盆休み突入とあって、映画館へ足を運ぶ人も多いはず。本作の記録更新にも期待がかかる。『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション 2015年8月7日(金)より全国にて公開(C) 2015 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2015年08月13日最新主演作『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』を携えて21回目の公式来日中のトム・クルーズが8月2日(日)、クリストファー・マッカリー監督と共に記者会見に出席。本シリーズへの思いやスタントなしの過酷な飛行機アクションについて熱く語った。シリーズ5作目となる本作ではトム演じるイーサン・ハントが所属する諜報機関「IMF」が解体の危機に…。イーサンは仲間と共に謎のシンジケートの実態を調べると共にその壊滅のために孤軍奮闘する。全米では7月31日(金)に公開を迎え、シリーズ最高のスタートを記録した本作だが、トムは「2週間ほど前にようやく完成したばかりなんだ。満足しているよ」とホッとした表情を見せる。まさに離陸しようとする飛行機に外から飛び乗るというド派手なアクションをスタントなしで披露しているが「観客を楽しませることがまず第一に頭にある」と明かし、その撮影の過程について10分ほど熱弁!そもそも、言い出しっぺである監督は「ジョークのつもりで言った」とのことだが、トムは大マジメに実現を検討し「テストパイロットやエンジニアと綿密な打ち合わせを重ね、アクションだけでなくカメラやレンズ、撮影の角度についても話し合った。ゴーグルをしないので、ゴミや風圧から眼球を守るためのコンタクトレンズを開発した」と明かすなど、準備には数か月を要し、ワイヤーで機体に体を括り付けて撮影に臨んだ。「僕自身、パイロットでもあるから、問題点はいろいろあるのを知ってたけど、言わない方がいいだろうと思ったんだ。例えば、鳥がぶつかって来たら危ないとかね。ロンドンで撮影だったけど、高度が千フィート上がるごとに気温は3度下がるんで極寒だったよ。でも僕は絶対に衣裳はスーツがいいと言ったんだ。ヒチコックの『北北西に進路を取れ』へのオマージュなんだ。どんどん加速していく時、『これはマズかったかもしれない…』と思ったよ(苦笑)」と語るが、結果的に離陸と着陸を計8回、繰り返したという。「みなさんにはおススメしないね」と語り、会場は笑いに包まれた。シリーズと重ねるごとに「次は何をやるのか?」と期待のハードルが高くなるが「実はもう次の構想を練り始めてるんだ」とさらなる続編にも乗り気で「まだまだやりたいことはあるからね」と笑みを浮かべる。日本のファンにとっては、ぜひ日本国内で撮影を行ってほしいが「交通を全て遮断することになるけど大丈夫かな?道路を自由に使えるなら、ぜひやりたいね」と語った。「新しい作品を作るたびに、毎回、生徒のような気持ちでいろんなことを学んでるんだ」とトム。1996年の第1作『ミッション・インポッシブル』から20年近くを経たが「僕にとっては初めて自分でプロデュースしたシリーズ。大作であり、いろんなチャレンジをしてきた。サスペンスにアクション、コメディを詰め込んで、観客を楽しませるというのが何よりも根底にあるんだ」と語る。53歳になっても気力も体力も衰えることはない。今回のプロモーションツアーも世界中を飛び回り、忙しい日が続くが、顔色もよく元気そのもの。「4歳の時『映画を作ってみたい。世界中を旅したい』という夢を持ったんだけど、それを実現できたことへの感謝の気持ちを忘れたことはないよ。ファンのみなさんへの感謝があり、エネルギーが生まれるんだ。プレッシャーの塊のようなものだけど、プレッシャーを感じられるのも特権だと思ってるよ。極限ギリギリまで応えたいという気持ちを持ち続けているんだ」と満面の笑みを浮かべて語っていた。『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』は8月7日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション 2015年8月7日(金)より全国にて公開(C) 2015 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2015年08月02日俳優のトム・クルーズが、主演作『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』(8月7日公開)を引っさげ、クリストファー・マッカリー監督、ヒロインのレベッカ・ファーガソンとともに来日することが16日、明らかになった。また、地上1,500mでの飛行機スタントのメイキング映像も公開された。トム・クルーズの来日は、昨年6月の『オール・ユー・ニード・イズ・キル』以来、約1年1カ月ぶり21回目。クリストファー・マッカリー監督は、トムと初タッグを組んだ『アウトロー』のプロモーション(2013年1月)以来2度目の来日、謎の美女イルサ役のレベッカ・ファーガソンは、今回が初来日となる。トムは『ミッション:インポッシブル』シリーズの主演だけでなく製作も担当。これまでも自ら"インポッシブル(不可能)なミッション"を課し、スタントマンやCGを一切使わないスタントシーンに挑戦してきた。最新作では、地上約1,524m、時速400kmの敵の軍用飛行機の扉にぶら下がり、侵入を試みるアクションシーンに注目が集まっているが、トムは以前より「飛行機に乗る際、窓から見える翼の上に立ったらどんな感じなんだろう?」と思っていたそう。そして、撮影用に購入された軍用機を見てスタッフの「飛行機の翼にのったらどう?」という冗談半分の提案から、このシーンが実現したという。同シーンにおいてトムは、命綱で体を支えただけで下半身は宙ぶらりの状態のまま、飛行機が滑走路から離陸し、着陸する一連の流れを8回撮影。今回公開されたメイキング映像では、飛行機にぶら下がりながらも目を開けたまま演技をしないといけないため、瞳孔や網膜を守る特殊なコンタクトレンズを装着したり、離陸する際の緊張感あふれる様子が映されている。撮影スタッフは「一歩間違えば死んでいたと」と緊迫した現場の様子を明かし、トムも「(扉にぶら下がっている最中)風が全身を打ちつけた。本当に怖かったよ」と振り返っている。(c) 2015 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2015年07月17日ジョニー・デップが、先日亡くなったイギリスの名優、クリストファー・リーへの追悼コメントを発表した。7日(現地時間)に93歳で亡くなった名優とジョニーは1999年、ティム・バートン監督の『スリーピー・ホロウ』で初めて共演。その後も『ティム・バートンのコープス・ブライド』『チャーリーとチョコレート工場』(共に2005年)、『アリス・イン・ワンダーランド』(’10)そして『ダークシャドウ』(’12)とバートン監督作で共演している。ジョニーは「サー・クリストファー・リーは素晴らしい人でした。とても優しく寛大で、温かく、魅力的な人でした。完ぺきな紳士です。彼は芸術と人生、双方のインスピレーションでした。僕たちは一緒に時間を過ごし、僕は彼の輝かしさの近くに迎え入れられる名誉と幸運を得ました。彼の友情を、これからもずっと僕の心の中で大切にしていきます」と綴る。「彼は、彼と同種の人間の最後の人でした。稀な見本です。魔法にかけるようであり、威厳があり、その賢明さと同じくらい高貴で勇ましかった。素晴らしい精神と美しい心と意志の強さは、後に続く世代に受け継がれていくでしょう。永久に続く尊敬と愛、称賛と感謝を大切な友人に、彼の家族と彼が愛した女性、ギッテに捧げます」。(text:Yuki Tominaga)
2015年06月17日ドラキュラ役で知られる俳優クリストファー・リーが亡くなった。93歳だった。その他の情報英国俳優のリーは、270本以上の映画に出演し、最も多くの出演作をもつ俳優としてギネスブックに記載されている。初めてドラキュラとしてスクリーンに登場したのは、1958年の『吸血鬼ドラキュラ』。以後、8度この役を演じた。そのほかの出演作に『フランケンシュタインの逆襲』『シャーロック・ホームズの冒険』『007 黄金銃を持つ男』『三銃士』『1941』『スリーピー・ホロウ』『アリス・イン・ワンダーランド』『ダーク・シャドウ』などがある。『ロード・オブ・ザ・リング』『スター・ウォーズ』『ホビット』シリーズにも複数回出演した。1961年にデンマーク人のモデル、ギッテ・クロエンケと結婚。夫妻には娘がひとりいる。『007』シリーズの原作者イアン・フレミングは従兄弟にあたる。文:猿渡由紀
2015年06月12日『吸血鬼ドラキュラ』や『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのサルマン役で知られるイギリスの名優、クリストファー・リーが7日(現地時間)、ロンドンの病院で亡くなっていたことが明らかになった。享年93。リーは呼吸器系の問題と心臓疾患のため、チェルシー・アンド・ウェストミンスター病院に3週間前から入院していたが、先月27日(現地時間)には病室で93歳の誕生日を祝ったばかりだった。1940年代から俳優として活動してきたリーは、1958年に『吸血鬼ドラキュラ』でドラキュラ伯爵を演じて人気を博し、『ウィッカーマン』(73)、ジェームズ・ボンドの敵役・スカラマンガを演じた『007黄金銃を持つ男』(74)などに出演。80歳を過ぎても『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ、ドゥークー伯爵を演じた『スター・ウォーズ』シリーズ、『チャーリーとチョコレート工場』(05)や『アリス・イン・ワンダーランド』(10)などティム・バートン監督作などに出演。90代を迎えて以降も現役で活躍を続け、昨年はなんとヘヴィ・メタルのEP「Metal Knight」をリリース。先月半ばには、11月から撮影開始を予定している『The 11th』(原題)への出演決定が報じられていた。映画の遺作は『ホビット決戦のゆくえ』(14)になる。(text:Yuki Tominaga)
2015年06月12日ナーズ(NARS)がデザイナーのクリストファー・ケイン(Christopher Kane)とコラボしたコレクション「Christopher Kane for NARS Collection」を、5月15日に数量限定で発売する。スコットランド出身のクリストファー・ケインは、モダンな洞察力で女性らしいルックを創り上げる、ファッション界において最も注目されているデザイナーの1人。06SSシーズンにロンドンのファッションウィークで自身のショーを発表して以来、スコットランドのデザイナー・オブ・ザ・イヤーを2回受賞。その他、「BFC ブリティッシュ・コレクション・オブ・ザ・イヤー」や「BFC ヴォーグ デザイナー・ファッション・ファンド」など数多くの賞を受賞している。09年には「アトリエ ヴェルサーチ(Atelier Versace)」のディフュージョンライン「ヴェルサス(Versus)」のクリエイティブディレクターに就任した。今回のコレクションはナーズの大胆な美の哲学に、ケインの意外性とエッジィさを生み出す美学を反映したもの。ルックをリバイブさせるエネルギーとして、ネオンカラーを積極的に使用。そこに、力強さとスタイルを共存させながら、ヌードカラーとのバランスによってネオニュートラルなスタイルを生み出した。コレクションについて、ケインは「僕らのシグネチャーデザインである、過去のコレクションから集めた作品をベースにしているよ。これらの作品は当然、クリストファー ・ケインの3つのテーマカラー、僕らの規範である大胆なネオン、ブランドの色とも言えるヌードと、それからフューチャリスティックな輝きのイリデッセンスを取り入れている。これらの色はそれを最も純粋な感覚で表現したかったんだ」と語っている。アイシャドーはローズとゴールドのグリッターが輝く「NARS シングルアイシャドー 2095」(2,500円)と、ピンクライラックとバイオレットの2色を合わせた「NARS デュオアイシャドー 3903」(4,200円)の2アイテムを用意。一方、マットテクスチャーのブラッシュは、ソフトベージュの「NARS ブラッシュ 2056」(3,000円)とネオンピンクの「NARS ブラッシュ 4057」(3,000円)が展開される。更に、ケインの15SSコレクションショーでキーアイテムとして使用された、ヴァイオレットカラーの「イルミネイティング マルティプ」(4,800円)も登場。目もとやチーク、リップにシアーな光沢感を与えてハイライト効果を発揮する。その他、リップグロスはネオピンクの「N 5602」、桜貝色のピンクの「N 5603」、フューシャの「N 5604」、ネオンコーラルの「N 5605」の全4色(各3,000円)が登場する。
2015年04月02日15SSコレクションのランウエイから、今春夏メイクのヒントを紹介するシリーズ。5回目は「クリストファー・ケーン(Christopher Kane)」。デザイナーのケーンが学生時代の恩師に捧げた、過去と現在をつなぐコレクションは、セクシーでコンテンポラリーだが、同時に伝統を重んじる気品に溢れている。バレリーナのようなソフトなチュールや、深みのあるブラウンレッドのドレス、トランスペアレントなブラウスなど、その美しさに目を奪われる。メイクもコレクションに合わせて、フレッシュで光り輝くイメージ。透明感のあるシンプルな色使いで、その人が本来持つ個性を引き出してくれる。モイスチャークリームで保湿をした後、肌に輝きをもたらす美容液「NARSskin オプティマルブライトニングコンセントレート」を使用。メイクを長持ちさせる効果のある美容液は、なめらかでキメの整った艶肌へと導く。次に、UV効果のあるモイスチャライザーをオン。しみや毛穴など気になる部分はカバーしつつ、質感はナチュラルに。さらにルースパウダーを重ねて美しい光をプラス。仕上げにクリストファー・ケーンが「ナーズ(NARS)」とコラボレーションした「ザ マルティプル Violet Atom」を、ハイライトとして鼻筋などの顔の高い位置に軽くたたき込む。淡い紫のカラーが虹色の輝きを放つ。頬骨からこめかみにかけてもCラインを描くように指で広げ、同様にまぶたや口元にも乗せる。光を受けて輝く肌は、見る角度によって揺らめくように色を変える。女性としての自信が静かに満ち溢れるフレッシュなメイキャップは、エレガントなスタイルにフィットする。リードアーティストはナーズのルチア・ピエローニ(Lucia Pieroni)。主な使用アイテムは、「NARSskin ルミナスティックモイスチャークリーム」「ピュアラディアント ティンティッドモイスチャライザー」「ライトリフレクティングセッティングパウダー」「ザ マルティプル Violet Atom:Christopher Kane for NARS Collection)[2015年5月限定発売]」(すべてナーズ)など。
2015年03月21日ニューヨークを拠点に活躍するアーティスト、トム・クリストファー(Tom Christopher)の個展が、6月19日より大阪のホテルニューオータニ内「ギャルリーためなが」にて開催される。1993年にニューヨークで開催されて以来、パリ、東京、大阪など合わせて18回目となるギャルリーためながでの個展。今回は最新作を含む30点を展示。摩天楼やイエローキャブ、自転車メッセンジャー、行き交う人々など、写実性をベースにわずかなデフォルメを加えたニューヨークの姿を描き出す。クリストファーは1952年カリフォルニア州ハリウッド生まれ。81年よりニューヨークを描きはじめ、作品はニューヨーク市立美術館やCBS社、タイムワーナー社に収蔵される。95年にロックフェラーセンター壁画、98年にタイムズ・スクエアに巨大壁画を制作。2001年にはワールドトレードセンターを描いた作品が話題となった。米国のみならずスイスやドイツなどでも個展を開催している。【イベント情報】トム・クリストファー展―サムシング アバウト ニューヨーク シティ(Something about New York City)―会場:ギャルリー ためなが 大阪住所:大阪市中央区城見1-4-1ホテルニューオータニ大阪1階会期:6月19日から7月13日時間:11:00から20:00入場無料
2014年06月11日『ダークナイト ライジング』の日本公開を来月に控える鬼才クリストファー・ノーラン監督が、ウォリー・フィスターの監督デビュー作で製作総指揮を務めることとなった。フィスター監督は『メメント』(’00)、『バットマン』3部作、『プレステージ』(’06)などで撮影監督を務めたノーラン組の常連スタッフで、『インセプション』(’10)ではアカデミー賞撮影賞に輝いた人物。ノーランと妻でプロデューサーのエマ・トーマスは待望の監督デビュー作となる彼のスリラー作品(タイトル未定)に製作総指揮として参加する。ノーラン夫妻が2002年のスリラー作品『インソムニア』でタッグを組んだアルコン・エンターテイメント社が本作の資金調達を担当する。同社のプロデューサー、ブロデリック・ジョンソンとアンドリュー・A・コソーヴの2人は「ノーランとエマは映画作家、コラボレーター、ストーリーテラーとして大掛かりなことから細かいことに至るまで、非常に優れた才能があり、また2人と一緒に働けるのが嬉しいです」とコメントした。リージェンシー・ボイスが共同プロデュースを務め、ジャック・パグレンが脚本を担当する同作は、ストーリー内容と出演者は未定で、クランクインは今年の年末を予定している。■関連作品:ダークナイト ライジング 2012年7月28日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLC
2012年06月15日第84回アカデミー賞授賞式で、『人生はビギナーズ』のクリストファー・プラマーが助演男優賞を獲得した。マイク・ミルズの実体験を基に、晩年に突然ゲイであることをカミングアウトする父親と息子の愛と人生の再スタートを描いた本作。クリストファーは、自身に正直に自由を謳歌する父親をユーモアたっぷりに演じている。現在82歳、その俳優歴は半世紀以上にのぼる大御所中の大御所。『サウンド・オブ・ミュージック』(’64)のトラップ大佐役など数々の作品で名演を見せてきた彼だが、意外にもオスカーノミネートは2009年の『終着駅-トルストイ最後の旅-』が初めてで、今回の受賞は同賞において最高齢での初受賞となった。今回の助演男優賞部門は、同い年のマックス・フォン・シドー(『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』)や、ニック・ノルティ(『Warrior』)などベテラン勢が揃ったが、クリストファーがこれまでの映画賞レースと順当の強さを見せた。手にした金のオスカー像に向かって「あなたは私より2歳しか年上じゃないんだね。母の種にいたときからこのスピーチを予定してました」と冗談を飛ばすや、ほかの候補者に称賛を贈り「(共演の)ユアン・マクレガーとこの賞を共有したい」と語った。特集:第84回アカデミー賞 Harbaugh / ©A.M.P.A.S.■関連作品:第84回アカデミー賞 [アワード] 2012年2月26日(現地時間)、ハリウッド・コダックシアターにて授賞式が開催© AMPAS人生はビギナーズ 2012年2月4日より新宿バルト9、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2010 Beginners Movie, LLC. All Rights Reserved.■関連記事:【アカデミー賞】華麗なるレッドカーペットファッション!~クラシック編~【アカデミー賞】華麗なるレッドカーペットファッション!~セクシー編~【アカデミー賞】華麗なるレッドカーペットファッション!~ホワイト&メタリック編~【アカデミー賞】最高栄誉はハリウッド愛を贈るフランス映画『アーティスト』へ!【アカデミー賞】会場総立ち!メリル・ストリープが3度目のオスカー受賞!
2012年02月27日