絵本作家のさとうわきこさんが、3月28日に死去した。89歳だった。さとうさんが創設した長野県の「小さな絵本美術館」のインスタグラムで8日、発表された。同館は「【小さな絵本美術館よりお知らせ】みなさまへ」と題し、「絵本作家で、小さな絵本美術館の主宰でもあるさとうわきこが、2024年3月28日に逝去しました。謹んでお知らせいたします」と発表した。投稿では、わきこさんの近況について「今年は7月13日から、八ヶ岳館で『さとうわきこ展』を開催し、サイン会などでみなさまともお会いできるはずの一年でした」と説明。「まだそこかしこに、わきこさんの笑顔が見られるようで、お別れの気持ちの整理がつかない日々ですが、予定通りに美術館を開館し、わきこさんの作品を多くの方に見ていただくことが、いまわたしたちの喜びだと感じています」と報告し、「わきこさんが遺してくれた美術館、収集した多くの作品たちや、みなさまとの絆を大切に守っていきたいと思います」と伝えた。「4月12日には、構想を30年前からあたため、昨年に創作を進めていた新刊絵本『みちくさ』が偕成社より刊行されます。また、5月には人気シリーズ『せんたくかあちゃん』の3作目、『あめのちゆうやけせんたくかあちゃん』が福音館書店よりハードカバー化されて、書店に並びます」とし「作品のなかでいっしょに笑えることが、わきこさんからの、なによりの贈りもの。そして、小さな絵本美術館も、さとうわきこの作品を次の世代につなげていくために、大切に保管し、たくさんの方に見ていただけるように、つとめてまいります」とつづった。最後に「わきこさんの作品に会いに、ぜひ美術館にあそびにいらしてください。そして、『ワハハ!』と、いっしょに笑い、わきこさんに思いをはせていただけたらうれしいです」としめくくった。さとうさんは1937年1月28日生まれ、東京都出身。主な作品に『せんたくかあちゃん』(1982年)、『おつかい』(93年)、「ばばばあちゃん」シリーズ、『ねえ、おきて!』(75年)などがある。長野・岡谷市の小さな絵本美術館主宰。
2024年04月08日物語の主人公が飛び出てきたり、絵本自体がオブジェになったり、メロディーが流れたり……ページをめくるごとにワクワクする仕掛け絵本を、モデルで絵本ソムリエのアンヌさんがピックアップ。いずれも大人も楽しめる内容なので親子でぜひ読んでみてください。ご自宅用にはもちろん、おしゃれな表紙はプレゼントにもおすすめ♡しかけがテーマの絵本 01大迫力の不思議な世界を満喫して!『不思議の国のアリス』『不思議の国のアリス』作・絵:ロバート・サブダ原作:ルイス・キャロル訳:わく はじめ(大日本絵画)対象年齢:3歳くらいから「『紙の魔術師』と呼ばれる大人気ポップアップブック作家の代表作です。表紙を一度開けば、もうそこはアリスの世界。迫力の立体感と細かな手法で、ルイス・キャロルの名作に引き込まれます。各ページの脇には、もうひとつの小さなお話のページがついていたりと、仕掛けがあらゆるところに散りばめられていて唸るほど。読み応えもあり、子どもから大人まで喜ばれるそう。贈り物にもぴったりです」しかけがテーマの絵本 02美しい春の自然を感じて『スプリング』『スプリング』作:デビッド・A・カーター訳:キタムラ マサオ(大日本絵画)対象年齢:3歳くらいから「可愛いハチドリの表紙をめくると、春が飛び出します。ハス、サクラ、ハナミズキ……。ページをめくるごとに見事に花が咲き誇り、息を呑むほど。周りではハチやトリ、カエルなどで賑わって楽しげです。はっきりした色合いなので小さいお子さんも楽しめます。描かれている生き物や植物も、正式名がひらがなで書かれていて、ちょっとした図鑑のような形式も魅力の一冊です」しかけがテーマの絵本 03マジックレンズを通すと何が見える?『イルミネイチャー 3色のマジックレンズで、180の動物をさがせ!』『イルミネイチャー 3色のマジックレンズで、180の動物をさがせ!』絵:カルノフスキー文:レイチェル・ウィリアムズ訳:小林 美幸(河出書房新社)対象年齢:9歳くらいから「付属の三色レンズで、抽象画のように見える絵を見てみると……。緑では植物が、赤では昼に活動する動物が、青では夜行性の生き物たちが、それぞれダイナミックに浮かび上がってきます。潜んでいるのは全部で180種。場所は、コンゴ盆地、アンデス山脈、セレンゲティ平原、南氷洋など、それぞれ特色の異なる10の地域です。ページをめくると詳しい解説も。絵も緻密で美しく、見応え読み応え満点のマジック絵本です」しかけがテーマの絵本 04オブジェとしても魅力的『マジック サーカス ツアー』『マジック サーカス ツアー』作・絵:ジェラール・ロ・モナコ文:ソフィー・ストラディ訳:おがわ やすこ(大日本絵画)対象年齢:3歳くらいから「青いリボンを解いて開いてみましょう。ゾウが一頭、サーカス小屋のステージに。お次はピエロがふたり、バランスとって登場です。アクロバットを披露してくれる4人組や、猛獣使いと動物たちも。じゃばら状につながる舞台は360度まで開くという驚きのアイディア。表紙と裏表紙をリボンで閉じれば、サーカス団のメリーゴーランドになるんです! 黒バックが引き立てる色彩も華やかで、 オブジェとして飾っても。さまざまな角度から覗いたり、ワクワクが止まらない魅力的な作品です」しかけがテーマの絵本 05おしゃれなカードを開いてみると?『リトル・アイ7 どうぶつ THE ANIMALS』『リトル・アイ7 どうぶつ THE ANIMALS』作:駒形克己(偕成社)対象年齢:2歳くらいから「8枚の折りたたみカードが入ったケース。草むら、鳥の世界、海の中、森、といったようにシーンごとに別れています。アリが一匹で餌を運んでいるのかな? サメが海鳥を捕まえようとしている? 何もないところに木が2本? でも、カードをゆっくり広げていくと……。たくさんの生き物が世界をつくっている! 小さいお子さんと語り合いながら、想定外の展開を楽しんでみて。はっきりした色合いも可愛い作品です」しかけがテーマの絵本 06絵本の栞がいろいろなものに変化『リボン』『リボン』作:アドリアン・パルランジュ訳:きたむら まさお(大日本絵画)対象年齢:3歳くらいから「黄色と青のコントラストが目を引く新体操アスリートの表紙。白いバトンの先には、絵本についている栞が競技用リボンに。ページをめくる度に、リボンはお皿の上のスパゲッティーになったり、ほどけた靴紐になったり、また、ネズミの尻尾やヘビの舌になることも。描かれているものに対して、自分でリボンの形を動かして、絵を完成させる参加型仕掛け絵本。シンプルなのに驚きがいっぱいで大人も感激しますよ」しかけがテーマの絵本 07美しい鳥の姿を描く『なにをしているの?』『なにをしているの?』絵・文:オリビア・コスノー紙工作:ベルナール・デュイジット(大日本絵画)対象年齢:3歳くらいから「鳥さんたちは何をしているのでしょう? ページを開き、つまみを矢印の方に引っ張ると、フクロウさんの目がきょろきょろ。目を覚ますところです。お次はメンドリ。雛がかえるところでした。そしてフラミンゴ、ペンギン、クジャクと続き……。8種類の鳥たちの特徴が花開きます。素晴らしい配色のデザインとセンスが光る仕掛けに心躍りますよ」しかけがテーマの絵本 08懐かしいメロディーを聴いて『チャイコフスキーのくるみ割り人形』『チャイコフスキーのくるみ割り人形』文:ケイティ・フリント絵:ジェシカ・コートニー・ティックル訳:中井川 玲子(大日本絵画)対象年齢:3歳くらいから「クリスマスの夜、主人公の女の子は叔父からくるみ割り人形をプレゼントされます。夜中に目を覚ますと、その人形に導かれ、幻想的な冒険に繰り出すという物語。クラッシックバレエの古典のなかでもとりわけ有名な名作です。ここでは明るく楽しげなメロディが10の場面で紹介され、10秒ほど流れるという仕掛けが。聴くには各ページの『ここを押す』を指で抑えるだけ。華やかな絵がまるで躍り出すような、クオリティの高い作品をぜひ」PROFILEアンヌさんモデル・絵本ソムリエ・JPIC読書アドバイザー。1971年東京生まれ。14歳で渡仏、パリ第8大学映画科卒。 映画、エッセイ、旅、ワインなどのコラム等の執筆を手がける。出産を期に子供の発育と絵本の読み聞かせに関心を持ち、地域での読み聞かせボランティアとしても活動してきた。息子が6歳になるまでに読んで聞かせた本は793冊1202話。現在所持する絵本は約1000冊。
2024年03月28日娘が生後6カ月ごろのこと。お昼寝も夜も、娘の寝かしつけには絵本を読んであげることが多々ありました。あお向けになった娘の脇に私は添い寝の形になり、絵本を読んで聞かせます。その読み聞かせで経験した、あわや大怪我に繋がるヒヤリなエピソードを紹介します。 読み聞かせで心地よく入眠娘は生後3カ月ごろまでは抱っこで眠ることが好きでしたが、徐々に抱っこだと不快になってきたようで、横になって添い寝をすることで安心して眠りにつくようになりました。 生後6カ月ごろになると、絵本を読み聞かせると興味を持って喜んで見てくれて、読んでいるうちに次第にウトウトするように。最終的には指しゃぶりをして気持ちよく眠るのでした。 私がウトウトしてしまい…ある日のお昼寝のとき読み聞かせをしてあげていたところ、私のほうが先に眠気がきてしまいました。ウトウトしては眠気を振り払って読んでいましたが、ついに気が遠のいてしまいました。その拍子に、持っていた絵本を落としてしまったのです。 あお向けで添い寝の状態だったので、絵本が落ちたのは私と娘の顔の上! 顔に絵本が当たった衝撃でハッと目覚めた私は、娘の目のあたりに絵本の角が当たってしまったことに気づき、大慌て! 急いで目の中が傷ついていないか確認しました。 急いで眼科へ目の中を見てみましたが、傷ついているかどうかよくわかりませんでした。娘は絵本が当たったときは少し泣いたもののすぐに泣き止み、痛がる様子もありませんでしたが、後々になって炎症を起こさないか、私は最悪のことも考えて心配になってきたのです。そこで近くの眼科に行ってみることにしました。 眼科は娘にとって初めての経験。痛い思いをさせてしまわないかと親の私のほうが不安でドキドキでしたが、診察室に入って事情を説明すると医師が「そういうこともあるよね」と笑い飛ばしてくれたので、安心して診察を受けられました。結果は特に目の中が傷ついているということもなく、薬ももらわず帰ってくることができました。 読み聞かせのとき、私は少々疲れていたのかもしれません。しかし、ついウトウト……では済まされない大事故に繋がるような出来事。私は、気を付けなければと肝に銘じたのです。眼科は私自身もあまりかかったことがなかったのでドキドキしましたが、心配なときにすぐに診てもらうことで安心できてよかったなと感じました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 著者:斎藤ますみ1児の母。保育士として働く傍ら、自身の出産・子育て経験をもとに、妊娠・出産・育児に関する記事を中心に執筆している。 イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ
2024年03月20日私が高校生の時に作った絵本がよすぎる。そうコメントを付けてX(Twitter)に投稿した、マウス・オブ・ザ・デッド(@totomo_diamond)さん。高校生の時に、美術の課題で自作した『ガイコツは幸せ』と題した絵本が話題になっています。美術の先生をはじめ、多くの人を感動させた作品をご覧ください!書籍化できるクオリティ…!海外の絵本のような色使いやデザインがされていて、マウス・オブ・ザ・デッドさんの才能が感じられますね。主人公がガイコツなので、ユーモラスな作品かと思いきや読み進めてみると、しっかりと考えさせられるストーリーになっています。車にひかれても元通りになれて、ハロウィンやメキシコでは人気者、好きなだけ食べても太らない、幸せそうなガイコツくん。しかし、その見た目により、人から不気味がられて、苦悩や葛藤を抱えるシーンもありました。奥が深く、面白いストーリー展開に、つい高校生が描いた絵本だということを忘れてしまいそうですね!投稿は拡散され、17万『いいね』と大反響。ネットでは、このようなコメントが寄せられています。・絵がうまくて、素敵なストーリーテリング。天才ですね!・出版してほしい。子供に読ませてあげたい。・「ありのままでいいんだよ」というメッセージ性を感じる。・これは名作。なんか温かみがあって好き。人との違いがその人の個性であって、持ち味なのだということを改めて考えさせられる絵本ですね。マウス・オブ・ザ・デッドさんの絵本を見て、勇気をもらった人は多かったのではないでしょうか![文・構成/grape編集部]
2024年03月04日育児をするうえで子どもとコミュニケーションがとれるアイテムの1つである絵本。これは、そんな絵本の読み聞かせをするママと子どもの様子を描いたお話です。子どもに絵本を読み聞かす際に、あえてやっていたことが思わぬ結果に……!?絵本見てるかな? 読み聞かせの最中に、子どもがどんな表情をしているのか確認したくて鏡を設置していたママ。 子どもが絵本に夢中になっているかママが鏡を確認すると、絵本ではなく鏡を見つめていました。 鏡越しに目が合いお互いにニコっと微笑み、絵本の読み聞かせを再開します。 ほかの絵本を読み聞かせているときも……。クライマックスに差し掛かり、子どもが笑っているか再び鏡で確認すると、やはり絵本ではなく鏡を見ており、子どもは絵本そっちのけでママと目が合うのを楽しんでいる様子でした。 子どもが絵本の読み聞かせを楽しんでくれているのか、どんな顔で聞いているか気になってしまいますよね。鏡を見ながら読み聞かせをするママの気持ち、よくわかります。鏡越しに話しかけたり、ママが子どもの顔を直接のぞき込んだり、向かい合わせになって読むなどさまざまな方法で読み聞かせを楽しみたいですね。著者:マンガ家・イラストレーター さぽん
2024年02月17日絵本の普及活動を行う一般財団法人 絵本未来創造機構は、サイボウズ株式会社 チームワーク総研と共同にて特別な絵本研修プログラムを、2023年11月28日・12月5日に実施いたしました。このプログラムは、絵本の持つメッセージ性や哲学的な価値と、テーマ講義、ワークショップの学びを組み合わせた、企業組織向けの新しいコンテンツです。今回のプログラムでは、「絵本が育てる~個性が輝くチームづくり、100人100通りの生き方・働き方~」というテーマで、2回にわたり開催し、70名以上の方にご参加いただきました。従来のインプット中心の研修プログラムでは、知識としての学びを増えるものの、「知っているが、現場で実践できていない」ということが課題となっておりました。そこで今回、当研修プログラムでは、絵本やカードゲーム、オフィスツアーなどを通した体感を重視し、一人ひとりが学びのテーマについて深く感じ、考え、実践する力を育むことを目的としました。参加者からは絵本を使った研修での学びの効果について、「絵本で引き出され、視野・アイディア・可能性が広がっていくことを体感できました。」「久しぶりに絵本の読み聞かせてもらって、子どものころに戻ったようなホッとした感覚になった。」「自分の知らない世界を体感し、絵本の可能性、素晴らしさを再確認しました。」など沢山の声をいただきました。また、プログラムのエンディングでは、絵本未来創造機構の新事業「えほんみらい総研」の設立の発表もあり、今後の企業研修サービスの展開などについても共有されました。集合写真1集合写真2【研修概要】当研修プログラムは、絵本やカードゲーム、オフィスツアーなど、見て学ぶ・聴いて学ぶといった体感の要素と、講義やワークショップなどの思考の要素を組み合わせた内容にて実施。学びの内容にマッチした3冊の絵本をセレクトし、絵本のメッセージから個性や強みを活かすことの大切さや、チームワークの重要性などについて、参加者一人ひとりに感じ取っていただきました。・オープニング・絵本読み聞かせ『がるるにんじゃになる』【体感】・わがままカードワークショップ【体感&思考】・絵本読み聞かせ『こまったこまった。チームワークがなくなった。』【体感】・講義「これからの時代のチームと100人100通りの生き方・働き方」【思考】・サイボウズ株式会社 オフィスツアー【体感】・ワークショップ「絵本で世界を変えよう!ワークショップ」【体感&思考】・絵本読み聞かせ『そこでええはなさかせてや』【体感】・エンディング・発表会 兼 食事会研修風景1研修風景2研修風景3【当研修内で使用した絵本のご紹介】今回の研修では、学びのテーマに合わせた以下3冊の絵本を活用しました。『がるるにんじゃになる』■出版社:リーブル出版■作・絵:ふじかわ たかこがるるにんじゃになる『こまったこまった。チームワークがなくなった。』■出版社:日労研■作 :サイボウズ チームワーク総研■監修 :和泉 純子、和田 武訓■絵 :sizutarou■訳 :Steullet Alexanderこまったこまった。チームワークがなくなった。『そこでええはなさかせてや』■出版社:リーブル出版■作・絵:はっとり ひろきそこでええはなさかせてや【えほんみらい総研の立ち上げについて】当研修プログラムを契機として、一般財団法人 絵本未来創造機構は、絵本を活用した企業研修サービスを提供する新事業「えほんみらい総研」を設立いたします。財団理念である「すべての人が輝くために、絵本を通して豊かな未来を創造する」ために、これまでの絵本講座の開催や講師養成などに加え、本事業をスタートし、絵本の価値を子どもたちだけでなく、大人の方々へも届けていきます。まずは、2024年の2月より絵本研修講師養成講座を実施し、70名を超える絵本研修講師とともに全国の企業、自治体、学校法人、保育施設へ絵本を活用した研修サービスを提供していきます。また、現在、企業研修で活用できる、物語を活用したオリジナル価値観カードゲーム「ココロ・ダイアログ」を開発しており、2024年3月より順次展開していく予定です。【主催メッセージ】■一般財団法人 絵本未来創造機構 代表理事 仲宗根 敦子シングルマザーとして二人の息子を育てながらフルタイムで働く私にとって、絵本は最高の子育てのパートナーでした。子どもの心が育つのはもちろんのこと、語彙力や表現力を育み、親子のコミュニケーションを深めてくれました。絵本には、子どもの輝く未来を願う作者の愛が詰まっています。そして、大人の中に眠っている感性を引き出し、お互いの個性や違いを理解し、新たなアイディアや解決策を生み出す源泉となります。職場での協力関係やイノベーションの土壌を育む絵本の力を企業研修にも広げていきたいと思います。仲宗根 敦子【講師メッセージ】■サイボウズ株式会社 チームワーク総研 コンサルタント 新島 泰久也従来の研修では、講師が一方的に答えに導くようなことが多いですが、今回のプログラムでは、絵本を使うことで、一人ひとりが自分なりの答えを見出していたように感じます。変化の激しいこれからの時代には、答えのある研修プログラムではなく、今回のプログラムのように、各々が感じ、考えることで腹落ちできる学びが必要であると思いました。私自身も今後、絵本研修の価値をより多くのビジネスパーソンに広げていきたいです。新島 泰久也【一般財団法人 絵本未来創造機構について】一般財団法人 絵本未来創造機構は、絵本の読み聞かせがいかに大事かを考えてきました。理事長である仲宗根 敦子が絵本の素晴らしさに気付いたことをきっかけに設立。日本だけではなく世界中で絵本講座を実施するなど、積極的に読み聞かせや講演活動を行っています。■団体概要団体名 : 一般財団法人 絵本未来創造機構代表者 : 代表理事 仲宗根 敦子事業内容 : ・絵本講座のコンテンツ開発・絵本講座の開催・EQ絵本講師(R)育成・絵本子育ての講演・絵本文化の啓蒙活動・海外での絵本講座の開催EQ絵本講師 : 約850名 ※2023年5月末時点設立 : 2020年8月28日ホームページ: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月07日ミッフィーの生みの親、絵本作家でグラフィックデザイナーのディック・ブルーナの展覧会「ブルーナ絵本展」が、2024年3月13日(水)から3月25日(月)までの期間、大丸ミュージアム<京都>にて開催される。ミッフィーの生みの親、ディック・ブルーナの絵本展ディック・ブルーナは、ミッフィーが主人公の絵本『nijntje(ちいさなうさこちゃん)』で知られるオランダの絵本作家・グラフィックデザイナーだ。1953年、絵本『de appel(りんごぼうや)』を初出版して以降、生涯で120冊を超える作品を世に送りだしてきた。「ブルーナ絵本展」は、そんなブルーナの絵本誕生70周年を記念した展覧会。ミッフィーはもちろん、ブルーナが描いた愛らしい作品の数々や、心あたたまるデザインにフォーカスした内容が見どころとなっている。たとえば会場には、冒険心いっぱいのくまの男の子「ボリス(ぼりす)」シリーズをはじめ、ブルーナの子どもたちの先生が着想源となったぶたの「ポピー(うたこさん)」、勇敢ないぬの「スナッフィー(くんくん)」など、様々な作品にも焦点を当てる。そのほか『しらゆきひめ』などのおとぎばなしシリーズにも着目し、ブルーナの絵本創作に共通するデザインワークやユーモアを紐解いていく。展覧会概要「ブルーナ絵本展」会期:2024年3月13日(水)~3月25日(月)会場:大丸京都店6階 大丸ミュージアム<京都>住所:京都府京都市下京区 四条通高倉西入立売西町79番地入場時間:10:00~18:30 (19:00 閉場)※最終日は16:30分まで (17:00 閉場)入場料:一般1,200(1,000)円、大高生800(600)円、小中学生600(500)円※未就学児無料※( )内は前売および大丸・松坂屋のクレジットカード、大丸松坂屋アプリ会員のサファイアランク、大丸松坂屋友の会カード、ブライダルサークル会員証所持者の優待料金※小学生以下の子供は保護者同伴必須 (保護者も入場券の購入が必要)※再入場不可※混雑状況によって整理券での対応になる場合あり※各種入場券や優待券所持者も時間帯によって入場できない場合あり※場内で写真撮影禁止※展示品の抵触禁止※前売券はローソンチケットのみで販売、当日券は3月13日(水)会場およびローソンチケットにて販売【問い合わせ先】大丸京都店TEL:075-211-8111 (代表)写真の無断転載を禁じますIllustrations Dick Bruna © copyright Mercis bv,1953-2024www.miffy.com
2024年02月05日3月14日(木)発売予定の「子どもりょうり絵本 ジブリの食卓 魔女の宅急便」が、ネット書店予約スタートとなった。スタジオジブリの作品から生まれた料理レシピ絵本「子どもりょうり絵本」。『アーヤと魔女』、『となりのトトロ』、『天空の城ラピュタ』に続く、シリーズ4作目となった今回は、青い屋根のおうちのおばあさんが焼く「ニシンとかぼちゃの包み焼き」、おソノさんがキキのために作った「ミルクがゆ」など、作品に登場した食べ物とその調理プロセスを紹介。さらに、「魔女のリボンスナック」「黒ねこのロリポップケーキ」「トンボのしましまゼリー」など、作品世界からイメージしたオリジナルレシピも登場している。本の特長は、スーパーで買える、身近な材料で作れること。小学生が、大人と一緒に作る設定となっており、調理プロセスは写真でこまかく解説。難易度を示すレベルマークも付いている。「子どもりょうり絵本 ジブリの食卓 魔女の宅急便」は3月14日(木)発売。(シネマカフェ編集部)■関連作品:魔女の宅急便 2014年3月1日より全国にて公開© 2014「魔女の宅急便」フィルムパートナーズ
2024年01月27日絵本・日本プロジェクト(会長:高橋小織・株式会社隆文堂 代表取締役会長)は、2021年の春より「絵本専門士が選ぶ『逢えない誰かに贈る絵本』フェア」を企画。毎春、全国の書店にフェア開催の提案をしてまいりました。コロナ禍で自粛生活が続いた2021年~2022年の春に展開した「逢えない誰かに贈る絵本」に代わり、2023年度からは「逢いたい誰かに贈る絵本」と改称し、第4回となった2024年度も同タイトルで、さらにパワーアップした企画をお届けしています。当企画では、91名の絵本専門士と、人気絵本作家のザ・キャビンカンパニーさんと柴田ケイコさんにも絵本を選定していただいています。■「絵本専門士が選ぶ『逢いたい誰かに贈る絵本』フェア」企画の背景絵本・日本プロジェクトは、2010年国民読書年に「絵本を贈り、贈られる生活文化を創造するため」に結成されました。以降、出版業界の各社で働く女性社員をプロジェクトメンバーとして、地域の書店とタイアップし、地域の子どもたちが本とふれあえるイベントを毎年開催してきました。イベントは、2020年からはコロナ禍のため中止を余儀なくされていますが、このような時だからこそ、常に“つながり”を大切にして活動してきたプロジェクトの原点に立ち返り、絵本の知識を豊富に有する全国の「絵本専門士」(*)の協力を得て、書店店頭で展開する絵本フェアを企画・提案しています。(*)「絵本専門士」は国立青少年教育振興機構が実施する養成講座を修了し、絵本専門士委員会にて認定された絵本のエキスパートです。2014年のスタートから現在まで、全国で約570名が活躍しています。■「絵本専門士が選ぶ『逢いたい誰かに贈る絵本』フェア」について第4弾となる今回のフェアには、人気絵本作家のザ・キャビンカンパニーさん、柴田ケイコさんが選書メンバーに加わり、作家のおふたりと91名の絵本専門士の皆さんがそれぞれに贈りたい大切な人をイメージして、30冊を選びました。フェア期間中は、選書者の心のこもったコメント入りPOPが店頭に掲示されます。フェアは2023年11月からすでにスタートしており、春の参考書等の商戦が始まるまで各書店の都合にあわせて自由にお取り組みいただけます。実施時期が比較的自由で、店舗にある作品とあわせて展開でき、対象が子どもたちだけではなく幅広いため、絵本を多くの方に紹介できると好評です。■概要企画名 : 「第4回 絵本専門士が選ぶ『逢いたい誰かに贈る絵本』」展開期間: 2023年11月~2024年春(バレンタイン、卒業・入学ほか、別れと出会いの季節)規模 : 選定絵本総数 30冊全国で活躍する絵本専門士91名が選んだ26冊絵本作家2組が選んだ4冊(ザ・キャビンカンパニーさん、柴田ケイコさん 各2冊)企画対象: 子どもから大人まで詳細 : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月19日「本場はやっぱすごい! ドイツクリスマスマーケット女子旅に行ってきた」、「絵本の世界……! ドレスデンのクリスマスマーケットに大感動」、「『世界一美しい牛乳屋さん』が本当に美しい……エルベ川の真珠・ドレスデンを散策」と3記事に渡ってお届けしてきたドイツクリスマスマーケット女子旅。観光最終日は、ドレスデンとベルリンで観光しながらお土産探しです。ドレスデン最後の観光は、街を一望できる絶景の塔。帰りの飛行機では、なんと機内から「オーロラ」が見えてしまいました……!■絶景を求めて、256段をのぼる! 「ドレスデン聖十字架教会」宿泊したNH コレクション ドレスデン アルトマルクトの目の前にある「ドレスデン聖十字架教会」。美しい鐘の音を響かせていたので気になっていたのですが、展望台があることを知り、中へと入ってみました。塔の入場料は大人€5。NH コレクション ドレスデン アルトマルクト宿泊者は€2でのぼることができます。展望台までは256段。途中から細くなる階段を1歩ずつのぼり、息を切らしつつたどり着いた先には、シュトリーツェルマルクトと旧市街の風景が広がっていました! ホテルより高い位置にあり、これまた絶景。屋台や観覧車がとても小さく見えて、まるでおもちゃの国のようです。・ドレスデン聖十字架教会住所:An d. Kreuzkirche 1, 01067 Dresden■ホットチョコレートも飲める! チョコレート専門店へ頑張ってのぼったご褒美に、ホットチョコレートで小休憩。ドレスデン発の「カモンダス」は観光客で賑わう人気のカフェ兼チョコレートショップです。ホワイト、ミルク、ダークから選べるホットチョコレート(€スモール 4.2)はリッチな味わいで、ダークが最もカカオを感じる大人なおいしさ! カスタード・チーズクリーム・スポンジの3層になった名物ケーキ「ドレスナー・アイアシェッケ(€4.2)」と一緒に味わうのもおすすめです。・カモンダス住所:Schloßstraße 22, 01067 Dresdenドイツ・シュプレムベルクに本店がある「フェリシタス」はドレスデンにも支店があり、たくさんの自家製チョコレートから選べるチョコレート専門店です。クリスマスシーズンにはサンタクロースや木の実をモチーフにしたチョコレートや、リボンでラッピングされたプラリネのセットが並び、「かわいい!」と言いたくなるチョコレートばかりでした。フェリシタスのカフェでも「ホットチョコレート(ミルク、ダーク 各€4.5)」を飲むことができ、カモンダスと比べると、よりさらりとした味わい。クリスマスの絵柄のチョコレートが1つ付いてきたのも嬉しかったです。・フェリシタス住所:Frauenstraße 9, 01067 Dresdenショッピングモール「アルトマルクト・ギャラリー」でもお土産探し。バームクーヘンやチョコレートの人気店のほか、ばらまき土産にぴったりのお菓子が買えるスーパーなど、たくさんのショップが連なっています。私はクリスマスマーケットで飲んだザクセン州の白ワインがおいしかったので、ワインショップ「GOURMÉTAGE」へ。ザクセン州ならではの特別なブドウ「ゴールデンリースリング」のワイン(€17.99)を購入しました! 家に帰って飲んでみると、とてつもなく飲みやすく、爽やかなワインが好きな人に一押しです。・アルトマルクト・ギャラリー住所:Webergasse 1, 01067 Dresden■ベルリンに戻り、フンボルト・フォーラムの最新クリスマスマーケットへドレスデン中央駅から特急に乗り、ベルリンへ。地元の人におすすめされたフンボルト・フォーラム内にある「ウインターマルクト・シュロスプラッツ・ベルリン・ミッテ」で最後のクリスマスマーケットを楽しみました。フンボルト・フォーラムは2021年にオープンしたばかりで、美しい建物を背景にしたブルーの屋台がとってもキュート! こちらもベルリンの赤の市庁舎前で開催している「ヴァイナハツマルクト・アム・ローテス・ラートハウス」と同じく、2024年1月7日まで開催しています。お土産を探していたところ、ベルリンのはちみつ&ジャム屋さんを発見! 「KAISERHONIG」はベルリンで採ったはちみつを中心に販売しており、クマのイラストが目印です。たくさんの種類から選ぶことができ、小さな瓶は3つで€9。ちなみにベルリン州の紋章もクマです。・ウインターマルクト・シュロスプラッツ・ベルリン・ミッテHP:■おしゃれアイテムをGet。ベルリンの薬局&スーパーでお土産探しオーガニック先進国のドイツで見逃せないのがスーパーとドラッグストア。日本では高級なオーガニック食品やオーガニックコスメが、気軽に手に入るんです! ドラッグストアの「dm(ドロゲリエ・マルクト)」にはオーガニックコスメが大充実。「ラヴェーラ」や「HEJ ORGANIC」などたくさんのドイツブランドから選べます。オーガニック食品を買いたいときは「BIO COMPANY」へ。食材、調味料、お菓子、お茶などたくさんのオーガニック商品が購入できます。パスタやパンなど日本では見かけないグルテンフリーの商品もたっぷり! 12月にはドイツ定番のクリスマスクッキーもオーガニック&グルテンフリーバージョンが販売していました。「dm」も「BIO COMPANY」もベルリン内にたくさん店舗があるので、観光しながらチェックしてみてくださいね。■ドイツといえばやっぱり「ビール」! 醸造所でベルリン料理も満喫ドイツ最後の夜は「Brauhaus GEORGBRAEU」でディナー。ドイツといえばビール! ……にも関わらず、グリューワインがおいしすぎてずっと飲めずにいたので、最後の最後で堪能しました。Brauhaus GEORGBRAEUは自家製ビールを飲める醸造所。「HELL(白ビール 300ml €3,8)」や「DUNKEL(黒ビール 300ml €3,8)」などが選べます。サラッと飲みやすい白ビールも、コク深い旨みを感じる黒ビールも、どちらもおいしい!Brauhaus GEORGBRAEUはドイツ料理が食べられるのも魅力。「アイスバイン(ザワークラウト・豆ペースト・ふかし芋・200mlのビール・シュナップス付きで€19.80)」は骨つきの豚肉を香味野菜などと一緒にじっくり煮込んだベルリン名物! ぷるぷるの脂身とホロホロお肉がとてもおいしく、ビールとの相性抜群です。ほかにもドイツ風カツレツ「ポーク・シュニッツェル(ポテトサラダ付き €18.80)」などドイツ料理を満喫し、楽しい夜を過ごしました。・Brauhaus GEORGBRAEUHP:■機内から、まさかのオーロラが見えちゃった! 北極航路で帰国翌日はベルリン・ブランデンブルク国際空港からフィンエアーを利用し、ヘルシンキ経由で羽田へ。ヘルシンキ・ヴァンター国際空港は「ムーミンショップ」「マリメッコ」「イッタラ」など気になるショップがたくさんあり、短い乗り継ぎ時間でもフィンランドを感じることができました。この日はクリスマス限定品がたくさんあり、ムーミンショップで珍しいアドベントカレンダーをGet!ヘルシンキから羽田までは約13時間。帰路は「プレミアムエコノミー」に搭乗しました。96.5cm(38インチ)のシートピッチでとても広く、90度近くまで曲がるレッグレスト付きのため足の疲れがエコノミーと比べて大きく変わってきます! 2-4-2の座席配列で、端なら友達と2人席を使えるのも嬉しいポイント。アメニティはマリメッコのブランケット&ネックピロー、そして持ち帰れるポーチ付き。ポーチは再利用と洗浄が可能なクラフト紙です。ノイズキャンセリング機能付きヘッドホンも用意されていて、日本語吹き替えの最新映画も快適に見られました!機内食は2回あり、離陸後すぐの食事は3品コース。温かいメインは2種類から選択でき、「牛肉のグラーシュ、根菜のクリーミーピューレ、ビーツ、パールオニオンのビクルス」を選びました。グラーシュとは煮込み料理で、レストランで食べるような味に大満足……。爽やかなフィンエアー特製のリンゴンベリーカクテル「ノーザンブラッシュ」と一緒に堪能しました。照明が落とされ、少し仮眠……と思ったら、CAさんが「今オーロラが強く出ています」と教えてくれました。「え!?」とびっくりしながら、窓のシェードを開けると、目の前にまさかのオーロラが!! ちょうど北極海の上空を飛行していたタイミングで、人生初のオーロラをまさかの機内で見るという貴重な体験ができました。最後に「記念にどうぞ」と日本人CAさんより受け取ったのは「北極航路通過証明書」。現在ロシア上空を通過できないため北極を通ることがあり、「オーロラが見えるかも」と思うとワクワクします! 偏西風の状況で南回りの航路となることもあるので、当日どの航路になるかはお楽しみです。・フィンエアーHP:羽田空港に到着し、4つ以上のクリスマスマーケットを巡ったドイツ女子旅も無事終了。本場のクリスマスマーケットは夢だったんじゃないかと思うほど美しく、みんなが「一度は行きたい」と思う理由がよくわかりました。ドイツ最古のクリスマスマーケットの一つ、ドレスデンの「シュトリーツェルマルクト」は特におすすめです。今年……はちょっと間に合わないかもしれませんが、来年のドイツ・クリスマスマーケット旅行を計画してみてくださいね!取材協力:フィンエアー※€1.00=155.59円(2023年12月19日現在)(撮影・取材・文:小浜みゆ)
2023年12月22日「本場はやっぱすごい! ドイツクリスマスマーケット女子旅に行ってきた」でご紹介した通り、ベルリンからスタートした冬のドイツ旅。観光2日目は、2023年で589回目を迎えたドレスデンの「シュトリーツェルマルクト」へと向かいました。伝統的なドレスデンのクリスマスマーケットは、まるで絵本から飛び出したような世界……! クリスマスマーケットを上から望む贅沢を体験できるホテルもご紹介します。■クリスマスマーケットが目の前! ドレスデンのおすすめホテルドレスデン中央駅へはベルリン中央駅からドイツ国鉄「DB」の特急列車「IC」に乗り、約2時間。事前にネットから予約し、早割のチケットを購入することができました。DBの公式アプリをダウンロードしておくと、列車が到着する線路番号や遅延情報が反映されたり、チケットが提示できたりととても便利です!ドレスデン中央駅からはトラムに乗り、宿泊する「NH コレクション ドレスデン アルトマルクト」に到着。ドレスデンの中心地にあるため、徒歩圏内でさまざまな観光スポットに行けるとても便利な4つ星ホテルです。スタッフもとても親切で、不安無くチェックインを行うことができました。何よりこのホテルの魅力は、ドレスデンの有名なクリスマスマーケット「シュトリーツェルマルクト」が客室から見えること! 目の前に広がっているのは、赤い屋根で統一された伝統的な木の屋台、観覧車、メリーゴーランド、巨大なクリスマスツリー……。この日は屋台の屋根に雪が少し残っており、より幻想的に。ドアを開け、窓からその景色を見た瞬間に、感動が止まりませんでした。「Superior Room with View」「Premium Room with View」「Suite with View」が、クリスマスマーケットが見える客室です!シュトリーツェルマルクトはドイツ最古のクリスマスマーケットの一つで、約1か月もかけて設営されるドレスデンの一大イベント。よく見るとソーセージを販売する屋台はソーセージのモチーフが、木工製品が売られているお店には木のデコレーションが飾られていて、屋台の屋根にはその屋台て何が売っているかわかるような装飾が施されています。地上からは見えないような場所にも凝った装飾があり、それを発見するのも楽しい! ちなみにクリスマスマーケットビューの客室ではない場合も、廊下の窓からこの景色を見ることができます。バスルームは日本人に嬉しいバスタブ付き。ドレスデンは隅から隅まで歩きたくなるような美しい街なので、湯船に浸かってしっかりと疲れを取ることができるのも高ポイントでした。・NH コレクション ドレスデン アルトマルクトHP:■いざ、絵本の世界へ。シュトーレンで有名なクリスマスマーケット客室でこれでもかというほどたっぷり写真を撮った後は、シュトリーツェルマルクトを散策! ドイツ各地にあるクリスマスマーケットは地域によって特色のあるデコレーションが施されていて、シュトリーツェルマルクトのシンボルは高さ約14mの巨大な木のピラミッドです! 木工はドレスデンと同じザクセン州の、エルツ山岳地帯にあるザイフェン村の特産品。サンタクロースやキリスト誕生を祝福した東方の三博士などの人形がクルクルとまわり、ずっと見ていられる美しさでした。シュトリーツェルマルクトで必ずチェックしたい屋台がクリスマスのお菓子「シュトーレン」のお店です。シュトーレンはドレスデン発祥で、実は「シュトリーツェルマルクト」はドイツ語で「シュトーレンの市場」という意味! 「シュトーレン」は以前「シュトリーツェル」と呼ばれていて、その名残となります。キリストのおくるみを表現した白い粉糖がかけられていたり、バターや薄力粉など材料の配分を厳格に守っていたり、古くから伝わるレシピで作られているシュトーレンは「金のシール」が貼られているのが目印。クリスマスマーケット内にある工房で焼いているシュトーレンをはじめさまざまなお店があり、試食して好みのものを選ぶのがおすすめですよ。1kgの大きなサイズからスティックタイプまで、大小さまざまなシュトーレンが購入できます。「グリューワイン(€4.5、カップ代€4)」は赤、白、ロゼ、Bioワインなど多彩なラインナップ。特にザクセン州は白ワインが有名で、りんごのような爽やかな香りとシナモンが香る白のグリューワインがとても印象的でした。日本では赤ワインで作るグリューワインがメジャーなので、初めて飲む白のグリューワインのおいしさに感動!カップは返却すると現金が戻ってきますが、各地のクリスマスマーケットをめぐってカップを集めるのが、冬のドイツ旅の醍醐味。シュトリーツェルマルクトでは過去のクリスマスマーケットのカップも再利用していて、白や緑などさまざまなカラーから選ぶことができました。2023年はピンクと水色。新品のカップ(€5.89)を購入することもできます。グリューワインを片手に、イルミネーションで煌めくクリスマスマーケットを歩いているだけで、幸せな気持ちに……。クリスマスを大切にする、欧米の人たちの気持ちが少しわかったような気がしました。シュトリーツェルマルクトはグルメも大充実。煮込んだケールに茹でソーセージを添えた「ケールのソーセージとマスタード添え(Grünkohl mit wurst und senf、€8)」や、屋台で焼いている牛の丸焼きの絶品ステーキをパンに挟んだ「牛肉パン(Ochsen brotchen、グリューワイン付き €11)」などボリュームのあるグルメが多く、レストランに行かずともお腹いっぱいになります!■ザクセン産の工芸品をお土産に。かわいいクリスマスグッズシュトリーツェルマルクトは基本的にザクセン州のものしか売ってはいけないという決まりがあり、地元産のクリスマスグッズが購入できます。ザクセン州・ヘルンフート発祥の星飾りも、ここならでは! これを1つ飾るだけで、一気に自宅がクリスマスムードに変わるアイテムです。つい足をとめてじっくり見てしまうほどかわいかったのが、エルツ山岳地帯のザイフェン村で作られている木工製品。ハンドメイドのクリスマスツリーやサンタクロースなどの置き物が、小さなものなら€10〜€20で購入できます。エルツ山岳地帯でその原型が作られた「くるみ割り人形」も一押しです。美しいレース刺繍はドレスデンの西側にあるザクセン州「プラウエン」の伝統工芸。古くより寒さが厳しい冬に室内でできる仕事として盛んに行われていて、現在は機械織りのものがお手頃価格で手に入ります。ツリーのオーナメントにぴったりな星飾りは、€2のものも発見! そのほかコースターやマットもクリスマスのデザインのものが豊富にそろっていました。クリスマスマーケットの感動を、ハガキで日本にいる家族や友人に伝えるのも良い楽しみ方! 郵便の屋台があり、1枚€1の切手で日本へ送ることができますよ。・シュトリーツェルマルクトHP:シュトリーツェルマルクトから徒歩約30秒でホテルに戻り、観光2日目が終了。100をゆうに超える屋台がひしめいているので、1店ずつ見ているとあっという間に終了時間の21:00になってしまいました。夜0時までクリスマスツリーの明かりは点灯していて、客室に戻っても夢見心地。ドレスデンは日本から行きやすいとは言えませんが、訪れる価値のある場所だな、と心から思いました。観光3日目はドレスデンの旧市街や世界一美しいと呼ばれる牛乳屋さんへと行ってきたので、次の記事でレポートします!取材協力:ドイツ観光局※€1.00=155.13円(2023年12月18日現在)(撮影・取材・文:小浜みゆ)
2023年12月20日<学校で教えてくれないこと>をテーマとした絵本連載。今回紹介するのは【文のない絵本】。絵を見て、考えて、想像して、自分で物語をつくることができます。小さな子でも楽しめるやさしい内容から、大人も心に響く作品まで、ママでありモデルで絵本ソムリエのアンヌさんにとっておきの8冊を厳選してもらいました。ママ・パパが物語を想像させる声かけをしたり、親子それぞれでつくった物語を発表しあうのもいいかもしれません。物語を自分でつくる絵本 01エモーショナルな気持ちに『やこうれっしゃ』『やこうれっしゃ』作:西村 繁男(福音館書店)対象年齢:4歳くらいから「上野から金沢までの夜行列車が走っていた時代。たくさんの乗客を乗せて発車します。見開きいっぱいの車内風景。座席ごとの個々のやりとりはそれぞれにストーリーがあり、想像するのが楽しい作品です。何を食べているのか、どんな会話をしているのか、寝ている人はどんな夢を見ているのか……お子さんに聞いてみるのも。大風呂敷の荷物、カーテンや扇風機のついた車内、お弁当販売の様子など、今と昔の違いに注目してもおもしろく、見どころ満載の一冊です」物語を自分でつくる絵本 02見る人によって捉え方が大きく変わる!『なみ』『なみ』作:スージー・リー(講談社)対象年齢:5歳くらいから「目の前に真っ青な海が広がっていたら、どんな気持ちでしょう? 女の子は、満面の笑みで波打ち際に駆け寄り、押しては返す波と1ページごとに対話します。あるときは逃げてみたり、あるときは襲い掛かってみたり、ときには戯れてみたり。お子さんに波が醸し出すイメージや、女の子の気持ちを想像させたり、言葉にさせてみてください。自分のなかにあるさまざまな思いを言語化する機会にもなるでしょう。波の水色の使われ方にもぜひ注目してみて」物語を自分でつくる絵本 03ユニークな絵がおもしろい!『ぞうのボタン』『ぞうのボタン』作・絵:うえののりこ(冨山房)対象年齢:3歳くらいから「一頭の大きくてまんまるなゾウ。『でも、見て見て~』とおなかを指差してみてください。ボタンが付いています。開くのかな? なかはどうなっているのかな? などと想像させてからページをめくると……。ゾウは服のように脱げて、なかからウマが出てきます。おなかにはまたボタンが。お子さんの方から、次は何が出てくるか、教えてくれるかもしれません。次から次に出てくる動物を考えるのは、小さいお子さんの心が弾みます。最後もとてもユニーク。想定外の展開も想像できるようになるといいですよね」物語を自分でつくる絵本 04何をつくっているか考えてみよう『なんに かわるかな?【新版】』『なんに かわるかな?【新版】』作:パット・ハッチンス解説:広松由希子(ほるぷ出版)対象年齢:3歳くらいから「たくさんの積み木。横には男の子と女の子がいます。『何をつくるのかな?』『あ、大変! どうしよう!』『何に変えようかな?』。そんな声がけをしながら、つくって、壊して、形を変えてと、どんどん変化する積み木の物語を引き出してみましょう。いろいろと語ってくれるお子さんもいれば、静かに眺めていたいお子さんもいるはずです。それぞれに合ったリズムで繰り返しページをめくってみて。絵から得られる情報をたくさんピックアップして、想像力を広げていけますよ」物語を自分でつくる絵本 05小さな子にぴったりなやさしい絵『じのない えほん』『じのない えほん』文・絵:ディック・ブルーナ訳: いしい ももこ (福音館書店)対象年齢:0歳くらいから「まだ言葉を発しない年齢のお子さんには、身近な様子がシンプルに描かれたものがベスト。朝起きてから寝るまでの男の子の1日を、ページをめくるごとに追っていきます。『これは何かな?』『何をしているところかな?』『このあとは何をするのかな?』。そんな声がけでいろいろなイメージを膨らませてあげましょう。反応がなくても問題ありません。『これは石鹸』『歯をみがいているね』と言葉を添えてあげたり、お花や積み木の数を数えてみても楽しめますよ。お馴染みブルーナの絵はいつ見ても和みます」物語を自分でつくる絵本 06赤いマーカーで何をつくる?『ジャーニー女の子とまほうのマーカー』『ジャーニー女の子とまほうのマーカー』作:アーロン・ベッカー(講談社)「ひとりの女の子がなんだか退屈そうにしています。お友達もいないし、家族のみんなも相手にしてくれません。そのとき、ふと目に入った赤いペン。何気なく扉を描いてみると、ドアが開いて眩い不思議な世界へ迷い込みます。女の子が小舟、気球、と思いついたものを描くと、次々と本物に。スリリングな場面もペン一本で切り抜け、想像力で不可能を可能にしていくファンタジー。そして素敵な出会いが……。次はどうなるか、こんなときどんなものを描くか、お子さんに尋ねてみながらページをめくってみて。きっと心の大冒険が待っていますよ」物語を自分でつくる絵本 07今はあまりない文化に大人がグッとくる作品『かさ』『かさ』作・絵:太田 大八(文研出版)対象年齢:3歳くらいから「モノクロの街。あちこちに黒い傘。でもひとつだけ小さな赤い傘が。表紙を開くと、さしているのは女の子。もう一本、大きな傘を持って雨のなかどこかに向かっています。途中で、鴨を目で追ったり、友達とすれちがったり。角を曲がり、貨物列車を見下ろし、歩道橋を渡り……。お父さんを駅まで迎えに行く様子が描かれています。『どこへ行くのかな?』『女の子はどんな気持ちかな?』などと、お子さんに声がけして、展開を考えさせるのもいいでしょう。色が限定され、文章もないことで、逆にたくさんの情報を頭に思い描きます。豊かな読みができる傑作」物語を自分でつくる絵本 08自分以外の気持ちを考えられる一冊『アンジュールある犬の物語』『アンジュールある犬の物語』©1982 by Casterman Editions 作:ガブリエル・バンサン(BL出版)対象年齢:6歳くらいから「ある日のこと。一匹の犬が車から捨てられてしまいます。犬は車を追いかけますが……。このかわいそうな犬はどうなってしまうのでしょう。次々と展開する場面から、犬の気持ちを考えてみたり、次に起こることやそのあとの展開を予想したり。お子さんと一緒にお話をつくりながら読むと、たくさんの要素に気づいていきます。十分読んだら、今度はひとりで物語を語らせてみても。一緒に考えたお話をなぞる形でもいいでしょう。鉛筆一本のシンプルな絵だからこそ、自由に彩らせたり、発想を遠くへ飛ばすことができるもの。豊かで心打たれる作品です」PROFILEアンヌさんモデル・絵本ソムリエ・JPIC読書アドバイザー。1971年東京生まれ。14歳で渡仏、パリ第8大学映画科卒。 映画、エッセイ、旅、ワインなどのコラム等の執筆を手がける。出産を期に子供の発育と絵本の読み聞かせに関心を持ち、地域での読み聞かせボランティアとしても活動してきた。息子が6歳になるまでに読んで聞かせた本は793冊1202話。現在所持する絵本は約1000冊。
2023年11月30日クリスマスムードが漂う季節がやってきましたね!そこで今回MOREDOORでは恋人とのクリスマスにやらかしてしまったエピソードを始め、「クリスマスにまつわる話」をご紹介します。Cさんの場合。恋人とのクリスマスデートでやらかしたことは?彼女とはじめてのクリスマスだったのですが、当時付き合いはじめてまだ数ヶ月で、独り暮らしの私は部屋が荒れ放題でした。何とか片付けはしたものの、まだ不十分なため間接照明を購入。部屋のムード作りでカバーしようと努力しましたが彼女に不審がられ、結局翌日に“汚部屋”であることがバレました。あなたが思う“恋人との理想のクリスマスの過ごし方”は?せっかくなので昼間から出掛けて街の雰囲気を味わいながら有名スポットを散策。映画を観てクリスマスムードを高め、夕食は家で落ち着いた雰囲気がよいと思います。食事が終わったらプレゼント交換をして終了、くらいが気楽でよいです。“恋人にもらって嬉しいクリスマスプレゼント”は?ニット帽(49歳/会社員)部屋の準備も余念なく……!クリスマス翌日に汚部屋であることがバレてしまったCさん。皆さんはクリスマスに向けて部屋の飾りつけなどされていますか?楽しいクリスマスが過ごせますように!※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2023年11月24日街全体にクリスマスムードが漂ってきましたね!そこで今回MOREDOORでは恋人とのクリスマスにやらかしてしまったエピソードを始め、「クリスマスにまつわる話」をご紹介します!Bさんの場合。恋人とのクリスマスデートでやらかしたことは?クリスマスイブの日に彼と1日過ごすつもりが、間違えて車校の教習を入れてしまいました。彼は許してくれましたが、私は朝から夕方まで教官のおじさんとクリスマスイブを過ごすことに……。スケジュールをしっかり確認してから予定を入れないとと反省しました。あなたが思う“恋人との理想のクリスマスの過ごし方”は?理想のクリスマスの過ごし方はお家で暖炉に当たりながらクリスマスツリーの下でゆっくり過ごしたいです。外に行くのもよいけれどやっぱり2人の時間をじっくりたっぷり楽しみたいです。また映画でも見ながら甘いものを食べてゆったりと過ごしたいです。“恋人にもらって嬉しいクリスマスプレゼント”は?マフラーです!(21歳/学生)スケジュール管理は大切!せっかく立てた恋人とのクリスマスの予定をダブルブッキングしてしまうのはとてももったいないですね……。皆さんの当日のスケジュールは大丈夫でしょうか?よいクリスマスが過ごせますように!※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2023年11月23日メリーチョコレート(Mary’s Chocolate)から、2023年クリスマスに向けた限定チョコレートが登場。メリーチョコレート23年クリスマス限定チョコレートメリーチョコレートが贈る2023年クリスマスコレクションは、イラストレーター・おおでゆかこが手がけた可愛らしいパッケージデザインが魅力。人気チョコレートを詰め合わせたギフトボックスやアドベントカレンダー、ポーチ付きのチョコレートアソートなどがラインナップする。“絵本型ボックス”入りミルフィーユ中でも注目は、“まるで絵本”のようなパッケージが特徴のギフトボックス「クリスマスメモリー」だ。箱を開くと、クリスマスでにぎわうお菓子の国のキュートなイラストが。16個の扉の中には、ミルフィーユとメッセージが隠れている。チョコレートのアドベントカレンダー「クリスマスマジック」は、クリスマスの準備に大忙しなサンタの家が描かれたアドベントカレンダー。チョコレートが入った扉を毎日1つずつ開いて、クリスマスまでのカウントダウンを楽しむことができる。24個入りチョコレートギフトボックス自分へのご褒美にも、ギフトにもおすすめなのが、キャラメルやミルクティーなどの味わいのチョコレートをアソートした「クリスマスファンシーチョコレート」。クリスマス限定のパッケージの中に、24個ものチョコレートを詰め合わせている。“ポーチ付き”チョコレートアソートなどそのほか、愛らしいベアが描かれたビスケット型のポーチに“ベア型”チョコレートなどを詰め合わせた「クリスマスポーチ」や、ツリーや星、スノーマンの形をしたチョコレートをセットした「クリスマススターチョコレート」などもラインナップする。【詳細】メリーチョコレート2023年クリスマス限定チョコレート発売時期:2023年11月取り扱い店舗:全国百貨店・量販店のメリーチョコレート売場、メリーチョコレートオンラインショップ価格:・「クリスマスファンシーチョコレート」 24個入 1,188円・「クリスマスメモリー」 チョコレート菓子16個入 2,484円・「クリスマスマジック」 チョコレート菓子26個 1,404円・「クリスマスポーチ」 チョコレート菓子36g 1,320円・「クリスマススターチョコレート」 チョコレート63g 378円
2023年11月11日絵本で見るような、まんまるなホットケーキ…おうちでも作ってみたいと思ったことはありませんか?あこがれのおおきくてふわふわなホットケーキをフライパンで簡単に作れる『まんまるおおきなホットケーキのもと』 のリニューアルを記念して、2023年11月18日(土)に1日限定の試食イベント「笑顔あふれるまんまるぬくもり絵本カフェ」が、二子玉川 蔦屋家電(2F、E-room)にて開催されます。試食してアンケートに答えた方には、なんと『まんまるおおきなホットケーキのもと』をプレゼント!週末のお出かけにいかがでしょうか?「まんまるおおきなホットケーキのもと」って?『まんまるおおきなホットケーキのもと』は、「絵本で見たようなまんまるおおきなホットケーキを焼きたい」という声をもとに、おうちのフライパンでもふっくらふくらみ、ふんわり・ふかふか軽い食感になるよう工夫をした、昭和産業株式会社のホットケーキミックスです。2023年9月にリニューアルして、より作りやすく、よりおいしくなりました!1日限定の試食イベントが開催「笑顔あふれるまんまるぬくもり絵本カフェ」は、絵本の世界を再現したようなカフェ空間。絵本を読んだり写真撮影をしたり、ゆったり過ごしながら、『まんまるおおきなホットケーキのもと』で作った焼きたてホットケーキを試食することができます。会場は、子育て世代が多く集う BOOK&Café「二子玉川 蔦屋家電」特設ブース。絵本の森をイメ ージした会場内は、人口芝の床に直接座ることもできるくつろぎの空間となっています。絵本の登場人物になったような写真も撮れちゃうかも!?絵本の世界のようなカフェ空間で、焼きたてホットケーキを試食してみませんか?■「笑顔あふれるまんまるぬくもり絵本カフェ」実施概要実施日:2023年11月18日(土) 会場:二子玉川 蔦屋家電(2F、E-room)東京都世田谷区玉川 1-14-1 二子玉川ライズ S.C. テラスマーケット TEL:03-5491-8550実施時間:14:30~18:00対象者:オープン内容:絵本のようなくつろぎのカフェ空間と試食体験●自由来場、写真撮影可 ●ホットケーキを限定 200 食提供プレゼント:試食後、その場でアンケートにご回答いただいた方に『まんまるおおきなホットケーキのもと』プレゼント<本件お問い合わせ先>昭和産業株式会社 お客様相談センター フリーダイヤル: 0120-325-706(平日9時 ~17時)
2023年11月08日子どもの読み聞かせ絵本は、良質なものがたくさんありますよね。そのなかで偶然出会った、大人の心にツーンとくる絵本を3冊ほどピックアップしてみました。親子の関係・葛藤をやさしく描いた構成が素晴らしく、泣けますまず最初に紹介する2冊は、子を持つ親なら確実に、ましてや女の子ママなら胸を打たれること間違いなしのおすすめ絵本。もちろん男の子ママでも、我が子を思う気持ちは同じですから読めばどっぷり共感するのは確実です!私自身はもう読み聞かせをする時期を卒業しましたが、それでもなお、手にしてゆっくりページをめくりたくなる、そんなとっておきの2冊をご紹介します。「ちいさな あなたへ」(文/アリスン・マギー、絵/ピーター・レイノルズ、訳/なかがわちひろ)発行/主婦の友社(写真上)初版は2008年に出ているのですが、私が購入したのはそれよりずいぶん後のこと。ちょうど娘が小学生になる前のクリスマスの頃、新聞の書評欄で見つけて買いました。絵がとにかくおしゃれ!そして見開きごとに展開する「ママ」から、子どもである「あなた」に届ける言葉の数々が本当に心に染みわたります。子どもの成長をやさしいまなざしで見守りながら案じる親心…そこにじ~~~んとなり、最後は自分の母にも「ありがとう」を言いたくなる、そんな素敵な絵本です♡「ママ」(著者/カン・ギョンス)発行/永岡書店(写真上)こちらも同じ頃に仕事を通じて手にした1冊。ソウル生まれの著者が紡ぐある母親の物語…ですが、開いてみてびっくり!1冊を通して出てくる言葉はなんと「ママ」だけ。それなのに、その一語だけなのに、ページを進むごとに、感情を激しく揺さぶってくる構成で、初めて読んだときは完全ノックアウトでした。子どもを叱った日なんかは、これを読むと猛省するのみ(笑)。親と子の関係に、言葉なんて不要!そう思うくらい説得力のあるつくりで、ページをめくるたびに胸にささる1冊です。育児が辛い、すぐ怒ってしまう、そんな自分も嫌だ…こういう負のループにハマりそうになったり、疲れちゃったな、って思ったりしたら、ぜひ読んでみてください。言葉では言い表せないけれど、子どもは確実に成長をし、自分はいつか必ず老いていく…。だからこそ、子どもとの慌ただしい日々はとても愛おしいんだと、また頑張ろうって思える力をきっとくれるはずです。迷える大人のための絵本「しろ」(作/阿部はまじ、絵/平澤まりこ)発行/ミルブックス3冊めは友人のイラストレーターが絵を担当している特別な絵本。優しくてとっても不思議なストーリー。読み終わったときに色々な解釈ができるところが楽しいんです。自分って何者なのか、そういうことを子どもと一緒に考えるきっかけにもなる貴重な1冊。周囲に流されず、自分らしく生きることはとても素敵なこと、そんなメッセージが込められているような絵本です。やさしいタッチで登場する動植物もかわいいので、その絵を楽しみながら読み聞かせするのもおすすめです。編集Aの勝手なセレクションでピックアップした3冊ですが、まだ読んだことないというママさんがいらしたら、ぜひ手にとってみてください。どの絵本も、読みおわったあと、ほんわか温かい気持ちになると思います♪
2023年11月02日株式会社佼成出版社は、2023年10月24日(火)に、新刊クリスマス絵本『うらがえしサンタ』(苅田澄子・作/高畠那生・絵)を発刊します。ハラハラしながら最後は心が温かくなる絵本【あらすじ】寝坊したサンタがあわてて服をうらがえしに着ると……真っ黒い服の“うらがえしサンタ”になっちゃった!寒いのがきらいで、プレゼントはてきとう。口が悪くて、なんだかエラそうなうらがえしサンタ。しかしなぜか子どもたちには人気があるようで――。いつもニコニコ、誰にでも優しいサンタクロースのイメージとは真逆のその姿から、サンタの本音が見えてくる!?やりたい放題なうらがえしサンタにハラハラしながら最後は心が温かくなる、クリスマスシーズンの読み聞かせにもぴったりな絵本です。【本書の特色】1) ユーモア絵本の名手・苅田澄子さんのテンポのいい語り口と、高畠那生さんのスタイリッシュでとぼけた絵のセンスが掛け合わさった作品2) クリスマスがきらい/えんとつから入らない/口が悪いetc…ちょっと不思議なサンタが登場!3) ラストは心が温かくなる、読み聞かせにもぴったりのクリスマス絵本!【著者紹介】★苅田澄子(カンダ・スミコ)/埼玉県生まれ。出版社勤務の後、フリーで編集をしながら、児童文学作家・小沢正氏に師事。『いかりのギョーザ』(大島妙子・絵/佼成出版社)でデビュー。その他の作品に『じごくのラーメンや』(西村繁男・絵/教育画劇)、「だいぶつさま」シリーズ(中川学・絵/アリス館)、『ことりのデパート』(まるやまあやこ・絵/世界文化社)、『むしばあちゃん』『トイレのてんしちゃん』(共におかべりか・絵/佼成出版社)など。★高畠那生(タカバタケ・ナオ)/岐阜県生まれ。東京造形大学美術学科卒業。絵本作家。2003年に『ぼく・わたし』(絵本館)でデビュー。『カエルのおでかけ』(フレーベル館)で日本絵本賞受賞。『うしとざん』(小学館)で産経児童出版文化賞ニッポン放送賞、小学館児童出版文化賞受賞。その他の作品に『チーター大セール』(絵本館)、『バナナじけん』(BL出版)、『おどってる こまってる』(フレーベル館)、『たまたまタヌキ』(内田麟太郎・作/佼成出版社)など。【本書の概要】書名: うらがえしサンタ著者: 苅田澄子・作/高畠那生・絵発売日: 2023年10月24日販売場所: 全国の書店・インターネット書店定価: 1,540円(税込)体裁: A4変型判/33ページISBNコード: 978-4-333-02909-9(出典元の情報/画像より一部抜粋)(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)※出典:プレスリリース
2023年10月26日近年、国際的な絵本コンペの場で受賞を重ね、ますますその存在感を高めている韓国の絵本作家たち。なかでも活躍の目覚ましい9人の絵本作家に焦点をあてた展覧会が、神奈川県の横須賀美術館で、11月18日(土)から12月24日(日)まで開催される。KPOPやK文学など、日本でも韓国の様々な現代文化が支持を集めているが、絵本の世界では特に2020年代に入ってから、国際アンデルセン賞の画家賞を受賞したスージー・リーや、ブラチスラバ世界絵本原画展で金のりんご賞を受賞したイ・ミョンエなどが話題を呼んでいる。今回の展覧会は、活況を呈する韓国絵本をまとまったかたちで紹介する日本で初めての展覧会だ。先の2名に加え、1990年代から絵本の世界で活躍し、日本でも親しまれているイ・ヨンギョン、ハン・ビョンホ、キム・ドンソン、キム・ジェホン、また活躍が知られながらも日本では未翻訳のパク・チョルミン、ソヒョン、イ・ギフンという、韓国絵本の躍進を支える9名の作家が登場。絵本原画に加え、制作過程のスケッチなども含め、計約200点が出品される。2000年以降の韓国絵本の躍動を一望にできるのが、同展の大きな魅力のひとつだ。もうひとつの魅力は、絵本制作の舞台裏にふれられる展示があること。現在の制作の現場ではCG(コンピュータ・グラフィックス)が重要な位置を占めていることから、仕上げのCGプリントとともに、制作過程のスケッチやドローイングを並べて見せる展示があるほか、創作のインスピレーションの源泉ともなる作家自身の手によるオブジェや、制作にまつわる立体資料などの紹介も行われる予定だ。なお、同展には、日本未翻訳の絵本作家が3人含まれているが、ブラチスラバ国際絵本展で「今年のイラストレーター」に選出されているイ・ギフンや、ベストセラー作家のソ・ヒョンなど、いずれも注目を浴びている作家たちだ。今回の展示は、今後の邦訳が期待される作家と作品の魅力に、いち早く出会える機会ともなるだろう。<開催情報>『となりの国の絵本 躍動する韓国イラストレーションの世界』会期:2023年11月18日(土)〜 2023年12月24日(日)会場:横須賀美術館時間:10:00~18:00休館日:12月4日(月)料金:一般1,300円、大高・65歳以上1,100円※市内在住または在学の高校生は無料公式サイト:
2023年10月24日株式会社佼成出版社(東京都杉並区)は、2023年10月24日(火)に、新刊クリスマス絵本『うらがえしサンタ』(苅田澄子・作/高畠那生・絵)を発刊します。《『うらがえしサンタ』表紙》【あらすじ】寝坊したサンタがあわてて服をうらがえしに着ると……真っ黒い服の“うらがえしサンタ”になっちゃった!寒いのがきらいで、プレゼントはてきとう。口が悪くて、なんだかエラそうなうらがえしサンタ。しかしなぜか子どもたちには人気があるようで――。いつもニコニコ、誰にでも優しいサンタクロースのイメージとは真逆のその姿から、サンタの本音が見えてくる!?やりたい放題なうらがえしサンタにハラハラしながら最後は心が温かくなる、クリスマスシーズンの読み聞かせにもぴったりな絵本です。【本書の特色】1) ユーモア絵本の名手・苅田澄子さんのテンポのいい語り口と、高畠那生さんのスタイリッシュでとぼけた絵のセンスが掛け合わさった作品2) クリスマスがきらい/えんとつから入らない/口が悪いetc…ちょっと不思議なサンタが登場!3) ラストは心が温かくなる、読み聞かせにもぴったりのクリスマス絵本!《中面見開き1》《中面見開き2》【著者紹介】★苅田澄子(カンダ・スミコ)/埼玉県生まれ。出版社勤務の後、フリーで編集をしながら、児童文学作家・小沢正氏に師事。『いかりのギョーザ』(大島妙子・絵/佼成出版社)でデビュー。その他の作品に『じごくのラーメンや』(西村繁男・絵/教育画劇)、「だいぶつさま」シリーズ(中川学・絵/アリス館)、『ことりのデパート』(まるやまあやこ・絵/世界文化社)、『むしばあちゃん』『トイレのてんしちゃん』(共におかべりか・絵/佼成出版社)など。★高畠那生(タカバタケ・ナオ)/岐阜県生まれ。東京造形大学美術学科卒業。絵本作家。2003年に『ぼく・わたし』(絵本館)でデビュー。『カエルのおでかけ』(フレーベル館)で日本絵本賞受賞。『うしとざん』(小学館)で産経児童出版文化賞ニッポン放送賞、小学館児童出版文化賞受賞。その他の作品に『チーター大セール』(絵本館)、『バナナじけん』(BL出版)、『おどってる こまってる』(フレーベル館)、『たまたまタヌキ』(内田麟太郎・作/佼成出版社)など。【本書の概要】書名 : うらがえしサンタ著者 : 苅田澄子・作/高畠那生・絵発売日 : 2023年10月24日販売場所 : 全国の書店・インターネット書店定価 : 1,540円(税込)体裁 : A4変型判/33ページISBNコード: 978-4-333-02909-9URL : 【会社概要】社名 : 株式会社佼成出版社代表者: 代表取締役 中沢 純一所在地: 〒166-8535 東京都杉並区和田2-7-1URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月24日ママもキッズも精神的に負担がかかることもあるトイトレ。できるだけ楽しく練習できたらいいですよね。今回【トイトレ】がテーマの絵本を母であり、モデルで絵本ソムリエのアンヌさんが厳選してくれました。ひとりでうんちができるようになる過程を描くものや、クスッと笑えるキャラが登場するものなど、いずれも子どもの気持ちに寄り添ってくれるお話。トイトレに挑戦前、または最中の親子はぜひ一緒に読んでみてはいかが?トイトレがテーマの絵本 01“ひとりうんち”の過程を描く『ひとりでうんちできるかな』『ひとりでうんちできるかな』作:きむらゆういち (偕成社) 対象年齢:0歳くらいから「表紙を開くとネコのミケが『うーん、うーん』。何をしているのでしょう。ページをめくると、おや! おまるでうんち。お次は小トリのピイちゃん。それから……。オムツからおまるへ、そしてトイレへとステップアップしていく過程をシンプルに描いています。いないいないばあのような仕掛けは、赤ちゃんが喜ぶこと間違いなし。ひとり立ちをサポートする『あかちゃんのあそびえほん』シリーズの一冊で、ロングセラーです。ボードブックで破れにくいのも嬉しいですね」トイトレがテーマの絵本 02焦らずゆっくりトレーニングしよう『うんちがぽとん』『うんちがぽとん』絵・文 アロナ・フランケル訳:さくまゆみこ (アリス館) 対象年齢:2歳くらいから「イスラエルの作家による大人気のトイトレ絵本。まあくんは、オムツにうんちとおしっこをします。それをお母さんがきれいなオムツと交換してくれます。ある日のこと、おばあさんがまあくんに大きなプレゼントをくれました。帽子かな? ミルクつぼかな? よく見るとおまるでした。そこで、まあくんは座ってみることに。でもまだまだ上手くできません。子どもに無理強いすることなく、オムツ卒業に導く作品。おしゃれな絵と楽しい展開で和みます。『でたかな? まだまだ』という繰り返しは、親子で掛け合いの台詞にしても」トイトレがテーマの絵本 03おしゃれな絵も魅力的『おしっこ おしっこ どこでする?』『おしっこ おしっこ どこでする?』作:レスリー・パトリセリ訳:大浜千尋(パイ インターナショナル) 対象年齢:2歳くらいから「おしっこしたいときはどこでする? そんな問いに、小さな『僕』がお手本を見せてくれます。最初は尿意を感じて、どうしようか迷います。でも、もうオムツでするのは嫌。そこでおまるにトライ。しばらくすると……大成功! その気持ちよさがとてもよく伝わる、可愛いボードブック絵本。バイリンガルなので、英語でも親しめます」トイトレがテーマの絵本 04ユニークなキャラと一緒なら頑張れそう!『おトイレさん』『おトイレさん』作・絵:きたがわめぐみ(教育画劇) 対象年齢:2歳くらいから「お髭を生やしたちょっとシュールなおトイレさん。みんなに自分を使ってもらいたくて、森を歩いています。すると、リスが現れシャーッとおしっこ。嬉しくなったおトイレさんは親父ギャグを放ちます。次にヘビが来て、うんちをポトン。それから小さなキリンさんもやってきて、トイレに挑戦。ユニークなおトイレさんの姿にお子さんの緊張がほぐれそう。トイトレ成功も間近になりそうな楽しい絵本です」トイトレがテーマの絵本 05やさしい絵と文がグッド『できるよできる しっこっこ』『できるよできるしっこっこ』作:西内ミナミ絵:和歌山静子 (偕成社) 対象年齢:2歳くらいから「初めの一歩はトイレでおしっこ。できるようになれば、オムツも外れ、どんどん自信が湧いてきます。セミもイヌも、大きなゾウもみんなおしっこするよとページをめくっていくと……。小さなゆうちゃんは、ほかにどんなものがおしっこするのか想像してみます。そしておまるの待っているトイレへ。『しっこっこ』というリズミカルな音が楽しく、小さい子にふさわしいシンプルな絵本です」トイトレがテーマの絵本 06ファンタジックなお話が素敵『じぶんでおしりふけるかな』『じぶんでおしりふけるかな』作・絵:深見春夫監修:藤田紘一郎(岩崎書店) 対象年齢:3歳くらいから「トイトレの最終段階は、用を済ませたあとどうするか。大人の手助けなく、ひとりでおしりを拭けるようにさせたいですね。そんなタイミングにおすすめの一冊。ひろきくんはトイレに行ってうんちをしました。すると便器が海に変わり、金色の船に乗って漂流することに。自分で拭けると意地を張っていると、船はどんどん小さくなっていきます。そして鬼のいる島に。やさしい鬼が、トイレットペーパーの使い方を丁寧に教えてくれるのです。ファンタジーのようでいて、とても実用的な作品。巻末の保護者へのアドバイスも参考になりますよ」トイトレがテーマの絵本 07真夜中のひとりトイレを描く『まよなかのトイレ』『まよなかのトイレ』作:まるやま あやこ(福音館書店) 対象年齢:4歳くらいから「真夜中、ひろこはおしっこがしたくなって、お母さんを呼びます。でも赤ちゃんのお世話で忙しそうなので、ひとりでトイレに行ってみることに。薄暗い廊下を見て、一瞬怖くなってしまいますが、ぬいぐるみのみいこに支えられて歩き出します。すると次々に動物が現れ、ドキドキワクワク。楽しいひとときに塗り替えてくれました。子どもの『身近な大冒険』を、気持ちに寄り添うように描いた暖かみのある一冊。オムツも外れ、昼間のひとりでトイレにもすっかり慣れた大きい子に」トイトレがテーマの絵本 08すっと理解できるわかりやすいストーリー『トイレトイレ』『トイレトイレ』作:©西村敏雄(小学館)「森の木の下にトイレがあります。動物たちは上手に使えるでしょうか。最初にやって来たのはサル。するりとうんちができました。次にクマ。しーしーとおしっこをします。それからゾウやワニなどが現れ、みんなキチンと水も流せます。最後に来たのはウサギ。ちょっと苦戦しますが……。小さい子にとって、ちょっと緊張するトイレ体験。暖かみのある西村さんの絵でバックアップしてくれるような一冊です」PROFILEアンヌさんモデル・絵本ソムリエ・JPIC読書アドバイザー。1971年東京生まれ。14歳で渡仏、パリ第8大学映画科卒。 映画、エッセイ、旅、ワインなどのコラム等の執筆を手がける。出産を期に子供の発育と絵本の読み聞かせに関心を持ち、地域での読み聞かせボランティアとしても活動してきた。息子が6歳になるまでに読んで聞かせた本は793冊1202話。現在所持する絵本は約1000冊。
2023年09月28日体験ギフトを中心に、ギフト商品の企画・販売を手掛けるソウ・エクスペリエンス株式会社は2023年8月8日、「えらべる絵本のギフト」を発売しました。絵本の専門家がテーマに沿って厳選、受け取った人が選べるギフト【本件のポイント】●受け取った人が好きなセットを選べる、絵本ギフトを発売●絵本の専門家がテーマに沿って厳選、新たな絵本との出合いを贈れる●それぞれのテーマに込めた思いを書評カードにして、絵本セットと一緒にお届け【「えらべる絵本のギフト」について】家族のぬくもりに満たされながら一緒に絵本を楽しむ。子どもにとって、何事にも代えがたい喜びの体験です。出産祝いや子どもへの贈り物として人気の絵本ですが、すでに持っているかもしれない……と躊躇してしまう人も多いと言います。本商品では、受け取った人が好きなセットを選べる「カタログギフト形式」になっているため、好みやかぶりを気にせず安心して贈ることができます。長年絵本に携わってきた専門家にセレクトを依頼し、3冊から5冊の厳選されたセットを複数ご用意しました。子連れ出勤の取り組みで、子どもとともに成長してきたソウ・エクスペリエンスのセットもあります。少子化が加速する中でも、さまざまな分野のクリエイターが絵本づくりに乗り出したり、出版社が新刊本の発行に力を入れたりと、今の時代を捉えた魅力的な絵本が増えています。本商品においても、多様な絵本との出合いのきっかけになることを願って、世界中で愛されるロングセラー絵本から、今年発刊された刺繍作家による新作絵本、一般流通していない絵本まで、幅広く掲載しました。それぞれのテーマに込めた思いを書評カードにして、絵本セットと一緒にお届けします。書評カードのイラストは、京都市在住のイラストレーター、maccoさんの書き下ろし。ギフト冊子のデザインを、カードにもあしらいました。本商品は、ギフトケースに冊子とチケットが入った紙パッケージ版と、メールやLINEなどオンラインで贈れるeギフト版を同時発売。出産祝いや1歳の誕生日、子どものいる方へのプレゼントを想定しており、当社ECサイトのほか、楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピング、LINEギフトなどで販売します。紙パッケージ版は、百貨店や雑貨店での展開も予定しています。【新商品の概要】商品名: えらべる絵本のギフト販売価格(税込): 6,270円発売日: 2023年8月8日商品詳細ページ: (紙パッケージ版) (eギフト版)【選べる絵本セット】■リズムがある/歌いたくなる絵本生まれたばかりの赤ちゃんは、目がよく見えません。一般的に0歳~2歳くらいまでの間に、視力は0.2から0.6くらいまで成長し、3歳で1.0程度になると言われています。視力のおぼつかない赤ちゃんに、絵本が良いとされているのはなぜでしょうか?実は、聴力はママのお腹にいるときから発達しています。生後3カ月頃からママの声に反応するようになるのは、目で追っているのではなく、耳で聞き分けているからと言われます。絵本にリズム感がある作品が多い理由、それは美しく楽しい「言葉」の世界に出合い、ふれてほしいという願いからなのです。きっと、新しい発見が待っているはずです。●『ももも』著作:川之上英子・川之上健/出版社:岩崎書店●『0.1.2.えほんどのはな いちばん すきな はな?』著者:いしげまりこ/出版社:福音館書店●『チキカングー』著者:樋勝朋巳/出版社:こぐま社●『のせのせ せーの!』著作:斉藤倫・うきまる/出版社:ブロンズ新社■自然を身近に感じる絵本空、地面、海の中。私たちの周りには、植物や動物をはじめとするさまざまな生き物がいて、雨に星に虹、太陽に月……自然のものがたくさんあります。日常に密接しているのに、意識していないと見過ごしてしまうことの方が多いもの。小さなものから大きなものまで、私たちを助けてくれるもの、脅威になるもの、すべて「自然のもの」。身近に感じて優しい気持ちになったり、ワクワクしたり。前より足元を見ながら歩いてしまう、思わず空を見上げてしまう。明日のお出かけでひとつふたつ会話が増えて、当たり前にあったものへの愛しさが増すような絵本たちを選びました。そこに咲く小さな草花が、夕焼けが、この先の未来も私たちのそばにありますように。●『にじ』著者:新沢 としひこ/出版社:アスク・ミュージック●『とぶえほん』著者:KawaBooks/出版社:いろは出版●『やぎさんのさんぽ』著者:juno/出版社:福音館書店そのほか、「おいしいたべものの絵本」「かけがえのないあなたへ贈る絵本」や「家族の絆を深める絵本」などもあります。(画像はプレスリリースより)【参考】※公式サイト
2023年08月25日体験ギフトを中心に、ギフト商品の企画・販売を手掛けるソウ・エクスペリエンス株式会社(東京都渋谷区、代表取締役社長・西村 琢)は2023年8月8日、「えらべる絵本のギフト」を発売しました。さまざまなテーマの絵本のセットが選べます【本件のポイント】●受け取った人が好きなセットを選べる、絵本ギフトを発売●絵本の専門家がテーマに沿って厳選、新たな絵本との出合いを贈れる●それぞれのテーマに込めた思いを書評カードにして、絵本セットと一緒にお届け【「えらべる絵本のギフト」について】家族のぬくもりに満たされながら一緒に絵本を楽しむ。子どもにとって、何事にも代えがたい喜びの体験です。出産祝いや子どもへの贈り物として人気の絵本ですが、すでに持っているかもしれない……と躊躇してしまう人も多いと言います。本商品では、受け取った人が好きなセットを選べる「カタログギフト形式」になっているため、好みやかぶりを気にせず安心して贈ることができます。長年絵本に携わってきた専門家にセレクトを依頼し、3冊から5冊の厳選されたセットを複数ご用意しました。子連れ出勤の取り組みで、子どもとともに成長してきたソウ・エクスペリエンスのセットもあります。絵本をセレクトした専門家少子化が加速する中でも、さまざまな分野のクリエイターが絵本づくりに乗り出したり、出版社が新刊本の発行に力を入れたりと、今の時代を捉えた魅力的な絵本が増えています。本商品においても、多様な絵本との出合いのきっかけになることを願って、世界中で愛されるロングセラー絵本から、今年発刊された刺繍作家による新作絵本、一般流通していない絵本まで、幅広く掲載しました。それぞれのテーマに込めた思いを書評カードにして、絵本セットと一緒にお届けします。書評カードのイラストは、京都市在住のイラストレーター、maccoさんの書き下ろし。ギフト冊子のデザインを、カードにもあしらいました。書評カードの例本商品は、ギフトケースに冊子とチケットが入った紙パッケージ版と、メールやLINEなどオンラインで贈れるeギフト版を同時発売。出産祝いや1歳の誕生日、子どものいる方へのプレゼントを想定しており、当社ECサイト( )のほか、楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピング、LINEギフトなどで販売します。紙パッケージ版は、百貨店や雑貨店での展開も予定しています。【新商品の概要】「えらべる絵本のギフト」のギフトケース、冊子、チケット親子がふれあう時間を贈ります商品名 : えらべる絵本のギフト販売価格(税込): 6,270円発売日 : 2023年8月8日商品詳細ページ: (紙パッケージ版) (eギフト版)【選べる絵本セット】■リズムがある/歌いたくなる絵本『ももも』など4冊生まれたばかりの赤ちゃんは、目がよく見えません。一般的に0歳~2歳くらいまでの間に、視力は0.2から0.6くらいまで成長し、3歳で1.0程度になると言われています。視力のおぼつかない赤ちゃんに、絵本が良いとされているのはなぜでしょうか?実は、聴力はママのお腹にいるときから発達しています。生後3カ月頃からママの声に反応するようになるのは、目で追っているのではなく、耳で聞き分けているからと言われます。絵本にリズム感がある作品が多い理由、それは美しく楽しい「言葉」の世界に出合い、ふれてほしいという願いからなのです。きっと、新しい発見が待っているはずです。●『ももも』著作:川之上英子・川之上健/出版社:岩崎書店●『0.1.2.えほん どのはな いちばん すきな はな?』著者:いしげまりこ/出版社:福音館書店●『チキカングー』著者:樋勝朋巳/出版社:こぐま社●『のせのせ せーの!』著作:斉藤倫・うきまる/出版社:ブロンズ新社■自然を身近に感じる絵本『にじ』など3冊空、地面、海の中。私たちの周りには、植物や動物をはじめとするさまざまな生き物がいて、雨に星に虹、太陽に月……自然のものがたくさんあります。日常に密接しているのに、意識していないと見過ごしてしまうことの方が多いもの。小さなものから大きなものまで、私たちを助けてくれるもの、脅威になるもの、すべて「自然のもの」。身近に感じて優しい気持ちになったり、ワクワクしたり。前より足元を見ながら歩いてしまう、思わず空を見上げてしまう。明日のお出かけでひとつふたつ会話が増えて、当たり前にあったものへの愛しさが増すような絵本たちを選びました。そこに咲く小さな草花が、夕焼けが、この先の未来も私たちのそばにありますように。●『にじ』著者:新沢 としひこ/出版社:アスク・ミュージック●『とぶえほん』著者:KawaBooks/出版社:いろは出版●『やぎさんのさんぽ』著者:juno/出版社:福音館書店■おいしいたべものの絵本『かぼちゃのすーぷ うまうまううう』など3冊実際の食べ物よりも、絵本に出てくる食べ物の方が、「おなかへったー」「これたべたい!」と思わず声に出てしまう気がします。想像力をかき立てられるからでしょうか?絵本に登場した食べ物を、実際に作ってみたり食べてみたりするスペシャルな体験が、物語と味と匂いとともに思い出になります。「昔、この絵本に出てきたお菓子を作ってもらって食べたから、この絵本はすごくよく覚えているの」――。たまにこんなエピソードを聞くことがあります。親子で一緒にキッチンに立ったり、食卓を囲んだり。絵本にひもづくおいしい記憶は、家族にとってかけがえのない宝物になります。世界中の子どもと大人に、たくさんのおいしくて楽しい思い出を作ってほしいと願っています。●『かぼちゃのすーぷ うまうまううう』著者:もりながあけの/出版社:ニジノ絵本屋●『フルーツポンチ』著者:はらぺこめがね/出版社:ニジノ絵本屋●『ハンバーガー』著者:はらぺこめがね/出版社:ニジノ絵本屋■やってみたくなる絵本『しろくまちゃんのほっとけーき』など6冊子ども時代。何もかもが真新しく、これから何が起こるか、わくわくとドキドキとちょっぴり不安な時代です。そんな、未来があふれんばかりの子どもたちへ、思い込みや社会常識とも無縁で、自由で好奇心にあふれる子どもたちへ、無限の可能性を内包している子どもたちへ。物語の形を借りて、新しい世界への扉となり、体験を促すきっかけになり得るのも、絵本の魅力の一つ。インターネットの普及で子どもたちを取り巻く環境は急激に変化していますが、心身ともに大きく成長する時期には「リアルな感覚」を手放さず、どんどん伸ばしてほしい。体全体を使って日々大きくなる子どもたちへ、インタラクティブに楽しめる絵本をと、そんな思いを込めてセレクトしました。●『しろくまちゃんのほっとけーき』著者:わかやまけん/出版社:こぐま社●『どんどこ ももんちゃん』著者:とよたかずひこ/出版社:童心社●『ころりん・ぱ!』著者:ひらぎ みつえ/出版社:ほるぷ出版●『おててがでたよ』著者:林明子/出版社:福音館書店●『はじめてのぼうけん ぴょーん』著者:まつおか たつひで/出版社:ポプラ社■かけがえのないあなたへ贈る絵本『ちいさなうさこちゃん』など4冊愛情の伝え方は幾通りもありますが、絵本の力を借りて愛情表現してみるのもまた良いものです。耳で聞いて心地よい言葉、しかもただ読むだけで、リズミカルで優しい語りかけになる魔法の言葉だとなおいい。そういったことも大切にして作られているのが、作者(翻訳者)によって考え尽くされた文字で編まれている絵本。自然に優しさがあふれてくるような言葉で満たされた絵本は、読んでいる大人も、楽しくなること間違いなしです。そしてどの絵本にも、繰り返し読んだお子さまが、自分は大切な存在なのだと自然に気づいてくれるような、「生まれてきてくれてありがとう」のさり気ないメッセージが。親子で楽しむ絵本タイムを、より彩りあるものに。そんな願いを込めてセレクトしました。●『ちいさなうさこちゃん』著者:ディック・ブルーナ/翻訳:石井桃子/出版社:福音館書店●『ぶう ぶう ぶう』著者:おーなり 由子/出版社:講談社●『たいせつな あなたへ あなたが うまれるまでの こと』著者:サンドラ・ポワローシェリフ/翻訳:おーなり 由子/出版社:講談社●『しあわせになあれ』著者:弓削健介/出版社:瑞雲舎■家族の絆を深める絵本『あ・あ』など3冊生命の誕生は、家族にもたらされる数少ない奇跡の一つです。しかしその感動は日常に押し流され、子どもと過ごす時間をつらく感じてしまう日もあると思います。そんなとき、この絵本たちを開いてみてください。家族が歩んできた道のりは、絵本の絵や言葉の中に思い出としてしっかりと刻まれ、迷い悩むときにそっと励ましてくれる存在になるはずです。絵本とともに家族が過ごした時間、共有した喜びの感情は、思い出として心の奥底に残り、親子の絆となります。時が経ち、子どもが成長し、新たな命と出会うとき、親子での絵本体験は、リレーのバトンのように次の世代へと繋ります。●『あ・あ』著作:三浦 太郎/出版社:童心社●『すくすく いのち』著者:はまの ゆか/監修者:佐々木 裕子/出版社:めくるむ●『たくさんのドア』著者:アリスン・マギー/出版社:主婦の友社■どうぶつと一緒に成長する絵本『ひよこは にげます』など3冊絵本に登場する動物たちは、人と同じように二足歩行をしたり、言葉を話したりします。大人にとっては不思議な世界ですが、先入観のない子どもにとっては、絵本の世界の方が当たり前になることもあります。子どもと同じ視点に立つと、今までの当たり前が、また違って見えてくるかもしれません。親しみやすくわかりやすい動物の絵本は、小さい赤ちゃんでも楽しめます。一方で、個人の尊さや世の中の多様性など、大切なメッセージも込められています。読むときの年齢や経験によって、楽しみ方や解釈も変わる、人生に寄り添ってくれる絵本です。動物たちが自分らしく生きる、不思議であたたかい世界を、ぜひ子どもと一緒にのぞいてみてください。●『ひよこは にげます』著者:五味太郎/出版社:福音館書店●『わたしと なかよし』著者:ナンシー・カールソン/出版社:瑞雲舎●『とんでもない』著者:鈴木のりたけ/出版社:アリス館【会社概要】商号 : ソウ・エクスペリエンス株式会社所在地 : 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-60-5 オー・アール・ディ原宿ビルB1代表取締役社長: 西村 琢設立日 : 2005年5月事業内容 : 体験ギフトをはじめとしたギフト商品の企画・販売URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年08月22日世界中で人気の絵本の主人公「ミッフィー(うさこちゃん)」の生みの親であるディック・ブルーナが、初めての絵本『de appel(りんごぼうや)』(初版)を出版したのは1953年のこと。絵本作家としてのブルーナのデビュー70周年を記念する展覧会が、松屋銀座8階イベントスクエアにて、8月15日(火)から8月30日(水)まで開催される。オランダのユトレヒトで生まれたディック・ブルーナ(1927-2017)は、家業の出版社でデザイナーとして働き始め、2000冊を超える自社のペーパーバック「ブラック・ベア」シリーズの装幀やデザインを手がける一方、生涯で120冊以上の絵本を生み出した。1955年に出版された『nijntje(ちいさなうさこちゃん)』(初版)から始まる「ミッフィー」シリーズは、世界的なベストセラーとなり、ブルーナは世界で最も有名な絵本作家のひとりと目された。同展の魅力は、代表作「ミッフィー」シリーズのみならず、様々な絵本作品にも着目していること。冒険心いっぱいのくまの男の子「ボリス(ぼりす)」シリーズをはじめ、ブルーナの子供たちの先生から着想を得たというぶたの「ポピー(うたこさん)」、勇敢ないぬの「スナッフィー(くんくん)」、そして『しらゆきひめ』などのおとぎばなしのシリーズといった多彩な絵本の原画を通じて、ブルーナの絵本創作に共通するデザインワークやユーモアを紐解く展示構成となっている。日本のブルーナ・ファンに特にうれしい展示のひとつは、ボリスが青い傘で空を飛ぶ『ぼりす そらをとぶ』の展示だろう。ブルーナがこの絵本の着想を得たのは、来日時に滞在していたホテルの窓から見た雨の日の傘だったという。強風に吹かれる傘の表現を完成させるまでに、ブルーナは膨大な数のスケッチを描いており、今回は原画とともに、そうしたスケッチやアイデアを練る段階のメモも出品される。着想から、スケッチを重ね、一枚の絵に仕上げるまでのブルーナのこだわりや情熱にも接することのできる貴重な機会となるだろう。1963年『クリスマスってなあに』原画1966年『しらゆきひめ』原画2004年『うたこさんへのうた』印刷原稿2000年『ろばのみみ』印刷原稿1969年『くんくんとかじ』原画1990年『ろってちゃん』印刷原稿1999年『ぼりす そらをとぶ』の制作メモ(左)とスケッチ(右)1988年『うさこちゃん おとまりにいく』原画Illustrations Dick Bruna © copyright Mercis bv,1953-2023www.miffy.com<開催情報>『ブルーナ絵本展 dick bruna: zijn werken voor prentenboeken』会期:2023年8月15日(火)~8月30日(水)※会期中無休会場:松屋銀座8階イベントスクエア時間:10:00~20:00、日曜は19:30まで、最終日は17:00まで(入場は閉場の30分前まで)料金:一般・大学1200円、高校800円、中小600円展覧会公式サイト:
2023年08月08日はじめての言葉に触れたり、感性を刺激してくれたり、子どもの世界をぐんと広げる「絵本」は、子育てに欠かせないツールのひとつです。でも、絵本の対象年齢に合っているのか、成長のためになっているのかなど、ふと疑問になることも。そんなときに出会ったのが、指先をトコトコと動かしながら年齢問わず遊べる絵本「ゆびさんぽ」(KADOKAWA 刊)。以前ウーマンエキサイトで「 ズボラ母のゆるゆる育児 」の連載をしていた、瀬戸内海在住の人気イラストレーター まつざきしおりさんの絵本デビュー作です。絵本を指先でたどりながらものがたりが進んでいくのですが、はじめての感覚で、子どもはもちろん大人でも楽しい! しかも、自然とさまざまな動かし方が身につくので、手指と密接な関係がある脳の発達もうながすのだそう。企画から1年以上を費やしたというまつざきさん、どんな想いで制作されたのでしょうか? 先般おこなわれた「道づくりワークショップ」の様子とともにご紹介します。■探し絵要素も! 遊び心をギュッとひとつに絵本の主人公は、赤と青のとんがり頭巾をかぶった2人のこびと。子どもたちはこびとと一緒に森のみんなとピクニックをするために、“ぐらぐらいっぽんばし” “ふわふわたんぽぽのみち”など、13のステージを進んで行きます。そこに、まつざきさんならではのキュートでやさしいタッチの絵のうさぎやヒヨコ、キノコやおばけなど、子どもの興味をさそうキャラクターがたくさん登場するので、ページを開くたびに新鮮なワクワク感があふれてきます。さらに、細かく見ていくと“こんなところにこんな子が!”という探し絵の要素もちりばめられていて、繰り返し見ても楽しめる工夫がされているんです。「最終的に指でさんぽをするという案に落ち着くまでに、本当にさまざまなアイデアを出したのですが、それもボツにするのではなく作中に活かしています。たとえば、川のぐらぐらいっぽんばしのステージでは、“ザ〜〜〜”という擬音をテキストで川に描いているのですが、これはオノマトペの絵本にしたら? というアイデアを取り入れたもの。モグラのページにある“宝石ゼリー”はお菓子がたくさん出てくるものがたり絵本という発想から。完成に至るまでにセリフが足されたりと作品自体がさまざまに変化して、最終的に私らしい絵本ができたのではと思います」(まつざきさん)担当編集さんいわく、リクエストするとアイデアを10倍にも100倍にも膨らませて返ってくるのだとか。そんな遊び心にあふれたまつざきさんのアイデア1つひとつがリレーのようにつながって、一番おいしいところをギュッと集めたデビュー作に仕上がりました。■指先以外でも遊べる! 成長とともに育っていく絵本そんな自由な発想から生まれた絵本だからこそ、自由に遊ぶ余白があるので、指でさまざまな遊びが生まれていきます。実際に筆者の子どもたちも年の離れた兄妹同士で違った指先の使い方をするだけでなく、ミニカーを走らせたりお気に入りのフィギュアでごっこ遊びをしたりと、毎回違う遊び方で夢中になって楽しんでいました。「それぞれご家庭ごとに違う遊びをしてもらえたらと思っていたので、うれしいですね。絵本ってアルバム的な存在だと考えていて。最初は親が読み聞かせをして、そのうちにいっしょに声に出して読んで、最終的に1人で読むようになって…。そうやって子どもの成長とともに育っていくような絵本がつくりたいと思っていたんです。この絵本をきっかけに、ご家庭ごとの思い出をたくさんつくって欲しいですね。あと、親御さんはお子さんが小さな手でテクテクしているかわいい姿を見てニヤニヤして欲しいです(笑)」(まつざきさん)■「余白」が自由な発想を刺激する絵本の出版を記念しておこなわれた「道づくりワークショップ」では、子どもの自由な発想にまさしく親の私がニヤニヤしてしまいました。用意されていたのは、スタート地点とゴール地点だけが描かれた紙。このあいだにオリジナルのゆびさんぽ道を描いていこうというもの。クレヨンやカラーペン、シールやカラフルな毛糸などを使いながら、個性的な作品が次々とできあがっていきます。最後に参加者の作品をつなげて長くなった道をみんなでテクテク。みんな夢中でゴールまでたどっていく姿に、余白を与えることで子どもの主体性や可能性がぐんと広がることを実感しました。■最後にまつざきさんから絵本はもちろん、まつざきさんご自身も明るく前向きなエネルギーでいっぱい。しかし、産後はバセドウ病で心身ともに思うようにいかない日々も過ごしました。最近は症状も落ち着き、12年目になった直島での暮らしを小学4年生になった娘さんのみーたんと旦那さんの協力のもと、楽しんでいます。「12年経ちましたがいまだに慣れないこともあります。日々悩みもあるし、もともとメンタルがゆし豆腐(※やわらかいおぼろ状の豆腐)なので、ちょっとしたことで悩んだり考えすぎちゃったり…。落ちるときは深海レベルまで沈んでしまいます(苦笑)。ときはしばらく地面と一体化してぼーっとしたり、娘を抱っこしてぬくもりを感じながらじっくりエネルギー回復させています。好きなことを生業にしているというのもそれしかできないくらい不器用だからで、毎日アワアワしているし…。ちなみに今朝も寝坊して学校まで車で送りました(笑)。お母さんってみんな毎日すごくがんばっていて、本当にえらいなぁと思っています。みなさん、本当にお疲れさまです!」(まつざきさん)取材中もじんわりと温かく柔らかなオーラで私たちを包んでくれたまつざきさん。そんなまつざきさんの一歩一歩自分らしく前に進んでいく様子は絵本からも感じ取ることができます。新しい親子のコミュニケーションのひとつとして、ぜひ手にとってみて欲しい絵本です。 「ゆびさんぽ」作・絵:まつざきしおり (KADOKAWA) ※試し読みもあり
2023年08月08日『ブラチスラバ世界絵本原画展』(略称BIB)は、スロバキア共和国の首都ブラチスラバで2年ごとに開催される世界最大規模の絵本原画コンクールだ。その第28回展となる2021年の受賞作品を中心に、特に日本と韓国の絵本に焦点をあてた展覧会が、7月8日(土)から8月31日(木)まで、さいたま市のうらわ美術館で開催される。1967年に始まったこの歴史あるコンクールの第28回展に集まったのは、世界42カ国、379人の作家の絵本だった。同展ではまず、そのなかからグランプリなどの各賞を受賞した作家の作品をパネル展示と絵本で紹介するほか、近年の活躍がめざましいアジア諸国に焦点をあて、2011年から2019年までの受賞絵本を紹介する。同展の大きな見どころは、第28回展に日本と韓国からノミネートされた29名の作家による全177点に及ぶ絵本の原画が絵本とともに一堂に並ぶこと。日本からは、しおたにまみこが金牌(第3席)を、韓国からはイ・ミョンエが金のりんご賞(第2席)を受賞しており、その受賞作品も見ることができる。また、今回は、作家によって生み出された絵本が読者に届くまでの背景を取材した、興味深い特集展示が行われる。「うみだす」「そだてる」「とどげる」「ひろがる」の4つをキーワードに、日韓それぞれの出版社や書店などの活動を調査してつくりあげた展示は、両国の絵本文化やその特性に親しみ、絵本の魅力をさらに掘り下げる機会をもたらしてくれるだろう。発展を続ける両国の絵本の「いま」を知るという意味でも刺激的だ。同展はまた、関速イベントも充実している。ギャラリートークや、子供向け創作コーナーの設置、多世代で交流しながら鑑賞するワークショップなどのほか、今回は現在注目の韓国の絵本作家がオンラインで登壇する講演会なども行われるという。ちなみに展覧会名にある「アンニョン!」は、韓国語の挨拶の言葉で、同展では「やっほー」と訳されている。「アンニョン!」と扉をひらき、多様な広がりをもつ絵本の世界をのぞいてみようと、来場者を誘う印象深いタイトルだ。<開催情報>『ブラチスラバ世界絵本原画展アンニョン!絵本でひらくアジアの扉』会期:2023年7月8日(土)~8月31日(木)会場:うらわ美術館時間:10:00~17:00、金土は20:00まで休館日:月曜(7月17日は開館)、7月18日(火)料金:一般620円、大高410円公式サイト:
2023年07月07日一般財団法人絵本未来創造機構(代表理事:仲宗根敦子)は、このたび、沖縄県の全ての小学校図書館に沖縄戦を描いた平和を考える絵本を寄贈いたします。これに伴い、絵本の寄贈式及び教育長表敬日程を2023年7月7日(金)、沖縄県庁にて行います。七夕であるこの特別な日に、子どもたちに平和を考える絵本を贈呈することで、世界平和を願う気持ちを共有することを目指しています。第54回講談社絵本賞受賞■絵本未来創造機構による絵本の寄贈式及び教育長表敬日程日時:令和5年7月7日(金) 15:30~15:45場所:沖縄県庁13階教育長応接室■選定した絵本について絵本の選定には、「なきむし せいとく 沖縄戦にまきこまれた少年の物語」(童心社の絵本)を採用しました。この絵本は、第54回講談社絵本賞を受賞し、40年以上にわたり沖縄を見つめ続けてきた著者である田島征彦さんが描いたものです。「沖縄戦」をテーマにした本作品は、田島さんの長年の取材の集大成として生まれたものであり、沖縄の子どもたちにとって平和とは何かを考える貴重な絵本です。この絵本を通じて、子どもたちは戦争の悲惨さと痛みを理解し、平和の尊さや大切さを実感することで、平和への思いを育むことを願っています。■一般財団法人絵本未来創造機構について一般財団法人絵本未来創造機構は、子どもたちに平和について考える機会を提供し、夢や希望を育むために絵本の力を活用しています。絵本は、想像力や感受性を刺激し、子どもたちの心を豊かに育む優れたツールです。特に、このような重いテーマを取り扱った絵本を通じて、子どもたちに平和への意識を育むきっかけを与えることが重要であると考えています。一般財団法人絵本未来創造機構 代表理事 仲宗根敦子(沖縄市在住)は、「絵本を通して豊かな未来を創造する」という理念を掲げ、絵本や読み聞かせの普及活動や、研修・出版等の活動を行っております。当財団は収益の一部を国内外の貧困地域への絵本の寄付、また平和活動として、沖縄や広島の平和祈念公園への寄付をしております。<一般財団法人絵本未来創造機構 代表理事 仲宗根敦子 コメント>「子どもたちが夢を持ち、平和について考えることは、未来の世界を築くために重要な要素だと考えています。絵本は子どもたちの心を豊かにし、平和への意識を育むための優れた手段です。我々はこの活動を通じて、子どもたちが平和の尊さを理解し、共に平和を築く力を育んでほしいと願っています。」 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月04日一般財団法人絵本未来創造機構の(代表理事:仲宗根敦子)は、絵本を通じて豊かな未来を創造し、絵本や読み聞かせの普及活動や研修・出版プロデュースなどの活動を展開しています。この度、第二回「Ehon for peace in Okinawa」を、2023年7月9日(日)に沖縄県平和祈念堂(沖縄県営平和祈念公園) 沖縄県糸満市摩文仁448番地2にて開催いたします。当財団は、収益の一部を平和活動として沖縄や広島の平和活動に寄付しており、このイベントでは、沖縄の子どもたちが絵本を通して共通の喜びを分かち合い、情操を育み、世界平和への意識を育てることを目的としています。第二回Ehon for peace in Okinawaチラシイベントでは、平和セレモニーとして、献花や沖縄県蝶のオオゴマダラ放蝶も行われます。絵本作家 長谷川 義史氏による講演会「へいわってなにかな、ぼくはかんがえたよ」。さらに、子どもたち150人による世界一大きな絵の作成(5×5メートルの大きな布に自由に絵を描きます)。この大きな絵は、2024年フランスにて披露される予定です。■開催概要日時 : 2023年7月9日 9時30分~12時会場 : 沖縄県平和祈念堂(沖縄県営平和祈念公園)URL : 参加費 : 無料定員 : 350人申込方法: ※満員御礼につき受付は終了しております。主催:一般財団法人絵本未来創造機構共催:株式会社 有隣堂、特定非営利活動法人アース・アイデンティティ・プロジェクツ後援:沖縄県 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月04日妊娠中からずっと息子に読み聞かせていた絵本についてのエピソードをご紹介します。 こんな目覚めのいい朝はない!私は妊娠が分かったころから、おなかの子に読み聞かせをしていました。なかでも絵本の「うまれてきてくれてありがとう」を夫婦で頻繁に選んでいたと思います。また、子どもが生まれてきてくれてからも、ときどき読んでいました。 すると息子が2歳を少し過ぎたある日の明け方。息子は私に「ママ、うまれてありがと(うまれてきてくれてありがとう)」と言いながら、初めてほっぺにチュッ。 こんな目覚めのいい朝は一生来ないと思うくらい本当に幸せでした。(女性 30代 主婦) まとめ読み聞かせをしていた本の言葉をママにかけてくれた息子くん。きっとママやパパが息子くんに対して常に言っている言葉だから、息子くんも同じことをしたのでしょうか。ママにとっては一生忘れられない思い出になりますね! みなさんも、お子さんから言われてうれしかった言葉はありますか? 作画/大福
2023年06月30日保育士の中田馨さんが、「絶対に読んでおいた方が良い」おすすめの絵本について教えてくれました。子どもにはなるべくたくさん絵本を読んであげたい!という親御さんも多いことでしょう。保育士さんのおすすめの絵本はどんなものか興味がありますよね。ぜひチェックしてみてくださいね。こんにちは!保育士の中田馨です。今回のテーマは「絶対に読んでおいたほうが良いベストセラー絵本」。保育士と言う職業柄、絵本とふれあうことの多い私が選んだ絵本を紹介します。 『私のワンピース』(こぐま社)にしまきかやこ作『私のワンピース』(こぐま社)は、空から落ちてきた真っ白い布で、うさぎさんがワンピースを作るところからストーリーが始まります。素敵なワンピースができて「ララランロロロン」とお出かけしたうさぎさんのワンピースは、お花畑を通ったらお花模様に。雨が降ったら水玉模様に…と模様が変化していきます。実は先日、2歳児さんとこの本を読んだところ。2歳の女の子は次々に模様が変わる素敵なワンピースにくぎ付け!「わああ!かわいいワンピースになったね」と話しかけると「うん」とうっとりとしていました。ワンピースに描かれる模様の彩りも良いので、見ているだけでウキウキします。子どもたちに「もういっかい!」とリクエストされることも多い絵本です。 参考文献:『私のワンピース』(こぐま社) にしまきかやこ作 『ぐりとぐら』(福音館書店)なかがわえりこ作・おおむらゆりこ絵「ぐりとぐら」の絵本は、多くのお父さんお母さんが、小さい頃に1度は読んだことがあるのではないでしょうか? お料理が好きな野ネズミのぐりとぐらは、森で大きな卵を見つけます。どんな料理にしようか悩んで「カステラ」を作ることに。大きな卵を料理して、だんだんカステラが出来上がっていく様子はウキウキして、出来上がったカステラはふっくらとやわらかそう!!絵本からいい香りが漂ってきそうです。「わあ!美味しそうなカステラ。あやちゃんも食べてみる?」と絵本の絵をつまんでお口にパクリ。子どもたちはにっこり笑顔になって「もういっかい!」と何度も食べたがります。子どもたちの想像力を掻き立てる素敵な絵本です。 福音館書店のHPには、『ぐりとぐら』のカステラをつくろう!と、カステラの作り方も紹介されています。実は、私も作ったことがあるんです。我が子はもう大きくなっていましたが『ぐりとぐら』のカステラ!と知って感動して食べてくれました。 参考文献:『ぐりとぐら』(福音館書店)なかがわえりこ作・おおむらゆりこ絵 『はじめてのおつかい』(福音館書店)筒井頼子作・林明子絵この絵本は、私が幼少期に出会った何度も読み返した絵本です。小さなみいちゃんはママに頼まれて、手に百円玉を二つ握りしめておつかいに行きます。いつもママと通る道なのに、自転車にビックリしたり、転んでお金を落したり…とさまざまなハプニングが起きます。絵本の主人公のみいちゃんとそう変わらない年齢だった私は「頑張れ!頑張れ!」と応援しながら読み進めていたことを今でも覚えていますし、その時にみいちゃんと同じように不安な気持ちになったり、みいちゃんがこけて怪我したら何だか痛みを感じたり、最後は嬉しく温かい気持ちになったことも覚えています。そんな気持ちにさせてくれた絵本ですので、自分の子どもが大きくなったら一緒に読みたい絵本のひとつでした。 参考文献:『はじめてのおつかい』(福音館書店)筒井頼子作・林明子絵 『おまえうまそうだな』(ポプラ社)宮西達也作この絵本の舞台は、むかしむかしの恐竜の時代。山が噴火して生まれたのが、アンキロサウルスの赤ちゃん。赤ちゃんは独りぼっちだったのですが、1匹のティラノサウルスに出会います。アンキロサウルスを見つけたティラノサウルスは「ガォー!ひひひひ、おまえうまそうだな」ととびかかろうとするのですが、アンキロサウルスは「おとうさーん」と足元にしがみつきます。さて、その後、草食恐竜のアンキロサウルスと、肉食恐竜のティラノサウルスがどうかかわっていくのか…?は、是非とも、実際に絵本を読んでください。私がこの絵本に出会ったのは、恐竜好きの息子が年中さんの時でした。絵本の表紙に描かれている恐竜の何とも言えない表情と、『おまえうまそうだな』というタイトルに「なんだこれは!」と衝撃を受けたのを覚えています。絵本の内容は、最初のイメージを覆すほどの感動的なもの。読んだ後、胸の奥にズッシリと課題を突き付けられた思いになりました。子どもだけでなく、大人にとってもメッセージ性の強い絵本なので、ぜひお父さん、お母さんに読んでもらいたい1冊です。 参考文献:『おまえうまそうだな』(ポプラ社)宮西達也作 今回、私の好きなベストセラー絵本を選び、中身を思い返していて改めて、絵本は感情を揺さぶり子どもの心も大人の心もわしづかみにしてくれるものであることに気づきました。皆さんのご家庭のベストセラー絵本を、ぜひ見つけてくださいね。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2023年06月14日