国立文化財機構 文化財活用センター〈ぶんかつ〉が作品輸送費等を支出し、東京国立博物館・京都国立博物館・奈良国立博物館・九州国立博物館の4つの国立博物館が収蔵品を貸し出す「国立博物館収蔵品貸与促進事業」において、2024年度事業の実施対象館が決定いたしました。これにより国立博物館が所蔵する各地域ゆかりの文化財86件が、鹿児島、岐阜、福井、愛知、栃木、茨城の6つの施設で順次公開される予定です。■2024年度 国立博物館収蔵品貸与促進事業 実施対象館(会期順)対象館 :鹿児島市立美術館(鹿児島県)展覧会名 :鹿児島市立美術館開館70周年記念「没後100年 黒田清輝とその時代」会期 :2024年7月24日(水)~2024年9月1日(日)貸与予定件数:43件対象館 :岐阜県美術館(岐阜県)展覧会名 :「清流の国ぎふ」文化祭2024 PARALLEL MODE:山本芳翠展会期 :2024年9月27日(金)~2024年12月8日(日)貸与予定件数:6件対象館 :福井市立郷土歴史博物館(福井県)展覧会名 :鉄(くろがね)の名工 越前明珍(えちぜんみょうちん)会期 :2024年10月19日(土)~2024年12月1日(日)貸与予定件数:6件対象館 :豊橋市美術博物館(愛知県)展覧会名 :銅鐸の国 -伊奈銅鐸出土100年-会期 :2024年11月30日(土)~2025年2月2日(日)貸与予定件数:14件対象館 :佐野市立吉澤記念美術館(栃木県)展覧会名 :佐野市合併20周年記念特別企画展「丸山瓦全と佐野の文化財保護~天明鋳物を護り、エラスムス像を見つけた~」(仮称)会期 :2025年1月25日(土)~2025年3月9日(日)貸与予定件数:9件対象館 :茨城県立歴史館(茨城県)展覧会名 :開館50周年記念 春の特別展「雪村 -常陸に生まれし遊歴の画僧-」会期 :2025年2月15日(土)~2025年4月6日(日)貸与予定件数:8件■2024年度 国立博物館収蔵品貸与促進事業 展覧会概要(会期順)<鹿児島市立美術館>鹿児島市立美術館開館70周年記念「没後100年 黒田清輝とその時代」貸与予定件数: 43件会期 : 2024年7月24日(水)~2024年9月1日(日)URL : X(旧Twitter): Instagram : Facebook : 重要文化財 湖畔 黒田清輝筆 明治30年(1897) カンバス・油彩 東京国立博物館蔵(※貸与予定作品)みどころ:2024年に開館70周年を迎える鹿児島市立美術館では、没後100年となる日本近代を代表する郷土作家・黒田清輝(1866~1924)の足跡を多角的に紹介する展覧会を開催します。鹿児島で生まれた黒田は、法律の修学を志して留学したフランスで絵画の道へ転向しました。帰国後、清新な画風で日本の洋画を開拓し、生涯にわたって日本の美術振興に力を注いだその存在は、鹿児島において藤島武二(1867~1943)や和田英作(1874~1959)をはじめとした作家たちの輩出にも影響を及ぼしました。本展では、黒田清輝筆「湖畔」(重要文化財)をはじめ、東京国立博物館が所蔵する黒田、そして同時代に活躍した画家の作品をあわせ43件を貸し出す予定です。<岐阜県美術館>「清流の国ぎふ」文化祭2024 PARALLEL MODE:山本芳翠展貸与予定件数: 6件会期 : 2024年9月27日(金)~2024年12月8日(日)URL : X(旧Twitter): Instagram : Facebook : 花化粧 山本芳翠筆 明治時代・19世紀 カンバス・油彩 東京国立博物館蔵(※貸与予定作品)みどころ:日本洋画の素地を築いた山本芳翠(1850~1906)は、美濃国恵那郡野志村(岐阜県恵那郡明智町)生まれの近代洋画家です。五姓田芳柳(1827~1892)に学び、のちフランスで本格的な油彩画技法を身に着けました。帰国後の活動は、明治美術会や白馬会などの美術団体結成、日清・日露戦争への従軍画家としての参加、演劇等他の芸術分野との交流など多彩なものでした。 本展では、山本芳翠や黒田清輝(1866~1924)らの作品を通して彼らがフランスから日本へもたらした明治洋画が、今日までどのように受け止められてきたのか考察します。東京国立博物館から、山本芳翠筆「月夜虎」ほか、黒田清輝作品とあわせて6件の作品を貸し出す予定です。<福井市立郷土歴史博物館>鉄(くろがね)の名工 越前明珍(えちぜんみょうちん)貸与予定件数: 6件会期 : 2024年10月19日(土)~2024年12月1日(日)URL : X(旧Twitter): Facebook : 自在鷹置物 明珍清春作 江戸時代・18~19世紀 鉄製 鍛造 東京国立博物館蔵(※貸与予定作品)みどころ: 福井藩主越前松平家のお抱え甲冑師「越前明珍」は代々小左衛門吉久を名乗り、甲冑・自在置物・鉄鐔など、鍛鉄とその加工技術を巧みに用いた名作を遺しています。 本展では、明珍を中心とする越前の鍛冶の作品の数々、全国の明珍派はじめ名工が手がけた「自在置物」などを一堂に集め、江戸時代の金属加工技術の粋と、その中で確かな位置を占める越前明珍の軌跡を追います。東京国立博物館から「自在鷹置物」、「甲冑金物」など6件を貸し出す予定です。<豊橋市美術博物館>銅鐸の国 -伊奈銅鐸出土100年-貸与予定件数: 14件会期 : 2024年11月30日(土)~2025年2月2日(日)URL : X(旧Twitter): Instagram : Facebook : 突線鈕3式銅鐸 弥生時代(後期)・1~3世紀 愛知県豊川市小坂井町伊奈松間出土 東京国立博物館蔵(※貸与予定作品)みどころ:大正13年(1924)12月27日に、宝飯郡小坂井村伊奈字松間の麦畑(現・豊橋市立前芝中学校校庭)から3口の三遠式銅鐸が出土し、その後、東京帝室博物館に収蔵されました。本展は、出土から100年を記念し、国内有数の銅鐸集中地帯として知られる三河・遠江地方から出土した銅鐸を一堂に会し、銅鐸の果たした意義と弥生時代の社会を考える展覧会です。東京国立博物館から13件、奈良国立博物館から1件の銅鐸を貸し出す予定です。<佐野市立吉澤記念美術館>佐野市合併20周年記念特別企画展「丸山瓦全と佐野の文化財保護~天明鋳物を護り、エラスムス像を見つけた~」(仮称)貸与予定件数: 9件会期 : 2025年1月25日(土)~2025年3月9日(日)URL : Instagram : 重要文化財 銅梅竹透釣燈籠 室町時代・天文19年(1550) 千葉市中央区千葉寺町千葉寺址出土 銅製 鋳造 畑野勇治郎氏寄贈 東京国立博物館蔵(※貸与予定作品)みどころ:佐野市立吉澤記念美術館では佐野市合併20周年を記念し、足利の考古学者・丸山瓦全(1874~1951)を取り上げた展覧会を開催します。丸山瓦全は、少年期を母の実家である葛生(佐野市)の吉澤家で過ごしました。同家は江戸時代後期以来書画に親しんだことから、瓦全も幅広い文物に深い関心を持ちました。龍江院(佐野市)にあったリーフデ号船尾像の発見・調査と旧国宝指定、天明鋳物研究と戦時下における梵鐘保護活動など、栃木県の文化財保護に大きな功績を残しました。 本展では「銅梅竹透釣燈籠」(重要文化財)をはじめ、東京国立博物館から9件を貸し出す予定です。<茨城県立歴史館>開館50周年記念 春の特別展「雪村 -常陸に生まれし遊歴の画僧-」貸与予定件数: 8件会期 : 2025年2月15日(土) ~ 2025年4月6日(日)URL : X(旧Twitter): Instagram : 雪景山水図 雪村周継筆 室町時代・16世紀 紙本墨画 谷口豊三郎氏寄贈 京都国立博物館蔵(※貸与予定作品)みどころ:茨城県立歴史館は開館50周年を記念し、常陸の国の部垂(現在の茨城県常陸大宮市)を出生地とする戦国時代の画僧・雪村周継の名品を紹介する展覧会を開催します。雪村は常陸北部を領した佐竹一族として生まれ、幼くして出家すると正宗寺などで画業の修練を重ねます。のちには会津や小田原、鎌倉などを訪れて画才を磨き、晩年は会津や三春(現在の福島県田村郡三春町)を往来しながら多くの傑作を生み出しました。本展では、雪村の作品とともに雪村を育んだ時代や地域に関連する資料を紹介し、茨城県および周辺地域の歴史と文化の奥深さや交流の様子などにも触れていきます。東京国立博物館からは「鷹山水図屏風」(重要美術品)を含む4件、京都国立博物館からは「雪景山水図」など4件、あわせて8件を貸し出す予定です。■2025年度「国立文化財機構所蔵品貸与促進事業」募集予定2025年度から事業名称が「国立文化財機構所蔵品貸与促進事業」となり、従来の4つの国立博物館に加えて東京・奈良の2つの文化財研究所の所蔵品も貸出対象となります。2024年4月1日(月)から、2025年度国立文化財機構所蔵品貸与促進事業実施対象館の申請受付を開始します。申請受付期間:2024年4月1日(月)~6月28日(金) [17時必着]貸与促進事業の申請、展覧会情報に関する詳細は、以下の〈ぶんかつ〉公式ウェブサイトでご確認いただけます。URL: 全国の美術館・博物館からのご応募をお待ちしています。2025年度国立文化財機構所蔵品貸与促進事業 募集チラシ■文化財活用センター 2018年に設置された、文化財活用のためのナショナルセンターです。「文化財を1000年先、2000年先の未来に伝えるために、すべての人びとが、考え、参加する社会をつくる」というビジョンを掲げ、「ひとりでも多くの人が文化財に親しむ機会をつくる」ことをミッションとして、さまざまな活動をしています。■ぶんかつSNSぶんかつ公式サイト X(旧Twitter) @cpcp_nich ぶんかつ Instagram @cpcp_nich ぶんかつ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年03月25日国立文化財機構 文化財活用センター〈ぶんかつ〉は、東京国立博物館・NHK(日本放送協会)との共同研究「みんなの8K文化財プロジェクト」の一環として開発したコンテンツ「8Kで楽しむ国宝屏風『洛中洛外 京めぐり』」を東京国立博物館にて公開します(実証実験期間:2024年3月19日(火)~4月7日(日)、会場:東京国立博物館 平成館1階 ガイダンスルーム)。本コンテンツは、2022年に同館で公開した8K映像コンテンツ「時間をこえた出会い―洛中洛外 400年前の京都へ」(東京国立博物館創立150年記念 特別企画「未来の博物館」内で公開)をインクルーシブな視点で改修したもの。共同研究プロジェクトにより制作した国宝「洛中洛外図屏風(舟木本)」の8K3DCGを用いており、6人のナビゲーターが、屏風に描かれた400年前の京都の街並みを読み解き案内します。今回の改修では、国内外を問わず現代の博物館が求められている、誰もが楽しめる「インクルーシブ」なサービスを目指し、日本語・英語のバイリンガル字幕、そしてNHKグループが取り組むデジタルヒューマン「KIKI」による「手話」サービスを追加しました。利用者は、自身のスマートフォンなどを使って、このサービスを手軽に利用できます。これにより、外国人来館者や聴覚障がいのある方々も、8Kクオリティの映像と、ユニークで興味深いナビゲーターのトークを同時にお楽しみいただけます。会場内には〈ぶんかつ〉がキヤノン株式会社との共同研究で制作した、高精細複製品「洛中洛外図屏風(舟木本)」も展示します。70インチの画面に映る8Kクオリティの美しい映像と、間近で実寸大の屏風の中の街並みや人びとの暮らしの細かな描写とを見比べながら、国宝屏風の魅力をご堪能いただける絶好の機会です。普段の展示室ではかなわない、新たな鑑賞体験をお楽しみください。(会場内は写真・動画の撮影も可能です。)「8Kで楽しむ国宝屏風『洛中洛外 京めぐり』」キービジュアル■8Kクオリティの映像で国宝「洛中洛外図屏風(舟木本)」のディテールを楽しもう!国宝「洛中洛外図屏風(舟木本)」は、江戸時代に活躍した絵師・岩佐又兵衛が、約400年前の京都の街並みを俯瞰するかのように描いた大パノラマの絵画です。6曲1双の屏風に、武士や商人のみならず、かぶき者や酔っ払いまで、じつに老若男女2500人を超える人びとが遊び、暮らすさまが生き生きと描きだされています。70インチの画面に映る8K映像では、肉眼では見るのが難しい細部までじっくりと鑑賞することが可能です。このコンテンツでは、洛中洛外図屏風の世界を「食と享楽」「美と芸能」「歴史と文化」という3つのテーマで、土井善晴さん〔料理研究家〕、伊集院光さん〔タレント〕、IKKOさん〔美容家〕、林家正蔵さん〔落語家〕、磯田道史さん〔歴史学者〕、山崎怜奈さん〔タレント〕ら6人のナビゲーターがご案内します。江戸時代にタイムトリップし、活気あふれる京の都を歩いているかのような体験をお楽しみください。国宝 「洛中洛外図屏風(舟木本)」(左隻) 岩佐又兵衛筆 江戸時代・17世紀 東京国立博物館蔵国宝 「洛中洛外図屏風(舟木本)」(右隻) 岩佐又兵衛筆 江戸時代・17世紀 東京国立博物館蔵国宝「洛中洛外図屏風(舟木本)」の詳細情報はこちら ※原本の展示はありません。※会場に展示される国宝「洛中洛外図屏風(舟木本)」の高精細複製品は、〈ぶんかつ〉とキヤノン株式会社による共同プロジェクト「高精細複製品を用いた日本の文化財活用のための共同研究」の一環として活用しています。■ここに注目!新たに追加されたインクルーシブなサービス・手元のスマートフォン画面で、トークを目で見て楽しめる!多言語字幕サービス利用者自身のスマートフォン・タブレットなどの携帯端末で、映像で登場する6人のナビゲーターのトーク内容を、日本語・英語の字幕で楽しむことが可能です。※今回の実証実験では、日本語と英語のみ。今後、中国語・韓国語のサービスも追加予定。多言語サービスの画面イメージ(日本語)多言語サービスの画面イメージ(英語)手元のスマートフォンで、ナビゲーターの会話を日本語・英語の字幕で楽しむことができる操作画面操作画面操作は簡単。どなたでも手元のスマートフォンやタブレットなどで、ボタン一つで英語の字幕や音声、手話CGのサービスを手軽に利用できる【アプリケーション制作:株式会社アフタイメージ】■デジタル・ヒューマン「KIKI」による手話CG!聴覚障がい者向けサービス6つのトークのうち、「歴史」を案内する磯田道史さんのトークでは、NHKグループが取り組むデジタル・ヒューマン「KIKI」による「手話CG」のサービスも利用できます。まるで人間のような自然な表情や手の動きで、聴覚障がいがある利用者の皆さまにもわかりやすく、この国宝屏風の見どころを紹介します。手話CG 画面イメージ■「KIKI」とは?インクルーシブ社会の実現を目的に開発された、手話が得意なデジタルヒューマン。聴力を失った兄のために手話を学ぶ。兄と参加したフェスで、ラップミュージックを見事に表現した手話通訳者と出会う。その情熱的なパフォーマンスに感銘を受け、いまは自分のスタイルを大切に、手話通訳者として活躍中。今回のコンテンツに搭載している手話CGは、インクルーシブ社会の実現に向けて、NHKグループが筑波技術大学の大杉豊教授の監修のもと開発し、提供しているサービスです。デジタルヒューマンの動きは、手話ネイティブの動きをモーションキャプチャにより収録し反映しており、今回のサービスにおいても、大杉教授が単語ひとつひとつを確認し、指導にあたり完成いたしました。「手話CG」公式サイト デジタルヒューマン「KIKI」(C)NEP/GMS70インチモニターで見た「洛中洛外図屏風(舟木本)」の細部新たな手話CGサービスを利用した体験の様子■「8K文化財プロジェクト」とは?東京国立博物館とNHKが2020年から取り組んできた共同研究プロジェクト。最先端のスキャナーやフォトグラメトリ技術を使って、文化財を撮影し、超高精細な3DCG=「8K文化財」を制作。これまでに、重要文化財「遮光器土偶」、国宝「洛中洛外図屏風(舟木本)」、重要文化財「樫鳥糸肩赤威胴丸」、重要文化財「能面 伝山姥」、「小面 天下一河内焼印」など東京国立博物館の所蔵品や、国宝「百済観音像」、国宝「救世観音像」(いずれも法隆寺蔵)、中尊寺金色堂(中尊寺蔵)などの文化財を撮影し、3DCG=「8K文化財」を制作、東京国立博物館における展示、NHKの番組やイベント等で公開してきました。2022年秋に共同研究の集大成として開催した展示「未来の博物館」では、「洛中洛外図屏風(舟木本)」、「救世観音像」の3DCGを使った体験型展示を制作・公開。9万人をこえる来場者に新たな鑑賞体験を提供し、好評を得ています。2023年からは〈ぶんかつ〉もプロジェクトに加わり、制作した「8K文化財」の活用と展開に取り組んでいます。NHKの「みんなの8K文化財プロジェクト」公式サイト 「8K文化財プロジェクト」ロゴ「未来の博物館」会場内での同コンテンツ上映の様子 (2022年、東京国立博物館)■実施概要8Kで楽しむ国宝屏風『洛中洛外 京めぐり』会場 :東京国立博物館 平成館1階 ガイダンスルーム(東京都台東区上野公園13-9)主催 :東京国立博物館、文化財活用センター、NHK期間 :2024年3月19日(火)~4月7日(日)休館日:4月1日(月) (注)3月25日(月)は開館料金 :無料 *ただし、総合文化展観覧料もしくは開催中の特別展観覧料[観覧当日に限る]が必要です。■本サービスの推奨動作環境Android版:Android OS 11.0以上/iOS版:iPhone XS以降の端末、iOS 16.0以上※本サービスは本展会場内においてのみ利用可能です。※全ての端末での動作を保証するものではありません。※ご利用端末の特別な設定、空き容量や通信状況・通信速度などが起因し、正常に動作しない場合があります。※言語:【音声】日本語・英語、【字幕】日本語・英語、【手話CG】日本語本リリースで紹介している原品の情報は、ColBase(コルベース/国立文化財機構所蔵品統合検索システム)でご確認いただけます。ColBaseは、国立文化財機構の4つの国立博物館(東京国立博物館、京都国立博物館、奈良国立博物館、九州国立博物館)と奈良文化財研究所の所蔵品および皇居三の丸尚蔵館の収蔵品を、横断的に検索できるサービスです。ColBaseに掲載されている画像は、申請不要で商用利用にもお使いいただけます。(ただし出典を明記していただく必要があります。詳しくは「利用規約」をお読みください。) <文化財活用センター>2018年に国立文化財機構に設置された、文化財活用のためのナショナルセンターです。「文化財を1000年先、2000年先の未来に伝えるために、すべての人びとが、考え、参加する社会をつくる」というビジョンを掲げ、「ひとりでも多くの人が文化財に親しむ機会をつくる」ことをミッションとして、さまざまな活動をしています。文化財活用センター〈ぶんかつ〉WEBサイト X(Twitter) @cpcp_nichぶんかつ【文化財活用センター】 YouTube @cpcpnichぶんかつ【文化財活用センター】 Instagram @cpcp_nichぶんかつ【文化財活用センター】 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年03月19日初代国立劇場閉場後初の舞踊公演『Discover NIHONBUYO ―日本舞踊へのいざない―』が、3月24日(日) に国立能楽堂で開催されることが決定した。国立劇場では2015年から『Discover ~』と題し、外国語対応したプログラムの無料配布や字幕表示がある、外国人にも楽しめる歌舞伎や文楽などの日本の伝統芸能公演を定期的に開催。分かりやすい解説とコンパクトな上演時間で伝統芸能に初めて触れる日本人にもおすすめの公演となっている。今回の『Discover』で取り上げるのは、豊かな表現力をもつ踊りが唄や三味線、囃子の響きと一体となって、日本の四季折々の情景や様々な物語・伝説などを表現する「日本舞踊」。実演を交えた解説の後、名作の鑑賞を通して日本舞踊の魅力を紹介する。<公演情報>未来へつなぐ国立劇場プロジェクト 令和6年3月舞踊公演『Discover NIHONBUYO ―日本舞踊へのいざない―』『Discover NIHONBUYO ―日本舞踊へのいざない―』ビジュアル3月24日(日) 14:00 開演(16:00時終演予定)会場:国立能楽堂解説 日本舞踊の魅力 西川箕乃助一中節 都若衆万歳 藤間恵都子地唄 浪花十二月 山村友五郎 吉村古ゆう長唄 連獅子 西川箕乃助 西川佳【チケット料金】(税込)正面席:6,000円(学生4,200円)脇正面席:5,500円(学生3,900円)中正面席:5,500円(学生3,900円)※障がい者の方と介護者1名は2割引です。(他の割引との併用不可)※車椅子用スペースがございます。※インターネットでも学生料金、障害者割引による申し込みが可能です。チケット情報:()
2024年03月12日東京国立博物館(台東区上野公園)は、「博物館でお花見を」と題した春の恒例企画を、2024年3月12日(火)~4月7日(日)に実施します。本館の各展示室では、絵画、陶磁器、きもの、工芸など、桜をモチーフにした日本美術の名品をご覧いただけます。また、本館北側に広がる庭園では、開花時期の異なる約10種類の桜を堪能いただけます。その他にもさまざまなイベントも開催します。展示室で美術品、庭で本物の桜の両方を楽しめる当館ならではの、特別なお花見をお楽しみください。東博で楽しむ特別なお花見■本館で桜めぐり主に日本美術を展示する本館の各展示室では、「犬追物図屏風」など春の風景を描いた絵画や、「金龍山桜花見」など花見を楽しむ人々を描く浮世絵、また桜をモチーフにした陶磁器や染織など、さまざまな工芸作品をご覧いただけます。該当作品のキャプションには桜マークが付いていますので、それを探しながら展示室内の桜をご堪能ください。【主な展示作品】※作品はすべて東京国立博物館蔵1. 桜蒔絵十種香箱(さくらまきえじっしゅこうばこ)江戸時代・19世紀吉田富子氏寄贈3月12日(火)~6月2日(日)本館12室にて展示香道の遊びに使う道具を二段重ねの箱に収めています。全体は黒漆塗で、桜の花と花弁の文様を金・銀・朱の蒔絵に金貝(かなかい)を交えて描き、様々な花の形と豊富な色使いであでやかです。2. 犬追物図屏風(いぬおうものずびょうぶ)筆者不詳江戸時代・17世紀2月20日(火)~4月7日(日)本館7室にて展示犬追物とは弓術の作法をみがく伝統競技です。見物をしている老若男女が桜の下で思い思いに楽しんでおり、たいへんな賑わいを見せています。3. 金龍山桜花見(きんりゅうざんさくらはなみ)鳥文斎栄之筆江戸時代・18世紀3月12日(火)~4月14日(日)本館10室にて展示桜の名所である浅草で、花見をする女性たちを描いた浮世絵です。遠景には浅草寺の本堂と五重塔がみえます。ほか■桜イベント*すべて事前申込不要、参加無料(ただし、当日の入館料が必要)◆ボランティアによるガイドツアー・スライドトークボランティアによるガイドツアーは、「博物館でお花見を」の期間中、桜に関するお話を加えたスペシャルバージョンになります。構内の樹木をご紹介する「樹木ツアー」では、桜や桜にまつわるエピソードを、桜を見ながらお話しします。当館の建築を見る「たてもの散歩ツアー」、建物や展示室の概要を英語でご紹介する「英語ガイド」、法隆寺献納宝物の魅力をお伝えする「法隆寺宝物館ガイド」でも、構内の桜についてお話しします。スライドトークでは、ボランティアがスライドを使って作品の魅力をお伝えします。「博物館でお花見を」の期間中、一部のスライドトークでは、桜や花に関わる作品も紹介する予定です。ボランティアによるガイドツアーやスライドトークなどの日時、詳細は当館ウェブサイトでご確認ください。*天候等により、内容は変更になることがあります。◆「春らんまん桜ぬりえ」桜をテーマにした当館所蔵作品のオリジナルぬりえをお楽しみいただけます。展示室にある作品の色づかいや表現にも注目してみてください。日時:3月22日(金)、23日(土)、24日(日)11:00~15:00(受付終了14:30)会場:本館19室*会場にて随時受付。1名につき1枚配布。なくなり次第終了◆お花見ヨガ in 法隆寺宝物館どなたでもお気軽にご参加いただける「お花見ヨガ」を実施予定です。詳細は当館ウェブサイトをご確認ください。◆東博句会「花見で一句」「博物館でお花見を」の期間中、桜をテーマにした俳句を募集します。桜咲く庭園や、桜をモチーフにした作品をテーマに、一句詠んでみませんか?応募方法等、詳細は当館ウェブサイトでご確認ください。■庭園散策について庭園には、ソメイヨシノをはじめ、オオシマザクラ、枝垂れのエドヒガンザクラなど、約10種類の桜が次々と開花します。池の前にある腰掛石に座って、ゆったりと景色を楽しむこともできます。散策のベストシーズンであるこの季節、展示室で見る桜の作品とあわせて、庭園で咲く桜もお楽しみください。開放時間:9:30~17:00※天候や整備作業等により、閉鎖もしくは散策エリアを制限する場合があります。※茶室内には入れません。■「博物館でお花見を」来館案内会期: 2024年3月12日(火)~4月7日(日)会場: 東京国立博物館〒110-8712東京都台東区上野公園13-9開館時間: 9時30分~17時 ※金曜・土曜日は19時まで※入館は閉館の30分前まで休館日: 月曜日※ただし、3月25日(月)は開館観覧料: 一般1,000円、大学生500円※高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料。入館の際に年齢のわかるものをご提示ください。※障がい者とその介護者1名は無料。入館の際に障がい者手帳等をご提示ください。※有料イベント等は別途料金が必要です。交通: JR上野駅公園口、鶯谷駅南口から徒歩10分東京メトロ上野駅・根津駅、京成電鉄京成上野駅から徒歩15分お問合せ: 050-5541-8600(ハローダイヤル)(出典元の情報/画像より一部抜粋)(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)※出典:プレスリリース
2024年02月21日東京国立博物館(台東区上野公園)は、「博物館でお花見を」と題した春の恒例企画を、2024年3月12日(火)~4月7日(日)に実施します。本館の各展示室では、絵画、陶磁器、きもの、工芸など、桜をモチーフにした日本美術の名品をご覧いただけます。また、本館北側に広がる庭園では、開花時期の異なる約10種類の桜を堪能いただけます。その他にもさまざまなイベントも開催します。展示室で美術品、庭で本物の桜の両方を楽しめる当館ならではの、特別なお花見をお楽しみください。メインビジュアル■本館で桜めぐり主に日本美術を展示する本館の各展示室では、「犬追物図屏風」など春の風景を描いた絵画や、「金龍山桜花見」など花見を楽しむ人々を描く浮世絵、また桜をモチーフにした陶磁器や染織など、さまざまな工芸作品をご覧いただけます。該当作品のキャプションには桜マークが付いていますので、それを探しながら展示室内の桜をご堪能ください。【主な展示作品】 ※作品はすべて東京国立博物館蔵1. 桜蒔絵十種香箱(さくらまきえじっしゅこうばこ)江戸時代・19世紀 吉田富子氏寄贈3月12日(火)~6月2日(日) 本館12室にて展示香道の遊びに使う道具を二段重ねの箱に収めています。全体は黒漆塗で、桜の花と花弁の文様を金・銀・朱の蒔絵に金貝(かなかい)を交えて描き、様々な花の形と豊富な色使いであでやかです。桜蒔絵十種香箱2. 犬追物図屏風(いぬおうものずびょうぶ)筆者不詳 江戸時代・17世紀2月20日(火)~4月7日(日) 本館7室にて展示犬追物とは弓術の作法をみがく伝統競技です。見物をしている老若男女が桜の下で思い思いに楽しんでおり、たいへんな賑わいを見せています。犬追物図屏風(右隻)3. 金龍山桜花見(きんりゅうざんさくらはなみ)鳥文斎栄之筆 江戸時代・18世紀3月12日(火)~4月14日(日) 本館10室にて展示桜の名所である浅草で、花見をする女性たちを描いた浮世絵です。遠景には浅草寺の本堂と五重塔がみえます。金龍山桜花見4. 振袖 染分縮緬地枝垂桜菊短冊模様(ふりそで そめわけちりめんじしだれざくらきくたんざくもよう)江戸時代・18世紀3月5日(火)~4月21日(日) 本館10室にて展示枝垂桜が肩にかかる模様を友禅染で表します。上下にわけるスタイルは江戸時代中期に流行しました。振袖 染分縮緬地枝垂桜菊短冊模様5. 桜下婦女図(おうかふじょず)川又常行(かわまたつねゆき)筆 江戸時代・18世紀3月12日(火)~4月14日(日) 本館10室にて展示ひらひらと舞い散る桜の花びらをながめる女性。肉筆画を専門とした浮世絵師・川又常行らしい繊細な一図です。桜下婦女図6. 色絵枝垂桜図皿(いろえしだれざくらずさら)鍋島 江戸時代・18世紀 米田實氏・千惠子氏寄贈3月12日(火)~6月2日(日) 本館13室にて展示枝垂桜を描いた鍋島焼の組皿で夜桜が表現されています。高度で洗練されたデザインが追究された盛期鍋島の優品です。色絵枝垂桜図皿7. 袱紗 紫地鶏桜火焔太鼓模様綴織(ふくさ むらさきじにわとりさくらかえんだいこもようつづれおり)江戸時代・19世紀3月5日(火)~4月21日(日) 本館10室にて展示江戸時代、長寿のお祝いや結婚、出産といったおめでたい日に、贈答の品に覆い被せて贈られました。表地には、諫鼓鳥(かんこどり)が織り表されています。袱紗 紫地鶏桜火焔太鼓模様綴織8. 瓢形酒入(ひさごがたさけいれ)船田一琴作 江戸時代・天保14年(1843)2月6日(火)~4月21日(日) 本館8室にて展示素銅(すあか)と銀・銅の合金を継ぎ合わせてつくられたお酒の容器です。上部には雲間にのぞく月を銀象嵌(ぎんぞうがん)し、下部に鍍金の桜花が嵌めこまれています。瓢形酒入■桜イベント *すべて事前申込不要、参加無料(ただし、当日の入館料が必要)◆ボランティアによるガイドツアー・スライドトークボランティアによるガイドツアーは、「博物館でお花見を」の期間中、桜に関するお話を加えたスペシャルバージョンになります。構内の樹木をご紹介する「樹木ツアー」では、桜や桜にまつわるエピソードを、桜を見ながらお話しします。当館の建築を見る「たてもの散歩ツアー」、建物や展示室の概要を英語でご紹介する「英語ガイド」、法隆寺献納宝物の魅力をお伝えする「法隆寺宝物館ガイド」でも、構内の桜についてお話しします。スライドトークでは、ボランティアがスライドを使って作品の魅力をお伝えします。「博物館でお花見を」の期間中、一部のスライドトークでは、桜や花に関わる作品も紹介する予定です。ボランティアによるガイドツアーやスライドトークなどの日時、詳細は当館ウェブサイトでご確認ください。*天候等により、内容は変更になることがあります。◆「春らんまん 桜ぬりえ」桜をテーマにした当館所蔵作品のオリジナルぬりえをお楽しみいただけます。展示室にある作品の色づかいや表現にも注目してみてください。日時:3月22日(金)、23日(土)、24日(日) 11:00~15:00(受付終了14:30)会場:本館19室 *会場にて随時受付。1名につき1枚配布。なくなり次第終了◆お花見ヨガ in 法隆寺宝物館どなたでもお気軽にご参加いただける「お花見ヨガ」を実施予定です。詳細は当館ウェブサイトをご確認ください。◆東博句会「花見で一句」「博物館でお花見を」の期間中、桜をテーマにした俳句を募集します。桜咲く庭園や、桜をモチーフにした作品をテーマに、一句詠んでみませんか?応募方法等、詳細は当館ウェブサイトでご確認ください。■庭園散策について庭園には、ソメイヨシノをはじめ、オオシマザクラ、枝垂れのエドヒガンザクラなど、約10種類の桜が次々と開花します。池の前にある腰掛石に座って、ゆったりと景色を楽しむこともできます。散策のベストシーズンであるこの季節、展示室で見る桜の作品とあわせて、庭園で咲く桜もお楽しみください。開放時間:9:30~17:00※天候や整備作業等により、閉鎖もしくは散策エリアを制限する場合があります。※茶室内には入れません。庭園風景■「博物館でお花見を」 来館案内会期 : 2024年3月12日(火)~4月7日(日)会場 : 東京国立博物館〒110-8712 東京都台東区上野公園13-9開館時間 : 9時30分~17時 ※金曜・土曜日は19時まで※入館は閉館の30分前まで休館日 : 月曜日 ※ただし、3月25日(月)は開館観覧料 : 一般1,000円、大学生500円※高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料。入館の際に年齢のわかるものをご提示ください。※障がい者とその介護者1名は無料。入館の際に障がい者手帳等をご提示ください。※有料イベント等は別途料金が必要です。交通 : JR上野駅公園口、鶯谷駅南口から徒歩10分東京メトロ上野駅・根津駅、京成電鉄京成上野駅から徒歩15分お問合せ : 050-5541-8600(ハローダイヤル)ウェブサイト: ※会期・開館日・開館時間・展示作品・展示期間、開催内容等については、今後の諸事情により変更する場合があります。詳しくは、当館ウェブサイト等でご確認ください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月15日熊本県環境生活部環境局自然保護課は、雲仙天草国立公園(天草地域)内の4つのエリアで9つの観光商品を企画し、株式会社 KASSE JAPAN(熊本市中央区)が運営する専用Webページ「くまもっと旅行社。」において販売受付を開始しております。つばきの森「西平椿公園」アコウの巨木本県は、雲仙天草国立公園(天草地域)の豊かで美しい自然景観やキリシタン文化などを満喫いただくため、国立公園満喫プロジェクトの一環として、令和4年(2022年)3月に取組方針を策定し、本国立公園の自然・文化資源を活用した体験プログラムの造成やガイド育成を実施しました。今年度においては、これまでに造成した体験プログラムの常態的な販売、及び磨き上げ、並びに魅力発信を並行して実施することで、利用者数及び滞在時間の増加につながるよう取り組んでいます。各コンテンツの魅力を国内外に向けて広く発信していくためのプロモーション動画は、YouTubeをはじめとしたSNSを中心に配信しています。また、株式会社河内研究所(熊本市東区)が運営する熊本のローカル情報サイト「肥後ジャーナル」にて、各コンテンツの体験取材を通じたWeb記事を全国へオンライン配信中です。【天草市天草町】PV: 肥後ジャーナル記事: 1.「海を育むつばきの森でプチリトリート 原生林散策と椿油の生搾り体験」/5,500円天草西海岸サンセットラインにほど近い西平集落にある「つばきの森」。地元の人たちがこよなく愛す原生林を、ガイドと一緒に歩きます。日本の夕陽百選に認定され、天草灘の荒波に削られた岩礁群である「大ヶ瀬」・「小ヶ瀬」や、気候の良い日は野母崎半島(長崎県)や甑島列島(鹿児島県)を見渡す景勝地です。東シナ海の断崖絶壁に広がる7ヘクタールの斜面には、約2万本のヤブツバキが自生しており、花が見頃を迎える12~3月には野鳥たちのさえずりも。そして巨石を抱くアコウの木は“ラピュタの木”と呼ばれ話題を呼んでいます。散策の後は搾油場の見学や椿油の生搾り体験をお楽しみください。ティータイム付のプチリトリートです。西平椿公園(プチリトリート体験)【天草郡苓北町】PV: 肥後ジャーナル記事: 2.「天草陶石と富岡城が織りなす白亜の景観を巡る苓北まちあるき」/2,000円苓北町は世界有数の陶石産地です。天草西海岸を北上する沿海流によって、砂や礫(れき)が1万年もの時をかけて堆積し形成された富岡の砂嘴を富岡城跡から一望しながらガイドがご案内します。天草陶石の岩で埋め尽くされた白亜の海岸線と紺碧の天草灘が織り成す幻想的な景観を望む白岩崎海岸を見ることができます。白岩崎海岸3.「天草陶石の町苓北での手びねり陶芸体験 雲舟窯の器プレゼント付き」/3,400円世界有数の陶石産地である苓北町でしか体験できない、白い陶石を含ませた「白い粘土」での手びねりによる作陶を地元の窯元「雲舟窯」で体験します。【天草市御所浦町】PV: 肥後ジャーナル記事: 4.「御所浦の島はいくつある?島めぐりチャータークルージング」/40,000円御所浦港から海上タクシーに乗船。御所浦の島の歴史や自然のガイドを受けながら、島々を巡ります。航路中での上陸は2島。多くのえびす像が祀られる横浦島のご案内と無人島の黒島へ上陸してティータイムもあります。5.「恐竜の島 化石採集チャータークルージング」/33,000円ジュラ紀、白亜紀といった中生代の地層から数多くの化石が採取され、「恐竜の島」として知られる御所浦島近海をガイドに案内されながら海上タクシーでクルージングします。通常は行くことができない、むき出しとなったダイナミックな地層を目の当たりにできる「白亜紀の壁」を見上げながら化石採掘場へ上陸し発掘体験。採った化石はお土産として持ち帰りが可能です。紺碧の不知火海に浮かぶ大小18の島々からなる御所浦島近海の多島海風景はさながらエーゲ海を想わせる美しさです。御所浦島の化石発掘体験6.「伝馬船櫓漕ぎ体験」/2,000~3,000円一昔前には御所浦のどこでも見ることのできた小さな櫓こぎの舟「伝馬船(てんません)」。伝馬船は島の生活にはなくてはならない船であり、子どもたちの遊び道具でもありました。その伝馬船に乗り、櫓漕ぎ体験をしながら静かな入江を遊覧します。※島で採れた食材で作る田舎料理弁当が付いたプランもあります。【天草市倉岳町】PV: 肥後ジャーナル記事: 7.「『石垣の町 倉岳棚底』ゆっくりまち歩きと『メイドサロン』野草料理のランチ」/4,000円昔ながらの郷土文化が色濃く残る倉岳町棚底地区を地元ガイドと共に散策します!お昼は「メイドサロン」にて郷土料理づくり体験と野草ランチ。メイドサロンとは…メイドイン天草の食材(野草料理)で、冥土のみやげつくり(楽しい思い出作り、伝承の場)。冥土に近いものがおもてなしをいたします。8.「天草最高連峰『倉岳&矢筈岳』いいとこどりライトトレッキング」/3,500円天草最高峰(標高682m)の倉岳と峰続きの矢筈岳の2峰を地元の山を知り尽くしたガイドが案内します。それぞれの山頂には倉岳神社と金毘羅宮が鎮座し、北の島原半島から南の御所浦諸島まで360度のパノラマで絶景の天草諸島が見渡せます。矢筈岳まではゆるやかな九州自然歩道を散策します。トレッキングは倉岳中腹まで車で移動してからのショートコースですので、初心者や年配の方も安心して参加することができます。倉岳山頂の倉岳神社から望む八代海と御所浦の島々9.「『石垣の町 倉岳棚底』フットパス」/2,500円昔ながらの郷土文化が色濃く残る倉岳町棚底地区でフットパス!冬場の北風を防ぐために作られた手積みの石垣群と、農水路として石で組まれたトンネル「コグリ」が編み出す国内でも珍しい景観を地元ガイドと共に歩きます。Aコースでは棚底城跡がある山側、Bコースでは海岸に沿って海を眺めながら歩きます。天草市倉岳町棚底地区の石垣群 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月06日新国立劇場 2023 / 2024シーズン『デカローグ 1~10』が、4月13日(土) から7月15日(月・祝) に東京・新国立劇場 小劇場で上演される。このたび、演出を務める新国立劇場演劇芸術監督の小川絵梨子によるコメントが到着した。ポーランドの名匠クシシュトフ・キェシロフスキが発表した『デカローグ』。旧約聖書の十戒をモチーフに1980年代のポーランド、ワルシャワのとある団地を舞台にした、そこに住む人々の普遍的な愛と人間の弱さを描いた、十篇の連作集だ。本公演は全10話を大きく3つのタームに分け、4月から5月は『デカローグ1~4』を、5月から6月は『デカローグ5~6』を、そして6月から7月は『デカローグ7~10』を上演。総勢40名以上のキャストが出演する。小川は本作について「登場人物たちは皆、どこにでも存在し得る隣人として描かれており、日常を生きる中で一つ一つの選択に悩み、葛藤し、時には失敗をしたり後悔もします。また、どの選択が正しかったのか振り返った時にも分からず、曖昧で孤独な不安の中に取り残される事もあります。各エピソードは十戒をモチーフにしていますが、決して人間を裁き断罪する物語ではなく、寧ろ、人間を不完全な存在として認め、その迷いや弱さも含めて向き合うことを描いた物語となっています。そこには正解もハッピーエンドもないかもしれませんが、人間をそのままに見つめ寄り添う視点の奥底には、人への根源的な肯定と愛が流れているように感じます」とコメント。また「世界各地で戦争は続き、日々の生きづらさや、人生を生きることへの不安が簡単に消えることはありませんが、人間という存在への深い愛情と希望、そしてたとえ到達出来なくとも、人がより良い世界に向けて葛藤し続けることの必然と大切さを、この十篇の物語を通して少しでも描く事が出来たら幸いです」と思いを語っている。■小川絵梨子 コメント全文『デカローグ』は人生と愛についての連作集です。十篇がそれぞれ独立した作品でありつつ、登場人物はみな同じ団地の住人であることから互いに繋がってもおり、十篇が壮大な一つの物語ともなっています。 登場人物たちは皆、どこにでも存在し得る隣人として描かれており、日常を生きる中で一つ一つの選択に悩み、葛藤し、時には失敗をしたり後悔もします。また、どの選択が正しかったのか振り返った時にも分からず、曖昧で孤独な不安の中に取り残される事もあります。各エピソードは十戒をモチーフにしていますが、決して人間を裁き断罪する物語ではなく、寧ろ、人間を不完全な存在として認め、その迷いや弱さも含めて向き合うことを描いた物語となっています。そこには正解もハッピーエンドもないかもしれませんが、人間をそのままに見つめ寄り添う視点の奥底には、人への根源的な肯定と愛が流れているように感じます。世界各地で戦争は続き、日々の生きづらさや、人生を生きることへの不安が簡単に消えることはありませんが、人間という存在への深い愛情と希望、そしてたとえ到達出来なくとも、人がより良い世界に向けて葛藤し続けることの必然と大切さを、この十篇の物語を通して少しでも描く事が出来たら幸いです。<公演情報>新国立劇場 2023 / 2024シーズン『デカローグ 1~10』2024年4月13日(土)~7月15日(月・祝) 東京・新国立劇場 小劇場原作:クシシュトフ・キェシロフスキ/クシシュトフ・ピェシェヴィチ翻訳:久山宏一上演台本:須貝英演出:小川絵梨子/上村聡史デカローグ1~4(プログラムA&B 交互上演)公演日程:2024年4月13日(土)~5月6日(月・休)●プログラムA(デカローグ1、デカローグ3)デカローグ1:ある運命に関する物語演出:小川絵梨子出演:ノゾエ征爾 高橋惠子チョウヨンホ 森川由樹 鈴木勝大 浅野令子亀田佳明デカローグ3:あるクリスマス・イヴに関する物語演出:小川絵梨子出演:千葉哲也 小島聖ノゾエ征爾 浅野令子 鈴木勝大 チョウヨンホ 森川由樹亀田佳明●プログラムB(デカローグ2、デカローグ4)デカローグ2:ある選択に関する物語演出:上村聡史出演:前田亜季 益岡徹坂本慶介 近藤隼 松田佳央理亀田佳明デカローグ4:ある父と娘に関する物語演出:上村聡史出演:近藤芳正 夏子益岡徹 松田佳央理 坂本慶介 近藤隼亀田佳明デカローグ5~6(プログラムC)公演日程:2024年5月18日(土)~6月2日(日)●プログラムC(デカローグ5、デカローグ6)デカローグ5:ある殺人に関する物語演出:小川絵梨子出演:福崎那由他 渋谷謙人 寺十吾斉藤直樹 内田健介 名越志保 田中亨亀田佳明デカローグ6:ある愛に関する物語演出:上村聡史出演:仙名彩世 田中亨寺十吾 名越志保 斉藤直樹 内田健介亀田佳明デカローグ7~10(プログラムD&E 交互上演)公演日程:2024年6月22日(土)~7月15日(月・祝)●プログラムD(デカローグ7、デカローグ8)デカローグ7:ある告白に関する物語演出:上村聡史出演:吉田美月喜 章平 津田真澄大滝寛 田中穂先 堀元宗一朗 笹野美由紀 伊海実紗亀田佳明デカローグ8:ある過去に関する物語演出:上村聡史出演:高田聖子 岡本玲 大滝寛田中穂先 章平 堀元宗一朗 笹野美由紀 伊海実紗亀田佳明●プログラムE(デカローグ9、デカローグ10)デカローグ9:ある孤独に関する物語演出:小川絵梨子出演:伊達暁 万里紗 宮崎秋人笠井日向 鈴木将一朗 松本亮 石母田史朗亀田佳明デカローグ10:ある希望に関する物語演出:小川絵梨子出演:竪山隼太 石母田史朗鈴木将一朗 松本亮 伊達暁 宮崎秋人 笠井日向亀田佳明チケット情報:()公式サイト:
2024年02月01日「府中の森公園~もり公園にじいろ広場であそビンゴ!~」『だれでも、みんなで遊べる』府中の森公園の遊具広場(もり公園にじいろ広場)では、ビンゴ形式のコンテンツを2024年2月1日(木)にリリースします。ひとりひとりの”やりたい”と”たのしい”をかなえるコンテンツとなれるよう、遊具広場でお待ちしています。休憩場所やトイレ、売店、駐車場の位置が分かる便利な「こうえんマップ」機能付き!1.配信日2024年2月1日(木)~2.コンテンツについてフォントや配色など、視認性に配慮したデザイン便利な「こうえんマップ」機能3.参加方法①東京都公園協会公式アプリ「TOKYO PARKS PLAY」をダウンロード※アプリストアで「東京都公園協会」、「TOKYO PARKS PLAY」、「パープレ」のいずれかで検索。【Android Google Play】 【App Store】 ②「府中の森公園~もり公園にじいろ広場であそビンゴ!~」のバナーをタップしよう!③遊びをクリアして、3つの「にじーな」が縦・横・斜めのどこか1列に揃ったらビンゴ!1列ビンゴになったら、サービスセンターで画面を見せて、オリジナルグッズをもらおう!!!※無くなり次第、配布終了です。4.もり公園にじいろ広場(遊具広場)についてもり公園にじいろ広場は、『だれでも、みんなで遊べる広場』として2021年10月にオープンしました。子どもはだれでも、遊んで育つ。もり公園にじいろ広場が目指すのは、子どもひとりひとりの”やりたい”と”たのしい”をかなえる場になることです。※フェンス内(西エリア)利用時間:【4/1~8/31】9:00~17:00【9/1~3/31】9:00~16:00【ユニバーサルデザイン遊具のある都立公園】 5.アプリについて《アプリ名》「TOKYO PARKS PLAY」(東京パークスプレイ略称:パープレ)《提供元》公益財団法人東京都公園協会《対応OS》・iOS12以降のiPhone、iPadおよびiPod touchに対応(iPadおよびiPod touchの専用画面の設定はありません)・Android6以降《利用料金》無料(通信料が別途発生します)《主な機能》・公園で行うイベントの通知機能・公園の施設や園内の紹介・「遊び」や「ガイド」などのセルフガイドコンテンツ対象公園府中の森公園公式HP: 公式X(旧Twitter): 府中の森公園 公式HP : 府中の森公園 公式X(旧Twitter) : お問い合わせ先●府中の森公園についてのお問合せ府中の森公園サービスセンター(042-364-8021)受付時間:8時30分~17時30分●TOKYO PARKS PLAYについてのお問合せ公益財団法人 東京都公園協会公園事業部 事業開発課(03-3232-3028/担当:井上)受付時間:平日9時00分~17時00分 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年01月25日新国立劇場バレエ団 2023/2024シーズン『くるみ割り人形』が、12月22日(金) に東京・新国立劇場 オペラパレスで初日を迎えた。新国立劇場バレエ団では、少女クララがクリスマスに見た夢と冒険を通して成長する姿を描くイーグリング版を2017年より上演。まさに夢の中の浮遊感を表すような複雑なリフトが多く用いられ、主役から群舞まで高度なパートナリングや多彩なステップで魅せる新国立劇場バレエ団ならではの舞台で、新国立劇場の冬の風物詩として多くの人に愛されている。公演期間は2024年1月8日(月・祝) までで、全17公演が予定されている。<公演情報>新国立劇場バレエ団 2023/2024シーズン『くるみ割り人形』振付:ウエイン・イーグリング音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー指揮:冨田実里 ほか管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団合唱:東京少年少女合唱隊出演:新国立劇場バレエ団公演日程:2023年12月22日(金)~2024年1月8日(月・祝) 東京・新国立劇場 オペラパレスチケット情報:()公式サイト:
2023年12月25日新国立劇場 2023 / 2024シーズン『デカローグ 1~10』の公演詳細が発表された。ポーランドの名匠クシシュトフ・キェシロフスキが発表した『デカローグ』。旧約聖書の十戒をモチーフに1980年代のポーランド、ワルシャワのとある団地を舞台にした、そこに住む人々の普遍的な愛と人間の弱さを描いた、十篇の連作集だ。本公演は全10話を大きく3つのタームに分け、4月から5月は『デカローグ1~4』を、5月から6月は『デカローグ5~6』を、そして6月から7月は『デカローグ7~10』を上演。総勢40名以上のキャストが出演する。上演台本は、ロイヤルコート劇場との共同プロジェクト、劇作家ワークショップ発の作品『私の一ケ月』(2022年)の作家、須貝英が担当。演出は、新国立劇場演劇芸術監督の小川絵梨子、そして上演時間計7時間半の『エンジェルス・イン・アメリカ』二部作(2023年)の演出を手がけたことも記憶に新しい上村聡史のふたりが務める。<公演情報>新国立劇場 2023 / 2024シーズン『デカローグ 1~10』2024年4月13日(土)~7月15日(月・祝) 新国立劇場 小劇場デカローグ1~4(プログラムA&B 交互上演)公演日程:2024年4月13日(土)~5月6日(月・祝)●プログラムA(デカローグ1、デカローグ3)デカローグ1:ある運命に関する物語演出:小川絵梨子出演:ノゾエ征爾 高橋惠子チョウヨンホ 森川由樹 鈴木勝大 浅野令子亀田佳明デカローグ3:あるクリスマス・イヴに関する物語演出:小川絵梨子出演:千葉哲也 小島聖浅野令子 鈴木勝大 チョウヨンホ 森川由樹亀田佳明●プログラムB(デカローグ2、デカローグ4)デカローグ2:ある選択に関する物語演出:上村聡史出演:前田亜季 益岡徹坂本慶介 近藤隼 松田佳央理亀田佳明デカローグ4:ある父と娘に関する物語演出:上村聡史出演:近藤芳正 夏子松田佳央理 坂本慶介 近藤隼亀田佳明デカローグ5~6(プログラムC)公演日程:2024年5月18日(土)~6月2日(日)●プログラムC(デカローグ5、デカローグ6)デカローグ5:ある殺人に関する物語演出:小川絵梨子出演:福崎那由他 渋谷謙人 寺十吾斉藤直樹 内田健介 名越志保 田中亨亀田佳明デカローグ6:ある愛に関する物語演出:上村聡史出演:仙名彩世 田中亨寺十吾 名越志保 斉藤直樹 内田健介亀田佳明デカローグ7~10(プログラムD&E 交互上演)公演日程:2024年6月22日(土)~7月15日(月・祝)●プログラムD(デカローグ7、デカローグ8)デカローグ7:ある告白に関する物語演出:上村聡史出演:吉田美月喜 章平 津田真澄大滝寛 田中穂先 堀元宗一朗 笹野美由紀 伊海実紗亀田佳明デカローグ8:ある過去に関する物語演出:上村聡史出演:高田聖子 岡本玲 大滝寛田中穂先 章平 堀元宗一朗 笹野美由紀 伊海実紗亀田佳明●プログラムE(デカローグ9、デカローグ10)デカローグ9:ある孤独に関する物語演出:小川絵梨子出演:伊達暁 万里紗 宮崎秋人笠井日向 鈴木将一朗 松本亮 石母田史朗亀田佳明デカローグ10:ある希望に関する物語演出:小川絵梨子出演:竪山隼太 石母田史朗鈴木将一朗 松本亮 伊達暁 宮崎秋人 笠井日向亀田佳明公式サイト:
2023年12月01日提供:国立劇場撮影:二階堂健国立劇場、国立演芸場が2023年10月末日をもって、建て替えのため閉場となった。10月29日には閉場式が開催され、関係者やファンが57年の歴史を刻んだ建物との別れを惜しんだ。初代国立劇場は、明治期からの設立構想を経て1966年11月に開場。歌舞伎、文楽をはじめ、舞踊、邦楽、民俗芸能、声明、雅楽等を上演する劇場として長年親しまれてきた。その後、落語、講談等の大衆芸能のための国立演芸場が1979年3月に開場、ともに日本の伝統芸能の拠点として機能し、同時に伝統芸能の保存と振興の役割を担ってきたが、このたび老朽化に伴い閉場となる。中央)独立行政法人日本芸術文化振興会理事長 長谷川眞理子左から)文化庁長官・都倉俊一、文部科学大臣・盛山正仁、松竹株式会社代表取締役会長・迫本淳一、公益社団法人日本俳優協会理事長/一般社団法人伝統歌舞伎保存会 会長・尾上菊五郎(代読:中村時蔵)、公益財団法人文楽協会理事長・鳥井信吾(代理:業務執行理事・八瀬弘範)、公益社団法人日本舞踊協会会長・近藤誠一、一般社団法人日本演芸家連合会長・三笑亭夢太朗提供:国立劇場撮影:二階堂健劇場を運営する日本芸術文化振興会の長谷川眞理子理事長は「年々進む老朽化にいよいよ対応しきれなくなってきた。この半世紀あまりの社会状況の変化も大きく、車椅子のお客様への対応や女性トイレの不足などの基本的な問題をはじめ、その見直しや新たな機能の強化も求められている。そのため、国立劇場、国立演芸場、伝統芸能情報館を一旦閉場し、建て替えることとなりました」と説明。しかしながら「現時点では、昨今の資材の高騰や人手不足などにより、入札手続きに時間がかかっておりますが、一つひとつ解決を図ってまいります」と新劇場の開場目途が立っていないことにも触れつつも、「新たな国立劇場では、社会と伝統芸能との距離をさらに近づけるべく、最新の技術を活用しながら、さまざまな試みに取り組みたい」と話した。中央)文部科学大臣・盛山正仁提供:国立劇場撮影:二階堂健式典では各界からの挨拶も。盛山正仁文部科学大臣は「国立劇場、国立演芸場が送り出してきた研修生たちは、今ではそれぞれの分野で伝統芸能を支える存在として重要な役割を担っています。日本芸術文化振興会には、伝統芸能の伝承と創造の中核的拠点としての機能を強化する新しい国立劇場の整備を進めていただきます。文部科学省としても、伝統芸能の未来、新しい国立劇場の開業について、しっかりと取り組んでまいります」と約束をした。尾上菊五郎の代読として登壇した中村時蔵提供:国立劇場撮影:二階堂健伝統歌舞伎保存会会長である歌舞伎俳優の尾上菊五郎(代読:中村時蔵)は、「今から57年前、この国立劇場が初めて開場したときの驚きと感動は、今も鮮明に記憶しております。昭和41年11月、国立劇場が初めて開場し、2ヶ月かけて『菅原伝授手習鑑』が通し上演されました。最初に出演俳優と竹本、長唄、お囃子の人たちが目にしたのは、まず劇場の威容であり、稽古場の広さ、最先端の舞台、そして楽屋の広さでした。また大劇場の広々とした正面ロビーの中央に、私の祖父・六代目尾上菊五郎の鏡獅子の木彫が据えられているのを見て、身の引き締まる思いとともに、改めて歌舞伎の芸への敬意を抱きました」と懐かしみ、「歌舞伎の台本と演出を改めて見直すという国立劇場の基本方針は、我々出演者側にとって、戸惑いとともに、新たな創造の意欲を抱かせるものでした。以後、この国立劇場で復活上演され、歌舞伎の大切な財産になった作品がいくつも生み出されてきたことは、高く評価されていいと思います。六代目尾上菊五郎をモデルにした「鏡獅子」彫刻(平櫛田中作)また昭和45年から開始された歌舞伎俳優養成研修の終了生は、今では歌舞伎俳優の3分の1を占めるまでに至っています。歌舞伎音楽の竹本、鳴り物、長唄の演奏家養成も、大きな成果をあげています」と国立劇場が果たした役割にも触れ、「この国立劇場としばらくお別れをするのは本当に寂しい思いでいっぱいです。この舞台で演じてきた数々の役が走馬灯のように浮かんでまいります。しかしまた、いずれ立派な劇場として再開場する日を楽しみに待ちたいと存じます」とメッセージを寄せた。再開へ思いを託して。開場記念公演で第一声を発した仁左衛門の『お祭り』で締めくくり日本舞踊協会の近藤誠一会長は「新しい国立劇場も、最新のテクノロジーを使いつつも、心と心のつながりの場であるということをしっかりと認識の上、引き続き新しい時代における日本の伝統芸能の発展に、そして後世への継承に、世界への発信にご尽力いただくことを期待したい」と話し、日本演芸家連合の三笑亭夢太朗会長は「この大劇場の裏に演芸場がございます。演芸場の方では『裏に大劇場がある』と我々は言っておりますが……」と落語家らしく笑いをまぶしつつ、「寄席では特に、お囃子さんや太神楽といった曲芸さんの研修をしていただきました。今、寄席で一生懸命お三味線を弾いていらっしゃる方々は、皆さんこの研修生出身です。この研修がなかったら、寄席は三味線ナシでやっていたかも」と研修制度の重要性に触れつつ、「我々の演芸家連合は、東西併せて14の協会から成っている。毎年5月に振興会の後押しで演芸家連合の『大演芸まつり』というものをやっていた。来年からどうなるかわからないが、再開の折りにはぜひまた皆さまにお運びをいただきたく存じます」と思いのたけを語っていた。その後、式典では記念上演が行われ、日本舞踊『菊』(井上八千代演奏:富山清琴、藤舎名生ほか)、文楽『万才』(豊竹呂太夫、鶴澤清治、吉田和生、桐竹勘十郎ほか)、講談『扇の的』(神田松鯉)、そして最後に歌舞伎『お祭り』(片岡仁左衛門、清元延寿太夫、田中傳左衛門ほか)が披露された。井上八千代による日本舞踊『菊』提供:国立劇場撮影:二階堂健文楽『万才』より、左から)太夫:吉田和生、才蔵:桐竹勘十郎提供:国立劇場撮影:二階堂健神田松鯉による講談『扇の的』提供:国立劇場撮影:二階堂健歌舞伎『お祭り』より、中央) 片岡仁左衛門提供:国立劇場撮影:二階堂健仁左衛門は片岡孝夫時代の1966年、開場記念公演『菅原伝授手習鑑』に出演。大劇場における歌舞伎俳優の第一声を発したことも司会者より紹介された。その仁左衛門は『お祭り』でいなせな鳶頭として舞を披露。最後、花道での引っ込みでは客席に礼をしたのち、本舞台を振り返り、劇場に謝意を伝えるがごとく深々と一礼した姿も印象的だった。1966年の国立劇場開場記念公演『菅原伝授手習鑑』ポスター長谷川理事長によると「劇場が再開場するまでの間は、外部の劇場の施設において主催公演や養成研修事業を実施してまいります」とのことで、すでにシアター1010(東京・北千住)、新国立劇場(東京・初台)等での公演が発表になっているが、新生国立劇場再開場の情報も待たれるところだ。閉場記念式典当日の大劇場ロビー大劇場小劇場舞台国立演芸場舞台隣接する伝統芸能情報館も10月末をもって閉館取材・文・撮影(式典写真を除く劇場内・周辺写真):平野祥恵<今後の公演予定>■令和5年12月文楽公演『源平布引滝 (げんぺいぬのびきのたき)』竹生島遊覧の段・九郎助住家の段2023年12月4日(月)~2023年12月14日(木)■令和5年12月文楽鑑賞教室 / 社会人のための文楽鑑賞教室・『団子売(だんごうり)』・解説文楽の魅力・『傾城恋飛脚(けいせいこいびきゃく)』新口村の段2023年12月5日(火)~2023年12月14日(木)※12月8日(金)「Discover BUNRAKU - 外国人のための文楽鑑賞教室 -」開催会場:東京・シアター1010(足立区文化芸術劇場)■令和6年1月邦楽公演『源氏物語音楽絵巻』―演奏と朗読でたどる光源氏の生涯―2024年1月27日(土)会場:東京・新国立劇場 小劇場■令和6年1月歌舞伎公演2024年1月5日(金)~1月27日(土)会場:東京・新国立劇場中劇場■令和6年2月文楽公演2024年2月5日(月)~2月13日(火)会場:東京・日本青年館ホール■令和6年3月舞踊公演2024年3月24日(日)会場:東京・国立能楽堂※最新の公演情報は、「未来へつなぐ国立劇場プロジェクト」公式サイトにてご確認ください。「未来へつなぐ国立劇場プロジェクト」
2023年11月02日秋の光が丘公園で楽しもう!光が丘公園では2023年11月4日(土)5日(日)の2日間、「光が丘公園フェスタ」を開催いたします。光が丘公園は23区内屈指の大きな公園です。ここで「どんぐり工作」や「ふれあい動物園」、「ペットグッズワークショップ」、「働く車大集合」、「木登り体験(要電話予約)」など、楽しい催しがいっぱい!!是非ご参加ください。1.実施期間2023年11月4日(土)、5日(日)2.ブース紹介〇どんぐり祭り!・どんぐり工作※材料がなくなり次第終了どんぐりや秋の木の実を使って、工作してみよう!(午前の部前10時~12時、午後の部午後2時~4時)・どんぐりの木植樹~秋の実観察会未来の光が丘公園を育てるプロジェクト。どんぐりがなる木、コナラの苗を植樹します。その後、いろいろな秋の実を調べる観察会にご参加ください。(各日午後1時~先着10組)・秋の実ビンゴいろんな秋の実をさがして、ビンゴに挑戦!(自由参加)〇ペットと一緒に!by 株式会社カインズ・ペット撮影会写真撮影用に特別セット設置!・ペットと備える防災もしもの時どうする?パネルで紹介!・ペットの里親募集保護動物のパネル展示、里親募集。※募集動物の来場はありません。・ペットグッズワークショップペットと楽しい時間を過ごすための暮らしDIYを体験〇ふれあい動物園アルパカ、ポニー、ヤギ、ウサギ、ハムスター、フクロウなどかわいい小動物たちとふれあうことができます。いやしのひと時をお過ごしください。(予定)〇働く車大集合!・公園で働く車たちパワーカート、草刈機、ロボット草刈機の実演・パトカー、消防車、スケルトン清掃車など乗車体験、ミニ防火着試着3.ステージ地元を中心に活動するパフォーマーらによるビックリ、ドッキリの魅力あふれるステージをお届け!※詳細プログラムは当日お知らせします。4.イベントチラシイベントチラシイベントチラシ光が丘公園について所在地練馬区光が丘二・四丁目、旭町二丁目、板橋区赤塚新町三丁目開園日常時開園※サービスセンター及び各施設は年末年始は休業となります。※営業時間等はサービスセンターへお問い合わせ下さい。入園料無料(一部有料施設あり)交通都営地下鉄大江戸線「光が丘」(E38)下車徒歩8分、東武東上線「成増」・東京メトロ副都心線「地下鉄成増」(F02)・東京メトロ有楽町線「地下鉄成増」(Y02)下車徒歩15分東武東上線「成増」(南口)から西武バスにて光が丘駅・練馬高野台駅・南田中車庫ゆき「光が丘公園北」下車駐車場(有料)地図 : 光が丘公園公式HP : 光が丘公園公式X(旧Twitter) : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年10月25日新国立劇場の2023/24シーズンが、プッチーニ《修道女アンジェリカ》とラヴェル《子どもと魔法》のダブルビル(2本立て上演)で幕を開けた[10月1日(日)新国立劇場オペラパレス]。新国立劇場オペラ「修道女アンジェリカ」「子どもと魔法」のチケット情報はこちら正攻法の修道院のセットで演じられた《修道女アンジェリカ》。やはり何と言っても題名役のキアーラ・イゾットン(ソプラノ)が圧巻だ。伯母の公爵夫人によって息子の死が告げられた後の20分ほどは(合唱はあるものの)アンジェリカの一人芝居。会えないままに死んだわが子を思う悲痛なアリア〈母もなしに〉。毒をあおって自死を選ぶ罪と、それによって天国で子どもに会えないかもしれないことを悔い怖れる叫び。深い響きの力強い声で客席を唸らせた。事前開催のトークイベントで、ラストシーンの「奇跡」の描き方が見どころと語っていた演出の粟國淳。彼がアンジェリカに用意したのは、亡き子が聖母に導かれて現れるショーアップされた奇跡ではなく、黒い十字架の下の、孤独で静かな死だった。納得。休憩を挟んで後半はラヴェル。粟國は、ダブルビル上演でよくあるように舞台美術を共有するのでなく、2作品を独立した作品として扱う。アニメ映像が生の舞台へ変わっていくカラフルなファンタジー。子どもたちが観てもきっと楽しい、ワクワクする《子どもと魔法》を描き出した。主役の「子ども」を演じるクロエ・ブリオ(ソプラノ)を別にカウントすると、上映時間45分の短い作品の中に9人の歌手たちが入れ替わり立ち替わり登場して20の役を歌う。物語の構成上も、そして音楽的にも、そうした短いエピソードの集積でできているので、見どころ・聴きどころが満載だ。コロラトゥーラの名人芸からダンス音楽まで、さまざまなジャンルの音楽が玉手箱のように詰まっている。一人だけ、最初から最後まで出ずっぱりなのが子ども役のブリオ。フランスの若手だが、この役をすでに200回(!)歌っているそう。やんちゃな少年ぶりで、いわば狂言まわし的に各場面を巧みに結ぶ。ラヴェルっぽい4度下行の「ママ!」がメジャー7の和音とともにふっと消えるラストの、幻想的で不思議な余韻。指揮の沼尻竜典が東京フィルから音のニュアンスや色彩の変化を鮮やかに引き出すのを目の当たりにして、彼の作曲の師が、ラヴェルをことさらに愛した三善晃だったことをあらためて思い出した。公演は10月9日(月・祝)まで残り3公演。(宮本明)
2023年10月03日秋の夜長は、花と光で彩られた都立公園で過ごしませんか?都立公園では、新たな魅力ある大規模花壇を創出し 、四季を通じた花と光の演出によって公園の新しい楽しみ方をお届けする「花と光のムーブメント」を実施しています。2023年度の第二弾 は、1 0 月6日(金) から 武蔵野の緑香る 府中の森公園で 、また10 月19 日 (木) からは この日に開園150周年を迎える芝公園で開催いたします 。府中の森公園では、鮮やかな サンパチェンス の水中花壇と虹をテーマにした七色のライトアップを、芝公園ではドレスのような立体花壇や東京タワーを背景にした幻想的なライトアップ を楽しむことができ ます。また、それぞれの公園には期間限定のフォトスポットを設置する予定です。 この機会にぜひ、両公園にご来園ください!府中の森公園サンパチェンス水中花壇(昨年の様子)芝公園ライトアップ(イメージ)府中の森公園ライトアップ(イメージ)1.開催期間府中の森公園:令和5年10月6日(金)~11月5日(日)芝公園:令和5年10月19日(木)~11月19日(日)2.内容府中の森公園×サンパチェンス(1)大規模花壇の演出花の広場のモニュメント噴水及び石垣壁泉に、赤と白を基調としたサンパチェンスの水中花壇を配し、園内を特別な雰囲気に演出します。また、石垣壁泉とモニュメント噴水をつなぐ花のプロムナードの両脇には、5色のフォーチュンベゴニア花壇を設置します。噴水周辺のカラフルな花々をお楽しみください。モニュメント噴水水中花壇(昨年の様子)石垣壁泉水中花壇(昨年の様子)(2)ライトアップ (各日17時30分~21時)ユニバーサルデザイン遊具がある「もり公園にじいろ広場」の名称にちなみ、夜間は虹色(7色)のライトアップを実施します。また、石垣壁泉とモニュメント噴水のサンパチェンスの水中花壇では、昨年に引き続き、ソネングラスで温もりのあるライティングを行い、モニュメントのライトアップとともに秋の夜長の園内を優しく灯します。モニュメント噴水のライトアップ(昨年の様子)花のプロムナードの虹色ライトアップ(イメージ)(3)軽飲食の販売※荒天中止開催期間中は、園内の売店「パークス府中の森」にて花と光のムーブメントコラボ商品を販売するほか、12:00~19:00(予定)まで花のプロムナード付近にキッチンカーを出店し、軽飲食の販売を実施します。ぜひ、ライトアップされた園内をドリンクやフードとともにお楽しみください。※売店の営業時間は、9:00~17:00です。※キッチンカーは出店の無い日もございます。※キッチンカーの出店内容は日によって異なります。※出店日等の詳細については、府中の森公園特設HPでご確認ください。売店で販売するコラボ商品(4)「ちはやふる」コラボのフォトスポット花のプロムナードには、講談社の人気マンガ作品「ちはやふる」作者の末次由紀先生が当イベントのために特別に描き下ろしてくださったイラストを使用した、オリジナルフォトフレームを設置します。「ちはやふる」©末次由紀/講談社 コラボフォトフレーム(イメージ)(5)会場下記の図のエリアで実施いたします。芝公園×150th anniversary(1)花のタワーなど花装飾で開園150周年を祝福イベント初日に開園150周年を迎える芝公園では、御成門付近の公園入口でガーベラを中心とした高さ3mの花のタワー(立体花壇)が皆さまをお出迎え。芝公園150周年の文字が入ったフラワーキャンバスとともにアニバーサリーイヤーを盛り上げます。またフラワーキャンバスの裏側にはミラー装飾が施されており、鏡に映し出された東京タワーと一緒に記念撮影が可能です。他にも花で装飾した直径1.1mの水たまりに東京タワーを映し込んで写真が撮れる水鏡や、ハロウィン期間限定(10月19日~10月31日)で設置されるおばけカボチャを使ったフォトスポットなど、ここでしか楽しめないスポットが満載です!会場の4号地プロムナードガーベライメージ(2)ライトアップ (各日17時30分~21時)夜間は、東京タワーとカラーを合わせた、芝公園ならではの夜の景色が楽しめるライトアップを行います。芝公園ライトアップ(イメージ)芝公園ライトアップ(イメージ)(3)軽飲食の販売※荒天中止キッチンカーにて、ここでしか購入できないオリジナルメニューを販売いたします。●期間:10月19日(木)、20日(金)(17:30~21:00予定)10月21日(土)、22日(日)、11月4日(土)、5日(日)、11日(土)、12日(日)(13:00~21:00予定)●場所:4号地多目的運動広場※キッチンカーの出店の無い日もございます。※キッチンカーの出店内容は日によって異なります。※出店日等の詳細については、芝公園特設HPでご確認ください。(4)かぼちゃの絵付け体験※雨天中止ハロウィンシーズンに合わせて、直径10㎝程度の小ぶりのカボチャにマジックで絵をかいていただき、作品は完成後にお持ち帰りいただけます。●日時:10月22日(日)10:00~12:00●場所:4号地多目的運動広場●定員:30人(先着順)●申込方法:当日、9:30~開催場所付にて先着順で受付けさせていただきます。●参加費:無料●その他:1人1個とさせていただきます。中止の場合は、芝公園X(旧Twitter)にて告知させていただきます。芝公園 X(旧Twitter) : (5)会場下記の図のエリアで実施いたします。3.「花と光の百人一首」X(旧Twitter)投稿キャンペーン府中の森公園(2023年秋)、芝公園(2023年秋)、日比谷公園(2023年冬)、浮間公園(2024年春)の開催では、TVアニメ・実写映画でも話題を呼んだ人気マンガ作品「ちはやふる」(末次由紀著・講談社刊/単行本累計販売部数2,800万部)とコラボレーションし、公園ごとに設定するテーマを入れた短歌を募集する「花と光の百人一首」キャンペーンを実施いたします!応募作品の中から各公園20首、計100首を選び、花と光のムーブメントオリジナル百人一首を作成。入選者にはすてきなオリジナル商品をプレゼントいたします。キャンペーン詳細X(旧Twitter)投稿キャンペーン(全5公園)(対象公園:葛西臨海公園(終了)、府中の森公園、芝公園、日比谷公園、浮間公園)■第二弾府中の森公園<テーマ:にじ(虹)>キャンペーン実施期間:2023年10月6日~11月5日■第三弾芝公園<テーマ:祝>キャンペーン実施期間:2023年10月19日~11月19日指定のハッシュタグをつけて、公園ごとに設定するテーマを入れた短歌(五・七・五・七・七)をX(旧Twitter)で投稿してください。各公園20首(全5公園100首)を選出し、「花と光のムーブメント」オリジナル百人一首を作成します。選出者には、「ちはやふる」オリジナルポストカード(5枚セット)をプレゼント!また入選した短歌は、「花と光のムーブメント」の特設ページや、公式X(旧Twitter)で紹介させていただきます。<応募方法>下記3つの条件を満たすと応募完了となります。1.東京都公園協会広報公式X(旧Twitter)アカウント「@TokyoParks」をフォロー。2.応募する公園の公式X(旧Twitter)アカウント(「@ParksFucyunomo」または「@ParksSiba」)をフォロー。3. 「#花と光の百人一首」、「#府中の森公園」または「#芝公園」、「#花と光のムーブメント」の3つのハッシュタグを付けて、公園ごとのテーマ「虹」(府中の森公園)または「祝」(芝公園)を入れた短歌(五・七・五・七・七)を投稿。※投稿時、写真の有無は問いません。※応募される際は、必ず下記HPに記載の応募規約をご確認ください。東京都公園協会広報 公式X(旧Twitter) : 府中の森公園 公式X(旧Twitter) : 芝公園 公式X(旧Twitter) : <入選通知>選考の上、入選者には応募時に使用されたX(旧Twitter)アカウントへDM(ダイレクトメッセージ)にてご連絡いたします。また、キャンペーンサイト上でも、入選された短歌と入選者のX(旧Twitter)アカウント名を発表いたします。※詳しくは、「花と光のムーブメント」府中の森公園、芝公園それぞれの特設ページをご確認ください。府中の森公園、芝公園「花と光のムーブメント」特設ページ花と光のムーブメント|府中の森公園 x サンパチェス : 花と光のムーブメント|芝公園 x 150th anniversary : 4.今後の予定「花と光のムーブメント」は今後も以下の公園で実施予定です。令和5年度秋:駒沢オリンピック公園冬:葛西臨海公園、日比谷公園春:小金井公園、浮間公園、舎人公園5.注意事項・気象災害や電力需給のひっ迫状況等により、イベントや一部サービスを中止・休止・変更することがあります。ご来園前に公式ホームページ・公式X(旧Twitter)にて最新情報をご確認ください。・本行事は、皆様の安全に配慮しながら、節電して実施する予定です。電力を「へらす」「つくる」「ためる」HTTに、ご理解、ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。花と光のムーブメントについて「花と光のムーブメント」特設HP花と光のムーブメント : (府中の森公園、芝公園の特設ページは9月28日にオープン予定)府中の森公園・芝公園について府中の森公園都立府中の森公園は、府中基地跡地の一部を整備して作られた総合公園です。地域における総合文化・レクリエーションの拠点となっています。また、災害時の避難場所や大規模救出救助拠点候補地として、防災上の重要な役割を担っています。園内には、300mの桜並木「花のプロムナード」をはじめ、ジョギングコース、野球、テニス、サッカーなどの充実したスポーツ施設や、遊具広場や水辺の広場などがあります。また、著名作家による彫刻が11体配置されているほか、園内の府中市美術館、近隣に府中の森芸術劇場があり、いこいの場所としてだけでなく、スポーツ、文化施設を楽しむことができます。[所在地]府中市浅間町一丁目、緑町二丁目、天神町二丁目[交通案内]・京王線「東府中」下車徒歩10分・JR中央線「武蔵小金井」から京王バス(一本木経由)府中駅行き「天神町二丁目」下車[問い合わせ先]府中の森公園サービスセンター〒183-0001府中市浅間町1-3-1TEL 042-364-8021(開所時間8:30~17:30)府中の森公園 大きな広場府中の森公園 公式HP : 府中の森公園 公式X(旧Twitter) : 芝公園都立芝公園は、日本で最も古い公園の一つで、2023年10月19日で開園150周年を迎えます。明治6年の太政官布達によって、上野、浅草、深川、飛鳥山と共に芝の5カ所が、日本で最初の公園として指定され、以後の公園造 成のさきがけとなりました。当初は増上寺の境内を含む広い公園でしたが、戦後の政教分離によって境内の部分が除かれ、環状の公園になりました。園内には、歴史の古い公園らしく、クスノキ、ケヤキ、イチョウなどの大木がところどころにあります。また、現在、スポーツ施設として、野球場とテニスコートがありますが、芝公園は、明治35年に運動器具が備えられ、東京の公園における運動施設の始まりという歴史を持っています。[所在地]港区芝公園一・二・三・四丁目[交通案内]・JR「浜松町」下車徒歩12分・都営地下鉄三田線「芝公園」(I05)下車徒歩2分、「御成門」(I06)下車徒歩2分、・都営地下鉄浅草線・大江戸線「大門」(A09・E20)下車徒歩5分、・都営地下鉄大江戸線「赤羽橋」(E21)下車徒歩2分[問い合わせ先]芝公園サービスセンター〒105-0011港区芝公園4-10-17TEL 03-3431-4359(開所時間8:30~17:30)芝公園 4号地プロムナード芝公園 公式HP : 芝公園 公式X(旧Twitter) : 都市公園制度制定150周年について明治6(1873)年1月15日の太政官布達第十六号により、日本における都市公園制度がスタートし、最初の都立公園となる上野公園と芝公園が開園しました。令和5(2023)年は、この太政官布達により都立公園が開園して150年を迎える記念の年となります。これまでの都立公園の歴史や果たしてきた役割を振り返りつつ、公園の魅力を発信し、更なる発展を図る機会となるよう、「東京都都市公園制度制定150周年記念事業」を国や関係団体と連携しながら進めていきます。東京都都市公園制度制定150周年特設サイト : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年09月28日“スラブ最高のオーケストラ”とも称されるウクライナ国立フィルハーモニー交響楽団が4年ぶりに来日し、12月に日本各地で公演を行う。ウクライナ国立フィルハーモニー交響楽団は、1995年にキーウに本拠を置く国立フィルハーモニー協会の専属オーケストラとして創設。古くはミルシテイン、オイストラフ、ホロヴィッツ、リヒテルなどの大巨匠を生み出してきたウクライナの伝統を受け継ぎ、主に拠点キーウで年間50回以上の定期公演を行うほか、ヨーロッパ全土から客演に招かれ活動している。しかし、2022年2月にウクライナへの侵攻が始まり、楽団の活動も中止。団員の中には軍に志願した人もいるが、戦火に苦しむ市民から「心の癒しがほしい」という声を受け同年9月に定期演奏会を再開した。現在もリハーサルや公演が空襲警報で中断する日々が続くが、ウクライナの人々から愛され、公演は満席が続いているという。今回が9度目の来日で、“家路”のメロディーでおなじみのドヴォルザーク『新世界より』や、ベートーヴェンが残した偉大なる人間賛歌『第九』を含む多彩なプログラムを披露する予定。東京公演ではチケット代金のうち 1000円が人道支援の義援金として在日本ウクライナ大使館に寄付されるほか、音楽を通して支援の輪を広げる取り組みが予定されている。ミコラ・ジャジューラ (C)三浦興一ウクライナ国立フィルハーモニー交響楽団 日本ツアー■チケット情報ウクライナ国立フィルハーモニー交響楽団 新世界&第九12月22日(金) 19:00開演東京芸術劇場 コンサートホールほか、以下の日程で開催12月7日 青森12月9日 盛岡12月10日 山形12月13日 札幌12月15日 山梨12月16日 沼津12月17日 新潟12月19日 立川12月20日 市川12月21日 武蔵野12月23日 福島12月24日 塩尻12月25日 岩国12月26日 熊本12月27日 福岡12月29日 山口12月31日 大阪2024年1月1日 大阪出演:ウクライナ国立フィルハーモニー交響楽団ミコラ・ジャジューラ(指揮)アントニー・ケドロヴスキー(指揮/12月24日、29日)テチアナ・ガニーナ(ソプラノ)アンジェリーナ・シュヴァツカ(アルト)ドミトロ・クズミン(テノール)セルギィ・マゲラ(バス)フジコ・ヘミング(ピアノ/12月7日、20日)村田夏帆(ヴァイオリン/12月10日、25日)荒川太一(ヴァイオリン/12月16日)野田枝里(フルート/12月16日)
2023年09月21日米ユタ州のアーチーズ国立公園で、父親の遺灰を撒きにやって来た男性が遺体で発見された。死因は熱中症と見られているという。San Antonio Express-Newsによると、遺体の身元はテキサス州オースティンのジェームズ・バーナード・ヘンドリックスさん(66)と特定された。ヘンドリックスさんは先月末、Facebookで「父との最後の旅」と題し、火葬した父親の遺骨を撒く旅に出ていることを明かしていた。7月29日の投稿では、「アーチーズ国立公園へは入場予約をしていないので、交通規制がかからない早朝に入るつもりだ。早朝の方が光量があって写真にも適している」と綴っており、これが最後の更新となった。8月1日の朝、パークレンジャーがヘンドリックスさんの車を登山口の駐車場で発見。間もなく遊歩道から外れた場所でヘンドリックスさんの遺体が見つかった。持っていた水筒は空になっていたという。ヘンドリックスさんの妹ルースさんは、「暑さと脱水、そして高地という悪条件が重なり、意識を失ってしまったのではないでしょうか。そうでなければ遊歩道から離れるはずがありません。ジミーは自然を敬い、知的で、経験豊富な探検家でした」とFacebookに投稿。アーチーズ国立公園は標高の高い砂漠地帯に位置し、天然の砂岩でできた無数のアーチで知られている。ヘンドリックスさんが行方不明となる前日は、気温が32度を超えていたとDaily Mailは伝えている。
2023年08月09日小企画展「美術館の悪ものたち」が、東京・上野の国立西洋美術館にて、2023年9月3日(日)まで開催される。国立西洋美術館に潜む「悪ものたち」に着目国立西洋美術館が所蔵する作品には、多くの「悪ものたち」が登場する。お金に目がくらむ若者、若い女性にうつつを抜かし、あるいは嫉妬する老人、盗人たち。ひいては悪魔や魔女といった悪を象徴する存在やその手下たち、死の象徴でもある憎々しい骸骨などがその例である。小企画展「美術館の悪ものたち」は、国立西洋美術館が所蔵する作品に見られる「悪ものたち」に着目した展覧会。15世紀から20世紀初頭にかけての所蔵版画作品を中心に紹介する。画面の中に描かれた個性的で、時にコミカルな姿で表される悪ものたちの姿を通じて、芸術家の豊かな空想力を感じることができる。会場では、「罪深い人々」「悪魔と魔女」「魔物」「死」「近代都市の悪ものたち」に分けて版画数十点、絵画数点を展示。特にマルカントニオ・ライモンディやアルブレヒト・デューラーが描いた各ジャンルの「悪ものたち」の作品を鑑賞できる。悪に対するかつての西洋の価値観を垣間見るはるか昔に描かれた「悪」や「正しくないこと」は、現代の価値観とマッチするものもあれば、理解に苦しむものもある。たとえば殺人や嫉妬は「悪」であり「正しくないこと」であるのに対し、大食いが罪とされるのには違和感を覚えるように、善悪の線引きは、古来より変わらないものもあれば、時代や地域、社会によって異なるのである。18世紀末期以降に脱宗教化・世俗化が進むと、「悪」を客観的に捉え社会批判を含んだ絵画なども多く描かれるようになる。「近代都市の悪ものたち」の章では、フランシスコ・ホセ・デ・ゴヤ・イ・ルシエンテスやオノレ・ドーミエらによる作品も展示される。本展は、「悪」に対する西洋の価値観の一端にも触れることができる展覧会となっている。展覧会概要小企画展「美術館の悪ものたち」会期:2023年6月27日(火)~9月3日(日)会場:国立西洋美術館 新館2階 版画素描展示室住所:東京都台東区上野公園7-7開館時間:9:30~17:30(金・土曜日は9:30~20:00)※入館は閉館の30分前まで休館日:月曜日※ただし8月14日(月)は開館観覧料:一般 500円(400円)、大学生 250円(200円)※( )内は20名以上の団体料金(オンラインにて要事前予約)※高校生以下および18歳未満、65歳以上は無料(入館時に学生証または年齢の確認できるものを提示)※心身障害者および付添者1名は無料(入館時に障害者手帳を提示)※7月9日(日)、8月13日(日)、9月3日(日)(Kawasaki Free Sunday)は本展および常設展は観覧無料※8月26日(土)(にぎやかサタデー)は本展、常設展および企画展は観覧無料※本展は常設展の観覧券または企画展「スペインのイメージ:版画を通じて写し伝わるすがた」(7月4日(火)~9月3日(日))観覧当日に限り、同展観覧券で観覧可【問い合わせ先】TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)
2023年07月24日ル・コルビュジエ建築の世界遺産「国立西洋美術館」の知られざる舞台裏を描くドキュメンタリー映画『わたしたちの国立西洋美術館 奇跡のコレクションの舞台裏』より、井浦新がナレーションを担当した予告編が公開された。上野にある「国立西洋美術館」は、東アジア最大級の西洋美術コレクションを誇り、日本を代表する美術館として知られる。本作では、2020年に創建当時の姿に近づける整備のために休館した美術館の内部にカメラが入り、1年半の長期にわたり密着。所蔵作品のお引越しの全貌を記録したほか、絵画や彫刻の保存修復作業、コレクションの調査研究や国内・海外の美術館への巡回展、特別展の企画開催など、知られざる舞台裏に迫った。今回公開された映像は、数々の美術番組に出演、ガイドブックや展覧会グッズの制作にも関わるなど、美術愛の深さで知られる井浦さんが、知られざる美術館の舞台裏の世界へと誘いこむ。所蔵作品が展示される美術館のシーンから始まり、休館し観客がいなくなった場面へと移り変わる。前庭リニューアル工事の模様をはじめ、普段は決して見られない収蔵庫の内部、展覧会の打ち合わせ風景や購入作品決定の会議など、貴重なシーンが登場。関係者のインタビューでは、美術館の目前に迫る危機的状況が明かされる。ナレーションを終え、井浦さんは「美術館で働く人々のことは、お客さんは知らなくても良いかもしれない。だけど、知ってから美術館に行って美術を見ると、もっと楽しくなる」と言い、「この映画を見て、国立西洋美術館に行ったら、見る前とは国立西洋美術館の見方や過ごし方がきっと変わる。映画を見てから美術館に行くのもいいし、行ってから映画を見ても、どっちも楽しい。無機質に感じるかもしれない美術館も、実は生き物なんです」とコメントを寄せている。なお、井浦さんが担当したのは、予告編のナレーション。本編にはナレーションは入っていない。『わたしたちの国立西洋美術館 奇跡のコレクションの舞台裏』は7月15日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:わたしたちの国立西洋美術館 ~奇跡のコレクションの舞台裏~ 2023年7月15日よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開©大墻敦
2023年06月19日新国立劇場2022/2023シーズン演劇『楽園』が、6月8日(木) に新国立劇場 小劇場で初日を迎えた。『楽園』は、日本の劇作家の新作を届けるシリーズ【未来につなぐもの】の第3弾で、□字ック主宰、演出家、映画監督など幅広く活動する山田佳奈の新作。日本のどこかの島を舞台に繰り広げられる女たちの物語で、伝統継承と変化に揺れる地方都市の姿を通して、現代の日本が抱える問題を描く。出演者は、豊原江理佳、土居志央梨、西尾まり、清水直子、深谷美歩、中原三千代、増子倭文江の7人。演出は、劇団俳優座に所属し、劇団外でも幅広く活躍する眞鍋卓嗣が務める。山田は「俳優7名と演出家の眞鍋さんが紡いでくださった今作は、どこか遠い島の出来事のようでもありますが、我々が直面している多くのことを内在しています。それらが客席の皆さんにどのような形で伝わり、観劇後にどのような読後感となるのか。劇作家として、この瞬間に立ち会えたことを嬉しく思います」とコメント。また、眞鍋は「昨今、世の中は物ごとの隔たりが極端になり、いったいどこに向かうのか不安な気持ちになります。お客様には気軽に楽しんで頂きながら、少しでもそのような私たちの現在地とその先について考えを巡らせてもらえたら嬉しいです」と呼びかけた。左から)中原三千代、清水直子、豊原江理佳、増子倭文江、西尾まり、深谷美歩、土居志央梨(撮影:田中亜紀)『楽園』は6月25日(日) まで同所で上演される。■作・山田佳奈 コメント実際に取材を重ねてきたものが、既視感のある景色としてではなく、新たな物語として舞台上に立ち上がりました。俳優7名と演出家の眞鍋さんが紡いでくださった今作は、どこか遠い島の出来事のようでもありますが、我々が直面している多くのことを内在しています。それらが客席の皆さんにどのような形で伝わり、観劇後にどのような読後感となるのか。劇作家として、この瞬間に立ち会えたことを嬉しく思います。「未来につなぐもの」というテーマで描いてきたシリーズ第三弾として、多くの人に手渡せるバトンとなっていれば幸いです。■演出・眞鍋卓嗣 コメントいよいよスタートしました。出演者、スタッフ、全ての方が、この作品にとても前向きに関わってくださったことに心から感謝いたします。昨今、世の中は物ごとの隔たりが極端になり、いったいどこに向かうのか不安な気持ちになります。お客様には気軽に楽しんで頂きながら、少しでもそのような私たちの現在地とその先について考えを巡らせてもらえたら嬉しいです。<公演情報>シリーズ【未来につなぐもの】第3弾『楽園』6月8日(木)~25日(日) 新国立劇場小劇場作:山田佳奈演出:眞鍋卓嗣出演:豊原江理佳、土居志央梨、西尾まり、清水直子、深谷美歩、中原三千代、増子倭文江公式HP:
2023年06月09日万博記念公園にて、「万博記念公園 あじさい祭」が開催される。期間は、2023年6月3日(土)から25日(日)まで。約30品種・約4,000株のあじさい「万博記念公園 あじさい祭」は、約30品種・約4,000株のあじさいを楽しめるイベント。ガクアジサイやホンアジサイを筆頭に、青や紫、ピンク、白など、色鮮やかなあじさいが咲き誇る。また、あじさいを季題とした俳句の募集も行っているので、そちらも合わせて楽しみたい。詳細「万博記念公園 あじさい祭」開催期間:2023年6月3日(土)~25日(日) ※水曜日定休時間:9:30~17:00(最終入園 16:30)場所:万博記念公園 自然文化園 あじさいの森住所:大阪府吹田市千里万博公園入園料:大人260円、小中学生80円(自然文化園・日本庭園共通)■あじさいの俳句募集募集期間:2023年6月3日(土)~6月11日(日)【問い合わせ先】万博記念公園コールセンターTEL:0120-1970-89 / 06-6877-7387(9:30~17:00)
2023年06月07日特別展「和食 ~日本の自然、人々の知恵~」が、東京・上野公園の国立科学博物館にて、2023年10月28日(土)から2024年2月25日(日)まで開催される。科学や歴史など多角的視点で「和食」の魅力に迫る「和食」にフォーカスを当てる特別展「和食」は、バラエティ豊かな標本や資料とともに、科学や歴史など多角的な視点から和食の魅力に迫る展覧会。日本列島の自然が育んだ多様な食材や、人々の知恵・工夫によって生み出された技術、和食の歴史的変遷と未来について目を向け、身近なようで意外と知らない和食の世界を紐解いていく。魚、野菜など多様な日本の食材まず注目したいのは、和食に用いられる食材の多様性。食の基本となる水、キノコ、山菜、野菜、海藻、魚介類と、世界でも有数の生物多様性を誇る日本列島の食材について、実物大模型やレプリカ、標本などを用いながら紹介する。例えば、日本の野菜は、実はほとんどが外国原産。野菜がどのように日本に渡ってきたのかを辿る歴史や、品種改良によって生まれた多様性を目にすることができる。また、バラエティ豊かな和食を支える“発酵”の技術や出汁についても、科学的な視点から解説する。卑弥呼や徳川家康の食卓を再現また、和食そのものの発展の歴史についても着目する。卑弥呼や徳川家康など、歴史上の偉人たちの食卓を再現模型で紹介する他、江戸時代の“ファストフード”ともいえる寿司、天ぷら、そばの屋台の再現展示も登場。縄文時代から現代まで、人々の知恵やおもてなしの心、海外との交流を通じて進化し、発展を続けてきた和食の“おいしい歴史”を辿っていく。インタラクティブに魚介を学ぶ映像展示もインタラクティブな映像を使った展示も。日本近海に生息する魚介を紹介する映像展示は、日本列島の周りを泳ぐ魚影に手をかざすと解説が飛び出てくる仕組み。また、四季折々の美しい和食を映し出す映像展示も登場する。“和食展応援キャラクター”にリラックマ和食展応援キャラクターに、誕生20周年を迎える人気キャラクター・リラックマが起用される。ごはんとおやつが大好物のリラックマは、本展の応援キャラクターにぴったりだ。また本展オリジナルイラストには、リラックマとコリラックマ、キイロイトリが、ご飯、味噌汁、魚、海藻などの和食に欠かせない要素を身に纏っている姿が描かれており、和食展をゆるっと盛り上げてくれる。会場の特設ショップでは、本展オリジナルイラストを使用した会場限定グッズをはじめ、「和食×リラックマ」のぬいぐるみなど会場限定グッズも販売予定。食材に扮したリラックマたちを詰めた「お弁当ぬいぐるみ」付きの企画券も予定されており、あわせて要チェックだ。【詳細】特別展「和食 ~日本の自然、人々の知恵~」開催期間:2023年10月28日(土)〜2024年2月25日(日)※本展は、当初は2020年に開催予定だったが中止となったため、改めて開催するもの。場所:国立科学博物館(東京・上野公園)住所:東京都台東区上野公園7-20※休館日や開館時間、入場料等の詳細は決定次第、展覧会公式サイトで告知。※会期・展示内容等は変更になる場合あり。※東京展開催以降、全国巡回予定。【問い合わせ先】TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)
2023年05月01日(代々木公園、大泉中央公園、汐入公園の「おはなし会」1回目開催時間変更)全国訪問おはなし隊4月21日に発出いたしました本リリースについて、一部開催時間に変更が出ましたため、訂正して再発出いたします。すでに4/21の記事をご確認いただいた方には大変申し訳ありませんが、何卒よろしくお願いいたします。(4月25日)【変更点】代々木公園、大泉中央公園、汐入公園の「おはなし会」①の開催時間【変更内容】(訂正前)①10:30~11:00(訂正後)①11:00~11:30複数の都立公園に、講談社「全国訪問おはなし隊」による絵本のキャラバンカーとおはなし会がやってきます!550冊の絵本がぎっしりつまったキャラバンカーが公園を訪問します。楽しい絵本の読み聞かせタイムも!開放的な公園で、お子さまとともに絵本にふれる時間をお楽しみください。開催日時・開催場所【代々木公園】●開催日時:4/22(土)、5/7(日)、5/13(土)、5/28(日)、6/11(日)各日10:00~15:00●開催場所:西門近く、サービスセンター横●絵本読み聞かせ「おはなし会」開催時間:①11:00~11:30②13:00~13:30③14:00~14:30【大泉中央公園】●開催日時:4/30(日)10:00~15:00●開催場所:サービスセンター横、センター広場●絵本読み聞かせ「おはなし会」開催時間:①11:00~11:30②13:00~13:30③14:00~14:30【高井戸公園】●開催日時:5/21(日)10:00~15:00●開催場所:サービスセンター近く、芝生広場●絵本読み聞かせ「おはなし会」開催時間:①11:00~11:30②13:00~13:30③14:00~14:30【汐入公園】●開催日時:6/4(日)10:00~15:00●開催場所:サービスセンター正面、臨時駐車場内●絵本読み聞かせ「おはなし会」開催時間:①11:00~11:30②13:00~13:30③14:00~14:30※「おはなし会」開催時間以外は、キャラバンカーの中の絵本を自由に読んでいただけます。おはなし隊とは子どもたちと本とのたくさんの出会いの場をつくるため、夢あふれるキャラバンカーに絵本を載せて、全国におはなしを届ける読書推進活動です。1999年に講談社90周年事業としてスタートし、これまで全国約2万3000ヵ所を訪問してきました。絵本の読み聞かせは主に2歳から小学校低学年の子どもが対象ですが、絵本は何歳でもお楽しみいただけます。共催株式会社講談社◆講談社 「全国訪問 おはなし隊」 について詳細は下記をチェック!読み聞かせ動画(公式HP) : 最新情報(公式Twitter) : 絵本の紹介(公式Instagram) : 参加方法開催期間中はどなたでも無料でご参加いただけます。開催時間内に開催場所にお越しください。<参加の際のお願い>・新型コロナやインフルエンザなど感染症対策にご協力をお願いいたします。・キャラバンカーに入るのは「マスク着用の方のみ」とさせていただきます。※雨天の場合は中止となります。最新情報は各公園のTwitterにてお知らせいたします。代々木公園 Twitter : 大泉中央公園 Twitter : 高井戸公園 Twitter : 汐入公園 Twitter : 各公園について代々木公園●所在地:渋谷区代々木神園町、神南二丁目●開園日:常時開園※サービスセンター及び各施設は年末年始は休業となります。※営業時間等はサービスセンターへお問い合わせ下さい。●入園料:無料(一部有料施設あり)●交通案内:・JR「原宿」下車徒歩3分 東京メトロ千代田線「代々木公園」(C02)下車徒歩3分・東京メトロ千代田線・副都心線「明治神宮前(原宿)」(C03、F15)下車徒歩3分・小田急線「代々木八幡」下車徒歩6分駐車場(有料)※土・日・祝のご来園は、公園前の道路が混雑しますので、公共交通機関をご利用ください。※公道での代々木駐車場への入庫待ちはご遠慮くださいますよう、お願いいたします。また、混雑状況により、入庫規制をさせていただく場合がございますので、予めご了承ください。●問合先:代々木公園サービスセンター〒151-0052渋谷区代々木神園町2-1TEL 03-3469-6081代々木公園HP : 地図 : 代々木公園園内マップ大泉中央公園●所在地:練馬区大泉学園町九丁目●開園日:常時開園※サービスセンター及び各施設は年末年始は休業となります。※営業時間等はサービスセンターへお問い合わせください。●入園料:無料(一部有料施設あり)●交通案内:・東武東上線「成増駅南口」から大泉学園駅北口行きバス「長久保」または「大泉中央公園」下車(所要20分)・西武池袋線「大泉学園駅北口」から成増駅南口行きバス「長久保」または「大泉中央公園」下車(所要20分)駐車場(有料)●問合先:大泉中央公園サービスセンター〒178-0061練馬区大泉学園町9-4-3TEL 03-3867-8096大泉中央公園HP : 地図 : 大泉中央公園園内マップ高井戸公園●所在地:杉並区久我山二丁目●開園日:常時開園※サービスセンター開所時間:8:30~17:30(年末年始は除く)●入園料:無料●交通案内:・京王井の頭線「富士見ヶ丘」下車徒歩5分・京王井の頭線「久我山」下車徒歩10分・京王線「千歳烏山」から関東バス「久我山病院行」終点下車徒歩12分駐車場(有料)●問合先:高井戸公園サービスセンター〒168-0082杉並区久我山2-19-43TEL 03-3331-1336高井戸公園HP : 地図 : 高井戸公園園内マップ汐入公園●所在地:荒川区南千住八丁目●開園日:常時開園※サービスセンター及び各施設は年末年始は休業となります。※営業時間等はサービスセンターへお問い合わせ下さい。●入園料:無料(一部有料施設あり)●交通案内:JR常磐線・東京メトロ日比谷線・つくばエクスプレス「南千住」下車徒歩12分駐車場(有料)●問合先:汐入公園サービスセンター〒116-0003荒川区南千住8-13-1TEL 03-3807-5181汐入公園HP : 地図 : 汐入公園園内マップ 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年04月25日4月~6月は代々木公園、大泉中央公園、高井戸公園、汐入公園で開催。読み聞かせタイムも!全国訪問おはなし隊複数の都立公園に、講談社「全国訪問おはなし隊」による絵本のキャラバンカーとおはなし会がやってきます!550冊の絵本がぎっしりつまったキャラバンカーが公園を訪問します。楽しい絵本の読み聞かせタイムも!開放的な公園で、お子さまとともに絵本にふれる時間をお楽しみください。※4/25、下記の点が変更となりました。【変更点】代々木公園、大泉中央公園、汐入公園の「おはなし会」①の開催時間【変更内容】(訂正前)①10:30~11:00(訂正後)①11:00~11:30開催日時・開催場所【代々木公園】●開催日時:4/22(土)、5/7(日)、5/13(土)、5/28(日)、6/11(日)各日10:00~15:00●開催場所:西門近く、サービスセンター横●絵本読み聞かせ「おはなし会」開催時間:①11:00~11:30②13:00~13:30③14:00~14:30【大泉中央公園】●開催日時:4/30(日)10:00~15:00●開催場所:サービスセンター横、センター広場●絵本読み聞かせ「おはなし会」開催時間:①11:00~11:30②13:00~13:30③14:00~14:30【高井戸公園】●開催日時:5/21(日)10:00~15:00●開催場所:サービスセンター近く、芝生広場●絵本読み聞かせ「おはなし会」開催時間:①11:00~11:30②13:00~13:30③14:00~14:30【汐入公園】●開催日時:6/4(日)10:00~15:00●開催場所:サービスセンター正面、臨時駐車場内●絵本読み聞かせ「おはなし会」開催時間:①11:00~11:30②13:00~13:30③14:00~14:30※「おはなし会」開催時間以外は、キャラバンカーの中の絵本を自由に読んでいただけます。おはなし隊とは子どもたちと本とのたくさんの出会いの場をつくるため、夢あふれるキャラバンカーに絵本を載せて、全国におはなしを届ける読書推進活動です。1999年に講談社90周年事業としてスタートし、これまで全国約2万3000ヵ所を訪問してきました。絵本の読み聞かせは主に2歳から小学校低学年の子どもが対象ですが、絵本は何歳でもお楽しみいただけます。共催株式会社講談社◆講談社 「全国訪問 おはなし隊」 について詳細は下記をチェック!読み聞かせ動画(公式HP) : 最新情報(公式Twitter) : 絵本の紹介(公式Instagram) : 参加方法開催期間中はどなたでも無料でご参加いただけます。開催時間内に開催場所にお越しください。<参加の際のお願い>・新型コロナやインフルエンザなど感染症対策にご協力をお願いいたします。・キャラバンカーに入るのは「マスク着用の方のみ」とさせていただきます。※雨天の場合は中止となります。最新情報は各公園のTwitterにてお知らせいたします。代々木公園 Twitter : 大泉中央公園 Twitter : 高井戸公園 Twitter : 汐入公園 Twitter : 各公園について代々木公園●所在地:渋谷区代々木神園町、神南二丁目●開園日:常時開園※サービスセンター及び各施設は年末年始は休業となります。※営業時間等はサービスセンターへお問い合わせ下さい。●入園料:無料(一部有料施設あり)●交通案内:・JR「原宿」下車徒歩3分 東京メトロ千代田線「代々木公園」(C02)下車徒歩3分・東京メトロ千代田線・副都心線「明治神宮前(原宿)」(C03、F15)下車徒歩3分・小田急線「代々木八幡」下車徒歩6分駐車場(有料)※土・日・祝のご来園は、公園前の道路が混雑しますので、公共交通機関をご利用ください。※公道での代々木駐車場への入庫待ちはご遠慮くださいますよう、お願いいたします。また、混雑状況により、入庫規制をさせていただく場合がございますので、予めご了承ください。●問合先:代々木公園サービスセンター〒151-0052渋谷区代々木神園町2-1TEL 03-3469-6081代々木公園HP : 地図 : 代々木公園園内マップ大泉中央公園●所在地:練馬区大泉学園町九丁目●開園日:常時開園※サービスセンター及び各施設は年末年始は休業となります。※営業時間等はサービスセンターへお問い合わせください。●入園料:無料(一部有料施設あり)●交通案内:・東武東上線「成増駅南口」から大泉学園駅北口行きバス「長久保」または「大泉中央公園」下車(所要20分)・西武池袋線「大泉学園駅北口」から成増駅南口行きバス「長久保」または「大泉中央公園」下車(所要20分)駐車場(有料)●問合先:大泉中央公園サービスセンター〒178-0061練馬区大泉学園町9-4-3TEL 03-3867-8096大泉中央公園HP : 地図 : 大泉中央公園園内マップ高井戸公園●所在地:杉並区久我山二丁目●開園日:常時開園※サービスセンター開所時間:8:30~17:30(年末年始は除く)●入園料:無料●交通案内:・京王井の頭線「富士見ヶ丘」下車徒歩5分・京王井の頭線「久我山」下車徒歩10分・京王線「千歳烏山」から関東バス「久我山病院行」終点下車徒歩12分駐車場(有料)●問合先:高井戸公園サービスセンター〒168-0082杉並区久我山2-19-43TEL 03-3331-1336高井戸公園HP : 地図 : 高井戸公園園内マップ汐入公園●所在地:荒川区南千住八丁目●開園日:常時開園※サービスセンター及び各施設は年末年始は休業となります。※営業時間等はサービスセンターへお問い合わせ下さい。●入園料:無料(一部有料施設あり)●交通案内:JR常磐線・東京メトロ日比谷線・つくばエクスプレス「南千住」下車徒歩12分駐車場(有料)●問合先:汐入公園サービスセンター〒116-0003荒川区南千住8-13-1TEL 03-3807-5181汐入公園HP : 地図 : 汐入公園園内マップ 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年04月21日国立文化財機構 文化財活用センター〈ぶんかつ〉が作品輸送費等を支出し、東京国立博物館・京都国立博物館・奈良国立博物館・九州国立博物館の4つの国立博物館が収蔵品を貸し出す「国立博物館収蔵品貸与促進事業」において、2023年度事業の実施対象館が決定いたしました。これにより国立博物館が所蔵する各地域ゆかりの文化財72件が、島根、長野、山口、広島、兵庫、福岡の6県7施設で順次公開される予定です。■2023年度 国立博物館収蔵品貸与促進事業 実施対象館(会期順)美術館・博物館:島根県芸術文化センター(島根県立石見美術館)(島根県)展覧会名 :「没後150年 山本琴谷と津和野藩の絵師たち」会期(予定) :2023年7月8日(土)~2023年8月28日(月)貸与予定件数 :7件美術館・博物館:市立岡谷美術考古館(長野県)展覧会名 :「東京国立博物館にある岡谷のお宝展示~岡谷の弥生を知る、115年ぶりの里帰り~」(仮)会期(予定) :2023年7月15日(土)~2023年9月18日(月・祝)貸与予定件数 :13件美術館・博物館:山口県立山口博物館(山口県)展覧会名 :「やまぐち 大考古博」(仮)会期(予定) :2023年7月21日(金)~2023年9月3日(日)貸与予定件数 :13件美術館・博物館:広島県立歴史民俗資料館(広島県)展覧会名 :「三次鵜飼と日本の鵜飼」会期(予定) :2023年10月6日(金)~2023年11月26日(日)貸与予定件数 :7件美術館・博物館:兵庫県立美術館(兵庫県)展覧会名 :「生誕180年記念 呉昌碩の世界―海上派と西泠名家―」(仮)会期(予定) :2024年1月13日(土)~2024年4月7日(日)貸与予定件数 :11件美術館・博物館:糸島市立伊都国歴史博物館(福岡県)展覧会名 :「東西日本の弥生文化~東京国立博物館収蔵コレクションより~」会期(予定) :2024年1月27日(土)~2024年3月17日(日)貸与予定件数 :19件美術館・博物館:下関市立美術館(山口県)展覧会名 :開館40周年記念特別展「狩野芳崖 継がれる想い~悲母観音の<いま>」(仮)会期(予定) :2024年2月6日(火)~2024年3月17日(日)貸与予定件数 :2件■2023年度 国立博物館収蔵品貸与促進事業 展覧会概要(会期順)◆島根県立石見美術館「没後150年 山本琴谷と津和野藩の絵師たち」 貸与予定件数:7件会期 : 2023年7月8日(土)~2023年8月28日(月)URL : Twitter : Instagram : Facebook : みどころ : 山本琴谷(1811~1873)は、石見国(現在の島根県西部)津和野藩の絵師です。津和野藩家老の多胡逸斎に絵を学び、後に渡辺崋山、高久靄がい(がい=がんだれ+圭)、椿椿山に師事しました。嘉永6年(1853)に津和野藩より絵師を命じられ、津和野地域や江戸近隣の画事に従事し、多くの作品を残しました。令和5年(2023)が琴谷の没後150年にあたることを記念して開催する本展では、東京国立博物館から貸し出す7件をはじめ、津和野地域に現存する琴谷の作品を一堂に会し、その画業を幅広く紹介します。また、琴谷以外の津和野藩の画人たちの作品も展示し、彼らの多彩な魅力にも迫ります。童児擁猫図(部分) 山本琴谷 明治時代・19世紀 絹本着色 東京国立博物館蔵◆市立岡谷美術考古館「東京国立博物館にある岡谷のお宝展示 ~岡谷の弥生を知る、115年ぶりの里帰り~」(仮) 貸与予定件数:13件会期 : 2023年7月15日(土)~2023年9月18日(月・祝)URL : みどころ : 岡谷市は長野県の南信地方に位置し、諏訪湖の西岸に面する都市です。移転開館10周年を記念して開催する本展では、代表的な収蔵作品の一挙公開を試みます。 考古展示の目玉は、明治40年(1907)に平野村(現・岡谷市)の天王垣外から出土した玉類の数々です。玉類の持つ重要性や同時代の近隣遺跡を紹介し、弥生時代中期の岡谷市の状況を考察します。東京国立博物館からは岡谷市出土の勾玉や管玉といった考古資料13件を貸し出します。天王垣外出土品 弥生時代(中期)・前2~前1世紀 長野県岡谷市天竜町・中央町・本町天王垣外出土 東京国立博物館蔵◆山口県立山口博物館「やまぐち 大考古博」(仮) 貸与予定件数:13件会期 : 2023年7月21日(金)~2023年9月3日(日)URL : Instagram : Facebook : みどころ : 山口県は、東アジアと日本列島の海上交通網を結ぶ地政学上の要であり、弥生時代には大陸や半島からの渡来と交流、古墳時代には瀬戸内海ルートを重視したヤマト王権とのつながり、古代には「和同開珎」鋳造に代表される先進的な手工業生産など、人々の往来と文化の交流による歴史が積み重ねられてきました。本展は、山口県の歴史や文化に親しむ展覧会として、旧石器時代から江戸時代まで、考古学による地域の魅力を県内外に広く紹介します。東京国立博物館からは、山口県山口市の赤妻古墳出土の「四獣鏡」や「巴形銅器」など、地域ゆかりの考古資料13件を貸し出します。巴形銅器 古墳時代・5世紀 山口市 赤妻古墳出土 東京国立博物館蔵◆広島県立歴史民俗資料館「三次鵜飼と日本の鵜飼」 貸与予定件数:7件会期 : 2023年10月6日(金)~2023年11月26日(日)URL : みどころ : 古事記や万葉集にも登場する「鵜飼」は長い歴史をもつ伝統的な漁法です。広島県三次市の「三次鵜飼」は原初的な形態を保ったまま近世以前から続き、広島県無形民俗文化財に指定されています。本展は、古代以前に遡る鵜飼の歴史性や、絵画や造形で表現された鵜飼の持つ美術性や精神性など、日本文化の中での鵜飼の位置づけを明らかにしたうえで、三次鵜飼の持つ特徴を紹介する展覧会です。東京国立博物館から、鵜飼が描かれた近代洋画「長良川鵜飼」を含む5件、京都国立博物館からは水辺に漂う鵜飼舟に飛び交う鵜が表された「帷子 淡浅葱麻地御所解(鵜飼)文様」などの2件を貸し出します。帷子 淡浅葱麻地御所解(鵜飼)文様 江戸時代・18~19世紀 京都国立博物館◆兵庫県立美術館「生誕180年記念 呉昌碩の世界―海上派と西泠名家―」(仮) 貸与予定件数:11件会期 : 2024年1月13日(土)~2024年4月7日(日)URL : Twitter : Instagram : Facebook : みどころ : 清朝末期から中華民国時代に活躍した呉昌碩(1844~1927)は、清朝最後の文人といわれ、生涯にわたって古代文字である石鼓文の臨書に励み、その風韻を書・画・篆刻に結実させました。生誕180年にあたる2024年、呉昌碩の名品を中心に、その師弟や子息、また呉昌碩が初代社長を務めた西泠印社の創始者である呉隠・葉銘・丁仁・王し(し=示へん+是)とこれに続く諸名家の作品を展示します。さらにこれらの西泠名家と日本人との交流を回顧することで、呉昌碩が果たした功績とその影響を顕彰します。本展では、東京国立博物館から「墨竹図軸」など8件を、京都国立博物館からは3件を貸し出します。墨竹図軸 呉昌碩筆 清時代・19世紀 紙本墨画 高島菊次郎氏寄贈 東京国立博物館蔵◆糸島市立伊都国歴史博物館「東西日本の弥生文化 ~東京国立博物館収蔵コレクションより~」 貸与予定件数:19件会期 : 2024年1月27日(土)~2024年3月17日(日)URL : Instagram : Facebook : みどころ : 伊都国は、『魏志倭人伝』に記される、福岡県糸島市付近に比定される弥生時代の国で、邪馬台諸国のなかで政治、外交上重要な地位を占めていました。本展は、日本列島における弥生時代の稲作文化や土器の変遷、青銅器文化について、北部九州の資料をはじめ、山陰・瀬戸内・近畿・北陸・東海、そして東日本などの地域色のある弥生文化(続縄文文化)の資料をとおして、それぞれの地域の歴史的特色を紹介する展覧会です。東京国立博物館から、重要文化財「台付壺」などの考古資料19件を貸し出します。重要文化財 台付壺 弥生時代(後期)・1~3世紀 愛知県名古屋市 高蔵貝塚出土 徳川頼貞氏寄贈 東京国立博物館蔵◆下関市立美術館開館40周年記念特別展「狩野芳崖 継がれる想い~悲母観音の<いま>」(仮) 貸与予定件数:2件会期 : 2024年1月20日(土)~2024年3月3日(日)URL : Twitter : Instagram : Facebook : みどころ : 本展は、下関ゆかりの日本画家・狩野芳崖(1828~1888)の代表作である「悲母観音」(1888年、東京芸術大学蔵、重要文化財)、「仁王捉鬼」(1887年、東京国立近代美術館蔵)に着目する展覧会です。東京美術学校での教育的模倣作をはじめとする明治後期~昭和初期頃に描かれた諸作品から現代美術まで、《悲母観音》の模倣作やそこからインスピレーションを受けた作品、オマージュ作品を展観し、あらためて芳崖の近現代美術への影響力について考えます。東京国立博物館からは、川島織物の主任画師の東翠石が模写して下絵を製作し、二代川島甚兵衛が綴織に仕上げ、明治28年(1895)に京都で行われた第4回内国勧業博覧会へ出品された「悲母観音図綴織額」を含む2件を貸し出します。悲母観音図綴織額(綴織部分) 二代川島甚兵衛作 明治28年(1895) 東京国立博物館蔵※展覧会情報は2023年3月23日現在のものです。今後、変更になる場合があります。最新情報は各美術館・博物館の公式ウェブサイトなどでご確認ください■2024年度「国立博物館収蔵品貸与促進事業」募集予定2023年4月3日(月)から、2024年度国立博物館収蔵品貸与促進事業実施対象館の申請受付が開始されます。申請受付期間:2023年4月3日(月)~6月30日(金)[17時必着]貸与促進事業の申請、展覧会情報に関する詳細は、以下の〈ぶんかつ〉公式ウェブサイトでご確認いただけます。URL: 全国の美術館・博物館からのご応募をお待ちしています。2024年度国立博物館収蔵品貸与促進事業 募集チラシ■文化財活用センター 2018年に設置された、文化財活用のためのナショナルセンター。「文化財を1000年先、2000年先の未来に伝えるために、すべての人びとが、考え、参加する社会をつくる」というビジョンを掲げ、「ひとりでも多くの人が文化財に親しむ機会をつくる」ことをミッションとして、さまざまな活動をしている。■ぶんかつSNSぶんかつ公式サイト Twitter @cpcp_nich ぶんかつ Instagram @cpcp_nich ぶんかつ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月23日奥入瀬(おいらせ)渓流沿いに建つ唯一のリゾートホテル「星野リゾート奥入瀬渓流ホテル」では、2023年7月20日~8月31日の期間、国立公園で50種類の苔を探し出す自由研究プログラム「奥入瀬コケ博士」を今年も実施します。苔の聖地である奥入瀬渓流で、ネイチャーガイドからその特徴や生態を学び、苔を知りつくし、オリジナルの「コケ博士レポート」に、観察した環境、手触り、自分の気づきを書き記すことで、夏休みの自由研究が完成します。背景十和田八幡平(とわだはちまんたい)国立公園内に位置する奥入瀬渓流は、国の特別名勝、天然記念物、国立公園の特別保護地区に指定されている、自然豊かな場所です。奥入瀬渓流は緩急の変化に富んだ流れや、数多くの滝があり、それらの水しぶきで湿潤な環境が保たれています。日本に生息している約1800種類の苔のうちの300種類以上が奥入瀬渓流に生息しており、2013年には「日本の貴重なコケの森」に選定されました。苔の聖地とも呼ばれている奥入瀬渓流で、本物の苔に触れながら、奥深いその生態や魅力を学んでほしいという想いで、2022年に当プログラムを考案しました。2023年は奥入瀬渓流で観察できる50種類の苔を探し出し、その違いや奥深さを学んで「奥入瀬コケ博士」を目指します。プログラムの紹介■ステップ1苔に精通したネイチャーガイドから学ぶジャゴケコツボゴケオオシッポゴケ奥入瀬渓流の代表的な苔の特徴やその生態について、まず予習します。教えてくれるのは、奥入瀬渓流の苔に精通したネイチャーガイドです。苔は他の植物とは違い、土から栄養を吸い上げるための根がありません。そのため、栄養がほとんどない岩の上や樹の上など、他の植物が好まない環境に生息します。また種子をつくらず、小さい胞子や、自分のクローンである無性芽(むせいが)(*1)で繁殖するなど、ユニークな生態をしています。蛇のような模様をしている「ジャゴケ」や、花のような形をした「コツボゴケ」、ふさふさした手触りの「オオシッポゴケ」など、その特徴を事前に学ぶことで、苔探しがさらに楽しくなります。*1植物体の一部が本体から離れて、新しい個体になるように分化した体の部分。ステップ2奥入瀬渓流で50種類のコケを探し出す【NEW】ネイチャーガイドから学んだあとは、奥入瀬渓流で50種類の苔を探し出します。一見同じように見えても、ルーペを使って観察すると、葉っぱの形や、色合いなどの細かいデザインの違いや、奥深さに気づけます。苔の生えている場所は、樹木の上や岩の上、水の中など、さまざまです。環境を変えると観察できる種類は大きく変化し、同じ場所で立ったりしゃがんだりするだけで、たくさんの苔を見つけられます。至る所で苔を観察できる奥入瀬渓流で、50種類の苔を探し出し、その特徴を深く知る「奥入瀬コケ博士」を目指します。ステップ3コケ博士レポートで自由研究が完成観察を通して学んだことを、当プログラムオリジナルの「コケ博士レポート」にまとめます。コケ博士レポートは、その生態だけでなく、観察した環境、手触り、自分の気づきなどを書き留めることができる、当プログラムオリジナルのレポートです。学んだ特徴や手触りを自分の言葉で記すと、自由研究が完成します。奥入瀬渓流で見られる50種類の苔がリストになっているため、プログラムで観察したものを記録するだけでなく、家に帰ってからも苔を探し、そのときの気づきや学びを記録して、自分だけのコケ博士レポートを作ることができます。「奥入瀬コケ博士」概要期間:2023年7月20日~8月31日時間:13:00~16:00料金:1名4,950円(税込)含まれるもの:送迎、ネイチャーガイドによる案内、ルーペのレンタル、コケ博士レポート定員:4名まで予約:公式サイト([ ]{ })にて1週間前まで受付対象:小学4年生~6年生推奨場所:奥入瀬渓流中流域備考:天候により、アクティビティが中止になる場合があります。星野リゾート奥入瀬渓流ホテル奥入瀬渓流沿いに建つ唯一のリゾートホテル。渓流が目の前に広がる露天風呂や岡本太郎作の巨大暖炉が印象的なロビーが癒しの空間を醸し出します。「渓流スローライフ」をコンセプトに心から満たされる滞在を演出します。〒034-0301 青森県十和田市大字奥瀬字栃久保231/客室数 187室[ ]{ } 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年03月23日新国立劇場バレエ団によるピーター・ライト版『白鳥の湖』が、 6月10日(土) から6月18日(日) にかけて新国立劇場オペラパレスにて再演される。クラシック・バレエのアイコニックな作品として有名な『白鳥の湖』。王子と姫の恋、それを邪魔する悪役、そして情景を美しく表現するコール・ド・バレエというクラシック・バレエの基本要素が凝縮され、白鳥のオデットと黒鳥のオディールという性格の違う二役を一人のダンサーが踊るのが大きな特徴だ。新国立劇場バレエ団『白鳥の湖』2021年公演より撮影:鹿摩隆司今回のピーター・ライトによるプロダクションでは、英国らしいシェイクスピア劇のような演劇的要素が盛り込まれており、本国でも長年愛され続けている。日本では、新国立劇場バレエ団の2021/2022シーズン最初の演目として上演された。本公演ではプロローグ冒頭、王の葬儀のシーンから物語がスタートし、王子をはじめとするキャラクターたちの置かれた状況や設定が論理的に示され、それぞれの心理描写も緻密に表現。3幕の宮廷の舞踏会、王子の花嫁候補たちの踊りも独特な演出のひとつで、民族舞踊の群舞だけでなく、3人の花嫁候補がヴァリエーションを踊り、各々が国を代表してやってきたというストーリーがしっかりと見える演出に。そのほか、4幕のそれぞれが意思をもった白鳥たちのドラマティックな群舞や衝撃的なラストなど、期待の高まる公演となっている。<公演情報>2022/2023 シーズン新国立劇場バレエ団『白鳥の湖』Swan Lake2023年6月10日(土)~18日(日) 新国立劇場オペラパレス芸術監督:吉田都振付:マリウス・プティパ、レフ・イワーノフ、ピーター・ライト演出:ピーター・ライト共同演出:ガリーナ・サムソワ音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー美術・衣裳:フィリップ・プロウズ照明:ピーター・タイガン指揮:ポール・マーフィー、冨田実里管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団出演:新国立劇場バレエ団【公演日程】6月10日(土) 14:006月11日(日) 13:00/18:306月13日(火) 13:306月14日(水) 13:306月15日(木) 13:306月17日(土) 13:00/18:306月18日(日) 14:00※ロビー開場は開演60分前、客席開場は開演45分前。開演後のご入場は制限させていただきます。※予定上演時間 約3時間(休憩含む)【チケット料金(税込)】S席:14,300円A席:12,100円B席:8,800円C席:6,600円D席:4,400円Z席:1,650円※Z席は舞台のほとんどが見えないお席です。※Z席は、公演当日10:00から、新国立劇場Webボックスオフィスおよびセブン-イレブンの端末操作により全席先着販売いたします。1人1枚です。※上記の方法での先着販売後、残席がある場合は、公演当日11:00からボックスオフィス窓口でも販売いたします。※電話での予約は承れません。■先行受付3月19日(日) 10:00~■一般発売3月25日(土) 10:00~チケットはこちら:公式サイト:
2023年03月18日養老鉄道では、養老公園県営100周年を記念した企画を実施します。詳細は以下のとおりです。1.養老公園県営100周年ヘッドマーク車両の運行養老公園県営100周年記念ヘッドマークを掲出した車両を運行します。(1)掲出車両 3両編成(1編成)(2)掲出期間 令和5年3月11日~令和6年3月予定(クロージングイベントまで)2.養老公園県営100周年記念往復割引きっぷの発売養老駅と養老鉄道各駅間で使用できる、お得な「往復割引きっぷ」を発売します。(1)発売期間 令和5年3月4日(土)から令和5年9月30日(土)まで(※発売枚数に達し次第終了)(2)利用期間 令和5年3月11日(土)から令和5年9月30日(土)までの間(3)発売枚数 2,500枚(4)発売箇所 養老鉄道有人各駅(桑名駅含む)、霞渓舎(池野駅)、ひよしの里(広神戸駅前)(5)購入者特典 養老天命反転地入園無料、養老ランド入場料割引、養老町観光インフォメーションで記念品プレゼント(6)発売額(各発駅から)桑名・播磨・美濃本郷・揖斐 大人 1,000円、小児 500円下深谷・下野代・北神戸~北池野 大人 900円、小児 450円多度・東赤坂・広神戸 大人 800円、小児 400円美濃松山・石津・大垣~北大垣 大人 700円、小児 350円美濃山崎・美濃青柳・西大垣 大人 600円、小児 300円駒野・大外羽・友江 大人 500円、小児 250円美濃津屋・烏江・美濃高田 大人 400円、小児 200円3.系統板マグネットの発売養老公園県営100周年記念ヘッドマークおよび過去に運行していた「こどもの国号」のヘッドマークをデザインしたマグネットを発売します。(1)発売期間 令和5年3月11日から令和6年3月まで(※こどもの国号は期間の定めなし)(2)発売数量 100周年ロゴVer. 250枚、こどもの国号Ver. 250枚(3)発売価格 各500円(4)発売箇所 イベント会場および養老駅での限定発売(※養老駅は令和6年3月までの発売)以 上 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月07日新国立劇場2022/2023シーズン演劇『楽園』が、6月8日(木) から25日(日) に新国立劇場 小劇場で上演される。『楽園』は、日本の劇作家の新作を届けるシリーズ【未来につなぐもの】の第3弾で、□字ック主宰、演出家、映画監督など幅広く活動する山田佳奈の新作。日本のどこかの島を舞台に繰り広げられる女たちの物語で、伝統継承と変化に揺れる地方都市の姿を通して、現代の日本が抱える問題を描く。出演者は、豊原江理佳、土居志央梨、西尾まり、清水直子、深谷美歩、中原三千代、増子倭文江。演出は、劇団俳優座に所属し、劇団外でも幅広く活躍する眞鍋卓嗣が務める。■作:山田佳奈 コメント様々な価値観が急速で変化していく新しい時代に、自分はどうあるべきなのか――。「未来につなぐもの」というテーマで戯曲を書きおろすことが決まったとき、わたしの頭に真っ先に思い浮かんだのは、取材で訪れた離島のことでした。手付かずの大自然が残る絶景に、息を吞むほど美しい海。そこにはまさに天国のような世界が拡がっていて、かつてこの島が戦場であったという事実が信じ難いものでもありました。いつの時代も我々は懸命に生きて、その度に変化してきました。それらは動物の進化・絶滅と同じで、生き残るために導き出した正しい選択の成果です。しかし現代では必要以上に正しい選択を重視するようになり、ときに反対の意思を示す対象を否定して攻撃するようにもなりました。果たして正しい選択とは何なのでしょう。持続可能な未来を築くためにSDGsの目標が掲げられ、環境、貧困、教育、ジェンダーギャップなど多くの問題を前に、我々は何を選んで、何を考えなければならないのか。いままでと同じやり方では上手くいかない中で、将来に対する悲観的な気持ちも湧いてきますが、これからの進化に向かって、女性として何を理想としていくのか。それら全てに結論を出すのはとても難しいことだけど、わたしは不完全を受け入れて、歴史を受け容れたい。まずは知るところから始めたいと考えています。■演出:眞鍋卓嗣 コメント不安は分断を生み出す。私たちは不安だから意見の違う相手を嫌う。不安だからレッテルを貼り知ったつもりになる。不安だから反対の立場の人間を切り落とそうとする。しかし、その分断がどれだけ意味のあることなのか。結局は敵だと思っている人間も自分と地続きの場所に立っている。相手の場所を切り崩せば、自分の足場を少なくしていることに変わりはない。不安や不安定とどう付き合うか。それが、これから求められる人間的強さになるのかもしれない。人は不安定から逃げるために決めつけたがるが、それでうまくいく世の中とは到底思えない。山田佳奈さんと作品について打ち合わせをさせていただいているうちに、このようなことが頭に浮かんできた。山田さんは非常に熱心で、これまでのご自身のスタイルに留まらずに描こうとする強い意欲を感じる。その熱に私も存分に応えたい。出演者もスタッフも素晴らしい方々に集まっていただくことができた。はじめましての方も多く、どのような化学反応が起きるか予想がつかないが、みんなで、この大きなテーマである「未来につなぐもの」を紡ぎ出したいと思っている。<公演情報>新国立劇場2022/2023シーズン演劇『楽園』6月8日(木) ~25日(日) 新国立劇場 小劇場作:山田佳奈演出:眞鍋卓嗣出演:豊原江理佳土居志央梨西尾まり清水直子深谷美歩中原三千代増子倭文江【チケット情報】A席7,700円(税込)B席3,300円(税込)一般発売日:4月8日(土) 10:00~詳細はこちら:
2023年02月22日特別展「恐竜博2023」が、東京・上野公園の国立科学博物館で2023年3月14日(火)から6月18日(日)まで開催される。特別展「恐竜博2023」剣竜や鎧竜の進化について解説特別展「恐竜博2023」は、身を守るためにトゲやプレートを進化させた剣竜や鎧竜の進化について解説する展覧会。恐竜たちの「攻・守」という観点から恐竜の進化を読み解きなおしていく。ズール・クルリヴァスタトルの実物化石を“日本初公開”目玉は、“日本初公開”となるズール・クルリヴァスタトルの実物化石。“鎧竜史上最高の完全度”と謳われるズール・クルリヴァスタトルのダイナミックな実物化石を間近で鑑賞できる。ティラノサウルス「タイソン」を世界初公開“世界初公開”となる、ティラノサウルス・レックス「タイソン」の実物化石が組み込まれた全身骨格にも注目したい。「タイソン」は、6,600万年前から時が止まっていたかのような良好な保存状態で、アメリカ・モンタナ州に分布するヘルクリーク層から発見されたティラノサウルス・レックス。頭部の一部(前関節骨)や胸の叉骨など、ティラノサウルスの中でも発見例が少ない部位の実物化石が使われていることに加え、「タイソン」よりも体の小さいティラノサウルスが咬みついたと考える“上腕骨の咬み痕”などが確認できる貴重な個体だ。「恐竜博2023」のオリジナルグッズ会場内の特設ショップでは、「恐竜博2023」限定のオリジナルグッズを幅広く用意。中でも注目したいのは、最新学説をもとに恐竜を綿密に立体化したフルカラー版オフィシャルカプセルフィギュアだ。日本初公開の“美しき鎧竜”「ズール」、ズールと対峙する捕食者「ゴルゴサウルス」、新種の大型肉食恐竜「マイプ」、恐竜王「ティラノサウルス」などの生体復元と骨格モデル全5種類を用意する。「遊☆戯☆王」とのコラボレーショングッズも必見。メガラプトル類をイメージした描き起こしイラストによる限定商品2種が店頭に並ぶ。音声ガイドナビゲーターに賀来賢人なお、特別展「恐竜博2023」の音声ガイドナビゲーターは、俳優の賀来賢人が担当。音声ガイドでは、「恐竜博2023」を監修した国立科学博物館 副館長・真鍋真の解説や恐竜クイズなどを楽しめる。【詳細】特別展「恐竜博2023」■東京会場会期:2023年3月14日(火)~6月18日(日)会場:国立科学博物館(東京・上野公園)住所:東京都台東区上野公園7-20開館時間:9:00~17:00(入場は16:30まで)※ただし、毎週土曜日、4月30日(日)~5月7日(日)は19:00まで延長(入場は18:30まで)※常設展示は17:00閉館(入場は16:30まで)休館日:月曜日※ただし、3月27日・4月3日・5月1日・6月12日は開館入場料:一般・大学生 2,200円、小・中・高校生 600円※未就学児は無料。日時指定予約は必要。※障害者手帳所持者とその介護者1名は無料。日時指定予約は必要。※時間帯ごとに定員を設けている。そのため、入場者は展覧会公式サイトより日時指定予約が必要。当日、博物館で販売する当日券での入場枠も設けているが、入場まで待ち時間が発生する場合がある。入場枠が完売した際は入場不可。※学生証、各種証明書所持者は、入場時に要提示。※「恐竜博2023」観覧者は、同日に限り常設展示(地球館・日本館)も観覧可能。ただし常設展示の開館時間内に限る。※一度購入したチケットのキャンセル・券種変更・払戻・再発行は不可(ただし、「アソビュー!」のみキャンセル可能)。※再入場不可。※会場内の混雑等により、入場までに待ち時間が発生する場合がある。※土、日曜日、祝日および会期末は予約・購入できない可能性が高くなる。早めの予約・購入を推奨。■大阪会場会期:2023年7月7日(金)~9月24日(日)※予定会場:大阪市立自然史博物館(大阪・長居公園)住所:大阪府大阪市東住吉区長居公園1-23【問い合わせ先】・東京会場TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)
2023年02月11日■前回のあらすじるみちゃん親子と別れた私たち。この世にはいろんな子どもがいて、あの子のような子は多分たくさんいる。しかし、私のようななんの覚悟もない人間にできることはないのだと、自分の現実を悲しく思うのでした。娘が入園した後、あの子と一緒に遊んだ公園に行かなくなった私。ある日、買い物途中にあの公園をのぞいてみると、あの子を発見したのでした。次回に続く「あの子」(全22話)は12時更新!
2023年01月26日